JP2002061537A - エンジンの自己診断装置および制御装置 - Google Patents
エンジンの自己診断装置および制御装置Info
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Abstract
ジンの応答特性の変化をエンジン運転中の広範な範囲で
高精度に検出可能とする。 【解決手段】 多気筒エンジンの気筒毎に空燃比を制御
する手段50と、排気管集合部の空燃比に比例した出力
をするリニアA/Fセンサ28を備え、特定の気筒の空
燃比を所定量だけ変化させ、リニア空燃比センサ28か
ら得られる信号からエンジン回転数に基づく振動成分の
振幅もしくは該周波数成分を抽出し該振幅もしくは該周
波数成分のパワーから空燃比検出手段の応答特性もしく
はエンジンの応答特性を検出する。
Description
使用されるエンジン(内燃機関)の自己診断装置および
制御装置に関し、特に、空燃比検出装置の異常を自己診
断する自己診断装置および制御装置に関するものであ
る。
C、CO、NOxを浄化するために、排気通路の途中に
三元触媒コンバータを取り付けることが従来より行われ
ている。三元触媒コンバータは、図20に示されている
ように、理論空燃比近傍においてのみ、HC、CO、N
Oxの三成分を高い効率で浄化する特性を有している。
において、図21に示されているように、理論空燃比に
てセンサ出力が急激に変化する出力特性をもつO2 セ
ンサによって排気ガス中の酸素の有無を検出し、O2
センサの出力に基づいて空燃比をフィードバック制御す
ることが行われている。
り精密な空燃比制御を可能とする空燃比制御システムと
して、図22に示されているように、空燃比(排気ガス
の酸素濃度)に対してリニアな出力特性を持つリニアA
/Fセンサを採用して空燃比をフィードバック制御する
システムが普及しつつある。
は、リニアA/Fセンサが何らかの理由により障害をき
たし、リニアA/Fセンサの出力特性が変化すると、理
論空燃比へのフィードバック制御精度が悪化し、排気ガ
スを十分に浄化できなくなる。このことからリニアA/
Fセンサの特性変化を検出するための方法、装置が従来
より提案されている。
従来技術の一つとして、特開平8−177575号公報
には、燃料カット開始時や燃料カット復帰時等、エンジ
ンへ供給する燃料供給量を変化させる前後のセンサ出力
より、燃料供給量変化時のセンサ出力変化率を求め、セ
ンサ出力変化率に基づいてリニアA/Fセンサの異常の
有無を判定する技術が示されている。
は、エンジンの運転条件の変化に伴い目標空燃比が移行
した際、目標空燃比の変化量とセンサ出力の変化量との
比較結果、もしくは目標空燃比の変化量と燃料噴射補正
量の変化量との比較結果によってセンサ異常の有無を判
定する技術が示されている。
系の特性は、種々の外乱の影響を受けるため、リニアA
/Fセンサの出力信号にはばらつきが存在する。したが
って診断(異常の有無判定)の回数が少ないと、十分な
診断精度が得られないことがある。
カット時あるいは目標空燃比変化時など、特定の運転条
件においてのみ診断を実施するものであり、診断機会は
決して多いとは言えず、診断精度の点において、必ずし
も良好とはいえない。また、センサ出力の変化量を演算
する場合には、ノイズの影響を受けやすく、同様に診断
精度の悪化を招くと考えられる。
めになされたものであって、その目的とするところは、
ほとんどあらゆる運転条件において、短時間に、かつ高
精度にリニアA/Fセンサの応答特性変化やエンジンの
運転状態を検出することができる自己診断装置、および
適切にエンジンの運転状態を制御する制御装置を提供す
ることにある。
く、本発明によるエンジンの自己診断装置は、多気筒エ
ンジンの気筒毎に空燃比を制御する手段と、排気管集合
部の空燃比に比例した出力をする空燃比検出手段と、気
筒毎の空燃比が不均一となるよう制御する手段と、気筒
毎の空燃比が不均一となる制御下において前記空燃比検
出手段から得られる信号の振幅から前記空燃比検出手段
の応答特性もしくはエンジン制御の応答特性を検出する
手段とを有しているものである。
