JP2002030824A - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
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Abstract
ることがなく、安価で、空間の利用効率の良い立体駐車
装置を提供すること。 【解決手段】 立体駐車装置の地下部分Dにおいて、地
下2段,第1列にある車56を出庫させる場合、地下4
段,第3列のパレット17および車58を、第3列のリ
フト20によって地下2段まで上昇させた後、地上1段
および地下1段,地下2段,地下3段のパレット11,
15を水平に移動させて、パレット15および車56の
上下方向に通路を形成する。第1列のリフト20が、上
記通路を通ってパレット15および車56を地上1段ま
で上昇させる。リフトの昇降専用通路が不要なので、立
体駐車装置が収納できる車の数が従来よりも多い。
Description
数の車を収納する立体駐車装置に関する。
6に示すようなものがある。この立体駐車装置は、地上
部分Uと地下部分Dとからなる。この立体駐車装置は、
鉛直方向に、地上に4段と地下に4段のパレット位置を
備えると共に、水平方向に2列のパレット位置を備え
る。この2列のパレット位置の間には、リフト102が
矢印Aで示すように昇降するための昇降通路104が設
けられていて、この立体駐車装置は合計で3列分のパレ
ット位置の幅を有する。上記第1列および第2列におい
て、地上4段から地下4段までの合計8段のパレット位
置に、パレット101,101・・・が配置されてい
る。これらのパレット101,101・・・は、全ての
段において、矢印Bで示すように、パレット上の車を水
平方向に移動できるようになっている。この立体駐車装
置は、地上1段に車の出入口が設けられている。
示す第1列の地下2段に収納されている車106を出庫
させる際の立体駐車装置の動作を説明する。
を搭載したパレット101が、図7(b)において右側
方向に、第1列から昇降通路104の列まで水平に移動
する。そして、図8(c)に示すように、地下4段にあ
ったリフト102が、上記車106を載せたパレット1
01が位置する地下2段まで上昇する。その後、図8
(d)に示すように、上記リフト102は上記車106
およびパレット101を地上1段まで上昇させる。地上
1段まで上昇された車106は、自走してパレット10
1から降りて、出入口から出庫する。
て、上記昇降通路104はリフト102を昇降させるた
めのみに用いて車を収納できない。そのため、この立体
駐車装置は、鉛直方向8段と水平方向3列分のパレット
位置を有するにも拘らず、収納できる車の台数が16台
と少なくて、立体駐車装置の空間の利用効率が悪いとい
う問題がある。
した立体駐車装置が提案されている。この立体駐車装置
もまた地上部分Uと地下部分Dとからなり、鉛直方向8
段と水平方向3列とからなるパレット位置を有し、20
台の車を収納する。より詳しくは、第1列から第3列ま
での各列に、地下1段から地下4段までにあるパレット
が鉛直方向に一体に形成されて、矢印Eで示すように鉛
直方向に昇降可能な収納台110を配置している。そし
て、地上1段に、矢印Fで示すように水平方向に移動可
能なパレット111を2個備え、地上2段から地上4段
までに、矢印Gで示すように水平方向および鉛直方向に
移動可能なパレット112を、夫々2個づつ備えてい
る。
に示す第1列の地下2段に収納されている車116を出
庫させる際の立体駐車装置の動作を説明する。
列の地上1段から地上4段までにある全てのパレット1
11,112を、図10(b)に示すように右側方向に
1列分移動させる。そうすることによって、上記車11
6が収納されている第1列の収納台110の上方に、こ
の収納台110を上昇させるための通路を形成する。そ
して、図11(c)に示すように、上記収納台110
が、上記通路を通って収納台110の車116が地上1
段の高さに達するまで上昇する。この地上1段に達した
車116は、自走して収納台110から降りて、図示し
ない出入口から出庫する。
来の立体駐車装置は、4台の車を収納した収納台110
