JP2002276799A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アップシフト中の締結装置のスタンバイフェ
ーズにおける油圧を適正に制御して、ショックの発生を
防止し速やかに変速を終了させる。 【解決手段】 ステップ102、103で読み込んだエ
ンジン負荷と車速をもとに、ステップ104、105で
テーブルを参照してスタンバイフェーズの目標時間Tt
を設定する。ステップ106でスタンバイフェーズの実
時間Trを計測し、ステップ107で学習補正値ΔP=
k(Tr−Tt)を算出して、ステップ108でこれを
記憶する。次回の変速に際しては、前回変速時の油圧指
令値に学習補正値ΔPを加えたものを新たな油圧指令値
とする。この学習制御を、アクセルペダルの踏み角がほ
ぼ一定のままで車速が増大する小領域R1、R2、・・
・で行うので、急なトルク変動等の影響を受けず、油圧
系統の特性の変動を高精度に補償することができる。
ーズにおける油圧を適正に制御して、ショックの発生を
防止し速やかに変速を終了させる。 【解決手段】 ステップ102、103で読み込んだエ
ンジン負荷と車速をもとに、ステップ104、105で
テーブルを参照してスタンバイフェーズの目標時間Tt
を設定する。ステップ106でスタンバイフェーズの実
時間Trを計測し、ステップ107で学習補正値ΔP=
k(Tr−Tt)を算出して、ステップ108でこれを
記憶する。次回の変速に際しては、前回変速時の油圧指
令値に学習補正値ΔPを加えたものを新たな油圧指令値
とする。この学習制御を、アクセルペダルの踏み角がほ
ぼ一定のままで車速が増大する小領域R1、R2、・・
・で行うので、急なトルク変動等の影響を受けず、油圧
系統の特性の変動を高精度に補償することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用の自動変速
機における変速制御装置に関する。
機における変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の自動変速機は、遊星歯車機構と
油圧で作動するクラッチやブレーキなど複数の締結装置
を組み合わせ、締結装置の締結・解放の組み合わせによ
りそれぞれ所定の変速比を与える複数の変速段を実現す
る。締結装置の締結に際しては、変速ショックを防止し
ながら速やかに変速が完了するように、締結装置への油
圧を制御する必要がある。
油圧で作動するクラッチやブレーキなど複数の締結装置
を組み合わせ、締結装置の締結・解放の組み合わせによ
りそれぞれ所定の変速比を与える複数の変速段を実現す
る。締結装置の締結に際しては、変速ショックを防止し
ながら速やかに変速が完了するように、締結装置への油
圧を制御する必要がある。
【0003】このため、例えば特開2000−8112
5号公報には、変速機の入出力回転比で表わされるギヤ
比が変速前ギヤ比から変速後ギヤ比に向けて変化してい
るイナーシャフェーズにおいて、その初期には締結装置
への油圧指令値を一定棚圧にして変速を進行させ、後期
では実際のギヤ比が目標ギヤ比になるようにフィードバ
ック制御するように構成された変速制御装置が開示され
ている。
5号公報には、変速機の入出力回転比で表わされるギヤ
比が変速前ギヤ比から変速後ギヤ比に向けて変化してい
るイナーシャフェーズにおいて、その初期には締結装置
への油圧指令値を一定棚圧にして変速を進行させ、後期
では実際のギヤ比が目標ギヤ比になるようにフィードバ
ック制御するように構成された変速制御装置が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、締結装置は
駆動側および被駆動側の摩擦要素を備えて油圧によりこ
れらを互いに締結あるいは解放させるが、変速指令を受
けて締結装置への油圧供給が開始されても、摩擦要素は
すぐには締結開始されず、締結装置の油圧室に作動オイ
ルが充填されてはじめて摩擦要素が実際に締結を開始す
るので、ギヤ比が変化を開始するまでにスタンバイフェ
ーズを通過しなければならない。
駆動側および被駆動側の摩擦要素を備えて油圧によりこ
れらを互いに締結あるいは解放させるが、変速指令を受
けて締結装置への油圧供給が開始されても、摩擦要素は
すぐには締結開始されず、締結装置の油圧室に作動オイ
ルが充填されてはじめて摩擦要素が実際に締結を開始す
るので、ギヤ比が変化を開始するまでにスタンバイフェ
ーズを通過しなければならない。
【0005】このスタンバイフェーズにおいては、一般
に図8に示すように、時刻t0で変速指令を受けて油圧
指令値を一旦高レベルに上昇させた後、時刻t1から所
定時間低レベルを維持する、そして、時刻t2からギヤ
比が変化しはじめる時刻t3までは所定の傾斜で上昇さ
せる。時刻t3以降は上述のイナーシャフェーズであ
る。上記の時刻t2は、油圧室への作動オイルの充填が
完了する点を想定して設定され、破線は油圧の実際値を
示す。
に図8に示すように、時刻t0で変速指令を受けて油圧
指令値を一旦高レベルに上昇させた後、時刻t1から所
定時間低レベルを維持する、そして、時刻t2からギヤ
比が変化しはじめる時刻t3までは所定の傾斜で上昇さ
せる。時刻t3以降は上述のイナーシャフェーズであ
る。上記の時刻t2は、油圧室への作動オイルの充填が
完了する点を想定して設定され、破線は油圧の実際値を
示す。
【0006】ところで、上記時刻t0からt3のスタン
バイフェーズにおける油圧指令値に対して油圧室に入る
油圧の実際値には、油圧室への充填完了時に急上昇する
サージSが発生する。ここで、スタンバイフェーズにお
ける油圧指令値が高過ぎると、図9の(a)に示される
ように、実際の充填が時刻t2より前に完了してしまう
とともに、油圧指令値とそれまでの実際値との差が大き
いためにサージSが大きくなりショックが発生する。ま
た、油圧指令値が低過ぎると、図9の(b)に示される
ように、油圧指令値としてはイナーシャフェーズ開始点
へ向けて油圧を増大させているべきときに、実際にはま
