JP2002173241A - 給紙装置 - Google Patents
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- JP2002173241A JP2002173241A JP2000375481A JP2000375481A JP2002173241A JP 2002173241 A JP2002173241 A JP 2002173241A JP 2000375481 A JP2000375481 A JP 2000375481A JP 2000375481 A JP2000375481 A JP 2000375481A JP 2002173241 A JP2002173241 A JP 2002173241A
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- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 71
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 71
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 39
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 239000002689 soil Substances 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カーボン紙を給紙した場合であってもカーボ
ン紙全体にローラ跡がつくのを防止できる給紙装置を提
供する。 【解決手段】 積載されたシートSを送り出すピックア
ップローラ9と、ピックアップローラ9からのシートS
を下流側のグリップローラ14に向けて送り出すフィー
ドローラ11と、フィードローラ11に圧接し且つ転写
材が重送されたときに2枚目以降のシートSを戻すリバ
ースローラ13と、フィードローラ11からグリップロ
ーラ14に向けて送り出されるシートSの有無を検知す
るシート検知センサ7とを備え、フィードローラ11に
対するリバースローラ13の圧接力が変更可能な給紙装
置1において、シートSとしてカーボン紙を用いる場合
には、リバースローラ13の圧接力を、シートSとして
普通紙を用いる場合よりも小さくなるようにする。
ン紙全体にローラ跡がつくのを防止できる給紙装置を提
供する。 【解決手段】 積載されたシートSを送り出すピックア
ップローラ9と、ピックアップローラ9からのシートS
を下流側のグリップローラ14に向けて送り出すフィー
ドローラ11と、フィードローラ11に圧接し且つ転写
材が重送されたときに2枚目以降のシートSを戻すリバ
ースローラ13と、フィードローラ11からグリップロ
ーラ14に向けて送り出されるシートSの有無を検知す
るシート検知センサ7とを備え、フィードローラ11に
対するリバースローラ13の圧接力が変更可能な給紙装
置1において、シートSとしてカーボン紙を用いる場合
には、リバースローラ13の圧接力を、シートSとして
普通紙を用いる場合よりも小さくなるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置における給紙装置に
関する。
タ、ファクシミリ等の画像形成装置における給紙装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等の画像形成装置に用いられる給紙装置100とし
て、図3に示すように、フィードローラ101とリバー
スローラ103とのローラ対を備えている(FRR機
構)ものがある。リバースローラ103は、図中反時計
方向に回転駆動される軸にトルクリミッタを介して軸支
されており、加圧スプリングによる初期圧とトルクリミ
ッタトルクの反力として得られる作動圧を与えられ、フ
ィードローラに圧接されている。
リ等の画像形成装置に用いられる給紙装置100とし
て、図3に示すように、フィードローラ101とリバー
スローラ103とのローラ対を備えている(FRR機
構)ものがある。リバースローラ103は、図中反時計
方向に回転駆動される軸にトルクリミッタを介して軸支
されており、加圧スプリングによる初期圧とトルクリミ
ッタトルクの反力として得られる作動圧を与えられ、フ
ィードローラに圧接されている。
【0003】給紙トレイ105に積載された転写材は、
ピックアップローラ107によりフィードローラ101
とリバースローラ103との間に送り出され、フィード
ローラ101が回転駆動することにより、転写材が画像
形成装置本体の画像形成部に向けて給紙される。一方、
図4に示すように、転写材が複数枚重なって重送されて
きた場合には、トルクリミッタの作用によりリバースロ
ーラ103が図中反時計方向に回転駆動して2枚目以降
