JP2002301685A - カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置 - Google Patents
カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置Info
- Publication number
- JP2002301685A JP2002301685A JP2001307556A JP2001307556A JP2002301685A JP 2002301685 A JP2002301685 A JP 2002301685A JP 2001307556 A JP2001307556 A JP 2001307556A JP 2001307556 A JP2001307556 A JP 2001307556A JP 2002301685 A JP2002301685 A JP 2002301685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording material
- recording
- cutter
- cut
- cutter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 116
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 36
- 238000010008 shearing Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 13
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 19
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 4
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
ることが可能な記録及びカット制御を構築することがで
きるカッター装置を提供すること。 【解決手段】 被記録材の幅方向に平坦な剪断板と、該
剪断板との間で被記録材を下方から剪断する、被記録材
の幅方向に移動可能なカッター刃とを備え、被記録材の
カット時に前記カッター刃の上流側近傍において、該被
記録材を非カット時の搬送位置より上昇させて前記剪断
板の下面に押し付けることにより被記録材を幅方向に渡
って前記剪断板との間で挟圧保持する挟圧手段を備え、
該挟圧手段は、被記録材を前記剪断板との間で挟圧保持
する部位が駆動源から動力伝達されて回動する駆動ロー
ラにて形成され、該駆動ローラは、回動制御部によっ
て、被記録材のカット時に回動を停止するように制御さ
れている。
Description
AX)、プリンタ等に代表される記録装置において、主
走査方向に沿って移動しつつ被記録材を切断可能なカッ
ター刃を備えた、被記録材を所定の位置でカットするカ
ッター装置に関する。また、本発明は、該カッター装置
を備えた記録装置に関する。
代表される記録装置においては、記録装置上において被
記録材を所定の位置で切断するカッター装置が搭載され
る場合がある。当該カッター装置は、特に、ロール状に
巻かれた被記録材を用いて記録を行う記録装置に搭載さ
れる場合が多い。そして、当該カッター装置は、主走査
方向、即ち被記録材の幅方向に移動可能なカッター刃を
備え、このカッター刃が主走査方向に移動しつつ被記録
材を所定の位置でカットするように構成されている。
巻かれた被記録材の始端部分において記録単位毎にカッ
トするような場合は、カッター刃から上流側においては
充分な長さの被記録材が存在する為、被記録材は所定位
置でのカット、続いて未記録部分への記録実行および被
記録材の搬送のいずれもそのまま安定して実行され得
る。しかし、被記録材の終端部分において僅かな長さを
残して切断する場合には、切断後にカッター刃から上流
側に僅かな長さの被記録材が残ることになる。
ター装置内に収まってしまう程度の短尺なものになる
と、その排出が困難になるため、被記録材の終端部分に
おけるカットシーケンスとして記録材の終端が少なくと
もカッター装置外に延出する長さを残すように構築する
必要があった。そのため、従来はロール状に巻かれた被
記録材の終端部分を無駄なく有効に使いきることができ
にくいという問題があった。
駄なく有効に使いきることが可能な記録及びカット制御
を構築することができるカッター装置、及びそれを備え
た記録装置を提供することにある。
に、本願請求項1記載のカッター装置は、被記録材の幅
方向に平坦な剪断板と、該剪断板との間で被記録材を下
方から剪断する、被記録材の幅方向に移動可能なカッタ
ー刃と、を備えたカッター装置であって、被記録材のカ
ット時に前記カッター刃の上流側近傍において、該被記
録材を非カット時の搬送位置より上昇させて前記剪断板
の下面に押し付けることにより被記録材を幅方向に渡っ
て前記剪断板との間で挟圧保持する挟圧手段を備え、該
挟圧手段は、被記録材を前記剪断板との間で挟圧保持す
る部位が駆動源から動力伝達されて回動する駆動ローラ
にて形成され、該駆動ローラは、回動制御部によって、
被記録材のカット時に回動を停止するように制御されて
いることを特徴とする。
は、前記カッター刃の上流側近傍において、回動停止状
態の前記駆動ローラで被記録材を前記剪断板の下面との
間で挟圧保持して切断するので、被記録材の終端部分に
おいてカット後に残される被記録材の長さがカッター装
置内に収まってしまうような短尺なものであっても、切
断後に当該駆動ローラを回動させることにより確実且つ
容易に残された被記録材のカット屑(カット残り)を所
定の排出先に向けて送り出すことができる。従って、被
記録材の終端部分を無駄なく有効に使いきることが可能
な記録及びカット制御を構築することができる。
断板の下面との間で挟圧保持して切断するが、その際、
前記駆動ローラによって被記録材を非カット時の搬送位
置より上昇させて前記剪断板の下面に押し付ける構成で