を昇降させるために、大出力で高価な駆動装置が必要で
あるので、立体駐車装置のコストが高くなるという問題
がある。また、上記収納台110の最下段に収納された
車を出庫させる場合、収納台110は、収納台110の
最下段が地上1段の高さに達するまで上昇しなければな
らない。このとき、収納台110の最上段は地上4段の
高さに達する。つまり、地下1段から地下4段までのパ
レットを一体に形成された収納台を用いると、地上1段
から地上4段に達する空間を地上部分Uにも設けなけれ
ばならない。そうすると、この立体駐車装置は、地上部
分Uの高さが制限される場合には、地下部分Dに設けら
れる収納台の段数を少なくしなければならないので、立
体駐車装置全体が収納できる車の台数が少なくなるとい
う問題がある。
数が地上部分の段数に制限されることがなく、大出力の
駆動装置が不要で、安価で、空間の利用効率の良い立体
駐車装置を提供することにある。
め、請求項1による立体駐車装置は、パレットに車を載
せて、このパレットを、鉛直方向の複数の段と水平方向
の複数の列からなるパレット位置に配置して車を収納す
る立体駐車装置において、上記パレット位置は、鉛直方
向の地下のn(nは正の整数)段と、水平方向のr(r
は正の整数)列とからなり、車の出入口が設けられた地
上に、水平方向に移動可能なパレットを(r−1)個備
え、地下1段から地下n段までに、水平方向に移動可能
なパレットを夫々の段に(r−1)個備え、さらに、上
記地下1段から地下n段までのいずれか1段に、水平方
向に移動可能なパレットをもう1個備え、1列からr列
までの全ての列に、上記地上から地下n段までのいずれ
か1つのパレットを、地上から地下n段までの他の段に
昇降させるリフトを夫々1つ備えることを特徴としてい
る。
段から最下段である地下n段までのいずれかの段におけ
る所定のパレットが地上まで昇る場合、上記地下1段か
ら地下n段までのうちのr列全てにパレットを有する段
から、1個のパレットを上記所定のパレットの段まで昇
降させる。そうすることによって、上記所定のパレット
が位置する段以外の段におけるパレットの数を、(r−
1)個にする。その後、上記所定のパレットが位置する
段以外の段において、上記所定のパレットが位置する列
からパレットが水平方向に移動して退去して、上記所定
のパレットの鉛直上方および下方に通路を形成する。続
いて、上記所定のパレットが位置する列のリフトが、上
記所定のパレットの下方に形成された通路を通って上昇
して、上記所定のパレットが位置する段まで上昇する。
そして、このリフトによって、上記所定のパレットを、
このパレットの上方に形成された通路を通って地上まで
上昇させる。したがって、この立体駐車装置は、従来に
おけるようなリフトの昇降専用通路を予め備えなくてよ
いので、従来よりも車の収納台数が増える。
ットが互いに独立して動作するので、従来の立体駐車装
置におけるような収納台を駆動する大出力の駆動装置が
不要なので、立体駐車装置が安価になる。また、上記収
納台が上昇した際に収納台を受け入れるための空間を地
上部分に備える必要がないので、この立体駐車装置は、
地上部分の高さが制限される場所にも設置できる。
トに車を載せて、このパレットを、鉛直方向の複数の段
と水平方向の複数の列からなるパレット位置に配置して
車を収納する立体駐車装置において、上記パレット位置
は、鉛直方向の地上のm(mは正の整数)段、かつ地下
のn(nは正の整数)段と、水平方向のr(rは正の整
数)列とからなり、車の出入口である地上1段に、水平
方向に移動可能なパレットを(r−1)個備え、地上2
段から地上(m−1)段までには、水平方向または鉛直
方向に移動可能なパレットを夫々の段に(r−1)個備
え、地上m段には、地上1段から地上m段までの間に鉛
直方向に移動可能なパレットをr個備えると共に、地下
1段から地下n段までには、水平方向に移動可能なパレ
ットを夫々の段に(r−1)個備え、さらに、上記地下
1段から地下n段までのいずれか1段に、水平方向に移
動可能なパレットをもう1個備え、1列からr列までの
全ての列に、上記地上1段から地下n段までのいずれか
