JP2002216426A - 情報記録システム - Google Patents
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクにデータを高い信頼性で記録するこ
とが要求されているが、従来のディスクは全域が一定の
信頼性であるためデータを部分的に高い信頼性で記録す
ることができない。 【解決手段】 ディスク1の分割された領域毎に複数の
段階で信頼性を設定する設定手段と、ディスク1の各領
域と設定された信頼性との関係を示す情報を記憶する記
憶手段と、記憶手段を参照して記録データに応じた信頼
性の領域を選択する手段と、選択手段によって選択され
た領域にデータを記録する記録手段とを具備する。
とが要求されているが、従来のディスクは全域が一定の
信頼性であるためデータを部分的に高い信頼性で記録す
ることができない。 【解決手段】 ディスク1の分割された領域毎に複数の
段階で信頼性を設定する設定手段と、ディスク1の各領
域と設定された信頼性との関係を示す情報を記憶する記
憶手段と、記憶手段を参照して記録データに応じた信頼
性の領域を選択する手段と、選択手段によって選択され
た領域にデータを記録する記録手段とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク等
の情報記録媒体に情報を記録する情報記録システムに関
するものである。
の情報記録媒体に情報を記録する情報記録システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハードディスク装置(HDD)
では、例えば、パーソナルコンピュータ等のホストコン
ピュータからのコマンドに応じてハードディスクにデー
タ(ユーザー情報)の記録や再生を行う。ところで、H
DDでは、ディスク上にデータ以外にドライブの制御、
管理に必要なシステム情報が記録されており、情報の記
録、再生時には、システム情報が読み出され、それに基
づいて情報の記録、再生を行っている。
では、例えば、パーソナルコンピュータ等のホストコン
ピュータからのコマンドに応じてハードディスクにデー
タ(ユーザー情報)の記録や再生を行う。ところで、H
DDでは、ディスク上にデータ以外にドライブの制御、
管理に必要なシステム情報が記録されており、情報の記
録、再生時には、システム情報が読み出され、それに基
づいて情報の記録、再生を行っている。
【0003】従来においては、システム情報は重要な情
報であるため、システム情報は高い信頼性が要求され、
そのための手法がいくつか提案されている。例えば、特
開2000−222830には、システム情報を記録す
るシステム領域をエラーレートが相対的に良いディスク
の中央に設定することにより、信頼性を向上することが
記載されている。
報であるため、システム情報は高い信頼性が要求され、
そのための手法がいくつか提案されている。例えば、特
開2000−222830には、システム情報を記録す
るシステム領域をエラーレートが相対的に良いディスク
の中央に設定することにより、信頼性を向上することが
記載されている。
【0004】一方、近年、ハードディスクを映像保存用
に使用することが要求され、このような場合には、シス
テム情報のエラーレート以外にもデータの中で信頼性を
必要とする情報がある。例えば、DVD(デシタルビデ
オディスク)等に用いられるMPEG2映像ファイルの
場合、コンテンツを再生するためのアプリケーション情
報ファイルを読み出す際にリトライが多発すると、再生
する映像情報に遅延が生じるので、高い信頼性が要求さ
れる。映像データは適度なエラーレートが確保できれば
問題ない設計が可能である。
に使用することが要求され、このような場合には、シス
テム情報のエラーレート以外にもデータの中で信頼性を
必要とする情報がある。例えば、DVD(デシタルビデ
オディスク)等に用いられるMPEG2映像ファイルの
場合、コンテンツを再生するためのアプリケーション情
報ファイルを読み出す際にリトライが多発すると、再生
する映像情報に遅延が生じるので、高い信頼性が要求さ
れる。映像データは適度なエラーレートが確保できれば
問題ない設計が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、前述
のようにデータの中でも信頼性を必要とするデータを区
別して記録することが要求されている。しかしながら、
従来のハードディスクではディスクのデータ記録領域全
域でエラーレートが一定になるように設計されているの
で、要求を満たすことができなかった。また、上記特開
2000−222830のものでは、ディスクの中央に
システム情報を記録するシステム領域を設定しているだ
けであるので、データの信頼性を向上させることについ
ては全く考慮されていなかった。
のようにデータの中でも信頼性を必要とするデータを区
別して記録することが要求されている。しかしながら、
従来のハードディスクではディスクのデータ記録領域全
域でエラーレートが一定になるように設計されているの
で、要求を満たすことができなかった。また、上記特開
2000−222830のものでは、ディスクの中央に
システム情報を記録するシステム領域を設定しているだ
けであるので、データの信頼性を向上させることについ
ては全く考慮されていなかった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、容易に記録データの信頼性を区
別して記録媒体に記録することが可能な情報記録システ
ムを提供することにある。
たもので、その目的は、容易に記録データの信頼性を区
