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JP2002334842A - 窒化物半導体装置の製造方法 - Google Patents

窒化物半導体装置の製造方法

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Publication number
JP2002334842A
JP2002334842A JP2001139437A JP2001139437A JP2002334842A JP 2002334842 A JP2002334842 A JP 2002334842A JP 2001139437 A JP2001139437 A JP 2001139437A JP 2001139437 A JP2001139437 A JP 2001139437A JP 2002334842 A JP2002334842 A JP 2002334842A
Authority
JP
Japan
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layer
gallium nitride
layers
semiconductor
semiconductor layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001139437A
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English (en)
Inventor
Katsunori Yanashima
克典 簗嶋
Hiroshi Nakajima
中島  博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数箇所より横方向成長させて半導体層を形
成する場合、半導体層同士の会合部分は原子レベルでき
れいに接合せずに結晶欠陥を生じる、また応力により結
晶軸が会合の左右でずれる、表面があれるといった問題
の解決を図る。 【解決手段】 基板10に形成した窒化ガリウム層(第
1の半導体層)11上に複数の開口部23を設けたマス
ク層22を酸化シリコン膜で形成する工程と、複数の開
口部23より露出している窒化ガリウム層11表面よ
り、窒化ガリウム層11表面に沿った方向に窒化ガリウ
ム層(第2の半導体層)12を横方向成長させる工程と
を備えた半導体装置の製造方法において、窒化ガリウム
層12(12a)は、隣接して成長する窒化ガリウム層
12(12b)と会合する直前で成長を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化物半導体装置
の製造方法に関し、詳しくは半導体層を成長させて半導
体レーザ装置を形成する窒化物半導体装置の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】横方向成長を利用して、欠陥の少ない窒
化物半導体装置を作製できることが最近、示されてい
る。
【0003】基板にはサファイア基板を用い、サファイ
ア基板上にGaN層もしくはAlGaN層もしくはAl
N層を成長させてバッファ層を形成する。さらに酸化シ
リコン膜でバッファ層上の所定の領域をマスクして、ア
ンモニア雰囲気中で所定温度、例えば1100℃まで加
熱した後、その温度に保持した状態で、反応室内にガリ
ウムの原料としてトリメチルガリウム(TMG)を50
μmol/min、シリコンの原料としてモノシラン
(SiH4 )を1.5nmol/minの流量で供給す
る。また、アンモニア(NH3 )を10L/min(標
準状態)の流量で供給する。これにより、酸化シリコン
膜に覆われていない領域の基板のGaN表面上に横方向
成長するGaN:Si層をエピタキシャル成長させるこ
とができる。
【0004】より具体的に説明すると、図4の(1)に
示すように、酸化アルミニウム(Al2 3 )基板20
1上に、エピタキシャル成長法によって、窒化ガリウム
層(バッファ層)211を成長させる。さらに、図4の
(2)に示すように、化学的気相成長法によって窒化ガ
リウム層211上に酸化シリコン膜221を形成する。
次いで、図4の(3)に示すように、リソグラフィー技
術とエッチングとにより、所定の領域を覆うように酸化
シリコン膜221を加工して酸化シリコンマスク222
を形成する。
【0005】次に、図4の(4)に示すように、MOC
