JP2002216469A - 強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその駆動方法 - Google Patents
強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその駆動方法Info
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- JP2002216469A JP2002216469A JP2001015053A JP2001015053A JP2002216469A JP 2002216469 A JP2002216469 A JP 2002216469A JP 2001015053 A JP2001015053 A JP 2001015053A JP 2001015053 A JP2001015053 A JP 2001015053A JP 2002216469 A JP2002216469 A JP 2002216469A
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- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/80—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/22—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ディスターブの影響を抑制しつつ、所望のメモ
リセルに直ちにアクセス可能な強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法を提供する。 【解決手段】ビット線と、選択用トランジスタと、M個
のメモリセルから構成されたサブメモリユニットと、M
本のプレート線と、ビット線に接続されたセンスアンプ
から成るメモリユニットから構成され、各メモリセル
は、第1の電極と強誘電体層と第2の電極とから成り、
サブメモリユニットを構成するメモリセルの第1の電極
は、サブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の
第1の電極は、選択用トランジスタを介してビット線に
接続され、第2の電極はプレート線に接続されている強
誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方法にあっては、
外部から指定された指定アドレスのメモリセルに記憶さ
れたデータを読み出し、センスアンプにラッチした後、
センスアンプにラッチされた該データを出力する。
リセルに直ちにアクセス可能な強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法を提供する。 【解決手段】ビット線と、選択用トランジスタと、M個
のメモリセルから構成されたサブメモリユニットと、M
本のプレート線と、ビット線に接続されたセンスアンプ
から成るメモリユニットから構成され、各メモリセル
は、第1の電極と強誘電体層と第2の電極とから成り、
サブメモリユニットを構成するメモリセルの第1の電極
は、サブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の
第1の電極は、選択用トランジスタを介してビット線に
接続され、第2の電極はプレート線に接続されている強
誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方法にあっては、
外部から指定された指定アドレスのメモリセルに記憶さ
れたデータを読み出し、センスアンプにラッチした後、
センスアンプにラッチされた該データを出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体型不揮発
性半導体メモリ及びその駆動方法に関する。
性半導体メモリ及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の強誘電体型不揮発性半導
体メモリに関する研究が盛んに行われている。強誘電体
型不揮発性半導体メモリ(以下、不揮発性メモリと略称
する場合がある)は、高速アクセスが可能で、しかも、
不揮発性であり、また、小型で低消費電力であり、更に
は、衝撃にも強く、例えば、ファイルのストレージやレ
ジューム機能を有する各種電子機器、例えば、携帯用コ
ンピュータや携帯電話、ゲーム機の主記憶装置としての
利用、あるいは、音声や映像を記録するための記録メデ
ィアとしての利用が期待されている。
体メモリに関する研究が盛んに行われている。強誘電体
型不揮発性半導体メモリ(以下、不揮発性メモリと略称
する場合がある)は、高速アクセスが可能で、しかも、
不揮発性であり、また、小型で低消費電力であり、更に
は、衝撃にも強く、例えば、ファイルのストレージやレ
ジューム機能を有する各種電子機器、例えば、携帯用コ
ンピュータや携帯電話、ゲーム機の主記憶装置としての
利用、あるいは、音声や映像を記録するための記録メデ
ィアとしての利用が期待されている。
【0003】この不揮発性メモリは、強誘電体薄膜の高
速分極反転とその残留分極を利用し、強誘電体層を有す
るキャパシタ部の蓄積電荷量の変化を検出する方式の、
高速書き換えが可能な不揮発性メモリであり、基本的に
は、キャパシタ部と選択用トランジスタ(スイッチング
用トランジスタ)とから構成されている。キャパシタ部
は、例えば、下部電極、上部電極、及び、これらの電極
間に挟まれた高比誘電率εを有する強誘電体層から構成
されている。この不揮発性メモリにおけるデータの書き
込みや読み出しは、図27に示す強誘電体のP−Eヒス
テリシスループを応用して行われる。即ち、強誘電体層
に外部電界を加えた後、外部電界を除いたとき、強誘電
体層は自発分極を示す。そして、強誘電体層の残留分極
は、プラス方向の外部電界が印加されたとき+Pr、マ
イナス方向の外部電界が印加されたとき−Prとなる。
ここで、残留分極が+Prの状態(図27の「D」参
照)の場合を「0」とし、残留分極が−Prの状態(図
27の「A」参照)の場合を「1」とする。
速分極反転とその残留分極を利用し、強誘電体層を有す
るキャパシタ部の蓄積電荷量の変化を検出する方式の、
高速書き換えが可能な不揮発性メモリであり、基本的に
は、キャパシタ部と選択用トランジスタ(スイッチング
用トランジスタ)とから構成されている。キャパシタ部
は、例えば、下部電極、上部電極、及び、これらの電極
間に挟まれた高比誘電率εを有する強誘電体層から構成
されている。この不揮発性メモリにおけるデータの書き
込みや読み出しは、図27に示す強誘電体のP−Eヒス
テリシスループを応用して行われる。即ち、強誘電体層
に外部電界を加えた後、外部電界を除いたとき、強誘電
体層は自発分極を示す。そして、強誘電体層の残留分極
は、プラス方向の外部電界が印加されたとき+Pr、マ
イナス方向の外部電界が印加されたとき−Prとなる。
ここで、残留分極が+Prの状態(図27の「D」参
照)の場合を「0」とし、残留分極が−Prの状態(図
27の「A」参照)の場合を「1」とする。
【0004】「1」あるいは「0」の状態を判別するた
めに、強誘電体層に例えばプラス方向の外部電界を印加
する。これによって、強誘電体層の分極は図27の
「C」の状態となる。このとき、データが「0」であれ
ば、強誘電体層の分極状態は、「D」から「C」の状態
に変化する。一方、データが「1」であれば、強誘電体
層の分極状態は、「A」から「B」を経由して「C」の
状態に変化する。データが「0」の場合には、強誘電体
層の分極反転は生じない。一方、データが「1」の場合
には、強誘電体層に分極反転が生じる。その結果、キャ
パシタ部の蓄積電荷量に差が生じる。選択された不揮発
性メモリの選択用トランジスタをオンにすることで、こ
の蓄積電荷を信号電流として検出する。データの読み出
し後、外部電界を0にすると、データが「0」のときで
も「1」のときでも、強誘電体層の分極状態は図27の
「D」の状態となってしまう。即ち、読み出し時、デー
タ「1」は、一旦、破壊されてしまう。それ故、データ
が「1」の場合、マイナス方向の外部電界を印加して、
「D」、「E」という経路で「A」の状態とし、データ
「1」を再度書き込む。
めに、強誘電体層に例えばプラス方向の外部電界を印加
する。これによって、強誘電体層の分極は図27の
「C」の状態となる。このとき、データが「0」であれ
ば、強誘電体層の分極状態は、「D」から「C」の状態
に変化する。一方、データが「1」であれば、強誘電体
層の分極状態は、「A」から「B」を経由して「C」の
状態に変化する。データが「0」の場合には、強誘電体
層の分極反転は生じない。一方、データが「1」の場合
には、強誘電体層に分極反転が生じる。その結果、キャ
パシタ部の蓄積電荷量に差が生じる。選択された不揮発
性メモリの選択用トランジスタをオンにすることで、こ
の蓄積電荷を信号電流として検出する。データの読み出
し後、外部電界を0にすると、データが「0」のときで
も「1」のときでも、強誘電体層の分極状態は図27の
「D」の状態となってしまう。即ち、読み出し時、デー
タ「1」は、一旦、破壊されてしまう。それ故、データ
が「1」の場合、マイナス方向の外部電界を印加して、
「D」、「E」という経路で「A」の状態とし、データ
「1」を再度書き込む。
【0005】現在主流となっている不揮発性メモリの構
造及びその動作は、米国特許第4873664号におい
て、S.Sheffiledらが提案したものである。
この不揮発性メモリは、図28に等価回路図を示すよう
に、2つの不揮発性メモリセルから構成されている。
尚、図28において、1つの不揮発性メモリを点線で囲
った。各不揮発性メモリセルは、例えば、選択用トラン
ジスタTR11,TR12、キャパシタ部FC11,FC12か
ら構成されている。
造及びその動作は、米国特許第4873664号におい
て、S.Sheffiledらが提案したものである。
この不揮発性メモリは、図28に等価回路図を示すよう
に、2つの不揮発性メモリセルから構成されている。
尚、図28において、1つの不揮発性メモリを点線で囲
った。各不揮発性メモリセルは、例えば、選択用トラン
ジスタTR11,TR12、キャパシタ部FC11,FC12か
ら構成されている。
【0006】尚、2桁あるいは3桁の添字、例えば添字
「11」は、本来、添字「1,1」と表示すべき添字で
あり、例えば「111」は、本来、添字「1,1,1」
と表示すべき添字であるが、表示の簡素化のため、場合
によっては、2桁あるいは3桁の添字で表示する。ま
た、添字「M」を、例えば複数のメモリセルやプレート
線を総括的に表示する場合に使用し、添字「m」を、例
えば複数のメモリセルやプレート線を個々に表示する場
合に使用し、添字「N」を、例えば選択用トランジスタ
やサブメモリユニットを総括的に表示する場合に使用
し、添字「n」を、例えば選択用トランジスタやサブメ
モリユニットを個々に表示する場合に使用する。
「11」は、本来、添字「1,1」と表示すべき添字で
あり、例えば「111」は、本来、添字「1,1,1」
と表示すべき添字であるが、表示の簡素化のため、場合
によっては、2桁あるいは3桁の添字で表示する。ま
た、添字「M」を、例えば複数のメモリセルやプレート
線を総括的に表示する場合に使用し、添字「m」を、例
えば複数のメモリセルやプレート線を個々に表示する場
合に使用し、添字「N」を、例えば選択用トランジスタ
やサブメモリユニットを総括的に表示する場合に使用
し、添字「n」を、例えば選択用トランジスタやサブメ
モリユニットを個々に表示する場合に使用する。
【0007】そして、それぞれの不揮発性メモリセルに
相補的なデータを書き込むことにより、1ビットを記憶
する。図28において、符号「WL」はワード線を示
し、符号「BL」はビット線を示し、符号「PL」はプ
レート線を意味する。1つの不揮発性メモリに着目する
と、ワード線W1は、ワード線デコーダ/ドライバWD
に接続されている。また、ビット線BL1,BL2は、セ
ンスアンプSAに接続されている。更には、プレート線
PL1は、プレート線デコーダ/ドライバPDに接続さ
れている。
相補的なデータを書き込むことにより、1ビットを記憶
する。図28において、符号「WL」はワード線を示
し、符号「BL」はビット線を示し、符号「PL」はプ
レート線を意味する。1つの不揮発性メモリに着目する
と、ワード線W1は、ワード線デコーダ/ドライバWD
に接続されている。また、ビット線BL1,BL2は、セ
ンスアンプSAに接続されている。更には、プレート線
PL1は、プレート線デコーダ/ドライバPDに接続さ
れている。
【0008】このような構造を有する不揮発性メモリに
おいて、記憶されたデータを読み出す場合、ワード線W
L1を選択し、更には、プレート線PL1を駆動すると、
相補的なデータが、対となったキャパシタ部FC11,F
C12から選択用トランジスタTR11,TR12を介して対
となったビット線BL1,BL2に電圧(ビット線電位)
として現れる。かかる対となったビット線BL1,BL2
の電圧(ビット線電位)を、センスアンプSAで検出す
る。
おいて、記憶されたデータを読み出す場合、ワード線W
L1を選択し、更には、プレート線PL1を駆動すると、
相補的なデータが、対となったキャパシタ部FC11,F
C12から選択用トランジスタTR11,TR12を介して対
となったビット線BL1,BL2に電圧(ビット線電位)
として現れる。かかる対となったビット線BL1,BL2
の電圧(ビット線電位)を、センスアンプSAで検出す
る。
【0009】1つの不揮発性メモリは、ワード線W
L1、及び、対となったビット線BL1,BL2によって
囲まれた領域を占めている。従って、仮に、ワード線及
びビット線が最短ピッチで配置されるとすると、1つの
不揮発性メモリの最小面積は、加工最小寸法をFとした
とき、8F2である。従って、このような構造を有する
不揮発性メモリの最小面積は8F2である。
L1、及び、対となったビット線BL1,BL2によって
囲まれた領域を占めている。従って、仮に、ワード線及
びビット線が最短ピッチで配置されるとすると、1つの
不揮発性メモリの最小面積は、加工最小寸法をFとした
とき、8F2である。従って、このような構造を有する
不揮発性メモリの最小面積は8F2である。
【0010】このような構造の不揮発性メモリを大容量
化しようとした場合、その実現は加工寸法の微細化に依
存するしかない。また、1つの不揮発性メモリを構成す
るために2つの選択用トランジスタ及び2つのキャパシ
タ部が必要とされる。更には、ワード線と同じピッチで
プレート線を配設する必要がある。それ故、不揮発性メ
モリを最小ピッチで配置することは殆ど不可能であり、
現実には、1つの不揮発性メモリの占める面積は、8F
2よりも大幅に増加してしまう。
化しようとした場合、その実現は加工寸法の微細化に依
存するしかない。また、1つの不揮発性メモリを構成す
るために2つの選択用トランジスタ及び2つのキャパシ
タ部が必要とされる。更には、ワード線と同じピッチで
プレート線を配設する必要がある。それ故、不揮発性メ
モリを最小ピッチで配置することは殆ど不可能であり、
現実には、1つの不揮発性メモリの占める面積は、8F
2よりも大幅に増加してしまう。
【0011】しかも、不揮発性メモリと同等のピッチ
で、ワード線デコーダ/ドライバWD及びプレート線デ
コーダ/ドライバPDを配設する必要がある。言い換え
れば、1つのロー・アドレスを選択するために2つのデ
コーダ/ドライバが必要とされる。従って、周辺回路の
レイアウトが困難となり、しかも、周辺回路の占有面積
も大きなものとなる。
で、ワード線デコーダ/ドライバWD及びプレート線デ
コーダ/ドライバPDを配設する必要がある。言い換え
れば、1つのロー・アドレスを選択するために2つのデ
コーダ/ドライバが必要とされる。従って、周辺回路の
レイアウトが困難となり、しかも、周辺回路の占有面積
も大きなものとなる。
【0012】不揮発性メモリの面積を縮小する手段の1
つが、特開平9−121032号公報から公知である。
図29に等価回路を示すように、この特許公開公報に開
示された不揮発性メモリは、1つの選択用トランジスタ
TR1の一端に並列に複数のキャパシタ部のそれぞれの
一端が接続されたメモリセルMC1M(例えば、M=4)
から構成され、かかる不揮発性メモリと対となった不揮
発性メモリも、1つの選択用トランジスタTR2の一端
に並列に複数のキャパシタ部のそれぞれの一端が接続さ
れたメモリセルMC2Mから構成されている。選択用トラ
ンジスタTR1,TR2の他端は、それぞれ、ビット線B
L1,BL2に接続されている。対となったビット線BL
1,BL2は、センスアンプSAに接続されている。ま
た、メモリセルMC1m,MC2m(m=1,2・・・M)
の他端はプレート線PLmに接続されており、プレート
線PLmはプレート線デコーダ/ドライバPDに接続さ
れている。更には、ワード線WLは、ワード線デコーダ
/ドライバWDに接続されている。
つが、特開平9−121032号公報から公知である。
図29に等価回路を示すように、この特許公開公報に開
示された不揮発性メモリは、1つの選択用トランジスタ
TR1の一端に並列に複数のキャパシタ部のそれぞれの
一端が接続されたメモリセルMC1M(例えば、M=4)
から構成され、かかる不揮発性メモリと対となった不揮
発性メモリも、1つの選択用トランジスタTR2の一端
に並列に複数のキャパシタ部のそれぞれの一端が接続さ
れたメモリセルMC2Mから構成されている。選択用トラ
ンジスタTR1,TR2の他端は、それぞれ、ビット線B
L1,BL2に接続されている。対となったビット線BL
1,BL2は、センスアンプSAに接続されている。ま
た、メモリセルMC1m,MC2m(m=1,2・・・M)
の他端はプレート線PLmに接続されており、プレート
線PLmはプレート線デコーダ/ドライバPDに接続さ
れている。更には、ワード線WLは、ワード線デコーダ
/ドライバWDに接続されている。
【0013】そして、対となったメモリセルMC1m,M
C2m(m=1,2・・・M)に相補的なデータが記憶さ
れる。例えば、メモリセルMC1m,MC2m(ここで、m
は1,2,3,4のいずれか)に記憶されたデータを読
み出す場合、ワード線WLを選択し、プレート線PLk
(k≠m)には(1/2)Vccの電圧を印加した状態
で、プレート線PLmを駆動する。ここで、Vccは、例
えば、電源電圧である。これによって、相補的なデータ
が、対となったメモリセルMC1m,MC2mから選択用ト
ランジスタTR1,TR2を介して対となったビット線B
L1,BL2に電圧(ビット線電位)として現れる。そし
て、かかる対となったビット線BL1,BL2の電圧(ビ
ット線電位)をセンスアンプSAで検出する。
C2m(m=1,2・・・M)に相補的なデータが記憶さ
れる。例えば、メモリセルMC1m,MC2m(ここで、m
は1,2,3,4のいずれか)に記憶されたデータを読
み出す場合、ワード線WLを選択し、プレート線PLk
(k≠m)には(1/2)Vccの電圧を印加した状態
で、プレート線PLmを駆動する。ここで、Vccは、例
えば、電源電圧である。これによって、相補的なデータ
が、対となったメモリセルMC1m,MC2mから選択用ト
ランジスタTR1,TR2を介して対となったビット線B
L1,BL2に電圧(ビット線電位)として現れる。そし
て、かかる対となったビット線BL1,BL2の電圧(ビ
ット線電位)をセンスアンプSAで検出する。
【0014】対となった不揮発性メモリにおける一対の
選択用トランジスタTR1及びTR2は、ワード線WL、
及び、対となったビット線BL1,BL2によって囲まれ
た領域を占めている。従って、仮に、ワード線及びビッ
ト線が最短ピッチで配置されるとすると、対となった不
揮発性メモリにおける一対の選択用トランジスタTR 1
及びTR2の最小面積は、8F2である。しかしながら、
一対の選択用トランジスタTR1,TR2を、M組の対と
なったメモリセルMC1m,MC2m(m=1,2・・・
M)で共有するが故に、1ビット当たりの選択用トラン
ジスタTR1,TR2の数が少なくて済み、また、ワード
線WLの配置も緩やかなので、不揮発性メモリの縮小化
を図り易い。しかも、周辺回路についても、1本のワー
ド線デコーダ/ドライバWDとM本のプレート線デコー
ダ/ドライバPDでMビットを選択することができる。
従って、このような構成を採用することで、セル面積が
8F2に近いレイアウトを実現可能であり、DRAM並
のチップサイズを実現することができる。
選択用トランジスタTR1及びTR2は、ワード線WL、
及び、対となったビット線BL1,BL2によって囲まれ
た領域を占めている。従って、仮に、ワード線及びビッ
ト線が最短ピッチで配置されるとすると、対となった不
揮発性メモリにおける一対の選択用トランジスタTR 1
及びTR2の最小面積は、8F2である。しかしながら、
一対の選択用トランジスタTR1,TR2を、M組の対と
なったメモリセルMC1m,MC2m(m=1,2・・・
M)で共有するが故に、1ビット当たりの選択用トラン
ジスタTR1,TR2の数が少なくて済み、また、ワード
線WLの配置も緩やかなので、不揮発性メモリの縮小化
を図り易い。しかも、周辺回路についても、1本のワー
ド線デコーダ/ドライバWDとM本のプレート線デコー
ダ/ドライバPDでMビットを選択することができる。
従って、このような構成を採用することで、セル面積が
8F2に近いレイアウトを実現可能であり、DRAM並
のチップサイズを実現することができる。
【0015】特開平9−121032号公報に開示され
た不揮発性メモリにデータを書き込む方法を、以下、説
明する。尚、一例として、対となったメモリセルM
C11,MC21にデータを書き込むものとし、メモリセル
MC11にデータ「1」を、メモリセルMC21にデータ
「0」を書き込むものとする。図11に動作波形を示
す。尚、図11中、括弧内の数字は、以下に説明する工
程の番号と対応している。
た不揮発性メモリにデータを書き込む方法を、以下、説
明する。尚、一例として、対となったメモリセルM
C11,MC21にデータを書き込むものとし、メモリセル
MC11にデータ「1」を、メモリセルMC21にデータ
「0」を書き込むものとする。図11に動作波形を示
す。尚、図11中、括弧内の数字は、以下に説明する工
程の番号と対応している。
【0016】(1)待機状態では、ワード線、全プレー
ト線は0ボルトとなっている。また、ビット線BL1,
BL2は0ボルトにイコライズされている。尚、センス
アンプSAには、書き込むべきデータが保持されている
ものとする。
ト線は0ボルトとなっている。また、ビット線BL1,
BL2は0ボルトにイコライズされている。尚、センス
アンプSAには、書き込むべきデータが保持されている
ものとする。
【0017】(2)データ書き込みの開始時、ビット線
BL1に高電位VBL-H(=Vcc)を印加し、ビット線B
L2に低電位VBL-L(=0ボルト)を印加する。ここ
で、Vccは電源電圧である。
BL1に高電位VBL-H(=Vcc)を印加し、ビット線B
L2に低電位VBL-L(=0ボルト)を印加する。ここ
で、Vccは電源電圧である。
【0018】(3)次いで、ワード線WLをハイレベル
とすることによって、選択用トランジスタTR1,TR2
をオン状態とする。併せて、選択プレート線PL1に高
電位VP L-H(=Vcc)を印加し、非選択プレート線PL
k(k=2,3,4)には中間電位VPL-M[=(1/
2)Vcc]を印加する。これによって、メモリセルMC
21においては、選択プレート線PL1の電位が高電位V
PL-Hであり、ビット線BL2の電位が低電位VBL-Lであ
るが故に、データ「0」が書き込まれる。
とすることによって、選択用トランジスタTR1,TR2
をオン状態とする。併せて、選択プレート線PL1に高
電位VP L-H(=Vcc)を印加し、非選択プレート線PL
k(k=2,3,4)には中間電位VPL-M[=(1/
2)Vcc]を印加する。これによって、メモリセルMC
21においては、選択プレート線PL1の電位が高電位V
PL-Hであり、ビット線BL2の電位が低電位VBL-Lであ
るが故に、データ「0」が書き込まれる。
【0019】(4)その後、選択プレート線PL1を低
電位VPL-L(=0ボルト)とする。これによって、メモ
リセルMC11においては、選択プレート線PL1の電位
が低電位VPL-Lであり、ビット線BL1の電位が高電位
VBL-Hであるが故に、データ「1」が書き込まれる。
電位VPL-L(=0ボルト)とする。これによって、メモ
リセルMC11においては、選択プレート線PL1の電位
が低電位VPL-Lであり、ビット線BL1の電位が高電位
VBL-Hであるが故に、データ「1」が書き込まれる。
【0020】(5)データの読み出しを終了する場合に
は、次いで、ワード線WLをローレベルとすることによ
って、選択用トランジスタTR1,TR2をオフ状態とし
た後、ビット線BL1を0ボルトまで放電し、非選択プ
レート線PLk(k=2,3,4)を0ボルトまで放電
する。
は、次いで、ワード線WLをローレベルとすることによ
って、選択用トランジスタTR1,TR2をオフ状態とし
た後、ビット線BL1を0ボルトまで放電し、非選択プ
レート線PLk(k=2,3,4)を0ボルトまで放電
する。
【0021】以上の書き込み動作において、非選択プレ
ート線PLk(k=2,3,4)には(1/2)Vccが
印加される。従って、非選択メモリセルMC1k,MC2k
(k=2,3,4)においては、±(1/2)Vccの電
圧が加わる。それ故、非選択メモリセルMC1k,MC2k
(k=2,3,4)に記憶されているデータによって
は、非選択メモリセルMC1k,MC2kのキャパシタ部を
構成する強誘電体層に対して、分極が反転する方向に電
界が加わり、ディスターブによるデータ保持状態の劣化
が発生する虞がある。ここで、ディスターブとは、非選
択メモリセルのキャパシタ部を構成する強誘電体層に対
して、分極が反転する方向に、即ち、保存されていたデ
ータが劣化若しくは破壊される方向に、電界が加わる現
象を指す。
ート線PLk(k=2,3,4)には(1/2)Vccが
印加される。従って、非選択メモリセルMC1k,MC2k
(k=2,3,4)においては、±(1/2)Vccの電
圧が加わる。それ故、非選択メモリセルMC1k,MC2k
(k=2,3,4)に記憶されているデータによって
は、非選択メモリセルMC1k,MC2kのキャパシタ部を
構成する強誘電体層に対して、分極が反転する方向に電
界が加わり、ディスターブによるデータ保持状態の劣化
が発生する虞がある。ここで、ディスターブとは、非選
択メモリセルのキャパシタ部を構成する強誘電体層に対
して、分極が反転する方向に、即ち、保存されていたデ
ータが劣化若しくは破壊される方向に、電界が加わる現
象を指す。
【0022】このようなディスターブに対する対策とし
て、特開平9−121032号公報に開示された不揮発
性メモリにおいては、メモリセルMC1M及びメモリセル
MC 2Mから構成されたメモリユニットにおいて、m=1
からm=Mまで、順次、且つ、一括してメモリセルMC
1m,MC2mにアクセスする。これによって、各メモリセ
ルMC1m,MC2mの受けるディスターブの回数を(M−
1)回に制限している。ここで、特に外部からアドレス
の指定を行うこと無く、1番目のメモリセルMC11,M
C21からM番目のメモリセルMCM1,MC2Mまで、順
次、データの書き込みを行う。即ち、m=1の各メモリ
セルMC11,MC21においてデータの書き込みを行った
後、m=2の各メモリセルMC12,MC22においてデー
タの書き込みを行い、この動作を、m=Mとなるまで繰
り返す。これによって、各メモリセルMC1m,MC2mの
受けるディスターブの回数を(M−1)回としている。
各メモリセルMC1m,MC2mのデータ読み出し及びデー
タの再書き込みにおいても、同様に、m=1からm=M
まで、順次、且つ、一括してメモリセルMC1m,MC 2m
にアクセスする。
て、特開平9−121032号公報に開示された不揮発
性メモリにおいては、メモリセルMC1M及びメモリセル
MC 2Mから構成されたメモリユニットにおいて、m=1
からm=Mまで、順次、且つ、一括してメモリセルMC
1m,MC2mにアクセスする。これによって、各メモリセ
ルMC1m,MC2mの受けるディスターブの回数を(M−
1)回に制限している。ここで、特に外部からアドレス
の指定を行うこと無く、1番目のメモリセルMC11,M
C21からM番目のメモリセルMCM1,MC2Mまで、順
次、データの書き込みを行う。即ち、m=1の各メモリ
セルMC11,MC21においてデータの書き込みを行った
後、m=2の各メモリセルMC12,MC22においてデー
タの書き込みを行い、この動作を、m=Mとなるまで繰
り返す。これによって、各メモリセルMC1m,MC2mの
受けるディスターブの回数を(M−1)回としている。
各メモリセルMC1m,MC2mのデータ読み出し及びデー
タの再書き込みにおいても、同様に、m=1からm=M
まで、順次、且つ、一括してメモリセルMC1m,MC 2m
にアクセスする。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−12103
2号公報に開示された不揮発性メモリの面積を縮小する
手法は、非常に効果的な手法である。しかしながら、デ
ータの書き込みや、データの読み出し及び再書き込み
は、1番目のメモリセルから順次開始される。各メモリ
セルMC1m,MC2mへのデータの読み出し及び再書き込
みには、例えば、100ナノ秒程度の時間が必要とされ
る。従って、例えば、8番目のメモリセルMC18,MC
28へのデータの読み出し及び再書き込みは、データの読
み出し及び再書き込みを開始してから約0.8マイクロ
秒後となってしまい、所望のメモリセルからのデータの
読み出し及び再書き込みに時間を要するといった問題が
ある。また、データの書き込みにおいては、メモリユニ
ットを構成するメモリセルの全てにおいてデータの書き
込みを行う。それ故、やはり、所望のメモリセルへのデ
ータの書き込みに時間を要するといった問題がある。メ
モリユニットを構成するメモリセルの数が多くなればな
る程、面積効率は高くなるが、一方で、メモリセルへの
アクセスが遅くなってしまう。
2号公報に開示された不揮発性メモリの面積を縮小する
手法は、非常に効果的な手法である。しかしながら、デ
ータの書き込みや、データの読み出し及び再書き込み
は、1番目のメモリセルから順次開始される。各メモリ
セルMC1m,MC2mへのデータの読み出し及び再書き込
みには、例えば、100ナノ秒程度の時間が必要とされ
る。従って、例えば、8番目のメモリセルMC18,MC
28へのデータの読み出し及び再書き込みは、データの読
み出し及び再書き込みを開始してから約0.8マイクロ
秒後となってしまい、所望のメモリセルからのデータの
読み出し及び再書き込みに時間を要するといった問題が
ある。また、データの書き込みにおいては、メモリユニ
ットを構成するメモリセルの全てにおいてデータの書き
込みを行う。それ故、やはり、所望のメモリセルへのデ
ータの書き込みに時間を要するといった問題がある。メ
モリユニットを構成するメモリセルの数が多くなればな
る程、面積効率は高くなるが、一方で、メモリセルへの
アクセスが遅くなってしまう。
【0024】従って、本発明の目的は、ディスターブの
影響を抑制しつつ、所望のメモリセルに直ちにアクセス
可能な強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその駆動方
法を提供することにある。
影響を抑制しつつ、所望のメモリセルに直ちにアクセス
可能な強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその駆動方
法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の第1の態様に係る強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法は、データの読み出しに関し、
(A)ビット線と、(B)選択用トランジスタと、
(C)M個(但し、M≧2)のメモリセルから構成され
たサブメモリユニットと、(D)M本のプレート線と、
(E)ビット線に接続されたセンスアンプ、から成るメ
モリユニットから構成され、各メモリセルは、第1の電
極と強誘電体層と第2の電極とから成り、サブメモリユ
ニットを構成するメモリセルの第1の電極は、サブメモ
リユニットにおいて共通であり、該共通の第1の電極
は、選択用トランジスタを介してビット線に接続され、
第2の電極はプレート線に接続されている強誘電体型不
揮発性半導体メモリの駆動方法であって、外部から指定
された指定アドレスのメモリセルに記憶されたデータを
読み出し、センスアンプにラッチした後、センスアンプ
にラッチされた該データを出力することを特徴とする。
めの本発明の第1の態様に係る強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法は、データの読み出しに関し、
(A)ビット線と、(B)選択用トランジスタと、
(C)M個(但し、M≧2)のメモリセルから構成され
たサブメモリユニットと、(D)M本のプレート線と、
(E)ビット線に接続されたセンスアンプ、から成るメ
モリユニットから構成され、各メモリセルは、第1の電
極と強誘電体層と第2の電極とから成り、サブメモリユ
ニットを構成するメモリセルの第1の電極は、サブメモ
リユニットにおいて共通であり、該共通の第1の電極
は、選択用トランジスタを介してビット線に接続され、
第2の電極はプレート線に接続されている強誘電体型不
揮発性半導体メモリの駆動方法であって、外部から指定
された指定アドレスのメモリセルに記憶されたデータを
読み出し、センスアンプにラッチした後、センスアンプ
にラッチされた該データを出力することを特徴とする。
【0026】以下の説明においては、指定アドレスのメ
モリセルをMCJ(1≦J≦M)で表し、サブメモリユ
ニットを構成する他のメモリセル(指定アドレスのメモ
リセル以外のメモリセル)をMCk(k≠J)で表す。
モリセルをMCJ(1≦J≦M)で表し、サブメモリユ
ニットを構成する他のメモリセル(指定アドレスのメモ
リセル以外のメモリセル)をMCk(k≠J)で表す。
【0027】本発明の第1の態様に係る強誘電体型不揮
発性半導体メモリの駆動方法(以下、本発明の第1の態
様に係る不揮発性メモリの駆動方法と呼ぶ)において
は、前記センスアンプにラッチされたデータを出力した
後、センスアンプにラッチされた該データを前記指定ア
ドレスのメモリセルMCJに再書き込みし、次いで、外
部からアドレスを指定すること無く、サブメモリユニッ
トを構成する他のメモリセルMCkに記憶されたデータ
を読み出し、センスアンプにラッチする構成とすること
ができる。
発性半導体メモリの駆動方法(以下、本発明の第1の態
様に係る不揮発性メモリの駆動方法と呼ぶ)において
は、前記センスアンプにラッチされたデータを出力した
後、センスアンプにラッチされた該データを前記指定ア
ドレスのメモリセルMCJに再書き込みし、次いで、外
部からアドレスを指定すること無く、サブメモリユニッ
トを構成する他のメモリセルMCkに記憶されたデータ
を読み出し、センスアンプにラッチする構成とすること
ができる。
【0028】そして、この場合、更には、サブメモリユ
ニットを構成する他のメモリセルMCkに記憶されたデ
ータを読み出し、センスアンプにラッチした後、センス
アンプにラッチされた該データを該他のメモリセルMC
kに再書き込みする構成とすることができる。このよう
な構成を、便宜上、第1Aの構成と呼ぶ。この第1Aの
構成においては、メモリセルは、いわば、ランダムアク
セスされ、データの読み出し及び再書き込みが行われ
る。尚、この場合、サブメモリユニットを構成する全て
の他のメモリセルにおいて、外部からアドレスを指定す
ること無く、順次[即ち、(J+1)番目のメモリセル
MCJ+1、(J+2)番目のメモリセルMCJ+2、・・
・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメモリセルM
C1、2番目のメモリセルMC2、・・・、(J−2)番
目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目のメモリセル
MCJ-1まで順次]、データの読み出し及びデータの再
書き込みを行うことが望ましい。これによって、他のメ
モリセルMCkにおけるディスターブの発生を確実に抑
制することができる。
ニットを構成する他のメモリセルMCkに記憶されたデ
ータを読み出し、センスアンプにラッチした後、センス
アンプにラッチされた該データを該他のメモリセルMC
kに再書き込みする構成とすることができる。このよう
な構成を、便宜上、第1Aの構成と呼ぶ。この第1Aの
構成においては、メモリセルは、いわば、ランダムアク
セスされ、データの読み出し及び再書き込みが行われ
る。尚、この場合、サブメモリユニットを構成する全て
の他のメモリセルにおいて、外部からアドレスを指定す
ること無く、順次[即ち、(J+1)番目のメモリセル
MCJ+1、(J+2)番目のメモリセルMCJ+2、・・
・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメモリセルM
C1、2番目のメモリセルMC2、・・・、(J−2)番
目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目のメモリセル
MCJ-1まで順次]、データの読み出し及びデータの再
書き込みを行うことが望ましい。これによって、他のメ
モリセルMCkにおけるディスターブの発生を確実に抑
制することができる。
【0029】あるいは又、この場合、サブメモリユニッ
トを構成する他のメモリセルMCkに記憶されたデータ
を読み出し、センスアンプにラッチした後、センスアン
プにラッチされた該データを出力する構成とすることが
できる。そして、更には、サブメモリユニットを構成す
る他のメモリセルMCkに記憶されたデータを読み出
し、センスアンプにラッチし、次いで、センスアンプに
ラッチされた該データを出力した後、センスアンプにラ
ッチされた該データを該他のメモリセルMCkに再書き
込みする構成とすることができる。このような構成を、
便宜上、第1Bの構成と呼ぶ。この第1Bの構成におい
ては、メモリセルは、いわばシーケンシャルアクセスさ
れ、データの読み出し、出力及び再書き込みが行われ
る。尚、この場合、サブメモリユニットを構成する全て
の他のメモリセルにおいて、外部からアドレスを指定す
ること無く、順次[即ち、(J+1)番目のメモリセル
MCJ+ 1、(J+2)番目のメモリセルMCJ+2、・・
・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメモリセルM
C1、2番目のメモリセルMC2、・・・、(J−2)番
目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目のメモリセル
MCJ-1まで順次]、データの読み出し、出力及びデー
タの再書き込みを行うことが望ましい。これによって、
他のメモリセルMCkにおけるディスターブの発生を確
実に抑制することができる。
トを構成する他のメモリセルMCkに記憶されたデータ
を読み出し、センスアンプにラッチした後、センスアン
プにラッチされた該データを出力する構成とすることが
できる。そして、更には、サブメモリユニットを構成す
る他のメモリセルMCkに記憶されたデータを読み出
し、センスアンプにラッチし、次いで、センスアンプに
ラッチされた該データを出力した後、センスアンプにラ
ッチされた該データを該他のメモリセルMCkに再書き
込みする構成とすることができる。このような構成を、
便宜上、第1Bの構成と呼ぶ。この第1Bの構成におい
ては、メモリセルは、いわばシーケンシャルアクセスさ
れ、データの読み出し、出力及び再書き込みが行われ
る。尚、この場合、サブメモリユニットを構成する全て
の他のメモリセルにおいて、外部からアドレスを指定す
ること無く、順次[即ち、(J+1)番目のメモリセル
MCJ+ 1、(J+2)番目のメモリセルMCJ+2、・・
・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメモリセルM
C1、2番目のメモリセルMC2、・・・、(J−2)番
目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目のメモリセル
MCJ-1まで順次]、データの読み出し、出力及びデー
タの再書き込みを行うことが望ましい。これによって、
他のメモリセルMCkにおけるディスターブの発生を確
実に抑制することができる。
【0030】尚、本発明の第1の態様に係る不揮発性メ
モリの駆動方法においては、第1Aの構成と第1Bの構
成を組み合わせることもできる。即ち、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第
1Bの構成の駆動方法を順次実行した後、残りの他のメ
モリセルについては第1Aの構成の駆動方法を順次実行
してもよいし、(J+1)番目のメモリセルMCJ+1か
ら所定の数のメモリセルまで第1Aの構成の駆動方法を
順次実行した後、残りの他のメモリセルについては第1
Bの構成の駆動方法を順次実行してもよい。
モリの駆動方法においては、第1Aの構成と第1Bの構
成を組み合わせることもできる。即ち、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第
1Bの構成の駆動方法を順次実行した後、残りの他のメ
モリセルについては第1Aの構成の駆動方法を順次実行
してもよいし、(J+1)番目のメモリセルMCJ+1か
ら所定の数のメモリセルまで第1Aの構成の駆動方法を
順次実行した後、残りの他のメモリセルについては第1
Bの構成の駆動方法を順次実行してもよい。
【0031】上記の目的を達成するための本発明の第2
の態様に係る強誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方
法は、データの書き込みに関し、(A)ビット線と、
(B)選択用トランジスタと、(C)M個(但し、M≧
2)のメモリセルから構成されたサブメモリユニット
と、(D)M本のプレート線と、(E)ビット線に接続
