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JP2002096524A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2002096524A
JP2002096524A JP2000289263A JP2000289263A JP2002096524A JP 2002096524 A JP2002096524 A JP 2002096524A JP 2000289263 A JP2000289263 A JP 2000289263A JP 2000289263 A JP2000289263 A JP 2000289263A JP 2002096524 A JP2002096524 A JP 2002096524A
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JP2000289263A
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JP2002096524A5 (ja
Inventor
Hirotaka Kuronuma
弘孝 黒沼
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2002096524A publication Critical patent/JP2002096524A/ja
Publication of JP2002096524A5 publication Critical patent/JP2002096524A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数枚のラベルを作成した際に、これらのラベ
ルを管理することができる印字装置を提供する。 【解決手段】複数枚のラベルの印字が指定された際に、
印字テープ上に連続して印字される印字情報(ABC)
に対応させて、例えば印字回数の計数値に基づく連続数
(No.1,No.2,No.3…)を付加情報として
印字し、その印字動作に伴い前記印字情報及び前記付加
情報が印字される前記印字テープ上の各印字領域の境界
でハーフカット処理(Hca1,Hca2,Hca3
…)を行う。これにより、前記付加情報により印字テー
プ上に形成された複数枚のラベルを管理することがで
き、また、前記ハーフカットによる切り込みを手掛かり
に印字テープ上のラベル部分のみを剥離テープから容易
に剥離して使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離テープが積層
された印字テープ上に沿って入力された印字情報を繰り
返し印字するとともに、剥離テープを残して印字テープ
のみを切断することで、前記印字情報が印字された複数
枚のラベルを作成する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テープ部材に印字を行うことによ
りラベルを作成する印字装置には、作成するラベルの枚
数を指定して印字を指示すると、入力された印字情報を
テープ部材に沿って指定されたラベルの枚数分だけ繰り
返して印字する連続印字機能を備えるものがある。この
印字装置では、テープ部材として、剥離テープが積層さ
れた接着剤付の印字テープが使用され、前記連続印字機
能によって複数枚のラベルを作成する場合には、各ラベ
ルに対応する印字情報の印字領域の境界で切断装置によ
りテープ部材を切除してラベルとして切り出している。
この切断装置は印字装置の印字機構のテープ搬送下流側
に設置されており、前記印字装置に設置される切断装置
としては、前記テープ部材の印字テープと剥離テープを
共に切断する全切断機能(以下、フルカット機能ともい
う。)を備えるもの、あるいは更に前記テープ部材のう
ちの印字テープのみを切断する部分切断機能(以下、ハ
ーフカット機能ともいう。)を備えるものがある。そし
て、連続印字では、印字情報のテープ部材への印字と、
前記切断装置によるテープ部材の全切断(以下、フルカ
ットともいう。)あるいは部分切断(以下、ハーフカッ
トともいう。)の処理とが繰り返し行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記印字装置に
おいて、前記ハーフカット機能を備えた切断装置を作動
させて前記連続印字機能によって複数枚のラベルを作成
する場合には、作成されたラベルが剥離テープ上に連な
って配列されるため、フルカットの場合のようにラベル
が個々に分離することがなく、後々の保管管理に便利で
はあるが、作り置きしておいた多数のラベルの数を確認
するような場合には、その枚数を表す情報がどこにも表
示されていないため、1枚ずつラベルを数えて残りラベ
ル数を確認しなければならないなど、枚数管理が面倒で
あるという不具合がある。
【0004】また、連続印字の途中で、指定した印字枚
数の錯誤に気づいて印字を中断し再度印字をやり直した
り、何らかの都合で印字を中止した後に再開することが
ある。従来の前記印字装置では、連続印字中にラベルの
印字が1枚づつ進行する毎にインクリメントされる印字
枚数表示機能を備えている。従って、印字中止時に表示
されている印字枚数を確認しておき、後に印字を再開す
るときに、中止前の印字済枚数と最終的に所望する印字
枚数とに基づいて新たに印字枚数を追加指定して連続印
字を行うことになるが、前記印字枚数表示は一時的であ
り、すぐに消失してしまうものであるため、その確認を
怠りやすく、このため、印字済のラベルの枚数を1枚づ
つ数えた上で再開時の必要印字枚数の指定を行う必要が
あった。特に、多数のラベルが印字された後に中止する
場合にはラベル枚数の計数に手間取るという不都合があ
った。
【0005】本発明は、従来の前記印字装置の問題点を
解決するものであり、テープ部材に印字を行うことで一
連に作成する複数枚のラベルの作成後に、それらの複数
枚のラベルを容易に管理できる印字処理が可能な印字装
置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、複数枚のラベルの印字途
中でその印字が中止された場合に、印字再開時に必要と
する印字枚数の把握が容易にできるように、印字中止時
までに印字されたラベルの数をいつでも容易に確認でき
る印字処理が可能な印字装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
印字装置は、印字すべき印字情報を入力する入力手段
と、印字テープと剥離テープとが積層されたテープ部材
を搬送する搬送手段と、前記印字テープの長手方向に前
記印字情報を印字する印字手段と、前記印字部材の印字
テープのみを幅方向に切断してラベルを形成する切断手
段と、枚数を指定して複数枚のラベルの印字を指示する
印字指示手段と、前記搬送手段、前記印字手段及び前記
切断手段を制御する制御手段とを備えてなり、前記制御
手段は、前記印字指示手段によって複数枚のラベルの印
字が指示されたときに、前記搬送手段及び前記印字手段
を制御して前記テープ部材を搬送しつつ前記印字テープ
上に前記印字情報を複数回印字するとともに、その印字
情報の印字中に所定の付加情報を印字し、この印字動作
に対応して前記切断手段を制御することにより前記印字
情報及び前記付加情報が印字される前記印字テープ上の
各印字領域の境界で前記印字テープを切断することを特
徴とする。
【0008】このような構成の印字装置によれば、枚数
を指定して複数枚のラベルの印字が指示すると、印字テ
ープ上に印字情報が複数回印字されるとともに、その印
字情報の印字中に所定の付加情報が印字され、印字情報
と付加情報の各印字領域の境界で剥離テープを残して印
字テープが切断される。したがって、前記所定の付加情
