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JP2002373753A - コネクタ検査装置 - Google Patents

コネクタ検査装置

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JP2002373753A
JP2002373753A JP2001181160A JP2001181160A JP2002373753A JP 2002373753 A JP2002373753 A JP 2002373753A JP 2001181160 A JP2001181160 A JP 2001181160A JP 2001181160 A JP2001181160 A JP 2001181160A JP 2002373753 A JP2002373753 A JP 2002373753A
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Japan
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connector
retainer
inspection
holder
fitting
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JP2001181160A
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Takao Fujita
孝夫 藤田
Akira Nishino
彰 西野
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リテーナの半嵌合状態を確実に検査することが
できるようにする。 【解決手段】コネクタ30がセットされるホルダ10
と、ホルダ10に対して接離可能に設けられた検査部2
0と、検査部20をホルダ10に接離移動させるレバー
2とを具備する。ホルダ10は、コネクタハウジングの
他方端を検査部20に向けてコネクタ30を保持し、か
つ検査部20に対する接離方向とほぼ直交方向でコネク
タを挟む一対の壁面を有する凹部11と、一方の壁13
にコネクタセット時に前記一部を通すべくセット方向に
形成された第1凹溝14と、壁13に接離移動方向に沿
いかつリテーナ取付孔31の外側を通るように設けられ
た嵌合検査用の第2凹溝15と、凹部11にセットされ
たコネクタ30を壁13に押し付ける押圧手段19とを
有する。検査部20には、接離移動により第2凹溝15
内を挿通し、かつ第2凹溝15の深さ寸法Tとほぼ同一
の厚み寸法tを有する嵌合検査片22が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーハーネス
の製造工程において、コネクタハウジングに設けられた
リテーナの一部がコネクタハウジングから外側に突出し
た半嵌合状態を検査するコネクタ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したリテーナは、コネクタハウジン
グの内部に設けられる端子を抜け止めするために設けら
れ、そのリテーナが半嵌合状態となっていることを検査
するためのコネクタ検査装置として、従来から図4に示
すものが知られている(特開平9−82444号)。
【0003】この検査装置は、端子金具120の導通検
査を行う際に、コネクタハウジング101の側面である
リテーナ取付壁面103に開口するリテーナ挿入孔10
4へ挿入されたリテーナ110が半嵌合状態で係合して
いることを検査するように構成されている。以下に、こ
の検査装置および検査対象を詳細に述べる。
【0004】即ち、検査対象であるコネクタ100は、
コネクタハウジング101の端面101aに開口された
キャビティ102に端子金具120を挿入し、その挿入
状態の端子金具120の係止部121に、前記リテーナ
取付壁面103のリテーナ挿入孔104から挿入したリ
テーナ110を係合させ、端子金具120が抜け止めさ
れた状態に作製されている。一方、検査装置は、コネク
タ検査装置130のコネクタ保持部131に、一対の側
壁132a、132bにて挟まれた状態で設けられた凹
状の取付部132を有し、その取付部132に、上述の
ようにして作製されたコネクタ100が挿入される。そ
して、導通検査を行うべく、コネクタ保持部131に対
して接離可能に設けられた検査部134を、レバー13
