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JP2002341832A - 液晶表示装置、液晶ドライバ、基準パルス発生回路、パルス発生方法、およびアナログ電圧出力方法 - Google Patents

液晶表示装置、液晶ドライバ、基準パルス発生回路、パルス発生方法、およびアナログ電圧出力方法

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Publication number
JP2002341832A
JP2002341832A JP2001145686A JP2001145686A JP2002341832A JP 2002341832 A JP2002341832 A JP 2002341832A JP 2001145686 A JP2001145686 A JP 2001145686A JP 2001145686 A JP2001145686 A JP 2001145686A JP 2002341832 A JP2002341832 A JP 2002341832A
Authority
JP
Japan
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pulse
input data
digital input
liquid crystal
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001145686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitami Sakaguchi
佳民 坂口
Katsuyuki Sakuma
克幸 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP2001145686A priority Critical patent/JP2002341832A/ja
Priority to US10/063,788 priority patent/US7088324B2/en
Publication of JP2002341832A publication Critical patent/JP2002341832A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル入力データに対応してアナログ出力
電圧が受けるスイッチングに起因する悪影響を抑制す
る。 【解決手段】 画像表示領域を形成する液晶セルに対し
て印加する電圧を供給する液晶ドライバであって、パル
ス発生密度に重み付けした複数の基準パルスを生成する
パルス発生回路21と、デジタル入力データと基準パル
スとをもとに必要な基準パルスを選択/合成してパルス
列を生成するパルス選択/合成回路23と、パルス選択/
合成回路23により生成されたパルス列を積分してガン
マ補正用のアナログ電圧を出力する積分回路(ロウパス
フィルタ)25とを備え、このパルス発生回路21とパ
ルス選択/合成回路23により生成されたパルス列の単
位時間当たりのスイッチングの数は、ガンマ補正用デジ
タル入力データの所定範囲において変化しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたビデオ
信号に基づいて画像を表示する液晶表示装置、パルス発
生回路等に係り、特に、パルス列のスイッチング回数に
改良を加えた液晶表示装置、パルス発生回路等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶ディスプレイ(LCD)に対
して画像が表示される場合、まず、PC等からなるシス
テム装置またはシステム部のグラフィックスコントロー
ラからビデオインターフェイスを介して画像信号等が出
力される。この画像信号等を受け取ったLCDコントロ
ーラLSIは、ソースドライバ(Xドライバ、LCDド
ライバ)およびゲートドライバ(Yドライバ)の各ICに
信号を供給し、例えばマトリックス状に並んだTFT配
列の各ソース電極および各ゲート電極に対して電圧を印
加することで画像を表示させるように構成されている。
【0003】このLCDソースドライバで採用されてい
るインターフェイスでは、近年、チップオングラス(C
OG:Chip On Glass)やワイヤリング・オン・アレイ(W
OA:Wiring On Array)技術が注目されている。また、
ドライバLSIをTCP(Tape Carrier Package)に配置
し、そのTCPを介してTFTアレイ基板(ガラス基板)
に接続する技術が開発されている。これらの技術を応用
し、IC自身を直接、またはTCPを介してガラス基板
に貼り付けると共に、プリント基板上に行っている配線
を省略することができれば、製造にかかるコストを大き
く削減することができる。
【0004】一方、主なデジタルアナログ変換回路(D
AC)には、R-2Rラダ−ネットワーク方式DACのよ
うにデジタル入力データのビット数分だけ電流源を用意
し、各ビットの値に応じて電流を加算して入力データに
対応する出力電流を得る電流加算方式と、積分方式DA
Cのようにデジタル入力データに応じた時間に一定電流
を容量に蓄積して出力電圧を得る時間制御方式が存在し
ている。更に、時間制御方式としては、デジタル入力デ
ータに応じてデュティを調整したパルス列を積分するこ
とによって出力電圧を得るパルス幅変調方式(PWM(Pu
lse Width Modulation)方式)DACや、一定時間内に発
生するパルスの数をデジタル入力データに応じて調整し
たパルス列を積分することによって出力電圧を得るパル
ス密度変調方式(PDM(Pulse Density Modulation)方
式)DACも含まれる。
【0005】LCDソースドライバに内蔵するガンマ補
正用の基準電位発生回路を実現する場合、ドライバ間の
基準電位の偏差を小さくするために、このPWM方式D
ACやPDM方式DACが使用されている。これらのD
ACは時間制御方式であり、チップ内に生成する抵抗や
容量のばらつきによる出力電圧の差が生じにくいことか
ら、LCDへの適応性が高い。
【0006】図13は、PDM方式DACの構成を示し
た図である。PDM方式DACは、パルス発生密度に重
