JP2002097398A - ノンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物 - Google Patents
ノンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物Info
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Abstract
乾燥機を有していないノンヒートセット水無しオフ輪印
刷機に使用可能なノンヒートセット水無しオフ輪印刷用
インキ組成物を提供する。 【解決手段】 (A)着色剤、(B)n−ヘキサントレ
ランスが2g/g以下のゲルワニス、(C)全インキ組
成物中に3〜30重量%の一般式(1): R1−CO−O−R2 (1) (式中、R1は炭素数6〜25の脂肪酸からカルボキシ
ル基を除いた残基、R2は炭素数1〜10のアルキル基
を示す)で示される脂肪酸モノエステル、(D)全イン
キ組成物中に0.1〜3重量%のオルガノポリシロキサ
ン、を含有することを特徴とするノンヒートセットオフ
輪印刷用インキ組成物。
Description
印刷インキを乾燥するための加熱乾燥部を有しないオフ
セット輪転印刷機に使用するノンヒートセット水無しオ
フ輪印刷用インキ組成物に関する。
刷方法では、親油性の画線部および親水性の非画線部か
らなる版に対して、インキを供給すると同時に湿し水を
供給し、水とインキの反発性を利用することによりイン
キ画像を形成させている。しかし、この平版印刷法で
は、印刷インキの乳化による印刷面の光沢の低下、湿し
水のコントロール不良に起因する非画線部の汚れ等の弊
害が問題視されている。この問題を解決する方法として
非画線部をシリコン層で形成した版を使用し、湿し水を
使用せずに、該シリコンとインキの反発性を利用してイ
ンキ画像を形成せしめる、いわゆる水無しオフ輪印刷方
法が実用化されている。
は、生産性の向上のために、高速印刷が行われるように
なっている。この水無しオフ輪印刷方法に使用する印刷
機の基本型は、巻取紙給紙部、オフセット印刷ユニット
部、加熱乾燥部(ヒートセット部)、排紙部から構成さ
れているヒートセット型水無しオフ輪印刷機である。ま
たこのヒートセット型の水無し平版印刷方法に使用する
インキは、乳化によりタックが下げられないため、低タ
ック/高粘度のものが使用されている(特公昭50-1
1287号公報、特開平02−22369号公報(オル
ガノポリシロキサン含有)、特開昭57−87478号
公報(脂肪酸エステル、脂肪酸二塩基酸エステル、リン
酸エステル等含有))。
キを、ノンヒートセットオフ輪印刷機に使用した場合、
新聞用紙、更紙では紙むけ、パイリング等のトラブルが
発生し印刷が困難であった。
292145号公報では、特定のロジン変性フェノール
樹脂、オルガノポリシロキサンを含有させ、低粘度化し
たインキ組成物が提案されているが、未だ十分な耐地汚
れ適性が得られないという問題があった。
されたインキの乾燥のために加熱乾燥機を有していない
ノンヒートセット水無しオフ輪印刷機に使用可能なノン
ヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を提供す
ることを課題とする。
題を解決するために鋭意検討した結果、ゲルワニスとし
て、n−ヘキサントレランスが2g/g以下のゲルワニ
スを使用し、かつ全インキ組成物中に、特定の脂肪酸モ
ノエステルを3〜30重量%、およびオルガノポリシロ
キサンを0.1〜3重量%含有させるインキ組成物が、
ノンヒートセット水無しオフ輪印刷機(紙面に印刷され
たインキの乾燥のための加熱乾燥機を有していない水無
しオフ輪印刷機)に適用できることを見出し、本発明を
完成するに至った。
(A)着色剤、(B)n−ヘキサントレランスが2g/
g以下のゲルワニス、(C)全インキ組成物中に3〜3
0重量%の一般式(1): R1−CO−O−R2 (1) (式中、R1は炭素数6〜25の脂肪酸からカルボキシ
ル基を除いた残基、R2は炭素数1〜10のアルキル基
を示す)で示される脂肪酸モノエステル、(D)全イン
キ組成物中に0.1〜3重量%のオルガノポリシロキサ
ン、を含有することを特徴とするノンヒートセットオフ
輪印刷用インキ組成物に関する。
