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JP2001328551A - 車両の電動パワーステアリング装置 - Google Patents

車両の電動パワーステアリング装置

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Publication number
JP2001328551A
JP2001328551A JP2000147729A JP2000147729A JP2001328551A JP 2001328551 A JP2001328551 A JP 2001328551A JP 2000147729 A JP2000147729 A JP 2000147729A JP 2000147729 A JP2000147729 A JP 2000147729A JP 2001328551 A JP2001328551 A JP 2001328551A
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JP
Japan
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temperature
electric motor
electric
control unit
current
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JP2000147729A
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Ippei Yamazaki
一平 山崎
Toru Suzuki
徹 鈴木
Shuji Fujita
修司 藤田
Yoshiaki Suzuki
善昭 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動モータの温度推定精度を高く維持しなが
ら、車両バッテリの負荷を低減すること。 【解決手段】 電動パワーステアリング装置は、電動モ
ータ30と、操舵トルクセンサ35の出力に応じた電流
を前記電動モータに通電する通電制御を行う電気制御ユ
ニット25とを備える。また、前記電気制御ユニット
は、プリント基板の温度を直接検出する基板温度センサ
23と、前記電動モータのコイル温度を推定する温度推
定手段とを含んでいる。そして、前記温度推定手段は、
前記電気制御ユニットによる通電制御の終了時に検出さ
れたプリント基板温度と、前記通電制御の開始時に検出
されたプリント基板温度とに基づいて前記電動モータの
コイル温度を推定するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵ハンドルの回
動操作に対してアシスト力を付与する電動モータを備え
た車両の電動パワーステアリング装置に係り、特に、特
定部位の温度を推定する手段を備えた電動パワーステア
リング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電動モータの温度を推定し、
同推定した温度に基づいて電動モータに流れるモータ電
流を制限し、これにより電動モータの過熱を防止するよ
うに構成された電動パワーステアリング装置が知られて
いる。ところで、電動モータへの通電制御が終了されて
電源供給が遮断されると電動モータの温度が低下する
が、この電源供給遮断中は、電気制御ユニットの電源供
給も遮断されるので、電動モータの温度を推定すること
ができない。このため、電源を再投入したときには、電
源供給の遮断前に推定していた推定温度に基づいて上記
モータ電流の制限が行われることになる。ところが、電
動モータの温度は、電源供給遮断前の電動モータの温度
や、電源供給を遮断していた時間(冷却時間)等に応じ
て変化するから、電源供給の遮断前に推定していた推定
温度と電源を再投入したときの電動モータの温度とは大
きく異なることがある。この結果、電動モータの過熱を
招いたり、アシスト力が不足してしまう等の問題があ
る。
【0003】これに対し、例えば特開平6−24732
4号公報に開示された装置は、電動モータへの電源供給
遮断後(即ち、電気制御ユニットによる通電制御終了
後)においても電動モータの温度が低下するまでは電気