3の白抜矢符方向への回転操作によりコネクタ保持部1
31側に接近させ、検査部134に設けた導通検査ピン
135を前記端子金具120に接続させる。このとき、
リテーナ110が係止部121に正常に係合していない
場合には、リテーナ110の外側部分111がコネクタ
ハウジング101のリテーナ取付壁面103から突出し
た半嵌合状態となるので、コネクタ100に検査部13
4を接近させていくと、検査部134に固設した当接片
136が突出状態の外側部分111に当接し、コネクタ
100が押される。これに伴い、前記コネクタ保持部1
31の取付部132にゴムブッシュ140を介してねじ
141止めされている位置決め板142が、前記コネク
タ100にて押されてゴムブッシュ140の弾性変形に
より変位することで、リテーナ110の半嵌合状態を目
視にて検査するように構成されている。
【0005】なお、リテーナ110が係止部121に正
常に係合している場合には、リテーナ110の外側部分
111がコネクタハウジング101のリテーナ取付壁面
103と面一になった正規嵌合状態となり、この正規嵌
合状態では当接片136がリテーナ110と当接せず、
また位置決め板142が変位しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コネクタ検査装置による場合には、当接片のコネクタに
対する取付け位置に誤差があると、リテーナが半嵌合状
態で取付けられていても当接片とリテーナとの相対的な
位置ずれが生じて確実な嵌合検査を行えないという不都
合があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、リテーナの半嵌合状態を
確実に検査することができるコネクタ検査装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ検査装
置は、端子が装着されるキャビティを有し、装着された
端子の抜け止めをするリテーナがキャビティ側面に取付
けられると共に、リテーナが前記端子への正規嵌合状態
のときにリテーナ取付壁面から突出せず、半嵌合状態の
ときにリテーナ取付壁面外に一部が突出するコネクタに
おけるリテーナ嵌合状態を検査するコネクタ検査装置で
あって、前記コネクタがセットされるホルダと、該ホル
ダに対して相対的に接離可能に設けられた検査部と、該
ホルダと該検査部を相対的に接離移動させる移動手段と
を具備し、前記ホルダは、コネクタハウジングに装着さ
れた端子を検査部に向けてコネクタを保持し、かつ検査
部に対する接離方向とほぼ直交方向でコネクタを挟む一
対の壁面を有する凹部と、一方の壁面にコネクタセット
時にリテーナの前記一部を通すべくセット方向に形成さ
れた第1凹溝と、前記一方の壁面に接離移動方向に沿い
かつリテーナ取付壁面のリテーナ取付部を通るように設
けられた嵌合検査用の第2凹溝と、該凹部にセットされ
たコネクタを前記一方の壁面に押し付ける押圧手段とを
有して構成され、前記検査部は、接離移動により前記第
2凹溝内を挿通し、前記一方の壁面とほぼ面一の外表面
を有する嵌合検査片を備えることを特徴とする。
【0009】本発明のコネクタ検査装置にあっては、コ
ネクタのキャビティ側面に取付けられたリテーナの一部
がリテーナ取付壁面から突出していても、そのリテーナ
が第1凹溝を通るので、半嵌合状態でも支障無くコネク
タがホルダの凹部にセットされる。このとき、押圧手段
がコネクタをホルダの一方の壁面に押し付けるので、コ
ネクタは凹部に一定状態でセットされ、これに伴って一
方の壁面に対してリテーナ取付壁面が面一になるととも
に凹部の一方の壁面に設けられた第2凹溝がリテーナ取
付壁面にて塞がれた状態になる。
【0010】そして、ホルダに対して検査部を相対的に
移動手段により接近させていくと、嵌合検査片が第2凹
溝内をスライドしていく。このとき、嵌合検査片がその
外表面を一方の壁面と面一になるように設けられている
ので、嵌合検査片はリテーナ取付壁面からリテーナが僅
かでも突出しておれば、その突出部に当接するため、確
実に嵌合状態の良否を検査することが可能になる。
【0011】本発明のコネクタ検査装置において、前記
押圧手段は、コネクタを平行に押すように2以上で並設
されている構成とすることができる。
【0012】この構成にあっては、凹部の一方の壁面に
コネクタを傾いた状態ではなく、その壁面に向けられた
コネクタの側面の全域を壁面に押し付けるようにするこ
