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JP2002346691A - シェルモールド用レジンコーテッドサンドの製造方法及びシェルモールド用レジンコーテッドサンド - Google Patents

シェルモールド用レジンコーテッドサンドの製造方法及びシェルモールド用レジンコーテッドサンド

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JP2002346691A
JP2002346691A JP2001153025A JP2001153025A JP2002346691A JP 2002346691 A JP2002346691 A JP 2002346691A JP 2001153025 A JP2001153025 A JP 2001153025A JP 2001153025 A JP2001153025 A JP 2001153025A JP 2002346691 A JP2002346691 A JP 2002346691A
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JP
Japan
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resin
lubricant
coated sand
thermosetting resin
refractory aggregate
Prior art date
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Application number
JP2001153025A
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English (en)
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Inventor
Isamu Ide
勇 井出
Masao Fuji
将夫 富士
Toru Seki
徹 関
Masakazu Nishinoue
正和 西埜植
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Lignyte Co Ltd
Original Assignee
Lignyte Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性を向上することができ、造型の作業性
の向上の効果や充填のかさ密度を上げてシェルモールド
の強度を向上する効果を十分に得ることができると共に
ブロッキングの発生を防ぐことができるシェルモールド
用レジンコーテッドサンドの製造方法を提供する。 【解決手段】 耐火骨材に熱硬化性樹脂及び液状の滑剤
を混合することによって、耐火骨材の表面に熱硬化性樹
脂と滑剤を被覆する。耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂と
滑剤とが混合された層あるいは、熱硬化樹脂の層に液状
の滑剤が浸透した層を被覆することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シェルモールド用
レジンコーテッドサンドの製造方法及びこの方法で製造
されたシェルモールド用レジンコーテッドサンドに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】シェルモールドは、硅砂など鋳型用の耐
火骨材を粘結剤によって結合させて造型することによっ
て得られるものであり、寸法精度が良好である等の優れ
た特性を有するために従来から多用されている。
【0003】そしてこのシェルモールド用の粘結剤とし
てはフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂が一般に用いら
れており、耐火骨材と熱硬化性樹脂を混合して耐火骨材
の表面に熱硬化性樹脂を被覆したレジンコーテッドサン
ドを調製し、このレジンコーテッドサンドを加熱された
金型のキャビティなどに空気で送り込んで充填したりし
て、熱硬化性樹脂粘結剤を溶融・硬化させることによっ
て、シェルモールドを造型するようにしている。
【0004】ここで、レジンコーテッドサンドを金型の
キャビティなどに充填して造型する際に、レジンコーテ
ッドサンドの流動性を良くして、造型の作業性を高めた
り、充填のかさ密度を上げてシェルモールドの強度を高
めたり、さらにレジンコーテッドサンドを使用するまで
の間にブロッキングが発生することを防止したりするた
