JP2002089125A - キャビネットのスライドドア構造 - Google Patents
キャビネットのスライドドア構造Info
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- JP2002089125A JP2002089125A JP2000287088A JP2000287088A JP2002089125A JP 2002089125 A JP2002089125 A JP 2002089125A JP 2000287088 A JP2000287088 A JP 2000287088A JP 2000287088 A JP2000287088 A JP 2000287088A JP 2002089125 A JP2002089125 A JP 2002089125A
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- Japan
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- door
- cabinet
- rollers
- roller
- slide
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- Pending
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
Abstract
一の状態に保持されるので外観品質が良好であり、ま
た、扉を開いたときにも扉がキャビネットの前方に突出
しない全く新規なキャビネットのスライドドア構造を提
供する。 【解決手段】 キャビネット本体の開口部側上下端部に
対設されたガイドレールと、これら上下のガイドレール
にスライド自在に嵌装されたローラが軸支されてなるス
ライドドアと、を有して構成されてなるキャビネットの
スライドドア構造を技術的前提とし、上記ローラは、上
記スライドドアの側板側上下に夫々配設される第1のロ
ーラと、スライドドアの内側上下に夫々配設される第2
のローラと、で構成されていると共に、上記上下のガイ
ドレールは、直線ガイド部と、上記各ローラをドア閉時
には該スライドドアと隣接するドアの表面と面一となる
位置に保持し、かつ、スライド時には各ローラを直線ガ
イド部へとガイドする短ガイド部と、で構成した。
Description
開口部を開閉する全く新しいスライドドアの構造に関す
る。
取り付けられる扉としては、従来、観音開き方式のもの
とスライドドア方式のものが公知である。
扉の場合には、開いた扉がキャビネット前方に突出した
状態となるため、身体と衝突して危険である、という問
題を有していると共に、ヒンジで扉をキャビネットに開
閉自在に保持する構造であるため、地震等で収納物が倒
れたりした衝撃で扉が開く虞れがある、という課題を有
していた。また、従来のスライドドア方式のものにあっ
ては、2枚の引き戸が同一面上をスライドするのではな
く、互いに偏位した異なるガイド溝をスライドするよう
に配置されるため、隣接するドア間に段差が発生し、外
観品質が損なわれる、という課題を有していた。
ものであって、その目的とするところは、扉が閉じてい
るときには、隣接する扉面が面一の状態に保持されるの
で外観品質が良好であり、また、扉を開いたときにも扉
がキャビネットの前方に突出しない全く新規なキャビネ
ットのスライドドア構造を提供しようとするものであ
る。
め、この発明にあっては、キャビネット本体の開口部側
上下端部に対設されたガイドレールと、これら上下のガ
イドレールにスライド自在に嵌装されたローラが軸支さ
れてなるガイドローラと、を有して構成されてなるキャ
ビネットのスライドドア構造を技術的前提とし、上記ガ
イドローラは、上記スライドドアの側板側上下に夫々配
設される第1のローラと、スライドドアの内側上下に夫
々配設される第2のローラと、で構成されていると共
に、上記上下のガイドレールは、直線ガイド部と、上記
各ローラをドア閉時には該スライドドアと隣接するドア
の表面と面一となる位置に保持し、かつ、スライド時に
は各ローラを直線ガイド部へとガイドする短ガイド部
と、で構成したことを特徴とするものである。
複数枚が並べられて配設されており、これら各スライド
ドアは、夫々が上記ガイドレールに沿ってスライド自在
であることを特徴とする。
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
係るキャビネットKは、天板1と両側板2,3と、底板
4と、背板(図示せず)と、で断面形状が略コ字状に形
成されたキャビネット本体5と、該キャビネット本体5
の開口部であって上記天板1の下面前縁部及び底板4の
上面前縁部に対設されたガイドレール6,7と、これら
上下のガイドレール6,7にスライド自在に嵌装された
複数のローラRが軸支されてなる左右一対の平板状のス
ライドドア8A,8Bと、から構成されている。尚、図
中符号9は上記スライドドア8A,8Bの表面側に取り
付けられた把手である。
A,8Bの側板側上下に夫々配設される第1の上ローラ
Roa及び第1の下ピンローラRobと、スライドドア