されたセンスアンプ、から成るメモリユニットから構成
され、各メモリセルは、第1の電極と強誘電体層と第2
の電極とから成り、サブメモリユニットを構成するメモ
リセルの第1の電極は、サブメモリユニットにおいて共
通であり、該共通の第1の電極は、選択用トランジスタ
を介してビット線に接続され、第2の電極はプレート線
に接続されている強誘電体型不揮発性半導体メモリの駆
動方法であって、書き込むべきデータをセンスアンプに
ラッチした後、外部から指定された指定アドレスのメモ
リセルに該データを書き込むことを特徴とする。
の態様に係る強誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方
法は、データの書き込みに関し、(A)ビット線と、
(B)選択用トランジスタと、(C)M個(但し、M≧
2)のメモリセルから構成されたサブメモリユニット
と、(D)M本のプレート線と、(E)ビット線に接続
されたセンスアンプ、から成るメモリユニットから構成
され、各メモリセルは、第1の電極と強誘電体層と第2
の電極とから成り、サブメモリユニットを構成するメモ
リセルの第1の電極は、サブメモリユニットにおいて共
通であり、該共通の第1の電極は、選択用トランジスタ
を介してビット線に接続され、第2の電極はプレート線
に接続されている強誘電体型不揮発性半導体メモリの駆
動方法であって、書き込むべきデータをセンスアンプに
ラッチした後、外部から指定された指定アドレスのメモ
リセルに該データを書き込むことを特徴とする。
【0032】本発明の第2の態様に係る強誘電体型不揮
発性半導体メモリの駆動方法(以下、本発明の第2の態
様に係る不揮発性メモリの駆動方法と呼ぶ)において
は、センスアンプにラッチされたデータを前記指定アド
レスのメモリセルMCJに書き込んだ後、書き込むべき
データをセンスアンプにラッチし、次いで、外部からア
ドレスを指定すること無く、サブメモリユニットを構成
する他のメモリセルMC kに該データを書き込む構成と
することができる。このような構成を、便宜上、第2A
の構成と呼ぶ。この第2Aの構成においては、サブメモ
リユニットを構成する全てのメモリセルにデータの書き
込みが行われる。尚、この場合、サブメモリユニットを
構成する全ての他のメモリセルにおいて、外部からアド
レスを指定すること無く、順次[即ち、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1、(J+2)番目のメモリセルM
CJ+2、・・・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメ
モリセルMC1、2番目のメモリセルMC2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目
のメモリセルMCJ-1まで順次]、データの書き込みを
行うことが好ましい。
発性半導体メモリの駆動方法(以下、本発明の第2の態
様に係る不揮発性メモリの駆動方法と呼ぶ)において
は、センスアンプにラッチされたデータを前記指定アド
レスのメモリセルMCJに書き込んだ後、書き込むべき
データをセンスアンプにラッチし、次いで、外部からア
ドレスを指定すること無く、サブメモリユニットを構成
する他のメモリセルMC kに該データを書き込む構成と
することができる。このような構成を、便宜上、第2A
の構成と呼ぶ。この第2Aの構成においては、サブメモ
リユニットを構成する全てのメモリセルにデータの書き
込みが行われる。尚、この場合、サブメモリユニットを
構成する全ての他のメモリセルにおいて、外部からアド
レスを指定すること無く、順次[即ち、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1、(J+2)番目のメモリセルM
CJ+2、・・・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメ
モリセルMC1、2番目のメモリセルMC2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目
のメモリセルMCJ-1まで順次]、データの書き込みを
行うことが好ましい。
【0033】あるいは又、本発明の第2の態様に係る不
揮発性メモリの駆動方法においては、センスアンプにラ
ッチされたデータを前記指定アドレスのメモリセルMC
Jに書き込んだ後、外部からアドレスを指定すること無
く、サブメモリユニットを構成する他のメモリセルMC
kに記憶されたデータを読み出し、センスアンプにラッ
チした後、センスアンプにラッチされた該データを該他
のメモリセルMCkに再書き込みする構成とすることが
できる。このような構成を、便宜上、第2Bの構成と呼
ぶ。この第2Bの構成においては、指定アドレスのメモ
リセルMCJにのみデータが書き込まれ、他のメモリセ
ルMCkにおいては、データの読み出し及び再書き込み
が行われる。尚、この場合、サブメモリユニットを構成
する全ての他のメモリセルにおいて、外部からアドレス
を指定すること無く、順次[即ち、(J+1)番目のメ
モリセルMCJ+1、(J+2)番目のメモリセルM
CJ+2、・・・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメ
モリセルMC1、2番目のメモリセルMC2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目
のメモリセルMCJ-1まで順次]、データの読み出し及
び再書き込みを行うことが好ましい。これによって、他
のメモリセルMCkにおけるディスターブの発生を確実
に抑制することができる。
揮発性メモリの駆動方法においては、センスアンプにラ
ッチされたデータを前記指定アドレスのメモリセルMC
Jに書き込んだ後、外部からアドレスを指定すること無
く、サブメモリユニットを構成する他のメモリセルMC
kに記憶されたデータを読み出し、センスアンプにラッ
チした後、センスアンプにラッチされた該データを該他
のメモリセルMCkに再書き込みする構成とすることが
できる。このような構成を、便宜上、第2Bの構成と呼
ぶ。この第2Bの構成においては、指定アドレスのメモ
リセルMCJにのみデータが書き込まれ、他のメモリセ
ルMCkにおいては、データの読み出し及び再書き込み
が行われる。尚、この場合、サブメモリユニットを構成
する全ての他のメモリセルにおいて、外部からアドレス
を指定すること無く、順次[即ち、(J+1)番目のメ
モリセルMCJ+1、(J+2)番目のメモリセルM
CJ+2、・・・、M番目のメモリセルMCM、1番目のメ
モリセルMC1、2番目のメモリセルMC2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCJ-2、(J−1)番目
のメモリセルMCJ-1まで順次]、データの読み出し及
び再書き込みを行うことが好ましい。これによって、他
のメモリセルMCkにおけるディスターブの発生を確実
に抑制することができる。
【0034】尚、本発明の第2の態様に係る不揮発性メ
モリの駆動方法においては、第2Aの構成と第2Bの構
成を組み合わせることもできる。即ち、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第
2Bの構成の駆動方法を順次実行した後、残りの他のメ
モリセルについては第2Aの構成の駆動方法を順次実行
してもよいし、(J+1)番目のメモリセルMCJ+1か
ら所定の数のメモリセルまで第2Aの構成の駆動方法を
順次実行した後、残りの他のメモリセルについては第2
Bの構成の駆動方法を順次実行してもよい。
モリの駆動方法においては、第2Aの構成と第2Bの構
成を組み合わせることもできる。即ち、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第
2Bの構成の駆動方法を順次実行した後、残りの他のメ
モリセルについては第2Aの構成の駆動方法を順次実行
してもよいし、(J+1)番目のメモリセルMCJ+1か
ら所定の数のメモリセルまで第2Aの構成の駆動方法を
順次実行した後、残りの他のメモリセルについては第2
Bの構成の駆動方法を順次実行してもよい。
【0035】上記の目的を達成するための本発明の強誘
電体型不揮発性半導体メモリは、(A)ビット線と、
(B)選択用トランジスタと、(C)M個(但し、M≧
2)のメモリセルから構成されたサブメモリユニット
と、(D)M本のプレート線と、(E)ビット線に接続
されたセンスアンプ、から成るメモリユニットから構成
され、各メモリセルは、第1の電極と強誘電体層と第2
の電極とから成り、サブメモリユニットを構成するメモ
リセルの第1の電極は、サブメモリユニットにおいて共
通であり、該共通の第1の電極は、選択用トランジスタ
を介してビット線に接続され、第2の電極はプレート線
に接続されている強誘電体型不揮発性半導体メモリであ
って、(F)外部から指定されたプレート線のアドレス
を記憶する指定プレート線アドレスレジスタと、(G)
プレート線を指定するプレート線アドレスを順次インク
リメントするプレート線アドレスカウンタ、を更に備え
ていることを特徴とする。
電体型不揮発性半導体メモリは、(A)ビット線と、
(B)選択用トランジスタと、(C)M個(但し、M≧
2)のメモリセルから構成されたサブメモリユニット
と、(D)M本のプレート線と、(E)ビット線に接続
されたセンスアンプ、から成るメモリユニットから構成
され、各メモリセルは、第1の電極と強誘電体層と第2
の電極とから成り、サブメモリユニットを構成するメモ
リセルの第1の電極は、サブメモリユニットにおいて共
通であり、該共通の第1の電極は、選択用トランジスタ
を介してビット線に接続され、第2の電極はプレート線
に接続されている強誘電体型不揮発性半導体メモリであ
って、(F)外部から指定されたプレート線のアドレス
を記憶する指定プレート線アドレスレジスタと、(G)
プレート線を指定するプレート線アドレスを順次インク
リメントするプレート線アドレスカウンタ、を更に備え
ていることを特徴とする。
【0036】本発明の強誘電体型不揮発性半導体メモリ
(以下、本発明の不揮発性メモリと呼ぶ場合がある)に
あっては、指定プレート線アドレスレジスタ及びプレー
ト線アドレスカウンタに接続され、指定プレート線アド
レスレジスタに記憶された指定プレート線アドレスの値
と、プレート線アドレスカウンタにおけるプレート線ア
ドレスの値を比較するコンパレータを更に備えているこ
とが好ましい。
(以下、本発明の不揮発性メモリと呼ぶ場合がある)に
あっては、指定プレート線アドレスレジスタ及びプレー
ト線アドレスカウンタに接続され、指定プレート線アド
レスレジスタに記憶された指定プレート線アドレスの値
と、プレート線アドレスカウンタにおけるプレート線ア
ドレスの値を比較するコンパレータを更に備えているこ
とが好ましい。
【0037】本発明の第1の態様あるいは第2の態様に
係る不揮発性メモリの駆動方法における不揮発性メモリ
を、(A−1)第1のビット線と、(B−1)N個(但
し、N≧1)の第1の選択用トランジスタと、(C−
1)それぞれがM個(但し、M≧2)の第1のメモリセ
ルから構成された、N個の第1のサブメモリユニット
と、(D−1)N個のサブメモリユニットのそれぞれを
構成する第1のメモリセルで共通とされたM本のプレー
ト線、から成る第1のメモリユニット、並びに、(A−
2)第2のビット線と、(B−2)N個の第2の選択用
トランジスタと、(C−2)それぞれがM個の第2のメ
モリセルから構成された、N個の第2のサブメモリユニ
ットと、(D−2)N個のサブメモリユニットのそれぞ
れを構成する第2のメモリセルで共通とされ、且つ、前
記第1のメモリユニットを構成するM本のプレート線と
共通のM本のプレート線、から成る第2のメモリユニッ
トから構成され、更に、(E)第1及び第2のビット線
に接続されたセンスアンプ、から構成され、各メモリセ
ルは、第1の電極と強誘電体層と第2の電極とから成
り、第1のメモリユニットにおいて、第n番目(但し、
n=1,2・・・N)の第1のサブメモリユニットを構
成する第1のメモリセルの第1の電極は、第n番目の第
1のサブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の
第1の電極は、第n番目の第1の選択用トランジスタを
介して第1のビット線に接続され、第2の電極は共通の
プレート線に接続されており、第2のメモリユニットに
おいて、第n番目の第2のサブメモリユニットを構成す
る第2のメモリセルの第1の電極は、第n番目の第2の
サブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の第1
の電極は、第n番目の第2の選択用トランジスタを介し
て第2のビット線に接続され、第2の電極は共通のプレ
ート線に接続されている構成とすることもできる。
係る不揮発性メモリの駆動方法における不揮発性メモリ
を、(A−1)第1のビット線と、(B−1)N個(但
し、N≧1)の第1の選択用トランジスタと、(C−
1)それぞれがM個(但し、M≧2)の第1のメモリセ
ルから構成された、N個の第1のサブメモリユニット
と、(D−1)N個のサブメモリユニットのそれぞれを
構成する第1のメモリセルで共通とされたM本のプレー
ト線、から成る第1のメモリユニット、並びに、(A−
2)第2のビット線と、(B−2)N個の第2の選択用
トランジスタと、(C−2)それぞれがM個の第2のメ
モリセルから構成された、N個の第2のサブメモリユニ
ットと、(D−2)N個のサブメモリユニットのそれぞ
れを構成する第2のメモリセルで共通とされ、且つ、前
記第1のメモリユニットを構成するM本のプレート線と
共通のM本のプレート線、から成る第2のメモリユニッ
トから構成され、更に、(E)第1及び第2のビット線
に接続されたセンスアンプ、から構成され、各メモリセ
ルは、第1の電極と強誘電体層と第2の電極とから成
り、第1のメモリユニットにおいて、第n番目(但し、
n=1,2・・・N)の第1のサブメモリユニットを構
成する第1のメモリセルの第1の電極は、第n番目の第
1のサブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の
第1の電極は、第n番目の第1の選択用トランジスタを
介して第1のビット線に接続され、第2の電極は共通の
プレート線に接続されており、第2のメモリユニットに
おいて、第n番目の第2のサブメモリユニットを構成す
る第2のメモリセルの第1の電極は、第n番目の第2の
サブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の第1
の電極は、第n番目の第2の選択用トランジスタを介し
て第2のビット線に接続され、第2の電極は共通のプレ
ート線に接続されている構成とすることもできる。
【0038】尚、本発明の不揮発性メモリにあっても、
メモリユニットを、上述の2つのメモリユニット(第1
のメモリユニット及び第2のメモリユニット)から構成
することができる。
メモリユニットを、上述の2つのメモリユニット(第1
のメモリユニット及び第2のメモリユニット)から構成
することができる。
【0039】そして、このような構成において、本発明
の第1の態様に係る駆動方法にあっては、第1のメモリ
セルに記憶されたデータの読み出しを行うとき、第1の
選択用トランジスタをオン状態とし、第2の選択用トラ
ンジスタをオフ状態とし、且つ、第2のビット線に参照
電位を印加し、第2のメモリセルに記憶されたデータの
読み出しを行うとき、第2の選択用トランジスタをオン
状態とし、第1の選択用トランジスタをオフ状態とし、
且つ、第1のビット線に参照電位を印加する構成とする
ことができる。
の第1の態様に係る駆動方法にあっては、第1のメモリ
セルに記憶されたデータの読み出しを行うとき、第1の
選択用トランジスタをオン状態とし、第2の選択用トラ
ンジスタをオフ状態とし、且つ、第2のビット線に参照
電位を印加し、第2のメモリセルに記憶されたデータの
読み出しを行うとき、第2の選択用トランジスタをオン
状態とし、第1の選択用トランジスタをオフ状態とし、
且つ、第1のビット線に参照電位を印加する構成とする
ことができる。
【0040】あるいは又、本発明の第1の態様に係る駆
動方法においては、第n番目の第1のサブメモリユニッ
トを構成する第m番目(但し、m=1,2・・・M)の
第1のメモリセルと、第n番目の第2のサブメモリユニ
ットを構成する第m番目の第2のメモリセルとを対とし
て、相補的なデータを読み出す構成とすることもでき
る。
動方法においては、第n番目の第1のサブメモリユニッ
トを構成する第m番目(但し、m=1,2・・・M)の
第1のメモリセルと、第n番目の第2のサブメモリユニ
ットを構成する第m番目の第2のメモリセルとを対とし
て、相補的なデータを読み出す構成とすることもでき
る。
【0041】また、このような構成において、本発明の
第2の態様に係る駆動方法にあっては、第1のメモリセ
ルにデータの書き込みを行うとき、第1の選択用トラン
ジスタをオン状態とし、第2の選択用トランジスタをオ
フ状態とし、第2のメモリセルにデータの書き込みを行
うとき、第2の選択用トランジスタをオン状態とし、第
1の選択用トランジスタをオフ状態とすることができ
る。
第2の態様に係る駆動方法にあっては、第1のメモリセ
ルにデータの書き込みを行うとき、第1の選択用トラン
ジスタをオン状態とし、第2の選択用トランジスタをオ
フ状態とし、第2のメモリセルにデータの書き込みを行
うとき、第2の選択用トランジスタをオン状態とし、第
1の選択用トランジスタをオフ状態とすることができ
る。
【0042】あるいは又、本発明の第2の態様に係る駆
動方法においては、第n番目の第1のサブメモリユニッ
トを構成する第m番目(但し、m=1,2・・・M)の
第1のメモリセルと、第n番目の第2のサブメモリユニ
ットを構成する第m番目の第2のメモリセルとを対とし
て、相補的なデータを書き込む構成とすることもでき
る。
動方法においては、第n番目の第1のサブメモリユニッ
トを構成する第m番目(但し、m=1,2・・・M)の
第1のメモリセルと、第n番目の第2のサブメモリユニ
ットを構成する第m番目の第2のメモリセルとを対とし
て、相補的なデータを書き込む構成とすることもでき
る。
【0043】本発明の不揮発性メモリあるいはその駆動
方法(以下、これらを総称して、単に、本発明と呼ぶ場
合がある)における不揮発性メモリにおいては、一層の
高集積化を達成するために、不揮発性メモリを積層し、
あるいは又、不揮発性メモリを構成する第1のメモリユ
ニットと、この不揮発性メモリと第1のビット線の延在
する方向に隣接した不揮発性メモリを構成する第1のメ
モリユニットとを層間絶縁層を介して積層し、不揮発性
メモリを構成する第2のメモリユニットと、この不揮発
性メモリと第2のビット線の延在する方向に隣接した不
揮発性メモリを構成する第2のメモリユニットとを層間
絶縁層を介して積層した構成とすることができる。ある
いは又、第1のメモリユニットを構成する第1のサブメ
モリユニットのそれぞれは層間絶縁層を介して積層され
ており、第2のメモリユニットを構成する第2のサブメ
モリユニットのそれぞれは層間絶縁層を介して積層され
ている構成とすることもできる。あるいは又、第1のメ
モリユニットを構成する第1のサブメモリユニット及び
第2のメモリユニットを構成する第2のサブメモリユニ
ットのそれぞれが、層間絶縁層を介して積層されている
構成とすることもできる。
方法(以下、これらを総称して、単に、本発明と呼ぶ場
合がある)における不揮発性メモリにおいては、一層の
高集積化を達成するために、不揮発性メモリを積層し、
あるいは又、不揮発性メモリを構成する第1のメモリユ
ニットと、この不揮発性メモリと第1のビット線の延在
する方向に隣接した不揮発性メモリを構成する第1のメ
モリユニットとを層間絶縁層を介して積層し、不揮発性
メモリを構成する第2のメモリユニットと、この不揮発
性メモリと第2のビット線の延在する方向に隣接した不
揮発性メモリを構成する第2のメモリユニットとを層間
絶縁層を介して積層した構成とすることができる。ある
いは又、第1のメモリユニットを構成する第1のサブメ
モリユニットのそれぞれは層間絶縁層を介して積層され
ており、第2のメモリユニットを構成する第2のサブメ
モリユニットのそれぞれは層間絶縁層を介して積層され
ている構成とすることもできる。あるいは又、第1のメ
モリユニットを構成する第1のサブメモリユニット及び
第2のメモリユニットを構成する第2のサブメモリユニ
ットのそれぞれが、層間絶縁層を介して積層されている
構成とすることもできる。
【0044】本発明においては、M≧2を満足すればよ
く、実際的なMの値として、例えば、2のべき数(2,
4,8,16,32・・・)を挙げることができる。ま
た、N≧1を満足すればよく、実際的なNの値として、
例えば2のべき数(1,2,4,8・・・)を挙げるこ
とができる。
く、実際的なMの値として、例えば、2のべき数(2,
4,8,16,32・・・)を挙げることができる。ま
た、N≧1を満足すればよく、実際的なNの値として、
例えば2のべき数(1,2,4,8・・・)を挙げるこ
とができる。
【0045】本発明における強誘電体層を構成する材料
として、ビスマス層状化合物、より具体的には、Bi系
層状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料を挙げること
ができる。Bi系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体
材料は、所謂不定比化合物に属し、金属元素、アニオン
(O等)元素の両サイトにおける組成ずれに対する寛容
性がある。また、化学量論的組成からやや外れたところ
で最適な電気的特性を示すことも珍しくない。Bi系層
状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料は、例えば、一
般式(Bi2O2)2+(Am-1BmO3m+1)2-で表すことが
できる。ここで、「A」は、Bi、Pb、Ba、Sr、
Ca、Na、K、Cd等の金属から構成された群から選
択された1種類の金属を表し、「B」は、Ti、Nb、
Ta、W、Mo、Fe、Co、Crから成る群から選択
された1種類、若しくは複数種の任意の比率による組み
合わせを表す。また、mは1以上の整数である。
として、ビスマス層状化合物、より具体的には、Bi系
層状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料を挙げること
ができる。Bi系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体
材料は、所謂不定比化合物に属し、金属元素、アニオン
(O等)元素の両サイトにおける組成ずれに対する寛容
性がある。また、化学量論的組成からやや外れたところ
で最適な電気的特性を示すことも珍しくない。Bi系層
状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料は、例えば、一
般式(Bi2O2)2+(Am-1BmO3m+1)2-で表すことが
できる。ここで、「A」は、Bi、Pb、Ba、Sr、
Ca、Na、K、Cd等の金属から構成された群から選
択された1種類の金属を表し、「B」は、Ti、Nb、
Ta、W、Mo、Fe、Co、Crから成る群から選択
された1種類、若しくは複数種の任意の比率による組み
合わせを表す。また、mは1以上の整数である。
【0046】あるいは又、強誘電体層を構成する材料
は、 (BiX,Sr1-X)2(SrY,Bi1-Y)(TaZ,Nb1-Z)2Od 式(1) (但し、0.9≦X≦1.0、0.7≦Y≦1.0、0
≦Z≦1.0、8.7≦d≦9.3)で表される結晶相
を主たる結晶相として含んでいることが好ましい。ある
いは又、強誘電体層を構成する材料は、 BiXSrYTa2Od 式(2) (但し、X+Y=3、0.7≦Y≦1.3、8.7≦d
≦9.3)で表される結晶相を主たる結晶相として含ん
でいることが好ましい。これらの場合、式(1)若しく
は式(2)で表される結晶相を主たる結晶相として85
%以上含んでいることが一層好ましい。尚、式(1)
中、(BiX,Sr1-X)の意味は、結晶構造における本
来Biが占めるサイトをSrが占め、このときのBiと
Srの割合がX:(1−X)であることを意味する。ま
た、(SrY,Bi1-Y)の意味は、結晶構造における本
来Srが占めるサイトをBiが占め、このときのSrと
Biの割合がY:(1−Y)であることを意味する。式
(1)若しくは式(2)で表される結晶相を主たる結晶
相として含む強誘電体層を構成する材料には、Biの酸
化物、TaやNbの酸化物、Bi、TaやNbの複合酸
化物が若干含まれている場合もあり得る。
は、 (BiX,Sr1-X)2(SrY,Bi1-Y)(TaZ,Nb1-Z)2Od 式(1) (但し、0.9≦X≦1.0、0.7≦Y≦1.0、0
≦Z≦1.0、8.7≦d≦9.3)で表される結晶相
を主たる結晶相として含んでいることが好ましい。ある
いは又、強誘電体層を構成する材料は、 BiXSrYTa2Od 式(2) (但し、X+Y=3、0.7≦Y≦1.3、8.7≦d
≦9.3)で表される結晶相を主たる結晶相として含ん
でいることが好ましい。これらの場合、式(1)若しく
は式(2)で表される結晶相を主たる結晶相として85
%以上含んでいることが一層好ましい。尚、式(1)
中、(BiX,Sr1-X)の意味は、結晶構造における本
来Biが占めるサイトをSrが占め、このときのBiと
Srの割合がX:(1−X)であることを意味する。ま
た、(SrY,Bi1-Y)の意味は、結晶構造における本
来Srが占めるサイトをBiが占め、このときのSrと
Biの割合がY:(1−Y)であることを意味する。式
(1)若しくは式(2)で表される結晶相を主たる結晶
相として含む強誘電体層を構成する材料には、Biの酸
化物、TaやNbの酸化物、Bi、TaやNbの複合酸
化物が若干含まれている場合もあり得る。
【0047】あるいは又、強誘電体層を構成する材料
は、 BiX(Sr,Ca,Ba)Y(TaZ,Nb1-Z)2Od 式(3) (但し、1.7≦X≦2.5、0.6≦Y≦1.2、0
≦Z≦1.0、8.0≦d≦10.0)で表される結晶
相を含んでいてもよい。尚、「(Sr,Ca,Ba)」
は、Sr、Ca及びBaから構成された群から選択され
た1種類の元素を意味する。これらの各式で表される強
誘電体層を構成する材料の組成を化学量論的組成で表せ
ば、例えば、Bi2SrTa2O9、Bi2SrNb2O9、
Bi2BaTa2O9、Bi2SrTaNbO9等を挙げる
ことができる。あるいは又、強誘電体層を構成する材料
として、Bi4SrTi4O15、Bi4Ti3O12、Bi2
PbTa2O9等を例示することができるが、これらの場
合においても、各金属元素の比率は、結晶構造が変化し
ない程度に変化させ得る。即ち、金属元素及び酸素元素
の両サイトにおける組成ずれがあってもよい。
は、 BiX(Sr,Ca,Ba)Y(TaZ,Nb1-Z)2Od 式(3) (但し、1.7≦X≦2.5、0.6≦Y≦1.2、0
≦Z≦1.0、8.0≦d≦10.0)で表される結晶
相を含んでいてもよい。尚、「(Sr,Ca,Ba)」
は、Sr、Ca及びBaから構成された群から選択され
た1種類の元素を意味する。これらの各式で表される強
誘電体層を構成する材料の組成を化学量論的組成で表せ
ば、例えば、Bi2SrTa2O9、Bi2SrNb2O9、
Bi2BaTa2O9、Bi2SrTaNbO9等を挙げる
ことができる。あるいは又、強誘電体層を構成する材料
として、Bi4SrTi4O15、Bi4Ti3O12、Bi2
PbTa2O9等を例示することができるが、これらの場
合においても、各金属元素の比率は、結晶構造が変化し
ない程度に変化させ得る。即ち、金属元素及び酸素元素
の両サイトにおける組成ずれがあってもよい。
【0048】あるいは又、強誘電体層を構成する材料と
して、PbTiO3、ペロブスカイト型構造を有するP
bZrO3とPbTiO3の固溶体であるチタン酸ジルコ
ン酸鉛[PZT,Pb(Zr1-y,Tiy)O3(但し、
0<y<1)]、PZTにLaを添加した金属酸化物で
あるPLZT、あるいはPZTにNbを添加した金属酸
化物であるPNZTといったPZT系化合物を挙げるこ
とができる。
して、PbTiO3、ペロブスカイト型構造を有するP
bZrO3とPbTiO3の固溶体であるチタン酸ジルコ
ン酸鉛[PZT,Pb(Zr1-y,Tiy)O3(但し、
0<y<1)]、PZTにLaを添加した金属酸化物で
あるPLZT、あるいはPZTにNbを添加した金属酸
化物であるPNZTといったPZT系化合物を挙げるこ
とができる。
【0049】強誘電体層を得るためには、強誘電体薄膜
を形成した後の工程において、強誘電体薄膜をパターニ
ングすればよい。場合によっては、強誘電体薄膜のパタ
ーニングは不要である。強誘電体薄膜の形成は、例え
ば、MOCVD法、パルスレーザアブレーション法、ス
パッタ法、ゾル−ゲル法といった強誘電体薄膜を構成す
る材料に適宜適した方法にて行うことができる。また、
強誘電体薄膜のパターニングは、例えば異方性イオンエ
ッチング(RIE)法にて行うことができる。
を形成した後の工程において、強誘電体薄膜をパターニ
ングすればよい。場合によっては、強誘電体薄膜のパタ
ーニングは不要である。強誘電体薄膜の形成は、例え
ば、MOCVD法、パルスレーザアブレーション法、ス
パッタ法、ゾル−ゲル法といった強誘電体薄膜を構成す
る材料に適宜適した方法にて行うことができる。また、
強誘電体薄膜のパターニングは、例えば異方性イオンエ
ッチング(RIE)法にて行うことができる。
【0050】本発明における第1の電極及び第2の電極
を構成する材料として、例えば、Ir、IrO2-X、S
rIrO3、Ru、RuO2-X、SrRuO3、Pt、P
t/IrO2-X、Pt/RuO2-X、Pd、Pt/Tiの
積層構造、Pt/Taの積層構造、Pt/Ti/Taの
積層構造、La0.5Sr0.5CoO3(LSCO)、Pt
/LSCOの積層構造、YBa2Cu3O7を挙げること
ができる。ここで、Xの値は、0≦X<2である。尚、
積層構造においては、「/」の前に記載された材料が上
層を構成し、「/」の後ろに記載された材料が下層を構
成する。第1の電極と第2の電極は、同じ材料から構成
されていてもよいし、同種の材料から構成されていても
よいし、異種の材料から構成されていてもよい。第1の
電極あるいは第2の電極を形成するためには、第1の電
極材料層あるいは第2の電極材料層を形成した後の工程
において、第1の電極材料層あるいは第2の電極材料層
をパターニングすればよい。第1の電極材料層あるいは
第2の電極材料層の形成は、例えばスパッタ法、反応性
スパッタ法、電子ビーム蒸着法、MOCVD法、あるい
はパルスレーザアブレーション法といった第1の電極材
料層や第2の電極材料層を構成する材料に適宜適した方
法にて行うことができる。また、第1の電極材料層や第
2の電極材料層のパターニングは、例えばイオンミーリ
ング法やRIE法にて行うことができる。
を構成する材料として、例えば、Ir、IrO2-X、S
rIrO3、Ru、RuO2-X、SrRuO3、Pt、P
t/IrO2-X、Pt/RuO2-X、Pd、Pt/Tiの
積層構造、Pt/Taの積層構造、Pt/Ti/Taの
積層構造、La0.5Sr0.5CoO3(LSCO)、Pt
/LSCOの積層構造、YBa2Cu3O7を挙げること
ができる。ここで、Xの値は、0≦X<2である。尚、
積層構造においては、「/」の前に記載された材料が上
層を構成し、「/」の後ろに記載された材料が下層を構
成する。第1の電極と第2の電極は、同じ材料から構成
されていてもよいし、同種の材料から構成されていても
よいし、異種の材料から構成されていてもよい。第1の
電極あるいは第2の電極を形成するためには、第1の電
極材料層あるいは第2の電極材料層を形成した後の工程
において、第1の電極材料層あるいは第2の電極材料層
をパターニングすればよい。第1の電極材料層あるいは
第2の電極材料層の形成は、例えばスパッタ法、反応性
スパッタ法、電子ビーム蒸着法、MOCVD法、あるい
はパルスレーザアブレーション法といった第1の電極材
料層や第2の電極材料層を構成する材料に適宜適した方
法にて行うことができる。また、第1の電極材料層や第
2の電極材料層のパターニングは、例えばイオンミーリ
ング法やRIE法にて行うことができる。
【0051】本発明の不揮発性メモリにおける層間絶縁
層を構成する材料として、酸化シリコン(SiO2)、
窒化シリコン(SiN)、SiON、SOG、NSG、
BPSG、PSG、BSG及びLTOを例示することが
できる。
層を構成する材料として、酸化シリコン(SiO2)、
窒化シリコン(SiN)、SiON、SOG、NSG、
BPSG、PSG、BSG及びLTOを例示することが
できる。
【0052】本発明の不揮発性メモリにおいては、強誘
電体層の下に第1の電極を形成し、強誘電体層の上に第
2の電極を形成する構成(即ち、第1の電極は下部電極
に相当し、第2の電極は上部電極に相当する)とするこ
ともできるし、強誘電体層の上に第1の電極を形成し、
強誘電体層の下に第2の電極を形成する構成(即ち、第
1の電極は上部電極に相当し、第2の電極は下部電極に
相当する)とすることもできる。プレート線は、第2の
電極から延在している構成とすることもできるし、第2
の電極とは別途に形成され、第2の電極と接続された構
成とすることもできる。後者の場合、プレート線を構成
する配線材料として、例えばアルミニウムやアルミニウ
ム系合金を例示することができる。第1の電極が共通で
ある構造として、具体的には、ストライプ状の第1の電
極を形成し、かかるストライプ状の第1の電極の全面を
覆うように強誘電体層を形成する構成を挙げることがで
きる。尚、このような構造においては、第1の電極と強
誘電体層と第2の電極の重複領域がキャパシタ部に相当
する。第1の電極が共通である構造として、その他、第
1の電極の所定の領域に、それぞれの強誘電体層が形成
され、強誘電体層上に第2の電極が形成された構造、あ
るいは又、配線層の所定の表面領域に、それぞれの第1
の電極が形成され、かかるそれぞれの第1の電極上に強
誘電体層が形成され、強誘電体層上に第2の電極が形成
された構造を挙げることができるが、これらの構成に限
定するものではない。
電体層の下に第1の電極を形成し、強誘電体層の上に第
2の電極を形成する構成(即ち、第1の電極は下部電極
に相当し、第2の電極は上部電極に相当する)とするこ
ともできるし、強誘電体層の上に第1の電極を形成し、
強誘電体層の下に第2の電極を形成する構成(即ち、第
1の電極は上部電極に相当し、第2の電極は下部電極に
相当する)とすることもできる。プレート線は、第2の
電極から延在している構成とすることもできるし、第2
の電極とは別途に形成され、第2の電極と接続された構
成とすることもできる。後者の場合、プレート線を構成
する配線材料として、例えばアルミニウムやアルミニウ
ム系合金を例示することができる。第1の電極が共通で
ある構造として、具体的には、ストライプ状の第1の電
極を形成し、かかるストライプ状の第1の電極の全面を
覆うように強誘電体層を形成する構成を挙げることがで
きる。尚、このような構造においては、第1の電極と強
誘電体層と第2の電極の重複領域がキャパシタ部に相当
する。第1の電極が共通である構造として、その他、第
1の電極の所定の領域に、それぞれの強誘電体層が形成
され、強誘電体層上に第2の電極が形成された構造、あ
るいは又、配線層の所定の表面領域に、それぞれの第1
の電極が形成され、かかるそれぞれの第1の電極上に強
誘電体層が形成され、強誘電体層上に第2の電極が形成
された構造を挙げることができるが、これらの構成に限
定するものではない。
【0053】選択用トランジスタ(スイッチング用トラ
ンジスタ)は、例えば、周知のMIS型FETやMOS
型FETから構成することができる。ビット線を構成す
る材料として、不純物がドーピングされたポリシリコン
や高融点金属材料を挙げることができる。共通の第1の
電極と選択用トランジスタとの電気的な接続は、共通の
第1の電極と選択用トランジスタとの間に形成された絶
縁層に設けられた接続孔(コンタクトホール)を介し
て、あるいは又、かかる絶縁層に設けられた接続孔(コ
ンタクトホール)及び絶縁層上に形成された配線層を介
して行うことができる。尚、絶縁層を構成する材料とし
て、酸化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(Si
N)、SiON、SOG、NSG、BPSG、PSG、
BSG及びLTOを例示することができる。
ンジスタ)は、例えば、周知のMIS型FETやMOS
型FETから構成することができる。ビット線を構成す
る材料として、不純物がドーピングされたポリシリコン
や高融点金属材料を挙げることができる。共通の第1の
電極と選択用トランジスタとの電気的な接続は、共通の
第1の電極と選択用トランジスタとの間に形成された絶
縁層に設けられた接続孔(コンタクトホール)を介し
て、あるいは又、かかる絶縁層に設けられた接続孔(コ
ンタクトホール)及び絶縁層上に形成された配線層を介
して行うことができる。尚、絶縁層を構成する材料とし
て、酸化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(Si
N)、SiON、SOG、NSG、BPSG、PSG、
BSG及びLTOを例示することができる。
【0054】センスアンプは周知のラッチ回路とするこ
とができるし、指定プレート線アドレスレジスタやプレ
ート線アドレスカウンタ、コンパレータも周知のレジス
タ、カウンタ、コンパレータとすることができる。
とができるし、指定プレート線アドレスレジスタやプレ
ート線アドレスカウンタ、コンパレータも周知のレジス
タ、カウンタ、コンパレータとすることができる。
【0055】本発明の第1の態様に係る不揮発性メモリ
の駆動方法においては、外部から指定された指定アドレ
スのメモリセルに記憶されたデータを読み出し、センス
アンプにラッチした後、センスアンプにラッチされた該
データを出力し、また、本発明の第2の態様に係る不揮
発性メモリの駆動方法においては、書き込むべきデータ
をセンスアンプにラッチした後、外部から指定された指
定アドレスのメモリセルに該データを書き込むので、所
望のメモリセルに直ちにアクセスが可能となる。しか
も、本発明の第1Aの構成、第1Bの構成、第2Aの構
成、第2Bの構成にあっては、他のメモリセルにデータ
の書き込みあるいは再書き込みを行うので、他のメモリ
セルにおけるディスターブの発生を確実に抑制すること
ができる。
の駆動方法においては、外部から指定された指定アドレ
スのメモリセルに記憶されたデータを読み出し、センス
アンプにラッチした後、センスアンプにラッチされた該
データを出力し、また、本発明の第2の態様に係る不揮
発性メモリの駆動方法においては、書き込むべきデータ
をセンスアンプにラッチした後、外部から指定された指
定アドレスのメモリセルに該データを書き込むので、所
望のメモリセルに直ちにアクセスが可能となる。しか
も、本発明の第1Aの構成、第1Bの構成、第2Aの構
成、第2Bの構成にあっては、他のメモリセルにデータ
の書き込みあるいは再書き込みを行うので、他のメモリ
セルにおけるディスターブの発生を確実に抑制すること
ができる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、発明の実
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明を説明する。
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明を説明する。
【0057】(実施の形態1)実施の形態1は、本発明
の第1の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第1Aの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図1に実
施の形態1の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
し、図5に実施の形態1の不揮発性メモリの等価回路図
を示し、メモリユニットの模式的な一部断面図を図6に
示す。
の第1の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第1Aの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図1に実
施の形態1の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
し、図5に実施の形態1の不揮発性メモリの等価回路図
を示し、メモリユニットの模式的な一部断面図を図6に
示す。
【0058】図5及び図6に示す不揮発性メモリは、
(A)ビット線BLLと、(B)選択用トランジスタT
RLと、(C)M個(但し、M≧2であり、実施の形態
1においては、M=8)のメモリセルMCLMから構成さ
れたサブメモリユニットSMU Lと、(D)M本(実施
の形態1においては、8本)のプレート線PLMと、
(E)ビット線BLLに接続されたセンスアンプSALか
ら成るメモリユニットから構成されている。尚、図5に
おいては、サブメモリユニットSMULに隣接し、ワー
ド線WL及びプレート線PLMを共通としたサブメモリ
ユニットSMUL+1も併せて図示した。
(A)ビット線BLLと、(B)選択用トランジスタT
RLと、(C)M個(但し、M≧2であり、実施の形態
1においては、M=8)のメモリセルMCLMから構成さ
れたサブメモリユニットSMU Lと、(D)M本(実施
の形態1においては、8本)のプレート線PLMと、
(E)ビット線BLLに接続されたセンスアンプSALか
ら成るメモリユニットから構成されている。尚、図5に
おいては、サブメモリユニットSMULに隣接し、ワー
ド線WL及びプレート線PLMを共通としたサブメモリ
ユニットSMUL+1も併せて図示した。
【0059】そして、各メモリセルMCLmは、第1の電
極31(下部電極)と強誘電体層32と第2の電極33
(上部電極)とから成り、サブメモリユニットSMUL
を構成するメモリセルMCLmの第1の電極31は、サブ
メモリユニットSMULにおいて共通であり、この共通
の第1の電極31(共通ノードCNLと呼ぶ)は、選択
