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JP2002335658A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JP2002335658A
JP2002335658A JP2001137093A JP2001137093A JP2002335658A JP 2002335658 A JP2002335658 A JP 2002335658A JP 2001137093 A JP2001137093 A JP 2001137093A JP 2001137093 A JP2001137093 A JP 2001137093A JP 2002335658 A JP2002335658 A JP 2002335658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
stator
magnet body
magnetic
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001137093A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kawasaki
勝義 川崎
Itsuo Watanabe
逸男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2001137093A priority Critical patent/JP2002335658A/ja
Publication of JP2002335658A publication Critical patent/JP2002335658A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石の磁力によるコギングトルクを軽減
したモータを提供する。 【解決手段】 回転軸周りに正負の磁極が交互に形成さ
れた磁石体(22)を含む回転子(20)と、磁石体の磁極に対
向するように配置され、回転磁界を形成する巻線(13a,1
3b)が施された複数の固定子コア(12a,12b)を含む固定子
と、回転子(20)を固定子に回転自在に保持する軸受(15)
と、を備え、磁石体(22)は円板状又は環状(あるいは円
筒状)であってその表裏に形成された各磁極から磁束を
発生し、固定子コア(12a,12b)は、磁石体(22)の表側の
各磁極に対向し、回転軸を中心として環状に配列される
第1の固定子コア配列(12a)と、磁石体の裏側の各磁極
に対向し、回転軸を中心として環状に配列される第2の
固定子コア配列(12b)と、を含む。それにより、円板状
又は環状の磁石体の両面の磁極の磁力をトルクの発生に
用い、コギングトルクも相殺する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石を使用するモ
ータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、回転子の磁石に円筒型磁石を
用いたブラシレスモータの従来例を説明する一部断面図
である。同図に示すように、モータ1の筒状のベース1
1の内周には、環状に形成された固定子コア12が取り
付けられている。固定子コア12は複数の半径方向内方
に突出した磁極片121を備え、それぞれの磁極片12
1には、磁束を発生する巻線13が巻回されている。こ
の複数の巻線13を順番に励磁することによって回転磁
界を発生することができる。ベース11の円筒の軸心部
には固定軸14が配置される。この固定軸14に、固定
軸15の軸心を回転の中心軸とする回転子20が、軸受
15を介して回転自在に取り付けられる。回転子20
は、軸受15が嵌入された円筒状の基部21と、この基
部21に取り付けられた円筒状(あるいは環状)の永久
磁石部22とによって構成されている。筒状永久磁石部
22の外周には、径方向に着磁により、N極及びS極が
交互に回転方向に形成されている。各磁極は固定子コア
12の磁極片121と一定間隔を置いて対向している。
回転子20の回転角度は、回転検出器30によって検出
され、図示しないモータの制御装置に供給される。回転
検出器30は、例えば、回転子基部21の外周に設けら
れた、透過孔などのマーカが形成された回転板31と、
この回転板31を挟むようにしてベース11に設けられ
た発光器及び受光器からなるセンサ32とによって構成
