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JP2002110222A - 円筒型蓄電池 - Google Patents

円筒型蓄電池

Info

Publication number
JP2002110222A
JP2002110222A JP2000303495A JP2000303495A JP2002110222A JP 2002110222 A JP2002110222 A JP 2002110222A JP 2000303495 A JP2000303495 A JP 2000303495A JP 2000303495 A JP2000303495 A JP 2000303495A JP 2002110222 A JP2002110222 A JP 2002110222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode group
storage battery
spiral electrode
group
spiral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000303495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Yokoyama
喜紀 横山
Kazuhiro Kitaoka
和洋 北岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000303495A priority Critical patent/JP2002110222A/ja
Publication of JP2002110222A publication Critical patent/JP2002110222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池落下が生じても電極基板の開孔列が潰れ
ないように渦巻状電極群の強度を補強して、電極基板の
折れ曲がりや活物質の脱落を防止して、内部短絡が生じ
にくい円筒型蓄電池を得られるようにする。 【解決手段】 ニッケル正極板10と、水素吸蔵合金負
極板20とを、ポリプロピレン製不織布からなるセパレ
ータ30を介して渦巻状に巻回して渦巻状電極群とした
後、この渦巻状電極群aの下端部の外周面の全周を被覆
するようにポリオレフィン製の補強テープ40を所定幅
だけ固着した。この渦巻状電極群aを金属製外装缶50
内に挿入し、金属製外装缶50内に電解液を注液した
後、封口体60を封口ガスケット66を介して外装缶5
0の環状溝部51に載置するとともに、外装缶50の先
端部52を封口してニッケル−水素蓄電池とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はニッケル−水素蓄電
池、ニッケル−カドミウム蓄電池、リチウムイオン蓄電
池などの、正極と負極の少なくとも一方の電極基板にパ
ンチングメタルを用いて、これらの両極をセパレータを
介して渦巻状に巻回した渦巻状電極群の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ニッケル−水素蓄電池、ニッケル
−カドミウム蓄電池、リチウムイオン蓄電池などの蓄電
池は、正極と負極とをセパレータを介して渦巻状に巻回
して渦巻状電極群とし、この渦巻状電極群を負極端子を
兼ねた金属製外装缶に挿入し、電解液を注入した後、金
属製外装缶の開口部を正極端子を兼ねた封口体により絶
縁体を介して封止して構成するようにしていた。
【0003】このような正極と負極とをセパレータを介
して渦巻状に巻回して形成した渦巻状電極群にあって
は、渦巻状電極群の最外周の中央付近をポリプロピレン
などの粘着テープを巻き付けて固定するようにしていた
が、渦巻状電極群の上下端部が外側に広がって、渦巻状
電極群を外装缶内に挿入する際に、外側に広がった部分
が外装缶に引っかかるという不具合を生じた。そこで、
このような渦巻状電極群の最外周をポリプロピレンなど
の粘着テープで複数列巻いて固定することにより、渦巻
状電極群の広がりを防止して、外装缶内に挿入しやくす
るようにしたものが、特開昭60−170171号公報
にて提案されるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにして構成
される渦巻状電極群に用いられる正極あるいは負極の少
なくとも一方の電極の電極基板(多孔性の活物質保持