8A,8Bの内側上下に夫々配設される第2の上ローラ
Ria及び第2の下ピンローラRibと、で構成されて
いる。
に、軸ピン10に回転自在に軸支された円筒状のローラ
体11で構成されている。
に、軸ピン12に回転自在に軸支された皿状のローラ体
13で構成されており、該ローラ体13の直径寸法は前
記ローラ体11の直径よりも大径に形成されている。
下ピンローラRibは、図4に示すように、ピン状に形
成されている。
ビネット本体1の間口方向に延びる直線ガイド部6A
L,6ARと、上記スライドドア8A,8Bの各第1の
上ローラRoaが移動する直線短ガイド部6BL,6B
Rと、上記スライドドア8A,8Bの第2の各上ローラ
Riaが移動する弧状短ガイド部6CL,6CRと、が
連通接続されて形成されている。
ド部6BL,6BR及び弧状短ガイド部6CL,6CR
は、夫々角筒状に形成されており、その下面部長手方向
に沿って各ローラの軸ピン10,12がスライド自在に
嵌合されるスライド溝14が開設されていると共に、上
記角筒状体の天井部下面略中央には、上記軸ピン10の
上端部が嵌合保持される略逆凹状の溝15を画成する突
堰体16,16が長手方向に沿って突設されて形成され
ている。
記角筒状に形成されたガイドレール6のスライド溝14
と溝15とにスライド自在に嵌合された軸ピン10によ
って脱落規制されつつ移動自在に保持され、また、第2
の上ローラRiaは、スライド溝14にスライド自在に
嵌合された軸ピン12と皿状のローラ体13の外周面が
角筒状体の内周壁面に転動自在に当接する当たりによっ
て脱落規制されつつ上記ガイドレール6内を円滑に移動
するように構成されている。
と弧状短ガイド部6CL,6CRとは、スライドドア8
A,8Bの閉時には一方のスライドドア8A又は8Bと
隣接するスライドドア8B又は8Aの表面と面一となる
位置に保持し、かつ、スライド時には第1の上ローラR
oa及び第2の上ローラRiaを直線ガイド部6AL,
6ARへとガイドする長さを有してキャビネット本体1
の前後方向に延設されて形成されている。
ビネット本体1の間口方向に延びる直線ガイド部7A
L,7ARと、上記スライドドア8A,8Bの各第1の
上ローラRoaが移動する直線短ガイド部7BL,7B
Rと、上記スライドドア8A,8Bの第2の各上ローラ
Riaが移動する弧状短ガイド部7CL,7CRと、が
連通接続されて形成されている。
ド部7BL,7BR及び弧状短ガイド部7CL,7CR
は、上側ガイドレール6のようにローラが転動自在とな
る空間を必要としていないため、その溝形状は上記第1
の下ピンローラRobと第2の下ピンローラRibとが
スライド自在な溝幅を有して構成されている他は、基本
的な構造としては上側ガイドレール6と同様に構成され
ているので、その詳細な説明をここでは省略する。
ドドア8Aの作用について説明する。尚、隣接するスラ
イドドア8Bの作用は、上記スライドドア8Aと対称で
あるので、その詳細な説明は省略する。
ライドドア8Aを開ける場合には、把手9を把持してス
ライドドア8Aのキャビネット本体側板側を手前方向に
引き出す。
L)の終端部に位置する第2のローラRia(Rib)
は移動しないが、第1のローラRoa(Rob)は、直
線短ガイド部6BL(7BL)の終端部から直線ガイド
部6AL(7AL)との合流点までスライドし、その結
果、スライドドア8Aは、図8及び図9に示すように、
キャビネット本体側板側の端部がキャビネット本体1の
手前側に引き出され、かつ、スライドドア8B側端部が
キャビネット本体内へと移動し、スライドドア8Bと干
渉しない位置までスライドする。
ドドア8B側へと押圧すると、直線短ガイド部6BL
(7BL)と直線ガイド部6AL(7AL)との合流点
に位置していた第1のローラRoa(Rob)は、図1
0乃至図14に示すように、直線ガイド部6AL(7A
L)へとガイドされてスライドし他方の直線ガイド部6
AR(7AR)へと移動し、これに伴い第2のローラR
ia(Rib)は弧状短ガイド部6CL(7CL)の終
端部から直線ガイド部6AL(7AL)との合流点を経
て直線ガイド部6AL(7AL)から他方の直線ガイド
部6AR(7AR)へと移動し、スライドドア8Aは、
スライドドア8Bの裏に隠れた状態で全開状態にセット
される。この状態からスライドドア8Aを閉じる場合に
は、上記手順と逆の手順となる。
ローラRoaのローラ体11をガイドレール6,7の両
側板内側に当接しない大きさに形成したので、上記スラ
イドドア8Aの開閉操作時に摩擦抵抗がそれ程負荷しな
いため、スライド作動を軽快に行なうことができると共
に、第2のローラRia(Rib)はガイドレール6,
7の両側板内側に当接する皿状に形成されているため、
スライドドア8Aの引き出し操作時や全開位置まで押圧
する際のガタツキを防止しスムーズな開閉操作を行なう
ことができる。
a(Rib)を弧状短ガイド部6CL,6CRに沿って
ガイドするように構成したので、第2のローラRia
(Rib)の弧状短ガイド部6CL,6CRと直線ガイ
ド部6AL(7AL)との間の出入り作動を無理なく円
滑な作動で行なうことができる。
ドア構造にあっては、以上説明したように、扉が閉じて
