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JP2002225823A - 製品の調達包装システムおよびその調達包装方法 - Google Patents

製品の調達包装システムおよびその調達包装方法

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Publication number
JP2002225823A
JP2002225823A JP2001023873A JP2001023873A JP2002225823A JP 2002225823 A JP2002225823 A JP 2002225823A JP 2001023873 A JP2001023873 A JP 2001023873A JP 2001023873 A JP2001023873 A JP 2001023873A JP 2002225823 A JP2002225823 A JP 2002225823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
packaging
information
unit
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001023873A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Sato
昇一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Automatic Machinery Works Ltd filed Critical Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority to JP2001023873A priority Critical patent/JP2002225823A/ja
Publication of JP2002225823A publication Critical patent/JP2002225823A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の送付先毎に、必要な種類の製品をその
個数分だけ包装し、これらを一纏めに揃えて配列するこ
とができる製品の調達包装システムおよび調達包装方法
を提供する。 【解決手段】 調達包装方法を実行するためのシステム
は、例えばカード集積包装機を用いて実現される。カー
ドCは例えば6種類に区分して、それぞれ種類別に製品
ホッパ4内に積層して収容されている。システムの制御
用プログラマブルコントローラ(PLC)は送付先毎の
注文情報を受け取り、これに含まれるカードの種類と枚
数とを種類別にデータ編集し、その編集した情報に基づ
いてカードCの繰出ホッパ・枚数を特定する。繰り出さ
れたカードCは集積カードSとなってフィルム包装さ
れ、包装後にラベルを貼付される。集積包装品Hは同一
送付先毎に段積み配列され、注文情報毎に全てのカード
Cを揃えた状態で製品列が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品を所定の個数
に集積して包装する集積包装機を用いた包装システムお
よび包装方法に係り、特に同一の送付先に送付するべき
製品をその種類別に必要個数ずつ調達して包装すること
ができる製品の調達包装システムおよび調達包装方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】プリペイドカード等の有価カード製品や
クレジットカード等の信用販売に用いられるカード製品
は、その発行元から送付先への送付時の管理を厳格にす
るため、予め個別に識別情報が記録されている。このよ
うなカード製品をその発行元から送付先へ送付する際に
利用されるシステムとしては、例えば特開平8−164
366号公報に記載されたカード発券システムが挙げら
れる。この公知の発券システムは、封入装置にてストッ
クしたカードを1枚ずつ取り出しながら個々にその識別
情報を読み取り、この識別情報に基づいて送付先毎にカ
ードを集積して包装するものとしている。また送付先毎
の発行枚数が所定の枚数を超える場合には、その送付先
について所定枚数毎のキットに分割してカードを集積包
装することも可能である。この後、包装されたカードパ
ックは順次ストックされ、手作業で照合装置に供給され
る。そして、照合装置はカードパックを1個ずつ取り出
しながらその送付先コードを読み取り、このコードが送
付用台紙のコードと合致する場合にのみカードパックを
台紙に貼付する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公知の発券システムはカードパックの1包装単位毎に
決まった送付先を設定して順次ストックするだけであ
り、これら複数のカードパックを同一の送付先毎に仕分
けしてストックすることはできない。例えばプリペイド
カードでは、同等価値のものであっても異なるデザイン
を施すことで複数の種類が設定されているものがあり、
このような複数種類のカード製品をその発行元から送付
先へ送付する際には、その種類別に必要とされる枚数が
送付先毎に異なっていることが多い。この場合、公知の
発券システムでは同一種類のカードを同一送付先毎また
は所定枚数毎に包装し、そのカードパックの個々につい
て決まった送付先を設定できるものの、これら送付先の
決まったカードパックは単に、その包装済みの順にスト
ックされていくだけである。従って、公知の発券システ
ムではこの後、ストックされたカードパックから同一送
付先のものを個々に選別する必要があり、更に選別した
カードパックについては、送付先毎に送付するべき種類
のカードが全て必要な枚数だけ整っているかを一々確認
しなければならない。
【0004】そこで本発明は、送付先毎に異なる製品の
種類とその必要個数に応じて製品を所定個数毎に集積包
装し、その集積包装品を同一送付先の注文単位毎に纏め
て配列することができる製品の調達包装システムおよび
調達包装方法の提供を課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の製品の調達包装
システムおよび調達包装方法は、製品を所定の個数毎に
集積して集積包装品を形成する集積包装機を用いて実現
される。調達包装システム(請求項1)の具体的な構成
には、個別に識別情報が記録された複数種類の製品をそ
の種類別に区分けして収容する製品ホッパの列と、同一
の送付先に送付するべき製品の種類および必要個数の情
報を含む注文情報を1データ単位として受け取る情報入
力手段と、注文情報の1データ単位に含まれる全種類の
製品につき、その種類別に繰り出しの対象となる製品ホ
ッパおよび繰り出し個数を特定した種類別包装単位情報
を形成し、この種類別包装単位情報を注文情報の1デー
タ単位毎に順次出力する情報処理手段と、種類別包装単
位情報に基づいて特定される製品ホッパからその繰り出
し個数分の製品を順次繰り出し、この種類別の繰り出し
動作を種類別包装単位情報の出力順に実行する繰出手段
と、繰り出された製品を所定枚数毎に集積し、この集積
製品を包材により包装して集積包装品を形成する包装経
路と、包装経路から受け取った集積包装品を段積みして
配列し、注文情報の1データ単位に含まれる全種類の製
品がそれぞれ必要個数だけ含まれる製品列を1配列単位
