JP2002056556A - 光ピックアップ装置及びチルト量検出方法 - Google Patents
光ピックアップ装置及びチルト量検出方法Info
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Abstract
囲な適用可能性を有すると共に、高精度にチルト量を検
出可能な高性能かつ小型化にも適した光ピックアップ装
置を提供する。 【解決手段】 記録媒体から反射された回折光を受光す
る受光手段と、受光手段において受光した反射光のう
ち、0次回折光と0次回折光以外の回折光のうち少なく
とも1つの回折光との干渉領域の光強度に基づいて当該
記録媒体のチルト量を検出する検出手段と、を有する。
Description
情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置、
特に、当該記録媒体のチルト量を検出する光ピックアッ
プ装置に関する。
量を有する追記型のDVD−R(Digital Versatile Dis
c - Recordable)、及び書換可能なDVD−RW(DVD -
Rewritable)、DVD−RAM(DVD - Random Acces
s Memory)等、種々の大容量デジタル光学式記録媒体の
開発が進められている。このような光ディスクの記録再
生装置では、一般に、記録又は再生時において光ディス
クを回転させた際、光ディスクの反りなどによって光ピ
ックアップから照射された光ビームの光軸と照射位置に
おける光ディスクの法線とにずれが生じる。このずれの
角度はチルト角と呼ばれ、主に光ディスクの半径方向
(以下、「ラジアル方向」と称する)で発生し、光学系
のコマ収差などの要因となる。従って、チルト角が生じ
ることにより、隣接するトラックとのクロストークやジ
ッターなどの信号劣化が引き起こされ、光ディスクの再
生品質に悪影響を与える。また、特にDVDのように高
密度記録を行う場合では、レーザビームのスポット径を
小さくするために、レーザ光の波長を短くし、対物レン
ズの開口数NAを大きくする必要があるため、チルト角
に対するマージンが小さくなる。すなわち、高密度記録
化によって、光ディスクが僅かに傾いていても隣接ピッ
トからの影響が無視できなくなり再生品質の大きな劣化
を招く。
ジアルチルト量をモニタするためのチルト信号が必要で
あるが、情報記録再生用の光学系とは別個にチルト量を
検出するためのチルトセンサを設けた場合では、光ピッ
クアップの焦点位置と当該チルトセンサによるチルト検
出位置が異なるために、正確なチルト量が得られない、
製造上のコストが嵩むと共に重くまた小型化が困難であ
るという欠点がある。また、当該チルトセンサの経年変
化等に起因して検出精度が低下するなど、種々の欠点を
有する。これらの欠点を回避するため、チルトセンサを
別途設けずにチルトを検出する種々の方法が開示されて
いる。
を別途設けずにチルトを検出するチルトサーボ装置とし
ては、例えば、特開平11−110769号公報に開示
されたものがある。当該チルトサーボにおいては、左右
の隣接トラックからのクロストーク量の差分をとること
でラジアルチルト信号を生成している。しかしながら、
クロストーク量を検出するための複雑な回路が必要であ
る。また、1ビーム系の光ピックアップで実現するため
には、クロストーク量を検出するためにディスクが3周
する間のデータをバッファに保存しておく必要がある。
さらに、データが既に記録されていることが必要である
ため、再生専用ディスク、あるいは書換可能ディスクの
場合では記録後の再生時にしか適用できない。
に開示されたチルト検出方法においては、DPP(Diff
erential Push-Pull)トラッキング信号とDPD(Diff
erential Phase Detection)トラッキング信号との差分
をとることでラジアルチルト信号を生成している。しか
しながら、CD−RやDVD−RWのグルーブ記録の場
合には3ビーム光学系が必須である。また、DPDトラ
ッキング信号を得る必要があるため、記録時に適用する
ためにはディスクにアドレス等のプリピット部が存在し
なければならない。
報に開示されたチルト検出方法においては、DVD−R