用トランジスタTRLを介してビット線BLLに接続さ
れ、第2の電極33はプレート線PLmに接続されてい
る。
極31(下部電極)と強誘電体層32と第2の電極33
(上部電極)とから成り、サブメモリユニットSMUL
を構成するメモリセルMCLmの第1の電極31は、サブ
メモリユニットSMULにおいて共通であり、この共通
の第1の電極31(共通ノードCNLと呼ぶ)は、選択
用トランジスタTRLを介してビット線BLLに接続さ
れ、第2の電極33はプレート線PLmに接続されてい
る。
【0060】また、この不揮発性メモリは、外部から指
定されたプレート線のアドレスを記憶する指定プレート
線アドレスレジスタ11と、プレート線を指定するプレ
ート線アドレスを順次インクリメントするプレート線ア
ドレスカウンタ12と、コンパレータ14とを備えてい
る。コンパレータ14は、指定プレート線アドレスレジ
スタ11及びプレート線アドレスカウンタ12に接続さ
れ、指定プレート線アドレスレジスタ11に記憶された
指定プレート線アドレスの値と、プレート線アドレスカ
ウンタ12におけるプレート線アドレスの値を比較す
る。指定プレート線アドレスレジスタ11は周知のレジ
スタから構成され、プレート線アドレスカウンタ12は
周知の2ビットの循環型カウンタから構成され、コンパ
レータ14は周知のコンパレータから構成されている。
定されたプレート線のアドレスを記憶する指定プレート
線アドレスレジスタ11と、プレート線を指定するプレ
ート線アドレスを順次インクリメントするプレート線ア
ドレスカウンタ12と、コンパレータ14とを備えてい
る。コンパレータ14は、指定プレート線アドレスレジ
スタ11及びプレート線アドレスカウンタ12に接続さ
れ、指定プレート線アドレスレジスタ11に記憶された
指定プレート線アドレスの値と、プレート線アドレスカ
ウンタ12におけるプレート線アドレスの値を比較す
る。指定プレート線アドレスレジスタ11は周知のレジ
スタから構成され、プレート線アドレスカウンタ12は
周知の2ビットの循環型カウンタから構成され、コンパ
レータ14は周知のコンパレータから構成されている。
【0061】更には、この不揮発性メモリは、外部から
のコマンドを受け取り、コマンドをデコードとするコマ
ンドデコーダ10、ユニットアドレスレジスタ13、ユ
ニットコントローラ15、ユニットデコーダ16、ワー
ド線デコーダ/ドライバWD、プレート線デコーダ/ド
ライバPDから構成されている。コマンドデコーダ10
は、ユニットコントローラ15、指定プレート線アドレ
スレジスタ11、プレート線アドレスカウンタ12及び
ユニットアドレスレジスタ13に接続されている。ま
た、ユニットアドレスレジスタ13はユニットデコーダ
16に接続されている。更には、プレート線アドレスカ
ウンタ12はプレート線デコーダ/ドライバPDに接続
され、コンパレータ14はユニットコントローラ15に
接続され、ユニットコントローラ15はユニットデコー
ダ16に接続され、ユニットデコーダ16はワード線デ
コーダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/ドライ
バPDに接続されている。そして、ワード線WLは、ワ
ード線デコーダ/ドライバWDに接続されており、M本
のプレート線PLmは、プレート線デコーダ/ドライバ
PDに接続されている。尚、これらの各構成要素も周知
の回路から構成することができる。
のコマンドを受け取り、コマンドをデコードとするコマ
ンドデコーダ10、ユニットアドレスレジスタ13、ユ
ニットコントローラ15、ユニットデコーダ16、ワー
ド線デコーダ/ドライバWD、プレート線デコーダ/ド
ライバPDから構成されている。コマンドデコーダ10
は、ユニットコントローラ15、指定プレート線アドレ
スレジスタ11、プレート線アドレスカウンタ12及び
ユニットアドレスレジスタ13に接続されている。ま
た、ユニットアドレスレジスタ13はユニットデコーダ
16に接続されている。更には、プレート線アドレスカ
ウンタ12はプレート線デコーダ/ドライバPDに接続
され、コンパレータ14はユニットコントローラ15に
接続され、ユニットコントローラ15はユニットデコー
ダ16に接続され、ユニットデコーダ16はワード線デ
コーダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/ドライ
バPDに接続されている。そして、ワード線WLは、ワ
ード線デコーダ/ドライバWDに接続されており、M本
のプレート線PLmは、プレート線デコーダ/ドライバ
PDに接続されている。尚、これらの各構成要素も周知
の回路から構成することができる。
【0062】尚、図6においては、選択用トランジスタ
TRL及びメモリセルMCLm、並びに、ビット線BLLの
延びる方向に隣接する選択用トランジスタTR’L及び
メモリセルMC’Lmの一部分を併せて図示した。ビット
線BLLの延びる方向に隣接するメモリセルMCLm,M
C’Lm・・・におけるビット線BLLは共通化されてい
る。
TRL及びメモリセルMCLm、並びに、ビット線BLLの
延びる方向に隣接する選択用トランジスタTR’L及び
メモリセルMC’Lmの一部分を併せて図示した。ビット
線BLLの延びる方向に隣接するメモリセルMCLm,M
C’Lm・・・におけるビット線BLLは共通化されてい
る。
【0063】実施の形態1の不揮発性メモリの駆動方法
にあっては、外部から指定された指定アドレス(J、但
し1≦J≦Mである)のメモリセルをメモリセルMCLJ
とする。また、アドレス指定されたサブメモリユニット
をサブメモリユニットSMU Lとする。そして、実施の
形態1にあっては、外部からアドレスを指定されたメモ
リセルMCLJに記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチした後、センスアンプSALにラッチ
されたデータを外部に出力する。
にあっては、外部から指定された指定アドレス(J、但
し1≦J≦Mである)のメモリセルをメモリセルMCLJ
とする。また、アドレス指定されたサブメモリユニット
をサブメモリユニットSMU Lとする。そして、実施の
形態1にあっては、外部からアドレスを指定されたメモ
リセルMCLJに記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチした後、センスアンプSALにラッチ
されたデータを外部に出力する。
【0064】実施の形態1においては、更には、センス
アンプSALにラッチされたデータを出力した後、セン
スアンプSALにラッチされたデータを外部からアドレ
スを指定されたメモリセルMCLJに再書き込みする。そ
の後、外部からアドレスを指定すること無く、サブメモ
リユニットSMULを構成する他のメモリセルMC
Lk(k≠J)に記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチする。そして、その後、センスアン
プSALにラッチされたデータを他のメモリセルMCLk
に再書き込みする。実施の形態1においては、メモリセ
ルは、いわば、ランダムアクセスされ、データの読み出
し及び再書き込みが行われる。
アンプSALにラッチされたデータを出力した後、セン
スアンプSALにラッチされたデータを外部からアドレ
スを指定されたメモリセルMCLJに再書き込みする。そ
の後、外部からアドレスを指定すること無く、サブメモ
リユニットSMULを構成する他のメモリセルMC
Lk(k≠J)に記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチする。そして、その後、センスアン
プSALにラッチされたデータを他のメモリセルMCLk
に再書き込みする。実施の形態1においては、メモリセ
ルは、いわば、ランダムアクセスされ、データの読み出
し及び再書き込みが行われる。
【0065】以下、図1、図5、及び、動作波形を示す
図7を参照して、実施の形態1の駆動方法を説明する。
尚、以下の説明におけるコマンドと、その実行内容は、
以下のとおりである。ここで、各コマンドはクロックに
同期して入力され、コマンドデコーダ10を構成する集
積回路の複数の所定入力ピンに入力される「0」、
「1」の組合せで決定される。尚、アドレスには、ロー
方向に対応してサブメモリユニット及びプレート線(更
には、サブメモリユニットを構成するメモリセル)を選
択するRASアドレスと、コラム方向に対応してセンス
アンプを選択するCASアドレスがあり、各コマンドに
対応して使い分ける。
図7を参照して、実施の形態1の駆動方法を説明する。
尚、以下の説明におけるコマンドと、その実行内容は、
以下のとおりである。ここで、各コマンドはクロックに
同期して入力され、コマンドデコーダ10を構成する集
積回路の複数の所定入力ピンに入力される「0」、
「1」の組合せで決定される。尚、アドレスには、ロー
方向に対応してサブメモリユニット及びプレート線(更
には、サブメモリユニットを構成するメモリセル)を選
択するRASアドレスと、コラム方向に対応してセンス
アンプを選択するCASアドレスがあり、各コマンドに
対応して使い分ける。
【0066】ACTコマンド・・・RASアドレスの上位
成分であるアドレスADj(1≦j≦M)で指定された
メモリセルMCjからデータを読み出し、センスアンプ
にラッチさせるコマンド。 RAS_INCコマンド・・・センスアンプにラッチされてい
るデータをRASアドレスの上位成分であるアドレスA
Djで指定されたメモリセルMCjへ再書き込みし、次い
で、アドレスをインクリメントして、かかるアドレスの
メモリセルに記憶されたデータを読み出し、センスアン
プにラッチさせるコマンド。データ出力は次にREADコマ
ンドを実行することによって行われ、データ(再)書き
込みは次にWRITEコマンドを実行することによって行わ
れる。 READコマンド・・・センスアンプにラッチされているデ
ータ群から、コマンドと同時に入力されたCASアドレ
スに相当するデータを外部に出力するコマンド。このコ
マンドは、ACTコマンドあるいはRAS_INCコマンドの後に
入力される。 RESTOREコマンド・・・センスアンプにラッチされてい
るデータをアドレスADjで指定されたメモリセルMCj
へ(再)書き込みし、次いで、アドレスをインクリメン
トして、かかるアドレスのメモリセルに記憶されたデー
タを読み出し、センスアンプにラッチさせるコマンド。 WRITEコマンド・・・外部からのデータを、CASアド
レスに従って所望のセンスアンプにラッチさせるコマン
ド。このコマンドは、ACTコマンド又はRAS_INCコマンド
の後に入力され、選択されたセンスアンプのデータは書
き換えられる。一方、非選択のセンスアンプには、読み
出されたままのデータが残る。 NOPコマンド・・・前に入力したコマンドの実行が1ク
ロックで終了しない場合、クロックを進めるための N
O OPERATION コマンド。また、以下のよう
なバースト転送にも使用される。即ち、READコマンドの
後では、CASアドレスをインクリメントしつつ、各セ
ンスアンプのデータを順次バースト出力する。また、WR
ITEコマンドの後では、CASアドレスをインクリメン
トしつつ、各センスアンプにデータをバースト書き込み
する。
成分であるアドレスADj(1≦j≦M)で指定された
メモリセルMCjからデータを読み出し、センスアンプ
にラッチさせるコマンド。 RAS_INCコマンド・・・センスアンプにラッチされてい
るデータをRASアドレスの上位成分であるアドレスA
Djで指定されたメモリセルMCjへ再書き込みし、次い
で、アドレスをインクリメントして、かかるアドレスの
メモリセルに記憶されたデータを読み出し、センスアン
プにラッチさせるコマンド。データ出力は次にREADコマ
ンドを実行することによって行われ、データ(再)書き
込みは次にWRITEコマンドを実行することによって行わ
れる。 READコマンド・・・センスアンプにラッチされているデ
ータ群から、コマンドと同時に入力されたCASアドレ
スに相当するデータを外部に出力するコマンド。このコ
マンドは、ACTコマンドあるいはRAS_INCコマンドの後に
入力される。 RESTOREコマンド・・・センスアンプにラッチされてい
るデータをアドレスADjで指定されたメモリセルMCj
へ(再)書き込みし、次いで、アドレスをインクリメン
トして、かかるアドレスのメモリセルに記憶されたデー
タを読み出し、センスアンプにラッチさせるコマンド。 WRITEコマンド・・・外部からのデータを、CASアド
レスに従って所望のセンスアンプにラッチさせるコマン
ド。このコマンドは、ACTコマンド又はRAS_INCコマンド
の後に入力され、選択されたセンスアンプのデータは書
き換えられる。一方、非選択のセンスアンプには、読み
出されたままのデータが残る。 NOPコマンド・・・前に入力したコマンドの実行が1ク
ロックで終了しない場合、クロックを進めるための N
O OPERATION コマンド。また、以下のよう
なバースト転送にも使用される。即ち、READコマンドの
後では、CASアドレスをインクリメントしつつ、各セ
ンスアンプのデータを順次バースト出力する。また、WR
ITEコマンドの後では、CASアドレスをインクリメン
トしつつ、各センスアンプにデータをバースト書き込み
する。
【0067】[ステップ−100]先ず、ACTコマンド
がコマンドデコーダ10に入力され、併せて、サブメモ
リユニット及びメモリセルを指定するアドレス(RAS
アドレス)が入力される。このRASアドレスは、図示
しないシフトレジスタによって上位成分と下位成分に分
離され、メモリセルMCLJのアドレスADJを指定する
上位成分は、指定プレート線アドレスレジスタ11及び
プレート線アドレスカウンタ12にラッチされる。一
方、サブメモリユニットSMULのアドレスを指定する
下位成分は、ユニットアドレスレジスタ13にラッチさ
れる。ここで、指定プレート線アドレスレジスタ11に
ラッチされたメモリセルMCJのアドレスを指定する上
位成分をアドレス「J」、プレート線アドレスカウンタ
12にラッチされたメモリセルMCJのアドレスを指定
する上位成分をアドレス「j」(=J)、ユニットアド
レスレジスタ13にラッチされたサブメモリユニットS
MULのアドレスを指定する下位成分をアドレス「L」
とする。
がコマンドデコーダ10に入力され、併せて、サブメモ
リユニット及びメモリセルを指定するアドレス(RAS
アドレス)が入力される。このRASアドレスは、図示
しないシフトレジスタによって上位成分と下位成分に分
離され、メモリセルMCLJのアドレスADJを指定する
上位成分は、指定プレート線アドレスレジスタ11及び
プレート線アドレスカウンタ12にラッチされる。一
方、サブメモリユニットSMULのアドレスを指定する
下位成分は、ユニットアドレスレジスタ13にラッチさ
れる。ここで、指定プレート線アドレスレジスタ11に
ラッチされたメモリセルMCJのアドレスを指定する上
位成分をアドレス「J」、プレート線アドレスカウンタ
12にラッチされたメモリセルMCJのアドレスを指定
する上位成分をアドレス「j」(=J)、ユニットアド
レスレジスタ13にラッチされたサブメモリユニットS
MULのアドレスを指定する下位成分をアドレス「L」
とする。
【0068】更には、コマンドデコーダ10からの信号
を受け取ったユニットコントローラ15は、ユニットデ
コーダ16に信号を送り、ユニットデコーダ16を活性
化させる。加えて、ユニットアドレスレジスタ13から
の信号を受け取ったユニットデコーダ16はサブメモリ
ユニットSMULを選択する。一方、プレート線アドレ
スカウンタ12からの信号は、プレート線デコーダ/ド
ライバPDに送られる。以上によって、ワード線デコー
ダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/ドライバP
Dが活性化され、しかも、プレート線デコーダ/ドライ
バPDによってプレート線PLJが選択される。
を受け取ったユニットコントローラ15は、ユニットデ
コーダ16に信号を送り、ユニットデコーダ16を活性
化させる。加えて、ユニットアドレスレジスタ13から
の信号を受け取ったユニットデコーダ16はサブメモリ
ユニットSMULを選択する。一方、プレート線アドレ
スカウンタ12からの信号は、プレート線デコーダ/ド
ライバPDに送られる。以上によって、ワード線デコー
ダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/ドライバP
Dが活性化され、しかも、プレート線デコーダ/ドライ
バPDによってプレート線PLJが選択される。
【0069】[ステップ−110]そして、アドレスA
Djで指定されたメモリセルMCLj(具体的にはメモリ
セルMCLJである)に記憶されたデータを読み出し、セ
ンスアンプSAにラッチする。具体的な動作は後述す
る。
Djで指定されたメモリセルMCLj(具体的にはメモリ
セルMCLJである)に記憶されたデータを読み出し、セ
ンスアンプSAにラッチする。具体的な動作は後述す
る。
【0070】尚、以上のステップにおいては、同一ワー
ド線及び同一プレート線に接続されたサブメモリユニッ
ト及びメモリセルが複数選択されてもよい。即ち、サブ
メモリユニットSMUL,SMUL+1,SMUL+2,・・
・のそれぞれにおけるメモリセルMCL,J,MCL+1,J,
MCL+2,J,・・・が選択されてもよい。これによっ
て、センスアンプSAL,SAL+1,SAL+2,・・・に
は、メモリセルMCLJ,MCL+1,J,MCL+2,J,・・・
のデータがラッチされる。
ド線及び同一プレート線に接続されたサブメモリユニッ
ト及びメモリセルが複数選択されてもよい。即ち、サブ
メモリユニットSMUL,SMUL+1,SMUL+2,・・
・のそれぞれにおけるメモリセルMCL,J,MCL+1,J,
MCL+2,J,・・・が選択されてもよい。これによっ
て、センスアンプSAL,SAL+1,SAL+2,・・・に
は、メモリセルMCLJ,MCL+1,J,MCL+2,J,・・・
のデータがラッチされる。
【0071】[ステップ−120]その後、READコマン
ドがコマンドデコーダ10に入力され、併せて、センス
アンプSALを指定するCASアドレスが入力される。
このコマンド及びCASアドレスに従って、図示しない
ラインを経てセンスアンプSALに指令が発せられ、セ
ンスアンプSALにラッチされたデータは外部に出力さ
れる。
ドがコマンドデコーダ10に入力され、併せて、センス
アンプSALを指定するCASアドレスが入力される。
このコマンド及びCASアドレスに従って、図示しない
ラインを経てセンスアンプSALに指令が発せられ、セ
ンスアンプSALにラッチされたデータは外部に出力さ
れる。
【0072】[ステップ−130]]センスアンプSA
L+1,SAL+2,・・・にメモリセルMCL+1,J,MC
L+2,J,・・・のデータがラッチされていた場合には、
次いで、NOPコマンドが入力されることによって、図示
しないカウンタを用いて、これらのセンスアンプにラッ
チされたデータを順次バースト転送する。これらのセン
スアンプと外部とのアクセスは、図示していないが、従
来のシンクロナスDRAM等と全く同様のアクセス方法
とすればよい。
L+1,SAL+2,・・・にメモリセルMCL+1,J,MC
L+2,J,・・・のデータがラッチされていた場合には、
次いで、NOPコマンドが入力されることによって、図示
しないカウンタを用いて、これらのセンスアンプにラッ
チされたデータを順次バースト転送する。これらのセン
スアンプと外部とのアクセスは、図示していないが、従
来のシンクロナスDRAM等と全く同様のアクセス方法
とすればよい。
【0073】[ステップ−140]外部へのデータの出
力完了後、RESTOREコマンドが入力される。これによっ
て、先ず、センスアンプSALにラッチされたデータが
指定アドレスのメモリセルMCLj(具体的にはメモリセ
ルMCLJである)に再書き込みされる。具体的な動作は
後述する。尚、実際には、RESTOREコマンドは1クロッ
クで終了しないので、クロックを進めるためのNOPコマ
ンドを実行する。
力完了後、RESTOREコマンドが入力される。これによっ
て、先ず、センスアンプSALにラッチされたデータが
指定アドレスのメモリセルMCLj(具体的にはメモリセ
ルMCLJである)に再書き込みされる。具体的な動作は
後述する。尚、実際には、RESTOREコマンドは1クロッ
クで終了しないので、クロックを進めるためのNOPコマ
ンドを実行する。
【0074】次いで、外部からアドレスを指定すること
無く、サブメモリユニットSMULを構成する他のメモ
リセルMCLk(k≠J)に記憶されたデータを読み出
し、センスアンプSALにラッチする。そして、センス
アンプSALにラッチされたデータを他のメモリセルM
CLkに再書き込みする。具体的には、プレート線アドレ
スカウンタ12をインクリメントし、プレート線アドレ
スカウンタ12の値と指定プレート線アドレスレジスタ
11の値をコンパレータ14で比較し、もしも値が一致
している場合には、動作を終了する。もしも値が不一致
の場合には、プレート線アドレスカウンタ12の値が値
「M」を越えていないかを判断し、越えている場合に
は、プレート線アドレスカウンタ12の値を「1」にリ
セットして、アドレスADjで指定されたメモリセルM
CLj(メモリセルMCLkに相当する)を読み出し、セン
スアンプSALにラッチする。尚、プレート線アドレス
カウンタ12をインクリメントするので、外部からメモ
リセルのアドレスを指定する必要は無い。
無く、サブメモリユニットSMULを構成する他のメモ
リセルMCLk(k≠J)に記憶されたデータを読み出
し、センスアンプSALにラッチする。そして、センス
アンプSALにラッチされたデータを他のメモリセルM
CLkに再書き込みする。具体的には、プレート線アドレ
スカウンタ12をインクリメントし、プレート線アドレ
スカウンタ12の値と指定プレート線アドレスレジスタ
11の値をコンパレータ14で比較し、もしも値が一致
している場合には、動作を終了する。もしも値が不一致
の場合には、プレート線アドレスカウンタ12の値が値
「M」を越えていないかを判断し、越えている場合に
は、プレート線アドレスカウンタ12の値を「1」にリ
セットして、アドレスADjで指定されたメモリセルM
CLj(メモリセルMCLkに相当する)を読み出し、セン
スアンプSALにラッチする。尚、プレート線アドレス
カウンタ12をインクリメントするので、外部からメモ
リセルのアドレスを指定する必要は無い。
【0075】この[ステップ−140]の動作を、サブ
メモリユニットSMULを構成する全ての他のメモリセ
ルMCkにおいて、外部からアドレスを指定すること無
く、行う。即ち、(J+1)番目のメモリセルMC
L,J+1、(J+2)番目のメモリセルMCL,J+2、・・
・、M番目のメモリセルMCL,M、1番目のメモリセル
MC L,1、2番目のメモリセルMCL,2、・・・、(J−
2)番目のメモリセルMCL, J-2、(J−1)番目のメ
モリセルMCL,J-1まで順次、データの読み出し及びデ
ータの再書き込みを行う。実施の形態1においては、セ
ンスアンプSALにラッチされたデータを外部に出力し
ない。
メモリユニットSMULを構成する全ての他のメモリセ
ルMCkにおいて、外部からアドレスを指定すること無
く、行う。即ち、(J+1)番目のメモリセルMC
L,J+1、(J+2)番目のメモリセルMCL,J+2、・・
・、M番目のメモリセルMCL,M、1番目のメモリセル
MC L,1、2番目のメモリセルMCL,2、・・・、(J−
2)番目のメモリセルMCL, J-2、(J−1)番目のメ
モリセルMCL,J-1まで順次、データの読み出し及びデ
ータの再書き込みを行う。実施の形態1においては、セ
ンスアンプSALにラッチされたデータを外部に出力し
ない。
【0076】動作の終了においては、コンパレータ14
はユニットコントローラ15にその旨を通知し、ユニッ
トコントローラ15は、ユニットデコーダ16を不活性
とし、ワード線WL及びプレート線PLMの全てを非選
択状態に戻す。
はユニットコントローラ15にその旨を通知し、ユニッ
トコントローラ15は、ユニットデコーダ16を不活性
とし、ワード線WL及びプレート線PLMの全てを非選
択状態に戻す。
【0077】以上のステップによって、任意のメモリセ
ルに素早くアクセスでき、しかも、同一サブメモリユニ
ットの他のメモリセルに記憶されたデータ全てに1回ず
つ再書き込みを行うことができる。
ルに素早くアクセスでき、しかも、同一サブメモリユニ
ットの他のメモリセルに記憶されたデータ全てに1回ず
つ再書き込みを行うことができる。
【0078】ここで、ディスターブ回数の最悪値は以下
のとおりとなる。即ち、アドレスとして「P」が指定さ
れ、ACTコマンドによるアクセスでメモリセルMCP(1
≦P≦M)が選択され、その後のRESTOREコマンドによ
って、他のメモリセルが再書き込みされた場合、メモリ
セルMCPの受けるディスターブ回数は(M−1)回と
なる。その後、今度は、アドレスとして「P+1」が指
定され、ACTコマンドによるアクセスでメモリセルMC
P+1が選択され、その後のRESTOREコマンドによって、他
のメモリセルが再書き込みされた場合、メモリセルMC
Pは(M−1)回のディスターブを受けた後に再書き込
みされる。従って、このような場合には、メモリセルM
CPは、データの再書き込み後、再びデータの再書き込
みを受ける前に、2×(M−1)回のディスターブを受
けることになる。ディスターブにおけるデータの劣化
は、この程度のディスターブ回数では殆ど生じない。そ
れ故、メモリセルへのランダムアクセスを可能にしつ
つ、ディスターブを抑制することができる。
のとおりとなる。即ち、アドレスとして「P」が指定さ
れ、ACTコマンドによるアクセスでメモリセルMCP(1
≦P≦M)が選択され、その後のRESTOREコマンドによ
って、他のメモリセルが再書き込みされた場合、メモリ
セルMCPの受けるディスターブ回数は(M−1)回と
なる。その後、今度は、アドレスとして「P+1」が指
定され、ACTコマンドによるアクセスでメモリセルMC
P+1が選択され、その後のRESTOREコマンドによって、他
のメモリセルが再書き込みされた場合、メモリセルMC
Pは(M−1)回のディスターブを受けた後に再書き込
みされる。従って、このような場合には、メモリセルM
CPは、データの再書き込み後、再びデータの再書き込
みを受ける前に、2×(M−1)回のディスターブを受
けることになる。ディスターブにおけるデータの劣化
は、この程度のディスターブ回数では殆ど生じない。そ
れ故、メモリセルへのランダムアクセスを可能にしつ
つ、ディスターブを抑制することができる。
【0079】以下、実施の形態1の不揮発性メモリにお
けるデータ読み出し及び再書き込み動作を、動作波形を
示す図7を参照して説明する。ここで、一例として、プ
レート線PL1に接続されたメモリセルMCL1からデー
タを読み出し、データを再書き込みするものとする。
尚、動作波形を示す図面において、括弧内の数字は、以
下に説明する工程の番号と対応している。
けるデータ読み出し及び再書き込み動作を、動作波形を
示す図7を参照して説明する。ここで、一例として、プ
レート線PL1に接続されたメモリセルMCL1からデー
タを読み出し、データを再書き込みするものとする。
尚、動作波形を示す図面において、括弧内の数字は、以
下に説明する工程の番号と対応している。
【0080】(1A)[ステップ−100]において、
ACTコマンドの入力前には、即ち、待機状態では、ビッ
ト線、ワード線、全プレート線が0ボルトとなってい
る。更には、共通ノードCNLも0ボルトで浮遊状態と
なっている。
ACTコマンドの入力前には、即ち、待機状態では、ビッ
ト線、ワード線、全プレート線が0ボルトとなってい
る。更には、共通ノードCNLも0ボルトで浮遊状態と
なっている。
【0081】(2A)[ステップ−100]において、
ACTコマンドが入力されると、ワード線デコーダ/ドラ
イバWD及びプレート線デコーダ/ドライバPDが活性
化され、しかも、プレート線PL1が選択される。そし
て、[ステップ−110]においてデータの読み出しが
開始される。即ち、選択プレート線PL1に高電位VPL-
H(=Vcc)が印加される。このとき、選択メモリセル
MCL1にデータ「1」が記憶されていれば、強誘電体層
に分極反転が生じ、蓄積電荷量が増加し、共通ノードC
NLの電位が上昇する。一方、選択メモリセルMCL1に
データ「0」が記憶されていれば、強誘電体層に分極反
転が生ぜず、共通ノードCNLの電位は殆ど上昇しな
い。即ち、共通ノードCNLは、非選択メモリセルMC
Lkの強誘電体層を介して複数の非選択プレート線PLk
(k=2,3,・・・M)にカップリングされているの
で、共通ノードCNLの電位は0ボルトに比較的近いレ
ベルに保たれる。このようにして、選択メモリセルMC
L1に記憶されたデータに依存して共通ノードCNLの電
位に変化が生じる。
ACTコマンドが入力されると、ワード線デコーダ/ドラ
イバWD及びプレート線デコーダ/ドライバPDが活性
化され、しかも、プレート線PL1が選択される。そし
て、[ステップ−110]においてデータの読み出しが
開始される。即ち、選択プレート線PL1に高電位VPL-
H(=Vcc)が印加される。このとき、選択メモリセル
MCL1にデータ「1」が記憶されていれば、強誘電体層
に分極反転が生じ、蓄積電荷量が増加し、共通ノードC
NLの電位が上昇する。一方、選択メモリセルMCL1に
データ「0」が記憶されていれば、強誘電体層に分極反
転が生ぜず、共通ノードCNLの電位は殆ど上昇しな
い。即ち、共通ノードCNLは、非選択メモリセルMC
Lkの強誘電体層を介して複数の非選択プレート線PLk
(k=2,3,・・・M)にカップリングされているの
で、共通ノードCNLの電位は0ボルトに比較的近いレ
ベルに保たれる。このようにして、選択メモリセルMC
L1に記憶されたデータに依存して共通ノードCNLの電
位に変化が生じる。
【0082】(3A)次に、ビット線BLLを浮遊状態
とし、ワード線WLをハイレベルとすることによって、
選択用トランジスタTRLをオン状態とする。これによ
って、選択メモリセルMCL1に記憶されたデータに基づ
き共通の第1の電極(共通ノードCNL)に生じた電位
がビット線BLLに現れ、センスアンプSALにラッチさ
れる。
とし、ワード線WLをハイレベルとすることによって、
選択用トランジスタTRLをオン状態とする。これによ
って、選択メモリセルMCL1に記憶されたデータに基づ
き共通の第1の電極(共通ノードCNL)に生じた電位
がビット線BLLに現れ、センスアンプSALにラッチさ
れる。
【0083】(4A)その後、ワード線WLをローレベ
ルとすることによって、選択用トランジスタTRLをオ
フ状態とし、サブメモリユニットSMULの共通ノード
CNLとビット線BLLとの接続を解く。
ルとすることによって、選択用トランジスタTRLをオ
フ状態とし、サブメモリユニットSMULの共通ノード
CNLとビット線BLLとの接続を解く。
【0084】(5A)その後、ビット線BLLに接続さ
れたセンスアンプSALを活性化してデータを増幅し、
データの読み出し動作を完了する。そして、[ステップ
−120]におけるREADコマンドによって、センスアン
プSALにラッチされたデータを外部に出力する。
れたセンスアンプSALを活性化してデータを増幅し、
データの読み出し動作を完了する。そして、[ステップ
−120]におけるREADコマンドによって、センスアン
プSALにラッチされたデータを外部に出力する。
【0085】以上の動作によって、選択メモリセルMC
L1に記憶されていたデータが一旦破壊されてしまうの
で、データの再書き込み動作を行う。
L1に記憶されていたデータが一旦破壊されてしまうの
で、データの再書き込み動作を行う。
【0086】(6A)そのために、[ステップ−14
0]においては、先ず、非選択プレート線PLk(k=
2,3・・・M)の電位をVPL-M[=(1/2)Vcc]
とする。
0]においては、先ず、非選択プレート線PLk(k=
2,3・・・M)の電位をVPL-M[=(1/2)Vcc]
とする。
【0087】(7A)その後、ワード線WLをハイレベ
ルとすることによって、選択用トランジスタTRLをオ
ン状態とする。これによって、共通ノードCNLの電位
はビット線BLLの電位と等しくなる。即ち、選択メモ
リセルMCL1に記憶されていたデータが「1」の場合に
は、共通ノードCNLの電位はVBL-H(=Vcc)とな
り、選択メモリセルMCL1に記憶されていたデータが
「0」の場合には、共通ノードCNLの電位はV
BL-L(=0ボルト)となる。選択プレート線PL1の電
位はVPL -H(=Vcc)のままであるが故に、共通ノード
CNLの電位が0ボルトの場合、選択メモリセルMCL1
にはデータ「0」が再書き込みされる。
ルとすることによって、選択用トランジスタTRLをオ
ン状態とする。これによって、共通ノードCNLの電位
はビット線BLLの電位と等しくなる。即ち、選択メモ
リセルMCL1に記憶されていたデータが「1」の場合に
は、共通ノードCNLの電位はVBL-H(=Vcc)とな
り、選択メモリセルMCL1に記憶されていたデータが
「0」の場合には、共通ノードCNLの電位はV
BL-L(=0ボルト)となる。選択プレート線PL1の電
位はVPL -H(=Vcc)のままであるが故に、共通ノード
CNLの電位が0ボルトの場合、選択メモリセルMCL1
にはデータ「0」が再書き込みされる。
【0088】(8A)次に、選択プレート線PL1の電
位をVPL-L(=0ボルトとする。これによって、選択メ
モリセルMCL1に記憶されていたデータが「1」の場合
には、共通ノードCNLの電位がVBL-H(=Vcc)であ
るが故に、データ「1」が再書き込みされる。選択メモ
リセルMC1にデータ「0」が既に再書き込みされてい
た場合には、選択メモリセルMCLkに変化は生じない。
位をVPL-L(=0ボルトとする。これによって、選択メ
モリセルMCL1に記憶されていたデータが「1」の場合
には、共通ノードCNLの電位がVBL-H(=Vcc)であ
るが故に、データ「1」が再書き込みされる。選択メモ
リセルMC1にデータ「0」が既に再書き込みされてい
た場合には、選択メモリセルMCLkに変化は生じない。
【0089】(9A)その後、ビット線BLLを0ボル
トとする。
トとする。
【0090】(10A)最後に、非選択プレート線PL
kを0ボルトとし、選択用トランジスタTRLをオフ状態
とする。
kを0ボルトとし、選択用トランジスタTRLをオフ状態
とする。
【0091】他のメモリセルMCk(k=2,3・・・
M)からデータを読み出し、データを再書き込みする場
合には、RESTOREコマンドに基づき概ね同様の操作を繰
り返し実行すればよい。
M)からデータを読み出し、データを再書き込みする場
合には、RESTOREコマンドに基づき概ね同様の操作を繰
り返し実行すればよい。
【0092】以下、実施の形態1の不揮発性メモリの製
造方法を説明するが、他の実施の形態あるいはその変形
における不揮発性メモリも、実質的に同様の方法で製造
することができる。
造方法を説明するが、他の実施の形態あるいはその変形
における不揮発性メモリも、実質的に同様の方法で製造
することができる。
【0093】先ず、不揮発性メモリにおける選択用トラ
ンジスタとして機能するMOS型トランジスタを半導体
基板20に形成する。そのために、例えばLOCOS構
造を有する素子分離領域21を公知の方法に基づき形成
する。尚、素子分離領域21は、トレンチ構造を有して
いてもよいし、LOCOS構造とトレンチ構造の組合せ
としてもよい。その後、半導体基板20の表面を例えば
パイロジェニック法により酸化し、ゲート絶縁膜22を
形成する。次いで、不純物がドーピングされたポリシリ
コン層をCVD法にて全面に形成した後、ポリシリコン
層をパターニングし、ゲート電極23を形成する。この
ゲート電極23はワード線WLを兼ねている。尚、ゲー
ト電極23をポリシリコン層から構成する代わりに、ポ
リサイドや金属シリサイドから構成することもできる。
次に、半導体基板20にイオン注入を行い、LDD構造
を形成する。その後、全面にCVD法にてSiO2層を
形成した後、このSiO2層をエッチバックすることに
よって、ゲート電極23の側面にゲートサイドウオール
(図示せず)を形成する。次いで、半導体基板20にイ
オン注入を施した後、イオン注入された不純物の活性化
アニール処理を行うことによって、ソース/ドレイン領
域24を形成する。
ンジスタとして機能するMOS型トランジスタを半導体
基板20に形成する。そのために、例えばLOCOS構
造を有する素子分離領域21を公知の方法に基づき形成
する。尚、素子分離領域21は、トレンチ構造を有して
いてもよいし、LOCOS構造とトレンチ構造の組合せ
としてもよい。その後、半導体基板20の表面を例えば
パイロジェニック法により酸化し、ゲート絶縁膜22を
形成する。次いで、不純物がドーピングされたポリシリ
コン層をCVD法にて全面に形成した後、ポリシリコン
層をパターニングし、ゲート電極23を形成する。この
ゲート電極23はワード線WLを兼ねている。尚、ゲー
ト電極23をポリシリコン層から構成する代わりに、ポ
リサイドや金属シリサイドから構成することもできる。
次に、半導体基板20にイオン注入を行い、LDD構造
を形成する。その後、全面にCVD法にてSiO2層を
形成した後、このSiO2層をエッチバックすることに
よって、ゲート電極23の側面にゲートサイドウオール
(図示せず)を形成する。次いで、半導体基板20にイ
オン注入を施した後、イオン注入された不純物の活性化
アニール処理を行うことによって、ソース/ドレイン領
域24を形成する。
【0094】次いで、SiO2から成る下層絶縁層をC
VD法にて形成した後、一方のソース/ドレイン領域2
4の上方の下層絶縁層に開口部をRIE法にて形成す
る。そして、かかる開口部内を含む下層絶縁層上に不純
物がドーピングされたポリシリコン層をCVD法にて形
成する。これによって、接続孔(コンタクトホール)2
5を得ることができる。次に、下層絶縁層上のポリシリ
コン層をパターニングすることによって、ビット線BL
Lを形成する。その後、BPSGから成る上層絶縁層を
CVD法にて全面に形成する。尚、BPSGから成る上
層絶縁層の形成後、窒素ガス雰囲気中で例えば900゜
C×20分間、上層絶縁層をリフローさせることが好ま
しい。更には、必要に応じて、例えば化学的機械的研磨
法(CMP法)にて上層絶縁層の頂面を化学的及び機械
的に研磨し、上層絶縁層を平坦化することが望ましい。
尚、下層絶縁層と上層絶縁層を纏めて、絶縁層26と呼
ぶ。
VD法にて形成した後、一方のソース/ドレイン領域2
4の上方の下層絶縁層に開口部をRIE法にて形成す
る。そして、かかる開口部内を含む下層絶縁層上に不純
物がドーピングされたポリシリコン層をCVD法にて形
成する。これによって、接続孔(コンタクトホール)2
5を得ることができる。次に、下層絶縁層上のポリシリ
コン層をパターニングすることによって、ビット線BL
Lを形成する。その後、BPSGから成る上層絶縁層を
CVD法にて全面に形成する。尚、BPSGから成る上
層絶縁層の形成後、窒素ガス雰囲気中で例えば900゜
C×20分間、上層絶縁層をリフローさせることが好ま
しい。更には、必要に応じて、例えば化学的機械的研磨
法(CMP法)にて上層絶縁層の頂面を化学的及び機械
的に研磨し、上層絶縁層を平坦化することが望ましい。
尚、下層絶縁層と上層絶縁層を纏めて、絶縁層26と呼
ぶ。
【0095】次に、他方のソース/ドレイン領域24の
上方の絶縁層26に開口部27をRIE法にて形成した
後、かかる開口部27内を、不純物をドーピングしたポ
リシリコンで埋め込み、接続孔(コンタクトホール)2
8を完成させる。ビット線BLは、下層絶縁層上を、図
の左右方向に接続孔28と接触しないように延びてい
る。
上方の絶縁層26に開口部27をRIE法にて形成した
後、かかる開口部27内を、不純物をドーピングしたポ
リシリコンで埋め込み、接続孔(コンタクトホール)2
8を完成させる。ビット線BLは、下層絶縁層上を、図
の左右方向に接続孔28と接触しないように延びてい
る。
【0096】尚、接続孔28は、絶縁層26に形成され
た開口部27内に、例えば、タングステン、Ti、P
t、Pd、Cu、TiW、TiNW、WSi2、MoS
i2等の高融点金属や金属シリサイドから成る金属配線
材料を埋め込むことによって形成することもできる。接
続孔28の頂面は絶縁層26の表面と略同じ平面に存在
していてもよいし、接続孔28の頂部が絶縁層26の表
面に延在していてもよい。タングステンにて開口部27
を埋め込み、接続孔28を形成する条件を、以下の表1
に例示する。尚、タングステンにて開口部27を埋め込
む前に、Ti層及びTiN層を順に例えばマグネトロン
スパッタ法にて開口部27内を含む絶縁層26の上に形
成することが好ましい。ここで、Ti層及びTiN層を
形成する理由は、オーミックな低コンタクト抵抗を得る
こと、ブランケットタングステンCVD法における半導
体基板20の損傷発生の防止、タングステンの密着性向
上のためである。
た開口部27内に、例えば、タングステン、Ti、P
t、Pd、Cu、TiW、TiNW、WSi2、MoS
i2等の高融点金属や金属シリサイドから成る金属配線
材料を埋め込むことによって形成することもできる。接
続孔28の頂面は絶縁層26の表面と略同じ平面に存在
していてもよいし、接続孔28の頂部が絶縁層26の表
面に延在していてもよい。タングステンにて開口部27
を埋め込み、接続孔28を形成する条件を、以下の表1
に例示する。尚、タングステンにて開口部27を埋め込
む前に、Ti層及びTiN層を順に例えばマグネトロン
スパッタ法にて開口部27内を含む絶縁層26の上に形
成することが好ましい。ここで、Ti層及びTiN層を
形成する理由は、オーミックな低コンタクト抵抗を得る
こと、ブランケットタングステンCVD法における半導
体基板20の損傷発生の防止、タングステンの密着性向
上のためである。