いるときには、隣接する扉面が面一の状態に保持される
ので外観品質が良好であり、また、扉を開いたときにも
扉がキャビネットの前方に突出しない全く新規なキャビ
ネットのスライドドア構造を提供することができる。
構造が適用されたキャビネットの斜視図である。
底面図である。
平面図である。
る。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
全閉状態における位置関係を示す説明図である。
初動状態を示す斜視図である。
2のローラの位置関係を示す説明図である。
ガイドレールと第1及び第2のローラの位置関係を示す
説明図である。
けるガイドレールと第1及び第2のローラの位置関係を
示す説明図である。
た状態を示す斜視図である。
び第2のローラの位置関係を示す説明図である。
ルと第1及び第2のローラの位置関係を示す説明図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビネット本体の開口部側上下端部に
対設されたガイドレールと、これら上下のガイドレール
にスライド自在に嵌装されたローラが軸支されてなるス
ライドドアと、を有して構成されてなるキャビネットの
スライドドア構造において、上記ガイドローラは、上記
スライドドアの側板側上下に夫々配設される第1のロー
ラと、スライドドアの内側上下に夫々配設される第2の
ローラと、で構成されていると共に、上記上下のガイド
レールは、直線ガイド部と、上記各ローラをドア閉時に
は該スライドドアと隣接するドアの表面と面一となる位
置に保持し、かつ、スライド時には各ローラを直線ガイ
ド部へとガイドする短ガイド部と、で構成したことを特
徴とするキャビネットのスライドドア構造。 - 【請求項2】 前記スライドドアは、複数枚が並べられ
て配設されており、これら各スライドドアは、夫々が上
記ガイドレールに沿ってスライド自在であることを特徴
とする請求項1に記載のキャビネットのスライドドア構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000287088A JP2002089125A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | キャビネットのスライドドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000287088A JP2002089125A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | キャビネットのスライドドア構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002089125A true JP2002089125A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18770897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000287088A Pending JP2002089125A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | キャビネットのスライドドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002089125A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282323A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-10-13 | Inoue Kanamono Kk | フラット引戸 |
JP2009002152A (ja) * | 2008-08-11 | 2009-01-08 | Gac Corp | 収納庫 |
WO2009052656A1 (en) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Haworth Furniture (Shanghai) Co., Ltd. | Furniture system |
KR101674166B1 (ko) * | 2016-05-18 | 2016-11-08 | 주식회사 코아스 | 슬라이드 개폐장치 |
Citations (4)
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JPH03161677A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-11 | Okamura Corp | 陳列ケース等における引戸装置 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000287088A patent/JP2002089125A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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