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JP2002509025A - 混合廃棄物を処理するための方法、および、この方法を実施する処理プラント - Google Patents

混合廃棄物を処理するための方法、および、この方法を実施する処理プラント

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JP2002509025A
JP2002509025A JP2000539938A JP2000539938A JP2002509025A JP 2002509025 A JP2002509025 A JP 2002509025A JP 2000539938 A JP2000539938 A JP 2000539938A JP 2000539938 A JP2000539938 A JP 2000539938A JP 2002509025 A JP2002509025 A JP 2002509025A
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paper
substance
buffer silo
plant
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アルフォンス ヴューベルス,
ヨゼフ ケーティンク,
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デル グリューネ プンクト デュアレス システム ドイチランド アクチェンゲゼルシャフト
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1台の搬送区間により相互に連結された複数の連続したステーションを有する連続運転方式の処理プラントにおいて混合廃棄物を処理する方法であって、混合廃棄物流中の粒子が、少なくとも搬送区間の間の移送サイト、即ち2つの搬送区間の間にある移送サイトで加速される方法。この方法を実施するための処理プラント及び該プラントで使用されるバッファサイロも開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、混合廃棄物、特に、基本的にはプラスチック、紙・プラスチック複
合材料(紙とプラスチックの複合材料)、ガラス、金属、紙、ボール紙、その他
の廃棄物(Stourstoffen)から成る混合廃棄物を処理するための方法に関する。本
発明はさらに、当該方法を実施するための処理プラントと、当該処理プラントで
使用されるバッファサイロに関する。
【0002】 ドイツにおける梱包規則の実施を念頭においてデュアルシステム(Dual Syste
m)が導入された際、収集したプラスチックを規定通りに利用することが特に難 しい問題であることが判明した。この場合に、全く新しい画分(フラクション)
、すなわち混合プラスチック画分が市場に出現した。混合プラスチックは、均質
でなく、その組成が変動しているため、特別な利用方法を見い出す必要がある。
混合プラスチックの利用方法として、主として、原材料としての利用が考えられ
る。そのための前提条件は、定められた仕様を満たしている凝集体(Agglomerat
)へ物質を処理することである。プラスチックは、デュアルシステムの枠組内で
、一連の廃棄物とともに収集されるため、選別に費やされる費用と労力を正当化
できる程度にまで減らし、その一方で、プラスチック材料として一定度の純度を
保証する方法が求められる。
【0003】 金属製の廃棄物は、マグネット式分離機とサイクロン分離機(Wirbelstromsch
eider)で除去することができる。重さの重いプラスチックとその他の重い異物 は、一般に、空気選別により、処理すべき物質から分離する。さらに、特に、紙
・プラスチック複合材料から紙を除去するため、さまざまな方法が知られている
【0004】 廃棄物の除去が改善されたことで、今日では、混合プラスチックの処理のため
、乾式処理法を使用することができる。こういった乾式処理法により、比較的少
ないエネルギー使用量で、高品質のプラスチック凝集体を生成することが可能で
ある。この場合に広く使用されている方法が、WO 96/20819で開示さ
れている方法である。この方法の場合、処理すべき物質が最初に細断され (zerkleinern、細かく切断ないしは破砕されること)、磁性物質が取り除かれ る。次に、細断された物質は、凝集機(Agglomerator)において、プレスで圧縮
されるか、または、熱によって凝集される。その際、水蒸気などの蒸発しやすい
物質、灰、紙は、吸引装置で吸い出される。その後、凝集された物質は乾燥され
、次いで、ふるいにかけられる。
【0005】 経済的な観点から、プラントの連続運転が確保されることが望ましい。WO
96/20819で知られる方法では、連続運転が保証されていない。プラント
において、あるコンポーネントが故障した場合には、通常、プラント全体が停止
し、それに伴って修理とメンテナンス作業のための休止時間が発生する。
【0006】 本発明の課題は、処理プラントの連続運転のため、基本的にはプラスチック、
ボール紙、紙、紙・プラスチック複合材料、ガラス、金属、その他の廃棄物から
成る混合廃棄物を処理する方法を提供することである。
【0007】 この課題は、請求項1の方法で解決される。その有利な発展は、従属請求項の
主題である。本発明による方法を実施するための処理プラントは、請求項9にお
いて定義されている。
【0008】 連続運転方式の乾式機械式処理プラント(該プラントには連続した複数の処理
ステーションがあり、該複数の処理ステーションはそれぞれ少なくとも1つの搬
送区間で連結されている)の運転のための、本発明による混合廃棄物の処理方法
であって、少なくとも金属分離/空気選別/紙除去という順序の複数のステップ
を有し、かつ、その途中には、別のステップを設けることも可能であるが、これ
らのステップが直接続くことも可能である、前記混合廃棄物の処理方法において
、良物質の流れが、処理ステーションの前にある最後の搬送区間への移送中に加
速され、それにより、当該最後の搬送区間上にあって金属分離処理ステーション
に入る直前の良物質の流れの粒子の平均実速度が後にある風力選別処理ステーシ
ョンに入る直前の平均実速度よりも小さく、また、この後者の平均実速度は紙分
離処理ステーションに入る直前の平均実速度よりも小さいことを特徴とする混合
廃棄物の処理方法である。
【0009】 ここで、良物質の流れとは、品質上価値の高い物質の流れであって、当該方法
のその後のプロセスでさらに処理されるべき物質の流れのことであり、また、粒
子の実速度とは、単位時間あたりに粒子が実際に移動した行程のことである。
【0010】 混合廃棄物の流れは、隣接する2つのステーションの間のそれぞれの搬送区間
上で、基本的に一定の速度で搬送されることが好ましい。
【0011】 さらに、少なくとも1つのステーションにおいて、場合によっては事前処理さ
れた物質を一時的に蓄えることもできる。
【0012】 本発明による方法の1つの実施例は、以下のステップを特徴とする: (a) 混合廃棄物の細断; (b) 細断された混合廃棄物の一時保管; (c) 一時保管した混合廃棄物の均等な、さらなる搬送; (d) 磁性金属成分の分離; (e) 定められた最小比重を上回る比重を有する物質からの非磁性成分の分離
; (f) 紙の分離。例えば、紙・プラスチック複合材料からの紙の分離; (g) 得られたプラスチック画分の一時保管 および (h) プラスチック画分の凝集。
【0013】 ここで、凝集とは、凝集すべき物質に対して熱エネルギーまたは摩擦エネルギ
ーあるいはその両方を導入することで、塊状(バルク状)体へ圧縮ないし高密化
すること理解すべきである。
【0014】 場合によっては、引き続き別の処理ステップを行なうこともできる。例えば、
得られたプラスチック画分の一時保管の後、非磁性成分をさらに分離することが
可能である。さらに、凝集されたプラスチックを一定の粒度まで細断することが
有利なことがある。場合によっては、その直後、細断プロセス後でなければ磁気
分離できない磁性金属成分を、再度分離することが有意義なこともある。
【0015】 本発明による方法の別の実施例では、処理すべき物質が、特定の搬送区間上で
、空気圧搬送しか行なわれないようになっている。
【0016】 本発明は、処理すべき廃棄物物質の流れが加速され、すなわち、事実上、物質
の“分散化(Aufweitung)”が行なわれれば、連続プロセスの前提条件として、
摩耗と故障のない運転が確保できるという発見に基づく。これにより、さまざま
な廃棄物分離機における廃棄物の分離がさらに容易になる。
【0017】 本発明はさらに、処理プロセスの最重要個所で、それまでに処理された物質の
一時保管を行なうことにより、連続プロセスが容易に実施できるという認識に基
づいている。冒頭ですでに説明したごとく、廃棄物細断機またはシュレッダは、
