JP2002061536A - 内燃機関の運転方法および装置 - Google Patents
内燃機関の運転方法および装置Info
- Publication number
- JP2002061536A JP2002061536A JP2001247046A JP2001247046A JP2002061536A JP 2002061536 A JP2002061536 A JP 2002061536A JP 2001247046 A JP2001247046 A JP 2001247046A JP 2001247046 A JP2001247046 A JP 2001247046A JP 2002061536 A JP2002061536 A JP 2002061536A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- internal combustion
- combustion engine
- enrichment
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/021—Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2250/00—Engine control related to specific problems or objectives
- F02D2250/18—Control of the engine output torque
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の燃料/空気混合物のリッチ化を最
適に制御する。 【解決手段】 高負荷範囲においておよび/または構造
部品の保護の理由から、リッチな混合物組成の方向に空
気/燃料混合物のリッチ化が行われる、内燃機関の運転
方法および装置が提案される。ドライバにより操作可能
なスイッチの切換状態および/または変速機位置の関数
として、内燃機関の出力を制御する設定値が、混合物の
リッチ化が行われないように制限される。該設定値とし
ては、目標トルク値、目標出力値、目標負荷値、目標絞
り弁位置値のいずれかである。切換要素が操作されたと
き、設定値を制限する制限値が設定される。該制限値
は、機関回転速度、標高、車両速度および/または排気
ガス温度の関数である。
適に制御する。 【解決手段】 高負荷範囲においておよび/または構造
部品の保護の理由から、リッチな混合物組成の方向に空
気/燃料混合物のリッチ化が行われる、内燃機関の運転
方法および装置が提案される。ドライバにより操作可能
なスイッチの切換状態および/または変速機位置の関数
として、内燃機関の出力を制御する設定値が、混合物の
リッチ化が行われないように制限される。該設定値とし
ては、目標トルク値、目標出力値、目標負荷値、目標絞
り弁位置値のいずれかである。切換要素が操作されたと
き、設定値を制限する制限値が設定される。該制限値
は、機関回転速度、標高、車両速度および/または排気
ガス温度の関数である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の運転方法
および装置に関するものである。
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の制御において、ある使用例に
おいては、高負荷範囲、特に全負荷範囲において種々の
理由から、供給される混合物がリッチ化され、これによ
りこの運転状態においては内燃機関がその他の運転状態
よりもリッチな混合物で運転される。このリッチ化の理
由は、リッチな混合物組成により利用可能なより高い出
力および/または理論混合物またはリーンな混合物によ
る運転において排気温度の上昇により損傷されることが
ある触媒および排気ベンド管のような構造部品の保護で
ある。後者の場合、燃料追加量の大部分は損傷の危険性
がある構造部品の冷却のために消費される。したがっ
て、上記の状況は、消費量の観点からもまた排気ガスの
観点からも不十分である。
おいては、高負荷範囲、特に全負荷範囲において種々の
理由から、供給される混合物がリッチ化され、これによ
りこの運転状態においては内燃機関がその他の運転状態
よりもリッチな混合物で運転される。このリッチ化の理
由は、リッチな混合物組成により利用可能なより高い出
力および/または理論混合物またはリーンな混合物によ
る運転において排気温度の上昇により損傷されることが
ある触媒および排気ベンド管のような構造部品の保護で
ある。後者の場合、燃料追加量の大部分は損傷の危険性
がある構造部品の冷却のために消費される。したがっ
て、上記の状況は、消費量の観点からもまた排気ガスの
観点からも不十分である。
【0003】ドイツ特許公開第3117945号に、ド
ライバがスイッチを介して、高負荷範囲においてこのリ
ッチ化を遮断ないし投入する可能性を有することが提案
されている。これは、気化器装置内および/または燃料
噴射装置内の弁を、スイッチの状態の関数として対応制
御することにより行われる。このような実行は、そのま
までは最新式の電子式機関制御装置に適用可能ではな
い。
ライバがスイッチを介して、高負荷範囲においてこのリ
ッチ化を遮断ないし投入する可能性を有することが提案
されている。これは、気化器装置内および/または燃料
噴射装置内の弁を、スイッチの状態の関数として対応制
御することにより行われる。このような実行は、そのま
までは最新式の電子式機関制御装置に適用可能ではな
い。
【0004】ドイツ特許公開第19619320号か
ら、特にドライバによる加速ペダルの操作の関数とし
て、または走行速度制御装置の出力信号の関数として、
内燃機関に対する目標トルクが決定され、この目標トル
クが少なくとも目標絞り弁角に変換され、この目標絞り
弁角により絞り弁の調節が行われ、したがって内燃機関
への空気供給量が所定のトルクを供給する方向で所定の
値に調節される。
ら、特にドライバによる加速ペダルの操作の関数とし
て、または走行速度制御装置の出力信号の関数として、
内燃機関に対する目標トルクが決定され、この目標トル
クが少なくとも目標絞り弁角に変換され、この目標絞り
弁角により絞り弁の調節が行われ、したがって内燃機関
への空気供給量が所定のトルクを供給する方向で所定の
値に調節される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関の燃料/空気
混合物のリッチ化を最適に制御することが本発明の課題
である。
混合物のリッチ化を最適に制御することが本発明の課題
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、高負荷範囲
においておよび/または構造部品の保護の理由から、リ
ッチな混合物組成の方向に空気/燃料混合物のリッチ化
が行われ、この場合、内燃機関が少なくとも1つの設定
値に基づいて運転される、内燃機関の運転方法におい
て、所定の条件が存在したとき、混合物のリッチ化が行
われないように設定値の制限が行われることを特徴とす
る本発明の内燃機関の運転方法により達成される。
においておよび/または構造部品の保護の理由から、リ
ッチな混合物組成の方向に空気/燃料混合物のリッチ化
が行われ、この場合、内燃機関が少なくとも1つの設定
値に基づいて運転される、内燃機関の運転方法におい
て、所定の条件が存在したとき、混合物のリッチ化が行
われないように設定値の制限が行われることを特徴とす
る本発明の内燃機関の運転方法により達成される。
【0007】上記課題はまた、出力信号を介して内燃機