体)には、通常、多数の開孔列が形成されたパンチング
メタルが用いられる。ところで、このような多数の開孔
列が形成されたパンチングメタルを電極基板として使用
した電極を用いて構成される円筒型蓄電池が落下した場
合、落下による衝撃で渦巻状電極群に配置された電極の
パンチングメタルの開孔列の落下面側の最下段が潰れる
という事態を生じた。このような問題は小型の電池にあ
っては、落下に伴う衝撃がそれほど発生しないが、電池
が大型になるにしたがって質量が大きくなるため、落下
に伴う落下面側電極群下部に加わる衝撃が大きくなり、
パンチングメタルの開口列の落下面側最下段列が潰れる
事態が問題となってきた。
【0005】例えば、パンチングメタルの開孔列の落下
面側の最下段が潰れると、潰れた部分からパンチングメ
タルが折れ曲がり、折れ曲がった部分がセパレータを突
き破って対極に接触するようになって、電池内部短絡が
発生するという問題を生じた。また、パンチングメタル
の開孔列の落下面側の最下段が潰れると、潰れた部分の
活物質がパンチングメタルから脱落し、脱落した活物質
が対極に接触するようになって、電池内部短絡が発生す
るという問題も生じた。さらに、落下の衝撃で、一方の
集電体と外装缶との溶接部、あるいは他方の集電体と封
口体との溶接部が外れて集電不良が発生するという問題
も生じた。
【0006】しかしながら、上述した特開昭60−17
0171号公報にて提案されるような方法にあっては、
単に渦巻状電極群が外側に広がらないように、複数列の
粘着テープを渦巻状電極群の外側に巻くだけであって、
電池落下の問題を考慮してなされていないため、電池落
下に伴う、パンチングメタルの折れ曲がりや、パンチン
グメタルからの活物質の脱落や、溶接外れ等の問題の発
生を防止することができなかった。
【0007】そこで、外装缶内に挿入された渦巻状電極
群の上端外周部に樹脂製スペーサあるいは防振リングを
装着して、渦巻状電極群を外装缶内に固定させることに
より、電池落下による衝撃を緩衝させる手法が提案され
るようになった。しかしながら、このような手法にあっ
ては、一方の集電体と外装缶との溶接部、あるいは他方
の集電体と封口体との溶接部が外れて集電不良が発生す
るという問題は解決できるようになるが、パンチングメ
タルの折れ曲がりや活物質の脱落を防止することはでき
なかった。
【0008】また、組電池にするために外装缶の底部外
面に緩衝作用のあるゴムなどのクッション部材を装着さ
せたものも提案されているが、別途クッション部材を外
装缶の底部外面に装着させなければならないため、電池
の製造工程が複雑になって、電池コストが上昇するとと
もに、電池の挿入スペースも増大するという問題を生じ
た。そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、電池落下が生じてもパンチングメタルの開孔
列が潰れないように渦巻状電極群の強度を補強して、パ
ンチングメタルの折れ曲がりや活物質の脱落を防止し、
内部短絡が生じにくい円筒型蓄電池を得られるようにす
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するため、本発明の円筒型蓄電池は、高さ
方向に多数の開孔列を有するパンチングメタルを正極と
負極の少なくとも一方の電極基板に用いて、これらの両
極がセパレータを介して渦巻状に巻回された渦巻状電極
群を外装缶内に備えるとともに、この渦巻状電極群の下
端から所定幅だけ渦巻状電極群の最外周部を周回して被
覆する補強テープが固着されている。または、渦巻状電
極群の上端から所定幅だけ渦巻状電極群の最外周部を周
回して被覆する補強テープが固着されている。あるい
は、渦巻状電極群の下端から所定幅と渦巻状電極群の上
端から所定幅だけ渦巻状電極群の最外周部を周回して被
覆する補強テープが固着されている。
【0010】渦巻状電極群の下端から所定幅だけ、また
は渦巻状電極群の上端から所定幅だけ、あるいは渦巻状
電極群の下端から所定幅と上端から所定幅だけ、渦巻状
電極群の最外周部を周回して被覆する補強テープが固着
されていると、補強テープ自体が渦巻状電極群に配置さ
れる電極のパンチングメタルに形成された開孔列を補強
する効果がある。このため、このような補強テープを備
えない渦巻状電極群が配置された円筒型蓄電池が落下し
た場合、落下の衝撃により、渦巻状電極群の電極の落下
面側のパンチングメタルの開孔列が潰れて、折れ曲がる
こととなるが、補強テープでパンチングメタルの開孔列
