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JP2002084876A - 防音壁における植物の栽培方法および緑化パネル装置 - Google Patents

防音壁における植物の栽培方法および緑化パネル装置

Info

Publication number
JP2002084876A
JP2002084876A JP2000283746A JP2000283746A JP2002084876A JP 2002084876 A JP2002084876 A JP 2002084876A JP 2000283746 A JP2000283746 A JP 2000283746A JP 2000283746 A JP2000283746 A JP 2000283746A JP 2002084876 A JP2002084876 A JP 2002084876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
plant
sound
insulating wall
soundproof wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000283746A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yanagawa
武士 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000283746A priority Critical patent/JP2002084876A/ja
Publication of JP2002084876A publication Critical patent/JP2002084876A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防音壁の最下段部に、植物を植えた植栽パッ
クをボックスに入れて設け、該ボックスから、上部に位
置する防音壁に向けて植物は繁茂し、これら防音壁に付
着する雨水等の水分を集めて、栽培する防音壁における
植物の栽培方法および緑化パネル装置を提供するもので
ある。 【解決手段】 防音壁Yが装着される支柱X間であっ
て、該支柱間の最下段部に、薄幅状のボックス1を、そ
して上部には防音壁を嵌挿して設け、該ボックス内に
は、立面登はん付着型の植物を植えた植栽パック2を設
け、ボックスの外部上方には、斜め上方に向けて傾斜す
る集水板4を設け、該ボックスの上部に位置する防音壁
に付着した水分をボックス内に集め、植物を栽培して防
音壁に配することを特徴とする防音壁における植物の栽
培方法および緑化パネル装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防音壁における植物の
栽培方法および緑化パネル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防音壁の道路路側帯において、緑
化が可能な場所には大気汚染の軽減化と道路全般の修景
化ということで緑化が行われて来た。
【0003】そして、これらの維持管理作業には、多大
の経費を必要とすると同時に、管理作業時に道路規制に
よる車両の渋滞を招いたり、場合によっては作業中に、
作業員が走行車両によって思わぬ人身事故に発展する場
合もあった。
【0004】また、路側帯のない橋梁部や高架道路部に
あっては、緑化そのものが不可能であるという欠点があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上記の各欠点を除去するために発明さたものであって、
防音壁の最下段部に、植物を植えた植栽パックをボック
スに入れて設け、該ボックスから、上部に位置する防音
壁に向けて植物は繁茂し、これら防音壁に付着する雨水
等の水分を集めて、栽培する防音壁における植物の栽培
方法および緑化パネル装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、防音
壁が装着される支柱間であって、該支柱間の最下段部
に、薄幅状のボックスをそして上部には防音壁を嵌挿し
て設け、該ボックス内には、立面登はん付着型の植物を
植えた植栽パックを設け、ボックスの外部上方には、斜
め上方に向けて傾斜する集水板を設け、該ボックスの上
部に位置する防音壁に付着した水分をボックス内に集
め、植物を栽培して防音壁に配することを特徴とする防
音壁における植物の栽培方法及び緑化パネル装置からな
るものである。
【0007】
【作用】この発明の使用にあたっては、防音壁が装着さ
れる支柱間であって、かつ、防音壁の最下段部に、薄幅
状のボックスをセットし、上部にそれぞれ防音壁を複数
段設置するものである。尚、植物は、立面登はん付着型
の植物であり、該植物を植栽パックに植え、活着を確認
の上、ボックスに入れて、セットすれば、後は、栽培育
成に必要な水分を始めとして養分等は土壌から得られ
る。尚、水分は降雨時に、上部の防音壁を伝って下部に
流れる雨水等を、集水板によりボックス内部に集めるも
のである。
【0008】
【実施例】次に、この発明の第1の最適な実施例を詳述
すると、防音壁(Y)が装着される支柱(X)間であっ
て、該支柱(X)間の最下段部に、薄幅状の片面型ボッ
クス(1)をそして上部には防音壁(Y)を嵌挿して設
け、該ボックス(1)内には、立面登はん付着型の植物
を植えた植栽パック(2)を入れ、人口培土(3)を設
け、ボックス(1)の外部上方には、斜め上方に向けて
傾斜する集水板(4)を設け、該ボックス(1)の上部
に位置する防音壁(Y)に付着した水分をボックス内に
集め、植物を栽培して防音壁に配することを特徴とする
防音壁における植物の栽培方法からなる。