報により印字テープ上に形成される複数枚のラベルを管
理することが可能となり、切断手段によって印字テープ
のみが切断されて前記付加情報は前記印字情報の印字領
域とは分離された印字領域に印字されるため、ラベルの
印字領域を損なうことがない。
【0009】また、前記印字装置は、前記印字情報の印
字回数に応じて計数を行う計数手段を備えて構成し、前
記制御手段では、前記付加情報として、前記計数手段の
計数値を印字するように構成する。
【0010】これにより、印字テープ上に印字される印
字情報に印字回数に応じた計数値、すなわちラベルの枚
数情報が前記所定の付加情報として、印字テープ上に印
字されることになり、この付加情報に基づいてラベルの
保管時などに枚数管理を行うことができる。
【0011】前記印字装置において、付加情報を計数手
段から得られる計数値とするときに、印字テープ上に印
字情報が1回印字される毎に前記計数手段で計数される
連続した計数値を印字するように構成することができ
る。
【0012】これにより、作成された全ラベルには、そ
の枚数を表す付加情報が付されることになって、枚数管
理に便利になる。
【0013】また、付加情報を計数手段から得られる計
数値として印字する前記印字装置において、前記計数手
段で計数される計数値のうちで印字に利用する計数値の
間隔を設定する間隔設定手段を更に備え、印字テープ上
に印字情報が前記間隔設定手段によって設定された計数
値の間隔に対応する回数印字される毎に前記計数手段で
計数される計数値を付加情報として印字するように構成
してもよい。
【0014】これにより、間隔設定手段の設定に応じた
複数の印字情報の印字毎にそのときの印字回数に対応し
た飛び数が付加情報として付加される。この飛び数はラ
ベルの枚数を表すことになり、連続数の付加情報を各ラ
ベルに対応付けて付加する場合に比べて、少ない付加情
報によってラベルの枚数管理を行うことができ、テープ
部材の消費をより少なくし印字処理をより簡単にするこ
とができる。
【0015】また、本発明の請求項5に係る印字装置
は、印字すべき印字情報を入力する入力手段と、印字テ
ープと剥離テープとが積層されたテープ部材を搬送する
搬送手段と、前記印字テープの長手方向に前記印字情報
を印字する印字手段と、前記印字情報が印字された印字
領域の境界で前記テープ部材の印字テープのみを幅方向
に切断してラベルを形成する切断手段と、枚数を指定し
て複数枚のラベルの印字を指示する印字指示手段と、前
記搬送手段、前記印字手段及び前記切断手段を制御して
前記印字指示手段で指示された複数枚のラベルを作成す
る制御手段と、前記印字手段の印字回数に応じて計数を
行う計数手段と、前記制御手段に印字動作の中止を指示
する印字中止指示手段とを備え、前記制御手段は、前記
印字指示手段の指示に基づく複数枚のラベルの印字途中
で前記印字中止指示手段によって印字動作の中止の指示
があったときに、前記搬送手段及び前記印字手段を制御
して前記計数手段の計数値を印字してから印字動作を終
了するとともに、前記切断手段を制御して前記印字情報
が印字された印字領域と前記計数値が印字された印字領
域の境界で前記印字テープを切断することを特徴とす
る。
【0016】このような構成によれば、複数枚のラベル
の印字途中で印字動作の中止の指示があったときに、そ
のときまでに印字テープ上に印字された印字情報の印字
回数を示す数値、すなわちラベルの枚数の数値が付加印
字情報とは切断分離された印字テープ上の領域に印字さ
れる。これにより、印字中止時までに印字されたのラベ
ルの枚数を前記数値によっていつでも確認することがで
きる。従って、例えば、印字中止後に再度所望数の残り
のラベルを作成したい場合に、既に作成されたラベル数
を逐一計数しなくとも追加印字したいラベルの枚数を容
易に確認することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0018】図1は本発明の印字装置の外観構成を示す
斜視図であり、図2はその印字装置に設けられた印字機
構とその印字機構に装着されるテープカセットの斜視図
である。
【0019】図1に示すように、印字装置1の装置本体
2の上面には、入力部3、表示部4が設けられる。入力
部3には、キーボードからなり、装置の電源を操作する
電源キー、文字や記号を入力する文字・記号入力キー、
入力した文字や記号などを削除する削除キー、表示画面
上でカーソルを上下左右に移動操作するカーソル移動キ
ーや、印字を指示する印字キーなど、印字装置1の印字
処理に必要な各種のキーが設けられる。表示部4は、例
えば液晶表示装置からなり、入力文字の表示や各種メニ
ュー画面の表示を行うものである。
【0020】また、この印字装置1の装置本体2の上面
には蓋5が開閉自在に取り付けられており、この蓋5の
下部にはカセット収容部6が設けられている。前記カセ
ット収容部6には、熱転写印字を行う印字機構が設けら
れ、印字用のテープ部材10と熱転写用のインクリボン
11とを収容したテープカセット12が装着される。
【0021】図2に示すように、前記印字機構は、イン
クリボン11を介してテープ部材10に印字を行うサー
マルヘッド7と、テープ部材10をインクリボン11と
ともに搬送するプラテンローラ8と、使用されたインク
リボン11をテープカセット12内に巻き取るリボン巻
取軸9とを備える。
【0022】サーマルヘッド7は、印字部材10の幅方
向に1列に配列された複数個の発熱体7aを備え、プラ
テンローラ8に対して接離可能に設けられている。
【0023】プラテンローラ8は、サーマルヘッド7の
1ラインの印字毎に回転駆動されてテープ部材10及び
インクリボン11を所定の距離だけ搬送する。このプラ
テンローラ8の回転駆動とともにリボン巻取軸9も回転
駆動されて、使用済のインクリボン11が巻き取られ
る。
【0024】また、前記カセット収容部6に装着される
テープカセット12は、カセットケース13と、印字部
材10を巻装したテープ供給リール14と、インクリボ
ン11を巻装したリボン供給リール15と、リボン巻取
軸9により回転駆動されるリボン巻取リール16とを備
える。カセットケース13の一部にはサーマルヘッド7
が収容されるヘッド挿入部17が設けられ、このヘッド
挿入部17にカセットケース13から印字部材10及び
インクリボン11が重ねて引き出されて、サーマルヘッ
ド7とプラテンローラ8の間に供給される。
【0025】図3にテープ部材10の構成を示す。
【0026】テープ部材10はテープカセット12にイ
ンクリボン11とともに収納されている。このテープ部
材10は印字面の裏面に接着剤10bが塗布された印字
テープ10aと、その印字テープ10aの裏面側の剥離
テープ10cとからなり、これらが積層されて構成され
ている。
【0027】この印字装置1では、テープ部材10とイ
ンクリボン11とがプラテンローラ8の回転駆動により
搬送され、また使用済みのインクリボン11がリボン巻
取軸9の回転駆動により巻き取られつつ、サーマルヘッ
ド7の発熱駆動により熱転写印字が行なわれて、テープ
部材10の長手方向に順次印字がなされる。印字が済ん
だテープ部材10は装置本体2の側面に設けられた排出
口20から排出される。
【0028】また、前記排出口20と前記印字機構の間
のテープ排出路には、印字されたテープ部材10を切断
するテープ切断装置21が配設されている。テープ切断
装置21は、印字テープ10aと剥離テープ10cとを
含んでテープ部材10の全体を切断する全切断機能(フ
ルカット機能)と、剥離テープ10cを残して印字テー
プ10aのみを切断する部分全切断機能(ハーフカット
機能)とを備えた構成を有している。
【0029】図4は印字機構部部及びテープ切断装置を
示す平面図、図5はテープ切断装置を示す斜視図であ
り、図5(a)はテープ切断装置を分解した状態、図