とができ、嵌合検査の精度をより向上させ得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を具体
的に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態に係るコネク
タ検査装置を示す正面図、図2はそのコネクタ検査装置
の要部を示す分解斜視図である。
【0015】このコネクタ検査装置は、基台1と、その
上の左寄り位置に固定されたホルダ10と、基台1の上
方であってホルダ10の右側に左右方向(A方向)に往
復移動可能に設けられた検査部20と、基台1の上方右
側に回転可能に取付けられ、検査部20をA方向に往復
移動させるレバー2とを備える。
【0016】ホルダ10は、その上部にコネクタ30が
挿入セットされる凹部11が形成されている。コネクタ
30は、キャビティ35内に図示しない端子が装着され
ているとともに、そのキャビティ側面であるリテーナ取
付壁面36(図2の左奥側の側面)に形成されたリテー
ナ取付孔31に、矢印方向(B方向)からリテーナ32
が端子抜け止め用に挿入されたものであり、上記凹部1
1にはリテーナ32が奥側に向けて、つまり横向きにし
てセットされる。なお、コネクタ30に装着された端子
(図示せず)に接続された電線34はコネクタ30の後
端側から導出されている。
【0017】上記凹部11は、手前側の壁12と奥側の
壁13とを有してなり、壁13の内面側には、リテーナ
逃がし用の第1凹溝14が縦方向に一定幅で形成され、
また嵌合検査用の第2凹溝15が左右方向に一定幅で形
成されている。第1凹溝14は、コネクタ30に取付ら
れたリテーナ32が半嵌合で取付けられていて、そのリ
テーナ32の外側部分が外方に突出した部分が存在して
いても、その突出部分を支障なく通し、コネクタ30を
凹部11内にセットできるようにするためのものであ
る。第2凹溝15については、後述する。
【0018】凹部11の左端部分には、コネクタ30に
装着される端子(図示せず)に接続された電線34を通
すための開口16が形成され、その右側には、コネクタ
30の端部に形成された鍔部33が入れられて抜けを防
止する縦長の凹溝17aが壁12に、同様の縦長の凹溝
17bが壁13に形成されている。凹部11の右側には
開口18が形成され、セットされたコネクタ30の前端
側(電線34とは反対側)がその開口18から覗くよう
になっている。なお、壁12の内面は、コネクタ30の
鍔部33を除く側面部分と同様に平坦面に形成されてい
る。
【0019】また、手前側の壁12には、一対の押圧手
段19がA方向に離隔して設けられている。各押圧手段
19は同一構成であり、壁12に貫通する状態に設けら
れた段付き孔12aに挿入されるコネクタ押え板19A
と、段付き孔12aの外側を塞ぐように壁12にネジ止
めされる断面L字状のバネ押え板19Bと、コネクタ押
え板19Aとバネ押え板19Bとの間に設けられる圧縮
コイルばね19Cとを有する。コネクタ押え板19A
は、バネ押え板19B側に鍔部19aが形成され、圧縮
コイルばね19Cの弾性力によりコネクタ押え板19A
が壁12の内側に押圧されても鍔部19aにより段付き
孔12aから抜け出ないようになっている。コネクタ押
え板19Aの鍔部19aより狭幅の押さえ部19bの長
さ寸法Lは、段付き孔12aの狭幅側の孔部12bの厚
み寸法Dよりも若干長く形成され、コネクタ30を壁1
3側に押し付けるようになっている(図2参照)。コネ
クタ押え板19Aのバネ押え板19B側には、圧縮コイ
ルばね19Cが挿入される有底のばね固定穴19cが形
成され、ばね固定穴19cの深さは、圧縮コイルばね1
9Cの圧縮長さに応じた寸法に調整されている。
【0020】上記検査部20は、底面にA方向に長い被
案内溝33が2つ形成されており、これら被案内溝33
には、基台1の上側に並設された2本のレール3が入れ
られていて、検査部20はA方向にスライド可能となっ
ている。ホルダ10側にはコネクタ30の前端部が入り
得る大きさの開口21が設けられ、その開口21の内壁
面には、嵌合検査片22が先端側をホルダ10の第2凹
溝15に向けた状態で水平方向に固定されている。嵌合
検査片22と開口21の内壁面とは、その内壁面に形成
した凹部に嵌合検査片22の基端部を取付けることで、
面一となっており、また、この嵌合検査片22の厚み寸
法tは、第2凹溝15の深さ寸法Tとほぼ同一に形成さ
れて、嵌合検査片22の外表面は壁13と面一になって
いる。
【0021】検査部20とレバー2とは、図1に示すよ
