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JP2002327018A - 含フッ素共重合体、組成物及び積層体 - Google Patents

含フッ素共重合体、組成物及び積層体

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Publication number
JP2002327018A
JP2002327018A JP2002028088A JP2002028088A JP2002327018A JP 2002327018 A JP2002327018 A JP 2002327018A JP 2002028088 A JP2002028088 A JP 2002028088A JP 2002028088 A JP2002028088 A JP 2002028088A JP 2002327018 A JP2002327018 A JP 2002327018A
Authority
JP
Japan
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fluorine
layer
containing copolymer
fluorinated
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002028088A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Funaki
篤 船木
Kazuo Hamazaki
一夫 浜崎
Hajime Katayama
肇 片山
Eiichi Nishi
栄一 西
Masahide Yodogawa
正英 淀川
Jiyunko Asakura
潤子 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2002028088A priority Critical patent/JP2002327018A/ja
Publication of JP2002327018A publication Critical patent/JP2002327018A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】非フッ素系重合体との接着性に優れ、共押出し
成形で非フッ素系重合体との積層体を与える含フッ素共
重合体とその積層体の提供。 【解決手段】テトラフルオロエチレン又はクロロトリフ
ルオロエチレンの重合単位(A)、エチレンの重合単位
(B)、酢酸ビニルの重合単位(C)、一般式CH
CX(CFY(X、Yはそれぞれ水素原子又はフ
ッ素原子であり、nは2〜10の整数)で表される化合
物の重合単位(D)を含有し、モル比でA/B=1/4
〜4/1、C/(A+B)=1/1000〜3/20、
D/(A+B)=1/1000〜3/20である含フッ
素共重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非フッ素系重合体
との接着性に優れる含フッ素共重合体及びそれを含有す
る積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリテトラフルオロエチレン、テトラフ
ルオロエチレン/ペルフルオロ(アルキルビニルエーテ
ル)系共重合体、エチレン/テトラフルオロエチレン系
共重合体(以下、ETFEという。)等のフッ素系重合
体は耐熱性、耐薬品性、耐候性、ガスバリア性等に優れ
た特性を有し、半導体産業や自動車産業等の種々の分野
で使用されている。用途の広がりに伴い、通常より高い
剛性や高い強度等の特性を有するフッ素系重合体の開発
が要請されている。その開発手段の一つとして、フッ素
系重合体と非フッ素系重合体と積層する方法がある。
【0003】フッ素系重合体は、通常、薬液処理、コロ
ナ放電処理、プラズマ放電処理等の方法により表面処理