こういった最重要コンポーネントである。そのため、処理プラントで、通常、こ
のようなシュレッダは多数設けられ、そのすべてが1つのバッファサイロに供給
を行なう。この場合、1つのシュレッダが故障しても、後工程のプラントコンポ
ーネントは、バッファサイロから物質をなおも送ることができるため、プラント
が停止することはない。この場合には、バッファサイロの周知の長所を利用する
こともできる。すなわち、バッファサイロが、細断済みの物質を均質にする働き
をし、また、均等な組成で当該物質を後工程のプラントコンポーネントに投入で
きる。シュレッダまたは廃棄物細断機は、運転時、非常に強く脈動しているため
、後工程の廃棄物分離器への均一なフィードは困難である。したがって、バッフ
ァサイロは、プラントコンポーネントを機械的に切り離しているという作用もあ
る。
【0018】 バッファサイロに続き、少なくとも1つのマグネット式分離機、さらに、定め
られた最小比重を上回る比重を有する物質から非磁性成分を分離するための、少
なくとも1つの装置を設けることができる。同時に提出されたドイツ特許出願1
98 .. ...(弁理士記録:DK 2860)の主題である、いわゆるダ
ウンパイプ・セパレータ(Fallrohrsichter; gravity pipe shifter)の使用が 有利であることが判明した。このようなダウンパイプ・セパレータにより、小金
属成分と重さの重い小非金属成分をフィルタリングし、取り除くことになってい
るため、通常、サイクロン分離機が不要になる。プラントはさらに、紙・プラス
チック複合材料からの紙の分離など、紙を分離する装置を少なくとも1つを含ん
でいる。当該装置または当該複数装置には、バッファサイロを後工程側に配置し
、この中に、紙を分離するためのそれぞれの装置からのプラスチック画分を集め
る。それにより、ハーナウ(Hanau)市にあるネッチ・コンドゥックス(Neztsch
Condux)社のCV 50など、連続運転方式のディスク・コンプレッサ(Schei
benverdichter)の使用が可能である。
【0019】 プラスチック画分を集めるバッファサイロの、均質化作用と均等化作用は、重
さの重い非磁性成分を分離するための別の装置を後工程側に配置するために利用
することができる。
【0020】 本発明による方法で運転される処理プラントのためのバッファサイロで、かつ
、1台のシュレッダあるいは複数台のシュレッダの後工程側に配置されているバ
ッファサイロは、一時保管物質の投入のため、ハウジングの上部領域に少なくと
も1つの開口部と、少なくとも1つの物質用排出開口部とを有するハウジングで
構成されており、さらに当該ハウジングの底面領域には、複数の排出スクリュー
が設けられ、この場合、当該排出スクリューは、その作用領域がハウジングの底
面全体に及ぶよう配置され、かつ、排出スクリューからの物質排出を均質にする
少なくとも1本の先行スクリュー(Vorlaufschnecke)が設けられていることを 特徴とする。これにより、大量の物質がスクレーパチェーンコンベア(Kratzket
tenfoerderer)のチャンバに突発的に入り過ぎるのを防ぐ。
【0021】 ここで、排出スクリューは、それぞれ異なった回転方向で運転することができ
る。例えば、随意選択により、左回転または右回転で運転することができる。
【0022】 この場合、排出スクリューは平行して配置し、先行スクリューは排出スクリュ
ーに対して90度回転させて配置することが有利である。先行スクリューも同様
に、随意選択により、左回転または右回転で運転することができる。
【0023】 処理プラントのための、プラスチック画分が集められるバッファサイロは、一
時保管物質の投入のため、ハウジングの上部領域に少なくとも1つの開口部と、
少なくとも1つの物質用排出開口部とを有するハウジングで構成されており、ま
た、バッファサイロ内で保管される物質のために、加圧状態下にある少なくとも
1本の離解スクリュー(Auflockerungsschnecke)が設けられ、さらに、吸引装 置が、ハウジング内の空気を当該少なくとも1本の離解スクリューに供給してい
ることを特徴とする。さらに、当該少なくとも1本の離解スクリューに対し、一
時保管されている物質を供給する特別な排出スクリューがバッファサイロに設け
られている。
【0024】 サイロ内の架橋形成(Brueckenbildung)を防ぐため、ハウジングの基本形状 に合わせ、ハウジングが、底面領域に向かって円錐状ないしは台形状に広がって
いることが実用的であることが判明した。
【0025】 以下、添付の図面に基づいて、本発明を詳しく説明する。
【0026】 図1において、その部分的な図A、B、C、D、Eは、本発明を利用した処理
方法のための一連のプロセスステップを概略的に示す図である。
【0027】 図2は、1台または複数台の廃棄物細断機の後工程側に配置されたバッファサ
イロの縦断面図である。
【0028】 図3は、紙分離器の後工程側に配置されたバッファサイロの縦断面図である。
【0029】 図4は、ステーション6.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【0030】 図5は、ステーション9.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【0031】 図6は、ステーション10.)の凝集機の縦断面図である。
【0032】 図1Aから図1Eは、ステーション1.〜18.により、プラスチック凝集体
を製造するための本発明による処理方法を概略的に示している。ここで、矢印は
、物質の流れの方向性を示している。数字“1”が記されている矢印は、搬送エ
アの方向性を示している。数字“2”が記されている矢印は、紙の物質の流れを
示している。数字“3”が記されている矢印は、磁性金属の流れを示している。
数字“4”が記されている矢印は、非磁性廃棄物の流れを示している。これらの
非磁性廃棄物は主に、ガラス、アルミ被覆のプラスチック、湿った紙塊と濡れた
紙塊、石、木材、プラスチック含有量が50%未満の非梱包材、非磁性金属を含
んでいる。最後に、数字“5”が記されている矢印は、さらに処理されて凝集体
になるべき所望の混合プラスチックに向かう流れを示している。この場合に、そ
れぞれのステーションではフィルタリングが行なわれ、除去される廃棄物または
その他の価値のある物質の含有量は、徐々に少なくなっている。
【0033】 図1Aに示されているように、廃棄物を含んでいる混合プラスチックは、運び
込まれ、積みおろされ(ステーション1.))、また、凝集体のコンタミネーシ
ョンまたはプラントのコンポーネントへの損傷を引き起こす廃棄物を明白に割り
当てることができるよう、特徴づけられる(ステーション2.))。運び込まれ
た物質は、最初に、それ自体は周知である廃棄物細断機またはシュレッダで、一
定の粒度まで細断される(ステーション3.))。
【0034】 シュレッダに投入されたプラスチック塊は、押さえによって、定められた圧着
圧力でロータに押し付けられる。当該画分は、投入された物質が、ミルの底面領
域に設けられている、例えば、穴の直径が45mmのスクリーンを通って落下す
るまでロータで細断される。さまざまなスクリーンサイズを使用することにより
、細断された物質の直径は、プラントの必要性に合わせることができる。
【0035】 次に、細断された物質は、図1Bに示されているように、スクレーパチェーン
コンベアまたは類似のものでバッファサイロ(ステーション4.)に搬送される
。実際の操業により、処理プラントの厳しい条件にもっともよく対応しているも
のは、スクレーパチェーンコンベアであることが示された。特に壊れやすい底板
は、最初から消耗部品として設計されており、交換可能である。代替案としてベ
ルトコンベアが考えられる。これらの2種類のコンベアは、随意選択により、機
械式に運転される搬送区間で使用することができる。
【0036】 ステーション4.のバッファサイロと、同様にステーション8.のバッファサ
イロは、貯蔵ステーションとしての役割を担っている。
【0037】 プラントに複数の廃棄物細断機が並列して配置されている場合、それらすべて
が、それぞれ指定された搬送区間を経由して1基のバッファサイロに供給を行な
う。廃棄物細断機を直列して配置することも可能である。この場合には、1つの
コンベアユニットしか必要ない。バッファサイロの充填率は、手動方式で監視す
る。最大充填レベルを超えた場合には、オペレータは、バッファサイロの前工程
側にある1台または複数台のユニットをオフにする。最低充填レベルに達すると
、オペレータは、ユニットを再度オンにする。充填レベルの監視は、例えば、光
電管またはロータリウイングインジケータ(Drehfluegelmelder)により、自動 的に行なうこともできる。この場合に、一定の第1充填レベルを上回ると、1台
または複数台のユニットが自動的にオフにされ、また、一定の第2充填レベルを
下回ると、再度オンにされる。バファアサイロの構造上の詳細は図2に示されて
おり、以下、より詳しく説明する。