として形成する配列手段とを備えている。
【0006】上述の調達包装システムによれば、製品ホ
ッパは製品の種類別に用意され、各製品ホッパには同一
種類の製品が積層して収容されている。注文情報が入力
されると、この注文情報に含まれる製品の種類とその必
要個数の情報は種類別包装単位情報として組み替えられ
る。この種類別包装単位情報は、包装するべき製品の種
類に応じて製品ホッパとその繰り出し個数を特定するた
めのものであり、また種類別包装単位情報は注文情報の
1データ単位毎、つまり、同一送付先毎に順次出力され
る。
【0007】繰出手段による製品の繰り出し動作は、種
類別包装単位情報の出力順にシーケンス制御される。具
体的には、1つの種類別包装単位情報が出力されると、
これにより繰り出し対象となる製品ホッパとその繰り出
し個数が特定され、その特定された製品ホッパから順
次、必要個数だけ製品が繰り出される。このような1つ
の種類別包装単位情報に基づく繰り出し動作が完了する
と、次の種類別包装単位情報に基づいて繰り出し動作が
行われる。これにより次の製品ホッパから必要個数の製
品が繰り出され、以下このような種類別の繰り出し動作
が種類別包装単位情報の出力順に実行される。このとき
種類別包装単位情報は、注文情報の1データ単位毎に順
を追って出力されているため、1つの注文情報に含まれ
る全種類の製品がその必要個数分だけ順々に繰り出され
ることになる。
【0008】一方、繰り出された製品は集積包装機の包
装経路に供給され、先ず所定個数毎に集積される。繰り
出し製品が集積個数に達すると、その集積製品は次の包
装過程に送られて包材により包装される。形成された集
積包装品は次に配列過程に送られ、ここで集積包装品は
段積みに配列される。このとき、段積みされた製品列は
注文情報の1データ単位、つまり同一送付先毎に1配列
単位として形成される。従って、製品列の1配列単位に
は、同一送付先からの注文情報に含まれる全種類の製品
がそれぞれ必要個数だけ含まれているので、この後更に
送付先別に集積包装品の仕分け作業を行う必要がない。
【0009】上述した注文情報が送付先への送付期日の
情報を更に含んでいる場合、情報処理手段は、受け取っ
た複数データ単位の注文情報をその送付期日に基づいて
順位付けし、その高位から順に種類別包装単位情報を形
成して出力することができる(請求項2)。この場合、
送付期日が早い注文情報から順に製品を包装し、且つ送
付期日順に集積包装品が配列される。
【0010】また本発明の調達包装システム(請求項
3)は、各製品ホッパに収容された製品の識別情報をそ
の積層順にデータ化して製品データの列を形成し、この
製品データ列を各製品ホッパについて記憶する記憶手段
と、製品ホッパから繰り出される個々の製品の識別情報
を読み取り、その個別読取信号を出力する個別読取手段
と、繰出手段による製品の繰り出し動作に同期して、そ
の繰り出し対象となる製品ホッパの製品データ列から個
々の製品データを順次読み出し、この読み出した製品デ
ータを順次蓄積して繰出済み製品データ列を形成するデ
ータシフト手段と、製品の繰り出し過程で個別読取信号
と読み出した製品データとを個々の製品について照合
し、その整合性を確認する繰出確認手段と、この繰出確
認手段により整合性が確認できない事態が生じたとき、
繰出手段の繰り出し動作および包装経路の包装動作を停
止させる停止手段とを更に備えている。
【0011】上述の調達包装システムによれば、実際の
製品の繰り出し動作に同期して、個々の製品データが繰
出済み製品データ列にシフトされていく。それゆえ、製
品の繰り出し過程で個別読取信号と製品データとを照合
することにより、実際の繰り出し動作が正確に行われて
いるかを確認することができる。従って、個別読取信号
と製品データとが不整合の場合は、繰り出し動作の不良
や間違いが想定されるため繰り出し動作および包装動作
を直ちに停止し、繰出済みの製品を製品ホッパに戻して
システムを再起動させることができる。
【0012】また調達包装システム(請求項4)は、包
装経路内にて集積された集積製品のうち、その最外層に
位置するべき製品の製品データを繰出済み製品データ列
から抽出する抽出手段と、包装経路の途中に設けられ、
集積製品が包装される過程でその最外層に位置する製品
の識別情報を読み取り、その集積読取信号を出力する集
積読取手段と、抽出手段により抽出した製品データと集
積読取信号とを照合し、その整合性を確認する集積確認
手段とを更に備えており、この場合、停止手段は集積確
認手段により整合性が確認できない事態が生じたときも
繰り出し動作および包装動作を停止させる。
【0013】包装経路内にて集積される製品の個数は予
め設定されているため、種類別に製品の繰り出し個数が
特定されると、その集積単位毎に最外層に位置するべき
製品の製品データもまた明らかとなる。例えば、識別情
報が製品の下面に記録されている場合、集積製品のうち
最下層の製品が照合の対象となり、抽出した製品データ
と集積読取信号とが合致していれば、製品の繰り出し動
作と集積および包装動作とが互いに同期して正確に行わ
れていることを確認することができる。これに対し不整
合の場合は、繰り出し動作や集積・包装動作の不良が想
定されるため、これら繰り出し動作および包装動作を直
ちに停止し、繰出済みおよび包装過程にある製品を製品
ホッパに戻してシステムを再起動させることができる。
【0014】より実用的には、製品に記録されている識
別情報はその種類別に所定の通し番号として各製品ホッ
パ内での積層順に記録されており(請求項5)、この場
合、情報処理手段は製品データ列をその先頭から集積製
品の集積単位毎に区切り、個々の区切り内でそれぞれ先
頭および末尾の番号となる製品データを包装単位別印字
情報として出力する情報出力部を含んでいる。また包装
経路は、包装単位別印字情報に基づき、その先頭および
末尾の番号を含む識別表示をラベルに印字し、集積製品
が集積包装品に包装された後、印字済みのラベルを集積
包装品に貼付するラベル発行手段とを更に含んでいる。
【0015】製品ホッパ内に収容された製品の通し番号
が予め明らかであれば、種類別に製品の繰り出し個数が
特定されると、その繰り出しおよび集積包装の後の集積
包装品について個々にその先頭および末尾の番号もまた
特定される。従って、これら先頭および末尾の番号とな
る製品データを用いて識別表示を作成すれば、集積包装
品に含まれる製品の通し番号の範囲をラベルに表示する
ことができる。
【0016】また包装経路はラベルに印字された識別表
示を読み取って標示読取信号を出力する標示読取手段
と、この標示読取信号と包装単位別印字情報とを照合
し、その整合性を確認するラベル確認手段とを更に含む
ことができ(請求項6)、この場合、停止手段はラベル
確認手段により整合性が確認できない事態が生じたと
き、ラベル発行手段によるラベルの印字およびその貼付
をも停止させることができる。このとき、ラベルに印字
不良やその標示情報の間違いがあれば、標示読取信号と
包装単位別印字情報とが不整合となるので、ラベル印字
および貼付を停止し、不良ラベルを除去・修正した後に
システムを再起動させることができる。
【0017】上述した調達包装システムにおいて実行さ
れる本発明の製品の調達包装方法(請求項7)は、個別
に識別情報が通し番号で記録された複数種類の製品を、
その種類別に区分けして通し番号順に積層して製品ホッ
パ内に収容し、各製品ホッパ内に積層された製品の通し
番号をデータ化して製品ホッパ毎の製品データ列として