ス(B)が、バインダー樹脂としてロジン変性フェノー
ル樹脂および/またはロジン変性マレイン酸樹脂、ゲル
化剤、溶剤成分として沸点270〜400℃の石油系溶
剤を含有する混合物を加熱反応させて得られるゲルワニ
スであることを特徴とする請求項1記載のノンヒートセ
ットオフ輪印刷用インキ組成物に関する。
(1)で示される脂肪酸モノエステル(C)が、動植物
油由来の脂肪酸アルキルエステルであることを特徴とす
る請求項1または2記載のノンヒートセット水無しオフ
輪印刷用インキ組成物に関する。
ポリシロキサン(D)の25℃での粘度が10〜10,
000cStであることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用イ
ンキ組成物に関する。
トセットオフ輪印刷用インキ組成物が、さらに溶解性パ
ラメータが19(MPa)1/2より小さく、室温で液状
でかつ溶剤成分に相溶するオレフィン系および/または
ジエン系ポリマーを全インキ組成物中に0.1〜3重量
%含有することを特徴とする請求項1〜4記載のノンヒ
ートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物に関する。
水無しオフ輪印刷用インキ組成物を詳細に説明する。
刷用インキ組成物は、ゲルワニスとして、n−ヘキサン
トレランスが2g/g以下のゲルワニスを使用し、かつ
全インキ組成物中に、前記一般式(1)で示される脂肪
酸モノエステルを3〜30重量%、およびオルガノポリ
シロキサンを0.1〜3重量%含有することを特徴とす
るものである。
刷用インキ組成物は、前記特定の組成により、ノンヒー
トセット水無しオフ輪印刷機(紙面に印刷されたインキ
の乾燥のために加熱乾燥機を有していない水無しオフ輪
印刷機)に使用できる。
フ輪印刷用インキ組成物を得るためのゲルワニスについ
て説明する。
−ヘキサントレランス(ワニス1gにn−ヘキサンを添
加し、系が白濁し始めるまでに要したn-ヘキサンの
量)が2g/g以下であるものが好ましい。ワニスのn
−ヘキサントレランスが2g/gより大きいと耐地汚れ
性が低下するため、使用樹脂によりワニス配合の調整が
必要である。
用されるバインダー樹脂としては、従来から使用されて
いるロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン酸
樹脂が特に制限なく使用できる。これらロジン変性フェ
ノール樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂は単独又は組み
合わせて使用できる。
用される溶剤としては、沸点270〜400℃の石油系
溶剤が好ましい。具体的には、日本石油(株)製のAFソ
ルベント5、6や、三菱化成(株)製のダイアレン(α−
オレフィン)などが挙げられる。溶剤の沸点が270℃
より低いと、機上でインキが増粘し耐パイリング適性等
が低下する傾向がある。一方沸点が400℃を超える
と、溶剤の粘度が高くなり、版面上での溶剤の離脱性が
低下し、耐地汚れ性が低下する傾向がある。
用されるゲル化剤としては、従来オフセット印刷用ゲル
ワニスを得るために使用されるゲル化剤が使用できる。
具体的には、アルミニウムアルコラート類、アルミニウ
ムキレート化合物等が挙げられ、好ましい具体例として
は、アルミニウムトリイソプロポキシド、モノsec−
ブトキシアルミニウムジイソプロポキシド、アルミニウ
ムsec−ブチトキシド、エチルアセトアセテートアル
ミニウムジイソプロポキシド、アルミニウムトリスエチ
ルアセトアセテート等が例示できる。
(固形分)に対し、20重量%以下が好ましい。より好
ましい範囲は、下記に説明するオレフィン系および/ま
たはジエン系ポリマーを使用してゲルワニスを得る場合
と、オレフィン系および/またはジエン系ポリマーを使
用しないでゲルワニスを得る場合とで異なり、オレフィ
ン系および/またはジエン系ポリマーを使用してゲルワ
ニスを得る場合は1〜15重量%、オレフィン系および
/またはジエン系ポリマーを使用しないでゲルワニスを
得る場合は、1〜20重量%である。ゲル化剤の使用量
が前記範囲を超えると、経時安定性が低下する等の問題
がある。ただし、ゲル化剤の適切な使用量は、使用する
バインダー樹脂の種類、オレフィン系および/またはジ
エン系ポリマーを使用してゲルワニスを得るか否か等に
