JP2002120753A - 装置の固定手段を有する自動車の車体の構造集合体 - Google Patents
装置の固定手段を有する自動車の車体の構造集合体Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/15—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
- B62D21/152—Front or rear frames
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Abstract
(57)【要約】
【課題】衝突時における縦通材の縦方向の圧壊能力を減
殺することのない、装置の固定手段を有する自動車の車
体の構造集合体を提供する。 【解決手段】自動車の装置を搭載する車体の構造部材1
0と、自動車の乗員室を形成する堅固な小部屋とを有
し、構造部材10は、小部屋から伸び、縦方向の衝突の
影響を受けて縦方向に圧壊して変形する2つの縦通材1
4を有する自動車の車体の構造集合体において、自動車
の装置の1つであるサスペンションアーム26は、衝突
時に縦通材14の材料が均一な変形の特性を保持するよ
うに、横方向に一直線に配置された2つの剛性固定手段
34を介して、縦通材14に固定される。
殺することのない、装置の固定手段を有する自動車の車
体の構造集合体を提供する。 【解決手段】自動車の装置を搭載する車体の構造部材1
0と、自動車の乗員室を形成する堅固な小部屋とを有
し、構造部材10は、小部屋から伸び、縦方向の衝突の
影響を受けて縦方向に圧壊して変形する2つの縦通材1
4を有する自動車の車体の構造集合体において、自動車
の装置の1つであるサスペンションアーム26は、衝突
時に縦通材14の材料が均一な変形の特性を保持するよ
うに、横方向に一直線に配置された2つの剛性固定手段
34を介して、縦通材14に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体の構
造集合体に関する。本発明は特に、自動車の装置を搭載
する車体の構造部材と、自動車の乗員室を形成する堅固
な小部屋とを有し、車体の構造部材は乗員室を形成する
堅固な小部屋から伸び、縦方向の衝突の影響を受けて縦
方向に圧壊して変形する少なくとも2つの縦通材を有す
る、自動車の車体の構造集合体に関する。
造集合体に関する。本発明は特に、自動車の装置を搭載
する車体の構造部材と、自動車の乗員室を形成する堅固
な小部屋とを有し、車体の構造部材は乗員室を形成する
堅固な小部屋から伸び、縦方向の衝突の影響を受けて縦
方向に圧壊して変形する少なくとも2つの縦通材を有す
る、自動車の車体の構造集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】上に記載した形式の車体の構造集合体の
数多くの例が存在する。これらの例の大部分において
は、自動車の機械装置は、該機械装置を縦通材へ静定に
搭載できるように、少なくとも3つの剛性固定点を介し
て自動車の縦通材へ固定される。剛性固定点は、特に少
なくとも2つのボルトからなることが可能である。ま
た、横桁を一般的にこの方法で自動車の略縦方向の縦通
材へ固定することができる。横桁は、一列に配置されて
いない3つのボルトを介し、あるいは、縦通材の概ね縦
方向に配列された2つのボルトを介して、その各端部を
対応する縦通材へ固定する。場合によっては、2つのプ
レス材からなる、機械装置と縦通材との追加の支持部材
とともに、横桁の各端部を対応する縦通材へ固定する。
数多くの例が存在する。これらの例の大部分において
は、自動車の機械装置は、該機械装置を縦通材へ静定に
搭載できるように、少なくとも3つの剛性固定点を介し
て自動車の縦通材へ固定される。剛性固定点は、特に少
なくとも2つのボルトからなることが可能である。ま
た、横桁を一般的にこの方法で自動車の略縦方向の縦通
材へ固定することができる。横桁は、一列に配置されて
いない3つのボルトを介し、あるいは、縦通材の概ね縦
方向に配列された2つのボルトを介して、その各端部を
対応する縦通材へ固定する。場合によっては、2つのプ
レス材からなる、機械装置と縦通材との追加の支持部材
とともに、横桁の各端部を対応する縦通材へ固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような自
動車の車体の構造集合体においては、縦方向の衝突時に
大きな不都合を呈するという問題がある。すなわち、衝
突時の変形応力が乗員室を形成する堅固な小部屋へ伝播