別して記録媒体に記録することが可能な情報記録システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、情報記録媒体の分割された領域毎に複数の
段階で信頼性を設定する設定手段と、前記記録媒体の各
領域と設定された信頼性との関係を示す情報を記憶する
記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記記録媒体の記
録領域のうち記録データの重要度に応じた信頼性の領域
を選択する手段と、前記選択手段によって選択された領
域にデータを記録する記録手段とを備えたことを特徴と
している。
成するため、情報記録媒体の分割された領域毎に複数の
段階で信頼性を設定する設定手段と、前記記録媒体の各
領域と設定された信頼性との関係を示す情報を記憶する
記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記記録媒体の記
録領域のうち記録データの重要度に応じた信頼性の領域
を選択する手段と、前記選択手段によって選択された領
域にデータを記録する記録手段とを備えたことを特徴と
している。
【0008】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに
接続され、前記ホストコンピュータの制御に基づいて情
報記録媒体にデータを記録する情報記録装置とを有する
情報記録システムにおいて、前記記録媒体の分割された
領域毎に複数の段階で信頼性を設定する設定手段と、前
記記録媒体の各領域と設定された信頼性との関係を示す
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前
記記録媒体の記録領域のうち記録データの重要度に応じ
た信頼性の領域を選択する手段とを含み、前記情報記録
装置は、記録データ毎に前記選択手段によって選択され
た結果に基づいてデータを振り分けて記録することを特
徴としている。
め、ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに
接続され、前記ホストコンピュータの制御に基づいて情
報記録媒体にデータを記録する情報記録装置とを有する
情報記録システムにおいて、前記記録媒体の分割された
領域毎に複数の段階で信頼性を設定する設定手段と、前
記記録媒体の各領域と設定された信頼性との関係を示す
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前
記記録媒体の記録領域のうち記録データの重要度に応じ
た信頼性の領域を選択する手段とを含み、前記情報記録
装置は、記録データ毎に前記選択手段によって選択され
た結果に基づいてデータを振り分けて記録することを特
徴としている。
【0009】本発明においては、記録媒体の分割された
領域毎に複数の段階で信頼性を設定しているので、記録
データの重要度に応じて記録領域を選んで記録すること
ができる。従って、例えば、重要なデータは信頼性の高
い領域、信頼性を要求されないデータは通常の信頼性の
領域というように同じ記録媒体の中でデータを振り分け
ることができる。
領域毎に複数の段階で信頼性を設定しているので、記録
データの重要度に応じて記録領域を選んで記録すること
ができる。従って、例えば、重要なデータは信頼性の高
い領域、信頼性を要求されないデータは通常の信頼性の
領域というように同じ記録媒体の中でデータを振り分け
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の情報
記録システムの一実施形態の構成を示すブロック図であ
る。なお、以下の実施形態では情報記録装置としてHD
D(ハードディスク装置)を用いている。図1におい
て、1は情報記録媒体であるところのディスク、2はデ
ィスク1を回転させるスピンドルモータ(SPM)、3
はディスク1にデータを記録、再生するためのヘッドで
ある。ヘッド3はディスク1にデータを書き込むライト
ヘッドとディスク1からデータを読み出すリードベッド
とが実装されたスライダーから構成されている。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の情報
記録システムの一実施形態の構成を示すブロック図であ
る。なお、以下の実施形態では情報記録装置としてHD
D(ハードディスク装置)を用いている。図1におい
て、1は情報記録媒体であるところのディスク、2はデ
ィスク1を回転させるスピンドルモータ(SPM)、3
はディスク1にデータを記録、再生するためのヘッドで
ある。ヘッド3はディスク1にデータを書き込むライト
ヘッドとディスク1からデータを読み出すリードベッド
とが実装されたスライダーから構成されている。
【0011】また、ヘッド3はアクチュエータ4に搭載
され、VCM(ボイスコイルモータ)5の駆動によりデ
ィスク1の半径方向に移動できるように構成されてい
る。SPM/VCMドライバー6は、CPU9の制御に
基づいてSPM2及びVCM5を駆動する駆動回路であ
る。また、アンプ7はヘッド3のリードヘッドから読み
出された再生信号を増幅する増幅回路、R/W(リード
/ライト)回路8はディスク1から再生された再生信号
を用いて所定の信号処理を行い、元のデータに再生する
復号化処理、及びホストコンピュータ12から転送され
たライトデータを記録用に符号化する符号化処理を行う
回路である。
され、VCM(ボイスコイルモータ)5の駆動によりデ
ィスク1の半径方向に移動できるように構成されてい
る。SPM/VCMドライバー6は、CPU9の制御に
基づいてSPM2及びVCM5を駆動する駆動回路であ
