JP2002344578A - 移動無線端末 - Google Patents
移動無線端末Info
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- JP2002344578A JP2002344578A JP2001146621A JP2001146621A JP2002344578A JP 2002344578 A JP2002344578 A JP 2002344578A JP 2001146621 A JP2001146621 A JP 2001146621A JP 2001146621 A JP2001146621 A JP 2001146621A JP 2002344578 A JP2002344578 A JP 2002344578A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発呼や文字メッセージ送信に応答がない場合
でも、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メ
ッセージを送信することを可能とする。 【解決手段】 制御部40は、マイクロコンピュータを
主制御部として備え、各部を統括して制御し、その主た
る制御内容としては、基地局BSとの間に無線通信によ
る通信リンクを開設し、基地局BSが収容される移動通
信網を通じて音声通信や電子メールの送受信を行なう通
信制御機能があり、その他、電話帳データや、発着信履
歴および電子メールの送受信履歴を作成して、記憶部4
1に記録する機能、時刻を計時する機能を備える。また
制御部40は、新たな制御機能として、音声通信を行う
ための発呼や、電子メールの送信を行った後に、所定時
間が経過しても、その発呼先や送信先から応答がない場
合に、予めユーザが作成した電子メールを自動送信する
機能を備えるようにしたものである。
でも、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メ
ッセージを送信することを可能とする。 【解決手段】 制御部40は、マイクロコンピュータを
主制御部として備え、各部を統括して制御し、その主た
る制御内容としては、基地局BSとの間に無線通信によ
る通信リンクを開設し、基地局BSが収容される移動通
信網を通じて音声通信や電子メールの送受信を行なう通
信制御機能があり、その他、電話帳データや、発着信履
歴および電子メールの送受信履歴を作成して、記憶部4
1に記録する機能、時刻を計時する機能を備える。また
制御部40は、新たな制御機能として、音声通信を行う
ための発呼や、電子メールの送信を行った後に、所定時
間が経過しても、その発呼先や送信先から応答がない場
合に、予めユーザが作成した電子メールを自動送信する
機能を備えるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PHS(Person
al Handyphone System)や携帯電話システムなどの移動
通信システムで用いられる移動無線端末に関する。
al Handyphone System)や携帯電話システムなどの移動
通信システムで用いられる移動無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の移動無線端末は、
音声通信を行うために、発呼を行った場合、相手が応答
しないことがある。このように応答しないのは、発呼先
の相手が、意図的に応答しない場合や、相手の端末が通
話圏外にいたり、バッテリ切れや電源スイッチがOFF
になっているなどして接続が行えない場合などが考えら
れる。
音声通信を行うために、発呼を行った場合、相手が応答
しないことがある。このように応答しないのは、発呼先
の相手が、意図的に応答しない場合や、相手の端末が通
話圏外にいたり、バッテリ切れや電源スイッチがOFF
になっているなどして接続が行えない場合などが考えら
れる。
【0003】このように発呼しても接続がなされない場
合、発呼側のユーザは、いずれ接続がなされることを期
待して、繰り返し発呼操作を行うことになるが、相手端
末の状態によっては、いつまでも接続できずに全く無意
味な作業となる。
合、発呼側のユーザは、いずれ接続がなされることを期
待して、繰り返し発呼操作を行うことになるが、相手端
末の状態によっては、いつまでも接続できずに全く無意
味な作業となる。
【0004】ところで近時、移動無線端末は、通常の音
声通信機能に加えて、移動通信システムのネットワーク
を利用して電子メールやショートメッセージなどを送受
信する文字通信機能を備えるようになった。
声通信機能に加えて、移動通信システムのネットワーク
を利用して電子メールやショートメッセージなどを送受
信する文字通信機能を備えるようになった。
【0005】この文字通信機能を使って、文字メッセー
ジを送信した場合でも、送信元は、送信先にこちらの用
件が伝わったか否かがわからず、相手から返事が得られ
ない場合、返事を催促するメッセージを送信したり、同
じ文字メッセージを再送信するなどの手間がかかるとい
う問題があった。
ジを送信した場合でも、送信元は、送信先にこちらの用
件が伝わったか否かがわからず、相手から返事が得られ
ない場合、返事を催促するメッセージを送信したり、同
じ文字メッセージを再送信するなどの手間がかかるとい
う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動無線端末で
は、発呼して接続がなされない場合、ユーザは相手端末
の状態がわからないため、効率の悪い再発呼を繰り返し
行う必要があり、また文字メッセージを送信して応答が
ない場合にも、ユーザは文字メッセージを追加送信する
必要があり、ユーザにとって利便性の低いという問題が
あった。
は、発呼して接続がなされない場合、ユーザは相手端末
の状態がわからないため、効率の悪い再発呼を繰り返し
行う必要があり、また文字メッセージを送信して応答が
ない場合にも、ユーザは文字メッセージを追加送信する
必要があり、ユーザにとって利便性の低いという問題が
あった。
【0007】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、こちらからの発呼や文字メッセージ送信に応
答がない場合でも、ユーザの手を煩わすことなく、相手
端末に文字メッセージを送信することが可能で、ユーザ
にとって利便性の高い移動無線端末を提供することを目
的とする。