VD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition )法
によって、酸化シリコンマスク22の開口部223より
露出している窒化ガリウム層211より窒化ガリウム層
212を横方向成長させる。そして窒化ガリウム層21
2aと窒化ガリウム層212bとが完全に会合するまで
エピタキシャル成長を継続する。そして、図4の(5)
に示すように、窒化ガリウム層212aと窒化ガリウム
層212bとが完全に会合して、酸化シリコンマスク2
22上に窒化ガリウム層212が形成される。その後、
図4の(6)に示すように、窒化ガリウム層212上に
窒化物半導体層を積層して、比較的欠陥密度が少ない酸
化シリコンマスク222上の低欠陥密度領域に半導体レ
ーザ装置231を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数箇
所より横方向成長させて窒化ガリウム層を形成する場
合、成長する窒化ガリウム層同士の会合部は原子レベル
できれいに接合せず、結晶欠陥を生じる。また、応力に
より窒化ガリウム層の結晶軸が会合の左右でずれるとい
った問題、表面があれるといった問題が発生しやすい。
したがって、このような会合を有する結晶成長層上にデ
バイス(例えば半導体レーザ装置)を作製しても、良好
な素子特性(例えば発光特性)を得ることは難しい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた窒化物半導体装置の製造方法であ
る。
【0008】本発明の窒化物半導体装置の製造方法は、
基板に形成した第1の半導体層上に複数の開口部を設け
たマスク層を形成する工程と、前記複数の開口部より露
出している前記第1の半導体層表面より、前記第1の半
導体層表面に沿った方向に第2の半導体層を横方向成長
させる工程とを備えた半導体装置の製造方法において、
前記第2の半導体層は、隣接して成長する第2の半導体
層と会合する直前で成長を停止することを特徴としてい
る。さらに、前記第2の半導体層のなかで欠陥の少ない
領域に半導体レーザ装置を作製することを特徴としてい
る。
【0009】上記窒化物半導体装置の製造方法では、第
2の半導体層は、隣接して成長する第2の半導体層と会
合する直前で成長を停止することから、従来のように横
方向成長した部分が会合することがないので、第2の半
導体層同士の接合部を有しない。そのため、従来のよう
な接合部における欠陥の発生はなくなる。したがって、
第2の半導体層は、少なくともその成長端側が結晶欠陥
の少ない成長層となる。また、接合部がないので、接合
により発生する応力によって、第2の半導体層の結晶軸
が会合の左右でずれるといった問題、表面があれるとい
った問題の発生もなくなる。したがって、上記第2の半
導体層における欠陥の少ない例えば成長端側にデバイス
(例えば半導体レーザ装置)を作製した場合には、良好
な素子特性(例えば発光特性)を得ることが可能にな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の窒化物半導体装置の製造
方法に係る実施の形態を、図1の製造工程断面図によっ
て説明する。また、上記製造方法を実現させるに好適な
製造装置の一例を図3の概略構成図によって説明する。
【0011】まず、図3によって、本発明の実施の形態
を実現する製造装置の一例を説明する。図3に示す製造
装置は、有機金属気相成長(以下MOCVDと略記す
る、MOCVDはMetal Organic Chemical Vapor Depos
ition の略)装置101である。MOCVD装置101
は、MOCVDを行う反応室111を備え、この反応室
111の内部には被加工基板201を載置するサセプタ
112が設置されている。反応室111内のサセプタ1
12上には基板201、例えば窒化ガリウムまたはc−
Al2 3 上に窒化物半導体層を積層した基板が置かれ
る。この反応室111には反応管ライン121が接続さ
れている。
【0012】またアンモニア源122と水素源123と
が設けられている。アンモニア源122はマスフローコ
ントローラー124、バルブ125を介して上記反応管
ライン121に接続され、また上記マスフローコントロ
ーラー124よりバルブ126、ベントライン141を
介して除害装置151に接続されている。また、上記水
素源123は水素純化装置127を経てマスフローコン