記憶しておき、同一の送付先に送付するべき製品の種類
および必要個数の情報を含む注文情報を1データ単位と
して受け取り、この注文情報の1データ単位に含まれる
全種類の製品につき、その種類別に繰り出しの対象とな
る製品ホッパおよび繰り出し個数を特定した種類別包装
単位情報を形成して記憶し、この種類別包装単位情報に
基づいて特定される繰り出し個数を集積包装機における
製品の集積単位毎に分割して区切り、この区切り内で先
頭および末尾となる通し番号を特定した包装単位別印字
情報を形成して記憶し、また注文情報の1単位毎に、種
類別包装単位情報および包装単位別印字情報を製品の種
類毎に纏めた配列単位情報を形成して記憶し、次に注文
情報の1データ単位毎に配列単位情報を順次読み出し、
その種類別包装単位情報に基づいて特定される製品ホッ
パから繰り出し個数分の製品を順次繰り出して、この種
類別の繰り出し動作を注文情報の1データ単位内で形成
された全ての種類別包装単位情報について順次実行し、
繰り出した製品を集積包装機に供給して所定枚数毎に集
積し、この集積製品を包材により包装して集積包装品を
形成し、包装単位別印字情報に基づいて集積単位毎にそ
の先頭から末尾までの通し番号の範囲を印字した識別ラ
ベルを発行し、この識別ラベルを集積包装品に貼付し、
そして、配列単位情報に基づき、識別ラベルを貼付され
た集積包装品を段積みして配列し、注文情報の1単位に
含まれる全種類の製品がそれぞれ必要個数だけ含まれる
製品列を1配列単位として形成するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の調達包装システ
ムに用いられる集積包装機を概略的に示し、この集積包
装機は例えば、プリペイドカードを所定枚数毎に集積し
てフィルム包装することができる。以下、集積包装機内
でのカードの流れ、つまり、その集積包装の一連の工程
を説明する。
【0019】先ず集積包装機は、包装するべきプリペイ
ドカードをその包装経路に供給するための繰出装置2を
備えている。この繰出装置2は例えば一列に配置された
複数の製品ホッパ4を有し、このホッパ列は製品ホッパ
4の配列方向に移動可能となっている。それゆえ繰出装
置2は、選択された1つの製品ホッパ4をカードの繰り
出し位置に位置付け、その繰り出し対象となる製品ホッ
パ4からカードCを1枚ずつ繰り出すことができる。
【0020】包装経路の先頭部分には、カードCを集積
するための集積整列装置6が配置されている。繰出装置
2から繰り出されたカードCは集積整列装置6に供給さ
れ、この集積整列装置6にて所定枚数毎に集積される。
そして、集積されたカード、即ち、集積カードSはその
個々のカードCが整列された後、旋回中心Oの回りに9
0°旋回して押込み位置に供給される。押込み位置は包
装セクション8の始端近傍に規定されている。
【0021】包装セクション8はその始端にターレット
10を備え、このターレット10と押込み位置との間に
包装フィルムFの垂下ラインが確保されている。包装フ
ィルムFはフィルムロールFRから垂下ラインに繰り出
されたフィルムウェブFWを所定の長さに切断して得ら
れる。またフィルムウェブFWの繰り出し途中でフィル
ムウェブFWにはティアテープTが貼り付けられるよう
になっており、このティアテープTはテープロールTR
から繰り出される。
【0022】押し込み位置に位置付けられた集積カード
Sは、図示しないプッシャにより包装フィルムFととも
にターレット10のポケットに押し込まれ、この際、包
装フィルムFは集積カードSの回りに胴折りされる。こ
の後、ターレット10の回転に伴い、包装フィルムFの
胴フラップ折りおよび胴シールがなされ、集積カードS
は包装フィルムFに筒状に包み込まれる。そして、押し
込み位置と反対側の出口位置に到達すると、集積カード
Sはターレット10のポケットから排出され、次に包装
セクション8のサイド折りライン12に排出される。
【0023】集積カードSがサイド折りライン12上を
移送される過程にて、その包装フィルムFにおける左右
の耳部は集積カードSの側面に折り込まれた後、図示し
ないヒートシーラによりヒートシールされる。包装フィ
ルムのサイドシールがなされた時点で集積カードSの包
装が完了し、カードCの集積包装品Hが形成される。こ
の後、サイド折りライン12の終端部にて集積包装品H
にはラベルLが貼付される。このラベルLはラベルロー
ルLRから繰り出される剥離シートLWから剥がすこと
で得られており、その剥離シートLWの繰出経路上には
ラベルLに所定の印字情報を印字するプリンタ16が配
置されている。そして、ラベルLを貼付された集積包装
品Hはサイド折りライン12から排出ライン14を通じ
て配列装置18に供給される。
【0024】排出ライン14は図示しないシュートを備
えており、このシュートはサイド折りライン12の終端
部からサイド折りライン12と平行に延びている。排出
ライン14の始端に位置付けられた集積包装品Hは、こ
のシュートを介して配列装置18まで移送される。配列
装置18は移送された集積包装品Hを受け取り、これを
順次上方へ積み上げて段積み製品列を形成する。また配
列装置18は排出ライン14と直交して延びる配列コン
ベヤ20を有している。この配列コンベヤ20は段積み
製品列の底面および一方の側面をそれぞれ支持する二面
コンベヤからなり、その二面をなすコンベヤは互いに直
交し、何れも水平面に対して傾斜している。
【0025】図2は、包装するべきカードCの形態を具
体的に示している。個々のカードCは例えば矩形のプリ
ペイドカードであり、その裏面には磁気バーコードMや
製品を個別に識別するための通し番号、つまり、シリア
ル番号(参照符号SNとともに*の列で示す)が記録さ
れている。またカードCには製品ホッパ4の数に応じて
複数の種類(例えば6種類)が設定されており、シリア
ル番号はその種類毎に区別して記録されている。
【0026】図3は、集積包装機を用いて本発明の調達
包装システムを構成するためのハードウェア資源の組み
合わせを示しており、以下に調達包装システムの具体的
な構成と、この調達包装システムの稼働を通じて実行さ
れる本発明の調達包装方法について詳しく説明する。上
述した集積包装機には制御用のプログラマブルコントロ
ーラ(以下、単に「制御用PLC」と称する。)30が
装備されており、この制御用PLC30は包装機外部の
ホストコンピュータ(PC)32と相互に通信可能とな
っている。また集積包装機はインタフェース部34を有
し、このインタフェース部34は制御用PLC30と相
互に通信可能となっている。
【0027】その他に、集積包装機において制御用PL
C30と相互に通信するべき機器としては、識別ラベル
発行機36および画像処理装置38がある。このうち識
別ラベル発行機36には上述したラベルLのプリンタ1
6やその貼付装置(図示されていない)が含まれてお
り、制御用PLC30は識別ラベル発行機36に対して
印字情報や動作指令を出力することができる。一方、画
像処理装置38は例えばCCDカメラからなる3つの画
像読取センサ40,42,44を備えており、これら画
像読取センサ40,42,44からの読取信号は画像処
理装置38を介して制御用PLC30に供給可能となっ
ている。
【0028】画像読取センサ40,42,44の具体的
な配置は、例えば図1に示されているように繰出装置2
からのカードCの繰出経路の途中と、包装セクション8
におけるサイド折りライン12の始端位置、そして、ラ
ベルLの貼付後に集積包装品Hが排出される排出ライン