めに、耐火骨材の表面には熱硬化性樹脂の他に滑剤を被
覆するようにしている。
【0005】このように耐火骨材に熱硬化性樹脂と滑剤
を被覆したレジンコーテッドサンドを製造するにあたっ
ては、例えば次のようにして行なわれている。まず固形
のフェノール樹脂など熱硬化性樹脂を120〜180℃
程度に加熱した耐火骨材に添加してミキサーで混合し、
耐火骨材の熱で熱硬化性樹脂を加熱溶融させることによ
って、耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂を被覆させる。次
にこの混合を保持したまま熱硬化性樹脂の溶融温度(軟
化点)以下に温度を下げるために冷却用の水を、必要に
応じて硬化剤としてのヘキサメチレンテトラミンを溶解
させた状態で加える。このとき、冷却の進行とともにミ
キサー中の耐火骨材は粘性を増して餅状になった後、急
に崩壊してさらさらとした状態になる。この後に、滑剤
としてステアリン酸カルシウムの粉末などを加えて混合
した後、ミキサーから払い出すことによって、レジンコ
ーテッドサンドを得ることができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして得ら
れたレジンコーテッドサンドにあって、滑剤は熱硬化性
樹脂の層の表面に付着した状態にあると考えられるが、
滑剤の滑性の作用が十分に発揮されず、流動性の向上の
効果が不十分になって、造型の作業性を向上したり、充
填の嵩密度を上げてシェルモールドの強度を高めたりす
る効果を十分に得ることができず、また型から離れ難か
ったり、さらにブロッキングが発生することもあるとい
う問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、流動性を向上することができ、造型の作業性の向
上の効果や充填のかさ密度を上げてシェルモールドの強
度を向上する効果を十分に得ることができると共に、型
からの離型性を向上させたりブロッキングの発生を防い
だりすることができるシェルモールド用レジンコーテッ
ドサンドの製造方法及びシェルモールド用レジンコーテ
ッドサンドを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
シェルモールド用レジンコーテッドサンドの製造方法
は、耐火骨材に熱硬化性樹脂及び液状の滑剤を混合する
ことによって、耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂と滑剤を
被覆することを特徴とするものである。
【0009】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、耐火骨材に熱硬化性樹脂と液状の滑剤を同時に配合
し、これを混合することを特徴とするものである。
【0010】また請求項3の発明は、請求項1におい
て、耐火骨材に熱硬化性樹脂を混合した後、さらにこれ
に液状の滑剤を混合することを特徴とするものである。
【0011】また請求項4の発明は、請求項1におい
て、耐火骨材に熱硬化性樹脂と液状の滑剤との混合物を
配合し、これを混合することを特徴とするものである。
【0012】また請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれかにおいて、滑剤として金属石けんを用いること
特徴とするものである。
【0013】また請求項6の発明は、請求項1乃至5の
いずれかにおいて、液状の滑剤としてエマルジョン型滑
剤を用いることを特徴とするものである。
【0014】また請求項7の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、熱硬化性樹脂としてフェノール樹脂
を用いることを特徴とするものである。
【0015】また請求項8の発明は、請求項7におい
て、フェノール樹脂としてノボラック型フェノール樹脂
を用いることを特徴とするものである。
【0016】また請求項9の発明は、請求項7におい
て、フェノール樹脂としてレゾール型フェノール樹脂を
用いることを特徴とするものである。
【0017】また請求項10の発明は、請求項7におい
て、フェノール樹脂としてノボラック型フェノール樹脂
とレゾール型フェノール樹脂の混合物を用いることを特
徴とするものである。
【0018】本発明の請求項11に係るシェルモールド
用レジンコーテッドサンドは、上記の請求項1乃至10
のいずれかに記載の方法で製造されて成ることを特徴と
するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0020】本発明において耐火骨材としては、山砂、
硅砂、特殊砂、合成砂、回収して再生した再生砂など、
