JP2002336213A - Mri装置調整方法およびmri装置 - Google Patents
Mri装置調整方法およびmri装置Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 47
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 115
- 238000001208 nuclear magnetic resonance pulse sequence Methods 0.000 claims description 63
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 21
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 7
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のスライスについてのMR画像の画質の
バラツキを抑制する。 【解決手段】 中心となる1スライスについてのみ送信
ゲイン調整用スキャンおよび受信ゲイン調整用スキャン
を行うのではなく、2以上の各スライスについて送信ゲ
イン調整用スキャンおよび受信ゲイン調整用スキャンを
行い、得られたデータに基づいて各スライスの送信ゲイ
ンおよび受信ゲインを最適化する。 【効果】 どのスライスでも同等の画質のMR画像を得
ることが出来る。
バラツキを抑制する。 【解決手段】 中心となる1スライスについてのみ送信
ゲイン調整用スキャンおよび受信ゲイン調整用スキャン
を行うのではなく、2以上の各スライスについて送信ゲ
イン調整用スキャンおよび受信ゲイン調整用スキャンを
行い、得られたデータに基づいて各スライスの送信ゲイ
ンおよび受信ゲインを最適化する。 【効果】 どのスライスでも同等の画質のMR画像を得
ることが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MRI(Magnetic
Resonance Imaging)装置調整方法およびMRI装置に
関し、更に詳しくは、どのスライスでも最適の送信ゲイ
ンおよび受信ゲインに調整できるMRI装置調整方法お
よびMRI装置に関する。
Resonance Imaging)装置調整方法およびMRI装置に
関し、更に詳しくは、どのスライスでも最適の送信ゲイ
ンおよび受信ゲインに調整できるMRI装置調整方法お
よびMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置の送信コイルの駆動電力によ
りフリップ角が変わり、NMR信号強度が変わる。そこ
で、送信コイルの駆動電力を決める送信ゲインを調整す
ることにより、NMR信号強度が最大になるように送信
コイルの駆動電力を最適化している。
りフリップ角が変わり、NMR信号強度が変わる。そこ
で、送信コイルの駆動電力を決める送信ゲインを調整す
ることにより、NMR信号強度が最大になるように送信
コイルの駆動電力を最適化している。
【0003】また、受信コイルで受信したNMR信号の
増幅度が適切でないと、後段回路(ADコンバータ等)
のダイナミックレンジより入力信号(増幅されたNMR
信号)が過大になったり、過小になったりする。そこ
で、NMR信号の増幅度を決める受信ゲインを調整する
ことにより、後段回路のダイナミックレンジに適合する
ようにNMR信号の増幅度を最適化している。
増幅度が適切でないと、後段回路(ADコンバータ等)
のダイナミックレンジより入力信号(増幅されたNMR
信号)が過大になったり、過小になったりする。そこ
で、NMR信号の増幅度を決める受信ゲインを調整する
ことにより、後段回路のダイナミックレンジに適合する
ようにNMR信号の増幅度を最適化している。
【0004】例えば、イメージング用パルスシーケンス
が図14に示すスピンエコー法のパルスシーケンスの場
合、このイメージング用パルスシーケンスの位相勾配
(位相エンコード軸の勾配)のみ加えず且つ縦緩和時間
T1より十分長い(TRの3倍以上長い)繰り返し時間
とした送信ゲイン調整用パルスシーケンスにより図15
に示す如きプロジェクションデータを収集することを送
信ゲインを変えながら繰り返し(これを送信ゲイン調整
用スキャンという)、得られたプロジェクションデータ
の面積が最大になる送信ゲインを、画像作成用データを
収集するためのスキャン(これを本スキャンという)時
の送信ゲインとして決定している。また、イメージング
用パルスシーケンスの位相勾配のみ加えない(繰り返し
時間TRは同じ)受信ゲイン調整用パルスシーケンスに
よりプロジェクションデータを収集することを受信ゲイ
ンを変えながら繰り返し(これを受信ゲイン調整用スキ
ャンという)、得られたプロジェクションデータの面積
が飽和値の90%程度になる受信ゲインを本スキャン時
の受信ゲインとして決定している。
が図14に示すスピンエコー法のパルスシーケンスの場
合、このイメージング用パルスシーケンスの位相勾配
(位相エンコード軸の勾配)のみ加えず且つ縦緩和時間
T1より十分長い(TRの3倍以上長い)繰り返し時間
とした送信ゲイン調整用パルスシーケンスにより図15
に示す如きプロジェクションデータを収集することを送
信ゲインを変えながら繰り返し(これを送信ゲイン調整
用スキャンという)、得られたプロジェクションデータ
の面積が最大になる送信ゲインを、画像作成用データを
収集するためのスキャン(これを本スキャンという)時
の送信ゲインとして決定している。また、イメージング
用パルスシーケンスの位相勾配のみ加えない(繰り返し
時間TRは同じ)受信ゲイン調整用パルスシーケンスに
よりプロジェクションデータを収集することを受信ゲイ
ンを変えながら繰り返し(これを受信ゲイン調整用スキ
ャンという)、得られたプロジェクションデータの面積
が飽和値の90%程度になる受信ゲインを本スキャン時
の受信ゲインとして決定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、図16に示すよ
うに、複数のスライスL1〜L7について撮影する場
合、中央のスライスL4について送信ゲインおよび受信
ゲインの調整を行い、それにより最適化した送信ゲイン
および受信ゲインを全てのスライスL1〜L7に適用し
ていた。
うに、複数のスライスL1〜L7について撮影する場
合、中央のスライスL4について送信ゲインおよび受信
ゲインの調整を行い、それにより最適化した送信ゲイン
および受信ゲインを全てのスライスL1〜L7に適用し
ていた。
【0006】しかし、図17に示すように、中央のスラ
イスL4のMR画像は最適になっているが、それから離
れたスライス(例えばL1,L7)のMR画像は最適に
なっていない(例えば輝度が低い)ことがある問題点が
あった。これは、被検体αの電気的・磁気的構造,コイ
ルからスライスまで距離,MRI装置の磁場不均一など
の原因により、RF強度およびNMR信号強度が全ての
スライスで一様でないためと考えられる。
イスL4のMR画像は最適になっているが、それから離
れたスライス(例えばL1,L7)のMR画像は最適に
なっていない(例えば輝度が低い)ことがある問題点が
あった。これは、被検体αの電気的・磁気的構造,コイ
ルからスライスまで距離,MRI装置の磁場不均一など
の原因により、RF強度およびNMR信号強度が全ての