み付けした複数の基準パルスを生成するパルス発生回路
201、デジタル入力データを記憶するためのデジタル
入力データラッチ202、生成された基準パルス、入力
データをもとに、必要な基準パルスを選択/合成して1
つのパルス列を生成するパルス選択/合成回路203、
デジタル電源で生成されたパルス列を必要なアナログ電
圧域に変換する電圧変換回路204、パルス列をアナロ
グ電圧に変換する積分回路(ロウパスフィルタ)205か
ら構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この図13に示すよう
なPDM方式DACは、PWM方式DACに比べてパル
ス列の周波数を高くできるため、積分回路205で使用
する抵抗や容量を小さくでき、チップ面積を小さくでき
るためコスト的に有利となる。この反面、パルス列の周
波数が高くなるため消費電力の増加を招き、また、各デ
ジタル入力に対応するパルス列でスイッチング回数が異
なることにより出力電圧のリニアリティが低下する問題
がある。
【0008】図14は、液晶用PDM方式DACで使用
されているパルス発生回路201の構成を示した図であ
る。図14の回路は、9ビットのDACの場合を示して
おり、9ビットのバイナリカウンタ210、9ビット・
ラッチ211、9個の2入力論理積(AND)212から
構成されている。バイナリカウンタ210からのカウン
タ出力と9ビット・ラッチ211からのラッチ負出力と
の論理積を取ることによって、基準パルス出力X8〜X
0に重み付けされたパルスが発生する。パルス密度は、
X0を1とするとX1, X2, X3, X4, X5, X
6, X7, X8はそれぞれ2, 4, 8, 16, 32, 6
4, 128, 256となる。また、X0〜X8の基準パ
ルスは排他的にハイ(High(1))の状態になるように生成
されるため、任意の複数の基準パルスを合成してもパル
ス同士が時間的に重なることはない。
【0009】図15は、PDM方式DAC用パルス出力
の例(X8〜X5)を示した図である。図15では、バイ
ナリカウンタ210の出力(B0〜B3)、および9ビッ
ト・ラッチ211からの出力(L0〜L3)が示されてい
る。例えば、カウンタ出力B1とラッチ出力L1のnot
がANDされることで、カウンタ出力B1の立ち上がり
に対応するパルス出力X7が得られる。このようにし
て、パルス出力(X8〜X0)が得られる。PDM方式D
ACでは、パルス選択/合成回路203にて、デジタル
入力データの各ビットの値に応じてこれらのX8〜X0
のパルス出力を選択して論理和(OR)を取ることによっ
て合成し、デジタル入力データに対応するパルス列を生
成している。例えば、デジタル入力データが320(B10
1000000)の場合は、対応するビットが1である基準パル
スX8とX6が選択され、X8とX6を合成したものが
パルス列となり、電圧変換回路204にて電圧変換を行
った後、積分回路205に入力される。
【0010】図16は、液晶用PDM方式DACにおい
て、各デジタル入力データに対応するパルス列の周波数
の関係を示した図である。但し、カウンタやラッチの動
作周波数(クロック入力)は120MHzとしている。図
16から理解できるように、デジタル入力データが0か
ら256に増加するに従って、パルス列の周波数も単調
増加して、データ256の時に最高周波数60MHzに
達し、デジタル入力データが256から511に増加す
るに従って、パルス列の周波数は単調減少する。デジタ
ル入力データによってパルス列の周波数が異なるため
(後段の積分回路205を駆動する回路のスイッチング
回数も異なる)、アナログ出力電圧へのスイッチングに
よる影響の度合いがデジタル入力データ毎に異なってし
まう。この結果、DACにおけるアナログ出力電圧のリ
ニアリティが悪化することになる。また、積分回路20
5に使用する抵抗と容量の値を周波数の低いパルス列
(デジタル入力データの0あるいは511当たり)に合わ
せて設定した場合、デジタル入力データの中央値(25
6)周辺でのパルス列周波数は必要以上に高くなり、結
果として不要な電力消費を招くことになる。
【0011】本発明は、以上のような技術的課題を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、アナログ出力電圧が受けるスイッチングに起因す
る悪影響を抑制することにある。また、他の目的は、リ
ニアリティの改善を図り、スイッチング回数に起因する
不要な消費電力を抑制することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明では、生成されたパルス列のスイッチング回数に対し
て、デジタル入力データに対して局所的なピーク値を持
たず、滑らかに一定になるように構成している。即ち、
本発明は、基板上に画像表示領域を形成する液晶セル
と、デジタル入力データに対応するガンマ補正用基準電
位に基づいて液晶セルに対して電圧を印加するドライバ
とを備え、このドライバは、基板上に実装されると共
に、信号線を用いて接続された複数のドライバICで構
成され、デジタル入力データに対応するパルス密度を有
するパルス列を生成する際に、デジタル入力データの所
定範囲に対してパルス列の単位時間当たりのスイッチン
グ回数を一定にすることを特徴としている。
【0013】ここで、デジタル入力データの所定範囲と
は、例えば、9ビットのデジタルアナログ変換回路であ
れば、デジタル入力データの128〜384の範囲等と
することができる。かかる所定範囲は、分割ビット数W
に応じて異なった値となる。
【0014】また、本発明が適用される液晶表示装置に
用いられるドライバは、デジタル入力データに対応する
パルス密度を有するパルス列を生成する際に、このパル
ス列の単位時間当たりのスイッチング回数に局所的なピ
ーク値を有しないことを特徴とすることができる。
【0015】更に、本発明が適用される液晶表示装置に
用いられるドライバは、デジタル入力データに対応する
パルス列を生成する際に、パルス密度変調(PDM)によ
りガンマ補正用基準電位を得ると共に、デジタル入力デ
ータの中央値から所定範囲ではパルス幅変調(PWM)に
より出力電圧を得ることを特徴としている。
【0016】一方、本発明をLCDのソースドライバ等