【0038】 搬出用スクレーパチェーンコンベアは、バッファサイロから均等に物質が送り
込まれ、例えば0.25m/秒の一定速度で運転している。このコンベアには2
つの開口部があり、その内の1つの開口部の断面は、空気圧スライドSによって
変えることができる。このコンベアから物質が、均等に2本のバイブレータダク
トV1、V2(Vibrationsrinne)に分配される。これらのバイブレータダクト は、スクレーパチェーンコンベアよりも速度がやや速く、0.33m/秒の速度
で物質をさらに先へと運んでいる。走行方向に見た場合の第一のバイブレータダ
クトV1は、例えば、後工程側の2つのプラント区間に供給を行なわなければな
らない場合など、必要に応じて開く。この場合に、1つのプラント区間にのみ供
給するか、または、両方のプラント区間に均等に供給するかに合わせ、スライド
Sは、3つの位置がありうる。走行方向に見た場合の第2のバイブレータダクト
V2の上方では、スクレーパチェーンコンベアは1つの開口部しかない。
【0039】 バイブレータダクトV1、V2は、すべての物質をマグネットドラム(ステー
ション5.)を経由して搬送する。この場合、バイブレータダクトの数に対応し
て、2台のマグネットドラムが設けられている。バイブレータダクト上では、金
属成分は、重力と振動運動により、画分の内部で下方に沈降する。それにより、
重さの重い金属成分を、より軽いプラスチックからほぼ完全に分離することが可
能である。望ましい方法は、マグネットドラム上に、金属成分が単層になって付
着することである。ただし、現実にはこれを達成することは困難である。
【0040】 マグネットドラム内のマグネットの作用半径は180度である。混合プラスチ
ックは、90度から180度の角度でホッパに落下する。磁性金属成分は、ドラ
ムに付着し、ドラムの回転運動により、磁界の中心から離れ、その後方に取り付
けられている第2のホッパに落下する。金属は、スクレーパチェーンコンベアで
搬出され、コンテナに集められる。通常使用されているオーバーバンドマグネッ
ト(Ueberband-Magnet)よりも、ドラムの使用のほうがより優れていることが判
明した。これは、オーバーバンドマグネットの場合、付着する金属成分がフォイ
ル部も挟み込むためである。そのため、マグネットバンド(Magnetband)による
プラスチックの排出が、望まれないほど高くなる。同様に、小金属成分が分離さ
れない。
【0041】 画分のさらなる搬送は、例えば0.51m/秒の物質搬送速度で物質を運ぶ搬
送スクリューで行なわれる。搬送スクリューは、後工程側に配置されているダウ
ンパイプ・セパレータ(ステーション6.)のため、物質を離解する。当該ダウ
ンパイプ・セパレータ内では、負圧を用いて、重さの重い非磁性成分が分離され
、物質の流れが5〜25m/秒まで加速される。ダウンパイプ・セパレータの構
造上の詳細は、図4と図5に示されている。
【0042】 ここには図示されていないが、重さの重い廃棄物と付着物は、分離した物質を
集め、コンテナに搬送するスクレーパチェーンコンベアに落下する。残ったもの
は、利用可能な混合プラスチックである。この混合プラスチックは、送風機によ
り、空気圧によって紙分離ステーションに運ばれる。空気の流速は、例えば、2
5m/秒である。
【0043】 ステーション4.)のバッファサイロは、本発明の趣旨に則して貯蔵ステーシ
ョンであるが、それとの関連で、2台の隣接するステーションの間では、混合廃
棄物の流速は基本的に一定である。しかしながら、混合廃棄物は、それぞれの後
工程のステーションに運ばれる速度が、前工程のステーションに運ばれる速度に
比べ、より大きい。この場合、混合廃棄物の流れの粒子は、このように、後工程
のステーションに対する搬送スクリューへの引き渡し位置で加速される。該当す
るバイブレータエレメントなど、中間に配置されているコンベアエレメントも、
この速度増化プロセスに則して選択された速度で運転することができる。基本的
な原理は、可能な限り最良な廃棄物の分離が行なわれるよう、物質の流れを均等
にし、かつ、加速することである。これは、上記した粒子の加速により、物質の
流れの密度を小さくすることで行なわれる。
【0044】 ここで述べておかなければならないことは、いくつかのステーションで使用さ
れている離解スクリューも、物質の流れを均等にするものであることである。混
合廃棄物の物質は、湿気と汚れを含み、そのため、細断された粒子がくっつき合
う傾向がある。さらに、粒子は、金属成分の鋭利なエッジなどで、挟まれて動か
なくなる傾向がある。くっつき合ったものも、また、挟まれて動かなくなったも
のも、離解スクリュー内で離解される。
【0045】 図1Cにおいては、紙の分離が概略的に示されている(ステーション7.)。
このプロセスステップでは、特に、付着している紙成分を混合プラスチックから
分離することである。この目的のため、ペーパーミル(Papiermuehle)が設けら
れている。物質は、サイクロンセパレータ(Zyklonabscheider)を経由して当該
ペーパーミルに落下する。ペーパーミルのハウジング内で、ロータは、遠心力に
より、画分を外側へ、スクリーンバスケット(Siebkorb)に投げ出す。例えば、
ドイツ特許出願196 16 623.3に記述されているごとくの特殊構造の
紙分離機により、さらに大きな摩擦が生み出される。その際に、紙は非常に小さ
な紙片に千切られ、スクリーン本体(Siebkoerper)から外側に達し、紙抽出フ ァン(Papierabsauggeblaese)で取り去られ、圧縮スクリューを経由してコンテ
ナへと送られる。紙よりも著しく強靱なプラスチックは、スクリーン本体内に残
り、ロータの適切なパドル位置と、物質抽出ファンの負圧により、別のバッファ
サイロ(ステーション8.)に送られる。このバッファサイロは、図3を参照し
て説明する。摩擦で発生する熱により、さらに画分の乾燥も行なわれる。プラス
チックと紙の両方の画分は、サイクロンセパレータで搬送エアから分離される。
プロセスエアは、活性炭フィルタユニット(ステーション17.のごとくのもの
)で浄化され、外部に導かれる。粉塵の発生を防ぐため、送風機が、サクション
フードを介してバッファサイロ内で負圧を生み出す。その後、重さの重い非磁性
成分がさらにダウンパイプ・セパレータ(ステーション9.)内で分離される。
このダウンパイプ・セパレータは、図4と5を参照して説明する。ダウンパイプ
・セパレータ内の吸引能力は、重い成分が下方に落下するように設定する。また
、より軽い画分は、空気の流れとともに取り去られ、次のプロセスステップへ搬
送される。第2のダウンパイプ・セパレータを通過した後、プラスチック画分に
は、4.5%未満の平均灰分量、すなわち不活性物質(灰分)成分がある。
【0046】 図1Dに概略的に示されているように、混合プラスチックの圧縮は、それ自体
は周知のタイプであるが、1台または複数台の並列して配置した凝集機または圧
縮機で行なわれる(ステーション10.)。引き続き、例えば1.0cmの一定
の粒度まで細断が行なわれる(ステーション11.)。凝集機への混合プラスチ
ックの供給も、空気圧方式で行なわれる。この場合、最適充填量は、2個の振動
リミットスイッチまたは光電管で調節する。凝集機のインレットホッパ内にある
撹拌シャフトにより、インフィードスクリューへの連続的な供給が確保されてい
る。凝集機内で、混合プラスチックは、比重が300g/リットル以上の流動性
のある物質へと処理される。凝集機の詳細は、図5を参照して説明する。
【0047】 このプロセスステップの後、圧縮された物質は、送風機によって後置細断ステ
ーション(ステーション11.)に送られる。後置切断ミルは、物質の強い可塑
化を避けるよう、1本の供給ノゾル(Einduesung)があり、水/空気の混合を供
給し、ミルを冷却している。これにより、物質があまりにも高温化し、目詰まり
が生じることがないようにされている。ステーション10.)とステーション1
1.)の間には、搬送のため、すでに述べた(中央)送風機が配置されている。
圧縮機から出る物質の表面が可塑化し、物質が付着しあうを避けるため、ステー
ション10.)とステーション11.)の間の配管に、追加して、霧状の水/空
気の混合をノズルで供給することが有利なことがある。ただし、本来の冷却プロ
セスは、ステーション11.)の中で行なわれる。ここでは、ミル内の大きな速
度により、最終的な粒度になるまで、物質の急冷−切断−急冷...が高速度で
順次行なわれる。この場合、湿度は、凝集体に残留水がないように調節される。
すなわち、プラスチックの物質の500kg当たりの水量は、約20リットルか
ら40リットルであることを意味する。
【0048】 図1Eに示されているように、その後、得られた凝集体の計量を行なう(ステ
ーション12.)。この場合、それ自体は周知であり、また、物質の空気圧搬送
と相まって有利であることが判明したインパクト計重機(Prallwaage)が使用さ
れる。引き続き、もう一度、磁性金属の分離が行なわれる(ステーション13.
