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JP2002165829A - おむつおよび尿とりパッド - Google Patents

おむつおよび尿とりパッド

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Publication number
JP2002165829A
JP2002165829A JP2000367359A JP2000367359A JP2002165829A JP 2002165829 A JP2002165829 A JP 2002165829A JP 2000367359 A JP2000367359 A JP 2000367359A JP 2000367359 A JP2000367359 A JP 2000367359A JP 2002165829 A JP2002165829 A JP 2002165829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
fabric
diaper
drying
absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000367359A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Hamada
勝司 濱田
Hiroshi Fukuda
福田  寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Seiren Co Ltd
Original Assignee
Komatsu Seiren Co Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Seiren Co Ltd filed Critical Komatsu Seiren Co Ltd
Priority to JP2000367359A priority Critical patent/JP2002165829A/ja
Publication of JP2002165829A publication Critical patent/JP2002165829A/ja
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な吸水保水性を持ちながらも、繰り返し
洗濯が可能であり、洗濯後の乾燥が容易であり、また布
地が過度に濡れた時の通気性の確保および蒸れの防止が
できるおむつおよび尿とりパッドを提供する。 【解決手段】 少なくとも1枚の吸水速乾性布帛と、立
体編地と、およびこの立体編地を介して吸水し、保水す
る少なくとも1枚の布帛との積層体を含むおむつもしく
は尿とりパッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おむつおよび尿と
りパッドに関する。本発明は、特に、洗濯が可能であ
り、かつ、速乾性があり、さらには制菌性および/また
は消臭性の機能をも有するおむつおよび尿とりパッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、おむつおよび尿とりパッドとして
は、布製のものと、紙製のもの(いわゆる使い捨てのも
の)とがある。紙製のものは、手軽に扱えて便利である
反面、紙も大量に使用するし、その構成素材の関係上、
生物分解が不可能であり、廃棄処理等の点で大きな社会
問題となっている。また、当然のこととして、洗濯など
をして再利用できないことから、コストアップ等にもつ
ながっている。
【0003】一方、布製のものは、その吸水保水量を増
やそうとすると、布地を厚くするとか布地を何枚も重ね
たりするなどの対策を講じる必要があり、そのため洗濯
にもその後の乾燥にも多大な労力と時間を費やさなけれ
ばならないという問題があった。また、そのような製品
は、装着者にとっては、ごわごわした違和感や布地それ
自体が過度に濡れる関係上、不快感、かぶれ、床ずれ等
の問題をも引き起こしいる。
【0004】そこで、布製のものについては、かかる問
題点を解決するために、様々な技術が開発されてきた。
例えば、特開平11- 146893号には、吸水ポリマ
ーを散布した布地を着脱することが可能な構造とし、い