スライスで一様でないためと考えられる。
【0007】そこで、本発明の目的は、どのスライスで
も最適の送信ゲインおよび受信ゲインに調整できるMR
I装置調整方法およびMRI装置を提供することにあ
る。
も最適の送信ゲインおよび受信ゲインに調整できるMR
I装置調整方法およびMRI装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、イメージング用パルスシーケンスの位相勾配のみ加
えず且つ縦緩和時間T1より十分長い繰り返し時間TR
sとした送信ゲイン調整用パルスシーケンスにより一つ
のスライスについてのプロジェクションデータを収集す
ることを送信ゲインを変えながら2以上の各スライス位
置で繰り返し、得られたプロジェクションデータを基に
各スライス位置での送信ゲインをそれぞれ決定すること
を特徴とするMRI装置調整方法を提供する。上記第1
の観点によるMRI装置調整方法では、中心となる1ス
ライスについてのみ送信ゲイン調整用スキャンを行うの
ではなく、2以上のスライス位置の各スライスについて
それぞれ送信ゲイン調整用スキャンを行う。そして、本
スキャンを行う各スライスの送信ゲインを、送信ゲイン
調整用スキャンにおける同一スライスもしくは最近傍ス
ライスのプロジェクションデータを基に決定する。よっ
て、本スキャン時の複数のスライスの全てにおいて送信
ゲインを最適化することが出来る。
は、イメージング用パルスシーケンスの位相勾配のみ加
えず且つ縦緩和時間T1より十分長い繰り返し時間TR
sとした送信ゲイン調整用パルスシーケンスにより一つ
のスライスについてのプロジェクションデータを収集す
ることを送信ゲインを変えながら2以上の各スライス位
置で繰り返し、得られたプロジェクションデータを基に
各スライス位置での送信ゲインをそれぞれ決定すること
を特徴とするMRI装置調整方法を提供する。上記第1
の観点によるMRI装置調整方法では、中心となる1ス
ライスについてのみ送信ゲイン調整用スキャンを行うの
ではなく、2以上のスライス位置の各スライスについて
それぞれ送信ゲイン調整用スキャンを行う。そして、本
スキャンを行う各スライスの送信ゲインを、送信ゲイン
調整用スキャンにおける同一スライスもしくは最近傍ス
ライスのプロジェクションデータを基に決定する。よっ
て、本スキャン時の複数のスライスの全てにおいて送信
ゲインを最適化することが出来る。
【0009】第2の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置調整方法において、一つのスライスについての
プロジェクションデータを収集するために送信ゲイン調
整用パルスシーケンスを繰り返す間に、他のスライスに
ついてのプロジェクションデータを収集するための送信
ゲイン調整用パルスシーケンスを入れることを特徴とす
るMRI装置調整方法を提供する。上記第2の観点によ
るMRI装置調整方法では、送信ゲインを変えながら一
つのスライスについての送信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを繰り返す間に、他のスライスについての送信ゲイ
ン調整用パルスシーケンスを入れるため、送信ゲイン調
整用スキャンの所要時間を短縮することが出来る。
RI装置調整方法において、一つのスライスについての
プロジェクションデータを収集するために送信ゲイン調
整用パルスシーケンスを繰り返す間に、他のスライスに
ついてのプロジェクションデータを収集するための送信
ゲイン調整用パルスシーケンスを入れることを特徴とす
るMRI装置調整方法を提供する。上記第2の観点によ
るMRI装置調整方法では、送信ゲインを変えながら一
つのスライスについての送信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを繰り返す間に、他のスライスについての送信ゲイ
ン調整用パルスシーケンスを入れるため、送信ゲイン調
整用スキャンの所要時間を短縮することが出来る。
【0010】第3の観点では、本発明は、イメージング
用パルスシーケンスの位相勾配のみ加えない受信ゲイン
調整用パルスシーケンスにより一つのスライスについて
のプロジェクションデータを収集することを受信ゲイン
を変えながら2以上の各スライス位置で繰り返し、得ら
れたプロジェクションデータを基に各スライス位置での
受信ゲインをそれぞれ決定することを特徴とするMRI
装置調整方法を提供する。上記第3の観点によるMRI
装置調整方法では、中心となる1スライスについてのみ
受信ゲイン調整用スキャンを行うのではなく、2以上の
スライス位置の各スライスについてそれぞれ受信ゲイン
調整用スキャンを行う。そして、本スキャンを行う各ス
ライスの受信ゲインを、受信ゲイン調整用スキャンにお
ける同一スライスもしくは最近傍スライスのプロジェク
ションデータを基に決定する。よって、本スキャン時の
複数のスライスの全てにおいて受信ゲインを最適化する
ことが出来る。
用パルスシーケンスの位相勾配のみ加えない受信ゲイン
調整用パルスシーケンスにより一つのスライスについて
のプロジェクションデータを収集することを受信ゲイン
を変えながら2以上の各スライス位置で繰り返し、得ら
れたプロジェクションデータを基に各スライス位置での
受信ゲインをそれぞれ決定することを特徴とするMRI
装置調整方法を提供する。上記第3の観点によるMRI
装置調整方法では、中心となる1スライスについてのみ
受信ゲイン調整用スキャンを行うのではなく、2以上の
スライス位置の各スライスについてそれぞれ受信ゲイン
調整用スキャンを行う。そして、本スキャンを行う各ス
ライスの受信ゲインを、受信ゲイン調整用スキャンにお
ける同一スライスもしくは最近傍スライスのプロジェク
ションデータを基に決定する。よって、本スキャン時の
複数のスライスの全てにおいて受信ゲインを最適化する
ことが出来る。
【0011】第4の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置調整方法において、一つのスライスについての
プロジェクションデータを収集するために受信ゲイン調
整用パルスシーケンスを繰り返す間に、他のスライスに
ついてのプロジェクションデータを収集するための受信
ゲイン調整用パルスシーケンスを入れることを特徴とす
るMRI装置調整方法を提供する。上記第4の観点によ
るMRI装置調整方法では、受信ゲインを変えながら一
つのスライスについての受信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを繰り返す間に、他のスライスについての受信ゲイ
ン調整用パルスシーケンスを入れるため、受信ゲイン調
整用スキャンの所要時間を短縮することが出来る。
RI装置調整方法において、一つのスライスについての
プロジェクションデータを収集するために受信ゲイン調
整用パルスシーケンスを繰り返す間に、他のスライスに
ついてのプロジェクションデータを収集するための受信
ゲイン調整用パルスシーケンスを入れることを特徴とす
るMRI装置調整方法を提供する。上記第4の観点によ
るMRI装置調整方法では、受信ゲインを変えながら一
つのスライスについての受信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを繰り返す間に、他のスライスについての受信ゲイ
ン調整用パルスシーケンスを入れるため、受信ゲイン調