る。また、アンプ7はヘッド3のリードヘッドから読み
出された再生信号を増幅する増幅回路、R/W(リード
/ライト)回路8はディスク1から再生された再生信号
を用いて所定の信号処理を行い、元のデータに再生する
復号化処理、及びホストコンピュータ12から転送され
たライトデータを記録用に符号化する符号化処理を行う
回路である。
【0012】CPU9は主制御回路を構成するマイクロ
プロセッサ回路であり、装置内の各部を制御してディス
ク1に対してデータのリード/ライト処理の制御を行
う。HDC(ハードディスクコントローラ)9はディス
ク1とホストコンピュータ12とのデータ転送を制御す
る回路、EEPROM10は電気的に書き換え可能な不
揮発性メモリであり、CPU9の制御に用いられる。ホ
ストコンピュータ12は上位制御装置であり、情報記録
装置はホストコンピュータ12の制御に基づいてディス
ク1にデータの記録や再生を行う。
プロセッサ回路であり、装置内の各部を制御してディス
ク1に対してデータのリード/ライト処理の制御を行
う。HDC(ハードディスクコントローラ)9はディス
ク1とホストコンピュータ12とのデータ転送を制御す
る回路、EEPROM10は電気的に書き換え可能な不
揮発性メモリであり、CPU9の制御に用いられる。ホ
ストコンピュータ12は上位制御装置であり、情報記録
装置はホストコンピュータ12の制御に基づいてディス
ク1にデータの記録や再生を行う。
【0013】ここで、本実施形態においては、ディスク
1の領域(例えば、ゾーン)毎に複数の段階で信頼性を
設定している。即ち、ディスク1の領域毎に信頼性を設
定することで、高い信頼性が要求されるデータは高い信
頼性の領域に記録するようにデータに応じて記録領域を
振り分けることを可能としている。相対的に信頼性を変
える方法としては、例えば、記録密度を変える、ECC
(Error Correcting Codo )の長さを変える方法等を用
いている。
1の領域(例えば、ゾーン)毎に複数の段階で信頼性を
設定している。即ち、ディスク1の領域毎に信頼性を設
定することで、高い信頼性が要求されるデータは高い信
頼性の領域に記録するようにデータに応じて記録領域を
振り分けることを可能としている。相対的に信頼性を変
える方法としては、例えば、記録密度を変える、ECC
(Error Correcting Codo )の長さを変える方法等を用
いている。
【0014】一般に、ハードディスクにおいては記録密
度を低下させると、エラーレートが向上するので、ディ
スク1の場所によって記録密度を変化させることにより
相対的に記録データの信頼性を変えることができる。記
録密度等のフォーマット情報のテーブルはEEPROM
10に格納されている。通常、記録周波数はディスク1
のゾーン毎に1つの周波数に固定されているが、EEP
ROM10にゾーン毎のパラメータを通常の記録密度の
場合のもの、記録密度が低い場合のものというように2
つあるいはそれ以上持っている。そして、ディスクフォ
ーマット時にパラメータを切り換えることにより、領域
(例えばゾーン)毎の記録密度の変更を可能とし、領域
毎に複数の段階で信頼性を設定している。記録周波数を
決定するパラメータは、一般的には分周比で指定され
る。
度を低下させると、エラーレートが向上するので、ディ
スク1の場所によって記録密度を変化させることにより
相対的に記録データの信頼性を変えることができる。記
録密度等のフォーマット情報のテーブルはEEPROM
10に格納されている。通常、記録周波数はディスク1
のゾーン毎に1つの周波数に固定されているが、EEP
ROM10にゾーン毎のパラメータを通常の記録密度の
場合のもの、記録密度が低い場合のものというように2
つあるいはそれ以上持っている。そして、ディスクフォ
ーマット時にパラメータを切り換えることにより、領域
(例えばゾーン)毎の記録密度の変更を可能とし、領域
毎に複数の段階で信頼性を設定している。記録周波数を
決定するパラメータは、一般的には分周比で指定され
る。
【0015】次に、ECCの長さ(バイト数)によって
信頼性を変える場合の方法について説明する。ECCは
データの誤りを訂正するために本来のデータに付加され
るデータである。ECCのバイト数を増やすと、エラー
訂正機能が強化され、結果的にエラーレートが向上す
る。ECCのバイト数等のフォーマット情報は同様にE
EPROM10に格納される。
信頼性を変える場合の方法について説明する。ECCは
データの誤りを訂正するために本来のデータに付加され
るデータである。ECCのバイト数を増やすと、エラー
訂正機能が強化され、結果的にエラーレートが向上す
る。ECCのバイト数等のフォーマット情報は同様にE
EPROM10に格納される。
【0016】通常、ECCのバイト数は固定されている
が、EEPROM10に各領域(例えばゾーン)毎のパ
ラメータをECCのバイト数が長い場合のもの、ECC
のバイト数が通常のものというように2つあるいはそれ
以上持つことで、同様にディスクフォーマット時にパラ
メータを切り換えることにより、ECCのバイト数の変
更を可能とし、ディスク1の領域毎に複数の段階で信頼
性を設定することが可能である。
が、EEPROM10に各領域(例えばゾーン)毎のパ
ラメータをECCのバイト数が長い場合のもの、ECC
のバイト数が通常のものというように2つあるいはそれ
以上持つことで、同様にディスクフォーマット時にパラ
メータを切り換えることにより、ECCのバイト数の変
更を可能とし、ディスク1の領域毎に複数の段階で信頼
性を設定することが可能である。
【0017】次に、以上のような記録密度やECCのバ
イト数等のパラメータの設定方法について説明する。図