(b)はテープ切断装置の組立状態を示している。
【0030】図4に示すように、テープ切断装置21
は、前記全切断機能を有する第1の切断機構22及び前
記部分切断機能を有する第2の切断機構23を備えると
ともに、これらの切断機構の駆動源であるカッターモー
タ24と、このカッターモータ24の駆動力により前記
第1の切断機構22及び前記第2の切断機構23を駆動
する駆動機構25とを備える。
【0031】第1の切断機構22は、テープ部材10の
印字テープ10aと剥離テープ10cを切断するもので
あって、固定刃31とこの固定刃31に対して移動可能
な可動刃32とを備える。図5に示すように、この第1
の切断機構22の固定刃31は装置本体2のシャーシ2
aに固定され、固定刃31の下端部には可動刃32が軸
34によって軸着されている。可動刃32の下端部には
アーム部33が連設されており、そのアーム部33の端
部には駆動機構25から伝達される駆動力を受けて可動
刃32を作動させるための作動突起35が設けられてい
る。なお、可動刃32は不図示のバネにより固定刃31
から離間する方向に常に付勢されている。
【0032】一方、第2の切断機構23は、受台41と
この受台41に対して接離可能な可動刃46を備える。
図5に示すように、受台41はL字型の水平断面形状を
有し、可動刃42と対向する平面状の受部41aを備え
ている。この受台41は装置本体2のシャーシ2aに固
定されてテープの搬送経路上に設けられ、その受部41
aで幅方向を垂直に向けて搬送される印字部材10の剥
離テープ10c側のテープ面を受ける。可動刃46は可
動刃支持部42に取付けられており、可動刃支持部42
は受台41の下端部に軸44によって軸着されている。
可動刃支持部42の下端部にはアーム部43が連設され
ており、そのアーム部43の端部には駆動機構25から
伝達される駆動力を受けてアーム部43を作動させるた
めの作動ピン45が設けられている。なお、可動刃支持
部42は不図示のバネにより常に受台41から離間する
方向に付勢されている。
【0033】ここで、可動刃46は受台41に当接した
ときに、テープ部材10の印字テープ10aだけを切断
する切断刃構造を有している。すなわち、可動刃46
は、可動刃支持部42に着脱可能に取り付けられるホル
ダー47に支持されており、このホルダー47の両側に
は凸部48a,48bが設けられている。この凸部48
a,48bの先端は可動刃46の刃先の先端よりもテー
プ部材10の剥離テープ10cの厚みに相当する分だけ
突出している。したがって、この凸部48a,48bが
受台41に当接することで、可動刃46と受台41の間
には剥離テープ10cの厚みに相当する寸法分の隙間が
形成され、可動刃46によりテープ部材10の剥離テー
プ10caのみを切断することができる。
【0034】また、駆動機構25は、カッターモータ2
4の正逆両方向の回転駆動を伝達するための伝達機構2
6と、この伝達機構26中に介挿されるトルクリミッタ
ー27と、回動刃移動機構として用いられるカム28と
を備えている。
【0035】伝達機構26は複数の減速ギア列からな
り、カッターモータ24の正逆両方向の回動駆動を伝達
する。この伝達機構71中にトルクリミッター27が介
挿されている。トルクリミッター27は、ある一定のト
ルクがカッターモータ24にかかったときに空転を生じ
させるものである。
【0036】カム28は伝達機構26のギア列の最終端
に設けられる。カム28の端面上には、カッターモータ
24の正転又は逆転に応じて、第1の切断機構22のア
ーム部33に設けられた作動突起35と係合し、又は第
2の切断機構23のアーム部43に設けられた作動ピン
45と係合する突起部29が設けられる。
【0037】また、装置本体2のシャーシ2aには、カ
ム28の側面に対向させるようにして第1のセンサ51
及び第2のセンサ52が設置されている。この第1のセ
ンサ51及び第2のセンサ52はマイクロスイッチから
なり、フルカット時及びハーフカット時におけるカム2
8の回転角度に応じてON/OFF動作する。この2つ
のセンサ51、52のON/OFFの組み合わせによ
り、第1の切断機構22及び第2の切断機構23の初期
位置と、それぞれの切断終了位置が検知される。
【0038】このような構成のテープ切断装置21にお
いて、初期状態では、第1の切断機構22及び第2の切
断機構23は共に初期位置に設定されている。すなわ
ち、第1の切断機構22の可動刃32はバネにより固定
刃31から離間した位置にあり、第2の切断機構23の
可動刃46もバネにより受台41から離間した位置にあ
る。このとき、第1のセンサ51はON、第2のセンサ
52はOFFの状態にある。
【0039】初期状態からカッターモータ24が正転駆
動すると、カム28が駆動機構25を介してその正方向
の回転駆動を受けて図5に向かって反時計回りに回転
し、それに伴ってカム28の突起部29もカム28の円
弧軌道上を移動し、第1の切断機構22のアーム部33
の端部に設けられた作動突起35に当接する。これによ
り、アーム部33が突起部29に押され、バネの力に抗
して固定刃31に向かって移動する。カッターモータ2
4がさらに正転駆動することで、可動刃32と固定刃3
1とが交差し、印字部材10の印字テープ10aと剥離
テープ10cが切断(フルカット)される。
【0040】このとき、第1のセンサ51はOFF、第
2のセンサ52はONとなり、そのセンサ信号に基づき
フルカットが終了したと判断されてカッターモータ24
が逆転駆動され、第1の切断機構22の可動刃32が初
期位置に戻される。
【0041】一方、初期状態からカッターモータ24が
逆転駆動すると、カム28が図5に向かって時計回りに
回転し、それに伴ってカム28の突起部29もカム28
の円弧軌道上を移動し、第2の切断機構23のアーム部
43の端部の作動ピン45に当接する。これにより、ア
ーム部43が突起部29に押され、バネの力に抗して受
台41に向かって移動する。カッターモータ24がさら
に逆転駆動すると、ホルダー47の凸部48a,48b
が受台41の受部41aに当接する。上述したように、
凸部48a,48bの先端は可動刃46の刃先より剥離
テープ10cの厚みに相当する寸法だけ突出しており、
受台41の受部41aと可動刃42の間には前記寸法分
のすき間が形成されるため、剥離テープ10cを残して
印字テープ10aのみが切断(ハーフカット)される。
【0042】このとき、第1のセンサ51及び第2のセ
ンサ52は共にONとなり、そのセンサ信号に基づきハ
ーフカットが終了したと判断されてカッターモータ24
が逆転駆動され、第2の切断機構23の可動刃46が初
期位置に戻される。
【0043】図6は前記構成のテープ切断装置21が搭
載された印字装置1の電子回路の構成を示すブロック図
である。
【0044】この印字装置1の電子回路には、CPUか
らなる制御部61が備えられる。制御部(CPU)61
は、入力部3からのキー操作信号に応じてROM62に
予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、R
AM63をワークメモリとして回路各部の動作を制御す
る。この制御部(CPU)61には、入力部3、ROM
62、RAM63が接続される他、表示のためのフォン
トのパターンデータを記憶する表示用キャラクタジェネ
レータ(表示用CG)64、印字のためのフォントのパ
ターンデータを記憶する印字用キャラクタジェネレータ
(印字用CG)65が接続される。
【0045】入力部3には、印字装置1の印字処理に必
要な各種のキーが設けられており、ここではラベルの印
字に関わるキーとして、ラベル印字を行う場合に操作さ
れる印字キー3a、その印字動作の開始を指示する印字
開始キー3b、その印字動作の中止を指示する印字中止
キー3cが設けられている。