関の所定の空燃比が供給される前記少なくとも1つの出
力信号を出力する制御装置を備え、この場合、この空燃
比が、高負荷範囲、特に全負荷範囲において、および/
または構造部品の保護の理由から、リッチな混合物の方
向にこの空燃比が補正され、この場合、内燃機関の出力
が少なくとも1つの設定値の関数として調節される、内
燃機関の運転装置において、少なくとも1つの条件が発
生したとき、混合物のリッチ化が行われないように前記
少なくとも1つの設定値の制限が行われることを特徴と
する本発明の内燃機関の運転装置により達成される。
関の所定の空燃比が供給される前記少なくとも1つの出
力信号を出力する制御装置を備え、この場合、この空燃
比が、高負荷範囲、特に全負荷範囲において、および/
または構造部品の保護の理由から、リッチな混合物の方
向にこの空燃比が補正され、この場合、内燃機関の出力
が少なくとも1つの設定値の関数として調節される、内
燃機関の運転装置において、少なくとも1つの条件が発
生したとき、混合物のリッチ化が行われないように前記
少なくとも1つの設定値の制限が行われることを特徴と
する本発明の内燃機関の運転装置により達成される。
【0008】電子式機関制御における高負荷範囲におい
てのリッチ化機能の遮断の有利な適合は、内燃機関がそ
の関数として制御される設定値を制限することにより達
成される。
てのリッチ化機能の遮断の有利な適合は、内燃機関がそ
の関数として制御される設定値を制限することにより達
成される。
【0009】これに関して、この制限が、機関制御の制
御構造に大きな変更を与えることなく、ドライバにより
操作可能な切換要素の関数として形成可能であることが
特に有利である。
御構造に大きな変更を与えることなく、ドライバにより
操作可能な切換要素の関数として形成可能であることが
特に有利である。
【0010】絞り弁位置またはトルクに対する設定値を
制限することにより、きわめて高い排気ガス温度に基づ
く構造部品の損傷が有効に回避されることが有利であ
る。これにより、触媒または排気ベンド管のような構造
部品の損傷を懸念することなく、燃料リッチ化の遮断に
よりもたらされる、燃料消費量および/または排気ガス
組成に関する利点が得られる。
制限することにより、きわめて高い排気ガス温度に基づ
く構造部品の損傷が有効に回避されることが有利であ
る。これにより、触媒または排気ベンド管のような構造
部品の損傷を懸念することなく、燃料リッチ化の遮断に
よりもたらされる、燃料消費量および/または排気ガス
組成に関する利点が得られる。
【0011】このような設定値の制限において、場合に
より測定技術を用いて測定される排気ガス温度が考慮さ
れ、および排気ガス温度の理由から必要なときにのみ内
燃機関の出力が制限されるように、設定値の制限が排気
ガス温度の関数であるときに特に有利である。
より測定技術を用いて測定される排気ガス温度が考慮さ
れ、および排気ガス温度の理由から必要なときにのみ内
燃機関の出力が制限されるように、設定値の制限が排気
ガス温度の関数であるときに特に有利である。
【0012】さらに、この制限により同時に、構造部品
の保護の理由からの混合物のリッチ化の遮断もまた行わ
れることが有利である。リッチ化を遮断するためのスイ
ッチとして、自動変速機制御において予め存在するスポ
ーツ・モードとエコノミー・モードとの間のドライバの
切換可能性が評価されることが有利である。
の保護の理由からの混合物のリッチ化の遮断もまた行わ
れることが有利である。リッチ化を遮断するためのスイ
ッチとして、自動変速機制御において予め存在するスポ
ーツ・モードとエコノミー・モードとの間のドライバの
切換可能性が評価されることが有利である。
【0013】スイッチの対応操作により常にかつ直ちに
リッチ化を有する運転すなわち制限のない運転への切換
が行われるので、クリティカルな状況において、例えば
追越し運転においてまたは坂道走行において、より大き
い出力を直ちに供給可能であることが特に有利である。
内燃機関が絞られて運転しているとき、すなわち高負荷
範囲以外で運転しているときにはじめて、エコノミー運
転への戻り、すなわち制限された運転への戻りが行われ
る。これにより、例えば追越し運転におけるスイッチの
誤操作または不適切な操作による出力の急低下が好まし
くない走行状況を発生することが有効に回避される。
リッチ化を有する運転すなわち制限のない運転への切換
が行われるので、クリティカルな状況において、例えば
追越し運転においてまたは坂道走行において、より大き
い出力を直ちに供給可能であることが特に有利である。
内燃機関が絞られて運転しているとき、すなわち高負荷
範囲以外で運転しているときにはじめて、エコノミー運
転への戻り、すなわち制限された運転への戻りが行われ
る。これにより、例えば追越し運転におけるスイッチの
誤操作または不適切な操作による出力の急低下が好まし
くない走行状況を発生することが有効に回避される。
【0014】他の実施形態においては、排気ガス温度が
所定の制限値を超えたとき、設定値の制限が中止されか
つ構造部品の保護の理由からの混合物のリッチ化が許容
されるように、排気ガス温度が考慮されることが有利で
ある。
所定の制限値を超えたとき、設定値の制限が中止されか
つ構造部品の保護の理由からの混合物のリッチ化が許容
されるように、排気ガス温度が考慮されることが有利で
ある。
【0015】走行速度制御範囲においても、リッチ化を
回避するために設定値の制限が行われることが特に有利
である。ここでは、走行速度制御装置の目標トルクの制
限が、リッチ化を作動させる値以下であることが有利で
ある。この後者の値がより大きい値にセットされた場
合、制限された運転状態においても、混合物のリッチ化
が行われることなく、常になお最大可能充填量を設定す
ることができる。
回避するために設定値の制限が行われることが特に有利
である。ここでは、走行速度制御装置の目標トルクの制
限が、リッチ化を作動させる値以下であることが有利で
ある。この後者の値がより大きい値にセットされた場
合、制限された運転状態においても、混合物のリッチ化
が行われることなく、常になお最大可能充填量を設定す
ることができる。
【0016】設定値に対する制限値が回転速度および/
または走行速度の関数であることが特に有利である。リ
ッチ化の抑制が対応スイッチを操作したときおよび/ま
たは最高ギヤ段を投入したときに行われることが特に有
利である。このようにして、例えば小さい勾配において
または大きな積載荷重においてリッチ化が有効に回避さ
れるので、特に走行速度制御モードにおいてきわめて経
済的な走行モードが達成される。
または走行速度の関数であることが特に有利である。リ
ッチ化の抑制が対応スイッチを操作したときおよび/ま
たは最高ギヤ段を投入したときに行われることが特に有
利である。このようにして、例えば小さい勾配において
または大きな積載荷重においてリッチ化が有効に回避さ
れるので、特に走行速度制御モードにおいてきわめて経
済的な走行モードが達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態により詳細に説明する。図1に多気筒内燃機関10の
ための制御装置が示されている。制御装置は電子式制御
ユニット12を含み、その電子式制御ユニット12は、
少なくとも1つのマイクロコンピュータ14、入力ユニ
ット16および出力ユニット18から構成されている。
入力ユニット16、出力ユニット18およびマイクロコ
ンピュータ14は、相互間のデータ交換のために通信系
統20を介して相互に結合されている。入力ユニット1
