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JP2002315532A - 食用茸のシート状加工食品 - Google Patents

食用茸のシート状加工食品

Info

Publication number
JP2002315532A
JP2002315532A JP2001121413A JP2001121413A JP2002315532A JP 2002315532 A JP2002315532 A JP 2002315532A JP 2001121413 A JP2001121413 A JP 2001121413A JP 2001121413 A JP2001121413 A JP 2001121413A JP 2002315532 A JP2002315532 A JP 2002315532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processed food
sheet
mushrooms
edible mushrooms
edible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001121413A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Dan
昭三 団
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATSUOBUSHI NO KANEI KK
Original Assignee
KATSUOBUSHI NO KANEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KATSUOBUSHI NO KANEI KK filed Critical KATSUOBUSHI NO KANEI KK
Priority to JP2001121413A priority Critical patent/JP2002315532A/ja
Publication of JP2002315532A publication Critical patent/JP2002315532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 「出し」や「食品」として非常に使い勝手が
よい食用茸のシート状加工食品を提供すること。 【解決手段】 食用茸をスライスして成る多数の小片t
を薄く積層した状態で、当該小片t,t相互を加圧結着
してシート状に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、椎茸や舞茸等の
食用茸をシート状に加工して成る食用茸のシート状加工
食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】椎茸や舞茸等の食用茸は、体の機能の維
持や調整に不可欠なミネラル(リン、カリウム、マグネ
シウム、亜鉛、食物繊維等)を多く含んでおり、さら
に、人間の免疫システムを活性化させるという効能も有
していると言われている。しかも、これらの食用茸は、
うま味があり且つ低カロリーであることから、日本に限
らず世界中で「出し」や「食品」として使用されるよう
になっている。
【0003】したがって、食用茸を取り扱う業界では、
「出し」や「食品」として使用する際に使い勝手が非常
によい食用茸のシート状加工食品が開発されることを待
ち望んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、「出し」や「食品」として非常に使い勝手がよい食
用茸のシート状加工食品を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1記載の発明)
この発明における食用茸のシート状加工食品は、食用茸
をスライスして成る多数の小片を薄く積層した状態で、
当該小片相互を加圧結着してシート状に形成している。 (請求項2記載の発明)この発明における食用茸のシー
ト状加工食品は、上記請求項1記載の発明に関し、食用
茸が椎茸であり、小片は椎茸の傘及び足の部分をスライ
スしたものである。 (請求項3記載の発明)この発明における食用茸のシー
ト状加工食品は、上記請求項1記載の発明に関し、食用
茸が椎茸であり、小片は椎茸の足の部分をスライスした
ものである。 (請求項4記載の発明)この発明における食用茸のシー
ト状加工食品は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載
の発明に関し、水分量は17〜18重量%である。 (請求項5記載の発明)この発明における食用茸のシー
ト状加工食品は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載
の発明に関し、厚みが0.5〜2mm程度である。
【0006】なお、上記発明における食用茸のシート状
加工食品の作用・効果については、以下の発明の実施の
形態の欄で明らかにする。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態における食用
茸のシート状加工食品を図面に従って説明する。
【0008】図1は、この発明の実施形態における食用
茸のシート状加工食品Tを示す斜視図であり、図2は前
記シート状加工食品Tの製造工程の説明図である。(この食用茸のシート状加工食品Tについて) この食用
茸のシート状加工食品Tは、図1に示すように、所謂干
し椎茸の傘及び足(主として足)をスライスして成る多
数の小片tを薄く積層した状態で加圧結着してシート状
に形成したものであり、水分量は17〜18重量%に、
厚みは0.5〜2mm程度に、それぞれ設定されてい
る。
【0009】ここで、通常干し椎茸の足は捨てられてい
るが、スライスすればうま味がよく出ることからこのシ
ート状加工食品Tの構成であれば十分に使用できる。
【0010】なお、食用茸のシート状加工食品Tの製造