1つのパレットを、地上1段から地下n段までの他の段
に昇降させるリフトを夫々1つ備えることを特徴として
いる。
である地上m段の所定のパレットが地上1段まで降りる
場合、上記地上1段から地上(m−1)段までの全ての
段において、上記所定のパレットが位置する列から、パ
レットが水平方向に移動して退去する。このことは、上
記地上1段から地上(m−1)段までの全ての段におい
て、r列のパレット位置に対してパレットを(r−1)
個配置して、パレット位置の空席を1個づつ形成するこ
とによって可能になっている。その後、上記地上m段の
所定のパレットが、上記地上1段から地上(m−1)段
までのパレットが退去して形成された鉛直の通路を降り
て、地上1段に到達する。
のいずれかの段における所定のパレットが地上1段まで
降りる場合、上記地上1段から上記所定のパレットの1
段下の段までの全ての段において、上記所定のパレット
が位置する列からパレットが水平方向に移動して退去し
て、上記所定のパレットの下方に鉛直の通路を形成す
る。そして、この通路を上記所定のパレットが降りて、
地上1段に到達する。
までのいずれかの段における所定のパレットが地上1段
まで昇る場合、上記地下1段から地下n段までのいずれ
かであってr列全てにパレットを有する段において、こ
のr個のうちの1個のパレットを、上記所定のパレット
の段まで昇降させる。そうすると、上記地下1段から地
下n段までのいずれの段も、上記所定のパレットが位置
する段以外は(r−1)個のパレットを有する。その
後、上記所定のパレットが位置する段以外の段におい
て、上記所定のパレットが位置する列からパレットが水
平方向に移動して退去して、上記所定のパレットの鉛直
上方および下方に通路を形成する。続いて、上記所定の
パレットが位置する列のリフトが、上記所定のパレット
の下方に形成された通路を通って、上記所定のパレット
が位置する段まで上昇する。そして、このリフトによっ
て、上記所定のパレットが、このパレットの上方に形成
された通路を通って地上1段まで上昇する。
れの列においても、リフトが所定のパレットを上昇およ
び下降させるのための通路を形成できるので、リフトの
昇降専用通路を予め備える必要がない。その結果、従来
のリフトの昇降専用通路を予め備えた立体駐車装置より
も収納できる車の数が多くなって、立体駐車装置の空間
の利用効率が向上する。
ットが一体に連結されることなく、互いに独立して移動
する。したがって、従来の地下部分のパレットの列が一
体に連結されてなる収納台を駆動するための大出力の駆
動装置が不要なので、立体駐車装置が安価になる。ま
た、上記収納台が上昇した際に収納台を受け入れるため
の空間が不要なので、地上部分に形成するパレット位置
の段数は、収納台の段数、すなわち地下部分のパレット
位置の段数によって決まらない。その結果、立体駐車装
置の地上部分の高さが制限されても、地下部分に多くの
パレット位置の段を設けることができるので、立体駐車
装置が収納可能な車の台数が減ることがない。
1または2による立体駐車装置において、上記パレット
およびパレット位置を奥行き方向にs列備え、地下n段
から地上m段までのうちの少なくとも1つの段のパレッ
トが、奥行き方向にも移動可能であり、上記奥行き方向
にも移動可能なパレットを備える段において、所定のパ
レットが奥行き方向に移動するとき、上記所定のパレッ
トが位置する奥行きの列以外の奥行きの列において、パ
レットの数が(r−1)個以下であることを特徴として
いる。
レットおよびパレット位置を奥行き方向にs列備えて、
鉛直方向に(m+n)段と幅方向にr列と奥行き方向に
s列とからなるパレット位置を有して、従来よりも多く
の車を収納できる立体駐車装置になる。上記地下n段か
ら地上m段までのうちの少なくとも1つの段のパレット
において、所定のパレットが奥行き方向に移動すると
き、上記所定のパレットが位置する奥行の列以外の奥行
きの列において、例えばパレットの数が(r−1)個以
下である場合は、上記所定のパレットが位置する幅方向
の列にあるパレットを水平の幅方向に退去させる。ある
いは、上記所定のパレットが位置する奥行きの列以外の
