JP2001326432A - プリント配線板とケーブルの接続構造及び電子機器 - Google Patents
プリント配線板とケーブルの接続構造及び電子機器Info
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- JP2001326432A JP2001326432A JP2000140230A JP2000140230A JP2001326432A JP 2001326432 A JP2001326432 A JP 2001326432A JP 2000140230 A JP2000140230 A JP 2000140230A JP 2000140230 A JP2000140230 A JP 2000140230A JP 2001326432 A JP2001326432 A JP 2001326432A
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント配線板とケーブルの接続箇所におい
て、ある所定のインピーダンス素子を配線間に接続する
ことで、ケーブル部分に発生する定在波現象が原因とな
る放射ノイズを抑制することを可能としたプリント配線
板とケーブルの接続構造及び電子機器を提供する。 【解決手段】 プリント配線板1において、ケーブル配
線3a、ケーブル配線3bに各々対応する配線パターン
4a、配線パターン4bに、予め実装ランドなどを設け
ておき、実装ランドに、ケーブル配線3a、ケーブル配
線3bの特性インピーダンスに同等なインピーダンス値
を持つ抵抗素子などのインピーダンス素子6を半田付け
などの方法によって接続を施す。
て、ある所定のインピーダンス素子を配線間に接続する
ことで、ケーブル部分に発生する定在波現象が原因とな
る放射ノイズを抑制することを可能としたプリント配線
板とケーブルの接続構造及び電子機器を提供する。 【解決手段】 プリント配線板1において、ケーブル配
線3a、ケーブル配線3bに各々対応する配線パターン
4a、配線パターン4bに、予め実装ランドなどを設け
ておき、実装ランドに、ケーブル配線3a、ケーブル配
線3bの特性インピーダンスに同等なインピーダンス値
を持つ抵抗素子などのインピーダンス素子6を半田付け
などの方法によって接続を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板と
ケーブルの接続構造及び電子機器に係り、特に、プリン
ト配線板とケーブルを備えた電子機器内でのプリント配
線板とケーブルを接続するための構造に関し、電子機器
からの放射ノイズを抑制する場合に好適なプリント配線
板とケーブルの接続構造及び電子機器に関する。
ケーブルの接続構造及び電子機器に係り、特に、プリン
ト配線板とケーブルを備えた電子機器内でのプリント配
線板とケーブルを接続するための構造に関し、電子機器
からの放射ノイズを抑制する場合に好適なプリント配線
板とケーブルの接続構造及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器に搭載されている2つの
プリント配線板間をケーブルによって電気信号を伝送す
る際に、例えばプリント配線板のデジタルクロック信号
の高周波成分である高周波電流がケーブルの配線に伝達
し、大きな不要電磁波として放射して問題となることが
ある。この原因としては、ケーブルの配線形状が細かっ
たり、ケーブル長が長いと、電磁波を放射しやすいアン
テナとして作用するためである。
プリント配線板間をケーブルによって電気信号を伝送す
る際に、例えばプリント配線板のデジタルクロック信号
の高周波成分である高周波電流がケーブルの配線に伝達
し、大きな不要電磁波として放射して問題となることが
ある。この原因としては、ケーブルの配線形状が細かっ
たり、ケーブル長が長いと、電磁波を放射しやすいアン
テナとして作用するためである。
【0003】このケーブルからの不要電磁波を防ぐ従来
の方法として、フェライトコアやシールド構造を持った
ケーブルを使用することが多い。前者は、磁性体を含む
フェライトコアにケーブルを巻き付けるなどの処理を施
すことにより、フェライトコアの有するインダクタンス
性や抵抗性により高周波電流を抑制するものである。ま
た、後者は、ケーブルの各信号配線に金属箔などを別途
に巻き付けることにより、金属による電磁波の遮蔽効果
によって電磁波を抑制するものである。しかしながら、
上記方法では製造コストが高くなり、また電子機器にケ
ーブルを搭載する際の配線スペースもより必要となって
しまう。
の方法として、フェライトコアやシールド構造を持った
ケーブルを使用することが多い。前者は、磁性体を含む
フェライトコアにケーブルを巻き付けるなどの処理を施
すことにより、フェライトコアの有するインダクタンス
性や抵抗性により高周波電流を抑制するものである。ま
た、後者は、ケーブルの各信号配線に金属箔などを別途
に巻き付けることにより、金属による電磁波の遮蔽効果
によって電磁波を抑制するものである。しかしながら、
上記方法では製造コストが高くなり、また電子機器にケ
ーブルを搭載する際の配線スペースもより必要となって
しまう。
【0004】また、図7に示すように、プリント配線板
1上に搭載されたIC12から、デジタルロジック信号
を伝送するためのデジタル信号配線パターン4d及びグ
ラウンド配線パターン4eがある場合に、デジタル信号
配線パターン4dのIC出力ピン付近に抵抗素子6aな
どを挿入し、配線に流れる信号電流を抑制するなどの方
法がある。図中2は筺体金属部分、3dはケーブルのデ
ジタル信号配線、3eはケーブルのグラウンド配線、5
はコネクタを示す。
1上に搭載されたIC12から、デジタルロジック信号
を伝送するためのデジタル信号配線パターン4d及びグ
ラウンド配線パターン4eがある場合に、デジタル信号
配線パターン4dのIC出力ピン付近に抵抗素子6aな
どを挿入し、配線に流れる信号電流を抑制するなどの方
法がある。図中2は筺体金属部分、3dはケーブルのデ
ジタル信号配線、3eはケーブルのグラウンド配線、5
はコネクタを示す。
【0005】他方、高周波電流の放射電磁波から起こる
放射ノイズを抑制する技術として、例えば特開平7−2
25634号公報が提案されている。同公報には、複数
の電子部品を搭載する基板に設けられたグランド層と、
該グランド層に対し低インピーダンスである導電性の本
体フレームとを第1及び第2の少なくとも2点以上の接
続点で電気的に接続する情報処理装置において、前記接
