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JP2002258827A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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Publication number
JP2002258827A
JP2002258827A JP2001055978A JP2001055978A JP2002258827A JP 2002258827 A JP2002258827 A JP 2002258827A JP 2001055978 A JP2001055978 A JP 2001055978A JP 2001055978 A JP2001055978 A JP 2001055978A JP 2002258827 A JP2002258827 A JP 2002258827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
window
screen
vram
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001055978A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Miura
幹夫 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001055978A priority Critical patent/JP2002258827A/ja
Publication of JP2002258827A publication Critical patent/JP2002258827A/ja
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面の中に複数のウィンドウを設定し、
複数のレイヤーを表示させるいわゆるマルチウィンドウ
表示を行う画像表示装置において、各ウィンドウ毎の変
換処理のために起こる表示画面の画像の乱れを防止可能
な画像表示装置を提供すること。 【解決手段】 表示画面の中に複数の矩形領域をウィン
ドウとして設定し、その各ウインドウ内にVRAM10
5の異なるレイヤーに描画された画像データを表示させ
てマルチウィンドウ表示を行う画像表示装置において、
1画面分のフレームバッファ110を設け、VRAM1
05に対する変更処理が終了した時点で、表示動作に同
期させて、フレームバッファ110の表示データを、変
更後のVRAM105の内容に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置に関
し、詳細には、CRTやLCDなどを使用した画像表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置としては、例えば、VRA
Mに展開した画像データを順次読みだし、CRT(陰極
線管)やLCD(液晶デバイス)などを用いた表示装置
に、文字やパターン等の画像情報(画像データ)を表示
させるグラフィックディスプレイ装置がある。
【0003】かかるグラフィックディスプレイ装置にお
いて、表示内容の切替や画面展開の方法として、画面内
に矩形領域を設定し全く別のレイヤーの画像を表示す
る、いわゆるウィンドウ表示が一般的に行われている。
かかる表示方式の応用として、複数のウィンドウを扱う
いわゆるマルチウィンドウ表示が一般的になっている。
【0004】マルチウィンドウ表示を行う方法として、
従来、表示されているフレームバッファのその領域に別
の画像を描画してしまう(データを書き換えてしまう)
ようなソフト的な方法と、ハード的に表示アドレスを制
御する方法がある。
【0005】上述のソフト的な方法では、各ウィンドウ
の表示されない部分の画像も含めて全て描画されている
VRAMの他に、表示される画像と同一の画像データを
保持するフレームバッファを設けている。
【0006】また、ハード的に表示アドレスを制御する
方法は、各ウィンドウの表示されない部分の画像も含め
て全てVRAMに描画しておき、ハード的にアドレスを
切り換えることによってマルチウィンドウを表示する。
【0007】ソフト的な方法では、VRAMのレイヤー
を書き換えるたびに、表示される部分をフレームバッフ
ァに転送する必要があった。従って、画面を変更するた
めの描画速度を遅らせる要因となっていた。
【0008】ハード的に表示アドレスを切り換える方法
としては、従来、ウィンドウを開く前のベースとなる基
本画面用のアドレスカウンタと各ウィンドウ用のアドレ