6に入力ライン22〜30が供給されている。ライン2
2はペダル位置を測定するための測定装置32から出て
おり、ライン24は機関回転速度を測定するための測定
装置34から出ており、ライン28は機関負荷を測定す
るための測定装置38から出ており、ライン30は走行
速度制御装置、駆動滑り制御装置、変速機制御および/
または機関トラクション・トルク制御のような少なくと
も1つその他の制御装置40から出ている。機関負荷を
測定するために、実施形態に応じてそれぞれ、空気質量
流量計、空気容積流量計または圧力センサが設けられて
いる。上記の運転変数のほかに、制御ユニットは、機関
温度、走行速度、標高、排気ガス温度等のような機関制
御のために重要なその他の変数を測定する。さらに、ド
ライバにより操作可能な切換要素の信号が読み込まれ、
この信号により、ドライバが経済的な運転を希望してい
るか否かかが通知される。走行速度制御装置はある実施
形態においては制御ユニット内に組み込まれているの
で、追加してさらに操作要素信号が供給される。
態により詳細に説明する。図1に多気筒内燃機関10の
ための制御装置が示されている。制御装置は電子式制御
ユニット12を含み、その電子式制御ユニット12は、
少なくとも1つのマイクロコンピュータ14、入力ユニ
ット16および出力ユニット18から構成されている。
入力ユニット16、出力ユニット18およびマイクロコ
ンピュータ14は、相互間のデータ交換のために通信系
統20を介して相互に結合されている。入力ユニット1
6に入力ライン22〜30が供給されている。ライン2
2はペダル位置を測定するための測定装置32から出て
おり、ライン24は機関回転速度を測定するための測定
装置34から出ており、ライン28は機関負荷を測定す
るための測定装置38から出ており、ライン30は走行
速度制御装置、駆動滑り制御装置、変速機制御および/
または機関トラクション・トルク制御のような少なくと
も1つその他の制御装置40から出ている。機関負荷を
測定するために、実施形態に応じてそれぞれ、空気質量
流量計、空気容積流量計または圧力センサが設けられて
いる。上記の運転変数のほかに、制御ユニットは、機関
温度、走行速度、標高、排気ガス温度等のような機関制
御のために重要なその他の変数を測定する。さらに、ド
ライバにより操作可能な切換要素の信号が読み込まれ、
この信号により、ドライバが経済的な運転を希望してい
るか否かかが通知される。走行速度制御装置はある実施
形態においては制御ユニット内に組み込まれているの
で、追加してさらに操作要素信号が供給される。
【0018】出力ユニット18に出力ライン42が接続
され、出力ライン42は内燃機関の吸気系46内に配置
されている電気操作式絞り弁44に通じている。さら
に、出力ライン48、50、52、54等が示され、こ
れらの出力ラインは内燃機関10の各シリンダ内に燃料
を供給するための調節装置と結合され、ないし各シリン
ダにおける点火角の設定のために使用される。
され、出力ライン42は内燃機関の吸気系46内に配置
されている電気操作式絞り弁44に通じている。さら
に、出力ライン48、50、52、54等が示され、こ
れらの出力ラインは内燃機関10の各シリンダ内に燃料
を供給するための調節装置と結合され、ないし各シリン
ダにおける点火角の設定のために使用される。
【0019】マイクロコンピュータ14内でプログラム
が実行され、プログラムは入力変数から出力変数を発生
し、出力変数は、内燃機関の空気供給量、燃料供給量、
点火角等を調節する。この場合、加速ペダル位置ならび
に場合によりその他の運転変数に基づいてドライバの希
望目標トルクが決定される。ある実施形態においてはさ
らに、走行速度制御手段を示すプログラムが存在する。
このプログラムは、目標速度を達成ないし保持するため
に、ドライバにより設定された目標速度と測定された実
際速度との間の差の関数として、内燃機関の上記のパラ
メータの制御により設定される目標トルク値を示す出力
変数を形成する。ある実施形態においては、この目標ト
ルク値から、次に処理するためにより大きい値が供給さ
れる。次に、目標トルク値は、例えば機関回転速度のよ
うな運転変数を考慮して目標絞り弁角に変換され、目標
絞り弁角は、測定された実際絞り弁角を考慮して位置制
御回路の範囲内で、電気操作式絞り弁44を操作するた
めの操作信号に変換される。この場合、絞り弁44の操
作は目標絞り弁角の実際測定角からの偏差の関数であ
る。目標トルク値を目標絞り弁角に変換するほかに、目
標トルク値の点火角設定目標値への変換および/または
目標トルク値の空気/燃料混合物設定目標値への変換が
行われる。この基本機能のほかに、追加機能例えば高負
荷運転状態(以下において全負荷状態という)における
混合物のリッチ化が存在する。この場合、全負荷運転状
態は、高負荷範囲を内燃機関のその他の運転範囲から区
別するしきい値を設定値が超えたとき、ドライバにより
または場合により走行速度制御装置により導かれたドラ
イバの希望に基づいて決定される。この場合、例えば、
目標混合物組成値の対応設定により、噴射燃料質量流量
または供給空気質量流量の対応補正により、リッチな空
気/燃料混合物が発生される。これにより、内燃機関の
より高いトルク、したがってより上昇された動力出力が
得られる。同様のことが構造部品の保護機能を作動させ
たときにも適用される。この機能もまた高負荷範囲にお
いてまたは遅れ点火角との長時間係合において作動さ
れ、かつリッチな混合物を形成する。
が実行され、プログラムは入力変数から出力変数を発生
し、出力変数は、内燃機関の空気供給量、燃料供給量、
点火角等を調節する。この場合、加速ペダル位置ならび
に場合によりその他の運転変数に基づいてドライバの希
望目標トルクが決定される。ある実施形態においてはさ
らに、走行速度制御手段を示すプログラムが存在する。
このプログラムは、目標速度を達成ないし保持するため
に、ドライバにより設定された目標速度と測定された実
際速度との間の差の関数として、内燃機関の上記のパラ
メータの制御により設定される目標トルク値を示す出力
変数を形成する。ある実施形態においては、この目標ト
ルク値から、次に処理するためにより大きい値が供給さ
れる。次に、目標トルク値は、例えば機関回転速度のよ
うな運転変数を考慮して目標絞り弁角に変換され、目標
絞り弁角は、測定された実際絞り弁角を考慮して位置制
御回路の範囲内で、電気操作式絞り弁44を操作するた
めの操作信号に変換される。この場合、絞り弁44の操
作は目標絞り弁角の実際測定角からの偏差の関数であ
る。目標トルク値を目標絞り弁角に変換するほかに、目
標トルク値の点火角設定目標値への変換および/または
目標トルク値の空気/燃料混合物設定目標値への変換が
行われる。この基本機能のほかに、追加機能例えば高負
荷運転状態(以下において全負荷状態という)における
混合物のリッチ化が存在する。この場合、全負荷運転状
態は、高負荷範囲を内燃機関のその他の運転範囲から区
別するしきい値を設定値が超えたとき、ドライバにより
または場合により走行速度制御装置により導かれたドラ
イバの希望に基づいて決定される。この場合、例えば、
目標混合物組成値の対応設定により、噴射燃料質量流量
または供給空気質量流量の対応補正により、リッチな空
気/燃料混合物が発生される。これにより、内燃機関の
より高いトルク、したがってより上昇された動力出力が
得られる。同様のことが構造部品の保護機能を作動させ
たときにも適用される。この機能もまた高負荷範囲にお
いてまたは遅れ点火角との長時間係合において作動さ
れ、かつリッチな混合物を形成する。