あるので、通常の記録及び搬送工程では、前記駆動ロー
ラは非カット時の被記録材搬送位置(被記録材の進行経
路)より下に退避しており、邪魔にならない。
項1に記載されたカッター装置おいて、前記挟圧手段の
駆動ローラは、被記録材の非カット時には、被記録材が
前記剪断板の下面から離間した非カット時の搬送位置に
ある当該被記録材の下面に接触するように形成されてい
ることを特徴とする。
録材の非カット時には、被記録材が前記剪断板の下面か
ら離間した非カット時の搬送位置にある当該被記録材の
下面に接触するように形成されているので、通常の記録
及び搬送時には被記録材の進行を下側からガイドすると
共に、その回動により送り力も作用させることができ、
安定した搬送を実現することができる。
項1または2に記載されたカッター装置において、前記
カッター刃の下流側近傍に駆動源から動力伝達されて回
動する排出駆動ローラが設けられ、前記駆動ローラは前
記排出駆動ローラと連動することにより動力が伝達され
るように構成されていることを特徴とする。
ット位置を通過した被記録材を装置外に排出するための
前記排出駆動ローラの回動と連動させたので、カット後
にカッター刃より下流(送り方向における先方)に位置
する被記録材を搬送停止の状態で、カッター刃より上流
(送り方向における後方)に位置する被記録材だけ搬送
するといった状態の発生を完全に防止することができ
る。従って、互いに切断分離された被記録材同士の一方
の端部が他方の端部に押し付けられて損傷する虞を完全
に防止することができる。
項1から3のいずれか1項に記載されたカッター装置に
おいて、前記カッター刃がロータリ刃からなることを特
徴とする。本発明によれば、カッター刃がロータリ刃か
らなるので、カッター刃における被記録材カット部の負
荷が分散されてカッター刃の交換頻度を低下させること
ができる。
項1から4のいずれか1項に記載されたカッター装置に
おいて、前記駆動ローラが、被記録材の進行経路を側面
視して時計方向及び反時計方向に回動可能な、被記録材
の幅方向に延びる回動部材の回動軸から離間した端部に
設けられ、該回動部材を回動付勢する付勢部材によって
被記録材を挟圧保持する様に構成され、前記回動部材
が、回動軸の軸端にカムフォロア部を有し、前記カッタ
ー刃を支持する、主走査方向にスライド可能なカッター
ホルダが、前記カムフォロア部と係合するカム部を備
え、前記カッターホルダが前記回動部材における回動軸
の軸端付近にある時は、前記カム部と前記カムフォロア
部とが係合状態となって前記付勢部材に抗して前記回動
部材を回動させ、これによって前記駆動ローラによる被
記録材の非挟圧状態を形成し、前記カッターホルダが前
記回動部材における回動軸の軸端付近から離間した時
は、前記カム部と前記カムフォロア部とが非係合状態と
なって前記付勢部材の付勢力により前記回動部材を回動
させ、これによって前記駆動ローラによる被記録材の挟
圧状態を形成する、ことを特徴とする。
進行経路を側面視して回動可能な回動部材の端部に設
け、該回動部材を回動させることによって剪断板に駆動
ローラを圧接させ、以て被記録材の挟圧状態を形成する
ので、簡単な構造で低コストに駆動ローラによる被記録
材の挟圧を行うことができる。また、カッター刃を支持
するカッターホルダに設けられたカム部と、前記回動部
材に設けられたカムフォロア部との係合によって被記録
材の挟圧状態及び非挟圧状態を切り替えるように構成さ
れ、且つ、カッターホルダが、被記録材の幅方向に延び
る回動部材の回動軸の軸端付近にあるときは前記非挟圧
状態となって被記録材を負荷無く通過させるので、これ
によって被記録材通過時に前記カッターホルダが邪魔に
なることが無い。
は、被記録材に記録を行う記録部と、該記録部に被記録
材をその上流側から送る紙送りローラと、該記録部の下
流側近傍に設けられた排紙ローラと、該排紙ローラの下
流側に設けられ被記録材を所定位置でカットするカッタ
ー装置と、を備えた記録装置であって、前記カッター装
置は請求項1から5のいずれか1項に記載されたカッタ
ー装置であることを特徴とする。本発明によれば、記録
装置において、前述した本願請求項1から5のいずれか
1項に記載の発明と同様な作用効果を得ることができ
る。
項6に記載された記録装置において、ロール状に巻かれ
た被記録材を記録及びカット可能に構成されていること
を特徴とする。本発明はロール状に巻かれた被記録材を
カットする際に、特にその作用効果は顕著である。
一実施の形態について説明する。 1.両面印刷装置の概要 先ず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の一実施形態
に係る「記録装置」としての両面印刷装置の概要につい
て説明する。図1は両面印刷装置を正面上方から見た外
観斜視図であり、図2は、両面印刷装置の側断面概略図
であって、符号100は両面印刷装置を示している。
た被記録材としての印刷用紙(符号Rで示す)を装置手
前側の中央部に備えていて、且つ、印刷の行われた印刷
用紙を同じ装置手前側の中央部から排出する、給紙側と
排紙側とが一致した側面視略U字形の給送経路を備えて
いる。尚、以下説明の便宜の為、ロール状に巻かれた被
記録材の、当該ロール状態のものを「ロールR」と言
い、当該ロールRから繰り出されて印刷が可能となった
状態、或いは印刷が行われた状態の当該ロール紙を「ロ
ール紙P」と言うこととする。
るロール紙カセットを示していて、符号50Bは、印刷
の行われたロール紙Pを所定の位置でカットするカッタ
ー装置を示している。図1に示す様に、ロール紙カセッ
ト1は両面印刷装置100の本体手前側中央下に配置さ
れ、ロールRの交換の為に、両面印刷装置100の手前
側に抜脱することができる様になっている。
側(図2における右側から左側)に給送されるロール紙
Pは装置後方において上方に反転湾曲されて装置手前側
(図2におけるは右側)に進み、そしてロール紙カセッ
ト1の上方から排出される(図1参照)。ロール紙カセ
ット1の蓋部2は、カッター装置50Bによってロール
紙Pがカットされる際に発生するカットダストをスタッ