だ充填が完了していないという現象が生じ、変速時間の
増大につながる。
バイフェーズにおける油圧指令値に対して油圧室に入る
油圧の実際値には、油圧室への充填完了時に急上昇する
サージSが発生する。ここで、スタンバイフェーズにお
ける油圧指令値が高過ぎると、図9の(a)に示される
ように、実際の充填が時刻t2より前に完了してしまう
とともに、油圧指令値とそれまでの実際値との差が大き
いためにサージSが大きくなりショックが発生する。ま
た、油圧指令値が低過ぎると、図9の(b)に示される
ように、油圧指令値としてはイナーシャフェーズ開始点
へ向けて油圧を増大させているべきときに、実際にはま
だ充填が完了していないという現象が生じ、変速時間の
増大につながる。
【0007】しかしながら、従来の変速制御装置では、
フィードバック制御がイナーシャフェーズにおいてのみ
行なわれているので、スタンバイフェーズにおける上記
現象に起因して、変速時に依然としてショック発生や変
速時間のずれが発生する場合があり、自動変速機の商品
価値を損なうものとなる。したがって本発明は、上記の
問題点に鑑み、締結装置のスタンバイフェーズにおける
油圧を適正に制御して、ショックの発生を防止しながら
速やかに変速ができる自動変速機の変速制御装置を提供
することを目的とする。
フィードバック制御がイナーシャフェーズにおいてのみ
行なわれているので、スタンバイフェーズにおける上記
現象に起因して、変速時に依然としてショック発生や変
速時間のずれが発生する場合があり、自動変速機の商品
価値を損なうものとなる。したがって本発明は、上記の
問題点に鑑み、締結装置のスタンバイフェーズにおける
油圧を適正に制御して、ショックの発生を防止しながら
速やかに変速ができる自動変速機の変速制御装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、運転状態に応じた第1のギヤ比から第2のギヤ比
への変速指令に基づいて、ギヤ比が変化しはじめるまで
の間、一旦高レベルに上昇した後、所定時間低レベルを
維持し、その後所定の傾斜で上昇する油圧指令値を出力
して、解放状態にある締結装置を締結させる自動変速機
の油圧制御装置であって、変速指令から締結装置へ油圧
が供給されてギヤ比が変化しはじめるまでの目標時間を
設定するスタンバイフェーズ目標時間設定手段と、変速
指令から締結装置へ油圧が供給されてギヤ比が変化しは
じめるまでの実時間を計測するスタンバイフェーズ実時
間計測手段と、目標時間と実時間のずれに基づいて補正
油圧値を算出する補正値算出手段と、次回の変速に際し
て油圧指令値を補正油圧値で補正する油圧指令値補正手
段とを有するものとした。
明は、運転状態に応じた第1のギヤ比から第2のギヤ比
への変速指令に基づいて、ギヤ比が変化しはじめるまで
の間、一旦高レベルに上昇した後、所定時間低レベルを
維持し、その後所定の傾斜で上昇する油圧指令値を出力
して、解放状態にある締結装置を締結させる自動変速機
の油圧制御装置であって、変速指令から締結装置へ油圧
が供給されてギヤ比が変化しはじめるまでの目標時間を
設定するスタンバイフェーズ目標時間設定手段と、変速
指令から締結装置へ油圧が供給されてギヤ比が変化しは
じめるまでの実時間を計測するスタンバイフェーズ実時
間計測手段と、目標時間と実時間のずれに基づいて補正
油圧値を算出する補正値算出手段と、次回の変速に際し
て油圧指令値を補正油圧値で補正する油圧指令値補正手
段とを有するものとした。
【0009】請求項2の発明は、スタンバイフェーズ目
標時間設定手段が、エンジン負荷と車速で規定されエン
ジン負荷の変化がほぼ一定で車速が増大する小領域ごと
に目標時間を設定するものであることとした。請求項3
の発明は、とくに上記の目標時間が、車速が高いほど長
く設定されているものである。
標時間設定手段が、エンジン負荷と車速で規定されエン
ジン負荷の変化がほぼ一定で車速が増大する小領域ごと
に目標時間を設定するものであることとした。請求項3
の発明は、とくに上記の目標時間が、車速が高いほど長
く設定されているものである。
【0010】請求項4の発明は、さらに油温を検出する
油温検出手段を有するとともに、油圧指令値補正手段は
予め設定されている基本油圧指令値を前記補正油圧値で
補正するものであり、スタンバイフェーズ目標時間設定
手段は、油温検出手段で検出した油温に応じて目標時間
を設定するものとした。
油温検出手段を有するとともに、油圧指令値補正手段は
予め設定されている基本油圧指令値を前記補正油圧値で
補正するものであり、スタンバイフェーズ目標時間設定
手段は、油温検出手段で検出した油温に応じて目標時間
を設定するものとした。
【0011】請求項5の発明は、とくに基本油圧指令値
を、油温が低いほど高く設定するようにし、請求項6の
発明は、目標時間を、油温が低いほど長く設定するよう
にしたものである。また、請求項7の発明は、補正油圧
値を、油温が低いほど高く設定するようにしたものであ
る。
を、油温が低いほど高く設定するようにし、請求項6の
発明は、目標時間を、油温が低いほど長く設定するよう
にしたものである。また、請求項7の発明は、補正油圧
値を、油温が低いほど高く設定するようにしたものであ
る。
【0012】請求項8の発明は、次回の変速が、今回の
補正油圧値の算出に用いた目標時間が設定された小領域
外における変速を含むものとした。
補正油圧値の算出に用いた目標時間が設定された小領域
外における変速を含むものとした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1は、本発明を適用した締結装置
にかかる第1の実施例の油圧制御回路図である。この締
結装置30は自動変速機における複数の変速段のなかで
第1速では解放されており、第2速で締結されるものと
する。自動変速機はともに図示省略のトルクコンバータ
を介してエンジンに連結されている。電子制御ユニット
(ECU)10にエンジン回転数センサ11、エンジン
のスロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサ
12、トルクコンバータのタービン回転数を検出するタ
ービン回転数センサ13、車速センサ14、およびエン
ジン吸入空気量センサ15からの信号が入力されるよう
になっている。車速センサ14は自動変速機の出力軸の
回転数を検出し、これに所定の係数を乗ずることにより
車速を得ることができる。出力軸の回転数とタービン回
転数の比は自動変速機のギヤ比となる。
例により説明する。図1は、本発明を適用した締結装置
にかかる第1の実施例の油圧制御回路図である。この締
結装置30は自動変速機における複数の変速段のなかで
第1速では解放されており、第2速で締結されるものと
する。自動変速機はともに図示省略のトルクコンバータ
を介してエンジンに連結されている。電子制御ユニット
(ECU)10にエンジン回転数センサ11、エンジン
のスロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサ
12、トルクコンバータのタービン回転数を検出するタ
ービン回転数センサ13、車速センサ14、およびエン
ジン吸入空気量センサ15からの信号が入力されるよう
になっている。車速センサ14は自動変速機の出力軸の
回転数を検出し、これに所定の係数を乗ずることにより
車速を得ることができる。出力軸の回転数とタービン回
転数の比は自動変速機のギヤ比となる。
【0014】締結装置30には図示しない油圧室が備え
られ、ライン圧をコントロール弁22で調圧した油圧が
供給されるようになっている。コントロール弁22は、
ライン圧をもとにした一定圧であるパイロット圧をソレ
ノイドバルブ20で制御した油圧で駆動される。電子制
御ユニット10は、ソレノイドバルブ20に制御信号を
出力する。
られ、ライン圧をコントロール弁22で調圧した油圧が
供給されるようになっている。コントロール弁22は、
ライン圧をもとにした一定圧であるパイロット圧をソレ
ノイドバルブ20で制御した油圧で駆動される。電子制
御ユニット10は、ソレノイドバルブ20に制御信号を
出力する。
【0015】コントロール弁22はソレノイドバルブ2
0からの制御油圧により、入力ポート22aに入力され
るライン圧を調圧して出力ポート22bから締結装置3
0へ出力する。電子制御ユニット10は同様にして、図
示省略の他の締結装置に対する制御信号を出力する。
0からの制御油圧により、入力ポート22aに入力され
るライン圧を調圧して出力ポート22bから締結装置3
0へ出力する。電子制御ユニット10は同様にして、図
示省略の他の締結装置に対する制御信号を出力する。
【0016】電子制御ユニット10は、その内部におい
て油圧指令値を生成し、油圧指令値に対応する電流を上
記制御信号として出力する。電子制御ユニット10では
まず、運転状態がスロットルバルブ開度と車速とに基づ
いてあらかじめ設定された変速線を越えたとき変速指令
を出力する。図2は、変速指令が出力されて第1速から
第2速へアップシフトする際の電子制御ユニット10に
よる油圧制御の流れを示すフローチャートである。
て油圧指令値を生成し、油圧指令値に対応する電流を上
記制御信号として出力する。電子制御ユニット10では
まず、運転状態がスロットルバルブ開度と車速とに基づ
いてあらかじめ設定された変速線を越えたとき変速指令
を出力する。図2は、変速指令が出力されて第1速から
第2速へアップシフトする際の電子制御ユニット10に
よる油圧制御の流れを示すフローチャートである。
【0017】まず、ステップ101において、上記変速
指令に基づいて、締結装置30への作動油圧を制御する
ため、図3に示すような油圧指令値P1の出力を開始す
る。ここで、油圧指令値P1は、前回の第1速−第2速
変速の際に用いた油圧指令値P0に、後述する前回の学
習補正値ΔPを加えたものとする。P1=P0+ΔP油
圧指令値P1はスタンバイフェーズにおいて、先の図5
に示したと同様に、時刻t0で変速指令を受けると同時
に一旦高レベルに上昇した後、時刻t1から所定時間低
レベルを維持し、時刻t2からギヤ比が変化しはじめる
時刻t3までは所定の傾斜で上昇する。
指令に基づいて、締結装置30への作動油圧を制御する
ため、図3に示すような油圧指令値P1の出力を開始す
る。ここで、油圧指令値P1は、前回の第1速−第2速
変速の際に用いた油圧指令値P0に、後述する前回の学
習補正値ΔPを加えたものとする。P1=P0+ΔP油
圧指令値P1はスタンバイフェーズにおいて、先の図5
に示したと同様に、時刻t0で変速指令を受けると同時
に一旦高レベルに上昇した後、時刻t1から所定時間低
レベルを維持し、時刻t2からギヤ比が変化しはじめる
時刻t3までは所定の傾斜で上昇する。
【0018】同時にステップ102において、エンジン
負荷信号を読み込み、ステップ103で車速信号を読み
込む。エンジン負荷信号としては、例えばスロットルセ
ンサ12の入力値、またはエンジン回転数とエンジン吸
入空気量から演算されるエンジン出力軸トルク値を用い
る。そして、ステップ104において、あらかじめ設定
されている学習目標時間算出用のテーブルを参照して、
目標時間学習の運転状態にあるかどうかをチェックす
る。図4はこの学習目標時間算出用のテーブルを示し、
エンジン負荷と車速で決定される多数の小領域R(R
1、R2、・・・、Rn)が設けられている。これらの
小領域Rはスロットルバルブ開度と車速で設定される第
1速−第2速変速線Z上に互いに接して並べられてい
る。
負荷信号を読み込み、ステップ103で車速信号を読み
込む。エンジン負荷信号としては、例えばスロットルセ
ンサ12の入力値、またはエンジン回転数とエンジン吸
入空気量から演算されるエンジン出力軸トルク値を用い
る。そして、ステップ104において、あらかじめ設定
されている学習目標時間算出用のテーブルを参照して、
目標時間学習の運転状態にあるかどうかをチェックす
る。図4はこの学習目標時間算出用のテーブルを示し、
エンジン負荷と車速で決定される多数の小領域R(R