続点は、前記グランド層と前記本体フレームとの間に抵
抗部材を介してなる接続点であることを特徴とする情報
処理装置が開示されている。
放射ノイズを抑制する技術として、例えば特開平7−2
25634号公報が提案されている。同公報には、複数
の電子部品を搭載する基板に設けられたグランド層と、
該グランド層に対し低インピーダンスである導電性の本
体フレームとを第1及び第2の少なくとも2点以上の接
続点で電気的に接続する情報処理装置において、前記接
続点は、前記グランド層と前記本体フレームとの間に抵
抗部材を介してなる接続点であることを特徴とする情報
処理装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、ケーブルに設けられる配線は、例えば
アナログ信号用、デジタル信号用、電源用、グラウンド
用などと、複数の用途にわたって用いられる。電源用や
グラウンド用の配線に抵抗素子などを挿入することは、
電源電位やグラウンド電位を変動させることになるの
で、回路動作の面では好ましくない。
来例においては、ケーブルに設けられる配線は、例えば
アナログ信号用、デジタル信号用、電源用、グラウンド
用などと、複数の用途にわたって用いられる。電源用や
グラウンド用の配線に抵抗素子などを挿入することは、
電源電位やグラウンド電位を変動させることになるの
で、回路動作の面では好ましくない。
【0007】このように複数用途の配線が混在した場合
には、プリント配線板やケーブルに流れているデジタル
信号の高調波成分などの高周波電流が、他の用途の配線
に流れ込んでしまったり、配線間で誘導されてしまう場
合がある。
には、プリント配線板やケーブルに流れているデジタル
信号の高調波成分などの高周波電流が、他の用途の配線
に流れ込んでしまったり、配線間で誘導されてしまう場
合がある。
【0008】このような高周波電流がケーブル配線上を
流れてしまった場合には、プリント配線板とケーブルの
インピーダンスが異なるために、反射を起こしながら伝
送する。そして、この反射を繰り返すことにより、ある
周波数においては定在波現象が発生する。この定在波の
周波数では、強い電磁波が発生している状態になり、放
射ノイズの問題になりやすい。
流れてしまった場合には、プリント配線板とケーブルの
インピーダンスが異なるために、反射を起こしながら伝
送する。そして、この反射を繰り返すことにより、ある
周波数においては定在波現象が発生する。この定在波の
周波数では、強い電磁波が発生している状態になり、放
射ノイズの問題になりやすい。
【0009】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、プリント配線板とケーブルの接続箇所におい
て、ある所定のインピーダンス素子を配線間に接続する
ことで、ケーブル部分に発生する定在波現象が原因とな
る放射ノイズを抑制することを可能としたプリント配線
板とケーブルの接続構造及び電子機器を提供することを
目的とする。
であり、プリント配線板とケーブルの接続箇所におい
て、ある所定のインピーダンス素子を配線間に接続する
ことで、ケーブル部分に発生する定在波現象が原因とな
る放射ノイズを抑制することを可能としたプリント配線
板とケーブルの接続構造及び電子機器を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、少なくとも二つのプリント
配線板と、該両プリント配線板間で電気信号を伝送する
ための複数の配線を備えたケーブルを筺体内部に搭載し
た電子機器に適用されるプリント配線板とケーブルの接
続構造であって、近接する二つのケーブル配線間の特性
インピーダンスに対応するインピーダンス素子を介して
二つの配線間を接続してなることを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、少なくとも二つのプリント
配線板と、該両プリント配線板間で電気信号を伝送する
ための複数の配線を備えたケーブルを筺体内部に搭載し
た電子機器に適用されるプリント配線板とケーブルの接
続構造であって、近接する二つのケーブル配線間の特性
インピーダンスに対応するインピーダンス素子を介して
二つの配線間を接続してなることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性を有すること
を特徴とする。
発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性を有すること
を特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性を有
することを特徴とする。
発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性を有
することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性とイ
ンダクタンス性を有することを特徴とする。
発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性とイ
ンダクタンス性を有することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記プリント配線板がデジタルロジック回路を
備え、前記二つの配線がデジタルロジック信号用配線と
グラウンド用配線であることを特徴とする。
発明は、前記プリント配線板がデジタルロジック回路を
備え、前記二つの配線がデジタルロジック信号用配線と
グラウンド用配線であることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記二つの配線が電源用配線とグラウンド用配
線であり、且つ前記インピーダンス素子が抵抗性と容量
性を有することを特徴とする。
発明は、前記二つの配線が電源用配線とグラウンド用配
線であり、且つ前記インピーダンス素子が抵抗性と容量
性を有することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記インダクタンス性が折り返し形状の配線パ
ターンで構成されることを特徴とする。
発明は、前記インダクタンス性が折り返し形状の配線パ
ターンで構成されることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記インダクタンス性が渦巻形状の配線パター
ンで構成されることを特徴とする。