たもので、こちらからの発呼や文字メッセージ送信に応
答がない場合でも、ユーザの手を煩わすことなく、相手
端末に文字メッセージを送信することが可能で、ユーザ
にとって利便性の高い移動無線端末を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる本発明は、基地局との無線通信
を通じて、音声通信と文字メッセージ通信を行うことが
可能な移動無線端末において、音声通信を行うための呼
び出しを通信相手に対して行う呼出手段と、この呼出手
段の呼び出しに対して通信相手が応答せず、呼び出しか
ら予め設定した時間が経過しても通信相手から音声通信
の着信がない場合に、通信相手宛てに予め設定した文字
メッセージを送信する送信制御手段とを具備して構成す
るようにした。
めに、請求項1に係わる本発明は、基地局との無線通信
を通じて、音声通信と文字メッセージ通信を行うことが
可能な移動無線端末において、音声通信を行うための呼
び出しを通信相手に対して行う呼出手段と、この呼出手
段の呼び出しに対して通信相手が応答せず、呼び出しか
ら予め設定した時間が経過しても通信相手から音声通信
の着信がない場合に、通信相手宛てに予め設定した文字
メッセージを送信する送信制御手段とを具備して構成す
るようにした。
【0009】上記構成の移動無線端末では、音声通信を
行うための呼び出しに対して通信相手が応答せず、上記
呼び出しから予め設定した時間が経過しても通信相手か
ら音声通信の着信がない場合に、通信相手宛てに予め設
定した文字メッセージを送信するようにしている。
行うための呼び出しに対して通信相手が応答せず、上記
呼び出しから予め設定した時間が経過しても通信相手か
ら音声通信の着信がない場合に、通信相手宛てに予め設
定した文字メッセージを送信するようにしている。
【0010】したがって、上記構成の移動無線端末によ
れば、通信相手から発呼に対する応答なく、その後、通
信相手からの着信がない場合に、ユーザの手を煩わすこ
となく、相手端末に文字メッセージを自動送信すること
ができる。
れば、通信相手から発呼に対する応答なく、その後、通
信相手からの着信がない場合に、ユーザの手を煩わすこ
となく、相手端末に文字メッセージを自動送信すること
ができる。
【0011】また、請求項3に係わる本発明は、基地局
との無線通信を通じて、音声通信と文字メッセージ通信
を行うことが可能な移動無線端末において、音声通信を
行うための呼び出しを通信相手に対して行う呼出手段
と、この呼出手段の呼び出しに対して通信相手が応答せ
ず、呼び出しから予め設定した時間が経過しても通信相
手から文字メッセージを受信することがない場合に、通
信相手宛てに予め設定した文字メッセージを送信する送
信制御手段とを具備して構成するようにした。
との無線通信を通じて、音声通信と文字メッセージ通信
を行うことが可能な移動無線端末において、音声通信を
行うための呼び出しを通信相手に対して行う呼出手段
と、この呼出手段の呼び出しに対して通信相手が応答せ
ず、呼び出しから予め設定した時間が経過しても通信相
手から文字メッセージを受信することがない場合に、通
信相手宛てに予め設定した文字メッセージを送信する送
信制御手段とを具備して構成するようにした。
【0012】上記構成の移動無線端末では、音声通信を
行うための呼び出しに対して通信相手が応答せず、上記
呼び出しから予め設定した時間が経過しても通信相手か
ら文字メッセージを受信することがない場合に、通信相
手宛てに予め設定した文字メッセージを送信するように
している。
行うための呼び出しに対して通信相手が応答せず、上記
呼び出しから予め設定した時間が経過しても通信相手か
ら文字メッセージを受信することがない場合に、通信相
手宛てに予め設定した文字メッセージを送信するように
している。
【0013】したがって、上記構成の移動無線端末によ
れば、通信相手から発呼に対する応答なく、その後、通
信相手から文字メッセージを受信することがない場合
に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メッ
セージを自動送信することができる。
れば、通信相手から発呼に対する応答なく、その後、通
信相手から文字メッセージを受信することがない場合
に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メッ
セージを自動送信することができる。
【0014】さらに、請求項5に係わる本発明は、基地
局との無線通信を通じて、音声通信と文字メッセージ通
信を行うことが可能な移動無線端末において、文字メッ
セージ通信により文字メッセージを通信相手に対して送
信する送信手段と、この送信手段の送信から予め設定し
た時間が経過しても通信相手から音声通信の着信がない
場合に、通信相手宛てに予め設定した文字メッセージを
送信する送信制御手段とを具備して構成するようにし
た。
局との無線通信を通じて、音声通信と文字メッセージ通
信を行うことが可能な移動無線端末において、文字メッ
セージ通信により文字メッセージを通信相手に対して送
信する送信手段と、この送信手段の送信から予め設定し
た時間が経過しても通信相手から音声通信の着信がない
場合に、通信相手宛てに予め設定した文字メッセージを
送信する送信制御手段とを具備して構成するようにし
た。
【0015】上記構成の移動無線端末では、文字メッセ
ージを送信してから予め設定した時間が経過しても通信
相手から音声通信の着信がない場合に、通信相手宛てに
予め設定した文字メッセージを送信するようにしてい
る。
ージを送信してから予め設定した時間が経過しても通信
相手から音声通信の着信がない場合に、通信相手宛てに
予め設定した文字メッセージを送信するようにしてい
る。
【0016】したがって、上記構成の移動無線端末によ
れば、通信相手に対して文字メッセージを送ったにもか
かわらず、通信相手から音声通信の着信がない場合に、
ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メッセー
ジを自動送信することができる。
れば、通信相手に対して文字メッセージを送ったにもか
かわらず、通信相手から音声通信の着信がない場合に、
ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メッセー
ジを自動送信することができる。
【0017】さらにまた、請求項7に係わる本発明は、
基地局との無線通信を通じて、音声通信と文字メッセー
