JP2002316405A - 印刷機の、印刷技術上のパラメータおよびジョブに依存したその他のパラメータを調整する方法 - Google Patents
印刷機の、印刷技術上のパラメータおよびジョブに依存したその他のパラメータを調整する方法Info
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Abstract
を備えている。制御部4には印刷ジョブを特徴づける入
力値8から11と機域設定が制御盤20からの許可信号
にしたがって記憶されている。制御部4は記憶されてい
る入力値と機械設定によって印刷機1を版のジョブの際
においても調整する。
Description
学上のパラメータおよびジョブに依存したその他のパラ
メータを調整する方法に関する。
の視覚的な印象は、多くの要因によって影響を受ける。
そうした要因には、使用されている用紙の状態や種類、
使用されているインキと湿し水の種類とその混ざり具
合、絵柄によって求められるインキ濃度、インキ配分、
重ね合わせて印刷されたインキの順序、および湿度や温
度などの環境条件が含まれる。これに加えて、平版印
刷、特にオフセット輪転印刷では、さらに、相互に強い
影響を及ぼし合うインキ供給と水供給が重要である。こ
こに挙げた影響量を、以下においては入力値と呼ぶ。
材料に付属するものであり、あるいは注意書を通じて読
み取って、印刷機の調整のときに考慮することができ
る。これにはたとえば使用するインキや、使用する用紙
が含まれる。これ以外の所定の入力量には、たとえば所
定の絵柄に基づくインキ配分、重ね合わせて印刷される
インキの順序、予め選択される印刷速度などがある。こ
のような種類の入力量は、校正刷りまたは本機刷り(A
uflagendruck)の開始時に、印刷機の機械
設定(たとえばインキキー開度、湿し水の調整、枚葉紙
案内用の吹付け空気、乾燥機の出力)で考慮される。印
刷される色調や、得られるインキ濃度といった結果パラ
メータは、いくらかのコストをかけて測定して、印刷機
で再調整することができる。しかし、その際には、印刷
機の操作員の主観的な印象のほうが、測定結果よりもし
ばしば重要である。その理由の1つは、前述したパラメ
ータの全体に一定の許容誤差があるために、訓練を積ん
だ操作員の目のほうが、所定の機械調整の結果よりも、
最善の印刷結果を生み出すのに重要だからである。
も行わなければならない。たとえば、多くの場合そのた
めに専用に使用される印刷機で校正刷りをし、希望する
印刷結果の判定と決定をしてもらうためにこの校正刷り
を顧客に提出するために、調整が必要である。そして、
顧客によって了承された校正刷り(原画)を測定するこ
とによって得られた測定値が、本刷りまたは本機刷りの
セットアップのための基礎として用いられる。印刷機の
このようなセットアップでは、測定された複数の入力量
が利用されるものの、本刷りのための印刷機のセットア
ップは相変わらず非常にコストがかかる。1つには、測
定された入力量の許容誤差が好ましくない印刷結果の方
向に積み重なり、その結果、すでにこの理由だけで操作
員(印刷工)が介入をしなければならなくなる。そのた
めに、印刷工が、段階づけされた所定の特性曲線値とは
異なる速度で印刷をしたいと思うことがある。この場合
でも、最善の印刷結果を得るためには、調整されている
機械設定を相応に変更しなければならない。
転印刷では、印刷結果が印刷工にとって満足できるよう
になるまで、水供給とインキ配分とを調整しなければな
らない。良好な印刷結果を得るためには、インキと水の
安定したバランスを達成しなければならない(インキ・
水・バランス)。すでに先ほど述べたように、インキの
刷り上がりや、印刷枚葉紙上のインキの乗り具合は、印
刷工がインキ濃度の測定というやり方で測定できるのに
対して、最適な水分は、現在のところ是認できるコスト
と十分な精度で直接測定することはできず、印刷結果を
通じて間接的に判断するほかない。版の表面に少なすぎ
る水しか転移されないと、網点の過剰な印刷(よごれ)
や、網点の太りが起こる。つまり、湿し装置による十分