して種々の接着性官能基を表面に導入した後、必要に応
じ接着剤を用いて他材料と積層される。しかし、このよ
うな積層方法は工程が煩雑で生産性が低い。そこで、フ
ッ素系重合体を表面処理せずに、かつ共押出し法等のよ
り簡便な成形方法を用いて積層フィルムや積層ホースを
得ることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非フ
ッ素系重合体との接着性に優れ、共押出し法で積層体を
与える含フッ素共重合体及び含フッ素共重合体組成物、
並びに含フッ素共重合体と非フッ素系重合体とが強固に
接着した積層体の提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テトラフルオ
ロエチレン又はクロロトリフルオロエチレンに基づく重
合単位(A)、エチレンに基づく重合単位(B)、酢酸
ビニルに基づく重合単位(C)及び一般式CH=CX
(CFY(ここで、X、Yはそれぞれ独立に水素
原子又はフッ素原子であり、nは2〜10の整数であ
る。)で表される化合物に基づく重合単位(D)を含有
する含フッ素共重合体であって、(A)/(B)がモル
比で20/80〜80/20であり、(C)/((A)
+(B))がモル比で1/1000〜15/100であ
り、(D)/((A)+(B))がモル比で1/100
0〜15/100であり、かつ容量流速が1〜1000
mm /秒であることを特徴とする含フッ素共重合体を
提供する。
【0006】また、本発明は、上記含フッ素共重合体1
00部に対して有機過酸化物の0.01〜10部が配合
され、熱処理されてなることを特徴とする含フッ素共重
合体組成物、及び、上記含フッ素共重合体組成物の層と
非フッ素系重合体の層とを含有することを特徴とする積
層体、を提供する。なお、本明細書において「部」は
「質量部」を意味する。
【0007】本発明において、テトラフルオロエチレン
(以下、TFEという。)又はクロロトリフルオロレチ
レン(以下、CTFEという。)に基づく重合単位
(A)とエチレン(以下、Eという。)に基づく重合単
位(B)のモル比は20/80〜80/20であり、好
ましくは50/50〜70/30である。(A)/
(B)のモル比が小さすぎると含フッ素共重合体の耐熱
性、耐候性、耐薬品性、ガスバリア性等が低下し、モル
比が大きすぎると機械的強度、溶融成形性等が低下す
る。TFE及びCTFEは1種単独で用いてもよく、両
者を併用してもよい。
【0008】本発明の含フッ素共重合体において、酢酸
ビニル(以下、VOAcという。)に基づく重合単位
(C)の含有量は(C)/((A)+(B))がモル比
で1/1000〜15/100であり、好ましくは1/
100〜1/10である。(C)の含有量が少なすぎる
と含フッ素共重合体と非フッ素系重合体との接着性が低
下し、多すぎると耐熱性、耐油性、耐薬品性等が低下す
る。
【0009】本発明の含フッ素共重合体において、前記
一般式CH=CX(CFYで表される化合物
(以下、FAEという。)に基づく重合単位(D)の含
有量は(D)/((A)+(B))がモル比で1/10
00〜15/100であり、好ましくは1/100〜3
/100である。(D)の含有量が少なすぎると耐クラ
ック性が低下し、ストレス下に含フッ素共重合体の割れ
る等の破壊現象が発生しやすくなり、多すぎると含フッ
素共重合体の強度が低下する。
【0010】FAEは、上記のとおり、一般式CH
CX(CFY(ここで、X、Yはそれぞれ独立に
水素原子又はフッ素原子であり、nは2〜10の整数で
ある。)で表される化合物である。FAEとしては、C
=CF(CFF、CH=CF(CF
F、CH=CF(CFH等のCH=CF(C
Yで表される化合物も使用できるが、CH
CH(CFF、CH=CH(CFF、C
=CH(CFH、CH=CH(CF
F、CH=CH(CFF等のCH=CH(C
Yで表される化合物が好ましく、CH=CH
(CFF(mは2〜8の整数である。)で表され