することを避けるためには、車体の構造部材が衝突に起
因する運動エネルギの大部分を吸収するように圧壊され
ることが望ましい。
動車の車体の構造集合体においては、縦方向の衝突時に
大きな不都合を呈するという問題がある。すなわち、衝
突時の変形応力が乗員室を形成する堅固な小部屋へ伝播
することを避けるためには、車体の構造部材が衝突に起
因する運動エネルギの大部分を吸収するように圧壊され
ることが望ましい。
【0004】しかしながら、3つの剛性固定点または縦
方向に配列された2つの剛性固定点は、固定点近傍の縦
通材の材料の局部的圧縮硬化を増加させ、縦方向に圧壊
して変形する能力を大いに減少させるという問題があ
る。
方向に配列された2つの剛性固定点は、固定点近傍の縦
通材の材料の局部的圧縮硬化を増加させ、縦方向に圧壊
して変形する能力を大いに減少させるという問題があ
る。
【0005】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、衝突時における縦通材の縦方向の圧壊能力
を減殺することのない装置の固定手段を有する自動車の
車体の構造集合体を提供することを目的とする。
れたもので、衝突時における縦通材の縦方向の圧壊能力
を減殺することのない装置の固定手段を有する自動車の
車体の構造集合体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の自動車の車体の構造集合体は、自動車の装
置を搭載する車体の構造部材と、自動車の乗員室を形成
する堅固な小部屋とを有し、上記車体の上記構造部材
は、上記小部屋から伸び、縦方向の衝突の影響を受けて
縦方向に圧壊して変形する少なくとも2つの縦通材を有
する自動車の車体の構造集合体において、上記自動車の
少なくとも1つの上記装置は、横方向に一直線に配置さ
れた少なくとも2つの剛性固定手段を介して、少なくと
も1つの上記縦通材に固定されることを特徴とする。
め、本発明の自動車の車体の構造集合体は、自動車の装
置を搭載する車体の構造部材と、自動車の乗員室を形成
する堅固な小部屋とを有し、上記車体の上記構造部材
は、上記小部屋から伸び、縦方向の衝突の影響を受けて
縦方向に圧壊して変形する少なくとも2つの縦通材を有
する自動車の車体の構造集合体において、上記自動車の
少なくとも1つの上記装置は、横方向に一直線に配置さ
れた少なくとも2つの剛性固定手段を介して、少なくと
も1つの上記縦通材に固定されることを特徴とする。
【0007】この場合、上記装置は横方向に伸び、2つ
の上記縦通材に固定されることを特徴とする。
の上記縦通材に固定されることを特徴とする。
【0008】またこの場合、上記装置は、横方向に一直
線に配置された2対の上記剛性固定手段を介して、2つ
の上記縦通材に固定されることを特徴とする。
線に配置された2対の上記剛性固定手段を介して、2つ
の上記縦通材に固定されることを特徴とする。
【0009】またこの場合、上記剛性固定手段はボルト
であることを特徴とする。
であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴及び利点
は、理解を容易にするために添付図面を参照する以下の
詳細な説明を読むことによって明らかとなるであろう。
は、理解を容易にするために添付図面を参照する以下の
詳細な説明を読むことによって明らかとなるであろう。
【0011】図1は、下面にサスペンションアームを固
定する2つの上部の縦通材を有する、本発明に係る自動
車の車体の構造集合体の斜視図である。
定する2つの上部の縦通材を有する、本発明に係る自動
車の車体の構造集合体の斜視図である。
【0012】図2は、図1のサスペンションアーム固定
部の詳細図である。
部の詳細図である。
【0013】以下の記述において、同一の符号は同一
の、または類似の機能を有する、部品を示す。
の、または類似の機能を有する、部品を示す。
【0014】図1に、自動車の車体の構造部材10を示
す。概ね図に矢印で示す縦方向Lの構造部材10は、特
に車体の機械装置の搭載手段を構成し、図1の右部分に
図示された後方端12の個所が自動車の乗員室を形成す
る堅固な小部屋(図示しない)の延長線上に位置し、自
動車の車体の構造集合体を形成している。
す。概ね図に矢印で示す縦方向Lの構造部材10は、特
に車体の機械装置の搭載手段を構成し、図1の右部分に
図示された後方端12の個所が自動車の乗員室を形成す
る堅固な小部屋(図示しない)の延長線上に位置し、自
動車の車体の構造集合体を形成している。
【0015】構造部材10は、上部の水平な第1の平面
P1内に、乗員室を形成する堅固な小部屋から前方に伸