の用紙を給紙トレイ105に戻すことにより、転写材の
重送を防止している。
ピックアップローラ107によりフィードローラ101
とリバースローラ103との間に送り出され、フィード
ローラ101が回転駆動することにより、転写材が画像
形成装置本体の画像形成部に向けて給紙される。一方、
図4に示すように、転写材が複数枚重なって重送されて
きた場合には、トルクリミッタの作用によりリバースロ
ーラ103が図中反時計方向に回転駆動して2枚目以降
の用紙を給紙トレイ105に戻すことにより、転写材の
重送を防止している。
【0004】ここで1枚の転写材を送る条件は、フィー
ドローラ101に対するリバースローラ103の圧接力
をPbとし、この作動圧Pbとフィードローラ101と
用紙との摩擦係数をμrとし、トルクリミッタの戻し力
をTaとした場合、1枚の転写材を送る条件はμr・P
b>Taであり、転写材間の摩擦係数をμpとすると、
2枚目の転写材を戻す条件は、Ta>μp・Pbであ
る。このようにFRR給紙機構を用いた給紙装置100
において、転写材を送り出す条件としてリバースローラ
103の圧接力Pbはある一定の値でなければならな
い。
ドローラ101に対するリバースローラ103の圧接力
をPbとし、この作動圧Pbとフィードローラ101と
用紙との摩擦係数をμrとし、トルクリミッタの戻し力
をTaとした場合、1枚の転写材を送る条件はμr・P
b>Taであり、転写材間の摩擦係数をμpとすると、
2枚目の転写材を戻す条件は、Ta>μp・Pbであ
る。このようにFRR給紙機構を用いた給紙装置100
において、転写材を送り出す条件としてリバースローラ
103の圧接力Pbはある一定の値でなければならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、数枚綴りのカ
ーボン紙を転写材として使用するニーズがあり、このよ
うなカーボン紙を給紙する場合には、上述のようにリバ
ースローラ103はフィードローラ101に圧接した状
態でカーボン紙を搬送するため、その圧接力によりカー
ボン紙全体にローラ跡がつくという課題がある。
ーボン紙を転写材として使用するニーズがあり、このよ
うなカーボン紙を給紙する場合には、上述のようにリバ
ースローラ103はフィードローラ101に圧接した状
態でカーボン紙を搬送するため、その圧接力によりカー
ボン紙全体にローラ跡がつくという課題がある。
【0006】そこで、本発明は、カーボン紙を給紙した
場合であってもカーボン紙全体にローラ跡がつくのを防
止できる給紙装置を提供することを目的とする。
場合であってもカーボン紙全体にローラ跡がつくのを防
止できる給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、積載された転写材を送り出すピックアップローラ
と、ピックアップローラからの転写材を下流側のグリッ
プローラに向けて送り出すフィードローラと、フィード
ローラに圧接し且つ転写材が重送されたときに2枚目以
降の転写材を戻すリバースローラと、フィードローラか
らグリップローラに向けて送り出される転写材の有無を
検知する転写材検知手段とを備え、フィードローラに対
するリバースローラの圧接力が変更可能な給紙装置にお
いて、転写材としてカーボン紙を用いる場合には、リバ
ースローラの圧接力を、転写材として普通紙を用いる場
合よりも小さくなるようにすることを特徴とする。
は、積載された転写材を送り出すピックアップローラ
と、ピックアップローラからの転写材を下流側のグリッ
プローラに向けて送り出すフィードローラと、フィード
ローラに圧接し且つ転写材が重送されたときに2枚目以
降の転写材を戻すリバースローラと、フィードローラか
らグリップローラに向けて送り出される転写材の有無を
検知する転写材検知手段とを備え、フィードローラに対
するリバースローラの圧接力が変更可能な給紙装置にお
いて、転写材としてカーボン紙を用いる場合には、リバ
ースローラの圧接力を、転写材として普通紙を用いる場
合よりも小さくなるようにすることを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、カーボン
紙を転写材として使用する場合には、フィードローラに
対するリバースローラの圧接力が小さくなるようにする
ことにより、カーボン紙にかかるリバースローラの圧力
が小さくなるので、カーボン紙全体にローラ跡がつくの
を防止することができる。尚、カーボン紙の検知は、例
えば、操作部の操作によりカーボン紙であることを指定
したり、或いは、カーボン紙用の給紙トレイを選択する
ことにより行う。
紙を転写材として使用する場合には、フィードローラに
対するリバースローラの圧接力が小さくなるようにする
ことにより、カーボン紙にかかるリバースローラの圧力
が小さくなるので、カーボン紙全体にローラ跡がつくの
を防止することができる。尚、カーボン紙の検知は、例