クする為のダストスタッカ部2cを備えていて(図1で
は図示せず)、カッター装置50で発生するカットダス
トは、カッター装置50Bの下方に設けられた窓穴10
1(図1参照)からダストスタッカ部2cへと落下する
様になっている。一方、目的物としての印刷が行われた
ロール紙Pについては、蓋部2の曲面2aを滑り落ち
て、ロール紙カセット1の手前側に設けられる排紙スタ
ッカ8(図1では図示せず)にスタックされる。尚、カ
ッター装置50Bの詳細な構成については後に詳述す
る。
行経路上に設けられる各構成要素について説明する。
尚、以下においては説明の便宜の為、ロール紙Pが排出
されるまでの一連の給送経路において、当該給送経路の
上流側を「上流側」、当該給送経路の下流側を「下流
側」と呼ぶこととする。
て、上下に2つのインクジェット式記録装置を備えてい
る。符号102Aは最初にロール紙Pに印刷を行う第1
インクジェット式記録装置(以下「第1記録装置」と略
称する)を示していて、符号102Bは、最後にロール
紙Pに印刷を行う第2インクジェット式記録部(以下
「第2記録装置」と略称する)を示している。第1記録
装置102Aは、ロール紙Pの搬送を行う搬送駆動ロー
ラ103a及び該搬送駆動ローラ103aに圧接する搬
送従動ローラ103bとからなる搬送ローラ(紙送りロ
ーラとも言う)103と、キャリッジ104の下面に設
けられる「記録部」としてのノズルヘッド104aと、
ノズルヘッド104aの下流側に設けられる排紙駆動ロ
ーラ105a及び該排紙駆動ローラ105aとの間でロ
ール紙Pを軽く押さえる排紙従動ローラ105bとから
なる排紙ローラ105から構成されている。
駆動モータによって回動駆動され、ノズルヘッド104
a側に向けてロール紙Pを一定ピッチで搬送する。キャ
リッジ104はキャリッジガイド軸104bにガイドさ
れつつ、図示を省略する駆動モータによって主走査方向
(図2における紙面の裏表方向)に往復動作する。ノズ
ルヘッド104aは、両面印刷装置100の装置手前側
上部(図2における右上)に設けられるインクカートリ
ッジ106からインクの供給を受け、その対向部位に搬
送されたロール紙Pへインクを吐出し、これによって印
刷が行われる。排紙駆動ローラ105aは、図示を省略
する駆動モータによって回動駆動され、印刷の行われた
ロール紙Pを下流側へ排紙する。
記録装置102Aと同じなので、図2においては同一構
成要素に同一符号を付してその説明は省略するが、第2
記録装置を構成する搬送ローラ103,ノズルヘッド1
04a,排紙ローラ105は、それぞれ「第2搬送ロー
ラ」,「第2記録部」,「第2排紙ローラ」としての機
能を果たしている。
2Aへ至る経路において、ロール紙Pは、ロール紙カセ
ット1に設けられた給紙ローラ11によって第1記録装
置102Aへと給送される。第1記録装置102Aにお
いては、ロール紙Pの片面(図2における上側面)に印
刷が行われ、そしてロール紙Pの先端は、カッター装置
50Aを通過し、カッター装置50Aの下流側近傍に設
けられる補助駆動ローラ107の回動によって給紙ガイ
ド108に送り込まれる。
U字形の形状をなしていて、これによって該給紙ガイド
108に送り込まれたロール紙Pは、上方に湾曲反転
し、第1記録装置102Aによって記録の行われた面を
下にした状態で第2記録装置102Bへと向かう。従っ
て、第2記録装置102Bにおいては、第2記録装置1
02Bにおけるノズルヘッド104aと対向するロール
紙Pの面が第1記録面とは反対側の面となっていて、従
って第2記録装置102Bによって印刷が行われること
により、以て、ロール紙Pの両面に印刷が行われる。
02Aの下流側にはカッター装置50Aが配設されてい
て、ロール紙Pの先端が、給紙ガイド108によって形
成されたU字形の給送経路の途中に設けられる補助給紙
ローラ109にニップされた後に、ロール紙Pは該カッ
ター装置50Aによってカットされ、このカットによっ
て単票紙状態となって第2記録装置102Bに給送さ
れ、そして印刷が行われる様になっている。
に、給紙ガイド108によって形成されるU字形の給送
経路上には、紙重なり検出器112,112が設けられ
ていて、該紙重なり検出器112,112により、カッ
トされて単票紙状態となったロール紙Pの後端と、該後
端に続く次のロール紙Pの先端との重なり状態を検出
し、必要に応じて第1記録装置102A側と第2記録装
置102B側の紙送り速度の調整を取るように構成され
ている。
なったロール紙Pの先端が第2記録装置102Bに到達
した際に、該単票紙状態となったロール紙Pの後端が第
1記録装置102A内に存在することが無いように、第
1記録装置102Aから第2記録装置102Bに至る給
送経路長が充分確保されている。
カッター装置50Bが配設されていて、単票紙状態とな
り且つ両面に印刷が行われて排紙されるロール紙Pは、
該カッター装置50Bによってその始端側と終端側の不
要な部分が切り落とされ、また、更に必要に応じて所定
の位置でカットされて、排紙スタッカ8に排紙される。
以上が、両面印刷装置100の概略である。尚、本実施
形態においては最初にロール紙Pに記録を行う第1記録
装置102Aを下部に配置し、最後にロール紙Pに記録
を行う第2記録装置102Bを上方に配置して、第1記
録装置102Aから排出されたロール紙Pを上方に反転
湾曲させる構成としているが、これを逆の構成とし、第
1記録装置102Aを上方に配置して、ロール紙Pを下
方に反転湾曲させて給送する構成としても構わない。
の概略構成について説明する。図3はカッター装置50
Bを正面上方から視た外観斜視図であり、図4は、カッ
ター装置50Bに設けられる排紙フレーム68を取り外
した状態を示す同外観斜視図である。また、図5は、カ
ッター刃ユニット51の斜視図であり、図6(A),
(B)はカッター装置50Bの両側面図である。
Bはサイドフレーム61a,61cと、該サイドフレー
ム61a,61cの間に設けられる、ロール紙Pの幅方
向に長いメインフレーム61bと、同様にロール紙Pの
幅方向に長い排紙フレーム68のこれらフレーム部材に