2はディスク1の複数に分割されたゾーンを示してい
る。なお、本実施形態では、ディスク1の各ゾーンの信
頼性を高い信頼性の場合と通常の信頼性の場合の2段階
に切り換える例について説明する。図2において、ディ
スク1は半径方向にゾーン0、ゾーン1、…、ゾーンn
に分割され、各ゾーン毎に記録周波数を決定するパラメ
ータが決められている。また、EEPROM10には図
2に示すようにゾーン毎に高信頼性の場合の記録周波数
を決定するパラメータ、通常の信頼性の場合の記録周波
数を決定するパラメータが記憶されており、詳しく後述
するようにディスクフォーマット時にEEPROM10
を参照して各ゾーンの信頼性を設定する処理を行う。
イト数等のパラメータの設定方法について説明する。図
2はディスク1の複数に分割されたゾーンを示してい
る。なお、本実施形態では、ディスク1の各ゾーンの信
頼性を高い信頼性の場合と通常の信頼性の場合の2段階
に切り換える例について説明する。図2において、ディ
スク1は半径方向にゾーン0、ゾーン1、…、ゾーンn
に分割され、各ゾーン毎に記録周波数を決定するパラメ
ータが決められている。また、EEPROM10には図
2に示すようにゾーン毎に高信頼性の場合の記録周波数
を決定するパラメータ、通常の信頼性の場合の記録周波
数を決定するパラメータが記憶されており、詳しく後述
するようにディスクフォーマット時にEEPROM10
を参照して各ゾーンの信頼性を設定する処理を行う。
【0018】このように記録密度やECCバイト数のパ
ラメータの設定はフォーマット時に行うが、記録密度や
ECCバイト数のパラメータの設定はゾーン毎に限るこ
とはなく、例えば、パーティション毎あるいはディスク
1の記録面を適当に分割して分割された領域毎に設定し
ても良い。また、ディスク1上の位置と信頼性との関係
が分かっていればこれに限ることはない。
ラメータの設定はフォーマット時に行うが、記録密度や
ECCバイト数のパラメータの設定はゾーン毎に限るこ
とはなく、例えば、パーティション毎あるいはディスク
1の記録面を適当に分割して分割された領域毎に設定し
ても良い。また、ディスク1上の位置と信頼性との関係
が分かっていればこれに限ることはない。
【0019】次に、フォーマット時にディスク1のゾー
ン毎に信頼性を設定する場合の処理について図3のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。図3において、ま
ず、ホストコンピュータ12でディスクフォーマット処
理が発生したものとする(ステップ301)。ホストコ
ンピュータ12はディスクフォーマット処理が発生する
と、フォーマット処理を実行する最初のゾーンを指定
し、この時は、図2に示すディスク1のゾーン0を指定
する(ステップ302)。
ン毎に信頼性を設定する場合の処理について図3のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。図3において、ま
ず、ホストコンピュータ12でディスクフォーマット処
理が発生したものとする(ステップ301)。ホストコ
ンピュータ12はディスクフォーマット処理が発生する
と、フォーマット処理を実行する最初のゾーンを指定
し、この時は、図2に示すディスク1のゾーン0を指定
する(ステップ302)。
【0020】次いで、指定したゾーン0の信頼性を変更
するか否か、即ち、ゾーン0を高い信頼性に設定するか
否かを判断する(ステップ303)。ゾーンの信頼性を
変更するか否かは、ディスク1に記録するデータの種別
等に応じて決定すれば良い。具体的には、高い信頼性を
必要とするデータが多い場合は、例えば、全体のゾーン
のうち30%のゾーンを高い信頼性に設定し、高い信頼
性を必要とするデータが少ない場合は、全体のゾーンの
うち10%のゾーンを高い信頼性に設定するというよう
に決定する。また、この結果に基づいて高い信頼性のゾ
ーンをディスク1に配置し、この場合、高い信頼性のゾ
ーンはサーチが早いディスク1の外周側のゾーンに配置
するのが望ましい。
するか否か、即ち、ゾーン0を高い信頼性に設定するか
否かを判断する(ステップ303)。ゾーンの信頼性を
変更するか否かは、ディスク1に記録するデータの種別
等に応じて決定すれば良い。具体的には、高い信頼性を
必要とするデータが多い場合は、例えば、全体のゾーン
のうち30%のゾーンを高い信頼性に設定し、高い信頼
性を必要とするデータが少ない場合は、全体のゾーンの
うち10%のゾーンを高い信頼性に設定するというよう
に決定する。また、この結果に基づいて高い信頼性のゾ
ーンをディスク1に配置し、この場合、高い信頼性のゾ
ーンはサーチが早いディスク1の外周側のゾーンに配置
するのが望ましい。
【0021】ここで、ステップ303においてゾーン0
の信頼性を変更する(高い信頼性に設定する)のであれ
ば、EEPROM10から高い信頼性の場合のパラメー
タ、即ち、図2に示すようにゾーン0の記録周波数をx
0に設定するパラメータを読み込む(ステップ30
4)。一方、ゾーン0の信頼性を変更しない(通常の信
頼性に設定する)のであれば、EEPROM10から通
常の信頼性の場合のパラメータ、即ち、図2に示すよう
にゾーン0の記録周波数をy0に設定するパラメータを
読み込む(ステップ305)。
の信頼性を変更する(高い信頼性に設定する)のであれ
ば、EEPROM10から高い信頼性の場合のパラメー
タ、即ち、図2に示すようにゾーン0の記録周波数をx
0に設定するパラメータを読み込む(ステップ30
4)。一方、ゾーン0の信頼性を変更しない(通常の信
頼性に設定する)のであれば、EEPROM10から通
常の信頼性の場合のパラメータ、即ち、図2に示すよう
