JP2001328601A - スパウト付き包装袋を用いての袋詰め包装方法及び該方法で使用するシール装置 - Google Patents
スパウト付き包装袋を用いての袋詰め包装方法及び該方法で使用するシール装置Info
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- JP2001328601A JP2001328601A JP2000149652A JP2000149652A JP2001328601A JP 2001328601 A JP2001328601 A JP 2001328601A JP 2000149652 A JP2000149652 A JP 2000149652A JP 2000149652 A JP2000149652 A JP 2000149652A JP 2001328601 A JP2001328601 A JP 2001328601A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スパウト付き包装袋に、スパウトを介して
液状物を充填する充填方法において、充填後に袋内に残
った空気を可能な限り脱気できるようにした袋詰め包装
方法を提供する。 【解決手段】液充填(第4工程)を行い、その後袋10
0内に圧縮空気を導入して袋を略完全な拡開即ち膨らん
だ状態とする。スパウト口部115の洗浄(第5工程)
及び乾燥(第6工程)を行い、第7工程で袋内の空気を
窒素ガス等不活性ガスで置換する。インナーシール体6
8をスパウト103の口部上端面117に部分的に溶着
し(第8工程)、次にプレス板81で袋を押して袋内を
脱気し、次いでインナーシール体の完全なシールを行う
(第9工程)。
液状物を充填する充填方法において、充填後に袋内に残
った空気を可能な限り脱気できるようにした袋詰め包装
方法を提供する。 【解決手段】液充填(第4工程)を行い、その後袋10
0内に圧縮空気を導入して袋を略完全な拡開即ち膨らん
だ状態とする。スパウト口部115の洗浄(第5工程)
及び乾燥(第6工程)を行い、第7工程で袋内の空気を
窒素ガス等不活性ガスで置換する。インナーシール体6
8をスパウト103の口部上端面117に部分的に溶着
し(第8工程)、次にプレス板81で袋を押して袋内を
脱気し、次いでインナーシール体の完全なシールを行う
(第9工程)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスパウト付き包装袋を用
いての袋詰め包装方法に関し、さらに詳細には、スパウ
トの口部を介して液状物を包装袋内に充填する充填工程
と、その口部を封止する封止工程とを少なくとも備えて
おり、その封止工程において包装袋内を脱気するように
した袋詰め包装方法に関する。
いての袋詰め包装方法に関し、さらに詳細には、スパウ
トの口部を介して液状物を包装袋内に充填する充填工程
と、その口部を封止する封止工程とを少なくとも備えて
おり、その封止工程において包装袋内を脱気するように
した袋詰め包装方法に関する。
【0002】本発明はまた、前述の袋詰め包装方法にお
いて使用する、スパウト口部を封止するシール装置に関
する。
いて使用する、スパウト口部を封止するシール装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】近年、例えば清涼飲料等の包装袋とし
て、口栓すなわちスパウト付きのものが使用されてい
る。このスパウト付きの袋の多くは、合成樹脂製のフィ
ルムに剛性を持たせる素材をラミネートして、可撓性を
備えるとともに一定の剛性を持たせている。
て、口栓すなわちスパウト付きのものが使用されてい
る。このスパウト付きの袋の多くは、合成樹脂製のフィ
ルムに剛性を持たせる素材をラミネートして、可撓性を
備えるとともに一定の剛性を持たせている。
【0004】このような包装袋に例えば清涼飲料等の液
状物を充填する場合、袋本体にスパウトを取り付け、充
填ノズルからそのスパウトを介して袋内に液状物を充填
する場合がある。この場合、袋は最初の表裏のシート部
が重なった偏平状の状態から、液の充填が進行するに従
って下方から膨らんでくるが、スパウト口部がノズルに
より塞がれており、充填時には空気は袋内へは進入しな
い。従って、例えば平袋を強制的に拡開して充填する場
合とは違って、液状物が満たされていない袋の上部に大
量の空気が入ることはない。従って、従来この種の包装
においては、液状物の充填後にわざわざ袋内の空気抜き
即ち脱気を行うことはしていないのが通常である。しか
し、スパウトの内部には当然に貫通孔が設けられてお
り、充填終了後にノズルを外した場合にその部分に空気
が入り込み、袋内の空気が皆無と言うわけではない。ま
た、袋内へ入った液状物の袋内での状態により、液状物
の上部に空隙が形成される可能性があり、その空隙の大
きさは、袋ごとに異なる。内容物への影響を考えれば僅
かの空気でも脱気することが望ましいことは当然であ
る。
状物を充填する場合、袋本体にスパウトを取り付け、充
填ノズルからそのスパウトを介して袋内に液状物を充填
する場合がある。この場合、袋は最初の表裏のシート部
が重なった偏平状の状態から、液の充填が進行するに従
って下方から膨らんでくるが、スパウト口部がノズルに
より塞がれており、充填時には空気は袋内へは進入しな
い。従って、例えば平袋を強制的に拡開して充填する場
合とは違って、液状物が満たされていない袋の上部に大
量の空気が入ることはない。従って、従来この種の包装
においては、液状物の充填後にわざわざ袋内の空気抜き
即ち脱気を行うことはしていないのが通常である。しか
し、スパウトの内部には当然に貫通孔が設けられてお
り、充填終了後にノズルを外した場合にその部分に空気
が入り込み、袋内の空気が皆無と言うわけではない。ま
た、袋内へ入った液状物の袋内での状態により、液状物
の上部に空隙が形成される可能性があり、その空隙の大
きさは、袋ごとに異なる。内容物への影響を考えれば僅
かの空気でも脱気することが望ましいことは当然であ
る。
【0005】また、このような袋に液状物を充填した場
合に、液状物が存在する部分においても袋が完全に拡開
即ち膨らんだ状態ではないために、内部の液状物の液面
は、袋を完全に膨らませた場合に比して高くなってい
る。そしてこの状態のままでその後の工程へと袋を移動
させた場合、衝撃で袋内の液状物がスパウトを介してこ
ぼれる場合がある。これによりスパウトの口部等が汚