)。次に、凝集体は、回転傾斜スクリーンドラム(ステーション14.)を通り
、直径が10mm未満のすべての粒子が、スクリーンを通って落下する。送風機
は、ホッパで生じる凝集体を、完成品サイロに送る。スクリーンを通過しない粒
子は、スクリーンドラムの傾斜方向に、外部へ送られる。この物質は、圧縮が行
なわれる前のバッファサイロ(ステーション8.)に戻される。品質管理(ステ
ーション15.)により、原材料として利用するための凝集体製品仕様に関する
ガイドラインが守られる。バッファサイロのユニット(ステーション16.)に
は、粉塵フィルタと振動装置が設けられている。物質は、水平スクリューにより
、サイロ車両に排出される。適切なプラント制御装置(ステーション18.)は
、プラントコンポーネントの駆動と監視を行ない、また、臨界値に達した場合に
は、トラブルが発生したステーションの前で、スイッチが切られる。
【0049】 本方法は、途切れのない1本のプロセスエアストリームで行なわれる。この場
合、プロセスエアは、必ず清浄された状態(ステーション17.)で排出される
【0050】 図2は、すべてのシュレッダからの物質が集められるバッファサイロを示して
いる。このようなバッファサイロの貯蔵容積は、例えば、40m3である。当該 バッファサイロは、ハウジング200で構成されている。細断された混合廃棄物
は、スクレーパチェーンコンベア(図において開口部210の上方で概略的に示
されている)により、開口部210を経由して投入される。細断された物質は次
に、平行して取り付けられている6本の排出スクリュー230が設置されている
ハウジング200の底面領域に落下する。排出スクリューは、ハウジング200
の底面全体をカバーし、細断された物質の架橋形成がないよう作用する。それに
より、必要が生じた場合には、ハウジング200を完全に空にすることもできる
。排出スクリュー230に対して90度回転して配置されている先行スクリュー
240は、搬出用スクレーパチェーンコンベアへの均等なフィードを確保してい
る。先行スクリュー240の回転数は、排出スクリュー230の回転数よりもわ
ずかながら少なくなっている。例えば、搬送量から言えば、先行スクリュー24
0の回転数は、16リットル/分であるのに対し、排出スクリュー230の回転
数は、21リットル/分になっている。
【0051】 図3は、プラスチック画分が集められるバッファサイロを示している。このバ
ッファサイロもハウジング300で構成されているが、架橋形成がないよう、底
面領域に向かって(図示されていない)円錐状ないしは台形状に広がっている。
充填量は、バイブレーションインジケータ(Vibrationsanzeiger)を備えた充填
レベルモニタで、のぞき窓360の後方で監視される。加えて、2つののぞき窓
350で、充填レベルを目視確認することができる。プラスチック画分の物質は
、開口部310を経てハウジング300に投入される。送風機340は、粉塵が
発生することのないよう、ハウジング300内で負圧を生み出す。プラスチック
粒子を含み、吸い出された空気は、同様に負圧下にある離解スクリュー330に
送られる。ハウジング300の中には、さらに、プラスチックを離解スクリュー
330に送る排出スクリュー(図示されていない)が設けられている。
【0052】 図4は、本発明による簡単なダウンパイプ・セパレータの縦断面図を示してい
る。この場合、物質の流れ5は、スクリューらせん451のあるスクリューコン
ベア450内で流動化と個別化が行なわれる。このように準備が行なわれた物質
の流れ5は、垂直配置のセパレーションパイプ425の長軸に対し、約45度の
角度をなす長軸を有する供給短管410を経由してセパレーションパイプ425
に供給される。角度は、空気の流れへの混合物のインレット速度を変えるため、
他の値とすることもできる。セパレーションパイプ425内の空気の流れは、送
風機(図示されていない)で生み出され、垂直方向に、上へ向かっている。
【0053】 セパレーションパイプ425に入る際に、混合物は空気の流れとぶつかる。こ
の場合に、混合物の個別化され、流動化された成分に対し、上方向への力が作用
する。この場合、一定値を下回る比重の成分は、空気の流れの中で、上方向への
速度が与えられる。この軽量成分は、物質の流れ5として、さらなる処理プロセ
スへと、さらに導かれる。
【0054】 重さの重い成分は、重力がより大きく作用するため、空気の流れが及ぼす力に
よって上方向への速度を与えることができない。これらの成分は、下方向への速
度が生じ、物質の流れ4として排出される。
【0055】 このようなダウンパイプ・セパレータは、例えば、ステーション6に設けられ
ている。
【0056】 図5は、例えば、ステーション9に設けられている、特に望ましいダウンパイ
プ・セパレータの縦断面図を示している。この場合も、混合物の物質の流れ5が
最初に、スクリューらせん451のあるスクリューコンベア450内で流動化さ
れ、個別化され、次に、供給管410を経由してセパレーションパイプ420に
投入される。図4に示されているダウンパイプ・セパレータと同様に、重さの重
い成分は、物質の流れ4で排出される。軽い成分は、垂直上方向に加速され、搬
送管421、422,423に沿って、物質の流れ5として、さらなる処理プロ
セスへと、さらに導かれる。
【0057】 送風機430は、管423の中で、垂直上方向への空気の流れを生み出してい
る。それによって、上述の方向の空気の流れを、管422、421、420内に
生み出す負圧が生み出される。
【0058】 さらに、分離の際の空気の流速を調節するため、可変の開口フラップ440が
設けられている。フラップ440が開いている場合、外部の空気が吸い込まれる
。それにより、分離の際の空気の流速が下がる。吸引作用により、開口フラップ
から成分が一切外部に出ることがなく、物質の損失が引き起こされることがない
【0059】 両方の実施形態において、スクリューコンベア450は、外部の空気に対して
密閉されていて、そのため、意図せず、外部の空気が吸引作用により、セパレー
ションシステムに入ることはない。また、スクリューらせん451とハウジング
の間の距離は、短くしてある。
【0060】 ここで述べておかなければならないことは、図4と5に示されているダウンパ
イプ・セパレータの他、その他の幾何学的な配置も可能であり、また、本発明に
よるダウンパイプ・セパレータの使用場所は随意に選択でき、例えば、特に、図
5に示されているダウンパイプ・セパレータが、上述の方法のステーション9に
使用できるということである。本発明によるダウンパイプ・セパレータは、その
有利なアプリケーション分野をはっきりと示すため、混合廃棄物の再処理方法の
中で説明したが、比重によって個別要素の分離を行なわなければならないその他
のアプリケーションでも用いることができる。
【0061】 さらに述べておかなければならないのは、本発明によるダウンパイプ・セパレ
ータの高い効率のため、磁性金属の追加分離を行ないたくない場合には、上述の
プロセスステップd)、すなわち、通常はマグネット式分離機で行なう磁性金属
成分の分離を省略することもできることである。あるいは、上述の順序とは異な
り、プロセスステップd)は、ダウンパイプ・セパレータの後工程側に設けるこ
ともできる。この場合、すでに行なわれている予備分離により、プロセスステッ
プd)は、物質の流れ5から磁性金属成分を分離するよりも、物質の流れ4から
磁性金属成分を分離したほうが効率的である。
【0062】 図6は、凝集機の縦断面図を示している。実際の建設済みのプラントの場合、
例えば、6台の凝集機が並列して配置される。混合プラスチックは、図3のバッ
ファサイロからは、空気圧方式で6台の凝集機に供給される。最適充填量は、2
個の振動リミットスイッチで調節される。インレットホッパ500内の撹拌シャ
フト510により、インフィードスクリュー520への連続供給が行なわれてい
る。インフィードスクリュー520の回転数は、例えば、16.8リットル/分
から100リットル/分までの範囲内で可変的に設定することができる。インフ
ィードスクリュー520が供給する物質は、それ自体は周知の方法で、凝集機ハ
ウジング530内に配置されている、交換可能な練り込み板(Knetleiste)を有
する2枚のディスク間で処理される。この場合、1枚のディスクはステータディ
スクになっており、もう1枚のディスクはロータディスクになっている。凝集機
ハウジング530内で軸方向に移動可能な軸受ブッシュにより、ステータディス
クとロータディスクの間の距離を変えることができる。物質の過度の熱負荷を避
けるよう、両方のディスクに冷却システムが装備されている。そのため、ディス
クの中心まで、半径方向にボア穴が設けられ、制御された形態でディスクを冷却
するための水を供給することができる。それにより、プラスチックが強く可塑化
され、ディスクに貼りつく範囲まで温度が上がらないようになっている。冷却水
の水温は40℃を上回るべきではない。
【0063】 上記の詳細な説明、図面、ならびに特許請求の範囲に開示された本発明の特徴
は、本発明の実施のため、個別でも、任意の組み合わせでも、本質であることが
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1において、その部分的な図1A、1B、1C、1D、1Eは、本発明を利用
した処理方法のための一連のプロセスステップを概略的に示す図である。
【図2】 1台または複数台の廃棄物細断機の後工程側に配置されたバッファサイロの縦断
面図である。
【図3】 紙分離器の後工程側に配置されたバッファサイロの縦断面図である。
【図4】 ステーション6.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【図5】 ステーション9.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【図6】 ステーション10.)の凝集機の縦断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 混合廃棄物を処理するための方法、および、この方法を実 施する処理プラント
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、混合廃棄物、特に、基本的にはプラスチック、紙・プラスチック複
合材料(紙とプラスチックの複合材料)、ガラス、金属、紙、ボール紙、その他
の廃棄物(Stourstoffen)から成る混合廃棄物を処理するための方法に関する。本
発明はさらに、当該方法を実施するための処理プラント。
【0002】 ドイツにおける梱包規則の実施を念頭においてデュアルシステム(Dual Syste
m)が導入された際、収集したプラスチックを規定通りに利用することが特に難 しい問題であることが判明した。この場合に、全く新しい画分(フラクション)
