JP2002013784A - 空気調和システム - Google Patents
空気調和システムInfo
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 27
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
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- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチ式の空気調和システムにおいて、室外
機の能力が前記室外機に接続されたすべての室内機の合
計能力以下であっても支障なく運転可能な空気調和シス
テムを提供する。 【解決手段】 室外機1に対して並列に複数の室内機2
を組み合わせた空気調和システム5において、前記複数
の室内機2の合計空調能力を前記室外機1の最大空調能
力よりも大きく設定するとともに、前記各室内機2には
室内熱交換器13とこの室内熱交換器13に直列に接続
された電子膨張弁14を設け、運転時には前記複数の室
内機2の中のいずれかの室内機を選択して、その選択し
た室内機以外の電子膨張弁を閉側に制御して運転する制
御装置26を備えた。
機の能力が前記室外機に接続されたすべての室内機の合
計能力以下であっても支障なく運転可能な空気調和シス
テムを提供する。 【解決手段】 室外機1に対して並列に複数の室内機2
を組み合わせた空気調和システム5において、前記複数
の室内機2の合計空調能力を前記室外機1の最大空調能
力よりも大きく設定するとともに、前記各室内機2には
室内熱交換器13とこの室内熱交換器13に直列に接続
された電子膨張弁14を設け、運転時には前記複数の室
内機2の中のいずれかの室内機を選択して、その選択し
た室内機以外の電子膨張弁を閉側に制御して運転する制
御装置26を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和システムに
係り、特に、1台の室外機に対して複数の室内機を接続
可能ないわゆるマルチ式の空気調和システムに関する。
係り、特に、1台の室外機に対して複数の室内機を接続
可能ないわゆるマルチ式の空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、1台の室外機に対して複数の室
内機を接続するいわゆるマルチ式の空気調和システムが
多く用いられている。
内機を接続するいわゆるマルチ式の空気調和システムが
多く用いられている。
【0003】このようなマルチ式の空気調和システムに
おいては、1台の室外機に所定の数の室内機が冷媒配管
を介して並列に接続されている。
おいては、1台の室外機に所定の数の室内機が冷媒配管
を介して並列に接続されている。
【0004】室外機には例えば能力一定の圧縮機(以下
定速圧縮機という)および室外熱交換器等が備えられ、
室内機には電子膨張弁および室内熱交換器等が備えられ
ている。空気調和システムでは、前記定速圧縮機および
室外熱交換器並びに前記室内機の電子膨張弁および室内
熱交換器等が冷媒管を介して接続されている。
定速圧縮機という)および室外熱交換器等が備えられ、
室内機には電子膨張弁および室内熱交換器等が備えられ
ている。空気調和システムでは、前記定速圧縮機および
室外熱交換器並びに前記室内機の電子膨張弁および室内
熱交換器等が冷媒管を介して接続されている。
【0005】前記従来の空気調和システムにおいて、冷
房運転するときには、定速圧縮機を駆動させることによ
り、この定速圧縮機で圧縮された高温高圧の冷媒が室外
熱交換器に送られ、この冷媒が室外熱交換器により熱交
換されて液化され、その後、各電子膨張弁により減圧さ
れて低温低圧の液冷媒となり各室内機に送られる。室内
機に流入した液冷媒は、室内機の室内熱交換器において
吸熱し、気化され、再び定速圧縮機に戻される。このよ
うな冷媒の循環により複数の室内機で冷房を行なうよう
になっている。
房運転するときには、定速圧縮機を駆動させることによ
り、この定速圧縮機で圧縮された高温高圧の冷媒が室外
熱交換器に送られ、この冷媒が室外熱交換器により熱交
換されて液化され、その後、各電子膨張弁により減圧さ
れて低温低圧の液冷媒となり各室内機に送られる。室内
機に流入した液冷媒は、室内機の室内熱交換器において
吸熱し、気化され、再び定速圧縮機に戻される。このよ
うな冷媒の循環により複数の室内機で冷房を行なうよう
になっている。
【0006】マルチ式の空気調和システムにおいては、
1台の室外機で複数の室内機を同時に空調運転するの
