JP2002374210A - 光通信システム - Google Patents
光通信システムInfo
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- JP2002374210A JP2002374210A JP2001182251A JP2001182251A JP2002374210A JP 2002374210 A JP2002374210 A JP 2002374210A JP 2001182251 A JP2001182251 A JP 2001182251A JP 2001182251 A JP2001182251 A JP 2001182251A JP 2002374210 A JP2002374210 A JP 2002374210A
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- Japan
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- optical
- signal
- communication system
- transmission line
- modulated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の加入者への光アクセスのための光通信
システムを提供する。 【解決手段】 光通信システム40は、光伝送路46
と、加入者用の光受信器44aと、光送信器42aとを
備える。加入者用の光受信器44aは、光伝送路46の
各他端部に結合されている。光送信器42aは、光伝送
路46の一端部に結合されている。光送信器46は、各
光受信器42aに関連づけられた互いに異なる第1のP
N符号により拡散変調された電気信号によって変調され
た複数の光信号を発生可能である。
システムを提供する。 【解決手段】 光通信システム40は、光伝送路46
と、加入者用の光受信器44aと、光送信器42aとを
備える。加入者用の光受信器44aは、光伝送路46の
各他端部に結合されている。光送信器42aは、光伝送
路46の一端部に結合されている。光送信器46は、各
光受信器42aに関連づけられた互いに異なる第1のP
N符号により拡散変調された電気信号によって変調され
た複数の光信号を発生可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division Multiple Acce
ss)方式は、移動体通信に適用されている。この方式を
光通信に適用する手法として、光CDM方式がある。
ss)方式は、移動体通信に適用されている。この方式を
光通信に適用する手法として、光CDM方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明者は、光アクセス
網を構築する研究に携わっている。そこで、本発明の目
的を、複数の加入者への光アクセスのための光通信シス
テムを提供することにした。
網を構築する研究に携わっている。そこで、本発明の目
的を、複数の加入者への光アクセスのための光通信シス
テムを提供することにした。
【0004】光アクセス網に適用するために光CDM方
式について検討した。光CDM方式は、光信号を生成す
るために、光学的な符号化および復号化を光に直接に行
う。このため、光CDM方式を実現するためには、光送
信局および光受信局にそれぞれ、符号化器、復号化器お
よび多重化器といった光学部品が必要となる。これらの
光学部品は高価であるので、複数の加入者への光アクセ
スのための光通信システムに光CDM方式を適用するた
めには多大な費用を必要とする。
式について検討した。光CDM方式は、光信号を生成す
るために、光学的な符号化および復号化を光に直接に行
う。このため、光CDM方式を実現するためには、光送
信局および光受信局にそれぞれ、符号化器、復号化器お
よび多重化器といった光学部品が必要となる。これらの
光学部品は高価であるので、複数の加入者への光アクセ
スのための光通信システムに光CDM方式を適用するた
めには多大な費用を必要とする。
【0005】光アクセス網を介する通信とは異なる移動
体通信においては、CDMA方式が採用されている。こ
のCDMA方式は、通信の秘匿性および耐干渉性に優れ
ている。しかしながら、移動体通信では、送受信局の配
置が規則的でなく、また建物からの電波の反射が避けら
れない。
体通信においては、CDMA方式が採用されている。こ
のCDMA方式は、通信の秘匿性および耐干渉性に優れ
ている。しかしながら、移動体通信では、送受信局の配
置が規則的でなく、また建物からの電波の反射が避けら
れない。
【0006】この研究において、発明者は、光CDM方
式よりはむしろCDMA方式に着目している。そして、
研究を重ねた結果、以下のような発明をするに至った。
式よりはむしろCDMA方式に着目している。そして、
研究を重ねた結果、以下のような発明をするに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面は、複数
の加入者への光アクセスのための光通信システムであ
る。この光通信システムは、光伝送路と、光送信器とを
備える。光伝送路は、一端部および複数の他端部を有す
る。光送信器は、光伝送路の一端部に結合されている。
また、光送信器は、複数の加入者の各々に関連づけられ
た互いに異なる第1のPN符号により拡散変調された電
気信号によって変調された複数の光信号を発生可能であ
る。
の加入者への光アクセスのための光通信システムであ
る。この光通信システムは、光伝送路と、光送信器とを
備える。光伝送路は、一端部および複数の他端部を有す
る。光送信器は、光伝送路の一端部に結合されている。
また、光送信器は、複数の加入者の各々に関連づけられ
た互いに異なる第1のPN符号により拡散変調された電
気信号によって変調された複数の光信号を発生可能であ
る。
【0008】本発明の別の側面の光通信システムは、光
伝送路と、加入者用の光受信器と、光送信器とを備え
る。光送信器は、各光受信器に関連づけられた互いに異
なる第1のPN符号により拡散変調された電気信号によ