スカウンタを別々に設けて、表示画面の領域毎に表示ア
ドレスを切り換える方法が知られている。また、領域毎
に基本となるカウンタ出力に対して、演算によって各ウ
ィンドウの表示アドレスを決定する方法が知られてい
る。
【0009】例えば、特開平11−161255号公報
では、表示装置の表示画面中に複数の矩形領域をウィン
ドウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示メモリの
異なるレイヤに描画された画像データを表示させるマル
チウィンドウ表示を行う表示制御回路を備えた画像表示
装置であって、前記表示制御回路に、前記表示画面全体
を表示領域とする基本画面の表示アドレスを出力するア
ドレスカウンタと、前記各ウィンドウに対応するアドレ
スオフセット値と、各ウィンドウの前記表示画面上の表
示位置および大きさを示す座標値と、各ウィンドウの優
先順位とをそれぞれ設定する複数のレジスタからなるウ
ィンドウ属性レジスタと、表示動作に同期して前記ウィ
ンドウ属性レジスタの各レジスタに設定された値に基づ
いて、前記各ウィンドウに対するアドレスオフセット値
を切り替えて出力するオフセット切替器と、前記アドレ
スカウンタが出力する基本画面の表示アドレスと前記オ
フセット切替器が出力するアドレスオフセット値とを加
算して、基本画面および各ウィンドウの表示アドレスを
前記表示メモリに出力するオフセット加算器と、を備え
たものである。
【0010】また、特開平11−161256号公報で
は、表示装置の表示画面中に複数の矩形領域をウィンド
ウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示メモリと異
なるレイヤーに描画させるマルチウィンドウ表示を行う
画像表示装置において、各ウィンドウ毎に前記表示メモ
リ上の各レイヤーの仮想画面幅を個別に設定する手段を
設けたものである。
【0011】また、特開平11−288345号公報で
は、表示装置の表示画面中に複数の矩形領域をウィンド
ウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示メモリと異
なるレイヤーに描画させるマルチウィンドウ表示を行う
画像表示装置において、各ウィンドウ毎に前記表示画面
上の主走査方向の幅と前記表示メモリ上の各レイヤーの
仮想画面幅を独立して設定する手段を備えたものであ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハードウェアによるマルチウィンドウ表示では、そのウ
ィンドウ個々の表示内容の変更時に画面のちらつきとな
って表示画面に表れるという問題がある。
【0013】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、表示画面の中に複数のウィンドウを設
定し、複数のレイヤーを表示させるいわゆるマルチウィ
ンドウ表示を行う画像表示装置において、各ウィンドウ
毎の変換処理のために起こる表示画面の画像の乱れを防
止可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1にかかる発明は、表示画面の中に複数
の矩形領域をウィンドウとして設定し、その各ウィンド
ウ内に表示メモリの異なるレイヤーに描画された画像デ
ータを表示させてマルチウィンドウ表示を行う画像表示
装置において、前記表示メモリの各レイヤーに描画した
表示データを展開し、展開した表示データを表示画面に
出力するための1画面分のフレームバッファを備え、前
記表示メモリに対する変更処理が終了した時点で、表示
動作に同期させて、前記フレームバッファの表示データ
を、変更後の前記表示メモリの内容に切り換えるもので
ある。
【0015】上記発明によれば、1画面分のフレームバ
ッファを用い、表示メモリの各ウィンドウの表示内容の
変更処理が終了した時点で、フレームバッファの表示デ
ータを、表示メモリの変更後の表示内容にフレーム単位
で切り換えることにより、表示内容の変更の際の表示メ
モリのアクセスに起因する画像の乱れを表示画面に表さ
ないようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明にかかる画像表示装置の好適な実施の形態を詳細に説
明する。
【0017】図1は、本発明にかかる画像表示装置の全
体構成を示すブロック図である。図1に示す画像表示装
置は、CPU1、ROM2、タイミングジェネレータ
3、表示制御回路4、バスドライバ5、マルチプレクサ
6、ラッチ回路8、表示装置9、VRAM105、およ
びフレームバッファ110を備えている。
【0018】CPU1は、装置全体の制御を行う中央処
理装置であり、ROM2に格納されたプログラムに従っ