発明は、前記インダクタンス性が渦巻形状の配線パター
ンで構成されることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記容量性が櫛形形状の配線パターンで構成さ
れることを特徴とする。
発明は、前記容量性が櫛形形状の配線パターンで構成さ
れることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記接続構造が複数の配線間に施されている
ことを特徴とする。
の発明は、前記接続構造が複数の配線間に施されている
ことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、少なくとも二つのプリント配線板と、該両プ
リント配線板間で電気信号を伝送するための複数の配線
を備えたケーブルを筺体内部に搭載した電子機器であっ
て、近接する二つのケーブル配線間の特性インピーダン
スに対応するインピーダンス素子を介して二つの配線間
を接続してなることを特徴とする。
の発明は、少なくとも二つのプリント配線板と、該両プ
リント配線板間で電気信号を伝送するための複数の配線
を備えたケーブルを筺体内部に搭載した電子機器であっ
て、近接する二つのケーブル配線間の特性インピーダン
スに対応するインピーダンス素子を介して二つの配線間
を接続してなることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性を有するこ
とを特徴とする。
の発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性を有するこ
とを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性を
有することを特徴とする。
の発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性を
有することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性と
インダクタンス性を有することを特徴とする。
の発明は、前記インピーダンス素子が抵抗性と容量性と
インダクタンス性を有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記プリント配線板がデジタルロジック回路
を備え、前記二つの配線がデジタルロジック信号用配線
とグラウンド用配線であることを特徴とする。
の発明は、前記プリント配線板がデジタルロジック回路
を備え、前記二つの配線がデジタルロジック信号用配線
とグラウンド用配線であることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記二つの配線が電源用配線とグラウンド用
配線であり、且つ前記インピーダンス素子が抵抗性と容
量性を有することを特徴とする。
の発明は、前記二つの配線が電源用配線とグラウンド用
配線であり、且つ前記インピーダンス素子が抵抗性と容
量性を有することを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記インダクタンス性が折り返し形状の配線
パターンで構成されることを特徴とする。
の発明は、前記インダクタンス性が折り返し形状の配線
パターンで構成されることを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記インダクタンス性が渦巻形状の配線パタ
ーンで構成されることを特徴とする。
の発明は、前記インダクタンス性が渦巻形状の配線パタ
ーンで構成されることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記容量性が櫛形形状の配線パターンで構成
されることを特徴とする。
の発明は、前記容量性が櫛形形状の配線パターンで構成
されることを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記接続構造が複数の配線間に施されている
ことを特徴とする。
の発明は、前記接続構造が複数の配線間に施されている
ことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0031】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続部分を拡大した構成を示す斜視図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブル配線3a、ケーブル配線3bが配設されて
いる。図中2は筺体金属部分である。プリント配線板1
上には、上記ケーブル配線3a、ケーブル配線3bに各
々対応する配線パターン4a、配線パターン4bが設け
られると共に、コネクタ5、インピーダンス素子6が搭
載されている。各々のケーブル配線3a、3b及び配線
パターン4a、4bはコネクタ5を介して電気的に接続
されている。
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続部分を拡大した構成を示す斜視図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブル配線3a、ケーブル配線3bが配設されて
いる。図中2は筺体金属部分である。プリント配線板1
上には、上記ケーブル配線3a、ケーブル配線3bに各
々対応する配線パターン4a、配線パターン4bが設け
られると共に、コネクタ5、インピーダンス素子6が搭
載されている。各々のケーブル配線3a、3b及び配線
パターン4a、4bはコネクタ5を介して電気的に接続
されている。
【0032】更に、配線パターン4a、4bには、予め
実装ランド(不図示)などを設けておき、実装ランドに
抵抗素子などのインピーダンス素子6を半田付けなどの
方法によって接続を施す。ここで、インピーダンス素子
6は、ケーブル配線3a、3bの特性インピーダンスに
同等なインピーダンス値を持つものである。また、イン
ピーダンス素子6は、インダクタンス素子などの周波数
に対して変化する特性を持ったもので構成されていても
よい。また更に、ケーブル配線3a、3b及び配線パタ
ーン4a、4bの接続が行われる場所は、コネクタ付近
であることがより望ましく、コネクタ自体はなくてもよ
い。
実装ランド(不図示)などを設けておき、実装ランドに
抵抗素子などのインピーダンス素子6を半田付けなどの