シェルモールドに使用可能なものであれば、制限される
ことなく使用することができる。
【0021】また本発明において熱硬化性樹脂として
は、フェノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、アミンポリオール樹脂、ポリエーテルポリオ
ールなどを用いることができるものであり、これらに必
要に応じて、硬化剤としてヘキサメチレンテトラミン、
イソシアネート、有機エステル類などを、硬化促進剤と
して第三級アミン、SO2、ピリジン誘導体、有機スル
ホン酸などを配合して、加熱硬化型の自硬化性にして使
用することができる。
【0022】これらの熱硬化性樹脂のなかでも、フェノ
ール樹脂は耐熱性が高くしかも安価であるので特に望ま
しい。フェノール樹脂はフェノール類とアルデヒド類を
反応触媒の存在下で反応させることによって調製するこ
とができる。
【0023】ここで、フェノール類はフェノール及びフ
ェノールの誘導体を意味するものであり、例えばフェノ
ールの他にm−クレゾール、レゾルシノール、3,5−
キシレノールなどの3官能性のもの、ビスフェノール
A、ジヒドロキシジフェニルメタンなどの4官能性のも
の、o−クレゾール、p−クレゾール、p−ter−ブ
チルフェノール、p−フェニルフェノール、p−クミル
フェノール、p−ノニルフェノール、2,4又は2,6
−キシレノールなどの2官能性のo−又はp−置換のフ
ェノール類を挙げることができ、さらに塩素又は臭素で
置換されたハロゲン化フェノールなども用いることがで
きる。勿論、これらから一種を選択して用いる他、複数
種のものを混合して用いることもできる。
【0024】またアルデヒド類としては、水溶液の形態
であるホルマリンが最適であるが、パラホルムアルデヒ
ドやアセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、トリオキサ
ン、テトラオキサンのような形態のものを用いることも
でき、その他、ホルムアルデヒドの一部をフルフラール
やフルフリルアルコールに置き換えて使用することも可
能である。
【0025】上記のフェノール類とアルデヒド類の配合
比率は、モル比で1:0.5〜1:3.5の範囲になる
ように設定するのが好ましい。また反応触媒としては、
ノボラック型フェノール樹脂を調製する場合は、塩酸、
硫酸、リン酸などの無機酸、あるいはシュウ酸、パラト
ルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、キシレンスル
ホン酸などの有機酸、さらに酢酸亜鉛などを用いること
ができる。レゾール型フェノール樹脂を調製する場合
は、アルカリ土類金属の酸化物や水酸化物を用いること
ができ、さらにジメチルアミン、トリエチルアミン、ブ
チルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、ジエ
チレントリアミン、ジシアンジアミドなどの脂肪族の第
一級、第二級、第三級アミン、N,N−ジメチルベンジ
ルアミンなどの芳香環を有する脂肪族アミン、アニリ
ン、1,5−ナフタレンジアミンなどの芳香族アミン、
アンモニア、ヘキサメチレンテトラミンなどや、その他
二価金属のナフテン酸や二価金属の水酸化物を用いるこ
ともできる。
【0026】ノボラック型フェノール樹脂とレゾール型
フェノール樹脂は、それぞれ単独で使用しても、両者を
任意の割合で混合して使用してもいずれでもよい。また
希釈して使用する場合は、アルコール類、ケトン類、エ
ステル類、多価アルコール類などの溶剤を用いることが
できる。
【0027】また、本発明において滑剤としては、パラ
フィンワックスやカルナバワックス等の脂肪族炭化水素
系滑剤、高級脂肪族系アルコール、エチレンビスステア
リン酸アマイドやステアリン酸アマイド等の脂肪族アマ
イド系滑剤、金属石けん系滑剤、脂肪酸エステル系滑
剤、複合滑剤などを用いることができるが、なかでも金
属石けん系滑剤が好ましい。金属石けん系滑剤として
は、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステア
リン酸マグネシウムなどや、これらを複数種組み合わせ
たものを用いることができる。金属石けん系滑剤は、フ
ェノール樹脂と混合したときの軟化点の低下が小さいた
めに好ましいのである。
【0028】そして本発明では液状の滑剤を用いるもの
であるが、これらの金属石けん系滑剤など滑剤は一般に
粉末状であって、水に不溶であると共に、フェノール樹
脂など極性のものとはなじみ難い。そこで、これらの金
属石けん系滑剤など滑剤を界面活性剤などで水に分散さ
せたエマルジョン型滑剤として用いるのが好ましい。エ