る化合物がより好ましい。
【0011】本発明の含フッ素共重合体の容量流速(以
下、Q値という。)は、1〜1000mm/秒であ
る。Q値は、含フッ素共重合体の溶融流動性を表す指標
であり、分子量の目安となる。Q値が大きいと分子量が
低く、小さいと分子量が高いことを示す。本発明におけ
るQ値は、島津製作所製フローテスタを用いて、温度2
97℃、荷重7kg下に直径2.1mm、長さ8mmの
オリフィス中に押出すときの含フッ素共重合体の押出し
速度である。Q値が小さすぎると押出し成形が困難とな
り、大きすぎると含フッ素共重合体の機械的強度が低下
する。Q値は10〜500mm/秒であることが好ま
しい。
【0012】本発明の含フッ素共重合体は、非フッ素系
重合体と共押出しできるように、非フッ素系重合体の成
形温度に近い成形温度を有することが好ましい。そのた
め、(A)、(B)、(C)及び(D)の含有割合を上
記の範囲内で適宜調節し、含フッ素共重合体の成形温度
を最適化することが好ましい。
【0013】本発明の含フッ素共重合体の製造方法は特
に制限はなく、一般に用いられているラジカル重合開始
剤を用いる重合方法が用いられる。重合方法としては、
塊状重合、フッ化炭化水素、塩化炭化水素、フッ化塩化
炭化水素、アルコール、炭化水素等の有機溶媒を使用す
る溶液重合、水性媒体及び必要に応じて適当な有機溶剤
を使用する懸濁重合、水性媒体及び乳化剤を使用する乳
化重合が例示される。
【0014】ラジカル重合開始剤としては、半減期が1
0時間である分解温度が0℃〜100℃が好ましく、2
0〜90℃がより好ましい。具体例としては、アゾビス
イソブチロニトリルのようなアゾ化合物、イソブチリル
ペルオキシド、オクタノイルペルオキシド、ベンゾイル
ペルオキシド、ラウロイルペルオキシドのような非フッ
素系ジアシルペルオキシド、ジイソプロピルペルオキシ
ジカ−ボネートのようなペルオキシジカーボネート、t
ert−ブチルペルオキシピバレート、tert−ブチ
ルペルオキシイソブチレート、tert−ブチルペルオ
キシアセテートのようなペルオキシエステル、(Z(C
COO)(ここで、Zは水素原子、フッ素原
子又は塩素原子であり、pは1〜10の整数である。)
で表される化合物のような含フッ素ジアシルペルオキシ
ド、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモ
ニウムのような無機過酸化物等が挙げられる。
【0015】重合条件も特に限定されず、重合温度は0
℃〜100℃が好ましく、20〜90℃がより好まし
い。重合圧力は0.1〜10MPaが好ましく、0.5
〜3MPaがより好ましい。重合時間は1〜30時間が
好ましい。
【0016】本発明の含フッ素共重合体に有機過酸化物
が配合され、熱処理されてなる含フッ素共重合体組成物
(含フッ素共重合体変性物、含フッ素共重合体コンパウ
ンド、含フッ素共重合体ブレンド物ともいう。)は含フ
ッ素共重合体に比べ非フッ素系重合体との接着性がさら
に向上するので好ましい。
【0017】ここで用いられる有機過酸化物としては、
半減期が1分である分解温度が150〜280℃が好ま
しく、170〜240℃がより好ましい。具体例として
は、2,5−ジメチル−2,5−ビス(tert−ブチ
ルペルオキシ)ヘキサン、ジtert−ブチルペルオキ
シド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(tert−ブ
チルペルオキシ)ヘキシン−3等の脂肪族ペルオキシド
類、1,4−ビス(α−tert−ブチルペルオキシイ
ソプロピル)ベンゼン、tert−ブチル=クミル=ペ
ルオキシド、ジクミルペルオキシド等の芳香族ペルオキ
シド類、メチルエチルケトンペルオキシド等のケトンペ
ルオキシド類、ベンゾイルペルオキシド等のジアシルペ
ルオキシド類、ジイソプロピルペルオキシジカーボネー
ト等のペルオキシジカーボネート類、tert−ブチル
ペルオキシイソブチレート等のアルキルペルオキシエス