って変調された複数の光信号を発生可能である。光伝送
路は、光受信器と光送信器との間に設けられている。ま
た、光送信器は、各光受信器に関連づけられた互いに異
なる第1のPN符号により拡散変調された電気信号によ
って変調された複数の光信号を発生可能である。また、
この光通信システムは、加入者用光送信器を更に備え、
また上記の光送信器に対応付けられた光受信器を更に備
えるようにしてもよい。該光受信器は、加入者用光送信
器からの光信号を受信できる。加入者用光送信器は、光
伝送路の他端部の少なくとも一つに設けられ、光伝送路
の各他端部の光受信器に関連づけられた第1のPN符号
により拡散変調された電気信号によって変調された光信
号を発生可能である。
伝送路と、加入者用の光受信器と、光送信器とを備え
る。光送信器は、各光受信器に関連づけられた互いに異
なる第1のPN符号により拡散変調された電気信号によ
って変調された複数の光信号を発生可能である。光伝送
路は、光受信器と光送信器との間に設けられている。ま
た、光送信器は、各光受信器に関連づけられた互いに異
なる第1のPN符号により拡散変調された電気信号によ
って変調された複数の光信号を発生可能である。また、
この光通信システムは、加入者用光送信器を更に備え、
また上記の光送信器に対応付けられた光受信器を更に備
えるようにしてもよい。該光受信器は、加入者用光送信
器からの光信号を受信できる。加入者用光送信器は、光
伝送路の他端部の少なくとも一つに設けられ、光伝送路
の各他端部の光受信器に関連づけられた第1のPN符号
により拡散変調された電気信号によって変調された光信
号を発生可能である。
【0009】本発明の光通信システムにおいて、拡散変
調は、複数の加入者の各々に関連づけられた互いに異な
る第1のPN符号により電気信号に対して行われる。こ
の拡散変調された電気信号によって変調された光信号を
光伝送路に与えるので、光CDM方式に比べて光送信器
の構成が簡素化される。加入者への光信号は光伝送路を
伝播するので、伝搬経路は予め決定されている。このた
め、多くの送受信局の配置が規則的でない場合でも、複
数の加入者への光アクセスのための光通信システムに本
発明を適用できる。
調は、複数の加入者の各々に関連づけられた互いに異な
る第1のPN符号により電気信号に対して行われる。こ
の拡散変調された電気信号によって変調された光信号を
光伝送路に与えるので、光CDM方式に比べて光送信器
の構成が簡素化される。加入者への光信号は光伝送路を
伝播するので、伝搬経路は予め決定されている。このた
め、多くの送受信局の配置が規則的でない場合でも、複
数の加入者への光アクセスのための光通信システムに本
発明を適用できる。
【0010】上記の光通信システムでは、光伝送路は、
パッシブダブルスター形態を含むことができる。この形
態によれば、光送信器の構成の一部を複数の加入者によ
って共有できる。また、光伝送路は、複数の他端部の各
々と一端部との間に配置された光カプラを有するように
してもよい。この形態によれば、複数の加入者が光伝送
路の一部を共有できる。
パッシブダブルスター形態を含むことができる。この形
態によれば、光送信器の構成の一部を複数の加入者によ
って共有できる。また、光伝送路は、複数の他端部の各
々と一端部との間に配置された光カプラを有するように
してもよい。この形態によれば、複数の加入者が光伝送
路の一部を共有できる。
【0011】以下に示される本発明に係わる特徴は、上
記の発明と組み合わされることができる。また、以下に
示される本発明に係わる特徴を任意に組み合わせること
ができ、これによって、それぞれの作用および効果並び
にその組合せにより得られる作用および効果を享受する
ことができる。
記の発明と組み合わされることができる。また、以下に
示される本発明に係わる特徴を任意に組み合わせること
ができ、これによって、それぞれの作用および効果並び
にその組合せにより得られる作用および効果を享受する
ことができる。
【0012】光通信システムにおいては、光送信器は、
入力と、拡散変調部と、光信号発生部と、符号生成部と
を有するようにしてもよい。拡散変調部は、入力に結合
され、受けた電気信号を拡散変調して拡散変調信号を生
成する。光信号発生部は、拡散変調部に結合され、拡散
変調信号から生成された光信号を発生する。符号生成部
は、拡散変調部に結合され、拡散変調のためのPN符号
を発生する符号生成部を有する。また、光送信器は、異
なるサービスに関連づけられた電気信号を多重化して別
の電気信号を形成する多重化部を更に有するようにして
もよい。さらに、光送信器は、加入者のうちの一つに関
連付けられた第2のPN符号により拡散変調された電気
信号によって変調された更なる光信号を発生可能である
ようにしてもよい。
入力と、拡散変調部と、光信号発生部と、符号生成部と
を有するようにしてもよい。拡散変調部は、入力に結合
され、受けた電気信号を拡散変調して拡散変調信号を生
成する。光信号発生部は、拡散変調部に結合され、拡散
変調信号から生成された光信号を発生する。符号生成部
は、拡散変調部に結合され、拡散変調のためのPN符号
を発生する符号生成部を有する。また、光送信器は、異
なるサービスに関連づけられた電気信号を多重化して別
の電気信号を形成する多重化部を更に有するようにして
もよい。さらに、光送信器は、加入者のうちの一つに関
連付けられた第2のPN符号により拡散変調された電気
信号によって変調された更なる光信号を発生可能である
ようにしてもよい。
【0013】光通信システムは、光受信器を更に備える
ようにしてもよく、この光受信器は、光送信器に結合さ
れ、別の光伝送路から受けた光信号を電気信号に変換す
る。また、この光受信器は、別の光伝送路からの波長多
重信号のうちの一波長の光信号を受けるように設けられ
ている。
ようにしてもよく、この光受信器は、光送信器に結合さ
れ、別の光伝送路から受けた光信号を電気信号に変換す
る。また、この光受信器は、別の光伝送路からの波長多
重信号のうちの一波長の光信号を受けるように設けられ
ている。
【0014】本発明の上記の目的および他の目的、特
徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発