マルジョン型滑剤は有機溶剤を使用しないため、火災防
止や労働安全衛生のうえで、取り扱いが容易で安全でも
ある。また滑剤が液状であると、他の材料との混合が容
易であって均一に分散し易いため、使用量を低減するこ
ともできるものである。
【0029】しかして本発明では、耐火骨材に熱硬化性
樹脂及び液状の滑剤を配合して混合することによって、
耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂や滑剤を被覆してレジン
コーテッドサンドを得るものである。耐火骨材に被覆す
る熱硬化性樹脂や滑剤の量は、その種類等に応じて異な
り一概に規定できないが、耐火骨材100質量部に対し
て、熱硬化性樹脂を0.8〜3.5質量部の範囲、滑剤
を固形分で0.02〜0.15質量部の範囲に設定する
のが一般的に好ましい。熱硬化性樹脂及び滑剤を耐火骨
材の表面に被覆する方法としては、ドライホットコート
法、コールドコート法、セミホットコート法、粉末溶剤
法などがある。
【0030】ドライホットコート法は、110〜180
℃に加熱した耐火骨材に固形の熱硬化性樹脂を添加して
混合し、耐火骨材による加熱で固形の熱硬化性樹脂を溶
融させることによって、溶融熱硬化性樹脂で耐火骨材の
表面を濡らして被覆させ、この後、この混合を保持した
まま冷却することによって、粒状でさらさらしたレジン
コーテッドサンドを得る方法である。
【0031】そしてこのようにドライホットコート法で
レンジコーテッドサンドを製造するにあたって、上記の
ように加熱した耐火骨材に熱硬化性樹脂と同時に液状の
滑剤を添加して混合すると、熱硬化性樹脂と滑剤とが混
合された状態で耐火骨材の表面に被覆されるものであ
り、熱硬化性樹脂と滑剤との混合層で耐火骨材を被覆し
たレンジコーテッドサンドを得ることができるものであ
る。
【0032】また、熱硬化性樹脂と液状の滑剤とを予め
混合しておき、加熱した耐火骨材にこの熱硬化性樹脂と
液状の滑剤の混合物を添加して混合すると、熱硬化性樹
脂と滑剤とが混合された状態で耐火骨材の表面に被覆さ
れるものであり、熱硬化性樹脂と滑剤との混合層で耐火
骨材を被覆したレンジコーテッドサンドを得ることがで
きるものである。
【0033】あるいは、加熱した耐火骨材に固形の熱硬
化性樹脂を添加して混合し、耐火骨材による加熱によっ
て固形の熱硬化性樹脂を溶融させて、溶融熱硬化性樹脂
で耐火骨材の表面を被覆し、この後、これに液状の滑剤
を添加して混合することによって、耐火骨材の表面に被
覆した熱硬化性樹脂の表面をさらに滑剤で被覆したレジ
ンコーテッドサンドを得ることができるものである。こ
のとき、溶融熱硬化性樹脂で耐火骨材の表面を被覆した
後に液状の滑剤を添加するにあたって、耐火骨材を冷却
した後に液状の滑剤を添加して混合するようにしてもよ
く、また冷却水に液状の滑剤を混合分散したもの、ある
いは冷却水に硬化剤としてヘキサメチレンテトラミンを
予め溶解したものに液状の滑剤を混合分散したものを、
熱い状態の耐火骨材に添加して混合することによって、
混合と同時に冷却を行なうようにしてもよい。
【0034】コールドコート法は、熱硬化性樹脂をメタ
ノールなどの溶剤に溶解して液状になし、これと液状の
滑剤とを耐火骨材に添加して混合し、溶剤を揮発させる
ことによって、レジンコーテッドサンドを得る方法であ
る。
【0035】セミホットコート法は、上記の溶剤に溶解
した熱硬化性樹脂と液状の滑剤とを、50〜90℃に加
熱した耐火骨材に添加して混合し、溶剤を揮発させるこ
とによって、レジンコーテッドサンドを得る方法であ
る。
【0036】粉末溶剤法は、固形の熱硬化性樹脂を粉砕
し、この粉砕樹脂と液状の滑剤とを耐火骨材に添加して
さらにメタノールなどの溶剤を添加し、これを混合して
溶剤を揮発させることによって、レジンコーテッドサン
ドを得る方法である。
【0037】以上のいずれの方法においても粒状でさら
さらしたレジンコーテッドサンドを得ることができる
が、作業性などの点においてドライホットコート法が好
ましい。また上記のように耐火骨材に熱硬化性樹脂や液
状の滑剤を混合する際に、必要に応じて硬化剤や、耐火
骨材と熱硬化性樹脂とを親和させるためのシランカップ
リング剤など各種のカップリング剤や、また黒鉛等の炭
素質材料などを配合することもできる。
【0038】上記のようにして得られるレジンコーテッ
ドサンドは、耐火骨材に熱硬化性樹脂と液状の滑剤を同
時に添加して混合した場合や、耐火骨材に熱硬化性樹脂
と液状の滑剤との混合物を添加して混合した場合には、
耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂と滑剤とが混合された層
が被覆されており、また耐火骨材に熱硬化性樹脂を混合