ジ通信を行うことが可能な移動無線端末において、文字
メッセージ通信により文字メッセージを通信相手に対し
て送信する送信手段と、この送信手段の送信から予め設
定した時間が経過しても通信相手から文字メッセージを
受信することがない場合に、通信相手宛てに予め設定し
た文字メッセージを送信する送信制御手段とを具備して
構成するようにした。
基地局との無線通信を通じて、音声通信と文字メッセー
ジ通信を行うことが可能な移動無線端末において、文字
メッセージ通信により文字メッセージを通信相手に対し
て送信する送信手段と、この送信手段の送信から予め設
定した時間が経過しても通信相手から文字メッセージを
受信することがない場合に、通信相手宛てに予め設定し
た文字メッセージを送信する送信制御手段とを具備して
構成するようにした。
【0018】上記構成の移動無線端末では、文字メッセ
ージを送信してから予め設定した時間が経過しても通信
相手から文字メッセージを受信することがない場合に、
通信相手宛てに予め設定した文字メッセージを送信する
ようにしている。
ージを送信してから予め設定した時間が経過しても通信
相手から文字メッセージを受信することがない場合に、
通信相手宛てに予め設定した文字メッセージを送信する
ようにしている。
【0019】したがって、上記構成の移動無線端末によ
れば、通信相手に対して文字メッセージを送ったにもか
かわらず、通信相手から文字メッセージを受信しない場
合に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メ
ッセージを自動送信することができる。
れば、通信相手に対して文字メッセージを送ったにもか
かわらず、通信相手から文字メッセージを受信しない場
合に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に文字メ
ッセージを自動送信することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態に係わる移動無線端末について説明する。
図1は、その構成を示すもので、ここでは、CDMA方
式を通信方式とする移動無線端末を例に挙げている。
の一実施形態に係わる移動無線端末について説明する。
図1は、その構成を示すもので、ここでは、CDMA方
式を通信方式とする移動無線端末を例に挙げている。
【0021】空間からアンテナ1で受信された無線周波
信号は、アンテナ共用器2に入力される。アンテナ共用
器2は、受信用フィルタ21と送信用フィルタ22とか
らなる。
信号は、アンテナ共用器2に入力される。アンテナ共用
器2は、受信用フィルタ21と送信用フィルタ22とか
らなる。
【0022】アンテナ1より入力された無線周波信号の
うち、基地局BSから送信された無線周波信号は、受信
用フィルタ21を通過して、受信部(RX)3に出力さ
れる。なお、この無線周波信号は送信用フィルタ22に
より、後述の送信部5に入力されることはない。
うち、基地局BSから送信された無線周波信号は、受信
用フィルタ21を通過して、受信部(RX)3に出力さ
れる。なお、この無線周波信号は送信用フィルタ22に
より、後述の送信部5に入力されることはない。
【0023】受信部3では、上記無線周波信号を周波数
シンセサイザ(SYN)4から入力された受信局部発振
信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換する。
なお、上記周波数シンセサイザ4にて発生される受信局
部発振信号の周波数は、制御部40からの制御電圧によ
って制御される。
シンセサイザ(SYN)4から入力された受信局部発振
信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換する。
なお、上記周波数シンセサイザ4にて発生される受信局
部発振信号の周波数は、制御部40からの制御電圧によ
って制御される。
【0024】受信部3にて得られた中間周波信号は、C
DMA信号処理部6において、直交復調処理が施された
のち、逆拡散処理が施されて、データレートに応じた所
定のフォーマットのデータに変換される。
DMA信号処理部6において、直交復調処理が施された
のち、逆拡散処理が施されて、データレートに応じた所
定のフォーマットのデータに変換される。
【0025】そしてこの変換結果のうち、音声通信に関
わる受信データは音声符号処理部7に出力され、また上
記変換結果のうち、電子メールのデータついては、制御
部40に出力される。そしてまた、データレートを示す
データについても制御部40に出力される。
わる受信データは音声符号処理部7に出力され、また上
記変換結果のうち、電子メールのデータついては、制御
部40に出力される。そしてまた、データレートを示す
データについても制御部40に出力される。
【0026】音声符号処理部7は、上記CDMA信号処
理部6にて得られた受信データに対して、制御部40か
ら通知される受信データレートに応じた伸長処理を施
し、この処理結果をPCM符号処理部8に出力する。
理部6にて得られた受信データに対して、制御部40か
ら通知される受信データレートに応じた伸長処理を施
し、この処理結果をPCM符号処理部8に出力する。
【0027】PCM符号処理部8は、音声符号処理部7
にて伸張された受信データを復号してアナログ受話信号
を得る。このアナログ受話信号は、増幅器9にて増幅さ
れた後スピーカ10より拡声出力される。
にて伸張された受信データを復号してアナログ受話信号
を得る。このアナログ受話信号は、増幅器9にて増幅さ
れた後スピーカ10より拡声出力される。
【0028】一方、話者の入力音声は、マイクロホン1
1を通じてアナログ送話信号として入力され、増幅器1
2で適正レベルまで増幅された後、PCM符号処理部8
にてPCM符号化処理が施され、送信データとして音声
符号処理部7に出力される。
1を通じてアナログ送話信号として入力され、増幅器1
2で適正レベルまで増幅された後、PCM符号処理部8
にてPCM符号化処理が施され、送信データとして音声
符号処理部7に出力される。
【0029】音声符号処理部7は、PCM符号処理部8
から出力される送信データより入力音声のエネルギー量
を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定
し、制御部40に通知する。そして、上記送信データを
上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号