わゆるおむつとおむつカバーとにわけて別々に洗濯等の
処理をすることで、乾燥を含む処理時間の短縮を図った
ものが提案されている。しかし、これは、吸水ポリマー
を散布しただけのものであり、繰り返しの洗濯に対する
耐性が不十分であるばかりでなく、布地が過度に濡れた
時の不快感を解消するための通気性の確保や、蒸れ防止
を実現できる構成にもなってない。
【0005】さらに、特開平11- 285512号に
は、吸水性の粒子体を使用したおむつとおむつカバーが
一体化したものであって、中間部材を介在させること
で、布地が過度に濡れた時の通気性の確保、蒸れの防止
を図るものが提案されている。しかし、これは、初期の
吸水保水性は十分であるが、耐繰り返し洗濯性は不十分
であるし、吸水性の向上と洗濯後の乾燥時間の短縮とい
う相反する要求を同時に満たし得る構成のものでもな
い。また、この文献には、制菌性および/または消臭性
の機能についてはまったく記載されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来技術の状況に鑑み、十分な吸水保水性を持ちながら
も、繰り返し洗濯が可能であり、洗濯後の乾燥が容易で
あり、また布地が過度に濡れた時の通気性の確保および
蒸れの防止ができ、また所望により制菌性および/また
は消臭性の機能をも付与したおむつおよび尿とりパッド
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、少なくとも1枚の吸水速乾性布帛と、立体
編地と、およびこの立体編地を介して吸水し、保水する
少なくとも1枚の布帛との積層体を含むおむつを提供す
る。本発明は、また、少なくとも1枚の吸水速乾性布帛
と、立体編地と、およびこの立体編地を介して吸水し、
保水する少なくとも1枚の布帛との積層体を含む尿とり
パッドを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳しく説明する。図1は、本発明のおむ
つの一例の全体見取り図である。図2は、図1に示すお
むつの長手方向の模式断面図である。図3は、本発明の
おむつの他の一例の全体見取り図である。
【0009】図4は、図3に示すおむつの長手方向の模
式断面図である。図5は、図3に示すおむつを展開した
ときの長手方向の模式断面図である。図6は、本発明の
尿とりパッドの一例の全体見取り図である。図7は、本
発明の尿とりパッドの他の一例の全体見取り図である。
図1および図2に示すおむつ1は、吸水速乾性布帛2、
立体編地3、吸水保水性布帛4および防水布帛5が順次
に積層された積層体からなり、その周囲が防水処理され
たふち巻きテープ6で囲まれた構成を有する。このおむ
つにおいて、防水布帛5は吸水速乾性布帛2と同様の布
帛または通常の吸水性布帛で置き換えられてもよく、か
かるおむつは洗濯後の乾燥時間をさらに短縮する観点か
らは好ましいものである。そして、この場合には、同時
に用いるおむつカバー等によって十分な防水機能が果た
されることが望ましい。また、同様に、ふち巻きテープ
6についても防水処理は必ずしも必須ではない。
【0010】本発明のおむつは、かかる積層構造によ
り、大人1回の排尿量最大400mlを吸収し、保水す
ることができ、好ましくはさらに瞬間的な排尿等による
よこ漏れや上下漏れに対しても防水処理されたふち巻き
テープによりガードしている。また、このおむつは、繰
り返し洗濯が可能であり、洗濯後の乾燥が容易で、速乾
性があり、布地が過度に濡れた時の通気性の確保および
蒸れの防止ができる。
【0011】本発明のおむつの他の実施例によれば、図
3、図4および図5に示すように、吸水速乾性布帛2、
立体編地3、吸水保水性布帛4および吸水速乾性布帛
2′が順次に積層された積層体からなり、その周囲が防
水処理されたふち巻きテープ6で囲まれた構成を有する
半片と、吸水速乾性布帛2′、吸水保水性布帛4′およ
び防水布帛5が順次に積層された積層体からなり、その
周囲が防水処理されたふち巻きテープ6′で囲まれた構
成を有する半片とを、その中央部で折り曲げられて2層
に積層された構成を有する(図3および図4参照)。そ
して、このおむつは、洗濯、乾燥時には、中央部での折
り曲げを解除して展開することができ(図5参照)、こ
れにより汚れの除去および乾燥に要する労力、時間等を
大幅に削減することが可能になる。もちろん、この態様