明の好適な実施形態の詳細な記述からより容易に明らか
になる。
徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発
明の好適な実施形態の詳細な記述からより容易に明らか
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示である添付
図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによっ
て容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しな
がら本発明の実施の形態を説明する。可能なときは、同
一の部分には同一の符号を付する。
図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによっ
て容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しな
がら本発明の実施の形態を説明する。可能なときは、同
一の部分には同一の符号を付する。
【0016】図1は、複数の加入者への光アクセスのた
めの光通信システムを示す。光通信システム1は、電話
局2と、光伝送路8とを含み、更に、複数の加入者4、
6の端末4a、6aを含むことができる。電話局2は、
光伝送路8を介して複数の加入者端末4a、6aに接続
されている。光伝送路8は、光ファイバを含む光ファイ
バケーブルからなり、多芯の基線ケーブル8a、8b
と、多芯の配線ケーブル8c、8dと、単芯の引き落と
しケーブル8eとを含む。基線ケーブル8a、8bは、
電話局2に光学的に結合され、地下道10および地下管
路12内に配置されている。配線ケーブル8c、8d
は、基線ケーブル8a、8bに光学的に結合され、地下
の配管16および地上の電柱14に配置されている。引
き落としケーブル8eは、配線ケーブル8c、8dおよ
び加入者の端末4a、6aに光学的に結合される。
めの光通信システムを示す。光通信システム1は、電話
局2と、光伝送路8とを含み、更に、複数の加入者4、
6の端末4a、6aを含むことができる。電話局2は、
光伝送路8を介して複数の加入者端末4a、6aに接続
されている。光伝送路8は、光ファイバを含む光ファイ
バケーブルからなり、多芯の基線ケーブル8a、8b
と、多芯の配線ケーブル8c、8dと、単芯の引き落と
しケーブル8eとを含む。基線ケーブル8a、8bは、
電話局2に光学的に結合され、地下道10および地下管
路12内に配置されている。配線ケーブル8c、8d
は、基線ケーブル8a、8bに光学的に結合され、地下
の配管16および地上の電柱14に配置されている。引
き落としケーブル8eは、配線ケーブル8c、8dおよ
び加入者の端末4a、6aに光学的に結合される。
【0017】このような光通信システム1では、複数の
光信号は、電話局2から複数の加入者4、6の端末4
a、6aへ光伝送路8を介して伝送される。複数の光信
号の各々は、スペクトラム拡散変調(以下、拡散変調と
いう)された電気信号によって変調されている。この拡
散変調は、複数の加入者端末4a、6aの各々に関連づ
けられた互いに異なるPN符号により行われている。こ
の形態では、いくつかの加入者に同一の光信号が到達す
る。しかしながら、加入者毎にPN符号が異なるので、
通信の秘匿性は確保される。特定のPN符号が割り振ら
れた特定の加入者のみが、特定の信号を復調できる。
光信号は、電話局2から複数の加入者4、6の端末4
a、6aへ光伝送路8を介して伝送される。複数の光信
号の各々は、スペクトラム拡散変調(以下、拡散変調と
いう)された電気信号によって変調されている。この拡
散変調は、複数の加入者端末4a、6aの各々に関連づ
けられた互いに異なるPN符号により行われている。こ
の形態では、いくつかの加入者に同一の光信号が到達す
る。しかしながら、加入者毎にPN符号が異なるので、
通信の秘匿性は確保される。特定のPN符号が割り振ら
れた特定の加入者のみが、特定の信号を復調できる。
【0018】また、光通信システム1では、光CDM方
式に比べて光送信器の構成が簡素化される。加入者への
光信号は光伝送路を伝播するので、伝搬経路は予め決定
されている。このため、多くの送受信局の配置が規則的
でない場合でも、複数の加入者への光アクセスのための
光通信システム1に適用できる。
式に比べて光送信器の構成が簡素化される。加入者への
光信号は光伝送路を伝播するので、伝搬経路は予め決定
されている。このため、多くの送受信局の配置が規則的
でない場合でも、複数の加入者への光アクセスのための
光通信システム1に適用できる。
【0019】光伝送路8には、拡散変調された電気信号
により駆動された光信号が伝搬する。この光信号の周波
数スペクトルは拡散されているので、パルスのピーク値
が小さくなっている。このため、この光信号によれば光
ファイバの非線形効果を生じ難い。故に、光信号のパワ
ーを上げることができ、当該システムの許容損失を向上
できる。したがって、より多くの加入者への信号伝送が
可能になると共に、より長距離の伝送も可能になる。
により駆動された光信号が伝搬する。この光信号の周波
数スペクトルは拡散されているので、パルスのピーク値
が小さくなっている。このため、この光信号によれば光
ファイバの非線形効果を生じ難い。故に、光信号のパワ
ーを上げることができ、当該システムの許容損失を向上
できる。したがって、より多くの加入者への信号伝送が
可能になると共に、より長距離の伝送も可能になる。
【0020】さらに、光伝送路は光ファイバから構成さ
れるので、妨害電波の影響を受けることがない。光通信
システムに含まれる光コネクタにおける光反射を管理す
れば、反射波の影響も低減可能である。
れるので、妨害電波の影響を受けることがない。光通信
システムに含まれる光コネクタにおける光反射を管理す
れば、反射波の影響も低減可能である。
【0021】図2は、複数の加入者への光アクセスのた
めの光通信システムの形態を模式的に示す。光通信シス
テム20は、ゾーンセンタ(ZC)22a、22b、22
cと、グループセンタ(GC)24a、24b、24c、