より異なるので、前記範囲内で適切な使用量を選択する
ことが好ましい。
に使用する溶剤成分は、前記のごとく沸点270〜40
0℃の石油系溶剤であるが、バインダー樹脂の溶解性が
悪い場合があるので、植物油、脂肪酸エステル、アルキ
ッド樹脂等のバインダー樹脂の溶解性を向上させる化合
物を併用してゲルワニスを得ることが好ましい。
刷用インキ組成物を得るために使用される脂肪酸モノエ
ステルは、下記一般式(1): R1−CO−O−R2 (1) (式中、R1は炭素数6〜25の脂肪酸からカルボキシ
ル基を除いた残基、R2は炭素数1〜10のアルキル基
を示す)で示される脂肪酸モノエステルである。
6〜25の脂肪酸(R1−COOH)としては、たとえ
ばカプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、イソオクタン
酸、イソノナン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、パルミトオレイン酸、ステアリン酸、イソステ
アリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リシノール酸、リノレン酸、エレオステアリン
酸、アラキジン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、エルカ酸
等が挙げられる。これらの脂肪酸の中でも、動植物油由
来の脂肪酸が好適に使用できる。前記脂肪酸モノエステ
ルを構成する炭素数1〜10のアルキル基(R2)とし
ては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
2−エチルヘキシル等が挙げられる。これら脂肪酸モノ
エステルは、単独でまたは2種以上を組合わせて使用で
きる。
ット水無しオフ輪印刷用インキ組成物の全量中に3〜3
0重量%含有される。脂肪酸モノエステルの含有量が前
記範囲未満ではセット性、耐地汚れ性に関して十分な効
果が得られず、一方脂肪酸モノエステルの含有量が前記
範囲を超えると耐地汚れ性が低下する。なお、脂肪酸モ
ノエステルは、ゲルワニス製造時に加えることもできる
し、ゲルワニス製造後のノンヒートセット水無しオフ輪
印刷用インキ組成物の製造時に加えることもできるし、
さらに、両方の段階で加えることもできる。
刷用インキ組成物を得るために使用されるオルガノポリ
シロキサンとしては、25℃での粘度が10〜10,0
00cStであるものが好適に使用できる。さらに好ま
しくは、25℃での粘度が100〜1,000cStの
ものである。前記オルガノポリシロキサンの粘度が、1
0cSt未満では機上で揮発が起こり印刷版上での安定
性および耐地汚れ性が低下し、一方オルガノポリシロキ
サンの粘度が、10,000cStを超えると、ノンヒ
ートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物との混合性
が劣り、機上安定性、耐地汚れ性が低下し好ましくな
い。
は常温で液状であるのが好ましく、具体的には、ジメチ
ルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、カルボキシル基変
性ポリシロキサン、エポキシ変性ポリシロキサン、アル
コキシ変性ポリシロキサン、カルビノール変性ポリシロ
キサン、脂肪酸エステル変性ポリシロキサン、ポリエー
テル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサ
ン、アミノ変性ポリシロキサン、メチルスチリル変性ポ
リシロキサン、メタクリル変性ポリシロキサン等を挙げ
ることができる。この中でも、アルキル変性ポリシロキ
サンが好適に使用できる。
トセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物の全量中に、
0.1〜3重量%含有される。オルガノポリシロキサン
の含有量が前記範囲未満では、良好な耐地汚れ性が得ら
れず、一方オルガノポリシロキサンの含有量が前記範囲
を超えると印刷機のローラ間での転移性が低下するばか
りでなく紙面への転移性も低下する。
刷用インキ組成物には、耐地汚れ性を向上させるため
に、さらに、溶解性パラメータが19(MPa)1/2よ