うにリンク3を介して連結され、レバー2を寝た状態が
矢印方向(C方向)に起立させると、検査部20が実線
にて示す位置から二点鎖線にて示す位置に前進してホル
ダ10に当接する。逆に、起立状態から寝た状態に戻す
と、元の待機位置に戻る。なお、検査部20が待機位置
に位置する状態において、前記嵌合検査片22の先端部
が第2凹溝15の内部に入っていて、検査部20のスラ
イドに拘わらず嵌合検査片22が第2凹溝15に安定し
て導かれるようになっている。
【0022】次に、かかるコネクタ検査装置による検査
方法につき説明する。
【0023】まず、端子及びリテーナ32が取付けられ
たコネクタ30をホルダ10の凹部11に所定状態にセ
ットする。このとき、コネクタ30は、押圧手段19に
より壁13側に押し付けられ、第2凹溝15がコネクタ
30のリテーナ取付壁面36にて塞がれる。続いて、レ
バー2を操作して検査部20をホルダ10に接近させ
る。これに伴い、嵌合検査片22は、コネクタ30のリ
テーナ取付壁面36にて塞がれた第2凹溝15にて導か
れるが、その深さ寸法Tが厚み寸法tとほぼ同一である
ため、コネクタ30のリテーナ取付壁面36に摺接して
移動していく。
【0024】図3は、上述のように構成されたコネクタ
検査装置による嵌合検査の状況を示す平面図であり、
(a)はリテーナが正規嵌合状態の場合、(b)はリテ
ーナが半嵌合状態の場合である。
【0025】図3(a)に示す正規嵌合状態の場合に
は、リテーナ32がリテーナ取付壁面36から突出して
いないため、嵌合検査片22の先端部はリテーナ取付孔
31を通り過ぎ、検査部20がホルダ10に当接する。
一方、図3(b)に示す半嵌合状態の場合には、リテー
ナ32がリテーナ取付壁面36から突出しているため、
第2凹溝15にて導かれる嵌合検査片22の先端部はリ
テーナ32の突出部分に当接し、レバー2の操作が停止
される。このとき、検査部20がホルダ10に当接しな
いため、検査部20とホルダ10との間には隙間Dが形
成され、この隙間Dによりリテーナ32が半嵌合で取付
けられていることが検出される。
【0026】したがって、本実施形態による場合には、
嵌合検査片22がコネクタ30のリテーナ取付壁面36
に摺接して移動していくので、リテーナ取付壁面36か
らリテーナ32が僅かでも突出しておれば、嵌合検査片
22がその突出部に当接するため、確実に嵌合状態の良
否を検査することができる。また、押圧手段19がコネ
クタ30を平行に押すように2つ並設されているので、
コネクタ30の前後を平行に押すことが可能となり、壁
13の壁面にコネクタ30を傾いた状態ではなく、その
壁面に向けられたコネクタ30の側面の全域を壁13の
壁面に押し付けるようにすることができ、嵌合検査の精
度をより向上させ得る。
【0027】なお、上述した実施形態では押圧手段19
を2つ並設して設けているが、本発明はこれに限らず、
押圧手段を3以上並設してもよい。
【0028】また、上述した実施形態ではレバー操作で
検査部をホルダに対して移動させるようにしているが、
本発明はこれに限らず、ホルダを検査部に対して移動さ
せる構成や、ホルダおよび検査部の両者を接離するよう
に移動させる構成としてもよい。
【0029】また、上述した実施形態では嵌合検査片2
2の厚み寸法tと第2凹溝15の深さ寸法Tとをほぼ同
一になして嵌合検査片22の外表面を壁13と面一にし
ているが、本発明はこれに限らない。例えば、第2凹溝
15を深さの異なる段付き状に形成し、浅い方の段付き
部にて嵌合検査片22の外表面を壁13と面一になるよ
うにしてもよい。或いは、第2凹溝15の深さ寸法を、
嵌合検査片22の厚み寸法よりも大きくし、第2凹溝1
5の底部に突起を設けて嵌合検査片22を底から浮かせ
る等して嵌合検査片22の外表面を壁13と面一になる
ようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による場合
には、コネクタのキャビティ側面に取付けられたリテー
ナの一部がリテーナ取付壁面から突出していても、その
リテーナが第1凹溝を通るので、半嵌合状態でも支障無
くコネクタがホルダの凹部にセットされる。このとき、
押圧手段がコネクタをホルダの一方の壁面に押し付ける
ので、コネクタは凹部に一定状態でセットされ、これに
伴って一方の壁面に対してリテーナ取付壁面が面一にな
るとともに凹部の一方の壁面に設けられた第2凹溝がリ
テーナ取付壁面にて塞がれた状態になる。そして、ホル
ダに対して検査部を相対的に移動手段により接近させて