な加湿が行われていないために、版の表面が希望するの
よりも多いインキを受けとる。逆に、水の供給が多すぎ
ると印刷結果の色が薄くなり、そのために、印刷インキ
が強力に押し除けられる場合がある。
わたって、すなわち輪転印刷の場合には運動方向に対し
て横方向に、絵柄の要求に応じてインキが相応に配分さ
れるように配慮しなければならない。そのために、個々
のインキみぞからドクターへのインキの転移を筋状に調
整することができ、それによってインキがドクターの上
で絵柄に応じて配分される。
は非常に時間がかかり、そのために高価になることが知
られている。セットアップ時間を短縮するために、個々
の印刷機には、特定の機械でインキ配分を印刷速度に応
じて調整することのできる表(ないし特性曲線)が付属
している。さらに、いくつかの印刷機では、用紙データ
(判型、厚さ)、印刷ユニットのインキレイアウト(F
arblelegung)、版画像読取器または前段階
に基づくインキ配分などが入力され、ないしは読み取ら
れる。異なる速度の場合に、インキと湿し水を制御する
ために特性曲線が用いられるが、これはインキキー開度
の平均値について求められたものである。
という問題は、たとえば印刷機が長期間停止している場
合、版を交換しなければならない場合、あるいはゴムブ
ランケットを洗浄した場合などに、いったん選択された
セットアップを何度も手直しなければならないことによ
って、いっそう深刻になる。この点に対処するために、
ドイツ実用新案登録出願明細書29612159より、
設定された値のいくつかを適切な記憶装置に保存してお
き、印刷機をあらためてセットアップするために、これ
らの値を必要に応じて記憶装置から出力できるようにす
ることが公知である。この場合、たとえばゴムブランケ
ットの洗浄やレジスタマークの印刷といった個々のプロ
セスに、該当するプログラムが実行されるべきときに始
動する固有のプログラムが割り当てられる。このような
プログラムが、機械停止の後にインキプロフィルを新し
くするため、あるいは湿し装置を調整するために設けら
れていてよい。個々の記憶装置は自由にプログラミング
可能であり、したがって、所定の状態にその都度合わせ
ることができる。
るべき必要な機械パラメータが変化すると、個々の機械
パラメータの調整にいっそう時間が必要になる。このこ
とは、たとえば、インキみぞの中のインキ量が減ったた
めに、設定されたインキキー開度で放出されるインキ量
が変わったことや、印刷機の周囲の周囲温度が変わった
こと、あるいは印刷機の設定された値が変わったために
再調整が必要になることによって起こり得る。前述した
印刷結果パラメータの一部は適切な測定機器で自動的に
測定可能なので、最近では多くの印刷機が、印刷枚葉紙
のコントロールストライプの上で測定した実際値を所定
の目標値と比較し、それに応じて印刷機を再調節する制
御設備を備えている。このような制御プロセスは、その
間に到達可能な機械速度に比べて比較的低速で進行する
ので、制御プロセスを短縮する試みが行われている。た
とえば欧州特許出願公開明細書922581には、所定
の初期状態に基づいて、新たな状態が印刷機で飛躍的に
設定される制御方法が記載されている。この場合、機能
単位が、あいまいな人間の思考の象徴性に近似させられ
ており、それによって誤差の許容範囲が広く、しかも通
常の制御の場合よりも迅速かつ簡単に作成される、いわ
ゆるファジー論理が用いられる。従来の制御アルゴリズ
ムでは、小さな誤差が制御の全面的な否定につながる。
それと対照的に、ファジー論理では小さな誤差はあまり
目立たない。前掲の明細書に記載されている制御プロセ
スは、印刷中のインキ供給だけを対象としている。
刷前または印刷中に印刷機を自動的に調整するときに、
ある程度の助けとなる。しかし、多数の特性曲線グラフ
によって機械で求められた値は、印刷工にとっては、最
良の印刷結果を得るために自分が手作業で修正しなけれ
ばならない、おおよその基準値であるにすぎない。この
ことは、校正刷りを開始する前の印刷機のセットアップ
だけでなく、印刷工程中の機械の調整についても当ては