整用スキャンの所要時間を短縮することが出来る。
【0012】第5の観点では、本発明は、RFパルスを
送信するための送信コイルと、送信ゲインに応じて送信
コイルの駆動電力を調整する送信電力調整手段と、勾配
磁場を印加するための勾配コイルと、NMR信号を受信
するための受信コイルと、前記送信コイルと勾配コイル
と受信コイルとを駆動してイメージング用パルスシーケ
ンスにより一つのスライスについての画像作成用データ
を収集することを2以上の各スライス位置で繰り返す本
スキャン手段と、前記送信コイルと勾配コイルと受信コ
イルとを駆動して前記イメージング用パルスシーケンス
の位相勾配のみ加えず且つ縦緩和時間T1より十分長い
繰り返し時間TRsとした送信ゲイン調整用パルスシー
ケンスにより一つのスライスについてのプロジェクショ
ンデータを収集することを送信ゲインを変えながら2以
上の各スライス位置で繰り返す送信ゲイン調整用スキャ
ン手段と、得られたプロジェクションデータを基に各ス
ライス位置での送信ゲインをそれぞれ決定し前記本スキ
ャン手段に渡す送信ゲイン調整手段とを具備したことを
特徴とするMRI装置を提供する。上記第5の観点によ
るMRI装置では、前記第1の観点によるMRI装置調
整方法を好適に実施できる。
送信するための送信コイルと、送信ゲインに応じて送信
コイルの駆動電力を調整する送信電力調整手段と、勾配
磁場を印加するための勾配コイルと、NMR信号を受信
するための受信コイルと、前記送信コイルと勾配コイル
と受信コイルとを駆動してイメージング用パルスシーケ
ンスにより一つのスライスについての画像作成用データ
を収集することを2以上の各スライス位置で繰り返す本
スキャン手段と、前記送信コイルと勾配コイルと受信コ
イルとを駆動して前記イメージング用パルスシーケンス
の位相勾配のみ加えず且つ縦緩和時間T1より十分長い
繰り返し時間TRsとした送信ゲイン調整用パルスシー
ケンスにより一つのスライスについてのプロジェクショ
ンデータを収集することを送信ゲインを変えながら2以
上の各スライス位置で繰り返す送信ゲイン調整用スキャ
ン手段と、得られたプロジェクションデータを基に各ス
ライス位置での送信ゲインをそれぞれ決定し前記本スキ
ャン手段に渡す送信ゲイン調整手段とを具備したことを
特徴とするMRI装置を提供する。上記第5の観点によ
るMRI装置では、前記第1の観点によるMRI装置調
整方法を好適に実施できる。
【0013】第6の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記送信ゲイン調整用スキャン手段
は、一つのスライスについてのプロジェクションデータ
を収集するために送信ゲイン調整用パルスシーケンスを
繰り返す間に、他のスライスについてのプロジェクショ
ンデータを収集するための送信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを入れることを特徴とするMRI装置を提供す
る。上記第6の観点によるMRI装置では、前記第2の
観点によるMRI装置調整方法を好適に実施できる。
RI装置において、前記送信ゲイン調整用スキャン手段
は、一つのスライスについてのプロジェクションデータ
を収集するために送信ゲイン調整用パルスシーケンスを
繰り返す間に、他のスライスについてのプロジェクショ
ンデータを収集するための送信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを入れることを特徴とするMRI装置を提供す
る。上記第6の観点によるMRI装置では、前記第2の
観点によるMRI装置調整方法を好適に実施できる。
【0014】第7の観点では、本発明は、RFパルスを
送信するための送信コイルと、勾配磁場を印加するため
の勾配コイルと、NMR信号を受信するための受信コイ
ルと、受信ゲインに応じてNMR信号の増幅度を調整す
る受信増幅度調整手段と、前記送信コイルと勾配コイル
と受信コイルとを駆動してイメージング用パルスシーケ
ンスにより一つのスライスについての画像作成用データ
を収集することを2以上の各スライス位置で繰り返す本
スキャン手段と、前記送信コイルと勾配コイルと受信コ
イルとを駆動して前記イメージング用パルスシーケンス
の位相勾配のみ加えない受信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスにより一つのスライスについてのプロジェクション
データを収集することを受信ゲインを変えながら2以上
の各スライス位置で繰り返す受信ゲイン調整用スキャン
手段と、得られたプロジェクションデータを基に各スラ
イス位置での受信ゲインをそれぞれ決定し前記本スキャ
ン手段に渡す受信ゲイン調整手段とを具備したことを特
徴とするMRI装置を提供する。上記第7の観点による
MRI装置では、前記第3の観点によるMRI装置調整
方法を好適に実施できる。
送信するための送信コイルと、勾配磁場を印加するため
の勾配コイルと、NMR信号を受信するための受信コイ
ルと、受信ゲインに応じてNMR信号の増幅度を調整す
る受信増幅度調整手段と、前記送信コイルと勾配コイル
と受信コイルとを駆動してイメージング用パルスシーケ
ンスにより一つのスライスについての画像作成用データ
を収集することを2以上の各スライス位置で繰り返す本
スキャン手段と、前記送信コイルと勾配コイルと受信コ
イルとを駆動して前記イメージング用パルスシーケンス
の位相勾配のみ加えない受信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスにより一つのスライスについてのプロジェクション
データを収集することを受信ゲインを変えながら2以上
の各スライス位置で繰り返す受信ゲイン調整用スキャン
手段と、得られたプロジェクションデータを基に各スラ
イス位置での受信ゲインをそれぞれ決定し前記本スキャ
ン手段に渡す受信ゲイン調整手段とを具備したことを特
徴とするMRI装置を提供する。上記第7の観点による
MRI装置では、前記第3の観点によるMRI装置調整
方法を好適に実施できる。
【0015】第8の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記受信ゲイン調整用スキャン手段
は、一つのスライスについてのプロジェクションデータ
を収集するために受信ゲイン調整用パルスシーケンスを
繰り返す間に、他のスライスについてのプロジェクショ
ンデータを収集するための受信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを入れることを特徴とするMRI装置を提供す
る。上記第8の観点によるMRI装置では、前記第4の
観点によるMRI装置調整方法を好適に実施できる。
RI装置において、前記受信ゲイン調整用スキャン手段
は、一つのスライスについてのプロジェクションデータ
を収集するために受信ゲイン調整用パルスシーケンスを
繰り返す間に、他のスライスについてのプロジェクショ
ンデータを収集するための受信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを入れることを特徴とするMRI装置を提供す
る。上記第8の観点によるMRI装置では、前記第4の
観点によるMRI装置調整方法を好適に実施できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態により本
