JP2001305830A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2001305830A JP2001305830A JP2000125804A JP2000125804A JP2001305830A JP 2001305830 A JP2001305830 A JP 2001305830A JP 2000125804 A JP2000125804 A JP 2000125804A JP 2000125804 A JP2000125804 A JP 2000125804A JP 2001305830 A JP2001305830 A JP 2001305830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate transfer
- image
- image forming
- transfer belt
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 7
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 61
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 102100033041 Carbonic anhydrase 13 Human genes 0.000 description 1
- 101000867860 Homo sapiens Carbonic anhydrase 13 Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
を抑えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置では、複数枚の記
録媒体に対応する複数枚分の画像I1,I2,I3を中
間転写ベルト12上に記録媒体に転写することなく順次
形成し、最後の画像I3を形成した後に中間転写ベルト
12を空回転させた後、形成された順に複数枚分の画像
を複数の記録媒体に順次転写するように制御する。
Description
型のカラー画像形成装置に関する。
報などにおいて、それぞれ異なる色のトナーを収容した
複数の作像ユニットを中間転写ベルトに沿って並べて配
置した、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置が知
られている。
トによりそれぞれ異なる色の画像が中間転写ベルト上に
重ねて形成され、この重なった画像が記録媒体である用
紙に転写される。そして、用紙は定着ユニットを通過す
る際に画像が用紙に加熱定着された後、排紙トレイ上に
排出されるようになっている。
体が厚紙やOHPシートである場合には、定着ユニット
において画像定着のための熱が記録媒体自体に大きく奪
われるために、普通紙と同じ定着速度で定着を行うと画
像の定着不良や発色性が悪くなるといった問題があっ
た。
録媒体が厚紙やOHPシートである場合には、各作像ユ
ニットを含めた装置全体のシステム速度を遅くすること
により、定着速度を遅くして定着を十分に行うことが考
えられる。ところが、この方法では装置全体を普通紙用
と厚紙・OHPシート用の2速対応にしなければなら
ず、作像ユニットによる画像形成プロセスの安定性の確
保が難しくなるとともに、構成が複雑になってコストが
高くなるという問題が生じる。
るのではなく、作像ユニットによる画像形成プロセスの
速度はそのままで、作像ユニットによる中間転写ベルト
上への画像形成が完了した後に、中間転写ベルトを空回
転させながら減速するとともに定着速度もこれに応じて
減速する方法が考えられる。
媒体への画像形成を行うごとに、通常のシステム速度で
中間転写ベルトに画像形成を行った後、中間転写ベルト
を空回転させながら減速することになるため、複数枚の
画像形成を連続して行う場合には1枚の画像形成ごとに
中間転写ベルトの空回転による減速とその後の増速とを
繰り返すことになり、空回転による時間的ロスが大きい
ために生産性が著しく低下するという問題が発生する。
の画像形成時にも生産性の低下をできるだけ抑えた画像
形成装置を提供することを目的とする。
より中間転写ベルト上に形成された画像に対して、その
画像が転写されるべき用紙の供給が遅れるために、前記
画像の転写に用紙が間に合わないことが起こり得る。こ
のような場合、装置を強制停止させ、給紙途中の用紙を