に圧縮し、CDMA信号処理部6に出力する。
から出力される送信データより入力音声のエネルギー量
を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定
し、制御部40に通知する。そして、上記送信データを
上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号
に圧縮し、CDMA信号処理部6に出力する。
【0030】CDMA信号処理部6は、上記音声符号処
理部7にて圧縮されたバースト信号や、制御部40から
入力される、電子メールに基づくバースト信号に対し
て、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処理を
施す。そしてこの処理結果に対して、直交変調処理を施
し、直交変調信号として送信部(TX)5に出力する。
理部7にて圧縮されたバースト信号や、制御部40から
入力される、電子メールに基づくバースト信号に対し
て、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処理を
施す。そしてこの処理結果に対して、直交変調処理を施
し、直交変調信号として送信部(TX)5に出力する。
【0031】送信部5は、上記直交変調信号を送信局部
発振信号と合成して無線周波信号に変換し、制御部40
により通知される送信データレートに基づいて、上記無
線周波信号の有効部分だけを高周波増幅して、アンテナ
共用器2に出力する。なお上記送信局部発振信号は、周
波数シンセサイザ4にて生成されるもので、制御部40
からの制御電圧に応じた周波数の発振信号である。
発振信号と合成して無線周波信号に変換し、制御部40
により通知される送信データレートに基づいて、上記無
線周波信号の有効部分だけを高周波増幅して、アンテナ
共用器2に出力する。なお上記送信局部発振信号は、周
波数シンセサイザ4にて生成されるもので、制御部40
からの制御電圧に応じた周波数の発振信号である。
【0032】アンテナ共用器2に入力された送信部5か
らの無線周波信号は、送信用フィルタ22により、送信
帯域の無線周波信号のみがアンテナ1に出力されて、上
記基地局に向けて空間に放射される。尚、この送信帯域
の無線周波信号は、受信用フィルタ21により、受信部
3に入力されることはない。
らの無線周波信号は、送信用フィルタ22により、送信
帯域の無線周波信号のみがアンテナ1に出力されて、上
記基地局に向けて空間に放射される。尚、この送信帯域
の無線周波信号は、受信用フィルタ21により、受信部
3に入力されることはない。
【0033】31は電源回路であり、バッテリ30の出
力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路に供
給する。
力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路に供
給する。
【0034】制御部40は、例えばマイクロコンピュー
タを主制御部として備え、各部を統括して制御してい
る。その主たる制御内容としては、基地局BSとの間に
CDMA方式の無線通信による通信リンクを開設し、基
地局BSが収容される移動通信網を通じて音声通信や電
子メールの送受信を行なう通信制御機能があり、その
他、後述する電話帳データや、発着信履歴および電子メ
ールの送受信履歴を作成して、記憶部41に記録する機
能、時刻を計時する機能を備える。
タを主制御部として備え、各部を統括して制御してい
る。その主たる制御内容としては、基地局BSとの間に
CDMA方式の無線通信による通信リンクを開設し、基
地局BSが収容される移動通信網を通じて音声通信や電
子メールの送受信を行なう通信制御機能があり、その
他、後述する電話帳データや、発着信履歴および電子メ
ールの送受信履歴を作成して、記憶部41に記録する機
能、時刻を計時する機能を備える。
【0035】電子メールの受信時において、制御部40
は、CDMA信号処理部6にて得た電子メールのデータ
を復号してテキストデータに復元し記憶部41に記録す
る。そして、コンソールユニット42のキーを通じたユ
ーザからの要求に応じて、受信した電子メールを記憶部
41を読み出してコンソールユニット42の表示器に表
示する。
は、CDMA信号処理部6にて得た電子メールのデータ
を復号してテキストデータに復元し記憶部41に記録す
る。そして、コンソールユニット42のキーを通じたユ
ーザからの要求に応じて、受信した電子メールを記憶部
41を読み出してコンソールユニット42の表示器に表
示する。
【0036】また電子メールの作成時において、制御部
40は、コンソールユニット42のキー操作により、ユ
ーザから文字入力や宛先の指定を受け付けて、電子メー
ルを作成し記憶部41に記録する。
40は、コンソールユニット42のキー操作により、ユ
ーザから文字入力や宛先の指定を受け付けて、電子メー
ルを作成し記憶部41に記録する。
【0037】そして電子メールの送信時において、制御
部40は、記憶部41に記録しておいた、ユーザが作成
した電子メールのデータを読み出し、このデータを所定
のデータレートに応じたフォーマットのバースト信号に
圧縮して、CDMA信号処理部6に出力する。
部40は、記憶部41に記録しておいた、ユーザが作成
した電子メールのデータを読み出し、このデータを所定
のデータレートに応じたフォーマットのバースト信号に
圧縮して、CDMA信号処理部6に出力する。
【0038】また制御部40は、新たな制御機能とし
て、音声通信を行うための発呼や、電子メールの送信を
行った後に、所定時間が経過しても、その発呼先や送信
先から応答がない場合に、予めユーザが作成した電子メ
ールを自動送信するメール自動送信機能を備える。な
お、この機能は、コンソールユニット42を通じて、ユ
ーザが任意にON(有効)/OFF(無効)の設定を行
うことができる。
て、音声通信を行うための発呼や、電子メールの送信を
行った後に、所定時間が経過しても、その発呼先や送信
先から応答がない場合に、予めユーザが作成した電子メ
ールを自動送信するメール自動送信機能を備える。な
お、この機能は、コンソールユニット42を通じて、ユ
ーザが任意にON(有効)/OFF(無効)の設定を行
うことができる。
【0039】記憶部41は、例えばROMやRAMなど
の半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体
