JP2002031323A - 電気式灰溶融炉と電気式灰溶融炉の固化物除去方法 - Google Patents
電気式灰溶融炉と電気式灰溶融炉の固化物除去方法Info
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Abstract
ないようにすること。 【解決手段】 プラズマ式灰溶融炉の炉室6における出
滓口18の下部面は出滓口レンガ25で形成され、出滓
樋19は表面部がキャスタブル26で形成され、その下
部にはキャスタブル26を冷却する水冷ジャケット14
が配設されている。出滓樋19の通路の上部壁17に
は、傾斜面27が形成され、傾斜面27は出滓口レンガ
25に対向させている。傾斜面27の凹部29には、出
滓口バーナ28を配設し、出滓口バーナ28の先端部
は、出滓口レンガ25の面部に向くように配設されてい
る。出滓樋19の先端部には、連通路30が配設され、
出滓樋19の先端部に対向する連通路30の壁部31に
は凹所32が設けられ、この凹所32には加熱バーナ3
3が配設されている。加熱バーナ33の先端部は、出滓
樋19の先端に向けて配設されている。
Description
溶融処理し、スラグ化した焼却灰を資源化若しくは減量
化する電気式灰溶融炉において、出滓口及び出滓樋にス
ラグ及びメタル等が固化しないようにした電気式灰溶融
炉及びその灰溶融炉に付着する固化物の除去方法。
るためのものであり、灰溶融炉により溶融した焼却灰
は、低沸点の揮散物や、金属類及びその他成分のスラグ
に分け、無害化するとともに、そのリサイクルを図って
いる。こうした焼却灰の溶融炉のニーズが増加してきて
いる。これらの灰溶融炉には、焼却灰の溶融のために重
油等を燃料にするバーナ式灰溶融炉や、電気を加熱源と
する抵抗式灰溶融炉及びプラズマ式灰溶融炉等が知られ
ている。
の出滓口近傍を示している。この溶融炉本体51の側壁
52には、炉底壁53よりやや高い位置に出滓口54が
配設されている。炉底壁53には焼却灰を加熱して溶融
したスラグ55及び焼却灰中の金属成分が溶融したメタ
ル59が溜まり、出滓口54は、炉底に溜まったスラグ
55がオーバフローすることによりそれを排出させる役
割を果たす。出滓口54は出滓樋56に接続され、スラ
グ55は出滓樋56の先端部から図示しない出滓コンベ
ア上に載置されているモールド57に供給されて冷却さ
れ、作業中に発生したガスは、排気口58から排出さ
れ、次工程により無害化処理される。
なることから、内壁の表面部は耐火レンガ61等の耐火
物により形成されている。そして、出滓口54も同様に
高熱に耐えるべく耐火レンガ62で形成され、出滓樋5
6の表面はキャスタブル63により形成されている。ま
た、溶融炉本体51及び出滓樋56には、耐火物を保護
すべく水冷ジャケット64,65が配設されている。ま
た。出滓樋56の長手方向における中間部の直上方部に
は、出滓樋56に向けて出滓樋バーナ66を配設し、出
滓樋56のスラグ55の流路面をスラグが円滑に流れる
ようにしている。
樋56に水冷ジャケット65を配設しているのは、その
キャスタブル63が高温状態になるのを防止するためで
ある。そのため、出滓口54を流れるスラグ55が出滓
樋56上で、水冷ジャケット65を介して冷やされて
も、スラグ55が円滑にモールドへ流下できなくなるこ
とがある。よって、スラグ55の流れが悪くなると、バ
ーナ66を点火してスラグ55の流れをよくしている。
しかしながら、従来の出滓樋バーナ66は、出滓樋66
の全体を効果的に加熱するため、出滓樋56の中央側に
配設されている。そのため、出滓口54及びこの出滓口
54と出滓樋56の接続部周辺及び出滓樋56の先端部
では、スラグが固化した固化スラグ67,68が付着し
てしまう。また、出滓口54の上部及びこの出滓口54
程ではないが出滓樋56の上部には、ガスが反応して溶
融塩69,70が付着する。
6におけるスラグ55の流れを間欠的にすることから、
モールド57に大量のスラグ55が流下し、モールド5
7を損傷させることがある。また溶融炉本体のスラグ温
度が上昇し、耐火物の寿命が短くなる。溶融塩69,7
0が付着するとガスの流れを阻害し、効率良くガスを排
気することができない。本発明はこのような事情に鑑み
てなされたもので、出滓口からスラグを円滑に排出する
ことができる電気式灰溶融炉及びその溶融炉の固化スラ
グの除去方法を提供することを目的とする。
成するために、炉室に供給された焼却灰を加熱してスラ