にゾーン0の記録周波数をy0に設定するパラメータを
読み込む(ステップ305)。
【0022】次いで、読み込んだパラメータに基づいて
現在指定しているゾーン0のフォーマット処理を行う
(ステップ306)。図4はゾーンの信頼性を通常の信
頼性から高い信頼性に変更する場合のセクタ数の変化を
示している。変更前のゾーンのセクタ数はn個である。
変更後はゾーンの記録密度を低下させてフォーマットし
ているので、各セクタの長さは長くなり、同じ領域内の
セクタ数はm個となってセクタ数が減少している。
現在指定しているゾーン0のフォーマット処理を行う
(ステップ306)。図4はゾーンの信頼性を通常の信
頼性から高い信頼性に変更する場合のセクタ数の変化を
示している。変更前のゾーンのセクタ数はn個である。
変更後はゾーンの記録密度を低下させてフォーマットし
ているので、各セクタの長さは長くなり、同じ領域内の
セクタ数はm個となってセクタ数が減少している。
【0023】ゾーン0のフォーマット処理を終了する
と、最後のゾーンであるか否かを判断し(ステップ30
7)、この時は最後のゾーンnではないので次のゾーン
1に移動し(ステップ308)、再度ステップ303か
らの処理を行う。即ち、ステップ303〜308の処理
を繰り返し行い、ゾーン毎に信頼性を変更するか否かを
判断し、それに応じてゾーン毎に高い信頼性又は通常の
信頼性というように順次ゾーン毎にフォーマット処理を
行う。ステップ407で最後のゾーンnのフォーマット
処理を終了すると、すべてのディスク1のフォーマット
処理を完了する(ステップ309)。
と、最後のゾーンであるか否かを判断し(ステップ30
7)、この時は最後のゾーンnではないので次のゾーン
1に移動し(ステップ308)、再度ステップ303か
らの処理を行う。即ち、ステップ303〜308の処理
を繰り返し行い、ゾーン毎に信頼性を変更するか否かを
判断し、それに応じてゾーン毎に高い信頼性又は通常の
信頼性というように順次ゾーン毎にフォーマット処理を
行う。ステップ407で最後のゾーンnのフォーマット
処理を終了すると、すべてのディスク1のフォーマット
処理を完了する(ステップ309)。
【0024】なお、この時、記録密度(又はECCの長
さ)の変更に伴ってゾーンのセクタ数が変わるのであれ
ば、図5に示すようにそれに応じてLBA(Logical Bl
ockAddress )を変更してフォーマットの終了処理を行
う。例えば、図5の例では、変更前はゾーン0、ゾーン
1は通常の信頼性に設定され、変更後はゾーン0は高い
信頼性、ゾーン1は通常の信頼性に設定されている。変
更後においてはゾーン0が高い信頼性に設定されている
ため、ゾーン0のセクタ数はm、ゾーン1は通常の信頼
性であるためセクタ数はnとなっている。
さ)の変更に伴ってゾーンのセクタ数が変わるのであれ
ば、図5に示すようにそれに応じてLBA(Logical Bl
ockAddress )を変更してフォーマットの終了処理を行
う。例えば、図5の例では、変更前はゾーン0、ゾーン
1は通常の信頼性に設定され、変更後はゾーン0は高い
信頼性、ゾーン1は通常の信頼性に設定されている。変
更後においてはゾーン0が高い信頼性に設定されている
ため、ゾーン0のセクタ数はm、ゾーン1は通常の信頼
性であるためセクタ数はnとなっている。
【0025】このようにゾーンの信頼性の変更に伴いセ
クタ数が変わるため、それに応じてディスク1に対して
記録領域のLBAを変更するフォーマット終了処理を行
う。フォーマット処理を終了すると、ホストコンピュー
タ12はディスク1の各ゾーンと信頼性の関係を示す情
報をハードディスク装置のHDC11に転送し、CPU
9は転送された情報をディスク1のシステム領域あるい
はEEPROM10等の不揮発性メモリに記憶させてお
く。
クタ数が変わるため、それに応じてディスク1に対して
記録領域のLBAを変更するフォーマット終了処理を行
う。フォーマット処理を終了すると、ホストコンピュー
タ12はディスク1の各ゾーンと信頼性の関係を示す情
報をハードディスク装置のHDC11に転送し、CPU
9は転送された情報をディスク1のシステム領域あるい
はEEPROM10等の不揮発性メモリに記憶させてお
く。
【0026】次に、実際にディスク1にデータを記録す
る場合の動作について詳細に説明する。まず、ホストコ
ンピュータ12は前述のようにディスク1の各ゾーンと
信頼性の関係を示す情報をディスク1のシステム領域や
EEPROM10等に記憶させているが、ホストコンピ
ュータ12はデータを記録する時は情報記録装置からこ
の情報を内部のメモリ(図示せず)に読み込んでおく。
この場合、ディスク1の各ゾーンと信頼性の関係を示す
情報は、例えば、ホストコンピュータ12が情報取得の
準備ができた時に情報記録装置からホストコンピュータ
12に転送したり、あるいはホストコンピュータ12か
ら情報取得のコマンドが発行された時に情報記録装置か
ら転送すれば良い。
る場合の動作について詳細に説明する。まず、ホストコ
ンピュータ12は前述のようにディスク1の各ゾーンと
信頼性の関係を示す情報をディスク1のシステム領域や
EEPROM10等に記憶させているが、ホストコンピ
ュータ12はデータを記録する時は情報記録装置からこ
の情報を内部のメモリ(図示せず)に読み込んでおく。
この場合、ディスク1の各ゾーンと信頼性の関係を示す
情報は、例えば、ホストコンピュータ12が情報取得の
準備ができた時に情報記録装置からホストコンピュータ
12に転送したり、あるいはホストコンピュータ12か
ら情報取得のコマンドが発行された時に情報記録装置か
ら転送すれば良い。