1、R2、・・・、Rn)が設けられている。これらの
小領域Rはスロットルバルブ開度と車速で設定される第
1速−第2速変速線Z上に互いに接して並べられてい
る。
【0019】各小領域Rは目標時間の学習を行うべき運
転状態を設定(規定)しているとともに、目標時間Tt
を設定している。目標時間Ttは、エンジン負荷および
車速の最小端側で短く例えば0.9sec(秒)に設定
され、エンジン負荷および車速の最大端側で長く例えば
1.1sec(秒)に設定されている。これは、車速が
高いほど締結装置30への作動油圧の充填に時間がかか
るなどにより、通常の変速における変速時間の特性に対
応させたものである。また、各小領域Rはエンジン負荷
の範囲が小さく、車速の範囲は比較的に大きくなってい
る。換言すれば、図示しないアクセルペダルの踏み角が
ほぼ一定のままで車速が増大してアップシフトする状況
の中で変速時間を学習するようになっている。
転状態を設定(規定)しているとともに、目標時間Tt
を設定している。目標時間Ttは、エンジン負荷および
車速の最小端側で短く例えば0.9sec(秒)に設定
され、エンジン負荷および車速の最大端側で長く例えば
1.1sec(秒)に設定されている。これは、車速が
高いほど締結装置30への作動油圧の充填に時間がかか
るなどにより、通常の変速における変速時間の特性に対
応させたものである。また、各小領域Rはエンジン負荷
の範囲が小さく、車速の範囲は比較的に大きくなってい
る。換言すれば、図示しないアクセルペダルの踏み角が
ほぼ一定のままで車速が増大してアップシフトする状況
の中で変速時間を学習するようになっている。
【0020】現在の運転状態がいずれかの小領域Rに入
っているときは、目標時間学習の運転状態にあるとし
て、ステップ105に進む。ステップ105では、テー
ブルの当該小領域Rに設定された時間を目標時間Ttと
して、以下、学習制御に入る。まずステップ106にお
いて、変速指令が出力された図3における時刻t0から
実際の変速が開始する時点、すなわちギヤ比が変化しは
じめる時刻t3までの時間Trを計測する。時刻t3は
具体的には、タービン回転数が第1速の変速段における
値からわずかに低い点に設定した所定値に降下した時点
として求める。
っているときは、目標時間学習の運転状態にあるとし
て、ステップ105に進む。ステップ105では、テー
ブルの当該小領域Rに設定された時間を目標時間Ttと
して、以下、学習制御に入る。まずステップ106にお
いて、変速指令が出力された図3における時刻t0から
実際の変速が開始する時点、すなわちギヤ比が変化しは
じめる時刻t3までの時間Trを計測する。時刻t3は
具体的には、タービン回転数が第1速の変速段における
値からわずかに低い点に設定した所定値に降下した時点
として求める。
【0021】ステップ107では、油圧指令値の学習補
正値ΔPを下記のように算出する。 ΔP=k(Tr−Tt) なお、kは定数である。そして、ステップ108におい
て、今回の油圧指令値P1をP0として、学習補正値Δ
Pとともに内部メモリに記憶する。このP0とΔPは、
次回の第1速−第2速変速の際に、ステップ101にお
ける油圧指令値P1に用いられる。
正値ΔPを下記のように算出する。 ΔP=k(Tr−Tt) なお、kは定数である。そして、ステップ108におい
て、今回の油圧指令値P1をP0として、学習補正値Δ
Pとともに内部メモリに記憶する。このP0とΔPは、
次回の第1速−第2速変速の際に、ステップ101にお
ける油圧指令値P1に用いられる。
【0022】先のステップ104のチェックで現在の運
転状態がいずれの小領域Rにも入っていない場合は、目
標時間の学習を行わないものとして、本制御を終了す
る。なお、学習補正値は上述のとおり小領域Rにおける
第1速−第2速変速の際に求められるが、一旦求められ
た学習補正値は次回の当該小領域Rにおける第1速−第
2速変速のみならず、小領域R外でも同じ締結装置30
を解放状態から締結する他の変速においてもそのまま適
用することができる。
転状態がいずれの小領域Rにも入っていない場合は、目
標時間の学習を行わないものとして、本制御を終了す
る。なお、学習補正値は上述のとおり小領域Rにおける
第1速−第2速変速の際に求められるが、一旦求められ
た学習補正値は次回の当該小領域Rにおける第1速−第
2速変速のみならず、小領域R外でも同じ締結装置30
を解放状態から締結する他の変速においてもそのまま適
用することができる。
【0023】本実施例においては、上記フローにおける
ステップ102〜105が発明のスタンバイフェーズ目
標時間設定手段を構成し、ステップ106がスタンバイ
フェーズ実時間計測手段を、ステップ107が補正値算
出手段を、そして、ステップ101が油圧指令値補正手
段を構成している。
ステップ102〜105が発明のスタンバイフェーズ目
標時間設定手段を構成し、ステップ106がスタンバイ
フェーズ実時間計測手段を、ステップ107が補正値算
出手段を、そして、ステップ101が油圧指令値補正手
段を構成している。
【0024】本実施例は以上のように構成され、所定の
締結装置30を締結させて行う変速に際して、変速指令
から実際の変速開始までのスタンバイフェーズの時間T
rを変速ごとに学習し、運転状態に対応して設定された
目標時間Ttとのずれに応じて、次回の変速時に上記締
結装置30に対する油圧指令値を補正するものとしたの
で、当該締結装置30にかかるコントロール弁22やソ
レノイドバルブ20等の油圧系統の特性の変動が補償さ
れて、サージショックの発生や変速遅れが防止される。
締結装置30を締結させて行う変速に際して、変速指令
から実際の変速開始までのスタンバイフェーズの時間T
rを変速ごとに学習し、運転状態に対応して設定された
目標時間Ttとのずれに応じて、次回の変速時に上記締
結装置30に対する油圧指令値を補正するものとしたの
で、当該締結装置30にかかるコントロール弁22やソ
レノイドバルブ20等の油圧系統の特性の変動が補償さ
れて、サージショックの発生や変速遅れが防止される。