奥行きの列において、例えばパレットの数がr個ある場
合、上記所定のパレットが位置する幅方向の列にあるパ
レットを鉛直方向に退去させて、パレットの数を(r−
1)個にする。そうすると、上記所定のパレットが奥行
き方向に移動するための通路が形成される。この通路を
通って上記所望のパレットが奥行き方向に移動するの
で、この立体駐車装置は、予め奥行き方向にパレットを
移動させるための専用通路を設ける必要がない。その結
果、奥行き方向にも車を収納できて、かつ収納可能な車
の台数が多い立体駐車装置が得られる。
態により詳細に説明する。
す正面図である。この立体駐車装置は地上部分Uと地下
部分Dとからなり、上記地上部分Uに4段と地下部分D
に4段の鉛直方向のパレット位置を備えると共に、水平
方向に3列のパレット位置を備える。この立体駐車装置
の地上部分Uには、車の出入口が設けられた地上1段
に、矢印Kで示すように水平方向に移動可能なパレット
11を2個備える。その上の地上2段と3段には、図示
しない水平移動機構および鉛直移動機構によって、矢印
Lで示すように水平方向または鉛直方向に移動可能なパ
レット12を夫々の段に2個づつ備える。立体駐車装置
の最上段である地上4段には、地上1段から4段までの
間に矢印Mで示すように鉛直方向に移動可能なパレット
13を、各列に1個づつ備えている。一方、立体駐車装
置の地下部分Dには、地下1段から地下4段までに、矢
印Pで示すように水平方向に移動可能なパレット15を
夫々の段に2個備え、さらに、地下4段には、矢印Qで
示すように水平方向に移動可能なパレット17をもう1
つ備える。そして、1列から3列までの全ての列に、上
記地上1段から地下4段までのいずれか1つのパレット
11,15,17を地上1段から地下4段までの他の段
に昇降させるリフト20を、夫々1つ備える。
(a)に示す車56を出庫させる場合の立体駐車装置の
動作を説明する。
Dにおいて、18号車58を載せたパレット17を、第
3列のリフト20によって、上記車56と同じ段である
地下2段にまで上昇させる。それと同時に、地上部分U
において、18号車58と同じ列にある17号車57を
載せたパレット13を、このパレット13の定位置であ
る地上4段まで上昇させる。
56が位置する地下2段を除く地上1段から地下4段ま
での全ての段のパレット11,15を、図3(c)にお
いて1列分右側に水平に移動する。こうして、上記車5
6の下方にリフト20が上昇するための通路を形成する
と共に、車56の上方に車56自身が上昇するための通
路を形成する。
0が、上記車56の下方の通路を通って、車56のパレ
ット15位置にまで上昇する。
フト20によって上記パレット15および車56が、上
記車56の上方の通路を通って地上1段まで上昇され
る。最後に、上記車56は自走してパレット15から降
りて、図示しない出入口から出庫する。
車装置の地下部分Dにおいて、例えば地下2段かつ第1
列の車56を載せたパレット15を第1段まで移動する
とき、地下1段から地下4段までの地下2段以外のパレ
ット15,15・・・が第1列から退去して、第1列の
リフト20と上記車56を載せたパレット15のための
通路を形成する。したがって、リフトの昇降専用通路と
しての列を予め設置する必要がないので、この立体駐車
装置に収納できる車の台数を従来よりも多くできる。
いて、地上2段から地上4段までに位置する所定のパレ
ット12,13が下降する際、この所定のパレット1
2,13の下方に位置するパレット12および地上1段
のパレット11が水平方向に移動して、上記所定のパレ
ット12,13が通過するための通路を形成する。そし
て、この通路を通って、上記所定のパレット12,13
自身が地上1段まで下降する。したがって、従来におけ
るようなリフトの昇降専用の列が不用であるので、立体
駐車装置が収納できる車の台数を従来よりも多くでき
る。
向に8段で水平方向に3列のパレット位置を有してい
て、収納できる車の数は18台である。図6に示した同
一の段および列の数を有して、中央の列をリフト102
の昇降通路にした従来の立体駐車装置は、収納できる車
の台数は16台であった。このことから、上記実施の形
