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JP2001317596A - 動力伝動用ベルトとその製造方法 - Google Patents

動力伝動用ベルトとその製造方法

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JP2001317596A
JP2001317596A JP2001017629A JP2001017629A JP2001317596A JP 2001317596 A JP2001317596 A JP 2001317596A JP 2001017629 A JP2001017629 A JP 2001017629A JP 2001017629 A JP2001017629 A JP 2001017629A JP 2001317596 A JP2001317596 A JP 2001317596A
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JP
Japan
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cog
rubber layer
power transmission
transmission belt
joint
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JP2001017629A
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Takehiko Ito
武彦 伊東
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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Priority to EP01250062A priority patent/EP1130284B1/en
Priority to DE60110298T priority patent/DE60110298T2/de
Priority to AT01250062T priority patent/ATE294340T1/de
Priority to CA002338432A priority patent/CA2338432C/en
Priority to US09/794,701 priority patent/US6503164B2/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D29/00Producing belts or bands
    • B29D29/08Toothed driving belts
    • B29D29/085Double-toothed driving belts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/20V-belts, i.e. belts of tapered cross-section with a contact surface of special shape, e.g. toothed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐屈曲性に優れるとともにコグ谷部からの早
期亀裂の発生を防止してベルト走行寿命を向上させた高
負荷伝動に最適な動力伝動用ベルトの提供を目的とす
る。 【構成】 圧縮ゴム層7と伸張ゴム層6のうち少なくと
も圧縮ゴム層7にコグ山部9とコグ谷部8を交互に配し
たコグ部11、12を有し、心線3を上部接着ゴム層2
aと下部接着ゴム層2b間に埋設するように形成した動
力伝動用ベルト1に関する。この動力伝動用ベルト1
は、少なくとも1つのジョイント部19が圧縮ゴム層7
のコグ山部9の領域内のみに存在するとともに、下部接
着ゴム層2bのゴムがこのジョイント部19の先端部へ
侵入していない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスノーモービル、ス
クーター及び一般産業用の変速ベルトとして使用される
動力伝動用ベルトとその製造方法に係り、詳しくは屈曲
性に優れるとともにコグ谷部からの早期亀裂の発生を防