が補強されていると、パンチングメタルに形成された開
孔列が潰れるのを抑制できるようになる。
【0011】パンチングメタルに形成された開孔列が潰
れるのが抑制できるようになると、芯体が折れ曲がるこ
ともなくなるとともに活物質の脱落も生じることがなく
なるので、内部短絡の発生を防止できるようになる。ま
た、渦巻状電極群の最外周部を周回して被覆する補強テ
ープが固着されていると、渦巻状電極群は外装缶の内面
に密着して固定されるようになるので防振効果を発揮で
きるようになる。このため、渦巻状電極群の上部に樹脂
製のスペーサを用いることなく、防振効果に優れた円筒
型蓄電池が得られるようになる。また、このような補強
テープで電極群の最外周を被覆しても、この被覆面積は
電極群の最外周の面積の一部であるため、ガス吸収性能
が低下することはない。
【0012】この場合、円筒型蓄電池を落下させる実験
を行った結果、パンチングメタルの高さ方向の端部から
第1列目の開孔列が潰れることが明らかとなったため、
所定幅は電極基板に用いられたパンチングメタルの高さ
方向の端部から第1列目までの開孔列を覆う幅であるこ
とが望ましく、好ましくは、電極基板に用いられたパン
チングメタルの高さ方向の端部から第3列目までの開孔
列を覆う幅にするのがよい。なお、補強テープは耐電解
液性を有するポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオ
レフィン製テープであることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の円筒型蓄電池を
ニッケル−水素蓄電池に適用した場合の一実施の形態を
図に基づいて説明する。なお、図1は正極および負極に
用いられる活物質を保持するパンチングメタル(電極基
板)の一部を拡大して模式的に示す正面図である。ま
た、図2は正・負極板をセパレータを介して渦巻状に巻
回した渦巻状電極群を模式的に示す斜視図であり、図3
は図2の渦巻状電極群を外装缶内に収納して構成したニ
ッケル−水素蓄電池を示す断面図である。さらに、図4
は比較例の渦巻状電極群を外装缶内に収納して構成した
ニッケル−水素蓄電池を示す断面図であり、図5は外装
缶の底部にクッション部材を装着した他の比較例のニッ
ケル−水素蓄電池を模式的に示す斜視図である。
【0014】1.電極基板(パンチングメタル) 図1(a)に示すように、金属板(例えば、鉄にニッケ
ルメッキを施したもの)に多数の開孔11aを穿孔して
パンチングメタル(電極基板)11を作製した。なお、
このパンチングメタル11は、上下方向に近接する3つ
の開孔11a,11a,11aの中心11a1,11a
2,11a3を結ぶと正三角形になるように穿孔されて
おり、これらが左右方向(幅方向)に整列して、高さ方
向に多数の開孔列(1),(2),(3),(4)・・
・が形成されるように配列されている。これを正極用パ
ンチングメタル11とした。同様に、金属板(例えば、
鉄にニッケルメッキを施したもの)に多数の開孔21a
を穿孔して、負極用パンチングメタル21を作製した。
【0015】なお、パンチングメタル11(21)に代
えて、図1(b)に示すように、上、中、下方向に近接
する4つの開孔12a,12a,12a,12aの中心
12a1,12a2,12a3,12a4を結ぶと正四
角形になるように穿孔して、これらが左右方向(幅方
向)に整列して、高さ方向に多数の開孔列(1),
(2),(3),(4)・・・が形成されるように配列
されたパンチングメタルを正極用パンチングメタル12
あるいは負極用パンチングメタル22としたものを用い
てもよいが、以下では、パンチングメタル11(21)
を用いた例について説明する。
【0016】2.渦巻状電極体の作製 (1)実施例 まず、上述のように作製した正極用パンチングメタル1
1の両面に、カーボルニッケル粉末と結着剤を混練して
作製したニッケルスラリーを塗着し、還元性雰囲気中で
焼結してニッケル焼結基板とした後、このニッケル焼結
基板を硝酸ニッケルと硝酸コバルトの混合水溶液に浸漬
し、ニッケル焼結基板に含浸した硝酸ニッケルと硝酸コ
バルトを25質量%の水酸化ナトリウム水溶液で活物質
化させる工程を所定回数繰り返して、水酸化ニッケルを
主成分とする所定量の活物質をニッケル焼結基板に充填
した。ついで、乾燥させた後、所定の形状(例えば、高
さが50mmで、幅が650mm)に切断してニッケル
正極板10を作製した。一方、負極用パンチングメタル
21の両面に水素吸蔵合金よりなるペースト状負極活物
