JP2002187590A - バラスト置換装置 - Google Patents
バラスト置換装置Info
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- JP2002187590A JP2002187590A JP2000386614A JP2000386614A JP2002187590A JP 2002187590 A JP2002187590 A JP 2002187590A JP 2000386614 A JP2000386614 A JP 2000386614A JP 2000386614 A JP2000386614 A JP 2000386614A JP 2002187590 A JP2002187590 A JP 2002187590A
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
トタンクを満載にした状態で空気抜き管からオーバーフ
ローさせていたが、元来、空気抜き管は空気が出入りす
るものであり、液体粘性抵抗のある海水が通過するほど
の通過面積を有しておらず、更に、出口付近には海水の
侵入防止のためのフロートを有し、排出しようとする海
水により浮上して通過面積をさらに狭くし、バラストポ
ンプの吐出圧力でバラストタンク自身の膨れ、損傷、亀
裂などの危険性を有する使用などが行われ、問題点を有
していた。 【解決手段】 バラストタンクBW5p,BW5sの前
方に設けたフリーフロー装置Fと、バラスト注排水装置
PPのバラストポンプ2により、第三国で注水したバラ
ストを船外に排出し、排出した量のバラストをフリーフ
ロー装置Fから洋上の新しいバラストを吸引し、バラス
トタンクBW5p,BW5sを空にすることなく、バラ
ストタンクBW5p,BW5sを満載にした状態でバラ
ストを置換しようとするものである。
Description
タンクにバラストを満載した状態で洋上において、バラ
ストを置換するバラスト注排水装置に関するものであ
る。
に、船体Sには、船体の喫水を一定の保つため、また、
ヒール、トリムを所定に保つため、さらに、積荷に合せ
て船体縦強度を所定の範囲内に保つため、数十個のバラ
ストタンクBWとバラスト注排水装置PPが設けられて
いる。
(図番なし)に空気抜き管Vが設けられ、バラストの注
排水に際しては、該空気抜き管Vから空気を出し入れし
ていた。
は行えるのであるが、特定な湾に入港した場合、ある第
三国で注水したバラストをその湾では海上汚染のため排
出できず、荷物の積み下ろしによる船舶の喫水調整のた
め、その湾で排水しなければならないバラストタンクの
バラストを事前に航海中に洋上で入れ替えておかなけれ
ばならない状態がある。
いて、一旦当該バラストタンクを空にして、新しいバラ
ストを注水することは、船体の縦強度上、非常に危険な
場合があり、できなく、バラスト注排水装置PPのシー
チェスト1から海水をバラストポンプ2より吸引し、バ
ラスト主管3に送り込み、枝管のバルブ4p、4sを開
くことにより、当該バラストタンクBW5p、BW5s
を満載にした状態で空気抜き管Vから第三国で注水した
バラストをバラストポンプ2の吐出圧力により排出し
て、置換せざるを得なかった。
うに、バラスト注排水装置によって置換するバラストタ
ンクを満載にした状態で空気抜き管からオーバーフロー
させていたが、元来、空気抜き管は空気が出入りするも
のであり、液体粘性抵抗のある海水が通過するほどの通
過面積を有しておらず、更に、出口付近には海水の侵入
防止のためのフロートを有し、排出しようとする海水に
より浮上して通過面積をさらに狭くし、バラストポンプ
の吐出圧力でバラストタンク自身の膨れ、損傷、亀裂な
どの危険性を有する使用などが行われ、問題点を有して
いた。
な不十分な点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、バラストを洋上で置換する必要のあるバ
ラストタンクにフリーフロー装置をできるだけ前方に設
け、バラストの置換の必要なバラストタンクのフリーフ
ロー装置のバルブを開き、そして、バラスト注排水装置
のポンプにより当該バラストタンクのベルマウスから吸
引し、船外に排出することにより、排出した分のバラス
トをフリーフロー装置から吸引し、バラストタンクを空
にすることなく、バラストの置換ができ、バラストポン
プの吐出圧力により、バラストタンクを損傷することな
く、安全性を図ろうとするものである。
に、この発明は、バラストタンクの前方に設けたフリー
フロー装置と、バラスト注排水装置のポンプにより、バ
ラストを船外に排出し、排出した量のバラストをフリー
フロー装置から新しいバラストを吸引し、バラストタン
クを満載にした状態でバラストを置換するものである。
ル内に両舷のバラストタンクを繋いだ短管を設け、該短
管のバラストタンク側には遠隔操作のバルブが設けら
れ、該短管の中央部にはT字形に枝管が設けられ、船底
を貫通し、該枝管には遠隔操作のバルブが設けられてい
るものである。
内に両舷のバラストタンクを繋いだ注排管を設け、該注
排管のバラストタンクの底部にはベルマウスを設け、該
注水管には、遠隔操作のバルブが設けられ、バラスト主
管に繋がれ、バラストポンプに接続されているものであ
る。
出圧力によりバラストタンクに所定以上の圧力がかから
ないように、バラストタンクの前方に設けたフリーフロ
ー装置と、バラスト注排水装置のポンプにより、第三国
で注水したバラストを船外に排出し、排出した量のバラ
ストをフリーフロー装置から洋上の新しいバラストを吸
引し、バラストタンクを空にすることなく、バラストタ
ンクを満載にした状態でバラストを置換しようとするも
のである。
ト注排水装置PPは、バラストタンクBW5p、BW5
sに注水する場合は、シーチェスト1から海水をバラス
トポンプ2より吸引し、バラスト主管3に送り込み、枝
管のバルブ4p、4sを開くことにより、当該バラスト
タンクBW5p、BW5sに積載する。
p、BW5sに注水する場合は、フリーフロー装置のバ
ルブ11p、11sを開くことにより、海水は流れ込
む。この場合、空気抜き管Vから空気が出る。
5p、BW5sの枝管のバルブ4p、4sを開き、ベル
マウス5p、5sからバラストを吸引し、バラスト主管
3を経て、バルブ7、バルブ8、バルブ9、を介し、バ
ラストポンプ2に吸引され、バルブ9を介して船外に排
出される。この場合、空気抜き管Vから空気が入る。
ストタンクBW5p、BW5sに満載にした状態で、置