止してベルト走行寿命を向上させた高負荷伝動に最適な
動力伝動用ベルトとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、スクーターまたは一般産業用
の機械分野の駆動系において、駆動プーリと従動プーリ
に動力伝動用ベルトを懸架し、プーリの有効径を変化さ
せて変速させるベルト式変速装置が用いられている。こ
こで使用されている動力伝動用ベルトは圧縮ゴム層と伸
張ゴム層の少なくとも一方のゴム層にコグ山部とコグ谷
部を交互に配したコグ部を有し、心線を接着ゴム層内に
埋設した構成からなり、ローエッジシングルコグベルト
あるいはローエッジダブルコグベルトなどのローエッジ
コグベルトが知られている。
【0003】上記ローエッジコグベルトの製造方法とし
ては、予め用意したベルト周長よりも長い平面状のコグ
付母型の上に補強布、圧縮ゴム層になる未加硫ゴムシー
ト、接着ゴム層になる未加硫ゴムシートを積層設置し、
プレスにより加熱加圧してコグ形状に型付けしたコグパ
ッドを作製し、このコグパッドを成形ドラム上に装着し
た円筒状母型の凹条部と凸条部に嵌め込み、コグパッド
のカット面を突き合わせてジョイントした後、心線を巻
き付け、更に他の接着ゴム層と伸長ゴム層になるそれぞ
れの未加硫ゴムシートをこの上から巻き付けて成型を終
え、加硫工程へ移行していた。
【0004】上記コグパッドは、1ないし数プライの補
強布と未加硫ゴムシートとの積層体であって、長さ方向
に一定ピッチでコグ山部とコグ谷部を交互に有してい
る。
【0005】従来、このコグパッドの切断は、熟練作業
者の手作業によって行われており、作業者は予めベルト
周長に合わせてコグ数を数えて、切断するコグ部にチョ
ークで印をつけた後、一方のコグ山部(コグ部の頂部)
をカッターによって切断し、また他方のコグ山部を同様
に切断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この切断作業で最も重
要なことは、コグ部の頂部であるコグ山部を幅方向に真
っ直ぐにしかも厚さ方向にバイアス状に切断して、切断
したコグパッドの各カット面を幅方向に沿って直線状に
突き合わせてジョイントすることにある。コグ部をコグ
山部から外れた状態で切断すると、コグパッドの両端部
を直線状に突き合わせてジョイントすることが困難で、
突き合わせ部に間隙が生じる箇所が発生してボリューム
割れが起こり、ジョイント部の接合に欠陥が発生するこ
とがあった。その結果、得られたベルトは、ベルト走行
時の負荷変動や発熱現象によってジョイント部から亀裂
が発生する恐れがあった。
【0007】また、コグ部の頂部であるコグ山部を幅方
向に真っ直ぐにしかも厚さ方向に緩やかな傾斜面をもつ
ように切断したコグパッドを使用した場合、得られたベ
ルトのジョイント部はコグ山部の領域からコグ谷部の領
域まで侵入した。即ち、図8に示すように、下コグ部1
2のジョイント部Jがバイアスであっても、その一端が
コグ山部の領域aを越えてコグ谷部bまで侵入した場合
には、加硫成形時において各コグ谷部bの中心部へ局部
的に僅かながら侵入した接着ゴム層2のゴムが、更にコ
グ谷部bのジョイント部Jまで侵入することになる。こ
の種のベルトを走行させると、接着ゴム層の軟質の異質
ゴムが侵入しているコグ谷部の領域は、繰り返し屈曲疲
労を受けて、ジョイント部Jから短時間に亀裂が発生す
る問題があった。
【0008】一端がコグ山部の領域aを越えてコグ谷部
bまで侵入したジョイント部をもったベルトを走行させ
ると、コグ谷部の領域が接着ゴム層の軟質の異質ゴムが
侵入しているため、繰り返し屈曲疲労を受けと、このジ
ョイント部から短時間に亀裂が発生し、コグ山部が欠損
するトラブルが起こった。
【0009】このために、本出願人はコグ部に配したゴ
ム層のジョイント部をコグ山部の領域内に存在させるよ
うにし、ジョイント部をコグ谷部にまたがらないように
することで、早期亀裂発生の核となるコグ谷部の領域へ
の接着ゴム層の侵入を阻止し、耐屈曲疲労性に富んだ動
力伝動用ベルトを提案した。
【0010】上記ベルトの製造方法では、下布、圧縮ゴ
ム用シート、そして下部接着ゴム用シートの3層からな
る積層物を型付けしてコグパッドにし、この積層物であ
るコグパッドの両端のコグ山部を切断したものを溝付き
モールドに巻き付けて両端コグ山部の切断面を当接させ