態による立体駐車装置は、従来の立体駐車装置よりも多
い車を収納できてスペースの利用効率が向上しているこ
とがわかる。
よび列のパレットが互いに独立して動作するので、図7
に示した従来の立体駐車装置が有するような収納台11
0がない。したがって、上記収納台110が収納する複
数の車を昇降するための大出力の駆動装置が不要である
ので、本発明による立体駐車装置は安価である。
レットが連結されて鉛直方向に長い収納台がないので、
この収納台が上昇した際に収納台を受け入れるための空
間を、地上部分Uに準備しなくてよい。したがって、こ
の立体駐車装置は、地上部分Uの高さに制限がある場所
でも設置することができて、しかも、地下部分には地上
部分の段数に拘らず多くの段のパレットを配置すること
ができる。その結果、地上部分の高さに制限がある場所
でも多くの数の車を収納できる。
4段および地下4段と、水平方向に3列のパレット位置
を形成したが、他の鉛直方向の段の数と、水平方向の列
の数であってもよい。また、鉛直方向の段の数につい
て、地上部分の段数と、地下部分の段数とが互いに異な
る数であってもよい。
装置を示す斜視図である。この立体駐車装置は、図1に
示した立体駐車装置を奥行き方向に3列備え、地上1段
に、矢印Nで示すように水平幅方向に加えて奥行き方向
に移動可能なパレット22を、夫々の奥行き列に2個づ
つ備える。図5は、この地上1段におけるパレット22
の動作を示す平面図であり、この図5に基づいて、奥行
3列の幅方向第3列に収納されている車86を、車の出
入口が設けられた奥行1列まで移動させる様子を説明す
る。まず、車86が位置する幅方向第3列であって、車
86が位置する奥行きの列以外の列に位置するパレッ
ト、すなわち奥行2列車の幅方向代3列に位置して車8
8を載せたパレット22を、矢印Rで示すように水平幅
方向に移動させる。そうすると、上記車86を載せたパ
レット22が奥行1列に向って進むための通路が形成さ
れる。この通路を通って、上記車86を載せたパレット
22が矢印Sで示すように奥行き方向に移動して、奥行
1列に達する。そして、奥行き1列に設けられた出入口
を通って車86が立体駐車装置から出庫する。
方向にも移動可能なパレット22を備えた地上1段にお
いて、パレット22が奥行き方向に移動するための専用
通路を設けることなく、所定のパレット22を奥行き方
向に移動することができる。その結果、この立体駐車装
置は、奥行き方向にも車を収納できて、かつ収納可能な
車の台数を多くすることができる。
動可能なパレットを地上1段に備えたが、他の地上の段
や地下の段に備えてもよい。例えば地上4段のパレット
を奥行き方向にも移動可能にした場合、奥行きの1列あ
たりパレットが3個位置することがある。その場合、奥
行方向に移動する所定パレットのための通路を形成する
際、上記所定のパレットが位置する幅方向列にあるパレ
ットが水平幅方向に移動できない。このときは、上記所
定のパレットが位置する幅方向列にあるパレットが鉛直
下方向に移動して、上記所定のパレットのための通路を
形成すればよい。このように、いずれの段においても、
奥行方向に移動すべき所定のパレットが位置する奥行の
列以外の奥行の列において、パレットの数を2個以下に
すると、上記所定のパレットが奥行方向に移動するため
の通路を形成できる。
明の立体駐車装置は、鉛直方向の地下のn段と、水平方
向のr列とからなるパレット位置を有し、車の出入口が
設けられた地上に、水平方向に移動可能なパレットを
(r−1)個備え、地下1段から地下n段までに、水平
方向に移動可能なパレットを夫々の段に(r−1)個備
え、さらに、上記地下1段から地下n段までのいずれか
1段に、水平方向に移動可能なパレットをもう1個備
え、1列からr列までの全ての列に、上記地上から地下
n段までのいずれか1つのパレットを昇降させるリフト
を夫々1つ備えるので、地下1段から地下n段までのい
ずれかの段にあって地上まで上昇させる所定のパレット
に関して、この所定のパレットが位置する段以外の段に
おけるパレットの数を(r−1)個にした後、上記所定
のパレットが位置する段以外の段のパレットを水平方向
に移動させて、上記所定のパレットの鉛直上方および下