まる。したがって、現実問題として印刷工は、インキ配
分における調整や、所定の特性曲線から大きく外れる印
刷機の設定を必要とする障害にしばしば直面することに
なり、その結果、インキないし湿し水の、著しい損紙を
出すコストのかかる再調節が必要になる場合がある。こ
のことは、セットアップおよび精密なセットアップのた
めの時間が、機械時間の主要な割合を占めかねない結果
につながる場合がある。確かに、インキ予備調整特性曲
線の網目を特別に細かくすることで、ある程度の補助を
得ることはできる。しかし、そのためには、特性曲線を
求めるための高いコストが必要である。そのうえ、ほと
んどすべての場合が、手作業で再調節しなければならな
い、特性曲線とは異なる特殊ケースになってしまう。
と、印刷結果を改良するために印刷工が自らの主観的な
経験に基づいて調整しなければならない、印刷工による
機械値の特別な調整とに区分することができる。入力量
は、客観的に測定されるか、もしくは印刷に用いられる
材料(用紙、インキ)の相応の説明書によって印刷工に
伝えられ、それに応じて印刷工が機械を調整する。この
ときの入力量とは、印刷機の設定に影響を及ぼす、材料
(たとえば用紙、インキ)、環境(たとえば温度、湿
度)、および原画(たとえばインキ配分)によって規定
される客観的に測定可能な量を指している。機械設定と
は、印刷工が最良の結果を得るために行う、印刷工によ
って行われる印刷機の調整を指しており、特に、先ほど
説明したように印刷工が自発的に行う特別な調整のこと
も指している。
と定められている記憶された値は、基礎となる入力量を
考慮して、印刷機の成功した設定を表すデータ群を構成
している。本発明の原理は、入力量と、これに加えて印
刷工の見地から行われる機械設定とを、記憶されている
前述のデータ群が後の印刷ジョブで適切な機械設定を導
き出すのに用いられるように、制御部が使用できるよう
にする。
がそもそも測定不可能か、または測定が困難なので、も
しくは、印刷工が印刷結果を改良するために、特性曲線
に基づいて提案または予備調整された機械設定から外れ
ようとするので、もしくは外れなければならないので、
印刷工によって自発的に行われる。
パラメータ、環境のパラメータ、および特定の機械パラ
メータによって予め与えられている。被印刷体について
のパラメータについては、たとえば紙の判型、坪量、紙
の厚さ、紙のインキ浸透挙動などが挙げられる。絵柄の
パラメータに関しては、インキ配分、インキレイアウ
ト、コントラストないしスクリーンなどが挙げられる。
印刷機のパラメータについての入力量は、たとえば予定
されている印刷速度である。環境のパラメータについて
の入力量に関しては、たとえば温度や湿度がある。これ
らの入力量は、印刷に用いられる材料の説明書によって
印刷工に伝えられ、印刷工によって機械に入力され、な
いしは機械によって自動的に読み込まれる。
定)は、通常、水分(湿し水の供給)やインキ配分(イ
ンキ供給)、ならびに用紙搬送のための空気設定を対象
としている(あるいは特別な設定は、可能である限りに
おいて、印刷工が印刷製品の印刷結果を機械設定を通じ
て改良するために自ら変更する、所定の入力量を対象と
することもできる)。
保持しておくことによって、または、インキ供給を再調
節する制御プロセスをファジー論理で迅速化することに
よって、印刷機の設定を迅速化または改良する公知の試
みについては、すでに先ほど説明した。本発明の目的
は、同じく調整プロセスの時間を短縮し、印刷製品の品
質が機械操作員の経験や能力にあまり左右されないよう
にすることである。ここで、本発明は、特定の設定は、
それが入力量によって一義的に決まるので、非常に迅速
に(場合により自動的に)行うことができるという基本
思想に基づいている。他方、印刷工によって実行される
べき、機械値の特別な設定(機械設定)は比較的時間が
かかり、しばしば多くの損紙を生じさせる。このような
特別な設定は、必ずしも十分に利用できるわけではな
い、専門作業員の高い専門知識と長い経験も必要とす
る。
記載されている分野の方法を前提としたうえで、同請求