、すなわち混合プラスチック画分が市場に出現した。混合プラスチックは、均質
でなく、その組成が変動しているため、特別な利用方法を見い出す必要がある。
混合プラスチックの利用方法として、主として、原材料としての利用が考えられ
る。そのための前提条件は、定められた仕様を満たしている凝集体(Agglomerat
)へ物質を処理することである。プラスチックは、デュアルシステムの枠組内で
、一連の廃棄物とともに収集されるため、選別に費やされる費用と労力を正当化
できる程度にまで減らし、その一方で、プラスチック材料として一定度の純度を
保証する方法が求められる。
【0003】 金属製の廃棄物は、マグネット式分離機とサイクロン分離機(Wirbelstromsch
eider)で除去することができる。重さの重いプラスチックとその他の重い異物 は、一般に、空気選別により、処理すべき物質から分離する。さらに、特に、紙
・プラスチック複合材料から紙を除去するため、さまざまな方法が知られている
【0004】 廃棄物の除去が改善されたことで、今日では、混合プラスチックの処理のため
、乾式処理法を使用することができる。こういった乾式処理法により、比較的少
ないエネルギー使用量で、高品質のプラスチック凝集体を生成することが可能で
ある。この場合に広く使用されている方法が、WO 96/20819で開示さ
れている方法である。この方法の場合、処理すべき物質が最初に細断され (zerkleinern、細かく切断ないしは破砕されること)、磁性物質が取り除かれ る。次に、細断された物質は、凝集機(Agglomerator)において、プレスで圧縮
されるか、または、熱によって凝集される。その際、水蒸気などの蒸発しやすい
物質、灰、紙は、吸引装置で吸い出される。その後、凝集された物質は乾燥され
、次いで、ふるいにかけられる。
【0005】 経済的な観点から、プラントの連続運転が確保されることが望ましい。WO
96/20819で知られる方法では、連続運転が保証されていない。プラント
において、あるコンポーネントが故障した場合には、通常、プラント全体が停止
し、それに伴って修理とメンテナンス作業のための休止時間が発生する。 紙が廃棄物流から注目に値する量では除去されないという別の不利がある。上 記から、WO96/20819による方法を用いても紙が飛散性物質として除去 されるにすぎないので、例えばプラスチック・紙複合材料は部分的に消化される か又はまったく消化されないことは明らかである。この結果は凝集体はまだかな りの量の紙を含んでいる。 米国特許第5,646,100には、排出部を有する保管ステーション、順次 配置されているいつくかの搬送部、仕分け装置、及び風力選別機とからなる、固 形廃棄物用仕分け装置が記載されている。
【0006】 本発明の課題は、処理プラントの連続運転のため、基本的にはプラスチック、
ボール紙、紙、紙・プラスチック複合材料、ガラス、金属、その他の廃棄物から
成る混合廃棄物を処理し、凝集機に対して異物を実質的に含まないプラスチック 材料を提供 する方法を提供することである。
【0007】 この課題は、請求項1の方法で解決される。その有利な発展は、従属請求項の
主題である。本発明による方法を実施するための処理プラントは、請求項9にお
いて定義されている。
【0008】 連続運転方式の乾式機械式処理プラント(該プラントには連続した複数の処理
ステーションがあり、該複数の処理ステーションはそれぞれ少なくとも1つの搬
送区間で連結されている)の運転のための、本発明による混合廃棄物の処理方法
であって、少なくとも金属分離/空気選別/紙除去という順序の複数のステップ
を有し、かつ、その途中には、別のステップを設けることも可能であるが、これ
らのステップが直接続くことも可能である、前記混合廃棄物の処理方法において
、良物質の流れが、処理ステーションの前にある最後の搬送区間への移送中に加
速され、それにより、当該最後の搬送区間上にあって金属分離処理ステーション
に入る直前の良物質の流れの粒子の平均実速度が後にある風力選別処理ステーシ
ョンに入る直前の平均実速度よりも小さく、また、この後者の平均実速度は紙 処理ステーションに入る直前の平均実速度よりも小さいことを特徴とする混合
廃棄物の処理方法である。
【0009】 ここで、良物質の流れとは、品質上価値の高い物質の流れであって、当該方法
のその後のプロセスでさらに処理されるべき物質の流れのことであり、また、粒
子の実速度とは、単位時間あたりに粒子が実際に移動した行程のことである。
【0010】 混合廃棄物の流れは、隣接する2つのステーションの間のそれぞれの搬送区間
上で、基本的に一定の速度で搬送されることが好ましい。
【0011】 さらに、少なくとも1つのステーションにおいて、場合によっては事前処理さ
れた物質を一時的に蓄えることもできる。
【0012】 本発明による方法の1つの実施例は、以下のステップを特徴とする: (a) 混合廃棄物の細断; (b) 細断された混合廃棄物の一時保管; (c) 一時保管した混合廃棄物の均等な、さらなる搬送; (d) 磁性金属成分の分離; (e) 定められた最小比重を上回る比重を有する物質からの非磁性成分の分離
; (f) 紙の分離。例えば、紙・プラスチック複合材料からの紙の分離; (g) 得られたプラスチック画分の一時保管 および (h) プラスチック画分の凝集。
【0013】 ここで、凝集とは、凝集すべき物質に対して熱エネルギーまたは摩擦エネルギ
ーあるいはその両方を導入することで、塊状(バルク状)体へ圧縮ないし高密化
すること理解すべきである。
【0014】 場合によっては、引き続き別の処理ステップを行なうこともできる。例えば、
得られたプラスチック画分の一時保管の後、非磁性成分をさらに分離することが
可能である。さらに、凝集されたプラスチックを一定の粒度まで細断することが
有利なことがある。場合によっては、その直後、細断プロセス後でなければ磁気
分離できない磁性金属成分を、再度分離することが有意義なこともある。
【0015】 本発明による方法の別の実施例では、処理すべき物質が、特定の搬送区間上で
、空気圧搬送しか行なわれないようになっている。
【0016】 本発明は、処理すべき廃棄物物質の流れが加速され、すなわち、事実上、物質
の“分散化(Aufweitung)”が行なわれれば、紙の効果的な分離がうまく行われ という発見に基づく。これにより、さまざまな廃棄物分離機における廃棄物の
分離がさらに容易になる。
【0017】 理プロセスの最重要個所で、それまでに処理された物質の一時保管を行なう
ことにより、連続プロセスが容易に実施できる。冒頭ですでに説明したごとく、
廃棄物細断機またはシュレッダは、こういった最重要コンポーネントである。そ
のため、処理プラントで、通常、このようなシュレッダは多数設けられ、そのす
べてが1つのバッファサイロに供給を行なう。この場合、1つのシュレッダが故
障しても、後工程のプラントコンポーネントは、バッファサイロから物質をなお
も送ることができるため、プラントが停止することはない。この場合には、バッ
ファサイロの周知の長所を利用することもできる。すなわち、バッファサイロが
、細断済みの物質を均質にする働きをし、また、均等な組成で当該物質を後工程
のプラントコンポーネントに投入できる。シュレッダまたは廃棄物細断機は、運
転時、非常に強く脈動しているため、後工程の廃棄物分離器への均一なフィード
は困難である。したがって、バッファサイロは、プラントコンポーネントを機械
的に切り離しているという作用もある。
【0018】 バッファサイロに続き、少なくとも1つのマグネット式分離機、さらに、定め
られた最小比重を上回る比重を有する物質から非磁性成分を分離するための、少
なくとも1つの装置を設けることができる。いわゆるダウンパイプ・セパレータ
(Fallrohrsichter; gravity pipe sifter)の使用が有利であることが判明した
。このようなダウンパイプ・セパレータにより、小金属成分と重さの重い小非金
属成分をフィルタリングし、取り除くことになっているため、通常、サイクロン
分離機が不要になる。プラントはさらに、紙・プラスチック複合材料からの紙の
分離など、紙を分離する装置を少なくとも1つを含んでいる。当該装置または当
該複数装置には、バッファサイロを後工程側に配置し、この中に、紙を分離する
ためのそれぞれの装置からのプラスチック画分を集める。それにより、ハーナウ
(Hanau)市にあるネッチ・コンドゥックス(Neztsch Condux)社のCV 50 など、連続運転方式のディスク・コンプレッサ(Scheibenverdichter)の使用が
可能である。
【0019】 プラスチック画分を集めるバッファサイロの、均質化作用と均等化作用は、重
さの重い非磁性成分を分離するための別の装置を後工程側に配置するために利用
することができる。
【0020】 理プラントのためのシュレッダあるいは複数台のシュレッダの後に配置さ
れているバッファサイロは、一時保管物質の投入のため、ハウジングの上部領域
に少なくとも1つの開口部と、少なくとも1つの物質用排出開口部とを有するハ
ウジングで構成されており、さらに当該ハウジングの底面領域には、複数の排出
スクリューが設けられ、この場合、当該排出スクリューは、その作用領域がハウ
ジングの底面全体に及ぶよう配置され、かつ、排出スクリューからの物質排出を
均質にする少なくとも1本の先行スクリュー(Vorlaufschnecke)が設けられて いることを特徴とする。これにより、大量の物質がスクレーパチェーンコンベア
(Kratzkettenfoerderer)のチャンバに突発的に入り過ぎるのを防ぐ。
【0021】 ここで、排出スクリューは、それぞれ異なった回転方向で運転することができ
る。例えば、随意選択により、左回転または右回転で運転することができる。
【0022】 この場合、排出スクリューは平行して配置し、先行スクリューは排出スクリュ
ーに対して90度回転させて配置することが有利である。先行スクリューも同様
に、随意選択により、左回転または右回転で運転することができる。
【0023】 処理プラントのための、プラスチック画分が集められるバッファサイロは、一
時保管物質の投入のため、ハウジングの上部領域に少なくとも1つの開口部と、
少なくとも1つの物質用排出開口部とを有するハウジングで構成されており、ま
た、バッファサイロ内で保管される物質のために、加圧状態下にある少なくとも
1本の離解スクリュー(Auflockerungsschnecke)が設けられ、さらに、吸引装 置が、ハウジング内の空気を当該少なくとも1本の離解スクリューに供給してい
ることを特徴とする。さらに、当該少なくとも1本の離解スクリューに対し、一
時保管されている物質を供給する特別な排出スクリューがバッファサイロに設け
られている。