AMディスクのCAPA(Complimentary Allocated Pi
t Address)のように、トラック中心から左右に偏倚し
て配置された同一のプリピット列を再生した場合の信号
の変化量をモニタすることでラジアルチルト信号を生成
している。しかしながら、当該同一のプリピット列が存
在する場合にしか適用できない。従って、再生専用ディ
スクには適用できない。
あり、その目的とするところは、種々のディスク及び光
学系に適用できる広範囲な適用可能性を有すると共に、
高精度にチルト量を検出可能な高性能かつ小型化にも適
した光ピックアップ装置を提供することにある。
ップ装置は、記録媒体の記録面に光ビームを照射して情
報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置であ
って、記録媒体から反射された回折光を受光する受光手
段と、受光手段において受光した反射光のうち、0次回
折光と0次回折光以外の回折光のうち少なくとも1つの
回折光との干渉領域の光強度に基づいて記録媒体のチル
ト量を検出する検出手段と、を有することを特徴として
いる。
に光ビームを照射して情報の記録及び/又は再生を行う
記録媒体のチルト量を検出する方法であって、記録媒体
から反射された回折光を受光するステップと、受光する
ステップにおいて受光した反射光のうち、0次回折光と
0次回折光以外の回折光のうち少なくとも1つの回折光
との干渉領域の光強度に基づいて記録媒体のチルト量を
表すチルト信号を生成するステップと、を有することを
特徴としている。
つ詳細に説明する。尚、以下に説明する図において、実
質的に同等な構成要素には同一の参照符を付している。 [第1の実施例]図1は、本発明による光ピックアップ
装置の構成を概略的に示す図である。光源2から射出さ
れたレーザ光はコリメータレンズ3により平行光とさ
れ、回折格子4に入射される。回折格子4は、レーザ光
ビームを主ビームBM及び第1、第2の副ビームBS
1、BS2に分離する。すなわち、3ビーム構成の光ピ
ックアップ装置である。これらのビームBM、BS1、
BS2はビームスプリッタ5を透過し、λ/4波長板6
を通過して円偏光ビームとして対物レンズ7により集光
され、光ディスク8に照射される。光ディスク8の記録
面により反射された反射光ビームは、対物レンズ7、λ
/4波長板6及びビームスプリッタ5を経て集光レンズ
9により集光されて受光部(ディテクタ)10で検出さ
れる。ディテクタ10で検出された上記ビームBM、B
S1、BS2の各受光信号は図示しない信号処理部に供
給されると共に、後述するように、光ディスク8の反射
光ビームからチルト量を検出してチルト信号をするチル
ト信号生成部11に供給される。なお、上記信号処理部
においては、読み取りデータ信号が生成されると共に、
トラッキング及びフォーカス制御のための信号処理がな
される。
ある。ディテクタ10は、主ビーム用のセンタディテク
タ12、及び副ビーム用の2つのサイドディテクタ1
3、14から構成されている。センタディテクタ12
は、光ディスク8のラジアル方向に沿って2分割し更に
タンジェンシャル方向に沿って3分割して得られた領域
の各々に配された6個の受光素子を含む6分割ディテク
タであり、ビームスポット15を受光する。
る2組の受光素子のうち1組をタンジェンシャル方向に
沿って順にL1,L2,L3とし、他の1組をR1,R
2,R3とする。なお、以下においては説明の便宜のた
め、上記受光素子による検出信号についても同一の参照
符L1〜L3、R1〜R3を用いて説明する。センタデ
ィテクタ12の分割幅に関しては、中央部に位置する受
光素子L2及びR2の幅(W)が、ビームスポットの直
径を1としたときに、0.6(すなわち、W=0.6)
となるように分割されている。この値Wは、対物レンズ
7の開口数NA、光源の波長λ及びトラックピッチ(グ
ルーブピッチ)等によって変化するので、用いられる装
置に対して最適な値を選択すればよい。
ピッチ若しくはトラックピッチはλ/(2×NA)以上で
ある。この場合には、図3に示すように、光ディスクに
照射された光ビームはグルーブ17若しくはデータ記録
領域において回折され、少なくとも0次回折光21、+
1次回折光22及び−1次回折光23に分かれる。これ
らの回折光は光路中においてそれらの一部が互いに重な
り干渉領域25が生じる。すなわち、0次回折光21と
+1次回折光22との干渉領域25A、及び0次回折光
21と−1次回折光23との干渉領域25Bが生じる。
グルーブ17上にあり、ラジアルチルトが生じた場合の
センタディテクタ12上のスポット光強度分布を、ラジ
アルチルトが0.2°、0.4°、及び0.6°、ま
た、ラジアルチルトが0°の場合を図4に示す。また、
破線で示すようにディテクタ中心を通り、ラジアル方向
に平行な断面における光強度分布をスポット径を1に規
格化した相対スポット径に対して図5に示す。図5から
分かるように、ラジアルチルトが大きくなる程、回折光
の干渉領域の内周部27と外周部28との光強度差が大
きくなる。つまり、この内周部27と外周部28との光
強度差をモニタすればラジアルチルト量がわかる。ある
いは、内周部27及び外周部28の何れかと他の領域、
例えば、スポット中央部29との光強度差を検出するこ
とによってラジアルチルト量を知ることができる。
成部11の構成の一例を示すブロック図である。ディテ
クタ12は、上記した6分割ディテクタであり、光ディ
スク8のタンジェンシャル方向に沿って配された3個の
受光素子R1〜R3によって検出された信号のうち検出
信号R1及びR3は加算器31に供給されて加算され
る。加算信号(R1+R3)及び検出信号R2は減算器
32に供給され、加算信号(R1+R3)から検出信号
R2が減算されて、減算信号(R1−R2+R3)が減
算器33に供給される。一方、もう1組の検出信号L1
〜L3も同様な演算を施され、減算信号(L1−L2+
L3)が減算器33に供給される。減算器33におい
て、減算信号(L1−L2+L3)から減算信号(R1
−R2+R3)が減算され、ラジアルチルト信号とし
て、 S=(L1−L2+L3)−(R1−R2+R3) (1) が得られる。すなわち、この場合では、干渉領域25の
内周部27と外周部28との光強度差に基づいてラジア
ルチルト量を検出している。
ルチルト信号Sをプロットした結果を示す。ラジアルチ
ルト角に応じてラジアルチルト信号Sは単調に変化して
いる。従って、上記した方法によって得られるラジアル
チルト信号Sを用いることにより、良好なチルトサーボ
制御が可能であることがわかる。ここで、この際行った
トラッキングサーボ制御においては、ラジアルプッシュ
プル信号PrとしてPr=(L1+L2+L3)−(R
1+R2+R3)を用いた。また、光ディスクにはデー
タを未記録の状態とした。なお、データが記録された光
ディスクの場合では、検出信号にRF信号成分が含まれ
るが、ローパスフィルタによってRF信号成分を除去で
きるので、上記したのと同様なラジアルチルト信号Sを
得ることが可能である。
びR1〜R3の両方を用いたが、どちらか一方のみ、す
なわち、S=L1−L2+L3、もしくはS=R1−R
2+R3としてもよい。 [第2の実施例]本発明の第2の実施例であるチルト検
出方法について述べる前に、本実施例が特に有効に働
く、光軸ずれがある場合のラジアルチルト信号について
以下に説明する。
が偏心していると、トラッキングサーボにより対物レン
ズがラジアル方向に振られ、その結果、ディテクタ上の
スポットがラジアル方向にシフトする。すなわち、光軸
ずれ(δ)が生じる。光軸ずれ(δ)がある場合の、ラ
ジアルチルト信号強度のシミュレーション結果を図8に
示す。なお、この際、光軸ずれによるトラッキングオフ
セットをキャンセルするためにトラッキングサーボでは
DPP(Differential Push-Pull)トラッキング信号を
用いた。
場合を示すが、ラジアルチルトがゼロであるにも拘わら
ずラジアルチルト信号がゼロにならないことがわかる。
すなわち、ラジアルチルト信号にオフセットが生じるこ
とになる。図9は、光軸ずれ(δ)が0,3,6%に対
するラジアルプッシュプル信号Prのシミュレーション
結果を示している。図8及び図9から、ラジアルチルト
信号のオフセット量とラジアルプッシュプル信号Prの
大きさとは略比例していることがわかる。従って、第1
の実施例において説明したラジアルチルト信号S=(L
1−L2+L3)−(R1−R2+R3)をラジアルプ
ッシュプル信号Pr=(L1+L2+L3)−(R1+
R2+R3)で補正することによって、光軸ずれ(δ)
によってラジアルチルト信号に生じるオフセットを補正
することができる。すなわち、当該補正を行った後の補
正ラジアルチルト信号S’は次式で表される。 S’=(L1−L2+L3)−(R1−R2+R3)−α×Pr (2) ここで、αは所定の補正係数である。
るチルト検出方法を実行するためのディテクタ12及び
チルト信号生成部11の構成の一例を図10のブロック
図に示す。なお、ディテクタ12の構成は第1の実施例
の場合と同様である。光ディスク8のタンジェンシャル
方向に沿って配された3個の受光素子R1〜R3によっ
て検出された検出信号R1,R2,R3は、第1の実施
例の場合と同様に、加算器31及び減算器32によって
演算され、得られた信号(R1−R2+R3)は減算器
33に供給される。また、タンジェンシャル方向に沿っ
たもう1組の受光素子L1〜L3によって検出された検
出信号L1,L2,L3もまた加算器31及び減算器3
2によって演算され、得られた信号(L1−L2+L
3)は減算器33に供給される。減算器33においてラ
ジアルチルト信号S=(L1−L2+L3)−(R1−
R2+R3)が得られる。
L2,L3は、加算器35,36及び減算器37によっ
て演算され、ラジアルプッシュプル信号Pr=(L1+
L2+L3)−(R1+R2+R3)が減算器37から
係数演算器38に供給される。係数演算器38において
ラジアルプッシュプル信号Prに補正係数(α)が乗算
される。減算器39においてラジアルチルト信号Sから
補正値α×Prが減算され、補正ラジアルチルト信号
S’={(L1−L2+L3)−(R1−R2+R
3)}−α×Prが得られる。
した場合におけるラジアルチルトに対する補正ラジアル
チルト信号S’を、光軸ずれδ=0,3,6%をパラメ
ータとしてプロットした結果を示す。光軸ずれ(δ)が
生じた場合であっても補正ラジアルチルト信号S’には
オフセットが生じていない。従って、上記した方法によ
って得られる補正ラジアルチルト信号S’を用いること
により、良好なチルトサーボ制御が可能であることがわ
かる。
ーボを行った場合を示したが、3ビーム法でも同様な効
果が得られる。また、ここでは補正係数α=0.2とし
たが、用いられる光学系のデザイン、ディスクの種類等
に応じて適宜定めるようにすればよい。さらに、再生時
でれば、DPD信号でトラッキングサーボを行うことが
できるので、1ビーム構成の光ピックアップに対しても
本方法を適用することが可能である。 [第3の実施例]上記した実施例に加え、さらに別の方
法で光軸ずれによるラジアルチルト信号のオフセットを
キャンセルするすることも可能である。本発明の第3の
実施例においては、タンジェンシャルプッシュプル信号
を用いてラジアルチルト信号を得ている。本発明の第3
の実施例であるチルト検出装置について述べる前に、タ
ンジェンシャルプッシュプル信号及び光軸ずれの関係に
ついて以下に詳細に説明する。
るランド(L)、グルーブ(G)及び照射光ビームのス
ポットを、ディテクタと共に示す。ディテクタとして
は、説明の簡便さのため、4分割ディテクタを例に説明
する。図に示すように、光ビームがランド・プリピット
(LPP)を走査すると、タンジェンシャルプッシュプ
ル信号の振幅TPP14(すなわち、TPP14=DET1−DET
4)及びTPP23(TPP23=DET2−DET3)を得ることが
できる。しかしながら、光軸ずれ(δ)がある場合に
は、図13に示すように、タンジェンシャルプッシュプ
ル信号振幅TPP14及びTPP23の振幅は異なる。
本実施例においては、タンジェンシャルプッシュプル信
号を用いて光軸ずれの影響を除去している。
ィテクタ12及びチルト信号生成部11の構成の一例を
示すブロック図である。ディテクタ12は、光ディスク
8のラジアル方向に沿って2分割し更にタンジェンシャ
ル方向に沿って4分割して得られた領域の各々に配され
た8個の受光素子を含む8分割ディテクタである。光デ
ィスク8のタンジェンシャル方向に沿って配された4個
の受光素子R1〜R4によって検出された検出信号R
1,R2,R3,R4は増幅利得GRを有する増幅器4
1によって増幅される。増幅された信号は、第1の実施
例の場合と同様に、加算器31及び減算器32によって
演算され、得られた信号GR×(R1−R2−R3+R
4)は減算器33に供給される。また、当該増幅された
信号は、加算器37及び減算器38によって演算され、
得られた信号GR×(R1+R2−R3−R4)は振幅
コンパレータ43に供給される。
3,L4もまた、増幅利得GLを有する増幅器42によ
って増幅された後、上記したのと同様な処理を施され
る。すなわち、得られた信号GL×(L1−L2−L3
+L4)は減算器33に供給され、また、信号GL×
(L1+L2−L3−L4)は振幅コンパレータ43に
供給される。
ンシャルプッシュプル信号振幅PT R(=R1+R2−
R3−R4)及びPTL(=L1+L2−L3−L4)
の増幅利得GR及びGLを調整する信号を増幅器41及び
増幅器42に送り、GR×(R1+R2−R3−R4)
及びGL×(L1+L2−L3−L4)が実質的に等し
くなるように制御する。これにより、光軸ずれ(δ)に
よってラジアルチルト信号に生じるオフセットを補正す
ることができる。すなわち、当該補正を行った後の補正
ラジアルチルト信号S’は次式で表される。 S’=GL×(L1−L2−L3+L4) −GR×(R1−R2−R3+R4) (3) なお、ここで、タンジェンシャルプッシュプル信号振幅
PTR及びPTLは、受光素子L1〜L4及びR1〜R4
の各々の信号振幅のピーク−トゥ−ピーク値をホールド
し、これらの演算により求めている。
た利得制御を行わなかった場合と行った場合についてそ
れぞれ図15、図16に示す。なお、光軸ずれ(δ)は
6%とした。図15に示すように、利得制御を行わない
場合には、2つのタンジェンシャルプッシュプル信号振
幅PTR及びPTLは異なり、ラジアルチルト信号にはオ
フセットが生じている。一方、利得制御を行った場合に
は、ラジアルチルト信号のオフセットは補正されてい
る。従って、上記した方法によって得られる補正ラジア
ルチルト信号S’を用いることにより、良好なチルトサ
ーボ制御が可能であることがわかる。 [その他の実施例]上記した第3の実施例においては、
ディテクタとして8分割ディテクタを用いた場合を例に
説明したが、例えば、図17に示すように、6分割ディ
テクタを用い、第3の実施例と同様なチルト信号生成処
理を行ってもよい。この場合、補正ラジアルチルト量を
表す補正ラジアルチルト信号S’は、S’=GL×(L
1−L2+L3)−GR×(R1−R2+R3)で表さ
れ、また、タンジェンシャルプッシュプル信号振幅PT
R及びPTLは、PTL=L1−L3、PTR=R1−R3
で表される。
ィテクタの分割形状は、回折光の干渉領域における内周
部と外周部との光強度の差を検出可能な形状であれば、
任意の形状であってもよい。例えば、図18,19,2
0に示すように、干渉領域の内周部及び外周部の光強度
分布に応じた形状とすることができる。なお、これらの
図において、破線は光強度分布、実線は分割区画を示し
ている。
くとも1の干渉領域内の光強度差を検出可能であればよ
い。例えば、図21に示すように、1つの干渉領域(R
側及びL側のうち1つ)に対応するディテクタ部分が分
割された形状となっていてもよい。さらに、上記した種
々の実施例においては、+1次回折光又は−1次回折光
との干渉領域の場合について説明したが、これに限定さ
れない。2次以上の回折光の干渉領域の光強度分布を利
用してもよい。
用いたトラッキングサーボを行った場合を示したが、3
ビーム法や一般的なプッシュプル法でも同様な効果が得
られる。なお、一般的なプッシュプル法を用いる場合に
は、1ビーム構成の光ピックアップでよい。また、上記
した実施例は例示であり、光記録媒体の種類、用いられ
る光ピックアップ光学系等に応じて適宜改変して、また
は組み合わせて適用することができる。
リピットの有無に関わらず、グルーブ若しくはピット列
が存在するディスクであれば適用可能である。すなわ
ち、プッシュプル信号が得られる全てのディスク、例え
ば、DVD−R、DVD−RW、及びDVD−RAM等
のディスクに対して適用することができる。また、いず
れのディスクの場合であっても1ビーム構成で実現でき
るため、光ピックアップの光学系、及び信号処理回路等
も非常に簡単である。
明によれば、プリピットが存在しないディスクのデータ
記録時や1ビーム構成の光ピックアップなど種々のディ
スク及び光学系に適用できる広範囲な適用可能性を有す
ると共に、高精度にチルト量を検出可能な高性能かつ小
型化にも適した光ピックアップ装置を実現できる。
的に示す図である。
0の構成を示す図である。
及び±1次回折光を模式的に示す斜視図である。
タ上のスポット光強度分布を示す図である。
ィテクタ中心を通り、ラジアル方向に平行な断面におけ
る光強度分布をスポット径を規格化した相対スポット径
に対して示す図である。
成の一例を示すブロック図である。
ト角に対してラジアルチルト信号Sをプロットした図で
ある。
信号強度のシミュレーション結果を示す図である。
ルプッシュプル信号Prのシミュレーション結果を示す
図である。
及びチルト信号生成部11の構成の一例を示すブロック
図である。
ルトに対する補正ラジアルチルト信号S’を、光軸ずれ
δ=0,3,6%をパラメータとしてプロットした図で
ある。
(L)、グルーブ(G)及び照射光ビームのスポット、
及びディテクタを示す図である。
がある場合のタンジェンシャルプッシュプル信号TPP
14及びTPP23の振幅を示す図である。
及びチルト信号生成部11の構成の一例を示すブロック
図である。
行わなかった場合の、ラジアルチルト信号強度及びタン
ジェンシャルプッシュプル信号振幅をラジアルチルト角
に対して示す図である。
行なった場合の、ラジアルチルト信号強度及びタンジェ
ンシャルプッシュプル信号振幅をラジアルチルト角に対
して示す図である。
テクタを用いたチルト信号生成部11の構成の一例を示
すブロック図である。
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
を検出するディテクタの分割形状の改変例の一例を示す
図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 記録媒体の記録面に光ビームを照射して
情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置で
あって、 前記記録媒体から反射された回折光を受光する受光手段
と、 前記受光手段において受光した反射光のうち、0次回折
光と前記0次回折光以外の回折光のうち少なくとも1つ
の回折光との干渉領域の光強度に基づいて前記記録媒体
のチルト量を検出する検出手段と、を有することを特徴
とする光ピックアップ装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記干渉領域の外周部
及び内周部の光強度差に基づいて前記記録媒体のチルト
量を検出することを特徴とする請求項1に記載の光ピッ
クアップ装置。 - 【請求項3】 前記検出手段は、前記干渉領域のうち少
なくとも1の干渉領域の光強度に基づいて前記チルト量
を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の光ピ
ックアップ装置。 - 【請求項4】 前記受光手段は、前記記録媒体のタンジ
ェンシャル方向に沿って3分割して得られた領域の各々
に配された3個の受光素子を含む3分割ディテクタであ
り、前記受光素子の受光信号を前記タンジェンシャル方
向に沿って順にL1,L2,L3としたとき、前記ラジ
アルチルト量を表すラジアルチルト信号Sは、 S=L1−L2+L3 で表されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
か1に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項5】 前記少なくとも1つの回折光は、+1次
回折光及び−1次回折光のうちいずれか1を含むことを
特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載の光ピ
ックアップ装置。 - 【請求項6】 前記記録媒体は回転記録媒体であり、前
記検出手段は、前記記録媒体のラジアル方向における回
折光干渉領域の光強度に基づいて前記記録媒体のラジア
ルチルト量を検出することを特徴とする請求項1ないし
5のいずれか1に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項7】 前記受光手段は、前記反射光を受光して
前記ラジアル方向におけるプッシュプル信号であるラジ
アルプッシュプル信号を生成する手段を有し、前記検出
手段は、前記ラジアルチルト量を表すチルト信号強度か
ら前記ラジアルプッシュプル信号に所定係数を乗じた値
を減じて補正ラジアルチルト量を算出する補正手段を有
することを特徴とする請求項6に記載の光ピックアップ
装置。 - 【請求項8】 前記受光手段は、前記反射光を受光して
前記記録媒体のタンジェンシャル方向におけるプッシュ
プル信号であるタンジェンシャルプッシュプル信号を前
記記録媒体のラジアル方向に関して少なくとも2つ生成
する手段を有し、前記検出手段は、当該少なくとも2つ
のタンジェンシャルプッシュプル信号振幅が実質的に等
しくなるように前記ラジアルチルト量を表すチルト信号
を補正する補正手段を有することを特徴とする請求項6
に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項9】 前記補正手段は前記タンジェンシャルプ
ッシュプル信号の各々を増幅する増幅手段と、前記タン
ジェンシャルプッシュプル信号振幅が実質的に等しくな
るように前記増幅手段の利得を調整する手段と、を有す
ることを特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項10】 前記記録媒体の記録領域はランド部及
びグルーブ部からなることを特徴とする請求項1ないし
9のいずれか1に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項11】 前記受光手段は、前記記録媒体のラジ
アル方向に沿って2分割し更に前記記録媒体のタンジェ
ンシャル方向に沿って3分割して得られた領域の各々に
配された6個の受光素子を含む6分割ディテクタである
ことを特徴とする請求項1ないし3及び5ないし10の
いずれか1に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項12】 前記受光手段は、前記記録媒体のラジ
アル方向に沿って2分割し更に前記記録媒体のタンジェ
ンシャル方向に沿って3分割して得られた領域の各々に
配された6個の受光素子を含む6分割ディテクタであ
り、前記記録媒体のラジアル方向に対向する受光素子の
各対の受光信号を前記タンジェンシャル方向に沿って順
に(L1,R1)、(L2,R2)及び(L3,R3)
としたとき、前記ラジアルチルト量を表すラジアルチル
ト信号Sは、 S=(L1−L2+L3)−(R1−R2+R3) で表されることを特徴とする請求項11に記載の光ピッ
クアップ装置。 - 【請求項13】 前記受光手段は、前記記録媒体のラジ
アル方向に沿って2分割し更に前記記録媒体のタンジェ
ンシャル方向に沿って3分割して得られた領域の各々に
配された6個の受光素子を含む6分割ディテクタであ
り、前記ラジアル方向に対向する受光素子の各組の受光
信号を前記タンジェンシャル方向に沿って順に(L1,
L2,L3)及び(R1,R2,R3)とし、前記所定
係数をαとしたとき、前記ラジアルチルト量を表すラジ
アルチルト信号S、前記ラジアルプッシュプル信号P
r、及び前記補正ラジアルチルト量を表す補正ラジアル
チルト信号S’は、 S’=S−α×Pr S=(L1−L2+L3)−(R1−R2+R3) Pr=(L1+L2+L3)−(R1+R2+R3) で表されることを特徴とする請求項7に記載の光ピック
アップ装置。 - 【請求項14】 前記受光手段は、前記記録媒体のラジ
アル方向に沿って2分割し更に前記記録媒体のタンジェ
ンシャル方向に沿って3分割して得られた領域の各々に
配された6個の受光素子を含む6分割ディテクタであ
り、前記増幅手段は前記受光信号の各組を増幅する2つ
の増幅器を含み、前記ラジアル方向に対向する受光素子
の各組の受光信号を前記タンジェンシャル方向に沿って
順に(L1,L2,L3)及び(R1,R2,R3)と
し、前記各組の受光信号を増幅する増幅手段の利得をそ
れぞれGL及びGRとしたとき、前記タンジェンシャルプ
ッシュプル信号の振幅PTL,PTR、及び当該補正ラジ
アルチルト量を表す補正ラジアルチルト信号S’は、 S’=GL×(L1−L2+L3)−GR×(R1−R2
+R3) PTL=L1−L3 PTR=R1−R3 GL×PTL≒GR×PTR で表されることを特徴とする請求項9に記載の光ピック
アップ装置。 - 【請求項15】 前記受光手段は、前記記録媒体のラジ
アル方向に沿って2分割し更に前記記録媒体のタンジェ
ンシャル方向に沿って4分割して得られた領域の各々に
配された8個の受光素子を含む8分割ディテクタであ
り、前記増幅手段は前記受光信号の各組を増幅する2つ
の増幅器を含み、前記ラジアル方向に対向する受光素子
の各組の受光信号を前記タンジェンシャル方向に沿って
順に(L1,L2,L3,L4)及び(R1,R2,R
3,R4)とし、前記各組の受光信号を増幅する増幅手
段の利得をそれぞれGL及びGRとしたとき、前記タンジ
ェンシャルプッシュプル信号の振幅PTL,PTR、及び
当該補正ラジアルチルト量を表す補正ラジアルチルト信
号S’は、 S’=GL×(L1−L2−L3+L4)−GR×(R1
−R2−R3+R4) PTL=L1+L2−L3−L4 PTR=R1+R2−R3−R4 GL×PTL≒GR×PTR で表されることを特徴とする請求項9に記載の光ピック
アップ装置。 - 【請求項16】 記録面に光ビームを照射して情報の記
録及び/又は再生を行う記録媒体のチルト量を検出する
方法であって、 前記記録媒体から反射された回折光を受光するステップ
と、 前記受光するステップにおいて受光した反射光のうち、
0次回折光と前記0次回折光以外の回折光のうち少なく
とも1つの回折光との干渉領域の光強度に基づいて前記
記録媒体のチルト量を表すチルト信号を生成するステッ
プと、を有することを特徴とする方法。 - 【請求項17】 前記チルト信号を生成するステップ
は、前記干渉領域の外周部及び内周部の光強度差に基づ
いて前記チルト信号を生成することを特徴とする請求項
16に記載の方法。 - 【請求項18】 前記チルト信号を生成するステップ
は、前記干渉領域のうち少なくとも1の干渉領域の光強
度に基づいて前記チルト量を生成することを特徴とする
請求項16又は17記載の方法。 - 【請求項19】 前記少なくとも1つの回折光は、+1
次回折光及び−1次回折光のうちいずれか1を含むこと
を特徴とする請求項16ないし18いずれか1に記載の
方法。 - 【請求項20】 前記記録媒体は回転記録媒体であり、
前記チルト信号を生成するステップは、前記記録媒体の
ラジアル方向における回折光干渉領域の光強度に基づい
て前記記録媒体のラジアルチルト信号を生成することを
特徴とする請求項16ないし19のいずれか1に記載の
方法。 - 【請求項21】 前記受光するステップは、前記反射光
を受光して前記ラジアル方向におけるプッシュプル信号
であるラジアルプッシュプル信号を生成するステップを
含み、前記チルト信号を生成するステップは、前記ラジ
アルチルト量を表すラジアルチルト信号強度から前記ラ
ジアルプッシュプル信号に所定係数を乗じた値を減じて
補正ラジアルチルト量を算出するステップを含むことを
特徴とする請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】 前記受光するステップは、前記反射光
を受光して前記記録媒体のタンジェンシャル方向におけ
るプッシュプル信号であるタンジェンシャルプッシュプ
ル信号を前記記録媒体のラジアル方向に関して少なくと
も2つ生成するステップを含み、前記チルト信号を生成
するステップは、当該少なくとも2つのタンジェンシャ
ルプッシュプル信号振幅が実質的に等しくなるように前
記ラジアルチルト量を表すチルト信号を補正するステッ
プを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
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