り小さく、室温で液状であり、かつ溶剤成分と相溶する
オレフィン系および/またはジエン系ポリマーを加える
ことが好ましい。より好ましくは、溶解性パラメータが
15〜18(MPa)1/2の範囲にあり、常温で液状で
あり、かつ溶剤成分と相溶するオレフィン系および/ま
たはジエン系ポリマーを含有させる。このオレフィン系
およびジエン系ポリマーの具体例としては、ポリブタジ
エン、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、あるいはこ
れらの共重合体等が挙げられる。 溶剤成分と相溶しな
い場合は、オレフィン系および/またはジエン系ポリマ
ーと他の成分との混和性が十分でなく、逆に、溶解性パ
ラメータが高いと他の成分との相溶性が高くなりすぎ
て、セット性、耐地汚れ性を改善することができない。
前記オレフィン系および/またはジエン系ポリマーは、
ノンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物の全
量中に、0〜3重量%、なかんづく0.1〜3重量%含
有されることが好ましい。オレフィン系および/または
ジエン系ポリマーの含有量が0.1重量%未満では、耐
地汚れ性、セット性の改善効果が低く、一方オレフィン
系および/またはジエン系ポリマーの含有量が前記範囲
を超えると紙面への転移性および耐地汚れ性が低下する
傾向がある。なお、オレフィン系および/またはジエン
系ポリマーは、ゲルワニスの製造時に加えることもでき
るし、ゲルワニス製造後のノンヒートセット水無しオフ
輪印刷用インキ組成物の製造時に加えることもでき、ど
ちらの段階で加えても問題はない。しかし、オレフィン
系および/またはジエン系ポリマーを加えないで得たゲ
ルワニスを使用し、かつインキ組成物製造時にオレフィ
ン系および/またはジエン系ポリマーを加えたインキ組
成物は経時安定性が低下する場合があるので、インキ組
成物中にオレフィン系および/またはジエン系ポリマー
を使用する場合は、オレフィン系および/またはジエン
系ポリマーを加えて製造したゲルワニスを使用すること
が好ましい。
刷用インキ組成物を得るために使用する着色剤として
は、オフセット印刷インキに用いられる無色または有色
の、無機または有機顔料が使用でき、具体的には、二酸
化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、磁性酸化鉄
等の無機顔料、アゾ顔料、レーキ顔料、フタロシアニン
顔料、イソインドリン顔料、アントラキノン顔料、キナ
クリドン顔料等の有機顔料、およびカーボンブラック等
が使用できる。
刷用インキ組成物を得るために必要に応じて使用する溶
剤としては、ゲルワニスを製造するときに使用した沸点
270〜400℃の石油系溶剤が使用できる。
オフ輪印刷用インキ組成物には、必要に応じて、大豆
油、綿実油、アマニ油、サフラワー油、ヒマワリ油、ト
ウモロコシ油、カノーラ油、桐油、脱水ヒマシ油等の植
物油、前記バインダー樹脂以外のアルキッド樹脂、石油
樹脂、フェノール樹脂、ロジンエステル樹脂、ポリエス
テル樹脂等の樹脂、顔料分散剤、ドライヤー、乾燥遅延
剤、酸化防止剤、耐摩擦性向上剤等の添加剤を適宜使用
することができる。
刷用インキ組成物における前記着色剤、バインダー樹
脂、沸点270〜400℃の石油系溶剤の比率は、全イ
ンキ組成物中に、着色剤5〜40重量%、バインダー樹
脂10〜40重量%、沸点270〜400℃の石油系溶
剤15〜50重量の範囲が適当である。
刷用インキ組成物を製造するには、従来公知の方法が使
用できる。以下に、本発明のノンヒートセット水無しオ
フ輪印刷用インキ組成物を得るために通常用いられる製
造法について説明する。ただし、本発明の範囲はこれら
の例によって制限されるものではない。
し20重量%以下のゲル化剤、バインダー樹脂の溶解性
を向上させる化合物(脂肪酸モノエステル、植物油、ア
ルキッド樹脂等)、オレフィン系および/またはジエン
系ポリマー、沸点270〜400℃の石油系溶剤とを加
熱反応させノンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ
用ゲルワニスを得る。
刷用インキ用ゲルワニスに、着色剤、および必要に応じ
て脂肪酸モノエステル、沸点270〜400℃の石油系