【0046】ROM62には、印字装置1の全体の動作
を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、文
字列データの入力処理、表示処理、印字処理等をそれぞ
れ司る種々のサブプログラムなどが予め記憶される。
【0047】RAM63は、制御部(CPU)61の処
理に必要な各種の情報を記憶するものであり、ここでは
図7に示すように、入力された印字情報を格納する入力
バッファ63a、その印字情報に対応した印字パターン
を格納する印字バッファ63b、ユーザが指定した印字
枚数nを保持する印字枚数レジスタ63c、ユーザが指
定した飛び数の間隔mを保持する飛び数間隔レジスタ6
3dを備えている。また、前記RAM63には、印字枚
数を計数する印字枚数カウンタK、印字開始が指示され
たか否か示す印字中フラグP、印字中止が指示されたか
否かを示す印字中止フラグQが設けられている。
【0048】また、前記制御部(CPU)61には、入
力された文字列データや印字に関する情報等を表示部4
に表示させるための表示駆動回路66や、サーマルヘッ
ド7の発熱体を印字情報に応じて発熱駆動するヘッド駆
動回路67、プラテンローラ8及びリボン巻取軸9を回
転駆動するためのステップモータ68のステップモータ
駆動回路69、テープ切断装置21のカッターモータ2
4を駆動するためのカッターモータ駆動回路70が接続
される。
【0049】カッターモータ24はDCモータからな
り、テープ切断装置21の駆動源であり、制御部(CP
U)61の制御の下でカッターモータ駆動回路70によ
り正逆両方向に駆動される。駆動機構25は、このカッ
ターモータ24の正逆両方向の回転駆動を伝達して第1
の切断機構22及び第2の切断機構23を駆動するもの
であり、ここではカッターモータ24が正方向に回転駆
動されたときに第1の切断機構22を駆動し、カッター
モータ24が逆方向に回転駆動されたときに第2の切断
機構23を駆動する。
【0050】また、前記駆動機構25に設けられたカム
28の回転角度に応じて、第1の切断機構22及び第2
の切断機構23の初期位置と、それぞれの切断終了位置
を検知するための第1のセンサ51及び第2のセンサ5
2が制御部61に接続されている。
【0051】次に、前記印字装置1の印字動作につい
て、各実施形態に分けて説明する。
【0052】(第1の実施形態)図8は第1の実施形態
におけるラベルの印字処理を示すフローチャート、図9
は第1の実施形態における印字例を示す図である。
【0053】なお、図9において、「ABC」は入力部
3から入力されテープ部材10(印字テープ10a)に
印字された印字情報、「No.1」,「No.2」,
「No.3」…はテープ部材10(印字テープ10a)
に印字された付加情報を示している。また、サーマルヘ
ッド7の位置、第1の切断機構22の位置(フルカット
位置)及び第2の切断機構23の位置(ハーフカット位
置)はテープ搬送方向の下流側(図9の右側)に向けて
順に並んでいる。図9に示すように、印字開始時にはテ
ープ部材10の先端がフルカット位置にあり、この状態
からテープ部材10が右方向に向けて搬送されつつ印字
が行われて図9の印字結果が得られる。
【0054】ここで、サーマルヘッド7と第2の切断機
構23(ハーフカット位置)との間隔はa、サーマルヘ
ッド7と第1の切断機構22(フルカット位置)との間
隔はbであり、a>bである。また、入力された印字情
報が印字されるテープ(ラベル)の長さはL1、そこに
印字される文字列「ABC」の印字長はD1、その文字
列の前後に設定される余白の長さは夫々M1であり、付
加情報が印字されるテープの長さはL2、その付加情報
の印字幅はD2、付加情報の前後の余白の長さはM2で
ある。このうち、L1は文字数に応じて変化し、その他
は固定値とする。また、M1+L2<a、M1+D1>
a>M1、2M1>aの関係にあるものとする。
【0055】入力部3の印字キー3aの操作により、図
8に示すようなラベルの印字処理が制御部61によって
実行される。なお、RAM63の入力バッファ63aに
は、入力部3からラベル文字列として入力された印字情
報が保持されているものとする。
【0056】まず、表示部4に印字枚数の入力設定画面
が表示され、この入力設定画面上でユーザが所望するラ
ベルの印字枚数の数値を入力設定する。入力された印字
枚数nは図7に示すRAM63の印字枚数レジスタ63
cに設定される(ステップS1)。
【0057】ここで、入力部3の印字開始キー3bの操
作により印字の開始が指示されると(ステップS2)、
初期設定として、RAM63の印字枚数カウンタKが1
にセットされる(ステップS3)。
【0058】次に、印字枚数カウンタKの値が1か否か
が判断され(ステップS4)、そのKの値に基づいて付
加情報の印字パターン(No.にKの数値を付したも
の)がRAM63の印字バッファ63bに展開される
(ステップS5)。この場合、初期時にはK=1であ
る。したがって、図9に示すように「No.1」といっ
た付加情報が印字される(ステップS6)。印字開始時
にはサーマルヘッド7はテープ部材10の先端からbの
距離にあり、この位置から付加情報の印字が行われる。
【0059】付加情報の印字後(ステップS7のYe
s)、RAM63の入力バッファ63aから印字情報が
読み出され、その印字情報に対応した印字パターン(A
BC)がRAM63の印字バッファ63bに展開される
(ステップS8)、ここで、サーマルヘッド7を付加情
報の印字終了位置から印字情報の印字開始位置に対応さ
せるべく、M2+M1の距離だけテープ部材10が搬送
される(ステップS9)。この搬送後、前記印字バッフ
ァ63bに展開された印字パターンに基づき1枚目の印
字情報の印字が開始される(ステップS10)。
【0060】その印字中にテープ部材10が印字テープ
10aの長手方向にa−M1の距離だけ進んだ時点で
(ステップS11)、テープ印字とテープ送りが一時中
断され(ステップS12)、第2の切断機構23の駆動
により、1枚目の付加情報の印字領域の後端と1枚目の
印字情報の印字領域の前端との境界でハーフカットが行
なわれる(ステップS13)。
【0061】このときのハーフカットは、図9のHCa
1で示される。前述したように、予めM1+D1>a>
M1の関係にあるため、ハーフカットHCa1は1枚目
の印字情報の印字を中断して行われることになる。
【0062】ハーフカット後、ステップS12で中断さ
れていた1枚目の印字情報の印字が再開され(ステップ
S14)、当該印字情報が最後まで印字される(ステッ
プS15)。
【0063】印字が終了すると(ステップS15のYe
s)、印字枚数カウンタKの値が前記印字枚数レジスタ
63cに設定された印字枚数nに達したか否かが判断さ
れ(ステップS16)、印字枚数nに達していなけれ
ば、印字枚数カウンタKの値がインクリメントされ(ス
テップS17)、ステップS4に戻り、続いて2枚目以
降の印字処理が行われる。
【0064】すなわち、ステップS16で印字枚数カウ
ンタKの値が印字枚数nに達しておらず、かつ、印字枚
数カウンタKの値が2以上であれば(ステップS16の
No、ステップS4のNo)、ステップS17でインク
リメントされた印字枚数カウンタKの値に基づいて付加
情報の印字パターン(Kの値にNo.を付したもの)が
印字バッファ63bに展開される(ステップS18)。
そして、M1+M2の距離だけテープ部材10が搬送さ
れたときに(ステップS19)、前記印字バッファ63
bに展開された印字パターンに基づいて付加情報の印字
が行なわれる(ステップS20)。
【0065】付加情報の印字後(ステップS21のYe
s)、前記印字情報の印字パターンが印字バッファ63
bに展開される(ステップS22)。そして、M2+M