れ、後工程の薄膜で口部開口部をシールするインナーシ
ール工程でのシールに支障を来したり、外周部に液が付
着したままキャップが取り付けられ、その部分で液が変
質してしまい、衛生上の問題を生じる場合もある。そし
てこれを防止するためには、袋の移動速度をより遅くす
る等の調整をすることにより対応しているのが実情であ
る。
合に、液状物が存在する部分においても袋が完全に拡開
即ち膨らんだ状態ではないために、内部の液状物の液面
は、袋を完全に膨らませた場合に比して高くなってい
る。そしてこの状態のままでその後の工程へと袋を移動
させた場合、衝撃で袋内の液状物がスパウトを介してこ
ぼれる場合がある。これによりスパウトの口部等が汚
れ、後工程の薄膜で口部開口部をシールするインナーシ
ール工程でのシールに支障を来したり、外周部に液が付
着したままキャップが取り付けられ、その部分で液が変
質してしまい、衛生上の問題を生じる場合もある。そし
てこれを防止するためには、袋の移動速度をより遅くす
る等の調整をすることにより対応しているのが実情であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に鑑みなされたものであり、本発明は、スパウト付
き包装袋に、スパウトを介して液状物を充填する充填方
法において、充填後に袋内に残った空気を可能な限り脱
気できるようにした袋詰め包装方法を提供しようとする
ものである。
題点に鑑みなされたものであり、本発明は、スパウト付
き包装袋に、スパウトを介して液状物を充填する充填方
法において、充填後に袋内に残った空気を可能な限り脱
気できるようにした袋詰め包装方法を提供しようとする
ものである。
【0007】また、充填された液状物の袋内での液面が
低くなるようにして、袋の移動の際の液の零れを防止で
きるようにした袋詰め包装方法を提供することも本発明
の課題である。
低くなるようにして、袋の移動の際の液の零れを防止で
きるようにした袋詰め包装方法を提供することも本発明
の課題である。
【0008】さらに、上記方法を実施するのに特に適し
たシール装置を提供することも、本発明の課題である。
たシール装置を提供することも、本発明の課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、スパウト付き包装袋にそのスパ
ウトを介して液状物を充填した後、そのスパウトの口部
を密閉する直前の段階において、袋内の空気を脱気する
ようにした。
に、本発明においては、スパウト付き包装袋にそのスパ
ウトを介して液状物を充填した後、そのスパウトの口部
を密閉する直前の段階において、袋内の空気を脱気する
ようにした。
【0010】また、液状物の充填後に、袋内に空気を吹
き込み袋を略完全な膨張状態とするようにした。
き込み袋を略完全な膨張状態とするようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具
体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に
説明される実施の形態に限定されるものではない。
体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に
説明される実施の形態に限定されるものではない。
【0012】図1は、本発明の袋詰め包装方法を実施す
るための袋詰め包装装置の一例の概略構成を示す斜視図
である。装置1は、機台3に間欠的に回転可能に設けら
れた回転テーブル5(図中1つの円で概念的にして示し
てある)を備え、この回転テーブル5上に、円周方向所
定の間隔で、包装袋100を保持する袋保持部材7を備
えた袋保持装置(保持部材7のみ示す)が複数設けられ
ている。
るための袋詰め包装装置の一例の概略構成を示す斜視図
である。装置1は、機台3に間欠的に回転可能に設けら
れた回転テーブル5(図中1つの円で概念的にして示し
てある)を備え、この回転テーブル5上に、円周方向所
定の間隔で、包装袋100を保持する袋保持部材7を備
えた袋保持装置(保持部材7のみ示す)が複数設けられ
ている。
【0013】本実施の形態で使用される包装袋100
は、図2(イ)にその正面図が示されている。この包装
袋100は公知のスパウト付きの包装袋と同様のもので
よく、ある程度の剛性を備えた袋本体101と、袋本体
101に取り付けられたスパウト103とで構成されて
いる。スパウト103は、元々開いていた袋本体101
の上縁部101aに熱溶着で取り付けられ、その際、袋
本体101の上縁部101aはその全長に渡ってシール
される。スパウト103は、大略筒状をしており、その
位置決めフランジ105を用いて袋本体101に対して
位置決めされて取り付けられる。そしてその上側に、中
間フランジ107と上部フランジ109が、所定の間隔
で設けられている。上部フランジ109の上側には後述
のキャップが取り付けられるネジ部111が形成され、
本実施の形態では、左右対称に二つの二条ネジ113が
設けられている。ネジ部111の上側は若干径の細くな
った口部115となっており、その上端面117に後述
のインナーシール体が取り付けられる。スパウト103
の位置決めフランジ105の下側は、スパウト下部11
9で、袋本体101の中へ挿入されている。この袋10
0は、図2の(ハ)にその部分平面図が示される袋保持
部材7の切欠き部或いは袋保持部7aに、上部フランジ
109と中間フランジ107との間の中間軸部121が
嵌まり、上部フランジ109が袋保持部材7の上面7b
に受け止められて、吊り下げられた状態で支持される。
は、図2(イ)にその正面図が示されている。この包装
袋100は公知のスパウト付きの包装袋と同様のもので
よく、ある程度の剛性を備えた袋本体101と、袋本体
101に取り付けられたスパウト103とで構成されて
いる。スパウト103は、元々開いていた袋本体101
の上縁部101aに熱溶着で取り付けられ、その際、袋
本体101の上縁部101aはその全長に渡ってシール
される。スパウト103は、大略筒状をしており、その
位置決めフランジ105を用いて袋本体101に対して
位置決めされて取り付けられる。そしてその上側に、中
間フランジ107と上部フランジ109が、所定の間隔
で設けられている。上部フランジ109の上側には後述
のキャップが取り付けられるネジ部111が形成され、
本実施の形態では、左右対称に二つの二条ネジ113が
設けられている。ネジ部111の上側は若干径の細くな
った口部115となっており、その上端面117に後述
のインナーシール体が取り付けられる。スパウト103
の位置決めフランジ105の下側は、スパウト下部11
9で、袋本体101の中へ挿入されている。この袋10
0は、図2の(ハ)にその部分平面図が示される袋保持
部材7の切欠き部或いは袋保持部7aに、上部フランジ
109と中間フランジ107との間の中間軸部121が
嵌まり、上部フランジ109が袋保持部材7の上面7b
に受け止められて、吊り下げられた状態で支持される。
【0014】なお、スパウト下部119は大略三つの部
分からなる(図(2)(ロ)参照)。位置決めフランジ
105の下に設けられた溶着部123は円筒部124
と、この円筒部124から直径方向反対側へそれぞれ延
びている薄板状の側方張出部125a、125bを備
え、この円筒部124と側方張出部125a、125b
を図面の紙面上下方向から袋100の表裏のシート部分
が挟むようにして溶着される。その下側に形成されてい
るのは、やはり円筒部127と、側方張出部128a、
128bとを備える通気部である。その円筒部127の
径は、溶着部123の円筒部124の径より少し小さく
なっている。また、円筒部127には図示のとおり、内
部の孔に通じる開口129a、129b、129c、1
29dが形成されている。これは後述する脱気処理の際
の通気孔となる。通気部126の下には、通気部126
の円筒部127と略同径円筒状のストロー部130が設
けられている。
分からなる(図(2)(ロ)参照)。位置決めフランジ
105の下に設けられた溶着部123は円筒部124
と、この円筒部124から直径方向反対側へそれぞれ延
びている薄板状の側方張出部125a、125bを備
え、この円筒部124と側方張出部125a、125b
を図面の紙面上下方向から袋100の表裏のシート部分
が挟むようにして溶着される。その下側に形成されてい
るのは、やはり円筒部127と、側方張出部128a、
128bとを備える通気部である。その円筒部127の
径は、溶着部123の円筒部124の径より少し小さく
なっている。また、円筒部127には図示のとおり、内
部の孔に通じる開口129a、129b、129c、1
29dが形成されている。これは後述する脱気処理の際
の通気孔となる。通気部126の下には、通気部126
の円筒部127と略同径円筒状のストロー部130が設
けられている。
【0015】包装袋100は、袋保持部材7に保持され
て、回転テーブル5の回転に伴い、回転テーブル5上に
数字で示された各工程を順次移動する。すなわち、第1
工程では袋供給装置(公知であり、図示しない)からス
パウト付き包装袋100が袋保持部材7に供給される。
なお、本実施の形態では、袋詰め包装は2個づつの単位
で行われるようになっており、袋保持部材7は2つの切
欠き即ち袋保持部7aを備えており、袋供給装置から同
時に2個の袋100が供給される。
て、回転テーブル5の回転に伴い、回転テーブル5上に
数字で示された各工程を順次移動する。すなわち、第1
工程では袋供給装置(公知であり、図示しない)からス
パウト付き包装袋100が袋保持部材7に供給される。
なお、本実施の形態では、袋詰め包装は2個づつの単位
で行われるようになっており、袋保持部材7は2つの切
欠き即ち袋保持部7aを備えており、袋供給装置から同
時に2個の袋100が供給される。
【0016】第2工程では、光センサー等を用いた検出
器9により、包装袋100が袋保持部材7により保持さ
れていることを確認する。第3工程ではジェットプリン
ター等の印字機11により、製造年月日等の印刷が行わ
れる。第4工程では、図示しない貯留タンクに接続され
ている液充填ノズル13を用いて、予め定められた所定
の量の液状物が袋内へ充填される。すなわち、充填ノズ
ル13の先端を袋100のスパウト103の口部115
に押し当てて互いに連通させて、液状物が充填される。
器9により、包装袋100が袋保持部材7により保持さ
れていることを確認する。第3工程ではジェットプリン
ター等の印字機11により、製造年月日等の印刷が行わ
れる。第4工程では、図示しない貯留タンクに接続され
ている液充填ノズル13を用いて、予め定められた所定
の量の液状物が袋内へ充填される。すなわち、充填ノズ
ル13の先端を袋100のスパウト103の口部115
に押し当てて互いに連通させて、液状物が充填される。
【0017】そしてこの工程ではさらに液充填後に空気
の袋内への導入が行われる。すなわち、ここで使用する
液充填ノズル13は、液状物の貯留タンクのみでなく、
図示しない所定圧力の圧縮空気源にも接続されており、
所定の量の液状物の充填が終了すると、切り換えバルブ
の作用により圧縮空気源へその接続が切り換えられる。
そして圧縮空気を袋100内へ導入することにより、袋
100を略完全に拡がった或いは膨らんだ状態にする。
の袋内への導入が行われる。すなわち、ここで使用する
液充填ノズル13は、液状物の貯留タンクのみでなく、
図示しない所定圧力の圧縮空気源にも接続されており、
所定の量の液状物の充填が終了すると、切り換えバルブ
の作用により圧縮空気源へその接続が切り換えられる。
そして圧縮空気を袋100内へ導入することにより、袋
100を略完全に拡がった或いは膨らんだ状態にする。
【0018】前述したとおり包装袋100はある程度の
剛性を有している。従って、液状物を袋100内に充填
しても、それだけでは袋100が完全に拡開した状態と
ならない。液状物は袋100内で下方へ移動するが、そ
の液の溜まった下方の部分でも完全には袋100は拡が
らない。従ってこの状態では、袋100内の液状物の量
が同じであっても、袋100が完全に拡がった場合に比
べると、袋100内での液面が高くなっている。そして
この状態でふくろ100を次の工程へ移動させると、そ
の際の衝撃等で袋100内の液がスパウト103の口部
から零れることがある。そこで液充填後に袋100を略
完全に膨らんだ状態として、内部の液面を低くし、液の
零れを防止する。一旦膨らんだ袋は、その剛性のために
元の形状には戻りにくく、膨らんだ状態を維持する。
剛性を有している。従って、液状物を袋100内に充填
しても、それだけでは袋100が完全に拡開した状態と
ならない。液状物は袋100内で下方へ移動するが、そ
の液の溜まった下方の部分でも完全には袋100は拡が
らない。従ってこの状態では、袋100内の液状物の量
が同じであっても、袋100が完全に拡がった場合に比
べると、袋100内での液面が高くなっている。そして
この状態でふくろ100を次の工程へ移動させると、そ
の際の衝撃等で袋100内の液がスパウト103の口部
から零れることがある。そこで液充填後に袋100を略
完全に膨らんだ状態として、内部の液面を低くし、液の
零れを防止する。一旦膨らんだ袋は、その剛性のために
元の形状には戻りにくく、膨らんだ状態を維持する。
【0019】次の第5工程ではスパウト口部洗浄装置1
5を用いて、洗浄液及び空気の吹き付けを行い、スパウ
ト103の袋本体101の外側にある部分を洗浄する。
第6工程ではスパウト口部乾燥装置17によりスパウト
の先に洗浄した部分に空気を吹き付け、乾燥させる。な
お、前述の空気の袋100内への導入は、必ずしも液充
填ノズルの接続を切り換えて行う必要はなく、液充填後
に空気導入の為の単独の工程を設けてもよいし、或いは
第5工程として説明した洗浄工程で、洗浄に先立って行
ってもよい。
5を用いて、洗浄液及び空気の吹き付けを行い、スパウ
ト103の袋本体101の外側にある部分を洗浄する。
第6工程ではスパウト口部乾燥装置17によりスパウト
の先に洗浄した部分に空気を吹き付け、乾燥させる。な
お、前述の空気の袋100内への導入は、必ずしも液充
填ノズルの接続を切り換えて行う必要はなく、液充填後
に空気導入の為の単独の工程を設けてもよいし、或いは
第5工程として説明した洗浄工程で、洗浄に先立って行
ってもよい。
【0020】第7工程においては、ガスフラッシュノズ
ル19がスパウト103に挿入され、それにより例えば
窒素ガス等を用いて袋100内の空気を置換する。これ
は、後述のとおり本発明では後の工程で袋100内の脱
気を行うようになっているが、必ずしも100パーセン
ト完全な脱気は期しがたい場合がある。そこで、僅かな
がら袋100内に残留する可能性のある気体を、空気で
はなく窒素等の不活性ガスとし、内容物への影響を無く
す為である。
ル19がスパウト103に挿入され、それにより例えば
窒素ガス等を用いて袋100内の空気を置換する。これ
は、後述のとおり本発明では後の工程で袋100内の脱
気を行うようになっているが、必ずしも100パーセン
ト完全な脱気は期しがたい場合がある。そこで、僅かな
がら袋100内に残留する可能性のある気体を、空気で
はなく窒素等の不活性ガスとし、内容物への影響を無く
す為である。
【0021】第8工程では、テープリール21を備えた
テープ供給装置から、アルミ箔、合成樹脂薄膜等で構成
されたテープ22が供給され、インナーシール用のシー
ル体が打ち抜かれ、スパウトの口部上端面117に仮付
けされる。これについては後述する。
テープ供給装置から、アルミ箔、合成樹脂薄膜等で構成
されたテープ22が供給され、インナーシール用のシー
ル体が打ち抜かれ、スパウトの口部上端面117に仮付
けされる。これについては後述する。
【0022】第9工程はシール体を熱板23を用いてス
パウトの口部上端面117にシールする一次シール工程
であるが、この工程ではそのシールに先立ち袋100内
の脱気が行われるが、これらについては後述する。第1
0工程は同じく熱板25を用いて行う二次シール工程で
ある。そして第11工程は冷却工程で、冷却板27を用
いてシールされた部分を冷却する。
パウトの口部上端面117にシールする一次シール工程
であるが、この工程ではそのシールに先立ち袋100内
の脱気が行われるが、これらについては後述する。第1
0工程は同じく熱板25を用いて行う二次シール工程で
ある。そして第11工程は冷却工程で、冷却板27を用
いてシールされた部分を冷却する。
【0023】第12工程はインナーシールが適正に行わ
れたか否かを判定するインナーシール不良検出工程であ
るが、本願発明の趣旨とは関係がないので、詳細な説明
は省略する。第13工程はキャップ取り付け工程であ
り、キャップ供給装置29からキャップ30がキャップ
締付け装置31に供給され、スパウトの口部に締めつけ
て取り付けられる。第14工程では、ストロボ33、C
CDカメラ35等で構成されるキャップ締付け検査装置
により、キャップの締めつけ状態が検査される。そして
第15工程で排出コンベア37上に排出される。
れたか否かを判定するインナーシール不良検出工程であ
るが、本願発明の趣旨とは関係がないので、詳細な説明
は省略する。第13工程はキャップ取り付け工程であ
り、キャップ供給装置29からキャップ30がキャップ
締付け装置31に供給され、スパウトの口部に締めつけ
て取り付けられる。第14工程では、ストロボ33、C
CDカメラ35等で構成されるキャップ締付け検査装置
により、キャップの締めつけ状態が検査される。そして
第15工程で排出コンベア37上に排出される。
【0024】次に図3以下を参照して、本実施の形態の
特徴であるインナーシール工程について説明する。すな
わち、スパウト103のネジ部111に取り付けられる
キャップとは別に、口部上端面117にアルミ箔或いは
合成樹脂の薄膜等で構成されるインナーシール体を溶着
して取り付け、口部115を封止する工程である。図3
は第8工程でのインナーシール体の打ち抜きと、このイ
ンナーシール体をスパウト口部115の上端面117に
円周方向で部分的に接合して仮付けする仮シール装置4
1の構成を示す立面図である。
特徴であるインナーシール工程について説明する。すな
わち、スパウト103のネジ部111に取り付けられる
キャップとは別に、口部上端面117にアルミ箔或いは
合成樹脂の薄膜等で構成されるインナーシール体を溶着
して取り付け、口部115を封止する工程である。図3
は第8工程でのインナーシール体の打ち抜きと、このイ
ンナーシール体をスパウト口部115の上端面117に
円周方向で部分的に接合して仮付けする仮シール装置4
1の構成を示す立面図である。
【0025】この仮シール装置41は、第8工程の位置
に対応する位置で機台3に適宜手段を用いて固定され、
回転テーブル5の外側に位置している。この装置41
は、機台3に取り付けられ、後述の各部材が取り付けら
れる取り付けブロック43を備えている。このブロック
43は、下側の機台取り付け部44と、これに立設する
垂直部45、その上端部から側方へ延びるアーム部46
とからなる。そしてアーム部46と機台取り付け部44
との間に、2本の昇降ガイド軸47、48が互いに並行
に延びて支持されている。
に対応する位置で機台3に適宜手段を用いて固定され、
回転テーブル5の外側に位置している。この装置41
は、機台3に取り付けられ、後述の各部材が取り付けら
れる取り付けブロック43を備えている。このブロック
43は、下側の機台取り付け部44と、これに立設する
垂直部45、その上端部から側方へ延びるアーム部46
とからなる。そしてアーム部46と機台取り付け部44
との間に、2本の昇降ガイド軸47、48が互いに並行
に延びて支持されている。
【0026】また、アーム部46の先端部近くにおい
て、上側にカッター用シリンダ49が取り付けられてい
る。このシリンダ49のロッド50の先端には、カッタ
昇降用ホルダ51が取り付けられている。ホルダ51は
ロッド50に取り付けられる上部アーム部52と、その
先端から垂下する垂直部53と、その下端部から上部ア
ーム部52と同じ方向へ伸びる下部アーム部54とを備
えている。そしてこの下部アーム部54の先端側にはそ
れぞれ昇降ガイド軸47、48に摺動自在に嵌まる2個
のスライド軸受け55a、55bが固着されている。ま
た、垂直部53寄りの位置で下部アーム部54の下面側
に、カッタ56が取り付けられている。
て、上側にカッター用シリンダ49が取り付けられてい
る。このシリンダ49のロッド50の先端には、カッタ
昇降用ホルダ51が取り付けられている。ホルダ51は
ロッド50に取り付けられる上部アーム部52と、その
先端から垂下する垂直部53と、その下端部から上部ア
ーム部52と同じ方向へ伸びる下部アーム部54とを備
えている。そしてこの下部アーム部54の先端側にはそ
れぞれ昇降ガイド軸47、48に摺動自在に嵌まる2個
のスライド軸受け55a、55bが固着されている。ま
た、垂直部53寄りの位置で下部アーム部54の下面側
に、カッタ56が取り付けられている。
【0027】カッタ56は、図4に示されるように、下
部アーム54に取り付けられる平板状の取り付け部57
と、その下方に延びるシャンク部58を備え、取り付け
部57とシャンク部58とを貫いて貫通孔56aが形成
されている。その貫通孔56aの横断面形状は図4の
(ロ)に示されるように、菱形の角部を円弧状にした形
状となっている。シャンク部58の下端は、その内周側
がテーパー状になっており、先端部に切刃59を形成し
ている。
部アーム54に取り付けられる平板状の取り付け部57
と、その下方に延びるシャンク部58を備え、取り付け
部57とシャンク部58とを貫いて貫通孔56aが形成
されている。その貫通孔56aの横断面形状は図4の
(ロ)に示されるように、菱形の角部を円弧状にした形
状となっている。シャンク部58の下端は、その内周側
がテーパー状になっており、先端部に切刃59を形成し
ている。
【0028】再び図3を参照すると、取り付けブロック
43のアーム部46には、カッタ用シリンダ49と反対
側において仮シール熱板用シリンダ61が下向きに取り
付けられている。そのロッド62の先端には、熱板取り
付け昇降ホルダ63が取り付けられ、それに取り付けら
れたスライド軸受け64a、64bが昇降ガイド軸4
7、48にそれぞれ摺動自在に嵌まっている。また、昇
降ホルダ63の下面側には、ロッド62と略同芯上を延
び、前述のカッタ56の貫通孔56a内へ延びているヒ
ータ保持ロッド65が取り付けられ、その内部には図示
しないヒータが挿入され、またその先端は仮シール用の
熱板66を構成している(図5参照)。熱板66の下面
側には、スパウト103の口部115の上端面117に
載る位置で、その直径方向で対向する位置に2個の突起
67a、67bが形成されている。
43のアーム部46には、カッタ用シリンダ49と反対
側において仮シール熱板用シリンダ61が下向きに取り
付けられている。そのロッド62の先端には、熱板取り
付け昇降ホルダ63が取り付けられ、それに取り付けら
れたスライド軸受け64a、64bが昇降ガイド軸4
7、48にそれぞれ摺動自在に嵌まっている。また、昇
降ホルダ63の下面側には、ロッド62と略同芯上を延
び、前述のカッタ56の貫通孔56a内へ延びているヒ
ータ保持ロッド65が取り付けられ、その内部には図示
しないヒータが挿入され、またその先端は仮シール用の
熱板66を構成している(図5参照)。熱板66の下面
側には、スパウト103の口部115の上端面117に
載る位置で、その直径方向で対向する位置に2個の突起
67a、67bが形成されている。
【0029】一方この工程では、袋保持部材7に保持さ
れた包装袋100が、そのスパウト103の口部115
がカッタ56或いは熱板66と同芯上に位置するように
して下方に位置している。そして図1で説明したよう
に、この工程ではテープリール21からアルミ箔製のテ
ープ22が供給され、図3において矢印方向に延び、包
装袋100のスパウト103の口部115と、カッタ5
6、熱板66との間を通っている。この状態でシリンダ
49と61を適宜制御して動かすと、先ず熱板66がテ
ープ22の対応する部分を押し下げてスパウト103の
口部上端面117上に押しつけ、これを溶着する。その
際、前述したとおり熱板66の下面側に突起67a、6
7bが設けられているので、インナーシール体68は口
部115の全周に渡って溶着されるのではなく、図5の
(ロ)に示されるように、2か所の部分溶着部69a、
69bにおいて部分的に溶着され、仮付けされる。次い
でカッタ56によってその切刃59の部分の横断面形状
に対応したインナーシール体68がテープ22から打ち
抜かれる。このインナーシール体68の大きさは、スパ
ウト103の口部115の横断面より十分に大きくなっ
ている。なお、シール体68の溶着と打ち抜きとは、必
ず上に述べた順序によらねばならないものではない。打
ち抜きと溶着が逆になってもよいし、ほぼ同時に行われ
てもよい。要するに、所定の寸法のインナーシール体6
8がスパウト口部上端面117上に載置され、上述のと
おり部分溶着されればよい。
れた包装袋100が、そのスパウト103の口部115
がカッタ56或いは熱板66と同芯上に位置するように
して下方に位置している。そして図1で説明したよう
に、この工程ではテープリール21からアルミ箔製のテ
ープ22が供給され、図3において矢印方向に延び、包
装袋100のスパウト103の口部115と、カッタ5
6、熱板66との間を通っている。この状態でシリンダ
49と61を適宜制御して動かすと、先ず熱板66がテ
ープ22の対応する部分を押し下げてスパウト103の
口部上端面117上に押しつけ、これを溶着する。その
際、前述したとおり熱板66の下面側に突起67a、6
7bが設けられているので、インナーシール体68は口
部115の全周に渡って溶着されるのではなく、図5の
(ロ)に示されるように、2か所の部分溶着部69a、
69bにおいて部分的に溶着され、仮付けされる。次い
でカッタ56によってその切刃59の部分の横断面形状
に対応したインナーシール体68がテープ22から打ち
抜かれる。このインナーシール体68の大きさは、スパ
ウト103の口部115の横断面より十分に大きくなっ
ている。なお、シール体68の溶着と打ち抜きとは、必
ず上に述べた順序によらねばならないものではない。打
ち抜きと溶着が逆になってもよいし、ほぼ同時に行われ
てもよい。要するに、所定の寸法のインナーシール体6
8がスパウト口部上端面117上に載置され、上述のと
おり部分溶着されればよい。
【0030】図6は次の第9工程の脱気及び一次シール
の工程で使用される装置71の立面図である。符号72
は機台3に立設される昇降軸支持スタンドであり、その
中心孔72a内に上下動自在に一端側が挿入されて昇降
軸73が支持されている。昇降軸73のスタンド72か
ら突出した上端側には、シール装置取り付けアーム74
が取り付けられ、そのアーム74の自由端側端部には、
下端部に熱板76が取り付けられた熱板取り付けホルダ
75が上下動自在に取り付けられている。熱板76には
図示しない電源に接続されたヒータ77が設けられて熱
板を加熱するようになっており、また適宜な制御回路に
接続された熱電対78も設けられて、ヒータ77をオン
オフし、熱板76の温度を制御するようになっている。
符号79は熱板76とシール装置取り付けアーム74と
の間に配設された圧縮バネである。この工程では、口部
115の上端面にインナーシール体68が仮付けされた
状態で包装袋100が袋保持部材7により支持されて、
熱板76の下方に位置している。一方、この工程には脱
気装置80も設けられ、符号81a、81bで示され
た、包装袋100を挟むようにして配置された一対のプ
レス板が、それぞれのプレス用シリンダ82a、82b
に図中左右方向へ移動するようになっている。
の工程で使用される装置71の立面図である。符号72
は機台3に立設される昇降軸支持スタンドであり、その
中心孔72a内に上下動自在に一端側が挿入されて昇降
軸73が支持されている。昇降軸73のスタンド72か
ら突出した上端側には、シール装置取り付けアーム74
が取り付けられ、そのアーム74の自由端側端部には、
下端部に熱板76が取り付けられた熱板取り付けホルダ
75が上下動自在に取り付けられている。熱板76には
図示しない電源に接続されたヒータ77が設けられて熱
板を加熱するようになっており、また適宜な制御回路に
接続された熱電対78も設けられて、ヒータ77をオン
オフし、熱板76の温度を制御するようになっている。
符号79は熱板76とシール装置取り付けアーム74と
の間に配設された圧縮バネである。この工程では、口部
115の上端面にインナーシール体68が仮付けされた
状態で包装袋100が袋保持部材7により支持されて、
熱板76の下方に位置している。一方、この工程には脱
気装置80も設けられ、符号81a、81bで示され
た、包装袋100を挟むようにして配置された一対のプ
レス板が、それぞれのプレス用シリンダ82a、82b
に図中左右方向へ移動するようになっている。
【0031】すなわちこの工程では、先ず図示のように
袋100から離れているプレス板81a、81bが互い
に接近する方向に移動し、包装袋100を予め定められ
た幅分だけ押圧する。前述したとおり、第4又は第5工
程で袋100内に、袋100を略完全に拡開するだけの
量の空気が導入され、第8工程で、インナーシール体6
8がスパウト103の口部115の上端面に部分的に仮
付けされている。従って、プレス板81a、81bで袋
100を両側から押圧すると、袋100内の上部に存在
する空気が、図2(ロ)において説明したスパウト10
3の通気部126の通気孔129を通って口部115か
ら排出される。さらにはスパウト103内に液が入り込
み、その中に存在する空気も略排出される。プレス板8
1a、81bの押圧量は、予め袋100内の空気が殆ど
脱気出来、しかも内部の液が口部から溢れない程度に定
めておく。このようにして脱気を行ったのち、熱板76
を下降させ、インナーシール体68を口部115上端面
117に押圧し、口部115の全周に渡って溶着する。
このようにして袋100内の空気を略完全に脱気した状
態で口部を密閉できる。なお、前述したとおり、第4又
は第5工程で袋100内に空気を導入して袋100を略
完全に拡開し、内部の液面を低くしているので、その後
の工程で内部の液が口部から零れて汚すことはなく、第
8及び第9工程でのインナーシール体68の仮付け、一
次シールは良好に行われる。そして第10工程で二次シ
ールが施され、インナーシールはより完全なものとな
り、袋100は前述したとおり以後の工程に移動する。
袋100から離れているプレス板81a、81bが互い
に接近する方向に移動し、包装袋100を予め定められ
た幅分だけ押圧する。前述したとおり、第4又は第5工
程で袋100内に、袋100を略完全に拡開するだけの
量の空気が導入され、第8工程で、インナーシール体6
8がスパウト103の口部115の上端面に部分的に仮
付けされている。従って、プレス板81a、81bで袋
100を両側から押圧すると、袋100内の上部に存在
する空気が、図2(ロ)において説明したスパウト10
3の通気部126の通気孔129を通って口部115か
ら排出される。さらにはスパウト103内に液が入り込
み、その中に存在する空気も略排出される。プレス板8
1a、81bの押圧量は、予め袋100内の空気が殆ど
脱気出来、しかも内部の液が口部から溢れない程度に定
めておく。このようにして脱気を行ったのち、熱板76
を下降させ、インナーシール体68を口部115上端面
117に押圧し、口部115の全周に渡って溶着する。
このようにして袋100内の空気を略完全に脱気した状
態で口部を密閉できる。なお、前述したとおり、第4又
は第5工程で袋100内に空気を導入して袋100を略
完全に拡開し、内部の液面を低くしているので、その後
の工程で内部の液が口部から零れて汚すことはなく、第
8及び第9工程でのインナーシール体68の仮付け、一
次シールは良好に行われる。そして第10工程で二次シ
ールが施され、インナーシールはより完全なものとな
り、袋100は前述したとおり以後の工程に移動する。
【0032】図7は、図6に示したプレス板81a、8
1bを使用した脱気装置80に代わる他の脱気装置83
を示す立面図である。この脱気装置83では、袋100
を両側から押圧するのに代えて、下方からその底部10
0aを持ち上げるようにしている。すなわち、機台3に
固定されたシリンダ84のロッド85先端に昇降軸86
が連結され、この昇降軸86は、基台3に立設された昇
降軸支持スタンド87の貫通孔87a内を通って上方へ
延びており、その上端に受け台88が取り付けられてい
る。シリンダ84が作動することにより受け台88を上
方へ移動させ、包装袋100の底部100aを下側から
支えて予め定めた距離だけ上方へ持ち上げる。この動作
を行うことにより、袋100内の空気の脱気を行うこと
が出来る。
1bを使用した脱気装置80に代わる他の脱気装置83
を示す立面図である。この脱気装置83では、袋100
を両側から押圧するのに代えて、下方からその底部10
0aを持ち上げるようにしている。すなわち、機台3に
固定されたシリンダ84のロッド85先端に昇降軸86
が連結され、この昇降軸86は、基台3に立設された昇
降軸支持スタンド87の貫通孔87a内を通って上方へ
延びており、その上端に受け台88が取り付けられてい
る。シリンダ84が作動することにより受け台88を上
方へ移動させ、包装袋100の底部100aを下側から
支えて予め定めた距離だけ上方へ持ち上げる。この動作
を行うことにより、袋100内の空気の脱気を行うこと
が出来る。
【0033】図8は他の実施の形態での脱気及びキャッ
プ取り付け工程で使用する装置91の立面図である。こ
の実施の形態では、第1の実施の形態で行ったインナー
シールは行わず、スパウト103の口部115には、キ
ャップ30だけが取り付けられる。すなわち、図1の第
8乃至第12の工程は実施されず、第7工程の後に第1
3工程が実施され、この第13工程においてキャップ3
0の取り付けに先立って脱気を行われる。
プ取り付け工程で使用する装置91の立面図である。こ
の実施の形態では、第1の実施の形態で行ったインナー
シールは行わず、スパウト103の口部115には、キ
ャップ30だけが取り付けられる。すなわち、図1の第
8乃至第12の工程は実施されず、第7工程の後に第1
3工程が実施され、この第13工程においてキャップ3
0の取り付けに先立って脱気を行われる。
【0034】この脱気及びキャップ取り付け装置91
は、機台3に立設された昇降軸支持スタンド92に上下
動自在に支持された昇降軸93を備え、その上端部には
キャッパ取り付けアーム94が取り付けられている。そ
してこのアーム94の自由端部にはキャッパ95が設け
られている。キャッパ95はモータ96を備え、その出
力軸の先端には一体回転可能にキャップチャック97が
取り付けられている。キャップチャック97は図1に示
されるキャップ供給装置29から一個づつ供給されるキ
ャップ30を掴み、下方へ移動して、モータ96により
回転させられて、スパウト103の口部115に取り付
ける。それに先立ち、図6に示したものと同じでよいプ
レス板81a、81bがシリンダ82a、82bにより
予め定められた距離だけ移動し、第1の実施の形態の場
合と同じように、袋100内の脱気を行うようになって
いる。この場合も、液充填後に液充填と同じ第4工程
か、或いは第5工程の洗浄工程で空気を袋内に導入して
完全に拡開状態として内部の液面を下げた状態でその後
の袋の移動を行っているので、以後の工程で袋100内
の液が零れることがない。従って、口部115が汚れた
ままでキャップ30が取り付けられ、衛生上の問題を生
じることがない。また、袋100内の脱気も安定的に行
うことが出来、内容物の変質等の問題も生じない。その
際、多少のガスが残ったとしても、第7工程で袋内の空
気は窒素ガス等で置換されているので、問題は生じな
い。
は、機台3に立設された昇降軸支持スタンド92に上下
動自在に支持された昇降軸93を備え、その上端部には
キャッパ取り付けアーム94が取り付けられている。そ
してこのアーム94の自由端部にはキャッパ95が設け
られている。キャッパ95はモータ96を備え、その出
力軸の先端には一体回転可能にキャップチャック97が
取り付けられている。キャップチャック97は図1に示
されるキャップ供給装置29から一個づつ供給されるキ
ャップ30を掴み、下方へ移動して、モータ96により
回転させられて、スパウト103の口部115に取り付
ける。それに先立ち、図6に示したものと同じでよいプ
レス板81a、81bがシリンダ82a、82bにより
予め定められた距離だけ移動し、第1の実施の形態の場
合と同じように、袋100内の脱気を行うようになって
いる。この場合も、液充填後に液充填と同じ第4工程
か、或いは第5工程の洗浄工程で空気を袋内に導入して
完全に拡開状態として内部の液面を下げた状態でその後
の袋の移動を行っているので、以後の工程で袋100内
の液が零れることがない。従って、口部115が汚れた
ままでキャップ30が取り付けられ、衛生上の問題を生
じることがない。また、袋100内の脱気も安定的に行
うことが出来、内容物の変質等の問題も生じない。その
際、多少のガスが残ったとしても、第7工程で袋内の空
気は窒素ガス等で置換されているので、問題は生じな
い。
【0035】図9は、インナーシール体68を打ち抜く
際に、図4に示した雄型カッタ56に加え、これに対応
した形状を有する雌型カッタ56aを用いた構成を示す
立面図である。この雌型カッタ56aには、図示しない
が、雄型カッタ56の切刃59との間に適宜なクリアラ
ンスをもつように形状が定められた雌型切刃をその上端
に備えた貫通孔が形成されている。この実施の形態で
は、インナーシール体68の打ち抜きが先に行われ、次
に部分シールが行われる。なお、取り付けブロック43
の機台取り付け部44には、テープ22のための通路4
4aが形成されている。
際に、図4に示した雄型カッタ56に加え、これに対応
した形状を有する雌型カッタ56aを用いた構成を示す
立面図である。この雌型カッタ56aには、図示しない
が、雄型カッタ56の切刃59との間に適宜なクリアラ
ンスをもつように形状が定められた雌型切刃をその上端
に備えた貫通孔が形成されている。この実施の形態で
は、インナーシール体68の打ち抜きが先に行われ、次
に部分シールが行われる。なお、取り付けブロック43
の機台取り付け部44には、テープ22のための通路4
4aが形成されている。
【0036】
【発明の効果】上記説明から明らかなとおり、本発明に
よれば、スパウト付き包装袋を用いて液状物を袋詰め包
装した場合において、袋内の空気を略完全に脱気するこ