トローラー128、129、130、131に分岐され
ている。
【0013】マスフローコントローラー128は、ベン
トライン141を介して上記除害装置151に接続され
ている。マスフローコントローラー129は直接上記反
応管ライン121に接続されている。マスフローコント
ローラー130は、バブラ132、バルブ133を介し
て上記反応管ライン121に接続され、また上記バブラ
132よりバルブ134、上記ベントライン141を介
して上記除害装置151に接続されている。マスフロー
コントローラー131は、バブラ135、バルブ136
を介して上記反応管ライン121に接続され、また上記
バブラ135よりバルブ137、上記ベントライン14
1を介して上記除害装置151に接続されている。
【0014】さらに、上記反応室111は、上記ベント
ライン141を介して上記除害装置151に直接接続さ
れている。
【0015】MOCVD装置101では、水素純化装置
127により高純度化された水素ガスがキャリアガスと
してバブラ132、135内に供給される。いま、窒化
ガリウム:シリコンの成長を行うとする。上記バブラ1
32、135内には、それぞれ、例えばガリウム原料と
してトリメチルガリウム[TMG:Ga(C
3 3]、シリコン原料としてテトラエチルシランが
入れられている。これらのバブラ132、135内に水
素ガスが供給されることにより、これらのバブラ13
2、135のそれぞれから、その蒸気圧分の原料ガスが
キャリアガスとしての水素ガスとともに、反応管ライン
121を通って反応室111内に供給される。
【0016】窒素原料としてはアンモニア(NH3 )を
用いる。アンモニアはアンモニア源122よりマスフロ
ーコントローラー124に供給され、このマスフローコ
ントローラー124により流量が制御される。そして、
バルブ125、バルブ126により反応管ライン121
またはベントライン141への導入の切り換えを行う。
【0017】また、バブラ135から発生される原料ガ
スの反応管ライン121とベントライン141との間の
切り換えはバルブ136、137の開閉により行うこと
ができる。バブラ132から発生される原料ガスの反応
管ライン121とベントライン141との間の切り換え
はバルブ133、134の開閉により行うことができ
る。なお、マスフローコントローラー128〜131に
よって、水素純化装置127から供給される水素ガスの
流量制御を行う。
【0018】上記MOCVD装置を用いて基板の基板面
に沿った方向、すなわち横方向に窒化ガリウム層を成長
させるためには、まず、基板の窒化ガリウム(GaN)
層の表面に酸化シリコン(SiO2 )膜を形成し、リソ
グラフィー技術とエッチングによって、上記窒化ガリウ
ム層の<11−00>方向や<112−0>方向に上記
酸化シリコン膜のパターンを作製する。この酸化シリコ
ンパターンをマスクにして、窒化ガリウムの再成長を行
う。そして、酸化シリコンパターン上を横方向成長した
窒化ガリウム層の低欠陥部分を利用して、そこにデバイ
スを作り込む。一例として、上記酸化シリコンパターン
は、例えば長さが12μmであり、厚さが0.2μmで
あり、15μm周期で作製する。
【0019】また、本例では示さないが、ホウ素を導入
する場合には、例えばトリエチルボロン、アルミニウム
ではトリメチルアルミニウム、インジウムではトリメチ
ルインジウムを原料として用い、上記ガリウムの場合と
同様の装置構成とすることで、BAlGaInN系の化
合物を作製できる。
【0020】次に、本発明の窒化物半導体装置の製造方
法に係る実施の形態を、図1の製造工程断面図によって
説明する。一例として、酸化アルミニウム(Al
2 3 )基板(例えばサファイア基板)を用いた半導体
レーザ装置を作製する場合を、以下に説明する。
【0021】図1の(1)に示すように、酸化アルミニ
ウム(Al2 3 )からなる基板10上に、エピタキシ
ャル成長法によって、窒化ガリウム層11を成長させて
第1の半導体層を形成する。例えば、MOCVD装置の
反応室内に、室温でアンモニア(NH3 )を10L/m
in(標準状態)の流量で導入した後、基板温度を10
00℃まで上昇させて1000℃に保持し、この状態で
トリメチルガリウム(TMG)を30μmol/mi
n、テトラエチルシランを1.5nmol/minの流
量で供給する。このときのキャリアガスには水素を用い
10L/min(標準状態)の流量で流す。そして、窒
化ガリウム:シリコン(GaN:Si)を例えば4μm