1の距離だけテープ部材10が搬送されたときに(ステ
ップS23)、印字バッファ63bに展開された印字パ
ターンに基づいてK枚目の印字情報の印字が開始される
(ステップS24)。
【0066】その印字情報の印字開始位置からa−(M
1+L2)の距離だけ印字が進んだところで(ステップ
S25のYes)、テープ印字とテープ送りが一時中断
され(ステップS26)、第2の切断機構23の駆動に
より、K−1枚目の印字情報の印字領域の後端とK枚目
の付加情報の印字領域の前端との境界でハーフカットが
行われる(ステップS27)。
【0067】このときのハーフカットは、例えばK=2
であるときに、図9のHCa2で示される。前述したよ
うに、予めM1+L2<aの関係にあるため、ハーフカ
ットHCa2は2枚目の印字情報を中断して行われるこ
とになる。
【0068】ハーフカット後、ステップS26で中断さ
れていたK枚目の印字が再開され(ステップS28)、
さらに、その印字再開後にテープ部材10がL2まで進
んだときに(ステップS29のYes)、テープ印字と
テープ送りが一時中断され(ステップS30)、第2の
切断機構23の駆動により、K枚目の付加情報の印字領
域の後端とK枚目の印字情報の印字領域の前端との境界
でハーフカットが行われる(ステップS31)。
【0069】このときのハーフカットは、例えばK=2
であるときに、図9のHCa3で示される。前述のよう
に、M1+D1>a>M1の関係があるため、ハーフカ
ットHCa3はK枚目の印字情報の印字途中で行われる
ことになる。
【0070】ハーフカット後に、ステップS30で中断
されていたK枚目の印字情報の印字が再開され(ステッ
プS32)、当該印字情報が最後まで印字される(ステ
ップS33)。
【0071】このK枚目の印字情報の印字が終了すると
(ステップS33のYes)、印字枚数カウンタKの値
が印字枚数レジスタ63cに設定された印字枚数nに達
したか否かが判断される(ステップS16)。その結
果、印字枚数カウンタKの値が印字枚数nに達していな
ければ、印字枚数カウンタKの値がインクリメントされ
(ステップS17)、ステップS4に戻り、前記同様の
処理が繰り返されて、付加情報及び印字情報の印字が行
われ、これらの印字領域の境界でハーフカットが行われ
る。
【0072】一方、印字枚数カウンタKの値が印字枚数
nに達すると(ステップS16のYes)、M1+bの
距離だけテープ部材10が搬送されたときに(ステップ
S34)、第1の切断機構22の駆動により、K枚目の
印字情報の後端でフルカットが行われて(ステップS3
5)、ここでの処理が終了する。
【0073】このときのフルカットは、図9のFCaで
示される。このフルカットFCaでテープ部材10の印
字済み部分が切り離され、複数枚のラベルを有する印字
物として排出口20から装置外に排出される。
【0074】このようにして得られた印字物には、印字
テープ上に連続して印字される印字情報に対応させて連
続数を示す数値が付加情報として各印字領域の間にハー
フカットを交えながら印字されている。したがって、前
記連続数を示す数値により、印字テープ10a上に形成
された複数枚のラベルの枚数を知ることができ、必要枚
数分のラベルを作成した際にこれらのラベルを管理する
上で便利である。
【0075】このハーフカットを形成することで、その
切り込みを手掛かりに印字テープ10a上のラベル部分
のみを剥離テープ10cから容易に剥離して使用するこ
とができる。
【0076】図9の印字例は50枚分のラベルを作成す
るべく印字枚数n=50と設定して連続印字を行った場
合を示している。このような場合には、印字情報の1回
の印字毎に、例えば「No.1」、「No.2」、「N
o.3」…「No.50」といった連続数が付加情報と
して印字テープ10a上に印字される印字情報の領域間
にハーフカットを交えながら付加されていく。この場
合、前記付加情報は前記印字情報が印字される領域とは
ハーフカットにより区切られた別領域に印字されるの
で、印字テープ10a上のラベル部分の情報が損なわれ
ることはない。
【0077】なお、前記第1実施形態では、連続数の数
値を昇順に印字するようにしたが、その変形例として、
連続数の数値を降順に印字することも可能である。その
場合には、図8のステップS3で印字枚数カウンタKの
初期値として入力設定された印字枚数nを設定し、ステ
ップS4ではK=nか否かを判断し、ステップS16で
はK=1か否かを判断し、ステップS17でKの値をデ
ィクリメントするといった処理を行えば良い。
【0078】このような処理により、例えば印字枚数n
=50として設定された場合には、最初に「No.5
0」といった付加情報が印字された後、以後1枚分の印
字毎に「No.49」、「No.48」…「No.1」
といったように1ずつディクリメントされて印字される
ことになる。このように付加情報を連続数の数値で降順
に印字することでも、前記同様の効果が得られるもので
ある。
【0079】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
付加情報として印字枚数に対応する数値を、指定された
間隔の飛び数で印字情報に対応させて印字するものであ
る。なお、飛び数の設定に係わらず、1枚目の印字情報
にはそれに対応する付加情報を印字するものとする。
【0080】図10及び図11は第2の実施形態におけ
るラベルの印字処理を示すフローチャート、図12は第
2の実施形態における印字例を示す図である。ここで
は、前記第1実施形態での条件に加えて、2M1<aで
あるとする。図12のように、印字開始時にはテープ部
材10の先端がフルカット位置にあり、この状態からテ
ープ部材10が右方向に向けて搬送されつつ印字が行わ
れて図12の印字結果が得られる。
【0081】入力部3の印字キー3aの操作により、図
10及び図11に示すようなラベルの印字処理が制御部
61によって実行される。なお、RAM63の入力バッ
ファ63aには、入力部3からラベル文字列として入力
された印字情報が保持されているものとする。
【0082】まず、表示部4に表示される入力設定画面
上でユーザが所望するラベルの印字枚数及び付加情報と
しての飛び数の間隔を入力設定する。入力された印字枚
数nはRAM63の印字枚数レジスタ63cに設定さ
れ、飛び数の間隔mはRAM63の飛び数間隔レジスタ
63dに設定される(ステップT1)。なお、図12の
印字例では、n=50、m=5を設定した場合を表して
いる。
【0083】ここで、入力部3の印字開始キー3bの操
作により印字の開始が指示されると(ステップT2)、
初期設定として、RAM63の印字枚数カウンタKが1
にセットされる(ステップT3)。
【0084】次に、印字枚数カウンタKの値が1か否か
が判断され(ステップT4)、そのKの値に基づいて付
加情報の印字パターン(Kの数値にNo.を付したも
の)がRAM63の印字バッファ63bに展開される
(ステップT5)。この場合、初期時にはK=1であ
る。したがって、「No.1」といった付加情報が印字
される(ステップT6)。印字開始時にはサーマルヘッ
ド7はテープ部材10の先端からbの距離にあり、この
位置から付加情報の印字が行われる。
【0085】付加情報の印字後(ステップT7のYe
s)、RAM63の入力バッファ63aから印字情報が
読み出され、その印字情報に対応した印字パターン(A
BC)がRAM63の印字バッファ63bに展開される
(ステップT8)。
【0086】ここで、サーマルヘッド7を付加情報の印
字終了位置から印字情報の印字開始位置に対応させるべ
く、M2+M1の距離だけテープ部材10が搬送される
(ステップT9)。この搬送後に、前記印字バッファ6
3bに展開された印字パターンに基づき1枚目の印字情
報の印字が開始される(ステップT10)。