グ化する溶融炉本体と、上記炉室の炉壁に配設され炉底
に溜まるスラグを炉室外へ排出させる出滓口と、該出滓
口に接続され上記スラグを溶融炉本体外に排出する出滓
樋とを備えた電気式灰溶融炉において、上記出滓口の上
方に出滓口加熱バーナを設け、該出滓口加熱バーナの噴
出口を上記出滓口部に向けて配置している。上記発明
は、上記出滓樋の先端部の近傍に出滓樋加熱バーナを設
け、該出滓樋加熱バーナの噴出口を上記出滓口の先端部
に向けて配置することができ、また、上記出滓口加熱バ
ーナを酸素富化バーナとすることができる。さらに、上
記溶融炉本体は傾倒式とすることができる。また、本発
明は、焼却灰を溶融炉本体の炉室内に投入し上記焼却灰
を加熱して溶融することによりスラグ化し、上記溶融炉
本体の炉底部に溜まるスラグを、上記溶融炉本体の出滓
口を通り出滓樋へ排出させる電気式灰溶融炉において、
上記出滓口及び出滓樋を加熱することにより、それらの
出滓口及び出滓樋に付着して固化したスラグを溶融し、
上記出滓樋から排出するようにした。この発明は、上記
スラグを上記出滓樋から排出させる際に、上記溶融炉本
体を傾倒させてスラグ及びメタルを排出するようにする
ことができる。
よる電気式灰溶融炉及びその灰溶融炉に付着する固化物
の除去方法について図面を参照しながら説明する。図1
及び図2は、本発明に係る傾倒可能なプラズマアーク式
灰溶融炉1を示し図1は灰溶融炉1を直立させた状態で
あり、図2はそれを傾倒させた状態を示す。灰溶融炉1
には、耐火レンガ11に囲まれた炉室6を設け、この灰
溶融炉1には、炉室6側に配設される主電極4、炉室6
の炉底壁5側に配設される炉底電極7及びこれらに電気
を供給する直流電源8等を備えたプラズマ装置が設けら
れている。主電極4は、溶融炉本体2の天井壁3を貫通
して垂下されるとともに、昇降装置15に支持されるこ
とにより炉室6を上下動できるように構成されている。
部にプラズマガスを発生させる通路を形成した円筒形状
のものを用いている。主電極4の下端部には、その先端
と対向する炉底壁5に炉底電極7を設置し、これらの電
極4,7間に、プラズマ発生用の直流電源8を接続して
いる。直流電源8は、炉底電極7側に+を接続し、主電
極4側に−を接続している。溶融炉本体2は、耐火レン
ガ11の周りに該耐火レンガ11を冷却する冷却ジャケ
ット13を配設している。溶融炉本体2の下壁部には、
溶融スラグ23の排出口である出滓口18が配設され、
出滓口18には、出滓樋19が接続されている。
る。図に示すように、出滓口18の下側面は出滓口レン
ガ25で形成され、出滓口18は表面側にキャスタブル
26で形成され、その下部にはキャスタブル26を冷却
する水冷ジャケット14が樋に沿って配設されている。
出滓樋19の通路の上部壁17には、傾斜面27が形成
され、傾斜面27は出滓口レンガ25に対向させてい
る。また、傾斜面27には凹部29が設けられ、この凹
部29には、重油、ガス等を燃料とする出滓口バーナ2
8を配設している。そして、出滓口バーナ28の先端部
は出滓口18の出滓口レンガ25の面部に向くように配
設されている。また、凹部29の開口部は該開口部が裾
広がりとなるテーパ形状若しくは斜面状に形成されてい
る。
設され、連通路30の上部側はガスの排気口が設けら
れ、その下部側は出滓コンベアに連通している。また、
出滓樋19の先端部に対向する連通路30の壁部31に
は、凹所32が設けられこの凹所32には、ガス又は重
油等を燃料とする加熱バーナ33が配設されている。加
熱バーナ33の先端部は、出滓樋19の先端部に向けて
配設されている。加熱バーナ28,33は、高温加熱が
できるように酸素富化バーナを用いている。
一端には油圧シリンダ20が設置され、シリンダ20の
伸縮ロッド21の先端部が溶融炉本体2の炉底に枢支さ
れている。また、このシリンダ20の取付部に対向して
炉底の他端側には回転軸22が設けられている。溶融炉
本体2は、油圧シリンダ20の伸縮ロッド21を伸縮さ
せることにより、回転軸22を軸として溶融炉本体2を
傾倒させ、出滓口18側を低くすることができる。灰溶
融炉1の側壁9には、ホッパー等から供給された焼却灰
を炉室6内に投入する灰供給装置10が設けられてい
る。なお、灰溶融炉1には、プラズマ等を制御する図示
しない制御装置や、プラズマを発生させるガス供給設
備、その他装置類が多数配設されているが、それらの詳
細な説明は省略する。
明する。図1に示すように、灰溶融炉1の炉室6には、
灰供給装置10から炉底壁上に焼却灰が投入され、灰溶