び、その前方端16が横桁18に連結された、少なくと
も2つの上部の縦通材14を有する。横桁18は、自動
車の前方遮蔽板または前部外板(図示しない)の一部を
なす。
P1内に、乗員室を形成する堅固な小部屋から前方に伸
び、その前方端16が横桁18に連結された、少なくと
も2つの上部の縦通材14を有する。横桁18は、自動
車の前方遮蔽板または前部外板(図示しない)の一部を
なす。
【0016】構造部材10は、下部の水平な第2の平面
P2内に、乗員室を形成する堅固な小部屋から前方に伸
びる下部エンジンマウント20と、上部の縦通材14の
下を真直ぐに伸びる2つの下部の縦通材22とを有す
る。下部の縦通材22は、その前方端24の個所で、上
部の縦通材14の前方端16に固定されるサスペンショ
ンアーム26に固定される。下部の縦通材22の中間部
28は、少なくとも1個の連結材30を介して、それぞ
れ上部の縦通材14に連結される。下部の縦通材22の
後方端31は、上部の縦通材14をゆがめることなく、
衝突に起因する変形応力を下部エンジンマウント20へ
伝達するために、下部エンジンマウント20の受け部材
32に相対的な遊びをもって取り付けられる。
P2内に、乗員室を形成する堅固な小部屋から前方に伸
びる下部エンジンマウント20と、上部の縦通材14の
下を真直ぐに伸びる2つの下部の縦通材22とを有す
る。下部の縦通材22は、その前方端24の個所で、上
部の縦通材14の前方端16に固定されるサスペンショ
ンアーム26に固定される。下部の縦通材22の中間部
28は、少なくとも1個の連結材30を介して、それぞ
れ上部の縦通材14に連結される。下部の縦通材22の
後方端31は、上部の縦通材14をゆがめることなく、
衝突に起因する変形応力を下部エンジンマウント20へ
伝達するために、下部エンジンマウント20の受け部材
32に相対的な遊びをもって取り付けられる。
【0017】本発明によれば、自動車の装置であるサス
ペンションアーム26は、上部の縦通材14の材料が衝
突時に均一な変形特性を維持するように、図に矢印で示
す横方向Tに沿って一列に配置された少なくとも2つの
剛性固定手段34を介して、上部の縦通材14の前方端
16に固定される。
ペンションアーム26は、上部の縦通材14の材料が衝
突時に均一な変形特性を維持するように、図に矢印で示
す横方向Tに沿って一列に配置された少なくとも2つの
剛性固定手段34を介して、上部の縦通材14の前方端
16に固定される。
【0018】サスペンションアーム26を構成する装置
が横方向Tに沿って一列に配置された剛性固定手段34
を介して上部の縦通材14に固定されるので、前面衝突
時に上部の縦通材14の縦方向の圧壊能力が減殺される
ことはない。
が横方向Tに沿って一列に配置された剛性固定手段34
を介して上部の縦通材14に固定されるので、前面衝突
時に上部の縦通材14の縦方向の圧壊能力が減殺される
ことはない。
【0019】この説明に示された例は本発明を限定する
ものではなく、本発明は上部の縦通材14の上または下
に固定されるあらゆる装置、例えば上部の縦通材14の
上に固定されるバッテリー支持部材(図示しない)にも
適用可能である。
ものではなく、本発明は上部の縦通材14の上または下
に固定されるあらゆる装置、例えば上部の縦通材14の
上に固定されるバッテリー支持部材(図示しない)にも
適用可能である。
【0020】図2は、本発明の1つの望ましい実施態様
を示す。この形態においては、上部の縦通材14の下に
固定され、一般的な方向が図に矢印で示す垂直方向Vの
鉄板で作られた仕切り箱形状に作られ、図に矢印で示す
横方向Tの垂直面内に略背中合わせに連結された2つの
C形状を呈するサスペンションアーム26の固定方法を
示す。上部の縦通材14は概ね図に矢印で示す縦方向L
に沿って伸び、概ねチューブ状をなす。
を示す。この形態においては、上部の縦通材14の下に
固定され、一般的な方向が図に矢印で示す垂直方向Vの
鉄板で作られた仕切り箱形状に作られ、図に矢印で示す
横方向Tの垂直面内に略背中合わせに連結された2つの
C形状を呈するサスペンションアーム26の固定方法を
示す。上部の縦通材14は概ね図に矢印で示す縦方向L
に沿って伸び、概ねチューブ状をなす。
【0021】サスペンションアーム26は、水平な支持
面38を有する。支持面38は、2つのCの字の上の部
分に形成され、上部の縦通材14の下の水平面40に固
定される。
面38を有する。支持面38は、2つのCの字の上の部
分に形成され、上部の縦通材14の下の水平面40に固
定される。
【0022】支持面38には、横方向Tに概ね平行な直