いくと、嵌合検査片が第2凹溝内をスライドしていく。
このとき、嵌合検査片がその外表面を一方の壁面と面一
になるように設けられているので、嵌合検査片はリテー
ナ取付壁面からリテーナが僅かでも突出しておれば、そ
の突出部に当接するため、確実に嵌合状態の良否を検査
することが可能になる。
【0031】また、本発明による場合には、押圧手段が
コネクタを平行に押すように2以上で並設されている構
成とすると、凹部の一方の壁面にコネクタを傾いた状態
ではなく、その壁面に向けられたコネクタの側面の全域
を壁面に押し付けるようにすることができ、嵌合検査の
精度をより向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタ検査装置を
示す正面図である。
【図2】図1のコネクタ検査装置の要部を示す斜視図で
ある。
【図3】図1のコネクタ検査装置による嵌合検査の状況
を示す平面図であり、(a)はリテーナが正規嵌合状態
の場合、(b)はリテーナが半嵌合状態の場合である。
【図4】従来技術のコネクタ検査装置を示す斜視図であ
る。
【図5】図1のコネクタ検査装置に備わった押圧手段を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 基台 2 レバー(移動手段) 3 リンク 10 ホルダ 11 凹部 12、13 壁 14 第1凹溝 15 第2凹溝 19 押圧手段 20 検査部 22 嵌合検査片 30 コネクタ 32 リテーナ 36 リテーナ取付壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G014 AA14 AB38 AB60 AC08 5E051 GA09 GB09 5E087 GG26 RR23 RR36 RR41

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子が装着されるキャビティを有し、装
    着された端子の抜け止めをするリテーナがキャビティ側
    面に取付けられると共に、リテーナが前記端子への正規
    嵌合状態のときにリテーナ取付壁面から突出せず、半嵌
    合状態のときにリテーナ取付壁面外に一部が突出するコ
    ネクタにおけるリテーナ嵌合状態を検査するコネクタ検
    査装置であって、 前記コネクタがセットされるホルダと、 該ホルダに対して相対的に接離可能に設けられた検査部
    と、 該ホルダと該検査部を相対的に接離移動させる移動手段
    とを具備し、 前記ホルダは、コネクタハウジングに装着された端子を
    検査部に向けてコネクタを保持し、かつ検査部に対する
    接離方向とほぼ直交方向でコネクタを挟む一対の壁面を
    有する凹部と、一方の壁面にコネクタセット時にリテー
    ナの前記一部を通すべくセット方向に形成された第1凹
    溝と、前記一方の壁面に接離移動方向に沿いかつリテー
    ナ取付壁面のリテーナ取付部を通るように設けられた嵌
    合検査用の第2凹溝と、該凹部にセットされたコネクタ
    を前記一方の壁面に押し付ける押圧手段とを有して構成
    され、 前記検査部は、接離移動により前記第2凹溝内を挿通
    し、前記一方の壁面とほぼ面一の外表面を有する嵌合検
    査片を備えることを特徴とするコネクタ検査装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段は、コネクタを平行に押す
    ように2以上で並設されていることを特徴とする請求項
    1に記載のコネクタ検査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009140891A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ検査装置
CN101930046A (zh) * 2009-06-24 2010-12-29 住友电装株式会社 保持器嵌合状态检查用装置
JP2014157660A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ導通検査装置
JP2015001440A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 古河電気工業株式会社 導通検査装置、及び導通検査方法

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