の液晶ドライバとして把握することができる。即ち、本
発明は、画像表示領域を形成する液晶セルに対して印加
する電圧を供給する液晶ドライバであって、パルス発生
密度に重み付けした複数の基準パルスを生成するパルス
発生回路と、デジタル入力データと基準パルスとをもと
に必要な基準パルスを選択/合成してパルス列を生成す
るパルス選択/合成回路と、パルス選択/合成回路により
生成されたパルス列を積分してガンマ補正用の電位(ア
ナログ電圧)を出力する積分回路とを備え、このパルス
発生回路とパルス選択/合成回路により生成されたパル
ス列の単位時間当たりのスイッチング数は、ガンマ補正
用デジタル入力データの所定範囲において変化しないこ
とを特徴とすることができる。
【0017】ここで、このパルス選択/合成回路は、n
ビットからなるデジタル入力データの上位Wビットとバ
イナリカウンタの下位Wビットとを入力とする加算回路
のキャリー出力と、m=n−Wのとき前記パルス発生回
路の出力X(m−1)〜X(0)とデジタル入力データD
(m−1)〜D(0)との論理積と、の論理和を出力とする
ことを特徴とすれば、分割ビット数W=3以上などの広
い入力データ範囲でリニアリティを改善することが可能
となる。
【0018】更に、このパルス発生回路は、デジタル入
力データをnビットとしたときに、分割ビット数をWと
すると、nビットのバイナリカウンタ、n−Wビットラ
ッチ、n−W個の2入力ゲートを用いて基準パルスを出
力することを特徴とすることができる。但し、W=2の
場合は、n−1個のラッチと2入力ゲートとを必要とす
るが、この代わりに加算器(キャリー検出回路)が不要と
なる。
【0019】また、本発明は、nビットのデジタル入力
データに対応する基準パルスを発生させる基準パルス発
生回路であって、入力クロックに同期してカウントアッ
プを行うnビットのバイナリカウンタと、バイナリカウ
ンタからの上位n−Wビットの出力(B(n−1)〜B
(W))を1入力クロック期間遅延させた信号を生成する
n−Wビットラッチと、バイナリカウンタからの上位n
−Wビットの出力(B(n−1)〜B(W))と、上位n−W
ビットの出力(B(n−1)〜B(W))に対するn−Wビッ
トラッチからの遅延信号とを入力として論理演算を行
い、基準パルス密度の低い方からの出力(X(0)〜X(n
−W−1))とするn−W個の論理回路とを備え、出力X
(n−W)〜X(n−1)については論理回路を介さずに出
力することを特徴としている。
【0020】ここで、W=2である場合には、n−1個
の論理回路は、n−1個のAND回路、または、X(0)
〜X(n−3)を出力とするn−2個のAND回路とX
(n−2)を出力とするNOR回路であることを特徴とす
ることができる。
【0021】更に他の観点から把えると、本発明は、パ
ルス密度変調方式を採用したデジタルアナログ変換用の
基準パルス発生回路であって、デジタル入力データに対
応して排他的にハイ(High)の状態となるように基準パル
スを生成する手段と、デジタル入力データの所定範囲で
パルス列の単位時間当たりのスイッチング回数が一定と
なるように基準パルスを生成する手段とを備えたことを
特徴している。このとき、W=2である場合には、デジ
タル入力データ全体の2分の1の範囲において周波数が
一定となるように基準パルスが生成される。一般化する
と、デジタル入力データ全体の (2W-1−1) / 2W-1 の範囲で周波数が一定となる。
【0022】また、本発明は、デジタルアナログ変換器
における基準パルス発生方法であって、デジタルアナロ
グ変換器に入力されるデジタル入力データに対応するパ
ルス密度を持つパルス列を生成し、デジタル入力データ
の中央値から所定範囲においてパルス列における単位時
間当たりのスイッチング回数を一定にすることを特徴と
している。かかる場合に、スイッチング回数を一定にし
ない場合に対してパルス列の最高周波数を2分の1以下
に低減することができる。
【0023】更に別の観点から把えると、本発明は、液
晶表示装置のソースドライバにてガンマ補正用基準電位
として用いられるアナログ電圧を出力するアナログ電圧
出力方法であって、デジタル入力データの中央値からの
所定範囲を除く部分にてデジタル入力データに応じてパ
ルスの数が調整されたパルス列を積分することによって
アナログ電圧を出力し、デジタル入力データの所定範囲
にてデジタル入力データに応じてデュティが調整された
パルス列を積分することによってアナログ電圧を出力す
ることを特徴とすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付する図面に従って、本
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態が
適用された画像表示装置の一実施形態を示す構成図であ
る。図1に示す画像表示装置では、液晶セルコントロー
ル回路1と薄膜トランジスタ(TFT)の液晶構造を有す
る液晶セル2によって液晶モジュール(LCDパネル)を
形成している。この液晶モジュールは、例えばパーソナ
ルコンピュータ(PC)等のホスト側のシステム装置とは
分離した表示装置に、またはノートブックPCの場合は
その表示部に形成されるものである。この液晶セルコン
トロール回路1では、システム側のグラフィックスコン
トローラLSI(図示せず)からビデオインターフェイス
(I/F)3を介してRGBビデオデータ(ビデオ信号)や
制御信号がLCDコントローラ4に入力される。また、
一般に、DC電源もこのビデオI/F3を介して供給さ
れる。
【0025】DC−DCコンバータ5は、供給されたD
C電源から液晶セルコントロール回路1にて必要な各種
DC電源電圧を作り出し、ゲートドライバ6やソースド
ライバ7、バックライト用の蛍光管(図示せず)等に供給
している。LCDコントローラ4は、ビデオI/F3か
ら受け取った信号を処理してゲートドライバ6やソース
ドライバ7に供給している。ソースドライバ7は、液晶
セル2上にマトリックス状に並んだTFT配列におい
て、TFTの水平方向(X方向)に並んだ各ソース電極に
印加する電圧を出力している。また、ゲートドライバ6
は、同じくTFTの垂直方向(Y方向)に並んだ各ゲート
電極に印加する電圧を出力している。