方法によって接続を施す。ここで、インピーダンス素子
6は、ケーブル配線3a、3bの特性インピーダンスに
同等なインピーダンス値を持つものである。また、イン
ピーダンス素子6は、インダクタンス素子などの周波数
に対して変化する特性を持ったもので構成されていても
よい。また更に、ケーブル配線3a、3b及び配線パタ
ーン4a、4bの接続が行われる場所は、コネクタ付近
であることがより望ましく、コネクタ自体はなくてもよ
い。
【0033】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子6が
配置できるような実装ランドを設け、ケーブルの特性イ
ンピーダンスに対応したインピーダンス素子6を取り付
けておくことにより、ケーブル部分の定在波を抑制する
ものである。これは、定在波が起きる周波数は、ケーブ
ルの長さや特性インピーダンスなどによって決まり、特
性インピーダンスは、配線を構成している誘電体や配線
形状、2つの配線間の物理的位置関係、筺体の金属部分
との位置関係などによって決めることができる。
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子6が
配置できるような実装ランドを設け、ケーブルの特性イ
ンピーダンスに対応したインピーダンス素子6を取り付
けておくことにより、ケーブル部分の定在波を抑制する
ものである。これは、定在波が起きる周波数は、ケーブ
ルの長さや特性インピーダンスなどによって決まり、特
性インピーダンスは、配線を構成している誘電体や配線
形状、2つの配線間の物理的位置関係、筺体の金属部分
との位置関係などによって決めることができる。
【0034】従って、プリント配線板1とケーブルの接
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子6を配
線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波
現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効とな
る効果を奏する。
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子6を配
線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波
現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効とな
る効果を奏する。
【0035】[第2の実施の形態]図2は本発明の第2
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続箇所を拡大した構成を示す上面図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブル配線3a、ケーブル配線3bが配設されて
いる。プリント配線板1上には、上記ケーブル配線3
a、ケーブル配線3bに各々対応する配線パターン4
a、配線パターン4bが設けられると共に、コネクタ
5、インピーダンス素子6、インピーダンス素子6’が
搭載されている。各々のケーブル配線3a、3b及び配
線パターン4a、4bはコネクタ5を介して電気的に接
続されている。
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続箇所を拡大した構成を示す上面図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブル配線3a、ケーブル配線3bが配設されて
いる。プリント配線板1上には、上記ケーブル配線3
a、ケーブル配線3bに各々対応する配線パターン4
a、配線パターン4bが設けられると共に、コネクタ
5、インピーダンス素子6、インピーダンス素子6’が
搭載されている。各々のケーブル配線3a、3b及び配
線パターン4a、4bはコネクタ5を介して電気的に接
続されている。
【0036】更に、配線パターン4a、4bとその間
に、予め実装ランド7、7’を設けておき、インピーダ
ンス素子6と、該インピーダンス素子6とは異なる周波
数特性を持つインピーダンス素子6’を半田付けなどの
方法によって接続を施す。ここで、各配線は電源配線や
グラウンド配線などでもよい。
に、予め実装ランド7、7’を設けておき、インピーダ
ンス素子6と、該インピーダンス素子6とは異なる周波
数特性を持つインピーダンス素子6’を半田付けなどの
方法によって接続を施す。ここで、各配線は電源配線や
グラウンド配線などでもよい。
【0037】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子6、
6’が配置できるような実装ランド7、7’を設け、ケ
ーブルの特性インピーダンスに対応したインピーダンス
素子6、6’を取り付けておくことにより、ケーブル部
分の定在波を抑制するものである。これは、定在波が起
きる周波数は、ケーブルの長さや特性インピーダンスな
どによって決まり、特性インピーダンスは、配線を構成
している誘電体や配線形状、2つの配線間の物理的位置
関係、筺体の金属部分との位置関係などによって決める
ことができる。
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子6、
6’が配置できるような実装ランド7、7’を設け、ケ
ーブルの特性インピーダンスに対応したインピーダンス
素子6、6’を取り付けておくことにより、ケーブル部
分の定在波を抑制するものである。これは、定在波が起
きる周波数は、ケーブルの長さや特性インピーダンスな
どによって決まり、特性インピーダンスは、配線を構成
している誘電体や配線形状、2つの配線間の物理的位置
関係、筺体の金属部分との位置関係などによって決める
ことができる。
【0038】従って、プリント配線板1とケーブルの接
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子6を配
線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波
現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効とな
る効果を奏する。
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子6を配