14の手前位置となっている。包装工程順にみると、先
ず1番目の画像読取センサ40は製品ホッパ4から繰り
出されたカードCの裏面を撮像し、その通過の際にシリ
アル番号を個別に読み取る。次に2番目の画像読取セン
サ42は、包装フィルムFを透過して集積カードSのう
ち最外層のカードCの裏面を撮像し、そのカードCのシ
リアル番号を読み取る。なお図示の例でいう最外層のカ
ードCとは、ターレット10による集積カードSの反転
後に、その最上位に位置するカードCであり、その集積
過程では最下層に位置していたものである。そして、3
番目の画像読取センサ44は集積包装品Hに貼付された
ラベルLの印字面を撮像し、その印字された情報を読み
取る。
【0029】制御用PLC30はまた、集積包装機にお
ける一連の包装動作を制御するための包装動作制御部4
6を有している。この包装動作制御部46は集積包装機
の各種動作機器類48、つまり、ACモータや電磁弁,
出力アクチュエータ類への動作指令を行うことができ、
このような動作指令は各種出力制御部50を通じてパラ
レル信号により送信される。また、集積包装機にはその
包装動作に必要なセンサ機器類52が装備されており、
これらセンサ機器類52からパラレル信号で制御用PL
C30に検出結果が送信される。また制御用PLC30
と外部機器・周辺機器との情報通信は、通信制御部53
により制御されている。更に情報入出力の際、制御用P
LC30は情報入出力処理部54を通じて所定のデータ
処理を行っている。
【0030】図4は、集積包装機にて包装動作を実行す
るためのハードウェア構成を概略的に示している。上述
した繰出装置2や集積整理装置6,包装セクション8,
配列装置18における機械的な駆動はエアシリンダやモ
ータ等の動作機器類48により行われており、その動作
制御にあたりセンサ機器類52からの検出信号が使用さ
れている。また制御用PLC30には操作パネル55が
接続されており、この操作パネル55には集積包装機の
運転ボタンとその停止ボタンや、動作機器類48を非常
停止させるためのスイッチとそのリセットを行うための
スイッチが設けられている。
【0031】図5は、制御用PLC30により実行され
る集積包装機のメイン運転ルーチンを示している。具体
的には、先ず制御用PLC30は機械異常の有無を判断
し(ステップS1)、ここで何らかの異常があれば、そ
の異常を確認した後で運転ルーチンに復帰する(ステッ
プS2)。異常がなければ、動作機器類48の動作原点
への復帰完了を確認し(ステップS3)、これが確認で
きると、次に運転指令の入力があるまで待機する(ステ
ップS4)。運転指令の入力により制御用PLC30は
包装運転を開始させ(ステップS5)、その運転時には
機械異常の有無を引き続き判断する(ステップS6)。
運転時に異常が発生すると、制御用PLC30は各種の
動作機器類48を全て原点にて停止させ(ステップS
7)、その異常を確認した後で運転ルーチンに復帰する
(ステップS8)。その復帰後は運転指令の入力がある
まで待機し(ステップS9)、運転指令の入力により制
御用PLC30は包装運転を再開する(ステップS1
0)。運転時に異常がなければ、機械停止指令の入力が
あるまでは包装運転を継続(ステップS11→ステップ
S10)する。そして、機械停止指令の入力により各種
動作機器類48を原点にて停止させる(ステップS1
2)。
【0032】以下の表1〜表3は、調達包装システムを
機能させる上で制御用PLC30により処理される注文
情報を具体的に示している。注文情報は例えば、同一の
送付先に送付するべきカードCの種類とその必要枚数を
含む形式でホストPC32に入力される。このような注
文情報は、例えばカードCを送付するべき同一の送付先
毎に1データ単位として入力され、その際、注文情報に
は個別に受注番号が付されている。また注文情報には、
その1データ単位毎に送付先を特定するための送付先名
(例えばユーザ名やユーザコード等)が記録されてお
り、合わせて送付先へのカードCの送付期日(年月
日)、つまり、その納期を表す情報が含まれている。ま
た表1〜表3の注文情報には、集積包装の単位として枚
数の指定が注記されている。なお、本システムではイン
タフェース部34を通じて注文情報の入力を行うことも
可能となっている。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】これら注文情報は、例えばホストPC32
を通じてデータ入力することができ、その際、各種の情
報はコード化されて制御用PLC30に送信される。制
御用PLC30は、受信した注文情報を記憶部60に記
憶した後、演算部62にて注文情報の組み替えや編集等
の処理を行う。図6は、制御用PLC30の記憶部60
における注文情報の記憶の形態を示しており、上述した
3つの注文情報はその入力順に記憶部60の一時フォル
ダFL内に記憶される。記憶部60は更に別のデータ記
憶エリアDM,DBを有しており、演算部62により処
理を受けた後の情報は、これらデータ記憶エリアDM,
DBに記憶されていく。
【0037】図7は、演算部62による注文情報の並べ
替えを示しており、3つの注文情報は、その入力順から
送付期日の早い順、つまり、納期順に順位付けて並べ替
えられる。図示の例では、その入力順では最後であった
注文情報は、その納期に着目すると3つのうちで最も納
期が早いため、その並べ替え後には当該注文情報が最も
高順位に並べ替えられている。並べ替え後の注文情報は
順位付けされた状態でデータ記憶エリアDMに記憶され
る。
【0038】図8は、並べ替え後の注文情報に基づいて
行われる各種情報の処理を具体的に示している。演算部
62は注文情報の内容に基づき、先ずカードCを繰り出
す対象の製品ホッパ4とその繰り出し枚数とをカードC
の種類別に特定した「種類別包装単位情報」を形成す
る。ここで製品ホッパ4には例えば、「ホッパ1」,
「ホッパ2」,・・・,「ホッパ6」のようなホッパ番
号が割り当てられており、各製品ホッパ4はそのホッパ
番号により特定することができる。制御用PLC30の
記憶部60には予め、どの製品ホッパ4にどの種類のカ
ードCが収容されているかがそのホッパ番号に対応付け
て記憶されている。また記憶部60には、個々の製品ホ
ッパ4内に収容されているカードCのシリアル番号が全
てデータ化して記憶されており、そのシリアル番号デー
タ(製品データ)は各製品ホッパ4内でのカードCの積
層順にデータ配列されたものとなっている。すなわち、
製品ホッパ4内でのカードCの実際のシリアル番号をそ
の下層から順に並べた集合と、その製品ホッパ4につい
て記憶部60に記憶されているシリアル番号データをそ
の配列順に並べた集合とは、必ず一対一で対応してい
る。それゆえ、演算部62では注文情報に示されたカー
ドCの種類に基づいて、その繰り出し対象となる製品ホ
ッパ4および繰り出し枚数を情報処理上で特定すること
が可能となる。
【0039】またカードCの種類別に繰り出し枚数が特
定されれば、その繰り出し対象となるカードCの全ての
シリアル番号もまた特定される。従って、演算部62で
は種類別の繰り出し枚数に基づき、その枚数分のシリア
ル番号データを全て特定することができる。このように
特定されたシリアル番号データは、次の情報処理におい
て「包装単位別印字情報」の形成に使用される。具体的
には、演算部62はカードCの集積単位(例えば20
枚)毎にシリアル番号データ列を区切り、個々の区切り