【0097】 [表1] Ti層(厚さ:20nm)のスパッタ条件 プロセスガス:Ar=35sccm 圧力 :0.52Pa RFパワー :2kW 基板の加熱 :無し TiN層(厚さ:100nm)のスパッタ条件 プロセスガス:N2/Ar=100/35sccm 圧力 :1.0Pa RFパワー :6kW 基板の加熱 :無し タングステンのCVD形成条件 使用ガス:WF6/H2/Ar=40/400/2250sccm 圧力 :10.7kPa 形成温度:450゜C タングステン層及びTiN層、Ti層のエッチング条件 第1段階のエッチング:タングステン層のエッチング 使用ガス :SF6/Ar/He=110:90:5sccm 圧力 :46Pa RFパワー:275W 第2段階のエッチング:TiN層/Ti層のエッチング 使用ガス :Ar/Cl2=75/5sccm 圧力 :6.5Pa RFパワー:250W
【0098】次に、絶縁層26上に、TiNから成る密
着層(図示せず)を形成することが望ましい。そして、
密着層上にIrから成る第1の電極(下部電極)31を
構成する第1の電極材料層を、例えばスパッタ法にて形
成し、第1の電極材料層及び密着層をフォトリソグラフ
ィ技術及びドライエッチング技術に基づきパターニング
することによって、第1の電極31(共通ノードC
NL)を得ることができる。
着層(図示せず)を形成することが望ましい。そして、
密着層上にIrから成る第1の電極(下部電極)31を
構成する第1の電極材料層を、例えばスパッタ法にて形
成し、第1の電極材料層及び密着層をフォトリソグラフ
ィ技術及びドライエッチング技術に基づきパターニング
することによって、第1の電極31(共通ノードC
NL)を得ることができる。
【0099】その後、例えば、MOCVD法によって、
Bi系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料(具体
的には、例えば、Bi2SrTa2O9)から成る強誘電
体薄膜を全面に形成する。その後、250゜Cの空気中
で乾燥処理を行った後、750゜Cの酸素ガス雰囲気で
1時間の熱処理を施し、結晶化を促進させる。
Bi系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料(具体
的には、例えば、Bi2SrTa2O9)から成る強誘電
体薄膜を全面に形成する。その後、250゜Cの空気中
で乾燥処理を行った後、750゜Cの酸素ガス雰囲気で
1時間の熱処理を施し、結晶化を促進させる。
【0100】次に、IrO2-X層、Pt層を、スパッタ
法にて、順次、全面に形成した後、フォトリソグラフィ
技術、ドライエッチング技術に基づき、Pt層、IrO
2-X層、強誘電体薄膜を順次、パターニングして、プレ
ート線PLmを兼ねた第2の電極33及び強誘電体層3
2を形成する。尚、エッチングによって、強誘電体層3
2にダメージが加わる場合には、ダメージ回復に必要と
される温度にて、熱処理を行えばよい。その後、絶縁層
26及びキャパシタ部の上に上部絶縁層40Aを形成す
る。
法にて、順次、全面に形成した後、フォトリソグラフィ
技術、ドライエッチング技術に基づき、Pt層、IrO
2-X層、強誘電体薄膜を順次、パターニングして、プレ
ート線PLmを兼ねた第2の電極33及び強誘電体層3
2を形成する。尚、エッチングによって、強誘電体層3
2にダメージが加わる場合には、ダメージ回復に必要と
される温度にて、熱処理を行えばよい。その後、絶縁層
26及びキャパシタ部の上に上部絶縁層40Aを形成す
る。
【0101】尚、各第2の電極33はプレート線PLm
を兼ねていなくともよい。この場合には、絶縁層26及
びキャパシタ部の上に上層絶縁層を形成した後、上層絶
縁層上にプレート線PLmを形成し、併せて、第2の電
極33とプレート線PLmとを、上層絶縁層に設けられ
た接続孔(ビアホール)によって接続すればよい。ま
た、強誘電体薄膜はパターニングしなくともよい。
を兼ねていなくともよい。この場合には、絶縁層26及
びキャパシタ部の上に上層絶縁層を形成した後、上層絶
縁層上にプレート線PLmを形成し、併せて、第2の電
極33とプレート線PLmとを、上層絶縁層に設けられ
た接続孔(ビアホール)によって接続すればよい。ま
た、強誘電体薄膜はパターニングしなくともよい。
【0102】例えば、Bi2SrTa2O9から成る強誘
電体薄膜の形成条件を、以下の表2に例示する。尚、表
2中、「thd」は、テトラメチルヘプタンジオンの略
である。また、表2に示したソース原料はテトラヒドロ
フラン(THF)を主成分とする溶媒中に溶解されてい
る。
電体薄膜の形成条件を、以下の表2に例示する。尚、表
2中、「thd」は、テトラメチルヘプタンジオンの略
である。また、表2に示したソース原料はテトラヒドロ
フラン(THF)を主成分とする溶媒中に溶解されてい
る。
【0103】 [表2] MOCVD法による形成 ソース材料 :Sr(thd)2−tetraglyme Bi(C6H5)3 Ta(O−iC3H7)4(thd) 形成温度 :400〜700゜C プロセスガス:Ar/O2=1000/1000cm3 形成速度 :5〜20nm/分
【0104】あるいは又、Bi2SrTa2O9から成る
強誘電体薄膜をパルスレーザアブレーション法、ゾル−
ゲル法、あるいはRFスパッタ法にて全面に形成するこ
ともできる。これらの場合の形成条件を、以下の表3、
表4、表5に例示する。尚、ゾル−ゲル法によって厚い
強誘電体薄膜を形成する場合、所望の回数、スピンコー
ト及び乾燥、あるいはスピンコート及び焼成(又は、ア
ニール処理)を繰り返せばよい。
強誘電体薄膜をパルスレーザアブレーション法、ゾル−
ゲル法、あるいはRFスパッタ法にて全面に形成するこ
ともできる。これらの場合の形成条件を、以下の表3、
表4、表5に例示する。尚、ゾル−ゲル法によって厚い
強誘電体薄膜を形成する場合、所望の回数、スピンコー
ト及び乾燥、あるいはスピンコート及び焼成(又は、ア
ニール処理)を繰り返せばよい。
【0105】[表3] パルスレーザアブレーション法による形成 ターゲット:Bi2SrTa2O9 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、5Hz) 形成温度 :400〜800゜C 酸素濃度 :3Pa
パルス幅25n秒、5Hz) 形成温度 :400〜800゜C 酸素濃度 :3Pa
【0106】[表4] ゾル−ゲル法による形成 原料:Bi(CH3(CH2)3CH(C2H5)COO)3 [ビスマス・2エチルヘキサン酸,Bi(OOc)3] Sr(CH3(CH2)3CH(C2H5)COO)2 [ストロンチウム・2エチルヘキサン酸,Sr(OO
c)2] Ta(OEt)5 [タンタル・エトキシド] スピンコート条件:3000rpm×20秒 乾燥:250゜C×7分 焼成:400〜800゜C×1時間(必要に応じてRT
A処理を加える)
c)2] Ta(OEt)5 [タンタル・エトキシド] スピンコート条件:3000rpm×20秒 乾燥:250゜C×7分 焼成:400〜800゜C×1時間(必要に応じてRT
A処理を加える)
【0107】[表5] RFスパッタ法による形成 ターゲット:Bi2SrTa2O9セラミックターゲット RFパワー:1.2W〜2.0W/ターゲット1cm2 雰囲気圧力:0.2〜1.3Pa 形成温度 :室温〜600゜C プロセスガス:Ar/O2の流量比=2/1〜9/1
【0108】強誘電体層を、PZTあるいはPLZTか
ら構成するときの、マグネトロンスパッタ法によるPZ
TあるいはPLZTの形成条件を以下の表6に例示す
る。あるいは又、PZTやPLZTを、反応性スパッタ
法、電子ビーム蒸着法、ゾル−ゲル法、又はMOCVD
法にて形成することもできる。
ら構成するときの、マグネトロンスパッタ法によるPZ
TあるいはPLZTの形成条件を以下の表6に例示す
る。あるいは又、PZTやPLZTを、反応性スパッタ
法、電子ビーム蒸着法、ゾル−ゲル法、又はMOCVD
法にて形成することもできる。
【0109】[表6] ターゲット :PZTあるいはPLZT プロセスガス:Ar/O2=90体積%/10体積% 圧力 :4Pa パワー :50W 形成温度 :500゜C
【0110】更には、PZTやPLZTをパルスレーザ
アブレーション法にて形成することもできる。この場合
の形成条件を以下の表7に例示する。
アブレーション法にて形成することもできる。この場合
の形成条件を以下の表7に例示する。
【0111】[表7] ターゲット:PZT又はPLZT 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 形成温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 形成温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
【0112】(実施の形態2)実施の形態2の不揮発性
メモリの駆動方法は、実施の形態1にて説明した不揮発
性メモリの駆動方法の変形である。また、実施の形態2
における不揮発性メモリは、実施の形態1における不揮
発性メモリの変形である。実施の形態2の不揮発性メモ
リは、図8に等価回路図を示すように、(A−1)第1
のビット線BLL1と、(B−1)N個(但し、N≧1で
あり、実施の形態2においてはN=1)の第1の選択用
トランジスタTRL1と、(C−1)それぞれがM個(但
し、M≧2であり、実施の形態2においてはM=8)の
第1のメモリセルMCL1Mから構成された、N個の第1
のサブメモリユニットSMUL1と、(D−1)N個のサ
ブメモリユニットSMUL1のそれぞれを構成する第1の
メモリセルMCL1Mで共通とされたM本のプレート線P
LM、から成る第1のメモリユニット、並びに、(A−
2)第2のビット線BLL2と、(B−2)N個の第2の
選択用トランジスタTRL2と、(C−2)それぞれがM
個の第2のメモリセルMCL2Mから構成された、N個の
第2のサブメモリユニットSMUL2と、(D−2)N個
のサブメモリユニットSMUL2のそれぞれを構成する第
2のメモリセルMCL2Mで共通とされ、且つ、前記第1
のメモリユニットを構成するM本のプレート線PLMと
共通のM本のプレート線PLM、から成る第2のメモリ
ユニットから構成され、更に、(E)第1及び第2のビ
ット線に接続されたセンスアンプSAL、から構成され
ている。
メモリの駆動方法は、実施の形態1にて説明した不揮発
性メモリの駆動方法の変形である。また、実施の形態2
における不揮発性メモリは、実施の形態1における不揮
発性メモリの変形である。実施の形態2の不揮発性メモ
リは、図8に等価回路図を示すように、(A−1)第1
のビット線BLL1と、(B−1)N個(但し、N≧1で
あり、実施の形態2においてはN=1)の第1の選択用
トランジスタTRL1と、(C−1)それぞれがM個(但
し、M≧2であり、実施の形態2においてはM=8)の
第1のメモリセルMCL1Mから構成された、N個の第1
のサブメモリユニットSMUL1と、(D−1)N個のサ
ブメモリユニットSMUL1のそれぞれを構成する第1の
メモリセルMCL1Mで共通とされたM本のプレート線P
LM、から成る第1のメモリユニット、並びに、(A−
2)第2のビット線BLL2と、(B−2)N個の第2の
選択用トランジスタTRL2と、(C−2)それぞれがM
個の第2のメモリセルMCL2Mから構成された、N個の
第2のサブメモリユニットSMUL2と、(D−2)N個
のサブメモリユニットSMUL2のそれぞれを構成する第
2のメモリセルMCL2Mで共通とされ、且つ、前記第1
のメモリユニットを構成するM本のプレート線PLMと
共通のM本のプレート線PLM、から成る第2のメモリ
ユニットから構成され、更に、(E)第1及び第2のビ
ット線に接続されたセンスアンプSAL、から構成され
ている。
【0113】そして、各メモリセルMCL1Mは、第1の
電極(下部電極)31と強誘電体層32と第2の電極
(上部電極)33とから成る。第1のメモリユニットに
おいて、第n番目(但し、n=1,2・・・N)の第1
のサブメモリユニットSMUL1を構成する第1のメモリ
セルMCL1Mの第1の電極31は、第n番目の第1のサ
ブメモリユニットSMUL1において共通であり(共通ノ
ードCNL1で表す)、該共通の第1の電極(共通ノード
CNL1)は、第n番目の第1の選択用トランジスタTR
L1を介して第1のビット線BLL1に接続され、第2の電
極33は共通のプレート線PLmに接続されている。ま
た、第2のメモリユニットにおいて、第n番目の第2の
サブメモリユニットSMUL2を構成する第2のメモリセ
ルMCL2Mの第1の電極31は、第n番目の第2のサブ
メモリユニットSMUL2において共通であり(共通ノー
ドCNL2で表す)、該共通の第1の電極(共通ノードC
NL2)は、第n番目の第2の選択用トランジスタTRL2
を介して第2のビット線BL L2に接続され、第2の電極
33は共通のプレート線PLmに接続されている。第n
番目の第1の選択用トランジスタTRL1と第n番目の第
2の選択用トランジスタTRL2は同じワード線WLに接
続されている。
電極(下部電極)31と強誘電体層32と第2の電極
(上部電極)33とから成る。第1のメモリユニットに
おいて、第n番目(但し、n=1,2・・・N)の第1
のサブメモリユニットSMUL1を構成する第1のメモリ
セルMCL1Mの第1の電極31は、第n番目の第1のサ
ブメモリユニットSMUL1において共通であり(共通ノ
ードCNL1で表す)、該共通の第1の電極(共通ノード
CNL1)は、第n番目の第1の選択用トランジスタTR
L1を介して第1のビット線BLL1に接続され、第2の電
極33は共通のプレート線PLmに接続されている。ま
た、第2のメモリユニットにおいて、第n番目の第2の
サブメモリユニットSMUL2を構成する第2のメモリセ
ルMCL2Mの第1の電極31は、第n番目の第2のサブ
メモリユニットSMUL2において共通であり(共通ノー
ドCNL2で表す)、該共通の第1の電極(共通ノードC
NL2)は、第n番目の第2の選択用トランジスタTRL2
を介して第2のビット線BL L2に接続され、第2の電極
33は共通のプレート線PLmに接続されている。第n
番目の第1の選択用トランジスタTRL1と第n番目の第
2の選択用トランジスタTRL2は同じワード線WLに接
続されている。
【0114】実施の形態2の不揮発性メモリにおけるそ
の他の構成は、実施の形態1の不揮発性メモリと同様と
することができるので、詳細な説明は省略する。
の他の構成は、実施の形態1の不揮発性メモリと同様と
することができるので、詳細な説明は省略する。
【0115】そして、実施の形態2の不揮発性メモリに
あっては、第n番目の第1のサブメモリユニットSMU
L1を構成する第m番目(但し、m=1,2・・・M)の
第1のメモリセルMCL1mと、第n番目の第2のサブメ
モリユニットSMUL2を構成する第m番目の第2のメモ
リセルMCL2mとの対から、相補的なデータ構成の1ビ
ットを読み出し、相補的なデータ構成の1ビットを再書
き込みする。
あっては、第n番目の第1のサブメモリユニットSMU
L1を構成する第m番目(但し、m=1,2・・・M)の
第1のメモリセルMCL1mと、第n番目の第2のサブメ
モリユニットSMUL2を構成する第m番目の第2のメモ
リセルMCL2mとの対から、相補的なデータ構成の1ビ
ットを読み出し、相補的なデータ構成の1ビットを再書
き込みする。
【0116】実施の形態2の不揮発性メモリからデータ
を読み出し、データを再書き込みする不揮発性メモリの
駆動方法を、以下、説明するが、データの読み出し及び
再書き込みの各ステップは実施の形態1の[ステップ−
100]〜[ステップ−140]と同様とすることがで
きるので、詳細な説明は省略する。尚、一例として、プ
レート線PL1を共有した(即ち、対となった)メモリ
セル(MCL11,MCL2 1)からデータを読み出し、再書
き込みするものとする。ここで、第1のメモリセルMC
L11にはデータ「1」が記憶され、第2のメモリセルM
CL21にはデータ「0」が記憶されているものとする。
動作波形を図9に示す。図9中、括弧内の数字は、以下
に説明する工程の番号と対応している。
を読み出し、データを再書き込みする不揮発性メモリの
駆動方法を、以下、説明するが、データの読み出し及び
再書き込みの各ステップは実施の形態1の[ステップ−
100]〜[ステップ−140]と同様とすることがで
きるので、詳細な説明は省略する。尚、一例として、プ
レート線PL1を共有した(即ち、対となった)メモリ
セル(MCL11,MCL2 1)からデータを読み出し、再書
き込みするものとする。ここで、第1のメモリセルMC
L11にはデータ「1」が記憶され、第2のメモリセルM
CL21にはデータ「0」が記憶されているものとする。
動作波形を図9に示す。図9中、括弧内の数字は、以下
に説明する工程の番号と対応している。
【0117】先ず、選択されたメモリセル(MCL11,
MCL21)のデータの読み出しを行う。
MCL21)のデータの読み出しを行う。
【0118】(1B)初期状態では、全ビット線、全ワ
ード線、全プレート線が0ボルトとなっている。更に
は、共通ノードCNL1,CNL2も0ボルトで浮遊状態と
なっている。
ード線、全プレート線が0ボルトとなっている。更に
は、共通ノードCNL1,CNL2も0ボルトで浮遊状態と
なっている。
【0119】(2B)データ読み出しの開始時、ワード
線WLをハイレベルとすることによって、第1の選択用
トランジスタTRL1及び第2の選択用トランジスタTR
L2をオン状態とする。これによって、第1のサブメモリ
ユニットSMUL1の共通ノードCNL1が第1のビット線
BLL1に接続され、第2のサブメモリユニットSMUL2
の共通ノードCNL2が第2のビット線BLL2に接続され
る。尚、第1のビット線BLL1及び第2のビット線BL
L2は、浮遊状態としておく。
線WLをハイレベルとすることによって、第1の選択用
トランジスタTRL1及び第2の選択用トランジスタTR
L2をオン状態とする。これによって、第1のサブメモリ
ユニットSMUL1の共通ノードCNL1が第1のビット線
BLL1に接続され、第2のサブメモリユニットSMUL2
の共通ノードCNL2が第2のビット線BLL2に接続され
る。尚、第1のビット線BLL1及び第2のビット線BL
L2は、浮遊状態としておく。
【0120】(3B)次に、選択されたプレート線PL
1にVPL-H(=Vcc)を印加する。非選択プレート線P
LkをVPL-L(=0ボルト)のままとする。このとき、
第1の選択メモリセルMCL11にはデータ「1」が書き
込まれていたので、強誘電体層における分極反転が生
じ、共通ノードCNL1の電位、更には、第1のビット線
BLL1の電位は上昇する。一方、第2の選択メモリセル
MCL21にはデータ「0」が書き込まれていたので、強
誘電体層における分極反転が生ぜず、共通ノードCNL2
の電位、更には、第2のビット線BLL2の電位は0ボル
トよりも若干高い程度となる。これによって、第1のビ
ット線BLL1と第2のビット線BLL2との間に電位差が
生じる。
1にVPL-H(=Vcc)を印加する。非選択プレート線P
LkをVPL-L(=0ボルト)のままとする。このとき、
第1の選択メモリセルMCL11にはデータ「1」が書き
込まれていたので、強誘電体層における分極反転が生
じ、共通ノードCNL1の電位、更には、第1のビット線
BLL1の電位は上昇する。一方、第2の選択メモリセル
MCL21にはデータ「0」が書き込まれていたので、強
誘電体層における分極反転が生ぜず、共通ノードCNL2
の電位、更には、第2のビット線BLL2の電位は0ボル
トよりも若干高い程度となる。これによって、第1のビ
ット線BLL1と第2のビット線BLL2との間に電位差が
生じる。
【0121】(4B)その後、ワード線WLをローレベ
ルとすることによって、第1の選択用トランジスタTR
L1及び第2の選択用トランジスタTRL2をオフ状態と
し、サブメモリユニットSMUL1の共通ノードCNL1と
第1のビット線BLL1との接続を解き、サブメモリユニ
ットSMUL2の共通ノードCNL2と第2のビット線BL
L2との接続を解く。
ルとすることによって、第1の選択用トランジスタTR
L1及び第2の選択用トランジスタTRL2をオフ状態と
し、サブメモリユニットSMUL1の共通ノードCNL1と
第1のビット線BLL1との接続を解き、サブメモリユニ
ットSMUL2の共通ノードCNL2と第2のビット線BL
L2との接続を解く。
【0122】(5B)次に、センスアンプSALを活性
化して、データを確定し、かかるデータを読み出し、外
部に出力すると共に、第1のビット線BLL1及び第2の
ビット線BLL2を充放電する。
化して、データを確定し、かかるデータを読み出し、外
部に出力すると共に、第1のビット線BLL1及び第2の
ビット線BLL2を充放電する。
【0123】次に、選択されたメモリセル(MCL11,
MCL21)におけるデータの再書き込みを行う。
MCL21)におけるデータの再書き込みを行う。
【0124】(6B)データの再書き込み開始において
は、第1の選択用トランジスタTRL1及び第2の選択用
トランジスタTRL2はオフ状態である。また、第1及び
第2の選択メモリセルMCL11,MCL21に接続されたプ
レート線PL1には高電位VPL- H(=Vcc)が印加され
ている。この状態で、非選択メモリセルMC1k,MC2k
に接続されたプレート線PLkに中間電位VPL-M[=
(1/2)Vcc]を印加する。尚、第1の選択メモリセ
ルMCL11に再書き込みすべきデータが「1」であるの
で、第1のビット線BLL1は高電位VBL-H(=Vcc)と
なっており、第2の選択メモリセルMCL21に再書き込
みすべきデータが「0」であるので、第2のビット線B
LL2は低電位VBL-L(=0ボルト)となっている。
は、第1の選択用トランジスタTRL1及び第2の選択用
トランジスタTRL2はオフ状態である。また、第1及び
第2の選択メモリセルMCL11,MCL21に接続されたプ
レート線PL1には高電位VPL- H(=Vcc)が印加され
ている。この状態で、非選択メモリセルMC1k,MC2k
に接続されたプレート線PLkに中間電位VPL-M[=
(1/2)Vcc]を印加する。尚、第1の選択メモリセ
ルMCL11に再書き込みすべきデータが「1」であるの
で、第1のビット線BLL1は高電位VBL-H(=Vcc)と
なっており、第2の選択メモリセルMCL21に再書き込
みすべきデータが「0」であるので、第2のビット線B
LL2は低電位VBL-L(=0ボルト)となっている。
【0125】(7B)次に、ワード線WLをハイレベル
とすることによって、第1の選択用トランジスタTRL1
及び第2の選択用トランジスタTRL2をオン状態とし、
サブメモリユニットSMUL1の共通ノードCNL1と第1
のビット線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1
を介して接続し、サブメモリユニットSMUL2の共通ノ
ードCNL2と第2のビット線BLL2とを第2の選択用ト
ランジスタTRL2を介して接続する。
とすることによって、第1の選択用トランジスタTRL1
及び第2の選択用トランジスタTRL2をオン状態とし、
サブメモリユニットSMUL1の共通ノードCNL1と第1
のビット線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1
を介して接続し、サブメモリユニットSMUL2の共通ノ
ードCNL2と第2のビット線BLL2とを第2の選択用ト
ランジスタTRL2を介して接続する。
【0126】(8B)その後、選択プレート線PL1に
低電位VPL-L(=0ボルト)を印加する。
低電位VPL-L(=0ボルト)を印加する。
【0127】尚、工程(6B)において、第1のビット
線BLL1に高電位VBL-H(=Vcc)が印加されているの
で、工程(7B)において、第1の選択用トランジスタ
TR L1をオン状態とし、共通ノードCNL1と第1のビッ
ト線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1を介し
て接続したとき、選択プレート線PL1に高電位VPL- H
(=Vcc)が印加されているが故に、第1の選択メモリ
セルMCL11にはデータが書き込まれない。その後、工
程(8B)において、選択プレート線PL1に低電位V
PL-L(=0ボルト)を印加するので、第1の選択メモリ
セルMCL11にデータ「1」が再書き込みされる。
線BLL1に高電位VBL-H(=Vcc)が印加されているの
で、工程(7B)において、第1の選択用トランジスタ
TR L1をオン状態とし、共通ノードCNL1と第1のビッ
ト線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1を介し
て接続したとき、選択プレート線PL1に高電位VPL- H
(=Vcc)が印加されているが故に、第1の選択メモリ
セルMCL11にはデータが書き込まれない。その後、工
程(8B)において、選択プレート線PL1に低電位V
PL-L(=0ボルト)を印加するので、第1の選択メモリ
セルMCL11にデータ「1」が再書き込みされる。
【0128】一方、工程(6B)において、第2のビッ
ト線BLL2に低電位VBL-Lが印加されているので、工程
(7B)において、第2の選択用トランジスタTRL2を
オン状態とし、共通ノードCNL2と第2のビット線BL
L2とを第2の選択用トランジスタTRL2を介して接続し
たとき、選択プレート線PL1に高電位VPL-Hが印加さ
れているが故に、第2の選択メモリセルMCL21にデー
タ「0」が再書き込みされる。その後、工程(8B)に
おいて、選択プレート線PL1に低電位VPL-L(=0ボ
ルト)を印加するが、第2の選択メモリセルMCL21に
書き込まれたデータ「0」は変化することがない。
ト線BLL2に低電位VBL-Lが印加されているので、工程
(7B)において、第2の選択用トランジスタTRL2を
オン状態とし、共通ノードCNL2と第2のビット線BL
L2とを第2の選択用トランジスタTRL2を介して接続し
たとき、選択プレート線PL1に高電位VPL-Hが印加さ
れているが故に、第2の選択メモリセルMCL21にデー
タ「0」が再書き込みされる。その後、工程(8B)に
おいて、選択プレート線PL1に低電位VPL-L(=0ボ
ルト)を印加するが、第2の選択メモリセルMCL21に
書き込まれたデータ「0」は変化することがない。
【0129】(9B)その後、第1のビット線BLL1及
び第2のビット線BLL2を0ボルトとする。
び第2のビット線BLL2を0ボルトとする。
【0130】(10B)最後に、非選択プレート線PL
kを0ボルトとし、第1及び第2の選択用トランジスタ
TRL1,TRL2をオフ状態とする。
kを0ボルトとし、第1及び第2の選択用トランジスタ
TRL1,TRL2をオフ状態とする。
【0131】以降、メモリセル(MCL1m,MCL2m)
(m=2,3・・・8)に対して、順次、工程(1B)
〜(10B)の操作を行う。但し、データを外部に出力
しない。
(m=2,3・・・8)に対して、順次、工程(1B)
〜(10B)の操作を行う。但し、データを外部に出力
しない。
【0132】尚、実施の形態2における動作波形を、実
施の形態1にて説明した動作波形とすることもできる。
施の形態1にて説明した動作波形とすることもできる。
【0133】(実施の形態3)実施の形態3の不揮発性
メモリの駆動方法も、実施の形態1にて説明した不揮発
性メモリの駆動方法の変形である。また、実施の形態3
における不揮発性メモリは、実施の形態2における不揮
発性メモリの変形である。実施の形態3の不揮発性メモ
リは、図10に等価回路図を示すように、第1の選択用
トランジスタTRL1は第1のワード線WL1に接続さ
れ、第2の選択用トランジスタTRL2は第2のワード線
WL2に接続され、これらは独立してワード線デコーダ
/ドライバWDによって制御される。この点を除き、実
施の形態3の不揮発性メモリの構成は、実施の形態2に
て説明した不揮発性メモリの構成と同じである。
メモリの駆動方法も、実施の形態1にて説明した不揮発
性メモリの駆動方法の変形である。また、実施の形態3
における不揮発性メモリは、実施の形態2における不揮
発性メモリの変形である。実施の形態3の不揮発性メモ
リは、図10に等価回路図を示すように、第1の選択用
トランジスタTRL1は第1のワード線WL1に接続さ
れ、第2の選択用トランジスタTRL2は第2のワード線
WL2に接続され、これらは独立してワード線デコーダ
/ドライバWDによって制御される。この点を除き、実
施の形態3の不揮発性メモリの構成は、実施の形態2に
て説明した不揮発性メモリの構成と同じである。
【0134】実施の形態3における不揮発性メモリの駆
動方法においては、第1のメモリセルMCL1mに記憶さ
れたデータの読み出しを行うとき、第1の選択用トラン
ジスタTRL1をオン状態とし、第2の選択用トランジス
タTRL2をオフ状態とし、且つ、第2のビット線BLL2
に参照電位を印加し、第2のメモリセルMCL2mに記憶
されたデータの読み出しを行うとき、第2の選択用トラ
ンジスタTRL2をオン状態とし、第1の選択用トランジ
スタTRL1をオフ状態とし、且つ、第1のビット線BL
L1に参照電位を印加する。
動方法においては、第1のメモリセルMCL1mに記憶さ
れたデータの読み出しを行うとき、第1の選択用トラン
ジスタTRL1をオン状態とし、第2の選択用トランジス
タTRL2をオフ状態とし、且つ、第2のビット線BLL2
に参照電位を印加し、第2のメモリセルMCL2mに記憶
されたデータの読み出しを行うとき、第2の選択用トラ
ンジスタTRL2をオン状態とし、第1の選択用トランジ
スタTRL1をオフ状態とし、且つ、第1のビット線BL
L1に参照電位を印加する。
【0135】実施の形態3の不揮発性メモリからデータ
を読み出し、データを再書き込みする不揮発性メモリの
駆動方法を、以下、説明するが、データの読み出し及び
再書き込みの各ステップは実施の形態1の[ステップ−
100]〜[ステップ−140]と同様とすることがで
きるので、詳細な説明は省略する。尚、一例として、プ
レート線PL1を共有した(即ち、対となった)メモリ
セルMCL11,MCL21の内のメモリセルMCL11からデ
ータを読み出し、再書き込みするものとする。動作波形
は図9に示したと同様である。尚、図9中、括弧内の数
字は、以下に説明する工程の番号と対応している。但
し、図9中の括弧内の数字の次のアルファベット「B」
は、以下の説明における工程番号の数字の次のアルファ
ベット「C」と対応している。
を読み出し、データを再書き込みする不揮発性メモリの
駆動方法を、以下、説明するが、データの読み出し及び
再書き込みの各ステップは実施の形態1の[ステップ−
100]〜[ステップ−140]と同様とすることがで
きるので、詳細な説明は省略する。尚、一例として、プ
レート線PL1を共有した(即ち、対となった)メモリ
セルMCL11,MCL21の内のメモリセルMCL11からデ
ータを読み出し、再書き込みするものとする。動作波形
は図9に示したと同様である。尚、図9中、括弧内の数
字は、以下に説明する工程の番号と対応している。但
し、図9中の括弧内の数字の次のアルファベット「B」
は、以下の説明における工程番号の数字の次のアルファ
ベット「C」と対応している。
【0136】先ず、選択された第1のメモリセルMC
L11のデータの読み出しを行う。
L11のデータの読み出しを行う。
【0137】(1C)初期状態では、全ビット線、全ワ
ード線、全プレート線が0ボルトとなっている。更に
は、共通ノードCNL1,CNL2も0ボルトで浮遊状態と
なっている。
ード線、全プレート線が0ボルトとなっている。更に
は、共通ノードCNL1,CNL2も0ボルトで浮遊状態と
なっている。
【0138】(2C)データ読み出しの開始時、ワード
線WL1をハイレベルとすることによって、第1の選択
用トランジスタTRL1をオン状態とする。これによっ
て、第1のサブメモリユニットSMUL1の共通ノードC
NL1が第1のビット線BLL1に接続される。尚、第1の
ビット線BLL1及び第2のビット線BLL2は、浮遊状態
としておく。
線WL1をハイレベルとすることによって、第1の選択
用トランジスタTRL1をオン状態とする。これによっ
て、第1のサブメモリユニットSMUL1の共通ノードC
NL1が第1のビット線BLL1に接続される。尚、第1の
ビット線BLL1及び第2のビット線BLL2は、浮遊状態
としておく。
【0139】(3C)次に、選択されたプレート線PL
1にVPL-H(=Vcc)を印加する。非選択プレート線P
LkをVPL-L(=0ボルト)のままとする。このとき、
選択メモリセルMCL11にデータ「1」が書き込まれて
いた場合には、強誘電体層における分極反転が生じ、サ
ブメモリユニットSMUL1の共通ノードCNL1の電位、
更には、第1のビット線BLL1の電位は上昇する。一
方、選択メモリセルMCL1 1にデータ「0」が書き込ま
れていた場合には、強誘電体層における分極反転が生ぜ
ず、共通ノードCNL1の電位、更には、第1のビット線
BLL1の電位は0ボルトより若干高くなる程度である。
一方、ダミーセル等を用いて、第2のビット線BL
L2に、データ「1」のときのビット線電位と、データ
「0」のときのビット線電位の中間の参照電位を与え
る。
1にVPL-H(=Vcc)を印加する。非選択プレート線P
LkをVPL-L(=0ボルト)のままとする。このとき、
選択メモリセルMCL11にデータ「1」が書き込まれて
いた場合には、強誘電体層における分極反転が生じ、サ
ブメモリユニットSMUL1の共通ノードCNL1の電位、
更には、第1のビット線BLL1の電位は上昇する。一
方、選択メモリセルMCL1 1にデータ「0」が書き込ま
れていた場合には、強誘電体層における分極反転が生ぜ
ず、共通ノードCNL1の電位、更には、第1のビット線
BLL1の電位は0ボルトより若干高くなる程度である。
一方、ダミーセル等を用いて、第2のビット線BL
L2に、データ「1」のときのビット線電位と、データ
「0」のときのビット線電位の中間の参照電位を与え
る。
【0140】(4C)その後、ワード線WL1をローレ
ベルとすることによって、第1の選択用トランジスタT
RL1をオフ状態とし、共通ノードCNL1と第1のビット
線BL L1との接続を解く。
ベルとすることによって、第1の選択用トランジスタT
RL1をオフ状態とし、共通ノードCNL1と第1のビット
線BL L1との接続を解く。
【0141】(5C)次に、センスアンプSALを活性
化して、データを確定し、かかるデータを読み出し、外
部に出力すると共に、第1のビット線BLL1を充放電す
る。
化して、データを確定し、かかるデータを読み出し、外
部に出力すると共に、第1のビット線BLL1を充放電す
る。
【0142】次に、選択されたメモリセルMCL11にお
けるデータの再書き込みを行う。
けるデータの再書き込みを行う。
【0143】(6C)データの再書き込み開始において
は、第1の選択用トランジスタTRL1はオフ状態であ
る。また、選択メモリセルMCL11に接続されたプレー
ト線PL1には高電位VPL-H(=Vcc)が印加されてい
る。この状態で、非選択メモリセルMCLkに接続された
プレート線PLkに中間電位VPL-M[=(1/2)
Vcc]を印加する。尚、選択メモリセルMCL11に再書
き込みすべきデータが「1」である場合には、第1のビ
ット線BLL1は高電位VBL-H(=Vcc)となっており、
再書き込みすべきデータが「0」である場合には、第1
のビット線BLL1は低電位VBL-L(=0ボルト)となっ
ている。
は、第1の選択用トランジスタTRL1はオフ状態であ
る。また、選択メモリセルMCL11に接続されたプレー
ト線PL1には高電位VPL-H(=Vcc)が印加されてい
る。この状態で、非選択メモリセルMCLkに接続された
プレート線PLkに中間電位VPL-M[=(1/2)
Vcc]を印加する。尚、選択メモリセルMCL11に再書
き込みすべきデータが「1」である場合には、第1のビ
ット線BLL1は高電位VBL-H(=Vcc)となっており、
再書き込みすべきデータが「0」である場合には、第1
のビット線BLL1は低電位VBL-L(=0ボルト)となっ
ている。
【0144】(7C)次に、第1の選択用トランジスタ
TRL1をオン状態とし、共通ノードCNL1と第1のビッ
ト線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1を介し
て接続する。
TRL1をオン状態とし、共通ノードCNL1と第1のビッ
ト線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1を介し
て接続する。
【0145】(8C)その後、選択プレート線PL1に
低電位VPL-L(=0ボルト)を印加する。
低電位VPL-L(=0ボルト)を印加する。
【0146】尚、工程(6C)において、第1のビット
線BLL1に低電位VBL-L(=0ボルト)が印加されてい
る場合、工程(7C)において、第1の選択用トランジ
スタTRL1をオン状態とし、共通ノードCNL1と第1の
ビット線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1を
介して接続したとき、選択プレート線PL1に高電位V
PL-H(=Vcc)が印加されているが故に、選択メモリセ
ルMCL11にデータ「0」が再書き込みされる。その
後、工程(8C)において、選択プレート線PL 1に低
電位VPL-L(=0ボルト)を印加しても、選択メモリセ
ルMCL11に書き込まれたデータ「0」は変化すること
がない。
線BLL1に低電位VBL-L(=0ボルト)が印加されてい
る場合、工程(7C)において、第1の選択用トランジ
スタTRL1をオン状態とし、共通ノードCNL1と第1の
ビット線BLL1とを第1の選択用トランジスタTRL1を
介して接続したとき、選択プレート線PL1に高電位V
PL-H(=Vcc)が印加されているが故に、選択メモリセ
ルMCL11にデータ「0」が再書き込みされる。その
後、工程(8C)において、選択プレート線PL 1に低
電位VPL-L(=0ボルト)を印加しても、選択メモリセ
ルMCL11に書き込まれたデータ「0」は変化すること
がない。
【0147】一方、工程(6C)において、第1のビッ
ト線BLL1に高電位VBL-Hが印加されている場合、工程
(7C)において、第1の選択用トランジスタTRL1を
オン状態とし、共通ノードCNL1と第1のビット線BL
L1とを第1の選択用トランジスタTRL1を介して接続し
たとき、選択プレート線PL1に高電位VPL-Hが印加さ
れているが故に、選択メモリセルMCL11にはデータが
書き込まれない。その後、工程(8C)において、選択
プレート線PL1に低電位VPL-L(=0ボルト)を印加
することによって、選択メモリセルMCL11にデータ
「1」が再書き込みされる。
ト線BLL1に高電位VBL-Hが印加されている場合、工程
(7C)において、第1の選択用トランジスタTRL1を
オン状態とし、共通ノードCNL1と第1のビット線BL
L1とを第1の選択用トランジスタTRL1を介して接続し
たとき、選択プレート線PL1に高電位VPL-Hが印加さ
れているが故に、選択メモリセルMCL11にはデータが
書き込まれない。その後、工程(8C)において、選択
プレート線PL1に低電位VPL-L(=0ボルト)を印加
することによって、選択メモリセルMCL11にデータ
「1」が再書き込みされる。
【0148】(9C)その後、第1のビット線BLL1を
0ボルトとする。
0ボルトとする。
【0149】(10C)最後に、非選択プレート線PL
kを0ボルトとし、第1の選択用トランジスタTRL1を
オフ状態とする。
kを0ボルトとし、第1の選択用トランジスタTRL1を
オフ状態とする。
【0150】以降、メモリセルMCL21,MCL1m,MC
L2m(m=2,3・・・8)に対して、順次、工程(1
C)〜(10C)の操作を行う。但し、データを外部に
出力しない。
L2m(m=2,3・・・8)に対して、順次、工程(1
C)〜(10C)の操作を行う。但し、データを外部に
出力しない。
【0151】尚、実施の形態3における動作波形を、実
施の形態1にて説明した動作波形とすることもできる。
施の形態1にて説明した動作波形とすることもできる。
【0152】(実施の形態4)実施の形態4も、本発明
の第1の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第1Bの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図2に実
施の形態4の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
す。実施の形態4においては、図8に示した等価回路を
有する不揮発性メモリを用いたが、図5あるいは図10
に示した等価回路を有する不揮発性メモリを用いること
もできる。
の第1の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第1Bの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図2に実
施の形態4の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
す。実施の形態4においては、図8に示した等価回路を
有する不揮発性メモリを用いたが、図5あるいは図10
に示した等価回路を有する不揮発性メモリを用いること
もできる。
【0153】実施の形態4の不揮発性メモリの駆動方法
にあっては、外部から指定された指定アドレス(J、但
し1≦J≦Mである)のメモリセルをメモリセルMCLJ
とする。また、アドレス指定されたサブメモリユニット
をサブメモリユニットSMU Lとする。そして、実施の
形態4にあっては、外部からアドレスを指定されたメモ
リセルMCLJに記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチした後、センスアンプSALにラッチ
されたデータを外部に出力する。
にあっては、外部から指定された指定アドレス(J、但
し1≦J≦Mである)のメモリセルをメモリセルMCLJ
とする。また、アドレス指定されたサブメモリユニット
をサブメモリユニットSMU Lとする。そして、実施の
形態4にあっては、外部からアドレスを指定されたメモ
リセルMCLJに記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチした後、センスアンプSALにラッチ
されたデータを外部に出力する。
【0154】実施の形態4においては、更には、センス
アンプSALにラッチされたデータを出力した後、セン
スアンプSALにラッチされたデータを外部からアドレ