よってその基体が大略構成され、カットされるロール紙
Pは、排紙フレーム68の下部を、図3及び図4におけ
る奥側から手前側に向かって進み、そして排出される様
になっている。尚、図1及び図2に示した様に、図3及
び図4におけるカッター装置50Bの奥側(上流側)に
は第2記録装置102Bが配置されていて、カッター装
置50Bは該第2記録装置102Bのノズルヘッド10
4a(記録部)において印刷が行われ、排紙ローラ10
5により第2記録装置102B外に排出されたロール紙
Pを所定の位置でカットする。
にカッター刃ユニット51が配設されている。カッター
刃ユニット51は、メインフレーム61bの両端部付近
にそれぞれ設けられる駆動プーリ(図示せず)及び従動
プーリ(図示せず)に掛架される駆動ベルト(図示せ
ず)に連結され、サイドフレーム61cに取り付けられ
た駆動モータ56によって前記駆動プーリ(図示せず)
が回動されることにより、図3及び図4における左右方
向(ロール紙Pの幅方向)に往復動することができる様
になっている。
図である。カッター刃ユニット51は、ロータリカッタ
ー刃52と該ロータリカッター刃52を軸支するカッタ
ー刃ホルダ54とから構成されている。ロータリカッタ
ー刃52は、図5に示したように、円盤面がロール紙P
の進行を遮る様な垂直面と平行に配置され、剪断板53
の端面から、円盤の上部が少し上方に突出した状態で、
且つ円盤面が前記剪断板53の端面と接触するように設
けられている。剪断板53は、図4に示すように、ロー
ル紙Pの幅方向に長い、水平面に平行に設けられてい
る。
52aを中心に回動可能にカッター刃ホルダ54に軸支
されていて、カッター刃ユニット51が図5の矢印方向
に往復動すると、ロータリカッター刃52と一体的に回
動するように構成され且つ前記剪断板53の下面に押し
付けられて成る押し付けローラ(図示せず)と、該剪断
板53との摩擦力によって従動回動し、ロール紙Pを剪
断板53との間で下方から剪断するようになっている。
ム68の下部には排出駆動ローラ軸55aがサイドフレ
ーム61a,61cに軸支され、該排出駆動ローラ軸5
5aには、軸方向に渡って複数個の排出駆動ローラ55
が取り付けられている。排出駆動ローラ軸55aへは、
両面印刷装置100本体側に設けられる駆動モータ(図
示せず)から、サイドフレーム61cに設けられる歯車
輪列58を介して回動力が伝達され、そして排出駆動ロ
ーラ55が回動するようになっている。
ものであり、図示のように歯車輪列58は、カッター装
置50Bの最も上流側(図6における左側)に取り付け
られた歯車74と、排出駆動ローラ軸55aの一端に取
り付けられた歯車72と、歯車74と歯車72とを連結
する連結歯車73とからなり、両面印刷装置100に設
けられた動力伝達歯車75に歯車74が噛合することに
より、排出駆動ローラ軸55aが回動するようになって
いる。この実施の形態では、両面印刷装置100に設け
られた前記動力伝達歯車75は、該印刷装置100の記
録部下流近傍に位置して印刷された用紙を下流の装置1
00外に排出する排紙ローラ105と連動する歯車であ
る。
は排紙従動ローラ取付装置60がロール紙Pの幅方向に
渡って複数取り付けられている。また、該排紙従動ロー
ラ取付装置60によって、排出駆動ローラ55と接触し
て従動回動する排紙従動ローラ63が取り付けられてい
る(図7乃至図9)。従って、ロータリカッター刃52
によってカットされたロール紙Pは、排出駆動ローラ5
5と排紙従動ローラ63とによって軽く押さえられ、こ
のように軽く押さえられた状態で排出駆動ローラ55が
回動することにより排出方向(図3における手前側方
向)へ排出される。尚、排紙従動ローラ取付装置60の
詳細な構成については、後に説明する。以上が、カッタ
ー装置50Bの概略構成である。
び作用効果 次に、図7及び図8を参照しつつ、排紙従動ローラ取付
装置60の詳細な構成及び作用効果について説明する。
ここで、図7は、排紙従動ローラ取付装置60の斜視図
であり、図8(A),(B)は、排紙従動ローラ取付装
置60の側断面図である。
置60は、排紙フレーム68に取り付けられる枠部材6
2と、該枠部材62に回動可能に取り付けられる、排紙
従動ローラ63を軸支する回動部材64と、枠部材62
と回動部材64との間に掛架される引っ張りコイルばね
65とから構成されている。枠部材62は、回動部材6
4を囲むような形状をなし、図8に示す様に側面視略L
字形の形状をなす排紙フレーム68のコーナー部分にお
いて回動部材64の回動軸64bを軸受けする軸受部6
2bを有している。また、下流側(図8において右側)
には、引っ張りコイルばね65の一端が係止する係止部
62aが形成されている。
によって排紙従動ローラ63を図7に示すように軸方向
に2ヶ軸支する。排紙従動ローラ63は、歯車形状をな
すスター・ホイルからなり、これによって印刷の行われ
たロール紙Pと点接触して半乾燥状態となっている印刷
面における、インクの再付着を防止している。尚、本実
施形態においては排紙従動ローラ63にロール紙Pと点
接触を行うスター・ホイルを用いているが、印刷面のイ
ンクの乾燥状態が良好であれば、これをロール紙Pと弾
性的に面接触する弾性ローラとし、弾性的な面接触によ
って印刷面を保護するようにすることもできる。
おける左側)に設けられた回動軸64bを中心に図8に
示す時計方向及び反時計方向に回動可能となっていて、
回動することにより、排紙従動ローラ63が、仮想線で
示す排出駆動ローラ55に対して離間及び接近(圧接)
することができるようになっている。また、回動部材6
4には、上流側斜め上方(図8における左上)に向かっ
て延びるようなアーム部64cが形成されていて、該ア
ーム部64cの突端には、引っ張りコイルばね65の一
端が係止する係止部64dが形成されている。該係止部
64dと枠部材62に形成された係止部62aとの間に
は、前述の様に、引っ張りコイルばね65が掛架されて
いる。これにより、回動部材64は、常に図8に示す時
計方向に回動付勢された状態となり、従って排紙従動ロ