24d、24eと、ユニットセンタ(UC)26a、26
b、26c、26d、26e、26fとを備え、また、
第1の光伝送路30と、第2の光伝送路32と、第3の
光伝送路34と、第4の光伝送路36とを備える。第1
の光伝送路30は、ゾーンセンタ(ZC)22a、22
b、22c間を光学的に接続するように配置されてい
る。第2の光伝送路32は、各ゾーンセンタ(ZC)とグ
ループセンタ(GC)とを光学的に接続する。第3の光伝
送路34は、各グループセンタ(GC)とユニットセンタ
(UC)とを光学的に接続する。第4の光伝送路36は、
グループセンタ(GC)またはユニットセンタ(UC)と各
加入者端末28とを光学的に接続する。
めの光通信システムの形態を模式的に示す。光通信シス
テム20は、ゾーンセンタ(ZC)22a、22b、22
cと、グループセンタ(GC)24a、24b、24c、
24d、24eと、ユニットセンタ(UC)26a、26
b、26c、26d、26e、26fとを備え、また、
第1の光伝送路30と、第2の光伝送路32と、第3の
光伝送路34と、第4の光伝送路36とを備える。第1
の光伝送路30は、ゾーンセンタ(ZC)22a、22
b、22c間を光学的に接続するように配置されてい
る。第2の光伝送路32は、各ゾーンセンタ(ZC)とグ
ループセンタ(GC)とを光学的に接続する。第3の光伝
送路34は、各グループセンタ(GC)とユニットセンタ
(UC)とを光学的に接続する。第4の光伝送路36は、
グループセンタ(GC)またはユニットセンタ(UC)と各
加入者端末28とを光学的に接続する。
【0022】図3は、各加入者端末と、グループセンタ
(GC)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通
信システムの一形態を示す。光通信システム40は、グ
ループセンタ(GC)およびユニットセンタ(UC)内に設
けられている光送信部42と、複数の加入者端末44a
〜44gに光送受信部42からの光信号を提供する光伝
送路46とを備える。光送受信部42は、複数の光ファ
イバ48a〜48dに接続される光送信器42a〜42
dを含んでいる。光伝送路46は、複数の光ファイバ4
8a〜48dと、スターカプラといった光カプラ50
と、複数の光ファイバ52a〜52gとを含み、パシブ
スター形態を有する。複数の光ファイバ48a〜48d
は、例えば、光ファイバケーブル内に含まれている。複
数の光ファイバ48a〜48dの各々の一端には光送信
器42a〜42dが接続されており、他端には光カプラ
50がそれぞれ接続されている。光カプラ50は、加入
者端末44a〜44gの各端に接続されている複数の光
ファイバ52a〜52gに光学的に結合されている。
(GC)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通
信システムの一形態を示す。光通信システム40は、グ
ループセンタ(GC)およびユニットセンタ(UC)内に設
けられている光送信部42と、複数の加入者端末44a
〜44gに光送受信部42からの光信号を提供する光伝
送路46とを備える。光送受信部42は、複数の光ファ
イバ48a〜48dに接続される光送信器42a〜42
dを含んでいる。光伝送路46は、複数の光ファイバ4
8a〜48dと、スターカプラといった光カプラ50
と、複数の光ファイバ52a〜52gとを含み、パシブ
スター形態を有する。複数の光ファイバ48a〜48d
は、例えば、光ファイバケーブル内に含まれている。複
数の光ファイバ48a〜48dの各々の一端には光送信
器42a〜42dが接続されており、他端には光カプラ
50がそれぞれ接続されている。光カプラ50は、加入
者端末44a〜44gの各端に接続されている複数の光
ファイバ52a〜52gに光学的に結合されている。
【0023】図4(a)〜図4(d)は、光通信システム4
0に適用可能ないくつかの形態を示す。図4(a)は、光
送信器42aの一形態を示している。光送信器42a
は、半導体レーザ素子54を含む。半導体レーザ素子5
4は、拡散変調された電気信号を入力54aに受けて、
この電気信号に応答して生成された光信号を出力54b
から光伝送路48に提供する。
0に適用可能ないくつかの形態を示す。図4(a)は、光
送信器42aの一形態を示している。光送信器42a
は、半導体レーザ素子54を含む。半導体レーザ素子5
4は、拡散変調された電気信号を入力54aに受けて、
この電気信号に応答して生成された光信号を出力54b
から光伝送路48に提供する。
【0024】図4(b)は、光送信器42aに別の形態を
示している。光送信器42aは、半導体レーザ素子56
と、電界吸収変調器といった外部変調器58を含む。半
導体レーザ素子56が定常的に光を発生するように、そ
のアノードおよびカソードといった入力56a間に電圧
が加えられている。半導体レーザ素子56の出力56b
は、外部変調器58の入力58aに光学的に結合されて
いる。外部変調器58は、拡散変調された電気信号を受
けて、この電気信号に応答して生成された光信号を出力
58bに提供する。この形態によれば、波長分散の影響
を低減できる。半導体レーザ素子56および外部変調器
58は1チップに集積されていてもよい。
示している。光送信器42aは、半導体レーザ素子56
と、電界吸収変調器といった外部変調器58を含む。半
導体レーザ素子56が定常的に光を発生するように、そ
のアノードおよびカソードといった入力56a間に電圧
が加えられている。半導体レーザ素子56の出力56b
は、外部変調器58の入力58aに光学的に結合されて
いる。外部変調器58は、拡散変調された電気信号を受
けて、この電気信号に応答して生成された光信号を出力
58bに提供する。この形態によれば、波長分散の影響
を低減できる。半導体レーザ素子56および外部変調器
58は1チップに集積されていてもよい。
【0025】図4(c)は、光送信器42aの更なる別の
形態を示している。光送信器42aは、半導体レーザ素
子54と、分散補償ファイバ60とを含む。半導体レー
ザ素子54の出力54bには、分散補償ファイバ60の
一端60aが接続されている。分散補償ファイバ60の
他端60bには、光伝送路48に接続されている。