される。モータの制御装置は、回転検出器30の出力を
監視し、回転子20の磁石部22の磁極221の回転位
置に応じて界磁巻線13の励磁を順次切り替えることに
よって磁界を回転させ、回転子20を回動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転子
20に永久磁石22を使用し、固定子コア12には一般
に珪素鋼板を使用するので、両者間に磁気吸引力が作用
する。また、回転子20、固定子コア12の組立形状に
ばらつきも生じ得る。この結果、回転子を回転させる
と、磁気吸引力に起因するトルクの変動、いわゆるコギ
ングが発生する。コギングトルクが大きいと、モータの
振動・騒音等の原因となる。
【0004】また、回転子20の筒状の磁石部22は、
N極及びS極(正及び負の極)対の磁極を外周のみなら
ず内周にも形成するが、従来構成では、外周側の磁極2
21の磁力しか回転子20のトルク発生に利用できな
い。
【0005】よって、本発明は、永久磁石の磁力による
コギングトルクを軽減したモータを提供することを目的
とする。
【0006】また、本発明は、永久磁石の正負の磁極の
各磁力を有効に使用するようにしたモータを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のモータは、回転軸周りに正負の磁極が交互に形
成された磁石体を含む回転子と、上記磁石体の磁極に対
向するように配置され、回転磁界を形成する巻線が施さ
れた複数の固定子コアを含む固定子と、上記回転子を上
記固定子に回転自在に保持する軸受と、を備え、上記磁
石体は円板状又は環状(あるいは円筒状)であってその
表裏に形成された各磁極から磁束を発生し、上記固定子
コアは、上記磁石体の表側の各磁極に対向し、上記回転
軸を中心として環状に配列される第1の固定子コア配列
と、上記磁石体の裏側の各磁極に対向し、上記回転軸を
中心として環状に配列される第2の固定子コア配列と、
を含む。
【0008】かかる構成とすることによって、円板状又
は環状の磁石体の両面の磁極の磁力をトルクの発生に用
いることが可能となる。
【0009】好ましくは、上記円板状の磁石体は、各磁
極が径方向に延在し、かつ正及び負の磁極が周方向に交
互に配列される。また、上記環状の磁石体は、各磁極が
回転軸方向に延在しかつ正及び負の磁極が周方向に交互
に配列される。
【0010】好ましくは、上記第1及び第2の固定子コ
ア配列が上記磁石体を挟みこむ構造である。それにによ
って、上記磁石体を両側から回転駆動することが可能と
なる。
【0011】好ましくは、上記回転子及び上記固定子は
筒状に形成される。それによって、環状あるいは円筒状
に形成される回転子と固定子とを同心円状の配置として
組み立てることができる。
【0012】好ましくは、同心円状に配置される上記第
1及び第2の固定子コア配列は同じ数の固定子コアから
なり、かつ上記第1の固定子コア配列の各固定子コアの
角度位置とこれに対応する上記第2の固定子コア配列の
各固定子コアの角度位置とをずらしてコギングトルクを
減少する。
【0013】かかる構成とすることによって、第1の固
定子コア配列によって生ずるコギングトルクと第2の固
定子コア配列によって生ずるコギングトルクとに位相差
が生じ、それらの合成値は単一の固定子コア配列よりも
低い値のコギングトルクとなる。
【0014】好ましくは、上記第1の固定子コア配列の
各巻線と上記第2の固定子コア配列の各巻線とを互いに
直列接続又は並列接続に切替可能とする。それにより、
モータのトルク発生特性を変えることが可能となる。
【0015】好ましくは、各ステータコアの巻線の終端
が外部に取り出し可能になされている。それにより、巻
線の接続態様を変えて、トルク制御等を行いことが可能
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例を示してお
り、同図において図11と対応する部分には同一符号を
付している。
【0018】同図に示すように、モータ1の筒状のベー
ス11の内周には、環状に形成された第1の固定子コア
12aが配列され、取り付けられている。固定子コア1
2aは、例えば、珪素鋼板によって構成される。固定子
コア12aは、複数の半径方向内方に突出した磁極片1
21aを備え、それぞれの磁極片121aには、磁束を
発生する巻線13aが巻回されている。この複数の巻線
13aを順番に励磁することによって回転磁界を発生す
ることができる。ベース11の円筒の軸心部には固定軸