ーラ63は、常に排出駆動ローラ55に圧接する方向に
付勢された状態となっている。
付装置60の作用効果について以下図8を参照しつつ説
明する。先ず、前述のように、カッター装置50Bにお
いては、ロータリカッター刃52がロール紙Pの幅方向
に移動しつつ、ロール紙Pを剪断板53との間で剪断す
るが、この際に剪断されるロール紙Pは上方に浮き上が
ろうとする(図8(B)の状態)為、当該浮き上がろう
とする部分は、引っ張りコイルばね65によって付勢さ
れている排紙従動ローラ63から押さえ付けられるよう
な押圧力を受ける。
よって、前記ロール紙Pが浮き上がろうとする力の大小
は異なるものとなり、従ってロール紙Pの材質等に応じ
た適正な押圧力を設定する必要があるが、当該押圧力の
設定は、引っ張りコイルばね65のばね定数を変更する
のみで行うことができる。即ち、引っ張りコイルばね6
5は、係止部64dと係止部62aとの間に掛架され
て、回動部材64を回動付勢する役割のみを果たしてい
るので、図11に示した従来技術に係る棒ばね91の如
く、排紙従動ローラ90の軸支部材と付勢部材とを兼ね
る様な構成と比してばね定数の変更の自由度が向上し、
従って容易に且つ簡単に、ロール紙Pを押圧する押圧力
の設定を行うことが可能となる。
ラ取付装置60は、ロール紙Pの幅方向に渡って複数設
けられ、且つそれぞれ単独で排紙従動ローラ63を鉛直
方向に変位可能に取り付けているので、ロール紙Pの幅
方向に渡って複数設けられる排紙従動ローラ63が全て
一体的に排出駆動ローラ55に対して近接及び離間する
ような構成と比して、ロータリカッター刃52によって
カットされて浮き上がろうとするロール紙Pの部分と、
それ以外の部分とにおいて、適切な押圧力を付与するこ
とができる。
作用効果を奏する排紙従動ローラ取付装置60をカッタ
ー装置50Bに設けられる排紙従動ローラ63の取付に
適用したが、図2に示した、第1記録装置102A或い
は第2記録装置102Bに設けられる排紙従動ローラ1
05b等の取付に適用可能であることは言うまでも無
い。
効果 次に、図9を参照しつつ、ロータリカッター刃52の上
流側近傍でロール紙Pを挟圧保持する挟圧手段の構成及
び作用効果について説明する。ここで、図9はカッター
装置50Bの側断面図であり、(A)はロータリカッタ
ー刃52(カッター刃ユニット51)が待機位置(図4
における左側端)にある状態を、(B)はロータリカッ
ター刃52が待機位置に無い状態(ロール紙Pを剪断し
ている状態)を示している。
52の下流側近傍には前述の様に排出駆動ローラ55及
び排紙従動ローラ53が配設されている。排出駆動ロー
ラ55は、排出駆動ローラ軸55aに取り付けられてい
るが、排出駆動ローラ軸55aの一端には、第1カムフ
ォロア部67が設けられていて(図4参照)、該第1カ
ムフォロア部67には、ロール紙Pの幅方向に長い遮断
板66が連結されている(図4参照)。第1カムフォロ
ア部67は、排出駆動ローラ軸55aを中心に図9に示
す時計方向及び反時計方向に回動可能に設けられてい
て、また、第1カムフォロア部67に連結された遮断板
66も、同様に排出駆動ローラ軸55aを中心に回動す
るようになっている。更に、第1カムフォロア部67
は、図示しないねじりコイルばねによって図9(A)に
示す反時計方向(遮断面66aが垂直状態に向かう回動
方向)に回動付勢された状態となっている。
ニット51が待機位置に無い場合(ロール紙Pのカット
動作中である場合)には、「カム部」としてのカッター
刃ユニット51との係合状態が解かれ、前記ねじりコイ
ルばね(図示せず)の付勢力によって、図9(B)に示
すように、遮断面66aが略垂直状態となった状態に置
かれている。一方で、カッター刃ユニット51が待機位
置にある場合には、カッター刃ユニット51の第1カム
面51a(図5参照)と係合して、図9(A)に示すよ
うな状態に置かれ、これにより、遮断板66の遮断面6
6aが水平面に対して鋭角をなした状態(ほぼ水平な状
態)となる。
Bの非カット動作時において剪断板53の下面と、後に
詳述する挟圧駆動ローラ69との間のクリアランスを通
過し、排出駆動ローラ55と排紙従動ローラ53とに軽
く押さえられて下流側(図9(A)において矢印で示す
方向)に進行する。その際、剪断板53と挟圧駆動ロー
ラ69との間を通過したロール紙Pの先端が、場合によ
って排出駆動ローラ55の手前で下方に垂れ下がること
により、ロール紙Pの先端が排出駆動ローラ55の下側
に潜り込んで正規の進行経路を進まない虞がある。しか
し、本実施の形態では、遮断板66の遮断面66aが、
図9(A)に示すように、水平面に対して鋭角をなした
ほぼ水平な状態となっていることにより、ロール紙Pの
先端が排出駆動ローラ55の下に潜り込むような不具合
を防止し、ロール紙Pが確実に正規の進行経路を辿るよ
うに構成している。
断板53との間で挟圧保持する挟圧手段について説明す
る。該挟圧手段は、ロール紙Pのカット時に前記ロータ
リカッター刃52の上流側近傍において、ロール紙Pを
非カット時の搬送位置(図9(A)の位置)より上昇さ
せて、図9(B)に示した如く剪断板53の下面に押し
付ける。この挟圧手段は、ロール紙Pを剪断板53の下
面との間で挟圧保持する部位が、駆動源から動力伝達さ
れて回動する駆動ローラ69にて形成され、該駆動ロー
ラ69は、図示しない回動制御部によって、ロール紙P
のカット時に回動を停止するように制御されている。
ット時には、ロール紙Pが前記剪断板(固定刃)53の
下面から離間した非カット時の搬送位置にある当該ロー
ル紙Pの下面に接触するように形成されている(図9
(B))。また、前記ロータリカッター刃52の下流側
近傍に駆動源から動力伝達されて回動する排出駆動ロー
ラ55が設けられ、前記駆動ローラ69は前記排出駆動
ローラ55と連動することにより動力が伝達されるよう
に構成されている。
る。剪断板53の下部には、回動部材70が、その回動
軸70bを回動中心として図9に示す時計方向及び反時
計方向に回動可能に設けられ、且つ、ねじりコイルばね
71によって、常に図9に示す反時計方向に回動付勢さ