テル類、tert−ブチルヒドロペルオキシド等のヒド
ロペルオキシド類等が挙げられる。有機過酸化物は液体
状でも固体状でも使用できる。有機過酸化物の配合量は
含フッ素共重合体の100部に対して0.01〜10部
であり、好ましくは0.1〜5部である。
【0018】含フッ素共重合体に有機過酸化物を配合
し、熱処理する方法としては、粉体状又は粒子状の含フ
ッ素共重合体に有機過酸化物を混合機を用いて混合した
後、溶融押出しする方法が好ましい。この方法を用いる
と、有機過酸化物が含フッ素共重合体に配合されると同
時に熱処理され、ペレット状の含フッ素共重合体組成物
が得られる。熱処理温度は150〜280℃が好まし
く、含フッ素共重合体の融点以上である220〜280
℃がより好ましい。また、熱処理時間は短時間が好まし
く、0.1〜30分がより好ましく、0.5〜10分が
さらに好ましい。
【0019】溶融押出しには単軸又は2軸の押出し機を
用いることが好ましい。押出し機の、シリンダ温度は1
00〜350℃が好ましく、クロスヘッド温度及びダイ
温度はそれぞれ200〜350℃が好ましく、スクリュ
回転数は特に限定されないが10〜200回転/分が好
ましい。含フッ素共重合体の押出し機内の滞留時間は1
〜10分が好ましい。ダイの吐出孔は直径2〜20mm
が好ましい。溶融されて吐出孔から吐出された紐状の含
フッ素共重合体は伸張されながら水又は空気で冷却固化
され、カッターで切断されて、長さ1〜5mm、直径1
〜5mmの円柱状のペレットが得られる。
【0020】また、本発明において、含フッ素共重合体
に有機過酸化物及びグラフト化が可能な結合性基と接着
性を付与する官能基とを有する化合物(以下、グラフト
性化合物と云う)が配合され、熱処理処理されてなるグ
ラフト化含フッ素共重合体組成物は、含フッ素共重合体
に比べ非フッ素系重合体との接着性が前記含フッ素共重
合体組成物と同等以上に向上するので好ましい。このよ
うな熱処理によりグラフト性化合物が含フッ素共重合体
にグラフトされ、接着性を付与する官能基が含フッ素共
重合体に導入される。
【0021】接着性を付与する官能基とは、反応性や極
性を有する基で、例えばカルボキシル基、1分子中の2
つのカルボキシル基が脱水縮合した残基(以下、カルボ
ン酸無水物残基という)、エポキシ基、水酸基、イソシ
アネート基、エステル基、アミド基、アルデヒド基、ア
ミノ基、加水分解性シリル基、シアノ基、炭素−炭素二
重結合、スルホン酸基及びエーテル基等が好ましいもの
として挙げられる。なかでも、カルボキシル基、カルボ
ン酸無水物残基、エポキシ基、加水分解性シリル基及び
炭素−炭素二重結合が好ましい。このような官能基は、
含フッ素共重合体1分子中に異なる種類のものが2種類
以上存在していてもよく、また1分子中に2個以上存在
していてもよい。
【0022】また、グラフト性化合物とは、上記したカ
ルボキシル基等の官能基と、反応性不飽和二重結合を有
する有機基、パーオキシ基、アミノ基等の結合性基とを
有する化合物である。例えば、不飽和カルボン酸、エポ
キシ基含有不飽和化合物、加水分解性シリル基含有不飽
和化合物、エポキシ基含有パーオキシ化合物等が挙げら
れる。無水マレイン酸、無水フマール酸等の不飽和カル
ボン酸無水物が好ましく、無水マレイン酸がより好まし
い。グラフト性化合物は、含フッ素共重合体100質量
部あたり0.01〜100質量部使用することが好まし
く、0.01〜10質量部使用することがより好まし
い。
【0023】本発明の積層体は、上述の含フッ素共重合
体、含フッ素共重合体組成物又はグラフト化含フッ素共
重合体組成物の層(E)と非フッ素系重合体の層(F)
とを含有する。例えば、(E)と(F)の2層からなる
(E)/(F)積層体、(E)と(F)にさらにフッ素
系重合体の層(G)を積層した3層からなる(G)/
(E)/(F)積層体、さらに積層する層を増加させた
(G)/(E)/(F)/(F)積層体等の多層積層体