時に結着・保型剤を添加することにより、煮ても小片
t,t相互がばらけないものにすることができる。(この食用茸のシート状加工食品Tの利用方法につい
て) .お吸い物の「出し」として使用する場合、包丁など
を使わなくとも必要な分だけ手でちぎったり、鋏で切れ
ばよい。 .食用茸のシート状加工食品Tの製造時に加圧・結着
剤を添加することにより、煮ても小片t,t相互がばら
けないから、お吸い物の具として使用できる。この場
合、シート状加工食品Tを動物、植物の葉、その他形状
に型抜きすれば視覚的に楽しむことができる。 .海苔や昆布のように巻物として使用することができ
る。 .その他、焼いたり、フライにしたりしてそのまま食
してもよいし、刻んで野菜炒めやチャー飯等の料理に入
れるようにしてもよい。 .上記したように、この食用茸のシート状加工食品T
は「出し」や「食品」として多岐に使用でき、使用する
際に非常に使い勝手がよい。(この食用茸のシート状加工食品Tの保存等について) .シート状加工食品Tを重ね合わせることにより薄い
袋状樹脂パック内に効率良く、収容させることができ
る。 .シート状加工食品Tは水分量が17〜18重量%で
あるから、袋状樹脂パック内に脱酸素剤と共に収容させ
ることにより1年程度虫の発生やカビの発生を抑えるこ
とができる。 .シート状加工食品Tは水分量が17〜18重量%で
あるから、窒素を充填した袋状樹脂パック内に収容させ
ることにより1年程度虫の発生やカビの発生を抑えるこ
とができる。(上記シート状加工食品Tの製造方法について) 上記シ
ート状加工食品Tは以下の工程を経て製造される。な
お、このシート状加工食品Tは大部分が干し椎茸1の足
11により形成されているので、説明及び図面等は足11の
みで説明する。 .切断工程 図2に示すように、干し椎茸1の傘10と足11を切断す
る。なお一般的に干し椎茸1の水分量は13〜15重量
%程度である。 .蒸煮工程 図2に示すように、切断された多数の足11を蒸煮缶Kに
入れて蒸煮し、殺菌及び水分量を17〜18重量%に調
整する。 .スライス工程 図2に示すように、水分量が17〜18重量%に調整さ
れた足11を50〜100μm程度にスライスして小片t
を形成する。 .加水工程 図2に示すように、加水して小片tの水分量を20〜2
4重量%に調整する。 .加圧工程 プレス型PK内に多数の小片tを薄く積層(以下、小片
積層体tsという)し、この状態でプレス機Pにより5
0〜70MPaの圧力で加圧する。なお、一回の加圧で
複数枚のシート状加工食品Tを製造する場合には、図2
や図3に示すように、プレス型PK内に、不着シートs
sと小片積層体tsとを交互に積み重ね、この状態でプ
レス機Pにより加圧すればよい。この加圧により不着シ
ートssと小片積層体tsとの積層体は、不着シートs
sとシート状加工食品Tとの積層体になる。
【0011】また、製造するシート状加工食品Tの厚み
は、使用する小片tの重量とプレス型PKとの面積によ
り決定される。 .取り出し工程 図2に示すように、不着シートssとシート状加工食品
Tとの積層体をプレス型PK内から取り出す。 .剥離工程 図2に示すように、不着シートssとシート状加工食品
Tとを分離させるべくシート状加工食品T、不着シート
ssを順に剥離すると、水分量及び厚みが上記の如く設
定されたシート状加工食品Tが出来上がる。(その他) 上記実施形態では、干し椎茸の傘及び足(主
として足)からシート状加工食品Tを製造しているが、
これに限定されることなく、干し椎茸の傘又は足のみで
シート状加工食品Tを製造してもよい。
【0012】上記実施形態では、干し椎茸からシート状
加工食品Tを製造しているが、これに限定されることな
く、乾燥させた舞茸その他の食用茸でシート状加工食品
Tを製造してもよい。
【0013】他方、結着・保形剤を添加するか否かは、
その用途に応じて決定すればよい。
【0014】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるから
次の効果を有する。
【0015】発明の実施の形態の欄に記載した内容か
ら、「出し」や「食品」として非常に使い勝手がよい食
用茸のシート状加工食品を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態における食用茸のシート状
加工食品の斜視図。
【図2】前記シート状加工食品の製造工程を示す図。
【図3】プレス型内に、不着シートと小片積層体とを交
互に積み重ねた状態を示す断面図。
【符号の説明】
T シート状加工食品 t 小片 1 干し椎茸 10 傘 11 足

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食用茸をスライスして成る多数の小片を
    薄く積層した状態で、当該小片相互を加圧結着してシー
    ト状に形成したことを特徴とする食用茸のシート状加工
    食品。
  2. 【請求項2】 食用茸が椎茸であり、小片は椎茸の傘及
    び足の部分をスライスしたものであることを特徴とする
    請求項1記載の食用茸のシート状加工食品。
  3. 【請求項3】 食用茸が椎茸であり、小片は椎茸の足の
    部分をスライスしたものであることを特徴とする請求項
    1記載の食用茸のシート状加工食品。
  4. 【請求項4】 水分量は17〜18重量%であることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の食用茸の
    シート状加工食品。
  5. 【請求項5】 厚みが0.5〜2mm程度であることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の食用茸の
    シート状加工食品。
JP2001121413A 2001-04-19 2001-04-19 食用茸のシート状加工食品 Pending JP2002315532A (ja)

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