には制御部40の制御プログラムや制御データを記憶す
る。この他に、記憶部41は、電話帳データ記憶エリア
41aと、履歴記憶エリア41bと、電子メール記憶エ
リア41cを備える。
の半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体
には制御部40の制御プログラムや制御データを記憶す
る。この他に、記憶部41は、電話帳データ記憶エリア
41aと、履歴記憶エリア41bと、電子メール記憶エ
リア41cを備える。
【0040】電話帳データ記憶エリア41aは、図2に
示すように、名前と電話番号、電子メールアドレスを対
応づけた電話帳データを記憶する。履歴記憶エリア41
bは、発信時刻と発信先の電話番号、着信時刻と発信元
の電話番号、電子メールの送信時刻と送信先の電子メー
ルアドレス、および電子メールが送られた時刻と、その
発信元の電子メールアドレスとをそれぞれ対応づけて記
憶する。また、電子メール記憶エリア41cは、受信し
た電子メールや、ユーザが作成した電子メールを記憶す
る。
示すように、名前と電話番号、電子メールアドレスを対
応づけた電話帳データを記憶する。履歴記憶エリア41
bは、発信時刻と発信先の電話番号、着信時刻と発信元
の電話番号、電子メールの送信時刻と送信先の電子メー
ルアドレス、および電子メールが送られた時刻と、その
発信元の電子メールアドレスとをそれぞれ対応づけて記
憶する。また、電子メール記憶エリア41cは、受信し
た電子メールや、ユーザが作成した電子メールを記憶す
る。
【0041】コンソールユニット42にはダイヤルキ
ー、発信キー、電源キー、終了キー、音量調節キーおよ
びモード指定キーなどのキー群と、通話相手端末の電話
番号や装置の動作状態などを表示するためのLCD表示
器、バッテリ30のDischarge状態を示す(バッテリ3
0の充電を要求する)LEDランプが設けられている。
ー、発信キー、電源キー、終了キー、音量調節キーおよ
びモード指定キーなどのキー群と、通話相手端末の電話
番号や装置の動作状態などを表示するためのLCD表示
器、バッテリ30のDischarge状態を示す(バッテリ3
0の充電を要求する)LEDランプが設けられている。
【0042】次に、上記構成の移動無線端末装置の動作
について説明する。なお、以下の説明では、音声通信を
行うための発呼後や電子メール送信後に行われるメール
自動送信機能についての制御動作について説明し、通常
の音声通信や電子メール送受信の動作については説明を
省略する。
について説明する。なお、以下の説明では、音声通信を
行うための発呼後や電子メール送信後に行われるメール
自動送信機能についての制御動作について説明し、通常
の音声通信や電子メール送受信の動作については説明を
省略する。
【0043】まず、図3を参照して、発呼後に行われる
メール自動送信機能についての制御動作について説明す
る。図3は、この制御動作を説明するためのフローチャ
ートで、制御部40の制御によってなされ、音声通信を
行うための発呼が行われると開始される。
メール自動送信機能についての制御動作について説明す
る。図3は、この制御動作を説明するためのフローチャ
ートで、制御部40の制御によってなされ、音声通信を
行うための発呼が行われると開始される。
【0044】ステップ3aでは、現在の時刻と発呼先の
電話番号とを対応づけた発信履歴を作成して、履歴記憶
エリア41bに記録し、ステップ3bに移行する。ステ
ップ3bでは、メール自動送信機能がON(有効)に設
定されているか否かを判定する。ここで、有効に設定さ
れている場合には、ステップ3cに移行し、一方、無効
(OFF)に設定されている場合には、当該処理を終了
する。
電話番号とを対応づけた発信履歴を作成して、履歴記憶
エリア41bに記録し、ステップ3bに移行する。ステ
ップ3bでは、メール自動送信機能がON(有効)に設
定されているか否かを判定する。ここで、有効に設定さ
れている場合には、ステップ3cに移行し、一方、無効
(OFF)に設定されている場合には、当該処理を終了
する。
【0045】ステップ3cでは、上記発呼に対して、発
呼先が応答したか否かを判定する。ここで、発呼先が応
答しない場合には、ステップ3dに移行し、一方、発呼
先が応答した場合には、当該処理を終了する。
呼先が応答したか否かを判定する。ここで、発呼先が応
答しない場合には、ステップ3dに移行し、一方、発呼
先が応答した場合には、当該処理を終了する。
【0046】ステップ3dでは、ステップ3aで作成し
た発信履歴を参照し、この発信履歴の電話番号に対応す
る電子メールアドレスを電話帳データ記憶エリア41a
から検出して記憶部41の所定のエリアに一時的に保持
し、ステップ3eに移行する。なお、これ以後の処理
は、着信の待ち受け、電子メールの受信待ち受けおよび
その受信も並行して行う。
た発信履歴を参照し、この発信履歴の電話番号に対応す
る電子メールアドレスを電話帳データ記憶エリア41a
から検出して記憶部41の所定のエリアに一時的に保持
し、ステップ3eに移行する。なお、これ以後の処理
は、着信の待ち受け、電子メールの受信待ち受けおよび
その受信も並行して行う。
【0047】ステップ3eでは、履歴記憶エリア41b
の着信履歴を参照して、ステップ3aで作成した発信履
歴の時刻以降に、上記発呼先の電話番号から着信が生じ
たか否かを判定する。ここで、着信が生じていない場合
には、ステップ3fに移行し、一方、着信が生じていた
場合には、当該処理を終了する。
の着信履歴を参照して、ステップ3aで作成した発信履
歴の時刻以降に、上記発呼先の電話番号から着信が生じ
たか否かを判定する。ここで、着信が生じていない場合
には、ステップ3fに移行し、一方、着信が生じていた
場合には、当該処理を終了する。
【0048】ステップ3fでは、履歴記憶エリア41b
を参照して、ステップ3aで作成した発信履歴の時刻以
降に、ステップ3dで検出した電子メールアドレスを送
信元とする電子メールを受信したか否かを判定する。こ
こで、電子メールを受信していない場合には、ステップ
3gに移行し、一方、電子メールを受信していた場合に
は、当該処理を終了する。
を参照して、ステップ3aで作成した発信履歴の時刻以
降に、ステップ3dで検出した電子メールアドレスを送
信元とする電子メールを受信したか否かを判定する。こ
こで、電子メールを受信していない場合には、ステップ
3gに移行し、一方、電子メールを受信していた場合に