内で先頭および末尾となるシリアル番号データをそれぞ
れ特定する。このように特定された区切り毎の先頭と末
尾のシリアル番号データが「包装単位別印字情報」とな
る。また「包装単位別印字情報」にはカードCの種類を
表す商品名や、その商品に関する情報を含めるようにし
てもよい。
【0040】制御用PLC30の演算部62は、注文情
報に含まれるカードCの全ての種類について、それぞれ
「種類別包装単位情報」および「包装単位別印字情報」
を形成する。そして、演算部62は「種類別包装単位情
報」および「包装単位別印字情報」をカードCの種類毎
に纏め、これらを「配列単位情報」として形成する。こ
のように形成された「配列単位情報」は、注文情報(1
データ単位)毎に記憶部60のデータ記憶エリアDBに
記憶される。
【0041】制御用PLC30は以上の情報処理を行う
と、次に繰出装置2の動作指令を出力する。動作指令は
「種類別包装単位情報」に基づいて出力され、この際
「種類別包装単位情報」は注文情報(1データ単位)毎
に順次、動作指令の出力に使用される。図9は、上述し
た注文情報の入力から、制御用PLC30による情報処
理までのシステム制御フローを示している。具体的に
は、ホストPC32を通じて注文情報を順次入力し(ス
テップS21)、全ての注文情報の入力が完了すると
(ステップS22)、制御用PLC30により注文情報
別の製造・生産順位決めが行われる(ステップS2
3)。この順位決めは既に述べたように、例えば注文情
報に示されたカード納期順とすることが好ましい。この
順位決めに従い、制御用PLC30は注文情報を順位付
けして並べ替え(ステップS24)、そして、個々の注
文情報に基づいて情報処理(データ編集)を行う(ステ
ップS25)。
【0042】図10は、集積包装機の起動から繰出装置
2による繰り出し動作を行うまでのシステム制御フロー
を示している。オペレータの操作(ステップS30)に
より運転ボタンが押されると(ステップS31)、制御
用PLC30は機械異常が無いかを判断する(ステップ
S32)。このとき何らかの異常があればそのトラブル
を処理するべく本制御ルーチンを外れて別のルーチンに
移行するものとする(ステップS33)。特に異常が認
められなければ、制御用PLC30は「配列単位情報」
の初期データをセットする(ステップS34)。ここで
「配列単位情報」には、その情報処理の過程で注文情報
毎に連続番号nが付されており、図8の例ではカードC
の種類数に応じて連続番号n=1〜6となっている。こ
のため「配列単位情報」の初期データとしては連続番号
n=1がセットされ、以後、順次連続番号n=2,3,
・・・,6と繰り上げられていくが、この繰り上げにつ
いては後述する。
【0043】このように初期データをセットすると、制
御用PLC30は連続番号n(初期データはn=1/
6)に該当する「配列単位情報」から「種類別包装単位
情報」を検索し、その「種類別包装単位情報」に基づい
て繰出装置2に対する動作指令を出力する。例えば「種
類別包装単位情報」により特定されるホッパ番号が「ホ
ッパ2」である場合、制御用PLC30は繰出装置2に
対して「ホッパ2」に該当する製品ホッパ4の位置決め
動作を開始する(ステップS35)。このような動作指
令を受けてエアシリンダ等の動作機器類48が作動し、
ホッパ列を配列方向に移動させて繰り出し対象となる製
品ホッパ4を繰り出し位置に位置決めする。
【0044】ホッパ列の移動が完了すると(ステップS
36)、繰出装置2により実際のカード繰り出し動作が
開始され、その繰出済みカードは後工程処理に移行され
る(ステップS37)。なおカード繰り出し動作に関す
る制御については更に後述する。このように1つの製品
ホッパ4から繰り出し枚数分のカードCを全て繰り出す
と(ステップS38)、制御用PLC30は上述した連
続番号nの値が全カード種類数(n=6)に達するまで
(ステップS39=No)次の製品ホッパ4についてそ
の位置決め動作とカード繰り出し動作を繰り返し、その
都度、連続番号nの値を1ずつ繰り上げる(ステップS
40)。そして、連続番号n=6/6のルーチンが終了
したとき、1つの注文情報に含まれる全種類のカードC
につき、その必要枚数分の繰り出し動作が完了したこと
になる。
【0045】図11は、カードCの繰り出し動作に伴う
制御用PLC30のデータ処理を示している。順次繰り
出されたカードCのシリアル番号は、画像読取センサ4
0にて個別に読み取られ、画像処理装置38による画像
処理を経てシリアル番号データ(個別読取信号)に変換
される。一方、制御用PLC30は記憶部60のデータ
配列エリアDAからシリアル番号データをカードCの繰
り出し順に読み出し、これをシフトデータとしてコピー
する。このシリアル番号シフトデータは、その読み出し
順にデータアドレスを付して別のデータ蓄積エリアDT
に蓄積される(繰出済み製品データ列)。これらデータ
処理は実際のカード繰り出し動作に同期して行われ、そ
の動作毎に制御用PLC30は画像処理装置38から送
信されるシリアル番号データとシリアル番号シフトデー
タとを照合する。
【0046】図12は、制御用PLC30によるカード
繰り出し動作の制御フローを示している。上述の動作指
令により、繰出装置2の繰り出しモータを起動すると
(ステップS41)、例えば図示しないサクションパッ
ドの働きにより製品ホッパ4の下面から1枚ずつカード
Cが連続的に繰り出され、このとき制御用PLC30は
1番目の検査としてカードCの2枚繰り出しを判断する
(ステップS42)。この判断は、例えば繰出検査セン
サ56を用いて行うことができる。繰出検査センサ56
は、カードCの繰り出し経路に沿って上流側と下流側の
位置に2つ配置されており、何れもカードCの通過に伴
い、その厚み方向に変位可能な揺動子を有している。繰
出検査センサ56は揺動子の変位量を検出し、その検出
信号を制御用PLC30に送信する。制御用PLC30
は変位量の検出信号に基づいてカードCの厚みが規定範
囲を超えていると認められるとき、カードCの2枚繰り
出しが生じたものと判断する。
【0047】1枚繰り出しの場合、制御用PLC30は
続いて2番目の検査として、上述したシリアル番号の読
み取りデータとシフトデータとの照合を行う(ステップ
S43)。その結果、整合性が確認できる場合は次に3
番目の検査としてカード詰まりの有無を判断する(ステ
ップS44)。この判断もまた、繰出検査センサ56を
用いて行うことができ、例えば検出信号が一定時間継続
して出力されているとき、繰り出し経路内にてカード詰
まりが生じたものと判断する。
【0048】これら3つの検査を通して問題がなけれ
ば、集積枚数に達するまでカードCの繰り出し動作を継
続する(ステップS45)。集積枚数のカウントは繰出
検査センサ56を利用して行うことができ、そのカウン
ト数が集積枚数に達すると、制御用PLC30はここで
繰り出しモータを一旦停止させ(ステップS46)、そ
の繰出済みの集積カードSについての制御フローを次の
包装工程へ引き継ぐ。
【0049】この後、集積整列装置6による集積カード
Sの整列および旋回位置付け動作が完了し、新たにカー
ド集積バケット58の受け入れ態勢が整えられると、制
御用PLC30は次の集積包装単位について繰り出し動
作を開始する。カードCの繰り出し過程で何れかの検査
において問題が生じた場合、制御用PLC30は直ちに
集積包装機の運転を停止させる(ステップS47)。こ
の後、オペレータ作業によりカード集積バケット58内