【0027】ホストコンピュータ12は内部のメモリを
参照し、記録データの重要性に応じて記録するLBAを
指定することにより記録領域の振り分けを行う。即ち、
高い信頼性を必要とするデータを記録する時は、高い信
頼性のゾーンのLBAを指定し、通常の信頼性で良いデ
ータを記録する時は、通常の信頼性のゾーンのLBAを
指定することによりディスク1にデータを記録する。
参照し、記録データの重要性に応じて記録するLBAを
指定することにより記録領域の振り分けを行う。即ち、
高い信頼性を必要とするデータを記録する時は、高い信
頼性のゾーンのLBAを指定し、通常の信頼性で良いデ
ータを記録する時は、通常の信頼性のゾーンのLBAを
指定することによりディスク1にデータを記録する。
【0028】図6はデータを記録する場合の具体的な処
理の流れを示すフローチャートである。以下、図6に基
づいてデータの記録動作について説明する。まず、ホス
トコンピュータ12でデータの書き込み処理が発生した
ものとする(ステップ601)。ホストコンピュータ1
2は書き込み処理が発生すると、記録するデータがホス
トコンピュータ12にとって重要性が高いか否かを判断
する(ステップ602)。記録するデータの重要性が高
い場合は、予めメモリに読み込んでいるゾーンと信頼性
の関係に基づいてディスク1のデータを書き込む場所に
信頼性の高いゾーンのLBAを指定する(ステップ60
3)。
理の流れを示すフローチャートである。以下、図6に基
づいてデータの記録動作について説明する。まず、ホス
トコンピュータ12でデータの書き込み処理が発生した
ものとする(ステップ601)。ホストコンピュータ1
2は書き込み処理が発生すると、記録するデータがホス
トコンピュータ12にとって重要性が高いか否かを判断
する(ステップ602)。記録するデータの重要性が高
い場合は、予めメモリに読み込んでいるゾーンと信頼性
の関係に基づいてディスク1のデータを書き込む場所に
信頼性の高いゾーンのLBAを指定する(ステップ60
3)。
【0029】また、重要性が高くなければ、予めメモリ
に読み込んでいる信頼性とLBAの関係に基づいてディ
スク1のデータを書き込む場所に通常の信頼性のゾーン
のLBAを指定する(ステップ604)。次いで、ホス
トコンピュータ12からHDC11にLBAと記録する
データを転送する(ステップ605)。CPU9は各部
を制御し、ヘッド3のライトヘッドで転送されたデータ
をディスク1の指定された場所に記録して(ステップ6
06)、書き込み処理を終了する。以下、ディスク1に
データを記録する時は同様にメモリを参照し、データの
重要性に応じて高い信頼性の領域又は通常の信頼性の領
域を選択し、データの重要度に応じた信頼性の領域にデ
ータの記録を行う。
に読み込んでいる信頼性とLBAの関係に基づいてディ
スク1のデータを書き込む場所に通常の信頼性のゾーン
のLBAを指定する(ステップ604)。次いで、ホス
トコンピュータ12からHDC11にLBAと記録する
データを転送する(ステップ605)。CPU9は各部
を制御し、ヘッド3のライトヘッドで転送されたデータ
をディスク1の指定された場所に記録して(ステップ6
06)、書き込み処理を終了する。以下、ディスク1に
データを記録する時は同様にメモリを参照し、データの
重要性に応じて高い信頼性の領域又は通常の信頼性の領
域を選択し、データの重要度に応じた信頼性の領域にデ
ータの記録を行う。
【0030】ここで、一般に位置とはLBAであるが、
記録位置を指定する場合、この他に、例えば、トラック
やセグメント、ゾーン番号、ヘッド番号(ディスクが両
面記録の場合)等で指定しても良い。また、高い信頼性
を必要とするデータはホストコンピュータ12にとって
重要なデータであるので、ディスク上に高い信頼性の領
域を設定する場合は、ディスクの外周の方がサーチが早
いため、早く上位に伝えるためには高い信頼性の領域ほ
どLBA番号の若い方(図2の例では外周側のゾーン)
に配置することが望ましい。
記録位置を指定する場合、この他に、例えば、トラック
やセグメント、ゾーン番号、ヘッド番号(ディスクが両
面記録の場合)等で指定しても良い。また、高い信頼性
を必要とするデータはホストコンピュータ12にとって
重要なデータであるので、ディスク上に高い信頼性の領
域を設定する場合は、ディスクの外周の方がサーチが早
いため、早く上位に伝えるためには高い信頼性の領域ほ
どLBA番号の若い方(図2の例では外周側のゾーン)
に配置することが望ましい。
【0031】なお、以上の実施形態においては、ハード
ディスク装置を用いた場合を例として説明したが、本発
明はこれに限ることなく、例えば、光ディスク装置、光
磁気ディスク装置等を用いた場合にも使用することがで
きる。
ディスク装置を用いた場合を例として説明したが、本発
明はこれに限ることなく、例えば、光ディスク装置、光
磁気ディスク装置等を用いた場合にも使用することがで
きる。
【0032】また、以上の実施形態では、ディスクのゾ
ーンの信頼性を2段階に設定する例を説明したが、本発
明はそれ以上の段階に設定することも可能である。即
ち、ディスクのゾーンの記録密度やECCの長さを更に
多い段階に設定することで、信頼性を更に多い段階に設
定することができる。また、データをディスクに記録す
る時はデータの重要度を更に細分化し、データの重要度
に応じた信頼性の領域にデータを記録すれば良い。
ーンの信頼性を2段階に設定する例を説明したが、本発
明はそれ以上の段階に設定することも可能である。即
ち、ディスクのゾーンの記録密度やECCの長さを更に
多い段階に設定することで、信頼性を更に多い段階に設
定することができる。また、データをディスクに記録す