は、当該処理を終了する。
【0049】ステップ3gでは、ステップ3aで作成し
た発信履歴の時刻から、所定の時間が経過したか否かを
判定する。ここで、所定の時間が経過していない場合に
は、ステップ3eに移行し、一方、所定の時間が経過し
た場合には、ステップ3hに移行する。
た発信履歴の時刻から、所定の時間が経過したか否かを
判定する。ここで、所定の時間が経過していない場合に
は、ステップ3eに移行し、一方、所定の時間が経過し
た場合には、ステップ3hに移行する。
【0050】ステップ3hでは、予め作成しておいた
「お電話しましたが、応答がありませんでした。連絡を
ください。」などの連絡を催促する電子メールを、ステ
ップ3dで検出した電子メールアドレス宛てに送信し、
当該処理を終了する。
「お電話しましたが、応答がありませんでした。連絡を
ください。」などの連絡を催促する電子メールを、ステ
ップ3dで検出した電子メールアドレス宛てに送信し、
当該処理を終了する。
【0051】次に、図4を参照して、電子メールの送信
後に行われるメール自動送信機能についての制御動作に
ついて説明する。図4は、この制御動作を説明するため
のフローチャートで、制御部40の制御によってなさ
れ、電子メールの送信が行われると開始される。
後に行われるメール自動送信機能についての制御動作に
ついて説明する。図4は、この制御動作を説明するため
のフローチャートで、制御部40の制御によってなさ
れ、電子メールの送信が行われると開始される。
【0052】ステップ4aでは、現在の時刻と、電子メ
ールの送信先の電子メールアドレスとを対応づけた送信
履歴を作成して、履歴記憶エリア41bに記録し、ステ
ップ4bに移行する。
ールの送信先の電子メールアドレスとを対応づけた送信
履歴を作成して、履歴記憶エリア41bに記録し、ステ
ップ4bに移行する。
【0053】ステップ4bでは、メール自動送信機能が
ON(有効)に設定されているか否かを判定する。ここ
で、有効に設定されている場合には、ステップ4cに移
行し、一方、無効(OFF)に設定されている場合に
は、当該処理を終了する。
ON(有効)に設定されているか否かを判定する。ここ
で、有効に設定されている場合には、ステップ4cに移
行し、一方、無効(OFF)に設定されている場合に
は、当該処理を終了する。
【0054】ステップ4cでは、ステップ4aで作成し
た送信履歴を参照し、この送信履歴の電子メールアドレ
スに対応する電話番号を、電話帳データ記憶エリア41
aから検出して記憶部41の所定のエリアに一時的に保
持し、ステップ4dに移行する。なお、これ以後の処理
は、着信の待ち受け、電子メールの受信待ち受けおよび
その受信も並行して行う。
た送信履歴を参照し、この送信履歴の電子メールアドレ
スに対応する電話番号を、電話帳データ記憶エリア41
aから検出して記憶部41の所定のエリアに一時的に保
持し、ステップ4dに移行する。なお、これ以後の処理
は、着信の待ち受け、電子メールの受信待ち受けおよび
その受信も並行して行う。
【0055】ステップ4dでは、履歴記憶エリア41b
の着信履歴を参照して、ステップ4aで作成した送信履
歴の時刻以降に、ステップ4cで検出した電話番号から
着信が生じたか否かを判定する。ここで、着信が生じて
いない場合には、ステップ4eに移行し、一方、着信が
生じていた場合には、当該処理を終了する。
の着信履歴を参照して、ステップ4aで作成した送信履
歴の時刻以降に、ステップ4cで検出した電話番号から
着信が生じたか否かを判定する。ここで、着信が生じて
いない場合には、ステップ4eに移行し、一方、着信が
生じていた場合には、当該処理を終了する。
【0056】ステップ4eでは、履歴記憶エリア41b
の送信履歴を参照して、ステップ4aで作成した送信履
歴の時刻以降に、上記送信先を送信元とする電子メール
を受信したか否かを判定する。ここで、電子メールを受
信していない場合には、ステップ4fに移行し、一方、
電子メールを受信していた場合には、当該処理を終了す
る。
の送信履歴を参照して、ステップ4aで作成した送信履
歴の時刻以降に、上記送信先を送信元とする電子メール
を受信したか否かを判定する。ここで、電子メールを受
信していない場合には、ステップ4fに移行し、一方、
電子メールを受信していた場合には、当該処理を終了す
る。
【0057】ステップ4fでは、ステップ4aで作成し
た送信履歴の時刻から、所定の時間が経過したか否かを
判定する。ここで、所定の時間が経過していない場合に
は、ステップ4dに移行し、一方、所定の時間が経過し
た場合には、ステップ4gに移行する。
た送信履歴の時刻から、所定の時間が経過したか否かを
判定する。ここで、所定の時間が経過していない場合に
は、ステップ4dに移行し、一方、所定の時間が経過し
た場合には、ステップ4gに移行する。
【0058】ステップ4gでは、予め作成しておいた
「電子メールをお送りしましたが、応答がありませんで
した。連絡をください。」などの連絡を催促する電子メ
ールを、上記送信先の電子メールアドレス宛てに送信
し、当該処理を終了する。
「電子メールをお送りしましたが、応答がありませんで
した。連絡をください。」などの連絡を催促する電子メ
ールを、上記送信先の電子メールアドレス宛てに送信
し、当該処理を終了する。
【0059】以上のように、上記構成の移動無線端末で
は、音声通信を行うための発呼や、電子メールの送信を
行った後に、所定時間が経過しても、その発呼先や送信
先から何らかの応答がない場合に、予めユーザが作成し
た電子メールを自動送信するようにしている。
は、音声通信を行うための発呼や、電子メールの送信を
行った後に、所定時間が経過しても、その発呼先や送信
先から何らかの応答がない場合に、予めユーザが作成し
た電子メールを自動送信するようにしている。
【0060】したがって、上記構成の移動無線端末によ
れば、相手から発呼や電子メールの送信に応答がない場
合でも、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に電子
メールを送信することが可能で、ユーザにとっての利便
性が高い。
れば、相手から発呼や電子メールの送信に応答がない場
合でも、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末に電子
メールを送信することが可能で、ユーザにとっての利便
性が高い。
【0061】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、自動送