が挙げられる。ここで、(E)と(F)とは直接接する
ように積層されることが重要であり、これにより強固に
接着した積層体が得られる。
【0024】このような積層体は、含フッ素共重合体、
含フッ素共重合体組成物又はグラフト化含フッ素共重合
体組成物と非フッ素系重合体とを共押出し成形して得る
ことが好ましい。通常、共押出し成形法は、フィルム、
チューブ等の形状の2層以上の積層体を得る方法であ
る。2機以上の押出し機の吐出口から出てくる溶融物
は、溶融状態で接触しつつダイを通り積層体に成形され
る。押出し温度については、スクリュ温度は100〜3
50℃が好ましく、ダイ温度は200〜350℃が好ま
しい。スクリュ回転数は特に限定されないが10〜20
0回転/分が好ましい。溶融物の押出し機内の滞留時間
は1〜20分が好ましい。
【0025】本発明によれば、含フッ素共重合体の層と
非フッ素系重合体の層が強固に接着した積層体が得られ
る。両層の接着性が優れる機構は明らかでないが、以下
のように考えられる。含フッ素共重合体は、(A)、
(B)及び(D)に比べて極性の高い、エステル結合を
有する(C)を含有するので非フッ素系重合体との接着
性が向上する。また、含フッ素共重合体に有機過酸化物
が配合され、熱処理されると有機過酸化物が分解し、含
フッ素共重合体が何らかの変性を受ける結果、含フッ素
共重合体組成物と非フッ素系重合体との接着性がさらに
向上すると考えられる。さらに、グラフト化合物がグラ
フトされたグラフト化含フッ素共重合体組成物は、接着
性の官能基を有するので、非フッ素系重合体との接着性
がさらに向上すると考えられる。
【0026】本発明の含フッ素共重合体及び含フッ素共
重合体組成物との積層に用いられる非フッ素系重合体と
しては、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド4
6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミドMX
D6(半芳香族系ポリアミド)等のポリアミド類、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレ
ート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポリ(エチレ
ン/酢酸ビニル)、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコ
ール、ポリ(エチレン/ビニルアルコール)、ポリアク
リロニトリル、ポリオキシメチレン、ポリフェニレンス
ルフィド、ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネー
ト、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリスル
ホン、ポリアリレエート等が挙げられる。
【0027】非フッ素系重合体としてより好ましいの
は、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド46、
ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミドMXD
6、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナ
フタレート、ポリ塩化ビニリデン、ポリ(エチレン/ビ
ニルアルコール)、ポリアクリロニトリルである。
【0028】本発明の含フッ素共重合体、含フッ素共重
合体組成物、グラフト化含フッ素共重合体組成物及び積
層体の用途としては、自動車用燃料ホース、産業用多層
ホース、食品用多層ホース、耐候性多層フィルム、耐薬
品性ライニング、耐候性ライニング、フッ素系重合体と
非フッ素系重合体との接着材等が挙げられる。
【0029】
【実施例】以下に実施例(例1〜3及び7)及び比較例