【0025】そして、目標時間の学習はアクセルペダル
の踏み角がほぼ一定のままで車速が増大してアップシフ
トする小領域Rで行うので、アクセルペダルを踏み込ん
でスロットルバルブ開度が急変した場合に発生する種々
の回転要素の回転変動やトルク変動の影響を受けない精
確な学習ができる。
の踏み角がほぼ一定のままで車速が増大してアップシフ
トする小領域Rで行うので、アクセルペダルを踏み込ん
でスロットルバルブ開度が急変した場合に発生する種々
の回転要素の回転変動やトルク変動の影響を受けない精
確な学習ができる。
【0026】また、この学習は油圧系統の特性の変動を
反映するものであるから、学習を行った特定の小領域R
にかかる運転状態に限定されずに、例えばアクセルペダ
ル踏み込みによる場合を含む他の変速の際にその学習値
を使用することができる。
反映するものであるから、学習を行った特定の小領域R
にかかる運転状態に限定されずに、例えばアクセルペダ
ル踏み込みによる場合を含む他の変速の際にその学習値
を使用することができる。
【0027】つぎに、第2の実施例について説明する。
本実施例は、変速機の油温を複数領域に分け、油温領域
を制御パラメータとして追加して、油圧の学習制御を各
油温領域ごとに行うようにしたものである。図5に、第
2の実施例にかかる油圧制御回路を示す。第1の実施例
の図1に示した構成に対して、電子制御ユニット(EC
U)10にさらに変速機油温センサ17が接続されてお
り、その他は同じである。電子制御ユニット10では、
前実施例と同様に、運転状態がスロットルバルブ開度と
車速とに基づいてあらかじめ設定された変速線を越えた
とき変速指令を出力する。
本実施例は、変速機の油温を複数領域に分け、油温領域
を制御パラメータとして追加して、油圧の学習制御を各
油温領域ごとに行うようにしたものである。図5に、第
2の実施例にかかる油圧制御回路を示す。第1の実施例
の図1に示した構成に対して、電子制御ユニット(EC
U)10にさらに変速機油温センサ17が接続されてお
り、その他は同じである。電子制御ユニット10では、
前実施例と同様に、運転状態がスロットルバルブ開度と
車速とに基づいてあらかじめ設定された変速線を越えた
とき変速指令を出力する。
【0028】図6は、変速指令が出力されて第1速から
第2速へアップシフトする際の電子制御ユニット10に
よる油圧制御の流れを示すフローチャートである。ま
ず、ステップ200において、電子制御ユニット10は
変速機油温センサ17からの油温を読み込む。図7に示
すように、油温は所定の温度区間ごとに油温領域ZTに
区分される。すなわち、油温がta以下はZTa、ta
以上tbまでの区間はZTb、tb以上tdまでの区間
はZTc、等に区分される。次のステップ201では、
変速指令に基づいて、締結装置30への作動油圧を制御
するため、油圧指令値P1の出力を開始する。
第2速へアップシフトする際の電子制御ユニット10に
よる油圧制御の流れを示すフローチャートである。ま
ず、ステップ200において、電子制御ユニット10は
変速機油温センサ17からの油温を読み込む。図7に示
すように、油温は所定の温度区間ごとに油温領域ZTに
区分される。すなわち、油温がta以下はZTa、ta
以上tbまでの区間はZTb、tb以上tdまでの区間
はZTc、等に区分される。次のステップ201では、
変速指令に基づいて、締結装置30への作動油圧を制御
するため、油圧指令値P1の出力を開始する。
【0029】ここで、油圧指令値P1は、電子制御ユニ
ット10の内部メモリに予め記憶させてある基本油圧指
令値PAに、後述する前回の学習補正値ΔPを加えたも
のとする。 P1=PA+ΔP ただし、ここでの学習補正値ΔPは、後述するように油
温領域ZTとセットで記憶されており、ステップ200
で読み込んだ油温が属する油温領域ZTにおける前回の
値を使用する。また、基本油圧指令値PAも油温領域Z
Tごとに設定され、スタンバイフェーズにおける一旦高
レベルに上昇した後の低レベル値が油温が低いほど高く
なっている。油圧指令値P1はスタンバイフェーズにお
いて、先の図0005に示したと同様に、時刻t0で変
速指令を受けると同時に一旦高レベルに上昇した後、時
刻t1から所定時間低レベルを維持し、時刻t2からギ
ヤ比が変化しはじめる時刻t3までは所定の傾斜で上昇
する。
ット10の内部メモリに予め記憶させてある基本油圧指
令値PAに、後述する前回の学習補正値ΔPを加えたも
のとする。 P1=PA+ΔP ただし、ここでの学習補正値ΔPは、後述するように油
温領域ZTとセットで記憶されており、ステップ200
で読み込んだ油温が属する油温領域ZTにおける前回の
値を使用する。また、基本油圧指令値PAも油温領域Z
Tごとに設定され、スタンバイフェーズにおける一旦高
レベルに上昇した後の低レベル値が油温が低いほど高く
なっている。油圧指令値P1はスタンバイフェーズにお
いて、先の図0005に示したと同様に、時刻t0で変
速指令を受けると同時に一旦高レベルに上昇した後、時
刻t1から所定時間低レベルを維持し、時刻t2からギ
ヤ比が変化しはじめる時刻t3までは所定の傾斜で上昇
する。
【0030】ステップ202においてエンジン負荷信号
を読み込み、ステップ203で車速信号を読み込む。こ
れらのステップ202、203は第1の実施例における
図2のステップ102、103と同じである。そして、
ステップ204において、あらかじめ設定されている不
図示の学習目標時間算出用のテーブルを参照して、目標
時間学習の運転状態にあるかどうかをチェックする。
を読み込み、ステップ203で車速信号を読み込む。こ
れらのステップ202、203は第1の実施例における
図2のステップ102、103と同じである。そして、
ステップ204において、あらかじめ設定されている不
図示の学習目標時間算出用のテーブルを参照して、目標
時間学習の運転状態にあるかどうかをチェックする。
【0031】学習目標時間算出用のテーブルは、図4に
示したと同様に、エンジン負荷と車速で決定される多数