【0087】その印字中にテープ部材10が印字テープ
10aの長手方向にa−M1の距離だけ進んだ時点で
(ステップT11)、テープ印字とテープ送りが一時中
断され(ステップT12)、第2の切断機構23の駆動
により、1枚目の付加情報の印字領域の後端と1枚目の
印字情報の印字領域の前端との境界でハーフカットが行
なわれる(ステップT13)。このときのハーフカット
は、図12のHCb1で示される。
【0088】ハーフカット後、ステップT12で中断さ
れていた1枚目の印字情報の印字が再開され(ステップ
T14)、当該印字情報が最後まで印字される(ステッ
プT15)。
【0089】印字が終了すると(ステップT15のYe
s)、印字枚数カウンタKの値が前記印字枚数レジスタ
63cに設定された印字枚数nに達したか否かが判断さ
れ(ステップT16)、印字枚数nに達していなけれ
ば、印字枚数カウンタKの値がインクリメントされ(ス
テップT17)、ステップT4に戻り、続いて2枚目以
降の印字処理が行われる。
【0090】すなわち、ステップT16で印字枚数カウ
ンタKの値が設定印字枚数nに達しておらず、かつ印字
枚数カウンタKの値が2以上であれば(ステップT16
のNo、ステップT4のNo)、印字枚数カウンタKの
値がRAM63の飛び数間隔レジスタ63dに設定され
た飛び数の間隔mの倍数か否かが判断される(ステップ
T18)。
【0091】印字枚数カウンタKの値が飛び数の間隔m
の倍数でなければ(ステップTのNo)、付加情報の印
字はしないので、その場合には2M1の距離だけ印字部
材10が搬送されたときに(ステップT19)、前記印
字情報の印字が行われる(ステップT20)。
【0092】その印字情報の印字開始位置からa−M1
の距離だけ印字が進んだところで(ステップT21)、
テープ印字とテープ送りが一時中断され(ステップT2
2)、第2の切断機構23の駆動により、K−1枚目の
印字情報の印字領域の後端とK枚目の印字情報の印字領
域の前端との境界でハーフカットが行われる(ステップ
T23)。このときのハーフカットは、例えばK=2で
あるときに、図11のHCb2で示される。
【0093】ハーフカット後、ステップT22で中断さ
れていたK枚目の印字情報の印字が再開され(ステップ
T24)、当該印字情報が最後まで印字される(ステッ
プT25)。
【0094】このK枚目の印字情報の印字が終了すると
(ステップT25のYes)、印字枚数カウンタKの値
が印字枚数レジスタ63cに設定された印字枚数nに達
したか否かが判断される(ステップT16)。その結
果、印字枚数カウンタKの値が印字枚数nに達していな
ければ、印字枚数カウンタKの値がインクリメントされ
(ステップT17)、ステップT4に戻り、継続して印
字が行われる。
【0095】また、ステップT18で印字枚数カウンタ
Kの値がmの倍数であると判断されると、印字枚数カウ
ンタKの値に基づいて付加情報の印字パターン(Kの値
にNo.を付したもの)が印字バッファ63bに展開さ
れる(ステップT26)。そして、M1+M2の距離だ
けテープ部材10が搬送されたときに(ステップT2
7)、前記印字バッファ63bに展開された印字パター
ンに基づいて付加情報の印字が行なわれる(ステップT
28)。
【0096】付加情報の印字後(ステップT29のYe
s)、前記印字情報の印字パターンが印字バッファ63
bに展開される(ステップT30)。そして、M2+M
1の距離だけテープ部材10が搬送されたときに(ステ
ップT31)、印字バッファ63bに展開された印字パ
ターンに基づいてK枚目の印字情報の印字が開始される
(ステップT32)。
【0097】その印字情報の印字開始位置からa−(M
1+L2)の距離だけ印字が進んだところで(ステップ
T33のYes)、テープ印字とテープ送りが一時中断
され(ステップT34)、第2の切断機構23の駆動に
より、K−1枚目の印字情報の印字領域の後端とそれに
続くK枚目の付加情報の印字領域の前端との境界でハー
フカットが行われる(ステップT35)。このときのハ
ーフカットは、例えばK=5であるとすると、図12の
HCb3で示される。
【0098】ハーフカット後、ステップT34で中断さ
れていたK枚目の印字が再開され(ステップT36)、
さらに、その印字再開後にテープ部材10がL2まで進
んだときに(ステップT37のYes)、テープ印字と
テープ送りが一時中断され(ステップT38)、第2の
切断機構23の駆動により、K枚目の付加情報の印字領
域の後端とK枚目の印字情報の印字領域の前端との境界
でハーフカットが行われる(ステップT39)。このと
きのハーフカットは、例えばK=5であるとすると、図
12のHCb4で示される。
【0099】ハーフカット後に、ステップT30で中断
されていたK枚目の印字情報の印字が再開され(ステッ
プT40)、当該印字情報が最後まで印字される(ステ
ップT41)。
【0100】このK枚目の印字情報の印字が終了すると
(ステップT41のYes)、印字枚数カウンタKの値
が印字枚数レジスタ63cに設定された印字枚数nに達
したか否かが判断される(ステップT16)。その結
果、印字枚数カウンタKの値が印字枚数nに達していな
ければ、印字枚数カウンタKの値がインクリメントされ
(ステップT17)、ステップT4に戻り、前記同様の
処理が繰り返され、印字情報の印字とともに飛び数の間
隔m毎に付加情報の印字が行われ、これらの印字領域の
境界でハーフカットが行われる。
【0101】一方、印字枚数カウンタKの値が印字枚数
nに達すると(ステップT16のYes)、M1+bの
距離だけテープ部材10が搬送されたときに(ステップ
T42)、第1の切断機構22の駆動により、K枚目の
印字情報の後端でフルカットが行われて(ステップT4
3)、ここでの処理が終了する。
【0102】このときのフルカット、例えば図12のF
Cbで示される。このフルカットFCbでテープ部材1
0の印字済み部分が切り離され、複数枚のラベルを有す
る印字物として排出口20から装置外に排出される。
【0103】このようにして得られた印字物には、印字
テープ10a上に連続して印字される印字情報に対応さ
せて所定の間隔で飛び数を示す数値が付加情報として各
印字領域の間にハーフカットを交えながら印字されてい
る。したがって、その数値が付されたラベルについては
勿論のこと、2個の飛び数の間の数値が付されていない
ラベルについてもそれらの数値を目安にして枚数の確認
ができ、ラベル作成後の管理に便利である。
【0104】また、前記第1の実施形態は印字情報を印
字する毎に付加情報を印字するものであったが、この第
2の実施形態ではラベルを構成する印字情報に所定の間
隔で付加情報を印字するものであるため、より少ない付
加情報でラベルの枚数管理ができるとともに、テープ部
材の消費をより少なくすることができる。
【0105】図12の印字例は50枚分のラベルを作成
するべく印字枚数n=50と設定するとともに飛び数の
間隔m=5と設定して連続印字を行った場合を示してい
る。このような場合には、例えば「No.1」、「N
o.5」、「No.10」…「No.50」といったよ
うに5回の印字毎にラベルの枚数を示す飛び数が付加情
報として印字テープ10a上に印字される印字情報の領
域間にハーフカットを交えながら付加されていく。この
場合、前記付加情報は前記印字情報が印字される領域と
は区切られた別の領域に印字されるので、印字テープ1
0a上のラベル部分の情報が損なわれることはない。
【0106】なお、前記第2実施形態では、飛び数の数
値を昇順に印字するようにしたが、その変形例として、
飛び数の数値を降順に印字することも可能である。その
場合には、図10のステップT3で印字枚数カウンタK
の初期値として入力設定された印字枚数nを設定し、ス
テップT4ではK=nか否かを判断し、ステップS16