【0024】 サイロ内の架橋形成(Brueckenbildung)を防ぐため、ハウジングの基本形状 に合わせ、ハウジングが、底面領域に向かって円錐状ないしは台形状に広がって
いることが実用的であることが判明した。
【0025】 以下、添付の図面に基づいて、本発明を詳しく説明する。
【0026】 図1において、その部分的な図A、B、C、D、Eは、本発明を利用した処理
方法のための一連のプロセスステップを概略的に示す図である。
【0027】 図2は、1台または複数台の廃棄物細断機の後工程側に配置されたバッファサ
イロの縦断面図である。
【0028】 図3は、紙分離器の後工程側に配置されたバッファサイロの縦断面図である。
【0029】 図4は、ステーション6.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【0030】 図5は、ステーション9.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【0031】 図6は、ステーション10.)の凝集機の縦断面図である。
【0032】 図1Aから図1Eは、ステーション1.〜18.により、プラスチック凝集体
を製造するための処理方法を概略的に示している。ここで、矢印は、物質の流れ
の方向性を示している。数字“1”が記されている矢印は、搬送エアの方向性を
示している。数字“2”が記されている矢印は、紙の物質の流れを示している。
数字“3”が記されている矢印は、磁性金属の流れを示している。数字“4”が
記されている矢印は、非磁性廃棄物の流れを示している。これらの非磁性廃棄物
は主に、ガラス、アルミ被覆のプラスチック、湿った紙塊と濡れた紙塊、石、木
材、プラスチック含有量が50%未満の非梱包材、非磁性金属を含んでいる。最
後に、数字“5”が記されている矢印は、さらに処理されて凝集体になるべき所
望の混合プラスチックに向かう流れを示している。この場合に、それぞれのステ
ーションではフィルタリングが行なわれ、除去される廃棄物またはその他の価値
のある物質の含有量は、徐々に少なくなっている。
【0033】 図1Aに示されているように、廃棄物を含んでいる混合プラスチックは、運び
込まれ、積みおろされ(ステーション1.))、また、凝集体のコンタミネーシ
ョンまたはプラントのコンポーネントへの損傷を引き起こす廃棄物を明白に割り
当てることができるよう、特徴づけられる(ステーション2.))。運び込まれ
た物質は、最初に、それ自体は周知である廃棄物細断機またはシュレッダで、一
定の粒度まで細断される(ステーション3.))。
【0034】 シュレッダに投入されたプラスチック塊は、押さえによって、定められた圧着
圧力でロータに押し付けられる。当該画分は、投入された物質が、ミルの底面領
域に設けられている、例えば、穴の直径が45mmのスクリーンを通って落下す
るまでロータで細断される。さまざまなスクリーンサイズを使用することにより
、細断された物質の直径は、プラントの必要性に合わせることができる。
【0035】 次に、細断された物質は、図1Bに示されているように、スクレーパチェーン
コンベアまたは類似のものでバッファサイロ(ステーション4.)に搬送される
。実際の操業により、処理プラントの厳しい条件にもっともよく対応しているも
のは、スクレーパチェーンコンベアであることが示された。特に壊れやすい底板
は、最初から消耗部品として設計されており、交換可能である。代替案としてベ
ルトコンベアが考えられる。これらの2種類のコンベアは、随意選択により、機
械式に運転される搬送区間で使用することができる。
【0036】 ステーション4.のバッファサイロと、同様にステーション8.のバッファサ
イロは、貯蔵ステーションとしての役割を担っている。
【0037】 プラントに複数の廃棄物細断機が並列して配置されている場合、それらすべて
が、それぞれ指定された搬送区間を経由して1基のバッファサイロに供給を行な
う。廃棄物細断機を直列して配置することも可能である。この場合には、1つの
コンベアユニットしか必要ない。バッファサイロの充填率は、手動方式で監視す
る。最大充填レベルを超えた場合には、オペレータは、バッファサイロの前工程
側にある1台または複数台のユニットをオフにする。最低充填レベルに達すると
、オペレータは、ユニットを再度オンにする。充填レベルの監視は、例えば、光
電管またはロータリウイングインジケータ(Drehfluegelmelder)により、自動 的に行なうこともできる。この場合に、一定の第1充填レベルを上回ると、1台
または複数台のユニットが自動的にオフにされ、また、一定の第2充填レベルを
下回ると、再度オンにされる。バファアサイロの構造上の詳細は図2に示されて
おり、以下、より詳しく説明する。
【0038】 搬出用スクレーパチェーンコンベアは、バッファサイロから均等に物質が送り
込まれ、例えば0.25m/秒の一定速度で運転している。このコンベアには2
つの開口部があり、その内の1つの開口部の断面は、空気圧スライドSによって
変えることができる。このコンベアから物質が、均等に2本のバイブレータダク
トV1、V2(Vibrationsrinne)に分配される。これらのバイブレータダクト は、スクレーパチェーンコンベアよりも速度がやや速く、0.33m/秒の速度
で物質をさらに先へと運んでいる。走行方向に見た場合の第一のバイブレータダ
クトV1は、例えば、後工程側の2つのプラント区間に供給を行なわなければな
らない場合など、必要に応じて開く。この場合に、1つのプラント区間にのみ供
給するか、または、両方のプラント区間に均等に供給するかに合わせ、スライド
Sは、3つの位置がありうる。走行方向に見た場合の第2のバイブレータダクト
V2の上方では、スクレーパチェーンコンベアは1つの開口部しかない。
【0039】 バイブレータダクトV1、V2は、すべての物質をマグネットドラム(ステー
ション5.)を経由して搬送する。この場合、バイブレータダクトの数に対応し
て、2台のマグネットドラムが設けられている。バイブレータダクト上では、金
属成分は、重力と振動運動により、画分の内部で下方に沈降する。それにより、
重さの重い金属成分を、より軽いプラスチックからほぼ完全に分離することが可
能である。望ましい方法は、マグネットドラム上に、金属成分が単層になって付
着することである。ただし、現実にはこれを達成することは困難である。
【0040】 マグネットドラム内のマグネットの作用半径は180度である。混合プラスチ
ックは、90度から180度の角度でホッパに落下する。磁性金属成分は、ドラ
ムに付着し、ドラムの回転運動により、磁界の中心から離れ、その後方に取り付
けられている第2のホッパに落下する。金属は、スクレーパチェーンコンベアで
搬出され、コンテナに集められる。通常使用されているオーバーバンドマグネッ
ト(Ueberband-Magnet)よりも、ドラムの使用のほうがより優れていることが判
明した。これは、オーバーバンドマグネットの場合、付着する金属成分がフォイ
ル部も挟み込むためである。そのため、マグネットバンド(Magnetband)による
プラスチックの排出が、望まれないほど高くなる。同様に、小金属成分が分離さ
れない。
【0041】 画分のさらなる搬送は、例えば0.51m/秒の物質搬送速度で物質を運ぶ搬
送スクリューで行なわれる。搬送スクリューは、後工程側に配置されているダウ
ンパイプ・セパレータ(ステーション6.)のため、物質を離解する。当該ダウ
ンパイプ・セパレータ内では、負圧を用いて、重さの重い非磁性成分が分離され
、物質の流れが5〜25m/秒まで加速される。ダウンパイプ・セパレータの構
造上の詳細は、図4と図5に示されている。
【0042】 ここには図示されていないが、重さの重い廃棄物と付着物は、分離した物質を
集め、コンテナに搬送するスクレーパチェーンコンベアに落下する。残ったもの
は、利用可能な混合プラスチックである。この混合プラスチックは、送風機によ
り、空気圧によって紙分離ステーションに運ばれる。空気の流速は、例えば、2
5m/秒である。
【0043】 ステーション4.)のバッファサイロは、本発明の趣旨に則して貯蔵ステーシ
ョンであるが、それとの関連で、2台の隣接するステーションの間では、混合廃
棄物の流速は基本的に一定である。しかしながら、混合廃棄物は、それぞれの後
工程のステーションに運ばれる速度が、前工程のステーションに運ばれる速度に
比べ、より大きい。この場合、混合廃棄物の流れの粒子は、このように、後工程
のステーションに対する搬送スクリューへの引き渡し位置で加速される。該当す
るバイブレータエレメントなど、中間に配置されているコンベアエレメントも、
この速度増化プロセスに則して選択された速度で運転することができる。基本的
な原理は、可能な限り最良な廃棄物の分離が行なわれるよう、物質の流れを均等
にし、かつ、加速することである。これは、上記した粒子の加速により、物質の
流れの密度を小さくすることで行なわれる。
【0044】 ここで述べておかなければならないことは、いくつかのステーションで使用さ
れている離解スクリューも、物質の流れを均等にするものであることである。混
合廃棄物の物質は、湿気と汚れを含み、そのため、細断された粒子がくっつき合
う傾向がある。さらに、粒子は、金属成分の鋭利なエッジなどで、挟まれて動か
なくなる傾向がある。くっつき合ったものも、また、挟まれて動かなくなったも
のも、離解スクリュー内で離解される。
【0045】 図1Cにおいては、紙の分離が概略的に示されている(ステーション7.)。
このプロセスステップでは、特に、付着している紙成分を混合プラスチックから
分離することである。この目的のため、ペーパーミル(Papiermuehle)が設けら
れている。物質は、サイクロンセパレータ(Zyklonabscheider)を経由して当該
ペーパーミルに落下する。ペーパーミルのハウジング内で、ロータは、遠心力に
より、画分を外側へ、スクリーンバスケット(Siebkorb)に投げ出す。例えば、
ドイツ特許出願公開公報196 16 623.3 A1に記述されているごと
くの特殊構造の紙分離機により、さらに大きな摩擦が生み出される。その際に、
紙は非常に小さな紙片に千切られ、スクリーン本体(Siebkoerper)から外側に 達し、紙抽出ファン(Papierabsauggeblaese)で取り去られ、圧縮スクリューを
経由してコンテナへと送られる。紙よりも著しく強靱なプラスチックは、スクリ
ーン本体内に残り、ロータの適切なパドル位置と、物質抽出ファンの負圧により
、別のバッファサイロ(ステーション8.)に送られる。このバッファサイロは
、図3を参照して説明する。摩擦で発生する熱により、さらに画分の乾燥も行な
われる。プラスチックと紙の両方の画分は、サイクロンセパレータで搬送エアか
ら分離される。プロセスエアは、活性炭フィルタユニット(ステーション17.