(例4〜6)を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れらに限定されない。なお、MIT折り曲げ試験は次の
方法によって測定した。
【0030】[MIT折り曲げ試験]ASTM D21
76に準じて測定した。すなわち、幅12.5mm、長
さ130mm、厚さ0.23mmの試験片を東洋精機製
作所製MIT測定器に装着し、荷重1.25kg、左右
の折り曲げ角度は各々135度、折り曲げ回数は175
回/分の条件下に試験片を屈曲させ、試験片が切断する
までの回数を測定した。この試験は含フッ素共重合体の
耐屈曲疲労性試験であり、耐クラック性の指標となる。
回数が多いほど耐クラック性に優れることを示す。
【0031】[例1]撹拌翼付き430L重合槽を脱気
し、1−ヒドロトリデカフルオロヘキサンの314k
g、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフ
ルオロプロパン(旭硝子社製、以下、AK225cbと
いう。)の105kg、VOAcの0.506kg、
(ペルフルオロブチル)エチレンCH=CH(C
F(以下、PFBEという。)の0.184k
g、TFEの13.0kg、Eの0.69kgを仕込
み、重合槽内を74℃に昇温した。
【0032】重合開始剤としてtert−ブチルペルオ
キシピバレート(半減期が10時間である分解温度は5
4.6℃)とAK225cbとの1:1(質量比)混合
溶液の20mlを仕込んで、重合を開始させた。重合の
進行に伴い槽内圧力が低下したので圧力を一定に保つよ
うにTFE/E=60/40(モル比)の混合ガスを連
続的に仕込んだ。また、重合中に仕込むTFEとEの合
計モル数に対して5モル%に相当する量のVOAcを連
続的に仕込んだ。重合中に仕込むTFEとEの合計量が
28kgとなったところでVOAcの仕込みを停止し
た。重合が進行し、重合中に仕込むTFEとEの合計量
が36kgとなったところで、重合槽の内温を室温まで
冷却するとともに未反応のTFEとEを常圧までパージ
した。
【0033】得られたスラリ状の含フッ素共重合体a
を、水の300kgを仕込んだ800Lの造粒槽に投入
し、次いで撹拌しながら105℃まで昇温し溶媒を留出
除去しながら造粒した。得られた造粒物を135℃で3
時間乾燥することにより、38kgの含フッ素共重合体
aの造粒物aが得られた。
【0034】溶融NMR分析及びフッ素含有量分析の結
果から、含フッ素共重合体aの組成は、TFE/E/V
OAc/PFBEに基づく重合単位のモル比で60/4
0/5.0/0.15であった。Q値は310mm
秒、MIT折り曲げ回数は8500回、であった。
【0035】造粒物aを押出し機を用いて、260℃、
滞留時間2分で溶融混練しペレットaを作製した。下層
を形成するシリンダにETFE(VOAcに基づく重合
単位は含まないETFE;旭硝子社製、アフロンLM7
30A)を供給し、上層を形成するシリンダにナイロン
6(宇部興産社製、1022B)を供給し、中間層を形
成するシリンダにペレットaを供給し、それぞれシリン
ダの輸送ゾーンに移送させた。ETFE、ナイロン6及
びペレットaの輸送ゾーンにおける加熱温度をそれぞれ
290℃、260℃及び260℃とした。共ダイの温度
を270℃として3層共押出しを行い、厚さ1mm、幅
10cmのETFE/含フッ素共重合体a/ナイロン6
の3層の積層シートを成形した。ETFE層、含フッ素
共重合体a層、ナイロン6層の厚さはそれぞれ0.3m
m、0.2mm、0.5mmであった。
【0036】得られた3層の積層シートを切断して得た
幅1cm、長さ10cmの試験片を用いて、各層間の剥
離強度を測定した。含フッ素共重合体a層とETFE層
は剥離できず、部分的に材料破壊し高い接着力を示し
た。含フッ素共重合体a層とナイロン6層間の剥離強度
は25.4N/cmであった。
【0037】[例2]PFBEの仕込量を0.55kg
とした以外は例1と同様にして38kgの含フッ素共重