項の特徴部に記載の構成要件の組合せによって、前述の
目的を達成する。このときの入力量とは、印刷機の設定
に影響を及ぼす、材料(たとえば用紙、インキ)、環境
(たとえば温度、湿度)、および原画(たとえばインキ
配分)によって規定される客観的に測定可能な量を指し
ている。機械設定とは、印刷工が最良の結果を得るため
に行う、印刷工によって行われる印刷機の設定を指して
おり、特に、先ほど説明したように印刷工が自発的に行
う特別な設定のことも指している。
l)に基づいて成功と定められている記憶された値は、
基礎となる入力量に関して、印刷機の成功した設定を表
すデータ群を形成している。本発明の原理は、入力率
と、これに加えて印刷工の見地から行われる機械設定と
を、記憶されている前述のデータ群が、相応の入力量を
もつ後の印刷ジョブで利用できるように、制御部を自由
に使用できるようにすることにある。このことは、良好
な印刷結果を得るために著しいコストをかけて印刷工が
見出した値または修正値を、比肩する後の印刷ユニット
についても利用するための前提条件を生じる。
ために、本発明の発展形態では、請求項2の特徴項の組
合せが推奨される。それによれば、1つの方法では、印
刷工によって信号が発せられ、この信号によって印刷工
が、自分が自発的に設定する特別な機械値(機械設定)
を、以後、制御部によって取り扱ってよいと許可する。
他の方法としては、印刷工が、十分に多い数の印刷プロ
セスないし印刷された枚葉紙に関して、新たな独自の特
別な機械値を入力しなかった後に、印刷工が独自に設定
した特別な機械値が、制御部によって拘束的であると認
められることが考えられる。この場合でも、明らかに成
功した機械設定は、後の新たな印刷製品に以後も適用す
るために制御部が自由に使用できる。請求項3に記載の
パラメータは、多くの場合円滑に受取り可能な入力量で
あることが判明している。印刷工によって自発的に設定
または変更される典型的な機械設定は請求項5に記載さ
れており、このような機械設定は許可信号にしたがって
制御部で自由に使用できる。
の特徴の組合せにある。それによれば、制御部は、新た
な印刷製品のために印刷機をセットアップするときに、
以前に成功したことがわかっている機械設定を考慮し
て、機械設定を適切な仕方で変更し、もしくは少なくと
もセットアップをしている操作員に適切な提案をする。
このようにして、過去の比肩する印刷製品のときに、著
しいコストをかけて成功した機械設定を通じて得られた
経験が、新たな機械設定についても活用される。
は、新たな印刷ジョブの最新の入力量にできるだけ類似
している以前の入力量の組合せを探す。そして、見出さ
れたもっとも類似する以前の入力量の組合せに基づい
て、成功する最新の機械設定が推定される。それによ
り、記憶されている(入力量と、成功した機械設定とか
らなる)データセットから、入力量を新たに構成するた
めの、最新の成功する機械設定が推定される。
機を調整するとき、制御部に対する要求は非常に多岐に
わたる。以前のどの入力量の組合せが、新たにセットア
ップされるべき印刷ジョブの入力量に十分に匹敵してい
るかを調べなくてはならない。以前の組合せと新たな組
合せが食い違っている場合、どれだけの公差が許される
か、および、どの入力量ではわずかな食い違いしか許容
できないかを調べなくてはならない。そして、こうして
見出された結果に基づいて、新たな機械設定が、記憶さ
れているデータセットにおける学習された関連性をもと
にして、制御部によって変更され、もしくは新たにセッ
トアップをする操作員に相応の提案が行われる。
ために特に適している制御部を備える印刷機が提案され
る。本発明の目標設定をクリアするためには、ニューラ
ルネットが、学習能力があるので非常に好適である。つ
まりニューラルネットは、印刷工の蓄積されていく経験
を模倣するものである。
トは、並行して作動するプロセッサまたはノードが、時
間の経過につれて記憶されていく多数のデータセットか
ら、特定の入力量と成功する機械設定との関連性を認識
するように構成されているのが好ましい。このとき、ニ