【0020】上記の混合物リッチ化機能は、まず第1
に、燃料消費量を上昇させるという欠点を有している。
したがって、ドライバが切換信号によりリッチ化を遮断
可能なように設計されている。触媒および/または排気
ベンド管のような構造部品が高負荷運転において過熱さ
れるのを防止するために、車両出力が制限されなければ
ならない。このとき、車両は各運転範囲において理論混
合物またはリーンな混合物を用いて走行されてもよい。
例えば自動選択レバーの連結リンクにあるスイッチによ
り、ドライバはリッチ化を遮断ないし再投入させる切換
信号を発生する。これにより、例えば高速道路上または
追越し運転において、必要に応じて機関の全出力を発生
させることができる。
に、燃料消費量を上昇させるという欠点を有している。
したがって、ドライバが切換信号によりリッチ化を遮断
可能なように設計されている。触媒および/または排気
ベンド管のような構造部品が高負荷運転において過熱さ
れるのを防止するために、車両出力が制限されなければ
ならない。このとき、車両は各運転範囲において理論混
合物またはリーンな混合物を用いて走行されてもよい。
例えば自動選択レバーの連結リンクにあるスイッチによ
り、ドライバはリッチ化を遮断ないし再投入させる切換
信号を発生する。これにより、例えば高速道路上または
追越し運転において、必要に応じて機関の全出力を発生
させることができる。
【0021】他の例においては、キック・ダウン点の到
達により、または重く感ずるペダル範囲の到達により、
キック・ダウン・スイッチの直前にリッチ化が投入され
る。後者の例はストッパの前の追加ばねにより形成され
る。したがって、追加のスイッチは回避される。場合に
より、リッチ化が投入されたとき、複合計器内のリッチ
化ランプが点灯する。
達により、または重く感ずるペダル範囲の到達により、
キック・ダウン・スイッチの直前にリッチ化が投入され
る。後者の例はストッパの前の追加ばねにより形成され
る。したがって、追加のスイッチは回避される。場合に
より、リッチ化が投入されたとき、複合計器内のリッチ
化ランプが点灯する。
【0022】好ましい実施形態は、構造部品の保護機能
の遮断と組み合わせた、場合により回転速度および/ま
たは標高の関数としての、絞り弁位置またはトルクの所
定の制限である。この場合、制限値は回転速度および/
または標高と共に上昇する。例えば変速機選択レバーの
連結リンクにある対応スイッチの信号が変速機制御装置
から機関制御装置に伝送される前記スイッチの位置の関
数として、リッチ化機能が投入または遮断される。好ま
しい実施形態においては、標準モードとして、リッチ化
機能が作動せずかつ絞り弁位置ないしトルクが制限され
ているモードが設けられる。クリティカルな状況(追越
し運転、坂道走行等)において、より大きい出力を直ち
に供給するために、制限のないモードへの切換は、スイ
ッチの操作において常にかつ直ちに行われる。制限され
たモードへの戻りは、機関が絞られて運転されるとき、
すなわち高負荷範囲から離れるときにはじめて行われ
る。これにより、スイッチの操作における出力の急低下
による好ましくない走行状況が防止される。
の遮断と組み合わせた、場合により回転速度および/ま
たは標高の関数としての、絞り弁位置またはトルクの所
定の制限である。この場合、制限値は回転速度および/
または標高と共に上昇する。例えば変速機選択レバーの
連結リンクにある対応スイッチの信号が変速機制御装置
から機関制御装置に伝送される前記スイッチの位置の関
数として、リッチ化機能が投入または遮断される。好ま
しい実施形態においては、標準モードとして、リッチ化
機能が作動せずかつ絞り弁位置ないしトルクが制限され
ているモードが設けられる。クリティカルな状況(追越
し運転、坂道走行等)において、より大きい出力を直ち
に供給するために、制限のないモードへの切換は、スイ
ッチの操作において常にかつ直ちに行われる。制限され
たモードへの戻りは、機関が絞られて運転されるとき、
すなわち高負荷範囲から離れるときにはじめて行われ
る。これにより、スイッチの操作における出力の急低下
による好ましくない走行状況が防止される。
【0023】好ましい実施形態においては、絞り弁位置
ないしトルクの制限値は、幾つかの車両において測定さ
れた排気ガス温度の関数である。これにより、排気ガス
温度を必要とするかぎりにおいてのみ機関出力を低減す
るように、この制限が制御されてもよい。したがって、
制限されたモードにおいてもある程度構造部品の保護が
可能である。これは、排気ガス温度が高くなればなるほ
ど絞り弁位置に対する制限値が小さくなることを意味す
る。
ないしトルクの制限値は、幾つかの車両において測定さ
れた排気ガス温度の関数である。これにより、排気ガス
温度を必要とするかぎりにおいてのみ機関出力を低減す
るように、この制限が制御されてもよい。したがって、
制限されたモードにおいてもある程度構造部品の保護が
可能である。これは、排気ガス温度が高くなればなるほ
ど絞り弁位置に対する制限値が小さくなることを意味す
る。
【0024】この方法の一実施形態が図2に流れ図によ
り示されている。この流れ図は制御ユニット12のマイ
クロコンピュータ14内で実行されるプログラムを示
す。所定の時点に実行されるプログラムがスタートした
後、第1のステップ100において、切換状態信号によ
り、ドライバが制限された運転(エコノ・モード)を投
入したかどうかが検査される。ドライバがエコノ・モー
ドを投入した場合、ステップ102においてマークが値
1にセットされる。それに続くステップ106におい
て、次に特性曲線群から、機関回転速度nmot、標高
fhoおよび場合により排気ガス温度tabの関数とし
て、絞り弁位置目標値に対する最大値DKMAXが決定
される。トルク目標値が制限されるべきとき、同様のこ
とが実行される。構造部品の保護の理由からリッチ化を
作動させることは、例えばマークのセットにより、ステ
ップ106において禁止される。
り示されている。この流れ図は制御ユニット12のマイ
クロコンピュータ14内で実行されるプログラムを示
す。所定の時点に実行されるプログラムがスタートした
後、第1のステップ100において、切換状態信号によ
り、ドライバが制限された運転(エコノ・モード)を投
入したかどうかが検査される。ドライバがエコノ・モー
ドを投入した場合、ステップ102においてマークが値
1にセットされる。それに続くステップ106におい
て、次に特性曲線群から、機関回転速度nmot、標高
fhoおよび場合により排気ガス温度tabの関数とし
て、絞り弁位置目標値に対する最大値DKMAXが決定
される。トルク目標値が制限されるべきとき、同様のこ
とが実行される。構造部品の保護の理由からリッチ化を
作動させることは、例えばマークのセットにより、ステ
ップ106において禁止される。
【0025】ステップ106の後にステップ108にお
いて、絞り弁位置目標値DKSOLLが、場合によりス
テップ106において決定された制限値に制限される。
その後ステップ118において、リッチ化機能のいずれ
かに対する条件が存在するかどうかが検査される。全負
荷リッチ化に関しては、目標値が、制限のときに達成可
能ではないしきい値と比較される。構造部品の保護機能
に関しては、作動化条件が検査される。構造部品の保護
機能が遮断されているとき、作動化は行われない。リッ
チ化が行われた場合、ステップ120において、混合物
組成に対する目標値λsollがリッチな範囲に移動さ
れ、一方、否定回答の場合、混合物組成は高負荷範囲以
外のような実際の運転状態に基づいて決定され、かつリ
ーンであってもよい。次にステップ122において、内
燃機関の設定されるべきパラメータ(空気、燃料、点
火)が場合により制限された目標値DKSOLL、排気
ガス組成に対する目標値等に基づいて制御される。
いて、絞り弁位置目標値DKSOLLが、場合によりス
テップ106において決定された制限値に制限される。
その後ステップ118において、リッチ化機能のいずれ
かに対する条件が存在するかどうかが検査される。全負
荷リッチ化に関しては、目標値が、制限のときに達成可
能ではないしきい値と比較される。構造部品の保護機能
に関しては、作動化条件が検査される。構造部品の保護
機能が遮断されているとき、作動化は行われない。リッ
チ化が行われた場合、ステップ120において、混合物
組成に対する目標値λsollがリッチな範囲に移動さ
れ、一方、否定回答の場合、混合物組成は高負荷範囲以
外のような実際の運転状態に基づいて決定され、かつリ
ーンであってもよい。次にステップ122において、内
燃機関の設定されるべきパラメータ(空気、燃料、点
火)が場合により制限された目標値DKSOLL、排気
ガス組成に対する目標値等に基づいて制御される。
【0026】ステップ100によりエコノ・モード運転
が投入されていない場合、ステップ110において、マ
ークが値1を有しているかどうかが検査される。これが
肯定の場合、これは、ドライバがエコノ・モード運転を
直前に遮断したことを意味する。このような切換は上記
のようには行われない。むしろステップ112におい
て、内燃機関が絞られて運転されているかどうか、すな
わち内燃機関の運転状態が高負荷範囲外に存在するかど
うかが検査される。これが否定の場合、ステップ106
がそれに続く。内燃機関が絞られて運転されている場
合、ステップ114によりマークが値0にセットされ、
その後、ステップ110の否定回答の場合にも導かれる
ステップ116において、制限値がその最大値(100
%)にセットされる。ステップ116の後に上記のよう
にステップ108が行われる。
が投入されていない場合、ステップ110において、マ
ークが値1を有しているかどうかが検査される。これが
肯定の場合、これは、ドライバがエコノ・モード運転を
直前に遮断したことを意味する。このような切換は上記
のようには行われない。むしろステップ112におい
て、内燃機関が絞られて運転されているかどうか、すな
わち内燃機関の運転状態が高負荷範囲外に存在するかど
うかが検査される。これが否定の場合、ステップ106
がそれに続く。内燃機関が絞られて運転されている場
合、ステップ114によりマークが値0にセットされ、
その後、ステップ110の否定回答の場合にも導かれる
ステップ116において、制限値がその最大値(100
%)にセットされる。ステップ116の後に上記のよう
にステップ108が行われる。
【0027】他の実施形態においては、絞り弁角の代わ
りに、機関制御の他の設定値、例えば負荷目標値、トル
ク目標値、出力目標値等が制限される。さらに、ある実
施形態においては、排気ガス温度が所定の制限値を超え
たとき、測定された排気ガス温度を考慮して、制限され
た運転から制限されない運転への自動切換が行われる。
りに、機関制御の他の設定値、例えば負荷目標値、トル
ク目標値、出力目標値等が制限される。さらに、ある実
施形態においては、排気ガス温度が所定の制限値を超え
たとき、測定された排気ガス温度を考慮して、制限され
た運転から制限されない運転への自動切換が行われる。
【0028】走行速度制御運転においてもまた同様な問
題が発生する。この場合、要求トルクが所定の制限値を
超えたとき、加速キーの操作において、またはリセット
・キーの操作において、要求トルクを制限することなく
全負荷リッチ化が行われる。このように、場合により、
小さい勾配においてまたは大きい車両の積載荷重におい
てリッチ化が予め作動される。典型的な運転状態は、高
速道路上で130または160km/hの希望速度ない
し目標速度が設定されかつ車両速度を遅くするために常
に再びブレーキ作動されるときである。したがって、変
速機のエコノミー設定において、最高ギヤ段においてし
ばしば加速され、この結果しきい値を超え、したがって
リッチ化されることになる。これにより、走行速度制御
装置を用いた走行においてもまた、走行制御装置なしの
走行に比較して、より高い消費量が設定される。
題が発生する。この場合、要求トルクが所定の制限値を
超えたとき、加速キーの操作において、またはリセット
・キーの操作において、要求トルクを制限することなく
全負荷リッチ化が行われる。このように、場合により、
小さい勾配においてまたは大きい車両の積載荷重におい
てリッチ化が予め作動される。典型的な運転状態は、高
速道路上で130または160km/hの希望速度ない
し目標速度が設定されかつ車両速度を遅くするために常
に再びブレーキ作動されるときである。したがって、変
速機のエコノミー設定において、最高ギヤ段においてし
ばしば加速され、この結果しきい値を超え、したがって
リッチ化されることになる。これにより、走行速度制御
装置を用いた走行においてもまた、走行制御装置なしの
走行に比較して、より高い消費量が設定される。
【0029】自動変速機を有する車両の場合、さらにい
わゆる振り子切換すなわち多数回の往復切換が発生する
ことがあり、これはさらに燃料を消費させることにな
る。以下に好ましい実施形態により説明されるように、
走行速度制御運転においては、特定の条件下において、
上記のリッチ化が抑制される。これは、リッチ化を作動
させるトルク値条件よりも小さい、走行速度制御装置に
より設定されるトルクに対する最大値が決定されること
により達成される。この最大値が110%の値にセット
された場合、リッチ化を遮断するためのより小さい制限
値にもかかわらず、この運転状態において混合物のリッ
チ化が行われることなく、常になお最大可能充填量(フ
ル・スロットル、絞り弁全開)が可能であろう。好まし
い実施形態においては、リッチ化の作動を防止するトル
ク限界値は機関回転速度および/または車両速度の関数
であり、この場合、傾向として、制限値は機関回転速度
の上昇および速度の上昇と共に増大する。好ましい実施
形態においては、トルク制限値の設定による全負荷リッ
チ化の抑制は、手動変速機においては第5速ギヤ段また
は第4速ギヤ段が投入されているとき、ないしは回転速
度および車両速度に基づいてそれが検出されたとき、自
動変速機においては切換位置「エコノミー」が取り入れ
られおよび/または最高ギヤ段が設定されているときに
のみ行われる。
わゆる振り子切換すなわち多数回の往復切換が発生する
ことがあり、これはさらに燃料を消費させることにな
る。以下に好ましい実施形態により説明されるように、
走行速度制御運転においては、特定の条件下において、
上記のリッチ化が抑制される。これは、リッチ化を作動
させるトルク値条件よりも小さい、走行速度制御装置に
より設定されるトルクに対する最大値が決定されること
により達成される。この最大値が110%の値にセット
された場合、リッチ化を遮断するためのより小さい制限
値にもかかわらず、この運転状態において混合物のリッ
チ化が行われることなく、常になお最大可能充填量(フ
ル・スロットル、絞り弁全開)が可能であろう。好まし
い実施形態においては、リッチ化の作動を防止するトル
ク限界値は機関回転速度および/または車両速度の関数
であり、この場合、傾向として、制限値は機関回転速度
の上昇および速度の上昇と共に増大する。好ましい実施
形態においては、トルク制限値の設定による全負荷リッ
チ化の抑制は、手動変速機においては第5速ギヤ段また
は第4速ギヤ段が投入されているとき、ないしは回転速
度および車両速度に基づいてそれが検出されたとき、自
動変速機においては切換位置「エコノミー」が取り入れ
られおよび/または最高ギヤ段が設定されているときに
のみ行われる。
【0030】排気ガス温度がきわめて高い場合、すなわ
ち排気ガス温度が所定のしきい値を超えた場合、このと
きは構造部品の保護の理由からリッチ化が要求されてい
るので、全負荷リッチ化の抑制は行われない。その代わ
りに、この場合もまた、制限値は排気ガス温度の関数と
して設定されてもよい。
ち排気ガス温度が所定のしきい値を超えた場合、このと
きは構造部品の保護の理由からリッチ化が要求されてい
るので、全負荷リッチ化の抑制は行われない。その代わ
りに、この場合もまた、制限値は排気ガス温度の関数と
して設定されてもよい。
【0031】全負荷リッチ化を抑制するためのより小さ
い制限値の設定は、同時に上記の振り子切換を防止する
簡単な手段を示し、この手段は特に冬期運転においては
好ましくない。
い制限値の設定は、同時に上記の振り子切換を防止する
簡単な手段を示し、この手段は特に冬期運転においては
好ましくない。
【0032】図3の流れ図は上記の方法の好ましい実施
形態を示す。この流れ図はプログラムを示し、プログラ
ムは制御ユニット12のマイクロコンピュータ14内で
実行される。図示のプログラムは、走行速度制御装置が
作動された場合、所定の時点で実行される。最初のステ
ップ200において、速度偏差に基づき所定の制御方式
により設定トルクMRFGRiが決定される。それに続
くステップ202において、トルクに対する設定値MR
FGRが、ステップ200において決定された設定値M
RFGRiと最大値MRFGRMAXとのいずれか小さ
いほうとして形成される。その後ステップ204におい
て、排気ガス温度tabがしきい値より大きいかどうか
が検査される。これが否定の場合、ステップ206にお
いて、エコノミー設定が行われているかどうかが検査さ
れる。これが否定の場合、ステップ208において、最
高ギヤ段が投入されているかどうかが問い合わされる。
これもまた否定の場合、ステップ204における肯定回
答の場合と同様に、ステップ210において、追加制限
値MRFGRMXEが最大値MAXにセットされる。ス
テップ206またはステップ208における回答が肯定
の場合、すなわちエコノミー設定が投入されている場
合、または最高ギヤ段が投入されている場合、ステップ
212により、追加最大値MRFGRMXEが、特性曲
線により、機関回転速度nmotおよび/または走行速
度vおよび/または排気ガス温度の関数として形成され
る。ステップ212ないし210の後にステップ214
において、トルクに対する設定値MRFGREが、ステ
ップ202からの値MRFGRとステップ212ないし
210において決定された最大値MRFGRMXEとの
いずれか小さいほうとして形成される。ステップ214
の後にステップ216において、形成された目標トルク
値MRFGREが全負荷リッチ化に対する所定のしきい
値MRFGRVLと比較される。要求値がしきい値を超
えた場合、ステップ218により全負荷リッチ化が可能
化され、逆の場合にはステップ220により全負荷リッ
チ化が抑制される。その後プログラムは終了され、次の
時点に改めて実行される。
形態を示す。この流れ図はプログラムを示し、プログラ
ムは制御ユニット12のマイクロコンピュータ14内で
実行される。図示のプログラムは、走行速度制御装置が
作動された場合、所定の時点で実行される。最初のステ
ップ200において、速度偏差に基づき所定の制御方式
により設定トルクMRFGRiが決定される。それに続
くステップ202において、トルクに対する設定値MR
FGRが、ステップ200において決定された設定値M
RFGRiと最大値MRFGRMAXとのいずれか小さ
いほうとして形成される。その後ステップ204におい
て、排気ガス温度tabがしきい値より大きいかどうか
が検査される。これが否定の場合、ステップ206にお
いて、エコノミー設定が行われているかどうかが検査さ
れる。これが否定の場合、ステップ208において、最
高ギヤ段が投入されているかどうかが問い合わされる。
これもまた否定の場合、ステップ204における肯定回
答の場合と同様に、ステップ210において、追加制限
値MRFGRMXEが最大値MAXにセットされる。ス
テップ206またはステップ208における回答が肯定
の場合、すなわちエコノミー設定が投入されている場
合、または最高ギヤ段が投入されている場合、ステップ
212により、追加最大値MRFGRMXEが、特性曲
線により、機関回転速度nmotおよび/または走行速
度vおよび/または排気ガス温度の関数として形成され
る。ステップ212ないし210の後にステップ214
において、トルクに対する設定値MRFGREが、ステ
ップ202からの値MRFGRとステップ212ないし
210において決定された最大値MRFGRMXEとの
いずれか小さいほうとして形成される。ステップ214
の後にステップ216において、形成された目標トルク
値MRFGREが全負荷リッチ化に対する所定のしきい
値MRFGRVLと比較される。要求値がしきい値を超
えた場合、ステップ218により全負荷リッチ化が可能
化され、逆の場合にはステップ220により全負荷リッ
チ化が抑制される。その後プログラムは終了され、次の
時点に改めて実行される。
【0033】リッチ化とは、上記のように、正常運転に
おいて使用される値からリッチな混合物の方向へ混合物
組成を移動させることと理解され、この場合、リッチな
混合物組成は必ずしもλ<1では達成されない。
おいて使用される値からリッチな混合物の方向へ混合物
組成を移動させることと理解され、この場合、リッチな
混合物組成は必ずしもλ<1では達成されない。
【0034】上記の条件および関数関係は走行速度制御
運転およびそれ以外において任意の組み合わせで使用さ
れる。上記のステップ201および210は他の実施形
態においては存在しない。この場合には、走行速度制御
装置はエコノミー・モードにある。これとは独立に構造
部品の保護が作動され、このとき構造部品の保護は混合
物をリッチ化し、または充填量を低減させる。
運転およびそれ以外において任意の組み合わせで使用さ
れる。上記のステップ201および210は他の実施形
態においては存在しない。この場合には、走行速度制御
装置はエコノミー・モードにある。これとは独立に構造
部品の保護が作動され、このとき構造部品の保護は混合
物をリッチ化し、または充填量を低減させる。
【図1】内燃機関の運転の電子式制御装置の全体ブロッ
ク回路図である。
ク回路図である。
【図2】高負荷範囲におけるリッチ化の抑制を実行する
ための、電子式制御ユニットの計算ユニット内で実行さ
れる第1の実施形態のプログラムの流れ図である。
ための、電子式制御ユニットの計算ユニット内で実行さ
れる第1の実施形態のプログラムの流れ図である。
【図3】高負荷範囲におけるリッチ化の抑制を実行する
ための、電子式制御ユニットの計算ユニット内で実行さ
れる第2の実施形態のプログラムの流れ図である。
ための、電子式制御ユニットの計算ユニット内で実行さ
れる第2の実施形態のプログラムの流れ図である。
10 内燃機関 12 電子式制御ユニット 14 マイクロコンピュータ 16 入力ユニット 18 出力ユニット 32 測定装置(ペダル位置) 34 測定装置(機関回転速度) 38 測定装置(機関負荷) 40 その他の制御装置 44 電気操作式絞り弁 46 吸気系 DK 設定パラメータ(絞り弁位置) DKMAX 絞り弁位置目標値の最大値 DKSOLL 絞り弁位置目標値 fho 標高 MAX 最大値 MRFGR トルク設定値 MRFGRE 目標トルク値 MRFGRi 速度偏差に基づくトルク設定値 MRFGRMAX トルク最大値 MRFGRMXE 追加制限値 MRFGREVL 全負荷リッチ化に対するしきい値 nmot 機関回転速度 tab 排気ガス温度 ti 設定パラメータ(燃料供給量) v 走行速度 αZ 設定パラメータ(点火角) Δv 速度偏差 λ 混合物組成 λsoll 混合物組成目標値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルブレヒト・クレメント ドイツ連邦共和国 71665 ヴァイヒンゲ ン,キーフェルンヴェーク 39 (72)発明者 イェンス・リーケーア ドイツ連邦共和国 70499 シユトゥット ガルト,ヴィッドゥムホフシュトラーセ 7 (72)発明者 マルティーン・フレーリヒ ドイツ連邦共和国 76351 リンケンハイ ム−ホフシュテッテン,グレンツシュトラ ーセ 8エー (72)発明者 カロリー−ハインツ・ネメス ドイツ連邦共和国 71711 シュタインハ イム−ムル,ベンツシュトラーセ 56 (72)発明者 ハンス・シュルテ ドイツ連邦共和国 71640 ルートヴィヒ スブルク,ヨーゼフ−ハイドン−シュトラ ーセ 9 Fターム(参考) 3G301 JA32 JA33 LA03 MA11 NE13 NE17 PA01Z PA07Z PA09Z PA17Z PD11Z PE01Z PF00Z PF01Z PF03Z
Claims (7)
- 【請求項1】 高負荷範囲においておよび/または構造
部品の保護の理由から、リッチな混合物組成の方向に空
気/燃料混合物のリッチ化が行われ、この場合、内燃機
関が少なくとも1つの設定値に基づいて運転される、内
燃機関の運転方法において、 所定の条件が存在したとき、混合物のリッチ化が行われ
ないように設定値の制限が行われることを特徴とする内
燃機関の運転方法。 - 【請求項2】 少なくとも1つの前記条件が、ドライバ
により操作可能なスイッチの切換状態および/または変
速機位置であることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記設定値が、目標トルク値、目標出力
値、目標負荷値または目標絞り弁位置値であることを特
徴とする請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 切換要素が操作されたとき、設定値を制
限する制限値が設定されることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記制限値が、機関回転速度、標高、車
両速度および/または排気ガス温度の関数であることを
特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 排気ガス温度が所定のしきい値を超えた
とき、および/または内燃機関の制御のための設定値が
所定の制限値を超えたとき、および/または構造部品を
過熱から保護するための機能が作動されたとき、リッチ
化が行われることを特徴とする請求項1ないし5のいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 出力信号を介して内燃機関の所定の空燃
比が供給される前記少なくとも1つの出力信号を出力す
る制御装置を備え、この場合、この空燃比が、高負荷範
囲、特に全負荷範囲において、および/または構造部品
の保護の理由から、リッチな混合物の方向にこの空燃比
が補正され、この場合、内燃機関の出力が少なくとも1
つの設定値の関数として調節される、内燃機関の運転装
置において、 少なくとも1つの条件が発生したとき、混合物のリッチ
化が行われないように前記少なくとも1つの設定値の制
限が行われることを特徴とする内燃機関の運転装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10039784.0 | 2000-08-16 | ||
DE2000139784 DE10039784B4 (de) | 2000-08-16 | 2000-08-16 | Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Brennkraftmaschine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061536A true JP2002061536A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=7652449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001247046A Abandoned JP2002061536A (ja) | 2000-08-16 | 2001-08-16 | 内燃機関の運転方法および装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061536A (ja) |
DE (1) | DE10039784B4 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2676749C2 (ru) * | 2016-08-26 | 2019-01-11 | Вячеслав Иванович Новоковский | Способ регулирования двигателя внутреннего сгорания при эксплуатации |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006015270B4 (de) * | 2006-04-01 | 2015-12-17 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Reduzierung des CO2-Ausstoßes in Kraftfahrzeugen |
DE102007059877B3 (de) * | 2007-12-12 | 2009-07-09 | Continental Automotive Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Begrenzung des abgegebenen Drehmoments einer fremdgezündeten Brennkraftmaschine |
DE102008003581B4 (de) * | 2008-01-09 | 2011-06-01 | Continental Automotive Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Verringerung der Abgastemperatur bei einem Kraftfahrzeug |
DE102008038820B4 (de) * | 2008-08-01 | 2010-04-15 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Leistungserhöhungsplanung für Systeme mit koordinierter Drehmomentsteuerung |
DE102009008002A1 (de) * | 2009-02-07 | 2010-08-12 | Daimler Ag | Anordnung zum Einstellen eines Kraftstoffverbrauchs eines Verbrennungsmotors in einem Kraftfahrzeug |
DE102019212085A1 (de) * | 2019-08-13 | 2021-02-18 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum Schutz einer Brennkraftmaschine vor zu hohen Abgastemperaturen |
DE102022202952A1 (de) | 2022-03-25 | 2023-09-28 | Psa Automobiles Sa | Verfahren zum Bauteilschutz eines in einem Brennraum eines Verbrennungsmotors eines Kraftfahrzeugs angeordneten Bauteils sowie verbrennungsmotorisch angetriebenes Kraftfahrzeug, das nach einem derartigen Verfahren betreibbar ist |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6198933A (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-17 | Toyota Motor Corp | 過給機付内燃機関の燃料噴射制御方法 |
JPH04350340A (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-04 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JPH10205375A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3117945C2 (de) * | 1981-05-06 | 1983-04-07 | Audi Nsu Auto Union Ag, 7107 Neckarsulm | Fahrzeug-Brennkraftmaschine mit Fremdzündung |
DE19619320A1 (de) * | 1995-10-07 | 1997-04-10 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Brennkraftmaschine |
-
2000
- 2000-08-16 DE DE2000139784 patent/DE10039784B4/de not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-08-16 JP JP2001247046A patent/JP2002061536A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6198933A (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-17 | Toyota Motor Corp | 過給機付内燃機関の燃料噴射制御方法 |
JPH04350340A (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-04 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JPH10205375A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2676749C2 (ru) * | 2016-08-26 | 2019-01-11 | Вячеслав Иванович Новоковский | Способ регулирования двигателя внутреннего сгорания при эксплуатации |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10039784A1 (de) | 2002-02-28 |
DE10039784B4 (de) | 2009-12-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4186438B2 (ja) | 無段変速機を備えた車両の制御装置 | |
JP4597156B2 (ja) | トルクディマンド型の内燃機関の制御装置 | |
JPH1182090A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2000221070A (ja) | 駆動ユニットの制御方法および装置 | |
JP2002061536A (ja) | 内燃機関の運転方法および装置 | |
US5893816A (en) | Engine idle rotation speed controller | |
US7377256B2 (en) | Method for operating a drive unit | |
JP3564520B2 (ja) | エンジンのアイドル回転数制御装置 | |
JPH11107825A (ja) | エンジンの空気量制御装置 | |
US7263429B2 (en) | Cruise idle speed control to enhance low speed and light throttle drivability | |
JPH09209800A (ja) | 内燃機関の吸入空気量制御装置 | |
JP3601254B2 (ja) | エンジンのアイドル回転数制御装置 | |
JPH0579562A (ja) | 車両のクリープ制御装置 | |
JP7468323B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JP3355679B2 (ja) | 車両用内燃機関の回転速度制御装置 | |
JP2001248487A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
KR100774311B1 (ko) | 자동차의 고지 연료 제어방법 | |
JPH11200928A (ja) | 車両用エンジンのアイドル回転数制御装置 | |
JP3161361B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JPH1018879A (ja) | 車両用内燃機関の吸気制御装置 | |
JPH01113562A (ja) | 自動変速機を備えた車両のエンジン制御装置 | |
JP2784014B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
JPH0291444A (ja) | 自動変速機付内燃機関のアイドル回転数制御装置 | |
JPH063177Y2 (ja) | デイ−ゼル機関の排気ガス再循環制御装置 | |
JPH0587235A (ja) | 車両のクリープ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100318 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20100618 |