ユーザが手で除去するとともに、中間転写ベルト上に既
に形成されている画像についてはクリーナで掻き取って
除去する方法が採られていた。しかしながら、この方法
では、装置の停止により生産性が大きく低下するととも
に、掻き取った画像を構成するトナーがすべて廃トナー
となりトナーの無駄が多くなる。
像に対して給紙が遅れた場合でも、装置を停止させるこ
となく画像形成動作を継続できる画像形成装置を提供す
ることを別の目的とする。
に本発明の画像形成装置は、回転可能な中間転写体と、
前記中間転写体に沿って配置され、この中間転写体上に
複数色の画像を形成する複数の作像手段と、前記中間転
写体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段
と、この転写手段により画像が転写された記録媒体にそ
の画像を定着せしめる定着手段と、複数枚の記録媒体に
対応する複数枚分の画像を前記中間転写体上に記録媒体
に転写することなく順次形成し、最後の画像を形成した
後に前記中間転写体を空回転させた後、形成された順に
前記複数枚分の画像を複数の記録媒体に順次転写するよ
うに制御する制御手段と、を備えたものである。
段は、前記作像手段による前記中間転写体上への画像形
成に対して前記転写手段への記録媒体の供給が間に合わ
ない場合に、前記制御を行うようにしてもよい。
制御手段は、前記記録媒体が厚紙やOHPシートである
場合、前記空回転の際に前記中間転写体および前記定着
手段の速度を減速し、その減速した速度で転写および定
着を行うように制御してもよい。
中間転写体が、空回転時に一旦増速するようにしてもよ
い。
録媒体に対応する複数枚分の画像を前記中間転写体上に
記録媒体に転写することなく順次形成し、最後の画像を
形成した後に前記中間転写体を空回転させた後、形成さ
れた順に前記複数枚分の画像を複数の記録媒体に順次転
写するように制御するため、記録媒体が厚紙やOHPシ
ートである場合に1枚の画像形成ごとに中間転写体の空
回転を行う必要がなく、これにより中間転写体の空回転
に伴う時間的ロスを小さくすることができ、生産性の低
下を抑えることができる。また、中間転写体上に形成さ
れたが画像に対して記録媒体の供給が間に合わない場合
にも同様の制御を行うことで、装置を停止させずに画像
形成動作を継続できるので、生産性の低下を防止できる
とともに画像形成材料の無駄を少なくできる。
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施形態であるタンデム型デジタルカラープリンタ(以
下、単に「プリンタ」という)10の全体構成図であ
る。
中間転写ベルト12を備えている。中間転写ベルト12
は、3つのローラ14,16,18の外周部に支持され
て矢印A方向に回転駆動されるようになっている。
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の各色にそれぞれ対応する4つの作像ユ
ニット20Y,20M,20C,20Kが中間転写ベル
ト12に沿って並んで配置されている。
20Kは、感光体ドラム22Y,22M,22C,22
Kをそれぞれ有している。各感光体ドラム22Y,22
M,22C,22Kの周囲には、その回転方向に沿って
順に、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kの
表面を均一帯電させる帯電器24Y,24M,24C,
24Kと、均一帯電した感光体ドラム表面に各色画像デ
ータに応じて露光することにより静電潜像を形成するプ
リントヘッド部26Y,26M,26C,26Kと、感
光体ドラム表面に形成された静電潜像を各色トナーで現
像してトナー画像とする現像器28Y,28M,28
C,28Kと、中間転写ベルト12を挟んで各感光体ド
ラム22Y,22M,22C,22Kと対向し、感光体
ドラム表面に形成されたトナー画像を静電的に引き付け
て中間転写ベルト12上に一次転写する一次転写ローラ
30Y,30M,30C,30Kと、一次転写後に感光
体ドラム表面に残留するトナーを回収してクリーニング
するクリーナ32Y,32M,32C,32Kとがそれ
ぞれ配置されている。プリントヘッド部26Y,26
M,26C,26Kは、感光体ドラムの軸方向と平行な
主走査方向に並べられた多数のLEDから構成されてい
る。
れた部分には、二次転写ローラ34が圧接されている。
二次転写ローラ34と中間転写ベルトとのニップ部が、
二次転写領域36になっている。二次転写ローラ34