ューラルネットは多数のデータセットを通じて、どのよ
うに構成されたどの入力量が、特定の出力量(機械設
定)にとって特に有意義だったかを学習する。さらに、
ニューラルネットは、特定の入力量をそれぞれの重要性
に応じて重みづけすることができる。入力量と出力量
(=機械設定)の間の中央の関連性の特徴が増えていく
ことは、印刷工の経験を模倣しているニューラルネット
の経験が増えていくことに等しい。
ニューラルネットは、類似する過去の入力量の組合せと
比較したときの、入力量の目下の組合せに依存して、も
っとも成功の見通しが高い機械設定を出力し、もしくは
相応の提案をする。この場合、それまでに1度もなかっ
た入力量の構成(Konstellation von
Eingangsgroessen)が存在している
ことも十分にあり得るので、出力される値は、以前に調
整された機械設定と必ずしも同一ではない。請求項10
によれば、ニューラルネットを構築するときに重みづけ
されるべき入力量として、特に、用紙パラメータ(判
型、坪量、厚さ、剛性など)、ならびにインキパラメー
タ(粘性、乳化しやすさなど)、湿し水の特性、環境パ
ラメータ(湿度と気温)、ならびに絵柄パラメータ(イ
ンキ配分や網点面積率(Flachendeckun
g)など)が挙げられている。出力量としては、インキ
ゾーン調整、湿し水調整、吹付け空気調整などの機械設
定が選択される。
印刷機の制御部について、制御部が、特定の入力量の小
さな誤差に対しては寛容であるように構成されることが
推奨される。このことは、入力量の新たな組合せが過去
の組合せと同一ではなく、特定の許容差の範囲内でしか
過去の組合せに匹敵していない場合であっても、入力量
の組合せが、学習された機械設定の出力につながるとい
うことを意味している。
力を簡素化するための別の可能性が、請求項12から1
5に記載されている。入力量を入力するためにこれまで
通常行われている方法は、印刷工が、供給された材料の
説明書から相応の特性値を読み取り、広範な入力メニュ
ーを通じてこの特性値を制御部に入力する方法である。
こうしたコストのかかる入力方法のために、これまでは
比較的少数の入力量しか印刷工によって制御部に入力さ
れていないので、自発的に行われる機械設定の調整が特
に重要になっている。そこで、前述の目的をいっそうう
まく達成するために、印刷機について、請求項12に記
載の特徴の組合せが提案される。この解決策は、原則と
して、バーコード読取り器によって、該当する材料のラ
ベルにある、その材料の特性を記載したコードを読み取
り、読み取られた値を入力値として印刷機の制御部へ直
接供給することにある。そして制御部は、印刷機の該当
する装置を相応に調整する。しかし、この方法は、材料
に適切なバーコードが付されていることが前提条件とな
る。この場合、材料はインキや用紙だけを対象とするの
ではなく、使用される湿し水、ゴムブランケット、機械
の洗浄剤などの種類も、相応のコードによって記載する
ことができる。スキャナーと制御部との接続は電気信号
線によって行うことができ、あるいは、たとえば赤外線
や無線チャンネルなどの適切な情報チャンネル、または
その他の伝送経路を介して行うことができる。
せによれば、コード読取り器は携帯型であってよく、も
しくは、制御部ないし印刷機の各装置に定置に取り付け
られるものであってよい。携帯型のコード読取り器があ
れば、印刷工は材料のところまで行ってそこで読取りを
行うことができ、そしてこの読取り結果が適切な伝送チ
ャンネルを介して制御部に送られる。コード読取り器が
定置に取り付けられているときは、バーコードの付いて
いるラベルをコード読取り器まで持っていき、そこで読
み取ることができる。別の方法として、材料が供給され
るとき、ないし印刷機をセットアップするときに、それ
ぞれのコード読取り器が該当するラベルに容易に読み取
れるように、特定の材料に割り当てられたコード読取り
器を、印刷機におけるそれぞれの材料の収容場所に配置
するのが有利である。
料がいわゆる「スマートラベル」を付されていると、格