した後に液状の滑剤を配合して混合した場合には、熱硬
化樹脂の層に液状の滑剤が浸透した状態で被覆されてい
る。このように、液状の滑剤を用いることによって、均
一に分散させた状態で耐火骨材に滑剤を被覆させること
ができるものであり、滑剤による滑性作用を十分に発揮
させることができ、レジンコーテッドサンドは安息角が
小さくなって流動性を十分に向上させることができるも
のである。このために、レジンコーテッドサンドを金型
のキャビティなどに充填して造型する際の作業性を高め
ることができ、また充填のかさ密度を上げてシェルモー
ルドの強度を高めることができるものである。そしてこ
のようにシェルモールドの強度を高めることができる結
果、レジンコーテッドサンドの熱硬化性樹脂の量を低減
することが可能になり、シェルモールドに溶湯を注ぎ入
れる際に熱硬化性樹脂が炭化されて発生するガス量を少
なくして鋳物に巣が生じたり鋳肌を荒らしたりすること
を低減できると共に鋳型を容易に崩壊させて脱型を容易
に行なうことができるものである。また、滑剤の滑性作
用で、レジンコーテッドサンドを使用するまでの間にブ
ロッキングが発生することを確実に防止することができ
るものである。さらに、レジンコーテッドサンドを取り
扱う際に、耐火骨材の表面の熱硬化性樹脂の層が衝撃で
剥離することを低減することができ、シェルモールドの
強度低下を招いたり、剥離した樹脂粉で粉塵が発生した
り静電気が発生したりすることを防止することができる
ものである。
【0039】そして、上記のようにして得られたレジン
コーテッドサンドを、既知の方法に従って、例えば加熱
された金型に振り掛けたり充填したりして、熱硬化性樹
脂を溶融・硬化させることによって、熱硬化性樹脂によ
る耐火骨材の結合作用でシェルモールドを造型すること
ができるものである。また、このシェルモールドに高温
の溶湯を注湯することによって、鋳物を鋳造することが
できるものである。
【0040】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0041】(実施例1)反応容器にフェノール940
g、37質量%ホルマリン665g、シュウ酸5.6g
を仕込み、約60分を要して還流させ、そのまま180
分間反応させた後、水と未反応のフェノールを留去する
ことによって、軟化点が92℃の固形のノボラック型フ
ェノール樹脂を得た。
【0042】次に、フラッタリー硅砂30kgを140
℃に加熱してワールミキサーに仕込み、これに上記のノ
ボラック型フェノール樹脂810gと、エマルジョン型
滑剤(旭電化工業株式会社製「エフコディスパーC」:
ステアリン酸カルシウム、不揮発分50.3質量%)6
0gを加え、30秒間混合した後に、さらにヘキサメチ
レンテトラミン122gを300gの水に溶解して添加
し、砂粒の塊が崩壊するまで混合した。この後さらに2
0秒間混合した後にこれを払い出し、エアーレーション
を行なうことによって、レジンコーテッドサンドを得
た。
【0043】(実施例2)フラッタリー硅砂30kgを
140℃に加熱してワールミキサーに仕込み、これに実
施例1で得たノボラック型フェノール樹脂810gを加
え、30秒間混合した後、ヘキサメチレンテトラミン1
22gと実施例1で用いたエマルジョン型滑剤60gを
300gの水に分散・溶解したものを加え、砂粒の塊が
崩壊するまで混合した。この後さらに20秒間混合した
後にこれを払い出し、エアーレーションを行なうことに
よって、レジンコーテッドサンドを得た。
【0044】(実施例3)エマルジョン型滑剤の使用量
を40gにした他は、実施例2と同様にしてレジンコー
テッドサンドを得た。
【0045】(実施例4)エマルジョン型滑剤の使用量
を20gにした他は、実施例2と同様にしてレジンコー
テッドサンドを得た。
【0046】(実施例5)エマルジョン型滑剤として、
中京油脂株式会社製「ハイミクロンF−930」(ステ
アリン酸亜鉛、不揮発分40.1質量%)を75g用い
るようにした他は、実施例2と同様にしてレジンコーテ
ッドサンドを得た。
【0047】(実施例6)フラッタリー硅砂30kgを
140℃に加熱してワールミキサーに仕込み、これに実
施例1で得たノボラック型フェノール樹脂810gを加
え、30秒間混合した後、ヘキサメチレンテトラミン1
22gを300gの水に溶解したものを加え、砂粒の塊
が崩壊するまで混合した。次に、さらにこれに実施例1
で用いたエマルジョン型滑剤60gを添加し、30秒間
混合した後にこれを払い出し、エアーレーションを行な
うことによって、レジンコーテッドサンドを得た。
【0048】(実施例7)反応容器にフェノール940
g、37質量%ホルマリン665g、シュウ酸5.6g