信する電子メールは、図3や図4に示したフローチャー
トの処理を開始する前にユーザが予め作成しておくもの
としたが、これに代わって例えば、上記処理が開始され
た後であっても、ステップ3hやステップ4gの電子メ
ールを送信する工程の前であれば、ユーザが電子メール
を作成したり、予め作成しておいた複数の電子メールか
ら送信する電子メールを指定したりするようにしてもよ
い。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、自動送
信する電子メールは、図3や図4に示したフローチャー
トの処理を開始する前にユーザが予め作成しておくもの
としたが、これに代わって例えば、上記処理が開始され
た後であっても、ステップ3hやステップ4gの電子メ
ールを送信する工程の前であれば、ユーザが電子メール
を作成したり、予め作成しておいた複数の電子メールか
ら送信する電子メールを指定したりするようにしてもよ
い。
【0062】また、上記実施の形態では、ステップ4g
において送信する電子メールを、連絡を催促する電子メ
ールとしたが、これに代わって例えば、図4に示した処
理を開始するきっかけとなった電子メールを、ステップ
4gにおいて再送信するようにしてもよい。
において送信する電子メールを、連絡を催促する電子メ
ールとしたが、これに代わって例えば、図4に示した処
理を開始するきっかけとなった電子メールを、ステップ
4gにおいて再送信するようにしてもよい。
【0063】さらに、上記実施の形態では、文字メッセ
ージとして電子メールを例に挙げて説明したが、これに
限定されるものではなく、通信事業者が独自に、あるい
は複数の通信事業者間で利用可能なショートメッセージ
などの文字メッセージサービスであってもよい。その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施
しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
ージとして電子メールを例に挙げて説明したが、これに
限定されるものではなく、通信事業者が独自に、あるい
は複数の通信事業者間で利用可能なショートメッセージ
などの文字メッセージサービスであってもよい。その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施
しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、音声
通信を行うための呼び出しに対して通信相手が応答せ
ず、上記呼び出しから予め設定した時間が経過しても通
信相手から音声通信の着信がなかったり、文字メッセー
ジを受信しない場合に、通信相手宛てに予め設定した文
字メッセージを送信するようにしている。
通信を行うための呼び出しに対して通信相手が応答せ
ず、上記呼び出しから予め設定した時間が経過しても通
信相手から音声通信の着信がなかったり、文字メッセー
ジを受信しない場合に、通信相手宛てに予め設定した文
字メッセージを送信するようにしている。
【0065】したがって、この発明によれば、通信相手
から発呼に対する応答なく、その後、通信相手からの連
絡がない場合に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端
末に文字メッセージを自動送信することが可能な移動無
線端末を提供できる。
から発呼に対する応答なく、その後、通信相手からの連
絡がない場合に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端
末に文字メッセージを自動送信することが可能な移動無
線端末を提供できる。
【0066】また、この発明では、文字メッセージを送
信してから予め設定した時間が経過しても通信相手から
音声通信の着信がなかったり、文字メッセージを受信し
ない場合に、通信相手宛てに予め設定した文字メッセー
ジを送信するようにしている。
信してから予め設定した時間が経過しても通信相手から
音声通信の着信がなかったり、文字メッセージを受信し
ない場合に、通信相手宛てに予め設定した文字メッセー
ジを送信するようにしている。
【0067】したがって、この発明によれば、通信相手
に対して文字メッセージを送ったにもかかわらず、連絡
がない場合に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末
に文字メッセージを自動送信することが可能な移動無線
端末を提供できる。
に対して文字メッセージを送ったにもかかわらず、連絡
がない場合に、ユーザの手を煩わすことなく、相手端末
に文字メッセージを自動送信することが可能な移動無線
端末を提供できる。
【図1】この発明に係わる移動無線端末の一実施の形態
の構成を示す回路ブロック図。
の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末の記憶部の電話帳デ
ータ記憶エリアに記憶される電話帳データを示す図。
ータ記憶エリアに記憶される電話帳データを示す図。
【図3】図1に示した移動無線端末の音声通信を行うた
めの発呼後に行われる自動メール送信動作を説明するた
めのフローチャート。
めの発呼後に行われる自動メール送信動作を説明するた
めのフローチャート。
【図4】図1に示した移動無線端末の電子メール送信後
に行われる自動メール送信動作を説明するためのフロー
チャート。
に行われる自動メール送信動作を説明するためのフロー
チャート。
1…アンテナ 2…アンテナ共用器 21…受信用フィルタ 22…送信用フィルタ 3…受信部(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信部(TX) 6…CDMA信号処理部 7…音声符号処理部 8…PCM符号処理部 9…増幅器 10…スピーカ 11…マイクロホン 12…増幅器 30…バッテリ 31…電源回路 40…制御部 41…記憶部 41a…電話帳データ記憶エリア 41b…履歴記憶エリア 41c…電子メール記憶エリア 42…コンソールユニット(CU)
Claims (7)
- 【請求項1】 基地局との無線通信を通じて、音声通信
と文字メッセージ通信を行うことが可能な移動無線端末
において、 前記音声通信を行うための呼び出しを通信相手に対して
行う呼出手段と、 この呼出手段の呼び出しに対して前記通信相手が応答せ
