JPH08509940A - 水滴のつかない分配器蛇口を有するボトル入り水ステーション - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ボトル入り水ステーションは、ステーションリザーバから冷却水を分配するのに使用するための改良された分配蛇口を有し、改良された蛇口は、蛇口構造の外部にさらされた表面の結露の形成を実質的になくすように設計される。分配蛇口は、リザーバ取り外し可能に取り付けられるようになっている後端部と、リザーバから手動操作バルブ部材を有する栓へ前方に突出する前端部とを有する。配水管の前端部は、配水管の前端部の大部分の長さにわたって、実質的に密封された環状の空気ギャップによって囲まれ、この空気ギャップは、蛇口の外部に露出された表面の結露を減らし又はなくすのに効果的な断熱チャンバを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 水滴のつかない分配器蛇口を有する ボトル入り水ステーション 【発明の背景】 本発明は、一般的に、ステーションリザーバ上に水ボトルを逆さの位置で受け 入れ、かつ支持し、ステーションリザーバから水を選択的に分配するようになっ ているタイプのボトル入り水ステーションの改良に関する。もっとはっきり言え ば、本発明は、ステーションリザーバから冷却水を分配するのに使用する改良さ れた分配蛇口に関し、分配蛇口は、蛇口の露出外表面の望まれない結露の形成を 実質的に減らし又はなくすように設計される。 便利な方法及び実質的に即座の分配及び使用に備える位置に比較的浄化された 水を収容するためのボトル入り水分配ステーションが、当該技術において良く知 られている。そのようなボトル入り水ステーションは、通常、ステーションハウ ジング内に取り付けられた上方に開放したリザーバを含み、一般的に３乃至５ガ ロンの容量の逆さにした水ボトルを受け入れ、かつ支持するようになっている。 逆さにしたボトル内の水は、ステーションリザーバへ下方に流れ、ステーション ハウジングの前部の便利な位置に位置決めされた蛇口バルブを通って、ステーシ ョンリザーバから選択的に分配される。そのようなボトル入り水ステーションは 、特に、地方の供給水が望まれないレベルの汚染物質を含有する疑いがある地域 での、飲料又は調理用のきれいで安全な水源を提供するために広く使用される。 多くのボトル入り水ステーションでは、冷蔵システムが、ステーションハウジ ング内に取り付けられ、リザーバ内の水を冷却状態に維持するための冷却機コイ ルを含む。他の形状においては、リザーバは、別々のチャンバに更に分けられ、 チャンバの１つは、冷蔵システムに関連し、一方、他のチャンバは、ほぼ室温の 冷却されていない水を有する。後者のタイプのボトル入り水ステーションでは、 別々の分配蛇口バルブが、２つのリザーバチャンバと流通するように設けられ、 冷却水及び室温の水の別々の分配を可能にする。さらに別の設計においては、ボ トル入りステーションは、異なる蛇口バルブを通じて分配される温水をつくる適 当な加熱要素を有する補助リザーバを時々含む。 冷却水の供給は、それ自身又は他の温度の水との組み合わせにより、特に、飲 料水又は他の冷却飲料の需要を満たすためのボトル入り水ステーションにおいて 高く望まれる特徴である。しかし、冷却機コイル及び冷却水の付属本体の存在に より、冷却機コイルと熱伝導状態にあるリザーバ又は他のステーション構成要素 の外面に、結露が形成される可能性がある。特に、温暖で湿潤な気候では、多く の結露が形成され、結果として、ステーションハウジングの下の床に望まれない 結露の滴が落ち、そして／又は水溜まりを作る。 改良されたボトル入り水ステーションの最近の設計は、ステーションハウジン グ内の冷却されたリザーバの外部での結露を減らし及び／又はなくすことが提案 されてきた。例えば、米国特許第5,192,004号である。しかし、結露の問題は、 冷却されたリザーバから水を分配するために使用される分配蛇口の外部にさらさ れた表面に関し、未だに時々起こる。加えて、同様の結露の問題が、他の温度で 水を分配するために使用される他の分配蛇口に関して起こるが、そのような蛇口 は、冷却されたリザーバに通じて、又はリザーバと接近関係に延びる流管と関連 する。再度言及すると、そのような結露の形成は、温暖で湿潤な気候で特にひど い。