てコグ部にジョイント部を形成した後、この上に心線、
上部接着ゴムシートと伸張ゴムシートとの積層シートを
巻き付けて成形体を作製し、加硫してベルトを成形して
いた。
【0011】この製造方法で得られた動力伝動用ベルト
のコグ山部9においては、図9に示すように、接着ゴム
層の一部がジョイント部の一端部に侵入し、そしてコグ
谷部に位置する接着ゴム層のボリュ−ムが減少するため
に、繰り返し屈曲疲労を受けるコグ谷部には亀裂が入り
やすくなっていた。また、ゴム層中の短繊維がゴムの流
れに沿って、即ちコグ山部9に沿って配向しているが、
ベルトを高負荷条件で走行させると、ベルト側面がプー
リからせん断力を受けるために、ゴムの流れに沿った溝
10がコグ山部9のプーリ面に接する側壁面層でかつコ
グ山部9の一方の側に発生し、またジョイント部にも同
様な溝が発生し、これらが成長して本格的な亀裂になっ
て、ベルトを破損させていた。
【0012】そこで、本発明は上記に関わるような問題
点を解消し、耐屈曲性に優れるとともにコグ谷部からの
早期亀裂の発生を防止してベルト走行寿命を向上させた
高負荷伝動に最適な動力伝動用ベルトの提供を目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、圧縮ゴム層と伸張ゴム層のうち少なくとも圧縮ゴム
層にコグ山部とコグ谷部を交互に配したコグ部を有し、
心線を上部接着ゴム層と下部接着ゴム層間に埋設するよ
うに形成した動力伝動用ベルトにおいて、少なくとも1
つのジョイント部が圧縮ゴム層のコグ山部の領域内のみ
に存在するとともに、下部接着ゴム層のゴムが該ジョイ
ント部の先端部へ侵入していない動力伝動用ベルトにあ
る。
【0014】上記ベルトにあっては、少なくとも1つの
ジョイント部を圧縮ゴム層のコグ山部の領域内のみに存
在させるとともに、下部接着ゴム層のゴムが該ジョイン
ト部の先端部へ侵入していないために、コグ谷部領域に
おける心線と接着ゴム層の接着力が維持され、そしてこ
の部分が繰り返しの屈曲を受けても疲労しにくいことに
なる。
【0015】本願請求項2記載の発明では、部接着ゴム
層が各コグ山部へ局部的に流れることなく均一な厚みに
なっている。
【0016】本願請求項3〜5記載の発明では、コグ山
部の領域内に設けたジョイント部が心線に対してバイア
スであり、コグ山部の領域内に設けたジョイント部と心
線との角度が60°以上であり、そしてコグ山部の領域
内に設けたジョイント部と心線との角度が直角である。
【0017】本願請求項6記載の発明では、圧縮ゴム層
と伸張ゴム層の少なくとも圧縮ゴム層にコグ山部とコグ
谷部を交互に配したコグ部を有し、心線を接着ゴム層内
に埋設するように形成した動力伝動用ベルトの製造方法
において、予め圧縮ゴム層を構成する部材を型付けして
コグパッドに作製し、該コグパッドの両端のコグ山部で
切断したものを溝付きモールドに巻き付けて互いの切断
面を当接させてコグ山部に一方のジョイント部を形成
し、この上に一方の接着ゴム層を構成する材料を巻き付
けて、上記ジョイント部の接合ライン上から離れた位置
で他のジョイント部を形成し、更に心線、他の接着ゴム
層そして伸張ゴム層を構成する材料を順次巻き付けて成
形体を作製した後、加硫し、得られた加硫スリーブをV
状に切断して動力伝動用ベルトを作製する、動力伝動用
ベルトの製造方法にある。
【0018】上記製造方法にあっては、コグパッドとし
て接着ゴム層を積層しない圧縮ゴム層を構成する部材の
みを用いているために、従来のような不具合、即ち1つ
のジョイント部をコグ山部とコグ谷部にまたがって位置
させたことにより、接着ゴム層の一部がコグ谷部のジョ
イント部へ流れ込みにより発生するコグ谷部のジョイン
ト部からの早期亀裂を回避することができる。言い換え
ると、コグパッドとして接着ゴム層を積層しない圧縮ゴ
ム層を構成する部材のみを用いて、圧縮ゴム層と接着ゴ
ム層の各ジョイント部をこの同一ライン上から離れた位
置に設けて分散しているために、接着ゴム層の一部がジ
ョイント部へ流れ込むのが阻止されることから、コグ谷
部領域における心線と接着ゴム層の接着力が維持され、
そしてこの部分が繰り返しの屈曲を受けても疲労しにく
いことになる。
【0019】本願請求項7記載の発明では、お互いのジ
ョイント部は少なくとも1コグ部以上離れている動力伝
