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JP2002027519A - 移動通信端末とその接続先基地局選択方法及び接続先基地局選択制御プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

移動通信端末とその接続先基地局選択方法及び接続先基地局選択制御プログラムを記憶した記憶媒体

Info

Publication number
JP2002027519A
JP2002027519A JP2000200297A JP2000200297A JP2002027519A JP 2002027519 A JP2002027519 A JP 2002027519A JP 2000200297 A JP2000200297 A JP 2000200297A JP 2000200297 A JP2000200297 A JP 2000200297A JP 2002027519 A JP2002027519 A JP 2002027519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
terminal
base stations
position information
mobile communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000200297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Nakajima
将揮 中島
Norihiro Kaneko
典広 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000200297A priority Critical patent/JP2002027519A/ja
Publication of JP2002027519A publication Critical patent/JP2002027519A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02B60/50

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドオーバの頻度を低減して通信品質の向
上と消費電力の低減を可能にする。 【解決手段】 接続中の基地局及びその周辺の複数の基
地局からそれぞれ報知される基地局自身の緯度経度と、
これらの基地局から到来する電波の受信電界強度の変動
値をもとに、一定時間ごとに移動通信端末の位置を検出
する。そして、ハンドオーバが必要になると、上記検出
した複数の位置間の変化と検出時刻差とをもとに自端末
の移動方向及び移動速度を算出し、この自端末の移動方
向及び移動速度と、周辺基地局の緯度経度とに基づい
て、ハンドオーバ先の候補となる複数の基地局を優先順
位を付けて選定する。そして、この複数の候補基地局に
ついて、選択優先順位が高い順に受信品質の確認を行
い、所定の条件を満たす基地局があれば、この基地局を
ハンドオーバ先として決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セルラ移動通信
システムにおいて、ハンドオーバに際し接続先基地局を
選択する機能を備えた移動通信端末とその接続先基地局
選択方法及び接続先基地局選択制御プログラムを記憶し
た記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラ移動通信システムでは、通信中の
移動通信端末がセル間移動する際に接続先の基地局を切
り替える、いわゆるハンドオーバが行われる。このハン
ドオーバを行う際に、移動通信端末は周辺の複数の基地
局から到来する電波の受信電界強度をそれぞれ測定す
る。そして、この受信電界強度の測定結果をもとに、受
信電界強度が所定レベル以上で最も安定している基地局
を選択して、この基地局に接続先を切り替えるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のハン
ドオーバ制御方式は、周辺基地局から到来する電波の受
信電界強度のみを参照して基地局を選択するようにして
いる。このため、一般的には距離的に最も近い基地局が
選択される。したがって、例えば移動通信端末が高速移
動している場合や、移動速度はそれほど速くなくてもセ
ル径が小さい場合には、ハンドオーバの頻度が高くなり
移動通信端末の処理負荷がきわめて大きくなる。これ
は、移動通信端末にとって伝送誤りの発生や消費電力の
増加の原因となり非常に好ましくない。
【0004】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、ハンドオーバの頻度を
低減して通信品質の向上と消費電力の低減を可能にする
移動通信端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、各々セルを構成する複数の基地局を配置