えば、操作部の操作によりカーボン紙であることを指定
したり、或いは、カーボン紙用の給紙トレイを選択する
ことにより行う。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、転写材としてカーボン紙を用いる場合
には、普通紙を用いる場合よりも時間あたりの給紙枚数
を少なくすることを特徴とする。
の発明において、転写材としてカーボン紙を用いる場合
には、普通紙を用いる場合よりも時間あたりの給紙枚数
を少なくすることを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、リバ
ースローラ圧接力を小さくすることで、フィードローラ
とリバースローラとの間を通るカーボン紙がスリップ
し、カーボン紙の搬送速度が遅くなる場合でも、時間あ
たりの給紙枚数を少なくすることにより、カーボン紙間
が広くなるので、カーボン紙が転写材検知センサに到達
する時間及び抜ける時間を充分にとることができ、不送
りジャムの発生を防止することができる。
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、リバ
ースローラ圧接力を小さくすることで、フィードローラ
とリバースローラとの間を通るカーボン紙がスリップ
し、カーボン紙の搬送速度が遅くなる場合でも、時間あ
たりの給紙枚数を少なくすることにより、カーボン紙間
が広くなるので、カーボン紙が転写材検知センサに到達
する時間及び抜ける時間を充分にとることができ、不送
りジャムの発生を防止することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、転写材としてカーボン紙を用い
る場合には、カーボン紙の先端がグリップローラに到達
してからカーボン紙の後端がグリップローラを抜けるま
でリバースローラの圧接力を小さくすることを特徴とす
る。
に記載の発明において、転写材としてカーボン紙を用い
る場合には、カーボン紙の先端がグリップローラに到達
してからカーボン紙の後端がグリップローラを抜けるま
でリバースローラの圧接力を小さくすることを特徴とす
る。
【0012】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、カーボン紙の先端がグリップローラに到達するまで
は、リバースローラの圧接力を例えば普通紙のときの圧
接力にし、カーボン紙の先端がグリップローラに到達し
てからは、リバースローラの圧接力を普通紙のときより
も小さい圧接力に変更する。従って、カーボン紙の先端
がグリップローラにかかるまでの範囲以外にローラ跡が
つくのを防止でき、しかも、カーボン紙の先端がグリッ
プローラに到達するまでは、リバースローラの圧接力を
大きくしていることにより、フィードローラとリバース
ローラとの間を通るカーボン紙がスリップすることを防
止でき、不送りジャムの発生を防止することができる。
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、カーボン紙の先端がグリップローラに到達するまで
は、リバースローラの圧接力を例えば普通紙のときの圧
接力にし、カーボン紙の先端がグリップローラに到達し
てからは、リバースローラの圧接力を普通紙のときより
も小さい圧接力に変更する。従って、カーボン紙の先端
がグリップローラにかかるまでの範囲以外にローラ跡が
つくのを防止でき、しかも、カーボン紙の先端がグリッ
プローラに到達するまでは、リバースローラの圧接力を
大きくしていることにより、フィードローラとリバース
ローラとの間を通るカーボン紙がスリップすることを防
止でき、不送りジャムの発生を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本
発明に係る給送装置を概略的に示す構成図である。給紙
装置1は、複写機に設けられ、シートPを積載する給紙
トレイ3と、給紙部5と、シート検知センサ7とを有し
ており、感光体20と転写装置22との間に向けてシー
トSを給紙するものである。尚、本明細書において、
「シート」とは、転写紙(普通紙)、OHPシート、カ
ーボン紙等、給紙トレイ3に積載されるものを総括した
名称として用いる。
ら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本
発明に係る給送装置を概略的に示す構成図である。給紙
装置1は、複写機に設けられ、シートPを積載する給紙
トレイ3と、給紙部5と、シート検知センサ7とを有し
ており、感光体20と転写装置22との間に向けてシー
トSを給紙するものである。尚、本明細書において、
「シート」とは、転写紙(普通紙)、OHPシート、カ
ーボン紙等、給紙トレイ3に積載されるものを総括した
名称として用いる。
【0014】給紙部5は、給紙トレイ3に積載されたシ