方に通路を形成して、この通路を通って上記リフトおよ
び上記所定のパレットを地上まで上昇させることができ
る。したがって、この立体駐車装置は、従来におけるよ
うなリフトの昇降専用通路が不要なので、従来よりも多
くの車を収納できる。
ットを互いに独立して移動できるので、従来の収納台を
有する立体駐車装置における大出力の駆動装置が不要に
なって、立体駐車装置を安価にできる。また、上記収納
台が上昇した際に収納台を受け入れるための空間を地上
部分に備える必要がないので、地上部分の高さが制限さ
れる場所にも立体駐車装置を設置できる。
向の地上のm段、かつ地下のn段と、水平方向のr列と
からなるパレット位置を有し、地上1段に水平方向に移
動可能なパレットを(r−1)個備え、地上2段から地
上(m−1)段までには、水平方向または鉛直方向に移
動可能なパレットを夫々の段に(r−1)個備え、地上
m段には、地上1段から地上m段までの間に鉛直方向に
移動可能なパレットをr個備えるので、地上2段から最
上段である地上m段までのいずれかの段にあって地上1
段に下降させる所定のパレットに関して、上記所定のパ
レットと同じ列に、かつ地上1段から地上(m−1)段
までにあって上記所定のパレットの下方にあるパレット
が水平方向に移動して、上記所定のパレットが下降する
ための通路を形成した後、この経路を通って上記所定の
パレットが地上1段まで降りることができる。
地下n段までには、水平方向に移動可能なパレットを夫
々の段に(r−1)個備え、さらに、上記地下1段から
地下n段までのいずれか1段に、水平方向に移動可能な
パレットをもう1個備え、1列からr列までの全ての列
に、上記地上1段から地下n段までのいずれか1つのパ
レットを、地上1段から地下n段までの他の段に昇降さ
せるリフトを夫々1つ備えるので、地下1段から最下段
である地下n段までのいずれかの段にあって地上まで上
昇させる所定のパレットに関して、上記所定のパレット
が位置する段以外の段が有するパレットの数を(r−
1)個にした後、上記所定のパレットが位置する段以外
の段におけるパレットを水平方向に移動させて、上記所
定のパレットの上方および下方に通路を形成して、この
通路を通って上記リフトおよび上記所定のパレットが地
上まで上昇することができる。したがって、この立体駐
車装置は、従来におけるようなリフトの昇降専用通路が
不要なので、従来よりも多くの車を収納できる。
ットを互いに独立して移動できるので、従来の収納台を
駆動する大出力の駆動装置が不要であるから、立体駐車
装置を安価にできる。また、上記収納台が上昇した際に
収納台を受け入れるための空間を地上部分に備える必要
がないので、地上部分の高さが制限される場所にも立体
駐車装置を設置できる。
およびパレット位置を奥行き方向にs列備え、地下n段
から地上m段までのうちの少なくとも1つの段のパレッ
トにおいて、所定のパレットが奥行き方向に移動すると
き、上記所定のパレットが位置する奥行きの列以外の奥
行きの列において、パレットの数を(r−1)個にし
て、上記所定のパレットが位置する幅方向の列にあるパ
レットを退去させるので、上記所定のパレットが奥行き
方向に移動するための通路を形成できるから、パレット
を奥行き方向に移動させるための専用通路が不要であ
る。その結果、奥行き方向にも車を収納できて、かつ立
体駐車装置が収納可能な車の台数を多くすることができ
る。
正面図である。
装置において、車56を出庫させる際の動作を順に示し
た正面図である。
に引き続いて、車56を出庫させる際の立体駐車装置の
動作を順に示した正面図である。
である。
るパレットの動作を示した図である。
装置において、車106を出庫させる際の動作を順に示
した正面図である。
に引き続いて、車106を出庫させる際の立体駐車装置
の動作を順に示した正面図である。
面図である。
示す立体駐車装置において、車116を出庫させる際の
動作を順に示した正面図である。
引き続いて、車116を出庫させる際の立体駐車装置の
動作を順に示した正面図である。