スを指定されたメモリセルMCLJに再書き込みする。そ
の後、外部からアドレスを指定すること無く、サブメモ
リユニットSMULを構成する他のメモリセルMC
Lk(k≠J)に記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチした後、センスアンプSALにラッチ
されたデータを外部に出力する。そして、その後、セン
スアンプSALにラッチされたデータを他のメモリセル
MCLkに再書き込みする。実施の形態4においては、メ
モリセルは、いわばシーケンシャルアクセスされ、デー
タの読み出し、出力及び再書き込みが行われる。
アンプSALにラッチされたデータを出力した後、セン
スアンプSALにラッチされたデータを外部からアドレ
スを指定されたメモリセルMCLJに再書き込みする。そ
の後、外部からアドレスを指定すること無く、サブメモ
リユニットSMULを構成する他のメモリセルMC
Lk(k≠J)に記憶されたデータを読み出し、センスア
ンプSALにラッチした後、センスアンプSALにラッチ
されたデータを外部に出力する。そして、その後、セン
スアンプSALにラッチされたデータを他のメモリセル
MCLkに再書き込みする。実施の形態4においては、メ
モリセルは、いわばシーケンシャルアクセスされ、デー
タの読み出し、出力及び再書き込みが行われる。
【0155】以下、図2及び図8を参照して、実施の形
態4の駆動方法を説明する。尚、動作波形は、実質的に
図9に示したと同様とすることができるので詳細な説明
は省略する。
態4の駆動方法を説明する。尚、動作波形は、実質的に
図9に示したと同様とすることができるので詳細な説明
は省略する。
【0156】[ステップ−400]先ず、ACTコマンド
がコマンドデコーダ10に入力され、併せて、サブメモ
リユニット及びメモリセルを指定するアドレス(RAS
アドレス)が入力される。このRASアドレスは、図示
しないシフトレジスタによって上位成分と下位成分に分
離され、メモリセルMCL1J,MCL2JのアドレスADJ
を指定する上位成分は、指定プレート線アドレスレジス
タ11及びプレート線アドレスカウンタ12にラッチさ
れる。一方、サブメモリユニットSMUL1,SMUL2の
アドレスを指定する下位成分は、ユニットアドレスレジ
スタ13にラッチされる。ここで、指定プレート線アド
レスレジスタ11にラッチされたメモリセルMCL1J,
MCL2Jのアドレスを指定する上位成分をアドレス
「J」、プレート線アドレスカウンタ12にラッチされ
たメモリセルMCL1J,MCL2Jのアドレスを指定する上
位成分をアドレス「j」(=J)、ユニットアドレスレ
ジスタ13にラッチされたサブメモリユニットSM
UL1,SMUL2のアドレスを指定する下位成分をアドレ
ス「L」とする。
がコマンドデコーダ10に入力され、併せて、サブメモ
リユニット及びメモリセルを指定するアドレス(RAS
アドレス)が入力される。このRASアドレスは、図示
しないシフトレジスタによって上位成分と下位成分に分
離され、メモリセルMCL1J,MCL2JのアドレスADJ
を指定する上位成分は、指定プレート線アドレスレジス
タ11及びプレート線アドレスカウンタ12にラッチさ
れる。一方、サブメモリユニットSMUL1,SMUL2の
アドレスを指定する下位成分は、ユニットアドレスレジ
スタ13にラッチされる。ここで、指定プレート線アド
レスレジスタ11にラッチされたメモリセルMCL1J,
MCL2Jのアドレスを指定する上位成分をアドレス
「J」、プレート線アドレスカウンタ12にラッチされ
たメモリセルMCL1J,MCL2Jのアドレスを指定する上
位成分をアドレス「j」(=J)、ユニットアドレスレ
ジスタ13にラッチされたサブメモリユニットSM
UL1,SMUL2のアドレスを指定する下位成分をアドレ
ス「L」とする。
【0157】更には、コマンドデコーダ10からの信号
を受け取ったユニットコントローラ15は、ユニットデ
コーダ16に信号を送り、ユニットデコーダ16を活性
化させる。加えて、ユニットアドレスレジスタ13から
の信号を受け取ったユニットデコーダ16はサブメモリ
ユニットSMUL1,SMUL2を選択する。一方、プレー
ト線アドレスカウンタ12からの信号は、プレート線デ
コーダ/ドライバPDに送られる。以上によって、ワー
ド線デコーダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/
ドライバPDが活性化され、しかも、プレート線デコー
ダ/ドライバPDによってプレート線PLJが選択され
る。
を受け取ったユニットコントローラ15は、ユニットデ
コーダ16に信号を送り、ユニットデコーダ16を活性
化させる。加えて、ユニットアドレスレジスタ13から
の信号を受け取ったユニットデコーダ16はサブメモリ
ユニットSMUL1,SMUL2を選択する。一方、プレー
ト線アドレスカウンタ12からの信号は、プレート線デ
コーダ/ドライバPDに送られる。以上によって、ワー
ド線デコーダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/
ドライバPDが活性化され、しかも、プレート線デコー
ダ/ドライバPDによってプレート線PLJが選択され
る。
【0158】[ステップ−410]そして、アドレスA
Djで指定されたメモリセルMCL1j,MCL2j(具体的
にはメモリセルMCL1J,MCL2jである)に記憶された
データを読み出し、センスアンプSALにラッチする。
Djで指定されたメモリセルMCL1j,MCL2j(具体的
にはメモリセルMCL1J,MCL2jである)に記憶された
データを読み出し、センスアンプSALにラッチする。
【0159】尚、以上のステップにおいては、同一ワー
ド線及び同一プレート線に接続されたサブメモリユニッ
ト及びメモリセルが複数選択されてもよい。即ち、サブ
メモリユニットSMUL,1,SMUL,1,SMUL+1,1,
SMUL+1,2,SMUL+2,1,SMUL+2,2,・・・のそ
れぞれにおけるメモリセルMCL,1,J,MCL,2,J,MC
L+1,1,J,MCL+1,2,J,MCL+2,1,J,MCL+2,2,J,・
・・が選択されてもよい。これによって、センスアンプ
SAL,SAL+1,SAL+2,・・・には、メモリセルM
CL,1,J,MCL,2,J,MCL+1,1,J,MCL+1,2,J,MC
L+2,1,J,MCL +2,2,J,・・・のデータがラッチされ
る。
ド線及び同一プレート線に接続されたサブメモリユニッ
ト及びメモリセルが複数選択されてもよい。即ち、サブ
メモリユニットSMUL,1,SMUL,1,SMUL+1,1,
SMUL+1,2,SMUL+2,1,SMUL+2,2,・・・のそ
れぞれにおけるメモリセルMCL,1,J,MCL,2,J,MC
L+1,1,J,MCL+1,2,J,MCL+2,1,J,MCL+2,2,J,・
・・が選択されてもよい。これによって、センスアンプ
SAL,SAL+1,SAL+2,・・・には、メモリセルM
CL,1,J,MCL,2,J,MCL+1,1,J,MCL+1,2,J,MC
L+2,1,J,MCL +2,2,J,・・・のデータがラッチされ
る。
【0160】[ステップ−420]その後、READコマン
ドがコマンドデコーダ10に入力され、併せて、センス
アンプSALを指定するCASアドレスが入力される。
このコマンド及びCASアドレスに従って、図示しない
ラインを経てセンスアンプSALに指令が発せられ、セ
ンスアンプSALにラッチされたデータは外部に出力さ
れる。
ドがコマンドデコーダ10に入力され、併せて、センス
アンプSALを指定するCASアドレスが入力される。
このコマンド及びCASアドレスに従って、図示しない
ラインを経てセンスアンプSALに指令が発せられ、セ
ンスアンプSALにラッチされたデータは外部に出力さ
れる。
【0161】[ステップ−430]]センスアンプSA
L+1,SAL+2,・・・にメモリセルMCL,1,J,MC
L,2,J,MCL+1,1,J,MCL+1,2,J,MCL+2,1,J,MC
L+2,2,J,・・・のデータがラッチされていた場合に
は、次いで、NOPコマンドが入力されることによって、
図示しないカウンタを用いて、これらのセンスアンプに
ラッチされたデータを順次バースト転送する。これらの
センスアンプと外部とのアクセスは、図示していない
が、従来のシンクロナスDRAM等と全く同様のアクセ
ス方法とすればよい。
L+1,SAL+2,・・・にメモリセルMCL,1,J,MC
L,2,J,MCL+1,1,J,MCL+1,2,J,MCL+2,1,J,MC
L+2,2,J,・・・のデータがラッチされていた場合に
は、次いで、NOPコマンドが入力されることによって、
図示しないカウンタを用いて、これらのセンスアンプに
ラッチされたデータを順次バースト転送する。これらの
センスアンプと外部とのアクセスは、図示していない
が、従来のシンクロナスDRAM等と全く同様のアクセ
ス方法とすればよい。
【0162】[ステップ−440]外部へのデータの出
力完了後、RAS_INCコマンドが入力される。これによっ
て、先ず、センスアンプSALにラッチされたデータが
指定アドレスのメモリセルMCL1j,MCL2j(具体的に
はメモリセルMCL1J,MCL2Jである)に再書き込みさ
れる。
力完了後、RAS_INCコマンドが入力される。これによっ
て、先ず、センスアンプSALにラッチされたデータが
指定アドレスのメモリセルMCL1j,MCL2j(具体的に
はメモリセルMCL1J,MCL2Jである)に再書き込みさ
れる。
【0163】次いで、外部からアドレスを指定すること
無く、サブメモリユニットSMULを構成する他のメモ
リセルMCL1k,MCL2k(k≠J)に記憶されたデータ
を読み出し、センスアンプSALにラッチする。具体的
には、プレート線アドレスカウンタ12をインクリメン
トし、プレート線アドレスカウンタ12の値と指定プレ
ート線アドレスレジスタ11の値をコンパレータ14で
比較し、もしも値が一致している場合には、動作を終了
する。もしも値が不一致の場合には、プレート線アドレ
スカウンタ12の値が値「M」を越えていないかを判断
し、越えている場合には、プレート線アドレスカウンタ
12の値を「1」にリセットして、アドレスADjで指
定されたメモリセルMCL1j,MCL2j(メモリセルMC
L1k,MC L2kに相当する)を読み出し、センスアンプS
ALにラッチする。尚、プレート線アドレスカウンタ1
2をインクリメントするので、外部からメモリセルのア
ドレスを指定する必要は無い。
無く、サブメモリユニットSMULを構成する他のメモ
リセルMCL1k,MCL2k(k≠J)に記憶されたデータ
を読み出し、センスアンプSALにラッチする。具体的
には、プレート線アドレスカウンタ12をインクリメン
トし、プレート線アドレスカウンタ12の値と指定プレ
ート線アドレスレジスタ11の値をコンパレータ14で
比較し、もしも値が一致している場合には、動作を終了
する。もしも値が不一致の場合には、プレート線アドレ
スカウンタ12の値が値「M」を越えていないかを判断
し、越えている場合には、プレート線アドレスカウンタ
12の値を「1」にリセットして、アドレスADjで指
定されたメモリセルMCL1j,MCL2j(メモリセルMC
L1k,MC L2kに相当する)を読み出し、センスアンプS
ALにラッチする。尚、プレート線アドレスカウンタ1
2をインクリメントするので、外部からメモリセルのア
ドレスを指定する必要は無い。
【0164】[ステップ−450]その後、[ステップ
−420]以降の動作が繰り返される。即ち、[ステッ
プ−420]〜[ステップ−450]の動作を、サブメ
モリユニットSMUL1,SMUL2を構成する全ての他の
メモリセルMCL1k,MCL2kにおいて、外部からアドレ
スを指定すること無く、行う。即ち、(J+1)番目の
メモリセルMCL,1, J+1,MCL,2,J+1、(J+2)番目
のメモリセルMCL,1,J+2,MCL,2,J+2、・・・、M番
目のメモリセルMCL,1,M,MCL,2,M、1番目のメモリ
セルMCL,1, 1,MCL,2,1、2番目のメモリセルMC
L,1,2,MCL,2,2、・・・、(J−2)番目のメモリセ
ルMCL,1,J-2,MCL,2,J-2、(J−1)番目のメモリ
セルMC L,1,J-1,MCL,2,J-1まで順次、データの読み
出し及びデータの再書き込みを行う。実施の形態4にお
いては、実施の形態2と異なり、センスアンプSALに
ラッチされたデータが外部に出力される。
−420]以降の動作が繰り返される。即ち、[ステッ
プ−420]〜[ステップ−450]の動作を、サブメ
モリユニットSMUL1,SMUL2を構成する全ての他の
メモリセルMCL1k,MCL2kにおいて、外部からアドレ
スを指定すること無く、行う。即ち、(J+1)番目の
メモリセルMCL,1, J+1,MCL,2,J+1、(J+2)番目
のメモリセルMCL,1,J+2,MCL,2,J+2、・・・、M番
目のメモリセルMCL,1,M,MCL,2,M、1番目のメモリ
セルMCL,1, 1,MCL,2,1、2番目のメモリセルMC
L,1,2,MCL,2,2、・・・、(J−2)番目のメモリセ
ルMCL,1,J-2,MCL,2,J-2、(J−1)番目のメモリ
セルMC L,1,J-1,MCL,2,J-1まで順次、データの読み
出し及びデータの再書き込みを行う。実施の形態4にお
いては、実施の形態2と異なり、センスアンプSALに
ラッチされたデータが外部に出力される。
【0165】動作の終了においては、コンパレータ14
はユニットコントローラ15にその旨を通知し、ユニッ
トコントローラ15は、ユニットデコーダ16を不活性
とし、ワード線WL及びプレート線PLMの全てを非選
択状態に戻す。
はユニットコントローラ15にその旨を通知し、ユニッ
トコントローラ15は、ユニットデコーダ16を不活性
とし、ワード線WL及びプレート線PLMの全てを非選
択状態に戻す。
【0166】以上のステップによって、任意のメモリセ
ルに素早くアクセスでき、しかも、同一サブメモリユニ
ットの他のメモリセルに記憶されたデータ全てを外部に
出力でき、しかも、1回ずつ再書き込みを行うことがで
きる。
ルに素早くアクセスでき、しかも、同一サブメモリユニ
ットの他のメモリセルに記憶されたデータ全てを外部に
出力でき、しかも、1回ずつ再書き込みを行うことがで
きる。
【0167】(実施の形態5)実施の形態5は、本発明
の第2の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第2Aの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図3に実
施の形態5の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
す。実施の形態5においては、図8に示した等価回路を
有する不揮発性メモリを用いたが、図5あるいは図10
に示した等価回路を有する不揮発性メモリを用いること
もできる。また、図11に動作波形を示す。尚、図11
中、括弧内の数字は、以下に説明する工程の番号と対応
している。
の第2の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第2Aの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図3に実
施の形態5の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
す。実施の形態5においては、図8に示した等価回路を
有する不揮発性メモリを用いたが、図5あるいは図10
に示した等価回路を有する不揮発性メモリを用いること
もできる。また、図11に動作波形を示す。尚、図11
中、括弧内の数字は、以下に説明する工程の番号と対応
している。
【0168】実施の形態5の不揮発性メモリの駆動方法
にあっては、書き込むべきデータをセンスアンプSAL
にラッチした後、外部から指定された指定アドレス
(J。但し、1≦J≦Mである)のメモリセルM
CL1J,MCL2Jにデータを書き込む。そして、その後、
書き込むべきデータをセンスアンプにラッチし、次い
で、外部からアドレスを指定すること無く、サブメモリ
ユニットSMUL1,SMUL2を構成する他のメモリセル
MCL1k,MCL2kにデータを書き込む。実施の形態5に
おいては、サブメモリユニットSMUL1,SMUL2を構
成する全てのメモリセルMC L1k,MCL2kにデータの書
き込みが行われる。更には、サブメモリユニットSMU
L1,SMUL2を構成する全ての他のメモリセルにおい
て、外部からアドレスを指定すること無く、順次、即
ち、(J+1)番目のメモリセルMCL,1,J+1,MC
L,2,J+1、(J+2)番目のメモリセルMCL,1,J+2,M
CL,2,J+2、・・・、M番目のメモリセルMCL,1,M,M
CL,2,M、1番目のメモリセルMCL,1,1,MCL,2,1、
2番目のメモリセルMCL,1,2,MCL,2,2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCL,1,J-2,M
CL,2,J-2、(J−1)番目のメモリセルMCL,1, J-1,
MCL,2,J-1まで順次、データの書き込みを行う。
にあっては、書き込むべきデータをセンスアンプSAL
にラッチした後、外部から指定された指定アドレス
(J。但し、1≦J≦Mである)のメモリセルM
CL1J,MCL2Jにデータを書き込む。そして、その後、
書き込むべきデータをセンスアンプにラッチし、次い
で、外部からアドレスを指定すること無く、サブメモリ
ユニットSMUL1,SMUL2を構成する他のメモリセル
MCL1k,MCL2kにデータを書き込む。実施の形態5に
おいては、サブメモリユニットSMUL1,SMUL2を構
成する全てのメモリセルMC L1k,MCL2kにデータの書
き込みが行われる。更には、サブメモリユニットSMU
L1,SMUL2を構成する全ての他のメモリセルにおい
て、外部からアドレスを指定すること無く、順次、即
ち、(J+1)番目のメモリセルMCL,1,J+1,MC
L,2,J+1、(J+2)番目のメモリセルMCL,1,J+2,M
CL,2,J+2、・・・、M番目のメモリセルMCL,1,M,M
CL,2,M、1番目のメモリセルMCL,1,1,MCL,2,1、
2番目のメモリセルMCL,1,2,MCL,2,2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCL,1,J-2,M
CL,2,J-2、(J−1)番目のメモリセルMCL,1, J-1,
MCL,2,J-1まで順次、データの書き込みを行う。
【0169】以下、図3、図8、及び、動作波形を示す
図11を参照して、実施の形態5の駆動方法を説明す
る。
図11を参照して、実施の形態5の駆動方法を説明す
る。
【0170】[ステップ−500]先ず、ACTコマンド
がコマンドデコーダ10に入力され、併せて、サブメモ
リユニット及びメモリセルを指定するアドレス(RAS
アドレス)が入力される。このRASアドレスは、図示
しないシフトレジスタによって上位成分と下位成分に分
離され、メモリセルMCL1J,MCL2JのアドレスADJ
を指定する上位成分は、指定プレート線アドレスレジス
タ11及びプレート線アドレスカウンタ12にラッチさ
れる。一方、サブメモリユニットSMUL1,SMUL2の
アドレスを指定する下位成分は、ユニットアドレスレジ
スタ13にラッチされる。ここで、指定プレート線アド
レスレジスタ11にラッチされたメモリセルMCL1J,
MCL2Jのアドレスを指定する上位成分をアドレス
「J」、プレート線アドレスカウンタ12にラッチされ
たメモリセルMCL1J,MCL2Jのアドレスを指定する上
位成分をアドレス「j」(=J)、ユニットアドレスレ
ジスタ13にラッチされたサブメモリユニットSM
UL1,SMUL2のアドレスを指定する下位成分をアドレ
ス「L」とする。そして、アドレスADjで指定された
メモリセルMCL1j,MCL2jに記憶されたデータを読み
出し、センスアンプSALにラッチする。
がコマンドデコーダ10に入力され、併せて、サブメモ
リユニット及びメモリセルを指定するアドレス(RAS
アドレス)が入力される。このRASアドレスは、図示
しないシフトレジスタによって上位成分と下位成分に分
離され、メモリセルMCL1J,MCL2JのアドレスADJ
を指定する上位成分は、指定プレート線アドレスレジス
タ11及びプレート線アドレスカウンタ12にラッチさ
れる。一方、サブメモリユニットSMUL1,SMUL2の
アドレスを指定する下位成分は、ユニットアドレスレジ
スタ13にラッチされる。ここで、指定プレート線アド
レスレジスタ11にラッチされたメモリセルMCL1J,
MCL2Jのアドレスを指定する上位成分をアドレス
「J」、プレート線アドレスカウンタ12にラッチされ
たメモリセルMCL1J,MCL2Jのアドレスを指定する上
位成分をアドレス「j」(=J)、ユニットアドレスレ
ジスタ13にラッチされたサブメモリユニットSM
UL1,SMUL2のアドレスを指定する下位成分をアドレ
ス「L」とする。そして、アドレスADjで指定された
メモリセルMCL1j,MCL2jに記憶されたデータを読み
出し、センスアンプSALにラッチする。
【0171】[ステップ−510]更には、WRITEコマ
ンドが入力されたコマンドデコーダ10は、図示しない
センスアンプ制御回路に信号を送り、外部からのデータ
をセンスアンプSALにラッチする処理を実行する。即
ち、センスアンプSALにおけるデータの書き換えを行
う。
ンドが入力されたコマンドデコーダ10は、図示しない
センスアンプ制御回路に信号を送り、外部からのデータ
をセンスアンプSALにラッチする処理を実行する。即
ち、センスアンプSALにおけるデータの書き換えを行
う。
【0172】尚、以上のステップにおいては、同一ワー
ド線及び同一プレート線に接続されたサブメモリユニッ
ト及びメモリセルが複数選択されてもよい。即ち、先
ず、ACTコマンドで複数のセンスアンプのデータがラッ
チされ、WRITEコマンドの後のNOPコマンドで各センスア
ンプにバースト書き込みを行ってもよい。
ド線及び同一プレート線に接続されたサブメモリユニッ
ト及びメモリセルが複数選択されてもよい。即ち、先
ず、ACTコマンドで複数のセンスアンプのデータがラッ
チされ、WRITEコマンドの後のNOPコマンドで各センスア
ンプにバースト書き込みを行ってもよい。
【0173】[ステップ−520]その後、RAS_INCコ
マンドがコマンドデコーダ10に入力され、このコマン
ドに従って、コマンドデコーダ10からの信号を受け取
ったユニットコントローラ15は、ユニットデコーダ1
6に信号を送り、ユニットデコーダ16を活性化させ
る。加えて、ユニットアドレスレジスタ13からの信号
を受け取ったユニットデコーダ16はサブメモリユニッ
トSMUL1,SMUL2を選択する。一方、プレート線ア
ドレスカウンタ12からの信号は、プレート線デコーダ
/ドライバPDに送られる。以上によって、ワード線デ
コーダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/ドライ
バPDが活性化され、しかも、プレート線デコーダ/ド
ライバPDによってプレート線PLJが選択される。そ
して、センスアンプSALにラッチされていたデータ
が、メモリセルMCL1J,MCL2Jに書き込まれる。
マンドがコマンドデコーダ10に入力され、このコマン
ドに従って、コマンドデコーダ10からの信号を受け取
ったユニットコントローラ15は、ユニットデコーダ1
6に信号を送り、ユニットデコーダ16を活性化させ
る。加えて、ユニットアドレスレジスタ13からの信号
を受け取ったユニットデコーダ16はサブメモリユニッ
トSMUL1,SMUL2を選択する。一方、プレート線ア
ドレスカウンタ12からの信号は、プレート線デコーダ
/ドライバPDに送られる。以上によって、ワード線デ
コーダ/ドライバWD及びプレート線デコーダ/ドライ
バPDが活性化され、しかも、プレート線デコーダ/ド
ライバPDによってプレート線PLJが選択される。そ
して、センスアンプSALにラッチされていたデータ
が、メモリセルMCL1J,MCL2Jに書き込まれる。
【0174】[ステップ−530]次いで、外部からア
ドレスを指定すること無く、サブメモリユニットSMU
L1,SMUL2を構成する他のメモリセルMCL1j,MC
L2j(具体的には、MCL1k,MCL2kである)にデータ
を書き込む。具体的には、プレート線アドレスカウンタ
12をインクリメントし、プレート線アドレスカウンタ
12の値と指定プレート線アドレスレジスタ11の値を
コンパレータ14で比較し、もしも値が一致している場
合には、動作を終了する。もしも値が不一致の場合に
は、プレート線アドレスカウンタ12の値が値「M」を
越えていないかを判断し、越えている場合には、プレー
ト線アドレスカウンタ12の値を「1」にリセットす
る。そして、メモリセルからのデータをセンスアンプS
ALにラッチする。即ち、一旦、センスアンプにデータ
を読み出してから、メモリセルへのデータの書き込みを
行う。
ドレスを指定すること無く、サブメモリユニットSMU
L1,SMUL2を構成する他のメモリセルMCL1j,MC
L2j(具体的には、MCL1k,MCL2kである)にデータ
を書き込む。具体的には、プレート線アドレスカウンタ
12をインクリメントし、プレート線アドレスカウンタ
12の値と指定プレート線アドレスレジスタ11の値を
コンパレータ14で比較し、もしも値が一致している場
合には、動作を終了する。もしも値が不一致の場合に
は、プレート線アドレスカウンタ12の値が値「M」を
越えていないかを判断し、越えている場合には、プレー
ト線アドレスカウンタ12の値を「1」にリセットす
る。そして、メモリセルからのデータをセンスアンプS
ALにラッチする。即ち、一旦、センスアンプにデータ
を読み出してから、メモリセルへのデータの書き込みを
行う。
【0175】この[ステップ−510]〜[ステップ−
530]の動作を、サブメモリユニットSMUL1,SM
UL2を構成する全ての他のメモリセルMCL1k,MCL2k
において、外部からアドレスを指定すること無く、行
う。即ち、(J+1)番目のメモリセルMCL,1,J+1,
MCL,2,J+1、(J+2)番目のメモリセルM
CL,1,J+2,MCL,2,J+2、・・・、M番目のメモリセル
MCL,1,M,MCL,2,M、1番目のメモリセルM
CL,1,1,MCL,2,1、2番目のメモリセルMCL,1,2,
MCL,2,2、・・・、(J−2)番目のメモリセルMC
L,1,J-2,MCL,2,J-2、(J−1)番目のメモリセルM
CL,1,J-1,MCL,2,J-1まで順次、データの書き込みを
行う。
530]の動作を、サブメモリユニットSMUL1,SM
UL2を構成する全ての他のメモリセルMCL1k,MCL2k
において、外部からアドレスを指定すること無く、行
う。即ち、(J+1)番目のメモリセルMCL,1,J+1,
MCL,2,J+1、(J+2)番目のメモリセルM
CL,1,J+2,MCL,2,J+2、・・・、M番目のメモリセル
MCL,1,M,MCL,2,M、1番目のメモリセルM
CL,1,1,MCL,2,1、2番目のメモリセルMCL,1,2,
MCL,2,2、・・・、(J−2)番目のメモリセルMC
L,1,J-2,MCL,2,J-2、(J−1)番目のメモリセルM
CL,1,J-1,MCL,2,J-1まで順次、データの書き込みを
行う。
【0176】動作の終了においては、コンパレータ14
はユニットコントローラ15にその旨を通知し、ユニッ
トコントローラ15は、ユニットデコーダ16を不活性
とし、ワード線WL及びプレート線PLMの全てを非選
択状態に戻す。
はユニットコントローラ15にその旨を通知し、ユニッ
トコントローラ15は、ユニットデコーダ16を不活性
とし、ワード線WL及びプレート線PLMの全てを非選
択状態に戻す。
【0177】以上のステップによって、任意のメモリセ
ルに素早くアクセスでき、しかも、同一サブメモリユニ
ットの他のメモリセルにもデータの書き込みを行うこと
ができる。
ルに素早くアクセスでき、しかも、同一サブメモリユニ
ットの他のメモリセルにもデータの書き込みを行うこと
ができる。
【0178】以下、実施の形態5の不揮発性メモリにお
けるデータ書き込み動作を、動作波形を示す図11を参
照して説明する。ここで、一例として、プレート線PL
1に接続されたメモリセルMCL11,MCL21のそれぞれ
に、データ「1」、データ「0」を書き込みするものと
する。尚、動作波形を示す図面において、括弧内の数字
は、以下に説明する工程の番号と対応している。
けるデータ書き込み動作を、動作波形を示す図11を参
照して説明する。ここで、一例として、プレート線PL
1に接続されたメモリセルMCL11,MCL21のそれぞれ
に、データ「1」、データ「0」を書き込みするものと
する。尚、動作波形を示す図面において、括弧内の数字
は、以下に説明する工程の番号と対応している。
【0179】(1)待機状態では、ワード線、全プレー
ト線は0ボルトとなっている。また、ビット線BLL1,
BLL2は0ボルトにイコライズされている。尚、センス
アンプSALには、書き込むべきデータが保持されてい
る。
ト線は0ボルトとなっている。また、ビット線BLL1,
BLL2は0ボルトにイコライズされている。尚、センス
アンプSALには、書き込むべきデータが保持されてい
る。
【0180】(2)[ステップ−520]におけるデー
タ書き込みの開始時、ビット線BLL1に高電位V
BL-H(=Vcc)が印加され、ビット線BLL2に低電位V
BL-L(=0ボルト)が印加される。ここで、Vccは、電
源電圧である。
タ書き込みの開始時、ビット線BLL1に高電位V
BL-H(=Vcc)が印加され、ビット線BLL2に低電位V
BL-L(=0ボルト)が印加される。ここで、Vccは、電
源電圧である。
【0181】(3)次いで、ワード線WLをハイレベル
とすることによって、選択用トランジスタTRL1,TR
L2をオン状態とする。併せて、選択プレート線PL1に
高電位VPL-H(=Vcc)を印加し、非選択プレート線P
Lk(k=2,3,・・・8)には中間電位VPL-M[=
(1/2)Vcc]を印加する。これによって、メモリセ
ルMCL21においては、選択プレート線PL1の電位が高
電位VPL-Hであり、ビット線BLL2の電位が低電位V
BL-Lであるが故に、データ「0」が書き込まれる。
とすることによって、選択用トランジスタTRL1,TR
L2をオン状態とする。併せて、選択プレート線PL1に
高電位VPL-H(=Vcc)を印加し、非選択プレート線P
Lk(k=2,3,・・・8)には中間電位VPL-M[=
(1/2)Vcc]を印加する。これによって、メモリセ
ルMCL21においては、選択プレート線PL1の電位が高
電位VPL-Hであり、ビット線BLL2の電位が低電位V
BL-Lであるが故に、データ「0」が書き込まれる。
【0182】(4)その後、選択プレート線PL1を低
電位VPL-L(=0ボルト)とする。これによって、メモ
リセルMCL11においては、選択プレート線PL1の電位
が低電位VPL-Lであり、ビット線BLL1の電位が高電位
VBL-Hであるが故に、データ「1」が書き込まれる。
電位VPL-L(=0ボルト)とする。これによって、メモ
リセルMCL11においては、選択プレート線PL1の電位
が低電位VPL-Lであり、ビット線BLL1の電位が高電位
VBL-Hであるが故に、データ「1」が書き込まれる。
【0183】(5)次いで、ワード線WLをローレベル
とすることによって、選択用トランジスタTRL1,TR
L2をオフ状態とした後、ビット線BLL1を0ボルトまで
放電し、非選択プレート線PLk(k=2,3・・・
8)を0ボルトまで放電する。 (6)以降、メモリセル(MCL1m,MCL2m)(m=
2,3・・・8)に対して、順次、工程(1)〜(5)
の操作を行う。
とすることによって、選択用トランジスタTRL1,TR
L2をオフ状態とした後、ビット線BLL1を0ボルトまで
放電し、非選択プレート線PLk(k=2,3・・・
8)を0ボルトまで放電する。 (6)以降、メモリセル(MCL1m,MCL2m)(m=
2,3・・・8)に対して、順次、工程(1)〜(5)
の操作を行う。
【0184】(実施の形態6)実施の形態6も、本発明
の第2の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第2Bの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図4に実
施の形態6の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
す。実施の形態6においても、図8に示した等価回路を
有する不揮発性メモリを用いたが、図5あるいは図10
に示した等価回路を有する不揮発性メモリを用いること
もできる。
の第2の態様に係る不揮発性メモリの駆動方法及び本発
明の不揮発性メモリに関し、更に詳しくは、第2Bの構
成に係る不揮発性メモリの駆動方法に関する。図4に実
施の形態6の不揮発性メモリの駆動方法の流れ図を示
す。実施の形態6においても、図8に示した等価回路を
有する不揮発性メモリを用いたが、図5あるいは図10
に示した等価回路を有する不揮発性メモリを用いること
もできる。
【0185】実施の形態6の不揮発性メモリの駆動方法
においては、センスアンプSALにラッチされたデータ
を指定アドレスのメモリセルMCL1J,MCL2Jに書き込
んだ後、外部からアドレスを指定すること無く、サブメ
モリユニットを構成する他のメモリセルMCL1k,MC
L2kに記憶されたデータを読み出し、センスアンプSA L
にラッチした後、センスアンプSALにラッチされたデ
ータを他のメモリセルMCL1k,MCL2kに再書き込みす
る。実施の形態6においては、指定アドレスのメモリセ
ルMCL1J,MCL2Jにのみデータが書き込まれ、他のメ
モリセルMCL1k,MCL2kにおいては、データの読み出
し及び再書き込みが行われる。尚、サブメモリユニット
SMUL1,SMUL2を構成する全ての他のメモリセルに
おいて、外部からアドレスを指定すること無く、順次、
即ち、(J+1)番目のメモリセルMCL,1,J+1,MC
L,2,J+1、(J+2)番目のメモリセルMCL,1,J+2,M
CL ,2,J+2、・・・、M番目のメモリセルMCL,1,M,M
CL,2,M、1番目のメモリセルMCL,1,1,MCL,2,1、
2番目のメモリセルMCL,1,2,MCL,2,2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCL,1,J-2,M
CL,2,J-2、(J−1)番目のメモリセルMCL,1,J-1,
MCL,2,J-1まで順次、データの読み出し及び再書き込
みを行う。
においては、センスアンプSALにラッチされたデータ
を指定アドレスのメモリセルMCL1J,MCL2Jに書き込
んだ後、外部からアドレスを指定すること無く、サブメ
モリユニットを構成する他のメモリセルMCL1k,MC
L2kに記憶されたデータを読み出し、センスアンプSA L
にラッチした後、センスアンプSALにラッチされたデ
ータを他のメモリセルMCL1k,MCL2kに再書き込みす
る。実施の形態6においては、指定アドレスのメモリセ
ルMCL1J,MCL2Jにのみデータが書き込まれ、他のメ
モリセルMCL1k,MCL2kにおいては、データの読み出
し及び再書き込みが行われる。尚、サブメモリユニット
SMUL1,SMUL2を構成する全ての他のメモリセルに
おいて、外部からアドレスを指定すること無く、順次、
即ち、(J+1)番目のメモリセルMCL,1,J+1,MC
L,2,J+1、(J+2)番目のメモリセルMCL,1,J+2,M
CL ,2,J+2、・・・、M番目のメモリセルMCL,1,M,M
CL,2,M、1番目のメモリセルMCL,1,1,MCL,2,1、
2番目のメモリセルMCL,1,2,MCL,2,2、・・・、
(J−2)番目のメモリセルMCL,1,J-2,M
CL,2,J-2、(J−1)番目のメモリセルMCL,1,J-1,
MCL,2,J-1まで順次、データの読み出し及び再書き込
みを行う。
【0186】実施の形態6の不揮発性メモリの駆動方法
は、図4に流れ図を示すように、実質的に、実施の形態
5の[ステップ−500]、[ステップ−510]、実
施の形態1の[ステップ−140]を順次、実行すれば
よいので、詳細な説明は省略する。
は、図4に流れ図を示すように、実質的に、実施の形態
5の[ステップ−500]、[ステップ−510]、実
施の形態1の[ステップ−140]を順次、実行すれば
よいので、詳細な説明は省略する。
【0187】以上、本発明を、発明の実施の形態に基づ
き説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。発明の実施の形態にて説明した不揮発性メモリの構
造、使用した材料、各種の形成条件、回路構成、駆動方
法等は例示であり、適宜変更することができる。
き説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。発明の実施の形態にて説明した不揮発性メモリの構
造、使用した材料、各種の形成条件、回路構成、駆動方
法等は例示であり、適宜変更することができる。
【0188】実施の形態1〜実施の形態4にて説明した
不揮発性メモリの駆動方法においては、第1Aの構成と
第1Bの構成を組み合わせることもできる。これによっ
て、柔軟で自由度の高い不揮発性メモリの駆動を行うこ
とが可能となる。即ち、(J+1)番目のメモリセルM
CJ+1から所定の数のメモリセルまで第1Bの構成の駆
動方法を実行した後、残りの他のメモリセルについては
第1Aの構成の駆動方法を実行してもよい。具体的に
は、RAS_INCコマンドを所定あるいは所望の回数、実行
した後に、残りの他のメモリセルについてはRESTOREコ
マンドを実行してもよい。あるいは又、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第
1Aの構成の駆動方法を実行した後、残りの他のメモリ
セルについては第1Bの構成の駆動方法を実行してもよ
い。具体的には、RESTOREコマンドを中途で中止し、残
りの他のメモリセルについてはRAS_INCコマンドを実行
してもよい。
不揮発性メモリの駆動方法においては、第1Aの構成と
第1Bの構成を組み合わせることもできる。これによっ
て、柔軟で自由度の高い不揮発性メモリの駆動を行うこ
とが可能となる。即ち、(J+1)番目のメモリセルM
CJ+1から所定の数のメモリセルまで第1Bの構成の駆
動方法を実行した後、残りの他のメモリセルについては
第1Aの構成の駆動方法を実行してもよい。具体的に
は、RAS_INCコマンドを所定あるいは所望の回数、実行
した後に、残りの他のメモリセルについてはRESTOREコ
マンドを実行してもよい。あるいは又、(J+1)番目
のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第
1Aの構成の駆動方法を実行した後、残りの他のメモリ
セルについては第1Bの構成の駆動方法を実行してもよ
い。具体的には、RESTOREコマンドを中途で中止し、残
りの他のメモリセルについてはRAS_INCコマンドを実行
してもよい。
【0189】また、実施の形態5及び実施の形態6にて
説明した不揮発性メモリの駆動方法においては、第2A
の構成と第2Bの構成を組み合わせることもできる。こ
れによって、柔軟で自由度の高い不揮発性メモリの駆動
を行うことが可能となる。即ち、(J+1)番目のメモ
リセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第2Bの
構成の駆動方法を実行した後、残りの他のメモリセルに
ついては第2Aの構成の駆動方法を実行してもよい。具
体的には、RAS_INCコマンドを所定あるいは所望の回
数、実行した後に、残りの他のメモリセルについてはRE
STOREコマンドを実行してもよい。あるいは又、(J+
1)番目のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセ
ルまで第2Aの構成の駆動方法を実行した後、残りの他
のメモリセルについては第2Bの構成の駆動方法を実行
してもよい。具体的には、RESTOREコマンドを途中で中
止し、残りの他のメモリセルについてはRAS_INCコマン
ドを実行してもよい。
説明した不揮発性メモリの駆動方法においては、第2A
の構成と第2Bの構成を組み合わせることもできる。こ
れによって、柔軟で自由度の高い不揮発性メモリの駆動
を行うことが可能となる。即ち、(J+1)番目のメモ
リセルMCJ+1から所定の数のメモリセルまで第2Bの
構成の駆動方法を実行した後、残りの他のメモリセルに
ついては第2Aの構成の駆動方法を実行してもよい。具
体的には、RAS_INCコマンドを所定あるいは所望の回
数、実行した後に、残りの他のメモリセルについてはRE
STOREコマンドを実行してもよい。あるいは又、(J+
1)番目のメモリセルMCJ+1から所定の数のメモリセ
ルまで第2Aの構成の駆動方法を実行した後、残りの他
のメモリセルについては第2Bの構成の駆動方法を実行
してもよい。具体的には、RESTOREコマンドを途中で中
止し、残りの他のメモリセルについてはRAS_INCコマン
ドを実行してもよい。
【0190】以下に、不揮発性メモリの構造の各種の変
形例を説明するが、これらの不揮発性メモリの各種の駆
動方法は、各実施の形態にて説明したと同様の駆動方法
とすることができるので、詳細な説明は省略する。ま
た、図12〜図25においては、サブメモリユニットの
アドレスを指定する添字「L」の表示を省略した。更に
は、図13、図14、図16、図17、図22、図25
においては、コマンドデコーダ10等の図示を省略し
た。
形例を説明するが、これらの不揮発性メモリの各種の駆
動方法は、各実施の形態にて説明したと同様の駆動方法
とすることができるので、詳細な説明は省略する。ま
た、図12〜図25においては、サブメモリユニットの
アドレスを指定する添字「L」の表示を省略した。更に
は、図13、図14、図16、図17、図22、図25
においては、コマンドデコーダ10等の図示を省略し
た。
【0191】例えば、図8に示した等価回路を有する不
揮発性メモリにおいて、第1のメモリユニットと、この