溶剤、顔料分散剤を加え、ビーズミルや3本ロールミル
等で練肉分散させることによりノンヒートセット水無し
オフ輪印刷用インキ用ベースを得る。
刷用インキ用ベースに、オルガノポリシロキサン、必要
に応じてワックス等のその他添加剤を加え、脂肪酸モノ
エステルおよび/または沸点270〜400℃の石油系
溶剤等で所定の粘度に調整しノンヒートセット水無しオ
フ輪印刷用インキ組成物を得る。
し20重量%以下のゲル化剤、バインダー樹脂の溶解性
を向上させる化合物(脂肪酸モノエステル、植物油、ア
ルキッド樹脂等)、沸点270〜400℃の石油系溶剤
とを加熱反応させノンヒートセット水無しオフ輪印刷用
インキ用ゲルワニスを得る。
刷用インキ用ゲルワニスに、着色剤、および必要に応じ
て脂肪酸モノエステル、沸点270〜400℃の石油系
溶剤、顔料分散剤等を加え、ビーズミルや3本ロールミ
ル等で練肉分散させることによりノンヒートセット水無
しオフ輪印刷用インキ用ベースを得る。
刷用インキ用ベースに、オルガノポリシロキサン、オレ
フィン系および/またはジエン系ポリマー、必要に応じ
てワックス等のその他添加剤を加え、脂肪酸モノエステ
ルおよび/または沸点270〜400℃の石油系溶剤等
で所定の粘度に調整しノンヒートセット水無しオフ輪印
刷用インキ組成物を得る。
セット水無しオフ輪印刷用インキ組成物をさらに詳細に
説明するが、本発明はその主旨と適用範囲を逸脱しない
限りこれらに限定されるものではない。なお、以下の記
述中において「部」は重量部を示す。
キ用ゲルワニスの製造] <インキ用ゲルワニスA>コンデンサー、温度計および
攪拌機を装着した四つ口フラスコに、重量平均分子量1
30,000、酸価15mgKOH/gのロジン変性フ
ェノール樹脂A(日立化成ポリマー(株)製)、重量平
均分子量7,000、酸価11.0mgKOH/gの亜
麻仁油変性アルキッド樹脂(アルキッド樹脂A、大日本
インキ化学工業(株)製)、トール油脂肪酸tert−
ブチルエステル(脂肪酸エステルA、LAWTER I
NTERNATIONAL INC.製)、α−オレフ
ィン(溶剤A、沸点301℃、三菱化成(株)製、ダイ
アレン)をそれぞれ表1の配合(各成分の配合量は部数
で示す、以下同様)となるように仕込み、200℃に昇
温し、同温度で1時間加熱溶解した後、ゲル化剤として
エチルアセテートアルミニウムジイソプロポキシド(川
研ファインケミカル(株)製、ALCH)を表1の配合
となるように仕込み、170℃で60分間加熱保持し、
インキ用ゲルワニスAを得た。
ト水無しオフ輪印刷インキ用ゲルワニスAの製造におい
て、ロジン変性フェノール樹脂Aを重量平均分子量30
0,000、酸価30mgKOH/gのロジン変性フェ
ノール樹脂B(AKZO社製)に代えた以外は同様にし
てインキ用ゲルワニスBを得た。
ニスAの製造において、ロジン変性フェノール樹脂Aを
重量平均分子量70,000、酸価18mgKOH/g
のロジン変性フェノール樹脂C(日立化成ポリマー
(株)製)に代えた以外は同様にしてインキ用ゲルワニ
スCを得た。
ニスAの製造において、亜麻仁油変性アルキッド樹脂
(アルキッド樹脂A)を重量平均分子量7,000、酸
価10.0mgKOH/gの大豆油変性アルキッド樹脂
(アルキッド樹脂B、大日本インキ化学工業(株)製)
に代えた以外は同様にしてインキ用ゲルワニスDを得
た。
ニスAの製造において、亜麻仁油変性アルキッド樹脂
(アルキッド樹脂A)を亜麻仁油に代えた以外は同様に
してインキ用ゲルワニスEを得た。
ニスAの製造において、亜麻仁油変性アルキッド樹脂
(アルキッド樹脂A)を大豆油に代えた以外は同様にし
てインキ用ゲルワニスFを得た。
ニスAの製造において、トール油脂肪酸tert−ブチ
ルエステル(脂肪酸エステルA)を大豆油脂肪酸イソブ
チルエステル(脂肪酸エステルB、ニツカ合成(株)
製)に代えた以外は同様にしてインキ用ゲルワニスGを
得た。
ニスAの製造において、トール油脂肪酸tert−ブチ
ルエステル(脂肪酸エステルA)を大豆油脂肪酸メチル
エステル(脂肪酸エステルC、ニツカ合成(株)製)に
代えた以外は同様にしてインキ用ゲルワニスHを得た。
ニスAの製造において、溶剤Aを鉱物油(溶剤B、沸点
300〜320℃、日本石油(株)製AF−6)に代え
た以外は同様にしてインキ用ゲルワニスIを得た。