のカードCを抜き取り(ステップS48)、カード枚数
とそのシリアル番号を確認して修正する(ステップS4
9)。そして、カード集積バケット58のカードCを製
品ホッパ4内の元の位置に戻し(ステップS50)、シ
ステムを再起動する(ステップS51)。
【0050】包装工程における制御は、例えば公知の折
り畳み包装のフローに沿って行うことができる。すなわ
ち、上述した包装フィルムFの胴折り・胴フラップ折り
・胴シール・耳折り(サイドフラップ折りを含む)・サ
イドシール等を連続して行うべく動作機器類48の制御
を行う。なお、ここでの包装作業やその動作制御は何れ
も公知であるので、図示とともにその説明を省略する。
【0051】図13は、集積カードSの包装から、その
集積包装品Hへのラベル貼付までの間に制御用PLC3
0により行われるデータ処理を示している。ここでは先
ず、上述した画像読取センサ42からの読取信号が画像
処理装置38を経て読み取りデータに変換され、この読
み取りデータ(集積読取信号)が制御用PLC30に送
信される。一方、制御用PLC30はデータ蓄積エリア
DTに蓄積したシリアル番号データ列のうち、その集積
順でみて最下層に位置するべきシフトデータを抽出す
る。このとき、カードCの集積順でみて最下層のシリア
ル番号は、その集積単位の区切り内で先頭となる。同様
に最上層のシリアル番号はその末尾となることが明らか
である。画像処理装置38から読み取りデータが送信さ
れると、制御用PLC30はその読み取りデータと抽出
した先頭シリアル番号シフトデータとを照合する。
【0052】図14は更に、この後のデータ処理に伴う
制御フローを示している。上述のように制御用PLCは
読み取りデータと先頭シリアル番号シフトデータとを照
合する(ステップS60)。この照合の結果、整合性が
確認できる場合(ステップS61=Yes)、制御用P
LC30は先頭シリアル番号シフトデータを記憶部60
内のデータ出力エリアDOに転送し、別途抽出した末尾
シリアル番号シフトデータとともにデータ出力エリアD
Oに保存する。これにより先頭および末尾のシリアル番
号シフトデータは「包装単位別印字情報」にデータ結合
される(ステップS62)。このデータ結合後、制御用
PLC30は先頭および末尾のシリアル番号を含む「包
装単位別印字情報」を識別ラベル発行機36にデータ転
送する(ステップS63)。
【0053】識別ラベル発行機36は、ラベルロールL
Rの繰り出しによりブランクのラベルを生成し、転送さ
れた「包装単位別印字情報」に基づいてラベルLに情報
を印字する(ステップS64)。このとき印字される情
報は、例えば包装品Hの中身であるカードCのシリアル
番号を先頭から末尾の範囲で表示したもの(識別表示)
や、上述の商品名・商品情報等である。そして、この印
字済みラベルLが耳折りライン12の終端に供給され、
そこで集積包装品Hに貼付される(ステップS65)。
【0054】以上のラベル発行・貼付動作を行う前にシ
リアル番号の不整合が生じた場合(ステップS61=N
o)、制御用PLC30は集積包装機の運転を直ちに停
止させる(ステップS66)。この後、オペレータによ
り異常の確認および修正作業を行い(ステップS6
7)、修正後にシステムとともに集積包装機を再起動さ
せる(ステップS68)。
【0055】ラベルLを貼付された集積包装品Hは、画
像読取センサ44によりラベルLの印字情報が読み取ら
れる。この読取信号に基づき画像処理装置38はラベル
Lに印字された先頭シリアル番号を読み取りデータ(表
示読取信号)に変換して制御用PLC30に送信する。
制御用PLC30は読み取りデータを受信すると、デー
タ出力エリアDOに保存した先頭シリアル番号データと
読み取りデータとを照合する(ステップS69)。なお
この際、あわせてラベルLの印字不良やラベルLの貼付
位置不良等をも確認することもできる。
【0056】シリアル番号を照合した結果、その整合性
が確認できる場合は識別ラベル発行機36を次のラベル
発行・貼付動作に備えさせる(ステップS70)。そし
て、ラベル貼付済みの集積包装品Hを排出ライン14に
送出し(ステップS71)、制御用PLC30は制御フ
ローを次の配列行程へ移行させる。これに対して、シリ
アル番号の不整合が確認された場合(ステップS69=
No)、制御用PLC30は直ちに集積包装機の運転を
停止させる(ステップS72)。そして、ラベルLを再
印字した後、オペレータにより不整合のラベルLを剥が
して正規のラベルLに貼り替える(ステップS73)。
この段階では集積包装品Hの中身であるカードCのシリ
アル番号に不整合はないため、ラベルLの張り替えのみ
でシステムを再起動させることが可能となる(ステップ
S74)。
【0057】図15は、配列装置18による段積み製品
列の形成を示している。配列装置18は、配列コンベア
20の始端近傍に積み上げホッパおよびエレベータ(何
れも図示していない)を有しており、供給された集積包
装品Hは積み上げホッパ内にて順次押し上げ式に積み上
げられていく。なお、ホッパ内での積み上げ高さの上限
はカードCの最高重ね枚数に基づいて規定されており、
それゆえ、集積包装枚数の単位によって積み上げ段数の
上限も異なる。
【0058】図16は、配列装置18の動作制御フロー
を示している。これまでに説明したカードCの繰り出
し、包装およびラベル貼付を経て、配列装置18には注
文情報毎に全ての種類のカードCがそれぞれ繰り出し枚
数だけ順に集積包装品Hの形態で供給される。上述のよ
うに配列装置18は、受け取った集積包装品Hを積み上
げホッパ内にて順に段積みする(ステップS80)。そ
して、集積包装品Hを1段積み上げる毎に、1つの注文
情報に含まれる全ての集積包装品Hの積み上げが完了し
たかを確認する(ステップS81)。例えば、制御用P
LC30は1つの注文情報に基づいて生産されるべき集
積包装品Hの全個数Nを演算し、配列装置18での受け
入れ個数がその全個数Nに達したとき、1つの注文情報
に含まれる全ての集積包装品Hの積み上げが完了したこ
とを確認することができる。
【0059】この積み上げが未だ完了していなければ、
次に制御用PLC30は積み上げ段数が上限(例えばカ
ード1000枚分)に達したかを確認し、達していなけ
れば(ステップS82=No)次の集積包装品Hの積み
上げを行う。積み上げホッパ内での積み上げ段数が上限
に達すると、図示しないプッシャが段積み包装品を横方
向へ一斉に押し出し、これら段積み包装品を配列コンベ
ア20の搬送面上に移し替える(ステップS83)。こ
のとき、例えばプッシャによる移し替え動作に同期して
配列コンベア20の搬送面が走行し、その移し替え時に
段積み包装品が荷崩れするのを防止する。
【0060】この後、1つの注文単位について集積包装
品Hの受け入れおよび段積みが全個数Nに達すると、同
様にプッシャの働きにより段積み包装品が配列コンベア
20の搬送面上に移し替えられる(ステップS84)。
そして、配列コンベア20が更に1ピッチだけ走行し
(ステップS85)、次に移し替えられる段積み包装品
との間に区切りを設けるためのスペースを確保する。
【0061】以上で、1つの注文単位についてカード繰
り出し・包装・ラベル貼付・配列が一通り完了し、この
結果、配列コンベア20上には注文情報の1データ単位
毎に全ての種類のカードCがそれぞれ必要枚数分だけ含
まれた段積み包装品列が1配列単位として形成される。
なお、1配列単位毎に隣り合う段積み包装品の間には1
ピッチ分のスペースが確保されており、その区切りは視