【0026】このゲートドライバ6およびソースドライ
バ7は共に複数個のICで構成されている。本実施の形
態では、ソースドライバ7はLSIのチップである複数
のソースドライバIC20を備えている。図1では、説
明の都合上、液晶セルコントロール回路1と液晶セル2
が分離しているように示されているが、本実施の形態で
は、複数のソースドライバIC20が液晶セル2を構成
するガラス基板上にCOG構造で形成され、更に各配線
もガラス基板上にWOA構造で形成されている。
【0027】このように、特に、表示領域の外側である
縁の幅が狭い狭額縁のLCDでは、ソースドライバ7を
LCDパネルのTFTガラス基板上に直接実装し、ソー
スドライバIC20間の配線をガラス基板上のアルミ配
線等を使用して実現する方法により、LCDパネルのコ
ストを削減している。この様なLCDパネルでは、十分
な配線領域が確保できないため、通常、LCDパネル用
基板(PCB)上で生成するガンマ補正用基準電位を個々
のソースドライバIC20内で生成する場合がある。こ
の場合、各ソースドライバIC20で生成するガンマ補
正用基準電位を等しくするために、高精度なデジタルア
ナログ変換回路(DAC)が必要になる。チップ上に生成
する抵抗や容量はばらつきが大きいため、R-2Rラダ
−ネットワーク方式DACのような電流加算方式DAC
は不向きである。そこで、本実施の形態では、時間制御
方式DACであるPDM方式DACを用いている。
【0028】図2は、本実施の形態が適用されたガンマ
基準電位発生用PDM方式の9ビットDACの構成を示
した図である。本実施の形態では、LCDのソースドラ
イバ7における各ソースドライバIC20に対して、そ
れぞれ図2に示すようなガンマ基準電位発生回路が設け
られている。図2では、パルス発生密度に重み付けした
複数の基準パルスを生成するパルス発生回路21、ガン
マ補正データであるデジタル入力データを記憶するため
のデジタル入力データラッチ22、生成された基準パル
スおよび記憶された入力データをもとに、必要な基準パ
ルスを選択/合成して1つのパルス列を生成するパルス
選択/合成回路23、デジタル電源で生成されたパルス
列を必要なアナログ電圧域に変換する電圧変換回路2
4、パルス列をアナログ電圧に変換する積分回路(ロウ
パスフィルタ)25から構成されている。パルス発生回
路21は本実施の形態における最も特徴的な構成であ
り、デジタル入力データラッチ22〜積分回路(ロウパ
スフィルタ)25の各回路は、必要なガンマ補正用基準
電位の数だけ用意されている。
【0029】本実施の形態では、図16で示した特性を
有する従来方式のデジタル入力データとパルス列周波数
との関係に対して、動作周波数を低減させ、図16に示
す256を頂点とする三角形形状に対して例えば台形形
状となる周波数特性が得られるようなDACを提供する
点に特徴がある。そのために、本実施の形態が適用され
るDACは、ある設定されたところまで、即ち、デジタ
ル入力データの中央値から所定範囲を除く部分はパルス
密度変調方式(PDM方式)を採用し、それ以外である中
央値から所定範囲では、周波数が上がってしまうことを
避けるために、パルス幅変調方式(PWM方式)を採用し
ている。
【0030】図3は、本実施の形態が適用されるパルス
発生回路21およびパルス選択/合成回路23の内部構
成の例を示す図である。ここでは、9ビットに限定せ
ず、デジタル入力データをnビットとした時のnビット
DAC用パルスを生成する例を挙げている。図3に示す
回路から得られる合成パルス出力は、ガンマデータ上位
Wビット、バイナリカウンタ出力下位Wビットの夫々を
入力とする加算回路のキャリー出力と、パルス発生回路
21の出力X(m−1)〜X(0)とガンマデータD(m−
1)〜D(0)の論理積との論理和で表される。尚、ここ
で、nビットDACの場合、 n−1≧m≧0、k=n−1−m、w=n−m である。
【0031】図4は、本実施の形態におけるパルス発生
回路21及びパルス選択/合成回路23を使用したとき
の分割ビット数とパルス列最高周波数の関係を示した図
表である。生成されるパルス列の最高周波数は、分割ビ
ット数Wの値に応じて変化し、パルス列の周波数が一定
になる領域も変化する。Wの値が大きければ大きいほ
ど、パルス列の周波数を低くすることが可能であるが、
加算回路の回路規模が増大する。
【0032】図4に示すように、W=1の時、加算回路
は2入力ANDのみで構成できるので、従来のPDM方
式DACと同じ構成になる。W=2の時は、キャリーを
検出する際に加算回路を使わずに、2入力AND回路の
みで構成でき、回路がもっとも簡略化できる特別な場合
である。このとき、パルス列の最高周波数はf/2(H
z)、スイッチング回数一定領域の全入力データに対す
る割合は1/2となる。W=3以上の時は、パルス列の
W=2と比較して周波数を低くできるが、キャリー検出
の際に加算回路が必要となり回路規模が大きくなる。さ
らに、合成回路の後段に続く積分回路25の回路規模も
大きくなる。W=nの時は、PWM方式DACと同じ構
成となる。
【0033】図5は、本実施の形態が適用されるPDM
方式DACにおけるパルス発生回路21の構成を示した
図である。このパルス発生回路21は、nビットバイナ
リカウンタ31とn−1ビットラッチ32、n−1個の
2入力論理積(AND)33が設けられている。nビット
バイナリカウンタ31の出力とn−1ビットラッチ32
の出力との2入力論理積(AND)33による論理積がパ
ルス発生回路21の出力となる。即ち、nビットバイナ
リカウンタ31からの上位n−1ビットの出力(B(n−
1)〜B(1))に対して、n−1ビットラッチ32は、1
入力クロック期間遅延させた信号を生成し、このnビッ
トバイナリカウンタ31からの上位n−1ビットの出力
(B(n−1)〜B(1))と、この上位n−1ビットの出力
(B(n−1)〜B(1))に対するn−1ビットラッチ32
からの遅延信号とを入力として、2入力論理積(AND)
33にて論理演算が行なわれる。
【0034】液晶用DACのパルス発生回路は、パルス
生成した後のリニアリティを考えて、デジタル入力デー
タの中央部分について、スイッチングの数が変化しない
方法でパルスを生成することが望ましい。ここでは、分
割ビット数W=2の場合において、パルス並びを4クロ