線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波
現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効とな
る効果を奏する。
【0039】[第3の実施の形態]図3は本発明の第3
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続箇所を拡大した構成を示す上面図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブル配線3a、ケーブル配線3bが配設されて
いる。プリント配線板1上には、上記ケーブル配線3
a、ケーブル配線3bに各々対応する配線パターン4
a、配線パターン4bと、櫛形形状の配線パターン8が
設けられると共に、コネクタ5、インピーダンス素子6
が搭載されている。各々のケーブル配線3a、3b及び
配線パターン4a、4bはコネクタ5を介して電気的に
接続されている。
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続箇所を拡大した構成を示す上面図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブル配線3a、ケーブル配線3bが配設されて
いる。プリント配線板1上には、上記ケーブル配線3
a、ケーブル配線3bに各々対応する配線パターン4
a、配線パターン4bと、櫛形形状の配線パターン8が
設けられると共に、コネクタ5、インピーダンス素子6
が搭載されている。各々のケーブル配線3a、3b及び
配線パターン4a、4bはコネクタ5を介して電気的に
接続されている。
【0040】更に、配線パターン4aと、配線パターン
4a、4bの間に、予め実装ランド7、7’を各々設け
ておき、インピーダンス素子6と、配線パターン4a上
の実装ランド7、配線パターン4a、4b間の実装ラン
ド7’とを半田付けなどの方法によって接続を施す。更
にまた、配線パターン4bと実装ランド7’とを、容量
性を有する櫛形形状の配線パターン8を介して接続を施
す構成にする。ここで、例えばインピーダンス素子6と
してインダクタンス性を有する素子を選べば、LC回路
素子として電気的接続がなされることになる。
4a、4bの間に、予め実装ランド7、7’を各々設け
ておき、インピーダンス素子6と、配線パターン4a上
の実装ランド7、配線パターン4a、4b間の実装ラン
ド7’とを半田付けなどの方法によって接続を施す。更
にまた、配線パターン4bと実装ランド7’とを、容量
性を有する櫛形形状の配線パターン8を介して接続を施
す構成にする。ここで、例えばインピーダンス素子6と
してインダクタンス性を有する素子を選べば、LC回路
素子として電気的接続がなされることになる。
【0041】また、図4の本発明の第3実施形態におけ
る第1変形例に示すように、配線パターン4a、4b間
に上記図3の櫛形形状の配線パターン8を設ける代わり
に、折り返し形状の導体パターン9を用いて、配線パタ
ーンにインダクタンス性を持たせて接続を行ってもよ
い。
る第1変形例に示すように、配線パターン4a、4b間
に上記図3の櫛形形状の配線パターン8を設ける代わり
に、折り返し形状の導体パターン9を用いて、配線パタ
ーンにインダクタンス性を持たせて接続を行ってもよ
い。
【0042】更に、図5の本発明の第3実施形態におけ
る第2変形例に示すように、渦巻形状の導体パターン1
0とスルーホール11などを使って、配線パターンにイ
ンダクタンス性を持たせて接続を行ってもよい。
る第2変形例に示すように、渦巻形状の導体パターン1
0とスルーホール11などを使って、配線パターンにイ
ンダクタンス性を持たせて接続を行ってもよい。
【0043】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子6が
配置できるような実装ランド7、7’を設け、ケーブル
の特性インピーダンスに対応したインピーダンス素子6
を取り付けておくことにより、ケーブル部分の定在波を
抑制するものである。これは、定在波が起きる周波数
は、ケーブルの長さや特性インピーダンスなどによって
決まり、特性インピーダンスは、配線を構成している誘
電体や配線形状、2つの配線間の物理的位置関係、筺体
の金属部分との位置関係などによって決めることができ
る。
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子6が
配置できるような実装ランド7、7’を設け、ケーブル
の特性インピーダンスに対応したインピーダンス素子6
を取り付けておくことにより、ケーブル部分の定在波を
抑制するものである。これは、定在波が起きる周波数
は、ケーブルの長さや特性インピーダンスなどによって
決まり、特性インピーダンスは、配線を構成している誘
電体や配線形状、2つの配線間の物理的位置関係、筺体
の金属部分との位置関係などによって決めることができ
る。
【0044】従って、プリント配線板1とケーブルの接
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子6を配
線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波
現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効とな
る効果を奏する。
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子6を配
線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波
現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効とな
る効果を奏する。
【0045】[第4の実施の形態]図6は本発明の第4
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続箇所を拡大した構成を示す上面図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブルのデジタル信号配線3d、グラウンド配線
3e、電源配線3fが配設されている。プリント配線板
1上には、上記ケーブルのデジタル信号配線3d、グラ
ウンド配線3e、電源配線3fに各々対応するデジタル
信号配線パターン4d、グラウンド配線パターン4e、
電源配線パターン4fが設けられると共に、コネクタ