のごとくのもの)で浄化され、外部に導かれる。粉塵の発生を防ぐため、送風機
が、サクションフードを介してバッファサイロ内で負圧を生み出す。その後、重
さの重い非磁性成分がさらにダウンパイプ・セパレータ(ステーション9.)内
で分離される。このダウンパイプ・セパレータは、図4と5を参照して説明する
。ダウンパイプ・セパレータ内の吸引能力は、重い成分が下方に落下するように
設定する。また、より軽い画分は、空気の流れとともに取り去られ、次のプロセ
スステップへ搬送される。第2のダウンパイプ・セパレータを通過した後、プラ
スチック画分には、4.5%未満の平均灰分量、すなわち不活性物質(灰分)成
分がある。
【0046】 図1Dに概略的に示されているように、混合プラスチックの圧縮は、それ自体
は周知のタイプであるが、1台または複数台の並列して配置した凝集機または圧
縮機で行なわれる(ステーション10.)。引き続き、例えば1.0cmの一定
の粒度まで細断が行なわれる(ステーション11.)。凝集機への混合プラスチ
ックの供給も、空気圧方式で行なわれる。この場合、最適充填量は、2個の振動
リミットスイッチまたは光電管で調節する。凝集機のインレットホッパ内にある
撹拌シャフトにより、インフィードスクリューへの連続的な供給が確保されてい
る。凝集機内で、混合プラスチックは、比重が300g/リットル以上の流動性
のある物質へと処理される。凝集機の詳細は、図5を参照して説明する。
【0047】 このプロセスステップの後、圧縮された物質は、送風機によって後置細断ステ
ーション(ステーション11.)に送られる。後置切断ミルは、物質の強い可塑
化を避けるよう、1本の供給ノゾル(Einduesung)があり、水/空気の混合を供
給し、ミルを冷却している。これにより、物質があまりにも高温化し、目詰まり
が生じることがないようにされている。ステーション10.)とステーション1
1.)の間には、搬送のため、すでに述べた(中央)送風機が配置されている。
圧縮機から出る物質の表面が可塑化し、物質が付着しあうを避けるため、ステー
ション10.)とステーション11.)の間の配管に、追加して、霧状の水/空
気の混合をノズルで供給することが有利なことがある。ただし、本来の冷却プロ
セスは、ステーション11.)の中で行なわれる。ここでは、ミル内の大きな速
度により、最終的な粒度になるまで、物質の急冷−切断−急冷...が高速度で
順次行なわれる。この場合、湿度は、凝集体に残留水がないように調節される。
すなわち、プラスチックの物質の500kg当たりの水量は、約20リットルか
ら40リットルであることを意味する。
【0048】 図1Eに示されているように、その後、得られた凝集体の計量を行なう(ステ
ーション12.)。この場合、それ自体は周知であり、また、物質の空気圧搬送
と相まって有利であることが判明したインパクト計重機(Prallwaage)が使用さ
れる。引き続き、もう一度、磁性金属の分離が行なわれる(ステーション13.
)。次に、凝集体は、回転傾斜スクリーンドラム(ステーション14.)を通り
、直径が10mm未満のすべての粒子が、スクリーンを通って落下する。送風機
は、ホッパで生じる凝集体を、完成品サイロに送る。スクリーンを通過しない粒
子は、スクリーンドラムの傾斜方向に、外部へ送られる。この物質は、圧縮が行
なわれる前のバッファサイロ(ステーション8.)に戻される。品質管理(ステ
ーション15.)により、原材料として利用するための凝集体製品仕様に関する
ガイドラインが守られる。バッファサイロのユニット(ステーション16.)に
は、粉塵フィルタと振動装置が設けられている。物質は、水平スクリューにより
、サイロ車両に排出される。適切なプラント制御装置(ステーション18.)は
、プラントコンポーネントの駆動と監視を行ない、また、臨界値に達した場合に
は、トラブルが発生したステーションの前で、スイッチが切られる。
【0049】 本方法は、途切れのない1本のプロセスエアストリームで行なわれる。この場
合、プロセスエアは、必ず清浄された状態(ステーション17.)で排出される
【0050】 図2は、すべてのシュレッダからの物質が集められるバッファサイロを示して
いる。このようなバッファサイロの貯蔵容積は、例えば、40m3である。当該 バッファサイロは、ハウジング200で構成されている。細断された混合廃棄物
は、スクレーパチェーンコンベア(図において開口部210の上方で概略的に示
されている)により、開口部210を経由して投入される。細断された物質は次
に、平行して取り付けられている6本の排出スクリュー230が設置されている
ハウジング200の底面領域に落下する。排出スクリューは、ハウジング200
の底面全体をカバーし、細断された物質の架橋形成がないよう作用する。それに
より、必要が生じた場合には、ハウジング200を完全に空にすることもできる
。排出スクリュー230に対して90度回転して配置されている先行スクリュー
240は、搬出用スクレーパチェーンコンベアへの均等なフィードを確保してい
る。先行スクリュー240の回転数は、排出スクリュー230の回転数よりもわ
ずかながら少なくなっている。例えば、搬送量から言えば、先行スクリュー24
0の回転数は、16リットル/分であるのに対し、排出スクリュー230の回転
数は、21リットル/分になっている。
【0051】 図3は、プラスチック画分が集められるバッファサイロを示している。このバ
ッファサイロもハウジング300で構成されているが、架橋形成がないよう、底
面領域に向かって(図示されていない)円錐状ないしは台形状に広がっている。
充填量は、バイブレーションインジケータ(Vibrationsanzeiger)を備えた充填
レベルモニタで、のぞき窓360の後方で監視される。加えて、2つののぞき窓
350で、充填レベルを目視確認することができる。プラスチック画分の物質は
、開口部310を経てハウジング300に投入される。送風機340は、粉塵が
発生することのないよう、ハウジング300内で負圧を生み出す。プラスチック
粒子を含み、吸い出された空気は、同様に負圧下にある離解スクリュー330に
送られる。ハウジング300の中には、さらに、プラスチックを離解スクリュー
330に送る排出スクリュー(図示されていない)が設けられている。
【0052】 図4は、本発明による簡単なダウンパイプ・セパレータの縦断面図を示してい
る。この場合、物質の流れ5は、スクリューらせん451のあるスクリューコン
ベア450内で流動化と個別化が行なわれる。このように準備が行なわれた物質
の流れ5は、垂直配置のセパレーションパイプ425の長軸に対し、約45度の
角度をなす長軸を有する供給短管410を経由してセパレーションパイプ425
に供給される。角度は、空気の流れへの混合物のインレット速度を変えるため、
他の値とすることもできる。セパレーションパイプ425内の空気の流れは、送
風機(図示されていない)で生み出され、垂直方向に、上へ向かっている。
【0053】 セパレーションパイプ425に入る際に、混合物は空気の流れとぶつかる。こ
の場合に、混合物の個別化され、流動化された成分に対し、上方向への力が作用
する。この場合、一定値を下回る比重の成分は、空気の流れの中で、上方向への
速度が与えられる。この軽量成分は、物質の流れ5として、さらなる処理プロセ
スへと、さらに導かれる。
【0054】 重さの重い成分は、重力がより大きく作用するため、空気の流れが及ぼす力に
よって上方向への速度を与えることができない。これらの成分は、下方向への速
度が生じ、物質の流れ4として排出される。
【0055】 これを実現するダウンパイプ・セパレータは、例えば、ステーション6に設け
られている。
【0056】 図5は、例えば、ステーション9に設けられている、特に望ましいダウンパイ
プ・セパレータの縦断面図を示している。この場合も、混合物の物質の流れ5が
最初に、スクリューらせん451のあるスクリューコンベア450内で流動化さ
れ、個別化され、次に、供給管410を経由してセパレーションパイプ420に
投入される。図4に示されているダウンパイプ・セパレータと同様に、重さの重
い成分は、物質の流れ4で排出される。軽い成分は、垂直上方向に加速され、搬
送管421、422,423に沿って、物質の流れ5として、さらなる処理プロ
セスへと、さらに導かれる。
【0057】 送風機430は、管423の中で、垂直上方向への空気の流れを生み出してい
る。それによって、上述の方向の空気の流れを、管422、421、420内に
生み出す負圧が生み出される。
【0058】 さらに、分離の際の空気の流速を調節するため、可変の開口フラップ440が
設けられている。フラップ440が開いている場合、外部の空気が吸い込まれる
。それにより、分離の際の空気の流速が下がる。吸引作用により、開口フラップ
から成分が一切外部に出ることがなく、物質の損失が引き起こされることがない
【0059】 両方の実施形態において、スクリューコンベア450は、外部の空気に対して
密閉されていて、そのため、意図せず、外部の空気が吸引作用により、セパレー
ションシステムに入ることはない。また、スクリューらせん451とハウジング
の間の距離は、短くしてある。
【0060】 ここで述べておかなければならないことは、図4と5に示されているダウンパ
イプ・セパレータの他、その他の幾何学的な配置も可能であり、また、本発明に
よるダウンパイプ・セパレータの使用場所は随意に選択でき、例えば、特に、図
5に示されているダウンパイプ・セパレータが、上述の方法のステーション9に
使用できるということである。本発明によるダウンパイプ・セパレータは、その
有利なアプリケーション分野をはっきりと示すため、混合廃棄物の再処理方法の
中で説明したが、比重によって個別要素の分離を行なわなければならないその他
のアプリケーションでも用いることができる。
【0061】 さらに述べておかなければならないのは、本発明によるダウンパイプ・セパレ
ータの高い効率のため、磁性金属の追加分離を行ないたくない場合には、上述の
プロセスステップd)、すなわち、通常はマグネット式分離機で行なう磁性金属
成分の分離を省略することもできることである。あるいは、上述の順序とは異な
り、プロセスステップd)は、ダウンパイプ・セパレータの後工程側に設けるこ
ともできる。この場合、すでに行なわれている予備分離により、プロセスステッ
プd)は、物質の流れ5から磁性金属成分を分離するよりも、物質の流れ4から
磁性金属成分を分離したほうが効率的である。
【0062】 図6は、凝集機の縦断面図を示している。実際の建設済みのプラントの場合、
例えば、6台の凝集機が並列して配置される。混合プラスチックは、図3のバッ
ファサイロからは、空気圧方式で6台の凝集機に供給される。最適充填量は、2
個の振動リミットスイッチで調節される。インレットホッパ500内の撹拌シャ