動用ベルトの製造方法を含む。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に従って説明する。図1は本発明に係る動力伝動用ベル
トの部分正面図である。本発明の動力伝動用ベルト1
は、上下部接着ゴム層2a、2b内にポリエステル繊
維、アラミド繊維、ガラス繊維等のコードからなる心線
3が埋め込まれ、上部接着ゴム層2aの上部位置にはゴ
ム層5aからなる伸張ゴム層6、下部接着ゴム層2bの
下部位置には補強布4とゴム層5bを積層した圧縮ゴム
層7がある。伸張ゴム層6および圧縮ゴム層7には、そ
れぞれ一定ピッチでベルト長手方向に沿ってコグ谷部8
とコグ山部9とを交互に配した上下コグ部11、12が
設けられている。尚、伸張ゴム層6にも、補強布を積層
してもよい。
【0021】心線3に隣接する下部接着ゴム層2bは、
後に説明するが、圧縮ゴム層7と下部接着ゴム層2bを
一体積層し、加圧成形してコグパッドに成形せずに、コ
グパッドを圧縮ゴム層7のみにして下部接着ゴム層2b
をその上に積層しているため、各コグ山部9へ局部的に
流れ込むことなくベルト全周囲にわたってほぼ均一な厚
みになっている。
【0022】そして、主ジョイント部19はコグ山部9
の領域内にあり、心線3との角度θが60〜90°、好
ましくは65〜90°のバイアスジョイントになり、ま
た他の副ジョイント部20はベルト外観から明確に観察
することはできないが、主ジョイント部19のライン上
から離れた位置、例えば少なくとも1コグ部以上離れた
他のコグ山部9上方の下部接着ゴム層2bにあり、それ
ぞれバイアス状に設けられ、主副ジョイント部19、2
0を分散させている。尚、補強布4の接合部18は重ね
合わせジョイントされ、主ジョイント部19のあるコグ
山部9と異なるコグ山部9に位置し、亀裂が入りやすい
個所を分散させている。
【0023】また、本発明では、圧縮ゴム層7と下部接
着ゴム層2bを一体積層し、加圧成形してコグパッドに
成形せずに、コグパッドを圧縮ゴム層7のみにして下部
接着ゴム層2bをその上に積層しているために、主副ジ
ョイント部19、20の位置を離すことができる。これ
によって、下部接着ゴム層2bのゴムが主ジョイント部
19の先端部へ侵入しておらず、下部接着ゴム層2bの
各コグ山部9の内部へ局部的に流れずに均一な厚みにな
り、結果としてコグ谷部8領域における心線3と上下接
着ゴム層2a、2bとの接着力が維持され、そしてこの
部分が繰り返しの屈曲を受けても疲労しにくいことにな
る。
【0024】尚、伸張ゴム層6のゴム層5aのジョイン
トは、特に制限がないが、好ましくは主ジョイント部1
9の真上の位置から外した位置に設けることが望まし
い。
【0025】上記の図1に示す動力伝動用ベルトでは、
主ジョイント部19と副ジョイント部20をそれぞれ1
箇所配した実施例ではあるが、2箇所以上設けることも
できる。この場合には、各ジョイント部を分散させ、応
力集中を避けることが望ましい。
【0026】上記圧縮ゴム層7および伸張ゴム層6にな
るゴムは、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエ
ンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム、アルキル化クロロスルファン化ポリエチレン、水素
化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カルボン
酸金属塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、またはこ
れらの混合物が使用される。
【0027】そして、上記圧縮ゴム層7および伸張ゴム
層6には、アラミド繊維、ポリアミド繊維、ポリエステ
ル繊維、綿等の繊維からなり繊維の長さは繊維の種類に
よって異なるが1〜10mm程度の短繊維が用いられ、
例えばアラミド繊維であると3〜5mm程度、ポリアミ
ド繊維、ポリエステル繊維、綿であると5〜10mm程
度のものが用いられる。そして、上記ゴム層中の短繊維
の方向はベルトの長手方向に対して直角方向を向いてい
るのを90°としたときほとんどの短繊維が70°〜1
10°の範囲内に配向されていることが望ましい。接着
ゴム層2には、上記短繊維を含めてもよいが、好ましく
は含めない。
【0028】補強布4は綿、アラミド繊維、ポリエステ
ル繊維、ナイロン繊維等を素材とした平織、綾織、朱子