4、抵抗素子6a、コンデンサ6b、デジタルロジック
回路(不図示)が搭載されている。各々のケーブルのデ
ジタル信号配線3d、グラウンド配線3e、電源配線3
f及びデジタル信号配線パターン4d、グラウンド配線
パターン4e、電源配線パターン4fはコネクタ4を介
して電気的に接続されている。
の実施の形態に係る電子機器内のプリント配線板とケー
ブルの接続箇所を拡大した構成を示す上面図である。本
構成を詳述すると、電子機器の筺体の内部には、プリン
ト配線板1が配設されると共に、プリント配線板1から
別のプリント配線板(不図示)に電気信号を伝送するた
めのケーブルのデジタル信号配線3d、グラウンド配線
3e、電源配線3fが配設されている。プリント配線板
1上には、上記ケーブルのデジタル信号配線3d、グラ
ウンド配線3e、電源配線3fに各々対応するデジタル
信号配線パターン4d、グラウンド配線パターン4e、
電源配線パターン4fが設けられると共に、コネクタ
4、抵抗素子6a、コンデンサ6b、デジタルロジック
回路(不図示)が搭載されている。各々のケーブルのデ
ジタル信号配線3d、グラウンド配線3e、電源配線3
f及びデジタル信号配線パターン4d、グラウンド配線
パターン4e、電源配線パターン4fはコネクタ4を介
して電気的に接続されている。
【0046】更に、各々のデジタル信号配線パターン4
d、グラウンド配線パターン4e、電源配線パターン4
fと、各配線パターン間に、予め実装ランド7、7’を
設けておき、例えば抵抗素子6aと容量性を有するコン
デンサ6bを半田付けなどの方法によって接続を施す。
以上のような構成にすることによって、信号配線だけで
なく、他用途の配線に高周波電流が流れても、ケーブル
部分での定在波現象を抑制することが可能となる。ここ
で、インピーダンス素子はインダクタンス性を示すもの
であってもよい。
d、グラウンド配線パターン4e、電源配線パターン4
fと、各配線パターン間に、予め実装ランド7、7’を
設けておき、例えば抵抗素子6aと容量性を有するコン
デンサ6bを半田付けなどの方法によって接続を施す。
以上のような構成にすることによって、信号配線だけで
なく、他用途の配線に高周波電流が流れても、ケーブル
部分での定在波現象を抑制することが可能となる。ここ
で、インピーダンス素子はインダクタンス性を示すもの
であってもよい。
【0047】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子(抵
抗素子6a、コンデンサ6b)が配置できるような実装
ランド7、7’を設け、ケーブルの特性インピーダンス
に対応したインピーダンス素子を取り付けておくことに
より、ケーブル部分の定在波を抑制するものである。こ
れは、定在波が起きる周波数は、ケーブルの長さや特性
インピーダンスなどによって決まり、特性インピーダン
スは、配線を構成している誘電体や配線形状、2つの配
線間の物理的位置関係、筺体の金属部分との位置関係な
どによって決めることができる。
の形態によれば、プリント配線板1とケーブルの接続箇
所において、予め各配線の間にインピーダンス素子(抵
抗素子6a、コンデンサ6b)が配置できるような実装
ランド7、7’を設け、ケーブルの特性インピーダンス
に対応したインピーダンス素子を取り付けておくことに
より、ケーブル部分の定在波を抑制するものである。こ
れは、定在波が起きる周波数は、ケーブルの長さや特性
インピーダンスなどによって決まり、特性インピーダン
スは、配線を構成している誘電体や配線形状、2つの配
線間の物理的位置関係、筺体の金属部分との位置関係な
どによって決めることができる。
【0048】従って、プリント配線板1とケーブルの接
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子を配線
間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波現
象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効となる
効果を奏する。
続箇所において、ある所定のインピーダンス素子を配線
間に接続することで、ケーブル部分に発生する定在波現
象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効となる
効果を奏する。
【0049】[他の実施の形態]上述した本発明の第1
〜第4の実施の形態においては、電子機器におけるプリ
ント配線板とケーブルの接続構造を例に上げたが、本発
明の適用は電子機器単体に限定されるものではなく、複
数の電子機器から構成されるシステムにも適用すること
が可能である。即ち、システムを構成する複数の電子機
器の各々におけるプリント配線板とケーブルの接続構造
にも適用することが可能である。
〜第4の実施の形態においては、電子機器におけるプリ
ント配線板とケーブルの接続構造を例に上げたが、本発
明の適用は電子機器単体に限定されるものではなく、複
数の電子機器から構成されるシステムにも適用すること
が可能である。即ち、システムを構成する複数の電子機
器の各々におけるプリント配線板とケーブルの接続構造
にも適用することが可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜10記
載のプリント配線板とケーブルの接続構造によれば、近
接する二つのケーブル配線間の特性インピーダンスに対
応するインピーダンス素子を介して二つの配線間を接続
する構成とし、また、前記接続構造を複数の配線間に施
す構成としているので、即ち、プリント配線板とケーブ
ルの接続箇所において、ある所定のインピーダンス素子
を配線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定
在波現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効
となる効果を奏する。
載のプリント配線板とケーブルの接続構造によれば、近
接する二つのケーブル配線間の特性インピーダンスに対
応するインピーダンス素子を介して二つの配線間を接続
する構成とし、また、前記接続構造を複数の配線間に施
す構成としているので、即ち、プリント配線板とケーブ
ルの接続箇所において、ある所定のインピーダンス素子
を配線間に接続することで、ケーブル部分に発生する定
在波現象が原因となる放射ノイズを抑制することに有効
となる効果を奏する。