は、図示しない退避機構により中間転写ベルト12と非
接触となる位置へ退避可能になっている。二次転写ロー
ラ34には、高圧の転写電圧が印加されている。この転
写電圧により中間転写ベルト12上に形成されたトナー
画像は、後述するように二次転写領域に搬送されてきた
記録媒体である用紙に静電的に引き付けられて二次転写
されるようになっている。
れた部分には、クリーナ38が圧接されている。このク
リーナ38は、二次転写後に中間転写ベルト12上に残
留するトナーを掻きとって廃トナーボックス40内に回
収するためのものである。クリーナ38もまた、二次転
写ローラ34と同様に、図示しない退避機構により中間
転写ベルト12と非接触となる位置へ退避可能になって
いる。
2が着脱可能に配置されている。給紙カセット42内に
積載収容された用紙Sは、給紙ローラ44の回転によっ
て最上部のものから1枚ずつ搬送路46に送り出される
ことになる。
イミングローラ対48のニップ部、二次転写領域36、
および定着ユニット50を通って排紙トレイ11まで延
びている。
センサ52が配置されている。給紙センサ52は、給紙
カセット42から搬送路46へ送り出された用紙Sの先
端がタイミングローラ対48でニップされたことを検知
するためのものである。給紙センサ52により用紙Sの
先端が検知されると、タイミングローラ対48はその回
転を一旦停止し、その後、中間転写ベルト12上のトナ
ー画像と同期をとって用紙Sを二次転写領域36へ送り
出すようになっている。また、タイミングローラ対48
の一方のローラ48aに対向して紙厚センサ54が配置
されている。紙厚センサ54は、タイミングローラ対4
8に用紙先端がニップされたときの前記ローラ48aの
移動量を検知するもので、これにより用紙が普通紙であ
るか、または、厚みのある厚紙やOHPシートであるか
を判別できるようになっている。
58に支持されて矢印B方向に回転駆動される定着ベル
ト60と、この定着ベルト60を介してローラ56に圧
接されて矢印方向に従動回転する定着ローラ62を備え
ており、トナー画像が二次転写された用紙が通過する定
着ベルト60と定着ローラ62とのニップ部が定着領域
64となっている。
70を備えている。制御部70には、紙厚センサ54、
給紙センサ52、プリントヘッド部用LEDドライブ回
路などから信号が入力されるようになっている。また、
制御部70からは、中間転写ベルト用駆動モータ、定着
ユニット用駆動モータ、二次転写ローラ退避機構、クリ
ーナ退避機構などに信号が出力されるようになってい
る。
動作について説明する。外部装置(例えばパソコン)か
らプリンタ10の画像信号処理部(図示せず)に画像信
号が入力されると、画像信号処理部ではこの画像信号を
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに色変換したデ
ジタル画像信号を作成し、この信号をプリントヘッド用
LEDドライブ回路に伝達する。このドライブ回路は、
入力されたデジタル信号に基づいて、各作像ユニット2
0Y,20M,20C,20Kのプリントヘッド部26
Y,26M,26C,26Kを発光させて露光を行う。
この露光は、プリントヘッド部26Y,26M,26
C,26Kの順にそれぞれ時間差をもって行われる。こ
れにより、各感光体ドラム22Y,22M,22C,2
2Kの表面に各色用の静電潜像がそれぞれ形成される。
22K上に形成された静電潜像は、各現像器28Y,2
8M,28C,28Kによりそれぞれ現像されて各色の
トナー画像となる。そして、各色のトナー画像は、各一
次転写ローラ30Y,30M,30C,30Kの作用に
より、矢印A方向に移動する中間転写ベルト12上に順
次重ね合わせて一次転写される。
成された重ね合わせトナー画像は、中間転写ベルト12
の移動にしたがって二次転写領域36に達する。この二
次転写領域36において、重ね合わされた各色トナー画
像は、二次転写ローラ34の作用により、給紙カセット
42から搬送路46に送り出されてタイミングローラ対
48により供給された用紙Sに一括して二次転写され
る。なお、二次転写後に中間転写ベルト12上に残留す
るトナーは、クリーナ38により回収される。
送路46を通って定着ユニット50に送られ、そこで定
着領域64を通過することによりトナー画像が用紙Sに
定着される。そして、用紙Sは排紙トレイ11に排出さ
れる。
に形成する場合について説明する。中間転写ベルト12
上に一枚の各色トナー画像を形成する工程は、上述した