制御ユニットに電源の供給を継続し、これにより電動モ
ータの温度の推定を継続するとともに、電気制御ユニッ
トの電源遮断中において同推定温度を保持し、電動モー
タ及び電気制御ユニットの電源の再投入時には、前記保
持した推定温度に基づいてモータ電流を制限するように
なっている。
【0004】このようにすれば、電動モータの温度が低
下するまでは電動モータの温度推定がなされるから、電
動モータの温度が十分に低下していない段階で電動モー
タに対し電源が再投入されて同電動モータへの通電が開
始されたときは、正確な推定温度に基づいてモータ電流
を制限することができる。また、電動モータの温度が低
下した後は電動モータの温度推定はなされないが、その
時点(電気制御ユニットの電源遮断時)の推定温度は十
分に小さい値となっているので、電源が再投入されたと
きに電動モータの電流が制限され難く、その結果、アシ
スト力が不足してしまうという事態も回避することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、電動モータへの電源供給遮断後(電
気制御装置の通電制御終了後)においても同電動モータ
の温度が低下するまでは電気制御ユニットに電源の供給
を継続しているため、車両バッテリの負担が大きくなる
という問題がある。
【0006】
【本発明の概要】本発明は、上記課題に対処するために
なされたものであり、その特徴は、操舵ハンドルの回動
操作に対するアシスト力を発生する電動モータと、車両
の運転状態に基づいて前記電動モータに流す電流量を決
定するとともに同決定した電流量に応じた電流を前記電
動モータに通電する通電制御を行う電気制御ユニットと
を備えるとともに、前記電気制御ユニットは、前記電動
モータ又は同電気制御ユニットの特定部位の温度を直接
検出する温度検出手段と、前記電動モータ又は同電気制
御ユニットの前記特定部位と異なる部位の温度を推定す
る温度推定手段とを含んでなる車両の電動パワーステア
リング装置において、前記温度推定手段は、前記電気制
御ユニットによる前記通電制御の終了時における前記温
度検出手段の検出温度と同電気制御ユニットによる前記
通電制御の開始時における同温度検出手段の検出温度と
に基づいて前記特定部位と異なる部位の温度を推定する
ように構成されたことにある。
【0007】これによれば、電気制御ユニットによる前
記通電制御の終了時(電動モータの電源供給遮断時)に
おける前記温度検出手段の検出温度と同電気制御ユニッ
トによる前記通電制御の開始時(電動モータの電源再投
入時)における同温度検出手段の検出温度とに基づいて
前記特定部位と異なる部位の温度を推定する。従って、
電源遮断期間における電動モータの温度の変化を精度良
く推測することが可能となり、前記通電制御開始時の電
動モータの温度を精度良く推定することができる。この
結果、通電制御開始時に適切なモータ電流の制御を行う
ことができ、電動モータの過熱やアシスト力不足を回避
することが可能となる。また、前記通電制御終了後にお
いて電気制御ユニットへの電源の供給を電動モータの温
度が十分に低下するまで継続する必要がないので、車両
に搭載されたバッテリの負担を小さくすることができ
る。
【0008】なお、上記特徴を有する電動パワーステア
リング装置において、前記温度推定手段は、前記電気制
御ユニットによる通電制御の終了時に推定されている同
推定温度にも基づいて、同電気制御ユニットによる通電
制御の開始時における前記特定部位と異なる部位の温度
を推定するように構成されることが好適である。
【0009】本発明の他の特徴は、操舵ハンドルの回動
操作に対するアシスト力を発生する電動モータと、車両
の運転状態に基づいて前記電動モータに流す電流量を決
定するとともに同決定した電流量に応じた電流を前記電
動モータに通電する通電制御を行う電気制御ユニットと
を備えるとともに、前記電気制御ユニットは、前記電動
モータ又は同電気制御ユニットの所定部位の温度を推定
する温度推定手段とを含んでなる車両の電動パワーステ
アリング装置において、前記温度推定手段は、前記電気
制御ユニットによる前記通電制御の終了時から同電気制
御ユニットによる前記通電制御の開始時までの経過時間
に基づいて同通電制御開始時の前記所定部位の温度を推
定するように構成されたことにある。
【0010】これによれば、前記温度推定手段は、前記