質を塗着して乾燥させた後、所定の厚みになるまで圧延
し、所定の形状(例えば、高さが50mmで、幅が70
0mm)に切断して水素吸蔵合金負極板20を作製し
た。
【0017】このようにして作製されたニッケル正極板
10と、水素吸蔵合金負極板20とを、ポリプロピレン
製不織布からなるセパレータ30を介して、セパレータ
30を中心にしてニッケル正極板10と水素吸蔵合金負
極板20とが上下方向に若干ずれるようにして、即ち、
ニッケル正極板10の上端部が上部に若干突出するとと
もに水素吸蔵合金負極板20の下端部が下部に若干突出
するようにし、かつ最外周がセパレータ30となるよう
に渦巻状に巻回して渦巻状電極群(高さが51mmで、
直径が約32mmのもの)を作製した。
【0018】ついで、この渦巻状電極群の外周面を、下
端からニッケル正極板10のパンチングメタル11の下
から3列目の開孔列(3)の上端(図1(a)のη線)
の位置まで、全周に亘ってポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどからなるポリオレフィン製の補強テープ40を固
着させて、図2に示すように、渦巻状電極群の外周面の
下端部を被覆した。このように、渦巻状電極群の下端部
を補強テープ40で被覆したものを実施例の渦巻状電極
群aとした。ついで、ニッケル正極板10のパンチング
メタル11の露出部(渦巻状電極群aの上部)に正極集
電体15を溶接するとともに、水素吸蔵合金負極板20
のパンチングメタル21の露出部(渦巻状電極群aの下
部)に負極集電体25を溶接した。
【0019】(2)比較例 上述の実施例と同様にして、正極用パンチングメタル1
1の両面にニッケルスラリーを塗着してニッケル焼結基
板を作製した後、このニッケル焼結基板に水酸化ニッケ
ルを主成分とする活物質を充填してニッケル正極板10
を作製するとともに、負極用パンチングメタル21の両
面にペースト状負極活物質を塗着して水素吸蔵合金負極
板20を作製した後、ポリプロピレン製不織布からなる
セパレータ30を介して渦巻状に巻回して渦巻状電極群
を作製した。このように、渦巻状電極群の下端部に補強
テープ40の被覆がないものを比較例の渦巻状電極群x
とした。ついで、図2に示すように、ニッケル正極板1
0のパンチングメタル11の露出部(渦巻状電極群xの
上部)に正極集電体15を溶接するとともに、水素吸蔵
合金負極板20のパンチングメタル21の露出部(渦巻
状電極群xの下部)に負極集電体25を溶接した。
【0020】3.ニッケル−水素蓄電池の作製 (1)実施例 まず、図3に示すように、有底円筒型金属製外装缶50
を用意し、各集電体15,25が溶接された渦巻状電極
群aを金属製外装缶50内に挿入し、正極集電体15の
中心部に設けられた開口部より図示しない溶接電極を挿
入して、負極集電体25に当接させるとともに、金属製
外装缶50の底部に溶接電極を当接して、負極集電体2
5と金属製外装缶50の底部とをスポット溶接した。一
方、正極キャップ61と蓋体62とからなる封口体60
を用意し、正極集電体15に設けられたリード部16を
蓋体62の底部62aに接触させて、蓋体62の底部6
2aとリード部16とを溶接した。
【0021】ついで、金属製外装缶50の上部外周面に
溝入れ加工を施して環状溝部51を形成した後、この外
装缶50内に30質量%の水酸化カリウム(KOH)水
溶液よりなる電解液を注液し、封口体60を封口ガスケ
ット66を介して外装缶50の環状溝部51に載置する
とともに、外装缶50の先端部52を封口体60側にカ
シメて封口して、公称容量6.5AhでDサイズのニッ
ケル−水素蓄電池を作製した。このように作製されたニ
ッケル−水素蓄電池を実施例の電池Aとした。なお、図
示しないが、正極キャップ61と蓋体62との間には、
図示しない蓋体62の底部62aに設けられたガス抜き
孔を塞ぐ弁体と、この弁体を押圧するコイルスプリング
よりなる圧力弁が配置されている。
【0022】(2)比較例1 同様に、図4に示すように、渦巻状電極群xを金属製外
装缶50内に挿入し、正極集電体15の中心部に設けら
れた開口部より図示しない溶接電極を挿入して、負極集
電体25に当接させるとともに、金属製外装缶50の底
部に溶接電極を当接して、負極集電体25と金属製外装
缶50の底部とをスポット溶接した。一方、正極キャッ
プ61と蓋体62とからなる封口体60を用意し、正極
集電体15に設けられたリード部16を蓋体62の底部
62aに接触させて、蓋体62の底部62aとリード部
16とを溶接した。