ック単位で考えた場合の例を挙げてリニアリティを向上
する方法を示す。4クロック単位で考えた場合、デジタ
ル入力データを大きくしてブロック中のパルス密度を上
げていくと、上位ビットに対応するパルスを埋める組み
合わせは4通りある。その4通りのビット数が大きくな
る様子を以下に示す。 方法1:0000→P000→0001→P001→0110→P110→0111→
P111→1111 方法2:0000→P000→0001→P001→0011→P011→0111→
P111→1111 方法3:0000→P000→0100→P100→0110→P110→0111→
P111→1111 方法4:0000→P000→0100→P100→0011→P011→0111→
P111→1111 但し、Pは変調データに依存するパルスとする。ここ
で、回路規模を小さくできる方法1、方法3を用いた本
実施の形態における基準パルス発生回路を以下に説明す
る。
【0035】図6は、上記方法1を用いたパルス発生回
路21の構成を示した図である。ここでは、9ビットの
DACの場合を示しており、9ビットのバイナリカウン
タ41、8ビットラッチ42、及び8個の2入力論理積
(AND)43から構成されている。入力クロックに同期
して9ビットのバイナリカウンタ41がカウントアップ
を行い、カウンタ出力B8〜B1を出力する。そのカウ
ンタ出力B8〜B1に対して、8ビットラッチ42で1
入力クロック期間分遅延させた信号であるラッチ出力L
8〜L1を生成する。これらの信号を、上述した方法1
の論理式に従って処理し、基準パルス出力X8〜X0を
生成している。図5に示した一般構成に当てはめて考え
ると、n=9のとき、上位n−1ビットの出力(B(8)
〜B(1))と、この上位n−1ビットの出力に対する8
ビットラッチ42からの遅延信号とを入力として、論理
回路である2入力論理積(AND)43にて論理演算が行
なわれて、X(0)〜X(n−2)が出力される。また出力
X(n−1)であるX8については、論理回路を介さずに
出力される。
【0036】図6に示すパルス発生回路(方法1)の論理
式は、以下のようになる。 X8 <= not L1; 論理式(1) X7 <= B1 and L1; 論理式(2) X6 <= B2 and (not L2); 論理式(3) X5 <= B3 and (not L3); 論理式(4) X4 <= B4 and (not L4); 論理式(5) X3 <= B5 and (not L5); 論理式(6) X2 <= B6 and (not L6); 論理式(7) X1 <= B7 and (not L7); 論理式(8) X0 <= B8 and (not L8); 論理式(9)
【0037】上記論理式(1)により基準パルス出力X8
の周波数を2分の1にしており、論理式(2)により基準
パルス出力X7のパルス発生位置を1クロック、シフト
させている。この方式により発生された基準パルスの密
度は、X0を1とするとX1, X2, X3, X4, X
5, X6, X7, X8はそれぞれ2, 4, 8, 16, 3
2, 64, 128, 256となり、X0〜X8の基準パ
ルスは排他的にハイ(High(1))の状態になるように生成
されるため、任意の複数の基準パルスを合成してもパル
ス同士が時間的に重なることはない。
【0038】図7は、図6に示した方法1の場合の基準
パルス波形を示した図である。図から理解できるよう
に、X6〜X0のパルスは、X8, X7がHigh(1)にな
るタイミングに隣接するタイミングでHigh(1)になるよ
うに生成される。これにより、デジタル入力データが0
〜128の間は、入力データの増加につれてパルス列の
周波数が単調増加するが、デジタル入力データが128
以上384以下の範囲では、X8あるいはX7が選択さ
れており、同時に選択されるX6〜X0のHigh(1)期間
は、X8あるいはX7パルスのHigh(1)期間に結合され
ることになる。従って、合成されるパルス列の周波数
は、デジタル入力データが128以上384以下の範囲
で一定になる。デジタル入力データが384〜511の
範囲では、入力データの増加につれてパルス列の周波数
が単調減少する。以上は、9ビットDAC以外のビット
数DAC(nビットDAC)においても同様である。
【0039】図8は、本実施の形態が適用されるパルス
発生回路21におけるデジタル入力データとパルス列周
波数との関係を示した図であり、入力クロックが120
MHzの場合を示している。従来技術で説明した図16
と比較して明らかなように、パルス列の周波数は、デジ
タル入力データが128以上384以下の範囲で一定に
することができる。このように、本実施の形態が適用さ
れるパルス発生回路21を用いれば、パルス列の最高周
波数を2分の1まで低減できる。この範囲にてアナログ
出力電圧を発生する場合、積分回路25を駆動する電圧
変換回路24におけるスイッチング回数を同じにするこ
とができる。従って、この範囲では、アナログ出力電圧
が受けるスイッチングに起因する悪影響が均一になるこ
とから、リニアリティの改善が期待できる。液晶を5V
で駆動する場合、このデジタル入力データが128以上
384以下の範囲は、アナログ出力電圧0〜5Vの中の
1.25V〜3.75Vに相当する。かかる範囲は、液晶
の最も急峻に変化する部分、液晶の敏感な部分、即ち液
晶駆動に最も重要な電圧域であり、本実施の形態におけ
る効果は非常に大きい。
【0040】図9は、図6に示したW=2のパルス発生
回路21とは別に、前述の方法3を用いた構成を示した
図である。図6の例と同様に、9ビットのDACの場合
を示しており、9ビットのバイナリカウンタ51、8ビ
ットラッチ52、及び8個の2入力ゲート53から構成
されている。図6の方法1とは異なり、AND回路の代
わりに1つのNOR回路が設けられている。また、図6
と同様に、入力クロックに同期して9ビットのバイナリ
カウンタ51がカウントアップを行い、カウンタ出力B
8〜B1を出力している。そのカウンタ出力B8〜B1
に対して、8ビットラッチ52で1入力クロック期間分
遅延させた信号であるラッチ出力L8〜L1を生成す
る。これらの信号を、上述した方法3の論理式に従って
処理し、基準パルス出力X8〜X0を生成している。