で、室外機の能力とすべての室内機の合計能力とがほぼ
等しく設定されるものが一般的である。
1台の室外機で複数の室内機を同時に空調運転するの
で、室外機の能力とすべての室内機の合計能力とがほぼ
等しく設定されるものが一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マルチ式の空
気調和システムにおいては、複数の室内機を同時に全能
力で空調運転する意図が無いような場合がある。例え
ば、部屋数が多く、全ての部屋を同時に空調することが
あり得ない場合である。
気調和システムにおいては、複数の室内機を同時に全能
力で空調運転する意図が無いような場合がある。例え
ば、部屋数が多く、全ての部屋を同時に空調することが
あり得ない場合である。
【0008】このような場合であっても、室内機の合計
能力に相当する能力の室外機を用いて接続するとなる
と、余分な設備費用がかかるという問題があった。
能力に相当する能力の室外機を用いて接続するとなる
と、余分な設備費用がかかるという問題があった。
【0009】本発明は上述のような従来の問題点を解消
したものであり、マルチ式の空気調和システムにおい
て、室外機の能力が前記室外機に接続されたすべての室
内機の合計能力以下であっても支障なく運転可能な空気
調和システムを提供することを目的とする。
したものであり、マルチ式の空気調和システムにおい
て、室外機の能力が前記室外機に接続されたすべての室
内機の合計能力以下であっても支障なく運転可能な空気
調和システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、室外
機に対して並列に複数の室内機を組み合わせた空気調和
システムにおいて、前記複数の室内機の合計空調能力を
前記室外機の最大空調能力よりも大きく設定するととも
に、前記各室内機には室内熱交換器とこの室内熱交換器
に直列に接続された電子膨張弁を設け、運転時には前記
複数の室内機の中のいずれかの室内機を選択して、その
選択した室内機以外の電子膨張弁を閉側に制御して運転
する制御装置を備えたことを特徴とする。
機に対して並列に複数の室内機を組み合わせた空気調和
システムにおいて、前記複数の室内機の合計空調能力を
前記室外機の最大空調能力よりも大きく設定するととも
に、前記各室内機には室内熱交換器とこの室内熱交換器
に直列に接続された電子膨張弁を設け、運転時には前記
複数の室内機の中のいずれかの室内機を選択して、その
選択した室内機以外の電子膨張弁を閉側に制御して運転
する制御装置を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の空気調
和システムにおいて、前記室外機の空調能力は前記室内
機1台の最大空調能力にほぼ等しいことを特徴とする。
和システムにおいて、前記室外機の空調能力は前記室内
機1台の最大空調能力にほぼ等しいことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の空気調和システムにおいて、前記制御装置は室内機の
電子膨張弁を制御することによって、前記複数の室内機
のいずれか1台を選択して運転することを特徴とする。
の空気調和システムにおいて、前記制御装置は室内機の
電子膨張弁を制御することによって、前記複数の室内機
のいずれか1台を選択して運転することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の空気調和システムにおいて、前記複数の室内機のいず
れか1台を選択して運転する制御装置には、いずれか1
台の室内機を選択する個別選択運転と複数の室内機を順
次切り替えるローテーション運転との制御モードがあ
り、これらの制御モードを選択する切替スイッチを備え
ていることを特徴とする。
の空気調和システムにおいて、前記複数の室内機のいず
れか1台を選択して運転する制御装置には、いずれか1
台の室内機を選択する個別選択運転と複数の室内機を順
次切り替えるローテーション運転との制御モードがあ
り、これらの制御モードを選択する切替スイッチを備え
ていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明の一
実施形態を図面に基づいて説明する。
実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態における空気調
和システムを示す冷媒回路図である。図1において、1
は室外機を示し、2A、2B、2Cはそれぞれ室内機を
示しており、室外機1のサービスバルブ3、3には冷媒
配管4を介して3台の室内機2A、2B、2Cが並列に