電気制御ユニットによる前記通電制御の終了時から同電
気制御ユニットによる同通電制御の開始時までの経過時
間に基づいて同通電制御開始時の前記所定部位の温度を
推定するので、より正確に前記所定部位の温度を推定す
ることが可能となる。
【0011】この場合において、前記所定部位と異なる
部位の温度を直接的に検出する温度検出手段を備え、前
記経過時間は、前記電気制御ユニットによる前記通電制
御の終了時における前記温度検出手段の検出温度と、同
電気制御ユニットによる前記通電制御の開始時における
同温度検出手段の検出温度と、同所定部位と異なる部位
の冷却特性とに基づいて推定されるように構成すること
が好適である。
【0012】このようにすれば、前記経過時間により所
定部位における温度変化分が推定できるので、前記電気
制御ユニットによる前記通電制御の開始時に同所定部位
の温度をより正確に推定することができる。また、前記
電気制御ユニットによる前記通電制御の終了時に同電気
制御ユニットの電源を遮断することができるので、車両
のバッテリの負担を小さくすることができる。
【0013】また、前記経過時間は、タイマにより計測
しておくことも可能である。タイマは一般に消費電力が
小さいので、車両のバッテリの負担を小さくすることが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて図面を参照しつつ説明すると、図1は本発明による
電動パワーステアリング装置の概略をブロック図により
示していて、この電動パワーステアリング装置は、電気
制御回路10と、駆動回路20と、同駆動回路20によ
り通電制御される直流電動モータ30とを備えている。
電気制御回路10と駆動回路20は、電気制御ユニット
25を構成している。
【0015】電動モータ30は、操舵ハンドル(ステア
リングホイール)31の回動操作による前輪の操舵に対
してアシスト力を付与するもので、減速機構32を介し
て操舵軸33にトルク伝達可能に取付けられていて、そ
の回転に応じてラックバー34を軸線方向に駆動し、同
ラックバー34にタイロッドを介して連結されている前
輪を操舵する。前記操舵軸33には操舵トルクセンサ3
5が組みつけられていて、同操舵トルクセンサ35は操
舵軸33に作用する操舵トルクTMを検出して同トルクを
表す操舵トルク信号を出力する。
【0016】次に、図1に示した電動パワーステアリン
グ装置の電気制御ユニット25の詳細について図2を参
照しつつ説明すると、電気制御回路10は、CPU11
と、入力インターフェース12と、出力インターフェー
ス13と、EEPROM14(Electrical Erasable PR
OM)とから構成されるマイクロコンピュータであって、
CPU11は、後述するプログラム及びマップ等を記憶
したROM(図示省略)、及びCPU11によるプログ
ラムの実行時に一時的に演算値を記憶するRAM(図示
省略)からなるメモリ11aを内蔵している。
【0017】入力インターフェース12は、バスを介し
てCPU11に接続されるとともに、前述した操舵トル
クセンサ35、車速Vを検出する車速センサ41、エン
ジン回転数NEを検出するエンジン回転数センサ42、
及び駆動回路20のプリント基板上に配設され同プリン
ト基板の温度TMPBORDを検出する基板温度センサ23と
接続され、CPU11に対し各センサの検出信号を供給
するようになっている。なお、基板温度センサ23は、
電気制御ユニット25の特定部位の温度を直接検出する
温度検出手段を構成している。
【0018】出力インターフェース13は、バスを介し
てCPU11に接続されるとともに、駆動回路20、及
び常開(ノーマリー・オープン)型のリレー21に接続
されていて、CPU11からの指令に基づきこれらの導
通状態を変更する信号を送出するようになっている。ま
た、EEPROM14は、車両バッテリ50からの電源
の供給を受けない状態においてもデータを記憶・保持す
る記憶手段であり、バスを介してCPU11と接続され
ていて、電源が供給されている状態にて同CPU11か
ら供給されるデータを格納するとともに、CPU11の
要求に応じて保持しているデータを同CPU11に供給
するようになっている。
【0019】駆動回路20は、ゲートが出力インターフ
ェース13にそれぞれ接続されたMOSFETからなる