ートSを感光体20及び転写装置22の間に向けて給紙
する部位であり、回転駆動により給紙トレイ3のシート
Sを送り出すピックアップローラ9と、フィードローラ
11と、リバースローラ13と、グリップローラ14を
有しており、いわゆるFRR給紙機構を構成している。
ートSを感光体20及び転写装置22の間に向けて給紙
する部位であり、回転駆動により給紙トレイ3のシート
Sを送り出すピックアップローラ9と、フィードローラ
11と、リバースローラ13と、グリップローラ14を
有しており、いわゆるFRR給紙機構を構成している。
【0015】フィードローラ11は、ピックアップロー
ラ9よりも搬送方向(給紙方向)の下流側に位置してお
り、図示しない駆動源からの駆動力により回転駆動す
る。この回転駆動により、フィードローラ11は、ピッ
クアップローラ9により送り出されたシートSをグリッ
プローラ14、搬送ローラ31、レジストローラ33を
介して、感光体20及び転写装置22の間に向けて給紙
する。このフィードローラ11の下方には、フィードロ
ーラ11に圧接しているリバースローラ13が配置され
ている。
ラ9よりも搬送方向(給紙方向)の下流側に位置してお
り、図示しない駆動源からの駆動力により回転駆動す
る。この回転駆動により、フィードローラ11は、ピッ
クアップローラ9により送り出されたシートSをグリッ
プローラ14、搬送ローラ31、レジストローラ33を
介して、感光体20及び転写装置22の間に向けて給紙
する。このフィードローラ11の下方には、フィードロ
ーラ11に圧接しているリバースローラ13が配置され
ている。
【0016】リバースローラ13は、常に、シートSを
給紙トレイ3に戻す方向に回転駆動しており(逆回転駆
動しており)、ピックアップローラ9により送り出され
たシートSが重送されたときに、重送されたシートSを
一枚ずつ分離するものである。これは、リバースローラ
13に内蔵されているトルクリミッタ(図示せず)の働
きを利用したものである。リバースローラ13に伝わる
トルクが大きいとき、即ち、シートSが一枚のみ送られ
ているとき、リバースローラ13は、トルクリミッタの
作用によりフィードローラ11に従動して回転し、フィ
ードローラ11とともにシートSを給紙する。
給紙トレイ3に戻す方向に回転駆動しており(逆回転駆
動しており)、ピックアップローラ9により送り出され
たシートSが重送されたときに、重送されたシートSを
一枚ずつ分離するものである。これは、リバースローラ
13に内蔵されているトルクリミッタ(図示せず)の働
きを利用したものである。リバースローラ13に伝わる
トルクが大きいとき、即ち、シートSが一枚のみ送られ
ているとき、リバースローラ13は、トルクリミッタの
作用によりフィードローラ11に従動して回転し、フィ
ードローラ11とともにシートSを給紙する。
【0017】一方、トルクリミッタのトルクが小さいと
き、即ち、フィードローラ11とリバースローラ13と
の間にシートSが2枚以上送られたとき、リバースロー
ラ13は逆回転駆動し、2枚目以降のシートSを給紙ト
レイ3に向けて戻す(重送されたシートSを分離す
る)。
き、即ち、フィードローラ11とリバースローラ13と
の間にシートSが2枚以上送られたとき、リバースロー
ラ13は逆回転駆動し、2枚目以降のシートSを給紙ト
レイ3に向けて戻す(重送されたシートSを分離す
る)。
【0018】本実施の形態では、図2に示すように、ソ
レノイド15により、フィードローラ11に対するリバ
ースローラ13の圧接力が変更可能(切換え可能)にな
っている。ソレノイド15がONのときには、図2の一
点鎖線の囲みにおいて、リバースローラ13は、ソレノ
イド15の吸引により二点鎖線の位置に位置して所定の
圧力でフィードローラ11に圧接している。また、ソレ
ノイド15がOFFのときには、リバースローラ13は
実線の位置に向けて移動してリバースローラ13の圧接
力が小さくなるようになっている。尚、図2の一点鎖線
の囲みは、ピックアップローラ9及びフィードローラ1
1に対するリバースローラ13の動作を説明するための
ものである。
レノイド15により、フィードローラ11に対するリバ
ースローラ13の圧接力が変更可能(切換え可能)にな
っている。ソレノイド15がONのときには、図2の一
点鎖線の囲みにおいて、リバースローラ13は、ソレノ
イド15の吸引により二点鎖線の位置に位置して所定の
圧力でフィードローラ11に圧接している。また、ソレ
ノイド15がOFFのときには、リバースローラ13は
実線の位置に向けて移動してリバースローラ13の圧接
力が小さくなるようになっている。尚、図2の一点鎖線
の囲みは、ピックアップローラ9及びフィードローラ1
1に対するリバースローラ13の動作を説明するための
ものである。
【0019】シート検知センサ7は、フィードローラ1
1及びリバースローラ13とグリップローラ14の間
で、且つグリップローラ14の近傍に配置されており、