とが出来、包装後の空気による内容物の変質を防止する
ことが出来る。
よれば、スパウト付き包装袋を用いて液状物を袋詰め包
装した場合において、袋内の空気を略完全に脱気するこ
とが出来、包装後の空気による内容物の変質を防止する
ことが出来る。
【0037】また、充填後に袋内に空気を導入し、袋を
略完全な拡開状態とすることにより、袋内の液面を低く
し、以後の工程へ移動する際の液零れを防止することが
出来、良好なシールを行うことが出来る。
略完全な拡開状態とすることにより、袋内の液面を低く
し、以後の工程へ移動する際の液零れを防止することが
出来、良好なシールを行うことが出来る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液状物充填装
置の全体構成を示す斜視図である。
置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】スパウト付き包装袋を袋保持部材を示す図で、
(イ)は袋の正面図、(ロ)はスパウトの部分正面図、
(ハ)は袋保持部材の部分平面図である。
(イ)は袋の正面図、(ロ)はスパウトの部分正面図、
(ハ)は袋保持部材の部分平面図である。
【図3】インナーシール仮付け装置の構成を示す正面図
である。
である。
【図4】カッターを示す図で、(イ)は正面図、(ロ)
は底面図である。
は底面図である。
【図5】インナーシール体の打ち抜きをスパウト口部へ
の仮付けを示す図で、(イ)はカッターと、熱板と、ス
パウトの口部と、インナーシール体との関係を示す図で
あり、(ロ)は部分溶着の状態を示す図である。
の仮付けを示す図で、(イ)はカッターと、熱板と、ス
パウトの口部と、インナーシール体との関係を示す図で
あり、(ロ)は部分溶着の状態を示す図である。
【図6】脱気及び本シール装置の構成を示す正面図であ
る。
る。
【図7】他の実施の形態にかかる脱気装置の構成を示す
正面図である。
正面図である。
【図8】さらに他の実施の形態にかかる脱気及びキャッ
プ取り付け装置の構成を示す正面図である。
プ取り付け装置の構成を示す正面図である。
【図9】インナーシール体打ち抜き装置の他の実施の形
態を示す立面図である。
態を示す立面図である。
1 袋詰め包装装置 5 回転テーブル 7 袋保持部材 13 液充填ノズル 15 スパウト口部洗浄装置 19 ガスフラッシュノズル 22 テープ 23、25 熱板 29 キャップ供給装置 41 仮付けシール装置 47、48 スライドガイド軸 49 カッタ用シリンダ 51 カッタ昇降用ホルダ 55 スライド軸受け 56 カッタ 59 切刃 61 仮シール用シリンダ 63 熱板取り付け昇降ホルダ 64 昇降スライド軸受け 65 ヒータ保持ロッド 66 熱板 67 突起 68 インナーシール体 69 部分溶着部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月29日(2000.5.2
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (8)
- 【請求項1】 スパウト付き包装袋を用いて該包装袋内
に液状物を袋詰めして包装する方法において、前記スパ
ウトの口部を通して前記液状物を前記袋内に充填する充
填工程と、前記スパウトの口部を封止する封止工程とを
備え、前記封止工程は、前記スパウトの口部を密閉する
密閉工程と、該密閉工程の前に前記包装袋内を脱気する
脱気工程を含んでいることを特徴とする、袋詰め包装方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の袋詰め包装方法におい
て、前記包装方法がさらに、前記充填工程の後で且つ前
記封止工程の前において、前記包装袋内に空気を吹き込
む空気吹き込み工程を備えていることを特徴とする、袋
詰め包装方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の袋詰め包装方法におい
て、前記包装方法がさらにスパウトの口部を洗浄する洗
浄工程を備え、前記空気吹き込み工程は、前記洗浄工程
において、又はそれより前の工程において行われること
を特徴とする、袋詰め包装方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1に記載の袋
詰め包装方法において、前記封止工程は前記スパウトの
口部を薄膜状のインナーシール体で封止するインナーシ
ール工程を備え、前記インナーシール工程は、前記イン
ナーシール体を前記スパウトの口部に部分的に接着する
仮付け工程と、前記脱気工程と、前記インナーシール体
を前記スパウトの口部の全周に渡って接着する本シール
工程とを含んでいることを特徴とする、袋詰め包装方
法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の袋詰め包装方法におい
て、前記インナーシール体はテープ状の素材から打ち抜
いて形成され、該打ち抜きは、前記仮付け工程において
行われることを特徴とする、袋詰め包装方法。 - 【請求項6】 スパウト付き包装袋を用いて該包装袋内
に液状物を袋詰めして包装する袋詰め包装方法において
使用する、前記スパウトの口部を薄膜状のインナーシー
ル体でシールするインナーシール装置において、該イン
ナーシール装置は、前記インナーシール体を前記口部の
周方向において部分的に接合して仮付けする仮付けシー
ル装置を備えていることを特徴とする、インナーシール
装置。 - 【請求項7】 請求項6記載のインナーシール装置にお
いて、該インナーシール装置は、前記包装袋を保持する
袋保持装置を備えた回転テーブルの周囲に配置され、前
記インナーシール装置はさらに、前記インナーシール体
の部分的接合の後、前記包装袋内の空気を脱気する脱気
装置と、前記スパウトの口部の全周に渡って前記インナ
ーシール体を接合する全周シール装置とを備え、前記脱
気装置と前記全周シール装置とは、前記回転テーブルの
円周方向において同じ位置に配置されていることを特徴
とする、インナーシール装置。 - 【請求項8】 請求項6又は7に記載のインナーシール
装置において、前記仮付けシール装置は、熱源に接続さ
れた 熱導伝部材を備え、該熱導伝部材の前記口部に対
向する面に、前記口部上面に当接する突起を備えている
ことを特徴とする、インナーシール装置。
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