【0023】この後、渦巻状電極群xの上端面に防振リ
ング70を挿入し、外装缶50の上部外周面に溝入れ加
工を施して、防振リング70の上端部に環状溝部51を
形成した後、金属製外装缶50内に30質量%の水酸化
カリウム(KOH)水溶液よりなる電解液を注液し、封
口体60を封口ガスケット66を介して外装缶50の環
状溝部51に載置するとともに、外装缶50の先端部5
2を封口体60側にカシメて封口して、公称容量6.5
AhでDサイズのニッケル−水素蓄電池を作製した。こ
のように作製されたニッケル−水素蓄電池を比較例1の
電池Xとした。なお、防振リング70は、ポリプロピレ
ン(PP)、ポリエチレン、フッ素系樹脂などのある程
度の柔軟性と耐アルカリ性を有する合成樹脂の成形体で
構成されている。
【0024】(3)比較例2 上述のように作製された比較例1の電池Xを用いて、図
5に示すように、この電池Xの外装缶50の底部にゴム
製のクッション部材80を嵌着して、比較例2の電池Y
とした。
【0025】4.落下試験 ついで、これらの各電池A,X,Yをそれぞれ1000
個ずつ用いて、これらを充放電して、それぞれ放電状態
とした後、これらの1000個ずつの各電池A,X,Y
の外装缶50の底部を下向きにして、それぞれ1.5m
の高さからコンクリート板上に落下させる落下試験を5
0回繰り返して行った。落下試験後、短絡の発生数を測
定するとともに、短絡が生じた各電池を解体して、短絡
原因を目視により判定すると、下記の表1に示すような
結果となった。
【0026】
【表1】
【0027】上記表1の結果から明らかなように、渦巻
状電極群の下端部に補強テープ40の被覆がない比較例
の渦巻状電極群xの上端面に防振リング70を挿入した
比較例1の電池Xの短絡発生率が大きいことが分かる。
一方、電池Xの外装缶50の底部にゴム製のクッション
部材80を嵌着した比較例2の電池Yの短絡発生率が低
下していることが分かる。また、渦巻状電極群の下端部
に補強テープ40の被覆を施した渦巻状電極群aを用い
た実施例の電池Aにあっては、渦巻状電極群aの上端面
に防振リング70を挿入しなくても、電池Yよりもさら
に短絡発生率が低下していることが分かる。
【0028】これは、渦巻状電極群aの外周部の下端部
を所定幅(この場合は、正極10のパンチングメタル1
1の開孔列(3)の上端(図1(a)のη線)の位置ま
で)だけ補強テープ40で被覆すると、この渦巻状電極
群aの最外周に配置される電極(この場合は負極20)
の下端部は、内部の電極群に密着するようになるので、
最外周に配置される負極20のパンチングメタル21の
下端部側に形成された開孔列(1),(2),(3)
(図1参照)が補強されるようになる。
【0029】このため、渦巻状電極群aを備えた円筒型
蓄電池Aが落下しても、パンチングメタル21の開孔列
(1),(2),(3)が潰れることがなくなるので、
各開孔列(1),(2),(3)が折れ曲がることが防
止できるようになる。この結果、活物質の脱落も生じる
ことがなくなるので、内部短絡の発生を防止できるよう
になる。また、渦巻状電極群aの外周部の下端部を所定
幅だけ補強テープ40で被覆すると、渦巻状電極群aは
外装缶50の内面に密着して固定されるようになるた
め、防振効果を発揮できるようになる。このため、樹脂
製のスペーサ70を用いなくても、防振効果に優れた円
筒型蓄電池が得られるようになる。
【0030】5.補強テープの被覆幅の検討 ついで、渦巻状電極群の外周部の下端部を補強テープ4
0で被覆する被覆幅について検討した。まず、パンチン
グメタル11の下端から2列目の開孔列(2)の上端
(図1(a)のζ線)までを補強テープ40で被覆した
ものを渦巻状電極群bとした。同様に、パンチングメタ
ル11の下端から2列目の開孔列(2)の中心(図1
(a)のε線)までを補強テープ40で被覆したものを
渦巻状電極群cとし、パンチングメタル11の下端から
2列目の開孔列(2)の下端(図1(a)のδ線)まで
を補強テープ40で被覆したものを渦巻状電極群dとし
た。
【0031】また、パンチングメタル11の下端から1
列目の開孔列(1)の上端(図1(a)のγ線)までを
補強テープ40で被覆したものを渦巻状電極群eとし、
パンチグメタル11の下端から1列目の開孔列(1)の
中心(図1(a)のβ線)までを補強テープ40で被覆
したものを渦巻状電極群fとし、パンチングメタル11
の下端から1列目の開孔列(1)の下端(図1(a)の
α線)までを補強テープ40で被覆したものを渦巻状電