のおむつにおいても、優れた吸水保水性、漏れ防止性、
繰り返し洗濯性、洗濯後の乾燥性、使用時の通気性およ
び蒸れ防止性を有する。
【0012】そして、この場合にも、また、同時に用い
るおむつカバー等によって十分な防水機能が果たされる
ならば、防水布帛5は吸水速乾性布帛2と同様の布帛ま
たは通常の吸水性布帛で置き換えられてもよく、かかる
おむつは洗濯後の乾燥時間をさらに短縮する観点から好
ましい。また、ふち巻きテープ6、6′も必ずしも防水
処理されていなくてもよい。
【0013】図6は、本発明に係る尿とりパッドの一例
を示す図であり、このパッドは、全体形状において尿と
り用途に適するように構成されている以外は、図1およ
び図2に示したおむつと同じ構成を有する。したがっ
て、この尿とりパッドにおいても、図1および図2に示
したおむつに関して前述したのと同等の優れた作用効果
が得られる。
【0014】また、図7は、本発明に係る尿とりパッド
の他の一例を示す図であり、このパッドは、全体形状に
おいて尿とり用途に適するように構成されている以外
は、図3、図4および図5に示したおむつと同じ構成を
有する。したがって、この尿とりパッドにおいても、図
3、図4および図5に示したおむつに関して前述したの
と同等の優れた作用効果が得られる。
【0015】以下、上記した如き本発明の実施例に係る
おむつおよび尿とりパッドを構成する各構成要素の好ま
しい形態について説明するが、もちろん本発明はこれら
の例に限定されるものではない。 1.吸水速乾性布帛 本発明に用いる吸水速乾性布帛は、尿等の排泄体液を素
早く吸収し、次いで広く拡散させて短時間で乾燥するこ
とのできるものであれば、特に限定されるものではない
が、例えば、水を1cc滴下すると1〜2秒以内で吸水
し、5分後にどれだけ拡散させたかを水滴の平均直径で
表す試験方法によると、本発明で用いる吸水速乾性布帛
は拡散直径が5cm以上、特に10cm以上の布帛であ
るのが好ましい。
【0016】吸水速乾性布帛の厚みは、特に限定されな
いが、吸水速乾性布帛がシーツ的な作用を奏するもので
あることを勘案すれば、通常のシーツと同等の厚みを有
するのが好ましい。また、吸水速乾性布帛としては、織
物、編物、不織布等のいかなる形態のものであってもよ
い。また、かかる布帛を構成する繊維は、綿、羊毛など
の天然繊維およびポリエステル繊維などの合成繊維、レ
ーヨン等の再生繊維などであってよく、これらはそれぞ
れ単独で用いられてもよく、あるいは2種以上を組み合
わせて用いられてもよい。しかしながら、耐洗濯性と速
乾性の観点からはポリエステル繊維が好ましく、同時に
吸水拡散性、汚れ除去性、風合い等を考慮すると、ポリ
アルキレンオキシドセグメント等がグラフト重合されて
いるポリエステル繊維がさらに好ましい。
【0017】また、本発明においては、吸水速乾性布帛
には、制菌処理が施されていてもよい。この制菌処理と
しては、例えば、第4級アンモニウム塩系化合物、アミ
ノ酸系化合物、フェノール系化合物、ビグアナイト系化
合物、ピリジン系化合物などの有機系制菌剤や、銀系も
しくは銅系などの無機系制菌剤が挙げられる。これらは
それぞれ単独で用いられてもよく、あるいは2種以上を
組み合わせて用いられてもよい。
【0018】これらの制菌剤の繊維への付与量は、繊維
重量に対して0.01〜3重量%程度であるのが好まし
い。0.01%より少ないと制菌効果が十分でないこと
があり、また3%以上付与しても効果はそれ以上ほとん
ど向上せず、コスト的に不利である。本発明では、ま
た、上記制菌処理に加えて、あるいは上記制菌処理を行
うことなしに、吸水速乾性布帛に対して、消臭処理を施
してもよい。かかる消臭処理は、例えば、無機化合物を
バインダー樹脂により固定化することにより行うことが
でき、かかる処理に有用な無機化合物としては亜鉛、ア
ルミニウム、錫、マグネシウム、チタン、ケイ素等の酸
化物または水酸化物を用いることができる。これらは、
それぞれ単独で用いられてもよく、2種以上を組み合わ
せて用いられてもよい。
【0019】これらの無機化合物の繊維への付与量は、
繊維重量に対して0.01〜3重量%程度であるのが好
ましい。0.01%より少ないと消臭効果が十分でない
ことがあり、また3%以上付与しても効果はそれ以上ほ
とんど向上せず、コスト的に不利である。 2.立体編地 本発明に有用な立体編地は、例えば、立体三次元構造を