の小領域R(R1、R2、・・・、Rn)を第1速−第
2速変速線上に並べたものであるが、ただし、各小領域
Rごとの目標時間Ttがさらに油温領域ZTごとに設定
されている。
示したと同様に、エンジン負荷と車速で決定される多数
の小領域R(R1、R2、・・・、Rn)を第1速−第
2速変速線上に並べたものであるが、ただし、各小領域
Rごとの目標時間Ttがさらに油温領域ZTごとに設定
されている。
【0032】現在の運転状態がいずれかの小領域Rに入
っているときは、目標時間学習の運転状態にあるとし
て、ステップ205に進む。ステップ205では、テー
ブルの当該小領域Rに設定された時間を目標時間Ttと
して、以下、学習制御に入る。まずステップ206にお
いて、変速指令出力からギヤ比が変化しはじめる時刻実
時間Trを計測する。このステップは第1の実施例にお
ける図2のステップ106と同じである。
っているときは、目標時間学習の運転状態にあるとし
て、ステップ205に進む。ステップ205では、テー
ブルの当該小領域Rに設定された時間を目標時間Ttと
して、以下、学習制御に入る。まずステップ206にお
いて、変速指令出力からギヤ比が変化しはじめる時刻実
時間Trを計測する。このステップは第1の実施例にお
ける図2のステップ106と同じである。
【0033】ステップ207では、油圧指令値の学習補
正値ΔPを下記のように算出更新する。 ΔP=ΔP+k(Tr−Tt) なお、kは定数である。そして、ステップ208におい
て、学習補正値ΔPを油温領域ZTとともに内部メモリ
に記憶する。このΔPおよびZTは、次回の第1速−第
2速変速の際に、ステップ201における油圧指令値P
1の算出に用いられる。
正値ΔPを下記のように算出更新する。 ΔP=ΔP+k(Tr−Tt) なお、kは定数である。そして、ステップ208におい
て、学習補正値ΔPを油温領域ZTとともに内部メモリ
に記憶する。このΔPおよびZTは、次回の第1速−第
2速変速の際に、ステップ201における油圧指令値P
1の算出に用いられる。
【0034】先のステップ204のチェックで現在の運
転状態がいずれの小領域Rにも入っていない場合は、目
標時間の学習を行わないものとして、本制御を終了す
る。なお、学習補正値は上述のとおり小領域Rにおける
第1速−第2速変速の際に求められるが、一旦求められ
た学習補正値は次回の当該小領域Rにおける第1速−第
2速変速のみならず、同じ油温領域において小領域R外
でも同じ締結装置30を解放状態から締結する他の変速
においてもそのまま適用することができる。
転状態がいずれの小領域Rにも入っていない場合は、目
標時間の学習を行わないものとして、本制御を終了す
る。なお、学習補正値は上述のとおり小領域Rにおける
第1速−第2速変速の際に求められるが、一旦求められ
た学習補正値は次回の当該小領域Rにおける第1速−第
2速変速のみならず、同じ油温領域において小領域R外
でも同じ締結装置30を解放状態から締結する他の変速
においてもそのまま適用することができる。
【0035】本実施例においては、上記フローにおける
ステップ200が発明の油温検出手段を構成し、ステッ
プ202〜205がスタンバイフェーズ目標時間設定手
段を、ステップ206がスタンバイフェーズ実時間計測
手段を、ステップ207が補正値算出手段を、そしてス
テップ201が油圧指令値補正手段を構成している。
ステップ200が発明の油温検出手段を構成し、ステッ
プ202〜205がスタンバイフェーズ目標時間設定手
段を、ステップ206がスタンバイフェーズ実時間計測
手段を、ステップ207が補正値算出手段を、そしてス
テップ201が油圧指令値補正手段を構成している。
【0036】本実施例は以上のように構成され、所定の
締結装置30を締結させて行う変速に際して、変速指令
から実際の変速開始までのスタンバイフェーズの時間T
rを変速ごとに学習し、油温と運転状態に対応して設定
された目標時間Ttとのずれに応じて、次回の変速時に
上記締結装置30に対する油圧指令値を補正するものと
した。したがって、第1の実施例と同じく、締結装置3
0にかかるコントロール弁22やソレノイドバルブ20
等の油圧系統の特性の変動が補償されて、サージショッ
クの発生や変速遅れが防止されるとともに、さらに、基
本油圧指令値PA、目標時間Tt、学習補正値ΔPを油
温にも対応させて設定するので、油温の変化による作動
オイルの粘性の増大や締結装置における摺動部の抵抗増
大等に起因して油圧の充填時間が変化しても、油圧指令
値と実際値の乖離が大きくなることがなく、学習が早く
収束する。この結果、例えば常温では低温時に比較して
締結装置の短い油圧充填時間を前提に油圧指令値を設定
でき、変速時間を短く、かつ変速ショックを低減するこ
とができる。
締結装置30を締結させて行う変速に際して、変速指令
から実際の変速開始までのスタンバイフェーズの時間T
rを変速ごとに学習し、油温と運転状態に対応して設定
された目標時間Ttとのずれに応じて、次回の変速時に
上記締結装置30に対する油圧指令値を補正するものと
した。したがって、第1の実施例と同じく、締結装置3
0にかかるコントロール弁22やソレノイドバルブ20
等の油圧系統の特性の変動が補償されて、サージショッ
クの発生や変速遅れが防止されるとともに、さらに、基
本油圧指令値PA、目標時間Tt、学習補正値ΔPを油
温にも対応させて設定するので、油温の変化による作動
オイルの粘性の増大や締結装置における摺動部の抵抗増
大等に起因して油圧の充填時間が変化しても、油圧指令
値と実際値の乖離が大きくなることがなく、学習が早く
収束する。この結果、例えば常温では低温時に比較して
締結装置の短い油圧充填時間を前提に油圧指令値を設定
でき、変速時間を短く、かつ変速ショックを低減するこ
とができる。
【0037】なお、本実施例ではステップ207におけ
る学習補正値ΔP=ΔP+k(Tr−Tt)の算出に際
して、定数kを一定としたが、この定数kも油温領域に
応じて変化させるようにしてもよい。
る学習補正値ΔP=ΔP+k(Tr−Tt)の算出に際