形態を示している。光送信器42aは、半導体レーザ素
子54と、分散補償ファイバ60とを含む。半導体レー
ザ素子54の出力54bには、分散補償ファイバ60の
一端60aが接続されている。分散補償ファイバ60の
他端60bには、光伝送路48に接続されている。
【0026】図4(d)は、光通信システム40の別の形
態を示している。図4(d)では、光送信部42の各出力
には、分散補償ファイバ62a〜62dが光伝送路を構
成するように接続されている。分散補償ファイバ62a
〜62dの各々は、光伝送路48に接続されている。こ
れらの分散補償ファイバ62a〜62dは、光ファイバ
ケーブル62内に含まれているようにしてもよい。
態を示している。図4(d)では、光送信部42の各出力
には、分散補償ファイバ62a〜62dが光伝送路を構
成するように接続されている。分散補償ファイバ62a
〜62dの各々は、光伝送路48に接続されている。こ
れらの分散補償ファイバ62a〜62dは、光ファイバ
ケーブル62内に含まれているようにしてもよい。
【0027】図5は、各加入者端末と、グループセンタ
(GC)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通
信システムの別形態を示す。光通信システム70は、グ
ループセンタ(GC)およびユニットセンタ(UC)内に設
けられている光送信器42aと、複数の加入者端末72
a〜72eに光送信器42aからの光信号を提供する光
伝送路74とを備える。光伝送路74は、光伝送路の第
1の部分48と、光カプラ50と、複数の光ファイバ7
8、80、82とを含む。光伝送路の第2の部分78
は、マルチドロップ形態を有しており、複数の光カプラ
84a〜84dを含み、各光カプラ50、84a〜84
d間は光ファイバ86a〜86eにより接続されてい
る。各光カプラ84a〜84dは、光ファイバ88a〜
88eを介して加入者端末44a〜44gに接続されて
いる。加入者端末44a〜44gには、光送信器および
光受信器が含まれている。
(GC)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通
信システムの別形態を示す。光通信システム70は、グ
ループセンタ(GC)およびユニットセンタ(UC)内に設
けられている光送信器42aと、複数の加入者端末72
a〜72eに光送信器42aからの光信号を提供する光
伝送路74とを備える。光伝送路74は、光伝送路の第
1の部分48と、光カプラ50と、複数の光ファイバ7
8、80、82とを含む。光伝送路の第2の部分78
は、マルチドロップ形態を有しており、複数の光カプラ
84a〜84dを含み、各光カプラ50、84a〜84
d間は光ファイバ86a〜86eにより接続されてい
る。各光カプラ84a〜84dは、光ファイバ88a〜
88eを介して加入者端末44a〜44gに接続されて
いる。加入者端末44a〜44gには、光送信器および
光受信器が含まれている。
【0028】図6は、光送信器を表すブロック図であ
る。光送信器42aは、複数の加入者端末に対応した数
の電気信号を受ける入力90a〜90cを有する。入力
90a〜90cの各々は、それぞれの電気信号に一次変
調を施すための一次変調部92a〜92cの入力に接続
されている。一次変調部92a〜92cの出力は、それ
ぞれの拡散変調部94a〜94cに接続されている。拡
散変調部94a〜94cの各々は、拡散符号生成部96
から受けたPN符号に応じた拡散変調を一次変調信号に
施す。拡散符号生成部96は、加入者端末に対応付けら
れたPN符号を生成する拡散符号部96a〜96cを有
する。拡散符号部96a〜96cの各々は、加入者端末
に対応付けられ互いに異なるたPN符号を生成する。拡
散変調された電気信号は、多重化部に入力され、多重化
された電気信号に変換される。多重化された電気信号
は、光信号発生素子98に入力され、光信号に変換され
る。この光信号は、光伝送路48に与えられる。
る。光送信器42aは、複数の加入者端末に対応した数
の電気信号を受ける入力90a〜90cを有する。入力
90a〜90cの各々は、それぞれの電気信号に一次変
調を施すための一次変調部92a〜92cの入力に接続
されている。一次変調部92a〜92cの出力は、それ
ぞれの拡散変調部94a〜94cに接続されている。拡
散変調部94a〜94cの各々は、拡散符号生成部96
から受けたPN符号に応じた拡散変調を一次変調信号に
施す。拡散符号生成部96は、加入者端末に対応付けら
れたPN符号を生成する拡散符号部96a〜96cを有
する。拡散符号部96a〜96cの各々は、加入者端末
に対応付けられ互いに異なるたPN符号を生成する。拡
散変調された電気信号は、多重化部に入力され、多重化
された電気信号に変換される。多重化された電気信号
は、光信号発生素子98に入力され、光信号に変換され
る。この光信号は、光伝送路48に与えられる。
【0029】図7は、加入者端末に含まれる光受信器を
表すブロック図である。図7では、光ファイバ52aの
端部には、加入者端末44aが接続されている。加入者
端末44aは、2個の光受信器100a、100bが含
まれている。光受信器100aは、光受光部104と、
逆拡散部106と、逆拡散符号生成部108aと、一次
復調部110とを有する。光受信器100bは、逆拡散
符号生成部108aに代えて逆拡散符号生成部108b
を含む点を除いて光受信器100aと同一の構成を有す
る。光受信器100a、100bは、光カプラ102を
介して光伝送路52aに光学的に結合されている。
表すブロック図である。図7では、光ファイバ52aの
端部には、加入者端末44aが接続されている。加入者
端末44aは、2個の光受信器100a、100bが含
まれている。光受信器100aは、光受光部104と、
逆拡散部106と、逆拡散符号生成部108aと、一次
復調部110とを有する。光受信器100bは、逆拡散
符号生成部108aに代えて逆拡散符号生成部108b
を含む点を除いて光受信器100aと同一の構成を有す
る。光受信器100a、100bは、光カプラ102を
介して光伝送路52aに光学的に結合されている。
【0030】次いで、加入者端末の動作を説明する。光