し、移動局の移動に伴い接続先の基地局を切り替えるハ
ンドオーバ機能を備えた移動通信システムで使用される
移動通信端末において、周辺の複数の基地局の位置情報
を取得すると共に、自端末の位置情報及び移動方向とそ
の速度をそれぞれ検出する。そして、この取得した各周
辺基地局の位置情報と、検出した自端末の位置情報、及
び自端末の移動方向とその速度とに基づいて、ハンドオ
ーバ先となる基地局を選択するようにしたものである。
【0006】したがってこの発明によれば、各周辺基地
局の位置と、自端末の位置及び移動方向とその速度とを
もとに、ハンドオーバ先として最適な基地局が選択され
る。例えば、移動通信端末が低速移動しているときには
距離的に比較的近い基地局が選択されるが、高速移動し
ているときには低速時に選択される基地局より遠くに位
置する基地局が選択される。このため、常に距離的に最
も近い基地局が選択されることが多かった従来の方式に
比べ、移動通信端末の処理負荷は低減され、これにより
移動通信端末の通信品質を向上させ、かつ消費電力を低
減することが可能となる。
【0007】またこの発明は、自端末の位置情報を検出
する場合に、周辺の複数の基地局から到来する各電波の
受信品質をそれぞれ測定し、その測定値と当該電波を送
信した各基地局の緯度経度情報とをもとに自端末の位置
情報を算出することを特徴とする。
【0008】このようにすることで、既存の受信回路系
を使用して自端末の位置を検出することができ、これに
より例えばGPS等のその他の位置検出手段を利用する
場合に比べ、移動通信端末の消費電力のさらなる低減
と、回路構成の簡単小型化を図ることができる。
【0009】さらにこの発明は、自端末の移動方向とそ
の速度を検出する場合に、自端末の位置情報を検出する
ごとに、この位置情報をその検出時刻を表す情報ととも
に保存し、この保存した複数の位置情報間の差とその検
出時刻差とから自端末の移動方向とその速度を算出する
ことも特徴とする。
【0010】このようにすることで、自端末の位置情報
の検出結果を利用して自端末の移動方向及びその速度が
検出されるので、その他の移動速度検出手段を設ける必
要がなく、これによっても移動通信端末の消費電力のさ
らなる低減と、回路構成の簡単小型化を図ることができ
る。
【0011】さらにこの発明は、ハンドオーバ先となる
基地局を選択する場合に、先ず取得した各周辺基地局の
位置情報と、検出した自端末の位置情報、移動方向及び
その速度とに基づいて、ハンドオーバ先の候補となる基
地局を複数選択する。そして、この選択された複数の候
補の中からハンドオーバ先として最適な基地局を決定す
ることを特徴とする。
【0012】具体的には、選択したハンドオーバ先の候
補となる複数の基地局には、自端末の移動方向とその速
度をもとに選択優先順位を設定し、この選択優先順位が
高い順に各基地局から到来する電波の受信品質を測定し
てその測定結果をもとに最適な基地局をハンドオーバ先
として決定する。
【0013】このようにすることで、移動通信端末の進
行方向に位置する基地局を候補として多く選択し、一方
後方に位置する基地局については候補から外すことが可
能となり、これによりハンドオーバ先の基地局を決定す
る際の効率をさらに高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わるセルラ
移動通信システムの一例を示すものである。サービスエ
リアには、複数の基地局BS1,BS2,…が分散配置
されており、これらの基地局BS1,BS2,…により
それぞれセルと呼ばれる無線通信エリアが形成されてい
る。移動通信端末(移動機)MSは、自端末が存在する
セルの基地局に対し無線チャネルを介して接続される。
また移動通信端末MSは、通信中にセル間移動する際に
ハンドオーバ制御を実行する。
【0015】ところで、上記移動通信端末MSは次のよ
うに構成される。図2はこの発明に係わる移動通信端末
の一実施形態であるCDMA(Code Division Multiple
Access)移動通信端末の構成を示す回路ブロック図で
ある。
【0016】同図において、図示しない基地局から送信
された無線周波信号は、アンテナ1で受信されたのちア
ンテナ共用器2(DUP)を介して受信回路(RX)3
に入力される。受信回路3では、上記無線周波信号が周
波数シンセサイザ(SYN)4から出力された受信局部
発振信号とミキシングされて中間周波信号に周波数変換
される。なお、上記周波数シンセサイザ4から発生され
る受信局部発振信号の周波数は、制御部12からの制御
信号SYCによって指示される。
【0017】上記受信中間周波信号は、CDMA信号処
理部6において、直交復調処理が施されたのち、受信チ
ャネルに割り当てられた拡散符号(PN符号)により逆
拡散処理され、これによりデータレートに応じた所定の
フォーマットの復調データに変換される。そして、この
変換された復調データは音声符号処理部7に入力され、