有し、布地が過度に濡れた時の不快感を解消するための
通気性の確保および蒸れの防止を達成することができる
ものであってよい。また、かかる立体編地は、かぶれ、
床ずれ等を軽減することができ、同時にその立体構造が
空気の保持による保温性の付与と尿の逆流防止による冷
え感の軽減につながるのものであるのが特に好ましい。
【0020】具体的には、例えば、表裏2層の編地とこ
れらの2層の編地を連結する連結糸から編成された立体
編地であり、2列針床を有するダブルラッセル機、ダブ
ル丸編機等で形成されるものを挙げることができる。ま
た、表裏2層の編地と連結糸とに使用する糸条の素材と
しては、特に限定されるものではないが、綿、羊毛など
の天然繊維およびポリエステル繊維、ポリアミド繊維、
ポリアクリロニトリル繊維等などの合成繊維、レーヨン
等の再生繊維を、それぞれ単独でまたは2種以上を組み
合わせて用いることができ、特に速乾性に富んだ合成繊
維が好ましく用いられ、また洗濯における耐薬品性や耐
熱性を考慮すればポリエステル繊維もしくはポリアミド
繊維がとりわけ好ましい。
【0021】また、表裏2層の編地に使用する糸の形状
としては、丸断面糸のみならず、異形断面糸であっても
よい。さらに、糸の形態としては、フィラメント糸、ス
パン糸、捲縮加工糸等の何れの形態も任意に採用でき
る。表裏2層の編地は、メッシュ編地、マーキゼット編
地等の複数の開口部を有する編地であってよく、また各
種の処理や、編地組織の選択により、通気性や透水性を
向上させたものであってもよい。例えば、表裏2層の編
地のいずれかをハニカム状に加工したものであることも
好ましい。
【0022】連結糸については、適度な弾力性や反発性
を得るために、単糸デニールが15〜2000デニー
ル、好ましくは50〜500デニールのモノフィラメン
トまたはマルチフィラメントが好ましく、特に立体編地
5cm2 内の連結糸の本数をN(本/2cm2 )とし、
連結糸のデニールをD(g/9×10cm)、連結糸の
比重をρ(g/cm2 )としたときの立体編地5cm2
の中にある連結糸の総断面積(N・D/9×10ρ)が
0. 05〜4. 0cm2 、好ましくは0. 1〜2. 0c
2 である場合に、崇高性、弾力性並びに通気性、透水
性に優れ、かつ、それらのバランスにも優れており、お
むつもしくは尿とりパッドとして最適なものが得られ
る。
【0023】なお、上記においては、特に表裏2層の編
地を有する立体編地を例にとって説明したが、本発明に
用いられる立体編地はこれらに限定されるものではな
く、3層もしくはそれ以上の層構成を有する編地であっ
てもよいことはあらためて述べるまでもないことであ
る。 3. 吸水保水性布帛 本発明において、吸水保水性布帛は、織物、編物、不織
布等のいかなる形態にあってもよく、かかる布帛を構成
するの繊維の種類としては、綿、レーヨン、キュプラ等
を挙げることができ、特に限定されるものはないが、繰
り返しの洗濯、乾燥においても吸水保水機能が低下する
ことのないものであるのが好ましく、例えば、ポリアク
リル酸ナトリウム塩を主成分とポリマー原料を直接紡糸
し、得られた繊維をレーヨンやポリエステル繊維などと
混合して不織布とした、高吸湿、高吸水保水性繊維を用
いるのが特に好ましい。
【0024】このポリアクリル酸ナトリウム塩は消臭機
能をも持ち合わせているので、これを吸水保水性布帛の
素材として用いることは、おむつや尿とりパッドにとっ
ては特に好ましいものである。 4. 防水布帛 本発明に有用な防水布帛は、上記の吸水保水性布帛に吸
収された尿を外部に漏らさない機能を有する。構造的に
は、少なくともおむつや尿とりパッドの装着時における
最下部となる部分にこの防水布帛の少なくとも1枚を配
置し、それとともに防水処理したふち巻きテープを全周
に配置することにより、本体からの漏れのみならず上下
漏れおよびよこ漏れに対しても防波堤の如くガードする
役割を果たすことができることから、好ましいものであ
る。
【0025】なお、前述したように、この防水布帛は、
所望により、上記の如き吸水速乾性布帛または通常の吸
水性布帛で置き換えられてもよい。防水布帛の基布とし
ては、一般の織物、編物、不織布等のほとんど全ての繊
維布帛を使用することができる。また、この布帛を構成
する繊維の種類としては、綿、羊毛などの天然繊維、ポ
リエステル繊維、ポリアミド繊維などの合成繊維、レー
ヨン等の再生繊維などを使用することができるが、伸縮
性、速乾性、耐洗濯性を考慮するならば、ポリエステル
繊維等からなる合成繊維織物が望ましい。
【0026】かかる基布に付与される防水剤としては、
ポリエチレン、ポリウレタン等が代表的であるが、耐薬
品性、耐洗濯性を考慮するならば、ポリウレタンが好ま
しく、高分子量ポリウレタンであればさらに好ましい。
所望ならば、かかる防水布帛に、常法に従って撥水処理
を施すこともできる。有用な撥水剤としては、フッ素系
撥水剤、シリコン系撥水剤、パラフィン系撥水剤などを
挙げることができるが、耐擦過性、耐工業洗濯性を考慮
すれば、フッ素系撥水剤が好ましい。なお、所望によ
り、撥水処理する前に上述した如き制菌処理や消臭処理
を、常法に従って、施してもよい。また、制菌処理や消
臭処理は、この防水布帛に代えて用いられる吸水速乾性
布帛や吸水性布帛に対して行うこともできる。
【0027】本発明において所望により用いられるふち
巻きテープも、また、上記防水布帛と同様の構成を有す
るものであってよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のおむ
つおよび尿とりパッドは、おむつカバー内に装着する構
造を有するものであるが、各種の機能が積層された薄く
て十分な吸水保水能力をもったものである。また、洗濯
処理や乾燥に要する労力や時間が削減できるばかりでな
く、繰り返しの洗濯も可能であり、リネン業者が大量に
一括処理することも可能である。
【0029】また、布地が過度に濡れた時にも通気性を
確保し、湿気を防止することができるので、装着者の不
快感を解消し、かぶれや床ずれ等の軽減することが可能
である。あわせて制菌機能を有することにより衛生的で
あり、病院内感染防止にも効果があり、また消臭機能は
介護者および装着者の環境改善や心理的圧迫感の解消な
どの新たな効果を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のおむつの一例の全体見取り図である。
【図2】図1に示すおむつの長手方向の模式断面図であ
る。
【図3】本発明のおむつの他の一例の全体見取り図であ
る。
【図4】図3に示すおむつの長手方向の模式断面図であ
る。
【図5】図3に示すおむつを展開したときの長手方向の
模式断面図である。
【図6】本発明の尿とりパッドの一例の全体見取り図で
ある。
【図7】本発明の尿とりパッドの他の一例の全体見取り
図である。
【符号の説明】
1…おむつ 2、2′…吸水速乾性布帛 3…立体編地 4、4′…吸水保水性布帛 5…防水布帛 6、6′…ふち巻きテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 5/26 A41B 13/02 P Fターム(参考) 3B029 BB05 BG05 4C058 AA03 AA12 BB07 CC06 JJ03 JJ04 JJ07 JJ08 JJ23 4C098 AA09 CC03 CC19 CE06 DD05 DD06 DD07 DD08 DD09 DD10 DD20 DD23 DD26 4F100 BA03 BA07 BA10A DG11A DG11C DG13B GB66 GB71 JD15 JD15A JD15C JD16 JD16A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚の吸水速乾性布帛と、立
    体編地と、およびこの立体編地を介して吸水し、保水す
    る少なくとも1枚の布帛との積層体を含むおむつ。
  2. 【請求項2】 制菌加工が施されている、請求項1記載
    のおむつ。
  3. 【請求項3】 消臭加工が施されている、請求項1記載
    のおむつ。
  4. 【請求項4】 少なくとも1枚の吸水速乾性布帛と、立
    体編地と、およびこの立体編地を介して吸水し、保水す
    る少なくとも1枚の布帛との積層体を含む尿とりパッ
    ド。
  5. 【請求項5】 制菌加工が施されている、請求項4記載
    の尿とりパッド。
  6. 【請求項6】 消臭加工が施されている、請求項4記載
    の尿とりパッド。
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