分配蛇口の湿気が長く続くと、結露が起こし、望まれず、目に見えないカビ の形成という結果となる。 本発明は、分配蛇口は、蛇口構造の外部にさらされた表面の結露を減らし又は なくすように構成された、ステーションリザーバ内の冷却された水を有するタイ プのボトル入り水ステーションに使用する改良された分配蛇口を提供する。 【発明の要旨】 本発明によれば、改良された分配蛇口が、冷却水を受け入れ、貯めるためのリ ザーバを有するタイプのボトル入り水ステーションに使用するために提供される 。リザーバは、ステーションハウジングの少なくとも一部は、リザーバ内の水を 冷蔵するための冷却機コイルと熱伝導状態にあるようにステーションハウジング 内に取り付けられる。分配蛇口バルブは、リザーバに連通しており、冷却水を分 配するために、ステーションハウジングの前部で、リザーバから突出している。 分 配蛇口は、露出した蛇口の外表面の結露の形成を減らし又はなくすための空気ギ ャップ手段を含む。 好ましい形体では、分配蛇口は、ステーションリザーバのねじ切られた蛇口取 付け部品へ取り外し可能に接続するねじ切られたニップルによって構成された後 端部を有する配水管を備える。このねじ切られたニップルは、ステーションハウ ジングの前壁及びリザーバを囲む断熱材内の整合された蛇口ポートを通って受け 入れ可能であり、蛇口取付け部品内にネジ込みにより取付けられる。配水管の前 端部は、ステーションハウジングの前壁から前方に短い距離突出しており、リザ ーバから水を分配するのに使用する手動操作のバルブ部材を有する栓で終わる。 上述のように、分蛇口がボトル入り水ステーションに取付けられると、弾性密 封入れ子が、配水管の隆起した環状の肩部と蛇口取付け部品の前面との間に軸方 向に圧縮され、配水管を通り栓に流れる水の漏れをなくす。本発明によれば、配 水管の前端部は、配水管の前端部の大部分の長さに延びる、環状で軸方向に延び た空気ギャップを含み、この空気ギャップは、隆起した環状の肩部の平面内で後 方に開く。蛇口がステーションハウジングに取り付けられると、弾性密封入れ子 は、空気ギャップを有効に閉じ、密封する。このように密封された空気ギャップ は、配水管の前端部の大部分を囲み、蛇口の露出外表面の結露の形成を実質的に なくすことに有効であることがわかった。 異なる温度で水の供給が行われるとき、上述のように、環状の空気ギャップを 有する改良された分配蛇口は、有益には、ボトル入り水ステーションから異なる 温度で水を分配するのに使用される。そのようなボトル入り水ステーションにお いて、各々別々の温度の水の供給は、冷却水に通じて、又は冷却水にかなり接近 して延びる流管と、通常、関連する。空気ギャップを有する改良された蛇口を使 用すると、冷却水と分配蛇口の熱伝導により起こる結露の形成を防止することが できる。 本発明の他の特徴及び利点は、実施例として本発明の原理を例示する添付図面 と共に、以下の詳細な説明から、より明らかになる。 【図面の簡単な説明】 以下の図面は、発明を例示する。 図１は、本発明の新しい特徴を具体化した改良された水滴なしの分配蛇口を装 備したボトル入り水分配ステーションを例示する斜視図である。 図２は、ステーションハウジングの部分拡大後面斜視図であって、水収容ステ ーションリザーバは、ステーションハウジングから外されている。 図３は、発明を具現化した分配蛇口と分解関係にある取り外し可能ステーショ ンリザーバの拡大底面斜視図である。 図４は、図３のリザーバをステーションハウジングへ摺動して設置するのを例 示する拡大部分垂直断面図である。 図５は、図１の５−５線に沿った拡大部分垂直断面図であり、ステーションハ ウジングに設置された取り外し可能リザーバを例示する。 図６は、図５の対応部分の拡大部分垂直断面図であり、改良された分配蛇口の 構造を詳細に例示する。 図７は、図１の７−７線に沿った拡大部分断面図である。 【実施形態】 説明図面に示されるように、飲料用又は料理用などに使用されるほぼ純水を収 容する水ボトル１２を受け入れ、かつ支持するための、図１に全体番号１０で示 すボトル入り水ステーションが提供される。ボトル入り水ステーション１０は、 リザーバ１４内の水を冷却するために冷蔵システム１６（図２、４及び７）と組 み合わさって、水ボトル１２から下向きに流れる水を受け入れ、貯えるためのリ ザーバ１４を含む。