して、定数kを一定としたが、この定数kも油温領域に
応じて変化させるようにしてもよい。
【0038】なお、上述した各実施例では、第1速から
第2速へのアップシフトの変速の場合について説明した
が、本発明は、締結装置が変速前には解放されており、
変速後には締結される変速段間であれば、どの変速段間
の変速にも適用可能である。
第2速へのアップシフトの変速の場合について説明した
が、本発明は、締結装置が変速前には解放されており、
変速後には締結される変速段間であれば、どの変速段間
の変速にも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、変速の際解放
状態にある締結装置を締結させるにあたって、スタンバ
イフェーズ目標時間設定手段で設定された目標時間とス
タンバイフェーズの実時間とのずれに基づいて補正油圧
値を算出し、次回の変速時に締結装置の油圧指令値を補
正油圧値で補正するものとしたので、当該締結装置にか
かる油圧系統の特性の変動が補償されて、サージショッ
クの発生や変速遅れが防止される。
状態にある締結装置を締結させるにあたって、スタンバ
イフェーズ目標時間設定手段で設定された目標時間とス
タンバイフェーズの実時間とのずれに基づいて補正油圧
値を算出し、次回の変速時に締結装置の油圧指令値を補
正油圧値で補正するものとしたので、当該締結装置にか
かる油圧系統の特性の変動が補償されて、サージショッ
クの発生や変速遅れが防止される。
【0040】また、スタンバイフェーズ目標時間設定手
段では、エンジン負荷の変化がほぼ一定で車速が増大す
る小領域にあるとき、すなわち運転状態が安定している
ときに目標時間を設定することにより、運転状態の急変
による大きな回転変動やトルク変動の影響を受けないの
で、油圧系統の特性の変動を精確に検出して油圧指令値
を高精度に補正してスタンバイフェーズの時間を学習制
御できる。
段では、エンジン負荷の変化がほぼ一定で車速が増大す
る小領域にあるとき、すなわち運転状態が安定している
ときに目標時間を設定することにより、運転状態の急変
による大きな回転変動やトルク変動の影響を受けないの
で、油圧系統の特性の変動を精確に検出して油圧指令値
を高精度に補正してスタンバイフェーズの時間を学習制
御できる。
【0041】さらに、上記の目標時間を、車速が高いほ
ど長くなるように設定することにより、通常の変速にお
ける締結装置への作動油圧の充填特性によく対応して、
サージショックの発生と変速遅れが一層確実に防止され
る。
ど長くなるように設定することにより、通常の変速にお
ける締結装置への作動油圧の充填特性によく対応して、
サージショックの発生と変速遅れが一層確実に防止され
る。
【0042】またさらに、油温を検出する油温検出手段
を有して、油圧指令値補正手段が予め設定されている基
本油圧指令値を補正油圧値で補正するものとし、上記の
目標時間を油温に応じて設定するものとすることによ
り、作動オイルの温度による粘性等の影響を考慮した変
速制御が可能となる。
を有して、油圧指令値補正手段が予め設定されている基
本油圧指令値を補正油圧値で補正するものとし、上記の
目標時間を油温に応じて設定するものとすることによ
り、作動オイルの温度による粘性等の影響を考慮した変
速制御が可能となる。
【0043】とくに、油温が低いほど、基本油圧指令値
を高く、あるいは目標時間を長く、さらには補正油圧値
を高く設定することにより、きめこまかで精度の高い滑
らかな変速が得られる。
を高く、あるいは目標時間を長く、さらには補正油圧値
を高く設定することにより、きめこまかで精度の高い滑
らかな変速が得られる。
【0044】なおまた、補正油圧値は締結装置にかかる
油圧系統の個体の特性変動に対応しているので、補正油
圧値が算出された小領域外の運転状態での変速にもその
まま使用して油圧指令値を補正することができる。
油圧系統の個体の特性変動に対応しているので、補正油
圧値が算出された小領域外の運転状態での変速にもその
まま使用して油圧指令値を補正することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す油圧制御回路図で
ある。
ある。
【図2】油圧制御の流れを示すフローチャートである。
【図3】油圧指令値の変化を示す図である。
【図4】学習目標時間算出用のテーブルを示す図であ
る。
る。
【図5】第2の実施例にかかる油圧制御回路図である。
【図6】油圧制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】油温領域を示す説明図である。
【図8】スタンバイフェーズにおける油圧指令値の例を
示す図である。
示す図である。
【図9】従来の問題点を示す説明図である。
10 電子制御ユニット 11 エンジン回転数センサ 12 スロットルセンサ 13 タービン回転数センサ 14 車速センサ 15 エンジン吸入空気量センサ 17 変速機油温センサ 20 ソレノイドバルブ 22 コントロール弁 30 締結装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 泰司 静岡県富士市吉原宝町1番1号 ジヤト コ・トランステクノロジー株式会社内 (72)発明者 今村 達也 静岡県富士市吉原宝町1番1号 ジヤト コ・トランステクノロジー株式会社内 (72)発明者 深沢 俊英 静岡県富士市吉原宝町1番1号 ジヤト コ・トランステクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 3J552 MA02 MA12 NA01 NB01 PA02 QA26C QB02 RA03 RC12 SB31 TA12 TB02 VA32Y VA48W VA77W VB01W VC01Z VC03W VC05Z
Claims (8)
- 【請求項1】 運転状態に応じた第1のギヤ比から第2
のギヤ比への変速指令に基づいて、ギヤ比が変化しはじ
めるまでの間、一旦高レベルに上昇した後、所定時間低