【0009】そして、この発明の第2の最適な実施例を
詳述すると、防音壁(Y)が装着される支柱(X)間に
固定するための,固定手段を両端部に有する薄幅状の両
面型ボックス(1′)を、該支柱(X)間の最下段部に
設け、該ボックス(1′)内は、底面を除く他の五面
に、断熱材(5)で覆い、底部には保水預水槽(6)を
設け、これら断熱材(5)と保水預水槽(6)で覆われ
た内部には、立面登はん付着型の植物を植えた植栽パッ
ク(2)を設け、パーライト、赤玉土、複合土壌改良
材、化学肥料等からなる人口培土(3)を設け、該ボッ
クス(1′)の側面の下部付近には排水孔(7)、植穴
(8)を一または複数設け、上部付近には根がかり溝
(9)を、一または複数設けたことを特徴とする緑化パ
ネル装置からなるものである。
【0010】尚、片面型および両面型ボックス(1),
(1′)は、部材としては、鋼製、FRP製、擬木製、
GRC製であり、片面のみ使用する場合と、両面を使用
する場合があり、従って、植穴(8)も、斜め上方に向
けて傾斜する集水板(4)も、片面のみの設ける場合
と、両面に設ける場合とがある。
【0011】また、防音壁(Y)が装着される支柱
(X)間に固定するための,固定手段とは、その具体的
一例を述べれば、支柱(X)がH鋼の場合であれば、そ
の溝に嵌着する凸部を両端に形成した片面型および両面
型ボックス(1)(1′)を用いるものである。しか
し、この手段に限定されることはない。
【0012】また、植栽パック(2)は不織布で構成さ
れており、また、立面登はん付着型の植物とは、つる紫
陽花、のうぜん葛、オオイタビ、キズタ、ナツヅタ等付
着型の植物をパック内の人口培土にて根付けして、植物
を繁茂させるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上の構成よりなるものであ
り、この発明によれば、防音壁の道路路側帯において、
防音壁の最下段部にボックスを設け、該ボックス内より
防音壁に向けて植物を繁茂させることにより、都市温暖
化の防止、大気汚染の軽減化と道路全般の修景化が図
れ、また、市街地における高架部、橋梁部にも緑化が可
能である。
【0014】また、この方法によると、自然に任せて防
音壁全面に植物を繁茂させることができ、従来のよう
に、維持管理作業に多大の経費を必要とすることがな
く、経済的であり、さらに、管理作業時に道路規制によ
る車両の渋滞を招いたりすることもなく、従って、作業
員が走行車両による人身事故など生ぜず、安全である等
極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す片面型ボックスの拡大
断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す両面型ボックスの拡
大断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す固定手段の一部欠截拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 片面型ボックス 1′両面型ボックス 2 植栽パック 3 人口培土 4 集水板 5 断熱材 6 保水預水槽 7 排水孔 8 植穴 9 根がかり溝 Y 防音壁 X 支柱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防音壁が装着される支柱間であって、該
    支柱間の最下段部に、薄幅状のボックスを、そして上部
    には防音壁を嵌挿して設け、該ボックス内には、立面登
    はん付着型の植物を植えた植栽パックを設け、ボックス
    の外部上方には、斜め上方に向けて傾斜する集水板を設
    け、該ボックスの上部に位置する防音壁に付着した水分
    をボックス内に集め、植物を栽培して防音壁に配するこ
    とを特徴とする防音壁における植物の栽培方法。
  2. 【請求項2】 防音壁が装着される支柱間に固定するた
    めの,固定手段を両端部に有する薄幅状のボックスを、
    該支柱間の最下段部に設け、該ボックス内の全内部の面
    を断熱材で覆い、底部の部分は保水預水槽とも言うべき
    排水層部を設け、これらの上部部分には立面登はん付着
    型の植物を植えた植栽パックを挿入した土嚢体を設け、
    該ボックスの側面の下部付近には排水孔、植穴を一また
    は複数設け、上部付近には根がかり溝を一または複数設
    けたことを特徴とする緑化パネル装置。
JP2000283746A 2000-09-19 2000-09-19 防音壁における植物の栽培方法および緑化パネル装置 Pending JP2002084876A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480835B1 (ko) * 2002-07-02 2005-04-07 박기성 철망 블럭을 이용한 식생 방음벽
JP2009142232A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 I & Plus Co Ltd 差込可能な種子と栽培容器
CN113463543A (zh) * 2021-05-29 2021-10-01 上海亦境建筑景观有限公司 一种用于城市交通道路降噪的绿化带

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009142232A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 I & Plus Co Ltd 差込可能な種子と栽培容器
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