例示図面には２つ示されている、露出した蛇口の外表面の結 露の形成を減らし又はなくすように設計される改良された分配蛇口１８が、リザ ーバ１４から水を分配するために設けられる。 例示のボトル入り水ステーション１０は、直立したステーションキャビネット 即ちハウジング２０を含む、一般的に通常の全体寸法形状を有し、ハウジング２ ０は、一般的に矩形であり、前壁２２と、それに結合する一対のハウジング側壁 ２４と、普通は開放構造（図２）を有するハウジング背面とを含む。冷蔵システ ム１６は、通常、ハウジング内部の下部に取り付けられ、ステーションハウジン グ２６のオープン背面を横切って取り付けられたフィン付き熱伝導管２６を含む 。また、冷蔵システムは、本発明の例示の実施形態においては、円筒形冷却機 プローブを含み、プローブは、ハウジングの上端の下に間隔を隔てた位置でステ ーションハウジング２０内に取り付けられたほぼ水平の支持プラットホーム３０ から上方に突出している。図２に示されるように、支持プラットホーム３０は、 ハウジングの壁及び上方に開きほぼ箱型の断熱された容器３２と協働し、リザー バ１４の取り外し可能な落とし込みによる取付け又は滑り嵌めによる取付けのた めの上方に開放したキャビティを構成する。 図３及び４に示されるように、リザーバ１４は、リザーバに形成される、上方 に突出し下方に開放した受け入れカップ３６を有する底壁３４を含む。リザーバ １４が、ステーションハウジング２０に滑り嵌めすると、図４に見られるように 、受け入れカップ３６は、上方に突出した冷却機プローブ２８のまわりに接近し て滑り嵌めされる。この構造では、冷却機プローブ２８は、ステーションリザー バ１４内に配置された水と熱伝導状態にある位置に位置決めされ、最適な飲料温 度に水を冷やす。これに関し、冷蔵システム１６は、プローブ２８内に特別に包 まれた冷却機コイル３７を含み、コイルとリザーバ内の水との間の熱伝導は、冷 却機プローブ２８の残り体積に、ビスコース材料又はゲル材料の形状の熱マスチ ック材料３８を充填することによって向上し、該材料は、Presstite Thermal Ma sticという商品名でミズーリ州セントルイスのPresstite Division of Inmont社 から販売されているタイプの高分子熱伝導化合物のように、比較的高い熱伝導特 性により選択される。冷却機プローブ２８及び／又はリザーバが結合して熱伝導 するように取り付けられるための外形の構造的なさらなる詳細は、米国特許第5, 192,004号及び同時係属している米国特許出願第955,330号に開示されており、こ れを、ここに援用する。 ネジ切られた蛇口取付け部品４０が、図４及び５に示されるように、底壁３４ の近くにリザーバ３４に形成され又は取り付けられる。リザーバ１４がステーシ ョンハウジング内に完全に設置されると、蛇口取付け部品４０は、ステーション ハウジングの断熱容器３２及び前壁２２を通って延びるように形成されたオープ ン蛇口ポート４２と整合して配置される。分配蛇口１８の１つは、蛇口取付け部 品４０にネジ込み連結するように蛇口ポート４２を通って取り外し可能に取り付 けられ、そこで、分配蛇口１８は、リザーバ１４からの冷却水を選択的に分配す るために、手動操作される。 特に、図６に最も良く示されるように、分配蛇口１８は、手動操作されるバル ブ部材５０を有する垂直方向を向いた栓４８に通ずる内部流路４６を有する配水 管４４を備える。配水管４４は、好ましくは、単一プラスチック成形により構成 され、蛇口ポート４２を後方で受け取り、蛇口取付け部品４０とネジ連結する寸 法形状を有する外部にネジ切られたニップルを構成する後端部５２を含む。弾性 密封入れ子５４が、蛇口取付け部品４０と分配蛇口の拡張された又は隆起した環 状肩部との間で軸方向に圧縮する位置で、蛇口ポート４２内で蛇口１８の後端部 ５２のまわりに支持される。この入れ子５４は、蛇口１８の外面への水漏れを防 止するための蛇口とリザーバとの間の有効な密封を提供し、それによって、配水 管４４の流路４６を通る水放出流れを閉じ込める。 さらに、分配蛇口１８の配水管４４は、ステーションハウジングの前壁２２か ら外方又は前方に短い距離突出した前端部５８を含む。前端部５８は、手動操作 されるバルブ部材５０を有する栓４８に結合する。