14が形成されている。固定軸14はモータ1の回転の
中心軸となっている。この固定軸14の外周に、第2の
固定子コア12bが環状に配列され、取り付けられてい
る。この複数の巻線13aを順番に励磁することによっ
て回転磁界を発生することができる。
【0019】固定軸14に軸受15を介して回転子20
が取り付けられる。軸受15としては、本実施の形態で
はアンギュラ玉軸受2コを組み合わせたものを用いてい
るが、これに限らず、例えば、円錐コロ軸受を2個組み
合わせたものや、クロスローラ軸受など、用途等に応じ
て各種軸受(転がり軸以外も含む。)を使用しても良
い。回転子20は、軸受15が嵌入された円筒状の基部
21と、この基部21に取り付けられた環状あるいは円
筒状の永久磁石部22とによって構成されている。ここ
で、環状あるいは円筒状は同種形状であることを意味す
る。なお、後述するように、永久磁石部22を円板状に
形成することとしても良い。永久磁石は、各種のものが
使用可能であるが、特に、高い磁束密度を得ることがで
きる、例えば、サマリウム−コバルト磁石、ネオジム−
鉄−ボロン磁石などの、希土類磁石が好ましい。永久磁
石は、接着あるいは永久磁石を軸方向に貫通させてボル
トにより固定する等、適宜な手段により固定されてい
る。
【0020】永久磁石部22の外周には、径方向着磁に
より、N極及びS極の磁極が交互に回転方向に形成され
ている。これに対応して永久磁石部22の内周には、外
周とは反対極性でS極及びN極の磁極が交互に回転方向
に形成されている。
【0021】永久磁石部22の外周の各磁極は第1の固
定子コア12aの列の磁極片121aと一定間隔を置い
て対向している。また、永久磁石部22の内周の各磁極
は第2の固定子コア12bの列の磁極片121bと一定
間隔を置いて対向している。このように、回転する磁石
部22を固定子コア12a及び12bで両側から挟み込
むことによって、磁石部22の磁束の有効利用が図られ
る。
【0022】従って、永久磁石部22は、第1及び第2
の固定子コア12a及び12bによる略2倍の磁力によ
って回転力を発生する。これは、同じトルクを得る場合
には、モータの厚み(径方向の幅)を相対的に減らすこ
とを可能とする。また、永久磁石の両側に磁極片(珪素
鋼板)を配置することにより磁気吸引力が相殺され、磁
気吸引力がバランスしてばらつきが減少する。
【0023】ここで、第1及び第2の固定子コア12a
及び12bの相互の配置について図2及び図3を参照し
て説明する。図2及び図3は、図1のA−A’部分のモ
ータの回転軸に垂直な面を示す断面図である。両図にお
いて、図1と対応する部分には同一符号を付している。
【0024】図2に示す例では、第1のコア列の単位の
固定子コア12aの中心位置と、第2のコア列の単位の
固定子コア12bの中心位置とをθだけずらした構成と
している。また、図3に示す例では、第1のコア列の単
位の固定子コア12aの磁極片の幅と、第2のコア列の
単位の固定子コア12bの幅とをガンマだけずらした構
成としている。それにより、磁石部22と固定子コア1
2との反発・吸引力によるコギングトルクを減少せんと
するものである。
【0025】図4及び図5は、上記第1及び第2のコア
列相互間の位置をずらした構成によるコギングトルクの
減少を説明する説明図である。図4は、従来構成による
コギングトルクの例を示している。モータの回転角度に
対するコギングトルクfの変化は、f=Asinωtで
表され、回転子20と固定子11の位置関係で定まる。
【0026】これに対し、実施例の構成では、モータが
約2倍のトルクを発生するので従来構成と同じトルクを
得ることを前提とすれば、永久磁石の磁力は1/2で済
む。従って、図5(a)及び同(b)に示すように、永
久磁石22と第1の固定子コア12aの配列とによる第
1のコギングトルクf1と、永久磁石22と第2の固定
子コア12bの配列とによる第2のコギングトルクf2
との合成となる。第1のコギングトルクf1を、f1=
(1/2)Asinωt、第2のコギングトルクf2
を、f2=(1/2)Asin(ωt−θ)と表すと、
合成のコギングトルクftは、図5(c)に示すよう
に、ft=Asin(ωt−(1/2)θ)cos(1
/2)θとなる。ここで、θは上述の第1の固定子コア
12aの配列と第2の固定子コア12bの配列とのずれ
による位相差である。|f|=A、|ft|<Aである
ので、|ft|<|f|となって、2列の固定子コアの