極群gとした。
【0032】ついで、これらの各渦巻状電極群b,c,
d,e,f,g、およびx(補強テープ40の被覆がな
いもの)を用いて、上述と同様に、図3に示すようなニ
ッケル−水素蓄電池を作製した。ここで、渦巻状電極群
bを用いたニッケル−水素蓄電池を電池Bとし、渦巻状
電極群cを用いたニッケル−水素蓄電池を電池Cとし、
渦巻状電極群dを用いたニッケル−水素蓄電池を電池D
とし、渦巻状電極群eを用いたニッケル−水素蓄電池を
電池Eとし、渦巻状電極群fを用いたニッケル−水素蓄
電池を電池Fとし、渦巻状電極群gを用いたニッケル−
水素蓄電池を電池Gとし、渦巻状電極群xを用いたニッ
ケル−水素蓄電池を電池Zとした。
【0033】ついで、これらの各電池B,C,D,E,
F,G,Zをそれぞれ1000個ずつ用いて、これらを
充放電して、それぞれ放電状態とした後、これらの10
00個ずつの各電池B,C,D,E,F,G,Zの外装
缶50の底部を下向きにして、それぞれ1.5mの高さ
からコンクリート板上に落下させる落下試験を50回繰
り返して行った。落下試験後、短絡の発生数を測定する
とともに、短絡が生じた各電池を解体して、短絡原因を
目視により判定すると、下記の表2に示すような結果と
なった。なお、表1には上記した電池Aの結果も併せて
示している。
【0034】
【表2】
【0035】上記表2の結果から明らかなように、電池
G(パンチングメタル11の下端から1列目の開孔列
(1)の下端(図1(a)のα線)までを補強テープ4
0で被覆した渦巻状電極群gを用いた電池)は、電池Z
(渦巻状電極群xの下端部に補強テープ40の被覆がな
い電池)よりも、溶接外れや活物質脱落や折れ曲がりの
発生が減少して、短絡発生率が減少していることが分か
る。このことから、渦巻状電極群の下端部を補強テープ
40で被覆すると、溶接外れや活物質脱落や折れ曲がり
の発生が防止できて、内部短絡減少効果が生じるという
ことができる。そして、上記表2の結果から明らかなよ
うに、渦巻状電極群xの下端部を補強テープ40で被覆
する場合、被覆幅が大きくなるに伴って、溶接外れや活
物質脱落や折れ曲がりの発生が減少していることが分か
る。
【0036】ここで、折れ曲がりの発生数に着目して検
討すると、電池E(パンチングメタル11の下端から1
列目の開孔列(1)の上端(図1(a)のγ線)までを
補強テープ40で被覆した渦巻状電極群eを用いた電
池)の折れ曲がりの発生数は319個であり、電池F
(パンチングメタル11の下端から1列目の開孔列
(1)の中心(図1(a)のβ線)までを補強テープ4
0で被覆した渦巻状電極群fを用いた電池)の折れ曲が
りの発生数は359個であって、電池Eと電池Fとの間
で折れ曲がりの発生数が激減していることが分かる。
【0037】このことから、渦巻状電極群の下端部を補
強テープ40で被覆する場合、その被覆幅はパンチング
メタル11の下端から1列目の開孔列(1)の上端(図
1(a)のγ線)までにするのが効果的であるというこ
とができる。なお、溶接外れや活物質脱落や折れ曲がり
の発生数を減少させるためには、その被覆幅はパンチン
グメタル11の下端から3列目の開孔列(1)の上端
(図1(a)のη線)までとするのが好ましいというこ
とができる。
【0038】以上に詳述したように、本発明において
は、渦巻状電極群の下端から所定幅(望ましくは、パン
チングメタル11の下端から1列目の開孔列(1)の上
端(図1(a)のγ線)まで、好ましくは、パンチング
メタル11の下端から3列目の開孔列(1)の上端(図
1(a)のη線)まで)だけ、この渦巻状電極群aの最
外周部を周回して被覆する補強テープ40が固着されて
いるので、最外周に配置される電極(例えば、負極2
0)の下端部は、内部の電極群に密着するようになる。
これにより、最外周に配置される電極20のパンチング
メタル21の端部側に形成された開孔列が補強されるよ
うになる。この結果、パンチングメタル21の端部側に
形成された開孔列(1),(2),(3)・・・が潰れ
ることがなくなる。
【0039】なお、上述した実施の形態においては、渦
巻状電極群aの外周部の下端部を補強テープ40で被覆
する例について説明したが、渦巻状電極群aの外周部の
上端部を補強テープ40で被覆するようにすると、封口
体60を下側にして落下させた場合の耐衝撃性が向上す
る。この場合、パンチングメタル21の上端から1列目
の開孔列の下端までを被覆するのが望ましく、好ましく
は、パンチングメタル21の上端から3列目の開孔列の
下端までとするのがよい。さらに、渦巻状電極群aの外