4個のスイッチング素子Tr1〜Tr4と、2つの抵抗
20a,20bと、前述した基板温度センサ23とを備
えている。抵抗20aの一端は、車両に搭載されたバッ
テリ50の電源ラインLに上流側端子が接続された前記
リレー21の下流側端子に接続されていて、同抵抗20
aの他端はスイッチング素子Tr1,Tr2の各ドレイ
ンに接続されている。スイッチング素子Tr1,Tr2
のソースは、スイッチング素子Tr3,Tr4のドレイ
ンにそれぞれ接続され、同スイッチング素子Tr3,T
r4のソースは抵抗20bを介して接地されている。ま
た、スイッチング素子Tr1とTr3との間は電動モー
タ30の一側に接続され、スイッチング素子Tr2とT
r4との間は電動モータ30の他側に接続されている。
なお、電動モータ30の両端、及び抵抗20bとスイッ
チング素子Tr3,Tr4との間は入力インターフェー
ス12に接続されていて、これによりCPU11が電動
モータ30のモータ端子間電圧Vtとモータ電流値IMOT
Rとを検出し得るようになっている。
【0020】以上の構成により、駆動回路20(即ち、
電動モータ30)はリレー21がオン(閉成)したときに
バッテリ50から電源の供給を受け得る状態となり、ス
イッチング素子Tr1,Tr4が選択的に導通状態(オ
ン状態)とされたとき、電動モータ30に所定の方向の
電流が流れて同電動モータ30は右回転し、スイッチン
グ素子Tr2,Tr3が選択的に導通状態とされたと
き、電動モータ30に前記所定の方向と反対方向の電流
が流れて同電動モータ30は左回転する。また、リレー
21がオフ(開成)したときには電動モータ30の電源
供給経路が遮断され、同電動モータ30への通電は停止
する。
【0021】前記バッテリ50の電源ラインLには、運
転者によりオン(閉成)状態又はオフ(開成)状態に切
換えられるイグニッションスイッチ(IGスイッチ)2
2の一端が接続されている。イグニッションスイッチ2
2の他端はダイオードD1を介してCPU11、入力イ
ンターフェース12、出力インターフェース13、EE
PROM14、及び操舵トルクセンサ35に接続されて
いて、イグニッションスイッチ22がオン状態とされた
とき、それぞれに電源が供給されるようになっている。
また、ダイオードD1の下流は、リレー21の下流側か
ら前記ダイオードD1の下流側へ向う電流のみを許容す
るダイオードD2を介して前記リレー21の下流側端子
と接続されていて、リレー21がオン状態とされたとき
は、イグニッションスイッチ22の状態にかかわらず、
CPU11、入力インターフェース12、出力インター
フェース13、EEPROM14、及び操舵トルクセン
サ35にリレー21を介して電源が供給されるようにな
っている。
【0022】次に、上記のように構成した電動パワース
テアリング装置の作動について、図3〜図10を参照し
つつ説明する。CPU11は、イグニッションスイッチ
22が「オン」状態とされ、図示しないイニシャルルー
チンにてエンジン回転数NEに基づいてエンジンの始動
を確認すると、リレー21を「オン」するとともに、図
3に示したメインルーチンを繰り返し実行するようにな
る。
【0023】即ち、CPU11は、所定のタイミングに
て、ステップ300から処理を開始し、ステップ310
にて基本目標電流値TKの演算を行う。この演算は、操舵
トルクセンサ35のから得られる操舵トルクTMと、車速
センサ41からの車速Vと、メモリ11aに記憶されて
いるステップ310中に図示した基本目標電流マップ
(テーブル)とに基づいて、その時点の基本目標電流値
TKを求めるものである。この基本目標電流マップは車速
別(この場合、低車速、中車速、高車速)に区分されて
いて、CPU11は、実際の車速Vに最も近い車速及び
次に近い車速に対応した2つの基本目標電流マップ(車
速Vと基本目標電流値TKとの関係線)から、それぞれ基
本目標電流値TKを求め、それらを車速Vに関して補間計
算して最終的な基本目標電流値TKを決定する。
【0024】次いで、CPU11はステップ320に進
み、補正値THを演算する。この補正値THには、モータの
慣性感等を低減して操舵フィーリングを向上するための
慣性補償電流値TKAN等が含まれる。慣性補償電流値TKAN
は、例えば、操舵トルクセンサ35からの操舵トルクTM
の時間微分値(dTM/dt)を求め、図4に示したマップ