線Dに沿って一列に配置された2つの開口42が設けら
れている。開口42は、上部の縦通材14の下の水平面
40に配設された雌螺子(図示しない)に相対して設け
られる。
線Dに沿って一列に配置された2つの開口42が設けら
れている。開口42は、上部の縦通材14の下の水平面
40に配設された雌螺子(図示しない)に相対して設け
られる。
【0023】サスペンションアーム26の下面44は、
剛性固定手段34を構成するボルトの、下から上への通
過と、適当な少なくとも1つの工具による締め付けとを
可能にするために開口42に対向する孔46を有する。
剛性固定手段34を構成するボルトの、下から上への通
過と、適当な少なくとも1つの工具による締め付けとを
可能にするために開口42に対向する孔46を有する。
【0024】このようなサスペンションアーム26を固
定すると、ボルトの横方向に一列の配置がサスペンショ
ンアーム26の振り子式の固定を実現し、上部の縦通材
14とサスペンションアーム26との振動的な連成の切
離しを可能にする回動点の形成を可能にするので、上部
の縦通材14が縦方向Lの衝突による衝撃を受けた際
に、その材料の特性が変えられることがなく、前面衝突
時に上部の縦通材14の縦方向の圧壊能力が減殺される
ことはない。
定すると、ボルトの横方向に一列の配置がサスペンショ
ンアーム26の振り子式の固定を実現し、上部の縦通材
14とサスペンションアーム26との振動的な連成の切
離しを可能にする回動点の形成を可能にするので、上部
の縦通材14が縦方向Lの衝突による衝撃を受けた際
に、その材料の特性が変えられることがなく、前面衝突
時に上部の縦通材14の縦方向の圧壊能力が減殺される
ことはない。
【0025】また、剛性固定手段34をボルトで構成す
ることにより、剛性固定手段を、既存の部品を用いて簡
単、安価に実現することが可能となる。
ることにより、剛性固定手段を、既存の部品を用いて簡
単、安価に実現することが可能となる。
【0026】本発明は、勿論ボルトによる固定に限定さ
れるものではない。剛性固定手段34は、十分な剛性を
呈する他のあらゆる固定装置によって構成することが可
能であろう。
れるものではない。剛性固定手段34は、十分な剛性を
呈する他のあらゆる固定装置によって構成することが可
能であろう。
【0027】有利には、本発明は、2つの上部の縦通材
14に同時に固定される装置に適用することもできる。
14に同時に固定される装置に適用することもできる。
【0028】図1に示すように、この装置は、2つのサ
スペンションアーム26と、2つのサスペンションアー
ム26を連結する1つの横桁27との組立体として形成
することが可能である。このように、この組立体は、横
方向Tに概ね沿って形成され、2つの上部の縦通材14
に固定される。
スペンションアーム26と、2つのサスペンションアー
ム26を連結する1つの横桁27との組立体として形成
することが可能である。このように、この組立体は、横
方向Tに概ね沿って形成され、2つの上部の縦通材14
に固定される。
【0029】2つのサスペンションアーム26と1つの
横桁27とから形成された組立体が横方向に一列に配置
された一対の剛性固定手段を介して2つの上部の縦通材
14に固定される場合、すなわち本発明の望ましい実施
の形態においては、上部の縦通材14と装置との間の振
動的な連成の切り離しを可能にする回動点が形成される
ようにするために、先に説明したタイプの4個のボルト
を横方向に一列に配置する。
横桁27とから形成された組立体が横方向に一列に配置
された一対の剛性固定手段を介して2つの上部の縦通材
14に固定される場合、すなわち本発明の望ましい実施
の形態においては、上部の縦通材14と装置との間の振
動的な連成の切り離しを可能にする回動点が形成される
ようにするために、先に説明したタイプの4個のボルト
を横方向に一列に配置する。
【0030】このように、上部の縦通材14と装置との
間の振動的な連成の切り離しを可能にする回動点が形成
されるので、横方向に伸びる装置の組立体を上部の縦通
材14に搭載しても、前面衝突時に上部の縦通材14の
縦方向の圧壊能力が減殺されることはない。
間の振動的な連成の切り離しを可能にする回動点が形成
されるので、横方向に伸びる装置の組立体を上部の縦通
材14に搭載しても、前面衝突時に上部の縦通材14の
縦方向の圧壊能力が減殺されることはない。
【0031】本発明の望ましい実施の形態においては、
一対のボルトの各ボルトは、横方向Tに沿って厳密に一
列に配置される。しかしながら、本発明の特徴を変更す
ることなく、一対のボルトの1つのボルトと、同じ対の