れた状態に置かれている。回動部材70は、回動軸70
bから離間した位置において挟圧駆動ローラ軸69aを
軸支し、該挟圧駆動ローラ軸69aには、挟圧駆動ロー
ラ69が取り付けられていて、該挟圧駆動ローラ軸69
が、回動部材70の回動により、剪断板53の下面に対
して離間及び圧接可能となっている。
ト51の下方に位置する部分には、第2カムフォロア部
70aが形成されていて、該第2カムフォロア部70a
は、第1カムフォロア部67と同様、カッター刃ユニッ
ト51が待機位置に無い場合(ロール紙Pのカット動作
中である場合)にはカッター刃ユニット51下部の第2
カム面51bとの係合状態が解かれ、これにより、ねじ
りコイルばね71の付勢力によって、図9(B)に示す
ように、挟圧駆動ローラ69が上昇して剪断板53の下
面に圧接した状態となる。一方で、カッター刃ユニット
51が待機位置にある場合には、カッター刃ユニット5
1の第2カム面51bと係合して、図9(A)に示すよ
うな状態に置かれ、これにより、剪断板53の下面と挟
圧駆動ローラ69との間にロール紙Pが通過する一定の
クリアランスを形成されるようになっている。
動源から回動力が伝達され、従って挟圧駆動ローラ69
が回動可能となるように構成されている。図6(A)は
当該挟圧駆動ローラ69を回動可能とする歯車機構57
の構成を示したものであり、符号80は、挟圧駆動ロー
ラ軸69aの一端に設けられる歯車を示している。歯車
機構57は図3に示した様にカッター装置50Bのサイ
ドフレーム61aに設けられていて、該サイドフレーム
61aにおいて、歯車76乃至79が噛合した状態で回
動可能に固設されている。ここで、歯車80は歯車79
と常に噛合した状態に設けられているが、前述の通り、
歯車80を取り付ける挟圧駆動ローラ軸69aは回動部
材70の回動によってその軸心位置が変位する為、従っ
て図6(A)においては、歯車80は、歯車79を太陽
歯車とする遊星歯車となっている。歯車80に動力を伝
達する歯車76は、排出駆動ローラ軸55aに取り付け
られていて、従って排出駆動ローラ軸55aの回動によ
り、挟圧駆動ローラ軸69aが連動して回動するように
なっている。尚、排出駆動ローラ軸55aを回動させる
歯車機構58は、図6(B)を参照しつつ前述した通り
である。
9によるロール紙Pの挟圧手段について、以下図9及び
図10を参照しつつその作用効果を説明する。図10は
ロール状の被記録材の終端部分においてカット後に短尺
なカット屑が残された状態の側断面図である。
ター刃52の上流側近傍において、回動停止状態の駆動
ローラ69でロール紙Pを前記剪断板53の下面との間
で挟圧保持して切断する。従って、図10に示したよう
に、ロール紙Pの終端部分においてカット後に残される
ロール紙Pの長さがカッター装置内に収まってしまうよ
うな短尺なものであっても、切断後に当該駆動ローラ6
9を回動させることにより確実且つ容易に残されたロー
ル紙Pのカット屑(カット残り)を所定の排出先に向け
て送り出すことができる。従って、ロール紙Pの終端部
分を無駄なく有効に使いきることが可能な記録及びカッ
ト制御を構築することができる。
と排出駆動ローラ55との間の下方に図示しない屑受け
部が配設され、駆動ローラ69を正転方向(図10に示
す時計方向)に回動させることによって、カット屑をそ
の屑受け部に落とし込むようになっている。カット屑の
排出先は設計的に可能な範囲で適宜変更可能であること
は勿論である。例えば、駆動ローラ69を逆転方向(図
10に示す反時計方向)に回動させることによって、カ
ット屑を上流側に排出することができる。
記剪断板53の下面との間で挟圧保持して切断するが、
その際、前記駆動ローラ69によってロール紙Pを非カ
ット時の搬送位置より上昇させて前記剪断板53の下面
に押し付ける構成であるので、通常の記録及び搬送工程
では、前記駆動ローラ69は非カット時の被記録材搬送
位置(被記録材の進行経路)より下に退避しており、邪
魔にならない。
69は、ロール紙Pの非カット時には、ロール紙Pが前
記剪断板53の下面から離間した非カット時の搬送位置
にある当該ロール紙Pの下面に接触するように形成され
ているので(図9(B))、通常の記録及び搬送時には
ロール紙Pの進行を下側からガイドすると共に、その回
動により送り力も作用させることができ、安定した搬送
を実現することができる。
の回動を、カット位置を通過した被記録材を装置外に排
出するための前記排出駆動ローラ55の回動と連動させ
たので、カット後にロータリカッター刃52より下流
(送り方向における先方)に位置する被記録材を搬送停
止の状態で、ロータリカッター刃52より上流(送り方
向における後方)に位置する被記録材だけ搬送するとい
った状態の発生を完全に防止することができる。従っ
て、ロータリカッター刃52によって互いに切断分離さ
れた被記録材同士の一方の端部が他方の端部に押し付け
られて損傷する虞を完全に防止することができる。
記録材のカット時には、前記カッター刃の上流側近傍に
おいて、回動停止状態の前記駆動ローラで被記録材を前
記剪断板の下面との間で挟圧保持して切断するので、被
記録材の終端部分においてカット後に残される被記録材
の長さがカッター装置内に収まってしまうような短尺な
ものであっても、切断後に当該駆動ローラを回動させる
ことにより確実且つ容易に残された被記録材のカット屑
(カット残り)を所定の排出先に向けて送り出すことが
できる。従って、被記録材の終端部分を無駄なく有効に
使いきることが可能な記録及びカット制御を構築するこ
とができる。
る。
る。
る。
り外した状態を示す斜視図である。
刃ユニットの斜視図である。
側面図である。
視図である。
図であり、(A)は被記録材が通常の位置にある場合を
示し、(B)は被記録材が少し持ち上がった場合を示
す。
(A)はカッター刃が待機位置にある状態を、(B)は
カッター刃が待機位置に無い状態を示している。
り、ロール状の被記録材の終端部分においてカット後に
短尺なカット屑が残された状態の側断面図である。