温度計および攪拌機を装着した四つ口フラスコに、ロジ
ン変性フェノール樹脂A、亜麻仁油変性アルキッド樹脂
(アルキッド樹脂A)、トール油脂肪酸tert−ブチ
ルエステル(脂肪酸エステルA)、溶剤Aをそれぞれ表
1の配合となるように仕込み、200℃に昇温し、同温
度で1時間加熱溶解した後、ゲル化剤を表1の配合とな
るように仕込み、170℃で60分間加熱保持し、イン
キ用ゲルワニスJを得た。
温度計および攪拌機を装着した四つ口フラスコに、ロジ
ン変性フェノール樹脂A、亜麻仁油変性アルキッド樹脂
(アルキッド樹脂A)、溶剤Aをそれぞれ表1の配合と
なるように仕込み、200℃に昇温し、同温度で1時間
加熱溶解した後、ゲル化剤を表1の配合となるように仕
込み、170℃で60分間加熱保持し、インキ用ゲルワ
ニスKを得た。
温度計および攪拌機を装着した四つ口フラスコに、ロジ
ン変性フェノール樹脂A、亜麻仁油変性アルキッド樹脂
(アルキッド樹脂A)、トール油脂肪酸tert−ブチ
ルエステル(脂肪酸エステルA)、溶解性パラメータが
17.2(MPa)1/2で常温で液状のポリブタジエン
(数平均分子量3,000)、α−オレフィン(溶剤
A)をそれぞれ表1の配合となるように仕込み、200
℃に昇温し、同温度で1時間加熱溶解した後、ゲル化剤
としてエチルアセテートアルミニウムジイソプロポキシ
ドを表1の配合となるように仕込み、170℃で60分
間加熱保持し、インキ用ゲルワニスLを得た。
キ組成物の製造] <実施例1〜12>インキ用ゲルワニスA、B、D〜
K、カーボンブラック(三菱化学(株)製MA−7)を
それぞれ表2の配合で混合し、ビーズミル、3本ロール
で順次練肉し、各インキベースを得た。次いで、各イン
キベースに対して表2の配合で、100cStのアルキ
ル変性ジメチルポリシロキサン(オルガノポリシロキサ
ンA、信越化学工業(株)製KF−412)、脂肪酸エ
ステルAを添加、攪拌し、溶剤Aまたは溶剤Bによりラ
レー粘度を10Pa・sに調整し、実施例1〜12のノ
ンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得
た。
A、カーボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、
ビーズミル、3本ロールで順次練肉し、各インキベース
を得た。次いで、インキベースに対して表2の配合で、
溶解性パラメータが17.2(MPa)1/2で室温で液
状のポリブタジエン(数平均分子量3,000)、溶解
性パラメータが16.6(MPa)1/2で室温で液状の
ポリイソプレンン、溶解性パラメータが15.2(MP
a)1/2で室温で液状のポリイソブチレン、オルガノポ
リシロキサンAを添加、攪拌し、溶剤Aによりラレー粘
度を10Pa・sに調整し、実施例13〜17のノンヒ
ートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得た。
ーボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズ
ミル、3本ロールで順次練肉し、各インキベースを得
た。次いで、インキベースに対して表2の配合で、溶解
性パラメータが17.2(MPa)1/2で室温で液状の
ポリブタジエン(数平均分子量3,000)、オルガノ
ポリシロキサンAを添加、攪拌し、溶剤Aによりラレー
粘度を10Pa・sに調整し、実施例18のノンヒート
セット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得た。
ーボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズ
ミル、3本ロールで順次練肉し、各インキベースを得
た。次いで、インキベースに対して表2の配合で、溶解
性パラメータが17.2(MPa)1/2で室温で液状の
ポリブタジエン(数平均分子量3,000)、オルガノ
ポリシロキサンAを添加、攪拌し、溶剤Aによりラレー
粘度を10Pa・sに調整し、実施例19のノンヒート
セット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得た。
ーボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズ
ミル、3本ロールで順次練肉し、各インキベースを得
た。次いで、インキベースに対して表2の配合で、溶解
性パラメータが17.2(MPa)1/2で室温で液状の
ポリブタジエン(数平均分子量3,000)、オルガノ
ポリシロキサンA、脂肪酸エステルAを添加、攪拌し、
溶剤Aによりラレー粘度を10Pa・sに調整し、実施
例20のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組
成物を得た。
ーボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズ
ミル、3本ロールで順次練肉し、各インキベースを得
た。次いで、インキベースに対して表2の配合で、溶解
性パラメータが17.2(MPa)1/2で室温で液状の
ポリブタジエン(数平均分子量3,000)、300c
Stのジメチルポリシロキサン(オルガノポリシロキサ
ンB、信越化学工業(株)製KF−96−300CS)
を添加、攪拌し、溶剤Aによりラレー粘度を10Pa・
sに調整し、実施例21のノンヒートセット水無しオフ
輪印刷用インキ組成物を得た
ゲルワニスA、カーボンブラックをそれぞれ表2の配合
で混合し、ビーズミル、3本ロールで順次練肉し、イン
キベースを得た。次いで、インキベースに対して表2の
配合で溶解性パラメータが17.2(MPa)1/2で室
温で液状のポリブタジエン(数平均分子量3,00
0)、オルガノポリシロキサンAを添加、攪拌し、溶剤
Aによりラレー粘度を10Pa・sに調整し、実施例2
2、実施例23のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用
インキ組成物を得た。
ーボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズ
ミル、3本ロールで順次練肉し、各インキベースを得
た。次いで、各インキベースに対して表2の配合で、オ
ルガノポリシロキサンAを添加、攪拌し、溶剤Aにより
ラレー粘度を10Pa・sに調整し、実施例24のノン
ヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得た。
ボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズミ
ル、3本ロールで順次練肉し、インキベースを得た。次
いで、溶剤Aによりラレー粘度を10Pa・sに調整
し、比較例1のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用イ
ンキ組成物を得た。
ボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズミ
ル、3本ロールで順次練肉し、インキベースを得た。次
いで、溶剤Aによりラレー粘度を10Pa・sに調整
し、比較例2のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用イ
ンキ組成物を得た。
ボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズミ
ル、3本ロールで順次練肉し、インキベースを得た。次
いで、インキベースに対して表2の配合で、オルガノポ
リシロキサンAを添加、攪拌し、溶剤Aによりラレー粘
度を10Pa・sに調整し、比較例3のノンヒートセッ
ト水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得た。
ボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズミ
ル、3本ロールで順次練肉し、インキベースを得た。次
いで、インキベースに対して表2の配合で、オルガノポ
リシロキサンAを添加、攪拌し、脂肪酸エステルAによ
りラレー粘度を10Pa・sに調整し、比較例4のノン
ヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得た。
ボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズミ
ル、3本ロールで順次練肉し、インキベースを得た。次
いで、インキベースに対して表2の配合で、オルガノポ
リシロキサンAを添加、攪拌し、溶剤Aによりラレー粘