また上記受信データのうちデータレートを示すデータに
ついては受信データレートとして制御部12に入力され
る。
【0018】音声符号処理部7は、上記CDMA信号処
理部6から出力された復調データに対し、制御部12か
ら通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し
たのち、ビタビ復号等を用いた復号処理と誤り訂正復号
処理を行って、ベースバンドの受信ディジタルデータを
再生する。
【0019】PCM符号処理部8は、制御部12から出
力されたディジタル音声信号通信の種別(音声通信、デ
ータ通信)に応じて異なる信号処理を行なう。すなわ
ち、音声通信時には、音声符号処理部7から出力された
受信ディジタルデータをPCM復号してアナログ受話信
号を出力する。このアナログ受話信号は、受話増幅器9
にて増幅されたのちスピーカ10から拡声出力される。
またデータ通信時には、音声符号処理部7から出力され
た受信ディジタルデータを制御部12へ出力する。制御
部12は、上記受信ディジタルデータを記憶部13に格
納する。また必要に応じて、上記受信ディジタルデータ
を図示しない外部インタフェースから図示しない携帯情
報端末(PDA:Personal Digital Assistance )やノ
ート型パーソナル・コンピュータへ出力する。
【0020】これに対し、音声通信時における話者の送
話音声は、マイクロホン11に入力された後、送話増幅
器18で適正レベルまで増幅される。そして、PCM符
号処理部8にてPCM符号化処理が施されたのち、送信
データとして音声符号処理部7に入力される。また、図
示しないPDAやノート型パーソナル・コンピュータか
ら出力されたデータ或いは図示しないカメラから入力さ
れた画像データは、外部インタフェースを介して制御部
12に入力され、この制御部12からPCM符号処理部
8を介して音声符号処理部7に出力される。
【0021】音声符号処理部7は、音声通信時には、P
CM符号処理部8から出力された送信音声データより入
力音声のエネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて
データレートを決定する。そして、上記送信データを上
記データレートに応じたフォーマットのバースト信号に
圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を施したのちCDM
A信号処理部6へ出力する。また、データ通信時におい
ては、PCM符号処理部8から出力された送信データ
を、予め設定されたデータレートに応じたフォーマット
のバースト信号に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を
施してCDMA信号処理部6へ出力する。なお、音声通
信時およびデータ通信時のいずれのデータレートも、送
信データレートとして制御部12に通知される。
【0022】CDMA信号処理部6は、上記音声符号処
理部7にて圧縮されたバースト信号に対して、送信チャ
ネルに割り当てられたPN符号を用いて拡散処理を施
す。そしてこの拡散符号化された送信信号に対して直交
変調処理を行い、この直交変調信号を送信回路(TX)
5へ出力する。
【0023】送信回路5は、上記直交変調信号を周波数
シンセサイザ4から発生される送信局部発振信号と合成
して無線周波信号に変換する。そして、送信回路5は、
制御部12により通知される送信データレートに基づい
て、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅し、
送信無線周波信号として出力する。この送信回路5から
出力された送信無線周波信号は、アンテナ共用器2を介
してアンテナ1に供給され、このアンテナ1から図示し
ない基地局へ向けてバースト送信される。
【0024】入力部14には、ダイヤルキーや発信キ
ー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キ
ー等のキー群が設けられている。また表示部15には、
通話相手端末の電話番号や装置の動作状態、さらには受
信データ等を表示するためのLCD表示器や、バッテリ
16の充電動作を表すLEDランプが設けられている。
なお、17は電源回路であり、バッテリ16の出力をも
とに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給
する。
【0025】ところで制御部12は、例えばマイクロコ
ンピュータを主制御部として有するもので、この発明に
係わる制御機能として、基地局位置取得手段12aと、
移動機位置計測手段12bと、移動速度演算手段12c
と、候補基地局選択手段12dと、ハンドオーバ先基地
局決定手段12eとを備えている。
【0026】基地局位置取得手段12aは、ハンドオー
バが行われる前の定常時に、周辺の複数の基地局が送信
している報知情報をそれぞれ受信し、この受信した報知