受信器100a、100b各々には、光伝送路52aか
ら光信号が提供される。この光信号は、拡散符号生成部
108aに関係する符号で拡散変調されている。この光
信号が電気信号に変換された後に逆拡散されると、光受
信器100aは有意な電気信号を提供できるけれども、
光受信器100bは有意な信号を提供できない。つま
り、伝送されてきた信号は、光受信器100aによって
復調されたが、光受信器100bによっては復調されな
かったのである。
受信器100a、100b各々には、光伝送路52aか
ら光信号が提供される。この光信号は、拡散符号生成部
108aに関係する符号で拡散変調されている。この光
信号が電気信号に変換された後に逆拡散されると、光受
信器100aは有意な電気信号を提供できるけれども、
光受信器100bは有意な信号を提供できない。つま
り、伝送されてきた信号は、光受信器100aによって
復調されたが、光受信器100bによっては復調されな
かったのである。
【0031】図8は、光送信器の別の構成を示すブロッ
ク図である。光送信器42aは、上位レベルの光伝送路
120に光学的に結合されている。光伝送路120は、
波長多重(WDM)信号が伝搬する光ファイバ122と、
光ADM装置124とを有する。光ADM装置124
は、WDM信号(λ1、…λm-1、λm、λm+1、…λn)か
ら波長λmの光をアッド(追加)すると共にドロップする
(取り出す)。光受信部128は、光ADM装置124に
光ファイバ126を介して光学的に結合されており、波
長λmの光を電気信号に変換する。信号処理部130
は、変換された電気信号を受けて、拡散変調された電気
信号を提供する。光信号生成部132は、拡散変調され
た電気信号に基づいて変調された光信号を生成する。こ
の光信号は、光伝送路48に提供される。
ク図である。光送信器42aは、上位レベルの光伝送路
120に光学的に結合されている。光伝送路120は、
波長多重(WDM)信号が伝搬する光ファイバ122と、
光ADM装置124とを有する。光ADM装置124
は、WDM信号(λ1、…λm-1、λm、λm+1、…λn)か
ら波長λmの光をアッド(追加)すると共にドロップする
(取り出す)。光受信部128は、光ADM装置124に
光ファイバ126を介して光学的に結合されており、波
長λmの光を電気信号に変換する。信号処理部130
は、変換された電気信号を受けて、拡散変調された電気
信号を提供する。光信号生成部132は、拡散変調され
た電気信号に基づいて変調された光信号を生成する。こ
の光信号は、光伝送路48に提供される。
【0032】信号処理部130は、分離部130aと、
拡散変調部130bと、拡散符号生成部130cと、多
重化部130dとを有する。分離部130aは、波長λ
mのWDM光信号内にTDM方式で多重化されていた信
号を分離する。拡散変調部130bは、PN符号により
拡散変調を行う。拡散符号生成部130cは、分離され
た各電気信号に対して異なるPN符号を提供する。これ
らのPN符号は、加入者に関連づけられている。多重化
部130dは、拡散変調された複数の電気信号を多重化
する。この多重化信号は、光信号生成部132を駆動す
る。
拡散変調部130bと、拡散符号生成部130cと、多
重化部130dとを有する。分離部130aは、波長λ
mのWDM光信号内にTDM方式で多重化されていた信
号を分離する。拡散変調部130bは、PN符号により
拡散変調を行う。拡散符号生成部130cは、分離され
た各電気信号に対して異なるPN符号を提供する。これ
らのPN符号は、加入者に関連づけられている。多重化
部130dは、拡散変調された複数の電気信号を多重化
する。この多重化信号は、光信号生成部132を駆動す
る。
【0033】図9は、いくつかのサービスに対応付けて
信号を多重化する光送信器を示すブロック図である。光
送信器42aは、電話音声を提供する信号源134、フ
ァックス信号を提供する信号源136、データ通信のた
めの信号を提供する信号源138、および画像データの
信号を提供する信号源140から電気信号を受ける入力
142a〜142dを有する。入力142a〜142d
の各々には、一次拡散部144a〜144dが接続され
ている。一次変調信号は、拡散変調部146a〜146
dに提供され、拡散変調が施される。このために、拡散
変調部146a〜146dは、それぞれのサービスに対
応付けられたPN符号を提供する符号生成部148a〜
148dに接続されている。多重化部150は、拡散変
調された電気信号を受けて、多重化された電気信号を生
成する。この信号は、光信号発生素子152に入力さ
れ、光信号に変換される。この光信号は、光伝送路48
に与えられる。これによって、サービス毎に異なる拡散
符号により変調された信号を用いて光通信を行うことが
できる。
信号を多重化する光送信器を示すブロック図である。光
送信器42aは、電話音声を提供する信号源134、フ
ァックス信号を提供する信号源136、データ通信のた
めの信号を提供する信号源138、および画像データの
信号を提供する信号源140から電気信号を受ける入力
142a〜142dを有する。入力142a〜142d
の各々には、一次拡散部144a〜144dが接続され
ている。一次変調信号は、拡散変調部146a〜146
dに提供され、拡散変調が施される。このために、拡散
変調部146a〜146dは、それぞれのサービスに対
応付けられたPN符号を提供する符号生成部148a〜
148dに接続されている。多重化部150は、拡散変
調された電気信号を受けて、多重化された電気信号を生
成する。この信号は、光信号発生素子152に入力さ
れ、光信号に変換される。この光信号は、光伝送路48
に与えられる。これによって、サービス毎に異なる拡散
符号により変調された信号を用いて光通信を行うことが
できる。
【0034】図10は、サービスに対応付けて多重化さ
れた光信号を受ける光受信器を示すブロック図である。
光受信器160は、各加入者端末に含まれている。光受
信器160は、光ファイバ154aおよび光カプラ15
4bを含む光伝送路154から光信号を受ける。この光
信号は、コンピュータ158のための画像データおよび
電話156のための音声データを含むことができる。光
受信器160は、光受信部162、逆拡散部164a、
164b、逆拡散符号生成部164a、164b、およ
び一次復調部168a、168bを含む。この光受信器
160のおいて、光伝送路154から音声データが提供
されたとき、この信号は逆拡散符号166aにより復調
可能であり、画像データが提供されたとき、この信号は
逆拡散符号166bにより復調可能である。
れた光信号を受ける光受信器を示すブロック図である。
光受信器160は、各加入者端末に含まれている。光受
信器160は、光ファイバ154aおよび光カプラ15
4bを含む光伝送路154から光信号を受ける。この光
信号は、コンピュータ158のための画像データおよび
電話156のための音声データを含むことができる。光
受信器160は、光受信部162、逆拡散部164a、
164b、逆拡散符号生成部164a、164b、およ
び一次復調部168a、168bを含む。この光受信器
160のおいて、光伝送路154から音声データが提供
されたとき、この信号は逆拡散符号166aにより復調
可能であり、画像データが提供されたとき、この信号は
逆拡散符号166bにより復調可能である。
【0035】好適な実施の形態において本発明の原理を
図示し説明してきたが、本発明を、そのような原理から
逸脱することなく配置および詳細において変更できるこ
とは、当業者によって認識される。例えば、電話局から
各加入者への光通信について説明したが、対応する拡散
符号および逆拡散符号並びに光伝送路を利用して、加入
者から電話局への光通信を実現できる。このために、光
受信器および光送信器のブロックを、必要なように変更
できる。例えば、光通信システムは、加入者用光送信器
を備えるようにしてもよい。加入者用光送信器は、光伝
送路の各他端部の光受信器に関連づけられたPN符号に
より拡散変調された電気信号によって変調された光信号
を発生可能である。光送受信部は、この光信号を受ける
光受信器を含むことができる。この方法によれば、TD
A方式と異なり、信号伝送の際に同期を取る必要がな
い。
図示し説明してきたが、本発明を、そのような原理から
逸脱することなく配置および詳細において変更できるこ
とは、当業者によって認識される。例えば、電話局から
各加入者への光通信について説明したが、対応する拡散
符号および逆拡散符号並びに光伝送路を利用して、加入
者から電話局への光通信を実現できる。このために、光
受信器および光送信器のブロックを、必要なように変更
できる。例えば、光通信システムは、加入者用光送信器
を備えるようにしてもよい。加入者用光送信器は、光伝
送路の各他端部の光受信器に関連づけられたPN符号に
より拡散変調された電気信号によって変調された光信号
を発生可能である。光送受信部は、この光信号を受ける
光受信器を含むことができる。この方法によれば、TD
A方式と異なり、信号伝送の際に同期を取る必要がな
い。
【0036】したがって、特許請求の範囲およびその精
神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求す
る。
神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求す
る。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係わる
光通信システムでは、拡散変調は、複数の加入者の各々
に関連づけられた互いに異なるPN符号により電気信号
に対して行われる。このため、光CDM方式に比べて光
送信器の構成が簡素化される。また、加入者への光信号
は光伝送路を伝播するので、伝搬経路は予め決定されて
いる。このため、多くの送受信局の配置が規則的でない
場合でも、複数の加入者への光アクセスのための光通信
システムに本発明を適用できる。したがって、複数の加
入者への光アクセスのための光通信システムが提供され
た。
光通信システムでは、拡散変調は、複数の加入者の各々
に関連づけられた互いに異なるPN符号により電気信号
に対して行われる。このため、光CDM方式に比べて光
送信器の構成が簡素化される。また、加入者への光信号
は光伝送路を伝播するので、伝搬経路は予め決定されて
いる。このため、多くの送受信局の配置が規則的でない
場合でも、複数の加入者への光アクセスのための光通信
システムに本発明を適用できる。したがって、複数の加
入者への光アクセスのための光通信システムが提供され
た。
【図1】図1は、複数の加入者への光アクセスのための
光通信システムを示す図面である。
光通信システムを示す図面である。
【図2】図2は、複数の加入者への光アクセスのための
光通信システムの形態を示す図面である。
光通信システムの形態を示す図面である。
【図3】図3は、各加入者端末と、グループセンタ(G
C)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通信
システムの一形態を示す図面である。
C)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通信
システムの一形態を示す図面である。
【図4】図4(a)〜図4(d)は、光通信システムに適用
可能ないくつかの形態を示す図面である。
可能ないくつかの形態を示す図面である。
【図5】図5は、各加入者端末と、グループセンタ(G
C)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通信
システムの別形態を示す図面である。
C)またはユニットセンタ(UC)とを繋ぐための光通信
システムの別形態を示す図面である。
【図6】図6は、光送信器を表すブロック図である。
【図7】図7は、加入者端末に含まれる光受信器を表す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図8】図8は、光送信器の別の構成を示すブロック図
である。
である。
【図9】図9は、いくつかのサービスに対応付けて信号
を多重化する光送信器を示すブロック図である。
を多重化する光送信器を示すブロック図である。
【図10】図10は、サービスに対応付けて多重化され