た際に発生する排気管集合部の空燃比の振動を検出し、
その振幅から空燃比検出手段の応答特性もしくは空燃比
制御系の応答特性を検出することができる。また、本発
明によるエンジンの自己診断装置は、空燃比検出手段か
ら得られる信号で、エンジン回転数に基づく信号の振幅
から空燃比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御の
応答特性を検出するものである。
する排気管集合部における空燃比の振動の周期はエンジ
ン回転数に従うので、空燃比検出手段から得られる信号
でエンジン回転数と同期する信号成分の振幅から空燃比
検出手段の応答特性もしくはエンジン制御の応答特性を
検出する。また、本発明によるエンジンの自己診断装置
は、空燃比検出手段から得られる信号の振幅が所定値以
下であると空燃比検出手段の応答性異常と判断する手段
を有している。
置は、空燃比検出手段から得られる信号の振幅からエン
ジンが冷機時は燃料の性状を検出するものである。エン
ジン冷機時のときには、燃料性状による応答性変化が起
こり得るため、空燃比検出手段の応答性が正常な場合に
は、冷機時の応答性変化は燃料性状によるものと判断す
る。
置は、多気筒エンジンの気筒毎に空燃比を制御する手段
と、排気管集合部の空燃比に比例した出力をする空燃比
検出手段と、気筒毎の空燃比が不均一となるよう制御す
る手段と、気筒毎の空燃比が不均一となる制御下におい
て前記空燃比検出手段から得られる信号の周波数成分か
ら前記空燃比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御
の応答特性を検出する手段とを有しているものである。
た際に発生する排気管集合部の空燃比の振動の周波数成
分を検出し、その値に応じて空燃比検出手段の応答特性
もしくは空燃比制御系の応答特性を検出することができ
る。また、本発明によるエンジンの自己診断装置は、空
燃比検出手段から得られる信号で、エンジン回転数に基
づく周波数成分から空燃比検出手段の応答特性もしくは
エンジン制御の応答特性を検出するものである。
する排気管集合部における空燃比の振動の周期はエンジ
ン回転数に従うので、空燃比検出手段から得られる信号
でエンジン回転数と同期する信号の周波数成分から空燃
比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御の応答特性
を検出する。また、本発明によるエンジンの自己診断装
置は、空燃比検出手段から得られる信号でエンジン回転
数に基づく周波数成分の所定位相範囲内のパワーから空
燃比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御の応答特
性を検出するものである。
同期して振動するので、エンジン回転数に基づく周波数
成分の所定位相範囲内のパワーは特定の気筒にのみ施し
た空燃比変化量に比例する。しかし、空燃比検出手段の
応答特性が劣化してくると、集合部空燃比の振幅は小さ
くなる。したがって特定の気筒のみに施した空燃比変化
量と周波数成分のパワーとの比例関係の比例係数が変化
する。このことから空燃比検出手段の応答劣化が検出で
きる。
置は、空燃比検出手段から得られる信号でエンジン回転
数に基づく周波数成分の所定位相範囲内のパワーが所定
値以下のであると空燃比検出手段の応答性異常と判断す
る手段を有しているものである。また、本発明によるエ
ンジンの自己診断装置は、空燃比検出手段の応答特性が
異常と判断されたことを報知する手段を有しているもの
である。
置は、空燃比検出手段から得られる信号の周波数成分か
らエンジンが冷機時は燃料の性状を検出するものであ
る。エンジン冷機時のときには、燃料性状による応答性
変化が起こり得るため、空燃比検出手段の応答性が正常
な場合には、冷機時の応答性変化は燃料性状によるもの
と判断する。空燃比検出手段の応答特性が異常と判断さ
れたときには空燃比検出手段から得られる信号に基づい
て行う制御を停止するものである。
は、空燃比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御の