て各部の制御を行う。ROM2には、CPU1が各部の
制御を実行するためのプログラムおよびグラフィック表
示のためのグラフィックパターンデータが格納されてい
る。CPU1、ROM2、およびマルチプレクサ6は、
アドレスバス(A0〜15)を介して接続されている。
【0019】表示制御回路4は、タイミングジェネレー
タ3の発生するタイミング信号に従って、CPU1とは
非同期にサイクリックな(規則正しい)表示動作を繰り
返す機能を有している。このサイクリックな画面表示を
繰り返すために、表示メモリであるVRAM105への
アクセスは、表示制御回路4に優先権がある。CPU1
が表示データの書き換えや、読み出しを行う際は、表示
制御回路4が非アクセス状態のタイミングになるよう
に、タイミングジェネレータ3がマルチプレクサ6を制
御している。
【0020】この表示制御回路4は、主に表示アドレス
(GA0〜14)を発生する表示アドレスジェネレータ
からなっている。CPU1は、まず表示制御回路4の内
部の各レジスタに、VRAM105上の表示開始アドレ
ス(スタートアドレス)や、表示画面の水平方向(主走
査方向)の表示可能な文字数(水平表示画面幅)、VR
AM105の主走査方向の書き込み可能な文字数(基本
画面の仮想画面幅)等を、データバス(D0〜D15)
を通じてそれぞれ設定する。これらの設定値は、タイミ
ングジェネレータ3にも送られ、これらの設定値に従っ
てタイミングジェネレータ3が表示のための各種同期信
号を発生する。
【0021】また、CPU1は、ROM2のプログラム
に従って表示すべき各画像データのグラフィックデータ
をVRAM105内の各レイヤーの所定のアドレスに転
送して1フレーム分ずつ描画する。表示制御回路4は、
タイミングジェネレータ3が発生するフレーム同期信号
に従って、グラフィック用表示アドレスバス10上に表
示アドレス(GA0〜GA14)を出力する。
【0022】そのアドレスに従った画像データがVRA
M105から読み出されて、1画面分のメモリ容量を有
するフレームの容量を有するフレームバッファ110に
展開された後、ラッチ回路8を経由して表示装置9に転
送される。フレームバッファ110は、1画面分のメモ
リ容量を有しており、VRAM105の各ウィンドウの
表示内容の変更処理が終了した時点で、VRAM105
からフレームバッファ110への画像データの転送が行
われ、変更前の表示内容と変更後の表示内容がフレーム
単位で切り換えられる。
【0023】マルチプレクサ6は、CPU1と表示制御
回路4からのVRAM105へのアクセスを選択する。
そして、バスドライバ5はデータバスの制御を行う。な
お、表示装置9としては、CRT、LCDあるいはその
他の文字および図形等の2次元表示が可能な表示装置で
あれば良い。
【0024】つぎに、表示制御回路4におけるこの発明
にかかわる部分について図2を参照して説明する。図2
は、表示制御回路4の表示アドレスジェネレータを構成
する部分と、VRAM105および表示装置9との関係
を示すブロック図である。このブロック図では図示をし
ていないが、表示制御回路4にはVRAM105上の表
示開始アドレス(基本画面のスタートアドレス)、基本
画面の主走査方向の表示可能な文字数(水平表示画面
幅)などの、図2のCPU1が設定するレジスタを含ん
でいる。
【0025】この表示制御回路4は、主走査カウンタ1
01、副走査カウンタ102、ウィンドウ属性レジスタ
103、マスク演算器104、VRAM105、表示装
置9、有効レイヤーコントローラ107、ウィンドウ属
性切換器108、優先順位レジスタ109を備えてい
る。
【0026】主走査カウンタ101および副走査カウン
タ102は、基本画面を表示する際に使用するカウンタ
であり、主走査カウンタ101は、主走査方向の表示位
置を副走査カウンタ102は副走査方向の各表示位置を
それぞれ指定する。
【0027】ウィンドウ属性レジスタ103は、各ウィ
ンドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座標(Wsx
n、Wsyn)および終点座標(Wexn、Weyn)
を設定する複数のレジスタと、各ウィンドウ毎にVRA
M105上の各レイヤーの仮想画面幅Wmnを設定する
複数のレジスタと、各ウィンドウに対応するレイヤーの
アドレスオフセット値(各ウィンドウの原点データのV
RAM105上のアドレス)Awsnを設定する複数の
レジスタとからなる。
【0028】優先順位レジスタ109は、各ウィンドウ
の優先順位を設定する複数のレジスタからなる。有効レ
イヤーコントローラ107は、主走査カウンタ101、
副走査カウンタ102、ウィンドウ属性レジスタ10