と同操舵トルクTMの時間微分値とから、同操舵トルクTM
の時間微分値が大きいほど大きくなる慣性補償電流基本
値TKANBを求めるとともに、図5に示したマップと実際
の車速Vとからゲインk1を求め、これらの積(=k1・TK
ANB)を最終的な慣性補償電流値TKANとすることにより
求められる。CPU11は、慣性補償電流値TKANに加
え、他の補正値を求め、これらの補正値の和を補正値TH
とする。そして、CPU11はステップ330に進み、
基本目標電流値TKと補正値THとの和を指令電流値ICTRL
として設定する。
【0025】次いで、CPU11はステップ340に進
み、モータコイル温電流制限値ILTCOILを演算する。具
体的には、CPU11は図6に示したサブルーチンをス
テップ600から開始し、ステップ605に進んで電動
モータ30のコイルの温度を推定した推定温度TMPINFを
下記数1により計算する。なお、数1において、αは0
〜1の所定の定数であり、TMPINFLはこの時点で有して
いる(前回の)推定温度である。
【0026】
【数1】 TMPINF=α・(TMPINFL)+(1−α)・(IMOTR)2
【0027】次いで、CPU11はステップ610に進
み、前回の推定温度TMPINFLに上記計算された推定温度T
MPINFを書き込み、次回の上記ステップ605の実行に
備える。次に、CPU11はステップ615に進んで、
推定温度TMPINFが所定の過熱状態判定値TMPHANより大き
いか否かを判定する。そして、推定温度TMPINFが過熱状
態判定値TMPHANより大きい場合には、ステップ615に
て「Yes」と判定してステップ620に進み、その時
点のモータコイル温電流制限値ILTCOILから所定値β
(正の値)を減算した値を新たなモータコイル温電流制
限値ILTCOILとして設定する。一方、推定温度TMPINFが
過熱状態判定値TMPHANより大きくない場合には、ステッ
プ615にて「No」と判定してステップ625に進
み、その時点のモータコイル温電流制限値ILTCOILに所
定値βを加算した値を新たなモータコイル温電流制限値
ILTCOILとして設定する。
【0028】次に、CPU11はステップ630に進
み、モータコイル温電流制限値ILTCOILを最小値及び最
大値によりガードし、ステップ695に進んで本ルーチ
ンを一旦終了する。その後、CPU11は、図3のステ
ップ350に進んでモータ電流最終出力値IFINALを演算
する。
【0029】具体的には、CPU11は図7に示したモ
ータ電流最終出力値演算ルーチンの処理をステップ70
0から開始し、ステップ705にて指令電流値ICTRLの
絶対値がモータコイル温電流制限値ILTCOILより大きい
か否かを判定する。そして、指令電流値ICTRLの絶対値
がモータコイル温電流制限値ILTCOILよりも大きいとき
は、ステップ710に進んで同指令電流値ICTRLの正負
を判定し、正であるときにはステップ715にて最終ア
シスト電流値IFINALをモータコイル温電流制限値ILTCOI
Lとし、負であるときにはステップ720にて最終アシ
スト電流値IFINALをモータコイル温電流制限値ILTCOIL
の符号を反転した値(‐ILTCOIL)とした後、ステップ
795に進んで本ルーチンを一旦終了する。
【0030】一方、ステップ705にて指令電流値ICTR
Lの絶対値がモータコイル温電流制限値ILTCOILよりも小
さいと判定されるときは、ステップ725にて最終アシ
スト電流値IFINALをアシスト電流値ICTRLとし、ステッ
プ795に進んで本ルーチンを一旦終了する。以上によ
りモータコイル温電流制限値ILTCOILによる制限がなさ
れたモータ電流最終値IFINALが決定される。
【0031】その後、CPU11はステップ360に進
み、上記最終アシスト電流値IFINALに基づき、周知のP
ID制御、及びPWM制御を実施してスイッチング素子
Tr1〜Tr4の各々の通電時間を決定し、これに応じ
て駆動回路20に制御信号を発生する。その結果、電動
モータ30にはモータ電流最終値IFINALに応じた電流が
流され、同電流に応じたアシスト力が操舵軸33に付与
される。次いで、CPU11はステップ395にて本ル
ーチンを一旦終了し、所定時間後に再び同ルーチンをス
テップ300から開始する。
【0032】次に、イグニッションスイッチ22が「オ