織等に製織した布で、経糸と緯糸との交差角が90〜1
20°程度の広角度帆布でもよい。補強布4はRFL処
理した後、ゴム組成物をフィリクション・コーチングし
てゴム付帆布とする。RFL液はレゾルシンとホルマリ
ンとの初期縮合物をラテックスに混合したものであり、
ここで使用するラテックスとしてはクロロプレン、スチ
レン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体、水素
化ニトリル、NBRなどである。
【0029】図2は図1に示すダブルコグベルトの製造
方法においてモールド上で圧縮ゴム層、心線、そして伸
張ゴム層からなる成形体の作製状態を示す図である。ま
ず、1〜数枚の補強布と所定厚みの未加硫ゴムシートの
積層物を歯部と溝部とを交互に配した平坦なコグ付き型
に設置して加熱加圧してコグ山部29とコグ谷部28を
型付けしてコグパッド30に仕上げる。
【0030】コグパッド30の一方の切断面32は、図
3に示すようにコグ山部29の頂部31で角度αが0〜
40°にバイヤス切断され、更にコグパッド30を反転
させて他方の切断面33も同様にコグ山部29で逆方向
へ傾斜するように切断される。上記コグパッド30をエ
ンドレスにするときには、両切断面が良好に密着する。
尚、バイアス角度αが40°を越えると、主ジョイント
部19がコグ谷部の領域まで侵入する危険性が出てく
る。
【0031】成形機(図示せず)に、図2に示している
ように歯部21と溝部22を交互に有するた円筒状モー
ルド23を装着し、該溝部22にコグ山部29を嵌合し
ながら上記コグパッド30を巻き付け、一方の切断面3
2を他方の切断面33に当接させて主ジョイント部19
を形成する。更に、その上に所定の長さに両端切断した
下部接着ゴムシート35巻き付け、切断面同士を当接さ
せて副ジョイント部20を形成する。この場合、副ジョ
イント部20の位置を主ジョイント部19のラインから
離れた位置、例えば他のコグ山部に配置して、下部接着
ゴムシート36のゴムが主ジョイント部19の先端に侵
入しないようにする。無論、本発明では、上記歯部21
と溝部22を交互に有するモールド23に代えて、円周
方向に沿って所定の間隔で溝部を設けた内母型を装着し
たモールドを使用することもできる。
【0032】続いて、心線3をスパイラルに巻き付け、
その上に上部接着ゴムシート36とゴムシート37の積
層物を巻き付けて、成形体40を作製する。そして、本
発明では、図4に示すように、成形機から取り出したモ
ールド23を支持台41上に設置する。
【0033】図4〜図6に示すように、ガイド棒42は
金属あるいは合成樹脂からなり、折り曲がった一方の端
部43から垂直に突出した止め部44を、また他端には
直線状の抜け易い形状の止め部45を有し、設置と抜き
取りが容易な形状になっている。また、複数のガイド棒
42は両端の止め部44、45を該モールド23に設け
た係止穴46と支持台41に設けた係止穴47に挿入す
ることで固定される。この時、ガイド棒42は成形体4
0の表面に接しているか、あるいはわずかに離れてい
る。
【0034】図7はガイド棒42を成形体40の表面に
装着した後、加硫ゴム製からなる母型50をガイド棒4
2に沿って挿入するところを示している。即ち、母型5
0は円周方向に沿って所定の間隔で設けた凹状部51を
ガイド棒42に嵌入しながら挿入する。上記ガイド棒4
2の断面の大きさは、母型50の凹状部51に完全に嵌
まり込む程度の大きさであってやや凹状部51より小さ
い程度のものである。断面形状は円形、楕円形、四角形
などであり、特に限定しない。
【0035】続いて、全てのガイド棒42を抜き取った
後、成形体40を加硫缶へ移して通常の方法で加硫を行
う。加硫した後、ジャケット、母型50、続いて円筒状
のベルトスリーブをモールド23から抜き取り、ベルト
スリーブを所定幅に切断してダブルコグベルト1を作製
する。
【0036】無論、本発明では、図4〜図7に示すガイ
ド棒42を使用しなくてもよく、成形体40の外周囲に
母型50を嵌挿して成形することもできる。
【0037】
【実施例】以下、更に具体的な実験例により本発明の効
果を確認する。 実施例1 心線として、1,500デニールのアラミド繊維(商品
名:トワロン)を上撚り数19.7回/10cm、下撚
り数15.8回/10cmで上下逆方向に撚糸して2×
3の撚り構成とし、トータルデニール9,000の未処