別に好ましい。スマートラベルは、印刷プロセスの途中
における材料の変更も考慮できるという利点がある。た
とえば、先行する印刷プロセスの途中での紙パイルの減
少を、適切なコード読取り器と書込み器によって、スマ
ートラベルに書き込むことができる。スマートラベル
は、材料の特性の最終の状態が登録されるクレジットカ
ードと同じように作用する。このようにして、印刷機を
変えるときに、材料の特性の変化も印刷機に簡単に認識
させることができる。
て図面を参照して説明する。図では、2色のオフセット
印刷機が示されている。しかし、本発明は、あらゆる種
類の現代の印刷機に全般的に適用できる。図面に示す印
刷機1については、以下、詳しくは説明しない。オフセ
ット印刷機の詳細については、たとえば「オフセット印
刷」デュモント ブーフフェラーク出版社(”Der
Offset−Druck”DuMont Buchv
erlag出版社、ケルン、1991年)を参照するこ
とができる。
た複数の制御部4との多数の接続線2,3を備えてい
る。他の接続線を代表させて、信号線2,3が図示され
ている。印刷ユニット13または14のインキ着けに関
する情報がセンサによって検出されて、信号線2を介し
て、制御部4に送られる。この情報は、たとえば、イン
キ配分に応じて調整されるインキ出しローラの個々のイ
ンキゾーンないしインキ出し調節板の位置を表わすこと
ができる。信号線2を介して送られる情報は、インキみ
ぞにおけるインキの水位や、インキ着けのためのその他
の重要なデータに関するものであってもよい。たとえ
ば、オフセット印刷の際に然るべきローラに供給される
湿し水を表している情報を、接続線3を介して制御部4
に送ることができる。重要なことは、他のすべてのデー
タを代表して印刷機の個々の値の設定を表すデータが信
号線2,3を介して送られることであり、これは特に、
印刷工がたびたび再調整しなければならない、ないしは
印刷ジョブごとに変えなければならない機械設定であ
る。したがって、接続線2,3を介して送られるデータ
は、印刷工によって自発的に調整可能および/または再
調整可能なデータの全体を代表している。
の種類と特性に関する情報が信号線8,9を介して制御
部4に入る。これは、その都度使用されるインキの、た
とえば粘性、タック、乳化性、または温度値であってよ
い。これらの値は、たとえばコードによってそれぞれの
インキの包装から読み取られ、次いで手作業で、または
自動的に(たとえばスマートラベルによって自動的に読
取り可能)、制御部4に入力される。使用する用紙の種
類と特性を表す情報が信号線10,11を介して制御部
4に入る。これは、たとえば用紙の判型、坪量、剛性、
インキ浸透挙動などであってよい。つまり信号線8から
11を介して制御部4に入るデータは、印刷ジョブおよ
びその条件(たとえば印刷所ないし印刷ユニットの中の
湿度、印刷ユニットの中の気温)を客観的に表し、この
ような値を代表している入力値に関している。
されており、印刷工はこの制御盤20によって印刷機1
を操作することができるとともに、印刷機1における設
定を読み取ったり、あるいは遠隔操作によって調整する
ことができる。たとえば印刷速度、インキゾーン調整、
または枚葉紙案内部の送風調整のようなこうした情報
は、制御盤20から信号線14を介して制御部4に入
る。
力量を読み取ったり、これらの入力量に基づいて機械値
を(たとえば表から、ないしは原画の測定によって)、
制御部4を通じて選択することができる。印刷工は校正
刷りまたは本刷りの途中で試し刷りを取り出して、印刷
結果を判定する。次いで印刷工は、たとえばインキゾー
ンまたは湿し水を再調整することによって、機械値の調
整を自発的に行う。調整された機械値は制御部4に記憶
される。既存の入力量の組合せと関連づけて記憶され
る。ただし、記憶された値は、印刷工が制御盤20を通
じて然るべきコマンド(許可信号)を与えた場合にの
み、または、最後の調整以後、印刷工による新たな変更
なしに所定枚数の枚葉紙が製作された場合にのみ、入力
量と出力量からなる成功したデータセットとして、今後