ン」から「オフ」に変更されたときに、CPU11が実
行するイグニッションスイッチオフ時処理(通電終了時
処理)について図8に示したルーチンを参照して説明す
る。
【0033】先ず、イグニッションスイッチ22が「オ
ン」から「オフ」へと変更されると、CPU11はステ
ップ800から処理を開始してステップ805に進み、
同ステップ805にて、基板温度センサ23から得られ
るプリント基板温度TMPBORDを第1検出温度T1とし、
この第1検出温度T1をEEPROM14の所定アドレ
スに格納する。次いで、CPU11はステップ810に
進み、上記図6に示したステップ605にて演算されて
いる推定温度TMPINFを第1推定温度TG1とし、この第
1推定温度TG1をEEPROM14の所定アドレスに
格納し、ステップ815に進む。
【0034】CPU11は、ステップ815にてタイマ
のタイマ値をリセットするとともに同タイマによる計時
を開始し、続くステップ820にて同タイマ値が所定時
間t0以上となったか否かをモニタする。そして、タイ
マのリセットスタート時点から所定時間t0が経過する
と、CPU11はステップ820にて「Yes」と判定
してステップ825に進み、基板温度センサ23から得
られるプリント基板温度TMPBORDを第2検出温度T2と
し、この第2検出温度T2をEEPROM14の所定ア
ドレスに格納する。次いで、CPU11はステップ83
0に進み、この時点において上記ステップ605にて演
算されている推定温度TMPINFを第2推定温度TG2と
し、この第2推定温度TG2をEEPROM14の所定
アドレスに格納する。
【0035】次に、イグニッションスイッチ22が「オ
フ」から「オン」に変更されたときに、CPU11が実
行するイグニッションスイッチオン時処理(通電開始時
処理)について図9に示したルーチンを参照して説明す
る。なお、図9に示したルーチンは、電動モータ30の
コイルという特定部分の温度を推定する温度推定手段を
構成している。
【0036】先ず、イグニッションスイッチ22が「オ
フ」から「オン」へと変更されると、CPU11はステ
ップ900から処理を開始してステップ905に進み、
その時点で基板温度センサ23から得られるプリント基
板温度TMPBORDを第3検出温度T3として取り込む。
【0037】次いで、CPU11はステップ910に進
み、EEPROM14内に保持されている前記第1,第
2検出温度T1,T2とに基づいて、メモリ11a内に
記憶されているプリント基板の複数の冷却曲線の中から
同第1,第2検出温度T1,T2と適合する冷却曲線の
一つを選択する。この冷却曲線は、電気制御ユニット2
5のプリント基板の冷却特性を示すものであり、より具
体的には、電動モータ30への電源供給を遮断し、スイ
ッチング素子Tr1〜Tr4を全て「オフ」状態とした
場合、即ち、電動モータ30に電流を全く通電しない場
合において、同電気制御ユニット25のプリント基板の
温度変化を経過時間に対応させて示す(予め実験により
決定されている)曲線である。そして、CPU11は選
択されたプリント基板の冷却曲線と、上記第2検出温度
と、上記取り込んだ第3検出温度とから、第2検出温度
T2をEEPROM14内に格納した時点、即ち、図8
に示したイグニッションスイッチオフ時制御のステップ
835にてリレー21をオフとした時点からの経過時間
(冷却時間)tを推定する。
【0038】次に、CPU11はステップ915に進
み、現時点における電動モータ30のコイルの温度を第
3推定温度T3として推定する。具体的には、EEPR
OM14内に保持されている前記第1,第2推定温度T
G1,TG2とに基づいて、メモリ11a内に記憶され
ている電動モータ30のコイルの冷却曲線の中から同第
1,第2推定温度TG1,TG2と適合する冷却曲線の
一つを選択する。この冷却曲線は、電動モータ30のコ
イルの冷却特性を示すものであり、電動モータ30への
電源供給を遮断した場合において、同電動モータ30の
コイルの温度変化を経過時間に対応させて示すものであ
る。そして、CPU11は選択された電動モータ30の
コイルの冷却曲線と、上記第2推定温度TG2と、上記
ステップ910にて推定した経過時間tとから、現時点
における電動モータ30のコイルの温度を第3推定温度
TG3として推定する。
【0039】次いで、CPU11はステップ920に進