の厚さに堆積してn型の窒化ガリウム層11を形成す
る。上記テトラエチルシランの代わりにモノシラン(S
iH4 )もしくはジシラン(Si2 6 )を用いること
も可能である。
【0022】さらに、図1の(2)に示すように、化学
的気相成長法によって窒化ガリウム層11上に酸化シリ
コン膜21を形成する。次いで、図1の(3)に示すよ
うに、リソグラフィー技術とエッチングとにより、所定
の領域を覆うように上記酸化シリコン膜21を加工して
マスク層22を形成する。このマスク層22には窒化ガ
リウム層11表面より結晶成長させるための開口部23
が形成される。
【0023】次に、図1の(4)に示すように、MOC
VD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition )法
によって、上記マスク層22を用いてマスク層22の開
口部23にして露出している窒化ガリウム層11より窒
化ガリウム層12からなる第2の半導体層を横方向成長
させる。この成長条件としては、室温状態(例えば23
℃)で水素(流量:10L/min(標準状態))とア
ンモニア(流量:10L/min(標準状態))を供給
するとともに1000℃まで昇温する。その後、TMG
(流量:20μmol/min)とテトラエチルシラン
(流量:1nmol/min)を、水素ガスをキャリア
ガスに用いて供給する。なお、上記テトラエチルシラン
の代わりにモノシランもしくはジシランを用いることも
可能である。そして窒化ガリウム層12(12a)と窒
化ガリウム層12(12b)とが会合する直前までエピ
タキシャル成長を継続する。その結果、図1の(5)に
示すように、酸化シリコン膜21上に窒化ガリウム層1
2(12a)、12(12b)を互いに会合しないよう
に形成する。上記開口部23上に成長した上記窒化ガリ
ウム層12(12a)、12(12b)は高欠陥密度領
域となっている。
【0024】その後、図1の(6)に示すように、窒化
ガリウム層12a、12b上に窒化物半導体層を積層し
て、高欠陥密度領域を避けて、酸化シリコンからなるマ
スク層22上の低欠陥密度領域に半導体レーザ装置31
(31a)、31(31b)を形成する。これにより、
結晶学的に優れた場所でデバイスを作製でき、優れた特
性の素子が得られる。
【0025】次に、上記半導体レーザ装置の製造方法の
一例を以下に説明する。例えば、MOCVD装置の反応
室内に、室温でアンモニア(NH3 )を10L/min
(標準状態)の流量で導入した後、基板温度を1000
℃まで上昇させて1000℃に保持し、この状態でトリ
メチルガリウム(TMG)を30μmol/min、モ
ノシラン(SiH4 )を1.5nmol/minの流量
で供給するとともに、トリメチルアルミニウム(TM
A)を3μmol/minの流量で供給する。このとき
のキャリアガスには水素を用い10L/min(標準状
態)の流量で流す。それによって、上記窒化ガリウム層
12上にn型の窒化ガリウムアルミニウム(AlGa
N:Si)を例えば1μmの厚さに堆積してn型のクラ
ッド層を形成する。
【0026】その後、TMAの供給を停止し、窒化ガリ
ウム:シリコン(GaN:Si)を例えば150nmの
厚さに堆積して、n型の光ガイド層を形成する。
【0027】次いで基板温度を800℃に低下させ、シ
リコンの供給を止め、TMGはそのままの状態でトリメ
チルインジウム(TMI)を30μmol/minの流
量で供給し、活性層を例えば5nmの厚さに形成する。
【0028】続いて、TMIの供給を止め、シクロペン
タジエニルマグネシウムを0.5μmol/minの流
量で供給し、p型の光ガイド層としてGaN:Mgを例
えば0.1μmの厚さに堆積する。
【0029】さらにp型の光ガイド層上に、AlGa
N:Mg層からなるp型のクラッド層16、GaN:M
g層からなるp型のコンタクト層17を順次積層する。
例えば、基板温度を1000℃とし、そしてトリメチル
アルミニウム(TMA)を3μmol/minの流量で
供給し、例えばp型の窒化ガリウムアルミニウム(Al
GaN)を0.5μmの厚さに堆積して上記p型のクラ
ッド層を形成する。最後にTMAの供給を停止し、Ga
N:Mg層を例えば0.1μmの厚さに堆積して上記p
型のコンタクト層を形成する。このようにしてデバイス
構造が完成する。
【0030】次に、窒化ガリウム層を横方向成長させた
場合に、隣接する窒化ガリウム成長層同士を会合させた