レベルを維持し、その後所定の傾斜で上昇する油圧指令
値を出力して、解放状態にある締結装置を締結させる自
動変速機の油圧制御装置であって、前記変速指令から前
記締結装置へ油圧が供給されてギヤ比が変化しはじめる
までの目標時間を設定するスタンバイフェーズ目標時間
設定手段と、前記変速指令から前記締結装置へ油圧が供
給されてギヤ比が変化しはじめるまでの実時間を計測す
るスタンバイフェーズ実時間計測手段と、前記目標時間
と実時間のずれに基づいて補正油圧値を算出する補正値
算出手段と、次回の変速に際して前記油圧指令値を前記
補正油圧値で補正する油圧指令値補正手段とを有するこ
とを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項2】 前記スタンバイフェーズ目標時間設定手
段は、エンジン負荷と車速で規定されエンジン負荷の変
化がほぼ一定で車速が増大する小領域ごとに目標時間を
設定することを特徴とする請求項1記載の自動変速機の
油圧制御装置。 - 【請求項3】 前記目標時間は、車速が高いほど長く設
定されていることを特徴とする請求項1または2記載の
自動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項4】 さらに油温を検出する油温検出手段を有
するとともに、前記油圧指令値補正手段は予め設定され
ている基本油圧指令値を前記補正油圧値で補正するもの
であり、前記スタンバイフェーズ目標時間設定手段は、
前記油温検出手段で検出した油温に応じて前記目標時間
を設定することを特徴とする請求項1、2または3記載
の自動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項5】 前記基本油圧指令値は、油温が低いほど
高く設定されていることを特徴とする請求項4記載の自
動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項6】 前記目標時間は、油温が低いほど長く設
定されていることを特徴とする請求項4または5記載の
自動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項7】 前記補正油圧値は、油温が低いほど高く
設定されていることを特徴とする請求項4、5または6
記載の自動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項8】 前記次回の変速が、前記補正油圧値の算
出に用いた目標時間が設定された小領域外における変速
を含むことを特徴とする請求項2から7のいずれかに記
載の自動変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001292214A JP2002276799A (ja) | 2001-01-11 | 2001-09-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
KR10-2002-0000084A KR100491567B1 (ko) | 2001-01-11 | 2002-01-02 | 자동변속기의 변속제어장치 |
US10/040,273 US6584394B2 (en) | 2001-01-11 | 2002-01-04 | Shift control system of automatic transmission |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-3456 | 2001-01-11 | ||
JP2001003456 | 2001-01-11 | ||
JP2001292214A JP2002276799A (ja) | 2001-01-11 | 2001-09-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002276799A true JP2002276799A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=26607519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001292214A Pending JP2002276799A (ja) | 2001-01-11 | 2001-09-25 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6584394B2 (ja) |
JP (1) | JP2002276799A (ja) |
KR (1) | KR100491567B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187300A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
EP2101087A2 (en) | 2008-03-12 | 2009-09-16 | JATCO Ltd | Control system for automatic transmission |
CN114704631A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-07-05 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种换挡控制方法及装置、电子设备、存储介质 |
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---|---|---|---|---|
EP1431624B1 (en) * | 2001-09-28 | 2009-11-11 | JATCO Ltd | Shift control device for automatic transmission |
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