み、第3推定温度TG3を、現時点における電動モータ
30のコイルの温度を表すとともに上記図6のルーチン
のステップ605にて使用される(前回の)推定温度TM
PINFLに書き込み、ステップ995に進んで本ルーチン
を一旦終了する。
【0040】以上、説明したように、上記実施形態によ
れば、リレー21が「オフ」とされた時点(電気制御ユ
ニット25の通電制御終了時)の直接的な温度の計測値
である電気制御ユニット25のプリント基板温度TMPBOR
D(第1,第2検出温度T1,T2)、イグニッション
スイッチ22が再投入された時点(電気制御ユニット2
5の通電制御開始時)のプリント基板温度TMPBORD(第
3検出温度T3)、及び第1,第2検出温度T1,T2
により特定される同プリント基板の冷却曲線とに基づい
て、電気制御ユニット25の通電制御終了時から通電制
御開始時までの冷却時間tを推定し、この推定した冷却
時間t、電気制御ユニット25の通電制御終了時の電動
モータ30のコイル温度TMPCOIL(推定温度TG1,T
G2)、及び推定温度TG1,TG2により特定される
電動モータ30のコイルの冷却曲線とから、通電制御開
始時(再開時)における電動モータ30のコイル温度TM
PCOIL(推定温度TG3)を推定しているので、通電制
御開始時における電動モータ30のコイル温度TMPCOIL
を精度よく推定することができる。また、イグニッショ
ンスイッチ22が「オン」から「オフ」されてから所定
時間t0が経過した時点にて、電気制御ユニット25の
電源の供給を遮断(リレー21を「オフ」)することが
できるので、車両のバッテリ50に過大な負担を与える
ことがないという効果を奏する。
【0041】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採
用することができる。例えば、上記実施形態において
は、プリント基板、及び電動モータ30のコイルの冷却
曲線を選択するために、図8のステップ805,825
にて異なる時刻におけるプリント基板温度TMPBORDを第
1,第2検出温度T1,T2としてEEPROM14に
格納するとともに、電動モータ30の推定温度TMPINFを
第1,第2推定温度TG1,TG2としてEEPROM
14に格納したが、図8のステップ815〜830まで
を省略することで、第1検出温度T1,第1推定温度T
G1のみを同EEPROM14に格納し、同第1検出温
度T1及び同第1推定温度TG1のみから、プリント基
板及び電動モータ30のコイルの冷却曲線を選択するよ
うに構成することもできる。この場合には、イグニッシ
ョンスイッチ22の「オン」から「オフ」への変更時点
にて直ちに電気制御ユニット25への電源の供給を遮断
することができるので、車両のバッテリ50に対する負
担を一層軽減することができる。
【0042】他方、イグニッションスイッチ22の「オ
ン」から「オフ」への変更後において、3つ以上の異な
るタイミングにて、プリント基板温度TMPBORD、及び推
定温度TMPINFをEEPROM14に格納し、これらから
上記各冷却曲線を選択するように構成することもでき
る。この場合には、冷却曲線の選択精度が向上すること
から、通電制御開始時における電動モータ30のコイル
温度をより精度高く推定することが可能となる。
【0043】また、上記実施形態においては、上記数1
に示された方法で、電動モータ30の温度を推定してい
たが、この他の推定方法を用いることもできる。更に、
上記実施形態は、電動モータ30のコイル温度を推定す
るものであったが、他に電動モータ30のヒートマス温
度等、電動モータ30及び電気制御ユニット25等によ
り構成される電動パワーステアリング装置の特定個所の
温度を推定する場合にも、本発明を適用することができ
る。また、上記実施形態においては、図9のステップ9
10,915に示した冷却曲線により冷却時間t、推定
温度TG3を求めていたが、所定の関数を用いてこれら
を求めるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電動パワーステアリング装置の
一実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示した電動パワーステアリング装置の
電気回路図である。