ではK=1か否かを判断し、ステップS17でKの値を
ディクリメントするといった処理を行えば良い。
【0107】このような処理により、例えば印字枚数n
=50、飛び数の間隔m=5として設定された場合に
は、「No.50」、「No.45」、「No.40」
…といったように飛び数を示す数値が設定印字枚数から
5ずつディクリメントされて付加されることになる。こ
のように付加情報を飛び数の数値で降順に印字すること
でも、前記同様の効果が得られるものである。
【0108】(第3の実施形態)第3の実施形態では、
複数枚のラベルを連続して印字する途中で、その印字を
中止する指示があったときに、最後に印字したラベルの
枚数を付加情報として印字するものである。
【0109】図13は第3の実施形態における印字の際
のフラグのセット処理を示すフローチャートである。
【0110】入力部3の印字開始キー3bが操作される
と(ステップU1のYes)、RAM63に印字中フラ
グPがセット(=1)される(ステップU2)。また、
印字中止キー3cが操作されると(ステップU3のYe
s)、印字中フラグPがセットされているか否かが判断
される(ステップU4)。印字中フラグPがセットされ
ていれば(ステップU4のYes)、印字中止フラグQ
がセット(=1)される(ステップU5)。なお、印字
中フラグP及び印字中止フラグQは印字終了時にリセッ
トされる。
【0111】図14は第3の実施形態におけるラベルの
印字処理を示すフローチャート、図15は第3の実施形
態における印字例を示す図である。
【0112】入力部3の印字キー3aの操作により、図
14に示すようなラベルの印字処理が制御部61によっ
て実行される。なお、RAM63の入力バッファ63a
には、入力部3からラベル文字列として入力された印字
情報が保持されているものとする。
【0113】まず、表示部4に印字枚数の入力設定画面
が表示され、この入力設定画面上でユーザが所望するラ
ベルの印字枚数の数値を入力設定する。入力された印字
枚数nは図7に示すRAM63の印字枚数レジスタ63
cに設定される(ステップV1)。
【0114】入力部3の印字開始キー3bの操作により
印字が開始されると(ステップV2)、初期設定とし
て、RAM63の印字枚数カウンタKが1にセットされ
る(ステップV3)。
【0115】次に、印字枚数カウンタKの値が1か否か
が判断される(ステップV4)。この場合、初期時には
K=1である。したがって、入力バッファ63aから印
字情報が読み出され、その印字情報に対応した印字パタ
ーン(ABC)がRAM63の印字バッファ63bに展
開され(ステップV5)、その印字が開始される(ステ
ップV6)。
【0116】その印字中にテープ部材10が印字テープ
10aの長手方向にb−M1の距離だけ進んだ時点で
(ステップV7)、テープ印字とテープ送りが一時中断
され(ステップV8)、第1の切断機構22の駆動によ
りフルカットが行われる(ステップV9)。なお、b−
M1<D1である。このフルカットにより、テープの先
端の不要部分が除去されて1枚目の印字情報の前部にM
1の長さの余白が確保される。図15のFCc1はステ
ップV9の処理によるフルカットを示す。
【0117】このフルカットの後に、ステップ8で中断
されていた1枚目の印字情報の印字が再開され(ステッ
プV10)、当該印字情報が最後まで印字される(ステ
ップV11)。
【0118】次に、印字中止フラグQがセットされてい
るか否かが判断される(ステップV12)。印字中止フ
ラグQがセットされていなければ、印字枚数カウンタK
の値が前記印字枚数レジスタ63cに設定された印字枚
数nに達したか否かが判断され(ステップV13)、印
字枚数nに達していなければ、印字枚数カウンタKの値
がインクリメントされ(ステップV14)、ステップV
4に戻り、続いて2枚目以降の印字処理が行われる。
【0119】2枚目以降の印字では、まず、2M1の距
離だけ印字部材10が搬送されて、印字が終了したK−
1枚目の印字情報の後部とそれに続いて印字が行われる
K枚目の印字情報の前部に夫々M1の余白ができた状態
で(ステップV15)、K枚目の印字情報の印字が開始
される(ステップV17)。
【0120】その印字途中で、印字開始からa−M1の
距離だけ進んだところでテープ印字とテープ送りが一時
中断され(ステップV17、V18)、第2の切断機構
23の駆動により、K−1枚目の印字情報の後端とK枚
目の印字情報の前端でハーフカットが行われる(ステッ
プV19)。図15のHCc1はそのハーフカットを示
す。
【0121】このハーフカットの後に、ステップV18
で中断されていたK枚目の印字情報の印字が行われる
(ステップV20、V21)。このK枚目の印字情報の
印字の終了後、印字中止フラグQがセットされているか
否かが判断され(ステップV12)、印字中止フラグQ
がセットされていなければ、印字枚数カウンタKの値が
前記印字枚数レジスタ63cに設定された印字枚数nに
達したか否かが判断され(ステップV13)、印字枚数
nに達していなければ、印字枚数カウンタKの値がイン
クリメントされ(ステップV14)、ステップV4に戻
り、続いてK+1枚目以降の印字が行われる。
【0122】また、ステップV12で印字中止キー3c
の操作があって印字中止フラグQがセットされているこ
とが判断されると、印字枚数カウンタKの値に基づいて
付加情報の印字パターン(Kの数値にNo.を付したも
の)がRAM63の印字バッファ63bに展開される
(ステップV22)。
【0123】ここで、印字中止前に印字された印字情報
の印字終了位置からM1+M2の距離だけ印字部材10
が搬送されるときに(ステップV23)、前記印字バッ
ファ63bに展開された印字パターンに基づき付加情報
の印字が行われる(ステップV24、V25)。
【0124】付加情報の印字が終了すると、a−(D2
−M2)の距離だけテープ部材10を搬送が搬送される
(ステップV26)。これは、第2の切断機構23のフ
ルカット位置を印字中止の指示に基づく最後の印字情報
の印字領域とそれに対応する付加情報の印字領域の境界
位置に対応させるためである。この搬送後に第2の切断
機構23の駆動によりハーフカットが行われる(ステッ
プV27)。図15のHCcpはハーフカットを示す。
【0125】ハーフカットの後に、L2−(a−b)の
距離ないし適当な距離だけ印字部材10が搬送されたと
きに、第1の切断機構22の駆動によりフルカットが行
われる(ステップV28、V30)。図15のFCc2
はこのフルカット位置を示す。
【0126】また、印字途中で印字中止キー3cの操作
による印字中止の指示がなければ、ステップV4〜V2
1の処理が繰り返され、印字枚数カウンタKの値が設定
枚数nに達したところで(ステップV13)、最後に印
字した印字情報の後部に余白M1を確保するべくM1+
bの距離のテープ送りが行われた後、第2の切断機構2
3の駆動によりフルカットを行う(ステップV29、V
30)。
【0127】図15の印字例は印字枚数nとして50枚
を設定した印字中において、25枚目の印字中でユーザ
が印字中止キーの操作により印字中止を指示した場合で
ある。このような場合、例えば、ユーザは当初50枚の
ラベルの作成を意図してその印字枚数を設定し印字を開
始したが、その印字中に何らかの都合で途中で印字を中
止し、後刻に続けて印字したい場合、あるいは枚数の設
定を40枚とすべきところを50枚とし印字途中でそれ
に気づいて印字を中止したような場合において、その中
止時までの印字枚数が印字されるため、その印字枚数の
情報を参照することで、後刻に続けて印字するときに最
終的な必要枚数を容易に得ることができる。
【0128】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、枚