3、および優先順位レジスタ109の各出力値に基づい
て唯一のレイヤーの有効信号を出力する。
【0029】ウィンドウ属性切換器108は、有効レイ
ヤーコントローラ107からの有効信号により、ウィン
ドウ属性レジスタ103から表示すべきウィンドウの属
性を選択し、マスク演算器104に出力する。マスク演
算器104は、主走査カウンタ101、副走査カウンタ
102、およびウィンドウ属性切換器108の各出力値
などに基づいてマスク処理を行った後、表示アドレスを
出力する。
【0030】一方、表示装置9に各ウィンドウを表示す
る際には、CPU1により、ウィンドウ属性レジスタ1
3に、表示すべき各ウィンドウの属性が設定される。す
なわち、、各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の原
点座標(Wsxn、Wsyn)および終点座標(Wex
n、Weyn)とVRAM105上の各レイヤーの仮想
画面幅Wmnが独立して設定されると共に、各ウィンド
ウに対応する各レイヤーのアドレスオフセット値Aws
nが設定される。また、優先順位レジスタ109に各ウ
ィンドウの優先順位が設定される。
【0031】これによって、有効レイヤーコントローラ
107は、主走査カウンタ101、副走査カウンタ10
2の各出力値、ウィンドウ属性レジスタ13に設定され
た各ウィンドウに対応するVRAM105上の各レイヤ
ーの仮想画面幅Wmn、各ウィンドウの表示画面上の表
示位置の原点座標(Wsxn、Wsyn)および終点座
標(Wexn、Weyn)、優先順位レジスタ109に
設定された各ウィンドウの優先順位に基づいて、唯一の
レイヤーの有効信号を出力する。
【0032】上述したように、ウィンドウ属性切換器1
08は、有効レイヤーコントローラ107からのレイヤ
ー有効信号により、ウィンドウ属性レジスタ103から
表示すべきウィンドウの属性を選択し、マスク演算器1
04に出力する。マスク演算器104は、主走査カウン
タ101、副走査カウンタ102の各出力値とウィンド
ウ属性切換器108によって選択された表示すべきウィ
ンドウの属性を次式に代入して演算を行い、そのウィン
ドウの表示アドレス(VRAM上のアドレス)Awdn
を決定して、表示メモリであるVRAM105に出力す
る。
【0033】Awdn=(Wmn(Cy−Wsyn)+
(Cx−Wsxn))+Awsn 但し、Cxは、主走査カウンタ101の出力値を、Cy
は副走査カウンタ102の出力を、Awdnはn番目の
ウィンドウの表示アドレスを、Wmnはn番目のウィン
ドウに対応するVRAM105上のレイヤーの仮想画面
幅を、(Wsxn、Wsyn)は、n番目のウィンドウ
の表示画面上の表示位置の原点座標を、Awsnはn番
目のウィンドウに対応するレイヤーのアドレスオフセッ
ト値をそれぞれ示す。
【0034】上述した表示制御回路4内の各部は、それ
ぞれ、タイミングジェネレータ3が発生するフレーム同
期信号に従って(表示動作に同期して)動作を行い、そ
れによってマスク演算器104から表示アドレスが出力
されるため、その表示アドレスによってVRAM105
から画像データが読み出され、フレームバッファ110
を介して、LCD等の表示装置9に転送されて表示され
る。
【0035】このようにして、表示制御回路4からフレ
ーム同期信号に同期してVRAM105の各レイヤーに
描画されている画像データを読み出すための表示アドレ
スが出力され、VRAM105上の各レイヤーに描画さ
れている各ウィンドウの画像データがピックアップさ
れ、フレームバッファ110を介して、表示装置9に転
送されて表示される。よって、最終的なマルチウィンド
ウ画面が得られる。
【0036】また、CPU1によって転送コマンドが表
示制御回路4に出力されると、表示制御回路4は、フレ
ーム同期信号に同期してVRAM105の各ウィンドウ
の画像をフレームバッファ110に転送する。図4は、
フレームバッファ110の表示データの変更タイミング
を説明するためのタイミングチャートである。同図にお
いて、(A)はフレーム同期信号、(B)は転送コマン
ド、(C)はVRAMのタイミング、(D)はフレーム
バッファ110のタイミングを示している。同図(C)
に示す如く、VRAM105に対する変更処理が終了し
た時点で、同図(B)に示す如く、CPU1は転送コマ
ンドを表示制御回路4に出力し、表示制御回路4は、同
図(A)に示すフレーム同期信号(表示動作)に同期さ
せて、同図(D)に示す如く、フレームバッファ110
の表示データを変更後のVRAM105の内容にフレー
ム単位で切り替える。これにより、表示内容の変更の際
のVRAMのアクセスに起因する画像の乱れを表示画面
に表さないことができる。また、フレームバッファ11