【図3】 図2に示したCPUが実行するプログラムを
示すフローチャート(メインルーチン)である。
【図4】 図2に示したCPUが使用する慣性補償電流
基本値のマップ(テーブル)である。
【図5】 図2に示したCPUが使用する慣性補償電流
基本値のゲインマップ(テーブル)である。
【図6】 図2に示したCPUが実行するプログラム
(モータコイル温電流制限値演算ルーチン)を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 図2に示したCPUが実行するプログラム
(モータ電流最終出力値演算ルーチン)を示すフローチ
ャートである。
【図8】 図2に示したCPUが実行するプログラム
(イグニッションスイッチオフ時処理ルーチン)を示す
フローチャートである。
【図9】 図2に示したCPUが実行するプログラム
(イグニッションスイッチオン時処理ルーチン)を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10…電気制御回路、11a…メモリ、20…駆動回
路、21…リレー、22…イグニッションスイッチ、2
3…基板温度センサ、30…直流電動モータ、31…操
舵ハンドル、32…減速機構、33…操舵軸、35…操
舵トルクセンサ、50…バッテリ、Tr1〜Tr4…ス
イッチング素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 107:00 B62D 107:00 127:00 127:00 (72)発明者 藤田 修司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 鈴木 善昭 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D032 CC21 DA15 DA23 EC21 FF07 3D033 CA13 CA16 CA28 5H571 AA03 BB02 CC04 EE02 GG04 HA01 HA04 HA09 HB01 HD02 HD03 JJ03 JJ04 JJ17 JJ23 JJ24 JJ25 KK05 KK08 LL22 LL23 MM06 PP01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵ハンドルの回動操作に対するアシスト
    力を発生する電動モータと、 車両の運転状態に基づいて前記電動モータに流す電流量
    を決定するとともに同決定した電流量に応じた電流を前
    記電動モータに通電する通電制御を行う電気制御ユニッ
    トとを備えるとともに、 前記電気制御ユニットは、 前記電動モータ又は同電気制御ユニットの特定部位の温
    度を直接検出する温度検出手段と、 前記電動モータ又は同電気制御ユニットの前記特定部位
    と異なる部位の温度を推定する温度推定手段とを含んで
    なる車両の電動パワーステアリング装置において、 前記温度推定手段は、 前記電気制御ユニットによる前記通電制御の終了時にお
    ける前記温度検出手段の検出温度と同電気制御ユニット
    による前記通電制御の開始時における同温度検出手段の
    検出温度とに基づいて前記特定部位と異なる部位の温度
    を推定するように構成されたことを特徴とする電動パワ
    ーステアリング装置。
  2. 【請求項2】操舵ハンドルの回動操作に対するアシスト
    力を発生する電動モータと、 車両の運転状態に基づいて前記電動モータに流す電流量
    を決定するとともに同決定した電流量に応じた電流を前
    記電動モータに通電する通電制御を行う電気制御ユニッ
    トとを備えるとともに、 前記電気制御ユニットは、 前記電動モータ又は同電気制御ユニットの所定部位の温
    度を推定する温度推定手段とを含んでなる車両の電動パ
    ワーステアリング装置において、 前記温度推定手段は、 前記電気制御ユニットによる前記通電制御の終了時から
    同電気制御ユニットによる前記通電制御の開始時までの
    経過時間に基づいて同通電制御開始時の前記所定部位の
    温度を推定するように構成されたことを特徴とする電動
    パワーステアリング装置。
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