されるパレット 20 第1列乃至3列のリフト K パレット11が移動する方向 L パレット12が移動する方向 M パレット13が移動する方向 P パレット15が移動する方向 Q パレット17が移動する方向
Claims (3)
- 【請求項1】 パレット(11,12,13,15,1
7)に車(56,57,58)を載せて、このパレット
(11,12,13,15,17)を、鉛直方向の複数
の段と水平方向の複数の列からなるパレット位置に配置
して車(56,57,58)を収納する立体駐車装置に
おいて、 上記パレット位置は、鉛直方向の地下のn(nは正の整
数)段と、水平方向のr(rは正の整数)列とからな
り、 車(56,57,58)の出入口が設けられた地上に、
水平方向に移動可能なパレット(11)を(r−1)個
備え、 地下1段から地下n段までに、水平方向に移動可能なパ
レット(15)を夫々の段に(r−1)個備え、 さらに、上記地下1段から地下n段までのいずれか1段
に、水平方向に移動可能なパレット(17)をもう1個
備え、 1列からr列までの全ての列に、上記地上から地下n段
までのいずれか1つのパレット(15,17)を、地上
から地下n段までの他の段に昇降させるリフト(20)
を夫々1つ備えることを特徴とする立体駐車装置。 - 【請求項2】 パレット(11,12,13,15,1
7)に車(56,57,58)を載せて、このパレット
(11,12,13,15,17)を、鉛直方向の複数
の段と水平方向の複数の列からなるパレット位置に配置
して車(56,57,58)を収納する立体駐車装置に
おいて、 上記パレット位置は、鉛直方向の地上のm(mは正の整
数)段、かつ地下のn(nは正の整数)段と、水平方向
のr(rは正の整数)列とからなり、 車(56,57,58)の出入口が設けられた地上1段
に、水平方向に移動可能なパレット(11)を(r−
1)個備え、 地上2段から地上(m−1)段までには、水平方向また
は鉛直方向に移動可能なパレット(12)を夫々の段に
(r−1)個備え、 地上m段には、地上1段から地上m段までの間に鉛直方
向に移動可能なパレット(13)をr個備えると共に、 地下1段から地下n段までには、水平方向に移動可能な
パレット(15)を夫々の段に(r−1)個備え、 さらに、上記地下1段から地下n段までのいずれか1段
に、水平方向に移動可能なパレット(17)をもう1個
備え、 1列からr列までの全ての列に、上記地上1段から地下
n段までのいずれか1つのパレット(15,17)を、
地上1段から地下n段までの他の段に昇降させるリフト
(20)を夫々1つ備えることを特徴とする立体駐車装
置。 - 【請求項3】 請求項1または2による立体駐車装置に
おいて、 上記パレット(11,12,13,15,17)および
パレット位置を奥行き方向にs列備え、 地下n段から地上m段までのうちの少なくとも1つの段
のパレット(22)が、奥行き方向にも移動可能であ
り、 上記奥行き方向にも移動可能なパレット(22)を備え
る段において、所定のパレット(22)が奥行き方向に
移動するとき、上記所定のパレット(22)が位置する
奥行きの列以外の奥行きの列において、パレット(2
2)の数が(r−1)個以下であることを特徴とする立
体駐車装置。
Priority Applications (1)
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JP2000214551A JP3498688B2 (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 立体駐車装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016065436A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 新明和工業株式会社 | 機械式駐車設備 |
-
2000
- 2000-07-14 JP JP2000214551A patent/JP3498688B2/ja not_active Expired - Lifetime
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