不揮発性メモリと第1のビット線BLL1の延在する方向
に隣接した不揮発性メモリを構成する第1のメモリユニ
ットとを層間絶縁層40を介して積層し、不揮発性メモ
リを構成する第2のメモリユニットと、この不揮発性メ
モリと第2のビット線BLL2の延在する方向に隣接した
不揮発性メモリを構成する第2のメモリユニットとを層
間絶縁層40を介して積層した構成を有する。かかる不
揮発性メモリの模式的な一部断面図を図12に示す。但
し、図12においては、第1のメモリユニットのみを図
示した。第2のメモリユニットは、図12の紙面垂直方
向に隣接している。尚、第1のビット線BLL1の延在す
る方向に隣接した不揮発性メモリを構成する第1のメモ
リユニットの構成要素に関する参照番号には「’」を付
した。
揮発性メモリにおいて、第1のメモリユニットと、この
不揮発性メモリと第1のビット線BLL1の延在する方向
に隣接した不揮発性メモリを構成する第1のメモリユニ
ットとを層間絶縁層40を介して積層し、不揮発性メモ
リを構成する第2のメモリユニットと、この不揮発性メ
モリと第2のビット線BLL2の延在する方向に隣接した
不揮発性メモリを構成する第2のメモリユニットとを層
間絶縁層40を介して積層した構成を有する。かかる不
揮発性メモリの模式的な一部断面図を図12に示す。但
し、図12においては、第1のメモリユニットのみを図
示した。第2のメモリユニットは、図12の紙面垂直方
向に隣接している。尚、第1のビット線BLL1の延在す
る方向に隣接した不揮発性メモリを構成する第1のメモ
リユニットの構成要素に関する参照番号には「’」を付
した。
【0192】より具体的には、図12に示す不揮発性メ
モリにおいては、p型のシリコン半導体基板20に形成
されたLOCOS構造、シャロートレンチ構造、あるい
はLOCOS構造とシャロートレンチ構造の組合せから
成る素子分離領域21に囲まれた活性領域に、MOS型
FETから成る選択用トランジスタTR1,TR’1が形
成されている。選択用トランジスタTR1,TR’1は、
シリコン半導体基板20の表面に形成された、例えばシ
リコン酸化膜から成るゲート絶縁膜22、ゲート絶縁膜
22上に形成されたゲート電極23(ワード線WL1,
WL’1を兼ねている)、及び、シリコン半導体基板2
0の活性領域に形成され、n+型不純物を含有するソー
ス/ドレイン領域24から構成されている。
モリにおいては、p型のシリコン半導体基板20に形成
されたLOCOS構造、シャロートレンチ構造、あるい
はLOCOS構造とシャロートレンチ構造の組合せから
成る素子分離領域21に囲まれた活性領域に、MOS型
FETから成る選択用トランジスタTR1,TR’1が形
成されている。選択用トランジスタTR1,TR’1は、
シリコン半導体基板20の表面に形成された、例えばシ
リコン酸化膜から成るゲート絶縁膜22、ゲート絶縁膜
22上に形成されたゲート電極23(ワード線WL1,
WL’1を兼ねている)、及び、シリコン半導体基板2
0の活性領域に形成され、n+型不純物を含有するソー
ス/ドレイン領域24から構成されている。
【0193】そして、全面に形成された下層絶縁層上に
ビット線BL1が形成され、ビット線BL1は、下層絶縁
層に形成された接続孔(コンタクトホール)25を介し
て、選択用トランジスタTR1,TR’1の一方のソース
/ドレイン領域24に接続されている。また、ビット線
BL1を含む下層絶縁層上には上層絶縁層が形成されて
いる。尚、図面においては、下層絶縁層及び上層絶縁層
を纏めて絶縁層26で表した。また、ビット線BL
1は、後述する接続孔(コンタクトホール)28と接触
しないように、図12の左右方向に延びている。
ビット線BL1が形成され、ビット線BL1は、下層絶縁
層に形成された接続孔(コンタクトホール)25を介し
て、選択用トランジスタTR1,TR’1の一方のソース
/ドレイン領域24に接続されている。また、ビット線
BL1を含む下層絶縁層上には上層絶縁層が形成されて
いる。尚、図面においては、下層絶縁層及び上層絶縁層
を纏めて絶縁層26で表した。また、ビット線BL
1は、後述する接続孔(コンタクトホール)28と接触
しないように、図12の左右方向に延びている。
【0194】絶縁層26上には第1の電極(下部電極)
31が形成され、第1の電極31上に強誘電体層32が
形成され、強誘電体層32上に第2の電極(上部電極)
33が形成され、これらによってメモリセルMC1Mが構
成されている。第1の電極31は、メモリセルMC1Mに
共通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そし
て、第1の電極31は、絶縁層26に形成された開口部
27内に設けられた接続孔28を介して選択用トランジ
スタTR1の他方のソース/ドレイン領域24に接続さ
れている。尚、共通の第1の電極31を、共通ノードC
N1で示す。強誘電体層32は、第2の電極33と略同
じパターンにて形成されている。
31が形成され、第1の電極31上に強誘電体層32が
形成され、強誘電体層32上に第2の電極(上部電極)
33が形成され、これらによってメモリセルMC1Mが構
成されている。第1の電極31は、メモリセルMC1Mに
共通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そし
て、第1の電極31は、絶縁層26に形成された開口部
27内に設けられた接続孔28を介して選択用トランジ
スタTR1の他方のソース/ドレイン領域24に接続さ
れている。尚、共通の第1の電極31を、共通ノードC
N1で示す。強誘電体層32は、第2の電極33と略同
じパターンにて形成されている。
【0195】更に、メモリセルMC1M及び絶縁層26上
には、層間絶縁層40が形成されている。そして、層間
絶縁層40上には第1の電極(下部電極)31’が形成
され、第1の電極31’上に強誘電体層32’が形成さ
れ、強誘電体層32’上に第2の電極(上部電極)3
3’が形成され、これらによってメモリセルMC’1Mが
構成されている。第1の電極31’は、メモリセルM
C’1Mに共通であり、ストライプ状の平面形状を有す
る。そして、第1の電極31’は、層間絶縁層40に形
成された開口部35内に設けられた接続孔36、絶縁層
26上に形成されたパッド部34、及び、絶縁層26に
形成された開口部27内に設けられた接続孔28を介し
て、選択用トランジスタTR’1の他方のソース/ドレ
イン領域24に接続されている。尚、共通の第1の電極
31’を、共通ノードCN’1で示す。強誘電体層3
2’は、第2の電極33’と略同じパターンにて形成さ
れている。更には、メモリセルMC’1M及び層間絶縁層
40上には、上部絶縁層50Aが形成されている。
には、層間絶縁層40が形成されている。そして、層間
絶縁層40上には第1の電極(下部電極)31’が形成
され、第1の電極31’上に強誘電体層32’が形成さ
れ、強誘電体層32’上に第2の電極(上部電極)3
3’が形成され、これらによってメモリセルMC’1Mが
構成されている。第1の電極31’は、メモリセルM
C’1Mに共通であり、ストライプ状の平面形状を有す
る。そして、第1の電極31’は、層間絶縁層40に形
成された開口部35内に設けられた接続孔36、絶縁層
26上に形成されたパッド部34、及び、絶縁層26に
形成された開口部27内に設けられた接続孔28を介し
て、選択用トランジスタTR’1の他方のソース/ドレ
イン領域24に接続されている。尚、共通の第1の電極
31’を、共通ノードCN’1で示す。強誘電体層3
2’は、第2の電極33’と略同じパターンにて形成さ
れている。更には、メモリセルMC’1M及び層間絶縁層
40上には、上部絶縁層50Aが形成されている。
【0196】ワード線WL1,WL’1は、図12の紙面
垂直方向に延びている。また、第2の電極33,33’
は、図12の紙面垂直方向に隣接するメモリセルM
C2m,MC’2mと共通であり、プレート線PLmを兼ね
ている。また、メモリセルMC1MとメモリセルMC’1M
とは、垂直方向に揃っている。このような構造にするこ
とによって、メモリセルの占有面積を小さくすることが
でき、集積度の向上を図ることができる。
垂直方向に延びている。また、第2の電極33,33’
は、図12の紙面垂直方向に隣接するメモリセルM
C2m,MC’2mと共通であり、プレート線PLmを兼ね
ている。また、メモリセルMC1MとメモリセルMC’1M
とは、垂直方向に揃っている。このような構造にするこ
とによって、メモリセルの占有面積を小さくすることが
でき、集積度の向上を図ることができる。
【0197】図8及び図10に示した等価回路を有する
不揮発性メモリの変形例の等価回路図を図13及び図1
4に示し、かかる不揮発性メモリの模式的な一部断面図
を図15に示す。
不揮発性メモリの変形例の等価回路図を図13及び図1
4に示し、かかる不揮発性メモリの模式的な一部断面図
を図15に示す。
【0198】図13に等価回路図を示す不揮発性メモリ
においては、サブメモリユニットSMU11,SMU21に
接続された選択用トランジスタTR11,TR21のゲート
電極のそれぞれは、ワード線WL1に接続され、サブメ
モリユニットSMU12,SMU22に接続された選択用ト
ランジスタTR12,TR22のゲート電極のそれぞれは、
ワード線WL2に接続されている。一方、図14に等価
回路図を示す不揮発性メモリにおいては、サブメモリユ
ニットSMU11,SMU12,SMU21,SMU 22に接続
された選択用トランジスタTR11,TR12,TR21,T
R22のゲート電極のそれぞれは、ワード線WL1,W
L2,WL3,WL4に接続されている。
においては、サブメモリユニットSMU11,SMU21に
接続された選択用トランジスタTR11,TR21のゲート
電極のそれぞれは、ワード線WL1に接続され、サブメ
モリユニットSMU12,SMU22に接続された選択用ト
ランジスタTR12,TR22のゲート電極のそれぞれは、
ワード線WL2に接続されている。一方、図14に等価
回路図を示す不揮発性メモリにおいては、サブメモリユ
ニットSMU11,SMU12,SMU21,SMU 22に接続
された選択用トランジスタTR11,TR12,TR21,T
R22のゲート電極のそれぞれは、ワード線WL1,W
L2,WL3,WL4に接続されている。
【0199】この不揮発性メモリは、(A−1)第1の
ビット線BL1と、(B−1)N個(但し、N≧1であ
り、図示した例では、具体的には、N=2)の第1の選
択用トランジスタTR1Nと、(C−1)それぞれがM個
(但し、M≧2であり、図示した例では、M=8)の第
1のメモリセルMC1nM(n=1,2・・・N)から構
成された、N個(但し、N≧2であり、図示した例で
は、N=2)の第1のサブメモリユニットSMU1Nと、
(D−1)N個のサブメモリユニットSMU1Nのそれぞ
れを構成する第1のメモリセルMC1nm(m=1,2・
・・M)で共通とされたM本のプレート線PLm、から
成る第1のメモリユニットMU1、並びに、(A−2)
第2のビット線BL2と、(B−2)N個の第2の選択
用トランジスタTR2Nと、(C−2)それぞれがM個の
第2のメモリセルMC2nMから構成された、N個の第2
のサブメモリユニットSMU2Nと、(D−2)N個のサ
ブメモリユニットSMU2Nのそれぞれを構成する第2の
メモリセルMC2nmで共通とされ、且つ、前記第1のメ
モリユニットMU1を構成するM本のプレート線PLmと
共通のM本のプレート線PLm、から成る第2のメモリ
ユニットMU2から構成されている。
ビット線BL1と、(B−1)N個(但し、N≧1であ
り、図示した例では、具体的には、N=2)の第1の選
択用トランジスタTR1Nと、(C−1)それぞれがM個
(但し、M≧2であり、図示した例では、M=8)の第
1のメモリセルMC1nM(n=1,2・・・N)から構
成された、N個(但し、N≧2であり、図示した例で
は、N=2)の第1のサブメモリユニットSMU1Nと、
(D−1)N個のサブメモリユニットSMU1Nのそれぞ
れを構成する第1のメモリセルMC1nm(m=1,2・
・・M)で共通とされたM本のプレート線PLm、から
成る第1のメモリユニットMU1、並びに、(A−2)
第2のビット線BL2と、(B−2)N個の第2の選択
用トランジスタTR2Nと、(C−2)それぞれがM個の
第2のメモリセルMC2nMから構成された、N個の第2
のサブメモリユニットSMU2Nと、(D−2)N個のサ
ブメモリユニットSMU2Nのそれぞれを構成する第2の
メモリセルMC2nmで共通とされ、且つ、前記第1のメ
モリユニットMU1を構成するM本のプレート線PLmと
共通のM本のプレート線PLm、から成る第2のメモリ
ユニットMU2から構成されている。
【0200】尚、図15の模式的な一部断面図におい
て、これらの第2のビット線BL2、第2の選択用トラ
ンジスタTR21,TR22及び第2のメモリユニットMU
2は、第1のビット線BL1、第1の選択用トランジスタ
TR11,TR12及び第1のメモリユニットMU1と、紙
面垂直方向に隣接している。
て、これらの第2のビット線BL2、第2の選択用トラ
ンジスタTR21,TR22及び第2のメモリユニットMU
2は、第1のビット線BL1、第1の選択用トランジスタ
TR11,TR12及び第1のメモリユニットMU1と、紙
面垂直方向に隣接している。
【0201】そして、各メモリセルMC1nm(m=1,2
・・・Mであり、n=1,2・・・Nであり、図示した
例では、m=1,2,・・・8、n=1,2)は、第1
の電極(下部電極)31,41と、強誘電体層32,4
2と、第2の電極(上部電極)33,43とから成る。
そして、第1のメモリユニットMU1において、第n番
目(但し、n=1,2・・・N)の第1のサブメモリユ
ニットSMU1nを構成する第1のメモリセルMC1nmの
第1の電極31,41は、第n番目の第1のサブメモリ
ユニットSMU1nにおいて共通であり、該共通の第1の
電極31,41(共通ノードCN1nと呼ぶ場合がある)
は、第n番目の第1の選択用トランジスタTR1nを介し
て第1のビット線BL1に接続され、第2の電極33,
43は共通のプレート線PLmに接続されている。一
方、第2のメモリユニットMU2において、第n番目の
第2のサブメモリユニットSMU2nを構成する第2のメ
モリセルMC2nmの第1の電極31,41は、第n番目
の第2のサブメモリユニットSMU2nにおいて共通であ
り、該共通の第1の電極31,41(共通ノードCN2n
と呼ぶ場合がある)は、第n番目の第2の選択用トラン
ジスタTR2nを介して第2のビット線BL2に接続さ
れ、第2の電極33,43は共通のプレート線PLmに
接続されている。
・・・Mであり、n=1,2・・・Nであり、図示した
例では、m=1,2,・・・8、n=1,2)は、第1
の電極(下部電極)31,41と、強誘電体層32,4
2と、第2の電極(上部電極)33,43とから成る。
そして、第1のメモリユニットMU1において、第n番
目(但し、n=1,2・・・N)の第1のサブメモリユ
ニットSMU1nを構成する第1のメモリセルMC1nmの
第1の電極31,41は、第n番目の第1のサブメモリ
ユニットSMU1nにおいて共通であり、該共通の第1の
電極31,41(共通ノードCN1nと呼ぶ場合がある)
は、第n番目の第1の選択用トランジスタTR1nを介し
て第1のビット線BL1に接続され、第2の電極33,
43は共通のプレート線PLmに接続されている。一
方、第2のメモリユニットMU2において、第n番目の
第2のサブメモリユニットSMU2nを構成する第2のメ
モリセルMC2nmの第1の電極31,41は、第n番目
の第2のサブメモリユニットSMU2nにおいて共通であ
り、該共通の第1の電極31,41(共通ノードCN2n
と呼ぶ場合がある)は、第n番目の第2の選択用トラン
ジスタTR2nを介して第2のビット線BL2に接続さ
れ、第2の電極33,43は共通のプレート線PLmに
接続されている。
【0202】尚、不揮発性メモリのメモリユニットを構
成するメモリセルの数は8個に限定されず、一般には、
2×M個(但し、M=1,2,3・・・)とすることが
できるが、例えば、2のべき数(2,4,8,16,3
2・・・)であることが好ましい。
成するメモリセルの数は8個に限定されず、一般には、
2×M個(但し、M=1,2,3・・・)とすることが
できるが、例えば、2のべき数(2,4,8,16,3
2・・・)であることが好ましい。
【0203】メモリセルMC11m,MC12m,MC21m,
MC22mにおけるプレート線PLmは共通化されており、
プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されている。
更には、第1の選択用トランジスタTR11のゲート電極
と第2の選択用トランジスタTR21のゲート電極はワー
ド線WL1に接続され、第1の選択用トランジスタTR
12のゲート電極と第2の選択用トランジスタTR22のゲ
ート電極はワード線WL2に接続され、ワード線WL1,
WL2は、ワード線デコーダ/ドライバWDに接続され
ている。また、第1のビット線BL1及び第2のビット
線BL2は、センスアンプSAに接続されている。
MC22mにおけるプレート線PLmは共通化されており、
プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されている。
更には、第1の選択用トランジスタTR11のゲート電極
と第2の選択用トランジスタTR21のゲート電極はワー
ド線WL1に接続され、第1の選択用トランジスタTR
12のゲート電極と第2の選択用トランジスタTR22のゲ
ート電極はワード線WL2に接続され、ワード線WL1,
WL2は、ワード線デコーダ/ドライバWDに接続され
ている。また、第1のビット線BL1及び第2のビット
線BL2は、センスアンプSAに接続されている。
【0204】図15に示した不揮発性メモリにおいて
は、第1のメモリユニットMU1を構成する第1のサブ
メモリユニットSMU11,SMU12のそれぞれは層間絶
縁層40を介して積層されており、第2のメモリユニッ
トMU2を構成する第2のサブメモリユニットSM
U21,SMU22のそれぞれは層間絶縁層40を介して積
層されている。即ち、第1のメモリユニットMU1を構
成する第1番目のサブメモリユニットSMU11と第2番
目のサブメモリユニットSMU12とは層間絶縁層40を
介して積層されている。更には、第2のメモリユニット
MU2を構成する第1番目のサブメモリユニットSMU
21と第2番目のサブメモリユニットSMU22も層間絶縁
層40を介して積層されている。これによって、不揮発
性メモリの高集積化を図ることができる。
は、第1のメモリユニットMU1を構成する第1のサブ
メモリユニットSMU11,SMU12のそれぞれは層間絶
縁層40を介して積層されており、第2のメモリユニッ
トMU2を構成する第2のサブメモリユニットSM
U21,SMU22のそれぞれは層間絶縁層40を介して積
層されている。即ち、第1のメモリユニットMU1を構
成する第1番目のサブメモリユニットSMU11と第2番
目のサブメモリユニットSMU12とは層間絶縁層40を
介して積層されている。更には、第2のメモリユニット
MU2を構成する第1番目のサブメモリユニットSMU
21と第2番目のサブメモリユニットSMU22も層間絶縁
層40を介して積層されている。これによって、不揮発
性メモリの高集積化を図ることができる。
【0205】以下、図15に図示した不揮発性メモリの
詳細を説明する。尚、以下の説明においては、第1のメ
モリユニットMU1について説明するが、第2のメモリ
ユニットMU2も同様の構造である。
詳細を説明する。尚、以下の説明においては、第1のメ
モリユニットMU1について説明するが、第2のメモリ
ユニットMU2も同様の構造である。
【0206】より具体的には、図15に示す不揮発性メ
モリにおいては、p型のシリコン半導体基板20に形成
されたLOCOS構造、シャロートレンチ構造、あるい
はLOCOS構造とシャロートレンチ構造の組合せから
成る素子分離領域21に囲まれた活性領域に、MOS型
FETから成る第1の選択用トランジスタTR11,TR
12が形成されている。第1の選択用トランジスタT
R11,TR12は、シリコン半導体基板20の表面に形成
された、例えばシリコン酸化膜から成るゲート絶縁膜2
2、ゲート絶縁膜22上に形成されたゲート電極23
(ワード線WL1,WL2を兼ねている)、及び、シリコ
ン半導体基板20の活性領域に形成され、n+型不純物
を含有するソース/ドレイン領域24から構成されてい
る。
モリにおいては、p型のシリコン半導体基板20に形成
されたLOCOS構造、シャロートレンチ構造、あるい
はLOCOS構造とシャロートレンチ構造の組合せから
成る素子分離領域21に囲まれた活性領域に、MOS型
FETから成る第1の選択用トランジスタTR11,TR
12が形成されている。第1の選択用トランジスタT
R11,TR12は、シリコン半導体基板20の表面に形成
された、例えばシリコン酸化膜から成るゲート絶縁膜2
2、ゲート絶縁膜22上に形成されたゲート電極23
(ワード線WL1,WL2を兼ねている)、及び、シリコ
ン半導体基板20の活性領域に形成され、n+型不純物
を含有するソース/ドレイン領域24から構成されてい
る。
【0207】そして、全面に形成された下層絶縁層上に
ビット線BL1が形成され、ビット線BL1は、下層絶縁
層に形成された接続孔(コンタクトホール)25を介し
て、選択用トランジスタTR11,TR12の一方のソース
/ドレイン領域24に接続されている。また、ビット線
BL1を含む下層絶縁層上には上層絶縁層が形成されて
いる。尚、図面においては、下層絶縁層及び上層絶縁層
を纏めて絶縁層26で表した。また、ビット線BL
1は、後述する接続孔(コンタクトホール)28と接触
しないように、図15の左右方向に延びている。
ビット線BL1が形成され、ビット線BL1は、下層絶縁
層に形成された接続孔(コンタクトホール)25を介し
て、選択用トランジスタTR11,TR12の一方のソース
/ドレイン領域24に接続されている。また、ビット線
BL1を含む下層絶縁層上には上層絶縁層が形成されて
いる。尚、図面においては、下層絶縁層及び上層絶縁層
を纏めて絶縁層26で表した。また、ビット線BL
1は、後述する接続孔(コンタクトホール)28と接触
しないように、図15の左右方向に延びている。
【0208】絶縁層26上には第1の電極(下部電極)
31が形成され、第1の電極31上に強誘電体層32が
形成され、強誘電体層32上に第2の電極(上部電極)
33が形成され、これらによってメモリセルMC11Mが
構成され、更には、第1番目のサブメモリユニットSM
U11が構成されている。第1の電極31は、メモリセル
MC11Mに共通であり、ストライプ状の平面形状を有す
る。そして、第1の電極31は、絶縁層26に形成され
た開口部27内に設けられた接続孔28を介して選択用
トランジスタTR11の他方のソース/ドレイン領域24
に接続されている。尚、共通の第1の電極31を、共通
ノードCN11で示す。強誘電体層32は、第2の電極3
3と略同じパターンにて形成されている。
31が形成され、第1の電極31上に強誘電体層32が
形成され、強誘電体層32上に第2の電極(上部電極)
33が形成され、これらによってメモリセルMC11Mが
構成され、更には、第1番目のサブメモリユニットSM
U11が構成されている。第1の電極31は、メモリセル
MC11Mに共通であり、ストライプ状の平面形状を有す
る。そして、第1の電極31は、絶縁層26に形成され
た開口部27内に設けられた接続孔28を介して選択用
トランジスタTR11の他方のソース/ドレイン領域24
に接続されている。尚、共通の第1の電極31を、共通
ノードCN11で示す。強誘電体層32は、第2の電極3
3と略同じパターンにて形成されている。
【0209】更に、メモリセルMC11M(サブメモリユ
ニットSMU11)及び絶縁層26上には、層間絶縁層4
0が形成されている。そして、層間絶縁層40上には第
1の電極(下部電極)41が形成され、第1の電極41
上に強誘電体層42が形成され、強誘電体層42上に第
2の電極(上部電極)43が形成され、これらによって
メモリセルMC12Mが構成され、更には、第2番目のサ
ブメモリユニットSMU12が構成されている。第1の電
極41は、メモリセルMC12Mに共通であり、ストライ
プ状の平面形状を有する。そして、第1の電極41は、
層間絶縁層40に形成された開口部35内に設けられた
接続孔36、絶縁層26上に形成されたパッド部34、
及び、絶縁層26に形成された開口部27内に設けられ
た接続孔28を介して、選択用トランジスタTR12の他
方のソース/ドレイン領域24に接続されている。尚、
共通の第1の電極41を、共通ノードCN12で示す。強
誘電体層42は、第2の電極43と略同じパターンにて
形成されている。更には、メモリセルMC12M及び層間
絶縁層40上には、上部絶縁層50Aが形成されてい
る。
ニットSMU11)及び絶縁層26上には、層間絶縁層4
0が形成されている。そして、層間絶縁層40上には第
1の電極(下部電極)41が形成され、第1の電極41
上に強誘電体層42が形成され、強誘電体層42上に第
2の電極(上部電極)43が形成され、これらによって
メモリセルMC12Mが構成され、更には、第2番目のサ
ブメモリユニットSMU12が構成されている。第1の電
極41は、メモリセルMC12Mに共通であり、ストライ
プ状の平面形状を有する。そして、第1の電極41は、
層間絶縁層40に形成された開口部35内に設けられた
接続孔36、絶縁層26上に形成されたパッド部34、
及び、絶縁層26に形成された開口部27内に設けられ
た接続孔28を介して、選択用トランジスタTR12の他
方のソース/ドレイン領域24に接続されている。尚、
共通の第1の電極41を、共通ノードCN12で示す。強
誘電体層42は、第2の電極43と略同じパターンにて
形成されている。更には、メモリセルMC12M及び層間
絶縁層40上には、上部絶縁層50Aが形成されてい
る。
【0210】ワード線WL1,WL2は、図15の紙面垂
直方向に延びている。また、第2の電極33は、図15
の紙面垂直方向に隣接する第2のメモリユニットMU2
を構成する第1番目のサブメモリユニットSMU21のメ
モリセルMC21mと共通であり、プレート線PLmを兼ね
ている。更には、第2の電極43も、図15の紙面垂直
方向に隣接する第2のメモリユニットMU2を構成する
第2番目のサブメモリユニットSMU22のメモリセルM
C22mと共通であり、プレート線PLmを兼ねている。各
メモリセルMC11m,MC12m,MC21m,MC22mで共有
されたこれらの各プレート線PLmは、図15の紙面垂
直方向に延びており、図示しない領域において接続孔を
介して接続されている。また、メモリセルMC11Mとメ
モリセルMC12Mとは、垂直方向に揃っている。このよ
うな構造にすることによって、メモリセルの占有面積を
小さくすることができ、集積度の向上を図ることができ
る。
直方向に延びている。また、第2の電極33は、図15
の紙面垂直方向に隣接する第2のメモリユニットMU2
を構成する第1番目のサブメモリユニットSMU21のメ
モリセルMC21mと共通であり、プレート線PLmを兼ね
ている。更には、第2の電極43も、図15の紙面垂直
方向に隣接する第2のメモリユニットMU2を構成する
第2番目のサブメモリユニットSMU22のメモリセルM
C22mと共通であり、プレート線PLmを兼ねている。各
メモリセルMC11m,MC12m,MC21m,MC22mで共有
されたこれらの各プレート線PLmは、図15の紙面垂
直方向に延びており、図示しない領域において接続孔を
介して接続されている。また、メモリセルMC11Mとメ
モリセルMC12Mとは、垂直方向に揃っている。このよ
うな構造にすることによって、メモリセルの占有面積を
小さくすることができ、集積度の向上を図ることができ
る。
【0211】図8及び図10に示した等価回路を有する
不揮発性メモリの別の変形例の等価回路図を図16及び
図17に示し、かかる不揮発性メモリの模式的な一部断
面図を図18に示す。
不揮発性メモリの別の変形例の等価回路図を図16及び
図17に示し、かかる不揮発性メモリの模式的な一部断
面図を図18に示す。
【0212】図16に等価回路図を示す不揮発性メモリ
においては、サブメモリユニットSMU11,SMU21に
接続された選択用トランジスタTR11,TR21のゲート
電極のそれぞれは、ワード線WL1に接続され、サブメ
モリユニットSMU12,SMU22に接続された選択用ト
ランジスタTR12,TR22のゲート電極のそれぞれは、
ワード線WL2に接続され、サブメモリユニットSMU
13,SMU23に接続された選択用トランジスタTR13,
TR23のゲート電極のそれぞれは、ワード線WL3に接
続され、サブメモリユニットSMU14,SMU24に接続
された選択用トランジスタTR14,TR24のゲート電極
のそれぞれは、ワード線WL4に接続されている。一
方、図17に等価回路図を示す不揮発性メモリにおいて
は、サブメモリユニットSMU11,SMU12,SM
U13,SMU14,SMU21,SMU22,SMU23,SM
U24に接続された選択用トランジスタTR11,TR12,
TR13,TR14,TR21,TR22,TR23,TR24のゲ
ート電極のそれぞれは、ワード線WL1,WL2,W
L3,WL4,WL5,WL6,WL7,WL8に接続されて
いる。尚、図16及び図17においては、第1のビット
線BL1及び第2のビット線BL2が接続されたセンスア
ンプSAの図示を省略した。
においては、サブメモリユニットSMU11,SMU21に
接続された選択用トランジスタTR11,TR21のゲート
電極のそれぞれは、ワード線WL1に接続され、サブメ
モリユニットSMU12,SMU22に接続された選択用ト
ランジスタTR12,TR22のゲート電極のそれぞれは、
ワード線WL2に接続され、サブメモリユニットSMU
13,SMU23に接続された選択用トランジスタTR13,
TR23のゲート電極のそれぞれは、ワード線WL3に接
続され、サブメモリユニットSMU14,SMU24に接続
された選択用トランジスタTR14,TR24のゲート電極
のそれぞれは、ワード線WL4に接続されている。一
方、図17に等価回路図を示す不揮発性メモリにおいて
は、サブメモリユニットSMU11,SMU12,SM
U13,SMU14,SMU21,SMU22,SMU23,SM
U24に接続された選択用トランジスタTR11,TR12,
TR13,TR14,TR21,TR22,TR23,TR24のゲ
ート電極のそれぞれは、ワード線WL1,WL2,W
L3,WL4,WL5,WL6,WL7,WL8に接続されて
いる。尚、図16及び図17においては、第1のビット
線BL1及び第2のビット線BL2が接続されたセンスア
ンプSAの図示を省略した。
【0213】この不揮発性メモリにおいては、第1のメ
モリユニットMU1を構成するサブメモリユニットSM
U11,SMU12,SMU13,SMU14が4段に積層され
ている。また、図示しないが、第2のメモリユニットM
U2を構成するサブメモリユニットSMU21,SM
U22,SMU23,SMU24も4段に積層されている。
モリユニットMU1を構成するサブメモリユニットSM
U11,SMU12,SMU13,SMU14が4段に積層され
ている。また、図示しないが、第2のメモリユニットM
U2を構成するサブメモリユニットSMU21,SM
U22,SMU23,SMU24も4段に積層されている。
【0214】この不揮発性メモリは、(A−1)第1の
ビット線BL1と、(B−1)N個(但し、N≧1であ
り、具体的には、N=4)の第1の選択用トランジスタ
TR1N(TR11,TR12,TR13,TR14)と、(C−
1)それぞれがM個(但し、M≧2であり、M=8)の
第1のメモリセルMC1nM(MC11M,MC12M,M
C13M,MC14M)から構成された、N個の第1のサブメ
モリユニットSMU1N(SMU11,SMU12,SM
U13,SMU14)と、(D−1)N個のサブメモリユニ
ットSMU1nのそれぞれを構成する第1のメモリセルM
C1nm(MC11m,MC12m,MC12m,MC14m)で共通
とされたM本のプレート線PLm、から成る第1のメモ
リユニットMU1、並びに、(A−2)第2のビット線
BL2と、(B−2)N個の第2の選択用トランジスタ
TR2N(TR21,TR22,TR23,TR24)と、(C−
2)それぞれがM個の第2のメモリセルMC2nM(MC
21M,MC22M,MC23M,MC24M)から構成された、N
個の第2のサブメモリユニットSMU2N(SMU21,S
MU22,SMU23,SMU24)と、(D−2)N個のサ
ブメモリユニットSMU2nのそれぞれを構成する第2の
メモリセルMC2nm(MC21m,MC22m,MC22m,MC
24m)で共通とされ、且つ、前記第1のメモリユニット
を構成するM本のプレート線と共通のM本のプレート線
PLm、から成る第2のメモリユニットMU2から構成さ
れている。
ビット線BL1と、(B−1)N個(但し、N≧1であ
り、具体的には、N=4)の第1の選択用トランジスタ
TR1N(TR11,TR12,TR13,TR14)と、(C−
1)それぞれがM個(但し、M≧2であり、M=8)の
第1のメモリセルMC1nM(MC11M,MC12M,M
C13M,MC14M)から構成された、N個の第1のサブメ
モリユニットSMU1N(SMU11,SMU12,SM
U13,SMU14)と、(D−1)N個のサブメモリユニ
ットSMU1nのそれぞれを構成する第1のメモリセルM
C1nm(MC11m,MC12m,MC12m,MC14m)で共通
とされたM本のプレート線PLm、から成る第1のメモ
リユニットMU1、並びに、(A−2)第2のビット線
BL2と、(B−2)N個の第2の選択用トランジスタ
TR2N(TR21,TR22,TR23,TR24)と、(C−
2)それぞれがM個の第2のメモリセルMC2nM(MC
21M,MC22M,MC23M,MC24M)から構成された、N
個の第2のサブメモリユニットSMU2N(SMU21,S
MU22,SMU23,SMU24)と、(D−2)N個のサ
ブメモリユニットSMU2nのそれぞれを構成する第2の
メモリセルMC2nm(MC21m,MC22m,MC22m,MC
24m)で共通とされ、且つ、前記第1のメモリユニット
を構成するM本のプレート線と共通のM本のプレート線
PLm、から成る第2のメモリユニットMU2から構成さ
れている。
【0215】即ち、この不揮発性メモリは、メモリユニ
ットを構成するサブメモリユニットが4層構成である。
尚、サブメモリユニットを構成するメモリセルの数は8
個に限定されず、また、メモリユニットを構成するメモ
リセルの数は32個に限定されない。
ットを構成するサブメモリユニットが4層構成である。
尚、サブメモリユニットを構成するメモリセルの数は8
個に限定されず、また、メモリユニットを構成するメモ
リセルの数は32個に限定されない。
【0216】そして、各メモリセルは、第1の電極と強
誘電体層と第2の電極とから成る。具体的には、メモリ
セルMC11M及びメモリセルMC21Mのそれぞれは、第1
の電極31と、強誘電体層32と、第2の電極33とか
ら成る。また、メモリセルMC12M及びメモリセルMC
22Mのそれぞれは、第1の電極41と、強誘電体層42
と、第2の電極43とから成る。更には、メモリセルM
C13M及びメモリセルMC23Mのそれぞれは、第1の電極
51と、強誘電体層52と、第2の電極53とから成
る。また、メモリセルMC14M及びメモリセルMC24Mの
それぞれは、第1の電極61と、強誘電体層62と、第
2の電極63とから成る。
誘電体層と第2の電極とから成る。具体的には、メモリ
セルMC11M及びメモリセルMC21Mのそれぞれは、第1
の電極31と、強誘電体層32と、第2の電極33とか
ら成る。また、メモリセルMC12M及びメモリセルMC
22Mのそれぞれは、第1の電極41と、強誘電体層42
と、第2の電極43とから成る。更には、メモリセルM
C13M及びメモリセルMC23Mのそれぞれは、第1の電極
51と、強誘電体層52と、第2の電極53とから成
る。また、メモリセルMC14M及びメモリセルMC24Mの
それぞれは、第1の電極61と、強誘電体層62と、第
2の電極63とから成る。
【0217】第1のメモリユニットMU1において、第
n番目(n=1,2・・・N)の第1のサブメモリユニ
ットSMU1nを構成する第1のメモリセルMC1nmの第
1の電極31,41,51,61は、第n番目の第1の
サブメモリユニットSMU1nにおいて共通であり、該共
通の第1の電極31,41,51,61は、第n番目の
第1の選択用トランジスタTR1nを介して第1のビット
線BL1に接続され、第2の電極33,43,53,6
3は共通のプレート線PLmに接続されている。
n番目(n=1,2・・・N)の第1のサブメモリユニ
ットSMU1nを構成する第1のメモリセルMC1nmの第
1の電極31,41,51,61は、第n番目の第1の
サブメモリユニットSMU1nにおいて共通であり、該共
通の第1の電極31,41,51,61は、第n番目の
第1の選択用トランジスタTR1nを介して第1のビット
線BL1に接続され、第2の電極33,43,53,6
3は共通のプレート線PLmに接続されている。
【0218】第2のメモリユニットMU2において、第
n番目の第2のサブメモリユニットSMU2nを構成する
第2のメモリセルMC2nmの第1の電極31,41,5
1,61は、第n番目の第2のサブメモリユニットSM
U2nにおいて共通であり、該共通の第1の電極31,4
1,51,61は、第n番目の第2の選択用トランジス
タTR2nを介して第2のビット線BL2に接続され、第
2の電極33,43,53,63は共通のプレート線P
Lmに接続されている。
n番目の第2のサブメモリユニットSMU2nを構成する
第2のメモリセルMC2nmの第1の電極31,41,5
1,61は、第n番目の第2のサブメモリユニットSM
U2nにおいて共通であり、該共通の第1の電極31,4
1,51,61は、第n番目の第2の選択用トランジス
タTR2nを介して第2のビット線BL2に接続され、第
2の電極33,43,53,63は共通のプレート線P
Lmに接続されている。
【0219】より具体的には、図18に示す不揮発性メ
モリにおいては、p型のシリコン半導体基板20に形成
されたLOCOS構造、シャロートレンチ構造、あるい
はLOCOS構造とシャロートレンチ構造の組合せから
成る素子分離領域21に囲まれた活性領域に、MOS型
FETから成る第1の選択用トランジスタTR11,TR
12,TR13,TR14が形成されている。第1の選択用ト
ランジスタTR11,TR12,TR13,TR14は、シリコ
ン半導体基板20の表面に形成された、例えばシリコン
酸化膜から成るゲート絶縁膜22、ゲート絶縁膜22上
に形成されたゲート電極23(ワード線WL1,WL2,
WL3,WL4を兼ねている)、及び、シリコン半導体基
板20の活性領域に形成され、n+型不純物を含有する
ソース/ドレイン領域24から構成されている。
モリにおいては、p型のシリコン半導体基板20に形成
されたLOCOS構造、シャロートレンチ構造、あるい
はLOCOS構造とシャロートレンチ構造の組合せから
成る素子分離領域21に囲まれた活性領域に、MOS型
FETから成る第1の選択用トランジスタTR11,TR
12,TR13,TR14が形成されている。第1の選択用ト
ランジスタTR11,TR12,TR13,TR14は、シリコ
ン半導体基板20の表面に形成された、例えばシリコン
酸化膜から成るゲート絶縁膜22、ゲート絶縁膜22上
に形成されたゲート電極23(ワード線WL1,WL2,
WL3,WL4を兼ねている)、及び、シリコン半導体基
板20の活性領域に形成され、n+型不純物を含有する
ソース/ドレイン領域24から構成されている。
【0220】そして、全面に形成された下層絶縁層上に
ビット線BL1が形成され、ビット線BL1は、下層絶縁
層に形成された接続孔25を介して、第1番目及び第2
番目の第1の選択用トランジスタTR11,TR12の一方
のソース/ドレイン領域24、並びに、第3番目及び第
4番目の第1の選択用トランジスタTR13,TR14の一
方のソース/ドレイン領域24に接続されている。ま
た、ビット線BL1を含む下層絶縁層上には上層絶縁層
が形成されている。ビット線BL1は、後述する接続孔
28と接触しないように、図18の左右方向に延びてい
る。
ビット線BL1が形成され、ビット線BL1は、下層絶縁
層に形成された接続孔25を介して、第1番目及び第2
番目の第1の選択用トランジスタTR11,TR12の一方
のソース/ドレイン領域24、並びに、第3番目及び第
4番目の第1の選択用トランジスタTR13,TR14の一
方のソース/ドレイン領域24に接続されている。ま
た、ビット線BL1を含む下層絶縁層上には上層絶縁層
が形成されている。ビット線BL1は、後述する接続孔
28と接触しないように、図18の左右方向に延びてい
る。
【0221】絶縁層26上には第1の電極(下部電極)
31が形成され、第1の電極31上に強誘電体層32が
形成され、強誘電体層32上に第2の電極(上部電極)
33が形成され、これらによってメモリセルMC11Mが
構成され、サブメモリユニットSMC11が構成されてい
る。第1の電極31は、サブメモリユニットSMC11に
共通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そし
て、第1の電極31は、絶縁層26に形成された開口部
27内に設けられた接続孔28を介して第1番目の選択
用トランジスタTR11の他方のソース/ドレイン領域2
4に接続されている。尚、共通の第1の電極31を、共
通ノードCN11で示す。強誘電体層32は、第2の電極
33と略同じパターンにて形成されている。
31が形成され、第1の電極31上に強誘電体層32が
形成され、強誘電体層32上に第2の電極(上部電極)
33が形成され、これらによってメモリセルMC11Mが
構成され、サブメモリユニットSMC11が構成されてい
る。第1の電極31は、サブメモリユニットSMC11に
共通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そし
て、第1の電極31は、絶縁層26に形成された開口部
27内に設けられた接続孔28を介して第1番目の選択
用トランジスタTR11の他方のソース/ドレイン領域2