バルブハンドル６０の操作に よるバルブ部材５０の手動による動作は、栓を開け、配水管を通ってリザーバ１ ４から水を分配する。 本発明の最初の態様によると、配水管４４の前壁５８は、外部に露出した管長 さの大部分を囲む環状の空気ギャップ６２を含む。さらに配水管４４の前壁部分 ５８は、栓４８の近くの位置で配水管に結合した環状の外側スリーブ６４を含む ように形成される。スリーブ６４、配水管の前端部のまわりに周囲に間隔を隔て た関係に後方に延び、それによって、環状の空気ギャップ６２を構成し、スリー ブ６４の最後端部は、一般的に、肩部と同一平面関係で終わり、かくして、隆起 した肩部５６と効果的に連続部を構成する。蛇口取付け部品４０とのネジ込み連 結によるステーションハウジングへの分配蛇口の設置により、密封入れ子５４は 、肩部５６及び外側スリーブ６４の後縁と係合し、密封入れ子５４は，空気ギャ ップ６２をブリッジし（bridge）、空気ギャップ６２を実質的に閉じ、かつ密封 する。 使用中、空気ギャップ６２は、前方に突出した配水管の大部分を有効に断熱す る。外側スリーブ６４は、リザーバ１４からかなりの距離を隔てた薄いウェブ材 料による内部導管構造に結合し、それにより、外側スリーブ６４は実質的に室温 のままであり外側スリーブ上の結露の形成を防止する。空気ギャップ６２により かこまれた配水管部分は、冷却水と熱伝導状態にあるが、外部に露出した表面を 有さないので、結露を形成しない。栓４８及びそのバルブ部材５０は、リザーバ １４から十分に間隔を隔てているので、外部栓表面上の顕著な結露は、一般的に 起きない。 本発明の改良された分配蛇口１８は、利点として、異なる温度で別の水の分配 に使用されることもでき、そこで、別の水と関連した流管構成要素は、冷却され たリザーバ１４の低温にされされる。特に、図７を参照すると、バッフル板６６ がリザーバ１４内に設けられ、リザーバ内部を上部チャンバ６８と下部チャンバ ７０にさらに分ける。この形状において、下部リザーバチャンバ７０内の水は、 冷却機プローブ２８と熱交換状態にあり、図４乃至６に関して前述したように分 配される。反対に、上部リザーバチャンバ６８は、冷却機プローブ２８から有効 に又は実質的に断熱され、かくして、実質的に高い、ほぼ室温のレベルに維持さ れる。第二のネジ切られた蛇口取付け部品７２は、リザーバ１４上に設けられ、 室温の水の分配に使用するために、直立管７４を経てバッフル板６６の孔７６と 連結している。前述と同じ方法で構成され取り付けられた第二の分配蛇口１８は 、室温の水の分配に使用するために、蛇口取付け部品７２にネジ取付けされる。 取付け部品７２及び直立管７４は、下部チャンバ６８内の冷却水にさらされるの で、この第二の分配蛇口の空気ギャップ５６の提供は、利点として、蛇口構造の 露出外面に結露を形成するのを防止する。 本発明の改良された分配蛇口は、結露が急速にそしてかなりの量形成される、 かび発生の問題、及びボトル入りステーションの外側への望まれない又は制御で きない水滴の落下が生じる可能性のある、温暖で湿潤な気候での使用に適してい る。 ここに記載され、示された分配蛇口のさらなる種々の変更及び改良が、当業者 にとって明らかである。従って、請求の範囲を除く、前述の説明及び添付図面に よっては、本発明は限定されるものではない。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．水を受け入れ、貯めるための中空内部を有するリザーバと、 前記リザーバを受け入れ、支持するための支持手段を有するステーションハウ ジングと、 前記リザーバ内の水を冷却するための前記ステーションハウジング内の冷却 機手段と、 前記リザーバから水を分配するための蛇口手段とを備え、 前記蛇口手段は、前記リザーバから外方に突出する配水管と、前記配水管の 外端でバルブ部材を有する栓と、配水管の長さの大部分を実質的に囲むように形 成され実質的に密封された空気ギャップとを有し、前記空気ギャップ手段は、前 記蛇口手段の外部に露出した表面の結露の形成を実質的に防止する、水ステーシ ョン。 ２．前記リザーバは、蛇口取付け部品と、前記蛇口取付け部品にネジ連結するた めのねじ切られた後端部を有する配水管と、前記蛇口取付け部品と前記栓との間 に延びる前端部とを含み、前記空気ギャップは、前記配水管の前端部の大部分の 長さを実質的に囲む、請求の範囲１に記載の水ステーション。 ３．前記蛇口手段は、前記配水管の前記ねじ切られた後端部が前記蛇口取付け部 品に連結されるとき、前記配水管に形成された隆起した環状の肩部と、前記隆起 した肩部と前記蛇口取付け部品との間の軸方向圧縮のための位置に、前記配水管 のまわりにある環状の密封入れ子とをさらに含む、請求の範囲２に記載の水ステ ーション。 ４．前記空気ギャップ手段は、前記配水管に形成され、前記栓に近位の位置で配 水管に結合した環状の外側スリーブを備え、前記スリーブは、前記栓から前記空 気ギャップを構成する前記配水管の前端部へ、一般的に環状に間隔を隔てた関係 に、後方に延び、前記スリーブは、前記隆起した肩部とほぼ同一平面に配置され た後端部で終わり、前記配水管の前記ねじ切られた後端部が前記蛇口取付け部品 に連結されるとき、前記密封入れ子は、前記空気ギャップを実質的に閉じ、密封 するために、前記隆起した肩部と前記スリーブの後縁と係合する、 請求の範囲３に記載の水ステーション。 ５．前記配水管及び前記外側スリーブは、単一プラスチック成形からなる請求の 範囲４に記載の水ステーション。 ６．前記蛇口取付け部品は、内部がねじ切られ、前記配水管の前記ねじ切られた 後端部は、ねじ切られたニップルからなる請求の範囲２に記載の水ステーション 。 ７．前記蛇口取付け部品は、前記リザーバが前記ステーションハウジング内に取 り付けられるとき、前記ステーションハウジングに形成された蛇口ポートと一般 的に整合して配置され、前記配水管の前記ねじ切られた後端部は、前記蛇口取付 け部品に連結するために前記蛇口ポートを通って受け入れ可能であり、前記配水 管の前端部及び前記栓は、前記ステーションハウジングの外部に露出される、請 求の範囲２に記載の水ステーション。 ８．前記蛇口手段は、前記配水管の前記ねじ切られた後端部が前記蛇口取付け部 品に連結されるとき、前記配水管に形成された隆起した環状の肩部と、前記隆起 した肩部と前記蛇口取付け部品との間の軸方向圧縮のための位置で、前記配水管 のまわりに支持される環状の密封入れ子とをさらに含み、前記密封入れ子前記蛇 口ポートを通って延びる、請求の範囲７に記載の水ステーション。 ９．水を受け入れ、貯めるための中空内部を有するリザーバと、 前記リザーバを受け入れ、支持するための支持手段を有するステーションハ ウジングと、 冷却水を供給するための前記リザーバ内の水少なくとも一部を冷却するため の前記ステーションハウジング内の冷却機手段と、 実質的に冷却されていない温度で前記リザーバから水を供給するための手段 と、 前記リザーバから水を分配するための蛇口手段とを備え、 前記蛇口手段は、冷却水及び冷却されていない水にそれぞれ連結するための 内端を有する配水管を各々含む１対の蛇口バルブと、前記配水管の外端でバルブ 部材を有する栓と、配水管の長さの大部分を実質的に囲むように形成され実質的 に密封された空気ギャップとを有し、前記空気ギャップ手段は、前記蛇口 手段の外部にさらされた表面の結露の形成を実質的に防止する、水ステーション 。 10．前記分配蛇口は、分配される水を収容するリザーバに連結するための後端部 と、前記後端部から外方に突出し、手動操作のバルブ部材を有する栓を有する前 端部とを有する配水管と、前記配水管の長さの大部分を実質的に囲むように形成 された実質的に密封された空気ギャップとを備える、ボトル入り水ステーション に使用される分配蛇口。 11．前記配水管の後端部は、ねじ切られたニップルからなる請求の範囲１０に記 載の分配蛇口。 12．一般的に、前記前端部と前記後端部との間の位置で、前記配水管のまわりに 形成された隆起した環状の肩部をさらに含み、前記空気ギャップ手段は、前記配 水管に形成され、前記栓に近位の位置で配水管に結合した外側スリーブを備え、 前記スリーブは、前記配水管の前端部とほぼ環状に間隔を隔てた関係で、前記栓 から後方に延び、前記スリーブは、前記隆起した肩部とほぼ同一平面に配置され た後縁で終わり、前記隆起した肩部及び前記スリーブの後縁と密封係合する密封 手段は、前記空気ギャップを実質的に閉じ、密封する、請求の範囲１０に記載の 分配蛇口。 13．前記密封手段は前記配水管の後端部のまわりにある密封入れ子を備える請求 の範囲１２に記載の分配蛇口。 14．前記配水管及び前記外側スリーブは、単一プラスチック成形からなる請求の 範囲１２に記載の分配蛇口。