発明をさらに詳しく説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
発明をさらに詳しく説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
【0017】図1は、本発明の一実施形態にかかるMR
I装置を示すブロック図である。このMRI装置100
において、マグネットアセンブリ1は、内部に被検体を
挿入するための空間部分(ボア)を有し、この空間部分
を取りまくようにして、被検体に一定の静磁場を印加す
る静磁場コイル1pと、X軸,Y軸,Z軸の勾配磁場
(X軸,Y軸,Z軸の組み合わせによりスライス勾配
軸,リード勾配軸,位相エンコード勾配軸が形成され
る)を発生するための勾配磁場コイル1gと、被検体内
の原子核のスピンを励起するためのRFパルスを与える
送信コイル1tと、被検体からのNMR信号を検出する
受信コイル1rとが配置されている。前記静磁場コイル
1p,勾配磁場コイル1g,送信コイル1tおよび受信
コイル1rは、それぞれ静磁場電源2,勾配磁場駆動回
路3,RF電力増幅器4および前置増幅器5に接続され
ている。
I装置を示すブロック図である。このMRI装置100
において、マグネットアセンブリ1は、内部に被検体を
挿入するための空間部分(ボア)を有し、この空間部分
を取りまくようにして、被検体に一定の静磁場を印加す
る静磁場コイル1pと、X軸,Y軸,Z軸の勾配磁場
(X軸,Y軸,Z軸の組み合わせによりスライス勾配
軸,リード勾配軸,位相エンコード勾配軸が形成され
る)を発生するための勾配磁場コイル1gと、被検体内
の原子核のスピンを励起するためのRFパルスを与える
送信コイル1tと、被検体からのNMR信号を検出する
受信コイル1rとが配置されている。前記静磁場コイル
1p,勾配磁場コイル1g,送信コイル1tおよび受信
コイル1rは、それぞれ静磁場電源2,勾配磁場駆動回
路3,RF電力増幅器4および前置増幅器5に接続され
ている。
【0018】シーケンス記憶回路6は、計算機7からの
指令に従い、記憶しているパルスシーケンスに基づいて
勾配磁場駆動回路3を操作し、前記マグネットアセンブ
リ1の勾配磁場コイル1gから勾配磁場を発生させると
共に、ゲート変調回路8を操作し、RF発振回路9の搬
送波出力信号を所定タイミング・所定包絡線形状のパル
ス状信号に変調し、それをRFパルスとしてRF電力増
幅器4に加え、RF電力増幅器4でパワー増幅した後、
前記マグネットアセンブリ1の送信コイル1tに印加
し、所望の撮像面を選択励起する。後述するように、R
F電力増幅器4の送信ゲインは、計算機7により調整さ
れる。
指令に従い、記憶しているパルスシーケンスに基づいて
勾配磁場駆動回路3を操作し、前記マグネットアセンブ
リ1の勾配磁場コイル1gから勾配磁場を発生させると
共に、ゲート変調回路8を操作し、RF発振回路9の搬
送波出力信号を所定タイミング・所定包絡線形状のパル
ス状信号に変調し、それをRFパルスとしてRF電力増
幅器4に加え、RF電力増幅器4でパワー増幅した後、
前記マグネットアセンブリ1の送信コイル1tに印加
し、所望の撮像面を選択励起する。後述するように、R
F電力増幅器4の送信ゲインは、計算機7により調整さ
れる。
【0019】前置増幅器5は、マグネットアセンブリ1
の受信コイル1rで受信された被検体からのNMR信号
を増幅し、位相検波器10に入力する。位相検波器10
は、RF発振回路9の搬送波出力信号を参照信号とし、
前置増幅器5からのNMR信号を位相検波して、AD変
換器11に与える。AD変換器11は、位相検波後のア
ナログ信号をデジタルデータに変換して、計算機7に入
力する。後述するように、前置増幅器5の受信ゲイン
は、計算機7により調整される。
の受信コイル1rで受信された被検体からのNMR信号
を増幅し、位相検波器10に入力する。位相検波器10
は、RF発振回路9の搬送波出力信号を参照信号とし、
前置増幅器5からのNMR信号を位相検波して、AD変
換器11に与える。AD変換器11は、位相検波後のア
ナログ信号をデジタルデータに変換して、計算機7に入
力する。後述するように、前置増幅器5の受信ゲイン
は、計算機7により調整される。
【0020】計算機7は、操作コンソール12から入力
された情報を受け取るなどの全体的な制御を受け持つ。
また、計算機7は、AD変換器11からデジタルデータ
を読み込み、画像再構成演算を行ってMR画像を生成す
る。表示装置13は、前記MR画像を表示する。
された情報を受け取るなどの全体的な制御を受け持つ。
また、計算機7は、AD変換器11からデジタルデータ
を読み込み、画像再構成演算を行ってMR画像を生成す
る。表示装置13は、前記MR画像を表示する。
【0021】図2は、上記MRI装置100による送信
ゲイン調整処理を示すフローチャートである。なお、ス
テップP2,P4,P9には適当な待ち時間が設けてあ
り、送信ゲイン調整用スキャンの実行タイミングが調整
されているものとする。
ゲイン調整処理を示すフローチャートである。なお、ス
テップP2,P4,P9には適当な待ち時間が設けてあ
り、送信ゲイン調整用スキャンの実行タイミングが調整
されているものとする。
【0022】ステップP1では、送信ゲイン番号iを
“1”に初期化する。ここでは、10段階の送信ゲイン
tx1〜tx10が予め用意されており、それら送信ゲ
インtx1〜tx10が送信ゲイン番号i=1〜10に
対応付けられているものとする。
“1”に初期化する。ここでは、10段階の送信ゲイン
tx1〜tx10が予め用意されており、それら送信ゲ
インtx1〜tx10が送信ゲイン番号i=1〜10に
対応付けられているものとする。
【0023】ステップP2では、送信ゲインtx=tx
(最初はtx=tx1)とする。ステップP3では、ス
ライス番号nを“1”に初期化する。ここでは、図16
に示す7枚のスライスL1〜L7のスライス位置が予め
設定されており、それらスライスL1〜L7がスライス
番号n=1〜7に対応付けられているものとする。
(最初はtx=tx1)とする。ステップP3では、ス
ライス番号nを“1”に初期化する。ここでは、図16
に示す7枚のスライスL1〜L7のスライス位置が予め
設定されており、それらスライスL1〜L7がスライス
番号n=1〜7に対応付けられているものとする。
【0024】ステップP4では、スライスLn(最初は
スライスL1)について送信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを実行してプロジェクションデータを収集し、プロ
ジェクション面積Ta[n](最初はTa[1])を得る。
送信ゲイン調整用パルスシーケンスは、予め設定されて
いるイメージング用パルスシーケンスの位相勾配のみ加
えず且つ縦緩和時間T1より十分長い(イメージング用
パルスシーケンスTRの3倍以上長い)繰り返し時間T
Rsとしたパルスシーケンスである。ステップP5で
は、現在の送信ゲインtxとプロジェクション面積Ta
[n]とを記憶する。
スライスL1)について送信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを実行してプロジェクションデータを収集し、プロ
ジェクション面積Ta[n](最初はTa[1])を得る。
送信ゲイン調整用パルスシーケンスは、予め設定されて