視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 被記録材の幅方向に平坦な剪断板と、 該剪断板との間で被記録材を下方から剪断する、被記録
材の幅方向に移動可能なカッター刃と、を備えたカッタ
ー装置であって、 被記録材のカット時に前記カッター刃の上流側近傍にお
いて、該被記録材を非カット時の搬送位置より上昇させ
て前記剪断板の下面に押し付けることにより被記録材を
幅方向に渡って前記剪断板との間で挟圧保持する挟圧手
段を備え、 該挟圧手段は、被記録材を前記剪断板との間で挟圧保持
する部位が駆動源から動力伝達されて回動する駆動ロー
ラにて形成され、 該駆動ローラは、回動制御部によって、被記録材のカッ
ト時に回動を停止するように制御されていることを特徴
とするカッター装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記挟圧手段の駆動
ローラは、被記録材の非カット時には、被記録材が前記
剪断板の下面から離間した非カット時の搬送位置にある
当該被記録材の下面に接触するように形成されているこ
とを特徴とするカッター装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記カッタ
ー刃の下流側近傍に駆動源から動力伝達されて回動する
排出駆動ローラが設けられ、前記駆動ローラは前記排出
駆動ローラと連動することにより動力が伝達されるよう
に構成されていることを特徴とするカッター装置。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項におい
て、前記カッター刃がロータリ刃からなることを特徴と
するカッター装置。 - 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項において、
前記駆動ローラが、被記録材の進行経路を側面視して時
計方向及び反時計方向に回動可能な、被記録材の幅方向
に延びる回動部材の回動軸から離間した端部に設けら
れ、該回動部材を回動付勢する付勢部材によって被記録
材を挟圧保持する様に構成され、 前記回動部材が、回動軸の軸端にカムフォロア部を有
し、 前記カッター刃を支持する、主走査方向にスライド可能
なカッターホルダが、前記カムフォロア部と係合するカ
ム部を備え、 前記カッターホルダが前記回動部材における回動軸の軸
端付近にある時は、前記カム部と前記カムフォロア部と
が係合状態となって前記付勢部材に抗して前記回動部材
を回動させ、これによって前記駆動ローラによる被記録
材の非挟圧状態を形成し、 前記カッターホルダが前記回動部材における回動軸の軸
端付近から離間した時は、前記カム部と前記カムフォロ
ア部とが非係合状態となって前記付勢部材の付勢力によ
り前記回動部材を回動させ、これによって前記駆動ロー
ラによる被記録材の挟圧状態を形成する、ことを特徴と
するカッター装置。 - 【請求項6】 被記録材に記録を行う記録部と、 該記録部に被記録材をその上流側から送る紙送りローラ
と、 該記録部の下流側近傍に設けられた排紙ローラと、 該排紙ローラの下流側に設けられ被記録材を所定位置で
カットするカッター装置と、を備えた記録装置であっ
て、 前記カッター装置は請求項1から5のいずれか1項に記
載されたカッター装置であることを特徴とする記録装
置。 - 【請求項7】 請求項6において、ロール状に巻かれた
被記録材を記録及びカット可能に構成されていることを
特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307556A JP3879819B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-10-03 | カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-24653 | 2001-01-31 | ||
JP2001024653 | 2001-01-31 | ||
JP2001307556A JP3879819B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-10-03 | カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002301685A true JP2002301685A (ja) | 2002-10-15 |
JP3879819B2 JP3879819B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=26608708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001307556A Expired - Fee Related JP3879819B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-10-03 | カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3879819B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004269134A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Seiko Epson Corp | 記録装置及び液体噴射装置 |
JP2008119935A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷システム、画像形成装置、制御装置およびプログラム |
JP2008200815A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toppan Forms Co Ltd | ミシン線加工方法 |
WO2012133251A1 (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | ブラザー工業株式会社 | 搬送切断装置 |