情報から基地局の識別情報(基地局ID)と当該基地局
の絶対位置を表す情報を抽出して、この位置情報を基地
局IDに対応付けて記憶部13の基地局情報テーブル1
3aに記憶する。図3はこの基地局情報テーブル13b
の構成の一例を示すもので、位置情報は緯度経度により
表される。
【0027】移動機位置計測手段12bは、一定の周期
Tiで、接続中の基地局及びその周辺の複数の基地局か
ら到来する電波の受信電界強度をそれぞれ検出し、この
受信電界強度の検出値とその送信元の基地局の緯度経度
とから、自端末の位置(緯度経度)を算出する。そし
て、この算出した移動経度により表される位置を検出時
刻に対応付けて記憶部13の移動機位置情報テーブル1
3bに記憶する。図4はこの移動機位置情報テーブル1
3bに記憶された情報の一例を示すもので、移動機位置
情報テーブル13bには常に過去の最新の複数時刻分の
位置情報が記憶される。
【0028】移動速度演算手段12cは、ハンドオーバ
が必要となった場合に、上記移動機位置情報テープ13
bに記憶されている過去の最新の複数時刻分の位置情報
及びその検出時刻をもとに、自端末の移動方向と平均移
動速度を算出する。
【0029】候補基地局選択手段12dは、上記基地局
情報テーブル13aに記憶された複数の周辺基地局の位
置と、上記移動機位置計測手段12bにより検出された
自端末の現在位置と、上記移動速度演算手段12cによ
り算出された自端末の移動方向及び平均移動速度とをも
とに、ハンドオーバ先の候補となる複数の基地局を選択
する。そして、この選択した複数の候補基地局に対し、
上記自端末の移動方向及び平均移動速度をもとに選択優
先順位を設定し、この選択優先順位を上記基地局情報テ
ーブル13aに記憶する。
【0030】ハンドオーバ先基地局決定手段12eは、
上記候補基地局選択手段12dにより選択された複数の
候補基地局について、選択優先順位の高い順にその受信
電界強度をそれぞれ測定する。そして、一定時間以上に
亘り受信電界強度がしきい値以上を維持する基地局を一
つ、ハンドオーバ先基地局として選択する。
【0031】次に、以上のように構成された移動通信端
末によるハンドオーバ先基地局の選択動作を説明する。
図5はその制御手順及び制御内容を示すフローチャート
である。
【0032】移動通信端末MSは、新たなセルへの位置
登録が行われるごとに、当該セルの基地局及び周辺の基
地局から基地局情報を取得する制御を実行する。
【0033】すなわち、CDMA基地局はパイロットチ
ャネル(Pilot Channel)、シンクチャネル(Sync Chan
nel)及びページングチャネル(Paging Channel)をそ
れぞれ送信しており、移動通信端末MSはこれらのパイ
ロットチャネル、シンクチャネル及びページングチャネ
ルを順に受信することで基地局を捕捉する。そして、捕
捉できた複数の基地局の中から、条件が最も良い基地局
を選択してこの基地局に対し同期を確立し、以後間欠受
信動作モードに移行する。
【0034】基地局は、上記ページングチャネルを使用
して報知情報を送信しており、この報知情報のうちシス
テムパラメータメッセージ(System Parameter Messag
e)には基地局自身の位置情報を含めている。この位置
情報は緯度経度により表される。そこで移動通信端末M
Sは、先ず同期確立中の基地局が送信している報知情報
のシステムパラメータメッセージから当該基地局の位置
情報を抽出する。
【0035】また基地局は、報知情報によりエクステン
ディド・ネイバ・リスト・メッセージ(Extended Neigh
bor List Message)を送信している。移動通信端末MS
は、同期確立先の基地局が送信しているこのエクステン
ディド・ネイバ・リスト・メッセージを受信して、この
メッセージの中から周辺の複数の基地局情報を取得す
る。そして、この基地局情報をもとに周辺の各基地局を
順次捕捉してその報知情報を受信し、これらの報知情報
から基地局の位置情報をそれぞれ抽出する。
【0036】そして移動通信端末MSは、以上のように
同期確立中の基地局及びその周辺基地局からそれぞれ取
得した機直の位置情報(緯度経度)を、基地局情報テー
ブル13aに記憶する。
【0037】この状態で通信が開始されると、移動通信
端末MSの制御部12はタイマを起動し、このタイマの
カウント値が一定の周期Tiに相当する値になったか否
かをステップ5aで監視する。そして、上記周期Tiが
経過するごとにステップ5bに移行し、ここで自端末の
位置を計測する処理を実行する。
【0038】すなわち、移動通信端末MSは、例えば図
6に示すごとく接続中の基地局BS2及びその周辺の複
数の基地局BS4,BS5,BS6からそれぞれ到来す
る電波の受信電界強度をそれぞれ検出する。そして、こ
の検出した受信電界強度の変動値比と、送信元の各基地
局BS2,BS4,BS5,BS6の緯度経度とから、
自端末の位置(緯度経度)を算出する。そして、この算
出した移動経度を、検出時刻t0,t1,t2,…に対