いるイメージング用パルスシーケンスの位相勾配のみ加
えず且つ縦緩和時間T1より十分長い(イメージング用
パルスシーケンスTRの3倍以上長い)繰り返し時間T
Rsとしたパルスシーケンスである。ステップP5で
は、現在の送信ゲインtxとプロジェクション面積Ta
[n]とを記憶する。
【0025】ステップP6では、スライス番号nを
“2”だけ増加させる。これは、あるスライスに対する
RFパルスが隣接するスライスに影響するので、次にス
キャンするスライスとして隣接するスライスをスキップ
するためである。ステップP7では、スライス番号nに
対応するスライスLnが存在すれば前記ステップP4に
戻り、存在しなければステップP8に進む。最初の上記
ステップP3〜P7により、図3に示すように、送信ゲ
インtx1でスライスL1,L3,L5,L7について
のプロジェクション面積Ta[1],Ta[3],Ta
[5],Ta[7]が記憶される。
“2”だけ増加させる。これは、あるスライスに対する
RFパルスが隣接するスライスに影響するので、次にス
キャンするスライスとして隣接するスライスをスキップ
するためである。ステップP7では、スライス番号nに
対応するスライスLnが存在すれば前記ステップP4に
戻り、存在しなければステップP8に進む。最初の上記
ステップP3〜P7により、図3に示すように、送信ゲ
インtx1でスライスL1,L3,L5,L7について
のプロジェクション面積Ta[1],Ta[3],Ta
[5],Ta[7]が記憶される。
【0026】ステップP8では、スライス番号nを
“2”に初期化する。
“2”に初期化する。
【0027】ステップP9では、スライスLn(最初は
スライスL2)について送信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを実行してプロジェクションデータを収集し、プロ
ジェクション面積Ta[n](最初はTa[2])を得る。
ステップP10では、現在の送信ゲインtxとプロジェ
クション面積Ta[n]とを記憶する。
スライスL2)について送信ゲイン調整用パルスシーケ
ンスを実行してプロジェクションデータを収集し、プロ
ジェクション面積Ta[n](最初はTa[2])を得る。
ステップP10では、現在の送信ゲインtxとプロジェ
クション面積Ta[n]とを記憶する。
【0028】ステップP11では、スライス番号nを
“2”だけ増加させる。ステップP12では、スライス
番号nに対応するスライスLnが存在すれば前記ステッ
プP9に戻り、存在しなければステップP13に進む。
最初の上記ステップP8〜P12により、図3に示すよ
うに、送信ゲインtx1でスライスL2,L4,L6に
ついてのプロジェクション面積Ta[2],Ta[4],T
a[6]が記憶される。
“2”だけ増加させる。ステップP12では、スライス
番号nに対応するスライスLnが存在すれば前記ステッ
プP9に戻り、存在しなければステップP13に進む。
最初の上記ステップP8〜P12により、図3に示すよ
うに、送信ゲインtx1でスライスL2,L4,L6に
ついてのプロジェクション面積Ta[2],Ta[4],T
a[6]が記憶される。
【0029】ステップP13では、送信ゲイン番号iを
“1”だけ増加させる。ステップP14では、送信ゲイ
ン番号iに対応する送信ゲインtxiが存在すれば前記
ステップP2に戻り、存在しなければステップP15に
進む。上記ステップP1〜P14により、図3に示すよ
うに、送信ゲインtx1〜tx10でそれぞれスライス
L1〜L7についてのプロジェクション面積Ta[1]〜
Ta[7]が記憶される。そして、上記ステップP2〜P
14を1回実行する所要時間が繰り返し時間TRsとな
る。
“1”だけ増加させる。ステップP14では、送信ゲイ
ン番号iに対応する送信ゲインtxiが存在すれば前記
ステップP2に戻り、存在しなければステップP15に
進む。上記ステップP1〜P14により、図3に示すよ
うに、送信ゲインtx1〜tx10でそれぞれスライス
L1〜L7についてのプロジェクション面積Ta[1]〜
Ta[7]が記憶される。そして、上記ステップP2〜P
14を1回実行する所要時間が繰り返し時間TRsとな
る。
【0030】ステップP15では、図4に示すように、
スライスL1のプロジェクション面積Ta[1]の最大を
与える送信ゲインtx(図4ではtx5)をスライスL
1の最適の送信ゲインTx[1]とする。また、図5に
示すように、スライスL2のプロジェクション面積Ta
[2]の最大を与える送信ゲインtx(図5ではtx6)
をスライスL2の最適の送信ゲインTx[2]とする。
同様に、スライスL3〜L7の最適の送信ゲインTx
[3]〜Tx[7]を決定する。そして、処理を終了す
る。
スライスL1のプロジェクション面積Ta[1]の最大を
与える送信ゲインtx(図4ではtx5)をスライスL
1の最適の送信ゲインTx[1]とする。また、図5に
示すように、スライスL2のプロジェクション面積Ta
[2]の最大を与える送信ゲインtx(図5ではtx6)
をスライスL2の最適の送信ゲインTx[2]とする。
同様に、スライスL3〜L7の最適の送信ゲインTx
[3]〜Tx[7]を決定する。そして、処理を終了す
る。
【0031】以上により、全てのスライスL1〜L7に
おいて、それぞれ送信ゲインを最適化することが出来
る。また、スライスL1についての送信ゲイン調整用パ
ルスシーケンスの繰り返し時間TRsの間に、他のスラ
イスL2〜L7についての送信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを入れているため、送信ゲイン調整用スキャンの
所要時間を短縮できる。すなわち、従来のスライスL4
のみについての送信ゲイン調整用スキャンの所要時間を
延ばさなくて済む。
おいて、それぞれ送信ゲインを最適化することが出来
る。また、スライスL1についての送信ゲイン調整用パ
ルスシーケンスの繰り返し時間TRsの間に、他のスラ
イスL2〜L7についての送信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを入れているため、送信ゲイン調整用スキャンの
所要時間を短縮できる。すなわち、従来のスライスL4
のみについての送信ゲイン調整用スキャンの所要時間を
延ばさなくて済む。
【0032】また、与えられた繰り返し時間TRsでは
1つのスライスの送信ゲイン調整用スキャンの間に他の
全てのスライスの送信ゲイン調整用スキャンを入れられ
ない場合には、全スライスを2以上のグループに分割
し、各グループ毎に図2の処理を実行してもよい。この
場合の送信ゲイン調整用スキャンの所要時間は、従来の
スライスL4のみについての送信ゲイン調整用スキャン
の所要時間よりも長くなってしまう。
1つのスライスの送信ゲイン調整用スキャンの間に他の
全てのスライスの送信ゲイン調整用スキャンを入れられ
ない場合には、全スライスを2以上のグループに分割
し、各グループ毎に図2の処理を実行してもよい。この
場合の送信ゲイン調整用スキャンの所要時間は、従来の
スライスL4のみについての送信ゲイン調整用スキャン
の所要時間よりも長くなってしまう。
【0033】また、ステップP8〜P12を省略したス
テップP1〜P14で、送信ゲインtx1〜Tx10で
のスライスL1,L3,L5,L7についてのプロジェ
クション面積Ta[1],Ta[3],Ta[5],Ta[7]