数を指定して複数枚のラベルの印字が指示されると、印
字テープ上に印字情報が複数回印字されるとともに、そ
の印字情報の印字中に所定の付加情報が印字され、切断
手段によって印字情報と付加情報の各印字領域の境界で
剥離テープを残して印字テープが切断されるため、前記
所定の付加情報により印字テープ上に形成される複数枚
のラベルを管理することが可能となる。また、切断手段
によって印字テープのみが切断されて前記付加情報は前
記印字情報の印字領域とは分離された印字領域に印字さ
れるため、ラベルの印字領域を損なうことがない。
【0129】また、本発明によれば、複数枚のラベルの
印字途中で印字動作の中止の指示があったときに、その
ときまでに印字テープ上に印字された印字情報の印字回
数を示す数値が付加印字情報とは切断分離された印字テ
ープ上の領域に印字されるため、印字中止時までに印字
されたラベルの枚数をその数値によっていつでも確認す
ることができる。そして、印字中止後に再度所望数の残
りのラベルを作成したい場合に、既に作成されたラベル
数を逐一数えなくとも追加印字したいラベルの枚数を容
易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置の外観構成を示す斜視図。
【図2】前記印字装置に設けられたテープカセット収容
部とテープカセットの斜視図。
【図3】テープ部材の構成を示す断面図。
【図4】印字機構部部及びテープ切断装置を示す平面
図。
【図5】テープ切断装置を示す斜視図であり、図5
(a)はテープ切断装置を分解した状態、図(b)はテ
ープ切断装置の組立状態を示す図。
【図6】前記テープ切断装置が搭載された印字装置の電
子回路の構成を示すブロック図。
【図7】RAMの内容を示す図。
【図8】第1の実施形態におけるラベルの印字処理を示
すフローチャート。
【図9】第1の実施形態における印字例を示す図。
【図10】第2の実施形態におけるラベルの印字処理を
示すフローチャート。
【図11】第2の実施形態におけるラベルの印字処理を
示すフローチャート。
【図12】第2の実施形態における印字例を示す図。
【図13】第3の実施形態における印字の際のフラグの
セット処理を示すフローチャート。
【図14】第3の実施形態におけるラベルの印字処理を
示すフローチャート。
【図15】第3の実施形態における印字例を示す図。
【符号の説明】
1…印字装置 2…装置本体 3…入力部 4…表示部 5…蓋 6…テープカセット収容部 7…サーマルヘッド 8…プラテンローラ 9…リボン巻取軸 10…テープ部材 10a…印字テープ 10b…接着剤 10c…剥離テープ 11…インクリボン 12…テープカセット 13…カセットケース 14…テープ供給リール 15…リボン供給リール 16…リボン巻取リール 17…ヘッド挿入部 20…排出口 21…テープ切断装置 22…第1の切断機構(フルカット機構) 23…第2の切断機構(ハーフカット機構) 24…カッターモータ 25…駆動機構 26…伝達機構 27…トルクリミッター 28…カム 29…突起部 31…固定刃 32…可動刃 33…アーム部 34…軸 35…作動突起 41…受台 42…可動刃支持部 43…アーム部 44…軸 45…作動ピン 46…可動刃 47…ホルダー 48a,48b…凸部 51,52…センサ K…印字枚数カウンタ P…印字中フラグ Q…印字中止フラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC05 2C058 AB12 AC06 AC11 AD01 AE04 AE14 AE15 AF06 AF15 AF31 AF51 LB09 LB17 LB36 LC02 2C061 AP05 AQ04 AS06 HK23 HN22 JJ02 2C087 AA07 AA13 AC05 BA05 BD07 CA02 2C187 AC05 AD05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字すべき印字情報を入力する入力手段
    と、 印字テープと剥離テープとが積層されたテープ部材を搬
    送する搬送手段と、 前記印字テープの長手方向に前記印字情報を印字する印
    字手段と、 前記印字部材の印字テープのみを幅方向に切断してラベ
    ルを形成する切断手段と、 枚数を指定して複数枚のラベルの印字を指示する印字指
    示手段と、 前記搬送手段、前記印字手段及び前記切断手段を制御す
    る制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記印字指示手段によって複数枚のラベルの印字が指示
    されたときに、前記搬送手段及び前記印字手段を制御し
    て前記テープ部材を搬送しつつ前記印字テープ上に前記
    印字情報を複数回印字するとともに、その印字情報の印
    字中に所定の付加情報を印字し、この印字動作に対応し
    て前記切断手段を制御することにより前記印字情報及び
    前記付加情報が印字される前記印字テープ上の各印字領
    域の境界で前記印字テープを切断することを特徴とする
    印字装置。
  2. 【請求項2】 前記印字情報の印字回数に応じて計数を
    行う計数手段を備え、 前記制御手段は、前記搬送手段及び前記印字手段を制御
    して前記印字テープ上に前記付加情報として前記計数手
    段で計数された計数値を印字することを特徴とする請求
    項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記印字手段及び前
    記搬送手段を制御して前記印字テープ上に前記印字情報
    が1回印字される毎に前記計数手段で計数される連続し
    た計数値を印字することを特徴とする請求項2記載の印
    字装置。
  4. 【請求項4】 前記計数手段で計数される計数値のうち
    で印字に利用する計数値の間隔を設定する間隔設定手段
    を更に備え、 前記制御手段は、前記印字手段及び前記搬送手段を制御
    して前記印字テープ上に前記印字情報が前記間隔設定手
    段によって設定された計数値の間隔に対応する回数印字
    される毎に前記計数手段で計数される計数値を印字する
    ことを特徴とする請求項2記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 印字すべき印字情報を入力する入力手段
    と、 印字テープと剥離テープとが積層されたテープ部材を搬
    送する搬送手段と、 前記印字テープの長手方向に前記印字情報を印字する印
    字手段と、 前記印字情報が印字された印字領域の境界で前記テープ
    部材の印字テープのみを幅方向に切断してラベルを形成
    する切断手段と、 枚数を指定して複数枚のラベルの印字を指示する印字指
    示手段と、 前記搬送手段、前記印字手段及び前記切断手段を制御し
    て前記印字指示手段で指示された複数枚のラベルを作成
    する制御手段と、 前記印字手段の印字回数に応じて計数を行う計数手段
    と、 前記制御手段に印字動作の中止を指示する印字中止指示
    手段とを備え、 前記制御手段は、 前記印字指示手段の指示に基づく複数枚のラベルの印字
    途中で前記印字中止指示手段によって印字動作の中止の
    指示があったときに、前記搬送手段及び前記印字手段を
    制御して前記計数手段の計数値を印字してから印字動作
    を終了するとともに、前記切断手段を制御して前記印字
    情報が印字された印字領域と前記計数値が印字された印
    字領域の境界で前記印字テープを切断することを特徴と
    する印字装置。
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