た光信号を受ける光受信器を示すブロック図である。
た光信号を受ける光受信器を示すブロック図である。
40…光通信システム、42…光送信部、42a〜42
d…光送信器、44a〜44g…加入者端末、46…光
伝送路、48a〜48d、52a〜52g…光ファイ
バ、50…光カプラ、54、56…半導体レーザ素子、
58…外部変調器、60…分散補償ファイバ、
d…光送信器、44a〜44g…加入者端末、46…光
伝送路、48a〜48d、52a〜52g…光ファイ
バ、50…光カプラ、54、56…半導体レーザ素子、
58…外部変調器、60…分散補償ファイバ、
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 13/00 14/00 14/02 H04L 12/44 200 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA02 AA03 BA04 BA13 CA01 CA14 DA02 FA01 5K022 EE02 EE22 5K033 DA15 DB02 DB05 DB22
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の加入者への光アクセスのための光
通信システムであって、 一端部および複数の他端部を有する光伝送路と、 前記光伝送路の一端部に結合され、前記複数の加入者の
各々に関連づけられた互いに異なる第1のPN符号によ
り拡散変調された電気信号によって変調された複数の光
信号を発生可能な光送信器とを備える光通信システム。 - 【請求項2】 複数の加入者への光アクセスのための光
通信システムであって、 加入者用の光受信器と、 各光受信器に関連づけられた互いに異なる第1のPN符
号により拡散変調された電気信号によって変調された複
数の光信号を発生可能な光送信器と、 前記光受信器と前記光送信器との間に設けられた光伝送
路と、を備える光通信システム。 - 【請求項3】 前記光伝送路の複数の他端部の少なくと
も一つに設けられ、前記光伝送路の各他端部の光受信器
に関連づけられた第1のPN符号により拡散変調された
電気信号によって変調された光信号を発生可能な加入者
用光送信器を更に備える、請求項2に記載の光通信シス
テム。 - 【請求項4】 前記光伝送路はパッシブダブルスター形
態を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の光通信シス
テム。 - 【請求項5】 前記光伝送路は、前記複数の他端部の各
々と前記一端部との間に配置された光カプラを有する、
請求項1〜3のいずれかに記載の光通信システム。 - 【請求項6】 前記光送信器は、 入力と、 前記入力に結合され、受けた電気信号を拡散変調して拡
散変調信号を生成する拡散変調部と、 前記拡散変調部に結合され、前記拡散変調信号から生成
された光信号を発生する光信号発生部と、 前記拡散変調部に結合され、拡散変調のためのPN符号
を発生する符号生成部とを有する、請求項1〜3のいず
れかに記載の光通信システム。 - 【請求項7】 前記光送信器は、異なるサービスに関連
づけられた電気信号を多重化して別の電気信号を形成す
る多重化部を更に有する、請求項1〜3のいずれかに記
載の光通信システム。 - 【請求項8】 前記光送信器は、前記加入者のうちの一
つに関連付けられた第2のPN符号により拡散変調され
た電気信号によって変調された更なる光信号を発生可能
である、請求項1〜3のいずれかに記載の光通信システ
ム。 - 【請求項9】 前記光送信器に結合され、別の光伝送路
から受けた光信号を電気信号に変換する光受信器を更に
備える、請求項1〜3のいずれかに記載の光通信システ
ム。 - 【請求項10】 前記光受信器は、前記別の光伝送路か
らの波長多重信号のうちの一波長の光信号を受けるよう
に設けられている、請求項9に記載の光通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182251A JP2002374210A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 光通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182251A JP2002374210A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 光通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002374210A true JP2002374210A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19022393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001182251A Pending JP2002374210A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 光通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002374210A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH01126036A (ja) * | 1987-11-11 | 1989-05-18 | Hitachi Ltd | 光加入者線遠隔多重伝送方法 |
JPH04233342A (ja) * | 1990-06-12 | 1992-08-21 | Nokia Ab:Oy | 光通信システムとその方法 |
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-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001182251A patent/JP2002374210A/ja active Pending
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