【0041】図9に示すパルス発生回路(方法3)の論理
式は、以下のようになる。 X8 <= B1; 論理式(1') X7 <= B1 nor L1; 論理式(2') X6 <= B2 and (not L2); 論理式(3) X5 <= B3 and (not L3); 論理式(4) X4 <= B4 and (not L4); 論理式(5) X3 <= B5 and (not L5); 論理式(6) X2 <= B6 and (not L6); 論理式(7) X1 <= B7 and (not L7); 論理式(8) X0 <= B8 and (not L8); 論理式(9)
【0042】上記論理式(1')および上記論理式(2')
は、図6に示した方法1と異なる点であり、他の論理式
は、方法1と同様である。上記論理式(1')により基準
パルス出力X8の周波数を2分の1にしており、論理式
(2')により基準パルス出力X7のパルス発生位置を1
クロック、シフトさせている。この方式により発生され
た基準パルスの密度は、X0を1とするとX1, X2,
X3, X4, X5, X6, X7, X8はそれぞれ2,
4, 8, 16, 32, 64, 128, 256となり、X
0〜X8の基準パルスは排他的にHigh(1)の状態になる
ように生成されるため、任意の複数の基準パルスを合成
してもパルス同士が時間的に重なることはない。
【0043】図10は、図9に示した方法3の場合の基
準パルス波形を示した図である。図7と同様に、X6〜
X0のパルスは、X8, X7がHigh(1)になるタイミン
グに隣接するタイミングでHigh(1)になるように生成さ
れる。これにより、デジタル入力データが0〜128の
間は、入力データの増加につれてパルス列の周波数が単
調増加するが、デジタル入力データが128以上384
以下の範囲では、X8あるいはX7が選択されており、
同時に選択されるX6〜X0のHigh(1)期間は、X8あ
るいはX7パルスのHigh(1)期間に結合されることにな
る。従って、合成されるパルス列の周波数は、デジタル
入力データが128以上384以下の範囲で一定にな
る。デジタル入力データが384〜511の範囲では、
入力データの増加につれてパルス列の周波数が単調減少
する。尚、図9および図10にて示す方法3を採用した
場合におけるデジタル入力データとパルス列周波数との
関係は、図8に示すものと同様であり、同様な効果を得
ることができる。
【0044】次に、図4を用いて説明した分割ビット数
W=3の場合、即ち、パルス並びを8クロック単位で考
えた場合に、デジタル入力データを大きくしてブロック
中のパルス密度を上げていく方法について説明する。8
クロック単位で考えた場合、デジタル入力データを大き
くしてブロック中のパルス密度を上げていく方式は2通
りある。その2通りのビット数が大きくなる様子を以下
に示す。 方法1:00000000→P0000000→00000001→P0000001→00
000011→P0000011→00000111→P00000111→00001111→P
0001111→00011111→P0011111→0011111→P0111111→01
111111→P1111111→11111111 方法2:00000000→P0000000→01000000→P1000000→01
100000→P1100000→01110000→P1110000→01111000→P1
111000→01111100→P1111100→01111110→P1111110→01
111111 →P1111111→11111111 但し、Pは変調データに依存するパルスとする。
【0045】方法2を用いた基準パルス発生回路は、回
路規模が大きくなるため、ここでは方法1を用いた本発
明の基準パルス発生回路について説明する。図11
(a),(b)は、8クロック単位で考えた場合のPDM方
式DACにおけるパルス発生回路21とパルス選択/合
成回路23の構成を示した図である。図11(a)はパル
ス発生回路21を、図11(b)はパルス選択/合成回路
23を示している。図11(a)に示すパルス発生回路2
1は、9ビットのバイナリカウンタ61、6ビットラッ
チ62、及び6個の2入力論理積(AND)63から構成
されている。また、図11(b)に示すパルス選択/合成
回路23は、2入力ANDと3入力ORとで構成される
合成回路65と、キャリー検出部として機能する加算回
路66を備えている。
【0046】パルス変調を8クロックで生成するため
に、図11(a)に示すバイナリカウンタ61の出力B
0,B1,B2は、ラッチせずに直接、図11(b)に示す
加算回路66の入力になっている。合成されるパルス列
の周波数は、デジタル入力データの64以上448以下
の範囲で一定になる。4クロック単位で考えた場合と比
較して、パルス列の周波数は半分に減少するが、ゲート
数は増大する。
【0047】図12は、パルス並びがそれぞれ4クロッ
ク単位と8クロック単位におけるパルス発生回路21の
サイズを比較した結果を示す図表である。4クロック単
位には図6に示したパルス発生回路21、8クロック単
位には図11(a)に示したパルス発生回路21を使用し
た。図12から、パルス合成部(10セット)を含める
と、8クロック単位では、4クロック単位の約1.4倍
のゲート数を必要とすることになる。従って、回路規模
サイズで考えた場合には4クロック単位、周波数で考え
た場合には8クロック単位の方が優れている。
【0048】以上、詳述したように、本実施の形態で
は、デジタル入力データの中央値から所定範囲で周波数
を下げ、スイッチング回数を一定にすることにより、液
晶用PDM方式DACの低消費電力化と出力電圧のリニ
アリティの改善を図っている。アナログ出力電圧のリニ
アリティが改善されることから、ガンマ補正用基準電位
の各ソースドライバIC20間の偏差を小さくすること
ができる。また、通常のPDM方式DACに比べて不要
に消費される電力を削減できるので、LCDパネルの消
費電力的にも有利となる。
【0049】また、図6〜図10で説明した分割ビット
数W=2の場合には、9ビットDACにて、デジタル入
力データが128〜384の範囲で効果が得られる。前
述のように、液晶を5Vで駆動する場合のアナログ出力