融炉1の炉室6を還元雰囲気にした状態で、直流電源8
により電圧を電極4,7間に印加する。すると、該電極
4,7間にプラズマアークが発生し、炉室6内が100
0℃以上の雰囲気となり、焼却灰の溶融が開始される。
なお、プラズマアークの起動前に、図3に示す出滓口1
8や出滓樋19に固化スラグ(図の固化スラグ67,6
8を参照)が付着しているようであれば、出滓口用加熱
バーナ28及び連通路用加熱バーナ33を着火させなが
ら、図2に示すように、油圧シリンダ20を作動させる
ことによりロッド21を上方に伸ばし、溶融炉本体2を
出滓口18の位置が下がるように傾動させる。そして、
溶融した固化スラグを除去する。
熱により焼却灰が加熱され溶融して溶融スラグ23とな
り、同様に焼却灰中に含まれているメタル成分が溶融し
て溶融メタル24となり、比重の軽いスラグ23は上部
に浮上し、それよりも比重の重いメタル24はスラグ2
3の下部に沈む。スラグ23が炉底に溜まり出滓口18
の高さに達すると、スラグ23が出滓口18から溢れで
て出滓樋19を通って、図示しない出滓コンベアに配設
されているモールドに供給され、スラグ23は冷却処理
される。
滓口用加熱バーナ28の先端は、出滓口18に向けられ
ているので、出滓口18を流れるスラグ23の固化を防
ぐことができ、たとえスラグ23がそこに固化してもバ
ーナ28の加熱で除去することができる。また、連通路
用加熱バーナ33の先端が、出滓樋19の先端部に向け
られているので、その先端部を流れるスラグ23の固化
を防ぐことができ、スラグ23がたとえ固化してもバー
ナ33の加熱で除去することができる。特に、スラグ2
3を水冷処理(本実施形態では空冷処理である)する場
合、すなわち水砕スラグを生成させるような場合は水蒸
気の発生により、出滓樋19の先端部に氷柱状にスラグ
が固化するので、それを除去することができる。
9,70を参照)が出滓口18の上部に生成するのは、
燃焼ガス等からNaCl、KClが生成され、それらの
塩が耐火材に付着すると、シリカ、アルミナ、CaO等
のスラグ成分がさらに付着するからである。従来の溶融
炉では、出滓口18の上部は、プラズマ熱の影響を受け
にくく温度が低くなる環境にあるので、溶解塩が発生し
やすい。本実施形態では、加熱バーナ28を傾斜させて
配置するとともに、傾斜面27を主電極4側に向けてい
るので、プラズマ及びバーナ28の熱の影響を受けやす
く、出滓口18の上部の温度が上昇し、溶解塩の発生を
防止することができる。同様に、付着する量は少ない
が、出滓樋19の上部に付着する溶解塩についても、連
通路用加熱バーナ33の加熱により、出滓樋19の通路
の温度が上昇し、溶解塩の付着を防止することができ
る。
4を排出する場合は、図2に示すように油圧シリンダ2
0を作動させることにより、溶融炉本体2を出滓口18
の位置が下がるように傾倒させる。こうして、出滓口1
8から溶融炉本体2の外にスラグ23及びメタル24を
排出する。スラグ23及びメタル24の排出が終了した
ら、油圧シリンダ20のロッド21を縮めることによ
り、溶融炉本体2の傾斜をなくして、次の作業にかか
る。なお、溶融炉本体2が直立姿勢でスラグ23がオー
バフローしている状態でも、溶融炉本体2を傾倒させス
ラグ23及びメタル24が排出されている状態において
も、加熱バーナ28,33は連続的に出滓口18及び出
滓樋19の先端部を加熱する。
4を参照しながら説明する。なお、上記の第1の実施形
態と同じ部分については同一の符号を付して説明する。
図4は、溶融炉本体2の出滓口18近傍の拡大断面図で
ある。出滓口18の下部面は出滓口レンガ25で形成さ
れ、出滓口18は表面側にキャスタブル26で形成さ
れ、その下部にはキャスタブル26を冷却する水冷ジャ
ケット14が樋にそって配設されている。
体2の出滓口18に対して、側壁9を炉室6の内方側に
移動させている。そして、出滓口18から出滓樋19に
亘る通路の上部壁17はほぼ水平に延在し、出滓口18
の出滓口レンガ25の直上方に凹部29を設け、この凹
部29には重油、ガス等を燃料とする出滓口バーナ28
を配設している。出滓口バーナ28の先端部は、炎が直
下に向くように出滓口18の流路、すなわち出滓口レン
ガ25の表面部に向くように配設されている。また、凹
部29の開口部は該開口部が裾広がりとなるテーパ形状
若しくは斜面状に形成されている。
され、連通路30の上部側はガスの排気口が設けられ、
下部側は出滓コンベアに連通している。また、出滓樋1