フト510により、インフィードスクリュー520への連続供給が行なわれてい
る。インフィードスクリュー520の回転数は、例えば、16.8リットル/分
から100リットル/分までの範囲内で可変的に設定することができる。インフ
ィードスクリュー520が供給する物質は、それ自体は周知の方法で、凝集機ハ
ウジング530内に配置されている、交換可能な練り込み板(Knetleiste)を有
する2枚のディスク間で処理される。この場合、1枚のディスクはステータディ
スクになっており、もう1枚のディスクはロータディスクになっている。凝集機
ハウジング530内で軸方向に移動可能な軸受ブッシュにより、ステータディス
クとロータディスクの間の距離を変えることができる。物質の過度の熱負荷を避
けるよう、両方のディスクに冷却システムが装備されている。そのため、ディス
クの中心まで、半径方向にボア穴が設けられ、制御された形態でディスクを冷却
するための水を供給することができる。それにより、プラスチックが強く可塑化
され、ディスクに貼りつく範囲まで温度が上がらないようになっている。冷却水
の水温は40℃を上回るべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1において、その部分的な図1A、1B、1C、1D、1Eは、本発明を利用
した処理方法のための一連のプロセスステップを概略的に示す図である。
【図2】 1台または複数台の廃棄物細断機の後工程側に配置されたバッファサイロの縦断
面図である。
【図3】 紙分離器の後工程側に配置されたバッファサイロの縦断面図である。
【図4】 ステーション6.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【図5】 ステーション9.)のダウンパイプ・セパレータの縦断面図である。
【図6】 ステーション10.)の凝集機の縦断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BG,B R,CA,CN,CZ,EE,HU,IL,JP,KP ,KR,LT,LV,MX,NZ,PL,RO,RU, SK,TR,UA,US Fターム(参考) 4D021 FA12 FA22 FA25 FA30 GA06 GA16 GA23 GA27 GA30 GB03 HA01 HA10 4F301 AA03 AA11 AA21 AD10 BF03 BF09 BF12 BG01 BG16 BG21 BG23 BG24 BG34 BG44 BG45 BG48 BG54 BG57

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続運転方式の乾式機械式処理プラント(該プラントには連続した複数の処理
    ステーションがあり、該複数の処理ステーションはそれぞれ少なくとも1つの搬
    送区間で連結されている)の運転のための混合廃棄物の処理方法であって、少な
    くとも金属分離/空気選別/紙除去という順序の複数のステップを有し、かつ、
    その途中には、別のステップを設けることも可能であるが、これらのステップが
    直接続くことも可能である、前記混合廃棄物の処理方法において、 良物質の流れが、処理ステーションの前にある最後の搬送区間への移送中に加
    速され、それにより、当該最後の搬送区間上にあって金属分離処理ステーション
    に入る直前の良物質の流れの粒子の平均実速度が後にある風力選別処理ステーシ
    ョンに入る直前の平均実速度よりも小さく、また、この後者の平均実速度は紙分
    離処理ステーションに入る直前の平均実速度よりも小さいことを特徴とする混合
    廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、隣接する2つのステーションの間で、混合廃
    棄物の流れが、それぞれの該当搬送区間上で、基本的に一定の速度で搬送される
    ことを特徴する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法において、少なくとも1つのステーションで、
    場合によっては事前処理が行なわれた物質が一時的に蓄えられることを特徴とす
    る方法。。
  4. 【請求項4】 処理プラントの連続運転のために、基本的にはプラスチック、紙・プラスチッ
    ク複合材料、ガラス、金属、紙、ボール紙、その他の廃棄物からなる混合廃棄物
    を処理する請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、 (a) 混合廃棄物の細断; (b) 細断された混合廃棄物の一時保管; (c) 一時保管した混合廃棄物の均等な、さらなる搬送; (d) 磁性金属成分の分離; (e) 定められた最小比重を上回る比重を有する物質からの非磁性成分の分離
    ; (f) 紙の分離。例えば、紙・プラスチック複合材料からの紙の分離; (g) 得られたプラスチック画分の一時保管 および (h) プラスチック画分の凝集、 のステップを有することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、ステップ(g)の後、再度ステップ(e)が
    行なわれることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の方法において、 (i) 凝集済みのプラスチックが一定の粒度まで細断される ことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、ステップ(i)の後、再度ステップ(d)が
    行なわれることを特徴とする方法。。
  8. 【請求項8】 請求項4から7のいずれか1項に記載の方法において、処理する物質が、空気
    圧方式で搬送されることを特徴とする方法。。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法を実施するための、以下を有する
    処理プラント: (a) 混合廃棄物を細断するため、少なくとも1台のシュレッダ; (b) それぞれのシュレッダからの細断済み混合廃棄物が送られる第1貯蔵ス
    テーションとしての第1バッファサイロであって、物質の搬出用コンベアへの均
    等な供給のための装置が設けられているもの; (c) 少なくとも1台のマグネット式分離機; (d) 定められた最小比重を上回る比重を有する物質から非磁性成分を分離す
    るための、少なくとも1つの装置; (e) 例えば、紙・プラスチック複合材料などから紙を分離するための、少な
    くとも1つの装置; (f) それぞれの紙分離装置からのプラスチック画分が集められる、第2貯蔵
    ステーションとしての第2バッファサイロ; および (g) プラスチック画分を凝集するため、少なくとも1つの凝集機。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の処理プラントにおいて、プラスチック画分が集められるバッ
    ファサイロの後に、定められた最小比重を上回る比重を有する物質から非磁性成
    分を分離するための、少なくとも1つの別の装置が設けられていることを特徴と
    する処理プラント。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の処理プラントにおいて、当該少なくとも1つの凝
    集機の後に、凝集体を一定の粒度まで細断するための装置が配置されていること
    を特徴とする処理プラント。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の処理プラントにおいて、細断済みの凝集体が送られる、少
    なくとも1つの別のマグネット式分離機が設けられていることを特徴とする処理
    プラント。
  13. 【請求項13】 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法で運転されている処理プラントの
    ためのバッファサイロであり、一時保管する物質を投入するための、ハウジング
    (200)の上部領域にある少なくとも1つの開口部(210)と、物質のため
    の少なくとも1つの排出開口部(220)とを有するハウジング(200)を備
    えているバッファサイロにおいて、 ハウジング(200)の底領域に複数の排出スクリュー(230)が設けられ
    ていて、該排出スクリュー(230)は、その作用がハウジング(200)の底
    面全体に及ぶように配置されており、また、排出スクリュー(230)の少なく
    とも一部の上方で物質を均質に送る少なくとも1本の先行スクリュー(240)
    が設けられていて、それにより、当該少なくとも1つの排出開口部(220)を
    経由して物質の均等な物質流が排出されることを特徴とするバッファサイロ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のバッファサイロにおいて、排出スクリュー(230)が、
    それぞれ異なった回転方向で運転されていることを特徴とするバッファサイロ。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のバッファサイロにおいて、排出スクリュー(230)が相
    互に平行して配置されており、また、先行スクリュー(240)が排出スクリュ
    ー(230)に対して90度回転して配置されていることを特徴とするバッファ
    サイロ。
  16. 【請求項16】 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法で運転されている処理プラントの
    ためのバッファサイロであり、一時保管する物質を投入するためのハウジング(
    300)の上部領域に少なくとも1つの開口部(310)と、物質のための少な
    くとも1つの排出開口部(320)とを有するハウジング(300)を備えてい
    るバッファサイロにおいて、 バッファサイロに保管されている物質のために少なくとも1本の負圧下にある
    離解スクリュー(330)が設けられており、かつ、吸引装置(340)がハウ
    ジング(300)からの空気を、該少なくとも1本の離解スクリュー(330)
    に送ることを特徴とするバッファサイロ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のバッファサイロにおいて、ハウジング(300)が、底面
    領域に向かって円錐状ないしは台形状に広がっていることを特徴とするバッファ
    サイロ。
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