応付けて記憶部13の移動機位置情報テーブル13bに
図4に示すように記憶する。
【0039】さて、いま仮に通信中の移動通信端末MS
がセルの境界に移動し、これにより接続中の基地局から
の無線信号の受信電界強度がしきい値THrec以下に低
下したとする。そうすると移動通信端末MSの制御部1
2は、ステップ5cからステップ5dに移行し、ここで
先ず自端末の移動方向とその移動速度を計測する処理を
実行する。
【0040】すなわち、移動機位置情報テープ13bか
ら過去の所定時刻分の位置情報及びその検出時刻を読み
出す。そして、その位置の変化の方向から自端末の移動
方向を求め、かつ位置の変化量とその時間差とをもとに
移動速度を算出する。
【0041】次に制御部12は、上記ステップ5dで求
めた自端末の移動方向及び移動速度と、基地局情報テー
ブル13aに記憶されている周辺基地局の位置情報とを
もとに、ステップ5eでハンドオーバ先の候補となる基
地局を選択する。
【0042】すなわち、いま自端末の移動速度が低速だ
ったとすると、例えば図7に示すように移動方向に対し
ある程度限定した範囲を候補エリアE1として設定し、
この候補エリアE1に含まれる基地局BS2,BS3,
BS4,BS5,BS6を候補基地局として選択する。
そして、この選択した各候補基地局BS2,BS3,B
S4,BS5,BS6についてそれぞれ、自端末の移動
方向と移動速度とをもとにハンドオーバ時点で到達する
確率を予測し、この予測結果をもとに上記各候補基地局
BS2,BS3,BS4,BS5,BS6に対し選択優
先順位を設定する。そして、この選択優先順位を基地局
情報テーブル13aに記憶する。例えば、図7の場合に
は、BS5,BS4,BS6,BS2,BS3の順に優
先順位が高くなるように選択優先順位が設定される。
【0043】一方、自端末の移動速度が高速だったとす
ると、例えば図8に示すように移動方向に対し拡大した
範囲を候補エリアE2として設定し、この候補エリアE
2に含まれる基地局BS2,BS3,BS4,BS5,
BS6,BS7,BS8を候補基地局として選択する。
そして、この選択した各候補基地局BS2,BS3,B
S4,BS5,BS6,BS7,BS8についてそれぞ
れ、自端末の移動方向と移動速度とをもとにハンドオー
バ時点で到達する確率を予測し、この予測結果をもとに
上記各候補基地局BS2,BS3,BS4,BS5,B
S6,BS7,BS8に対し選択優先順位を設定する。
そして、この選択優先順位を基地局情報テーブル13a
に記憶する。例えば、図8の場合には、BS7,BS
8,BS5,BS4,BS6,BS2,BS3の順に優
先順位が高くなるように選択優先順位が設定される。
【0044】そうしてハンドオーバ先となる基地局の候
補が選定されると、制御部12は次にステップ5fに移
行し、ここで上記選定された複数の候補の中からハンド
オーバ先基地局を一つ選択する。すなわち、上記選定さ
れた各候補基地局について、選択優先順位の高い順に一
定時間Tint ずつそれぞれ受信電界強度を測定する。そ
して、測定時間中連続して受信電界強度がしきい値TH
rec 以上を維持する基地局があれば、この基地局をハン
ドオーバ先基地局とすることに決定する。
【0045】例えば、図8においては、基地局BS7か
ら順に受信電界強度の確認を行う。そして、基地局BS
5においてはじめて、受信電界強度が一定時間Tint 連
続してしきい値THrec 以上となれば、この基地局BS
5をハンドオーバ先基地局として選択する。
【0046】以後、接続先をこの選択した基地局BS5
に切り替えるハンドオーバ制御が行われる。
【0047】以上述べたようにこの実施形態では、接続
中の基地局及びその周辺の複数の基地局からそれぞれ報
知される基地局自身の緯度経度と、これらの基地局から
到来する電波の受信電界強度の変動値をもとに、一定時
間Ti ごとに移動通信端末MSの位置を検出する。そし
て、ハンドオーバが必要になると、上記検出した複数の
位置間の変化と検出時刻差とをもとに自端末MSの移動
方向及び移動速度を算出し、この自端末MSの移動方向
及び移動速度と、周辺基地局の緯度経度とに基づいて、
ハンドオーバ先の候補となる複数の基地局を選択優先順
位を付けて選定する。そして、この複数の候補基地局に
ついて、選択優先順位が高い順に受信品質の確認を行
い、所定の条件を満たす基地局があれば、この基地局を
ハンドオーバ先として決定する。
【0048】したがってこの実施形態によれば、ハンド
オーバ先の基地局を選択する際に、各周辺基地局の位置
と、自端末の移動方向及び移動速度が考慮される。例え
ば、移動通信端末MSが低速移動しているときには距離
的に比較的近い基地局が選択されるが、高速移動してい
るときには低速時に選択される基地局より遠くに位置す
る基地局が選択される。このため、常に距離的に最も近
い基地局が選択されることが多かった従来の方式に比
べ、移動通信端末MSの処理負荷は低減され、これによ
り移動通信端末MSの通信品質を向上させ、かつ消費電