4に接続されている。尚、共通の第1の電極31を、共
通ノードCN11で示す。強誘電体層32は、第2の電極
33と略同じパターンにて形成されている。
【0222】更に、サブメモリユニットSMC11及び絶
縁層26上には、第1の層間絶縁層40が形成されてい
る。そして、第1の層間絶縁層40上には第1の電極
(下部電極)41が形成され、第1の電極41上に強誘
電体層42が形成され、強誘電体層42上に第2の電極
(上部電極)43が形成され、これらによってメモリセ
ルMC12M、サブメモリユニットSMU12が構成されて
いる。第1の電極41は、メモリセルMC12Mに共通で
あり、ストライプ状の平面形状を有する。そして、第1
の電極41は、第1の層間絶縁層40に形成された開口
部35内に設けられた接続孔36、絶縁層26上に形成
されたパッド部34、及び、絶縁層26に形成された開
口部27内に設けられた接続孔28を介して、第2番目
の選択用トランジスタTR12の他方のソース/ドレイン
領域24に接続されている。尚、共通の第1の電極41
を、共通ノードCN12で示す。強誘電体層42は、第2
の電極43と略同じパターンにて形成されている。
縁層26上には、第1の層間絶縁層40が形成されてい
る。そして、第1の層間絶縁層40上には第1の電極
(下部電極)41が形成され、第1の電極41上に強誘
電体層42が形成され、強誘電体層42上に第2の電極
(上部電極)43が形成され、これらによってメモリセ
ルMC12M、サブメモリユニットSMU12が構成されて
いる。第1の電極41は、メモリセルMC12Mに共通で
あり、ストライプ状の平面形状を有する。そして、第1
の電極41は、第1の層間絶縁層40に形成された開口
部35内に設けられた接続孔36、絶縁層26上に形成
されたパッド部34、及び、絶縁層26に形成された開
口部27内に設けられた接続孔28を介して、第2番目
の選択用トランジスタTR12の他方のソース/ドレイン
領域24に接続されている。尚、共通の第1の電極41
を、共通ノードCN12で示す。強誘電体層42は、第2
の電極43と略同じパターンにて形成されている。
【0223】更に、サブメモリユニットSMC12及び第
1の層間絶縁層40上には、第2の層間絶縁層50が形
成されている。そして、第2の層間絶縁層50上には第
1の電極(下部電極)51が形成され、第1の電極51
上に強誘電体層52が形成され、強誘電体層52上に第
2の電極(上部電極)53が形成され、これらによって
メモリセルMC13M、サブメモリユニットSMU13が構
成されている。第1の電極51は、メモリセルMC13M
に共通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そし
て、第1の電極51は、第2の層間絶縁層50に形成さ
れた開口部45内に設けられた接続孔46、第1の層間
絶縁層40上に形成されたパッド部44、第1の層間絶
縁層40に形成された開口部35内に設けられた接続孔
36、絶縁層26上に形成されたパッド部34、及び、
絶縁層26に形成された開口部27内に設けられた接続
孔28を介して、第3番目の選択用トランジスタTR13
の他方のソース/ドレイン領域24に接続されている。
尚、共通の第1の電極51を、共通ノードCN13で示
す。強誘電体層52は、第2の電極53と略同じパター
ンにて形成されている。
1の層間絶縁層40上には、第2の層間絶縁層50が形
成されている。そして、第2の層間絶縁層50上には第
1の電極(下部電極)51が形成され、第1の電極51
上に強誘電体層52が形成され、強誘電体層52上に第
2の電極(上部電極)53が形成され、これらによって
メモリセルMC13M、サブメモリユニットSMU13が構
成されている。第1の電極51は、メモリセルMC13M
に共通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そし
て、第1の電極51は、第2の層間絶縁層50に形成さ
れた開口部45内に設けられた接続孔46、第1の層間
絶縁層40上に形成されたパッド部44、第1の層間絶
縁層40に形成された開口部35内に設けられた接続孔
36、絶縁層26上に形成されたパッド部34、及び、
絶縁層26に形成された開口部27内に設けられた接続
孔28を介して、第3番目の選択用トランジスタTR13
の他方のソース/ドレイン領域24に接続されている。
尚、共通の第1の電極51を、共通ノードCN13で示
す。強誘電体層52は、第2の電極53と略同じパター
ンにて形成されている。
【0224】更に、サブメモリユニットSMC13及び第
2の層間絶縁層50上には、第3の層間絶縁層60が形
成されている。そして、第3の層間絶縁層60上には第
1の電極(下部電極)61が形成され、第1の電極61
上に強誘電体層62が形成され、強誘電体層62上に第
2の電極(上部電極)63が形成され、これらによって
メモリセルMC14Mが構成され、サブメモリユニットS
MU14が構成されている。第1の電極61は、メモリセ
ルMC14Mに共通であり、ストライプ状の平面形状を有
する。そして、第1の電極61は、第3の層間絶縁層6
0に形成された開口部55内に設けられた接続孔56、
第2の層間絶縁層50上に形成されたパッド部54、第
2の層間絶縁層50に形成された開口部45内に設けら
れた接続孔46、第1の層間絶縁層40上に形成された
パッド部44、第1の層間絶縁層40に形成された開口
部35内に設けられた接続孔36、絶縁層26上に形成
されたパッド部34、及び、絶縁層26に形成された開
口部27内に設けられた接続孔28を介して、第4番目
の選択用トランジスタTR14の他方のソース/ドレイン
領域24に接続されている。尚、共通の第1の電極61
を、共通ノードCN 14と呼ぶ場合がある。強誘電体層6
2は、第2の電極63と略同じパターンにて形成されて
いる。更には、メモリセルMC14M及び第3の層間絶縁
層60上には、上部絶縁層70Aが形成されている。
2の層間絶縁層50上には、第3の層間絶縁層60が形
成されている。そして、第3の層間絶縁層60上には第
1の電極(下部電極)61が形成され、第1の電極61
上に強誘電体層62が形成され、強誘電体層62上に第
2の電極(上部電極)63が形成され、これらによって
メモリセルMC14Mが構成され、サブメモリユニットS
MU14が構成されている。第1の電極61は、メモリセ
ルMC14Mに共通であり、ストライプ状の平面形状を有
する。そして、第1の電極61は、第3の層間絶縁層6
0に形成された開口部55内に設けられた接続孔56、
第2の層間絶縁層50上に形成されたパッド部54、第
2の層間絶縁層50に形成された開口部45内に設けら
れた接続孔46、第1の層間絶縁層40上に形成された
パッド部44、第1の層間絶縁層40に形成された開口
部35内に設けられた接続孔36、絶縁層26上に形成
されたパッド部34、及び、絶縁層26に形成された開
口部27内に設けられた接続孔28を介して、第4番目
の選択用トランジスタTR14の他方のソース/ドレイン
領域24に接続されている。尚、共通の第1の電極61
を、共通ノードCN 14と呼ぶ場合がある。強誘電体層6
2は、第2の電極63と略同じパターンにて形成されて
いる。更には、メモリセルMC14M及び第3の層間絶縁
層60上には、上部絶縁層70Aが形成されている。
【0225】ワード線WL1,WL2,WL3,WL4は、
図18の紙面垂直方向に延びている。また、第2の電極
33は、図18の紙面垂直方向に隣接するメモリセルM
C21 mと共通であり、プレート線PLmを兼ねている。更
には、第2の電極43,53,63も、図18の紙面垂
直方向に隣接するメモリセルMC22m,MC23m,MC
24mと共通であり、プレート線PLmを兼ねている。各メ
モリセルMC11m,MC1 2m,MC13m,MC14m,MC
21m,MC22m,MC23m,MC24mで共有されたこれらの
各プレート線PLmは、図18の紙面垂直方向に延びて
おり、図示しない領域において接続孔を介して接続され
ている。また、メモリセルMC11MとメモリセルMC12M
とメモリセルMC13MとメモリセルMC14Mは、垂直方向
に揃っている。このような構造にすることによって、メ
モリセルの占有面積をより一層小さくすることができ、
集積度のより一層の向上を図ることができる。
図18の紙面垂直方向に延びている。また、第2の電極
33は、図18の紙面垂直方向に隣接するメモリセルM
C21 mと共通であり、プレート線PLmを兼ねている。更
には、第2の電極43,53,63も、図18の紙面垂
直方向に隣接するメモリセルMC22m,MC23m,MC
24mと共通であり、プレート線PLmを兼ねている。各メ
モリセルMC11m,MC1 2m,MC13m,MC14m,MC
21m,MC22m,MC23m,MC24mで共有されたこれらの
各プレート線PLmは、図18の紙面垂直方向に延びて
おり、図示しない領域において接続孔を介して接続され
ている。また、メモリセルMC11MとメモリセルMC12M
とメモリセルMC13MとメモリセルMC14Mは、垂直方向
に揃っている。このような構造にすることによって、メ
モリセルの占有面積をより一層小さくすることができ、
集積度のより一層の向上を図ることができる。
【0226】この不揮発性メモリにおいては、第1番目
の選択用トランジスタTR11,TR 21はワード線WL1
に接続されており、第2番目の選択用トランジスタTR
12,TR22はワード線WL2に接続されており、第3番
目の選択用トランジスタTR1 3,TR23はワード線WL
3に接続されており、第4番目の選択用トランジスタT
R14,TR24はワード線WL4に接続されている。
の選択用トランジスタTR11,TR 21はワード線WL1
に接続されており、第2番目の選択用トランジスタTR
12,TR22はワード線WL2に接続されており、第3番
目の選択用トランジスタTR1 3,TR23はワード線WL
3に接続されており、第4番目の選択用トランジスタT
R14,TR24はワード線WL4に接続されている。
【0227】そして、プレート線PL1を共有したメモ
リセルMC11m,MC21m、プレート線PL2を共有した
メモリセルMC12m,MC22m、プレート線PL3を共有
したMC13m,MC23m、プレート線PL4を共有したメ
モリセルMC14m,MC24mに相補的なデータを書き込む
ことで、それぞれに、1ビットを記憶し、1つのメモリ
ユニット(アクセス単位ユニット)においては32ビッ
トを記憶する(図16の等価回路図参照)。尚、第2の
選択用トランジスタTR21,TR22,TR23,TR24の
構造、メモリセルMC21m,MC22m,MC23m,MC24m
の構造は、図18に示した構造と同じであり、図18の
紙面垂直方向に隣接している。あるいは又、8つの選択
用トランジスタTR11〜TR14,TR21〜TR24と、6
4個のメモリセルMC11m〜MC14m,MC21m〜MC24m
によって、1つのメモリユニット(アクセス単位ユニッ
ト)が構成され、各メモリセルに1ビットを記憶し、メ
モリユニットにおいては64ビットを記憶する(図17
の等価回路図参照)。
リセルMC11m,MC21m、プレート線PL2を共有した
メモリセルMC12m,MC22m、プレート線PL3を共有
したMC13m,MC23m、プレート線PL4を共有したメ
モリセルMC14m,MC24mに相補的なデータを書き込む
ことで、それぞれに、1ビットを記憶し、1つのメモリ
ユニット(アクセス単位ユニット)においては32ビッ
トを記憶する(図16の等価回路図参照)。尚、第2の
選択用トランジスタTR21,TR22,TR23,TR24の
構造、メモリセルMC21m,MC22m,MC23m,MC24m
の構造は、図18に示した構造と同じであり、図18の
紙面垂直方向に隣接している。あるいは又、8つの選択
用トランジスタTR11〜TR14,TR21〜TR24と、6
4個のメモリセルMC11m〜MC14m,MC21m〜MC24m
によって、1つのメモリユニット(アクセス単位ユニッ
ト)が構成され、各メモリセルに1ビットを記憶し、メ
モリユニットにおいては64ビットを記憶する(図17
の等価回路図参照)。
【0228】ワード線WL1,WL2,WL3,WL4はワ
ード線デコーダ/ドライバWDに接続されている。ま
た、ビット線BL1,BL2は、センスアンプ(図示せ
ず)に接続されている。更には、プレート線PLmは、
プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されている。
ード線デコーダ/ドライバWDに接続されている。ま
た、ビット線BL1,BL2は、センスアンプ(図示せ
ず)に接続されている。更には、プレート線PLmは、
プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されている。
【0229】実際の不揮発性メモリにおいては、この3
2ビットあるいは64ビットを記憶する不揮発性メモリ
の集合がアクセス単位ユニットとしてアレイ状に配設さ
れている。
2ビットあるいは64ビットを記憶する不揮発性メモリ
の集合がアクセス単位ユニットとしてアレイ状に配設さ
れている。
【0230】図18に示した不揮発性メモリの変形例の
模式的な一部断面図を図19に示す。
模式的な一部断面図を図19に示す。
【0231】図19に示す不揮発性メモリが、図18に
示した不揮発性メモリと異なる点は、第1番目のサブメ
モリユニットSMU11のメモリセルMC11mと第2番目
のサブメモリユニットSMU12のメモリセルMC12mで
第2の電極(プレート線)が共通とされ、第3番目のサ
ブメモリユニットSMU13のメモリセルMC13mと第4
番目のサブメモリユニットSMU14のメモリセルMC
14mで第2の電極(プレート線)が共通とされている点
にある。また、第1番目のサブメモリユニットSMU21
のメモリセルMC21mと第2番目のサブメモリユニット
SMU22のメモリセルMC22mで第2の電極(プレート
線)が共通とされ、第3番目のサブメモリユニットSM
U23のメモリセルMC23mと第4番目のサブメモリユニ
ットSMU2 4のメモリセルMC24mで第2の電極(プレ
ート線)が共通とされている。
示した不揮発性メモリと異なる点は、第1番目のサブメ
モリユニットSMU11のメモリセルMC11mと第2番目
のサブメモリユニットSMU12のメモリセルMC12mで
第2の電極(プレート線)が共通とされ、第3番目のサ
ブメモリユニットSMU13のメモリセルMC13mと第4
番目のサブメモリユニットSMU14のメモリセルMC
14mで第2の電極(プレート線)が共通とされている点
にある。また、第1番目のサブメモリユニットSMU21
のメモリセルMC21mと第2番目のサブメモリユニット
SMU22のメモリセルMC22mで第2の電極(プレート
線)が共通とされ、第3番目のサブメモリユニットSM
U23のメモリセルMC23mと第4番目のサブメモリユニ
ットSMU2 4のメモリセルMC24mで第2の電極(プレ
ート線)が共通とされている。
【0232】図19に模式的な一部断面図を示す不揮発
性メモリは、 第1の電極31Aと強誘電体層32Aと第2の電極
33とから成るメモリセルMC11m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC111,MC11 2,M
C113・・・MC117,MC118であり、サブメモリユニ
ットSMU11である)、 第1の電極31Bと強誘電体層32Bと第2の電極
33とから成るメモリセルMC12m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC121,MC12 2,M
C123・・・MC127,MC128であり、サブメモリユニ
ットSMU12である)、 第1の電極41Aと強誘電体層42Aと第2の電極
43とから成るメモリセルMC13m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC131,MC13 2,M
C133・・・MC137,MC138であり、サブメモリユニ
ットSMU13である)、並びに、 第1の電極41Bと強誘電体層42Bと第2の電極
43とから成るメモリセルMC14m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC141,MC14 2,M
C143・・・MC147,MC148であり、サブメモリユニ
ットSMU14である)、から構成されている。
性メモリは、 第1の電極31Aと強誘電体層32Aと第2の電極
33とから成るメモリセルMC11m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC111,MC11 2,M
C113・・・MC117,MC118であり、サブメモリユニ
ットSMU11である)、 第1の電極31Bと強誘電体層32Bと第2の電極
33とから成るメモリセルMC12m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC121,MC12 2,M
C123・・・MC127,MC128であり、サブメモリユニ
ットSMU12である)、 第1の電極41Aと強誘電体層42Aと第2の電極
43とから成るメモリセルMC13m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC131,MC13 2,M
C133・・・MC137,MC138であり、サブメモリユニ
ットSMU13である)、並びに、 第1の電極41Bと強誘電体層42Bと第2の電極
43とから成るメモリセルMC14m(m=1,2,3・
・・7,8であり、具体的には、MC141,MC14 2,M
C143・・・MC147,MC148であり、サブメモリユニ
ットSMU14である)、から構成されている。
【0233】即ち、図19に示す不揮発性メモリは、各
メモリユニットを構成するサブメモリユニットが4層構
成である。尚、メモリユニットを構成するメモリセルの
数は8個に限定されず、また、不揮発性メモリを構成す
るメモリセルの数は32個に限定されない。
メモリユニットを構成するサブメモリユニットが4層構
成である。尚、メモリユニットを構成するメモリセルの
数は8個に限定されず、また、不揮発性メモリを構成す
るメモリセルの数は32個に限定されない。
【0234】選択用トランジスタTR11,TR12、TR
13,TR14,TR21,TR22,TR 23,TR24の構造
は、図18に示した不揮発性メモリの構造と同じである
が故に、詳細な説明は省略する。
13,TR14,TR21,TR22,TR 23,TR24の構造
は、図18に示した不揮発性メモリの構造と同じである
が故に、詳細な説明は省略する。
【0235】そして、絶縁層26上には第1の電極31
Aが形成され、第1の電極31A上に強誘電体層32A
が形成され、強誘電体層32A上に第2の電極33が形
成され、これらによってメモリセルMC11Mが構成され
ている。第1の電極31Aは、メモリセルMC11Mに共
通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そして、
第1の電極31Aは、絶縁層26に形成された開口部2
7内に設けられた接続孔28を介して選択用トランジス
タTR11の他方のソース/ドレイン領域24に接続され
ている。強誘電体層32Aは、第2の電極33と略同じ
パターンにて形成されている。
Aが形成され、第1の電極31A上に強誘電体層32A
が形成され、強誘電体層32A上に第2の電極33が形
成され、これらによってメモリセルMC11Mが構成され
ている。第1の電極31Aは、メモリセルMC11Mに共
通であり、ストライプ状の平面形状を有する。そして、
第1の電極31Aは、絶縁層26に形成された開口部2
7内に設けられた接続孔28を介して選択用トランジス
タTR11の他方のソース/ドレイン領域24に接続され
ている。強誘電体層32Aは、第2の電極33と略同じ
パターンにて形成されている。
【0236】更に、メモリセルMC11M及び絶縁層26
上には、強誘電体層32Bが形成され、その上には第1
の電極31Bが形成されている。そして、第1の電極3
1B、強誘電体層32B及び第2の電極33によってメ
モリセルMC12Mが構成されている。第1の電極31B
は、メモリセルMC12Mに共通であり、ストライプ状の
平面形状を有する。そして、第1の電極31Bは、絶縁
層26に形成された開口部27内に設けられた接続孔2
8を介して、選択用トランジスタTR12の他方のソース
/ドレイン領域24に接続されている。強誘電体層32
Bは、第1の電極31Bと略同じパターンにて形成され
ている。
上には、強誘電体層32Bが形成され、その上には第1
の電極31Bが形成されている。そして、第1の電極3
1B、強誘電体層32B及び第2の電極33によってメ
モリセルMC12Mが構成されている。第1の電極31B
は、メモリセルMC12Mに共通であり、ストライプ状の
平面形状を有する。そして、第1の電極31Bは、絶縁
層26に形成された開口部27内に設けられた接続孔2
8を介して、選択用トランジスタTR12の他方のソース
/ドレイン領域24に接続されている。強誘電体層32
Bは、第1の電極31Bと略同じパターンにて形成され
ている。
【0237】更に、メモリセルMC12M及び絶縁層26
上には、層間絶縁層40が形成されている。そして、層
間絶縁層40上には第1の電極41Aが形成され、第1
の電極41A上に強誘電体層42Aが形成され、強誘電
体層42A上に第2の電極43が形成され、これらによ
ってメモリセルMC13Mが構成されている。第1の電極
41Aは、メモリセルMC13Mに共通であり、ストライ
プ状の平面形状を有する。そして、第1の電極41A
は、層間絶縁層40に形成された開口部45内に設けら
れた接続孔46、絶縁層26上に形成されたパッド部3
4、及び、絶縁層26に形成された開口部27内に設け
られた接続孔28を介して、選択用トランジスタTR13
の他方のソース/ドレイン領域24に接続されている。
強誘電体層42Aは、第2の電極43と略同じパターン
にて形成されている。
上には、層間絶縁層40が形成されている。そして、層
間絶縁層40上には第1の電極41Aが形成され、第1
の電極41A上に強誘電体層42Aが形成され、強誘電
体層42A上に第2の電極43が形成され、これらによ
ってメモリセルMC13Mが構成されている。第1の電極
41Aは、メモリセルMC13Mに共通であり、ストライ
プ状の平面形状を有する。そして、第1の電極41A
は、層間絶縁層40に形成された開口部45内に設けら
れた接続孔46、絶縁層26上に形成されたパッド部3
4、及び、絶縁層26に形成された開口部27内に設け
られた接続孔28を介して、選択用トランジスタTR13
の他方のソース/ドレイン領域24に接続されている。
強誘電体層42Aは、第2の電極43と略同じパターン
にて形成されている。
【0238】更に、メモリセルMC13M及び層間絶縁層
40上には、強誘電体層42Bが形成され、その上には
第1の電極41Bが形成されている。そして、第1の電
極41B、強誘電体層42B及び第2の電極43によっ
てメモリセルMC14Mが構成されている。第1の電極4
1Bは、メモリセルMC14Mに共通であり、ストライプ
状の平面形状を有する。そして、第1の電極41Bは、
層間絶縁層40に形成された開口部45内に設けられた
接続孔46、絶縁層26上に形成されたパッド部34、
及び、絶縁層26に形成された開口部27内に設けられ
た接続孔28を介して、選択用トランジスタTR14の他
方のソース/ドレイン領域24に接続されている。強誘
電体層42Bは、第1の電極41Bと略同じパターンに
て形成されている。更には、メモリセルMC14M及び層
間絶縁層40上には、上部絶縁層50Aが形成されてい
る。
40上には、強誘電体層42Bが形成され、その上には
第1の電極41Bが形成されている。そして、第1の電
極41B、強誘電体層42B及び第2の電極43によっ
てメモリセルMC14Mが構成されている。第1の電極4
1Bは、メモリセルMC14Mに共通であり、ストライプ
状の平面形状を有する。そして、第1の電極41Bは、
層間絶縁層40に形成された開口部45内に設けられた
接続孔46、絶縁層26上に形成されたパッド部34、
及び、絶縁層26に形成された開口部27内に設けられ
た接続孔28を介して、選択用トランジスタTR14の他
方のソース/ドレイン領域24に接続されている。強誘
電体層42Bは、第1の電極41Bと略同じパターンに
て形成されている。更には、メモリセルMC14M及び層
間絶縁層40上には、上部絶縁層50Aが形成されてい
る。
【0239】メモリセルMC11MとメモリセルMC12Mと
メモリセルMC13MとメモリセルMC14Mは、垂直方向に
揃っている。このような構造にすることによって、メモ
リセルの占有面積をより一層小さくすることができ、集
積度のより一層の向上を図ることができる。
メモリセルMC13MとメモリセルMC14Mは、垂直方向に
揃っている。このような構造にすることによって、メモ
リセルの占有面積をより一層小さくすることができ、集
積度のより一層の向上を図ることができる。
【0240】尚、メモリユニットMU2の構成も同様と
することができる。図19に示した不揮発性メモリの等
価回路図は図16あるいは図17に示したと同様であ
る。更には、ワード線WL1〜WL4、あるいは、ワード
線WL1〜WL8、プレート線PLmの構造は、図18に
示した不揮発性メモリと実質的に同様とすることができ
るので、詳細な説明は省略する。
することができる。図19に示した不揮発性メモリの等
価回路図は図16あるいは図17に示したと同様であ
る。更には、ワード線WL1〜WL4、あるいは、ワード
線WL1〜WL8、プレート線PLmの構造は、図18に
示した不揮発性メモリと実質的に同様とすることができ
るので、詳細な説明は省略する。
【0241】また、例えば、図20に示すように、図1
2に示した不揮発性メモリの変形例として、第1の電極
31を上部電極とし、第2の電極33を下部電極とする
こともできる。このような構造は、他の不揮発性メモリ
にも適用することができる。尚、図20中、参照番号8
0A,80Bは、それぞれ、第1の層間絶縁層の下層及
び上層を示し、参照番号90A,90Bは、それぞれ、
上部絶縁層の下層及び上層を示す。
2に示した不揮発性メモリの変形例として、第1の電極
31を上部電極とし、第2の電極33を下部電極とする
こともできる。このような構造は、他の不揮発性メモリ
にも適用することができる。尚、図20中、参照番号8
0A,80Bは、それぞれ、第1の層間絶縁層の下層及
び上層を示し、参照番号90A,90Bは、それぞれ、
上部絶縁層の下層及び上層を示す。
【0242】図13あるいは図14に等価回路図を示し
た不揮発性メモリの変形例を、図21の模式的な一部断
面図に示す。この不揮発性メモリにおいては、第1のメ
モリユニットMU1を構成する第1のサブメモリユニッ
トSMU11(メモリセルMC1 1M),SMU12(メモリ
セルMC12M)及び第2のメモリユニットMU2を構成す
る第2のサブメモリユニットSMU21(メモリセルMC
21M),SMU22(メモリセルMC22M)のそれぞれが、
層間絶縁層40,50,60を介して積層されている。
この点を除き、この不揮発性メモリの構造は、図15に
示した不揮発性メモリの構造と同様とすることができる
ので、詳細な説明は省略する。尚、このような構造は、
他の不揮発性メモリにも適用することができる。
た不揮発性メモリの変形例を、図21の模式的な一部断
面図に示す。この不揮発性メモリにおいては、第1のメ
モリユニットMU1を構成する第1のサブメモリユニッ
トSMU11(メモリセルMC1 1M),SMU12(メモリ
セルMC12M)及び第2のメモリユニットMU2を構成す
る第2のサブメモリユニットSMU21(メモリセルMC
21M),SMU22(メモリセルMC22M)のそれぞれが、
層間絶縁層40,50,60を介して積層されている。
この点を除き、この不揮発性メモリの構造は、図15に
示した不揮発性メモリの構造と同様とすることができる
ので、詳細な説明は省略する。尚、このような構造は、
他の不揮発性メモリにも適用することができる。
【0243】更には、所謂ゲインセルタイプの強誘電体
型不揮発性半導体メモリとすることもできる。ゲインセ
ルタイプの不揮発性メモリの等価回路図を図22に示
す。ゲインセルタイプの不揮発性メモリは、ビット線B
Lと、書込用トランジスタTR Wと、M個(但し、M≧
2であり、例えば、M=8)のメモリセルMCMから構
成されたサブメモリユニットSMUと、M本のプレート
線PLMから成るメモリユニットMUから構成されてい
る。そして、各メモリセルMCMは、第1の電極31と
強誘電体層32と第2の電極33とから成り、サブメモ
リユニットSMUを構成するメモリセルMCMの第1の
電極31は、サブメモリユニットSMUにおいて共通で
あり、この共通の第1の電極(以下、共通ノードCNと
呼ぶ場合がある)は、書込用トランジスタTRWを介し
てビット線BLに接続され、第2の電極33はプレート
線PLmに接続されている。尚、不揮発性メモリのサブ
メモリユニットSMUを構成するメモリセルの数(M)
は8個に限定されず、一般には、M≧2を満足すればよ
く、2のべき数(M=2,4,8,16,32・・・)
とすることが好ましい。
型不揮発性半導体メモリとすることもできる。ゲインセ
ルタイプの不揮発性メモリの等価回路図を図22に示
す。ゲインセルタイプの不揮発性メモリは、ビット線B
Lと、書込用トランジスタTR Wと、M個(但し、M≧
2であり、例えば、M=8)のメモリセルMCMから構
成されたサブメモリユニットSMUと、M本のプレート
線PLMから成るメモリユニットMUから構成されてい
る。そして、各メモリセルMCMは、第1の電極31と
強誘電体層32と第2の電極33とから成り、サブメモ
リユニットSMUを構成するメモリセルMCMの第1の
電極31は、サブメモリユニットSMUにおいて共通で
あり、この共通の第1の電極(以下、共通ノードCNと
呼ぶ場合がある)は、書込用トランジスタTRWを介し
てビット線BLに接続され、第2の電極33はプレート
線PLmに接続されている。尚、不揮発性メモリのサブ
メモリユニットSMUを構成するメモリセルの数(M)
は8個に限定されず、一般には、M≧2を満足すればよ
く、2のべき数(M=2,4,8,16,32・・・)
とすることが好ましい。
【0244】更には、この不揮発性メモリは、検出用ト
ランジスタTRS、及び、読出用トランジスタTRRを備
えている。そして、検出用トランジスタTRSの一端は
所定の電位Vccを有する配線(例えば、不純物層から構
成された電源線)に接続され、他端は読出用トランジス
タTRRを介してビット線BLに接続され、各メモリセ
ルMCmに記憶されたデータの読み出し時、読出用トラ
ンジスタTRRが導通状態とされ、各メモリセルMCmに
記憶されたデータに基づき共通の第1の電極(共通ノー
ドCN)に生じた電位により、検出用トランジスタTR
Sの動作が制御される。書込用トランジスタTRWと検出
用トランジスタTRSと読出用トランジスタTRRによっ
て選択用トランジスタが構成される。
ランジスタTRS、及び、読出用トランジスタTRRを備
えている。そして、検出用トランジスタTRSの一端は
所定の電位Vccを有する配線(例えば、不純物層から構
成された電源線)に接続され、他端は読出用トランジス
タTRRを介してビット線BLに接続され、各メモリセ
ルMCmに記憶されたデータの読み出し時、読出用トラ
ンジスタTRRが導通状態とされ、各メモリセルMCmに
記憶されたデータに基づき共通の第1の電極(共通ノー
ドCN)に生じた電位により、検出用トランジスタTR
Sの動作が制御される。書込用トランジスタTRWと検出
用トランジスタTRSと読出用トランジスタTRRによっ
て選択用トランジスタが構成される。
【0245】具体的には、各種のトランジスタはMOS
型FETから構成されており、書込用トランジスタTR
Wの一方のソース/ドレイン領域はビット線BLに接続
され、他方のソース/ドレイン領域は、共通の第1の電
極(共通ノードCN)に接続されている。また、検出用
トランジスタTRSの一方のソース/ドレイン領域は、
所定の電位Vccを有する配線に接続され、他方のソース
/ドレイン領域は、読出用トランジスタTRRの一方の
ソース/ドレイン領域に接続されている。より具体的に
は、検出用トランジスタTRSの他方のソース/ドレイ
ン領域と読出用トランジスタTRRの一方のソース/ド
レイン領域とは、1つのソース/ドレイン領域を占めて
いる。更には、読出用トランジスタTRRの他方のソー
ス/ドレイン領域はビット線BLに接続され、更に、共
通の第1の電極(共通ノードCN、あるいは、書込用ト
ランジスタTRWの他方のソース/ドレイン領域)は、
ワード線WLSを介して検出用トランジスタTRSのゲー
ト部に接続されている。また、書込用トランジスタTR
Wを構成するワード線WLW及び読出用トランジスタTR
Rを構成するワード線WLRは、ワード線デコーダ/ドラ
イバWDに接続されている。一方、各プレート線PLm
は、プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されてい
る。更には、ビット線BLはセンスアンプSAに接続さ
れている。
型FETから構成されており、書込用トランジスタTR
Wの一方のソース/ドレイン領域はビット線BLに接続
され、他方のソース/ドレイン領域は、共通の第1の電
極(共通ノードCN)に接続されている。また、検出用
トランジスタTRSの一方のソース/ドレイン領域は、
所定の電位Vccを有する配線に接続され、他方のソース
/ドレイン領域は、読出用トランジスタTRRの一方の
ソース/ドレイン領域に接続されている。より具体的に
は、検出用トランジスタTRSの他方のソース/ドレイ
ン領域と読出用トランジスタTRRの一方のソース/ド
レイン領域とは、1つのソース/ドレイン領域を占めて
いる。更には、読出用トランジスタTRRの他方のソー
ス/ドレイン領域はビット線BLに接続され、更に、共
通の第1の電極(共通ノードCN、あるいは、書込用ト
ランジスタTRWの他方のソース/ドレイン領域)は、
ワード線WLSを介して検出用トランジスタTRSのゲー
ト部に接続されている。また、書込用トランジスタTR
Wを構成するワード線WLW及び読出用トランジスタTR
Rを構成するワード線WLRは、ワード線デコーダ/ドラ
イバWDに接続されている。一方、各プレート線PLm
は、プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されてい
る。更には、ビット線BLはセンスアンプSAに接続さ
れている。
【0246】この不揮発性メモリへのデータの書き込み
動作を、以下、説明する。尚、一例として、プレート線
PL1に接続されたメモリセルMC1にデータを書き込む
ものとする。図23に動作波形を示す。尚、図23及び
後述する図24中、括弧内の数字は、以下に説明する工
程の番号と対応している。
動作を、以下、説明する。尚、一例として、プレート線
PL1に接続されたメモリセルMC1にデータを書き込む
ものとする。図23に動作波形を示す。尚、図23及び
後述する図24中、括弧内の数字は、以下に説明する工
程の番号と対応している。
【0247】(1D)待機状態では、ビット線、ワード
線、全プレート線が0ボルトとなっている。更には、共
通ノードCNも0ボルトで浮遊状態となっている。
線、全プレート線が0ボルトとなっている。更には、共
通ノードCNも0ボルトで浮遊状態となっている。
【0248】(2D)データ書き込みの開始時、選択プ
レート線PL1の電位をVccとし、非選択プレート線P
Lk(k=2,3・・・8)の電位を(1/2)Vccと
する。これによって、浮遊状態の共通ノードCNの電位
は、プレート線PLMとのカップリングにより、概ね
(1/2)Vcc近傍まで上昇する。また、選択メモリセ
ルMC1にデータ「1」を書き込む場合には、ビット線
BLの電位をVccとし、データ「0」を書き込む場合に
は、ビット線BLの電位を0ボルトとする。
レート線PL1の電位をVccとし、非選択プレート線P
Lk(k=2,3・・・8)の電位を(1/2)Vccと
する。これによって、浮遊状態の共通ノードCNの電位
は、プレート線PLMとのカップリングにより、概ね
(1/2)Vcc近傍まで上昇する。また、選択メモリセ
ルMC1にデータ「1」を書き込む場合には、ビット線
BLの電位をVccとし、データ「0」を書き込む場合に
は、ビット線BLの電位を0ボルトとする。
【0249】(3D)その後、書込用トランジスタTR
Wをオン状態とする。これによって、共通ノードCNの
電位は、選択メモリセルMC1にデータ「1」を書き込
む場合には、Vccとなり、データ「0」を書き込む場合
には、0ボルトとなる。尚、選択プレート線PL1には
Vccが印加された状態にあるので、共通ノードCNの電
位が0ボルトの場合、選択メモリセルMC1にデータ
「0」が書き込まれる。一方、共通ノードCNの電位が
Vccの場合、選択メモリセルMC1には何らデータが書
き込まれない。
Wをオン状態とする。これによって、共通ノードCNの
電位は、選択メモリセルMC1にデータ「1」を書き込
む場合には、Vccとなり、データ「0」を書き込む場合
には、0ボルトとなる。尚、選択プレート線PL1には
Vccが印加された状態にあるので、共通ノードCNの電
位が0ボルトの場合、選択メモリセルMC1にデータ
「0」が書き込まれる。一方、共通ノードCNの電位が
Vccの場合、選択メモリセルMC1には何らデータが書
き込まれない。
【0250】(4D)次いで、選択プレート線PL1の
電位を0ボルトとする。共通ノードCNの電位がVccの
場合、選択メモリセルMC1にデータ「1」が書き込ま
れる。選択メモリセルMC1に既にデータ「0」が書き
込まれている場合には、選択メモリセルMC1に何ら変
化は生じない。
電位を0ボルトとする。共通ノードCNの電位がVccの
場合、選択メモリセルMC1にデータ「1」が書き込ま
れる。選択メモリセルMC1に既にデータ「0」が書き
込まれている場合には、選択メモリセルMC1に何ら変
化は生じない。
【0251】(5D)その後、ビット線BLを0ボルト
と印加する。
と印加する。
【0252】(6D)更に、非選択プレート線PLkを
0ボルトとし、書込用トランジスタTRWをオフ状態と
する。
0ボルトとし、書込用トランジスタTRWをオフ状態と
する。
【0253】他のメモリセルMCk(k=2,3・・・
8)にデータを書き込む場合には、同様の操作を繰り返
す。このような書き込み動作においては、非選択メモリ
セルMCkに(±1/2)Vccのディスターブが発生す
るが、Vccの値を適切に設定することによって、非選択
メモリセルMCkにおけるデータの破壊を確実に防止す
ることができる。
8)にデータを書き込む場合には、同様の操作を繰り返
す。このような書き込み動作においては、非選択メモリ
セルMCkに(±1/2)Vccのディスターブが発生す
るが、Vccの値を適切に設定することによって、非選択
メモリセルMCkにおけるデータの破壊を確実に防止す
ることができる。
【0254】次に、この不揮発性メモリからデータを読
み出し、データを再書き込みする動作を、以下、説明す
る。尚、一例として、プレート線PL1に接続されたメ
モリセルMC1からデータを読み出し、データを再書き
込みするものとする。図24に動作波形を示す。
み出し、データを再書き込みする動作を、以下、説明す
る。尚、一例として、プレート線PL1に接続されたメ
モリセルMC1からデータを読み出し、データを再書き
込みするものとする。図24に動作波形を示す。
【0255】(1E)待機状態では、ビット線、ワード
線、全プレート線が0ボルトとなっている。更には、共
通ノードCNも0ボルトで浮遊状態となっている。
線、全プレート線が0ボルトとなっている。更には、共
通ノードCNも0ボルトで浮遊状態となっている。
【0256】(2E)データ読み出し時、選択プレート
線PL1にVccを印加する。このとき、選択メモリセル
MC1にデータ「1」が記憶されていれば、強誘電体層
に分極反転が生じ、蓄積電荷量が増加し、共通ノードC
Nの電位が上昇する。一方、選択メモリセルMC1にデ
ータ「0」が記憶されていれば、強誘電体層に分極反転
が生ぜず、共通ノードCNの電位は殆ど上昇しない。即
ち、共通ノードCNは、非選択メモリセルの強誘電体層
を介して複数の非選択プレート線PLkにカップリング
されているので、共通ノードCNの電位は0ボルトに比
較的近いレベルに保たれる。このようにして、選択メモ
リセルMC1に記憶されたデータに依存して共通ノード
CNの電位に変化が生じる。従って、選択メモリセルM
C1の強誘電体層には、分極反転に十分な電界を与える
ことができる。
線PL1にVccを印加する。このとき、選択メモリセル
MC1にデータ「1」が記憶されていれば、強誘電体層
に分極反転が生じ、蓄積電荷量が増加し、共通ノードC
Nの電位が上昇する。一方、選択メモリセルMC1にデ
ータ「0」が記憶されていれば、強誘電体層に分極反転
が生ぜず、共通ノードCNの電位は殆ど上昇しない。即
ち、共通ノードCNは、非選択メモリセルの強誘電体層
を介して複数の非選択プレート線PLkにカップリング
されているので、共通ノードCNの電位は0ボルトに比
較的近いレベルに保たれる。このようにして、選択メモ
リセルMC1に記憶されたデータに依存して共通ノード
CNの電位に変化が生じる。従って、選択メモリセルM
C1の強誘電体層には、分極反転に十分な電界を与える
ことができる。
【0257】(3E)次に、ビット線BLを浮遊状態と
し、読出用トランジスタTRRをオン状態とする。これ
によって、選択メモリセルMC1に記憶されたデータに
基づき共通の第1の電極(共通ノードCN)に生じた電
位により、検出用トランジスタTRSの動作が制御され
る。具体的には、検出用トランジスタTRSの一方のソ
ース/ドレイン領域は所定の電位Vccを有する配線に接
続されているので、かかる配線から、検出用トランジス
タTRS及び読出用トランジスタTRRを介してビット線
BLに電流が流れ、ビット線BLの電位が上昇する。こ
こで、検出用トランジスタTRSの閾値をVth、検出用
トランジスタTRSのゲート部の電位(即ち、共通ノー
ドCNの電位)をVgとすれば、ビット線BLの電位は
概ね(Vg−Vth)となる。尚、検出用トランジスタT
RSをディプレッション型のNMOSFETとすれば、