場合と会合させない場合におけるGaN:SiのX線回
折測定結果を図2によって説明する。図2では縦軸にX
線回折測定における半値全幅を示し、横軸に会合の有無
を示す。
【0031】図2に示すように、会合する場合は、成長
時間が2時間とし、会合しない場合は成長時間を1.5
時間とした。その結果、結晶軸のずれが少ない分、X線
の半値全幅は会合しない場合のほうが少ないことがわか
る。これは、結晶学的な結晶性の良さを示している。
【0032】上記実施の形態によれば、横方向成長させ
た窒化ガリウム層12は、隣接して成長する窒化ガリウ
ム層12a、12bとが会合する直前で成長を停止する
ことから、従来のように横方向成長した部分が会合する
ことがないので、窒化ガリウム層12a、12b同士の
接合部を有しない。そのため、従来のような接合部にお
ける欠陥の発生はなくなる。したがって、窒化ガリウム
層12は、少なくともその成長端側が結晶欠陥の少ない
成長層となる。また、接合部がないので、接合により発
生する応力によって、窒化ガリウム層12の結晶軸が会
合の左右でずれるといった問題、表面があれるといった
問題の発生もなくなる。したがって、上記窒化ガリウム
層12における欠陥の少ない例えば成長端側にデバイス
(例えば半導体レーザ装置)を作製した場合には、良好
な素子特性(例えば発光特性)を得ることが可能にな
る。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の窒化物半
導体装置の製造方法によれば、第2の半導体層は、隣接
して成長する第2の半導体層と会合する直前で成長を停
止するので、第2の半導体層同士の接合部を有しない。
そのため、少なくとも第2の半導体層の成長端側に、結
晶欠陥が少なくかつ結晶軸のずれが少ない結晶層を形成
することができる。したがって、上記第2の半導体層に
おける結晶欠陥の少ない例えば成長端側にデバイス(例
えば半導体レーザ装置)を作製した場合には、良好な素
子特性(例えば発光特性)を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窒化物半導体装置の製造方法に係る実
施の形態を示す製造工程断面図である。
【図2】GaN:SiのX線回折測定結果を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態を実現するMOCVD装置
の概略構成図である。
【図4】従来の窒化物半導体装置の製造方法を示す製造
工程断面図である。
【符号の説明】
10…基板、11…窒化ガリウム層(第1の半導体
層)、12…窒化ガリウム層(第2の半導体層)、22
…マスク層、23…開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F045 AA04 AB14 AB17 AC01 AC08 AC12 AC19 AD14 AF04 AF09 CA12 DA67 DB02 5F073 CA07 CB02 CB05 DA05 DA07 EA29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に形成した第1の半導体層上に複数
    の開口部を設けたマスク層を形成する工程と、 前記複数の開口部より露出している前記第1の半導体層
    表面より、前記第1の半導体層表面に沿った方向に第2
    の半導体層を横方向成長させる工程とを備えた半導体装
    置の製造方法において、 前記第2の半導体層は、隣接して成長する第2の半導体
    層と会合する直前で成長を停止することを特徴とする窒
    化物半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の半導体層を形成した後、 前記第2の半導体層のなかで欠陥の少ない領域に半導体
    レーザ装置を作製することを特徴とする請求項1記載の
    窒化物半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体レーザ装置は、前記第1の半
    導体層における前記第2の半導体層が成長を始めた領域
    上を除く前記第2の半導体層の成長端側に形成されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の窒化物半導体装置の製造
    方法。
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