つながれて空気調和システム5が構成されている。
和システムを示す冷媒回路図である。図1において、1
は室外機を示し、2A、2B、2Cはそれぞれ室内機を
示しており、室外機1のサービスバルブ3、3には冷媒
配管4を介して3台の室内機2A、2B、2Cが並列に
つながれて空気調和システム5が構成されている。
【0016】室外機1には定速圧縮機6、四方弁7、室
外熱交換器8、アキュームレータ12等が収納されてい
る。各室内機2(室内機2A、2B、2Cの総称)には
室内熱交換器13(室内熱交換器13A、13B、13
Cの総称)、電子膨張弁14(電子膨張弁14A、14
B、14Cの総称)等が収納されている。これらは冷媒
管4、15によりつながれて冷凍サイクル(冷媒が実線
矢印の方向に循環して冷房運転を行い、点線矢印の方向
に循環して暖房運転を行う)を構成している。
外熱交換器8、アキュームレータ12等が収納されてい
る。各室内機2(室内機2A、2B、2Cの総称)には
室内熱交換器13(室内熱交換器13A、13B、13
Cの総称)、電子膨張弁14(電子膨張弁14A、14
B、14Cの総称)等が収納されている。これらは冷媒
管4、15によりつながれて冷凍サイクル(冷媒が実線
矢印の方向に循環して冷房運転を行い、点線矢印の方向
に循環して暖房運転を行う)を構成している。
【0017】3台の室内機2A、2B、2Cはそれぞれ
ほぼ同じ能力を有し、室外機1は室内機2の1台の最大
空調能力にほぼ等しい能力を有し、前記室外機1の1台
と室内機2A、2B、2Cの1台とを組み合わせて運転
した場合に最適な空調能力を発揮する。
ほぼ同じ能力を有し、室外機1は室内機2の1台の最大
空調能力にほぼ等しい能力を有し、前記室外機1の1台
と室内機2A、2B、2Cの1台とを組み合わせて運転
した場合に最適な空調能力を発揮する。
【0018】各室内機2にはそれぞれ室内熱交換器1
3、室内送風機16(室内送風機16A、16B、16
Cの総称)およびリモコン17(リモコン17A、17
B、17Cの総称)等が設けられており、室内送風機1
6によって室内機2の吸込口(図示せず)から室内空気
を吸い込み、この吸い込んだ空気を室内熱交換器13で
加熱または冷却した後、室内に吹き出している。吸込口
には室温センサ(図示せず)が備えられ室温を検出して
いる。
3、室内送風機16(室内送風機16A、16B、16
Cの総称)およびリモコン17(リモコン17A、17
B、17Cの総称)等が設けられており、室内送風機1
6によって室内機2の吸込口(図示せず)から室内空気
を吸い込み、この吸い込んだ空気を室内熱交換器13で
加熱または冷却した後、室内に吹き出している。吸込口
には室温センサ(図示せず)が備えられ室温を検出して
いる。
【0019】リモコン17Aには空気調和システム5の
運転制御に必要なスイッチ類が配置された操作部21A
と、設定温度および制御内容等を表示する表示部22A
とが配設されており、操作部21Aには空気調和システ
ム5の運転をオンオフするための運転/停止スイッチ2
3A、冷房・暖房等を切り替えるための冷暖房切替スイ
ッチ24A、個別運転とローテーション運転(複数の室
内機を順次切り替えて運転)とを切り替えるためのモー
ド切替スイッチ25A等が配置されている。リモコン1
7B、17Cにもリモコン17Aと同様にそれぞれ操作
部21B、21C、表示部22B、22C、運転/停止
スイッチ23B、23C、冷暖房切替スイッチ24B、
24C、モード切替スイッチ25B、25Cが配置され
ている。
運転制御に必要なスイッチ類が配置された操作部21A
と、設定温度および制御内容等を表示する表示部22A
とが配設されており、操作部21Aには空気調和システ
ム5の運転をオンオフするための運転/停止スイッチ2
3A、冷房・暖房等を切り替えるための冷暖房切替スイ
ッチ24A、個別運転とローテーション運転(複数の室
内機を順次切り替えて運転)とを切り替えるためのモー
ド切替スイッチ25A等が配置されている。リモコン1
7B、17Cにもリモコン17Aと同様にそれぞれ操作
部21B、21C、表示部22B、22C、運転/停止
スイッチ23B、23C、冷暖房切替スイッチ24B、
24C、モード切替スイッチ25B、25Cが配置され
ている。
【0020】また、室外機1には制御装置26が設けら
れ、この制御装置26は定速圧縮機6、室内送風機1
6、電子膨張弁14、リモコン17、室内センサ(図示
せず)等に接続されるとともに、室温センサにより検出
された室温と設定温度との差を比較する温度比較手段を
備えている。いずれかのリモコン17のスイッチが操作
されることによって、温度比較手段に基づいて、制御装
置26が定速圧縮機6の運転停止及び電子膨張弁14の
弁開度を制御して冷房能力及び暖房能力を制御してい
る。
れ、この制御装置26は定速圧縮機6、室内送風機1
6、電子膨張弁14、リモコン17、室内センサ(図示
せず)等に接続されるとともに、室温センサにより検出
された室温と設定温度との差を比較する温度比較手段を
備えている。いずれかのリモコン17のスイッチが操作
されることによって、温度比較手段に基づいて、制御装
置26が定速圧縮機6の運転停止及び電子膨張弁14の
弁開度を制御して冷房能力及び暖房能力を制御してい
る。
【0021】さらに、制御装置26は前記複数の室内機
2のいずれか1台を選択して運転する制御機構を備えて
おり、それぞれのリモコン17から異なる内容の指令が
出された場合には、後押し優先にして後から操作された
設定内容により空気調和システム5が制御され選択され
た室内機2のいずれかが運転される。
2のいずれか1台を選択して運転する制御機構を備えて
おり、それぞれのリモコン17から異なる内容の指令が
出された場合には、後押し優先にして後から操作された
設定内容により空気調和システム5が制御され選択され
た室内機2のいずれかが運転される。
【0022】27はマフラであり、このマフラ27は冷
凍サイクル内を循環する冷媒の冷媒音を減らすためのも
のである。また、28はストレーナであり、冷凍サイク
ル中の異物をろ過するためのものである。
凍サイクル内を循環する冷媒の冷媒音を減らすためのも
のである。また、28はストレーナであり、冷凍サイク
ル中の異物をろ過するためのものである。
【0023】次に個別運転について説明する。
【0024】図2は室内機2Aが個別運転された場合の
各電子膨張弁14の弁開度を示したグラフである。
各電子膨張弁14の弁開度を示したグラフである。
【0025】室内機2Aのリモコン17Aのモード切替
スイッチ25Aが個別運転モードに設定され、室内機2
Aの個別運転のモードで運転が開始されると、図2に示
すように、電子膨張弁14Aが開放され、電子膨張弁1
4B、14Cが閉鎖されるように設定され、室内機2A
のみの空調運転が行われる。
スイッチ25Aが個別運転モードに設定され、室内機2
Aの個別運転のモードで運転が開始されると、図2に示
すように、電子膨張弁14Aが開放され、電子膨張弁1
4B、14Cが閉鎖されるように設定され、室内機2A
のみの空調運転が行われる。
【0026】そして、冷房運転のときには冷媒が冷媒管
4、15内を、図1の実線矢印方向に循環し、定速圧縮
機6から吐出された冷媒が四方弁7、室外熱交換器8を
通り電子膨張弁14Aにより減圧されることにより、冷
媒が室内熱交換器13Aで蒸発して回りの空気を冷や
し、この空気を室内送風機16Aで吹き出すことにより
被調和室内が冷房される。暖房運転のときには冷媒が冷
媒管4、15内を、図1の点線矢印方向に循環し、定速
圧縮機6から吐出された冷媒が四方弁7を通って室内熱
交換器13Aで放熱して回りの空気を暖め、この空気を
室内送風機16Aで吹き出すことにより被調和室内が暖
房される。
4、15内を、図1の実線矢印方向に循環し、定速圧縮
機6から吐出された冷媒が四方弁7、室外熱交換器8を
通り電子膨張弁14Aにより減圧されることにより、冷
媒が室内熱交換器13Aで蒸発して回りの空気を冷や
し、この空気を室内送風機16Aで吹き出すことにより
被調和室内が冷房される。暖房運転のときには冷媒が冷
媒管4、15内を、図1の点線矢印方向に循環し、定速
圧縮機6から吐出された冷媒が四方弁7を通って室内熱
交換器13Aで放熱して回りの空気を暖め、この空気を
室内送風機16Aで吹き出すことにより被調和室内が暖
房される。
【0027】なお、空調運転時、実際に停止状態にある
室内機2Bおよび室内機2Cの電子膨張弁14B、14
Cを完全に閉鎖すると、空気調和システム5内の冷媒の
一部が滞って不足するので、少し開くことによって冷媒
の滞留を防いでいる(以下に記載する電子膨張弁14の
閉鎖も同様な意味である)。
室内機2Bおよび室内機2Cの電子膨張弁14B、14
Cを完全に閉鎖すると、空気調和システム5内の冷媒の
一部が滞って不足するので、少し開くことによって冷媒
の滞留を防いでいる(以下に記載する電子膨張弁14の
閉鎖も同様な意味である)。
【0028】また、リモコン17Bまたは17Cによっ
て個別運転モードが選択されたときも、全く同様にし
て、室内機2Bまたは2Cの中の1台のみの運転が行わ
れ、他の室内機の運転は実質的に停止される。
て個別運転モードが選択されたときも、全く同様にし
て、室内機2Bまたは2Cの中の1台のみの運転が行わ
れ、他の室内機の運転は実質的に停止される。
【0029】次に、ローテーション運転について説明す
る。
る。
【0030】図3はローテーション運転した場合の各電
子膨張弁14の弁開度を示したグラフである。
子膨張弁14の弁開度を示したグラフである。
【0031】室内機2のリモコン17のモード切替スイ
ッチ25のいずれかが操作され、ローテーション運転の
モードで運転が開始されると、図3に示すように、制御
装置26は始めに電子膨張弁14Aを開放し、電子膨張
弁14B、14Cを実質的に閉鎖するようにして、複数
の室内機2のいずれか1台を順次選択して運転するよう
な設定をする。
ッチ25のいずれかが操作され、ローテーション運転の
モードで運転が開始されると、図3に示すように、制御
装置26は始めに電子膨張弁14Aを開放し、電子膨張
弁14B、14Cを実質的に閉鎖するようにして、複数
の室内機2のいずれか1台を順次選択して運転するよう
な設定をする。
【0032】そして、冷房運転のときには冷媒が定速圧
縮機6、四方弁7、室外熱交換器8を通り電子膨張弁1
4Aにより減圧されることにより、冷媒が室内熱交換器
13Aで蒸発して回りの空気を冷やし、この空気を室内
送風機16Aで吹き出すことにより被調和室内が冷房さ
れる。暖房運転のときには冷媒が冷媒管4、15内を図
1の点線矢印方向に循環して被調和室内が暖房される。
この選択運転の状態で室内機2Aは所定時間(例えば5
分間)空調運転される。
縮機6、四方弁7、室外熱交換器8を通り電子膨張弁1
4Aにより減圧されることにより、冷媒が室内熱交換器
13Aで蒸発して回りの空気を冷やし、この空気を室内
送風機16Aで吹き出すことにより被調和室内が冷房さ
れる。暖房運転のときには冷媒が冷媒管4、15内を図
1の点線矢印方向に循環して被調和室内が暖房される。
この選択運転の状態で室内機2Aは所定時間(例えば5
分間)空調運転される。
【0033】次に電子膨張弁14Aを閉鎖し、電子膨張
弁14Bを開放し、電子膨張弁14Cを閉鎖したままに
し、室内送風機16Bを作動させて室内機2Bを所定時
間空調運転する。
弁14Bを開放し、電子膨張弁14Cを閉鎖したままに
し、室内送風機16Bを作動させて室内機2Bを所定時
間空調運転する。
【0034】次に電子膨張弁14Aを閉鎖したままに
し、電子膨張弁14Bを閉鎖し、電子膨張弁14Cを開
放して室内送風機16Cを作動させて室内機2Cを所定
時間空調運転する。
し、電子膨張弁14Bを閉鎖し、電子膨張弁14Cを開
放して室内送風機16Cを作動させて室内機2Cを所定
時間空調運転する。
【0035】このように、電子膨張弁14A、14B、
14Cの弁開度を所定時間の間隔で順次開放し、開放と
閉鎖とを繰り返し切り替え、それぞれの電子膨張弁14
A、14B、14Cの開放時期に合わせて室内送風機1
6A、16B、16Cを作動させることにより、3台の
室内機2A、2B、2Cを順番に空調運転することがで
き、空調負荷が小さいときローテーション運転をするこ
とにより、すべての被調和室内を同時に空調できるとい
う効果を奏する。
14Cの弁開度を所定時間の間隔で順次開放し、開放と
閉鎖とを繰り返し切り替え、それぞれの電子膨張弁14
A、14B、14Cの開放時期に合わせて室内送風機1
6A、16B、16Cを作動させることにより、3台の
室内機2A、2B、2Cを順番に空調運転することがで
き、空調負荷が小さいときローテーション運転をするこ
とにより、すべての被調和室内を同時に空調できるとい
う効果を奏する。
【0036】本実施形態において、3台の室内機2A、
2B、2Cのうち1台を選んで運転させる個別運転や、
すべての被調和室内を順次切り換えて運転するローテー
ション運転をすることができ、例えば、昼間に居間だけ
を空調したい場合や夜間に寝室だけを空調運転したい場
合など、1室だけ空調したい場合には個別運転を行い、
また、例えば、季節の中間期や夜間等空調負荷の小さい
ときにすべての部屋を空調したい場合にはローテーショ
ン運転するという制御モードの選択運転ができる。
2B、2Cのうち1台を選んで運転させる個別運転や、
すべての被調和室内を順次切り換えて運転するローテー
ション運転をすることができ、例えば、昼間に居間だけ
を空調したい場合や夜間に寝室だけを空調運転したい場
合など、1室だけ空調したい場合には個別運転を行い、
また、例えば、季節の中間期や夜間等空調負荷の小さい
ときにすべての部屋を空調したい場合にはローテーショ
ン運転するという制御モードの選択運転ができる。
【0037】また、本実施形態では1台の室外機1の空
調能力と各室内機2の空調能力とをほぼ等しくし、かつ