度を10Pa・sに調整し、比較例5のノンヒートセッ
ト水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得た。
ボンブラックをそれぞれ表2の配合で混合し、ビーズミ
ル、3本ロールで順次練肉し、インキベースを得た。次
いで、インキベースに対して表2の配合で、オルガノポ
リシロキサンA、溶剤Aを添加、攪拌し、比較例6のノ
ンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物を得
た。
比較例1〜6のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用イ
ンキ組成物の印刷性能に関し、下記の印刷性能評価試験
を行った。
取り付け、湿し水および冷却水を供給することなく、1
0m/sで軽量更巻取紙(日本製紙(株)製)に印刷を
行った。この際、印刷機のロール、版、およびブランケ
ットは徐々に温度が上昇する。そして、一定のベタ濃度
(マクベス社製反射濃度計での光学反射濃度1.4)に
おいて、印刷物の非画線部に地汚れが発生した際の版面
温度を地汚れ温度として評価した。地汚れ温度が高い方
が、耐地汚れ性に優れる。なお、ノンヒートセットオフ
輪印刷は、良好な着肉性を得るため版面温度を、30〜
35℃と高い温度に設定され印刷される。従って、版面
温度が30℃未満で地汚れが発生するものは使用できな
い。
施例1〜24および比較例1〜6のノンヒートセット水
無しオフ輪印刷用インキ組成物の各々0.15ccを印
刷速度9.9m/sで更紙に展色し、その転移濃度を反
射濃度計(マクベス社製)で測定し、次の基準に基づい
て評価した。 5:転移濃度が1.6〜1.7であるもの 4:転移濃度が1.5以上、1.6未満であるもの 3:転移濃度が1.4以上、1.5未満であるもの 2:転移濃度が1.3以上、1.4未満であるもの 1:転移濃度が1.3未満であるもの
〜6のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成
物について、前記評価を行った結果を表2に示す。
印刷用インキ組成物は、新聞用紙、更紙への印刷適性を
満足する低粘度でありながら優れた耐地汚れ性を有し、
かつ、インキの転移性を損なわないため、ノンヒートセ
ット水無しオフ輪印刷を可能とする。
Claims (5)
- 【請求項1】 (A)着色剤、(B)n−ヘキサントレ
ランスが2g/g以下のゲルワニス、(C)全インキ組
成物中に3〜30重量%の一般式(1): R1−CO−O−R2 (1) (式中、R1は炭素数6〜25の脂肪酸からカルボキシ
ル基を除いた残基、R2は炭素数1〜10のアルキル基
を示す)で示される脂肪酸モノエステル、(D)全イン
キ組成物中に0.1〜3重量%のオルガノポリシロキサ
ン、を含有することを特徴とするノンヒートセットオフ
輪印刷用インキ組成物。 - 【請求項2】 ゲルワニス(B)が、バインダー樹脂と
してロジン変性フェノール樹脂および/またはロジン変
性マレイン酸樹脂、ゲル化剤、溶剤成分として沸点27
0〜400℃の石油系溶剤を含有する混合物を加熱反応
させて得られるゲルワニスであることを特徴とする請求
項1記載のノンヒートセットオフ輪印刷用インキ組成
物。 - 【請求項3】 一般式(1)で示される脂肪酸モノエス
テル(C)が、動植物油由来の脂肪酸アルキルエステル
であることを特徴とする請求項1または2記載のノンヒ
ートセット水無しオフ輪印刷用インキ組成物。 - 【請求項4】 オルガノポリシロキサン(D)の25℃
での粘度が10〜10,000cStであることを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載のノンヒートセッ
ト水無しオフ輪印刷用インキ組成物。 - 【請求項5】 ノンヒートセットオフ輪印刷用インキ組
成物が、さらに溶解性パラメータが19(MPa)1/2
より小さく、室温で液状でかつ溶剤成分に相溶するオレ
フィン系および/またはジエン系ポリマーを全インキ組
成物中に0.1〜3重量%含有することを特徴とする請
求項1〜4記載のノンヒートセット水無しオフ輪印刷用
インキ組成物。
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