る時はデータの重要度を更に細分化し、データの重要度
に応じた信頼性の領域にデータを記録すれば良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体の領域毎に複数の段階で信頼性を設定しているの
で、エラーレートやリードライトマージン等による記録
データの信頼性を区別して記録することができ、記録デ
ータを必要とする信頼性に応じて領域を選んで記録する
ことができる。従って、例えば、重要なデータは信頼性
の高い領域、信頼性を要求しないデータは通常の信頼性
の領域というように同じ記録媒体の中でデータを振り分
けることができる。また、記録媒体の一部の領域を高い
信頼性に設定すればよいため、すべての領域を高い信頼
性とする場合に比べて記録容量の低下を抑えることがで
きる。
録媒体の領域毎に複数の段階で信頼性を設定しているの
で、エラーレートやリードライトマージン等による記録
データの信頼性を区別して記録することができ、記録デ
ータを必要とする信頼性に応じて領域を選んで記録する
ことができる。従って、例えば、重要なデータは信頼性
の高い領域、信頼性を要求しないデータは通常の信頼性
の領域というように同じ記録媒体の中でデータを振り分
けることができる。また、記録媒体の一部の領域を高い
信頼性に設定すればよいため、すべての領域を高い信頼
性とする場合に比べて記録容量の低下を抑えることがで
きる。
【図1】本発明の情報記録システムの一実施形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】ディスクのゾーン分割状態及びゾーン毎の信頼
性に応じたパラメータを示す説明図である。
性に応じたパラメータを示す説明図である。
【図3】図1の実施形態のディスクフォーマット時の処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
【図4】フォーマット時のゾーンの信頼性の変更を説明
するための図である。
するための図である。
【図5】フォーマット終了時の終了処理を説明するため
の図である。
の図である。
【図6】図1の実施形態のデータ記録時の処理の流れを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1 ディスク 2 スピンドルモータ(SPM) 3 ヘッド 4 アクチュエータ 5 ボイスコイルモータ(VCM) 6 SPM/VCMドライバー 7 アンプ 8 リード/ライト回路(R/W回路) 9 CPU 10 EEPROM 11 HDC 12 ホストコンピュータ
Claims (13)
- 【請求項1】 情報記録媒体の分割された領域毎に複数
の段階で信頼性を設定する設定手段と、前記記録媒体の
各領域と設定された信頼性との関係を示す情報を記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記記録媒体の
記録領域のうち記録データの重要度に応じた信頼性の領
域を選択する手段と、前記選択手段によって選択された
領域にデータを記録する記録手段とを備えたことを特徴
とする情報記録システム。 - 【請求項2】 前記設定手段は、前記記録媒体のフォー
マット時に記録領域の記録密度を変更することにより、
複数の段階で信頼性を設定することを特徴とする請求項
1に記載の情報記録システム。 - 【請求項3】 前記設定手段は、前記記録媒体のフォー
マット時に記録領域のECCの長さを変更することによ
り、複数の段階で信頼性を設定することを特徴とする請
求項1に記載の情報記録システム。 - 【請求項4】 前記設定手段は、任意に複数の段階の信
頼性の領域を前記記録媒体の記録領域に設定することを
特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報記
録システム。 - 【請求項5】 前記設定手段は、前記記録媒体の記録領
域のうち信頼性の高い領域ほどサーチの早い位置に設定
することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
載の情報記録システム。 - 【請求項6】 前記記録媒体の分割された領域は、ゾー
ン又は任意に分割された領域であることを特徴とする請
求項1に記載の情報記録システム。 - 【請求項7】 ホストコンピュータと、前記ホストコン
ピュータに接続され、前記ホストコンピュータの制御に
基づいて情報記録媒体にデータを記録する情報記録装置
とを有する情報記録システムにおいて、前記記録媒体の
分割された領域毎に複数の段階で信頼性を設定する設定
手段と、前記記録媒体の各領域と設定された信頼性との
関係を示す情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段を
参照して前記記録媒体の記録領域のうち記録データの重
要度に応じた信頼性の領域を選択する手段とを含み、前
記情報記録装置は、記録データ毎に前記選択手段によっ
て選択された結果に基づいてデータを振り分けて記録す
ることを特徴とする情報記録システム。 - 【請求項8】 前記設定手段は、前記記録媒体のフォー
マット時に記録領域の記録密度を変更することにより、
複数の段階で信頼性を設定することを特徴とする請求項
7に記載の情報記録システム。 - 【請求項9】 前記設定手段は、前記記録媒体のフォー
マット時に記録領域のECCの長さを変更することによ
り、複数の段階で信頼性を設定することを特徴とする請
求項7に記載の情報記録システム。 - 【請求項10】 前記設定手段は、任意に複数の段階の
信頼性の領域を前記記録媒体の記録領域に設定すること
