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JP2002338139A - 巻き取り装置 - Google Patents

巻き取り装置

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Publication number
JP2002338139A
JP2002338139A JP2001146053A JP2001146053A JP2002338139A JP 2002338139 A JP2002338139 A JP 2002338139A JP 2001146053 A JP2001146053 A JP 2001146053A JP 2001146053 A JP2001146053 A JP 2001146053A JP 2002338139 A JP2002338139 A JP 2002338139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
shaft
winding
rotation
rotary shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001146053A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sadakane
健一 貞包
Shuichi Tonai
修一 藤内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2001146053A priority Critical patent/JP2002338139A/ja
Publication of JP2002338139A publication Critical patent/JP2002338139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボビンの回転軸と巻き取りガイドの回転軸を
1台のモータで駆動できるようにし、制御を簡単にした
巻き取り装置を提供する。 【解決手段】 線条1を巻き取るボビン2を回転させる
ボビン回転軸3と、線条1をボビンに均一に巻き取らせ
るための巻き取りガイド6をボビンの巻幅で往復移動さ
せる操作用回転軸11とをそなえている。前記ボビン回
転軸3に駆動モータ20を連結してウォーム21を取り
付ける。一方端に前記ウォーム21に噛み合うウォーム
歯車25を、他方端にかさ歯車26を取り付けた回転力
伝動軸22を設け、操作用回転軸11を前記かさ歯車2
6に噛み合うかさ歯車27を介して回転力伝動軸22に
連結させる。ウォームによる減速とかさ歯車のギヤ比
で、ボビン回転軸3に対して調整された回転数で操作用
回転軸11を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線や撚り線など
の線条をボビン(巻枠)に均一に巻き取る装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電線やケーブル等の線条をボビン
に巻き取る装置は、図3および図4に示すように、線条
1を巻き取るボビン2を回転軸3に取り付け、このボビ
ン回転軸3を、カップリング4を介してボビン駆動用モ
ータ5に連結して回転させるとともに、線条1をボビン
2の巻幅に応じて均等に巻き取らせるために、巻き取り
ガイド6をボビンの外径部付近で直線状あるいは弧状に
往復移動させるようにしており、巻き取りガイド6を操
作するため、一方端に巻き取りガイド6を取り付けた揺
動リンク7の他方端に操作リンク8および回転リンク9
を連結し、回転リンク9に連結した操作用回転軸11
を、別の操作用モータ10を設けて回転させるようにし
ている。
【0003】線条1たとえば電線を、揺動リンク7の先
端部に回動自由に取り付けた巻き取りガイド6に通して
ボビン2に巻き付け、ボビン駆動用モータ5にカップリ
ング4を介して連結したボビン回転軸3でボビン2を回
転させるとともに、操作用モータ10に連結された操作
用回転軸11で回転リンク9を回転させ、操作リンク8
を介して揺動リンク7を揺動させ、巻き取りガイド6を
矢示のように往復移動させることにより均一に巻き取ら
せている。このため、巻き取りガイド6は、ボビン2が
線条1を1巻きする間に、線条1の径だけ巻き取り方向
に移動させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、線条を巻
き取るボビンを回転させるボビン駆動用モータと、巻き
取りガイドを移動させる操作用モータとは、設置場所や
方向が異なり、回転数も大きく相違するため、それぞれ
ボビン回転軸3と操作用回転軸11に別個に設けられて
いる。したがって、それぞれのモータを制御するための
制御装置を設けるとともに、均一な巻き取りを行うため
にはモータ相互の同期運転を行わせる必要があり、制御
装置が複雑化するだけでなく、コストも高くなるなどの
問題があった。本発明は、上記の点にかんがみ、動力源
となるモータを1台にして制御を簡単にした巻き取り装
置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、線条を巻き取
るボビンを回転させるボビン回転軸と、線条をボビンに
均一に巻き取るためにボビンの巻幅に応じて往復移動す
る巻き取りガイドを操作するための操作用回転軸とをそ
なえた巻き取り装置において、前記ボビン回転軸と操作
用回転軸の一方に駆動モータを連結し、前記駆動モータ
を連結した一方の回転軸と他方の回転軸とを連結する回
転力伝動軸を設け、この回転力伝動軸の両端を、ボビン
回転軸と操作用回転軸に、相互の回転数を調整する歯車
を介して連結させている。なお、ボビン回転軸に駆動モ
ータを連結して、このボビン回転軸にウォームを取り付
け、一方端に前記ウォームと噛み合うウォーム歯車をそ
なえてボビン回転力軸に連結させ、他方端にかさ歯車を
設けて操作用回転軸に連結させるようにした回転力伝動
軸を設け、前記ウォームによりボビン回転軸より減速さ
れた回転力伝動軸の回転数を、かさ歯車により調整して
操作用回転軸を回転させるようにすることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】これを、図1および図2に示す実
施例について説明する。1は線条、2はボビン、3はボ
ビン回転軸で、カップリング4を介して駆動モータ20
に連結され、ボビン2を回転させる。6は巻き取りガイ
ドで、揺動リンク7の一方端に取り付けられ、揺動リン
ク7の他方端に連結した操作リンク8および回転リンク
9を介して操作用回転軸11に連結されている。21は
ボビン回転軸3に取り付けたウォーム、22は軸受2
3、24で支持された回転力伝動軸、25は回転力伝動
軸の一方端に取り付けたウォーム歯車で、前記ウォーム
21に噛み合い、ボビン回転軸3の回転力を回転力伝動
軸22に伝達し、回転力伝動軸22の回転数をボビン回
転軸3より減速させている。26は回転力伝動軸22の
他方端に取り付けたかさ歯車、27は操作用回転軸11
に取り付けたかさ歯車で、前記かさ歯車26と噛み合っ
て回転力伝動軸22の回転力を操作用回転軸11に伝達
させるとともに、回転力伝動軸22と操作用回転軸11
の回転数を調整する。
【0007】駆動モータ20でボビン回転軸3を回転さ
せ、このボビン回転軸3に取り付けたボビン2に線条1
を巻き取らせるようにすると、ウォーム21に噛み合わ
せたウォーム歯車25により回転力伝動軸22が減速さ
れて回転し、かさ歯車26、27を介して操作用回転軸
11を回転させる。したがって、この操作用回転軸11
に取り付けた回転リンク9が、操作リンク8、揺動リン
ク7を介して巻き取りガイド6を往復移動させて、電線
1をボビン2に均一に巻き取らせる。このように均一な
巻き取りを行わせるためには、ボビン2が1回転する間
に、巻き取りガイド6を線条1の径だけ移動させる。し
たがって、ボビン2の1列の巻き取り数をNとすれば、
ボビン回転軸3の2N回転に対して操作用回転軸11が
1回転すればよく、回転数が大きく異なるが、回転力伝
動軸22がウォーム21とウォーム歯車25によって減
速され、かさ歯車26、27により微調整することによ
って確実な回転比を得ることができる。
【0008】なお、回転力伝動軸22とボビン回転軸3
とをかさ歯車で連結させ、回転力伝動軸22にウォーム
を取り付けて操作用回転軸11との連結をウォーム歯車
で行うようにしてもよく、両方をかさ歯車で連結するよ
うにしてもよい。また、駆動モータ20を操作用回転軸
11に設け、回転力伝動軸22とボビン回転軸3をかさ
歯車で連結してボビン回転軸3を昇速させるようにする
こともできる。
【0009】図の実施例では、巻き取りガイド6を揺動
リンク7を含むリンク機構により弧状に往復移動させる
ようにしているが、たとえば、ボビン2の軸方向にラッ
クをそなえた支持板を設けて巻き取りガイド6を取り付
け、この支持板に設けたラックを操作用回転軸11に取
り付けた歯車と噛み合わせ、操作用回転軸11の回転で
支持板を移動させるなどの構成により、巻き取りガイド
6を直線移動させるようにした場合でも、同様に実施す
ることができる。
【0010】
【発明の効果】このように本発明は、線条を巻き取るボ
ビンを回転させるボビン回転軸と、線条をボビンに均一
に巻き取るためにボビンの巻幅に応じて往復移動する巻
き取りガイドを操作させる操作用回転軸とをそなえた巻
き取り装置において、前記ボビン回転軸と操作用回転軸
の一方にのみ駆動モータを連結し、他方の回転軸と前記
駆動モータを連結した回転軸とを、両端に歯車をそなえ
た回転力伝動軸を介して連結してあるので、駆動モータ
が1台でよく、モータの制御装置には同期運転を行わせ
る必要がなく、装置が簡単になり、コストも低減される
効果がある。また、ボビン回転軸に駆動モータを連結し
てウォームを取り付け、一方端に前記ウォームと噛み合
うウォーム歯車をそなえ、他方端をかさ歯車を介して操
作用回転軸に連結させる回転力伝動軸を設け、回転力伝
動軸をボビン回転軸に対して大きく減速させ、かさ歯車
により操作用回転軸の回転数を調整することにより、ボ
ビン回転軸と操作用回転軸の回転数が大きく異なり、回
転力伝動軸の回転数が小さくなるので、軸受の損傷も少
なく、かさ歯車による回転数の調整も容易で、ボビンに
対する巻き取りガイドの移動を適切に行わせることがで
き、均一な巻き取りを行い得るなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す上面図で、一部を断面に
している。
【図2】図1のA−A線に沿う側断面図である。
【図3】従来の例を示す上面図で、一部を断面にしてい
る。
【図4】図3の側面図である。
【符号の説明】
1 線条 2 ボビン 3 ボビン回転軸 4 カップリング 5 ボビン駆動用モータ 6 巻き取りガイド 7 揺動リンク 8 操作リンク 9 回転リンク 10 操作用モータ 11 操作用回転軸 20 駆動モータ 21 ウォーム 22 回転力伝動軸 23、24 軸受 25 ウォーム歯車 26、27 かさ歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線条を巻き取るボビンを回転させるボビ
    ン回転軸と、線条をボビンに均一に巻き取るためにボビ
    ンの巻幅に応じて巻き取りガイドを往復移動させる操作
    用回転軸とをそなえ、前記ボビン回転軸と操作用回転軸
    の一方に駆動モータを連結し、前記駆動モータを連結し
    た一方の回転軸と他方の回転軸とを連結する回転力伝動
    軸を設け、前記回転力伝動軸の両端が、ボビン回転軸と
    操作用回転軸に、相互の回転数を調整する歯車を介して
    連結されていることを特徴とする巻き取り装置。
  2. 【請求項2】 線条を巻き取るボビンを回転させるボビ
    ン回転軸と、線条をボビンに均一に巻き取るためにボビ
    ンの巻幅に応じて巻き取りガイドを往復移動させる操作
    用回転軸とをそなえ、前記ボビン回転軸に駆動モータを
    連結するとともにウォームを取り付け、一方端に前記ボ
    ビン回転軸のウォームと噛み合うウォーム歯車をそな
    え、他方端にかさ歯車を介して操作用回転軸を連結した
    回転力伝動軸を設け、前記ウォームで減速された回転力
    伝動軸の回転数を、かさ歯車により調整して操作用回転
    軸を回転させることを特徴とする巻き取り装置。
JP2001146053A 2001-05-16 2001-05-16 巻き取り装置 Pending JP2002338139A (ja)

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