の機械設定値の作成に影響を及ぼすことができる。
都度必要になる時間を短縮するために、制御部4は、入
力値と、成功として識別されている出力値とが内部に記
憶されていて、調整されるべき出力値にとっての、特定
の入力値ないしその組合せの意義を大量のデータセット
を通じて学習することのできる、詳しくは図示しない人
工の「ニューラルネット」を備えている。好適なニュー
ラルネットは、たとえば「ニュートラルネットによる計
算の入門」(”An Introduction to
Computing with Neural Ne
ts”,IEEE ASSP MAGAZINE;19
87年4月、4頁から22頁、および同書の22頁)に
掲げられているその他の参考文献に記載されている。重
要なことは、このようなニューラルネットは、成功した
対応する出力値に対する、入力値の組合せの意義を認識
し、適切な機械設定についての学習された関連性をもと
にして、提案や設定を行うことができるという点であ
る。たとえば、普通ならば一定であるはずの入力値で、
個々の入力値のわずかな変化が特定の出力値にとって常
に大きな意義を有しているときには、こうした関連性が
重要であると認識されて、該当する入力値が相応に重み
づけされる。逆に、ある特定の入力値は、たとえば広い
範囲で大きく変動しているにもかかわらず、出力値(機
械設定)の変更を必要とすることがないが、ある一定の
閾値を越えたときには、入力値のわずかな変化でも重要
になる。このようにして、ニューラルネットの内部で、
特定の入力量について成功した機械設定に関するいわば
経験が生まれ、こうした経験は、印刷工によって行われ
るべき機械設定についてニューラルネットから印刷工に
適切な提案を行うことができるか、または、最終的にニ
ューラルネットがある程度の範囲内で印刷工の再調整を
代行することにつながる。それにより、たとえば、所定
の特性曲線に正確に対応して推移しない印刷機の特定の
特性を補償することができる。
線8から11の末端にある)1つまたは複数のバーコー
ド読取り器を使用することによって、印刷工にとって著
しく簡素化することができる。バーコード読取り器によ
って、比較的大量の入力量を、印刷用として決められて
いる資料から印刷機の制御部へ直接難なく読み込むこと
ができる。たとえば、コード読取り器(信号線10,1
1)は、パイルの装入時に、または装入されているパイ
ルで、コード読取り器が適切な値をパイルの上のラベル
から読み取るように、紙パイルの給紙装置に取り付けら
れていてよい。このようにして、たとえば用紙の坪量や
判型ばかりでなく、たとえば紙の剛性といった追加の適
切な入力量も、制御部4へ簡単に入力することができ
る。印刷工はこれ以外の量も、たとえば携帯型のコード
読取り器a(信号線8,9)で、インキ容器のラベルか
ら読み取ることができ、読み取った値は無線区間または
光学伝送区間によって、コード読取り器と制御部4の間
に機械的な接続を設けることなく、制御部4へ直接伝送
することができる。
書き込むこともできる)コード読取り器と協働する、い
わゆるスマートラベルを使用すると特に有利である。こ
のようなスマートラベルは、相応のコード読取り器によ
って、クレジットカードと同じように新たに書き込むこ
とができるので、(たとえば量に関する)材料の変更も
記録することができ、そして新たな印刷ジョブで材料を
使用するときに、こうした変更を容易に知ることができ
る。
印刷機を示す図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 印刷機の操作員ないし印刷工によって、
本機刷りまたは校正刷りで製作された印刷製品の印刷結
果が判定され、場合により機械設定が再調整される、印
刷機、特にオフセット輪転印刷機における印刷製品、特
に校正刷りの印刷前または印刷中に、印刷機(1)の機
械設定を調整する方法において、 印刷ジョブを特徴づける所定の入力値(8から11)と
機械設定(14)が、許可信号(14)にしたがって印
刷機(1)の制御部(4)に記憶され、記憶されている
値は別の印刷ジョブにおいても印刷機(1)の今後の調