9の先端部に対向する連通路30の壁部31には、凹所
32が設けられこの凹所32には、重油、ガス等を燃料
とする加熱バーナ33が配設されている。加熱バーナ3
3の先端部は、出滓樋19の先端部に向けて配設されて
いる。本実施の形態では、上記実施の形態と同様に出滓
口18及び出滓樋19の先端部にスラグの固化がなくな
る。よって、炉室6からオーバフローするスラグ23が
間欠的にモールドに流下することがなくなる。
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、上記実施の形態では、プラズマ式の灰溶融炉を例に
あげたが、抵抗式の他の電気灰溶融炉でもよく、電気式
の灰溶融炉であれば本発明は適用することができる。
融炉本体の炉室に供給された焼却灰を加熱してスラグ化
する電気加熱手段と、上記炉室の炉壁に配設され炉底に
溜まるスラグを炉室外へ溢れ出させる出滓口と、該出滓
口に接続され該スラグを冷却する出滓コンベアに連通す
る出滓樋とを備えた電気式灰溶融炉において、上記出滓
口の近傍に第1加熱バーナを設け、該第1加熱バーナの
噴出口を上記出滓口に向けて配置し、該出滓口を直接加
熱するようにしたので、出滓口を流れるスラグ及びメタ
ルが上記加熱バーナの加熱により出滓口に固化しなくな
り、また、出滓口に固化して付着したスラグ及びメタル
も加熱により除去することができる。
ク式灰溶融炉を示し、溶融炉本体が直立している状態を
示す概略断面図である。
を傾倒させた状態を示す概略断面図である。
の拡大断面図である。
ク式灰溶融炉の出滓口近傍の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 炉室に供給された焼却灰を加熱してスラ
グ化する溶融炉本体と、上記炉室の炉壁に配設され炉底
に溜まるスラグを炉室外へ排出させる出滓口と、該出滓
口に接続され上記スラグを溶融炉本体外に排出する出滓
樋とを備えた電気式灰溶融炉において、 上記出滓口の上方に出滓口加熱バーナを設け、該出滓口
加熱バーナの噴出口を上記出滓口部に向けて配置したこ
とを特徴とする電気式灰溶融炉。 - 【請求項2】 上記出滓樋の先端部の近傍に出滓樋加熱
バーナを設け、該出滓樋加熱バーナの噴出口を上記出滓
口の先端部に向けて配置したことを特徴とする請求項1
に記載の電気式灰溶融炉。 - 【請求項3】 上記出滓口加熱バーナが酸素富化バーナ
であることを特徴とする請求項2に記載の電気式灰溶融
炉。 - 【請求項4】 上記溶融炉本体は傾倒式であることを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気式灰溶融
炉。 - 【請求項5】 焼却灰を溶融炉本体の炉室内に投入し上
記焼却灰を加熱して溶融することによりスラグ化し、上
記溶融炉本体の炉底部に溜まるスラグを、上記溶融炉本
体の出滓口を通り出滓樋へ排出させる電気式灰溶融炉に
おいて、 上記出滓口及び出滓樋を加熱することにより、それらの
出滓口及び出滓樋に付着して固化したスラグを溶融し、
上記出滓樋から排出するようにしたことを特徴とする電
気式灰溶融炉の固化物除去方法。 - 【請求項6】 焼却灰を溶融炉本体の炉室内に投入し上
記焼却灰を加熱して溶融することによりスラグ化し、上
記溶融炉本体の炉底部に溜まるスラグを、上記溶融炉本
体の出滓口を通り出滓樋へ排出させる電気式灰溶融炉に
おいて、 上記出滓口及び出滓樋を加熱することにより、それらの
出滓口及び出滓樋に付着して固化したスラグ及びメタル
を溶融し、上記スラグ及びメタルを上記出滓樋から排出
される際に、上記溶融炉本体を傾倒させてスラグ及びメ
タルを排出するようにしたことを特徴とする電気式灰溶
融炉の固化物除去方法。
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JP2000213944A JP3576468B2 (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 電気式灰溶融炉と電気式灰溶融炉の固化物除去方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-07-14 JP JP2000213944A patent/JP3576468B2/ja not_active Expired - Fee Related
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