で1.25V〜3.75Vに相当し、液晶駆動に最も重要
な電圧域であるため、本実施の形態における大きな効果
が期待できる。更に広い範囲でリニアリティを改善し、
動作周波数を低減させる必要がある場合には、図11
(a),(b)にて説明したパルス発生回路21およびパル
ス選択/合成回路23を採用すれば良い。即ち、リニア
リティの改善と回路規模とを比較衡量し、図4に示す特
性を考慮して適切な分割ビット数のパルス発生回路21
を選定することにより、対象となるLCDに最適な構成
を得ることが可能となる。
【0050】尚、本実施の形態では、液晶表示装置のガ
ンマ補正用基準電位発生回路を実現する場合のDACに
ついて説明したが、例えば測定器等に用いられるDAC
等、他の分野における基準パルス発生回路に対して適用
することも可能である。但し、WOAを実現するLCD
に対して適用することで、リニアリティの改善と回路規
模の縮小に対して大きく改善することが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル入力データに対応してアナログ出力電圧が受け
るスイッチングに起因する悪影響を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された画像表示装置の一実施形
態を示す構成図である。
【図2】 本実施の形態が適用されたガンマ基準電位発
生用PDM方式の9ビットDACの構成を示した図であ
る。
【図3】 本実施の形態が適用されるパルス発生回路お
よびパルス選択/合成回路の内部構成の例を示す図であ
る。
【図4】 本実施の形態におけるパルス発生回路及びパ
ルス選択/合成回路を使用したときの分割ビット数とパ
ルス列最高周波数の関係を示した図表である。
【図5】 本実施の形態が適用されるPDM方式DAC
におけるパルス発生回路の構成を示した図である。
【図6】 方法1を用いたパルス発生回路の構成を示し
た図である。
【図7】 図6に示した方法1の場合の基準パルス波形
を示した図である。
【図8】 本実施の形態が適用されるパルス発生回路に
おけるデジタル入力データとパルス列周波数との関係を
示した図である。
【図9】 方法3を用いた構成を示した図である。
【図10】 図9に示した方法3の場合の基準パルス波
形を示した図である。
【図11】 (a),(b)は、8クロック単位で考えた場
合のPDM方式DACにおけるパルス発生回路とパルス
選択/合成回路の構成を示した図である。
【図12】 パルス並びがそれぞれ4クロック単位と8
クロック単位におけるパルス発生回路のサイズを比較し
た結果を示す図表である。
【図13】 一般的なPDM方式DACの構成を示した
図である。
【図14】 液晶用PDM方式DACで使用されている
パルス発生回路の構成を示した図である。
【図15】 PDM方式DAC用パルス出力の例(X8
〜X5)を示した図である。
【図16】 液晶用PDM方式DACにおいて、各デジ
タル入力データに対応するパルス列の周波数の関係を示
した図である。
【符号の説明】
1…液晶セルコントロール回路、2…液晶セル、3…ビ
デオインターフェイス(I/F)、4…LCDコントロー
ラ、6…ゲートドライバ、7…ソースドライバ、20…
ソースドライバIC、21…パルス発生回路、22…デ
ジタル入力データラッチ、23…パルス選択/合成回
路、24…電圧変換回路、25…積分回路(ロウパスフ
ィルタ)、31…nビットバイナリカウンタ、32…n
−1ビットラッチ、33…2入力論理積(AND)、41
…バイナリカウンタ、42…8ビットラッチ、43…2
入力論理積(AND)、51…バイナリカウンタ、52…
8ビットラッチ、53…2入力ゲート、61…バイナリ
カウンタ、62…6ビットラッチ、63…2入力論理積
(AND)、65…合成回路、66…加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 641K 641P (72)発明者 坂口 佳民 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 佐久間 克幸 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 Fターム(参考) 2H093 NA56 NC03 NC26 NC27 NC34 NC49 NC50 ND39 ND49 ND54 5C006 AF46 AF83 BB16 BC11 BC16 BC20 EB05 FA47 5C080 AA10 BB05 DD25 DD26 EE28 FF11 JJ02 JJ04 JJ05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に画像表示領域を形成する液晶セ
    ルと、 デジタル入力データに対応するガンマ補正用基準電位に
    基づいて前記液晶セルに対して電圧を印加するドライバ
    とを備え、 前記ドライバは、前記デジタル入力データに対応するパ
    ルス密度を有するパルス列を生成する際に、当該デジタ
    ル入力データの所定範囲に対して当該パルス列の単位時
    間当たりのスイッチング回数を一定にすることを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ドライバは、前記基板上に実装され
    ると共に、信号線を用いて接続された複数のドライバI
    Cで構成されることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記デジタル入力データの前記所定範囲
    は、当該デジタル入力データの中央値から所定範囲であ
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 基板上に画像表示領域を形成する液晶セ
    ルと、 デジタル入力データに対応するガンマ補正用基準電位に
    基づいて前記液晶セルに対して電圧を印加するドライバ
    とを備え、 前記ドライバは、前記デジタル入力データに対応するパ
    ルス密度を有するパルス列を生成する際に、当該パルス
    列の単位時間当たりのスイッチング回数に局所的なピー
    ク値を有しないことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 基板上に画像表示領域を形成する液晶セ