合体bを得た。また、例1と同様にして含フッ素共重合
体bより造粒物bを得た。溶融NMR分析及びフッ素含
有量分析の結果、含フッ素共重合体bの組成は、TFE
/E/VOAc/PFBEに基づく重合単位のモル比で
60/40/5.0/0.5であった。Q値は340m
/秒、MIT折り曲げ回数は15300回、であっ
た。
【0038】造粒物bを用いて例1と同様にしてペレッ
トbを得た。下層を形成するシリンダに導電性ETFE
(旭硝子社製、アフロンLM CB4015L)を供給
し、上層を形成するシリンダにナイロン12(宇部興産
社製、3030JLX2)を供給し、中間層を形成する
シリンダにペレットbを供給し、それぞれシリンダの輸
送ゾーンに移送させた。ETFE、ナイロン12及びペ
レットbの輸送ゾーンにおける加熱温度をそれぞれ31
0℃、240℃、260℃とした。共ダイの温度を26
0℃として3層共押出しを行い、導電性ETFE/含フ
ッ素共重合体b/ナイロン12の3層の積層チューブを
得た。積層チューブの外径は8mm、内径は6mm、厚
さは1mmであり、導電性ETFE層、含フッ素共重合
体b層、ナイロン12層の厚さはそれぞれ0.2mm、
0.1mm、0.7mmであった。
【0039】例1と同様にして各層間の剥離強度を測定
した。含フッ素共重合体b層と導電性ETFE層は剥離
できず、部分的に材料破壊し高い接着力を示した。含フ
ッ素共重合体b層とナイロン12層間の剥離強度は3
2.5N/cmであった。
【0040】得られた3層積層チューブをCE10(イ
ソオクタン/トルエン/エタノール=45/45/10
体積%のアルコール混合燃料)に60℃で240時間浸
漬した。浸漬後、各層間の剥離強度を測定した。含フッ
素共重合体b層と導電性ETFE層は剥離せず、高い接
着力を示した。含フッ素共重合体b層とナイロン12層
間の剥離強度は30.5N/cmであった。
【0041】[例3]例1で得られた造粒物aの100
部に対しジtert−ブチルペルオキシド(半減期が1
分である分解温度は185.9℃)の1.5部を均一に
混合した後、2軸押出し機を用いて260℃、滞留時間
3分で溶融混練することにより、有機過酸化物を配合さ
れ、熱処理された含フッ素共重合体組成物aのペレット
cを得た。ペレットcを用いて例1と同様に3層共押出
しの積層シートを成形した。ETFE層、含フッ素共重
合体組成物a層、ナイロン6層の厚さはそれぞれ0.0
5mm、0.02mm、0.13mmであった。
【0042】例1と同様にして各層間の剥離強度を測定
した。含フッ素共重合体組成物a層とETFE層は剥離
できず、部分的に材料破壊し高い接着力を示した。含フ
ッ素共重合体組成物a層とナイロン6層間の剥離強度は
37.6N/cmであった。
【0043】[例4]PFBEを仕込まない以外は例1
と同様にして、38.5kgの含フッ素共重合体cを得
た。溶融NMR分析及びフッ素含有量分析の結果、含フ
ッ素共重合体cの組成はTFE/E/VOAcのモル比
で60/40/5.0であった。Q値は280mm
秒、MIT折り曲げ回数は1500回、であった。
【0044】[例5]ペレットbの代わりにETFE
(旭硝子製、アフロンLM730A)を用いる以外は例
2と同様にして、導電性ETFE/ETFE/ナイロン
12の3層の積層シートを成形した。導電性ETFE
層、ETFE層、ナイロン12層の厚さはそれぞれ0.
3mm、0.2mm、0.5mmであった。
【0045】例2と同様にして各層間の剥離強度を測定
した。導電性ETFE層とETFE層は剥離できず、部
分的に材料破壊を起こし高い接着力を示した。一方、E
TFE層とナイロン12層間の剥離強度は1N/cm
で、接着力は低かった。
【0046】[例6]ペレットaの代わりにETFE
(旭硝子社製、アフロンLM730A)を用いる以外は
例1と同様にして、ETFE/ETFE/ナイロン6の
3層の積層チューブを得た。ETFE層、中間のETF
E層、ナイロン6層の厚さはそれぞれ0.2mm、0.