フィードローラ11により給紙されたシートSを検知す
る。尚、本実施の形態では、シート検知センサ7は、グ
リップローラ14に向かうシートSの下側に配置されて
いるが、シートSの上側に配置されていても良く、グリ
ップローラ14の近傍に配置されていれば良い。
1及びリバースローラ13とグリップローラ14の間
で、且つグリップローラ14の近傍に配置されており、
フィードローラ11により給紙されたシートSを検知す
る。尚、本実施の形態では、シート検知センサ7は、グ
リップローラ14に向かうシートSの下側に配置されて
いるが、シートSの上側に配置されていても良く、グリ
ップローラ14の近傍に配置されていれば良い。
【0020】次に、上述した構成に基づいて本実施の形
態の作用を説明する。シートSとして普通紙を用いた場
合には、ソレノイド15をONにすることにより、リバ
ースローラ13は所定の圧接力でフィードローラ11に
圧接する。ピックアップローラ9により給紙トレイ3か
ら送り出されたシートSは、フィードローラ11とリバ
ースローラ13との間に狭持され、フィードローラ11
の回転駆動により、搬送ローラ31、レジストローラ3
3を介して、感光体20と転写装置22との間に給紙さ
れる。
態の作用を説明する。シートSとして普通紙を用いた場
合には、ソレノイド15をONにすることにより、リバ
ースローラ13は所定の圧接力でフィードローラ11に
圧接する。ピックアップローラ9により給紙トレイ3か
ら送り出されたシートSは、フィードローラ11とリバ
ースローラ13との間に狭持され、フィードローラ11
の回転駆動により、搬送ローラ31、レジストローラ3
3を介して、感光体20と転写装置22との間に給紙さ
れる。
【0021】一方、シートSとしてカーボン紙を用いた
場合には、ソレノイド15をOFFにして、普通紙を用
いた場合に比べて、フィードローラ11に対するリバー
スローラ13の圧接力を小さくして、ピックアップロー
ラ9により送り出されたカーボン紙を、感光体20と転
写装置22との間に給紙する。尚、カーボン紙の検知
は、操作部を操作してカーボン紙であることを指定した
り、或いはカーボン紙専用の給紙トレイを選択したりす
ることにより行う。
場合には、ソレノイド15をOFFにして、普通紙を用
いた場合に比べて、フィードローラ11に対するリバー
スローラ13の圧接力を小さくして、ピックアップロー
ラ9により送り出されたカーボン紙を、感光体20と転
写装置22との間に給紙する。尚、カーボン紙の検知
は、操作部を操作してカーボン紙であることを指定した
り、或いはカーボン紙専用の給紙トレイを選択したりす
ることにより行う。
【0022】このように、カーボン紙を使用する場合に
は、フィードローラ11に対するリバースローラ13の
圧接力を小さくすることにより、カーボン紙にかかるリ
バースローラ13の圧力が小さくなるので、カーボン紙
全体にローラ跡がつくのを防止することができる。
は、フィードローラ11に対するリバースローラ13の
圧接力を小さくすることにより、カーボン紙にかかるリ
バースローラ13の圧力が小さくなるので、カーボン紙
全体にローラ跡がつくのを防止することができる。
【0023】また、本実施の形態では、カーボン紙を用
いた場合において、装置全体の生産性を落とすように画
像形成のタイミングを変更している。即ち、制御部によ
りピックアップローラ9により給紙トレイ3から給紙さ
れるカーボン紙の時間あたりの給紙枚数を、普通紙を用
いた場合に比べて少なくすることにより、カーボン紙間
の間隔を広くしている。
いた場合において、装置全体の生産性を落とすように画
像形成のタイミングを変更している。即ち、制御部によ
りピックアップローラ9により給紙トレイ3から給紙さ
れるカーボン紙の時間あたりの給紙枚数を、普通紙を用
いた場合に比べて少なくすることにより、カーボン紙間
の間隔を広くしている。
【0024】従って、リバースローラ13の圧接力を小
さくすることで、フィードローラ11とカーボン紙とが
スリップしてカーボン紙の搬送速度が遅くなった場合で
も、カーボン紙間が広くなるので、カーボン紙が転写材
検知センサに到達する時間及び抜ける時間を充分にとる
ことができ、不送りジャムの発生を防止することができ
る。
さくすることで、フィードローラ11とカーボン紙とが
スリップしてカーボン紙の搬送速度が遅くなった場合で
も、カーボン紙間が広くなるので、カーボン紙が転写材
検知センサに到達する時間及び抜ける時間を充分にとる
ことができ、不送りジャムの発生を防止することができ
る。
【0025】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0026】第2実施の形態では、シートSとしてカー
ボン紙を用いる場合において、カーボン紙の先端がグリ
ップローラ14に到達する前までの間、即ち、シート検
知センサ7によるカーボン紙先端の検知が行われる前に
は、ソレノイド15をONにして、リバースローラ13
の圧接力を普通紙を給紙するときの状態にしたままカー
ボン紙を送り出す。そして、カーボン紙の先端がグリッ
プローラ14に到達してからカーボン紙の後端がグリッ
プローラを抜けるまでの間には、ソレノイド15をOF
Fにして、リバースローラ13の圧接力を小さくしてい
る。
ボン紙を用いる場合において、カーボン紙の先端がグリ
ップローラ14に到達する前までの間、即ち、シート検
知センサ7によるカーボン紙先端の検知が行われる前に
は、ソレノイド15をONにして、リバースローラ13
の圧接力を普通紙を給紙するときの状態にしたままカー
ボン紙を送り出す。そして、カーボン紙の先端がグリッ
プローラ14に到達してからカーボン紙の後端がグリッ
プローラを抜けるまでの間には、ソレノイド15をOF
Fにして、リバースローラ13の圧接力を小さくしてい
る。
【0027】このように、カーボン紙の先端がグリップ
ローラ14に到達してから、リバースローラ13の圧接
力を普通紙のときよりも小さい圧接力にするので、カー
ボン紙の先端がグリップローラ14にかかるまでの範囲
以外にローラ跡がつくのを防止できる。また、カーボン
紙の先端がグリップローラ14に到達するまでは、リバ
ースローラ13の圧接力を普通紙のときの圧接力にして
いることにより、フィードローラ11とリバースローラ
13との間を通るカーボン紙がスリップすることを防止
でき、不送りジャムの発生を防止することができる。
ローラ14に到達してから、リバースローラ13の圧接
力を普通紙のときよりも小さい圧接力にするので、カー
ボン紙の先端がグリップローラ14にかかるまでの範囲
以外にローラ跡がつくのを防止できる。また、カーボン
紙の先端がグリップローラ14に到達するまでは、リバ
ースローラ13の圧接力を普通紙のときの圧接力にして
いることにより、フィードローラ11とリバースローラ
13との間を通るカーボン紙がスリップすることを防止
でき、不送りジャムの発生を防止することができる。
【0028】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、給紙装置1
は複写機に設けられているが、これに限定されるもので
はなく、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合
機等の画像形成装置に設けられていても同様な作用効果
を得る。
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、給紙装置1
は複写機に設けられているが、これに限定されるもので
はなく、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合
機等の画像形成装置に設けられていても同様な作用効果
を得る。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、カーボン紙
を転写材として使用する場合には、フィードローラに対
するリバースローラの圧接力が小さくなるようにするこ
とにより、カーボン紙にかかるリバースローラの圧力が
小さくなるので、カーボン紙全体にローラ跡がつくのを
防止することができる。
を転写材として使用する場合には、フィードローラに対
するリバースローラの圧接力が小さくなるようにするこ
とにより、カーボン紙にかかるリバースローラの圧力が
小さくなるので、カーボン紙全体にローラ跡がつくのを
防止することができる。
【0030】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、リバースロー
ラ圧接力を小さくすることで、フィードローラとリバー
スローラとの間を通るカーボン紙がスリップし、カーボ
ン紙の搬送速度が遅くなる場合でも、時間あたりの給紙
枚数を少なくすることにより、カーボン紙間が広くなる
ので、カーボン紙が転写材検知センサに到達する時間及
び抜ける時間を充分にとることができ、不送りジャムの
発生を防止することができる。
載の発明と同様な効果を奏するとともに、リバースロー
ラ圧接力を小さくすることで、フィードローラとリバー
スローラとの間を通るカーボン紙がスリップし、カーボ
ン紙の搬送速度が遅くなる場合でも、時間あたりの給紙
枚数を少なくすることにより、カーボン紙間が広くなる
ので、カーボン紙が転写材検知センサに到達する時間及
び抜ける時間を充分にとることができ、不送りジャムの
発生を防止することができる。
【0031】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、カーボ
ン紙の先端がグリップローラに到達してからは、リバー
スローラの圧接力を普通紙のときよりも小さい圧接力に
変更するので、カーボン紙の先端がグリップローラにか
かるまでの範囲以外にローラ跡がつくのを防止でき、し
かも、カーボン紙の先端がグリップローラに到達するま
では、リバースローラの圧接力を大きくしていることに
より、フィードローラとリバースローラとの間を通るカ
ーボン紙がスリップすることを防止でき、不送りジャム
の発生を防止することができる。
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、カーボ
ン紙の先端がグリップローラに到達してからは、リバー
スローラの圧接力を普通紙のときよりも小さい圧接力に
変更するので、カーボン紙の先端がグリップローラにか
かるまでの範囲以外にローラ跡がつくのを防止でき、し
かも、カーボン紙の先端がグリップローラに到達するま
では、リバースローラの圧接力を大きくしていることに
より、フィードローラとリバースローラとの間を通るカ
ーボン紙がスリップすることを防止でき、不送りジャム
の発生を防止することができる。
【図1】本発明を適用した給紙装置を概略的に示す構成
図である。
図である。
【図2】リバースローラの近傍を拡大して示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】従来にかかるリバースローラの近傍を拡大して
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】従来にかかるフィードローラとリバースローラ
との間に転写紙が重送された状態を示す断面図である。
との間に転写紙が重送された状態を示す断面図である。
1 給紙装置 7 シート検知センサ(転写材検知手段) 9 ピックアップローラ 11 フィードローラ 13 リバースローラ 14 グリップローラ S シート(転写材)
Claims (3)
- 【請求項1】 積載された転写材を送り出すピックアッ
プローラと、ピックアップローラからの転写材を下流側
のグリップローラに向けて送り出すフィードローラと、
フィードローラに圧接し且つ転写材が重送されたときに
2枚目以降の転写材を戻すリバースローラと、フィード
ローラからグリップローラに向けて送り出される転写材
の有無を検知する転写材検知手段とを備え、フィードロ
ーラに対するリバースローラの圧接力が変更可能な給紙
装置において、 転写材としてカーボン紙を用いる場合には、リバースロ
ーラの圧接力を、転写材として普通紙を用いる場合より
も小さくなるようにすることを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 転写材としてカーボン紙を用いる場合に
は、普通紙を用いる場合よりも時間あたりの給紙枚数を
少なくすることを特徴とする請求項1に記載の給紙装
置。 - 【請求項3】 転写材としてカーボン紙を用いる場合に
は、カーボン紙の先端がグリップローラに到達してから
カーボン紙の後端がグリップローラを抜けるまでリバー
スローラの圧接力を小さくすることを特徴とする請求項
1又は2に記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375481A JP2002173241A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375481A JP2002173241A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002173241A true JP2002173241A (ja) | 2002-06-21 |
Family
ID=18844492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000375481A Pending JP2002173241A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002173241A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019077512A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | キヤノン株式会社 | シート給送装置 |
-
2000
- 2000-12-11 JP JP2000375481A patent/JP2002173241A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019077512A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | キヤノン株式会社 | シート給送装置 |
JP6991828B2 (ja) | 2017-10-20 | 2022-01-13 | キヤノン株式会社 | シート給送装置 |
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