力を低減することが可能となる。
【0049】また、この実施形態では、自端末の位置情
報を検出する場合に、上記したように、接続中の基地局
と複数の周辺基地局から到来する電波の受信電界強度を
それぞれ測定し、その測定値と当該電波を送信した各基
地局の緯度経度とをもとに自端末MSの位置を算出する
ようにしている。このため、既存の受信回路系を使用し
て自端末の位置を検出することができ、これにより例え
ばGPS等のその他の位置検出手段を利用する場合に比
べ、移動通信端末MSの消費電力をさらに低減し、かつ
回路構成を簡単小型化することができる。
【0050】さらに、自端末MSの移動方向とその速度
を検出する場合に、自端末MSの位置情報を検出するご
とに、この位置情報をその検出時刻を表す情報とともに
保存し、この保存した複数の位置情報間の差とその検出
時刻差とから自端末MSの移動方向とその速度を算出す
るようにしている。このため、その他の移動速度検出手
段を設ける必要がなく、これによっても移動通信端末M
Sの消費電力のさらなる低減と、回路構成の簡単小型化
を図ることができる。
【0051】さらに、ハンドオーバ先となる基地局を選
択する場合に、先ず取得した各周辺基地局の位置情報
と、検出した自端末の位置情報、移動方向及びその速度
とに基づいて、ハンドオーバ先の候補となる基地局を複
数選択する。そして、この選択された複数の候補の中か
らハンドオーバ先として最適な基地局を決定するように
している。このため、移動通信端末の進行方向に位置す
る基地局を候補として多く選択し、一方後方に位置する
基地局については候補から外すことが可能となり、これ
によりハンドオーバ先の基地局を決定する際の効率をさ
らに高めることができる。
【0052】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、自端末の位置を検出する手段
としてはGPSを利用してもよく、また移動方向と移動
速度を検出する手段としては加速度センサ等を使用して
もよい。
【0053】その他、ハンドオーバ先の候補となる基地
局の選定方法や、この選定した各候補に対する選択優先
順位の設定方法、移動通信端末の種類とその構成等につ
いても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、周辺
の複数の基地局の位置情報を取得すると共に、自端末の
位置情報及び移動方向とその速度をそれぞれ検出し、こ
の取得した各周辺基地局の位置情報と、検出した自端末
の位置情報、及び自端末の移動方向とその速度とに基づ
いて、ハンドオーバ先となる基地局を選択するようにし
ている。
【0055】したがってこの発明によれば、ハンドオー
バの頻度を低減して通信品質の向上と消費電力の低減を
可能にした移動通信端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるセルラ移動通信システムの
一例を示す概略構成図。
【図2】 この発明に係わる移動通信端末の一実施形態
を示す回路ブロック図。
【図3】 図2に示した移動通信端末に設けられる基地
局情報テーブルの構成の一例を示す図。
【図4】 図2に示した移動通信端末に設けられる移動
機位置情報テーブルの構成の一例を示す図。
【図5】 図2に示した移動通信端末の制御部により実
行されるハンドオーバ先基地局の選択制御手順とその内
容を示すフローチャート。
【図6】 移動通信端末が自端末の位置を検出する動作
を説明するための図。
【図7】 移動通信端末が低速移動している場合に選択
されるハンドオーバ先基地局の候補の一例を示す図。
【図8】 移動通信端末が高速移動している場合に選択
されるハンドオーバ先基地局の候補の一例を示す図。
【符号の説明】
BS1〜BS16…基地局 MS…移動通信端末(移動機) 1…アンテナ 2…アンテナ共用器(DUP) 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信回路(TX) 6…CDMA信号処理部 7…音声符号処理部 8…PCM符号処理部 9…受話増幅器 10…スピーカ 11…マイクロホン 12…制御部 12a…基地局位置取得手段 12b…移動機位置検出手段 12c…移動速度演算手段 12d…候補基地局選択手段 12e…ハンドオーバ先基地局設定手段 13…記憶部 13a…基地局情報テーブル 13b…移動機位置情報テーブル 14…入力部 15…表示部 16…バッテリ 17…電源回路 18…送話増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA23 AA42 AA43 BB04 CC10 DD19 DD30 DD43 DD44 EE02 EE10 EE24 FF03 FF05 FF16 HH22 HH23 JJ52 JJ54 JJ56 JJ65 JJ72 KK15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々セルを構成する複数の基地局を配置