配列をシフトすることによってコギングトルクを減少す
ることができることがわかる。位相差が図3に示すγの
場合にも同様の傾向となる。
【0027】回転子20の回転角度は、回転検出器30
によって検出され、図示しないモータの制御装置に供給
される。回転検出器30は、例えば、回転子基部21の
外周に設けられた、透過孔などのマーカが形成された回
転板31と、この回転板31を挟むようにしてベース1
1に設けられた発光器及び受光器からなるセンサ32と
によって構成される。モータの制御装置は、回転検出器
30の出力を監視し、回転子20の磁石部22の磁極の
回転位置に応じて界磁巻線13a及び13bの励磁を順
次切り替えることによって磁界を回転させ、回転子20
を回動させて速度制御を行う。速度制御は無整流子モー
タに使用される公知の速度制御を適用できる。
【0028】上記モータ制御装置は、二重に形成された
固定子巻線の接続を切り替えることによってモータの速
度対トルク特性を変えることができる。
【0029】図6は、各固定子の巻線を三相巻線によっ
て構成されている例を示している。勿論、三相巻線に限
定されるものではない。この例では、制御装置から供給
される三相電源の端子に対して、第1の固定子コア12
aの列に形成されるY結線された固定子巻線U1、V1
及びW1と、第2の固定子コア12bの列に形成される
Y結線された固定子巻線U2、V2及びW2とが並列に
接続されている。
【0030】また、図7の例では、制御装置から供給さ
れる三相電源の端子に対して、第1の固定子コア12a
の列に形成されるY結線された固定子巻線U1、V1及
びW1と、第2の固定子コア12bの列に形成されるY
結線された固定子巻線U2、V2及びW2とが直列に接
続されている。
【0031】これ等の並列接続と直列接続の切替はモー
タ制御装置によって図示しないリレースイッチ機構を切
り替えることによって行われる。また、モータの外部に
各巻線の端子を引き出し、これ等を適宜に接続して使用
することとしても良い。いずれにしても、上述したよう
に、それぞれのコイルは分離することなく外部に引き出
された各巻線の端部を適宜繋ぎ替えれば済むので容易に
直列、並列の切替が行える。
【0032】図8は、2つの固定子巻線を並列接続した
場合と、直列接続した場合の各トルク特性を示すグラフ
である。同図に示すように、並列接続することによって
より高い回転数を得やすくなる。また、直列接続するこ
とによってより低い回転数で高いトルクを得やすくな
る。
【0033】図9は、本発明の第2の実施例を示してい
る。同図において、図1と対応する部分には同一符号を
付し、かかる部分の説明は省略する。
【0034】この例では、2つの軸受15、15を使用
して回転子20を回転自在に保持している。回転子20
の保持を回転軸方向に離間した2つの軸受で保持するこ
とによってより大きいスラスト荷重に耐え、軸心のぶれ
が少ない。軸受15としては、各種玉軸受、円筒コロ軸
受、円錐コロ軸受等、用途等も考慮し、各種軸受(転が
り軸受以外も含む。)を用いることができる。
【0035】図10は、本発明の第3の実施例を示して
いる。同図において、図1と対応する部分には同一符号
を付し、かかる部分の説明は省略する。
【0036】この例では、回転子20の磁石部22が円
板状に形成されている。円板状の磁石部22には径方向
に延在し、周方向に配列された複数の磁極が形成され
る。この円板の両側にそれぞれ磁極に対向するようにし
て固定子コア12a及び12bが2列に配列される。従
って、図1に示す構成と同様の効果が得られる。このよ
うな構成とすることによって、回転軸方向の寸法の短い
モータが得られる。また、2つの軸受15、15を使用
して回転子20を回転自在に保持している。回転子20
の保持を回転軸方向に離間した2つの軸受で保持するこ
とによって軸心のぶれが少ない。
【0037】このように、本発明の実施例によれば、円
筒(あるいは環状)磁石の内周側及び外周側に、あるい
は円板状磁石の両側に、それぞれ磁極に対向するように
界磁巻線列を配置し、界磁巻線列を2重に形成する構成
としているので、永久磁石の磁気吸引力が径方向の外側
及び内側に向かって発生し、磁気吸引力が互いに相殺さ
れ、磁気吸引力が減少する。これにより、回転子軸に作
用する力による軸の偏倚が減少する。コギングトルクも
減少する。更に、内外の固定子コアの中心位置あるいは
磁極片の幅をずらすことにより、更にコギングトルクを
減少させることができる。
【0038】また、回転子の円筒磁石や円板磁石の両側