0から表示装置9への通常のデータ転送タイミングに同
期して、VRAM105からフレームバッファ110へ
データが転送されるような構成であるので、フレームの
切り替わりと画像変更の切り替わりが一致する。
【0037】ところで、各ウィンドウの表示形状を変更
するには、ウィンドウ属性レジスタ103に設定されて
いる各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座標
(Wsxn、Wsyn)および終点座標(Wexn、W
eyn)を変更すれば良い。VRAM105上の表示デ
ータ(画像データ)およびアドレスを変更する必要はな
い。
【0038】また、各ウィンドウの上下関係を変更する
には、優先順位レジスタ109に設定した各ウィンドウ
の優先順位を変更すれば良く、VRAM105上のレイ
ヤーの画像データの内容は変更する必要がない。なお、
図3に示す例では、ウィンドウ2はウィンドウ1より優
先順位が高い。
【0039】さらに、ウィンドウ内の表示をスクロール
する場合は、ウィンドウ属性レジスタ103のアドレス
オフセット値Awsnを変更すれば良く、VRAM10
5に描画した表示データは修正する必要がない。
【0040】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲
で、適宜変形して実行可能である。例えば、本実施の形
態では、本発明の画像表示装置をLCDコントローラに
適用した例について説明したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、CRTコントローラ等の他のコントロ
ーラにも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画面の中に複数の矩形領域をウィンドウとして設定
し、その各ウィンドウ内に表示メモリの異なるレイヤー
に描画された画像データを表示させてマルチウィンドウ
表示を行う画像表示装置において、1画面分のフレーム
バッファを設け、表示メモリに対する変更処理が終了し
た時点で、表示動作に同期させて、フレームバッファの
表示データを、変更後の表示メモリの内容に切り換える
こととしたので、各ウィンドウ毎の変換処理のために起
こる表示画面の画像の乱れを防止可能な画像表示装置を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像表示装置のブロック構成
を示す図である。
【図2】図1の画像表示装置の表示制御装置の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図3】表示画面のウィンドウ表示の例を示す図であ
る。
【図4】フレームバッファの表示データの変更タイミン
グを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 タイミングジェネレータ 4 表示制御回路 5 バスドライバ 6 マルチプレクサ 8 ラッチ回路 9 表示装置 101 主走査カウンタ 102 副走査カウンタ 103 ウィンドウ属性レジスタ 104 マスク演算器 105 VRAM 107 有効レイヤーコントローラ 108 ウィンドウ属性切換器 109 優先順位レジスタ 110 フレームバッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面の中に複数の矩形領域をウィン
    ドウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示メモリの
    異なるレイヤーに描画された画像データを表示させてマ
    ルチウィンドウ表示を行う画像表示装置において、 前記表示メモリの各レイヤーに描画した表示データを展
    開し、展開した表示データを表示画面に出力するための
    1画面分のフレームバッファを備え、 前記表示メモリに対する変更処理が終了した時点で、表
    示動作に同期させて、前記フレームバッファの表示デー
    タを、変更後の前記表示メモリの内容に切り換えること
    を特徴とする画像表示装置。
JP2001055978A 2001-02-28 2001-02-28 画像表示装置 Pending JP2002258827A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005017674A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Mega Chips Corp 画像表示装置および画像表示切替方法
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