    ルと、 デジタル入力データに対応するガンマ補正用基準電位に
    基づいて前記液晶セルに対して電圧を印加するドライバ
    とを備え、 前記ドライバは、前記デジタル入力データに対応するパ
    ルス列を生成する際に、パルス密度変調(PDM)により
    出力電圧を得ると共に、当該デジタル入力データの中央
    値から所定範囲ではパルス幅変調(PWM)により出力電
    圧を得ることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 画像表示領域を形成する液晶セルに対し
    て印加する電圧を供給する液晶ドライバであって、 パルス発生密度に重み付けした複数の基準パルスを生成
    するパルス発生回路と、 デジタル入力データと前記基準パルスとをもとに必要な
    基準パルスを選択/合成してパルス列を生成するパルス
    選択/合成回路とを備え、 前記パルス発生回路は、前記デジタル入力データの中央
    部分から所定範囲において、単位時間当たりのスイッチ
    ングの数を変化させずに前記基準パルスを生成すること
    を特徴とする液晶ドライバ。
  7. 【請求項7】 前記パルス選択/合成回路により生成さ
    れたパルス列を積分してガンマ補正用の電位を出力する
    積分回路とを更に備えたことを特徴とする請求項6記載
    の液晶ドライバ。
  8. 【請求項8】 前記パルス選択/合成回路は、nビット
    からなるデジタル入力データの上位Wビットとバイナリ
    カウンタの下位Wビットとを入力とする加算回路のキャ
    リー出力と、W=n−mのとき前記パルス発生回路の出
    力X(m−1)〜X(0)と当該デジタル入力データD(m
    −1)〜D(0)との論理積と、の論理和を出力とするこ
    とを特徴とする請求項7記載の液晶ドライバ。
  9. 【請求項9】 前記パルス発生回路は、前記デジタル入
    力データをnビットとしたときに、nビットのバイナリ
    カウンタ、n-1ビットラッチ、n-1個の2入力ゲート
    を用いて基準パルスを出力することを特徴とする請求項
    7記載の液晶ドライバ。
  10. 【請求項10】 nビットのデジタル入力データに対応
    する基準パルスを発生させる基準パルス発生回路であっ
    て、 入力クロックに同期してカウントアップを行うnビット
    のバイナリカウンタと、 前記バイナリカウンタからの上位n−1ビットの出力
    (B(n−1)〜B(1))を1入力クロック期間遅延させた
    信号を生成するn−1ビットラッチと、 前記バイナリカウンタからの上位n−1ビットの出力
    (B(n−1)〜B(1))と、当該上位n−1ビットの出力
    (B(n−1)〜B(1))に対する前記n−1ビットラッチ
    からの遅延信号とを入力として論理演算を行い、基準パ
    ルス密度の低い方からの出力(X(0)〜X(n−2))とす
    るn−1個の論理回路と、を備え、出力X(n−1)につ
    いては論理回路を介さずに出力することを特徴とする基
    準パルス発生回路。
  11. 【請求項11】 前記n−1個の論理回路は、n−1個
    のAND回路であることを特徴とする請求項10記載の
    基準パルス発生回路。
  12. 【請求項12】 前記n−1個の論理回路は、X(0)〜
    X(n−3)を出力とするn−2個のAND回路と、X
    (n−2)を出力とするNOR回路であることを特徴とす
    る請求項10記載の基準パルス発生回路。
  13. 【請求項13】 パルス密度変調方式を採用したデジタ
    ルアナログ変換用の基準パルス発生回路であって、 デジタル入力データに対応して排他的にハイ(High)の状
    態となるように基準パルスを生成する手段と、 前記デジタル入力データの中央値から所定範囲でパルス
    列の単位時間当たりのスイッチング回数が一定となるよ
    うに基準パルスを生成する手段と、を備えたことを特徴
    とする基準パルス発生回路。
  14. 【請求項14】 前記デジタル入力データ全体の2分の
    1の範囲において周波数が一定となるように基準パルス
    を生成することを特徴とする請求項13記載の基準パル
    ス発生回路。
  15. 【請求項15】 デジタルアナログ変換器における基準
    パルス発生方法であって、 前記デジタルアナログ変換器に入力されるデジタル入力
    データに対応するパルス密度を持つパルス列を生成し、 前記デジタル入力データの中央値から所定範囲において
    前記パルス列における単位時間当たりのスイッチング回
    数を一定にすることを特徴とするパルス発生方法。
  16. 【請求項16】 スイッチング回数を一定にしない場合
    に対して前記パルス列の最高周波数を2分の1以下に低
    減することを特徴とする請求項15記載のパルス発生方
    法。
  17. 【請求項17】 デジタル入力データに対応したアナロ
    グ電圧を出力するアナログ電圧出力方法であって、 前記デジタル入力データの中央値からの所定範囲を除く
    部分にて当該デジタル入力データに応じてパルスの数が
    調整されたパルス列を積分することによってアナログ電
    圧を出力し、 前記デジタル入力データの前記中央値からの所定範囲に
    て当該デジタル入力データに応じてデュティが調整され
    たパルス列を積分することによってアナログ電圧を出力
    することを特徴とするアナログ電圧出力方法。
  18. 【請求項18】 出力されるアナログ電圧は、液晶表示
    装置のソースドライバにてガンマ補正用基準電位として
    用いられることを特徴とする請求項17記載のアナログ
    電圧出力方法。
JP2001145686A 2001-05-15 2001-05-15 液晶表示装置、液晶ドライバ、基準パルス発生回路、パルス発生方法、およびアナログ電圧出力方法 Pending JP2002341832A (ja)

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