理コードを準備した。次いで、この未処理コードをイソ
シアネート系接着剤でプレディプした後、約170〜1
80°Cで乾燥し,RFL液に浸漬した後、200〜2
40°Cで延伸熱固定処理を行なって処理コードとし
た。
【0038】補強布として、アラミド繊維(商品名:ト
ワロン)とポリエチレンテレフタレート繊維を重量比で
50:50の混撚糸を使用した平織帆布を用いた。これ
らの帆布をRFL液に浸漬した後、150°Cで2分間
熱処理して処理帆布とした。その後、これらの処理帆布
にゴム組成物をフリクション・コーチングして、ゴム付
帆布とした。
【0039】圧縮ゴム層と伸張ゴム層はアラミドの短繊
維を含んだクロロプレンゴムからなるゴム組成物を用
い、また接着ゴム層も短繊維を含んだクロロプレンゴム
からなるゴム組成物を用いた。また、厚さの異なる2枚
のシートを圧縮ゴム層として用意した。
【0040】コグパッドとして、1枚の補強布と圧縮ゴ
ム層用シートのもの積層物を、歯部と溝部を交互に配し
た平坦な金型に設置し、80°Cで加圧することによっ
てコグ部を型付けした。上記コグパッドの両端をコグ山
部の頂部からバイアスに切断した。
【0041】これらの材料を用意した後、円筒状モール
ドに装着した内母型に上記コグパッドを巻き付けてバイ
アスにジョイントし、更に下部接着ゴム用シートを巻き
付けて、コグパッドのジョイントから離れた位置にジョ
イントした後に、心線、平坦な上部接着ゴム用シート、
伸張ゴムシートを順次巻き付けて成形体を作製した。続
いて、母型を挿入した。続いて、加硫ゴム製ジャケット
を被せてモールドを加硫缶に設置し、加硫してベルトス
リーブを得た。このスリーブをカッターによってV状に
切断してスノーモービル用のローエッジダブルコグベル
トに仕上げた。
【0042】得られたローエッジダブルコグベルトで
は、ジョイント部が圧縮ゴム層のコグ山部の領域内のみ
にあって心線に対してバイアスに存在するとともに、下
部接着ゴム層のゴムが該ジョイント部の先端部へ浸入し
ておらず、均一な厚みになっていた。
【0043】上記ベルトを直径120mmの駆動プーリ
と直径120mmの従動プーリからなるタテ型走行試験
機に懸架し、背面に直径65mmのテンションプーリを
当接させてベルトの曲げ角度を160°に維持し、従動
プーリに荷重50kgfをかけ、そして駆動プーリを3
600rpmで回転させ、ベルトの走行寿命を確認し
た。その結果、413時間走行すると、ジョイント部の
端部からの亀裂はなく、他のコグ谷部から亀裂が発生し
た。
【0044】比較例1 本比較例では、1枚の補強布と圧縮ゴム層用シートと下
部接着ゴム用シートの積層物を実施例1と同様にしてコ
グパッドを作製した。このコグパッドを内母型に巻き付
けてバイアスにジョイントし、更にその上に心線、平坦
な上部接着ゴム用シート、伸張ゴムシートを順次巻き付
けて成形体を作製して、実施例1と同様にローエッジダ
ブルコグベルトを作製した。得られたベルトは、図8に
類似するものであり、一つのバイアス状のジョイント部
がコグ山部からコグ谷部の領域内まで侵入し、ジョイン
ト部の端部に接着ゴムが流れ込んだ様子が見られた。上
記ベルトの走行試験の結果、312時間でコグ谷部のジ
ョイント部から破損があった。
【0045】比較例2 本比較例では、1枚の補強布と圧縮ゴム層用シートと下
部接着ゴム用シートの積層物を実施例1と同様にしてコ
グパッドを作製した。このコグパッドを内母型に巻き付
けて垂直にジョイントし、更にその上に心線、平坦な上
部接着ゴム用シート、伸張ゴムシートを順次巻き付けて
成形体を作製して、実施例1と同様にローエッジダブル
コグベルトを作製した。得られたベルトは、図9に示す
ものと類似し、1つの垂直なジョイント部がコグ山部の
領域内にあり、下部接着ゴム層がジョイント部に一部に
下部接着ゴムが流れ込んだ様子が見られ得た。上記ベル
トの走行試験の結果、比較例1よりもやや長い353時
間でコグ谷部から破損があった。
【0046】
【発明の効果】以上のように本願請求項記載の発明で
は、少なくとも1つのジョイント部が圧縮ゴム層のコグ
山部の領域内のみに存在するとともに、下部接着ゴム層
のゴムが該ジョイント部の先端部へ侵入していないこと
により、下部接着ゴム層のゴムが該ジョイント部へ侵入
していないために、コグ谷部領域における心線と接着ゴ
ム層の接着力が維持され、そしてこの部分が繰り返しの