1mm、0.7mmであった。
【0047】例1と同様にして各層間の剥離強度を測定
した。ETFE層とETFE層は剥離できず、部分的に
材料破壊したので強固に接着していることがわかった。
一方、中間のETFE層とナイロン6層間の剥離強度は
1N/cmで、接着力は低かった。
【0048】[例7]例1で得られた造粒物aの100
部に対しジtert−ブチルペルオキシドの1.5部及
び無水マレイン酸の0.08部を均一に混合した後、2
軸押出し機を用いて260℃、滞留時間3分で溶融混練
することにより、有機過酸化物及びグラフト性化合物を
配合され、熱処理された含フッ素共重合体組成物aのペ
レットdを得た。ペレットdを用いて例1と同様に3層
共押出しの積層シートを成形した。ETFE層、グラフ
ト化含フッ素共重合体組成物a層、ナイロン6層の厚さ
はそれぞれ0.2mm、0.1mm、0.7mmであっ
た。
【0049】例1と同様にして各層間の剥離強度を測定
した。グラフト化含フッ素共重合体組成物a層と導電性
ETFE層は剥離できず、部分的に材料破壊し高い接着
力を示した。グラフト化含フッ素共重合体組成物a層と
ナイロン6層間の剥離強度は35.5N/cmであっ
た。
【0050】得られた3層積層チューブをCE10(イ
ソオクタン/トルエン/エタノール=45/45/10
体積%のアルコール混合燃料)に60℃で240時間浸
漬した。浸漬後、各層間の剥離強度を測定した。グラフ
ト化含フッ素共重合体組成物a層と導電性ETFE層は
剥離せず、高い接着力を示した。グラフト化含フッ素共
重合体組成物a層とナイロン6層間の剥離強度は34.
5N/cmであった。
【0051】
【発明の効果】本発明の含フッ素共重合体は、他のフッ
素系重合体や非フッ素系重合体との共押出し成形が可能
で、接着性に優れ、耐クラック性が良好な積層体を与え
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 3/00 CEW C08J 3/00 CEW //(C08F 214/24 C08F 210:02 210:02 218:08 218:08 214:18 214:18) C08L 27:12 (C08F 214/26 210:02 218:08 214:18) C08L 27:12 (72)発明者 西 栄一 千葉県市原市五井海岸10番地 旭硝子株式 会社内 (72)発明者 淀川 正英 千葉県市原市五井海岸10番地 旭硝子株式 会社内 (72)発明者 朝倉 潤子 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 Fターム(参考) 4F070 AA13 AA19 AA23 AA24 AA28 AC56 AE08 AE24 BA05 BB02 BB08 GA05 GC08 4F100 AK04A AK17B AK18A AK22A AK46 AL01A AL05A BA02 EH20 EH202 GB66 JL11 4J026 AA12 AA26 AA38 AC06 BA25 BA30 BA35 BA43 DB05 DB15 GA01 GA02 GA08 GA10 4J100 AA02Q AC21S AC22S AC26P AC31P AG04R CA06 CA31 DA01 DA09 HA01 HC36 JA00 JA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テトラフルオロエチレン又はクロロトリフ
    ルオロエチレンに基づく重合単位(A)、エチレンに基
    づく重合単位(B)、酢酸ビニルに基づく重合単位
    (C)及び一般式CH=CX(CFY(ここ
    で、X、Yはそれぞれ独立に水素原子又はフッ素原子で
    あり、nは2〜10の整数である。)で表される化合物
    に基づく重合単位(D)を含有する含フッ素共重合体で
    あって、(A)/(B)がモル比で20/80〜80/
    20であり、(C)/((A)+(B))がモル比で1
    /1000〜15/100であり、(D)/((A)+
    (B))がモル比で1/1000〜15/100であ
    り、かつ容量流速が1〜1000mm/秒であること
    を特徴とする含フッ素共重合体。
  2. 【請求項2】該一般式CH=CX(CFYにお
    けるXが水素原子であり、Yがフッ素原子である請求項
    1に記載の含フッ素共重合体。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の含フッ素共重合体
    の100部に対して有機過酸化物の0.01〜10部が
    配合され、熱処理されてなることを特徴とする含フッ素
    共重合体組成物。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の含フッ素共重合体
    の100部に対して有機過酸化物の0.01〜10部及
    びグラフト化が可能な結合性基と接着性を付与する官能
    基とを有する化合物の0.01〜100部が配合され、
    熱処理されてなることを特徴とするグラフト化含フッ素
    共重合体組成物。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の含フッ素共重合体組成物
    又は請求項4に記載のグラフト化含フッ素共重合体組成
    物の層と非フッ素系重合体の層とを含有することを特徴
    とする積層体。
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