覚的にも容易に認識できるものとなっている。
【0062】上述のように調達包装システムを稼働させ
てその調達包装方法を実行すると、配列コンベヤ20上
には複数注文情報の個々に対応した段積み包装品列が形
成され、その包装品列は同一送付先別に納期の早いもの
から順に配列される。例えば、上記の表1〜表3に示さ
れる3つの注文情報がシステムに入力された場合、その
最も納期の早い注文情報(表3)に対応する包装品列が
配列コンベヤ20上にて最初に形成される(図15参
照)。これに続き、2番目に納期の早い注文情報(表
2)に対応する包装品列が形成され、そして最後に納期
の最も遅い注文情報(表1)に対応する包装品列が形成
されることになる。
【0063】この後、段積みして配列された集積包装品
Hは例えば、その送付先毎に纏めて出荷・配送される。
このとき、上述のように送付先別の区切りが明らかであ
れば、作業者による荷造り作業もまた容易となる。本発
明の調達包装システムは上述した実施の形態に制約され
ることなく、各種の変形を伴って実施が可能である。一
実施形態では包装するべき製品としてプリペイドカード
を取り扱っているが、本発明はカード以外の製品にも適
用可能である。また集積包装機の包装形態は折り畳み包
装だけでなく、その他のシュリンク包装やピロー包装等
の形態であってもよい。更に、カードCに記録するべき
識別情報はシリアル番号を印字したものに限られず、磁
気データやバーコード等に変換されたものであってもよ
いし、また、識別情報は単に商品名等を個別に表示した
ものであってもよい。
【0064】繰出装置2では、製品ホッパ4の配列を任
意に変更可能であり、特にその配列がホッパ番号順に1
列となっていなくてもよい。また、製品ホッパ4として
は傾斜積層ホッパが好ましい一例であるが、垂直ホッパ
を用いることはもちろん可能である。また製品ホッパ4
からの繰り出し形態は、最下層のホッパ出口から順に繰
り出す下面繰り出しに限られず、最上層から繰り出す上
面繰り出しの形態であってもよい。ただし、上面繰り出
しの場合はホッパ内での積層順が一実施形態とは逆にな
る。
【0065】一実施形態では、画像処理装置38を用い
てカードCのシリアル番号やラベルLの印字情報を読み
取っているが、識別情報の記録に磁気データやバーコー
ドを用いた場合は、磁気読取装置やバーコードリーダを
用いて本システムを構成することができる。また、配列
装置18は積み上げ式のものに限られず、包装品Hをバ
ケット内に集積したり、包装品Hを小端立てして配列し
たりするものであってもよい。
【0066】その他、一実施形態において制御用PLC
30により実行される各種の制御フローは何れも好まし
い例として挙げたものであり、具体的な制御ステップに
関してソフトウェア上で各種の変更を行ってもよい。ま
た、集積包装機や繰出装置2、配列装置18等の具体的
な構成は適宜に変形が可能であり、これらは包装するべ
き製品に応じて適切な形態に変更できることはいうまで
もない。
【0067】
【発明の効果】本発明の調達包装システム(請求項1)
および調達包装方法(請求項7)によれば、送付先から
の注文内容に応じて集積包装機を作動させるので、その
同一送付先毎に必要な種類の製品を必要個数だけ包装
し、これら包装品を一括して配列することができる。こ
のため、包装作業前に製品を仕分け供給し、あるいは包
装作業後に送付先別の仕分けや注文内容の確認作業を行
う必要がなく、作業負担が大幅に軽減される。また、送
付先別に製品列が配列されるため一見してその区分けが
明らかとなり、送付先への配送間違いが起こりにくい。
更に、注文情報を入力するだけの簡単な作業で必要な製
品の調達包装・配列が全て完了するため、製品の発送元
における生産効率が大きく向上する。
【0068】注文情報が複数ある場合、これらを自動的
に納期順に並べ替えて包装・配列動作の順序を決定して
いれば(請求項2)、納期の早いものから優先的に製品
の出荷・配送が可能となり、より実用的な用途に優れた
ものとなる。特に、製品の繰り出し過程で個々にその識
別情報の確認を行っていれば(請求項3)、繰り出し不
良品の包装品への混入が未然に防止され、その配送間違
いが大幅に減少する。また、製品の集積後にその最外層
の製品について識別情報を確認することで(請求項
4)、集積包装品の区切りずれが未然に防止される。
【0069】また、製品の識別番号を通し番号にて記録
し、個々の集積包装品にその通し番号をラベル表示すれ
ば(請求項5)、包装品を開封することなくその中身を
知ることができる。更に、ラベルの貼付後にラベル表示
内容を確認することにより(請求項6)、生産された包
装品の信頼性を大きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調達包装システムに使用される集積包
装機を概略的に示した斜視図である。
【図2】製品の一例として、プリペイドカードの形態を
具体的に示した斜視図である。
【図3】本発明の調達包装システムを構成するハードウ
ェアの組み合わせを示したブロック図である。
【図4】集積包装機における各種機器類の組み合わせを
示したブロック図である。
【図5】集積包装機のメイン運転ルーチンを示したフロ
ーチャートである。
【図6】制御用PLCによる情報処理を説明するための
概念図である。
【図7】注文情報の並べ替えを説明するための概念図で
ある。
【図8】並べ替え後の注文情報に基づいて各種の情報を
データ編集する作業を説明するための概念図である。
【図9】注文情報の入力およびデータ編集作業の流れを
示したフローチャートである。
【図10】繰出装置によるカード繰り出し動作の制御手
順を示したフローチャートである。
【図11】カード繰り出しに伴うデータ処理を示した概
念図である。
【図12】図11のデータ処理を実行する際の制御手順
を示したフローチャートである。
【図13】集積カードの包装およびラベル発行に伴うデ
ータ処理を示した概念図である。
【図14】図13のデータ処理を実行する際の制御手順
を示したフローチャートである。
【図15】配列装置による集積包装品の配列形態を具体
的に示した図である。
【図16】図15の配列動作を実行する際の制御手順を
示したフローチャートである。
【符号の説明】 2 繰出装置(繰出手段) 4 製品ホッパ 6 集積整列装置(包装経路) 8 包装セクション(包装経路) 18 配列装置(配列手段) 30 制御用PLC(情報入力手段,情報処理手段,停
止手段) 36 識別ラベル発行機(ラベル発行手段) 38 画像処理装置(個別読取手段,集積読取手段,標
示読取手段) 60 記憶部(記憶手段) 62 演算部(データシフト手段,繰出確認手段,集積
確認手段,ラベル確認手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 57/16 B65G 57/16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品ホッパ内に積層して収容された製品
    を順次繰り出して所定の個数毎に集積し、この集積製品
    を包材により包装して集積包装品を形成する集積包装機
    を用いた製品の調達包装システムにおいて、 個別に識別情報が記録された複数種類の製品をその種類
    別に区分けして収容する製品ホッパの列と、 同一の送付先に送付するべき製品の種類および必要個数
    の情報を含む注文情報を1データ単位として受け取る情
    報入力手段と、 前記注文情報の1データ単位に含まれる全種類の製品に