応答特性に基づいてエンジンの運転パラメータを制御す
る手段を有しているものである。これにより、理論空燃
比補正項演算部におけるPI制御の可変ゲイン制御等を
空燃比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御の応答
特性に基づいて行うことができる。
よるエンジン制御装置および自己診断装置が適用される
エンジンの全体システムを示している。エンジン10
は、多気筒エンジンで構成され、吸気系に、エアクリー
ナ12、吸気マニホールド13を接続されている。
し、吸気マニホールド13を経て各気筒の燃焼室11内
に流入する。流入空気量はアクセルペダル14と機械的
に連結されているスロットルバルブ15により主に調節
され、アイドル時にはバイパス用空気通路16に設けら
れたISCバルブ17によって空気量を調節してエンジ
ン回転数を制御することが行われる。
18、点火プラグ19が取り付けられている。燃料噴射
弁18より噴射された燃料は、吸気マニホールド13か
らの空気と混合され、燃焼室11内に流入して混合気を
形成する。燃焼室11内の混合気は所定の点火時期をも
って点火プラグ19から発生される火花により着火し、
燃焼する。
ルド20、三元触媒コンバータ21が接続されている。
エンジン10の排気ガスは、排気マニホールド10を経
て三元触媒コンバータ21に送り込まれる。排気ガス中
のHC,CO,NOxの各排気成分は三元触媒コンバー
タ21によって浄化され、大気中に排出される。
み込まれており、排気ガスの一部は排気還流通路22を
通って吸気側に還流される。排気ガスの還流量は排気還
流通路22の途中に設けられた排気ガス還流制御バルブ
23によって制御される。エンジン10には、センサ類
として、エアフロセンサ24、スロットル開度センサ2
5、クランク角センサ26、水温センサ27、リニアA
/Fセンサ28が設けられる。
し、スロットル開度センサ25はスロットルバルブ15
の開度を検出し、クランク角センサ26はエンジン10
のクランク軸10Aの回転角1度毎の信号および各気筒
のTDC信号を出力する。水温センサ27はエンジン1
0の冷却水温度を検出する。
と三元触媒コンバータ21との間に取り付けられてお
り、排気ガス中に含まれる酸素濃度に対して線形の出力
特性を持っている。排気中の酸素濃度と空燃比の関係は
ほぼ線形になっており、したがって排気ガスの酸素濃度
を検出するリニアA/Fセンサ28の出力信号より空燃
比を定量的に求めることが可能となる。
サ25、クランク角センサ26、水温センサ27、リニ
アA/Fセンサ28のそれぞれの信号はコントロールユ
ニット(ECU)30に送られ、コントロールユニット
30は、これらセンサ出力からエンジン10の運転状態
を得て、燃料の基本噴射量、点火時期の主要な操作量を
最適に演算する。コントロールユニット30で演算され
た燃料噴射量は開弁パルス信号に変換され、各気筒の燃
料噴射弁18に送られる。また、コントロールユニット
30で演算された点火時期にて点火されるよう、駆動信
号が点火プラグ19に送られる。
Fセンサ28の出力信号から、三元触媒コンバータ上流
の空燃比を算出し、燃焼室内混合気の空燃比が目標空燃
比となるよう前述の基本噴射量に逐次補正するフィード
バック制御を行う。コントロールユニット30は、リニ
アA/Fセンサ28の異常検出を行う診断機能を有して
おり、リニアA/Fセンサ28が異常と判定したときに
はセンサ異常警告ランプ29を点灯し、センサ異常を、
例えば運転者に報知する。
構成を図2を参照して説明する。を示したものである。
コントロールユニット30は、マイクロコンピュータに
よる電子制御式のものであり、相互にバス接続されたC
PU31、ROM32、RAM33、入出力ポート34
と、入力回路35と、燃料噴射弁駆動回路36と、点火
出力回路37とを有している。
ンサ24、スロットル開度センサ25、クランク角セン
サ26、水温センサ27、リニアA/Fセンサ28の各
センサ出力値を入力回路35に入力し、入力回路35に
てノイズ除去等の信号処理を行った後、入出力ポート3