を仕込み、約60分を要して還流させ、そのまま180
分間反応させた。次に、実施例5で用いたエマルジョン
型滑剤93gを加えた後に、水と未反応のフェノールを
留去することによって、軟化点が93.3℃の、滑剤含
有のノボラック型フェノール樹脂を得た。
【0049】次に、フラッタリー硅砂30kgを140
℃に加熱してワールミキサーに仕込み、これに上記の滑
剤を含有するノボラック型フェノール樹脂810gを加
え、30秒間混合した後に、さらにヘキサメチレンテト
ラミン122gを300gの水に溶解して添加し、砂粒
の塊が崩壊するまで混合した。この後さらに20秒間混
合した後にこれを払い出し、エアーレーションを行なう
ことによって、レジンコーテッドサンドを得た。
【0050】(実施例8)耐火骨材として、シェルモー
ルドに一度使用してから回収して再生したフラタリー硅
砂からなる再生砂を用いるようにした他は、実施例2と
同様にしてレジンコーテッドサンドを得た。
【0051】(実施例9)反応容器にフェノール940
g、37質量%ホルマリン1065g、ヘキサメチレン
テトラミン94gを仕込み、約60分を要して80℃ま
で昇温した後、80℃で240分間反応させ、次いで直
ちに13300Paの減圧下で65℃まで脱液した後、
速やかに反応物を反応容器からステンレスバットに払い
出した。次にこのバットを−10℃の冷蔵庫に入れて冷
却し、冷凍した樹脂を粗砕機で粉砕した後、流動層型乾
燥機で乾燥させることによって、軟化点が83℃の固形
のレゾール型フェノール樹脂を得た。
【0052】そして、実施例2のノボラック型フェノー
ル樹脂の代りにこのレゾール型フェノール樹脂810g
を用い、またヘキサメチレンテトラミンは加えないよう
にした他は、実施例2と同様にしてレジンコーテッドサ
ンドを得た。
【0053】(比較例1)エマルジョン型滑剤の代り
に、粉粒状のステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式
会社製「SC−100」)30gを用いるようにした他
は、実施例6と同様にしてレジンコーテッドサンドを得
た。
【0054】(比較例2)耐火骨材として実施例8の再
生砂を用いるようにした他は、比較例1と同様にしてレ
ジンコーテッドサンドを得た。
【0055】(比較例3)ノボラック型フェノール樹脂
の代りに、実施例9で得たレゾール型フェノール樹脂を
用いると共に、ヘキサメチレンテトラミンは用いないよ
うにした他は、比較例1と同様にしてレジンコーテッド
サンドを得た。
【0056】上記のようにして実施例1乃至9及び比較
例1乃至3で得たレジンコーテッドサンドについて、融
着点、かさ比重、流下時間、安息角を測定した。融着点
の測定はJACT試験法C−1に準拠して行ない、かさ
比重の測定は共和理化工業株式会社製のかさ比重測定機
A型を用いてJIS K 6721に準拠して行なっ
た。また流下時間の測定はJIS K 5402に規定
されるフォードカップを用い、JACT試験法S−5に
準拠して行なった。さらに安息角は、筒井理化学器械株
式会社製「AOD粉体特性測定器」を用いて測定した。
【0057】また、実施例1乃至9及び比較例1乃至3
で得たレジンコーテッドサンドを用い、JIS K 6
910の曲げ強さの試験法に従って試験片を作製し、曲
げ強さを測定した。これらの結果を表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】表1にみられるように、各実施例のレジン
コーテッドサンドは安息角が小さくて流動性が良好であ
り、流下時間が短くなり、またかさ比重を高くすること
ができて、シェルモールドの曲げ強さを向上できること
が確認される。
【0060】
【発明の効果】上記のように本発明は、耐火骨材に熱硬
化性樹脂及び液状の滑剤を混合することによって、耐火
骨材の表面に熱硬化性樹脂と滑剤を被覆するようにした
ので、耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂と滑剤とが混合さ
れた層あるいは、熱硬化樹脂の層に液状の滑剤が浸透し
た層を被覆することができ、このように液状の滑剤を用
いることによって均一に分散させた状態で耐火骨材に滑
剤を被覆させることができるものであり、滑剤による滑
性作用を十分に発揮させて流動性を向上することができ
て、造型の作業性の向上の効果や充填のかさ密度を上げ
てシェルモールドの強度を向上する効果を十分に得るこ
とができると共にブロッキングの発生を防ぐことができ
るものである。
【0061】また請求項2の発明は、耐火骨材に熱硬化
性樹脂と液状の滑剤を同時に配合し、これを混合するよ