を特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の情報
記録システム。 - 【請求項11】 前記設定手段は、前記記録媒体の記録
領域のうち信頼性の高い領域ほどサーチの早い位置に設
定することを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項
に記載の情報記録システム。 - 【請求項12】 前記記録媒体の分割された領域は、ゾ
ーン又は任意に分割された領域であることを特徴とする
請求項7に記載の情報記録システム。 - 【請求項13】 前記記録媒体の各領域と設定された信
頼性との関係を示す情報は前記記録媒体の所定の記録領
域又は前記情報記録装置内の不揮発性メモリに保存さ
れ、前記ホストコンピュータは情報記録前に前記各領域
と設定された信頼性との関係を示す情報を前記記憶手段
に読み込むことを特徴とする請求項7に記載の情報記録
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006780A JP2002216426A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 情報記録システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006780A JP2002216426A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 情報記録システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002216426A true JP2002216426A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18874618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006780A Pending JP2002216426A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 情報記録システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002216426A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006139902A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-06-01 | Samsung Electronics Co Ltd | データ記録媒体の記録密度可変方法,それを利用したディスクドライブ,記録密度の設定方法,およびデータ記録方法 |
KR20120093104A (ko) * | 2011-02-14 | 2012-08-22 | 시게이트 테크놀로지 엘엘씨 | 동적 저장 영역들 |
US9177597B2 (en) | 2013-06-28 | 2015-11-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Disk storage apparatus and method for managing storage area |
-
2001
- 2001-01-15 JP JP2001006780A patent/JP2002216426A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006139902A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-06-01 | Samsung Electronics Co Ltd | データ記録媒体の記録密度可変方法,それを利用したディスクドライブ,記録密度の設定方法,およびデータ記録方法 |
KR20120093104A (ko) * | 2011-02-14 | 2012-08-22 | 시게이트 테크놀로지 엘엘씨 | 동적 저장 영역들 |
JP2012212498A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-11-01 | Seagate Technology Llc | 方法、コンピュータ読取可能記憶媒体、および記憶媒体上で記憶空間領域を管理するためのシステム |
CN102789367A (zh) * | 2011-02-14 | 2012-11-21 | 希捷科技有限公司 | 动态存储区 |
KR102134694B1 (ko) * | 2011-02-14 | 2020-07-16 | 시게이트 테크놀로지 엘엘씨 | 저장 디바이스 상의 저장 영역들을 관리하기 위한 방법, 컴퓨터-판독가능 저장 매체 및 저장 제어기 모듈 |
US9177597B2 (en) | 2013-06-28 | 2015-11-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Disk storage apparatus and method for managing storage area |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040122 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060710 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |