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JP2002055884A - コンテンツ・コピー管理システム及び方法、情報処理装置及び方法、サーバ、並びに、記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ・コピー管理システム及び方法、情報処理装置及び方法、サーバ、並びに、記憶媒体

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JP2002055884A
JP2002055884A JP2001103153A JP2001103153A JP2002055884A JP 2002055884 A JP2002055884 A JP 2002055884A JP 2001103153 A JP2001103153 A JP 2001103153A JP 2001103153 A JP2001103153 A JP 2001103153A JP 2002055884 A JP2002055884 A JP 2002055884A
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正 江▲崎▼
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純 平井
Hideo Sato
英雄 佐藤
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Sony Corp
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    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
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    • GPHYSICS
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    • H04N5/00Details of television systems
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算負荷の高い電子透かし検査処理を代行し
て、コンテンツの複製の可否を判断する。 【解決手段】 コンテンツの複製を行う計算機システム
自体がスクリーニングすなわち電子透かしの検出を必ず
しも行わず、外部サーバのような別の手段により、コン
テンツのコピー制御情報を取得できるようにした。例え
ば、コンテンツには電子透かしが挿入されていないこと
があらかじめ分かっているCDからコピーするような場
合には、かかるCDであることを確認できれば、電子透
かしの検出処理そのものをスキップして、コピー所要時
間を短縮化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像や音楽などの
コンテンツ中に、ほとんど目に見えない又は耳に聞こえ
ない形で情報を埋め込む電子透かし技術に係り、特に、
映像や音楽、放送番組などの各種コンテンツに埋め込ま
れた電子透かしを検査する電子透かし検査技術に関す
る。
【0002】更に詳しくは、本発明は、コンテンツに埋
め込まれた電子透かしを検査した結果に従ってコンテン
ツの複製の可否を判断する電子透かし検査技術に係り、
特に、計算負荷の高い電子透かし検査処理を代行して行
う電子透かし検査技術に関する。
【0003】
【従来の技術】著作権とは、著作物を利用し得る相対的
な排他的独占権であり、いわゆる無体財産権の1つに含
まれる。ここで言う「著作物」とは、思想又は感情を創
作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音
楽の範囲に属するものを指す。著作権は、各国の著作権
法や、ベルヌ条約や万国著作権条約などの国際的な条約
で保護されている。例えば、デジタル化されたテキスト
やコンピュータ・プログラム、デジタル化された音楽コ
ンテンツ、映像コンテンツ、番組の放送コンテンツなど
各種のメディアも著作物であり、著作権法制下で適正に
保護を受けるべきである。
【0004】著作権者自身においてのみ著作物の利用が
行われるのはごく稀であり、他人が著作権を利用するこ
とに対して著作権者が一定の対価を得て許諾するという
のが一般的である。したがって、著作権の保護を担保す
るためには、他人が勝手に(許可なく)著作物を複製す
るなどの著作物の不正使用を防止する必要がある。
【0005】著作権保護の歴史は15世紀中ごろの印刷
技術の発明に由来すると言われているが、昨今における
電気・電子技術の飛躍的な進歩により著作物の複製が技
術的に容易となってきているので、著作権をめぐる情勢
も時々刻々と変貌してきている。
【0006】デジタル形式のデータやコンテンツの複製
や改竄は極めて容易であり、著作権侵害の危険に無防備
にさらされているとさえ言える。したがって、著作権法
やその他の法規制を強化するだけでは不充分であり、情
報技術の観点からも著作物の正当な利用を支援し若しく
は不正利用を排除して、著作権の保護を拡充する必要が
あると思料される。
【0007】デジタル・コンテンツの世界において、不
正コピーに対抗するための1つの手段として「電子透か
し」(Digital Watermarking 又はData Hidingとも言
う)と呼ばれる技術を挙げることができる。電子透かし
とは、画像や音楽などのコンテンツ中に、ほとんど目に
見えない又は耳に聞こえない形で情報を埋め込むことを
意味する(例えば、「電子透かしを支えるデータ・ハイ
ディング技術(上・下)」(日経エレクトロニクス19
97年2月24日号並びに同年3月10日号)を参照の
こと)。
【0008】電子透かしは、埋め込み先であるホスト信
号の統計的性質を利用して、ホスト信号の一部に元の情
報とは異なる情報を挿入することで実現される。例え
ば、著作権情報を電子透かしにより埋め込むことで、後
にコンテンツを採取したときに、透かしすなわち著作権
情報を浮き上がらせて、データの流通経路や使用権の有
無を検査したり、コピー制御情報を検証することができ
る。
【0009】例えば、デジタル音楽の著作権保護を目的
として、1998年に米国大手レコード会社などが中心
となってSDMI(Secure Digital Music Interactiv
e)なるフォーラムが設立された。SDMIでは、ポー
タブル音楽プレーヤで著作権を保護する仕組みとして"
Screening"という機能が規定されている。S
creeningとは、ポータブル・デバイス(PD)
のメモリ・レコーダ上にコピーしてよいコンテンツか否
かを検査する仕組みであり、電子透かしを利用すること
が既に合意されている。例えば、不正に配信されたコン
テンツや、既に1回(若しくは許容回数だけ)コピーさ
れたコンテンツからはもはやコピーできないように、電
子透かしによってScreeningをかけることがで
きる。
【0010】図1には、SDMIで想定しているScr
eening処理を行う機能ブロック図を模式的に示し
ている。同図に示すように、CDやMDのような記録メ
ディアから読み取った音楽コンテンツ、あるいは通信媒
体経由で受信した音楽コンテンツに対してまずScre
eningにかけて(すなわち電子透かしを検査し
て)、コピー可能か否かをチェックした後、LCM(Li
censed SDMI Compliant Module)という仕組みで圧縮暗
号化してから、携帯型機器(PD)上にコピーする。こ
こで言う、携帯型機器とは、圧縮暗号化されたデータ・
コンテンツを伸張及び解読処理してコンテンツ再生する
機能を持つポータブル・デバイス/プレーヤである。
【0011】図1に示すようなScreening処理
システムは、例えば、パーソナル・コンピュータのよう
な計算機システム上で実装され、携帯型機器との間は、
例えば、i−link,USB(Universal Serial Bu
s)のような汎用バス・ケーブル、あるいはIrDA(I
nfrared Data Association)やbluetoothのよ
うな近接無線データ通信によって接続されている。
【0012】電子透かしは、音楽コンテンツ中に、耳に
聞こえない程度に付加的なデータを挿入する技術であ
り、通常、約15秒間に12ビット程度のデータを挿入
することができる。
【0013】ところで、電子透かしを検出するのには計
算負荷が重く、時間がかかるという問題がある。例え
ば、音楽コンテンツ全体にわたって電子透かしを検査し
ようとすると、実演奏時間の1/2〜1/3程度の計算
時間を要してしまう。
【0014】ここで、上記のScreening処理を
パーソナル・コンピュータ上で実装して、CDから音楽
コンテンツを携帯型機器上にコピーする場合について考
察してみると、以下のような過程から構成される。すな
わち、
【0015】(1)CDからデータを読み出して、ハー
ド・ディスク上にWAV形式(あるいは他のフォーマッ
トでも可)ファイルとしてコピーする。 (2)WAVファイルを検査して、音楽データ全体にわ
たって電子透かしを検出する。 (3)電子透かしから"No More Copy"なる
コピー禁止情報が検出されたなら、その時点で音楽コン
テンツコピー処理を停止する。他方、かかるコピー禁止
情報が検出されない場合には、楽曲の最後まで検出処理
を継続して、最終的に検出されなかったら次のステップ
(4)に進む。 (4)WAVファイルを例えばATRAC3(Adaptive
Transform Acoustic Coding 3)などで帯域圧縮する。 (5)帯域圧縮されたデータを暗号化して、ハード・デ
ィスク上に一旦コピーする。 (6)ハード・ディスク上の圧縮暗号化ファイルを携帯
型機器に転送する。
【0016】ここで、電子透かしが挿入されていない従
来のCDからのコピーを試みた場合には、本来はScr
eeningにかけること自体意味がないにも拘わら
ず、上記のステップ(3)において、最終的にすべての
データをチェックすることになってしまい、検出時間に
余分な時間がかかってしまう。例えば、ユーザが出かけ
る前などに、急いでCDから携帯型機器に好きな音楽を
コピーしたいような場合には、利便性を大いに損なう結
果となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
テンツに埋め込まれた電子透かしを検査することができ
る、優れた電子透かし検査技術を提供することにある。
【0018】本発明の更なる目的は、コンテンツに埋め
込まれた電子透かしを検査した結果に従ってコンテンツ
の複製の可否を判断することができる、優れた電子透か
し検査技術を提供することにある。
【0019】本発明の更なる目的は、計算負荷の高い電
子透かし検査処理を代行して、コンテンツの複製の可否
を判断し、コピー操作全体に要する時間を短縮すること
ができる、優れた電子透かし検査技術を提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、コンテ
ンツの外部機器へのコピーを管理するコンテンツ・コピ
ー管理システムであって、コピー対象となるコンテンツ
を読み込む手段と、コピー対象となるコンテンツの識別
情報を読み込む手段と、各コンテンツのコピー可否情報
を保管するデータベースと、コンテンツに挿入された電
子透かしを検査する電子透かし検査手段と、コンテンツ
の外部機器へのコピー動作を制御するコピー制御手段
と、を具備し、前記コピー制御手段は、コピー対象とな
るコンテンツの識別情報及び/又は属性情報を基に前記
データベースを検索し、該当するレコードが存在する場
合にはそのレコードの内容に応じてコピー動作を制御
し、該当するレコードが存在しない場合には前記電子透
かし検査手段による該コンテンツの検査結果に応じてコ
ピー動作を制御することを特徴とするコンテンツ・コピ
ー管理システムである。
【0021】ここで、前記コピー制御手段は、コンテン
ツを圧縮及び暗号化してから前記外部機器にコピーする
ようにしてもよい。
【0022】また、前記コピー制御手段と前記データベ
ースは安全な通信路を介して接続されていることが好ま
しい。安全な通信路は、例えば、電子認証や鍵交換の手
続きを経て確立することができる。
【0023】また、本発明の第1の側面に係るコンテン
ツ・コピー管理システムは、さらに、コピー対象となる
コンテンツの属性情報を取得する手段を備えていてもよ
い。
【0024】このような場合、前記属性情報は、コンテ
ンツの一部を切り取ったデータであってもよい。あるい
は、前記属性情報は、コンテンツの一部又は全部のハッ
シュ値であってもよい。前記属性情報は、コンテンツの
エンベロープ値、リズムに相当する周期、スペクトルの
広がり方などのコンテンツに関する特徴値又は特徴量で
あってもよい。
【0025】また、本発明の第2の側面は、コンテンツ
の外部機器へのコピーを管理するコンテンツ・コピー管
理方法であって、コピー対象となるコンテンツを読み込
むステップと、コピー対象となるコンテンツの識別情報
を読み込むステップと、コピー対象となるコンテンツの
識別情報及び/又は属性情報を基にして各コンテンツの
コピー可否情報を保管するデータベースに対して問い合
わせるステップと、該データベース中に該当するレコー
ドが存在する場合にはそのレコードの内容に応じてコピ
ー動作を制御するステップと、該データベース中に該当
するレコードが存在しない場合にはコンテンツ中に挿入
された電子透かしの検査結果に応じてコピー動作を制御
するステップと、を具備することを特徴とするコンテン
ツ・コピー管理方法である。
【0026】前記コピー動作を制御するステップでは、
コンテンツを圧縮及び暗号化してから前記外部機器にコ
ピーするようにしてもよい。
【0027】また、前記データベースへの問合せは安全
な通信路を介して行われることが好ましい。安全な通信
路は、例えば、電子認証や鍵交換の手続きを経て確立す
ることができる。
【0028】また、本発明の第2の側面に係るコンテン
ツ・コピー管理方法は、さらに、コピー対象となるコン
テンツの属性情報を取得するステップを備えていてもよ
い。このような場合、前記属性情報は、コンテンツの一
部を切り取ったデータであってもよい。あるいは、前記
属性情報は、コンテンツの一部又は全部のハッシュ値で
あってもよい。前記属性情報は、コンテンツのエンベロ
ープ値、リズムに相当する周期、スペクトルの広がり方
などのコンテンツに関する特徴値又は特徴量であっても
よい。
【0029】また、本発明の第3の側面は、コンテンツ
の外部機器へのコピー動作を実行する情報処理装置であ
って、コピー対象となるコンテンツを読み込む手段と、
コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む手段
と、コンテンツに挿入された電子透かしを検査する電子
透かし検査手段と、コンテンツの外部機器へのコピー動
作を制御するコピー制御手段と、を具備し、前記コピー
制御手段は、コピー対象となるコンテンツの識別情報及
び/又は属性情報を基に外部サーバに対して問合せを行
い、該問合せ結果に応じて、コンテンツのコピー動作を
実行するか、又は、前記電子透かし検査手段による該コ
ンテンツの検査を実行して該検査結果に従ってコピー動
作を制御することを特徴とする情報処理装置である。
【0030】前記コピー制御手段は、コンテンツを圧縮
及び暗号化してから前記外部機器にコピーするようにし
てもよい。
【0031】また、前記外部サーバとは安全な通信路を
介して接続されていることが好ましい。安全な通信路
は、例えば、電子認証や鍵交換の手続きを経て確立する
ことができる。
【0032】また、本発明の第3の側面に係る情報処理
装置は、さらに、コピー対象となるコンテンツの属性情
報を取得する手段を備えていてもよい。このような場
合、前記属性情報は、コンテンツの一部を切り取ったデ
ータであってもよい。あるいは、前記属性情報は、コン
テンツの一部又は全部のハッシュ値であってもよい。前
記属性情報は、コンテンツのエンベロープ値、リズムに
相当する周期、スペクトルの広がり方などのコンテンツ
に関する特徴値又は特徴量であってもよい。
【0033】また、本発明の第4の側面は、コンテンツ
の外部機器へのコピー動作を実行する情報処理方法であ
って、コピー対象となるコンテンツを読み込むステップ
と、コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む
ステップと、コピー対象となるコンテンツの識別情報及
び/又は属性情報を基に外部サーバに対して問合せを行
うステップと、該問合せ結果に応じて、コンテンツのコ
ピー動作を実行するか、又は、コンテンツに挿入された
電子透かしの検査を実行して該検査結果に従ってコピー
動作を制御するステップと、を具備することを特徴とす
る情報処理方法である。
【0034】前記コピー動作を制御するステップでは、
コンテンツを圧縮及び暗号化してから前記外部機器にコ
ピーするようにしてもよい。
【0035】また、前記外部サーバへの問合せは安全な
通信路を介して行うことが好ましい。安全な通信路は、
例えば、電子認証や鍵交換の手続きを経て確立すること
ができる。
【0036】また、本発明の第4の側面に係る情報処理
方法は、さらに、コピー対象となるコンテンツの属性情
報を取得するステップを備えていてもよい。このような
場合、前記属性情報は、コンテンツの一部を切り取った
データであってもよい。あるいは、前記属性情報は、コ
ンテンツの一部又は全部のハッシュ値であってもよい。
前記属性情報は、コンテンツのエンベロープ値、リズム
に相当する周期、スペクトルの広がり方などのコンテン
ツに関する特徴値又は特徴量であってもよい。
【0037】また、本発明の第5の側面は、各コンテン
ツに関するコピー可否情報を管理するサーバであって、
コンテンツの識別情報及び/又は属性情報を基に検索可
能なデータベースと、コンテンツのコピー可否に関する
問合せを受信する受信手段と、該問合せに応答して前記
データベースを検索する検索手段と、前記データベース
の検索結果を問い合わせ元に送信する送信手段と、を具
備することを特徴とするサーバである。
【0038】本発明の第5の側面に係るサーバは、問合
せ元とは安全な通信路を介して接続されていることが好
ましい。安全な通信路は、例えば、電子認証や鍵交換の
手続きを経て確立することができる。
【0039】また、前記属性情報は、コンテンツの一部
を切り取ったデータであってもよい。あるいは、前記属
性情報は、コンテンツの一部又は全部のハッシュ値であ
ってもよい。前記属性情報は、コンテンツのエンベロー
プ値、リズムに相当する周期、スペクトルの広がり方な
どのコンテンツに関する特徴値又は特徴量であってもよ
い。
【0040】また、本発明の第6の側面は、コンテンツ
の外部機器へのコピーを管理する処理をコンピュータ・
システム上で実行するためのコンピュータ・ソフトウェ
アをコンピュータ可読形式で物理的に格納したソフトウ
ェア記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウェ
アは、コピー対象となるコンテンツを読み込むステップ
と、コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む
ステップと、コピー対象となるコンテンツの属性情報を
取得するステップと、コピー対象となるコンテンツの識
別情報及び/又は属性情報を基にして各コンテンツのコ
ピー可否情報を保管するデータベースに対して問い合わ
せるステップと、該データベース中に該当するレコード
が存在する場合にはそのレコードの内容に応じてコピー
動作を制御するステップと、該データベース中に該当す
るレコードが存在しない場合にはコンテンツ中に挿入さ
れた電子透かしの検査結果に応じてコピー動作を制御す
るステップと、を具備することを特徴とするソフトウェ
ア記憶媒体である。
【0041】また、本発明の第7の側面は、コンテンツ
の外部機器へのコピーを実行する処理をコンピュータ・
システム上で実行するためのコンピュータ・ソフトウェ
アをコンピュータ可読形式で物理的に格納したソフトウ
ェア記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウェ
アは、コピー対象となるコンテンツを読み込むステップ
と、コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む
ステップと、コピー対象となるコンテンツの属性情報を
取得するステップと、コピー対象となるコンテンツの識
別情報及び/又は属性情報を基に外部サーバに対して問
合せを行うステップと、該問合せ結果に応じて、コンテ
ンツのコピー動作を実行するか、又は、コンテンツに挿
入された電子透かしの検査を実行して該検査結果に従っ
てコピー動作を制御するステップと、を具備することを
特徴とするソフトウェア記憶媒体である。
【0042】本発明の第6及び第7の各側面に係るソフ
トウェア記憶媒体は、例えば、様々なプログラム・コー
ドを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、
コンピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読な形式
で提供する媒体である。このような媒体は、例えば、C
D(Compact Disc)やFD(Floppy Disk)、MO(Mag
neto-Optical disc)などの着脱自在で可搬性の記憶媒
体である。あるいは、ネットワーク(ネットワークは無
線、有線の区別を問わない)などの伝送媒体などを経由
してコンピュータ・ソフトウェアを特定のコンピュータ
・システムに提供することも技術的に可能である。
【0043】このようなソフトウェア記憶媒体は、コン
ピュータ・システム上で所定のコンピュータ・ソフトウ
ェアの機能を実現するための、コンピュータ・ソフトウ
ェアと記憶媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定
義したものである。換言すれば、本発明の第6及び第7
の側面に係るソフトウェア記憶媒体を介して所定のコン
ピュータ・ソフトウェアをコンピュータ・システムにイ
ンストールすることによって、コンピュータ・システム
上では協働的作用が発揮され、本発明の第1、第2、並
びに、第3、第4の各側面に係るコンテンツ・コピー管
理システム及び方法、並びに、情報処理装置及び方法と
同様の作用効果を得ることができる。
【0044】また、本発明の第8の側面は、コンテンツ
の外部機器へのコピーを管理するコンテンツ・コピー管
理システムであって、コピー対象となるコンテンツを読
み込む手段と、コピー対象となるコンテンツの識別情報
を読み込む手段と、各コンテンツのコピー可否情報を保
管するデータベースと、コンテンツに挿入された電子透
かしを検査する電子透かし検査手段と、コンテンツを直
交変換する直交変換手段と、直交変換後のコンテンツを
量子化及びハフマン符号化する符号化圧縮手段と、前記
符号化圧縮されたコンテンツを暗号化する暗号化手段
と、コンテンツの外部機器への該暗号化コンテンツのコ
ピー動作を制御するコピー制御手段と、を具備し、前記
コピー制御手段は、コピー対象となるコンテンツの識別
情報とコンテンツの直交変換値又はそのハッシュ値を基
に前記データベースを検索し、該当するレコードが存在
する場合にはそのレコードの内容に応じて該暗号化コン
テンツのコピー動作を制御し、該当するレコードが存在
しない場合には前記電子透かし検査手段による該コンテ
ンツの検査結果に応じて該暗号化コンテンツのコピー動
作を制御することを特徴とするコンテンツ・コピー管理
システムである。ここで言う「直交変換」には、例えば
mDCT(変形離散コサイン変換)や、DCT(離散コ
サイン変換)、wavelet("wavelet"は米
サマス・テクノロジーズ社が開発した波形分析技術)な
どが含まれる(以下、同様)。
【0045】また、本発明の第9の側面は、コンテンツ
の外部機器へのコピーを管理するコンテンツ・コピー管
理方法であって、コピー対象となるコンテンツを読み込
むステップと、コピー対象となるコンテンツの識別情報
を読み込むステップと、コンテンツを直交変換する直交
変換ステップと、直交変換後のコンテンツを量子化及び
ハフマン符号化する符号化圧縮ステップと、前記符号化
圧縮されたコンテンツを暗号化する暗号化ステップと、
コピー対象となるコンテンツの識別情報とコンテンツの
直交変換値又はそのハッシュ値を基にして各コンテンツ
のコピー可否情報を保管するデータベースに対して問い
合わせるステップと、該データベース中に該当するレコ
ードが存在する場合にはそのレコードの内容に応じて該
暗号化コンテンツのコピー動作を制御するステップと、
該データベース中に該当するレコードが存在しない場合
にはコンテンツ中に挿入された電子透かしの検査結果に
応じて該暗号化コンテンツのコピー動作を制御するステ
ップと、を具備することを特徴とするコンテンツ・コピ
ー管理方法である。
【0046】また、本発明の第10の側面は、コンテン
ツの外部機器へのコピー動作を実行する情報処理装置で
あって、コピー対象となるコンテンツを読み込む手段
と、コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む
手段と、コンテンツに挿入された電子透かしを検査する
電子透かし検査手段と、コンテンツを直交変換する直交
変換手段と、直交変換後のコンテンツを量子化及びハフ
マン符号化する符号化圧縮手段と、前記符号化圧縮され
たコンテンツを暗号化する暗号化手段と、コンテンツの
外部機器への該暗号化コンテンツのコピー動作を制御す
るコピー制御手段と、を具備し、前記コピー制御手段
は、コピー対象となるコンテンツの識別情報とコンテン
ツの直交変換値又はそのハッシュ値を基に外部サーバに
問合せを行い、該問合せ結果に応じて、該暗号化コンテ
ンツのコピー動作を実行するか、又は、前記電子透かし
検査手段による該コンテンツの検査結果に応じて該暗号
化コンテンツのコピー動作を制御することを特徴とする
情報処理装置である。
【0047】また、本発明の第11の側面は、コンテン
ツの外部機器へのコピー動作を実行する情報処理方法で
あって、コピー対象となるコンテンツを読み込むステッ
プと、コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込
むステップと、コンテンツを直交変換する直交変換ステ
ップと、直交変換後のコンテンツを量子化及びハフマン
符号化する符号化圧縮ステップと、前記符号化圧縮され
たコンテンツを暗号化する暗号化ステップと、コピー対
象となるコンテンツの識別情報とコンテンツの直交変換
値又はそのハッシュ値を基に外部サーバに問合せを行う
ステップと、該問合せ結果に応じて、該暗号化コンテン
ツのコピー動作を実行するか、又は、コンテンツ中に挿
入された電子透かしの検査結果に応じて該暗号化コンテ
ンツのコピー動作を制御するステップと、を具備するこ
とを特徴とする情報処理方法である。
【0048】
【作用】本発明では、コンテンツの複製を行う計算機シ
ステム自体がスクリーニング(Screening)す
なわち電子透かしの検出を必ずしも行わず、別の手段に
より、コンテンツのコピー制御情報を取得できるように
した。例えば、コンテンツには電子透かしが挿入されて
いないことがあらかじめ分かっているCDからコピーす
るような場合には、かかるCDであることを確認できれ
ば、電子透かしの検出処理そのものをスキップして、コ
ピー操作全体の所要時間を短縮化することができる。
【0049】すなわち、本発明によれば、データから電
子透かしを検出する必要がないので処理時間が短縮化さ
れ、ユーザの利便性が向上する。
【0050】また、電子透かしを検出する場合であって
も、コンテンツ(例えば楽曲)全体にわたって検出する
必要がないので、処理時間が短縮化され、ユーザの利便
性が向上する。
【0051】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0053】図2には、本発明の実施例に係るコンテン
ツ・コピー管理システム1の全体構成を模式的に示して
いる。
【0054】このコンテンツ・コピー管理システム1
は、音楽などのコンテンツを携帯型機器20にコピーす
る情報処理端末10と、情報処理端末10に対してコン
テンツに関する電子透かし検出処理の代行業務を提供す
るサーバ30とで構成される。ここで言う、携帯型機器
とは、圧縮暗号化されたデータ・コンテンツを伸張及び
解読処理してコンテンツ再生する機能を持つポータブル
・デバイス/プレーヤである。
【0055】情報処理端末10は、例えば、家庭内に設
置されるパーソナル・コンピュータ(PC)上に所定の
アプリケーションを起動するという形態で実現される
(後述)。パーソナル・コンピュータは、例えば米IB
M社のPC/AT互換機及びその後継機である。
【0056】情報処理端末10は、サーバ30とは認証
を行い、安全な通信路が確保されているものとする。
【0057】情報処理端末10は、CD−ROMドライ
ブ(図示しない)に装填したCDから音楽データを読み
出して、携帯型機器20へのコピーを行う。
【0058】CDから読み出した音楽データは、ハード
・ディスク(図示しない)上にWAV形式ファイルとし
て一時保存される。
【0059】また、CDからの音楽データ読み出しの際
に、楽曲に対して一意に割当られる識別情報ISRC
(International Standard Recording Code)を、TO
C(Table Of Contents)領域から取り出す。
【0060】音楽データを他の機器やメディアにコピー
する際にScreeningすなわち電子透かし情報の
検査を行うことがSDMI(Secure Digital Music Int
eractive)により規定されている(前述)。但し、本実
施例では、情報処理端末10は、Screening処
理を開始する前に、サーバ30に対して電子透かし情報
の問合せを行う。この問合せには、対象となる楽曲のI
SRC(又はコンテンツを識別可能なその他の情報)を
含ませておく。
【0061】サーバ30は、各楽曲に関する電子透かし
情報をデータベース管理しており、ISRCで各楽曲の
エントリを検索することができるようになっている。し
たがって、情報処理端末10側から問合せを受け取る
と、それに含まれているISRCを基に、当該楽曲のエ
ントリの照合を試みる。そして、照合結果を要求元の情
報処理端末10側に戻す。
【0062】問合せに対する応答を受け取った情報処理
端末10は、その照合結果に応じて処理を進める。例え
ば、電子透かし入りのメディアでない旨の結果を受け取
った場合には、Screeningを行っても意味がな
いので、電子透かしの検出処理をスキップして、携帯型
機器への音楽コンテンツのコピーを開始することができ
る。
【0063】また、上述のようにISRCを用いる場
合、情報処理端末10上でCD−ROMドライブからI
SRCを読み出す際に、途中の経路を改竄して、電子透
かし入りでない別のISRC(又はコピー可であること
が既に分かっている別のCDのISRC)と置換されて
しまう危険がある。そこで、サーバ30に対する問合せ
にISRCだけでなく、例えば全体の演奏時間などメデ
ィア上のデータ・コンテンツ自体に関する他の情報を付
加するようにして、なりすましの危険を排除することも
できる。但し、ISRCなどの識別情報が、メディアか
ら安全に取得する技術が存在するならば、このような属
性情報を送信しなくてもよい。
【0064】また、音楽の一部を切りとってそのデータ
をサーバ30に送ったり、さらに楽曲中の2以上の場所
からサンプリングして、それらをサーバ30に送って照
合するということも可能である。サンプルする場所を毎
回ランダムに変更して特定できないようにすることで、
なりすましを排除することができる。
【0065】また、音楽のサンプルを直接照合しようと
すると比較的大きなデータ量になる可能性があり、通信
負荷を増大させてしまいかねない。そこで、音楽データ
の一部又は全部を攪乱したハッシュ値をとり、その値を
サーバ30側に転送して照合することで電子透かしの有
無を確認するようにしてもよい。(ハッシュ関数は、デ
ジタル署名などにも利用されるものであり、ハッシュ関
数にいれるデータの一部でも改竄された場合には結果が
大きく異なる性質を持つので、推測が難しく、容易に改
竄を検出することができる。また、一方向性関数の特性
を有するので、結果に合わせた改竄も難しい(周
知)。)
【0066】あるいは、音楽データ中から特定の特徴値
または特徴量を演算して、これをサーバ30において照
合する手法も挙げられる。例えば、エンベロープ値であ
るとか、リズムに相当する周期であるとか、スペクトル
の広がり方であるとかのデータを分析して、このような
演算結果をサーバ30側に転送して照合するようにして
もよい。
【0067】図2に示すようなコンテンツ・コピー管理
システム1の構成及び動作特性によれば、情報処理端末
10においてCDから携帯型機器20に音楽コンテンツ
をコピーする場合において、そもそも電子透かしを含ま
ないCDに対する電子透かし検出処理が省略されるの
で、利便性が高まる。
【0068】次いで、本発明の第1の実施形態に係るコ
ンテンツ・コピー管理システム1において、情報処理端
末10上でCD上の音楽データを携帯型機器20にコピ
ーするときの処理手順について説明する。上述したよう
に、この実施形態によれば、情報処理端末10は、サー
バ30側のデータベースに対して問合せを行うことによ
って、電子透かしの検出処理を省略することができる。
【0069】図3には、情報処理端末10上で実行する
処理手順をフローチャートの形式で示している。以下、
このフローチャートに従って説明する。
【0070】まず、CD−ROMドライブ(図示しな
い)に装填されたCDから、ISRC(International
Standard Recording Code)若しくはこれと同等のコン
テンツ識別情報を取得する(ステップS1)。
【0071】一般に、CDにはTOC(Table Of Conte
nts)のようなデータ領域が確保されており、ISRC
やその他のコンテンツ属性情報を記録できるようになっ
ている。ISRCは、12桁の数字及びアルファベット
文字で構成された、CDのタイトル毎に割り振られる固
有の識別情報である。
【0072】次いで、CDから所望の楽曲データを読み
込んで、端末10内のハード・ディスク(図示しない)
にコピーしておく(ステップS2)。
【0073】次いで、ハード・ディスク上の楽曲データ
から、その属性情報を取得する(ステップS3)。ここ
で言う属性情報とは、例えば、楽曲全体の演奏時間や、
楽曲から演算して取り出した特定の特徴値(量)などで
ある。特徴値は、エンベロープ値やリズムに相当する周
期、スペクトルの広がり方などの分析値などでよい。か
かる属性情報は、ISRC以外の補完的な識別情報とし
て用いられ、不正ユーザによる「なりすまし」を防止す
ることができる。但し、ISRCなどの識別情報をメデ
ィアから安全に取り出す手法が確立されている場合に
は、属性情報を使用する必要はない。
【0074】次いで、問合せ先となるサーバ30と接続
し(ステップS4)、さらにサーバ30と認証及び鍵交
換を行うことにより(ステップS5)、サーバ30との
安全な通信路を確保する。
【0075】認証には、共通鍵あるいは公開鍵を用いた
認証方式を採用することができるが、そのプロトコルは
ISO(International Organization for Standardiza
tion)で既に標準化されている。一方の装置から認証の
要求を発行する際に乱数列も送出し、他方の装置はその
乱数を所定の鍵で暗号化して返信する。一方の装置で
は、これを所定の鍵で解き、元の乱数と一致するかどう
かを見ることで、相手が共通の鍵又は信頼できる鍵を保
持しているか、言い換えれば正しい相手か否かを認証す
ることができる。
【0076】安全な通信路が確立した後、情報処理端末
10は、ステップS1において読み込んだISRCコー
ドと、ステップS3において取得した属性情報とをサー
バ30側に転送して、CDの調査を要求する(ステップ
S6)。
【0077】CD調査要求に対して、サーバ30側で
は、ISRCコードを基に自身のデータベースを検索し
て、そのレコードが存在するか、さらには属性情報が一
致するか否かを判別して、その結果を情報処理端末10
側に返す(ステップS7)。但し、サーバ30側で行う
処理については、後に詳解する。
【0078】情報処理端末10側では、サーバ30側か
らの返答を基に、楽曲データの携帯型機器20へのコピ
ーが許されるか否かを判別する。
【0079】返答内容が、データベース中に該当するレ
コードが存在することを示していれば(ステップS
8)、装填中のCDはデータベース登録されたものであ
り、電子透かしにより挿入されたデータは既知であるか
ら、Screeningすなわち電子透かしの検出処理
を省略することができる。この場合、CDからのコピー
の可否判断のみを行う(ステップS9、S10)。登録
CDは1回のみコピーが許容されているとすれば、ステ
ップS9において、装填中のメディアがCD−Rか否か
をチェックすればよい。
【0080】コピー可能であれば、ステップS91に進
んで、LCMによる楽曲データの圧縮(ATRAC3に
よる帯域圧縮)及び暗号化を行ってから、携帯型機器2
0へのコピーを行う。これに対し、コピー不可であれ
ば、ステップS92に進み、コピー処理を中止する。
【0081】他方、ステップS8において、サーバ30
側のデータベースに該当レコードが存在しない、すなわ
ち装填中のCDが登録CDではないと判定された場合に
は、Screeningすなわち電子透かし検出処理を
行うより他ない(ステップS13)。
【0082】電子透かし検出を行いコピーの可否を判断
した結果、コピー可能であればLCMによる楽曲の圧縮
(ATRAC3などによる帯域圧縮)及び暗号化を行っ
てから、携帯型機器20へのコピーを行う(ステップS
14→S11)。また、コピー不可であれば、ステップ
S15に進み、コピー処理を中止する。
【0083】なお、音楽データを読み出すCD−ROM
ドライブが充分信用できるものである場合(あるエンテ
ィティにより所定の安全性を保つことが認定されている
場合など)、該ドライブと情報処理端末10本体が認証
及び鍵交換を行うことにより、ISRCデータや正常な
CDであることが安全に通知できる仕組みを備えている
ことがより好ましい。
【0084】また、図4には、図3に示すような処理手
順を実行する情報処理端末10からの問合せに対するサ
ーバ30側が行う処理手順をフローチャートの形式で示
している。以下、このフローチャートに従って説明す
る。
【0085】まず、クライアントすなわち情報処理端末
10側からの接続要求に応答して(ステップS21)、
接続処理を行う(ステップS22)。さらに、情報処理
端末10と認証及び鍵交換を行うことにより(ステップ
S23)、情報処理端末10との安全な通信路を確保す
る(同上)。
【0086】次いで、情報処理端末10側から送られて
くる照合データを受信する(ステップS24)。照合デ
ータには、楽曲に関するISRCコードと属性情報が含
まれている。また、ここで言う属性情報とは、楽曲全体
の演奏時間や、エンベロープ値やリズムに相当する周
期、スペクトルの広がり方などの分析値などの楽曲から
取り出された特徴値である。
【0087】サーバ30は、受信データ中にISRCが
含まれているか否かをチェックして(ステップS2
5)、ISRCが含まれる場合にはISRCからデータ
ベースを検索し(ステップS26)、含まれていなけれ
ばデータベースを全数一致検索して、特徴値などの属性
情報が一致するレコードを探し出す(ステップS2
7)。
【0088】データベースを検索した結果、照合データ
と一致するレコードがデータベース中から発見できたか
否かを判別する(ステップS28)。
【0089】一致するレコードが存在する場合には、付
加データを付けてその旨を情報処理端末10側に返す
(ステップS29)。付加データには、コピー制御情報
(例えば「CD−Rからのコピー不可」など)を含める
ことができる。
【0090】他方、一致するレコードが存在しない場合
には、その旨を情報処理端末10側に返す(ステップS
30)。
【0091】そして、情報処理端末10との接続を解除
して(ステップS31)、本処理ルーチン全体を終了す
る。
【0092】図3及び図4に示す例では、情報処理端末
10は、サーバ30側に対して装填中のCDが登録済み
CDであるか否かのみを問合せ、コピー可能であるか否
かは情報処理端末10側で判断するようになっている
(図3のステップS9及びS10)。これに対し、サー
バ30は、情報処理端末10側からの問合せに応答し
て、さらにコピーの可否まで判断して返答することもで
きる。
【0093】図5及び図6には、後者の場合における情
報処理端末10及びサーバ30側が行う処理手順をそれ
ぞれフローチャートの形式で示している。以下、これら
フローチャートに従って説明する。
【0094】情報処理端末10側では、まず、CD−R
OMドライブ(図示しない)に装填されたCDから、I
SRC(International Standard Recording Code)若
しくはこれと同等のコンテンツ識別情報を取得する(ス
テップS41)。
【0095】次いで、CDから所望の楽曲データを読み
込んで、端末10内のハード・ディスク(図示しない)
にコピーしておく(ステップS42)。
【0096】次いで、ハード・ディスク上の楽曲データ
から、その属性情報を取得する(ステップS43)。こ
こで言う属性情報とは、例えば、楽曲全体の演奏時間
や、楽曲から演算して取り出した特定の特徴値(量)な
どである。特徴値は、エンベロープ値やリズムに相当す
る周期、スペクトルの広がり方などの分析値などでよ
い。かかる属性情報は、ISRC以外の補完的な識別情
報として用いられ、不正ユーザによる「なりすまし」を
防止することができる。但し、ISRCのような識別情
報をメディアから安全に引き出す手法が確立されていれ
ば、このような属性情報を使用する必要はない。
【0097】次いで、問合せ先となるサーバ30と接続
し(ステップS44)、さらにサーバ30と認証及び鍵
交換を行うことにより(ステップS45)、サーバ30
との安全な通信路を確保する。
【0098】そして、情報処理端末10は、ISRCコ
ード及び属性情報をサーバ30側に転送して、コピー可
否の判断を要求する(ステップS46)。判断のため
に、装填中のCDがCD−Rか否かなどの付随情報も併
せて送信する。
【0099】コピー可否の判断要求に対して、サーバ3
0側では、ISRCコードを基に自身のデータベースを
検索して、そのレコードが存在するか、さらには属性情
報が一致するか否かなどを判別して、判断結果を情報処
理端末10側に返す(ステップS47)。但し、サーバ
30側で行う処理については、後に詳解する。
【0100】情報処理端末10側では、サーバ30側か
らの返答を基に、楽曲データの携帯型機器20へのコピ
ーが許されるか否かを判別する(ステップS48)。
【0101】サーバ30による判断結果が「コピー可」
であれば、ステップS49に進んで、LCMによる楽曲
の圧縮及び暗号化を行ってから、携帯型機器20へのコ
ピーを行う。
【0102】また、サーバ30による判断結果が「コピ
ー不可」であれば、ステップS50に進み、コピー処理
を中止する。
【0103】また、サーバ30による判断結果が「Sc
reening実行」であれば、電子透かし検出処理を
行う他ない(ステップS51)。電子透かし検出を行い
コピーの可否を判断した結果、コピー可能であればLC
Mによる楽曲の圧縮(ATRAC3などによる帯域圧
縮)及び暗号化を行ってから、携帯型機器20へのコピ
ーを行う(ステップS52→S49)。また、コピー不
可であれば、ステップS53に進み、コピー処理を中止
する。
【0104】他方、サーバ30側では、クライアントす
なわち情報処理端末10側からの接続要求に応答して
(ステップS61)、接続処理を行う(ステップS6
2)。さらに、情報処理端末10と認証及び鍵交換を行
うことにより(ステップS63)、情報処理端末10と
の安全な通信路を確保する。
【0105】次いで、情報処理端末10側から送られて
くる照合データを受信する(ステップS64)。照合デ
ータには、楽曲に関するISRCコードと属性情報が含
まれている。また、ここで言う属性情報とは、楽曲全体
の演奏時間や、エンベロープ値やリズムに相当する周
期、スペクトルの広がり方などの分析値などの楽曲から
取り出された特徴値である。また、情報処理端末10に
おいて現在装填中のCDがCD−Rか否かなどの付随デ
ータも併せて受信する。
【0106】サーバ30は、受信データ中にISRCが
含まれているか否かをチェックして(ステップS6
5)、ISRCが含まれる場合にはISRCからデータ
ベースを検索し(ステップS66)、含まれていなけれ
ばデータベースを全数一致検索して、特徴値などの属性
情報が一致するレコードを探し出す(ステップS6
7)。
【0107】データベースを検索した結果、照合データ
と一致するレコードがデータベース中から発見できたか
否かを判別する(ステップS68)。
【0108】一致するレコードが存在する場合には、レ
コード内の記述などを基に、CDからのコピーの可否を
判断する(ステップS69)。また、情報処理端末10
側から送られてきた、「CD−Rか否か」などの付加デ
ータを参考にしてコピーの可否を判断してもよい。
【0109】コピー可能であれは、情報処理端末10に
対して「コピー可」を返し(ステップS70)、コピー
不可であれば、情報処理端末に対して「コピー不可」を
返す(ステップS72)。
【0110】また、データベース上にレコードが存在し
ない場合には(ステップS68)、情報処理端末10に
おいてScreening処理を省略することは許され
ないので、情報処理端末に対して「Screening
実行」を返す(ステップS73)。
【0111】そして、情報処理端末10との接続を解除
して(ステップS71)、本処理ルーチン全体を終了す
る。
【0112】図7には、サーバ30側のデータベースに
対して問合せを行うことによって電子透かし検出処理を
省略するための、情報処理端末10上で実行する処理手
順のさらに他の例をフローチャートの形式で示してい
る。
【0113】データベースに対する照合処理のために、
ISRCしか使用しない場合には、CD−ROMドライ
ブからISRCを読み出す際に、途中の経路を改竄し
て、電子透かし入りでない別のISRC(又はコピー可
であることが分かっている別のCDのISRC)と置換
されてしまう危険がある。そこで、図7に示す例では、
楽曲のデータの一部を参照することで、CDであるか否
かを照合するようにしている。以下、フローチャートに
従って説明する。
【0114】まず、CD−ROMドライブ(図示しな
い)に装填されたCDから、ISRC(International
Standard Recording Code)若しくはこれと同等のコン
テンツ識別情報を取得する(ステップS81)。
【0115】次いで、CDから所望の楽曲データを読み
込んで、端末10内のハード・ディスク(図示しない)
にコピーしておく(ステップS82)。
【0116】次いで、ハード・ディスク上の楽曲データ
から、ランダムに1箇所又は数カ所のデータをある秒数
だけ選択して実データを取り出すとともに、そのデータ
位置情報(先頭から何バイト目か、あるいは演奏時間上
何秒目かなど)を、属性情報取得する(ステップS8
3)。実データを取り出す場所は固定であってもよい
が、不正ユーザによるデータ置換の危険を排除するには
ランダムな場所であることが好ましい。
【0117】次いで、問合せ先となるサーバ30と接続
し(ステップS84)、さらにサーバ30と認証及び鍵
交換を行うことにより(ステップS85)、サーバ30
との安全な通信路を確保する。
【0118】そして、情報処理端末10は、ステップS
81において読み込んだISRCコードと、ステップS
83において取得した属性情報とをサーバ30側に転送
して、CDの調査を要求する(ステップS86)。
【0119】CD調査要求に対して、サーバ30側で
は、ISRCコードを基に自身のデータベースを検索し
て、そのレコードが存在するか、さらには属性情報(す
なわち楽曲の一部を切り出したデータ)が一致するか否
かを判別して、その結果を情報処理端末10側に返す
(ステップS87)。調査要求に対してサーバ30側に
おいて実行すべき処理手順は、属性情報ではなく切り出
した実データの一部をデータベースで照合するという点
以外は図4に示したものと同様なので、ここでは説明を
省略する。
【0120】情報処理端末10側では、サーバ30側か
らの返答を基に、楽曲データの携帯型機器20へのコピ
ーが許されるか否かを判別する。
【0121】返答内容が、データベース中に該当するレ
コードが存在することを示していれば(ステップS8
8)、装填中のCDはデータベース登録されたものであ
り、電子透かしにより挿入されたデータは既知であるか
ら、Screeningすなわち電子透かしの検出処理
を省略することができる。この場合、CDからのコピー
の可否判断のみを行う(ステップS89、S90)。登
録CDは1回のみコピーが許容されているとすれば、ス
テップS89において、装填中のメディアがCD−Rか
否かをチェックすればよい。
【0122】コピー可能であれば、ステップS91に進
んで、LCMによる楽曲データの圧縮(ATRAC3に
よる帯域圧縮)及び暗号化を行ってから、携帯型機器2
0へのコピーを行う。これに対し、コピー不可であれ
ば、ステップS12に進み、コピー処理を中止する。
【0123】他方、ステップS88において、サーバ3
0側のデータベースに該当レコードが存在しない、すな
わち装填中のCDが登録CDではないと判定された場合
には、Screeningすなわち電子透かし検出処理
を行うより他ない(ステップS93)。
【0124】電子透かし検出を行いコピーの可否を判断
した結果、コピー可能であればLCMによる楽曲の圧縮
(ATRAC3などによる帯域圧縮)及び暗号化を行っ
てから、携帯型機器20へのコピーを行う(ステップS
94→S91)。また、コピー不可であれば、ステップ
S95に進み、コピー処理を中止する。
【0125】図8には、サーバ30側のデータベースに
対して問合せを行うことによって電子透かし検出処理を
省略するための、情報処理端末10上で実行する処理手
順のさらに他の例をフローチャートの形式で示してい
る。
【0126】図8に示す例では、楽曲のデータの全部
(又は一部でも可)をハッシュ関数にかけて得られたハ
ッシュ値を参照することで、CDであるか否かを照合す
るようにしている。
【0127】ここで、ハッシュ関数とは、データ列を圧
縮して別のデータ列に置き換えるものである。一般に、
ハッシュ関数に入れるデータの一部でも改竄された場合
には結果が大きく異なる性質を持つので、推測が難し
く、容易に改竄を検出することができる。また、一方向
性関数の特性を有するので、結果に合わせた改竄も難し
い(周知)。現在、SHA−1と呼ばれるアルゴリズム
が公開されている。
【0128】以下、図8に示すフローチャートに従って
説明する。
【0129】まず、CD−ROMドライブ(図示しな
い)に装填されたCDから、ISRC(International
Standard Recording Code)若しくはこれと同等のコン
テンツ識別情報を取得する(ステップS101)。
【0130】次いで、CDから所望の楽曲データを読み
込んで、端末10内のハード・ディスク(図示しない)
にコピーしておく(ステップS102)。
【0131】次いで、ハード・ディスク上の楽曲データ
全体をハッシュ関数にかけてそのハッシュ値を計算し
て、これを属性情報として一時的に保持する(ステップ
S103)。
【0132】次いで、問合せ先となるサーバ30と接続
し(ステップS104)、さらにサーバ30と認証及び
鍵交換を行うことにより(ステップS105)、サーバ
30との安全な通信路を確保する。
【0133】そして、情報処理端末10は、ステップS
101において読み込んだISRCコードと、ステップ
S103において計算したハッシュ値とをサーバ30側
に転送して、CDの調査を要求する(ステップS10
6)。
【0134】CD調査要求に対して、サーバ30側で
は、ISRCコードを基に自身のデータベースを検索し
て、そのレコードが存在するか、さらにはそのハッシュ
値が一致するか否かを判別して、その結果を情報処理端
末10側に返す(ステップS107)。
【0135】図8に示す例ではデータ全体のハッシュ値
をサーバ30に送信して照合するので、図7に示した場
合とは相違し、楽曲全体にわたって改竄されていないか
どうかを検査することができ、CDのデータに対してす
げ替えやその他の何らかの不正な処理が印加されていな
いかどうかを確認することができる。また、ハッシュ値
を送るので、楽曲全体にわたるデータを送信するための
通信負荷が軽くて済む。サーバ30側でも、楽曲全体で
はなくそのハッシュ値だけを保管しておけばよいので、
記憶容量を節約することができる。例えばSHA−1で
は、512ビットごとに160ビットのデータを出力す
るようになっているので、これを累積計算することで、
楽曲全体のハッシュ値を得ることができる。
【0136】情報処理端末10側では、サーバ30側か
らの返答を基に、楽曲データの携帯型機器20へのコピ
ーが許されるか否かを判別する。
【0137】返答内容が、データベース中に該当するレ
コードが存在することを示していれば(ステップS10
8)、装填中のCDはデータベース登録されたものであ
り、電子透かしにより挿入されたデータは既知であるか
ら、Screeningすなわち電子透かしの検出処理
を省略することができる。この場合、CDからのコピー
の可否判断のみを行う(ステップS109、S11
0)。登録CDは1回のみコピーが許容されているとす
れば、ステップS109において、装填中のメディアが
CD−Rか否かをチェックすればよい。
【0138】コピー可能であれば、ステップS111に
進んで、LCMによる楽曲データの圧縮(ATRAC3
による帯域圧縮)及び暗号化を行ってから、携帯型機器
20へのコピーを行う。これに対し、コピー不可であれ
ば、ステップS112に進み、コピー処理を中止する。
【0139】他方、ステップS108において、サーバ
30側のデータベースに該当レコードが存在しない、す
なわち装填中のCDが登録CDではないと判定された場
合には、Screeningすなわち電子透かし検出処
理を行うより他ない(ステップS113)。
【0140】電子透かし検出を行いコピーの可否を判断
した結果、コピー可能であればLCMによる楽曲の圧縮
(ATRAC3などによる帯域圧縮)及び暗号化を行っ
てから、携帯型機器20へのコピーを行う(ステップS
114→S111)。また、コピー不可であれば、ステ
ップS115に進み、コピー処理を中止する。
【0141】これまでに説明した実施形態ではいずれ
も、情報処理端末10は、CDから読み込んだ楽曲がコ
ピー可能であることを確認できた後に、データ・コンテ
ンツの圧縮暗号化及び携帯型機器20へのコピー処理に
移行するものである。これに対し、データ・コンテンツ
の圧縮暗号化処理の一部でコピー可否の確認処理を行う
こともできる。
【0142】図9には、LCMでの帯域圧縮過程のデー
タをデータベースに対する照合データとして用いること
ができるコンテンツ・コピー管理システム1−2の構成
例を示し、また、図10には、該システム1−2におい
て情報処理端末10が実行する処理手順をフローチャー
トの形式で示している。
【0143】データ圧縮プロセスは、一般に、DCT
(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)、
量子化、及びハフマン符号化で構成される。MP3(MP
EG-1 Audio Layer-III)やATRACなどの帯域圧縮で
はmDCT(変形離散コサイン変換)が用いられてい
る。mDCTは、直交変換の1つであり、時間軸領域を
周波数領域に変換する。また、直交変換には、mDCT
以外にも、DCT(離散コサイン変換)、wavele
t("wavelet"は米サマス・テクノロジーズ社が
開発した波形分析技術)などがある
【0144】この実施形態に係るシステム1−2では、
情報処理端末10は、LCMプロセスにおいて生成され
たmDCT係数のハッシュ値を求めて、これをサーバ3
0側に転送してデータベースと照合するようになってい
る。
【0145】データベースと照合した結果、コピー可で
あれば、そのまま圧縮及び暗号処理を進めて、携帯型機
器20へのデータ・コピーを行う。他方、コピー不可と
判断された場合には、Screening処理に戻っ
て、電子透かし検出を行い、その検出結果に従ってコピ
ーの可否を再度判断する。
【0146】本実施形態によれば、情報処理端末10
は、Screening処理が完了していなくても、コ
ピー用データの圧縮などの処理を並行して行うことがで
きるので、コピー処理全体に要する時間が短縮化され
る。また、圧縮・暗号化されたコピー用データを作成し
ても、コピー不可と判断されたときには最終的に携帯型
機器20へのコピーを行わなければコンテンツ保護上も
問題はない。また、mDCTなどの圧縮過程でのデータ
は、通常、PCM(Pulse Code Modulation)データよ
りもデータ量が少ないので、照合用データとしては都合
がよい。
【0147】以下、図10に示すフローチャートを参照
しながら、情報処理端末10において実行される処理手
順について説明する。
【0148】まず、CD−ROMドライブ(図示しな
い)に装填されたCDから、ISRC(International
Standard Recording Code)若しくはこれと同等のコン
テンツ識別情報を取得する(ステップS121)。
【0149】次いで、CDから所望の楽曲データを読み
込んで、端末10内のハード・ディスク(図示しない)
にコピーしておく(ステップS122)。
【0150】次いで、LCD処理の第1段階としてmD
CTを実行して、楽曲データのmDCT係数を計算する
(ステップS123)。さらに、mDCT係数をハッシ
ュ関数にかけてそのハッシュ値を計算する(ステップS
124)。
【0151】次いで、問合せ先となるサーバ30と接続
し(ステップS125)、さらにサーバ30と認証及び
鍵交換を行うことにより(ステップS126)、サーバ
30との安全な通信路を確保する。
【0152】そして、情報処理端末10は、ステップS
121において読み込んだISRCコードと、ステップ
S124において計算したハッシュ値とをサーバ30側
に転送して、CDの調査を要求する(ステップS12
7)。
【0153】CD調査要求に対して、サーバ30側で
は、ISRCコードを基に自身のデータベースを検索し
て、そのレコードが存在するか、さらにはそのハッシュ
値が一致するか否かを判別して、その結果を情報処理端
末10側に返す(ステップS128)。
【0154】情報処理端末10側では、サーバ30側か
らの返答を基に、楽曲データの携帯型機器20へのコピ
ーが許されるか否かを判別する。
【0155】返答内容が、データベース中に該当するレ
コードが存在することを示していれば(ステップS12
9)、装填中のCDはデータベース登録されたものであ
り、電子透かしにより挿入されたデータは既知であるか
ら、Screeningすなわち電子透かしの検出処理
を省略することができる。この場合、CDからのコピー
の可否判断のみを行う(ステップS130、S13
1)。登録CDは1回のみコピーが許容されているとす
れば、ステップS130において、装填中のメディアが
CD−Rか否かをチェックすればよい。
【0156】コピー可能であれば、量子化及びハフマン
符号化という圧縮処理の残りの過程を実行する(ステッ
プS132)。そして、圧縮データをさらに暗号化して
携帯型機器20へのコピーを行う(ステップS13
3)。これに対し、コピー不可であれば、ステップS1
34に進み、コピー処理を中止する。
【0157】他方、ステップS129において、サーバ
30側のデータベースに該当レコードが存在しない、す
なわち装填中のCDが登録CDではないと判定された場
合には、Screeningすなわち電子透かし検出処
理を行う他ない(ステップS135)。
【0158】電子透かし検出を行いコピーの可否を判断
した結果、コピー可能であれば、量子化及びハフマン符
号化という圧縮処理の残りの過程を実行する(ステップ
S132)。そして、圧縮データをさらに暗号化して携
帯型機器20へのコピーを行う(ステップS133)。
また、コピー不可であれば、ステップS137に進み、
コピー処理を中止する。
【0159】上述したような情報処理端末10における
音楽データのコピー機能を、専用のハードウェア構成を
備えた端末装置によって実現することも可能であるが、
汎用的な処理が可能な一般的な計算機システム上で、図
3、図5、図7、図10の各フローチャートで示した処
理手順をコンピュータ可読形式で記述したコンテンツ・
コピー・アプリケーションを実行するという形態でも、
本発明を実装することができる。
【0160】図11には、本発明に係る情報処理端末1
0を実現することができる計算機システム100のハー
ドウェア構成を模式的に示している。以下、同図を参照
しながら、システム100内の各構成要素について説明
する。
【0161】システム100のメイン・コントローラで
あるCPU(Central Processing Unit)101は、オ
ペレーティング・システム(OS)の制御下で、各種の
アプリケーションを実行する。CPU101は、例え
ば、図3、図5、図7、図10の各フローチャートで示
した処理手順をコンピュータ可読形式で記述したコンテ
ンツ・コピー・アプリケーションを実行することができ
る。図示の通り、CPU101は、バス108によって
他の機器類(後述)と相互接続されている。
【0162】メモリ102は、CPU101において実
行されるプログラム・コードを格納したり、プログラム
実行中の作業データを一時保管するために使用される記
憶装置である。同図に示すメモリ102は、不揮発及び
揮発メモリ双方を含むものと理解されたい。
【0163】ディスプレイ・コントローラ103は、C
PU101が発行する描画命令を実際に処理するための
専用コントローラである。ディスプレイ・コントローラ
103において処理された描画データは、例えばフレー
ム・バッファ(図示しない)に一旦書き込まれた後、デ
ィスプレイ111によって画面出力される。
【0164】入力機器インターフェース104は、キー
ボード112やマウス113などのユーザ入力機器を計
算機システム100に接続するための装置である。
【0165】ネットワーク・インターフェース105
は、Ethernetなどの所定の通信プロトコルに従
って、システム100をLAN(Local Area Network)
などの局所的ネットワーク、さらにはインターネットの
ような広域ネットワークに接続することができる。
【0166】ネットワーク上では、複数のホスト端末
(図示しない)がトランスペアレントな状態で接続さ
れ、分散コンピューティング環境が構築されている。計
算機システム100とサーバ30をネットワーク経由で
接続することも可能であり、サーバ30に対してデータ
ベース問い合わせを行うことができる。また、ネットワ
ーク上では、ソフトウェア・プログラムやデータ・コン
テンツなどの配信が行うことができる。例えば、図3、
図5、図7、図10の各フローチャートで示した処理手
順をコンピュータ可読形式で記述したコンテンツ・コピ
ー・アプリケーションを、ネットワーク経由で計算機シ
ステム100にダウンロードすることができる。また、
コピー対象となる音楽データなどを、ネットワーク経由
で配信することもできる。
【0167】外部機器インターフェース107は、ハー
ド・ディスク・ドライブ(HDD)114やメディア・ド
ライブ115などの外部装置をシステム100に接続す
るための装置である。
【0168】HDD114は、記憶担体としての磁気デ
ィスクを固定的に搭載した外部記憶装置であり(周
知)、記憶容量やデータ転送速度などの点で他の外部記
憶装置よりも優れている。ソフトウェア・プログラムを
実行可能な状態でHDD114上に置くことをプログラ
ムのシステムへの「インストール」と呼ぶ。通常、HD
D114には、CPU101が実行すべきオペレーティ
ング・システムのプログラム・コードや、アプリケーショ
ン・プログラム、デバイス・ドライバなどが不揮発的に格
納されている。
【0169】例えば、図3、図5、図7、図10の各フ
ローチャートで示した処理手順をコンピュータ可読形式
で記述したコンテンツ・コピー・アプリケーションを、H
DD114上にインストールすることができる。また、
コピー対象となる音楽データなどを、HDD114上に
一時的に保存することもできる。CDなどの記録メディ
アから読み出された音楽データは、例えばWAV形式の
コンピュータ・ファイルとして、HDD114上に保存
される。
【0170】メディア・ドライブ115は、CD(Compa
ct Disc)やMO(Magneto-Opticaldisc)、DVD(Di
gital Versatile Disc)などの可搬型メディアを装填し
て、そのデータ記録面にアクセスするための装置であ
る。
【0171】可搬型メディアは、主として、ソフトウェ
ア・プログラムやデータ・ファイルなどをコンピュータ可
読形式のデータとしてバックアップすることや、これら
をシステム間で移動(すなわち販売・流通・配布を含む)
する目的で使用される。例えば、図3、図5、図7、図
10の各フローチャートで示した処理手順をコンピュー
タ可読形式で記述したコンテンツ・コピー・アプリケーシ
ョンを、これら可搬型メディアを利用して複数の機器間
で物理的に流通・配布することができる。また、コピー
対象となる音楽データなどを、これら可搬型メディアを
利用して機器間で物理的に流通・配布することができ
る。
【0172】図11に示すような計算機システム100
の一例は、米IBM社のパーソナル・コンピュータ"PC
/AT(Personal Computer/Advanced Technology)"の
互換機又は後継機である。勿論、他のアーキテクチャを
備えたコンピュータを、本実施形態に係る計算機システ
ム100として適用することも可能である。
【0173】また、上述したようなサーバ30による音
楽データのコピー制御機能並びに電子透かし検出の代行
機能を、専用のハードウェア構成を備えた端末装置によ
って実現することも可能であるが、汎用的な処理が可能
な一般的な計算機システム上で、図4、図6、図8の各
フローチャートで示した処理手順をコンピュータ可読形
式で記述したコンテンツ・コピー制御並びに電子透かし
検出代行サーバ・アプリケーションを実行するという形
態でも、本発明を実装することができる。
【0174】図12には、本発明に係るサーバ30を実
現することができる計算機システム200のハードウェ
ア構成を模式的に示している。以下、同図を参照しなが
ら、システム200内の各構成要素について説明する。
【0175】システム200のメイン・コントローラで
あるCPU(Central Processing Unit)201は、オ
ペレーティング・システム(OS)の制御下で、各種の
アプリケーションを実行する。CPU201は、例え
ば、図4、図6、図8の各フローチャートで示した処理
手順をコンピュータ可読形式で記述したコンテンツ・コ
ピー制御並びに電子透かし検出代行サーバ・アプリケー
ションを実行することができる。図示の通り、CPU2
01は、バス208によって他の機器類(後述)と相互
接続されている。
【0176】メモリ202は、CPU201において実
行されるプログラム・コードを格納したり、プログラム
実行中の作業データを一時保管するために使用される記
憶装置である。同図に示すメモリ202は、不揮発及び
揮発メモリ双方を含むものと理解されたい。
【0177】ディスプレイ・コントローラ203は、C
PU201が発行する描画命令を実際に処理するための
専用コントローラである。ディスプレイ・コントローラ
103において処理された描画データは、例えばフレー
ム・バッファ(図示しない)に一旦書き込まれた後、デ
ィスプレイ211によって画面出力される。
【0178】入力機器インターフェース204は、キー
ボード212やマウス213などのユーザ入力機器を計
算機システム200に接続するための装置である。
【0179】ネットワーク・インターフェース205
は、Ethernetなどの所定の通信プロトコルに従
って、システム200をLAN(Local Area Network)
などの局所的ネットワーク、さらにはインターネットの
ような広域ネットワークに接続することができる。
【0180】ネットワーク上では、複数のホスト端末
(図示しない)がトランスペアレントな状態で接続さ
れ、分散コンピューティング環境が構築されている。計
算機システム200と情報処理端末10をネットワーク
経由で接続することも可能であり、情報処理端末10か
らデータベース問い合わせを受けることができる。ま
た、ネットワーク上では、ソフトウェア・プログラムや
データ・コンテンツなどの配信が行うことができる。例
えば、図4、図6、図8の各フローチャートで示した処
理手順をコンピュータ可読形式で記述したコンテンツ・
コピー制御並びに電子透かし検出代行サーバ・アプリケ
ーションを、ネットワーク経由で計算機システム200
にダウンロードすることができる。また、コピー対象と
なる音楽データなどを、ネットワーク経由で配信するこ
ともできる。
【0181】データベース・インターフェース207
は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)214のよう
なデータベースを構築するための外部装置をシステム1
00に接続するための装置である。データベース214
上では、各楽曲に関する電子透かし情報やコピー可否情
報などがデータベース管理されており、情報処理端末1
0からのISRCなどの楽曲の識別情報や属性情報に基
づく問い合わせに応じることができる(前述)。
【0182】また、HDD214は、記憶担体としての
磁気ディスクを固定的に搭載した外部記憶装置であり
(周知)、記憶容量やデータ転送速度などの点で他の外
部記憶装置よりも優れている。ソフトウェア・プログラ
ムを実行可能な状態でHDD214上に置くことをプロ
グラムのシステムへの「インストール」と呼ぶ。通常、
HDD214には、CPU201が実行すべきオペレー
ティング・システムのプログラム・コードや、アプリケー
ション・プログラム、デバイス・ドライバなどが不揮発的
に格納されている。例えば、図4、図6、図8の各フロ
ーチャートで示した処理手順をコンピュータ可読形式で
記述したコンテンツ・コピー制御並びに電子透かし検出
代行サーバ・アプリケーションを、HDD214上にイ
ンストールすることができる。
【0183】図12に示すような計算機システム200
の一例は、米IBM社のパーソナル・コンピュータ"PC
/AT(Personal Computer/Advanced Technology)"の
互換機又は後継機である。勿論、他のアーキテクチャを
備えたコンピュータを、本実施形態に係る計算機システ
ム200として適用することも可能である。
【0184】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。
【0185】本明細書中では、CDに記録された音楽デ
ータのコピーを行う場合を例にとって本発明の実施形態
を説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されるも
のではない。例えば映像や静止画など他のデータ・コン
テンツに対しても、あるいはDVDやMDなど他の記録
メディアから読み取ったデータに対しても、本発明は同
様に作用効果を奏することができる。
【0186】要するに、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0187】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
コンテンツに埋め込まれた電子透かしを検査することが
できる、優れた電子透かし検査技術を提供することがで
きる。
【0188】また、本発明によれば、コンテンツに埋め
込まれた電子透かしを検査した結果に従ってコンテンツ
の複製の可否を判断することができる、優れた電子透か
し検査技術を提供することができる。
【0189】また、本発明によれば、計算負荷の高い電
子透かし検査処理を代行して、コンテンツの複製の可否
を判断することができる、優れた電子透かし検査技術を
提供することができる。
【0190】本発明では、コンテンツの複製を行う計算
機システム自体がスクリーニングすなわち電子透かしの
検出を必ずしも行わず、別の手段により、コンテンツの
コピー制御情報を取得できるようにした。例えば、コン
テンツには電子透かしが挿入されていないことがあらか
じめ分かっているCDからコピーするような場合には、
かかるCDであることを確認できれば、電子透かしの検
出処理そのものをスキップして、コピー所要時間を短縮
化する。
【0191】すなわち、本発明によれば、データから電
子透かしを検出する必要がないので処理時間が短縮化さ
れ、ユーザの利便性が向上する。
【0192】また、電子透かしを検出する場合であって
も、コンテンツ(例えば楽曲)全体にわたって検出する
必要がないので、処理時間が短縮化され、ユーザの利便
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】SDMIで想定しているScreening処
理を実現するための機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係るコンテンツ・コピー管理
システム1の全体構成を模式的に示した図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ・コ
ピー管理システム1において、情報処理端末10上でC
D上の音楽データを携帯型機器20にコピーするとき
の、情報処理端末10側で実行する処理手順を示したフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ・コ
ピー管理システム1において、情報処理端末10上でC
D上の音楽データを携帯型機器20にコピーするとき
の、サーバ30側で実行する処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ・コ
ピー管理システム1において、情報処理端末10上でC
D上の音楽データを携帯型機器20にコピーするとき
の、情報処理端末10側で実行する処理手順の他の例を
示したフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ・コ
ピー管理システム1において、情報処理端末10上でC
D上の音楽データを携帯型機器20にコピーするとき
の、サーバ30側で実行する処理手順の他の例を示した
フローチャートである。
【図7】サーバ30側のデータベースに対して問合せを
行うことによって電子透かし検出処理を省略するため
の、情報処理端末10上で実行する処理手順のさらに他
の例を示したフローチャートである。
【図8】サーバ30側のデータベースに対して問合せを
行うことによって電子透かし検出処理を省略するため
の、情報処理端末10上で実行する処理手順のさらに他
の例を示したフローチャートである。
【図9】LCMでの帯域圧縮過程のデータをデータベー
スに対する照合データとして用いることができるコンテ
ンツ・コピー管理システム1−2の構成を模式的に示し
た図である。
【図10】コンテンツ・コピー管理システム1−2にお
いて情報処理端末10が実行する処理手順を示したフロ
ーチャートである。
【図11】情報処理端末10として適用可能な計算機シ
ステム100の構成を模式的に示した図である。
【図12】サーバ30として適用可能な計算機システム
200の構成を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1…コンテンツ・コピー管理システム 10…情報処理端末 20…携帯型機器 30…サーバ 100…計算機システム(情報処理端末) 101…CPU,102…メモリ 103…ディスプレイ・コントローラ 104…入力機器インターフェース 105…ネットワーク・インターフェース 107…外部機器インターフェース,108…バス 111…ディスプレイ,112…キーボード,113…
マウス 114…ハード・ディスク装置,115…メディア・ド
ライブ 200…計算機システム(サーバ) 201…CPU,202…メモリ 203…ディスプレイ・コントローラ 204…入力機器インターフェース 205…ネットワーク・インターフェース 207…データ・ベースインターフェース,208…バ
ス 211…ディスプレイ,212…キーボード,213…
マウス 214…データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 G10L 9/00 E 5J104 5/91 H04N 5/91 P 5/92 5/92 H 5/928 E 7/08 7/08 Z 7/081 (72)発明者 佐藤 英雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA07 BA09 CA09 CA16 5B057 AA11 CE08 CE09 CG05 CH01 CH11 5C053 FA13 FA23 GA11 GB11 GB22 GB37 JA05 JA21 LA14 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 CA11 CA12 CA20 CA23 DA07 DA13 DB09 5C076 AA02 AA14 BA06 BA09 5J104 AA13 AA14 PA14

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツの外部機器へのコピーを管理す
    るコンテンツ・コピー管理システムであって、 コピー対象となるコンテンツを読み込む手段と、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む手段
    と、 各コンテンツのコピー可否情報を保管するデータベース
    と、 コンテンツに挿入された電子透かしを検査する電子透か
    し検査手段と、 コンテンツの外部機器へのコピー動作を制御するコピー
    制御手段と、を具備し、 前記コピー制御手段は、コピー対象となるコンテンツの
    識別情報及び/又は属性情報を基に前記データベースを
    検索し、該当するレコードが存在する場合にはそのレコ
    ードの内容に応じてコピー動作を制御し、該当するレコ
    ードが存在しない場合には前記電子透かし検査手段によ
    る該コンテンツの検査結果に応じてコピー動作を制御す
    ることを特徴とするコンテンツ・コピー管理システム。
  2. 【請求項2】前記コピー制御手段は、コンテンツを圧縮
    及び暗号化してから前記外部機器にコピーすることを特
    徴とする請求項1に記載のコンテンツ・コピー管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記コピー制御手段と前記データベースは
    安全な通信路を介して接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載のコンテンツ・コピー管理システム。
  4. 【請求項4】さらに、コピー対象となるコンテンツの属
    性情報を取得する手段を備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部を切り取ったデータ
    であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ・
    コピー管理システム。
  5. 【請求項5】さらに、コピー対象となるコンテンツの属
    性情報を取得する手段を備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部又は全部のハッシュ
    値であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ
    ・コピー管理システム。
  6. 【請求項6】さらに、コピー対象となるコンテンツの属
    性情報を取得する手段を備え、 前記属性情報は、コンテンツのエンベロープ値、リズム
    に相当する周期、スペクトルの広がり方などのコンテン
    ツに関する特徴値又は特徴量であることを特徴とする請
    求項1に記載のコンテンツ・コピー管理システム。
  7. 【請求項7】コンテンツの外部機器へのコピーを管理す
    るコンテンツ・コピー管理方法であって、 コピー対象となるコンテンツを読み込むステップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込むステ
    ップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報及び/又は属性
    情報を基にして各コンテンツのコピー可否情報を保管す
    るデータベースに対して問い合わせるステップと、 該データベース中に該当するレコードが存在する場合に
    はそのレコードの内容に応じてコピー動作を制御するス
    テップと、 該データベース中に該当するレコードが存在しない場合
    にはコンテンツ中に挿入された電子透かしの検査結果に
    応じてコピー動作を制御するステップと、を具備するこ
    とを特徴とするコンテンツ・コピー管理方法。
  8. 【請求項8】前記コピー動作を制御するステップでは、
    コンテンツを圧縮及び暗号化してから前記外部機器にコ
    ピーすることを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ
    ・コピー管理方法。
  9. 【請求項9】前記データベースへの問合せは安全な通信
    路を介して行われることを特徴とする請求項7に記載の
    コンテンツ・コピー管理方法。
  10. 【請求項10】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得するステップを備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部又は全部を切り取っ
    たデータであることを特徴とする請求項7に記載のコン
    テンツ・コピー管理方法。
  11. 【請求項11】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得するステップを備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部又は全部のハッシュ
    値であることを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ
    ・コピー管理方法。
  12. 【請求項12】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得するステップを備え、 前記属性情報は、コンテンツのエンベロープ値、リズム
    に相当する周期、スペクトルの広がり方などのコンテン
    ツに関する特徴値又は特徴量であることを特徴とする請
    求項7に記載のコンテンツ・コピー管理方法。
  13. 【請求項13】コンテンツの外部機器へのコピー動作を
    実行する情報処理装置であって、 コピー対象となるコンテンツを読み込む手段と、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む手段
    と、 コンテンツに挿入された電子透かしを検査する電子透か
    し検査手段と、 コンテンツの外部機器へのコピー動作を制御するコピー
    制御手段と、を具備し、 前記コピー制御手段は、コピー対象となるコンテンツの
    識別情報及び/又は属性情報を基に外部サーバに対して
    問合せを行い、該問合せ結果に応じて、コンテンツのコ
    ピー動作を実行するか、又は、前記電子透かし検査手段
    による該コンテンツの検査を実行して該検査結果に従っ
    てコピー動作を制御することを特徴とする情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】前記コピー制御手段は、コンテンツを圧
    縮及び暗号化してから前記外部機器にコピーすることを
    特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】前記外部サーバとは安全な通信路を介し
    て接続されていることを特徴とする請求項13に記載の
    情報処理装置。
  16. 【請求項16】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得する手段を備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部を切り取ったデータ
    であることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装
    置。
  17. 【請求項17】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得する手段を備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部又は全部のハッシュ
    値であることを特徴とする請求項13に記載の情報処理
    装置。
  18. 【請求項18】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得する手段を備え、 前記属性情報は、コンテンツのエンベロープ値、リズム
    に相当する周期、スペクトルの広がり方などのコンテン
    ツに関する特徴値又は特徴量であることを特徴とする請
    求項13に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】コンテンツの外部機器へのコピー動作を
    実行する情報処理方法であって、 コピー対象となるコンテンツを読み込むステップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込むステ
    ップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報及び/又は属性
    情報を基に外部サーバに対して問合せを行うステップ
    と、 該問合せ結果に応じて、コンテンツのコピー動作を実行
    するか、又は、コンテンツに挿入された電子透かしの検
    査を実行して該検査結果に従ってコピー動作を制御する
    ステップと、を具備することを特徴とする情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】前記コピー動作を制御するステップで
    は、コンテンツを圧縮及び暗号化してから前記外部機器
    にコピーすることを特徴とする請求項19に記載の情報
    処理方法。
  21. 【請求項21】前記外部サーバへの問合せは安全な通信
    路を介して行うことを特徴とする請求項19に記載の情
    報処理方法。
  22. 【請求項22】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得するステップを備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部を切り取ったデータ
    であることを特徴とする請求項19に記載の情報処理方
    法。
  23. 【請求項23】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得するステップを備え、 前記属性情報は、コンテンツの一部又は全部のハッシュ
    値であることを特徴とする請求項19に記載の情報処理
    方法。
  24. 【請求項24】さらに、コピー対象となるコンテンツの
    属性情報を取得するステップを備え、 前記属性情報は、コンテンツのエンベロープ値、リズム
    に相当する周期、スペクトルの広がり方などのコンテン
    ツに関する特徴値又は特徴量であることを特徴とする請
    求項19に記載の情報処理方法。
  25. 【請求項25】各コンテンツに関するコピー可否情報を
    管理するサーバであって、 コンテンツの識別情報及び/又は属性情報を基に検索可
    能なデータベースと、 コンテンツのコピー可否に関する問合せを受信する受信
    手段と、 該問合せに応答して前記データベースを検索する検索手
    段と、 前記データベースの検索結果を問い合わせ元に送信する
    送信手段と、を具備することを特徴とするサーバ。
  26. 【請求項26】問合せ元とは安全な通信路を介して接続
    されることを特徴とする請求項25に記載のサーバ。
  27. 【請求項27】前記属性情報は、コンテンツの一部を切
    り取ったデータであることを特徴とする請求項25に記
    載のサーバ。
  28. 【請求項28】前記属性情報は、コンテンツの一部又は
    全部のハッシュ値であることを特徴とする請求項25に
    記載のサーバ。
  29. 【請求項29】前記属性情報は、コンテンツのエンベロ
    ープ値、リズムに相当する周期、スペクトルの広がり方
    などのコンテンツに関する特徴値又は特徴量であること
    を特徴とする請求項25に記載のサーバ。
  30. 【請求項30】コンテンツの外部機器へのコピーを管理
    する処理をコンピュータ・システム上で実行するための
    コンピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で
    物理的に格納したソフトウェア記憶媒体であって、前記
    コンピュータ・ソフトウェアは、 コピー対象となるコンテンツを読み込むステップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込むステ
    ップと、 コピー対象となるコンテンツの属性情報を取得するステ
    ップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報及び/又は属性
    情報を基にして各コンテンツのコピー可否情報を保管す
    るデータベースに対して問い合わせるステップと、 該データベース中に該当するレコードが存在する場合に
    はそのレコードの内容に応じてコピー動作を制御するス
    テップと、 該データベース中に該当するレコードが存在しない場合
    にはコンテンツ中に挿入された電子透かしの検査結果に
    応じてコピー動作を制御するステップと、を具備するこ
    とを特徴とするソフトウェア記憶媒体。
  31. 【請求項31】前記属性情報は、コンテンツの一部又は
    全部を切り取ったデータであることを特徴とする請求項
    30に記載のソフトウェア記憶媒体。
  32. 【請求項32】前記属性情報は、コンテンツの一部又は
    全部のハッシュ値であることを特徴とする請求項30に
    記載のソフトウェア記憶媒体。
  33. 【請求項33】前記属性情報は、コンテンツのエンベロ
    ープ値、リズムに相当する周期、スペクトルの広がり方
    などのコンテンツに関する特徴値又は特徴量であること
    を特徴とする請求項30に記載のソフトウェア記憶媒
    体。
  34. 【請求項34】コンテンツの外部機器へのコピーを実行
    する処理をコンピュータ・システム上で実行するための
    コンピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で
    物理的に格納したソフトウェア記憶媒体であって、前記
    コンピュータ・ソフトウェアは、 コピー対象となるコンテンツを読み込むステップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込むステ
    ップと、 コピー対象となるコンテンツの属性情報を取得するステ
    ップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報及び/又は属性
    情報を基に外部サーバに対して問合せを行うステップ
    と、 該問合せ結果に応じて、コンテンツのコピー動作を実行
    するか、又は、コンテンツに挿入された電子透かしの検
    査を実行して該検査結果に従ってコピー動作を制御する
    ステップと、を具備することを特徴とするソフトウェア
    記憶媒体。
  35. 【請求項35】前記属性情報は、コンテンツの一部又は
    全部を切り取ったデータであることを特徴とする請求項
    34に記載のソフトウェア記憶媒体。
  36. 【請求項36】前記属性情報は、コンテンツの一部又は
    全部のハッシュ値であることを特徴とする請求項34に
    記載のソフトウェア記憶媒体。
  37. 【請求項37】前記属性情報は、コンテンツのエンベロ
    ープ値、リズムに相当する周期、スペクトルの広がり方
    などのコンテンツに関する特徴値又は特徴量であること
    を特徴とする請求項34に記載のソフトウェア記憶媒
    体。
  38. 【請求項38】コンテンツの外部機器へのコピーを管理
    するコンテンツ・コピー管理システムであって、 コピー対象となるコンテンツを読み込む手段と、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む手段
    と、 各コンテンツのコピー可否情報を保管するデータベース
    と、 コンテンツに挿入された電子透かしを検査する電子透か
    し検査手段と、 コンテンツを直交変換する直交変換手段と、 直交変換後のコンテンツを量子化及びハフマン符号化す
    る符号化圧縮手段と、 前記符号化圧縮されたコンテンツを暗号化する暗号化手
    段と、 コンテンツの外部機器への該暗号化コンテンツのコピー
    動作を制御するコピー制御手段と、を具備し、 前記コピー制御手段は、コピー対象となるコンテンツの
    識別情報とコンテンツの直交変換値又はそのハッシュ値
    を基に前記データベースを検索し、該当するレコードが
    存在する場合にはそのレコードの内容に応じて該暗号化
    コンテンツのコピー動作を制御し、該当するレコードが
    存在しない場合には前記電子透かし検査手段による該コ
    ンテンツの検査結果に応じて該暗号化コンテンツのコピ
    ー動作を制御することを特徴とするコンテンツ・コピー
    管理システム。
  39. 【請求項39】コンテンツの外部機器へのコピーを管理
    するコンテンツ・コピー管理方法であって、 コピー対象となるコンテンツを読み込むステップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込むステ
    ップと、 コンテンツを直交変換する直交変換ステップと、 直交変換後のコンテンツを量子化及びハフマン符号化す
    る符号化圧縮ステップと、 前記符号化圧縮されたコンテンツを暗号化する暗号化ス
    テップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報とコンテンツの
    直交変換値又はそのハッシュ値を基にして各コンテンツ
    のコピー可否情報を保管するデータベースに対して問い
    合わせるステップと、 該データベース中に該当するレコードが存在する場合に
    はそのレコードの内容に応じて該暗号化コンテンツのコ
    ピー動作を制御するステップと、 該データベース中に該当するレコードが存在しない場合
    にはコンテンツ中に挿入された電子透かしの検査結果に
    応じて該暗号化コンテンツのコピー動作を制御するステ
    ップと、を具備することを特徴とするコンテンツ・コピ
    ー管理方法。
  40. 【請求項40】コンテンツの外部機器へのコピー動作を
    実行する情報処理装置であって、 コピー対象となるコンテンツを読み込む手段と、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込む手段
    と、 コンテンツに挿入された電子透かしを検査する電子透か
    し検査手段と、 コンテンツを直交変換する直交変換手段と、 直交変換後のコンテンツを量子化及びハフマン符号化す
    る符号化圧縮手段と、 前記符号化圧縮されたコンテンツを暗号化する暗号化手
    段と、 コンテンツの外部機器への該暗号化コンテンツのコピー
    動作を制御するコピー制御手段と、を具備し、 前記コピー制御手段は、コピー対象となるコンテンツの
    識別情報とコンテンツの直交変換値又はそのハッシュ値
    を基に外部サーバに問合せを行い、該問合せ結果に応じ
    て、該暗号化コンテンツのコピー動作を実行するか、又
    は、前記電子透かし検査手段による該コンテンツの検査
    結果に応じて該暗号化コンテンツのコピー動作を制御す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  41. 【請求項41】コンテンツの外部機器へのコピー動作を
    実行する情報処理方法であって、 コピー対象となるコンテンツを読み込むステップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報を読み込むステ
    ップと、 コンテンツを直交変換する直交変換ステップと、 直交変換後のコンテンツを量子化及びハフマン符号化す
    る符号化圧縮ステップと、 前記符号化圧縮されたコンテンツを暗号化する暗号化ス
    テップと、 コピー対象となるコンテンツの識別情報とコンテンツの
    直交変換値又はそのハッシュ値を基に外部サーバに問合
    せを行うステップと、 該問合せ結果に応じて、該暗号化コンテンツのコピー動
    作を実行するか、又は、コンテンツ中に挿入された電子
    透かしの検査結果に応じて該暗号化コンテンツのコピー
    動作を制御するステップと、を具備することを特徴とす
    る情報処理方法。
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