ず、前記呼び出しから予め設定した時間が経過しても前
記通信相手から前記音声通信の着信がない場合に、前記
通信相手宛てに予め設定した文字メッセージを送信する
送信制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端
末。 - 【請求項2】 前記音声通信を行うために前記通信相手
に割り当てられた第1の識別情報と、前記文字メッセー
ジ通信を行うために前記通信相手に割り当てられた第2
の識別情報とを対応づけて記憶する記憶手段を備え、 前記送信制御手段は、前記呼出手段による呼び出しの際
に用いた第1の識別情報に対応する第2の識別情報を前
記記憶手段から検出し、この検出した第2の識別情報を
用いて、前記通信相手宛てに予め設定した文字メッセー
ジを送信することを特徴とする請求項1に記載の移動無
線端末。 - 【請求項3】 基地局との無線通信を通じて、音声通信
と文字メッセージ通信を行うことが可能な移動無線端末
において、 前記音声通信を行うための呼び出しを通信相手に対して
行う呼出手段と、 この呼出手段の呼び出しに対して前記通信相手が応答せ
ず、前記呼び出しから予め設定した時間が経過しても前
記通信相手から文字メッセージを受信することがない場
合に、前記通信相手宛てに予め設定した文字メッセージ
を送信する送信制御手段とを具備することを特徴とする
移動無線端末。 - 【請求項4】 前記音声通信を行うために前記通信相手
に割り当てられた第1の識別情報と、前記文字メッセー
ジ通信を行うために前記通信相手に割り当てられた第2
の識別情報とを対応づけて記憶する記憶手段を備え、 前記送信制御手段は、前記呼出手段による呼び出しの際
に用いた第1の識別情報に対応する第2の識別情報を前
記記憶手段から検出し、この検出した第2の識別情報に
基づいて、前記通信相手から文字メッセージを受信した
か否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の移
動無線端末。 - 【請求項5】 基地局との無線通信を通じて、音声通信
と文字メッセージ通信を行うことが可能な移動無線端末
において、 前記文字メッセージ通信により文字メッセージを通信相
手に対して送信する送信手段と、 この送信手段の送信から予め設定した時間が経過しても
前記通信相手から前記音声通信の着信がない場合に、前
記通信相手宛てに予め設定した文字メッセージを送信す
る送信制御手段とを具備することを特徴とする移動無線
端末。 - 【請求項6】 前記音声通信を行うために前記通信相手
に割り当てられた第1の識別情報と、前記文字メッセー
ジ通信を行うために前記通信相手に割り当てられた第2
の識別情報とを対応づけて記憶する記憶手段を備え、 前記送信制御手段は、前記送信手段による送信の際に用
いた第2の識別情報に対応する第1の識別情報を前記記
憶手段から検出し、この検出した第1の識別情報に基づ
いて、前記通信相手から前記音声通信の着信があったか
否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の移動
無線端末。 - 【請求項7】 基地局との無線通信を通じて、音声通信
と文字メッセージ通信を行うことが可能な移動無線端末
において、 前記文字メッセージ通信により文字メッセージを通信相
手に対して送信する送信手段と、 この送信手段の送信から予め設定した時間が経過しても
前記通信相手から文字メッセージを受信することがない
場合に、前記通信相手宛てに予め設定した文字メッセー
ジを送信する送信制御手段とを具備することを特徴とす
る移動無線端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146621A JP2002344578A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 移動無線端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146621A JP2002344578A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 移動無線端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002344578A true JP2002344578A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18992238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001146621A Pending JP2002344578A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 移動無線端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002344578A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211107A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Nec Corp | 通信端末およびプログラム |
JP2008021085A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電話機 |
JP2009081518A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
-
2001
- 2001-05-16 JP JP2001146621A patent/JP2002344578A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211107A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Nec Corp | 通信端末およびプログラム |
JP2008021085A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電話機 |
JP2009081518A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
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