JP2016185575A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | ブラザー工業株式会社 | 切断物作成装置 |
CN107599012A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-01-19 | 天津市海正泰克塑胶制品有限公司 | 一种军用三角巾预切割装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7441510B2 (ja) | 2020-08-26 | 2024-03-01 | デュプロ精工株式会社 | シート加工装置 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307556A patent/JP3879819B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004269134A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Seiko Epson Corp | 記録装置及び液体噴射装置 |
JP2008119935A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷システム、画像形成装置、制御装置およびプログラム |
JP2008200815A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toppan Forms Co Ltd | ミシン線加工方法 |
WO2012133251A1 (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | ブラザー工業株式会社 | 搬送切断装置 |
JP2012206185A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Brother Industries Ltd | 搬送切断装置 |
JP2016185575A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | ブラザー工業株式会社 | 切断物作成装置 |
CN107599012A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-01-19 | 天津市海正泰克塑胶制品有限公司 | 一种军用三角巾预切割装置 |
CN107599012B (zh) * | 2017-10-24 | 2023-05-26 | 天津市海正泰克塑胶制品有限公司 | 一种军用三角巾预切割装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3879819B2 (ja) | 2007-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1790486B1 (en) | Recording medium conveying mechanism and image recording device including the same | |
JP5348377B2 (ja) | ロール紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP3867779B2 (ja) | カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置 | |
JP4192083B2 (ja) | プリンタ | |
JPH092441A (ja) | ラベルプリンタ | |
JP2002301685A (ja) | カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置 | |
JP5671820B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3812641B2 (ja) | 排紙従動ローラ取付装置及び該排紙従動ローラ取付装置を備えた記録装置 | |
JP3802380B2 (ja) | プリンタ | |
JPH0815804B2 (ja) | 印字装置における用紙搬送制御方法 | |
JP3894751B2 (ja) | ロール紙を使用するプリンタ | |
JPH1110970A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP3885878B2 (ja) | カッター装置及び該カッター装置を備えた記録装置 | |
JP2636172B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP4139299B2 (ja) | 被記録体切断装置、及び、その被記録体切断装置を具備する画像記録装置 | |
JP3985563B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP4599007B2 (ja) | シート供給装置およびこれを備えた記録装置 | |
JP2006193303A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3042656B2 (ja) | 用紙回収装置 | |
JP2003025660A (ja) | 用紙カット機能付きインクジェットプリンタ | |
JP3432097B2 (ja) | シート材給送装置および画像記録装置並びに画像読取装置 | |
JP2004026479A (ja) | シート材給送装置および記録装置 | |
JPH0632002A (ja) | 印字装置 | |
JPH091883A (ja) | インクジェット式記録機構 | |
JPS63249674A (ja) | 感熱転写記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |