JP2002180744A - 車両の開閉体制御装置 - Google Patents
車両の開閉体制御装置Info
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Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】適切且つ利便性に優れたウィンドウ開放機能を
備える車両の開閉体制御装置を提供する。 【解決手段】ドアのロック又はアンロックがなされた
後、ステップS183で、後ろ側方警報システムの撮像
カメラにより撮像した画像から、自車両に近接又は接触
した物体を正規のユーザと判断し、ステップS190、
S192で、携帯機を携帯しているユーザが自車両に近
接又は接触すると、所定のドアやウィンドウが自動的に
開けられる。
備える車両の開閉体制御装置を提供する。 【解決手段】ドアのロック又はアンロックがなされた
後、ステップS183で、後ろ側方警報システムの撮像
カメラにより撮像した画像から、自車両に近接又は接触
した物体を正規のユーザと判断し、ステップS190、
S192で、携帯機を携帯しているユーザが自車両に近
接又は接触すると、所定のドアやウィンドウが自動的に
開けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像カメラにより
撮像された画像から車両の開閉体への人の接近又は接触
を検出したならば、携帯機から自動的に送出される認証
信号から車両の近傍に正規のユーザが存在していること
を認識している間、車両の開閉体を開閉制御する車両の
開閉体制御装置に関する。
撮像された画像から車両の開閉体への人の接近又は接触
を検出したならば、携帯機から自動的に送出される認証
信号から車両の近傍に正規のユーザが存在していること
を認識している間、車両の開閉体を開閉制御する車両の
開閉体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車においては、運
転者等がキーシリンダに所定のキーによるロック・アン
ロックを行うことなく、携帯可能な端末機(以下、携帯
機)にて所定のスイッチ操作を行うことにより、その操
作に応じて送信される所定の電波に応じて、当該自動車
に備えられた制御ユニット(以下、車載機)がロック・
アンロックを行う、所謂キーレスエントリシステムが普
及している。
転者等がキーシリンダに所定のキーによるロック・アン
ロックを行うことなく、携帯可能な端末機(以下、携帯
機)にて所定のスイッチ操作を行うことにより、その操
作に応じて送信される所定の電波に応じて、当該自動車
に備えられた制御ユニット(以下、車載機)がロック・
アンロックを行う、所謂キーレスエントリシステムが普
及している。
【0003】また、このようなキーレスエントリシステ
ムの応用として、特開平8−199882号には、携帯
機におけるスイッチ操作に応じて、ドアロックの解錠を
行うと共に、そのスイッチ操作が所定時間継続されてい
るときには、更に、パワーウィンドウの開動作を自動的
に行うことが可能なシステムも提案されている。
ムの応用として、特開平8−199882号には、携帯
機におけるスイッチ操作に応じて、ドアロックの解錠を
行うと共に、そのスイッチ操作が所定時間継続されてい
るときには、更に、パワーウィンドウの開動作を自動的
に行うことが可能なシステムも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のキーレスエ
ントリシステムによれば、ユーザは車室内に乗り込むの
に先立って荷物を窓から投入することができるため、車
両に乗り込もうとしているユーザが両手で荷物を抱えて
いるとき等の利便性を向上させることができる。しかし
ながら、当該キーレスエントリシステムにおいてウィン
ドウを開かせるためには、携帯機の操作スイッチを車両
近傍において継続して操作しなければならないため、ユ
ーザが重い荷物を両手に抱えているとき等には不便を感
じることが予想される。
ントリシステムによれば、ユーザは車室内に乗り込むの
に先立って荷物を窓から投入することができるため、車
両に乗り込もうとしているユーザが両手で荷物を抱えて
いるとき等の利便性を向上させることができる。しかし
ながら、当該キーレスエントリシステムにおいてウィン
ドウを開かせるためには、携帯機の操作スイッチを車両
近傍において継続して操作しなければならないため、ユ
ーザが重い荷物を両手に抱えているとき等には不便を感
じることが予想される。
【0005】また、ユーザによる携帯機の操作を軽減す
ることによって利便性を向上すべく、例えば特開平8−
270285号には、携帯機には所定の無線信号の送信
をオン・オフさせる操作スイッチだけを設け、その所定
の無線信号を車載機が受信したときに、当該車載機が当
該無線信号の受信電界強度の大きさに応じてロック・ア
ンロックを行う、所謂スマートキーレスエントリシステ
ムが提案されており、このようなスマートキーレスエン
トリシステムの自動解錠機能に準じたパワーウィンドウ
の自動開放機能を付加することが考えられるが、これら
の両機能を単純に組み合わせただけでは、ユーザの意思
に関らず不用意にウィンドウが開いてしまうため、防犯
上や雨天時等において問題となる。
ることによって利便性を向上すべく、例えば特開平8−
270285号には、携帯機には所定の無線信号の送信
をオン・オフさせる操作スイッチだけを設け、その所定
の無線信号を車載機が受信したときに、当該車載機が当
該無線信号の受信電界強度の大きさに応じてロック・ア
ンロックを行う、所謂スマートキーレスエントリシステ
ムが提案されており、このようなスマートキーレスエン
トリシステムの自動解錠機能に準じたパワーウィンドウ
の自動開放機能を付加することが考えられるが、これら
の両機能を単純に組み合わせただけでは、ユーザの意思
に関らず不用意にウィンドウが開いてしまうため、防犯
上や雨天時等において問題となる。
【0006】本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、そ
の目的は、セキュリティ性及び利便性に優れた開閉体の
開放機能を備える車両の開閉体制御装置を提供すること
である。
の目的は、セキュリティ性及び利便性に優れた開閉体の
開放機能を備える車両の開閉体制御装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る車両の開閉体制御装置は、車両の開閉
体を開閉制御する制御手段を備える車両の開閉体制御装
置であって、車両のドア又はドア前方の側部に設けら
れ、当該車両の側後方の画像を検出する車線変更支援用
の撮像カメラを備え、前記制御手段は、撮像画像から前
記開閉体への人の接近又は接触を検出したならば、その
接近又は接触した位置に対応する開閉体を開動作させ
る。
め、本発明に係る車両の開閉体制御装置は、車両の開閉
体を開閉制御する制御手段を備える車両の開閉体制御装
置であって、車両のドア又はドア前方の側部に設けら
れ、当該車両の側後方の画像を検出する車線変更支援用
の撮像カメラを備え、前記制御手段は、撮像画像から前
記開閉体への人の接近又は接触を検出したならば、その
接近又は接触した位置に対応する開閉体を開動作させ
る。
【0008】また、本発明に係る車両の開閉体制御装置
は、自動的に所定の認証信号を送出する携帯機と、当該
送出された認証信号を受信して、車両の開閉体を開閉制
御する制御手段とを備える車両の開閉体制御装置であっ
て、車両の周囲の画像を検出する撮像カメラを備え、前
記制御手段は、前記認証信号の受信により前記車両の近
傍に正規のユーザが存在していることを認識している間
に、撮像画像から前記開閉体への人の接近又は接触を検
出したならば、その接近又は接触した位置に対応する開
閉体を開動作させる。
は、自動的に所定の認証信号を送出する携帯機と、当該
送出された認証信号を受信して、車両の開閉体を開閉制
御する制御手段とを備える車両の開閉体制御装置であっ
て、車両の周囲の画像を検出する撮像カメラを備え、前
記制御手段は、前記認証信号の受信により前記車両の近
傍に正規のユーザが存在していることを認識している間
に、撮像画像から前記開閉体への人の接近又は接触を検
出したならば、その接近又は接触した位置に対応する開
閉体を開動作させる。
【0009】また、好ましくは、自動的に所定の認証信
号を送出する携帯機を更に備え、前記制御手段は、前記
認証信号の受信により前記車両の近傍に正規のユーザが
存在していることを認識している間に、撮像画像から前
記開閉体への人の接近又は接触を検出したならば、その
接近又は接触した位置に対応する開閉体を開動作させ
る。
号を送出する携帯機を更に備え、前記制御手段は、前記
認証信号の受信により前記車両の近傍に正規のユーザが
存在していることを認識している間に、撮像画像から前
記開閉体への人の接近又は接触を検出したならば、その
接近又は接触した位置に対応する開閉体を開動作させ
る。
【0010】また、好ましくは、前記車両の停車時若し
くはイグニッションスイッチのオフ時は、前記車両の走
行時若しくはイグニッションスイッチのオン時に比べて
前記撮像カメラによる撮像精度を高めて、撮像領域を拡
大させる。
くはイグニッションスイッチのオフ時は、前記車両の走
行時若しくはイグニッションスイッチのオン時に比べて
前記撮像カメラによる撮像精度を高めて、撮像領域を拡
大させる。
【0011】また、好ましくは、前記開閉体はスライド
ドアであって、前記制御手段は、撮像画像から当該スラ
イドドア後部への人の接近又は接触を検出したならば、
その開動作を禁止する。
ドアであって、前記制御手段は、撮像画像から当該スラ
イドドア後部への人の接近又は接触を検出したならば、
その開動作を禁止する。
【0012】また、好ましくは、前記開閉体はヒンジド
アであって、前記制御手段は、撮像画像から当該ヒンジ
ドアの側方に人が存在すること、又は当該ヒンジドア側
方への人の接近又は接触を検出したならば、その開動作
を禁止する。
アであって、前記制御手段は、撮像画像から当該ヒンジ
ドアの側方に人が存在すること、又は当該ヒンジドア側
方への人の接近又は接触を検出したならば、その開動作
を禁止する。
【0013】また、好ましくは、前記開閉体はスライド
ドアとヒンジドアであって、前記制御手段は、撮像画像
から当該スライドドアの側方に人が存在すること、又は
当該ヒンジドア側方への人の接近又は接触を検出したな
らば、当該スライドドアのみ開動作させる。
ドアとヒンジドアであって、前記制御手段は、撮像画像
から当該スライドドアの側方に人が存在すること、又は
当該ヒンジドア側方への人の接近又は接触を検出したな
らば、当該スライドドアのみ開動作させる。
【0014】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
認証信号の受信方向を検出し、当該受信方向に対応する
開閉体のみ開動作させる。
認証信号の受信方向を検出し、当該受信方向に対応する
開閉体のみ開動作させる。
【0015】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1の発明によ
れば、車両の開閉体を開閉制御する制御手段を備える車
両の開閉体制御装置であって、撮像画像から開閉体への
人の接近又は接触を検出したならば、その接近又は接触
した位置に対応する開閉体を開動作させることにより、
ユーザが両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開け
るのに先立って荷物を車内に置くことができ、スペース
の狭い駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便
性を向上させることができる。
れば、車両の開閉体を開閉制御する制御手段を備える車
両の開閉体制御装置であって、撮像画像から開閉体への
人の接近又は接触を検出したならば、その接近又は接触
した位置に対応する開閉体を開動作させることにより、
ユーザが両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開け
るのに先立って荷物を車内に置くことができ、スペース
の狭い駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便
性を向上させることができる。
【0016】請求項2の発明によれば、自動的に所定の
認証信号を送出する携帯機と、当該送出された認証信号
を受信して、車両の開閉体を開閉制御する制御手段とを
備える車両の開閉体制御装置であって、認証信号の受信
により車両の近傍に正規のユーザが存在していることを
認識している間に、撮像画像から前記開閉体への人の接
近又は接触を検出したならば、その接近又は接触した位
置に対応する開閉体を開動作させることにより、ユーザ
が両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開けるのに
先立って荷物を車内に置くことができ、スペースの狭い
駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便性を向
上させることができる。
認証信号を送出する携帯機と、当該送出された認証信号
を受信して、車両の開閉体を開閉制御する制御手段とを
備える車両の開閉体制御装置であって、認証信号の受信
により車両の近傍に正規のユーザが存在していることを
認識している間に、撮像画像から前記開閉体への人の接
近又は接触を検出したならば、その接近又は接触した位
置に対応する開閉体を開動作させることにより、ユーザ
が両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開けるのに
先立って荷物を車内に置くことができ、スペースの狭い
駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便性を向
上させることができる。
【0017】請求項3の発明によれば、自動的に所定の
認証信号を送出する携帯機を更に備え、認証信号の受信
により車両の近傍に正規のユーザが存在していることを
認識している間に、撮像画像から前記開閉体への人の接
近又は接触を検出したならば、その接近又は接触した位
置に対応する開閉体を開動作させることにより、ユーザ
が両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開けるのに
先立って荷物を車内に置くことができ、スペースの狭い
駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便性を向
上させることができる。
認証信号を送出する携帯機を更に備え、認証信号の受信
により車両の近傍に正規のユーザが存在していることを
認識している間に、撮像画像から前記開閉体への人の接
近又は接触を検出したならば、その接近又は接触した位
置に対応する開閉体を開動作させることにより、ユーザ
が両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開けるのに
先立って荷物を車内に置くことができ、スペースの狭い
駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便性を向
上させることができる。
【0018】請求項4の発明によれば、車両の停車時若
しくはイグニッションスイッチのオフ時は、車両の走行
時若しくはイグニッションスイッチのオン時に比べて撮
像カメラによる撮像精度を高めて、撮像領域を拡大させ
ることにより、既存のシステムを流用して、物体の認識
を精度よく行うことができる。
しくはイグニッションスイッチのオフ時は、車両の走行
時若しくはイグニッションスイッチのオン時に比べて撮
像カメラによる撮像精度を高めて、撮像領域を拡大させ
ることにより、既存のシステムを流用して、物体の認識
を精度よく行うことができる。
【0019】請求項5の発明によれば、開閉体はスライ
ドドアであって、撮像画像から当該スライドドア後部へ
の人の接近又は接触を検出したならば、その開動作を禁
止することにより、ドア開時におけるスライドドアと人
との衝突を避けることができる。
ドドアであって、撮像画像から当該スライドドア後部へ
の人の接近又は接触を検出したならば、その開動作を禁
止することにより、ドア開時におけるスライドドアと人
との衝突を避けることができる。
【0020】請求項6の発明によれば、開閉体はヒンジ
ドアであって、撮像画像から当該ヒンジドアの側方に人
が存在すること、又は当該ヒンジドア側方への人の接近
又は接触を検出したならば、その開動作を禁止すること
により、ドア開時におけるヒンジドアと人との衝突を避
けることができる。
ドアであって、撮像画像から当該ヒンジドアの側方に人
が存在すること、又は当該ヒンジドア側方への人の接近
又は接触を検出したならば、その開動作を禁止すること
により、ドア開時におけるヒンジドアと人との衝突を避
けることができる。
【0021】請求項7の発明によれば、開閉体はスライ
ドドアとヒンジドアであって、撮像画像から当該スライ
ドドアの側方に人が存在すること、又は当該ヒンジドア
側方への人の接近又は接触を検出したならば、当該スラ
イドドアのみ開動作させることにより、ドア開時におけ
るスライドドア又はヒンジドアと人との衝突を避けるこ
とができる。
ドドアとヒンジドアであって、撮像画像から当該スライ
ドドアの側方に人が存在すること、又は当該ヒンジドア
側方への人の接近又は接触を検出したならば、当該スラ
イドドアのみ開動作させることにより、ドア開時におけ
るスライドドア又はヒンジドアと人との衝突を避けるこ
とができる。
【0022】請求項8の発明によれば、認証信号の受信
方向を検出し、当該受信方向に対応する開閉体のみ開動
作させることにより、例えば、携帯機を携帯するユーザ
が自車両に近接している状態で、他人がユーザに近いウ
ィンドウやドアとは離れたウィンドウやドアに接触した
場合に、ウィンドウやドアが開いてしまうのを防止する
ことができる。
方向を検出し、当該受信方向に対応する開閉体のみ開動
作させることにより、例えば、携帯機を携帯するユーザ
が自車両に近接している状態で、他人がユーザに近いウ
ィンドウやドアとは離れたウィンドウやドアに接触した
場合に、ウィンドウやドアが開いてしまうのを防止する
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキーレスエン
トリシステムを、代表的な車両である自動車に適用した
実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明す
る。
トリシステムを、代表的な車両である自動車に適用した
実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0024】尚、以下に説明する実施の形態は、本発明
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。 [第1の実施形態]はじめに、本実施形態に係るキーレ
スエントリシステムのハードウエア構成について説明す
る。
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。 [第1の実施形態]はじめに、本実施形態に係るキーレ
スエントリシステムのハードウエア構成について説明す
る。
【0025】図1は、第1の実施形態における携帯機の
装置構成を示すブロック図である。
装置構成を示すブロック図である。
【0026】同図に示す携帯機1Aにおいて、12は、
自動車のドアの施錠(ロック)を実行させることが可能
なドアロックスイッチである。13は、当該自動車のド
アの解錠(アンロック)を実行させることが可能なドア
アンロックスイッチである。14は、携帯機1Aにより
ユーザが当該自動車のウィンドウ及び/又はドアを開け
ることが可能なウィンドウ開スイッチである。15は、
当該自動車のウィンドウ及び/又はドアを閉めることが
可能なウィンドウ閉スイッチである。16は、これらの
操作スイッチの操作に応じた所定の無線信号を送出する
と共に、外部から受信する無線信号のうち、当該自動車
に搭載された車載機(後述する車載機2A)からの無線
信号だけを復調可能な一般的な送受信機である。17
は、ブザーである。18は、小型の液晶表示器等を利用
したディスプレイである。19は、携帯機1Aを電源を
オン・オフする電源スイッチである。そして、11は、
CPU、ROM、RAM、インタフェース回路等を備
え、これらの各ブロックの動作を、予め記憶された制御
プログラムを実行することによって制御するマイクロコ
ンピュータである。
自動車のドアの施錠(ロック)を実行させることが可能
なドアロックスイッチである。13は、当該自動車のド
アの解錠(アンロック)を実行させることが可能なドア
アンロックスイッチである。14は、携帯機1Aにより
ユーザが当該自動車のウィンドウ及び/又はドアを開け
ることが可能なウィンドウ開スイッチである。15は、
当該自動車のウィンドウ及び/又はドアを閉めることが
可能なウィンドウ閉スイッチである。16は、これらの
操作スイッチの操作に応じた所定の無線信号を送出する
と共に、外部から受信する無線信号のうち、当該自動車
に搭載された車載機(後述する車載機2A)からの無線
信号だけを復調可能な一般的な送受信機である。17
は、ブザーである。18は、小型の液晶表示器等を利用
したディスプレイである。19は、携帯機1Aを電源を
オン・オフする電源スイッチである。そして、11は、
CPU、ROM、RAM、インタフェース回路等を備
え、これらの各ブロックの動作を、予め記憶された制御
プログラムを実行することによって制御するマイクロコ
ンピュータである。
【0027】図2は、第1の実施形態における車載機の
装置構成を示すブロック図である。
装置構成を示すブロック図である。
【0028】同図に示す車載機2Aにおいて、22は、
所定の無線信号を送出すると共に、外部から受信する無
線信号のうち、予め登録された所定の携帯機1Aからの
無線信号だけを復調可能な一般的な送受信機である。2
3は、当該自動車のドアロックのロック・アンロック状
態を検出するドアロック検出センサである。24は、当
該自動車のドアに設けられたキーシリンダの操作状態を
検出するキーシリンダ接点スイッチである。25は、イ
グニッションスイッチである。26は、当該自動車のド
アのアウターパネルに設けられたドアハンドルの操作状
態を検出するドアハンドルスイッチである。31は、当
該自動車のドアロックを動作させるドアロックアクチュ
エータである。32は、当該自動車のドアに設けられた
パワーウィンドウを開閉させるパワーウィンドウモータ
及び/又はスライドドア若しくはヒンジドアを開閉させ
る反転機能付きのドア開閉モータである。33は、当該
自動車の後ろ側方を撮像するCCDラインセンサなどか
ら構成される撮像カメラである。34は、ブザーやスピ
ーカある。35は、ヘッドライトやハザードランプであ
る。36は、ナビゲーション画面や後ろ後方の撮像画面
などを表示する液晶表示器等を利用したディスプレイで
ある。そして、21は、CPU、ROM、RAM、イン
タフェース回路等を備え、これらの各ブロックの動作
を、予め記憶された制御プログラムを実行することによ
って制御するマイクロコンピュータである。
所定の無線信号を送出すると共に、外部から受信する無
線信号のうち、予め登録された所定の携帯機1Aからの
無線信号だけを復調可能な一般的な送受信機である。2
3は、当該自動車のドアロックのロック・アンロック状
態を検出するドアロック検出センサである。24は、当
該自動車のドアに設けられたキーシリンダの操作状態を
検出するキーシリンダ接点スイッチである。25は、イ
グニッションスイッチである。26は、当該自動車のド
アのアウターパネルに設けられたドアハンドルの操作状
態を検出するドアハンドルスイッチである。31は、当
該自動車のドアロックを動作させるドアロックアクチュ
エータである。32は、当該自動車のドアに設けられた
パワーウィンドウを開閉させるパワーウィンドウモータ
及び/又はスライドドア若しくはヒンジドアを開閉させ
る反転機能付きのドア開閉モータである。33は、当該
自動車の後ろ側方を撮像するCCDラインセンサなどか
ら構成される撮像カメラである。34は、ブザーやスピ
ーカある。35は、ヘッドライトやハザードランプであ
る。36は、ナビゲーション画面や後ろ後方の撮像画面
などを表示する液晶表示器等を利用したディスプレイで
ある。そして、21は、CPU、ROM、RAM、イン
タフェース回路等を備え、これらの各ブロックの動作
を、予め記憶された制御プログラムを実行することによ
って制御するマイクロコンピュータである。
【0029】尚、上記の携帯機1Aと車載機2Aとによ
り構成されるキーレスエントリシステムにおいて、送受
信機16と送受信機22との間で送受信される無線信号
を構成するフィールドには、一般的な形式のヘッダ情報
及びフッタ情報、誤り訂正情報、並びに互いのコンポー
ネントを判別可能な所定の識別番号(ID)が含まれて
いる。
り構成されるキーレスエントリシステムにおいて、送受
信機16と送受信機22との間で送受信される無線信号
を構成するフィールドには、一般的な形式のヘッダ情報
及びフッタ情報、誤り訂正情報、並びに互いのコンポー
ネントを判別可能な所定の識別番号(ID)が含まれて
いる。
【0030】次に、携帯機1Aと車載機2Aとの間で送
受信される各種信号について説明する。
受信される各種信号について説明する。
【0031】図3は、第1の実施形態に係るキーレスエ
ントリシステムにおける送受信信号を示す図であり、大
別して、ドアロックアクチュエータ31にアンロック動
作を行わせる通信手順、ドアロックアクチュエータ31
にロック動作を行わせる通信手順、並びにパワーウィン
ドウモータ又はドア開閉モータ32により、ウィンドウ
及び/又はドアを開かせる通信手順からなる。
ントリシステムにおける送受信信号を示す図であり、大
別して、ドアロックアクチュエータ31にアンロック動
作を行わせる通信手順、ドアロックアクチュエータ31
にロック動作を行わせる通信手順、並びにパワーウィン
ドウモータ又はドア開閉モータ32により、ウィンドウ
及び/又はドアを開かせる通信手順からなる。
【0032】次に、これらの通信手順を構成する各信号
の基本的な構成について説明する。
の基本的な構成について説明する。
【0033】携帯機1Aからある動作の要求信号が送信
されると、その要求信号に対して、車載機2Aはチャレ
ンジ信号を送信し、そのチャレンジ信号に対して、携帯
機1Aは、レスポンス信号を送信する。レスポンス信号
を受信した車載機2Aは、携帯機1Aより要求された動
作を実行すると共に、その動作の完了を報告する確認信
号を送信する。
されると、その要求信号に対して、車載機2Aはチャレ
ンジ信号を送信し、そのチャレンジ信号に対して、携帯
機1Aは、レスポンス信号を送信する。レスポンス信号
を受信した車載機2Aは、携帯機1Aより要求された動
作を実行すると共に、その動作の完了を報告する確認信
号を送信する。
【0034】ここで、チャレンジ信号及びレスポンス信
号は、セキュリティ機能を確保するために送受信される
信号であり、車載機2Aは、スイッチ操作に応じた要求
信号を受信したときに、毎回異なる乱数を含むチャレン
ジ信号を送出する。そのチャレンジ信号を受信した携帯
機1Aは、当該受信信号に含まれる乱数により所定の演
算を行って暗号コードを作成し、その作成した暗号コー
ドを含むレスポンス信号を車載機2Aに送出する。そし
て、車載機2Aは、チャレンジ信号として送出した乱数
により携帯機1Aと同様な所定の演算を行って暗号コー
ドを作成し、その作成した暗号コードを、受信したレス
ポンス信号に含まれていた暗号コードと比較し、比較し
た結果が一致するときのみ今回受信した要求信号は正規
の(ペアとなる)携帯機1Aからの無線信号と判断し、
その要求信号に応じた動作を実行する。
号は、セキュリティ機能を確保するために送受信される
信号であり、車載機2Aは、スイッチ操作に応じた要求
信号を受信したときに、毎回異なる乱数を含むチャレン
ジ信号を送出する。そのチャレンジ信号を受信した携帯
機1Aは、当該受信信号に含まれる乱数により所定の演
算を行って暗号コードを作成し、その作成した暗号コー
ドを含むレスポンス信号を車載機2Aに送出する。そし
て、車載機2Aは、チャレンジ信号として送出した乱数
により携帯機1Aと同様な所定の演算を行って暗号コー
ドを作成し、その作成した暗号コードを、受信したレス
ポンス信号に含まれていた暗号コードと比較し、比較し
た結果が一致するときのみ今回受信した要求信号は正規
の(ペアとなる)携帯機1Aからの無線信号と判断し、
その要求信号に応じた動作を実行する。
【0035】尚、ウィンドウ又はドアが開いたことは目
視によりユーザが容易に確認できるため、車載機2Aに
てウィンドウ・ドアの開動作又は閉動作が行われた後の
確認信号を送信しないよう構成してもよい。
視によりユーザが容易に確認できるため、車載機2Aに
てウィンドウ・ドアの開動作又は閉動作が行われた後の
確認信号を送信しないよう構成してもよい。
【0036】次に、携帯機1Aのコントローラ11にて
行われる制御処理と、車載機2Aのコントローラ21に
て行われる制御処理とについて説明する。 <携帯機1A>図4及び図5は、第1の実施形態におけ
る携帯機1Aの制御処理を示すフローチャートである。
行われる制御処理と、車載機2Aのコントローラ21に
て行われる制御処理とについて説明する。 <携帯機1A>図4及び図5は、第1の実施形態におけ
る携帯機1Aの制御処理を示すフローチャートである。
【0037】同図において、ステップS1〜ステップS
3:携帯機1Aの電源スイッチ19がオン状態(スイッ
チオンを所定時間オールドした状態を検出してもよい)
であるかを判断し(ステップS1)、この判断でNO
(電源スイッチ19オフ)のときには、ドアアンロック
スイッチ13の操作が行われたかを判断し(ステップS
3)、YES(電源スイッチ19オン)のときには、前
回アンロック信号を送出したタイミングから所定時間
(例えば1秒程度)が経過したかを判断する(ステップ
S2)。
3:携帯機1Aの電源スイッチ19がオン状態(スイッ
チオンを所定時間オールドした状態を検出してもよい)
であるかを判断し(ステップS1)、この判断でNO
(電源スイッチ19オフ)のときには、ドアアンロック
スイッチ13の操作が行われたかを判断し(ステップS
3)、YES(電源スイッチ19オン)のときには、前
回アンロック信号を送出したタイミングから所定時間
(例えば1秒程度)が経過したかを判断する(ステップ
S2)。
【0038】ステップS4:ステップS2にて所定時間
が経過したと判断したとき、或いは、ステップS3にて
ドアアンロックスイッチ13の操作を検出したときに
は、上述したアンロック要求信号を送信する。従って、
本実施形態において、アンロック要求信号は、所定時間
周期で自動的に送信されると共に、ドアアンロックスイ
ッチ13が操作されたときに送信される。
が経過したと判断したとき、或いは、ステップS3にて
ドアアンロックスイッチ13の操作を検出したときに
は、上述したアンロック要求信号を送信する。従って、
本実施形態において、アンロック要求信号は、所定時間
周期で自動的に送信されると共に、ドアアンロックスイ
ッチ13が操作されたときに送信される。
【0039】ステップS5,ステップS6:上述したア
ンロックチャレンジ信号を受信したかを判断し(ステッ
プS5)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しな
いとき)にはステップS7に進み、YESのとき(当該
信号を受信したとき)には、そのチャレンジ信号に対応
するアンロックレスポンス信号を送信する(ステップS
6)。
ンロックチャレンジ信号を受信したかを判断し(ステッ
プS5)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しな
いとき)にはステップS7に進み、YESのとき(当該
信号を受信したとき)には、そのチャレンジ信号に対応
するアンロックレスポンス信号を送信する(ステップS
6)。
【0040】ステップS7,ステップS8:上述したア
ンロック確認信号を受信したかを判断し(ステップS
7)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないと
き)にはステップS9に進み、YESのとき(当該信号
を受信したとき)には、車載機2Aにてアンロック動作
が行われたことを携帯機1Aを携帯しているユーザに報
知すべく、ディスプレイ18に所定のガイダンスを表示
すると共にブザー17を所定回数(例えば、2回)作動
させる(ステップS8)。
ンロック確認信号を受信したかを判断し(ステップS
7)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないと
き)にはステップS9に進み、YESのとき(当該信号
を受信したとき)には、車載機2Aにてアンロック動作
が行われたことを携帯機1Aを携帯しているユーザに報
知すべく、ディスプレイ18に所定のガイダンスを表示
すると共にブザー17を所定回数(例えば、2回)作動
させる(ステップS8)。
【0041】ステップS9〜ステップS11:ドアロッ
クスイッチ12の操作が行われたかを判断し(ステップ
S9)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しない
とき)にはステップS12に進み、YES(当該スイッ
チの操作あり)のときには、上述したロック要求信号を
送信する(ステップS10)と共に周期的に送信してい
るアンロック要求信号の送出を所定時間(例えば5秒程
度)禁止する。
クスイッチ12の操作が行われたかを判断し(ステップ
S9)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しない
とき)にはステップS12に進み、YES(当該スイッ
チの操作あり)のときには、上述したロック要求信号を
送信する(ステップS10)と共に周期的に送信してい
るアンロック要求信号の送出を所定時間(例えば5秒程
度)禁止する。
【0042】ステップS12,ステップS13:上述し
たロックチャレンジ信号を受信したかを判断し(ステッ
プS12)、この判断でNOのとき(当該信号を受信し
ないとき)にはステップS14に進み、YESのとき
(当該信号を受信したとき)には、そのチャレンジ信号
に対応するロックレスポンス信号を送信する(ステップ
S13)。
たロックチャレンジ信号を受信したかを判断し(ステッ
プS12)、この判断でNOのとき(当該信号を受信し
ないとき)にはステップS14に進み、YESのとき
(当該信号を受信したとき)には、そのチャレンジ信号
に対応するロックレスポンス信号を送信する(ステップ
S13)。
【0043】ステップS14,ステップS15:上述し
たロック確認信号を受信したかを判断し(ステップS1
4)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないと
き)にはステップS16に進み、YESのとき(当該信
号を受信したとき)には、車載機2Aにてロック動作が
行われたことを携帯機1Aを携帯しているユーザに報知
すべく、ディスプレイ18に所定のガイダンスを表示す
ると共にブザー17を所定回数(例えば、1回)作動さ
せる(ステップS15)。
たロック確認信号を受信したかを判断し(ステップS1
4)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないと
き)にはステップS16に進み、YESのとき(当該信
号を受信したとき)には、車載機2Aにてロック動作が
行われたことを携帯機1Aを携帯しているユーザに報知
すべく、ディスプレイ18に所定のガイダンスを表示す
ると共にブザー17を所定回数(例えば、1回)作動さ
せる(ステップS15)。
【0044】ステップS16〜ステップS19:ウィン
ドウ/ドア開閉スイッチ31の操作状態を検出する(ス
テップS16)と共に、その操作状態がオン状態である
かを判断し(ステップS17)、その判断でYES(当
該スイッチがオン状態)のときにはタイマによる計時を
開始し(ステップS18)、NO(当該スイッチがオフ
状態)のときには当該タイマのカウント値が所定値より
小さいかを判断する(ステップS19)。
ドウ/ドア開閉スイッチ31の操作状態を検出する(ス
テップS16)と共に、その操作状態がオン状態である
かを判断し(ステップS17)、その判断でYES(当
該スイッチがオン状態)のときにはタイマによる計時を
開始し(ステップS18)、NO(当該スイッチがオフ
状態)のときには当該タイマのカウント値が所定値より
小さいかを判断する(ステップS19)。
【0045】ステップS20〜ステップS22:ウィン
ドウ閉スイッチ15またはドアアンロックスイッチ13
が操作されたかを判断し(ステップS20)、その判断
でNO(当該スイッチ13及び15の操作あり)のとき
には、所定時間毎(例えば1秒程度)にウィンドウ開信
号を送信し(ステップS22)、YES(当該スイッチ
13及び15の操作無し)のときには、当該タイマをリ
セットし(ステップS21)、ステップS5に進む。
ドウ閉スイッチ15またはドアアンロックスイッチ13
が操作されたかを判断し(ステップS20)、その判断
でNO(当該スイッチ13及び15の操作あり)のとき
には、所定時間毎(例えば1秒程度)にウィンドウ開信
号を送信し(ステップS22)、YES(当該スイッチ
13及び15の操作無し)のときには、当該タイマをリ
セットし(ステップS21)、ステップS5に進む。
【0046】ステップS23,ステップS24:上述し
たウィンドウ開チャレンジ信号を受信したかを判断し
(ステップS23)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはステップS25に進み、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、そのチャレン
ジ信号に対応するウィンドウ開レスポンス信号を送信し
(ステップS24)、ステップS25に進む。
たウィンドウ開チャレンジ信号を受信したかを判断し
(ステップS23)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはステップS25に進み、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、そのチャレン
ジ信号に対応するウィンドウ開レスポンス信号を送信し
(ステップS24)、ステップS25に進む。
【0047】ステップS25,ステップS26:上述し
たウィンドウ/ドア開確認信号を受信したかを判断し
(ステップS25)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはステップS27に進み、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、車載機2Aに
てウィンドウ及び/又はドアの開動作が行われたことを
携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ディス
プレイ18に所定のガイダンスを表示すると共にブザー
17を所定回数(例えば、4回)作動させる(ステップ
S26)。
たウィンドウ/ドア開確認信号を受信したかを判断し
(ステップS25)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはステップS27に進み、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、車載機2Aに
てウィンドウ及び/又はドアの開動作が行われたことを
携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ディス
プレイ18に所定のガイダンスを表示すると共にブザー
17を所定回数(例えば、4回)作動させる(ステップ
S26)。
【0048】ステップS27,ステップS28:上述し
たウィンドウ/ドア閉確認信号を受信したかを判断し
(ステップS27)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはリターンし、YESのとき(当
該信号を受信したとき)には、車載機2Aにてウィンド
ウ及び/又はドアの開動作が行われたことを携帯機1A
を携帯しているユーザに報知すべく、ディスプレイ18
に所定のガイダンスを表示すると共にブザー17を所定
回数(例えば、3回)作動させる(ステップS28)。 <車載機2A>図6及び図7は、第1の実施形態におけ
る車載機2Aの制御処理を示すフローチャートである。
たウィンドウ/ドア閉確認信号を受信したかを判断し
(ステップS27)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはリターンし、YESのとき(当
該信号を受信したとき)には、車載機2Aにてウィンド
ウ及び/又はドアの開動作が行われたことを携帯機1A
を携帯しているユーザに報知すべく、ディスプレイ18
に所定のガイダンスを表示すると共にブザー17を所定
回数(例えば、3回)作動させる(ステップS28)。 <車載機2A>図6及び図7は、第1の実施形態におけ
る車載機2Aの制御処理を示すフローチャートである。
【0049】同図において、ステップS29:イグニッ
ションスイッチ25の状態を検出し、この判断がYES
でスイッチがオフであるときには、ステップS30に進
み、この判断がNOでスイッチがオンであるときには、
ステップS53に進む。
ションスイッチ25の状態を検出し、この判断がYES
でスイッチがオフであるときには、ステップS30に進
み、この判断がNOでスイッチがオンであるときには、
ステップS53に進む。
【0050】ステップS31:イグニッションスイッチ
25がオフされた直後か判断し、判断がYESでオフ直
後ならば、ステップS32に進み、判断がNOでオフ直
後でないならば、ステップS31に進む。
25がオフされた直後か判断し、判断がYESでオフ直
後ならば、ステップS32に進み、判断がNOでオフ直
後でないならば、ステップS31に進む。
【0051】ステップS31:後述する後ろ側方警報シ
ステムに用いられる撮像カメラ33の検出方向、検出精
度、検出距離範囲、検出角度をドア外側面に近接或いは
接触した物体(正規のユーザ)を検出できるように補正
する(図15のように、自車両に対して上下方向に広
く、後方向に短い領域W2を検出可能に変更する)。
ステムに用いられる撮像カメラ33の検出方向、検出精
度、検出距離範囲、検出角度をドア外側面に近接或いは
接触した物体(正規のユーザ)を検出できるように補正
する(図15のように、自車両に対して上下方向に広
く、後方向に短い領域W2を検出可能に変更する)。
【0052】ステップS32,ステップS33:上述し
たアンロック要求信号を受信したかを判断し(ステップ
S32)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しな
いとき)にはステップS34に進み、YESのとき(当
該信号を受信したとき)には、その要求信号に対応する
アンロックチャレンジ信号を送信する(ステップS3
3)。
たアンロック要求信号を受信したかを判断し(ステップ
S32)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しな
いとき)にはステップS34に進み、YESのとき(当
該信号を受信したとき)には、その要求信号に対応する
アンロックチャレンジ信号を送信する(ステップS3
3)。
【0053】ステップS34,ステップS35:上述し
たロック要求信号を受信したかを判断し(ステップS3
4)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないと
き)にはステップS36に進み、YESのとき(当該信
号を受信したとき)には、その要求信号に対応するロッ
クチャレンジ信号を送信する(ステップS35)。
たロック要求信号を受信したかを判断し(ステップS3
4)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないと
き)にはステップS36に進み、YESのとき(当該信
号を受信したとき)には、その要求信号に対応するロッ
クチャレンジ信号を送信する(ステップS35)。
【0054】ステップS36,ステップS37:上述し
たウィンドウ/ドア開要求信号を受信したかを判断し
(ステップS36)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはステップS38に進み、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、その要求信号
に対応するウィンドウ/ドア開チャレンジ信号を送信す
る(ステップS37)。
たウィンドウ/ドア開要求信号を受信したかを判断し
(ステップS36)、この判断でNOのとき(当該信号
を受信しないとき)にはステップS38に進み、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、その要求信号
に対応するウィンドウ/ドア開チャレンジ信号を送信す
る(ステップS37)。
【0055】ステップS38,ステップS39:キーシ
リンダ接点スイッチ24の状態を検出することにより、
ユーザのキー操作によるロック操作またはアンロック操
作が行われたかを判断し、これらの判断でロック操作が
検出されたときにはステップS45に進み、アンロック
操作が検出されたときにはステップS47に進み、何れ
の操作も検出されなかったときにはステップS42に進
む。
リンダ接点スイッチ24の状態を検出することにより、
ユーザのキー操作によるロック操作またはアンロック操
作が行われたかを判断し、これらの判断でロック操作が
検出されたときにはステップS45に進み、アンロック
操作が検出されたときにはステップS47に進み、何れ
の操作も検出されなかったときにはステップS42に進
む。
【0056】ステップS40,ステップS41:上述し
たアンロックレスポンス信号を受信したかを判断し(ス
テップS40)、この判断でNOのとき(当該信号を受
信しないとき)にはステップS42に進み、YESのと
き(当該信号を受信したとき)には、当該レスポンス信
号の電界強度が所定の第2レベル(<第1レベル)より
も大きいかを判断する(ステップS41)。そして、ス
テップS41の判断でYESのとき(当該レスポンス信
号の電界強度が第2レベルよりも大きいとき)にはドア
のアンロック動作を行うべくステップS47に進み、N
Oのとき(当該レスポンス信号の電界強度が第2レベル
よりも小さいとき)にはステップS42に進む。
たアンロックレスポンス信号を受信したかを判断し(ス
テップS40)、この判断でNOのとき(当該信号を受
信しないとき)にはステップS42に進み、YESのと
き(当該信号を受信したとき)には、当該レスポンス信
号の電界強度が所定の第2レベル(<第1レベル)より
も大きいかを判断する(ステップS41)。そして、ス
テップS41の判断でYESのとき(当該レスポンス信
号の電界強度が第2レベルよりも大きいとき)にはドア
のアンロック動作を行うべくステップS47に進み、N
Oのとき(当該レスポンス信号の電界強度が第2レベル
よりも小さいとき)にはステップS42に進む。
【0057】ステップS42:上述したロックレスポン
ス信号を受信したかを判断し、この判断でNOのとき
(当該信号を受信しないとき)にはステップS43に進
み、YESのとき(当該信号を受信したとき)にはステ
ップS45に進む。
ス信号を受信したかを判断し、この判断でNOのとき
(当該信号を受信しないとき)にはステップS43に進
み、YESのとき(当該信号を受信したとき)にはステ
ップS45に進む。
【0058】ステップS43,ステップS44:所定時
間以内に電界強度が所定の第2レベル(<第1レベル)
以上のアンロックレスポンス信号を再び受信したかを判
断し(ステップS43)、この判断でNOのとき(当該
信号を受信しないとき)にはステップS45に進み、Y
ESのとき(当該信号を受信したとき)には、そのアン
ロックレスポンス信号より後にロックレスポンス信号を
受信したかを判断する(ステップS44)。そして、ス
テップS44の判断でYESのとき(当該アンロックレ
スポンス信号の後にロックレスポンス信号を受信したと
き)にはドアのロック動作を行うべくステップS45に
進み、NOのとき(当該アンロックレスポンス信号の後
にロックレスポンス信号を受信しないとき)にはステッ
プS47に進む。
間以内に電界強度が所定の第2レベル(<第1レベル)
以上のアンロックレスポンス信号を再び受信したかを判
断し(ステップS43)、この判断でNOのとき(当該
信号を受信しないとき)にはステップS45に進み、Y
ESのとき(当該信号を受信したとき)には、そのアン
ロックレスポンス信号より後にロックレスポンス信号を
受信したかを判断する(ステップS44)。そして、ス
テップS44の判断でYESのとき(当該アンロックレ
スポンス信号の後にロックレスポンス信号を受信したと
き)にはドアのロック動作を行うべくステップS45に
進み、NOのとき(当該アンロックレスポンス信号の後
にロックレスポンス信号を受信しないとき)にはステッ
プS47に進む。
【0059】ステップS45,ステップS46:ドアロ
ックアクチュエータ31にドアロック動作を行わせる
(ステップS45)と共に、ドアロック検出センサ23
の状態を検出することによってドアロックが完了したこ
とを検出したときには、上述したロック確認信号を送信
し(ステップS46)、車載機2Aにてドアロック動作
が行われたことを携帯機1Aを携帯しているユーザに報
知すべく、ホーン34又はハザードランプ35を所定回
数(例えば、1回)作動又は点灯させて、ステップS4
9に進む。
ックアクチュエータ31にドアロック動作を行わせる
(ステップS45)と共に、ドアロック検出センサ23
の状態を検出することによってドアロックが完了したこ
とを検出したときには、上述したロック確認信号を送信
し(ステップS46)、車載機2Aにてドアロック動作
が行われたことを携帯機1Aを携帯しているユーザに報
知すべく、ホーン34又はハザードランプ35を所定回
数(例えば、1回)作動又は点灯させて、ステップS4
9に進む。
【0060】ステップS47,ステップS48:ドアロ
ックアクチュエータ31にドアアンロック動作を行わせ
る(ステップS47)と共に、ドアロック検出センサ2
3の状態を検出することによってドアアンロックが完了
したことを検出したときには、上述したアンロック確認
信号を送信し(ステップS48)、車載機2Aにてドア
ロック動作が行われたことを携帯機1Aを携帯している
ユーザに報知すべく、ホーン34又はハザードランプ3
5を所定回数(例えば、2回)作動又は点灯させて、ス
テップS49に進む。尚、ステップS47でのドアアン
ロック作動は、キーシリンダによるドアアンロック操作
以外に、赤外線センサ等によりユーザの接近を検出し、
この検出結果からユーザの乗車意思を判断してから行っ
ても良い。
ックアクチュエータ31にドアアンロック動作を行わせ
る(ステップS47)と共に、ドアロック検出センサ2
3の状態を検出することによってドアアンロックが完了
したことを検出したときには、上述したアンロック確認
信号を送信し(ステップS48)、車載機2Aにてドア
ロック動作が行われたことを携帯機1Aを携帯している
ユーザに報知すべく、ホーン34又はハザードランプ3
5を所定回数(例えば、2回)作動又は点灯させて、ス
テップS49に進む。尚、ステップS47でのドアアン
ロック作動は、キーシリンダによるドアアンロック操作
以外に、赤外線センサ等によりユーザの接近を検出し、
この検出結果からユーザの乗車意思を判断してから行っ
ても良い。
【0061】ステップS49:図30で後述するよう
に、上記ステップS31で補正された撮像カメラ33に
よって撮像した画像から、自車両に正規のユーザが近接
又は接触したときに、ウィンドウ及び/又はドアを自動
的に開動作させる自動開動作処理を実行する。
に、上記ステップS31で補正された撮像カメラ33に
よって撮像した画像から、自車両に正規のユーザが近接
又は接触したときに、ウィンドウ及び/又はドアを自動
的に開動作させる自動開動作処理を実行する。
【0062】ステップS50,ステップS51:上述し
たウィンドウ/ドア開レスポンス信号を受信したかを判
断する(ステップS50)と共に、その判断で受信した
ことを検出したときには、所定時間以内に再びウィンド
ウ/ドア開レスポンス信号を受信したかを判断する(ス
テップS51)。
たウィンドウ/ドア開レスポンス信号を受信したかを判
断する(ステップS50)と共に、その判断で受信した
ことを検出したときには、所定時間以内に再びウィンド
ウ/ドア開レスポンス信号を受信したかを判断する(ス
テップS51)。
【0063】ステップS52:ステップS51の判断で
NOのとき(ウィンドウ/ドア開レスポンス信号を受信
していたが、その後所定時間が経過しても当該信号が検
出されなくなったとき)には、携帯機1Aが車載機2A
から遠ざかったことを表わすため、現時点でウィンドウ
及び/又はドアが開放状態であるときには、パワーウィ
ンドウ/ドア開閉モータ32を動作させることによって
そのウィンドウ及び/又はドアを閉じ、全閉になったな
らばウィンドウ/ドア閉確認信号を送信すると共に、携
帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン3
4又はハザードランプ35を所定回数(例えば、3回)
作動又は点灯させてリターンする。
NOのとき(ウィンドウ/ドア開レスポンス信号を受信
していたが、その後所定時間が経過しても当該信号が検
出されなくなったとき)には、携帯機1Aが車載機2A
から遠ざかったことを表わすため、現時点でウィンドウ
及び/又はドアが開放状態であるときには、パワーウィ
ンドウ/ドア開閉モータ32を動作させることによって
そのウィンドウ及び/又はドアを閉じ、全閉になったな
らばウィンドウ/ドア閉確認信号を送信すると共に、携
帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン3
4又はハザードランプ35を所定回数(例えば、3回)
作動又は点灯させてリターンする。
【0064】ステップS53:ステップS51の判断で
YESのとき(ウィンドウ/ドア開レスポンス信号を受
信した後、所定時間が経過する以前に改めて当該信号を
検出したとき)には、携帯機1Aが車載機2Aの周囲近
傍に存在することを表わすため、現時点でウィンドウ及
び/又はドアが閉状態であるときには、パワーウィンド
ウ/ドア開閉モータ32を動作させることによってその
ウィンドウ及び/又はドアを開け、全開になったならば
ウィンドウ/ドア開確認信号を送信すると共に、携帯機
1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン34又
はハザードランプ35を所定回数(例えば、4回)作動
又は点灯させてリターンする。
YESのとき(ウィンドウ/ドア開レスポンス信号を受
信した後、所定時間が経過する以前に改めて当該信号を
検出したとき)には、携帯機1Aが車載機2Aの周囲近
傍に存在することを表わすため、現時点でウィンドウ及
び/又はドアが閉状態であるときには、パワーウィンド
ウ/ドア開閉モータ32を動作させることによってその
ウィンドウ及び/又はドアを開け、全開になったならば
ウィンドウ/ドア開確認信号を送信すると共に、携帯機
1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン34又
はハザードランプ35を所定回数(例えば、4回)作動
又は点灯させてリターンする。
【0065】ステップS54:イグニッションスイッチ
25が前回オンされていたか判断し、この判断がYES
で前回オンならば、ステップS54に進み、この判断が
NOで前回オフならば、ステップS55に進む。
25が前回オンされていたか判断し、この判断がYES
で前回オンならば、ステップS54に進み、この判断が
NOで前回オフならば、ステップS55に進む。
【0066】ステップS55:イグニッションスイッチ
25が前回オンされており、後ろ側方警報システムが作
動していたので、撮像カメラ33の検出方向、検出精
度、検出距離範囲、検出角度を前回の設定に戻す(図1
5のように、自車両に対して上下方向に狭く、後方向に
長い領域W1を検出可能に変更する)。
25が前回オンされており、後ろ側方警報システムが作
動していたので、撮像カメラ33の検出方向、検出精
度、検出距離範囲、検出角度を前回の設定に戻す(図1
5のように、自車両に対して上下方向に狭く、後方向に
長い領域W1を検出可能に変更する)。
【0067】ステップS56:車両が走行中であるか判
断し、この判断がYESで走行中ならば、ステップS5
6に進み、この判断がNOで走行中でないならば、リタ
ーンする。
断し、この判断がYESで走行中ならば、ステップS5
6に進み、この判断がNOで走行中でないならば、リタ
ーンする。
【0068】ステップS57では、後述するように自車
両の後ろ側方に存在する障害物を検出して、ドライバに
警報する後ろ側方障害物警報処理を実行する。
両の後ろ側方に存在する障害物を検出して、ドライバに
警報する後ろ側方障害物警報処理を実行する。
【0069】上述した第1の実施形態によれば、イグニ
ッションスイッチ25のオフ時において、後ろ側方警報
システムの撮像カメラ33により撮像した画像から、自
車両に近接又は接触した物体を正規のユーザと判断し、
携帯機1Aにてウィンドウ/ドア開スイッチ14が操作
されていれば、携帯機1Aを携帯しているユーザが自車
両(車載機2A)に近づくだけで、所定のドアやウィン
ドウが開けられる。これにより、当該ユーザが両手に荷
物を抱えているとき等に、ドアを開けるのに先立って荷
物を車内に置くことができ、スペースの狭い駐車場で荷
物と共に車内に乗り込むとき等の利便性を向上させるこ
とができる。尚、上記実施形態では、携帯機1Aからの
ウィンドウ開レスポンス信号の送信時間を所定時間とし
たが、マニュアル操作によって当該信号の送信を停止す
ることが可能であれば、アンロック要求信号と同様に周
期的に送信し続けても良い。
ッションスイッチ25のオフ時において、後ろ側方警報
システムの撮像カメラ33により撮像した画像から、自
車両に近接又は接触した物体を正規のユーザと判断し、
携帯機1Aにてウィンドウ/ドア開スイッチ14が操作
されていれば、携帯機1Aを携帯しているユーザが自車
両(車載機2A)に近づくだけで、所定のドアやウィン
ドウが開けられる。これにより、当該ユーザが両手に荷
物を抱えているとき等に、ドアを開けるのに先立って荷
物を車内に置くことができ、スペースの狭い駐車場で荷
物と共に車内に乗り込むとき等の利便性を向上させるこ
とができる。尚、上記実施形態では、携帯機1Aからの
ウィンドウ開レスポンス信号の送信時間を所定時間とし
たが、マニュアル操作によって当該信号の送信を停止す
ることが可能であれば、アンロック要求信号と同様に周
期的に送信し続けても良い。
【0070】また、本実施形態では、開放すべきウィン
ドウを特定しておらず、自動車の何れのドアのウィンド
ウ(ハッチ式の背面ドアにパワーウィンドウを含むタイ
プを含む)に適用しても、或いは任意に設定可能なシス
テム構成としても良いが、携帯機1Aを携帯する機会が
多いであろうドライバの利便性を考慮すると、運転席ド
アの後側のドアに設けられたウィンドウを開放させる場
合に最も利便性が向上する。
ドウを特定しておらず、自動車の何れのドアのウィンド
ウ(ハッチ式の背面ドアにパワーウィンドウを含むタイ
プを含む)に適用しても、或いは任意に設定可能なシス
テム構成としても良いが、携帯機1Aを携帯する機会が
多いであろうドライバの利便性を考慮すると、運転席ド
アの後側のドアに設けられたウィンドウを開放させる場
合に最も利便性が向上する。
【0071】また、第1の実施形態では、荷物などの積
み込みが終了して、携帯機1Aを携帯したユーザが自車
両(車載機2A)から遠ざかったときには、図7のステ
ップS49乃至ステップS51の処理によって自動的に
ウィンドウ及び/又はドアを閉じるため、セキュリティ
性を向上させることができる。尚、上述のように自車両
から遠ざかると自動的にウィンドウやドアが閉じられる
ので、携帯機1Aにウィンドウ閉スイッチ15は備えな
くても良いが、他の用途によりマニュアル操作にてウィ
ンドウやドアを開けたいという場合もあるので利便性を
向上するために設けている。 [第2の実施形態]次に、上述した第1の実施形態に係
るキーレスエントリシステムを基本とする第2の実施形
態を説明する。以下の説明においては、第1の実施形態
と同様な構成については重複する説明を省略し、本実施
形態における特徴的な部分を中心に説明する。
み込みが終了して、携帯機1Aを携帯したユーザが自車
両(車載機2A)から遠ざかったときには、図7のステ
ップS49乃至ステップS51の処理によって自動的に
ウィンドウ及び/又はドアを閉じるため、セキュリティ
性を向上させることができる。尚、上述のように自車両
から遠ざかると自動的にウィンドウやドアが閉じられる
ので、携帯機1Aにウィンドウ閉スイッチ15は備えな
くても良いが、他の用途によりマニュアル操作にてウィ
ンドウやドアを開けたいという場合もあるので利便性を
向上するために設けている。 [第2の実施形態]次に、上述した第1の実施形態に係
るキーレスエントリシステムを基本とする第2の実施形
態を説明する。以下の説明においては、第1の実施形態
と同様な構成については重複する説明を省略し、本実施
形態における特徴的な部分を中心に説明する。
【0072】上記第1の実施形態では、携帯機1Aを携
帯しているユーザが自車両(車載機2A)に近づいたと
きに、携帯機1Aにてウィンドウ/ドア開スイッチ14
が操作されたならば、ウィンドウ及び/又はドアの開動
作が行われたが、第2の実施形態では、携帯機1Aを携
帯する正規ユーザによるドアハンドル操作が行われたと
きに、ドアロック・アンロック動作及びウィンドウ及び
/又はドアの開閉動作を行うよう構成している。従っ
て、各々のドアにドアハンドルスイッチ26を設けて正
規ユーザがどのドアを操作したのか判別できるように構
成され、更に、ドアハンドルスイッチ26がオンされた
ドア(或いは、当該ドアに対して所定の位置関係を持っ
たドア)を開閉動作できるようにドアロックアクチュエ
ータ31及びパワーウィンドウ/ドア開閉モータ32が
設けられている。
帯しているユーザが自車両(車載機2A)に近づいたと
きに、携帯機1Aにてウィンドウ/ドア開スイッチ14
が操作されたならば、ウィンドウ及び/又はドアの開動
作が行われたが、第2の実施形態では、携帯機1Aを携
帯する正規ユーザによるドアハンドル操作が行われたと
きに、ドアロック・アンロック動作及びウィンドウ及び
/又はドアの開閉動作を行うよう構成している。従っ
て、各々のドアにドアハンドルスイッチ26を設けて正
規ユーザがどのドアを操作したのか判別できるように構
成され、更に、ドアハンドルスイッチ26がオンされた
ドア(或いは、当該ドアに対して所定の位置関係を持っ
たドア)を開閉動作できるようにドアロックアクチュエ
ータ31及びパワーウィンドウ/ドア開閉モータ32が
設けられている。
【0073】従って、第2の実施形態における携帯機1
Aのハードウエア構成は、第1の実施形態における図1
と略同様であるが、車載機2Aにはドアハンドルスイッ
チ26のオン/オフ信号が入力される。
Aのハードウエア構成は、第1の実施形態における図1
と略同様であるが、車載機2Aにはドアハンドルスイッ
チ26のオン/オフ信号が入力される。
【0074】図8は、第2の実施形態に係るキーレスエ
ントリシステムにおける送受信信号を示す図であり、第
1の実施形態における図3と異なるのは、更に、パワー
ウィンドウ/ドア開閉モータ32により、ウィンドウを
閉じる通信手順が追加されている点が異なる。また、こ
の場合も、セキュリティの観点からチャレンジ信号及び
レスポンス信号、確認信号の送受信を含んでいる。
ントリシステムにおける送受信信号を示す図であり、第
1の実施形態における図3と異なるのは、更に、パワー
ウィンドウ/ドア開閉モータ32により、ウィンドウを
閉じる通信手順が追加されている点が異なる。また、こ
の場合も、セキュリティの観点からチャレンジ信号及び
レスポンス信号、確認信号の送受信を含んでいる。
【0075】次に、携帯機1Aのコントローラ11にて
行われる制御処理と、車載機2Aのコントローラ21に
て行われる制御処理とについて説明する。 <携帯機1A>図9及び図10は、第2の実施形態にお
ける携帯機1Aの制御処理を示すフローチャートであ
る。
行われる制御処理と、車載機2Aのコントローラ21に
て行われる制御処理とについて説明する。 <携帯機1A>図9及び図10は、第2の実施形態にお
ける携帯機1Aの制御処理を示すフローチャートであ
る。
【0076】同図において、ステップS61〜ステップ
S72:上述した第1の実施形態におけるステップS3
からステップS15までの処理と略同様な処理であり、
本実施形態では、アンロック要求信号がドアアンロック
スイッチ13のオンによってのみ送信されるために、ス
テップS1及びステップS2に相当する処理を含まない
点と、それに従ってステップS11に相当する処理も含
まない点とが異なる。
S72:上述した第1の実施形態におけるステップS3
からステップS15までの処理と略同様な処理であり、
本実施形態では、アンロック要求信号がドアアンロック
スイッチ13のオンによってのみ送信されるために、ス
テップS1及びステップS2に相当する処理を含まない
点と、それに従ってステップS11に相当する処理も含
まない点とが異なる。
【0077】ステップS73,ステップS74:ウィン
ドウ/ドア開スイッチ14の操作状態を検出し(ステッ
プS73)、その検出した操作状態がオン状態であるか
を判断し(ステップS74)、この判断でYES(当該
スイッチの操作状態がオン)のときにはステップS75
に進み、NO(当該スイッチの操作状態がオフ)のとき
にはステップS79に進む。
ドウ/ドア開スイッチ14の操作状態を検出し(ステッ
プS73)、その検出した操作状態がオン状態であるか
を判断し(ステップS74)、この判断でYES(当該
スイッチの操作状態がオン)のときにはステップS75
に進み、NO(当該スイッチの操作状態がオフ)のとき
にはステップS79に進む。
【0078】ステップS75,ステップS76:タイマ
の計時を開始し(ステップS75)、ウィンドウ/ドア
開要求信号を送信し(ステップS76)、ステップS7
7に進む。
の計時を開始し(ステップS75)、ウィンドウ/ドア
開要求信号を送信し(ステップS76)、ステップS7
7に進む。
【0079】ステップS77〜ステップS79:ドアア
ンロックスイッチ13の操作状態に応じて、当該スイッ
チがオン状態のときにはタイマをリセットし(ステップ
S79)、オフ状態のときにはタイマのカウントが所定
のカウント値より小さいかを判断する(ステップS7
8)。
ンロックスイッチ13の操作状態に応じて、当該スイッ
チがオン状態のときにはタイマをリセットし(ステップ
S79)、オフ状態のときにはタイマのカウントが所定
のカウント値より小さいかを判断する(ステップS7
8)。
【0080】ステップS80,ステップS81:ウィン
ドウ/ドア開チャレンジ信号を受信したかを判断し(ス
テップS80)、この判断でNOのとき(当該信号を受
信しないとき)にはステップS77に戻り、YESのと
き(当該信号を受信したとき)には、そのチャレンジ信
号に応じたウィンドウ/ドア開レスポンス信号を送信す
る(ステップS81)。
ドウ/ドア開チャレンジ信号を受信したかを判断し(ス
テップS80)、この判断でNOのとき(当該信号を受
信しないとき)にはステップS77に戻り、YESのと
き(当該信号を受信したとき)には、そのチャレンジ信
号に応じたウィンドウ/ドア開レスポンス信号を送信す
る(ステップS81)。
【0081】ステップS82〜ステップS84:ウィン
ドウ/ドア閉スイッチ15の操作状態を検出し(ステッ
プS82)、その検出した操作がオンであるかを判断し
(ステップS83)、この判断でNO(当該スイッチの
操作状態がオフ)のときにはステップS85に進み、Y
ES(当該スイッチの操作状態がオン)のときには、ウ
ィンドウ/ドア閉要求信号を送信する(ステップS8
4)。
ドウ/ドア閉スイッチ15の操作状態を検出し(ステッ
プS82)、その検出した操作がオンであるかを判断し
(ステップS83)、この判断でNO(当該スイッチの
操作状態がオフ)のときにはステップS85に進み、Y
ES(当該スイッチの操作状態がオン)のときには、ウ
ィンドウ/ドア閉要求信号を送信する(ステップS8
4)。
【0082】ステップS85,ステップS86:ウィン
ドウ/ドア閉チャレンジ信号を受信したかを判断し(ス
テップS85)、この判断でNOのとき(当該信号を受
信しないとき)には図5のステップS25に進み、YE
Sのとき(当該信号を受信したとき)には、そのチャレ
ンジ信号に応じたウィンドウ/ドア閉レスポンス信号を
送信する(ステップS86)。
ドウ/ドア閉チャレンジ信号を受信したかを判断し(ス
テップS85)、この判断でNOのとき(当該信号を受
信しないとき)には図5のステップS25に進み、YE
Sのとき(当該信号を受信したとき)には、そのチャレ
ンジ信号に応じたウィンドウ/ドア閉レスポンス信号を
送信する(ステップS86)。
【0083】その後、図5にて説明したステップS25
〜ステップS28と同様の処理を実行する。 <車載機2A>図11及び図12は、第2の実施形態に
おける車載機2Aの制御処理を示すフローチャートであ
る。
〜ステップS28と同様の処理を実行する。 <車載機2A>図11及び図12は、第2の実施形態に
おける車載機2Aの制御処理を示すフローチャートであ
る。
【0084】同図において、ステップS89:イグニッ
ションスイッチ25の状態を検出し、その検出した状態
がオフであるときには、ステップS90に進み、オンで
あるときには、図6で説明したステップS54〜ステッ
プS57と同様の処理を実行する。
ションスイッチ25の状態を検出し、その検出した状態
がオフであるときには、ステップS90に進み、オンで
あるときには、図6で説明したステップS54〜ステッ
プS57と同様の処理を実行する。
【0085】ステップS90:イグニッションスイッチ
25がオフされた直後か判断し、オフ直後ならば、ステ
ップS92に進み、オフ直後でないならば、ステップS
91に進む。
25がオフされた直後か判断し、オフ直後ならば、ステ
ップS92に進み、オフ直後でないならば、ステップS
91に進む。
【0086】ステップS91:図6のステップS31と
同様の処理を実行する。
同様の処理を実行する。
【0087】ステップS92〜ステップS95:ドアロ
ック検出センサ23の検出状態に基づいてドアロックア
クチュエータ31の状態がドアロック状態であるかを判
断し(ステップS92)、この判断でNO(アンロック
状態)のときにはステップS96に進み、YES(ロッ
ク状態)ならばドアハンドルスイッチ26からドアハン
ドルの操作が行われたかを判断する(ステップS9
3)。ステップS93の判断でNO(ドアハンドルの操
作無し)のときにはステップS96に進み、YES(ド
アハンドルの操作有り)のときには、アンロックチャレ
ンジ信号を送信する(ステップS94)と共に、ウィン
ドウ/ドア開チャレンジ信号を送信する(ステップS9
5)。
ック検出センサ23の検出状態に基づいてドアロックア
クチュエータ31の状態がドアロック状態であるかを判
断し(ステップS92)、この判断でNO(アンロック
状態)のときにはステップS96に進み、YES(ロッ
ク状態)ならばドアハンドルスイッチ26からドアハン
ドルの操作が行われたかを判断する(ステップS9
3)。ステップS93の判断でNO(ドアハンドルの操
作無し)のときにはステップS96に進み、YES(ド
アハンドルの操作有り)のときには、アンロックチャレ
ンジ信号を送信する(ステップS94)と共に、ウィン
ドウ/ドア開チャレンジ信号を送信する(ステップS9
5)。
【0088】ステップS96〜ステップS103:図6
のステップS32からステップS37と同様に、アンロ
ック、ロック、ウィンドウ及び/又はドア開放について
の各要求信号を受信したかを判断し、受信したときには
対応するチャレンジ信号を送信すると共に、更に、ステ
ップS102においてウィンドウ/ドア閉要求信号の受
信を検出したときには、ウィンドウ/ドア閉チャレンジ
信号を送信する(ステップS103)。
のステップS32からステップS37と同様に、アンロ
ック、ロック、ウィンドウ及び/又はドア開放について
の各要求信号を受信したかを判断し、受信したときには
対応するチャレンジ信号を送信すると共に、更に、ステ
ップS102においてウィンドウ/ドア閉要求信号の受
信を検出したときには、ウィンドウ/ドア閉チャレンジ
信号を送信する(ステップS103)。
【0089】ステップS104〜ステップS108:図
6のステップS38からステップS42と同様に、ユー
ザのキー操作によるロック操作またはアンロック操作が
行われたかを判断すると共に、アンロックレスポンス信
号及びロックレスポンス信号を受信したかを判断する。
6のステップS38からステップS42と同様に、ユー
ザのキー操作によるロック操作またはアンロック操作が
行われたかを判断すると共に、アンロックレスポンス信
号及びロックレスポンス信号を受信したかを判断する。
【0090】ステップS109〜ステップS114:図
7のステップS45〜ステップS50と同様に、ドアロ
ック動作及びその確認信号の送信、ホーン34又はハザ
ードランプ35を所定回数作動又は点灯させ、或いはド
アアンロック動作及びその確認信号の送信した後、自動
開動作処理を行うと共に、ウィンドウ/ドア開レスポン
ス信号を受信したかを判断し、その判断で受信したこと
を検出したときにはステップS117に進み、検出しな
いときにはステップS115に進む。
7のステップS45〜ステップS50と同様に、ドアロ
ック動作及びその確認信号の送信、ホーン34又はハザ
ードランプ35を所定回数作動又は点灯させ、或いはド
アアンロック動作及びその確認信号の送信した後、自動
開動作処理を行うと共に、ウィンドウ/ドア開レスポン
ス信号を受信したかを判断し、その判断で受信したこと
を検出したときにはステップS117に進み、検出しな
いときにはステップS115に進む。
【0091】ステップS115:ウィンドウ/ドア閉レ
スポンス信号を受信したかを判断し、その判断で受信し
たことを検出したときにはステップS116に進み、検
出しないときにはリターンする。
スポンス信号を受信したかを判断し、その判断で受信し
たことを検出したときにはステップS116に進み、検
出しないときにはリターンする。
【0092】ステップS116,ステップS117:図
7のステップS52,S53と同様に、ウィンドウの開
閉動作を行い、リターンする。
7のステップS52,S53と同様に、ウィンドウの開
閉動作を行い、リターンする。
【0093】上述した第2の実施形態によれば、携帯機
1Aを携帯する正規ユーザによるドアハンドル操作が行
われたときに、ドアロック・アンロック動作及びウィン
ドウ及び/又はドアの開閉動作が行われるので、正規ユ
ーザが両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開ける
のに先立って荷物を車内に置くことができ、スペースの
狭い駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便性
を向上させることができる。
1Aを携帯する正規ユーザによるドアハンドル操作が行
われたときに、ドアロック・アンロック動作及びウィン
ドウ及び/又はドアの開閉動作が行われるので、正規ユ
ーザが両手に荷物を抱えているとき等に、ドアを開ける
のに先立って荷物を車内に置くことができ、スペースの
狭い駐車場で荷物と共に車内に乗り込むとき等の利便性
を向上させることができる。
【0094】尚、上述した第2の実施形態では、ドアハ
ンドルが操作された場合にウィンドウを開放したが、こ
の構成に限られるものではなく、サイドミラー等の目立
たない位置に設けたスイッチの操作や、ドアハンドル等
に対するユーザによるからだの押しつけ動作等を検出
し、ウィンドウ開放動作のトリガとしても良い。 [第3の実施形態]次に、正規ユーザが携帯する携帯機
1Aのドアロックスイッチ12やドアアンロックスイッ
チ13の操作のみによってドアロックやドアアンロック
動作を行うキーレスエントリシステムを説明する。以下
の説明においては、第1の実施形態と同様な構成につい
ては重複する説明を省略し、本実施形態における特徴的
な部分を中心に説明する。
ンドルが操作された場合にウィンドウを開放したが、こ
の構成に限られるものではなく、サイドミラー等の目立
たない位置に設けたスイッチの操作や、ドアハンドル等
に対するユーザによるからだの押しつけ動作等を検出
し、ウィンドウ開放動作のトリガとしても良い。 [第3の実施形態]次に、正規ユーザが携帯する携帯機
1Aのドアロックスイッチ12やドアアンロックスイッ
チ13の操作のみによってドアロックやドアアンロック
動作を行うキーレスエントリシステムを説明する。以下
の説明においては、第1の実施形態と同様な構成につい
ては重複する説明を省略し、本実施形態における特徴的
な部分を中心に説明する。
【0095】第3の実施形態は、第1及び第2の実施形
態のように、電源スイッチ19のオン時において携帯機
1Aから所定時間周期で自動的に無線信号が送出される
構成とは異なり、電源が常時供給されて、携帯機1Aの
ドアロックスイッチ12又はアンロックスイッチ13操
作のみに対応してロック・アンロック動作が行われるた
め、図1に示す電源スイッチ19は不要となる。
態のように、電源スイッチ19のオン時において携帯機
1Aから所定時間周期で自動的に無線信号が送出される
構成とは異なり、電源が常時供給されて、携帯機1Aの
ドアロックスイッチ12又はアンロックスイッチ13操
作のみに対応してロック・アンロック動作が行われるた
め、図1に示す電源スイッチ19は不要となる。
【0096】以下に、携帯機1Aのコントローラ11に
て行われる制御処理と、車載機2Aのコントローラ21
にて行われる制御処理とについて説明する。 <携帯機1A>図13及び図14は、第3の実施形態に
おける携帯機1Aの制御処理を示すフローチャートであ
る。
て行われる制御処理と、車載機2Aのコントローラ21
にて行われる制御処理とについて説明する。 <携帯機1A>図13及び図14は、第3の実施形態に
おける携帯機1Aの制御処理を示すフローチャートであ
る。
【0097】同図において、ステップS121〜ステッ
プS133:図4のステップS3からステップS15と
同様な処理を行う。
プS133:図4のステップS3からステップS15と
同様な処理を行う。
【0098】ステップS134〜ステップS138:ウ
ィンドウ/ドア開スイッチ14の状態を検出し(ステッ
プS134)、ウィンドウ/ドア開スイッチ14が操作
されたときには、ウィンドウ/ドア開要求信号を送信す
る(ステップS135,ステップS136)と共に、ウ
ィンドウ/ドア開チャレンジ信号を受信したときには、
そのチャレンジ信号に応じたウィンドウ/ドア開レスポ
ンス信号を送信する(ステップS137,ステップS1
38)。
ィンドウ/ドア開スイッチ14の状態を検出し(ステッ
プS134)、ウィンドウ/ドア開スイッチ14が操作
されたときには、ウィンドウ/ドア開要求信号を送信す
る(ステップS135,ステップS136)と共に、ウ
ィンドウ/ドア開チャレンジ信号を受信したときには、
そのチャレンジ信号に応じたウィンドウ/ドア開レスポ
ンス信号を送信する(ステップS137,ステップS1
38)。
【0099】ステップS139〜ステップS142:ウ
ィンドウ/ドア閉スイッチ15が操作されたときには、
ウィンドウ/ドア閉要求信号を送信する(ステップS1
39,ステップS140)と共に、ウィンドウ/ドア閉
チャレンジ信号を受信したときには、そのチャレンジ信
号に応じたウィンドウ/ドア閉レスポンス信号を送信す
る(ステップS141,ステップS142)。
ィンドウ/ドア閉スイッチ15が操作されたときには、
ウィンドウ/ドア閉要求信号を送信する(ステップS1
39,ステップS140)と共に、ウィンドウ/ドア閉
チャレンジ信号を受信したときには、そのチャレンジ信
号に応じたウィンドウ/ドア閉レスポンス信号を送信す
る(ステップS141,ステップS142)。
【0100】ステップS143〜ステップS146:図
4のステップS25からステップS28と同様な処理を
行う。
4のステップS25からステップS28と同様な処理を
行う。
【0101】尚、車載機2Aの動作は、図6のフローチ
ャートと同様なので説明を省略する。
ャートと同様なので説明を省略する。
【0102】上述した第3の実施形態でも、第1及び第
2の実施形態と同様の効果を得ることができる。 [後ろ側方障害物警報システム]次に、上述した第1乃
至第3の実施形態における後ろ側方障害物警報システム
の構成及び制御について説明する。 <後ろ側方障害物警報システムのハードウェア構成>図
15は、後ろ側方障害物警報システムを搭載した自動車
101を示し、自車両の左右斜め後側方に位置する他の
車両等の物体O(図18、図25及び図26参照)を認
識してその位置をディスプレイ36により表示するよう
になっている。
2の実施形態と同様の効果を得ることができる。 [後ろ側方障害物警報システム]次に、上述した第1乃
至第3の実施形態における後ろ側方障害物警報システム
の構成及び制御について説明する。 <後ろ側方障害物警報システムのハードウェア構成>図
15は、後ろ側方障害物警報システムを搭載した自動車
101を示し、自車両の左右斜め後側方に位置する他の
車両等の物体O(図18、図25及び図26参照)を認
識してその位置をディスプレイ36により表示するよう
になっている。
【0103】図1に示すように、102は自動車101
の車体、103は車体102の前後略中央部に形成され
た車室、104は車体1の前端部に形成されたエンジン
ルーム、105は車室103の前端部に配置されたイン
ストルメントパネル、106は車室103の後端部にあ
るパッケージトレイ、107は左右のドアミラーであ
る。そして、図16に示すように、後ろ側方障害物警報
システムは、各々物体Oまでの距離を測定するための左
右の後側方撮像カメラ33と、この各撮像カメラ33の
出力信号がそれぞれ入力されるコントローラ21と、こ
のコントローラ21からの信号を受けて、上記後側方撮
像カメラ33により検出された物体Oの自車両との間の
距離に関する情報をCRTや液晶等により表示するディ
スプレイ36とを備えている。
の車体、103は車体102の前後略中央部に形成され
た車室、104は車体1の前端部に形成されたエンジン
ルーム、105は車室103の前端部に配置されたイン
ストルメントパネル、106は車室103の後端部にあ
るパッケージトレイ、107は左右のドアミラーであ
る。そして、図16に示すように、後ろ側方障害物警報
システムは、各々物体Oまでの距離を測定するための左
右の後側方撮像カメラ33と、この各撮像カメラ33の
出力信号がそれぞれ入力されるコントローラ21と、こ
のコントローラ21からの信号を受けて、上記後側方撮
像カメラ33により検出された物体Oの自車両との間の
距離に関する情報をCRTや液晶等により表示するディ
スプレイ36とを備えている。
【0104】上記ディスプレイ36は、図28に示すよ
うに、自車両101のリアビューをイメージした自車リ
アビュー部132と、この自車リアビュー部132の下
側左右両側にそれぞれ左後側方及び右後側方の障害物に
対応させて1列ずつ略上下方向に延びるように配置され
た左右のセグメント列133とを表示する表示画面13
1aを有し、上記各セグメント列133は個別に点消灯
される例えば8個の略台形状のセグメント134からな
る。そして、両セグメント列133は、上記自車リアビ
ュー部132から遠い下側から近い側である上側に向か
うに連れて互いに近づくように傾斜状に配置され、各セ
グメント列133におけるセグメント134の左右幅
は、自車リアビュー部132から遠い下側で広く、自車
リアビュー部132に近い上側に向かうに連れて狭くな
るように変化している。つまり、表示画面131aで
は、自車両を後方から離れて見たときに後方の障害物の
イメージを遠近法により表示するようにしている。
うに、自車両101のリアビューをイメージした自車リ
アビュー部132と、この自車リアビュー部132の下
側左右両側にそれぞれ左後側方及び右後側方の障害物に
対応させて1列ずつ略上下方向に延びるように配置され
た左右のセグメント列133とを表示する表示画面13
1aを有し、上記各セグメント列133は個別に点消灯
される例えば8個の略台形状のセグメント134からな
る。そして、両セグメント列133は、上記自車リアビ
ュー部132から遠い下側から近い側である上側に向か
うに連れて互いに近づくように傾斜状に配置され、各セ
グメント列133におけるセグメント134の左右幅
は、自車リアビュー部132から遠い下側で広く、自車
リアビュー部132に近い上側に向かうに連れて狭くな
るように変化している。つまり、表示画面131aで
は、自車両を後方から離れて見たときに後方の障害物の
イメージを遠近法により表示するようにしている。
【0105】図1に示す如く、上記両撮像カメラ33
は、上記左右のドアミラー107の内部にそれぞれ斜め
後方を向いた状態で、その検出方向、検出精度、検出距
離範囲、検出角度を自車両に対して上下方向に狭く、後
方向に長い領域W1と、上下方向に広く、後方向に短い
領域W2とに変更可能に取り付けられている。上記領域
W1は、後ろ側方障害物警報システムの作動時に設定さ
れ、領域W2は、後述する自動開動作処理時に設定され
る。また、コントローラ21は車室103に、ディスプ
レイ36はインストルメントパネル105にそれぞれ配
置されている。
は、上記左右のドアミラー107の内部にそれぞれ斜め
後方を向いた状態で、その検出方向、検出精度、検出距
離範囲、検出角度を自車両に対して上下方向に狭く、後
方向に長い領域W1と、上下方向に広く、後方向に短い
領域W2とに変更可能に取り付けられている。上記領域
W1は、後ろ側方障害物警報システムの作動時に設定さ
れ、領域W2は、後述する自動開動作処理時に設定され
る。また、コントローラ21は車室103に、ディスプ
レイ36はインストルメントパネル105にそれぞれ配
置されている。
【0106】上記各撮像カメラ33は、図18に示すよ
うに、所定距離離れて上下方向に配置された上下1対の
CCDチップ111と、該CCDチップ111にそれぞ
れ対応して配置されたレンズ112とを備えている。各
CCDチップ111は、上下方向であるウィンドウ方向
に沿って配置された多数のCCDからなるCCDライン
をウィンドウ方向と直交するライン列方向(水平方向)
に多段に並設してなる多段ライン型CCDからなり、こ
の各CCDチップ111によりレンズ112を経てドア
ミラー107のミラー(ハーフミラー)越しに、上下方
向に角度θ1の範囲でかつ水平左右方向に角度θ2の範
囲(図23及び図26参照)にある物体O等の画像を輝
度情報として捕らえるようになっている。すなわち、上
記1対のCCDチップ111は、ウィンドウ方向に沿っ
て配置された複数の受光素子からなる素子ラインをウィ
ンドウ方向と直交するライン列方向に多段に並設してな
る複数の検知センサを構成している。
うに、所定距離離れて上下方向に配置された上下1対の
CCDチップ111と、該CCDチップ111にそれぞ
れ対応して配置されたレンズ112とを備えている。各
CCDチップ111は、上下方向であるウィンドウ方向
に沿って配置された多数のCCDからなるCCDライン
をウィンドウ方向と直交するライン列方向(水平方向)
に多段に並設してなる多段ライン型CCDからなり、こ
の各CCDチップ111によりレンズ112を経てドア
ミラー107のミラー(ハーフミラー)越しに、上下方
向に角度θ1の範囲でかつ水平左右方向に角度θ2の範
囲(図23及び図26参照)にある物体O等の画像を輝
度情報として捕らえるようになっている。すなわち、上
記1対のCCDチップ111は、ウィンドウ方向に沿っ
て配置された複数の受光素子からなる素子ラインをウィ
ンドウ方向と直交するライン列方向に多段に並設してな
る複数の検知センサを構成している。
【0107】図17に示す如く、上記各撮像カメラ33
はそれぞれコントローラ21内の測距回路116に接続
されている。この各測距回路116は、両CCDチップ
111での物体像の視差(位相差)を演算する視差演算
部117と、この視差演算部117からの信号により物
体Oまでの距離を演算する距離演算部118とを備えて
いる。そして、各測距回路116では、図19及び図2
0に示す如く、各CCDチップ111により輝度として
捕らえられた画像を、ライン方向(水平方向)にCCD
ライン毎のn個のラインに分割するとともに、その各ラ
インをウィンドウ方向(上下方向)にm個のウィンドウ
に分割して、画像の略全体をm×n個の領域Eで構成
し、両方のCCDチップ111による画像での同一の領
域E間の視差を求め、この視差から各領域E毎に物体O
までの距離を演算する。
はそれぞれコントローラ21内の測距回路116に接続
されている。この各測距回路116は、両CCDチップ
111での物体像の視差(位相差)を演算する視差演算
部117と、この視差演算部117からの信号により物
体Oまでの距離を演算する距離演算部118とを備えて
いる。そして、各測距回路116では、図19及び図2
0に示す如く、各CCDチップ111により輝度として
捕らえられた画像を、ライン方向(水平方向)にCCD
ライン毎のn個のラインに分割するとともに、その各ラ
インをウィンドウ方向(上下方向)にm個のウィンドウ
に分割して、画像の略全体をm×n個の領域Eで構成
し、両方のCCDチップ111による画像での同一の領
域E間の視差を求め、この視差から各領域E毎に物体O
までの距離を演算する。
【0108】すなわち、両CCDチップ111により輝
度として捕らえられた画像はいずれも図19に示すよう
になるが、これら両CCDチップ111の画像は同じラ
イン位置(図示例ではラインi)では、図21に示すよ
うに、両CCDチップ111の上下方向のずれ分だけず
れていて視差が生じており、この視差を利用して物体O
までを測距する。この原理について図22により説明す
る。尚、図22中、O1,O2はレンズ中心であり、Q
1,Q2は各レンズの光軸とCCDチップ111とが交
わる点であり、P1,P2は結像点である。つまり、図
8の三角形P・O1・Q及び三角形O1・P1・Q1同
士、並びに三角形P・O2・Q及び三角形O2・P2・
Q2同士はそれぞれ相似形であるので、今、撮像カメラ
(レンズ112)から物体Oまでの距離をa、両レンズ
112の中心間の距離をB(定数)、レンズ112の焦
点距離をf(定数)、両CCDチップ111での物体像
のレンズ中心からのずれ量をそれぞれb1,b2とする
と、 a・b1/f=B−a・b2/f となり、この式から、 a=B・f/(b1+b2) が得られる。つまり、両CCDチップ11での物体像の
視差(位相差)によって物体Oまでの距離aを測定する
ことができる。
度として捕らえられた画像はいずれも図19に示すよう
になるが、これら両CCDチップ111の画像は同じラ
イン位置(図示例ではラインi)では、図21に示すよ
うに、両CCDチップ111の上下方向のずれ分だけず
れていて視差が生じており、この視差を利用して物体O
までを測距する。この原理について図22により説明す
る。尚、図22中、O1,O2はレンズ中心であり、Q
1,Q2は各レンズの光軸とCCDチップ111とが交
わる点であり、P1,P2は結像点である。つまり、図
8の三角形P・O1・Q及び三角形O1・P1・Q1同
士、並びに三角形P・O2・Q及び三角形O2・P2・
Q2同士はそれぞれ相似形であるので、今、撮像カメラ
(レンズ112)から物体Oまでの距離をa、両レンズ
112の中心間の距離をB(定数)、レンズ112の焦
点距離をf(定数)、両CCDチップ111での物体像
のレンズ中心からのずれ量をそれぞれb1,b2とする
と、 a・b1/f=B−a・b2/f となり、この式から、 a=B・f/(b1+b2) が得られる。つまり、両CCDチップ11での物体像の
視差(位相差)によって物体Oまでの距離aを測定する
ことができる。
【0109】尚、図19及び図20におけるG(白点)
は、CCDチップ111のCCDに対応するように縦横
格子状に配置された測距点(測距ポイント)であり、こ
の測距点Gは各領域Eに含まれている。また、各CCD
ラインでのウィンドウは、一部が隣接するウィンドウと
互いにオーバーラップするように分割されており、上下
方向(ウィンドウ方向)に隣接する領域Eに同じ測距点
Gが含まれている。さらに、O’は物体の像である。
は、CCDチップ111のCCDに対応するように縦横
格子状に配置された測距点(測距ポイント)であり、こ
の測距点Gは各領域Eに含まれている。また、各CCD
ラインでのウィンドウは、一部が隣接するウィンドウと
互いにオーバーラップするように分割されており、上下
方向(ウィンドウ方向)に隣接する領域Eに同じ測距点
Gが含まれている。さらに、O’は物体の像である。
【0110】また、図23に示すように、上記各CCD
チップ111により輝度として捕らえられた画像をライ
ン毎に分割して形成される複数のラインは、自車両10
1の外側で近距離を測距するライン位置が若い番号とさ
れる一方、車幅方向の中央側で遠距離を測距するライン
位置が大きい番号とされ、外側ラインから車幅方向の中
央側ラインに向かって番号が順に増加するように番号付
けされている。
チップ111により輝度として捕らえられた画像をライ
ン毎に分割して形成される複数のラインは、自車両10
1の外側で近距離を測距するライン位置が若い番号とさ
れる一方、車幅方向の中央側で遠距離を測距するライン
位置が大きい番号とされ、外側ラインから車幅方向の中
央側ラインに向かって番号が順に増加するように番号付
けされている。
【0111】図17に示す如く、上記コントローラ21
には、センサ33に基づいて得られた上下方向及び水平
方向の2次元の距離データ、つまり各測距回路116か
らの信号を基に持定の物体O(他車)を認識する物体認
識部120が設けられている。この物体認識部120内
には、認識した物体Oを登録する物体登録部120a
と、この物体登録部120aにより登録される物体Oの
重心を設定する重心設定部120bと、この重心設定部
120bにより設定された重心に基づいて上記物体Oの
位置又は動きを認識する物体位置認識部120cとが設
けられている。そして、上記物体認識部120は、物体
Oの認識結果(特に物体位置認識部120cにおいて認
識される物体Oの位置又は動き)に基づいて表示信号を
ディスプレイ36に出力する。
には、センサ33に基づいて得られた上下方向及び水平
方向の2次元の距離データ、つまり各測距回路116か
らの信号を基に持定の物体O(他車)を認識する物体認
識部120が設けられている。この物体認識部120内
には、認識した物体Oを登録する物体登録部120a
と、この物体登録部120aにより登録される物体Oの
重心を設定する重心設定部120bと、この重心設定部
120bにより設定された重心に基づいて上記物体Oの
位置又は動きを認識する物体位置認識部120cとが設
けられている。そして、上記物体認識部120は、物体
Oの認識結果(特に物体位置認識部120cにおいて認
識される物体Oの位置又は動き)に基づいて表示信号を
ディスプレイ36に出力する。
【0112】また、上記コントローラ21には、自車両
101の走行速度v(車速)を検出する車速センサ11
3と、自車両101のステアリング舵角θHを検出する
舵角センサ114の出力信号とがそれぞれ入力される。
101の走行速度v(車速)を検出する車速センサ11
3と、自車両101のステアリング舵角θHを検出する
舵角センサ114の出力信号とがそれぞれ入力される。
【0113】さらに、コントローラ21は、測距された
各領域毎の距離データから路面上の白線や数字等の距離
データを除去する白線除去部122と、物体Oを認識す
る上で不要な範囲に位置する距離データを除外する第1
及び第2レンジカット部123,124と、測距された
各領域毎の距離データと周りの8つの隣接領域との比較
(8隣接点処理)を行って有効ポイント数を付与する8
隣接点処理部125と、この有効ポイント数を用いてラ
イン毎に重み付け計算を行ってライン代表距離を演算す
るライン距離演算部126と、この各ライン代表距離に
対応する複数の物体検出位置の略水平面上の位置に基づ
いて概略水平面上の位置を車幅方向外側から含むような
包絡線を設定する包絡線設定部127とを備えている。
各領域毎の距離データから路面上の白線や数字等の距離
データを除去する白線除去部122と、物体Oを認識す
る上で不要な範囲に位置する距離データを除外する第1
及び第2レンジカット部123,124と、測距された
各領域毎の距離データと周りの8つの隣接領域との比較
(8隣接点処理)を行って有効ポイント数を付与する8
隣接点処理部125と、この有効ポイント数を用いてラ
イン毎に重み付け計算を行ってライン代表距離を演算す
るライン距離演算部126と、この各ライン代表距離に
対応する複数の物体検出位置の略水平面上の位置に基づ
いて概略水平面上の位置を車幅方向外側から含むような
包絡線を設定する包絡線設定部127とを備えている。
【0114】上記白線除去部122は、白線除去処理を
行い、第1レンジカット部123、8隣接点処理部12
5及びライン距離演算部126において第1のラインデ
ータ処理を行う。つまり、第1レンジカット部123に
おいて、上記包絡線を設定する上で不要と考えられる範
囲に位置する距離データを除去し、残った(抽出した)
距離データからライン代表距離を演算する。
行い、第1レンジカット部123、8隣接点処理部12
5及びライン距離演算部126において第1のラインデ
ータ処理を行う。つまり、第1レンジカット部123に
おいて、上記包絡線を設定する上で不要と考えられる範
囲に位置する距離データを除去し、残った(抽出した)
距離データからライン代表距離を演算する。
【0115】上記包絡線設定部127は、上記ライン代
表距離に基づいて包絡線設定処理を行って包絡線を設定
し、第2レンジカット部124、8隣接点処理部125
及びライン距離演算部126が第2のラインデータ処理
を行う。つまり、第1レンジカット部123で抽出した
距離データ及び除去した距離データのうち、上記包絡線
の車幅方向内側にある位置の距離データを抽出し、この
抽出した距離データを用いて改めてライン代表距離を演
算する。
表距離に基づいて包絡線設定処理を行って包絡線を設定
し、第2レンジカット部124、8隣接点処理部125
及びライン距離演算部126が第2のラインデータ処理
を行う。つまり、第1レンジカット部123で抽出した
距離データ及び除去した距離データのうち、上記包絡線
の車幅方向内側にある位置の距離データを抽出し、この
抽出した距離データを用いて改めてライン代表距離を演
算する。
【0116】物体認識部20では、上記新たに演算した
ライン代表距離に基づいてオブジェクトデータ処理を行
って物体Oを認識し、認識した物体Oの自車両101と
の間の距離に関する情報をディスプレイ36に表示す
る。
ライン代表距離に基づいてオブジェクトデータ処理を行
って物体Oを認識し、認識した物体Oの自車両101と
の間の距離に関する情報をディスプレイ36に表示す
る。
【0117】上記白線除去処理動作は、路面を検出して
いるデータ(実際には、路面自体はコントラストが低い
ために検出されず、路面上の白線等が検出される)を除
去するものである。
いるデータ(実際には、路面自体はコントラストが低い
ために検出されず、路面上の白線等が検出される)を除
去するものである。
【0118】上記第1のラインデータ処理は、図24に
示すように、第1レンジカット部123でのレンジカッ
ト処理と、8隣接点処理部125での8隣接点処理と、
ライン距離演算部126での重み付け計算処理とからな
り、これらの処理がこの順に行われる。
示すように、第1レンジカット部123でのレンジカッ
ト処理と、8隣接点処理部125での8隣接点処理と、
ライン距離演算部126での重み付け計算処理とからな
り、これらの処理がこの順に行われる。
【0119】上記第1レンジカット部123でのレンジ
カット処理は、上記包絡線設定部127において包絡線
設定処理を行う上で不要な距離データを除去するために
行われるものである。
カット処理は、上記包絡線設定部127において包絡線
設定処理を行う上で不要な距離データを除去するために
行われるものである。
【0120】図25はこの第1レンジカット部123で
除外される上下方向のレンジカット範囲Z1を、また図
26は同左右方向のレンジカット範囲Z2をそれぞれ例
示しており、これらのレンジカット範囲Z1,Z2にあ
る位置の距離データは除去されてレンジカット範囲Z
1,Z2を徐いた領域にある位置の距離データのみが抽
出されることになる。尚、図26中、Fは自車両101
の路面であり、Mは道路における車両走行車線を設定す
る路面F上の白線であり、F1は道路の両側に設置され
た路側帯であり、Hはその植込みである。
除外される上下方向のレンジカット範囲Z1を、また図
26は同左右方向のレンジカット範囲Z2をそれぞれ例
示しており、これらのレンジカット範囲Z1,Z2にあ
る位置の距離データは除去されてレンジカット範囲Z
1,Z2を徐いた領域にある位置の距離データのみが抽
出されることになる。尚、図26中、Fは自車両101
の路面であり、Mは道路における車両走行車線を設定す
る路面F上の白線であり、F1は道路の両側に設置され
た路側帯であり、Hはその植込みである。
【0121】上記8隣接点処理部25での8隣接点処理
動作は、図27に示すように、ある領域E(i,j)の
距離データ(第1レンジカット部123により抽出され
た距離データ)に対しそれに隣接する周りの8つの隣接
領域R1〜R8の距離データの相関性を判断するもので
ある。 <後ろ側方障害物検出制御>図29は、本実施形態の後
ろ側方障害物検出処理を示すフローチャートである。
動作は、図27に示すように、ある領域E(i,j)の
距離データ(第1レンジカット部123により抽出され
た距離データ)に対しそれに隣接する周りの8つの隣接
領域R1〜R8の距離データの相関性を判断するもので
ある。 <後ろ側方障害物検出制御>図29は、本実施形態の後
ろ側方障害物検出処理を示すフローチャートである。
【0122】同図において、ステップS171:撮像カ
メラ33により撮像した自車両の後ろ側方の画像に基づ
いて、自車両の後ろ側方に存在する障害物の相対位置
(距離や方向)を演算する。尚、左右の撮像カメラ33
の各々について、三角測量により障害物の相対位置を検
出し、相対速度に応じた補正を行ってもよい。
メラ33により撮像した自車両の後ろ側方の画像に基づ
いて、自車両の後ろ側方に存在する障害物の相対位置
(距離や方向)を演算する。尚、左右の撮像カメラ33
の各々について、三角測量により障害物の相対位置を検
出し、相対速度に応じた補正を行ってもよい。
【0123】ステップS172:障害物の相対位置は自
車両に対して所定領域内であるか判断し、この判断がY
ESで自車両に対して所定領域内にあるならば、ステッ
プS173に進み、この判断がNOで所定領域外なら
ば、障害物はドライバに警報する程度に接近していない
のでリターンする。
車両に対して所定領域内であるか判断し、この判断がY
ESで自車両に対して所定領域内にあるならば、ステッ
プS173に進み、この判断がNOで所定領域外なら
ば、障害物はドライバに警報する程度に接近していない
のでリターンする。
【0124】ステップS173:障害物はドライバに警
報すべき程度に接近しているので、障害物の自車両に対
する相対位置をディスプレイ36に表示する(図28参
照)。
報すべき程度に接近しているので、障害物の自車両に対
する相対位置をディスプレイ36に表示する(図28参
照)。
【0125】ステップS174:ウィンカー操作やステ
アリング舵角などから障害物の存在する方向へのドライ
バによる車線変更操作があるか判断し、この判断がYE
Sでドライバに車線変更する意思があるならば、ステッ
プS175に進み、この判断がNOでドライバに車線変
更する意思がないならば、障害物はドライバに警報すべ
き程度まで接近していないのでリターンする。
アリング舵角などから障害物の存在する方向へのドライ
バによる車線変更操作があるか判断し、この判断がYE
Sでドライバに車線変更する意思があるならば、ステッ
プS175に進み、この判断がNOでドライバに車線変
更する意思がないならば、障害物はドライバに警報すべ
き程度まで接近していないのでリターンする。
【0126】ステップS175:車線変更する方向に障
害物が存在することをブザー34にて警報する。 [自動開動作処理]次に、上述した第1乃至第3の実施
形態における自動開動作処理について説明する。
害物が存在することをブザー34にて警報する。 [自動開動作処理]次に、上述した第1乃至第3の実施
形態における自動開動作処理について説明する。
【0127】図30は、第1乃至第3の実施形態の自動
開動作処理を示すフローチャートである。
開動作処理を示すフローチャートである。
【0128】同図において、ステップS181:後述す
る自動開条件設定処理を実行する。
る自動開条件設定処理を実行する。
【0129】ステップS182:上記自動開条件設定処
理にてセットされたウィンドウ/ドア開閉許容フラグを
判断し、この判断で当該フラグが1にセットされている
ならば、ステップS183に進み、この判断で当該フラ
グがゼロにリセットされているならばリターンする。
尚、このウィンドウ/ドア開閉許容フラグは、ウィンド
ウやドアの開動作条件が成立したときに1にセットされ
る。
理にてセットされたウィンドウ/ドア開閉許容フラグを
判断し、この判断で当該フラグが1にセットされている
ならば、ステップS183に進み、この判断で当該フラ
グがゼロにリセットされているならばリターンする。
尚、このウィンドウ/ドア開閉許容フラグは、ウィンド
ウやドアの開動作条件が成立したときに1にセットされ
る。
【0130】ステップS183:撮像カメラ33により
撮像した画像に基づいて、自車両に近接又は接触する物
体(正規ユーザの体や手足)の相対位置(距離や方向)
を演算する。尚、左右の撮像カメラ33の各々につい
て、三角測量により障害物の相対位置を検出してもよい
が、この場合は所定時間連続して検出する必要がある。
撮像した画像に基づいて、自車両に近接又は接触する物
体(正規ユーザの体や手足)の相対位置(距離や方向)
を演算する。尚、左右の撮像カメラ33の各々につい
て、三角測量により障害物の相対位置を検出してもよい
が、この場合は所定時間連続して検出する必要がある。
【0131】ステップS184:正規ユーザのウィンド
ウやドアの開動作意思を確認するために(開動作意思が
なく、単に正規ユーザの手が撮像されただけの場合もあ
るため)、所定時間以上、当該物体の相対位置を認識不
可能であるか判断し、この判断がYESで認識不可能な
らば、ステップS186に進み、この判断がNOで認識
可能ならば、ステップS185に進む。
ウやドアの開動作意思を確認するために(開動作意思が
なく、単に正規ユーザの手が撮像されただけの場合もあ
るため)、所定時間以上、当該物体の相対位置を認識不
可能であるか判断し、この判断がYESで認識不可能な
らば、ステップS186に進み、この判断がNOで認識
可能ならば、ステップS185に進む。
【0132】ステップS185:撮像画像により認識さ
れた物体が正規のユーザであること正規ユーザの顔の照
合などにより確認できたか判断し、この判断がYESで
正規のユーザであることが確認できたならば、ステップ
S189に進み、この判断がNOで確認できないなら
ば、ステップS186に進む。
れた物体が正規のユーザであること正規ユーザの顔の照
合などにより確認できたか判断し、この判断がYESで
正規のユーザであることが確認できたならば、ステップ
S189に進み、この判断がNOで確認できないなら
ば、ステップS186に進む。
【0133】ステップS186:本プログラムによるウ
ィンドウ/ドアの開動作がされたか判断し、この判断が
YESで開動作ありならば、ステップS187に進み、
この判断がNOで開動作なしならば、リターンする。
ィンドウ/ドアの開動作がされたか判断し、この判断が
YESで開動作ありならば、ステップS187に進み、
この判断がNOで開動作なしならば、リターンする。
【0134】ステップS187:キーの置き忘れを検出
し、この判断がYESでキーの置き忘れがあるならば、
車内へのキーの閉じ込みを防止するため、リターンし、
この判断がNOでキーの置き忘れがないならば、ステッ
プS188に進む。
し、この判断がYESでキーの置き忘れがあるならば、
車内へのキーの閉じ込みを防止するため、リターンし、
この判断がNOでキーの置き忘れがないならば、ステッ
プS188に進む。
【0135】ステップS188:ウィンドウ/ドア開閉
許容フラグが1にセットされ、ウィンドウ及び/又はド
アが開動作されているので、キーの置き忘れがなく、現
時点でウィンドウ及び/又はドアが開放状態であるとき
には、パワーウィンドウ/ドア開閉モータ32を動作さ
せることによって対応するウィンドウ及び/又はドア、
或いは全てのウィンドウ及び/又はドアを閉じ、全閉に
なったならばウィンドウ/ドア閉確認信号を送信すると
共に、携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、
ホーン34又はハザードランプ35を所定回数(例え
ば、3回)作動又は点灯させて、リターンする。
許容フラグが1にセットされ、ウィンドウ及び/又はド
アが開動作されているので、キーの置き忘れがなく、現
時点でウィンドウ及び/又はドアが開放状態であるとき
には、パワーウィンドウ/ドア開閉モータ32を動作さ
せることによって対応するウィンドウ及び/又はドア、
或いは全てのウィンドウ及び/又はドアを閉じ、全閉に
なったならばウィンドウ/ドア閉確認信号を送信すると
共に、携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、
ホーン34又はハザードランプ35を所定回数(例え
ば、3回)作動又は点灯させて、リターンする。
【0136】ステップS189:物体の相対位置は携帯
機1Aからの信号の受信方向と同方向か判断し、この判
断がYESで同方向ならば、ステップS190に進み、
この判断がNOで同方向でないならば、リターンする。
この処理は、例えば、携帯機1Aを携帯するユーザが自
車両に近接している状態で、他人がユーザに近いウィン
ドウやドアとは離れたウィンドウやドアに接触した場合
に、ウィンドウやドアが開いてしまうのを防止するため
である。
機1Aからの信号の受信方向と同方向か判断し、この判
断がYESで同方向ならば、ステップS190に進み、
この判断がNOで同方向でないならば、リターンする。
この処理は、例えば、携帯機1Aを携帯するユーザが自
車両に近接している状態で、他人がユーザに近いウィン
ドウやドアとは離れたウィンドウやドアに接触した場合
に、ウィンドウやドアが開いてしまうのを防止するため
である。
【0137】ステップS190:当該物体の相対位置が
ウィンドウに近接又は接触しているか判断し、この判断
がYESでウィンドウに近接又は接触しているならば、
ステップS191に進み、この判断がNOでウィンドウ
に近接又は接触していないならば、ステップS192に
進む。
ウィンドウに近接又は接触しているか判断し、この判断
がYESでウィンドウに近接又は接触しているならば、
ステップS191に進み、この判断がNOでウィンドウ
に近接又は接触していないならば、ステップS192に
進む。
【0138】ステップS191:現時点でウィンドウ及
び/又はドアが開放状態であるときには、パワーウィン
ドウ/ドア開閉モータ32を動作させることによって対
応するウィンドウ及び/又はドアを開け、全開になった
ならばウィンドウ/ドア開確認信号を送信すると共に、
携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン
34又はハザードランプ35を所定回数(例えば、4
回)作動又は点灯させる。
び/又はドアが開放状態であるときには、パワーウィン
ドウ/ドア開閉モータ32を動作させることによって対
応するウィンドウ及び/又はドアを開け、全開になった
ならばウィンドウ/ドア開確認信号を送信すると共に、
携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン
34又はハザードランプ35を所定回数(例えば、4
回)作動又は点灯させる。
【0139】ステップS192では、当該物体の相対位
置がドアに近接又は接触しているか判断し、この判断が
YESでドアに近接又は接触しているならば、ステップ
S193に進み、この判断がNOでドアに近接又は接触
していないならば、リターンする。
置がドアに近接又は接触しているか判断し、この判断が
YESでドアに近接又は接触しているならば、ステップ
S193に進み、この判断がNOでドアに近接又は接触
していないならば、リターンする。
【0140】ステップS193:ドアタイプを判断し、
この判断でスライドドアとの判断ならば、ステップS1
94に進み、ヒンジドアとの判断ならば、ステップS1
96に進む。尚、このステップS193での判断でヒン
ジドアと判断されたならば、ステップS196には進ま
ず、リターンしてもよい。
この判断でスライドドアとの判断ならば、ステップS1
94に進み、ヒンジドアとの判断ならば、ステップS1
96に進む。尚、このステップS193での判断でヒン
ジドアと判断されたならば、ステップS196には進ま
ず、リターンしてもよい。
【0141】ステップS194:物体の一部(正規ユー
ザの手など)がスライドドアの開方向にあるか判断し、
この判断がYESでスライドドアの開方向にあるなら
ば、スライドドア開時に手が挟まれる可能性があるの
で、リターンし、この判断がNOでスライドドアの開方
向にないならば、ステップS195に進む。
ザの手など)がスライドドアの開方向にあるか判断し、
この判断がYESでスライドドアの開方向にあるなら
ば、スライドドア開時に手が挟まれる可能性があるの
で、リターンし、この判断がNOでスライドドアの開方
向にないならば、ステップS195に進む。
【0142】ステップS195:物体(正規ユーザの
体)がスライドドアの開方向にあるか判断し、この判断
がYESでスライドドアの開方向にあるならば、スライ
ドドア開時に衝突する可能性があるので、リターンし、
この判断がNOでスライドドアの開方向にないならば、
ステップS198に進む。
体)がスライドドアの開方向にあるか判断し、この判断
がYESでスライドドアの開方向にあるならば、スライ
ドドア開時に衝突する可能性があるので、リターンし、
この判断がNOでスライドドアの開方向にないならば、
ステップS198に進む。
【0143】ステップS196:物体がヒンジドアの開
方向にあるか判断し、この判断がYESでヒンジドアの
開方向にあるならば、ヒンジドア開時に衝突する可能性
があるので、リターンし、この判断がNOでヒンジドア
の開方向にないならば、ステップS197に進む。
方向にあるか判断し、この判断がYESでヒンジドアの
開方向にあるならば、ヒンジドア開時に衝突する可能性
があるので、リターンし、この判断がNOでヒンジドア
の開方向にないならば、ステップS197に進む。
【0144】ステップS197:物体がヒンジドアの前
部にあるか判断し、この判断がYESでヒンジドアのヒ
ンジ前部にあるならば、ヒンジドアを開けても荷物など
がつめない位置にあるので、リターンし、この判断がN
Oでヒンジドアの前部にないならば、ステップS198
に進む。
部にあるか判断し、この判断がYESでヒンジドアのヒ
ンジ前部にあるならば、ヒンジドアを開けても荷物など
がつめない位置にあるので、リターンし、この判断がN
Oでヒンジドアの前部にないならば、ステップS198
に進む。
【0145】ステップS198:現時点でウィンドウ及
び/又はドアが閉放状態であるときには、パワーウィン
ドウ/ドア開閉モータ32を動作させることによって対
応するウィンドウ及び/又はドアを開け、全開になった
ならばウィンドウ/ドア開確認信号を送信すると共に、
携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン
34又はハザードランプ35を所定回数(例えば、4
回)作動又は点灯させる。
び/又はドアが閉放状態であるときには、パワーウィン
ドウ/ドア開閉モータ32を動作させることによって対
応するウィンドウ及び/又はドアを開け、全開になった
ならばウィンドウ/ドア開確認信号を送信すると共に、
携帯機1Aを携帯しているユーザに報知すべく、ホーン
34又はハザードランプ35を所定回数(例えば、4
回)作動又は点灯させる。
【0146】尚、上記フローチャートにおいて、ステッ
プS184からステップS189までの処理を省略して
もよいし、これらステップを適宜組み合わせて実行して
もよい。
プS184からステップS189までの処理を省略して
もよいし、これらステップを適宜組み合わせて実行して
もよい。
【0147】上述した自動開動作処理によれば、ドアの
ロック又はアンロックがなされた後、後ろ側方警報シス
テムの撮像カメラ33により撮像した画像から、自車両
に近接又は接触した物体を正規のユーザと判断し、携帯
機1Aを携帯しているユーザが自車両(車載機2A)に
近接又は接触するだけで、所定のドアやウィンドウが自
動的に開けられるので、当該ユーザが両手に荷物を抱え
ているとき等に、ドアを開けるのに先立って荷物を車内
に置くことができ、スペースの狭い駐車場で荷物と共に
車内に乗り込むとき等の利便性を向上させることができ
る。 [自動開条件設定処理]次に、上記自動開動作処理にお
ける自動開条件設定処理について第1〜第7の例を挙げ
て説明する。 <第1例>図31は、図30に示す自動開条件設定処理
の第1例を示すフローチャートである。
ロック又はアンロックがなされた後、後ろ側方警報シス
テムの撮像カメラ33により撮像した画像から、自車両
に近接又は接触した物体を正規のユーザと判断し、携帯
機1Aを携帯しているユーザが自車両(車載機2A)に
近接又は接触するだけで、所定のドアやウィンドウが自
動的に開けられるので、当該ユーザが両手に荷物を抱え
ているとき等に、ドアを開けるのに先立って荷物を車内
に置くことができ、スペースの狭い駐車場で荷物と共に
車内に乗り込むとき等の利便性を向上させることができ
る。 [自動開条件設定処理]次に、上記自動開動作処理にお
ける自動開条件設定処理について第1〜第7の例を挙げ
て説明する。 <第1例>図31は、図30に示す自動開条件設定処理
の第1例を示すフローチャートである。
【0148】この第1例の自動開条件設定処理は、上記
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。
【0149】同図に示すように、ステップS201でド
アロック状態か判断し、ロック状態ならば、ステップS
202でウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにリセ
ットし、アンロック状態ならば、ステップS203に進
む。
アロック状態か判断し、ロック状態ならば、ステップS
202でウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにリセ
ットし、アンロック状態ならば、ステップS203に進
む。
【0150】ステップS203では、所定時間以内に電
界強度が所定の第3レベル(>第1レベル)以上のウィ
ンドウ/ドア開レスポンス信号を受信したか判断し、こ
の判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)には
ステップS202に進み、YESのとき(当該信号を受
信したとき)には、ステップS204でウィンドウ/ド
ア開閉許容フラグを1にセットする。
界強度が所定の第3レベル(>第1レベル)以上のウィ
ンドウ/ドア開レスポンス信号を受信したか判断し、こ
の判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)には
ステップS202に進み、YESのとき(当該信号を受
信したとき)には、ステップS204でウィンドウ/ド
ア開閉許容フラグを1にセットする。
【0151】尚、この第1例では、撮像カメラなどで正
規のユーザを認識できれば、ステップS203を省略し
てもよい。 <第2例>図32は、図30に示す自動開条件設定処理
の第2例を示すフローチャートである。
規のユーザを認識できれば、ステップS203を省略し
てもよい。 <第2例>図32は、図30に示す自動開条件設定処理
の第2例を示すフローチャートである。
【0152】この第2例の自動開条件設定処理は、上記
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。
【0153】同図に示すように、ステップS211で
は、所定時間以内に電界強度が所定の第3レベル(>第
1レベル)以上のウィンドウ/ドア開レスポンス信号を
受信したか判断し、この判断でNOのとき(当該信号を
受信しないとき)にはステップS212に進んでウィン
ドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにリセットし、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、ステップS2
13に進む。
は、所定時間以内に電界強度が所定の第3レベル(>第
1レベル)以上のウィンドウ/ドア開レスポンス信号を
受信したか判断し、この判断でNOのとき(当該信号を
受信しないとき)にはステップS212に進んでウィン
ドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにリセットし、YES
のとき(当該信号を受信したとき)には、ステップS2
13に進む。
【0154】ステップS213では、上記ウィンドウ/
ドア開レスポンス信号の受信後、所定レベル以上のロッ
クレスポンス信号を受信したか判断し、この判断でNO
のとき(当該信号を受信しないとき)にはステップS2
14に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグを1にセ
ットすると共に、YESのとき(当該信号を受信したと
き)には、ステップS212に進んでウィンドウ/ドア
開閉許容フラグをゼロにリセットする。 <第3例>図33は、図30に示す自動開条件設定処理
の第3例を示すフローチャートである。
ドア開レスポンス信号の受信後、所定レベル以上のロッ
クレスポンス信号を受信したか判断し、この判断でNO
のとき(当該信号を受信しないとき)にはステップS2
14に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグを1にセ
ットすると共に、YESのとき(当該信号を受信したと
き)には、ステップS212に進んでウィンドウ/ドア
開閉許容フラグをゼロにリセットする。 <第3例>図33は、図30に示す自動開条件設定処理
の第3例を示すフローチャートである。
【0155】この第3例の自動開条件設定処理は、上記
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。尚、第3の
実施形態に適用する場合には、ドアアンロックスイッチ
の操作が必要となる。
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。尚、第3の
実施形態に適用する場合には、ドアアンロックスイッチ
の操作が必要となる。
【0156】同図に示すように、ステップS221でド
アロック状態か判断し、ロック状態ならば、ステップS
222でウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにリセ
ットし、アンロック状態ならば、ステップS223に進
む。
アロック状態か判断し、ロック状態ならば、ステップS
222でウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにリセ
ットし、アンロック状態ならば、ステップS223に進
む。
【0157】ステップS223では、所定時間以内に電
界強度が所定の第3レベル(>第1レベル)以上のアン
ロックレスポンス信号を受信したか判断し、この判断で
NOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップ
S222に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼ
ロにセットし、YESのとき(当該信号を受信したと
き)には、ステップS224に進んでウィンドウ/ドア
開閉許容フラグを1にセットする。
界強度が所定の第3レベル(>第1レベル)以上のアン
ロックレスポンス信号を受信したか判断し、この判断で
NOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップ
S222に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼ
ロにセットし、YESのとき(当該信号を受信したと
き)には、ステップS224に進んでウィンドウ/ドア
開閉許容フラグを1にセットする。
【0158】尚、この第3例でも、第1例と同様に、撮
像カメラなどで正規のユーザを認識できれば、ステップ
S223を省略してもよい。 <第4例>図34は、図30に示す自動開条件設定処理
の第4例を示すフローチャートである。
像カメラなどで正規のユーザを認識できれば、ステップ
S223を省略してもよい。 <第4例>図34は、図30に示す自動開条件設定処理
の第4例を示すフローチャートである。
【0159】この第4例の自動開条件設定処理は、上記
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。尚、第3の
実施形態に適用する場合には、ドアアンロックスイッチ
の操作が必要となる。
第1乃至第3の実施形態に適用可能である。尚、第3の
実施形態に適用する場合には、ドアアンロックスイッチ
の操作が必要となる。
【0160】同図に示すように、ステップS231で
は、所定時間以内に電界強度が所定の第3レベル(>第
1レベル)以上のアンロックレスポンス信号を受信した
か判断し、この判断でNOのとき(当該信号を受信しな
いとき)にはステップS232に進んでウィンドウ/ド
ア開閉許容フラグをゼロにリセットし、YESのとき
(当該信号を受信したとき)には、ステップS233に
進む。
は、所定時間以内に電界強度が所定の第3レベル(>第
1レベル)以上のアンロックレスポンス信号を受信した
か判断し、この判断でNOのとき(当該信号を受信しな
いとき)にはステップS232に進んでウィンドウ/ド
ア開閉許容フラグをゼロにリセットし、YESのとき
(当該信号を受信したとき)には、ステップS233に
進む。
【0161】ステップS233では、上記アンロックレ
スポンス信号の受信後、所定の第3レベル(>第1レベ
ル)以上のロックレスポンス信号を受信したか判断し、
この判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)に
はステップS234に進んでフラグを1にセットすると
共に、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、
ステップS232に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フ
ラグをゼロにリセットする。 <第5例>図35は、図30に示す自動開条件設定処理
の第5例を示すフローチャートである。
スポンス信号の受信後、所定の第3レベル(>第1レベ
ル)以上のロックレスポンス信号を受信したか判断し、
この判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)に
はステップS234に進んでフラグを1にセットすると
共に、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、
ステップS232に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フ
ラグをゼロにリセットする。 <第5例>図35は、図30に示す自動開条件設定処理
の第5例を示すフローチャートである。
【0162】この第5例の自動開条件設定処理は、上記
第3の実施形態に適用可能である。尚、第3の実施形態
に適用する場合には、ドアアンロックスイッチの操作が
必要となる。
第3の実施形態に適用可能である。尚、第3の実施形態
に適用する場合には、ドアアンロックスイッチの操作が
必要となる。
【0163】同図に示すように、ステップS241でド
アロック状態か判断し、ロック状態ならば、ステップS
242に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロ
にリセットし、アンロック状態ならば、ステップS22
3に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグを1にセッ
トする。 <第6例>図36は、図30に示す自動開条件設定処理
の第6例を示すフローチャートである。
アロック状態か判断し、ロック状態ならば、ステップS
242に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロ
にリセットし、アンロック状態ならば、ステップS22
3に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグを1にセッ
トする。 <第6例>図36は、図30に示す自動開条件設定処理
の第6例を示すフローチャートである。
【0164】この第6例の自動開条件設定処理は、上記
第1及び第2の実施形態に適用可能である。
第1及び第2の実施形態に適用可能である。
【0165】同図に示すように、ステップS251で
は、アンロック要求信号を送信する。
は、アンロック要求信号を送信する。
【0166】ステップS252では、所定時間以内に電
界強度が所定の第3レベル(>第1レベル)以上のアン
ロックレスポンス信号を受信したか判断し、この判断で
NOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップ
S253に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼ
ロにセットし、YESのとき(当該信号を受信したと
き)には、ステップS254に進んでウィンドウ/ドア
開閉許容フラグを1にセットする。
界強度が所定の第3レベル(>第1レベル)以上のアン
ロックレスポンス信号を受信したか判断し、この判断で
NOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップ
S253に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼ
ロにセットし、YESのとき(当該信号を受信したと
き)には、ステップS254に進んでウィンドウ/ドア
開閉許容フラグを1にセットする。
【0167】尚、この第6例の場合、ステップS252
での判断がYESであっても、アンロックを行わなくて
もよい。 <第7例>図37は、図30に示す自動開条件設定処理
の第7例を示すフローチャートである。
での判断がYESであっても、アンロックを行わなくて
もよい。 <第7例>図37は、図30に示す自動開条件設定処理
の第7例を示すフローチャートである。
【0168】この第7例の自動開条件設定処理は、上記
第2の実施形態に適用可能である。
第2の実施形態に適用可能である。
【0169】同図に示すように、ステップS261で
は、ウィンドウ/ドア開要求信号を送信する。
は、ウィンドウ/ドア開要求信号を送信する。
【0170】ステップS262では、所定時間以内に電
界強度が所定レベル以上のウィンドウ/ドア開レスポン
ス信号を受信したか判断し、この判断でNOのとき(当
該信号を受信しないとき)にはステップS263に進ん
でウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにセットし、
YESのとき(当該信号を受信したとき)には、ステッ
プS264に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグを
1にセットする。
界強度が所定レベル以上のウィンドウ/ドア開レスポン
ス信号を受信したか判断し、この判断でNOのとき(当
該信号を受信しないとき)にはステップS263に進ん
でウィンドウ/ドア開閉許容フラグをゼロにセットし、
YESのとき(当該信号を受信したとき)には、ステッ
プS264に進んでウィンドウ/ドア開閉許容フラグを
1にセットする。
【0171】尚、この第7例の場合、ステップS262
での判断がYESであっても、ウィンドウ及び/又はド
アを即座に開動作させるのは禁止している。
での判断がYESであっても、ウィンドウ及び/又はド
アを即座に開動作させるのは禁止している。
【図1】第1の実施形態における携帯機の装置構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】第1の実施形態における車載機の装置構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】第1の実施形態に係るキーレスエントリシステ
ムにおける送受信信号を示す図である。
ムにおける送受信信号を示す図である。
【図4】第1の実施形態における携帯機1Aの制御処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態における携帯機1Aの制御処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態における車載機2Aの制御処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態における車載機2Aの制御処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施形態に係るキーレスエントリシステ
ムにおける送受信信号を示す図である。
ムにおける送受信信号を示す図である。
【図9】第2の実施形態における携帯機1Aの制御処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態における携帯機1Aの制御処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態における車載機2Aの制御処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施形態における車載機2Aの制御処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図13】第3の実施形態における携帯機の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図14】第3の実施形態における携帯機の制御処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図15】後ろ側方障害物警報システムを搭載した自動
車101を示す斜視図である。
車101を示す斜視図である。
【図16】後ろ側方警報システムの主要ブロック図であ
る。
る。
【図17】後ろ側方警報システムの機能ブロック図であ
る。
る。
【図18】撮像カメラにより物体を測距する方法を説明
する図である。
する図である。
【図19】CCDチップにより捕らえた画像を示す図で
ある。
ある。
【図20】CCDチップにより捕らえた画像中のライン
をウィンドウ方向に分割して領域を区分する方法を説明
する図である。
をウィンドウ方向に分割して領域を区分する方法を説明
する図である。
【図21】上下のCCDチップにより得られた画像が同
じラインでずれて視差が生じる状態を説明する図であ
る。
じラインでずれて視差が生じる状態を説明する図であ
る。
【図22】上下のCCDチップにより物体までの距離を
測定する原理を説明する図である。
測定する原理を説明する図である。
【図23】CCDチップにより得られた画像におけるC
CDラインの測距方向を示す平面図である。
CDラインの測距方向を示す平面図である。
【図24】第1のラインデータ処理を概念的に示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図25】上下方向のレンジカット領域を示す側面図で
ある。
ある。
【図26】水平方向のレンジカット領域を示す平面図で
ある。
ある。
【図27】領域に隣接する8隣接領域の配置を示す図で
ある。
ある。
【図28】後ろ側方障害物警報画面を示す図である。
【図29】本実施形態の後ろ側方障害物検出処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図30】第1乃至第3の実施形態の自動開動作処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図31】図30に示す自動開条件設定処理の第1例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図32】図30に示す自動開条件設定処理の第2例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図33】図30に示す自動開条件設定処理の第3例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図34】図30に示す自動開条件設定処理の第4例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図35】図30に示す自動開条件設定処理の第5例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図36】図30に示す自動開条件設定処理の第6例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図37】図30に示す自動開条件設定処理の第7例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1A 携帯機 2A 車載機 11,21 コントローラ 12 ドアロックスイッチ 13 ドアアンロックスイッチ 14 ウィンドウ開スイッチ 15 ウィンドウ閉スイッチ 16,22 送受信機 17,34 ブザー 18,36 ディスプレイ 23 ドアロック検出センサ 24 キーシリンダ接点スイッチ 25 イグニッションスイッチ 26 ドアハンドルスイッチ 31 ドアロックアクチュエータ 32 パワーウィンドウ/ドア開閉モータ 33 撮像カメラ 36 ディスプレイ 101 自動車(自車両)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E05B 49/00 E05B 49/00 K 65/20 65/20 Fターム(参考) 2E052 AA09 BA06 CA06 EA02 EA15 EB01 EC02 GA06 GA07 GB01 LA02 2E250 AA21 BB08 BB12 DD06 EE09 FF23 FF24 FF27 FF36 HH02 JJ01 JJ03 JJ22 KK03 LL01 LL17 MM01 MM03 PP15 SS01 SS04 SS05 SS08 SS11 TT03 UU02 UU03 VV01
Claims (8)
- 【請求項1】 車両の開閉体を開閉制御する制御手段を
備える車両の開閉体制御装置であって、 車両のドア又はドア前方の側部に設けられ、当該車両の
側後方の画像を検出する車線変更支援用の撮像カメラを
備え、 前記制御手段は、撮像画像から前記開閉体への人の接近
又は接触を検出したならば、その接近又は接触した位置
に対応する開閉体を開動作させることを特徴とする車両
の開閉体制御装置。 - 【請求項2】 自動的に所定の認証信号を送出する携帯
機と、当該送出された認証信号を受信して、車両の開閉
体を開閉制御する制御手段とを備える車両の開閉体制御
装置であって、 車両の周囲の画像を検出する撮像カメラを備え、 前記制御手段は、前記認証信号の受信により前記車両の
近傍に正規のユーザが存在していることを認識している
間に、撮像画像から前記開閉体への人の接近又は接触を
検出したならば、その接近又は接触した位置に対応する
開閉体を開動作させることを特徴とする車両の開閉体制
御装置。 - 【請求項3】 自動的に所定の認証信号を送出する携帯
機を更に備え、 前記制御手段は、前記認証信号の受信により前記車両の
近傍に正規のユーザが存在していることを認識している
間に、撮像画像から前記開閉体への人の接近又は接触を
検出したならば、その接近又は接触した位置に対応する
開閉体を開動作させることを特徴とする請求項1に記載
の車両の開閉体制御装置。 - 【請求項4】 前記車両の停車時若しくはイグニッショ
ンスイッチのオフ時は、前記車両の走行時若しくはイグ
ニッションスイッチのオン時に比べて前記撮像カメラに
よる撮像精度を高めて、撮像領域を拡大させることを特
徴とする請求項1又は3に記載の車両の開閉体制御装
置。 - 【請求項5】 前記開閉体はスライドドアであって、前
記制御手段は、撮像画像から当該スライドドア後部への
人の接近又は接触を検出したならば、その開動作を禁止
することを特徴とする請求項1又は3に記載の車両の開
閉体制御装置。 - 【請求項6】 前記開閉体はヒンジドアであって、前記
制御手段は、撮像画像から当該ヒンジドアの側方に人が
存在すること、又は当該ヒンジドア側方への人の接近又
は接触を検出したならば、その開動作を禁止することを
特徴とする請求項1又は3に記載の車両の開閉体制御装
置。 - 【請求項7】 前記開閉体はスライドドアとヒンジドア
であって、前記制御手段は、撮像画像から当該スライド
ドアの側方に人が存在すること、又は当該ヒンジドア側
方への人の接近又は接触を検出したならば、当該スライ
ドドアのみ開動作させることを特徴とする請求項1又は
2に記載の車両の開閉体制御装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記認証信号の受信方
向を検出し、当該受信方向に対応する開閉体のみ開動作
させることを特徴とする請求項2に記載の車両の開閉体
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000379190A JP2002180744A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 車両の開閉体制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000379190A JP2002180744A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 車両の開閉体制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002180744A true JP2002180744A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18847617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000379190A Withdrawn JP2002180744A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 車両の開閉体制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002180744A (ja) |
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- 2000-12-13 JP JP2000379190A patent/JP2002180744A/ja not_active Withdrawn
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