換する装置を説明すると、該バラストタンクBW5p、
BW5sの前方のパイプトンネルT内に両舷のバラスト
タンクBW5p、BW5sを繋いだ短管13を設け、該
短管13のバラストタンクBW5p、BW5s側には遠
隔操作のバルブ11p、11sが設けられ、該短管13
の中央部にはT字形に枝管14が設けられ、船底15を
貫通し、該枝管14には遠隔操作のバルブ12が設けら
れている。
方のパイプトンネルT内に両舷のバラストタンクBW5
p、BW5sを繋いだ注排管16を設け、該注排管16
のバラストタンクBW5p、BW5sの底部にはベルマ
ウス5p、5sを設け、注排水ができるようになってお
り、該注水管16には、遠隔操作のバルブ4p、4sが
設けられ、バラスト主管3に繋がれ、前記バラストポン
プ2に接続されている。
クBW5p、BW5sに満載にした状態で、置換する装
置を説明すると、洋上において、フリーフロー装置Fの
バルブ11p、11sおよびバルブ12を開き、さら
に、注水管16ののバルブ4p、4sを開き、バラスト
ポンプ2で吸引し、船外に第三国で積込んだバラストを
排水することにより、該フリーフロー装置Fのバルブ1
1p、11sおよびバルブ12を介して、新しいバラス
トが流れ込み、置換される。
るので、次に記載する効果を奏する。この発明は、満載
にした状態でバラストを洋上で置換する場合、バラスト
タンクにフリーフロー装置をできるだけ前方に設け、バ
ラストの置換の必要なバラストタンクのバルブを開放
し、バラスト注排水装置のポンプにより当該バラストタ
ンクのベルマウスから吸引し、船外に排出することによ
り、排出した分のバラストがフリーフロー装置から吸引
され、バラストタンクを空にすることなく、バラストの
置換ができ、バラストポンプの吐出圧力により、バラス
トタンクの膨れ、損傷および亀裂などから保護を図り、
安全な船舶を提供しようとするものである。
ある。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 バラストタンクの前方に設けたフリーフ
ロー装置と、バラスト注排水装置のポンプにより、バラ
ストを船外に排出し、排出した量のバラストをフリーフ
ロー装置から新しいバラストを吸引し、バラストタンク
を満載にした状態でバラストを置換することを特徴とす
るバラスト置換装置。 - 【請求項2】 該バラストタンクの前方のパイプトンネ
ル内に両舷のバラストタンクを繋いだ短管を設け、該短
管のバラストタンク側には遠隔操作のバルブが設けら
れ、該短管の中央部にはT字形に枝管が設けられ、船底
を貫通し、該枝管には遠隔操作のバルブが設けられてい
る請求項1記載のバラスト置換装置。 - 【請求項3】 バラストタンクの後方のパイプトンネル
内に両舷のバラストタンクを繋いだ注排管を設け、該注
排管のバラストタンクの底部にはベルマウスを設け、該
注水管には、遠隔操作のバルブが設けられ、バラスト主
管に繋がれ、バラストポンプに接続されている請求項1
記載のバラスト置換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386614A JP3530133B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | バラスト置換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386614A JP3530133B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | バラスト置換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002187590A true JP2002187590A (ja) | 2002-07-02 |
JP3530133B2 JP3530133B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=18853682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000386614A Expired - Lifetime JP3530133B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | バラスト置換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3530133B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012076726A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Eiji Koike | バラスト注排装置 |
CN105015705A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-11-04 | 广船国际有限公司 | 一种无压载水船舶及其操作方法 |
CN115230867A (zh) * | 2022-08-24 | 2022-10-25 | 中国船舶科学研究中心 | 一种便于实现运行模式切换的双模式小水线面船 |
-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000386614A patent/JP3530133B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012076726A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Eiji Koike | バラスト注排装置 |
CN105015705A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-11-04 | 广船国际有限公司 | 一种无压载水船舶及其操作方法 |
CN115230867A (zh) * | 2022-08-24 | 2022-10-25 | 中国船舶科学研究中心 | 一种便于实现运行模式切换的双模式小水线面船 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3530133B2 (ja) | 2004-05-24 |
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