うにしたので、耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂と滑剤と
が混合された層を被覆することができ、均一に分散させ
た状態で耐火骨材に滑剤を被覆させることができるもの
であり、滑剤による滑性作用を十分に発揮させて流動性
を向上することができるものである。
【0062】また請求項3の発明は、耐火骨材に熱硬化
性樹脂を混合した後、さらにこれに液状の滑剤を混合す
るようにしたので、熱硬化性樹脂の層に液状の滑剤が浸
透した層を被覆することができ、均一に分散させた状態
で耐火骨材に滑剤を被覆させることができるものであ
り、滑剤による滑性作用を十分に発揮させて流動性を向
上することができるものである。
【0063】また請求項4の発明は、耐火骨材に熱硬化
性樹脂と液状の滑剤との混合物を配合し、これを混合す
るようにしたので、耐火骨材の表面に熱硬化性樹脂と滑
剤とが混合された層を被覆することができ、均一に分散
させた状態で耐火骨材に滑剤を被覆させることができる
ものであり、滑剤による滑性作用を十分に発揮させて流
動性を向上することができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 徹 大阪府堺市築港新町2丁5番地リグナイト 株式会社内 (72)発明者 西埜植 正和 大阪府堺市築港新町2丁5番地リグナイト 株式会社内 Fターム(参考) 4E092 AA02 AA03 AA04 BA02 DA03 EA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火骨材に熱硬化性樹脂及び液状の滑剤
    を混合することによって、耐火骨材の表面に熱硬化性樹
    脂と滑剤を被覆することを特徴とするシェルモールド用
    レジンコーテッドサンドの製造方法。
  2. 【請求項2】 耐火骨材に熱硬化性樹脂と液状の滑剤を
    同時に配合し、これを混合することを特徴とする請求項
    1に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサンドの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 耐火骨材に熱硬化性樹脂を混合した後、
    さらにこれに液状の滑剤を混合することを特徴とする請
    求項1に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサン
    ドの製造方法。
  4. 【請求項4】 耐火骨材に熱硬化性樹脂と液状の滑剤と
    の混合物を配合し、これを混合することを特徴とする請
    求項1に記載のシェルモールド用レジンコーテッドサン
    ドの製造方法。
  5. 【請求項5】 滑剤として金属石けんを用いることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシェルモー
    ルド用レジンコーテッドサンドの製造方法。
  6. 【請求項6】 液状の滑剤としてエマルジョン型滑剤を
    用いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載のシェルモールド用レジンコーテッドサンドの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 熱硬化性樹脂としてフェノール樹脂を用
    いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    のシェルモールド用レジンコーテッドサンドの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 フェノール樹脂としてノボラック型フェ
    ノール樹脂を用いることを特徴とする請求項7に記載の
    シェルモールド用レジンコーテッドサンドの製造方法。
  9. 【請求項9】 フェノール樹脂としてレゾール型フェノ
    ール樹脂を用いることを特徴とする請求項7に記載のシ
    ェルモールド用レジンコーテッドサンドの製造方法。
  10. 【請求項10】 フェノール樹脂としてノボラック型フ
    ェノール樹脂とレゾール型フェノール樹脂の混合物を用
    いることを特徴とする請求項7に記載のシェルモールド
    用レジンコーテッドサンドの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    方法で製造されて成ることを特徴とするシェルモールド
    用レジンコーテッドサンド。
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