閾値Vthは負の値をとる。これにより、ビット線BLの
負荷の大小に拘わらず、安定したセンス信号量を確保で
きる。尚、検出用トランジスタTR SをPMOSFET
から構成することもできる。
し、読出用トランジスタTRRをオン状態とする。これ
によって、選択メモリセルMC1に記憶されたデータに
基づき共通の第1の電極(共通ノードCN)に生じた電
位により、検出用トランジスタTRSの動作が制御され
る。具体的には、検出用トランジスタTRSの一方のソ
ース/ドレイン領域は所定の電位Vccを有する配線に接
続されているので、かかる配線から、検出用トランジス
タTRS及び読出用トランジスタTRRを介してビット線
BLに電流が流れ、ビット線BLの電位が上昇する。こ
こで、検出用トランジスタTRSの閾値をVth、検出用
トランジスタTRSのゲート部の電位(即ち、共通ノー
ドCNの電位)をVgとすれば、ビット線BLの電位は
概ね(Vg−Vth)となる。尚、検出用トランジスタT
RSをディプレッション型のNMOSFETとすれば、
閾値Vthは負の値をとる。これにより、ビット線BLの
負荷の大小に拘わらず、安定したセンス信号量を確保で
きる。尚、検出用トランジスタTR SをPMOSFET
から構成することもできる。
【0258】(4E)次いで、読出用トランジスタTR
Rをオフ状態とする。
Rをオフ状態とする。
【0259】(5E)その後、ビット線BLに接続され
たセンスアンプSAを活性化してデータを増幅し、デー
タの読み出し動作を完了する。
たセンスアンプSAを活性化してデータを増幅し、デー
タの読み出し動作を完了する。
【0260】以上の動作によって、選択メモリセルに記
憶されていたデータが一旦破壊されてしまうので、デー
タの再書き込み動作を行う。
憶されていたデータが一旦破壊されてしまうので、デー
タの再書き込み動作を行う。
【0261】(6E)そのために、先ず、非選択プレー
ト線PLk(k=2,3・・・8)の電位を(1/2)
Vccとする。
ト線PLk(k=2,3・・・8)の電位を(1/2)
Vccとする。
【0262】(7E)その後、書込用トランジスタTR
Wをオン状態とする。これによって、共通ノードCNの
電位はビット線BLの電位と等しくなる。即ち、選択メ
モリセルMC1に記憶されていたデータが「1」の場合
には、共通ノードCNの電位はVccとなり、選択メモリ
セルMC1に記憶されていたデータが「0」の場合に
は、共通ノードCNの電位は0ボルトとなる。選択プレ
ート線PL1の電位はVccのままであるが故に、共通ノ
ードCNの電位が0ボルトの場合、選択メモリセルMC
1にはデータ「0」が再書き込みされる。
Wをオン状態とする。これによって、共通ノードCNの
電位はビット線BLの電位と等しくなる。即ち、選択メ
モリセルMC1に記憶されていたデータが「1」の場合
には、共通ノードCNの電位はVccとなり、選択メモリ
セルMC1に記憶されていたデータが「0」の場合に
は、共通ノードCNの電位は0ボルトとなる。選択プレ
ート線PL1の電位はVccのままであるが故に、共通ノ
ードCNの電位が0ボルトの場合、選択メモリセルMC
1にはデータ「0」が再書き込みされる。
【0263】(8E)次に、選択プレート線PL1の電
位を0ボルトとする。これによって、選択メモリセルM
C1に記憶されていたデータが「1」の場合には、共通
ノードCNの電位がVccであるが故に、データ「1」が
再書き込みされる。選択メモリセルMC1にデータ
「0」が既に再書き込みされていた場合には、選択メモ
リセルに変化は生じない。
位を0ボルトとする。これによって、選択メモリセルM
C1に記憶されていたデータが「1」の場合には、共通
ノードCNの電位がVccであるが故に、データ「1」が
再書き込みされる。選択メモリセルMC1にデータ
「0」が既に再書き込みされていた場合には、選択メモ
リセルに変化は生じない。
【0264】(9E)その後、ビット線BLを0ボルト
とする。
とする。
【0265】(10E)最後に、非選択プレート線PL
kを0ボルトとし、書込用トランジスタTRWをオフ状態
とする。
kを0ボルトとし、書込用トランジスタTRWをオフ状態
とする。
【0266】他のメモリセルMCk(k=2,3・・・
8)からデータを読み出し、データを再書き込みする場
合には、同様の操作を繰り返す。
8)からデータを読み出し、データを再書き込みする場
合には、同様の操作を繰り返す。
【0267】上述の工程(2E)において、サブメモリ
ユニットSMUを構成するメモリセルの個数(M)は、
選択メモリセルの強誘電体層に十分に大きな電界を与え
て、かかる強誘電体層に確実に分極反転が生じるような
個数とする必要がある。即ち、Mの値が値が小さ過ぎる
と、工程(2E)において、選択プレート線PL1にV
ccを印加したとき、第2の電極と第1の電極とのカップ
リングによって、浮遊状態にある第1の電極の電位が大
きく上昇してしまい、第2の電極と第1の電極との間に
十分なる電界が形成されず、強誘電体層に分極反転が生
じなくなる。一方、第1の電極に現れる電位(信号電位
と呼ぶ)は、蓄積電荷量を負荷容量で除したものなの
で、Mの値が大き過ぎると、第1の電極に現れる電位が
低くなり過ぎる。Mの値は、2≦M≦128、好ましく
は、4≦M≦32を満足することが望ましい。
ユニットSMUを構成するメモリセルの個数(M)は、
選択メモリセルの強誘電体層に十分に大きな電界を与え
て、かかる強誘電体層に確実に分極反転が生じるような
個数とする必要がある。即ち、Mの値が値が小さ過ぎる
と、工程(2E)において、選択プレート線PL1にV
ccを印加したとき、第2の電極と第1の電極とのカップ
リングによって、浮遊状態にある第1の電極の電位が大
きく上昇してしまい、第2の電極と第1の電極との間に
十分なる電界が形成されず、強誘電体層に分極反転が生
じなくなる。一方、第1の電極に現れる電位(信号電位
と呼ぶ)は、蓄積電荷量を負荷容量で除したものなの
で、Mの値が大き過ぎると、第1の電極に現れる電位が
低くなり過ぎる。Mの値は、2≦M≦128、好ましく
は、4≦M≦32を満足することが望ましい。
【0268】あるいは又、ゲインセルタイプの不揮発性
メモリの変形例の等価回路図を図25に示す。このゲイ
ンセルタイプの不揮発性メモリは、ビット線BLと、書
込用トランジスタTRWと、M個(但し、M≧2であ
り、例えば、M=8)のメモリセルMCMから構成され
たN個(但し、N≧2であり、例えば、N=2)のサブ
メモリユニットSMU1,SMU2と、N個のスイッチ用
トランジスタTRSW1,TRSW2と、N個のサブメモリユ
ニットSMU1,SMU2のそれぞれを構成するメモリセ
ルMC1M,MC2Mで共通とされたM本のプレート線PL
mから成るメモリユニットMUから構成されている。
メモリの変形例の等価回路図を図25に示す。このゲイ
ンセルタイプの不揮発性メモリは、ビット線BLと、書
込用トランジスタTRWと、M個(但し、M≧2であ
り、例えば、M=8)のメモリセルMCMから構成され
たN個(但し、N≧2であり、例えば、N=2)のサブ
メモリユニットSMU1,SMU2と、N個のスイッチ用
トランジスタTRSW1,TRSW2と、N個のサブメモリユ
ニットSMU1,SMU2のそれぞれを構成するメモリセ
ルMC1M,MC2Mで共通とされたM本のプレート線PL
mから成るメモリユニットMUから構成されている。
【0269】そして、各メモリセルMCMは、第1の電
極31と強誘電体層32と第2の電極33とから成り、
第n番目(n=1,2・・・Nであり、n=1又は2)
のサブメモリユニットSMU1,SMU2を構成するメモ
リセルMC1M,MC2Mの第1の電極31は、第n番目の
サブメモリユニットSMU1,SMU2において共通であ
り、この共通の第1の電極(共通ノードCN1,CN2)
は、第n番目のスイッチ用トランジスタTRSW1,TR
SW2及び書込用トランジスタTRWを介してビット線BL
に接続され、第2の電極33は共通のプレート線PLm
に接続されている。尚、不揮発性メモリのサブメモリユ
ニットSMU1,SMU2を構成するメモリセルの数
(M)は8個に限定されず、一般には、M≧2を満足す
ればよく、2のべき数(M=2,4,8,16,32・
・・)とすることが好ましい。また、Nの数も2に限定
されず、例えば2のべき数(2,4,8・・・)とする
ことができる。
極31と強誘電体層32と第2の電極33とから成り、
第n番目(n=1,2・・・Nであり、n=1又は2)
のサブメモリユニットSMU1,SMU2を構成するメモ
リセルMC1M,MC2Mの第1の電極31は、第n番目の
サブメモリユニットSMU1,SMU2において共通であ
り、この共通の第1の電極(共通ノードCN1,CN2)
は、第n番目のスイッチ用トランジスタTRSW1,TR
SW2及び書込用トランジスタTRWを介してビット線BL
に接続され、第2の電極33は共通のプレート線PLm
に接続されている。尚、不揮発性メモリのサブメモリユ
ニットSMU1,SMU2を構成するメモリセルの数
(M)は8個に限定されず、一般には、M≧2を満足す
ればよく、2のべき数(M=2,4,8,16,32・
・・)とすることが好ましい。また、Nの数も2に限定
されず、例えば2のべき数(2,4,8・・・)とする
ことができる。
【0270】更には、この不揮発性メモリは、検出用ト
ランジスタTRS、及び、読出用トランジスタTRRを備
えている。書込用トランジスタTRWと検出用トランジ
スタTRSと読出用トランジスタTRRによって選択用ト
ランジスタが構成される。そして、検出用トランジスタ
TRSの一端は所定の電位Vccを有する配線(不純物層
から構成された電源線)に接続され、他端は読出用トラ
ンジスタTRRを介してビット線BLに接続され、第n
番目のサブメモリユニットSMU1,SMU2を構成する
各メモリセルMC1m,MC2mに記憶されたデータの読み
出し時、第n番目のスイッチ用トランジスタTRSW1,
TRSW2及び読出用トランジスタTRRが導通状態とさ
れ、各メモリセルMC1m,MC2mに記憶されたデータに
基づき共通の第1の電極(共通ノードCN1,CN2)に
生じた電位により、検出用トランジスタTRSの動作が
制御される。
ランジスタTRS、及び、読出用トランジスタTRRを備
えている。書込用トランジスタTRWと検出用トランジ
スタTRSと読出用トランジスタTRRによって選択用ト
ランジスタが構成される。そして、検出用トランジスタ
TRSの一端は所定の電位Vccを有する配線(不純物層
から構成された電源線)に接続され、他端は読出用トラ
ンジスタTRRを介してビット線BLに接続され、第n
番目のサブメモリユニットSMU1,SMU2を構成する
各メモリセルMC1m,MC2mに記憶されたデータの読み
出し時、第n番目のスイッチ用トランジスタTRSW1,
TRSW2及び読出用トランジスタTRRが導通状態とさ
れ、各メモリセルMC1m,MC2mに記憶されたデータに
基づき共通の第1の電極(共通ノードCN1,CN2)に
生じた電位により、検出用トランジスタTRSの動作が
制御される。
【0271】具体的には、各種のトランジスタはMOS
型FETから構成されており、書込用トランジスタTR
Wの一方のソース/ドレイン領域はビット線BLに接続
され、他方のソース/ドレイン領域は、スイッチ用トラ
ンジスタTRSW1,TRSW2のそれぞれの一方のソース/
ドレイン領域に接続されている。また、スイッチ用トラ
ンジスタTRSW1,TRSW2のそれぞれの他方のソース/
ドレイン領域は、各サブメモリユニットSMU1,SM
U2のそれぞれを構成する共通の第1の電極(共通ノー
ドCN1,CN2)に接続されている。更には、検出用ト
ランジスタTRSの一方のソース/ドレイン領域は、所
定の電位Vccを有する配線に接続され、他方のソース/
ドレイン領域は、読出用トランジスタTRRの一方のソ
ース/ドレイン領域に接続されている。また、読出用ト
ランジスタTRRの他方のソース/ドレイン領域はビッ
ト線BLに接続されている。更に、各サブメモリユニッ
トSMU1,SMU2を構成する共通の第1の電極(共通
ノードCN1,CN2、あるいは、書込用トランジスタT
RWの他方のソース/ドレイン領域)は、検出用トラン
ジスタTRSのゲート部に接続されている。検出用トラ
ンジスタTRSの他方のソース/ドレイン領域と読出用
トランジスタTRRの一方のソース/ドレイン領域と
は、1つのソース/ドレイン領域を占めている。また、
書込用トランジスタTRWを構成するワード線WLW、読
出用トランジスタTRRを構成するワード線WLR、及
び、スイッチ用トランジスタTRSW1,TRSW2を構成す
るワード線WLSW1,WLSW2は、ワード線デコーダ/ド
ライバWDに接続されている。一方、各プレート線PL
mは、プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されて
いる。更には、ビット線BLはセンスアンプSAに接続
されている。
型FETから構成されており、書込用トランジスタTR
Wの一方のソース/ドレイン領域はビット線BLに接続
され、他方のソース/ドレイン領域は、スイッチ用トラ
ンジスタTRSW1,TRSW2のそれぞれの一方のソース/
ドレイン領域に接続されている。また、スイッチ用トラ
ンジスタTRSW1,TRSW2のそれぞれの他方のソース/
ドレイン領域は、各サブメモリユニットSMU1,SM
U2のそれぞれを構成する共通の第1の電極(共通ノー
ドCN1,CN2)に接続されている。更には、検出用ト
ランジスタTRSの一方のソース/ドレイン領域は、所
定の電位Vccを有する配線に接続され、他方のソース/
ドレイン領域は、読出用トランジスタTRRの一方のソ
ース/ドレイン領域に接続されている。また、読出用ト
ランジスタTRRの他方のソース/ドレイン領域はビッ
ト線BLに接続されている。更に、各サブメモリユニッ
トSMU1,SMU2を構成する共通の第1の電極(共通
ノードCN1,CN2、あるいは、書込用トランジスタT
RWの他方のソース/ドレイン領域)は、検出用トラン
ジスタTRSのゲート部に接続されている。検出用トラ
ンジスタTRSの他方のソース/ドレイン領域と読出用
トランジスタTRRの一方のソース/ドレイン領域と
は、1つのソース/ドレイン領域を占めている。また、
書込用トランジスタTRWを構成するワード線WLW、読
出用トランジスタTRRを構成するワード線WLR、及
び、スイッチ用トランジスタTRSW1,TRSW2を構成す
るワード線WLSW1,WLSW2は、ワード線デコーダ/ド
ライバWDに接続されている。一方、各プレート線PL
mは、プレート線デコーダ/ドライバPDに接続されて
いる。更には、ビット線BLはセンスアンプSAに接続
されている。
【0272】各サブメモリユニットSMU1,SMU2の
構造は、実質的に、図22を参照して説明したサブメモ
リユニットSMUと同様の構造とすることができるの
で、詳細な説明は省略する。尚、サブメモリユニットS
MU1を構成する共通の第1の電極(共通ノードCN1)
は、スイッチ用トランジスタTRSW1の他方のソース/
ドレイン領域と、絶縁層26に設けられた接続孔28を
介して接続されており、サブメモリユニットSMU2を
構成する共通の第1の電極(共通ノードCN2)は、ス
イッチ用トランジスタTRSW2の他方のソース/ドレイ
ン領域と、絶縁層26に設けられた接続孔28を介して
接続されている。また、書込用トランジスタTRWの一
方のソース/ドレイン領域、及び、読出用トランジスタ
TRRの他方のソース/ドレイン領域は、下層絶縁層上
に形成されたビット線BLに、下層絶縁層に設けられた
接続孔25を介して接続されている。更には、スイッチ
用トランジスタTRSW1,TRSW2の一方のソース/ドレ
イン領域、書込用トランジスタTRWの他方のソース/
ドレイン領域、検出用トランジスタTRSのゲート部
(ワード線WLS)は、下層絶縁層に設けられた接続孔
を介して、下層絶縁層上に形成された副ビット線に接続
されている。ここで、副ビット線は、下層絶縁層上を延
び、ビット線BLに接続されている。以上に説明した構
造は、例えば、図15に示した不揮発性メモリと略同様
の構造とすることができる。
構造は、実質的に、図22を参照して説明したサブメモ
リユニットSMUと同様の構造とすることができるの
で、詳細な説明は省略する。尚、サブメモリユニットS
MU1を構成する共通の第1の電極(共通ノードCN1)
は、スイッチ用トランジスタTRSW1の他方のソース/
ドレイン領域と、絶縁層26に設けられた接続孔28を
介して接続されており、サブメモリユニットSMU2を
構成する共通の第1の電極(共通ノードCN2)は、ス
イッチ用トランジスタTRSW2の他方のソース/ドレイ
ン領域と、絶縁層26に設けられた接続孔28を介して
接続されている。また、書込用トランジスタTRWの一
方のソース/ドレイン領域、及び、読出用トランジスタ
TRRの他方のソース/ドレイン領域は、下層絶縁層上
に形成されたビット線BLに、下層絶縁層に設けられた
接続孔25を介して接続されている。更には、スイッチ
用トランジスタTRSW1,TRSW2の一方のソース/ドレ
イン領域、書込用トランジスタTRWの他方のソース/
ドレイン領域、検出用トランジスタTRSのゲート部
(ワード線WLS)は、下層絶縁層に設けられた接続孔
を介して、下層絶縁層上に形成された副ビット線に接続
されている。ここで、副ビット線は、下層絶縁層上を延
び、ビット線BLに接続されている。以上に説明した構
造は、例えば、図15に示した不揮発性メモリと略同様
の構造とすることができる。
【0273】この不揮発性メモリにおいては、複数のサ
ブメモリユニットが設けられているので、図22を参照
して説明した不揮発性メモリよりも更に1ビット当たり
のセル面積の一層の縮小化を図ることができる。即ち、
この不揮発性メモリの大きさ(占有面積)は、基本的に
は、一方向においては、プレート線PLMのピッチと本
数(Mの値)で決定され、かかる方向と直交する方向に
おいては、共通ノードCNのピッチと本数(Nの値)で
決定される。不揮発性メモリが占める半導体基板の領域
の面積(大きさ)は、スイッチ用トランジスタT
RSW1,TRSW2の占める面積(大きさ)によって主に決
定される。書込用トランジスタTRW、読出用トランジ
スタTRR、検出用トランジスタTRSは、半導体基板の
空領域に形成すればよく、空領域の面積は、サブメモリ
ユニットの数(N)、サブメモリユニットを構成するメ
モリセルの数(M)が大きくなるほど、広くなる。従っ
て、このように、書込用トランジスタTRW、読出用ト
ランジスタTRR、検出用トランジスタTRSを、半導体
基板の空領域に形成すれば、半導体基板を極めて効果的
に利用することができる。
ブメモリユニットが設けられているので、図22を参照
して説明した不揮発性メモリよりも更に1ビット当たり
のセル面積の一層の縮小化を図ることができる。即ち、
この不揮発性メモリの大きさ(占有面積)は、基本的に
は、一方向においては、プレート線PLMのピッチと本
数(Mの値)で決定され、かかる方向と直交する方向に
おいては、共通ノードCNのピッチと本数(Nの値)で
決定される。不揮発性メモリが占める半導体基板の領域
の面積(大きさ)は、スイッチ用トランジスタT
RSW1,TRSW2の占める面積(大きさ)によって主に決
定される。書込用トランジスタTRW、読出用トランジ
スタTRR、検出用トランジスタTRSは、半導体基板の
空領域に形成すればよく、空領域の面積は、サブメモリ
ユニットの数(N)、サブメモリユニットを構成するメ
モリセルの数(M)が大きくなるほど、広くなる。従っ
て、このように、書込用トランジスタTRW、読出用ト
ランジスタTRR、検出用トランジスタTRSを、半導体
基板の空領域に形成すれば、半導体基板を極めて効果的
に利用することができる。
【0274】この不揮発性メモリにおけるデータ書き込
み動作、データ読み出し及び再書き込み動作は、スイッ
チ用トランジスタTRSW1,TRSW2によってサブメモリ
ユニットSMU1,SMU2を適宜選択することを付加し
た状態で、図22を参照して説明した不揮発性メモリに
て説明したデータ書き込み動作、データ読み出し及び再
書き込み動作と同様の動作を行えばよいので、詳細な説
明は省略する。
み動作、データ読み出し及び再書き込み動作は、スイッ
チ用トランジスタTRSW1,TRSW2によってサブメモリ
ユニットSMU1,SMU2を適宜選択することを付加し
た状態で、図22を参照して説明した不揮発性メモリに
て説明したデータ書き込み動作、データ読み出し及び再
書き込み動作と同様の動作を行えばよいので、詳細な説
明は省略する。
【0275】ゲインセルタイプの不揮発性メモリにおい
ては、検出用トランジスタの一端が接続された配線の所
定の電位はVccに限定されず、例えば、接地されていて
もよい。即ち、検出用トランジスタの一端が接続された
配線の所定の電位を0ボルトとしてもよい。但し、この
場合には、選択メモリセルにおけるデータの読み出し時
に電位(Vcc)がビット線に現れた場合、再書き込み時
には、ビット線の電位を0ボルトとし、選択メモリセル
におけるデータの読み出し時に0ボルトがビット線に現
れた場合、再書き込み時には、ビット線の電位をVccと
する必要がある。そのためには、図26に例示するよう
な、トランジスタTRIN-1,TRIN-2,TRIN-3,TR
IN-4から構成された一種のスイッチ回路(反転回路)を
ビット線間に配設し、データの読み出し時には、トラン
ジスタTRIN-2,TRIN-4をオン状態とし,データの再
書き込み時には、トランジスタTRIN-1,TRIN-3をオ
ン状態とすればよい。
ては、検出用トランジスタの一端が接続された配線の所
定の電位はVccに限定されず、例えば、接地されていて
もよい。即ち、検出用トランジスタの一端が接続された
配線の所定の電位を0ボルトとしてもよい。但し、この
場合には、選択メモリセルにおけるデータの読み出し時
に電位(Vcc)がビット線に現れた場合、再書き込み時
には、ビット線の電位を0ボルトとし、選択メモリセル
におけるデータの読み出し時に0ボルトがビット線に現
れた場合、再書き込み時には、ビット線の電位をVccと
する必要がある。そのためには、図26に例示するよう
な、トランジスタTRIN-1,TRIN-2,TRIN-3,TR
IN-4から構成された一種のスイッチ回路(反転回路)を
ビット線間に配設し、データの読み出し時には、トラン
ジスタTRIN-2,TRIN-4をオン状態とし,データの再
書き込み時には、トランジスタTRIN-1,TRIN-3をオ
ン状態とすればよい。
【0276】ゲインセルタイプの不揮発性メモリにおい
ては、各メモリセルに記憶されたデータに基づき共通の
第1の電極に生じた電位により検出用トランジスタの動
作が制御されるが、第1の電極はM個のメモリセルに共
通であるが故に、第1の電極に一種の追加の負荷容量が
付加された状態となっている。その結果、データの読み
出し時、プレート線に電圧を印加した際、第1の電極の
電位上昇を抑制することができ、第1の電極と第2の電
極との間に十分な電位差が生じる結果、強誘電体層に確
実に分極反転が発生する。
ては、各メモリセルに記憶されたデータに基づき共通の
第1の電極に生じた電位により検出用トランジスタの動
作が制御されるが、第1の電極はM個のメモリセルに共
通であるが故に、第1の電極に一種の追加の負荷容量が
付加された状態となっている。その結果、データの読み
出し時、プレート線に電圧を印加した際、第1の電極の
電位上昇を抑制することができ、第1の電極と第2の電
極との間に十分な電位差が生じる結果、強誘電体層に確
実に分極反転が発生する。
【0277】
【発明の効果】本発明の不揮発性メモリの駆動方法にお
いては、外部から指定された指定アドレスのメモリセル
に記憶されたデータを読み出し、あるいは又、かかるメ
モリセルにデータを書き込むので、所望のメモリセルに
直ちにアクセスが可能となる。しかも、本発明の構成に
よっては、他のメモリセルにデータの書き込みあるいは
再書き込みを行うので、他のメモリセルにおけるディス
ターブの発生を確実に抑制することができる。しかも、
不揮発性メモリが複数のメモリセルから成るメモリユニ
ットから構成されているが故に、1ビット当たりのセル
面積の減少を図ることができる。
いては、外部から指定された指定アドレスのメモリセル
に記憶されたデータを読み出し、あるいは又、かかるメ
モリセルにデータを書き込むので、所望のメモリセルに
直ちにアクセスが可能となる。しかも、本発明の構成に
よっては、他のメモリセルにデータの書き込みあるいは
再書き込みを行うので、他のメモリセルにおけるディス
ターブの発生を確実に抑制することができる。しかも、
不揮発性メモリが複数のメモリセルから成るメモリユニ
ットから構成されているが故に、1ビット当たりのセル
面積の減少を図ることができる。
【図1】発明の実施の形態1の強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法の流れ図である。
体メモリの駆動方法の流れ図である。
【図2】発明の実施の形態4の強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法の流れ図である。
体メモリの駆動方法の流れ図である。
【図3】発明の実施の形態5の強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法の流れ図である。
体メモリの駆動方法の流れ図である。
【図4】発明の実施の形態6の強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法の流れ図である。
体メモリの駆動方法の流れ図である。
【図5】発明の実施の形態1の強誘電体型不揮発性半導
体メモリの等価回路図である。
体メモリの等価回路図である。
【図6】発明の実施の形態1の強誘電体型不揮発性半導
体メモリにおけるメモリユニットの模式的な一部断面図
である。
体メモリにおけるメモリユニットの模式的な一部断面図
である。
【図7】発明の実施の形態1の強誘電体型不揮発性半導
体メモリのデータ読み出し及び再書き込み動作における
動作波形を示す図である。
体メモリのデータ読み出し及び再書き込み動作における
動作波形を示す図である。
【図8】発明の実施の形態2の強誘電体型不揮発性半導
体メモリの等価回路図である。
体メモリの等価回路図である。
【図9】発明の実施の形態2及び発明の実施の形態3の
強誘電体型不揮発性半導体メモリのデータ読み出し及び
再書き込み動作における動作波形を示す図である。
強誘電体型不揮発性半導体メモリのデータ読み出し及び
再書き込み動作における動作波形を示す図である。
【図10】発明の実施の形態3の強誘電体型不揮発性半
導体メモリの等価回路図である。
導体メモリの等価回路図である。
【図11】発明の実施の形態5及び特開平9−1210
32号公報に開示された強誘電体型不揮発性半導体メモ
リにおける動作波形を示す図である。
32号公報に開示された強誘電体型不揮発性半導体メモ
リにおける動作波形を示す図である。
【図12】図8に等価回路図を示した強誘電体型不揮発
性半導体メモリにおけるメモリユニットの模式的な一部
断面図である。
性半導体メモリにおけるメモリユニットの模式的な一部
断面図である。
【図13】図8に等価回路図を示した強誘電体型不揮発
性半導体メモリの変形例の等価回路図である。
性半導体メモリの変形例の等価回路図である。
【図14】図10に等価回路図を示した強誘電体型不揮
発性半導体メモリの変形例の等価回路図である。
発性半導体メモリの変形例の等価回路図である。
【図15】図13あるいは図14に等価回路図を示した
強誘電体型不揮発性半導体メモリにおけるメモリユニッ
トの模式的な一部断面図である。
強誘電体型不揮発性半導体メモリにおけるメモリユニッ
トの模式的な一部断面図である。
【図16】図8に等価回路図を示した強誘電体型不揮発
性半導体メモリの別の変形例の等価回路図である。
性半導体メモリの別の変形例の等価回路図である。
【図17】図10に等価回路図を示した強誘電体型不揮
発性半導体メモリの別の変形例の等価回路図である。
発性半導体メモリの別の変形例の等価回路図である。
【図18】図16あるいは図17に等価回路図を示した
強誘電体型不揮発性半導体メモリにおけるメモリユニッ
トの模式的な一部断面図である。
強誘電体型不揮発性半導体メモリにおけるメモリユニッ
トの模式的な一部断面図である。
【図19】図18に示した強誘電体型不揮発性半導体メ
モリの変形例におけるメモリユニットの模式的な一部断
面図である。
モリの変形例におけるメモリユニットの模式的な一部断
面図である。
【図20】図12に示した強誘電体型不揮発性半導体メ
モリの変形例におけるメモリユニットの模式的な一部断
面図である。
モリの変形例におけるメモリユニットの模式的な一部断
面図である。
【図21】図13あるいは図14に等価回路図を示した
強誘電体型不揮発性半導体メモリの変形例におけるメモ
リユニットの模式的な一部断面図である。
強誘電体型不揮発性半導体メモリの変形例におけるメモ
リユニットの模式的な一部断面図である。
【図22】ゲインセルタイプの強誘電体型不揮発性半導
体メモリの等価回路図である。
体メモリの等価回路図である。
【図23】ゲインセルタイプの強誘電体型不揮発性半導
体メモリの動作波形を示す図である。
体メモリの動作波形を示す図である。
【図24】ゲインセルタイプの強誘電体型不揮発性半導
体メモリの動作波形を示す図である。
体メモリの動作波形を示す図である。
【図25】ゲインセルタイプの強誘電体型不揮発性半導
体メモリの変形例の等価回路図である。
体メモリの変形例の等価回路図である。
【図26】ゲインセルタイプの強誘電体型不揮発性半導
体メモリにおいて、検出用トランジスタの一端が接続さ
れた配線の所定の電位を0ボルトとした場合の、ビット
線間に配設された一種のスイッチ回路を示す回路図であ
る。
体メモリにおいて、検出用トランジスタの一端が接続さ
れた配線の所定の電位を0ボルトとした場合の、ビット
線間に配設された一種のスイッチ回路を示す回路図であ
る。
【図27】強誘電体のP−Eヒステリシスループ図であ
る。
る。
【図28】米国特許第4873664号に開示された強
誘電体型不揮発性半導体メモリの等価回路図である。
誘電体型不揮発性半導体メモリの等価回路図である。
【図29】特開平9−121032号公報に開示された
強誘電体型不揮発性半導体メモリの等価回路図である。
強誘電体型不揮発性半導体メモリの等価回路図である。
WD・・・ワード線デコーダ/ドライバ、PD・・・プ
レート線デコーダ/ドライバ、SA・・・センスアン
プ、MU・・メモリユニット、SMU・・・サブメモリ
ユニット、MC・・・メモリセル、TR・・・選択用ト
ランジスタ、WL・・・ワード線、BL・・・ビット
線、PL・・・プレート線、CN・・・共通ノード、1
0・・・コマンドデコーダ、11・・・指定プレート線
アドレスレジスタ、12・・・プレート線アドレスカウ
ンタ、13・・・ユニットアドレスレジスタ、14・・
・コンパレータ、15・・・ユニットコントローラ、1
6・・・ユニットデコーダ、20・・・シリコン半導体
基板、21・・・素子分離領域、22・・・ゲート絶縁
膜、23・・・ゲート電極、24・・・ソース/ドレイ
ン領域、25,28,36,46,56・・・接続孔、
26,40,40A,50,50A,60,70A,8
0A,80B,90A,90B・・・絶縁層、27,3
5,45,55・・・開口部、31,31A,31B,
41,41A,41B,51,61・・・第1の電極、
32,32A,32B,42,42A,42B,52,
62・・・強誘電体層、33,43,53,63・・・
第2の電極
レート線デコーダ/ドライバ、SA・・・センスアン
プ、MU・・メモリユニット、SMU・・・サブメモリ
ユニット、MC・・・メモリセル、TR・・・選択用ト
ランジスタ、WL・・・ワード線、BL・・・ビット
線、PL・・・プレート線、CN・・・共通ノード、1
0・・・コマンドデコーダ、11・・・指定プレート線
アドレスレジスタ、12・・・プレート線アドレスカウ
ンタ、13・・・ユニットアドレスレジスタ、14・・
・コンパレータ、15・・・ユニットコントローラ、1
6・・・ユニットデコーダ、20・・・シリコン半導体
基板、21・・・素子分離領域、22・・・ゲート絶縁
膜、23・・・ゲート電極、24・・・ソース/ドレイ
ン領域、25,28,36,46,56・・・接続孔、
26,40,40A,50,50A,60,70A,8
0A,80B,90A,90B・・・絶縁層、27,3
5,45,55・・・開口部、31,31A,31B,
41,41A,41B,51,61・・・第1の電極、
32,32A,32B,42,42A,42B,52,
62・・・強誘電体層、33,43,53,63・・・
第2の電極
Claims (14)
- 【請求項1】(A)ビット線と、 (B)選択用トランジスタと、 (C)M個(但し、M≧2)のメモリセルから構成され
たサブメモリユニットと、 (D)M本のプレート線と、 (E)ビット線に接続されたセンスアンプ、から成るメ
モリユニットから構成され、 各メモリセルは、第1の電極と強誘電体層と第2の電極
とから成り、 サブメモリユニットを構成するメモリセルの第1の電極
は、サブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の
第1の電極は、選択用トランジスタを介してビット線に
接続され、第2の電極はプレート線に接続されている強
誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方法であって、 外部から指定された指定アドレスのメモリセルに記憶さ
れたデータを読み出し、センスアンプにラッチした後、
センスアンプにラッチされた該データを出力することを
特徴とする強誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方
法。 - 【請求項2】前記センスアンプにラッチされたデータを
出力した後、センスアンプにラッチされた該データを前
記指定アドレスのメモリセルに再書き込みし、 次いで、外部からアドレスを指定すること無く、サブメ
モリユニットを構成する他のメモリセルに記憶されたデ
ータを読み出し、センスアンプにラッチすることを特徴
とする請求項1に記載の強誘電体型不揮発性半導体メモ
リの駆動方法。 - 【請求項3】サブメモリユニットを構成する他のメモリ
セルに記憶されたデータを読み出し、センスアンプにラ
ッチした後、センスアンプにラッチされた該データを該
他のメモリセルに再書き込みすることを特徴とする請求
項2に記載の強誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方
法。 - 【請求項4】サブメモリユニットを構成する全ての他の
メモリセルにおいて、外部からアドレスを指定すること
無く、順次、データの読み出し及びデータの再書き込み
を行うことを特徴とする請求項3に記載の強誘電体型不
揮発性半導体メモリの駆動方法。 - 【請求項5】サブメモリユニットを構成する他のメモリ
セルに記憶されたデータを読み出し、センスアンプにラ
ッチした後、センスアンプにラッチされた該データを出
力することを特徴とする請求項2に記載の強誘電体型不
揮発性半導体メモリの駆動方法。 - 【請求項6】サブメモリユニットを構成する他のメモリ
セルに記憶されたデータを読み出し、センスアンプにラ
ッチし、次いで、センスアンプにラッチされた該データ
を出力した後、センスアンプにラッチされた該データを
該他のメモリセルに再書き込みすることを特徴とする請
求項5に記載の強誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動
方法。 - 【請求項7】サブメモリユニットを構成する全ての他の
メモリセルにおいて、外部からアドレスを指定すること
無く、順次、データの読み出し、出力及びデータの再書
き込みを行うことを特徴とする請求項6に記載の強誘電
体型不揮発性半導体メモリの駆動方法。 - 【請求項8】(A)ビット線と、 (B)選択用トランジスタと、 (C)M個(但し、M≧2)のメモリセルから構成され
たサブメモリユニットと、 (D)M本のプレート線と、 (E)ビット線に接続されたセンスアンプ、から成るメ
モリユニットから構成され、 各メモリセルは、第1の電極と強誘電体層と第2の電極
とから成り、 サブメモリユニットを構成するメモリセルの第1の電極
は、サブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の
第1の電極は、選択用トランジスタを介してビット線に
接続され、第2の電極はプレート線に接続されている強
誘電体型不揮発性半導体メモリの駆動方法であって、 書き込むべきデータをセンスアンプにラッチした後、外
部から指定された指定アドレスのメモリセルに該データ
を書き込むことを特徴とする強誘電体型不揮発性半導体
メモリの駆動方法。 - 【請求項9】センスアンプにラッチされたデータを前記
指定アドレスのメモリセルに書き込んだ後、書き込むべ
きデータをセンスアンプにラッチし、次いで、外部から
アドレスを指定すること無く、サブメモリユニットを構
成する他のメモリセルに該データを書き込むことを特徴
とする請求項8に記載の強誘電体型不揮発性半導体メモ
リの駆動方法。 - 【請求項10】サブメモリユニットを構成する全ての他
のメモリセルにおいて、外部からアドレスを指定するこ
と無く、順次、データの書き込みを行うことを特徴とす
る請求項9に記載の強誘電体型不揮発性半導体メモリの
駆動方法。 - 【請求項11】センスアンプにラッチされたデータを前
記指定アドレスのメモリセルに書き込んだ後、外部から
アドレスを指定すること無く、サブメモリユニットを構
成する他のメモリセルに記憶されたデータを読み出し、
センスアンプにラッチした後、センスアンプにラッチさ
れた該データを該他のメモリセルに再書き込みすること
を特徴とする請求項8に記載の強誘電体型不揮発性半導
体メモリの駆動方法。 - 【請求項12】サブメモリユニットを構成する全ての他
のメモリセルにおいて、外部からアドレスを指定するこ
と無く、順次、データの読み出し及び再書き込みを行う
ことを特徴とする請求項11に記載の強誘電体型不揮発
性半導体メモリの駆動方法。 - 【請求項13】(A)ビット線と、 (B)選択用トランジスタと、 (C)M個(但し、M≧2)のメモリセルから構成され
たサブメモリユニットと、 (D)M本のプレート線と、 (E)ビット線に接続されたセンスアンプ、から成るメ
モリユニットから構成され、 各メモリセルは、第1の電極と強誘電体層と第2の電極
とから成り、 サブメモリユニットを構成するメモリセルの第1の電極
は、サブメモリユニットにおいて共通であり、該共通の
第1の電極は、選択用トランジスタを介してビット線に
接続され、第2の電極はプレート線に接続されている強
誘電体型不揮発性半導体メモリであって、 (F)外部から指定されたプレート線のアドレスを記憶
する指定プレート線アドレスレジスタと、 (G)プレート線を指定するプレート線アドレスを順次
インクリメントするプレート線アドレスカウンタ、を更
に備えていることを特徴とする強誘電体型不揮発性半導
体メモリ。 - 【請求項14】指定プレート線アドレスレジスタ及びプ
レート線アドレスカウンタに接続され、 指定プレート線アドレスレジスタに記憶された指定プレ
ート線アドレスの値と、プレート線アドレスカウンタに
おけるプレート線アドレスの値を比較するコンパレータ
を更に備えていることを特徴とする請求項13に強誘電
体型不揮発性半導体メモリ。
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DE10290377T DE10290377T1 (de) | 2001-01-23 | 2002-01-17 | Ferro-elektrischer nichtflüchtiger Halbleiterspeicher und dazugehöriges Arbeitsverfahren |
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KR100626912B1 (ko) * | 2004-04-23 | 2006-09-20 | 주식회사 하이닉스반도체 | 불휘발성 강유전체 수직 전극 셀과 수직 전극 셀을 이용한불휘발성 강유전체 메모리 장치 및 그 수직 전극 셀 제조방법 |
JP2005332513A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 強誘電体記憶装置及びその読み出し方法 |
JP4887853B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2012-02-29 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体記憶装置 |
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US20230395134A1 (en) | 2022-06-03 | 2023-12-07 | Kepler Computing Inc. | Write disturb mitigation for non-linear polar material based multi-capacitor bit-cell |
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JP3246294B2 (ja) | 1995-10-24 | 2002-01-15 | ソニー株式会社 | 強誘電体記憶装置およびその製造方法 |
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JP2003229541A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-15 | Sony Corp | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
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- 2002-01-17 WO PCT/JP2002/000256 patent/WO2002059900A1/ja active Application Filing
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