周部の上端部と下端部の両方を補強テープ40で被覆す
るようにすると、どちらの方向に落下させても耐衝撃性
が向上するので、さらに好ましい。
【0040】なお、上述した実施の形態においては、本
発明をニッケル−水素蓄電池に適用する例について説明
したが、本発明はニッケル−水素蓄電池以外にも、ニッ
ケル−カドミウム蓄電池、リチウムイオン蓄電池などの
他の蓄電池に適用しても同様の効果が得られることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 正極および負極に用いられる活物質を保持す
るパンチングメタル(基板)の一部を拡大して模式的に
示す正面図である。
【図2】 正・負極板をセパレータを介して渦巻状に巻
回した渦巻状電極群を模式的に示す斜視図である。
【図3】 図2の渦巻状電極群を外装缶内に収納して構
成したニッケル−水素蓄電池を模式的に示す断面図であ
る。
【図4】 比較例の渦巻状電極群を外装缶内に収納して
構成したニッケル−水素蓄電池を模式的に示す断面図で
ある。
【図5】 外装缶の底部に弾性体を装着した他の比較例
のニッケル−水素蓄電池を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10…ニッケル正極、11…正極用パンチングメタル
(電極基板)、11a…開孔、15…正極集電体、16
…リード部、20…水素吸蔵合金負極、21…負極用パ
ンチングメタル(電極基板)、21a…開孔、25…負
極集電体、30…セパレータ、40…補強テープ、50
…金属製外装缶、51…環状溝部、52…開口端部、6
0…封口体、61…正極キャップ、62…蓋体、62a
…蓋体底部、66…封口ガスケット、70…防振リン
グ、80…クッション部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高さ方向に多数の開孔列を有するパンチ
    ングメタルを正極と負極の少なくとも一方の電極基板に
    用いて、これらの両極がセパレータを介して渦巻状に巻
    回された渦巻状電極群を外装缶内に備えた円筒型蓄電池
    であって、前記渦巻状電極群の下端から所定幅だけ該渦
    巻状電極群の最外周部を周回して被覆する補強テープが
    固着されていることを特徴とする円筒型蓄電池。
  2. 【請求項2】 高さ方向に多数の開孔列を有するパンチ
    ングメタルを正極と負極の少なくとも一方の電極基板に
    用いて、これらの両極がセパレータを介して渦巻状に巻
    回された渦巻状電極群を外装缶内に備えた円筒型蓄電池
    であって、前記渦巻状電極群の上端から所定幅だけ該渦
    巻状電極群の最外周部を周回して被覆する補強テープが
    固着されていることを特徴とする円筒型蓄電池。
  3. 【請求項3】 高さ方向に多数の開孔列を有するパンチ
    ングメタルを正極と負極の少なくとも一方の電極基板に
    用いて、これらの両極がセパレータを介して渦巻状に巻
    回された渦巻状電極群を外装缶内に備えた円筒型蓄電池
    であって、前記渦巻状電極群の上端から所定幅だけ該渦
    巻状電極群の最外周部を周回して被覆する補強テープが
    固着されているとともに、前記渦巻状電極群の下端から
    所定幅だけ該渦巻状電極群の最外周部を周回して被覆す
    る補強テープが固着されていることを特徴とする円筒型
    蓄電池。
  4. 【請求項4】 前記所定幅は前記電極基板に用いられた
    パンチングメタルの高さ方向の端部から前記開孔列の第
    1列目までを覆う幅であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の円筒型蓄電池。
  5. 【請求項5】 前記所定幅は前記電極基板に用いられた
    パンチングメタルの高さ方向の端部から前記開孔列の第
    3列目までを覆う幅であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の円筒型蓄電池。
  6. 【請求項6】 前記補強テープは耐電解液性のポリオレ
    フィン製テープであることを特徴とする請求項1から請
    求項5のいずれかに記載の円筒型蓄電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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