のみを記憶し、ステップp15で、上述のようにスライ
スL1,L3,L5,L7の最適の送信ゲインTx
[1],Tx[3],Tx[5],Tx[7]を決定す
ると共に、スライスL2,L4,L6の最適の送信ゲイ
ンTx[2]=(Tx[1]+Tx[3])/2,Tx
[4]=(Tx[3]+Tx[5])/2,Tx[6]
=(Tx[5]+Tx[7])/2としてもよい。この
ように一部のスライスについての送信ゲイン調整用スキ
ャンを省略することで、送信ゲイン調整用スキャンの負
担を軽減できる。特に、決められた繰り返し時間TRs
では1つのスライスの送信ゲイン調整用スキャンの間に
他の全てのスライスの送信ゲイン調整用スキャンを入れ
られない場合に有効である。
テップP1〜P14で、送信ゲインtx1〜Tx10で
のスライスL1,L3,L5,L7についてのプロジェ
クション面積Ta[1],Ta[3],Ta[5],Ta[7]
のみを記憶し、ステップp15で、上述のようにスライ
スL1,L3,L5,L7の最適の送信ゲインTx
[1],Tx[3],Tx[5],Tx[7]を決定す
ると共に、スライスL2,L4,L6の最適の送信ゲイ
ンTx[2]=(Tx[1]+Tx[3])/2,Tx
[4]=(Tx[3]+Tx[5])/2,Tx[6]
=(Tx[5]+Tx[7])/2としてもよい。この
ように一部のスライスについての送信ゲイン調整用スキ
ャンを省略することで、送信ゲイン調整用スキャンの負
担を軽減できる。特に、決められた繰り返し時間TRs
では1つのスライスの送信ゲイン調整用スキャンの間に
他の全てのスライスの送信ゲイン調整用スキャンを入れ
られない場合に有効である。
【0034】図6および図7は、上記MRI装置100
による受信ゲイン調整処理を示すフローチャートであ
る。なお、ステップP21,P25には適当な待ち時間
が設けてあり、受信ゲイン調整用スキャンの実行タイミ
ングが調整されているものとする。
による受信ゲイン調整処理を示すフローチャートであ
る。なお、ステップP21,P25には適当な待ち時間
が設けてあり、受信ゲイン調整用スキャンの実行タイミ
ングが調整されているものとする。
【0035】ステップP20では、グループ番号kを
“1”に初期化する。なお、1つのスライスの受信ゲイ
ン調整用スキャンの間に入れることが可能な他のスライ
スの数(これを入れ子数という)毎のグループに全スラ
イスを分割し、各グループに付けた番号をグループ番号
kとする。また、グループ数をKとする。一般に、スラ
イス数をNとし、入れ子数をMとし、up{}を小数部を
切り上げて整数化する関数とするとき、K=up{N/
(M+1)}である。例えば、N=7,M=2を想定す
ると、K=3となる。
“1”に初期化する。なお、1つのスライスの受信ゲイ
ン調整用スキャンの間に入れることが可能な他のスライ
スの数(これを入れ子数という)毎のグループに全スラ
イスを分割し、各グループに付けた番号をグループ番号
kとする。また、グループ数をKとする。一般に、スラ
イス数をNとし、入れ子数をMとし、up{}を小数部を
切り上げて整数化する関数とするとき、K=up{N/
(M+1)}である。例えば、N=7,M=2を想定す
ると、K=3となる。
【0036】ステップP21では、受信ゲイン番号iを
“1”に初期化する。ここでは、10段階の受信ゲイン
rx1〜rx10が予め用意されており、それら受信ゲ
インrx1〜rx10が受信ゲイン番号i=1〜10に
対応付けられているものとする。
“1”に初期化する。ここでは、10段階の受信ゲイン
rx1〜rx10が予め用意されており、それら受信ゲ
インrx1〜rx10が受信ゲイン番号i=1〜10に
対応付けられているものとする。
【0037】ステップP22では、受信ゲインrx=r
x(最初はrx=rx1)とする。ステップP23で
は、スライス番号nを“1”に初期化する。ここでは、
図16に示す7枚のスライスL1〜L7のスライス位置
が予め設定されており、それらスライスL1〜L7がス
ライス番号n=1〜7に対応付けられているものとす
る。ステップP24では、入れ子番号mを“0”に初期
化する。
x(最初はrx=rx1)とする。ステップP23で
は、スライス番号nを“1”に初期化する。ここでは、
図16に示す7枚のスライスL1〜L7のスライス位置
が予め設定されており、それらスライスL1〜L7がス
ライス番号n=1〜7に対応付けられているものとす
る。ステップP24では、入れ子番号mを“0”に初期
化する。
【0038】ステップP25では、スライスLn(最初
はスライスL1)について受信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを実行してプロジェクションデータを収集し、プ
ロジェクション面積Ra[n](最初はRa[1])を得
る。受信ゲイン調整用パルスシーケンスは、予め設定さ
れているイメージング用パルスシーケンスの位相勾配の
み加えないパルスシーケンスである(繰り返し時間はイ
メージング用パルスシーケンスTRと同じ)。ステップ
P26では、現在の受信ゲインrxとプロジェクション
面積Ra[n]とを記憶する。
はスライスL1)について受信ゲイン調整用パルスシー
ケンスを実行してプロジェクションデータを収集し、プ
ロジェクション面積Ra[n](最初はRa[1])を得
る。受信ゲイン調整用パルスシーケンスは、予め設定さ
れているイメージング用パルスシーケンスの位相勾配の
み加えないパルスシーケンスである(繰り返し時間はイ
メージング用パルスシーケンスTRと同じ)。ステップ
P26では、現在の受信ゲインrxとプロジェクション
面積Ra[n]とを記憶する。
【0039】ステップP27では、入れ子番号mを
“1”だけ増加させる。ステップP28では、入れ子番
号mが入れ子数Mより大きくなければステップP29へ
進み、大きければステップP31へ進む。
“1”だけ増加させる。ステップP28では、入れ子番
号mが入れ子数Mより大きくなければステップP29へ
進み、大きければステップP31へ進む。
【0040】ステップP29では、スライス番号nを
“3”だけ増加させる。これは、あるスライスに対する
RFパルスが隣接するスライスに影響するので、次にス
キャンするスライスとして隣接するスライスをスキップ
するためである。ステップP30では、スライス番号n
に対応するスライスLnが存在すれば前記ステップP2
5に戻り、存在しなければステップP31に進む。最初
の上記ステップP22〜P30により、図8に示すよう
に、受信ゲインrx1でスライスL1,L4,L7につ
いてのプロジェクション面積Ra[1],Ra[4],Ra
[7]が記憶される。
“3”だけ増加させる。これは、あるスライスに対する
RFパルスが隣接するスライスに影響するので、次にス
キャンするスライスとして隣接するスライスをスキップ
するためである。ステップP30では、スライス番号n
に対応するスライスLnが存在すれば前記ステップP2
5に戻り、存在しなければステップP31に進む。最初
の上記ステップP22〜P30により、図8に示すよう
に、受信ゲインrx1でスライスL1,L4,L7につ
いてのプロジェクション面積Ra[1],Ra[4],Ra
[7]が記憶される。
【0041】ステップP31では、受信ゲイン番号iを
“1”だけ増加させる。ステップP32では、受信ゲイ
ン番号iに対応する受信ゲインrxiが存在すれば前記