他のボルトとの間に、縦方向の小さな位置のずれがあっ
てもよい。参考までに、このような位置のずれは8mm
のオーダである。
一対のボルトの各ボルトは、横方向Tに沿って厳密に一
列に配置される。しかしながら、本発明の特徴を変更す
ることなく、一対のボルトの1つのボルトと、同じ対の
他のボルトとの間に、縦方向の小さな位置のずれがあっ
てもよい。参考までに、このような位置のずれは8mm
のオーダである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車の車体の構造集合体においては、自動車の少なくとも
1つの装置は、衝突時に縦通材の材料が均一な変形の特
性を保持するように、横方向に一直線に配置された少な
くとも2つの剛性固定手段を介して、少なくとも1つの
縦通材に固定されるので、自動車の前面衝突の際の縦通
材の圧壊能力を減殺することがないという効果がある。
車の車体の構造集合体においては、自動車の少なくとも
1つの装置は、衝突時に縦通材の材料が均一な変形の特
性を保持するように、横方向に一直線に配置された少な
くとも2つの剛性固定手段を介して、少なくとも1つの
縦通材に固定されるので、自動車の前面衝突の際の縦通
材の圧壊能力を減殺することがないという効果がある。
【0033】また装置が、上部の縦通材と装置との間の
振動的な連成の切り離しを可能にする回動点を形成する
ように、横方向に一直線に配置された2対の剛性固定手
段を介して、2つの縦通材に固定されるので、上部の縦
通材と装置との間の振動的な連成の切り離しが可能とな
り、前面衝突時に上部の縦通材の縦方向の圧壊能力が減
殺されることがないという効果がある。
振動的な連成の切り離しを可能にする回動点を形成する
ように、横方向に一直線に配置された2対の剛性固定手
段を介して、2つの縦通材に固定されるので、上部の縦
通材と装置との間の振動的な連成の切り離しが可能とな
り、前面衝突時に上部の縦通材の縦方向の圧壊能力が減
殺されることがないという効果がある。
【0034】剛性固定手段をボルトで構成することによ
り、自動車の前面衝突の際の縦通材の圧壊能力を減殺す
ることがない自動車の車体の構造集合体の剛性固定手段
を、既存の部品を用いて簡単、安価に実現することが可
能になるという効果がある。
り、自動車の前面衝突の際の縦通材の圧壊能力を減殺す
ることがない自動車の車体の構造集合体の剛性固定手段
を、既存の部品を用いて簡単、安価に実現することが可
能になるという効果がある。
【図1】下面にサスペンションアームを固定する2つの
上部の縦通材を有する、本発明に係る自動車の車体の構
造集合体の斜視図である。
上部の縦通材を有する、本発明に係る自動車の車体の構
造集合体の斜視図である。
【図2】図1のサスペンションアーム固定部の詳細図で
ある。
ある。
10…構造部材 12…後方端 14…上部の縦通材 16…前方端 18…横桁 20…下部エンジンマウント 22…下部の縦通材 24…前方端 26…サスペンションアーム 27…横桁 28…中間部 30…連結材 31…後方端 32…受け部材 34…剛性固定手段 38…支持面 40…下の水平面 42…開口 44…下面 46…孔 P1…水平な第1の平面 P2…水平な第2の平面 L…縦方向 T…横方向 V…垂直方向
Claims (4)
- 【請求項1】自動車の装置を搭載する車体の構造部材
と、自動車の乗員室を形成する小部屋とを有し、上記車
体の上記構造部材は、上記小部屋から伸び、縦方向の衝
突の影響を受けて縦方向に圧壊して変形する少なくとも
2つの縦通材を有する自動車の車体の構造集合体におい
て、上記自動車の少なくとも1つの上記装置は、横方向
に一直線に配置された少なくとも2つの剛性固定手段を
介して、少なくとも1つの上記縦通材に固定されること
を特徴とする、自動車の車体の構造集合体。 - 【請求項2】上記装置は横方向に伸び、2つの上記縦通
材に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の自
動車の車体の構造集合体。 - 【請求項3】上記装置は、横方向に一直線に配置された
2対の上記剛性固定手段を介して、2つの上記縦通材に
固定されることを特徴とする、請求項1または2に記載
の自動車の車体の構造集合体。 - 【請求項4】上記剛性固定手段はボルトであることを特
徴とする、請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動車
の車体の構造集合体。
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