    し、移動局の移動に伴い接続先の基地局を切り替えるハ
    ンドオーバ機能を備えた移動通信システムで、前記移動
    局として使用される移動通信端末において、 周辺の複数の基地局の位置情報を取得する第1の手段
    と、 自端末の位置情報を検出する第2の手段と、 自端末の移動方向とその速度を検出する第3の手段と、 前記第1の手段により取得された周辺の複数の基地局の
    位置情報、前記第2の手段により検出された自端末の位
    置情報、及び前記第3の手段により検出された自端末の
    移動方向とその速度に基づいて、ハンドオーバ先となる
    基地局を選択する第4の手段とを具備したことを特徴と
    する移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記第2の手段は、周辺の複数の基地局
    から到来する各電波の受信品質をそれぞれ測定し、その
    測定値と当該電波を送信した各基地局の緯度経度情報と
    をもとに自端末の位置情報を検出することを特徴とする
    請求項1記載の移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記第3の手段は、前記第2の手段によ
    り自端末の位置情報が検出されるごとにこの位置情報を
    その検出時刻を表す情報とともに保存し、この保存した
    複数の位置情報間の差とその検出時刻差とから自端末の
    移動方向とその速度を算出することを特徴とする請求項
    1記載の移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記第4の手段は、第1の手段により取
    得された周辺の複数の基地局の位置情報、第2の手段に
    より検出された自端末の位置情報、及び第3の手段によ
    り検出された自端末の移動方向とその速度に基づいて、
    ハンドオーバ先の候補となる基地局を複数選択する候補
    選択手段と、 この候補選択手段により選択された複数の基地局の中か
    ら、ハンドオーバ先として最適な基地局を選択するハン
    ドオーバ先決定手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の移動通信端末。
  5. 【請求項5】 前記候補選択手段は、選択したハンドオ
    ーバ先の候補となる複数の基地局について、自端末の移
    動方向とその速度をもとに選択優先順位を設定し、 前記ハンドオーバ先決定手段は、前記選択優先順位が高
    い順に各基地局から到来する電波の受信品質を測定し、
    その測定結果をもとに最適な基地局をハンドオーバ先と
    して決定することを特徴とする請求項4記載の移動通信
    端末。
  6. 【請求項6】 各々セルを構成する複数の基地局を配置
    し、移動局の移動に伴い接続先の基地局を切り替えるハ
    ンドオーバ機能を備えた移動通信システムで使用される
    接続先基地局選択方法において、 周辺の複数の基地局の位置情報を取得する第1の工程
    と、 自端末の位置情報を検出する第2の工程と、 自端末の移動方向とその速度を検出する第3の工程と、 前記第1の工程により取得された周辺の複数の基地局の
    位置情報、前記第2の工程により検出された自端末の位
    置情報、及び前記第3の工程により検出された自端末の
    移動方向とその速度に基づいて、ハンドオーバ先の候補
    となる基地局を複数選択する第4の工程と、 この第4の工程により選択された複数の基地局の中か
    ら、ハンドオーバ先として最適な基地局を選択する第5
    の工程とを具備したことを特徴とする接続先基地局選択
    方法。
  7. 【請求項7】 各々セルを構成する複数の基地局を配置
    し、移動局の移動に伴い接続先の基地局を切り替えるハ
    ンドオーバ機能を備えた移動通信システムで使用される
    接続先基地局選択プログラムを記憶した記憶媒体におい
    て、 周辺の複数の基地局の位置情報を取得する第1のステッ
    プと、 自端末の位置情報を検出する第2のステップと、 自端末の移動方向とその速度を検出する第3のステップ
    と、 前記第1のステップにより取得された周辺の複数の基地
    局の位置情報、前記第2のステップにより検出された自
    端末の位置情報、及び前記第3のステップにより検出さ
    れた自端末の移動方向とその速度に基づいて、ハンドオ
    ーバ先の候補となる基地局を複数選択する第4のステッ
    プと、 この第4のステップにより選択された複数の基地局の中
    から、ハンドオーバ先として最適な基地局を選択する第
    5のステップとを具備した接続先基地局選択プログラム
    を記憶した記憶媒体。
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