4に転送する。各センサの入力値は、RAM33に保管
され、CPU31により演算処理される。演算処理の内
容を記述した制御プログラムはROM32に予め書き込
まれており、制御プログラムに従って演算された各アク
チュエータ作動量を表す値は、RAM33に保管された
後、入出力ポート34に送られる。
9の作動信号は、点火出力回路37内の一次側コイルの
通流時にはオンとなり、非通流時にはオフとなるオン・
オフ信号をセットされる。点火時期は作動信号がオンか
らオフになる時である。入出力ポート34にセットされ
た点火プラグ用の信号は点火出力回路37にて燃焼に必
要な十分なエネルギに増幅されて点火プラグ19に供給
される。
ンで、閉弁時がオフとなるオン・オフ信号をセットさ
れ、燃料噴射弁駆動回路36で燃料噴射弁18を開くに
十分なエネルギに増幅されて燃料噴射弁18に送られ
る。なお、燃料噴射弁18は気筒毎に独立に制御可能で
ある。つぎに、コントロールユニット30のROM21
に書き込まれ、CPU31が実行する制御プログラムに
ついて説明する。
び自己診断装置の実施の形態1の機能ブロック図であ
り、CPU31が制御プログラムを実行することによ
り、基本燃料噴射量演算部40、理論空燃比補正項演算
部41、応答特性検出許可判定部42、#1特定空燃比
補正量演算部43、振幅検出部44、応答特性指数演算
部45、A/Fセンサ異常判定部46の各制御ブロック
が具現される。
応答特性検出不許可時には、基本燃料噴射量演算部40
が算出する基本燃料制御操作量Tpと理論空燃比補正項
演算部41が算出するフィードバック制御操作量Lal
phaにより、全気筒の空燃比が理論空燃比となるよ
う、各気筒燃料噴射量Tiを演算する。これに対し、応
答特性検出許可時には、マニホールド20にて空燃比の
振動を起こすべく1番気筒#1の当量比のみ所定量増量
し、燃料噴射量Ti1とする。
量と回転数とに基づいて、任意の運転条件において、目
標トルクと目標空燃比を同時に実現する燃料噴射量(基
本燃料噴射量)を演算する。
基本燃料噴射量Tp=K(Qa/Ne・Cyl)を演算
する。ここに、Kは定数であり、流入空気量Qaに対し
て常に理論空燃比を実現するよう調節させる値である。
Neはエンジン回転数を、Cylはエンジン10の気筒
数を表す。
8によって検出される空燃比に基づいて、任意の運転条
件において、エンジン10の空燃比が理論空燃比となる
ようフィードバック制御を行う。具体的には、図5に示
されているように、目標空燃比(理論空燃比)Tabf
とA/Fセンサ検出空燃比Rabfとの偏差Dltab
fから、空燃比補正項LalphaをPI制御(比例・
積分制御)により演算する。空燃比補正項Lalpha
は前述の基本燃料噴射量Tpに乗ぜられ、エンジン10
の空燃比を理論空燃比となるようする。この時の排気マ
ニホールド20での空燃比は、図11に示されているよ
うに、概ね理論空燃比となる。
ある時、すなわち、後述するA/Fセンサ異常フラグF
afng=0の時には、Lalpha=1とし、A/F
センサ検出空燃比Rabfによるフィードバック制御は
行わない。なお、PI制御の各ゲインは、エンジン10
の応答特性を表す応答特性指数Indresに応じて可
変設定される。
定を行う。具体的には、図6に示されているように、エ
ンジン冷却水温Twn≧Twndag、かつエンジン回
転数変化率ΔNe≦DNedag、かつ空気流入量変化
率ΔQa≦Dqadag、かつ応答特性検出完了フラグ
Fcmpdag=0のとき、応答特性検出許可フラグF
pdag=1とし、応答特性の検出を許可する。それ以
外のときは応答特性検出禁止し、Fpdag=0とす
る。
edag、空気流入量変化率ΔQaの規定値Dqada
gは、予めパラメータ設定されている。なお、エンジン
回転数変化率ΔNe、空気流入量変化率ΔQaは、前回
ジョブで演算された値と今回ジョブで演算された値との
差とすることもできる。
ンジン10の特定の気筒として、1番気筒#1の空燃比
補正量の演算を行う。通常時、すなわち、応答特性検出
許可フラグFpdag=0のときには、前述の基本燃料
噴射量Tpおよび空燃比補正項Lalphaにより全気
筒の空燃比が理論空燃比となるよう各気筒燃料噴射量が
演算されるが、応答特性検出許可フラグFpdag=1
のときには、排気マニホールド20にて空燃比の振動を
起こすべく、1番気筒#1の当量比のみ所定量Kcho
s1だけ増量する。これにより、1番気筒#1の空燃比
のみがリッチ空燃比になる。
は、図12に示されているように、周期的に比較的大き
く変動する。この空燃比の振動の振幅は、図13に示さ
れているように、リニアA/Fセンサ28が正常であれ
ば、比較的大きい値を示し、劣化に伴い減少する。
Fpdag=1の時には1番気筒当量比変化量Chos
1この時の排気マニホールド20での空燃比は、図12
に示されているように、周期的に比較的大きく変動す
る。具体的には、図7に示されているように、Fpda
g=1の時には1番気筒当量比変化量Chos1=Kc
hos1とし、Fpdag=0の時にはChos1=0
とする。なお、1番気筒当量比変化量Kchos1の値
は、エンジン10および三元触媒コンバータ21の特性
に合わせて、排気性能が悪化しないよう設定するのが好
ましい。
正量演算部43によって1番気筒#1の空燃比が所定量
Kchos1だけ増量されている状態下でのA/Fセン
サ検出空燃比の振幅(周期的変動値)の検出を行う。
応答特性検出許可フラグFpdagのn回前の値が1、
かつ回転角度Ndegが所定角度Kdegの場合にサン
プリング許可フラグFsmp=1とし、A/Fセンサ検
出空燃比Rabfの値をサンプリングし、これを空燃比
サンプリング値Mrabfとする。
前の値を用いるのは、Fpdag=1としてから、実際
に排気マニホールド21の空燃比に振動(変動)が現れ
るまでには、エンジン10による遅れがあるためであ
る。また、1番気筒#1の空燃比をリッチにしたことに
より発生する空燃比の振動周期はエンジン回転数に従う
ので、所定角度KdegでA/Fセンサ検出空燃比Ra
bfのサンプリングを行う。回転角度Ndegはクラン
ク角センサ26から出力されるクランク回転角1度毎の
信号および各気筒のTDC信号から得られる。
には、空燃比サンプリング値Mrabfの積算値を計算
し、計算回数Cntを1ずつインクリメントする。な
お、計算回数Cntの初期値は0とする。Cnt=Cn
tmaxとなったとき、応答特性検出完了フラグFcm
pdag=1として積算値の計算を停止し、積算値を振
幅Mafとして出力する。計算回数設定値Cntmax
は実際の運転状態を考慮して、実現可能な値として設定
するのがよい。
1におけるPI制御の可変ゲイン制御のために、A/F
センサ検出空燃比の振幅より応答特性指数の演算を行
う。具体的には、図9に示されているように、振幅Ma
fを変換テーブルで変換して応答特性指数Indres
を得る。応答特性指数Indresは、例えば、時定数
に相当する値であり、伝達特性を表す代表的なパラメー
タである。
dresの相関関係を表す変換テーブルは振幅Mafと
時定数の関係を表す。PI制御のフィードバックゲイン
を決定する場合、応答特性指数Indresのように、
伝達特性を表すパラメータの方が扱いやすいので、PI
制御上、このような変換を行うものとする。
の異常判定を行う。具体的には、図10に示されている
ように、リニアA/Fセンサ28の応答性が劣化する
と、応答特性指数Indresが小さくなるから、応答
特性指数Indresが所定値(センサ異常判定値)L
indresより小さい場合には、A/Fセンサ応答性
異常と判断するものである。
indresの時には、応答性異常と判断してA/Fセ
ンサ異常フラグFafng=1とする。それ以外の時に
は、リニアA/Fセンサ28は正常と判断し、Fafn
g=0とする。A/Fセンサ異常フラグFafng=1
の時には、前述のように、リニアA/Fセンサ28によ
る空燃比フィードバック制御を停止する。また、A/F
センサ異常フラグFafng=1の時には、センサ異常
警告ランプ29を点灯し、例えば運転者に報知するのも
よい。
ンサ異常の判定値Lindresは、リニアA/Fセン
サ28の応答特性およびフィードバック制御の制御性か
ら適正値にパラメータ設定することができる。上述の処
理により、少なくともエンジン10のクランク軸10A
が2回転する間に空燃比の振幅が得られることから、空
燃比検出手段であるリニアA/Fセンサ28の応答特性
を短時間に診断することがができ、しかも、広範な運転
条件において実施可能であるので、診断機会が増え、外
乱の影響を受けにくい高精度の診断が行われるようにな
る。
ンジン制御装置および自己診断装置の実施の形態2の機
能ブロック図である。なお、図14において、図3に対
応する部分は、図3に付した符号と同一の符号を付け
て、その説明を省略する。なお、システム構成は、図
1、図2に示されている実施の形態1のものと同一であ
る。
とにより、基本燃料噴射量演算部40、理論空燃比補正
項演算部41、応答特性検出許可判定部42、#1特定
空燃比補正量演算部43、パワー検出部47、応答特性
指数演算部45’、A/Fセンサ異常判定部46の各制
御ブロックが具現される。
1の場合と同様に、通常時、すなわち応答特性検出不許
可時には、基本燃料噴射量演算部40が算出する基本燃
料制御操作量Tpと理論空燃比補正項演算部41が算出
するフィードバック制御操作量Lalphaにより、全
気筒の空燃比が理論空燃比となるよう、各気筒燃料噴射
量Tiを演算する。
ニホールド20にて空燃比の振動を起こすべく1番気筒
#1の当量比のみ所定量増量し、燃料噴射量Ti1とす
る。以下、各制御ブロックの詳細説明を行う。基本燃料
噴射量演算部40、理論空燃比補正項演算部41、応答
特性検出許可判定部42、#1特定空燃比補正量演算部
43、A/Fセンサ異常判定部46は、実施の形態1の
ものと同一であり、説明の重複を避けるため、これらの
説明は割愛する。
所定周波数のパワーの検出を行う。具体的には、図15
に示されているように、A/Fセンサ検出空燃比Rab
fをサンプリングし、FFTにより所定周波数のパワー
Powerおよび位相phaseを演算する。
もエンジン10が1回転する間で、Cyl/2が望まし
い。ここのCylは気筒数である。また、所定周波数は
fe/2が望ましい。ここにfeはエンジン回転数相当
周波数である。応答特性検出許可フラグFpdagのn
回前の値が1で、かつ位相が所定範囲にあるとき、すな
わちKphase1≦Phase≦Kphase2のと
き、サンプリング許可フラグFsmp=1とする。応答
特性検出許可フラグFpdagのn回前値を用いるの
は、やはり、Fpdag=1としてから実際に排気マニ
ホールド20の空燃比に振動が現れるまでには、エンジ
ン10による遅れがあるためである。
ことにより発生する空燃比の振動周期はエンジン回転数
に従うので、所定位相範囲Kphase1〜Kphas
e2の間に位相が現れたときのみ、1番気筒をリッチに
したことによって発生したパワーとする。Kphase
1およびKphase2はエンジンの伝達特性に合わせ
て設定する。サンプリング許可フラグFsmp=1のと
き、Powerの積算値Pafを計算し、計算回数Cn
tを1ずつインクリメントする。なお、計算回数Cnt
の初期値は0とする。
特性検出完了フラグFcmpdag=1として積算値の
計算を停止し、積算値をMafsとして出力する。Ma
fsは特定位相内でのA/Fセンサ検出空燃比の変化量
である。Cntmaxは実際の運転状態を考慮して、実
現可能な値として設定するのがよい。
いるように、リニアA/Fセンサ28が正常であれば、
比較的大きい値を示し、劣化に伴い減少するから、図1
6に示されているように、特定位相内でのA/Fセンサ
検出空燃比の変化量Mafsも、リニアA/Fセンサ2
8が正常であれば、比較的大きい値を示し、劣化に伴い
減少する。
41におけるPI制御の可変ゲイン制御のために、特定
位相でのA/Fセンサ検出空燃比の変化量より応答特性
指数の演算を行う。
に、特定位相でのA/Fセンサ検出空燃比の変化量Ma
fsを変換テーブルで変換して応答特性指数Indre
sを得る。応答特性指数Indresは、例えば、時定
数に相当する値であり、伝達特性を表す代表的なパラメ
ータである。
性指数Indresの相関関係を表す変換テーブルは空
燃比変化量Mafsと時定数の関係を表す。この場合
も、PI制御のフィードバックゲインを決定する場合、
応答特性指数Indresのように、伝達特性を表すパ
ラメータの方が扱いやすいので、PI制御上、このよう
な変換を行うものとする。
エンジン10のクランク軸10Aが2回転する間には特
定位相でのA/Fセンサ検出空燃比の変化が得られるこ
とから、空燃比検出手段であるリニアA/Fセンサ28
の応答特性を短時間に診断することがができ、しかも、
広範な運転条件において実施可能であるので、診断機会
が増え、外乱の影響を受けにくい高精度の診断が行われ
るようになる。
ジン冷却水温Twnが所定値Twndagの時に応答特
性の検出を行うようにしているが、エンジン冷機時、す
なわちエンジン冷却水温Twnが低いときでも、リニア
A/Fセンサ28が活性化していれば、実施可能であ
る。冷機時と暖機時のそれぞれで応答特性の検出を実施
し、双方の結果に差が発生した場合には冷機時の結果を
燃料性状判定に用いることも可能であることを付言して
おく。
本発明によるエンジン制御装置および自己診断装置の他
の実施の形態を示されている。なお、図18、図19に
おいて、図1、図3、図14に対応する部分は、図1、
図3、図14に付した符号と同一の符号を付けて、その
説明を省略する。
ンジン10の各気筒毎に空燃比を制御する気筒別空燃比
制御手段50と、気筒毎の空燃比が不均一となるよう制
御した空燃比制御下において空燃比検出手段であるリニ
アA/Fセンサ28から得られる信号(検出空燃比)の
振幅を検出する振幅検出手段51と、振幅検出手段51
によって検出された検出空燃比の振幅からリニアA/F
センサ28の応答特性を検出するリニアA/Fセンサ応
答特性検出手段52と、振幅検出手段51によって検出
された検出空燃比の振幅から空燃比制御系等のエンジン
制御応答特性を検出するエンジン制御応答特性検出手段
53とを具備している。
均一となるよう制御した空燃比制御下で、振幅検出手段
51によって検出される検出空燃比振幅から、リニアA
/Fセンサ応答特性あるいは空燃比制御系等のエンジン
制御応答特性を検出することができる。
ンジン10の各気筒毎に空燃比を制御する気筒別空燃比
制御手段50と、気筒毎の空燃比が不均一となるよう制
御した空燃比制御下において空燃比検出手段であるリニ
アA/Fセンサ28から得られる信号(検出空燃比)の
周波数成分を検出する周波数成分検出手段54と、周波
数成分検出手段54によって検出された検出空燃比の周
波数成分からリニアA/Fセンサ28の応答特性を検出
するリニアA/Fセンサ応答特性検出手段55と、周波
数成分検出手段54によって検出された検出空燃比の周
波数成分から空燃比制御系等のエンジン制御応答特性を
検出するエンジン制御応答特性検出手段56とを具備し
ている。
均一となるよう制御した空燃比制御下で、周波数成分検
出手段54によって検出された検出空燃比の周波数成分
から、リニアA/Fセンサ応答特性あるいは空燃比制御
系等のエンジン制御応答特性を検出することができる。
明によるエンジンの自己診断装置によれば、広範な運転
条件において複数回に亘って空燃比検出手段の応答特性
もしくはエンジンの応答特性を検出することが可能ある
ので、極めて高精度な診断が可能である。
よれば、自己診断装置による空燃比検出手段の応答特性
もしくはエンジンの応答特性の検出結果に基づいて適切
にエンジンの運転状態を制御することができる。
装置が適用されるエンジンの全体システムを示す構成図
である。
装置が適用されるエンジンのコントロールユニットの内
部構成を示すブロック図である。
装置の実施の形態1の機能ブロック図である。
装置における基本燃料噴射量演算部のブロック図であ
る。
装置における理論空燃比補正項演算部のブロック図であ
る。
装置における応答特性検出許可判定部のブロック図であ
る。
装置における#1特定空燃比補正量演算部のブロック図
である。
装置における振幅検出部のブロック図である。
装置における応答特性指数演算部のブロック図である。
断装置におけるA/Fセンサ異常判定部のブロック図で
ある。
ドの空燃比の波形図である。
ルドの空燃比の波形図である。
常時の排気マニホールドの空燃比の波形図である。
断装置の実施の形態2の機能ブロック図である。
断装置におけるパワー検出部のブロック図である。
の空燃比変化量変化量との関係を示すグラフである。
断装置における応答特性指数演算部のブロック図である
断装置の他の実施の形態を示す構成図である。
断装置の他の実施の形態を示す構成図である。
率を示すグラフである。
グラフである。
性を示すグラフである。
Claims (12)
- 【請求項1】 多気筒エンジンの気筒毎に空燃比を制御
する手段と、 排気管集合部の空燃比に比例した出力をする空燃比検出
手段と、 気筒毎の空燃比が不均一となるよう制御する手段と、 気筒毎の空燃比が不均一となる制御下において前記空燃
比検出手段から得られる信号の振幅から前記空燃比検出
手段の応答特性もしくはエンジン制御の応答特性を検出
する手段と、 を有していることを特徴とするエンジンの自己診断装
置。 - 【請求項2】 空燃比検出手段から得られる信号で、エ
ンジン回転数に基づく信号の振幅から空燃比検出手段の
応答特性もしくはエンジン制御の応答特性を検出するこ
とを特徴とする請求項1に記載のエンジンの自己診断装
置。 - 【請求項3】 空燃比検出手段から得られる信号の振幅
が所定値以下であると空燃比検出手段の応答性異常と判
断する手段を有していることを特徴とする請求項1また
は2に記載のエンジンの自己診断装置。 - 【請求項4】 空燃比検出手段から得られる信号の振幅
からエンジンが冷機時は燃料の性状を検出することを特
徴とする請求項1〜3の何れかに記載のエンジンの自己
診断装置。 - 【請求項5】 多気筒エンジンの気筒毎に空燃比を制御
する手段と、 排気管集合部の空燃比に比例した出力をする空燃比検出
手段と、 気筒毎の空燃比が不均一となるよう制御する手段と、 気筒毎の空燃比が不均一となる制御下において前記空燃
比検出手段から得られる信号の周波数成分から前記空燃
比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御の応答特性
を検出する手段と、 を有していることを特徴とするエンジンの自己診断装
置。 - 【請求項6】 空燃比検出手段から得られる信号で、エ
ンジン回転数に基づく周波数成分から空燃比検出手段の
応答特性もしくはエンジン制御の応答特性を検出するこ
とを特徴とする請求項5に記載のエンジンの自己診断装
置。 - 【請求項7】 空燃比検出手段から得られる信号でエン
ジン回転数に基づく周波数成分の所定位相範囲内のパワ
ーから空燃比検出手段の応答特性もしくはエンジン制御
の応答特性を検出することを特徴とする請求項5に記載
のエンジンの自己診断装置。 - 【請求項8】 空燃比検出手段から得られる信号でエン
ジン回転数に基づく周波数成分の所定位相範囲内のパワ
ーが所定値以下のであると空燃比検出手段の応答性異常
と判断する手段を有していることを特徴とする請求項7
に記載のエンジンの自己診断装置。 - 【請求項9】 空燃比検出手段の応答特性が異常と判断
されたことを報知する手段を有していることを特徴とす
る請求項3あるいは8に記載のエンジンの自己診断装
置。 - 【請求項10】 空燃比検出手段から得られる信号の周
波数成分からエンジンが冷機時は燃料の性状を検出する
ことを特徴とする請求項5〜9の何れかに記載のエンジ
ンの自己診断装置。 - 【請求項11】 請求項3あるいは請求項8に記載のエ
ンジンの自己診断装置を有し、空燃比検出手段の応答特
性が異常と判断されたときには空燃比検出手段から得ら
れる信号に基づいて行う制御を停止することを特徴とす
るエンジンの制御装置。 - 【請求項12】 請求項1あるいは請求項5に記載のエ
ンジンの自己診断装置を有し、空燃比検出手段の応答特
性もしくはエンジン制御の応答特性に基づいてエンジン
の運転パラメータを制御する手段を有していることを特
徴とするエンジンの制御装置。
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