【0051】また、請求項11〜20記載の電子機器に
よれば、電子機器に上記プリント配線板とケーブルの接
続構造を適用することにより、上記と同様に、プリント
配線板とケーブルの接続箇所において、ある所定のイン
ピーダンス素子を配線間に接続することで、ケーブル部
分に発生する定在波現象が原因となる放射ノイズを抑制
することに有効となる効果を奏する。
よれば、電子機器に上記プリント配線板とケーブルの接
続構造を適用することにより、上記と同様に、プリント
配線板とケーブルの接続箇所において、ある所定のイン
ピーダンス素子を配線間に接続することで、ケーブル部
分に発生する定在波現象が原因となる放射ノイズを抑制
することに有効となる効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子機器内で
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す斜視図で
ある。
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電子機器内で
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す上面図で
ある。
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す上面図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電子機器内で
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す上面図で
ある。
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す上面図で
ある。
【図4】本発明の第3の実施の形態の第1変形例に係る
電子機器内でのプリント配線板とケーブルの接続構造を
示す上面図である。
電子機器内でのプリント配線板とケーブルの接続構造を
示す上面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の第2変形例に係る
電子機器内でのプリント配線板とケーブルの接続構造を
示す斜視図である。
電子機器内でのプリント配線板とケーブルの接続構造を
示す斜視図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る電子機器内で
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す上面図で
ある。
のプリント配線板とケーブルの接続構造を示す上面図で
ある。
【図7】従来例に係る電子機器内でのプリント配線板と
ケーブルの接続構造を示す斜視図である。
ケーブルの接続構造を示す斜視図である。
1 プリント配線板 2 筺体金属部分 3a、3b ケーブルの配線 3d ケーブルのデジタル信号配線 3e ケーブルのグラウンド配線 3f ケーブルの電源配線 4a、4b 配線パターン 4d デジタル信号配線パターン 4e グラウンド配線パターン 4f 電源配線パターン 5 コネクタ 6、6’ インピーダンス素子 6a 抵抗素子 6b コンデンサ 7、7’ 実装ランド 8 櫛形形状の配線パターン 9 折り返し形状の導体パターン 10 渦巻形状の導体パターン 11 スルーホール
Claims (20)
- 【請求項1】 少なくとも二つのプリント配線板と、該
両プリント配線板間で電気信号を伝送するための複数の
配線を備えたケーブルを筺体内部に搭載した電子機器に
適用されるプリント配線板とケーブルの接続構造であっ
て、 近接する二つのケーブル配線間の特性インピーダンスに
対応するインピーダンス素子を介して二つの配線間を接
続してなることを特徴とするプリント配線板とケーブル
の接続構造。 - 【請求項2】 前記インピーダンス素子が抵抗性を有す
ることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板とケ
ーブルの接続構造。 - 【請求項3】 前記インピーダンス素子が抵抗性と容量
性を有することを特徴とする請求項1記載のプリント配
線板とケーブルの接続構造。 - 【請求項4】 前記インピーダンス素子が抵抗性と容量
性とインダクタンス性を有することを特徴とする請求項
1記載のプリント配線板とケーブルの接続構造。 - 【請求項5】 前記プリント配線板がデジタルロジック
回路を備え、前記二つの配線がデジタルロジック信号用
配線とグラウンド用配線であることを特徴とする請求項
1記載のプリント配線板とケーブルの接続構造。 - 【請求項6】 前記二つの配線が電源用配線とグラウン
ド用配線であり、且つ前記インピーダンス素子が抵抗性
と容量性を有することを特徴とする請求項1記載のプリ
ント配線板とケーブルの接続構造。 - 【請求項7】 前記インダクタンス性が折り返し形状の
配線パターンで構成されることを特徴とする請求項4記
載のプリント配線板とケーブルの接続構造。 - 【請求項8】 前記インダクタンス性が渦巻形状の配線
パターンで構成されることを特徴とする請求項4記載の
プリント配線板とケーブルの接続構造。 - 【請求項9】 前記容量性が櫛形形状の配線パターンで
構成されることを特徴とする請求項4記載のプリント配
線板とケーブルの接続構造。 - 【請求項10】 前記接続構造が複数の配線間に施され
ていることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板
とケーブルの接続構造。 - 【請求項11】 少なくとも二つのプリント配線板と、
該両プリント配線板間で電気信号を伝送するための複数
の配線を備えたケーブルを筺体内部に搭載した電子機器
であって、 近接する二つのケーブル配線間の特性インピーダンスに
対応するインピーダンス素子を介して二つの配線間を接
続してなることを特徴とする電子機器。 - 【請求項12】 前記インピーダンス素子が抵抗性を有
することを特徴とする請求項11記載の電子機器。 - 【請求項13】 前記インピーダンス素子が抵抗性と容
量性を有することを特徴とする請求項11記載の電子機
器。 - 【請求項14】 前記インピーダンス素子が抵抗性と容
量性とインダクタンス性を有することを特徴とする請求
項11記載の電子機器。 - 【請求項15】 前記プリント配線板がデジタルロジッ
ク回路を備え、前記二つの配線がデジタルロジック信号
用配線とグラウンド用配線であることを特徴とする請求