ステップP22に戻り、存在しなければステップP33
へ進む。上記ステップP21〜P32により、図8に示
すように、受信ゲインrx1〜rx10でそれぞれスラ
イスL1,L4,L7についてのプロジェクション面積
Ra[1],Ra[4],Ra[7]が記憶される。そして、
上記ステップP22〜P32を1回実行する所要時間が
繰り返し時間TRとなる。
“1”だけ増加させる。ステップP32では、受信ゲイ
ン番号iに対応する受信ゲインrxiが存在すれば前記
ステップP22に戻り、存在しなければステップP33
へ進む。上記ステップP21〜P32により、図8に示
すように、受信ゲインrx1〜rx10でそれぞれスラ
イスL1,L4,L7についてのプロジェクション面積
Ra[1],Ra[4],Ra[7]が記憶される。そして、
上記ステップP22〜P32を1回実行する所要時間が
繰り返し時間TRとなる。
【0042】ステップP33では、グループ番号kを
“1”だけ増加させる。ステップP34では、グループ
番号kがグループKを越えていなければ前記ステップP
21に戻り、越えていれば図7のステップP80へ進
む。2回目(k=2)の上記ステップP21〜P34に
より、図9に示すように、受信ゲインrx1〜rx10
でそれぞれスライスL2,L5についてのプロジェクシ
ョン面積Ra[2],Ra[5]が記憶される。また、3回
目(k=3)の上記ステップP21〜P34により、図
10に示すように、受信ゲインrx1〜rx10でそれ
ぞれスライスL3,L6についてのプロジェクション面
積Ra[3],Ra[6]が記憶される。なお、ステップP
21,P25での待ち時間の調整により繰り返し時間T
Rが維持される。
“1”だけ増加させる。ステップP34では、グループ
番号kがグループKを越えていなければ前記ステップP
21に戻り、越えていれば図7のステップP80へ進
む。2回目(k=2)の上記ステップP21〜P34に
より、図9に示すように、受信ゲインrx1〜rx10
でそれぞれスライスL2,L5についてのプロジェクシ
ョン面積Ra[2],Ra[5]が記憶される。また、3回
目(k=3)の上記ステップP21〜P34により、図
10に示すように、受信ゲインrx1〜rx10でそれ
ぞれスライスL3,L6についてのプロジェクション面
積Ra[3],Ra[6]が記憶される。なお、ステップP
21,P25での待ち時間の調整により繰り返し時間T
Rが維持される。
【0043】図7のステップP80では、図11に示す
ように、スライスL1のプロジェクション面積Ra[1]
の飽和値の90%を与える受信ゲインrx(図11では
rx5)をスライスL1の最適の受信ゲインRx[1]
とする。また、図12に示すように、スライスL2のプ
ロジェクション面積Ra[2]の飽和値の90%を与える
受信ゲインrx(図12ではrx4)をスライスL2の
最適の受信ゲインRx[2]とする。同様に、スライス
L3〜L7の最適の受信ゲインRx[3]〜Rx[7]
を決定する。そして、処理を終了する。
ように、スライスL1のプロジェクション面積Ra[1]
の飽和値の90%を与える受信ゲインrx(図11では
rx5)をスライスL1の最適の受信ゲインRx[1]
とする。また、図12に示すように、スライスL2のプ
ロジェクション面積Ra[2]の飽和値の90%を与える
受信ゲインrx(図12ではrx4)をスライスL2の
最適の受信ゲインRx[2]とする。同様に、スライス
L3〜L7の最適の受信ゲインRx[3]〜Rx[7]
を決定する。そして、処理を終了する。
【0044】以上により、全てのスライスL1〜L7に
おいて、それぞれ受信ゲインを最適化することが出来
る。また、あるスライスについての受信ゲイン調整用パ
ルスシーケンスの繰り返し時間TRの間に、他のスライ
スについての受信ゲイン調整用パルスシーケンスを入れ
ているため、入れない場合よりも受信ゲイン調整用スキ
ャンの所要時間を短縮できる。
おいて、それぞれ受信ゲインを最適化することが出来
る。また、あるスライスについての受信ゲイン調整用パ
ルスシーケンスの繰り返し時間TRの間に、他のスライ
スについての受信ゲイン調整用パルスシーケンスを入れ
ているため、入れない場合よりも受信ゲイン調整用スキ
ャンの所要時間を短縮できる。
【0045】また、送信ゲイン調整処理で説明したと同
様に、一部のスライスについての受信ゲイン調整用スキ
ャンを省略することで、受信ゲイン調整用スキャンの負
担を軽減できる。
様に、一部のスライスについての受信ゲイン調整用スキ
ャンを省略することで、受信ゲイン調整用スキャンの負
担を軽減できる。
【0046】上記MRI装置100によれば、図13に
示すように、全てのスライスL1〜L7で同等の画質の
MR画像が得られる(例えば輝度のバラツキがなくな
る)。
示すように、全てのスライスL1〜L7で同等の画質の
MR画像が得られる(例えば輝度のバラツキがなくな
る)。
【0047】
【発明の効果】本発明のMRI装置調整方法およびMR
I装置によれば、複数のスライスについてのMR画像を
撮影する場合に、各スライス毎に最適の送信ゲインおよ
び受信ゲインに調整できるため、どのスライスでも同等
の画質のMR画像を得ることが出来る。
I装置によれば、複数のスライスについてのMR画像を
撮影する場合に、各スライス毎に最適の送信ゲインおよ
び受信ゲインに調整できるため、どのスライスでも同等
の画質のMR画像を得ることが出来る。
【図1】本発明の一実施形態にかかるMRI装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる送信ゲイン調整処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図3】複数のスライスと送信ゲイン調整用スキャンの
タイミングを示すタイムチャートである。
タイミングを示すタイムチャートである。
【図4】第1のスライスにおける送信ゲインとプロジェ
クション面積の特性図である。
クション面積の特性図である。
【図5】第2のスライスにおける送信ゲインとプロジェ
クション面積の特性図である。
クション面積の特性図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる受信ゲイン調整処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図7】図6の受信ゲイン調整処理の続きのフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】第1のグループの複数のスライスと受信ゲイン
調整用スキャンのタイミングを示すタイムチャートであ
る。
調整用スキャンのタイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図9】第2のグループの複数のスライスと受信ゲイン
調整用スキャンのタイミングを示すタイムチャートであ
る。
調整用スキャンのタイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図10】第3のグループの複数のスライスと受信ゲイ
ン調整用スキャンのタイミングを示すタイムチャートで
ある。
ン調整用スキャンのタイミングを示すタイムチャートで
ある。
【図11】第1のスライスにおける受信ゲインとプロジ
ェクション面積の特性図である。
ェクション面積の特性図である。
【図12】第2のスライスにおける受信ゲインとプロジ