整に影響を及ぼすことを特徴とする、印刷機の機械設定
を調整する方法。 - 【請求項2】 前記許可信号が、機械設定(14)の最
終の設定変更以後にあらためて調整されることなく印刷
された印刷製品の数および/または手動で入力されるト
リガ信号に依存している、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 所定の入力量(8から10)が、紙の判
型、坪量、紙の厚さ剛性、インキ浸透挙動などの被印刷
体パラメータ、および/またはコントラスト、インキ配
分、インキレイアウトなどの絵柄パラメータ、および/
またはタック、乳化性などのインキパラメータ、および
/または湿し水パラメータ、および/または温度、湿度
などの環境パラメータによって設定されている、請求項
1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 印刷製品の前記入力量(8から11)
が、自動的に作動する測定装置によって測定され、また
は紙、インキ、湿し水などの印刷材料の適切なコード化
によってこれらの印刷材料から受け取られる、請求項1
から3までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 印刷工によって調整され、前記制御部
(4)に記憶されている機械設定(14)が、インキ配
分および/または湿し水の調整によって、および/また
は紙搬送のための空気調整によって与えられる、請求項
1から4までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 新たな印刷製品のための印刷機(1)の
セットアップのときに、過去の印刷製品のセットアップ
ないし修正のときに前記制御部(4)に記憶された相応
の値から影響を受けている機械設定が印刷機によって利
用される、請求項1から5までのいずれか1項に記載の
方法。 - 【請求項7】 提供される機械設定が、新たな印刷ジョ
ブの所定の入力量に依存している、請求項6に記載の方
法。 - 【請求項8】 請求項1から8までのいずれか1項に記
載の方法を実施するための印刷機において、 印刷機(1)の前記制御部(4)が、入力量(8から1
1)と機械設定(14)とが内部に記憶される、学習能
力のあるニューラルネットを備えていることを特徴とす
る印刷機。 - 【請求項9】 ニューラルネットにおいて並行して作動
する複数のプロセッサ(ノード)の重みづけが、入力量
(8から11)の特定の構成のときの機械設定(14)
の設定によって影響を受けている、請求項8記載の印刷
機。 - 【請求項10】 プロセッサ(ノード)の重みづけが、
さらに、湿し水および/またはインキ配分および/また
は紙搬送のための空気調整などの過去の機械設定によっ
て影響を受けている、請求項9記載の印刷機。 - 【請求項11】 入力量(8から11)の少なくとも1
つが一定の許容範囲内にある限り、ニューラルネットか
ら変わらない機械設定が提供される、請求項8から10
までのいずれか1項に記載の印刷機。 - 【請求項12】 たとえば紙やインキなど印刷ジョブに
必要な材料の特性を走査するバーコードスキャナが設け
られており、該バーコードスキャナは、有利には、走査
されたバーコードのデータを受け取る印刷機(1)の前
記制御部(4)と接続されている、特に請求項1から7
までのいずれか1項に記載の方法を実施するための印刷
機。 - 【請求項13】 前記バーコードスキャナが携帯型の装
置である、請求項12に記載の印刷機。 - 【請求項14】 前記バーコードスキャナが前記制御部
(4)、制御盤(20)、または印刷に必要な材料のた
めの、印刷機(1)の収納部に配置されている、請求項
12に記載の印刷機。 - 【請求項15】 請求項8から14までのいずれか1項
に記載の印刷機で印刷をするための材料において、 スマートラベルを備えていることを特徴とする、印刷機
で印刷をするための材料。
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