屈曲を受けても疲労しにくい動力伝動用ベルトになる。
また、動力伝動用ベルトの製造方法では、コグパッドと
して接着ゴム層を積層しない圧縮ゴム層を構成する部材
のみを用いているために、従来のような不具合、即ち1
つのジョイント部をコグ山部とコグ谷部にまたがって位
置させたことにより、接着ゴム層の一部がコグ谷部のジ
ョイント部へ流れ込みにより発生するコグ谷部のジョイ
ント部からの早期亀裂を回避、またコグ谷部領域におけ
る心線と接着ゴム層の接着力が維持され、そしてこの部
分が繰り返しの屈曲を受けても疲労しにくいことにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動力伝動用ベルトの部分正面図で
ある。
【図2】図1に示す動力伝動用ベルトをモールド上で成
形体を作製する状態を示す図である。
【図3】本発明に係る動力伝動用ベルトの使用するコグ
パッドの斜視図である。
【図4】本発明に係る動力伝動用ベルトを製造する場合
において使用する支持台の断面図である。
【図5】図4におけるA部拡大図である。
【図6】図4におけるB部拡大図である。
【図7】本発明に係る動力伝動用ベルトの製造方法にお
いて母型をガイド棒に沿って挿入するところの斜視図で
ある
【図8】従来の動力伝動用ベルトの部分正面図である。
【図9】従来のおける他の動力伝動用ベルトの部分正面
図である。
【符号の説明】
1 動力伝動用ベルト 2a 上部接着ゴム層 2b 下部接着ゴム層 3 心線 4 補強布 5a、5b ゴム層 6 伸張ゴム層 7 圧縮ゴム層 8 コグ谷部 9 コグ山部 11 上コグ部 12 下コグ部 19 主ジョイント部 20 副ジョイント部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層のうち少なくと
    も圧縮ゴム層にコグ山部とコグ谷部を交互に配したコグ
    部を有し、心線を上部接着ゴム層と下部接着ゴム層間に
    埋設するように形成した動力伝動用ベルトにおいて、少
    なくとも1つのジョイント部が圧縮ゴム層のコグ山部の
    領域内のみに存在するとともに、下部接着ゴム層のゴム
    が該ジョイント部の先端部へ侵入していないことを特徴
    とする動力伝動用ベルト。
  2. 【請求項2】 下部接着ゴム層が各コグ山部へ局部的に
    流れることなく均一な厚みになっている請求項1記載の
    動力伝動用ベルト。
  3. 【請求項3】 コグ山部の領域内に設けたジョイント部
    が心線に対してバイアスである請求項1または2記載の
    動力伝動用ベルト。
  4. 【請求項4】 コグ山部の領域内に設けたジョイント部
    と心線との角度が60°以上である請求項3記載の動力
    伝動用ベルト。
  5. 【請求項5】 コグ山部の領域内に設けたジョイント部
    と心線との角度が直角である請求項1または2記載の動
    力伝動用ベルト。
  6. 【請求項6】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層の少なくとも圧
    縮ゴム層にコグ山部とコグ谷部を交互に配したコグ部を
    有し、心線を接着ゴム層内に埋設するように形成した動
    力伝動用ベルトの製造方法において、 予め圧縮ゴム層を構成する部材を型付けしてコグパッド
    に作製し、 該コグパッドの両端のコグ山部で切断したものを溝付き
    モールドに巻き付けて互いの切断面を当接させてコグ山
    部に一方のジョイント部を形成し、 この上に一方の接着ゴム層を構成する材料を巻き付け
    て、上記ジョイント部の接合ライン上から離れた位置で
    他のジョイント部を形成し、 更に心線、他の接着ゴム層そして伸張ゴム層を構成する
    材料を順次巻き付けて成形体を作製した後、加硫し、 得られた加硫スリーブをV状に切断して動力伝動用ベル
    トを作製する、ことを特徴とする動力伝動用ベルトの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 お互いのジョイント部は少なくとも1コ
    グ部以上離れている請求項6記載の動力伝動用ベルトの
    製造方法。
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