の磁力が有効に活用され、トルクが増加するので、相対
的にモータの軸方向の長さを短くしても所要のトルクを
確保可能となり、扁平なモータを形成可能となる。
【0039】また、二重の界磁巻線を備えるので、これ
等の接続態様を変えることによって、異なる特性でモー
タを動作させることが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明しように、本発明のモータによ
れば、永久磁石モータにおいて生ずるコギングが少ない
ので振動などの生じにくく、トルクの大きいモータを得
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施例を説明する一部
断面図である。
【図2】図2は、第1の実施例のA−A’部断面を示す
断面図である。
【図3】図3は、第1の実施例のA−A’部断面(他の
構成例)を示す断面図である。
【図4】図4は、従来構成のモータのコギングトルクの
例を説明するグラフである。
【図5】図5(a)乃至同図(c)は、本実施例による
コギングトルクの改善を説明するグラフである。
【図6】図6は、実施例の二重固定子巻線を並列接続し
た例を説明する回路図である。
【図7】図7は、実施例の二重固定子巻線を直列接続し
た例を説明する回路図である。
【図8】図8は、二重固定子巻線を並列接続した場合と
直列接続した場合のモータのトルク特性を説明するグラ
フである。
【図9】図9は、本発明の第2の実施例を説明する説明
図である。
【図10】図10は、本発明の第3の実施例を説明する
説明図である。
【図11】図11は、従来のモータの例を説明する説明
図である。
【符号の説明】
1 モータ 11 ベース 15 軸受 12、12a、12b 固定子コア 13、13a、13b 巻線 20 回転子 21 回転子基部 22 磁石部 30 回転検出器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸周りに正負の磁極が交互に形成され
    た磁石体を含む回転子と、 前記磁石体の磁極に対向するように配置され、回転磁界
    を形成する巻線が施された複数の固定子コアを含む固定
    子と、 前記回転子を前記固定子に回転自在に保持する軸受と、
    を備え、 前記磁石体は円板状又は環状であってその表裏に形成さ
    れた各磁極から磁束を発生し、 前記固定子コアは、前記磁石体の表側の各磁極に対向
    し、前記回転軸を中心として環状に配列される第1の固
    定子コア配列と、前記磁石体の裏側の各磁極に対向し、
    前記回転軸を中心として環状に配列される第2の固定子
    コア配列と、を含む、モータ。
  2. 【請求項2】前記円板状の磁石体は、各磁極が径方向に
    延在し、かつ正及び負の磁極が周方向に交互に配列され
    る、請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】前記環状の磁石体は、各磁極が回転軸方向
    に延在しかつ正及び負の磁極が周方向に交互に配列され
    る、請求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の固定子コア配列が前記
    磁石体を挟みこむ構造である、請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のモータ。
  5. 【請求項5】前記回転子及び前記固定子は、筒状に形成
    される、請求項1乃至4のいずれかに記載のモータ。
  6. 【請求項6】同心円状に配置される前記第1及び第2の
    固定子コア配列は同じ数の固定子コアからなり、かつ前
    記第1の固定子コア配列の各固定子コアの角度位置とこ
    れに対応する前記第2の固定子コア配列の各固定子コア
    の角度位置とをずらしてコギングトルクを減少する、請
    求項1乃至5のいずれかに記載のモータ。
  7. 【請求項7】前記第1の固定子コア配列の各巻線と前記
    第2の固定子コア配列の各巻線とを互いに直列接続又は
    並列接続に切替可能である、請求機構1乃至6のいずれ
    かに記載のモータ。
  8. 【請求項8】各ステータコアの巻線の終端が外部に取り
    出し可能になされている、請求項7記載のモータ。
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