    つき、その種類別に繰り出しの対象となる前記製品ホッ
    パおよび繰り出し個数を特定した種類別包装単位情報を
    形成し、この種類別包装単位情報を前記注文情報の1デ
    ータ単位毎に順次出力する情報処理手段と、 前記種類別包装単位情報に基づいて特定される前記製品
    ホッパから前記繰り出し個数分の製品を順次繰り出し、
    この種類別の繰り出し動作を前記種類別包装単位情報の
    出力順に実行する繰出手段と、 前記繰り出された製品を所定枚数毎に集積し、この集積
    製品を包材により包装して前記集積包装品を形成する包
    装経路と、 前記包装経路から受け取った前記集積包装品を段積みし
    て配列し、前記注文情報の1データ単位に含まれる全種
    類の製品がそれぞれ必要個数だけ含まれる製品列を1配
    列単位として形成する配列手段とを具備したことを特徴
    とする製品の調達包装システム。
  2. 【請求項2】 前記注文情報は前記送付先への送付期日
    の情報を更に含み、 前記情報処理手段は、受け取った複数データ単位の前記
    注文情報をその送付期日に基づいて順位付けし、その高
    位から順に前記種類別包装単位情報を形成して出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の製品の調達包装シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記各製品ホッパに収容された製品の前
    記識別情報をその積層順にデータ化して製品データの列
    を形成し、この製品データ列を前記各製品ホッパについ
    て記憶する記憶手段と、 前記製品ホッパから繰り出される個々の製品の前記識別
    情報を読み取り、その個別読取信号を出力する個別読取
    手段と、 前記繰出手段による製品の繰り出し動作に同期して、そ
    の繰り出し対象となる前記製品ホッパの前記製品データ
    列から個々の製品データを順次読み出し、この読み出し
    た製品データを順次蓄積して繰出済み製品データ列を形
    成するデータシフト手段と、 製品の繰り出し過程で前記個別読取信号と前記読み出し
    た製品データとを個々の製品について照合し、その整合
    性を確認する繰出確認手段と、 前記繰出確認手段により整合性が確認できない事態が生
    じたとき、前記繰出手段の繰り出し動作および前記包装
    経路の包装動作を停止させる停止手段とを更に備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の製品の調達包
    装システム。
  4. 【請求項4】 前記包装経路内にて集積された集積製品
    のうち、その最外層に位置するべき製品の前記製品デー
    タを前記繰出済み製品データ列から抽出する抽出手段
    と、 前記包装経路の途中に設けられ、前記集積製品が包装さ
    れる過程でその最外層に位置する製品の前記識別情報を
    読み取り、その集積読取信号を出力する集積読取手段
    と、 前記抽出手段により抽出した前記製品データと前記集積
    読取信号とを照合し、その整合性を確認する集積確認手
    段とを更に備え、 前記停止手段は前記集積確認手段により整合性が確認で
    きない事態が生じたとき、前記繰出手段の繰り出し動作
    および前記包装経路の包装動作を停止させることを特徴
    とする請求項3に記載の製品の調達包装システム。
  5. 【請求項5】 前記識別情報は、製品の種類別に所定の
    通し番号として前記各製品ホッパ内での積層順に記録さ
    れており、 前記情報処理手段は、前記製品データ列をその先頭から
    前記集積製品の集積単位毎に区切り、個々の区切り内で
    それぞれ先頭および末尾の番号となる製品データを包装
    単位別印字情報として出力する情報出力部を含み、 前記包装経路は、前記包装単位別印字情報に基づいて前
    記先頭および末尾の番号を含む識別表示をラベルに印字
    し、前記集積製品が集積包装品に包装された後、前記ラ
    ベルを前記集積包装品に貼付するラベル発行手段を更に
    含むことを特徴とする請求項3または4に記載の製品の
    調達包装システム。
  6. 【請求項6】 前記包装経路は前記ラベルに印字された
    識別表示を読み取り、その標示読取信号を出力する標示
    読取手段と、前記標示読取信号と前記包装単位別印字情
    報とを照合し、その整合性を確認するラベル確認手段と
    を更に含み、 前記停止手段は前記ラベル確認手段により整合性が確認
    できない事態が生じたとき、前記ラベル発行手段による
    前記ラベルの印字および貼付をも停止させることを特徴
    とする請求項5に記載の製品の調達包装システム。
  7. 【請求項7】 製品ホッパ内に積層して収容された製品
    を順次繰り出して所定の個数毎に集積し、この集積製品
    を包材により包装して集積包装品を形成する集積包装機
    を用いた製品の調達包装方法において、 個別に識別情報が通し番号で記録された複数種類の製品
    を、その種類別に区分けして前記通し番号順に積層して
    製品ホッパ内に収容し、 前記各製品ホッパ内に積層された製品の前記通し番号を
    データ化して前記製品ホッパ毎の製品データ列として記
    憶しておき、 同一の送付先に送付するべき製品の種類および必要個数
    の情報を含む注文情報を1データ単位として受け取り、
    前記注文情報の1データ単位に含まれる全種類の製品に
    つき、その種類別に繰り出しの対象となる前記製品ホッ
    パおよび繰り出し個数を特定した種類別包装単位情報を
    形成して記憶し、 前記種類別包装単位情報に基づいて特定される前記繰り
    出し個数を前記集積包装機における製品の集積単位毎に
    分割して区切り、この区切り内で先頭および末尾となる
    前記通し番号を特定した包装単位別印字情報を形成して
    記憶し、 前記注文情報の1単位毎に、前記種類別包装単位情報お
    よび前記包装単位別印字情報を製品の種類毎に纏めた配
    列単位情報を形成して記憶し、 前記注文情報の1データ単位毎に前記配列単位情報を順
    次読み出し、その種類別包装単位情報に基づいて特定さ
    れる前記製品ホッパから前記繰り出し個数分の製品を順
    次繰り出し、この種類別の繰り出し動作を前記注文情報
    の1データ単位内で形成された全ての前記種類別包装単
    位情報について順次実行し、 前記繰り出した製品を前記集積包装機に供給して所定枚
    数毎に集積し、この集積製品を包材により包装して前記
    集積包装品を形成し、 前記包装単位別印字情報に基づいて、前記集積単位毎に
    その先頭から末尾までの通し番号の範囲を印字した識別
    ラベルを発行し、この識別ラベルを前記集積包装品に貼
    付し、 前記配列単位情報に基づいて前記識別ラベルを貼付され
    た前記集積包装品を段積みして配列し、前記注文情報の
    1単位に含まれる全種類の製品がそれぞれ必要個数だけ
    含まれる製品列を1配列単位として形成することを特徴
    とする製品の調達包装方法。
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