室外機1にそれぞれの室内機2を並列に接続し、室外機
1の運転時には1台の室内機のみを運転させるので、上
記実施形態のように室内機2を3台に限る必要はなく、
室内機を2台とか4台以上接続して使用することも可能
である。また、室内機の種類も室内機の空調能力が合っ
ていれば良く、壁掛形、床置形等を室内機として組合わ
せ使用することも可能である。
調能力と各室内機2の空調能力とをほぼ等しくし、かつ
室外機1にそれぞれの室内機2を並列に接続し、室外機
1の運転時には1台の室内機のみを運転させるので、上
記実施形態のように室内機2を3台に限る必要はなく、
室内機を2台とか4台以上接続して使用することも可能
である。また、室内機の種類も室内機の空調能力が合っ
ていれば良く、壁掛形、床置形等を室内機として組合わ
せ使用することも可能である。
【0038】なお、本発明は前記実施例のものに限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々変更することが可
能である。
れるものではなく、必要に応じて種々変更することが可
能である。
【0039】本実施形態では1台の室外機1に3台の室
内機2A、2B、2Cを接続し、ローテーション運転す
るときには3つの電子膨張弁14A、14B、14Cを
順次切り替えて空調運転しているが、3台の室内機2
A、2B、2Cの内の2台の室内機、例えば2A、2B
の電子膨張弁14Aと14Bとを交互に切り替えて2台
の室内機2A、2Bをローテーション運転させるような
ローテーション運転であっても良い。同様に、電子膨張
弁14Aと14Cとを交互に切り替えたり、各室内機2
の運転時間を違えて電子膨張弁14A、14B、14C
を切り替えるローテーション運転をする制御も可能であ
る。このようにすれば、制御装置26が複数の室内機2
の中のいずれか1台のみを選択運転しつつ、空調負荷に
適合させた室内機の運転も可能にするものである。
内機2A、2B、2Cを接続し、ローテーション運転す
るときには3つの電子膨張弁14A、14B、14Cを
順次切り替えて空調運転しているが、3台の室内機2
A、2B、2Cの内の2台の室内機、例えば2A、2B
の電子膨張弁14Aと14Bとを交互に切り替えて2台
の室内機2A、2Bをローテーション運転させるような
ローテーション運転であっても良い。同様に、電子膨張
弁14Aと14Cとを交互に切り替えたり、各室内機2
の運転時間を違えて電子膨張弁14A、14B、14C
を切り替えるローテーション運転をする制御も可能であ
る。このようにすれば、制御装置26が複数の室内機2
の中のいずれか1台のみを選択運転しつつ、空調負荷に
適合させた室内機の運転も可能にするものである。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る空気調
和システムは、複数の室内機のうち1台を選んで運転さ
せる個別運転や、夜間や中間期等の空調負荷の小さい場
合にすべての被調和室内を順次切り換えて同時に空調運
転できるローテーション運転をすることができる。
和システムは、複数の室内機のうち1台を選んで運転さ
せる個別運転や、夜間や中間期等の空調負荷の小さい場
合にすべての被調和室内を順次切り換えて同時に空調運
転できるローテーション運転をすることができる。
【0041】また、本発明に係る空気調和システムは、
室外機に並列に複数の室内機を組み合わせて冷凍サイク
ルが構築できるので、従来のマルチ式の空気調和システ
ムに比べ、小さい能力の圧縮機と室外熱交換器を用いた
室外機となり、空気調和システムの設備費用の削減と設
備の単純化を実現できるものである。
室外機に並列に複数の室内機を組み合わせて冷凍サイク
ルが構築できるので、従来のマルチ式の空気調和システ
ムに比べ、小さい能力の圧縮機と室外熱交換器を用いた
室外機となり、空気調和システムの設備費用の削減と設
備の単純化を実現できるものである。
【図1】本発明の一実施形態における空気調和システム
を示す冷媒回路図である。
を示す冷媒回路図である。
【図2】本発明の一実施形態における個別運転時の電子
膨張弁の開閉状態を示すグラフである。
膨張弁の開閉状態を示すグラフである。
【図3】本発明の一実施形態におけるローテーション運
転時の電子膨張弁の開閉状態を示すグラフである。
転時の電子膨張弁の開閉状態を示すグラフである。
1 室外機 2、2A、2B、2C 室内機 3 サービスバルブ 4 冷媒配管 5 空気調和システム 6 定速圧縮機 7 四方弁 8 室外熱交換器 12 アキュームレータ 13、13A、13B、13C 室内熱交換器 14、14A、14B、14C 電子膨張弁 15 冷媒管 16、16A、16B、16C 室内送風機 17、17A、17B、17C リモコン 21、21A、21B、21C 操作部 22、22A、22B、22C 表示部 23、23A、23B、23C 運転/停止スイッチ 24、24A、24B、24C 冷暖房切替スイッチ 25、25A、25B、25C モード切替スイッチ
(切替スイッチ) 26 制御装置
(切替スイッチ) 26 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長澤 侯夫 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 栗原 規昭 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 奥中 敏則 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 西山 哲雄 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 加藤 忠 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA08 CC02 CC19 DD01 DD07 DD08 EE09 3L092 GA08 HA12 JA01 JA03 JA14 KA13 KA17 LA06
Claims (4)
- 【請求項1】 室外機に対して並列に複数の室内機を組
み合わせた空気調和システムにおいて、 前記複数の室内機の合計空調能力を前記室外機の最大空
調能力よりも大きく設定するとともに、前記各室内機に
は室内熱交換器とこの室内熱交換器に直列に接続された
電子膨張弁を設け、運転時には前記複数の室内機の中の
いずれかの室内機を選択して、その選択した室内機以外
の電子膨張弁を閉側に制御して運転する制御装置を備え
たことを特徴とする空気調和システム。 - 【請求項2】 前記室外機の空調能力は前記室内機1台
の最大空調能力にほぼ等しいことを特徴とする請求項1
記載の空気調和システム。 - 【請求項3】 前記制御装置は室内機の電子膨張弁を制
御することによって、前記複数の室内機のいずれか1台
を選択して運転することを特徴とする請求項1または2
記載の空気調和システム。 - 【請求項4】 前記複数の室内機のいずれか1台を選択
して運転する制御装置には、いずれか1台の室内機を選
択する個別選択運転と複数の室内機を順次切り替えるロ
ーテーション運転との制御モードがあり、これらの制御
モードを選択する切替スイッチを備えていることを特徴
とする請求項1または2記載の空気調和システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195809A JP2002013784A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195809A JP2002013784A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 空気調和システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002013784A true JP2002013784A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18694408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000195809A Pending JP2002013784A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 空気調和システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002013784A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20240047740A (ko) * | 2022-10-05 | 2024-04-12 | 주식회사 에스엠엔지니어링 | 데이터센터용 공조장치 |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000195809A patent/JP2002013784A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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