項11記載の電子機器。 - 【請求項16】 前記二つの配線が電源用配線とグラウ
ンド用配線であり、且つ前記インピーダンス素子が抵抗
性と容量性を有することを特徴とする請求項11記載の
電子機器。 - 【請求項17】 前記インダクタンス性が折り返し形状
の配線パターンで構成されることを特徴とする請求項1
4記載の電子機器。 - 【請求項18】 前記インダクタンス性が渦巻形状の配
線パターンで構成されることを特徴とする請求項14記
載の電子機器。 - 【請求項19】 前記容量性が櫛形形状の配線パターン
で構成されることを特徴とする請求項14記載の電子機
器。 - 【請求項20】 前記接続構造が複数の配線間に施され
ていることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000140230A JP2001326432A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | プリント配線板とケーブルの接続構造及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000140230A JP2001326432A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | プリント配線板とケーブルの接続構造及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001326432A true JP2001326432A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18647555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000140230A Withdrawn JP2001326432A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | プリント配線板とケーブルの接続構造及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001326432A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007017262A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Yazaki Corp | 過電流検出装置 |
JP2007085861A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Yazaki Corp | 過電流検出装置 |
JP2007149999A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Canon Inc | 回路接続構造およびプリント回路板 |
JP2009302190A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Fuji Xerox Co Ltd | プリント基板および画像処理装置 |
JP2010154687A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Canon Inc | モータ駆動装置 |
JP2010232266A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | プリント基板モジュール |
-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000140230A patent/JP2001326432A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007017262A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Yazaki Corp | 過電流検出装置 |
JP4713963B2 (ja) * | 2005-07-07 | 2011-06-29 | 矢崎総業株式会社 | 過電流検出装置 |
US8422183B2 (en) | 2005-07-07 | 2013-04-16 | Yazaki Corporation | Overcurrent detecting apparatus |
JP2007085861A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Yazaki Corp | 過電流検出装置 |
US7933103B2 (en) | 2005-09-21 | 2011-04-26 | Yazaki Corporation | Overcurrent detection device |
JP4701052B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2011-06-15 | 矢崎総業株式会社 | 過電流検出装置 |
JP2007149999A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Canon Inc | 回路接続構造およびプリント回路板 |
JP2009302190A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Fuji Xerox Co Ltd | プリント基板および画像処理装置 |
US8208271B2 (en) | 2008-06-11 | 2012-06-26 | Fuji Xerox Co., Ltd | Printed board and image formation apparatus |
JP2010154687A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Canon Inc | モータ駆動装置 |
JP2010232266A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | プリント基板モジュール |
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---|---|---|---|
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