ェクション面積の特性図である。
ェクション面積の特性図である。
【図13】スライス毎の画質のバラツキがないことを説
明する概念図である。
明する概念図である。
【図14】イメージング用パルスシーケンスの例示図で
ある。
ある。
【図15】プロジェクションデータの例示図である。
【図16】複数のスライスを示す概念図である。
【図17】スライス毎の画質のバラツキがあることを説
明する概念図である。
明する概念図である。
100 MRI装置 1 マグネットアセンブリ 1t 送信コイル 1r 受信コイル 4 RF電力増幅器 5 前置増幅器 7 計算機 8 シーケンス記憶回路
フロントページの続き (72)発明者 塚元 鉄二 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 高橋 俊光 茨城県つくば市梅園1−1−1 つくば中 央第2事業所 産業技術総合研究所内 (72)発明者 肖 瑞亭 茨城県つくば市梅園1−1−1 つくば中 央第2事業所 産業技術総合研究所内 (72)発明者 飯島 敏夫 茨城県つくば市梅園1−1−1 つくば中 央第2事業所 産業技術総合研究所内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB04 AB09 AB39 AD02 AD07 AD10 AD25 BB32 CC15 CC38 CD03
Claims (8)
- 【請求項1】 イメージング用パルスシーケンスの位相
勾配のみ加えず且つ縦緩和時間T1より十分長い繰り返
し時間TRsとした送信ゲイン調整用パルスシーケンス
により一つのスライスについてのプロジェクションデー
タを収集することを送信ゲインを変えながら2以上の各
スライス位置で繰り返し、得られたプロジェクションデ
ータを基に各スライス位置での送信ゲインをそれぞれ決
定することを特徴とするMRI装置調整方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のMRI装置調整方法に
おいて、一つのスライスについてのプロジェクションデ
ータを収集するために送信ゲイン調整用パルスシーケン
スを繰り返す間に、他のスライスについてのプロジェク
ションデータを収集するための送信ゲイン調整用パルス
シーケンスを入れることを特徴とするMRI装置調整方
法。 - 【請求項3】 イメージング用パルスシーケンスの位相
勾配のみ加えない受信ゲイン調整用パルスシーケンスに
より一つのスライスについてのプロジェクションデータ
を収集することを受信ゲインを変えながら2以上の各ス
ライス位置で繰り返し、得られたプロジェクションデー
タを基に各スライス位置での受信ゲインをそれぞれ決定
することを特徴とするMRI装置調整方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載のMRI装置調整方法に
おいて、一つのスライスについてのプロジェクションデ
ータを収集するために受信ゲイン調整用パルスシーケン
スを繰り返す間に、他のスライスについてのプロジェク
ションデータを収集するための受信ゲイン調整用パルス
シーケンスを入れることを特徴とするMRI装置調整方
法。 - 【請求項5】 RFパルスを送信するための送信コイル
と、送信ゲインに応じて送信コイルの駆動電力を調整す
る送信電力調整手段と、勾配磁場を印加するための勾配
コイルと、NMR信号を受信するための受信コイルと、
前記送信コイルと勾配コイルと受信コイルとを駆動して
イメージング用パルスシーケンスにより一つのスライス
についての画像作成用データを収集することを2以上の
各スライス位置で繰り返す本スキャン手段と、前記送信
コイルと勾配コイルと受信コイルとを駆動して前記イメ
ージング用パルスシーケンスの位相勾配のみ加えず且つ
縦緩和時間T1より十分長い繰り返し時間TRsとした
送信ゲイン調整用パルスシーケンスにより一つのスライ
スについてのプロジェクションデータを収集することを
送信ゲインを変えながら2以上の各スライス位置で繰り
返す送信ゲイン調整用スキャン手段と、得られたプロジ
ェクションデータを基に各スライス位置での送信ゲイン
をそれぞれ決定し前記本スキャン手段に渡す送信ゲイン
調整手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のMRI装置において、
前記送信ゲイン調整用スキャン手段は、一つのスライス
についてのプロジェクションデータを収集するために送
信ゲイン調整用パルスシーケンスを繰り返す間に、他の
スライスについてのプロジェクションデータを収集する
ための送信ゲイン調整用パルスシーケンスを入れること
を特徴とするMRI装置。 - 【請求項7】 RFパルスを送信するための送信コイル
と、勾配磁場を印加するための勾配コイルと、NMR信
号を受信するための受信コイルと、受信ゲインに応じて
NMR信号の増幅度を調整する受信増幅度調整手段と、
前記送信コイルと勾配コイルと受信コイルとを駆動して
イメージング用パルスシーケンスにより一つのスライス
についての画像作成用データを収集することを2以上の
各スライス位置で繰り返す本スキャン手段と、前記送信
コイルと勾配コイルと受信コイルとを駆動して前記イメ
ージング用パルスシーケンスの位相勾配のみ加えない受
信ゲイン調整用パルスシーケンスにより一つのスライス
についてのプロジェクションデータを収集することを受
信ゲインを変えながら2以上の各スライス位置で繰り返
す受信ゲイン調整用スキャン手段と、得られたプロジェ
クションデータを基に各スライス位置での受信ゲインを
それぞれ決定し前記本スキャン手段に渡す受信ゲイン調
整手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載のMRI装置において、
前記受信ゲイン調整用スキャン手段は、一つのスライス
についてのプロジェクションデータを収集するために受
信ゲイン調整用パルスシーケンスを繰り返す間に、他の
スライスについてのプロジェクションデータを収集する
ための受信ゲイン調整用パルスシーケンスを入れること
を特徴とするMRI装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001137786A JP2002336213A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | Mri装置調整方法およびmri装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001137786A JP2002336213A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | Mri装置調整方法およびmri装置 |
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---|---|
JP2002336213A true JP2002336213A (ja) | 2002-11-26 |
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ID=18984832
Family Applications (1)
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