のと同様である。制御部70は、給紙カセット42から
タイミングローラ対48に送られてきた用紙Sが紙厚セ
ンサ54により厚紙またはOHPシートであると検知さ
れると、二次転写ローラ34およびクリーナ38を中間
転写ベルト12から退避させ、この状態で各色トナー画
像の形成が終了したときから中間転写ベルト12を約1
周分だけ空回転させる。この空回転時には、厚紙等の用
紙Sはタイミングローラ対48のところで待機してお
り、かつ二次転写ローラ34およびクリーナ38は退避
しているため、中間転写ベルト12上のトナー画像は二
次転写されることはなく、クリーナ38で掻き取られる
こともない。
転させながらその速度を通常システム速度(例えば10
0mm/sec)から低速度(例えば50mm/se
c)に減速するとともに、これに対応して定着ユニット
50の定着速度(すなわち定着ベルト60の移動速度)
も通常システム速度(例えば100mm/sec)から
低速度(例えば50mm/sec)に減速する。そし
て、中間転写ベルト12が減速した後、二次転写ローラ
34およびクリーナ38を元の位置へ復帰させ、中間転
写ベルト12上のトナー画像との同期をとってタイミン
グローラ対48を駆動して用紙Sを二次転写領域36に
供給する。これにより、中間転写ベルト12上のトナー
画像は、減速された速度で用紙Sに二次転写される。そ
して、用紙Sは定着ユニット50に送られ、減速された
定着速度で定着領域64を通過する。その結果、各色ト
ナー画像は厚紙等の用紙Sに対して十分に定着され、発
色性も良いものになる。その後、用紙Sは排紙トレイ1
1に排出され、中間転写ベルト12および定着ユニット
50は次に画像形成に備えて通常のシステム速度に戻さ
れる。
成する場合、中間転写ベルト上に各色トナー画像を形成
した後に、中間転写ベルト12を空回転させながらその
速度および定着速度を減速することにより、通常システ
ム速度時よりもゆっくりと二次転写および定着を行うこ
とができ、これにより十分に定着された発色性のよいカ
ラー画像を得ることができる。しかしながら、この方法
により複数の画像を厚紙等の用紙に連続して形成する場
合、図4(b)に示すように、1枚の用紙への画像形成
を行うごとに、通常システム速度で中間転写ベルト12
に画像形成を行った後、中間転写ベルト12を空回転さ
せながら減速することになるため、複数枚の画像形成を
連続して行う場合には1枚の画像形成ごとに中間転写ベ
ルト12の空回転による減速とその後の増速とを繰り返
すことになり、空回転による時間的ロスが大きいために
生産性が著しく低下することになる。そこで、本実施形
態のプリンタ10では、複数の画像を厚紙等の用紙に連
続して形成する場合、制御部70は次のような制御を行
う。
示が厚紙やOHPシートによるものである場合、また
は、プリント指示が普通紙によるものであるにもかかわ
らず実際に給紙された用紙Sが厚紙またはOHPシート
であることを紙厚センサ54で検知した場合、二次転写
ローラ34およびクリーナ38を中間転写ベルト12か
ら退避させる。この状態で、図3および図4(a)に示
すように、通常システム速度(例えば100mm/se
c)で回転する中間転写ベルト12上に複数枚分のトナ
ー画像を二次転写せずに連続して順次形成する。本実施
形態では、A4サイズの用紙の短い方の幅に対応した画
像幅L1(約210mm)と画像間距離L2(約60m
m)とを考慮すると、中間転写ベルト12の周長(約1
000mm)との関係から最大で3枚分のトナー画像I
1,I2,I3を形成することができる。一方、用紙S
は、中間転写ベルト12上への連続した画像形成が行わ
れている間は、二次転写領域36に供給されることなく
タイミングローラ対48の位置で待機している。
し、最後のトナー画像I3の形成が完了した後に、中間
転写ベルト12を約1周分だけ空回転させながらその移
動速度を例えば50mm/secに減速する。また、こ
れと同時に定着ユニット50の定着ベルト60の速度も
同様に例えば50mm/secに減速する。そして、二
次転写ローラ34を元の位置に復帰させるとともに、タ
イミングローラ対48を駆動して3枚の用紙Sを二次転
写領域36に順次供給することにより、前記減速した速
度でトナー画像I1,I2,I3を3枚の用紙Sに順次
二次転写する。その後、トナー画像がそれぞれ二次転写
された3枚の用紙Sは、中間転写ベルト12と同様に減
速している定着ユニット50において通常システム速度
よりも遅い定着速度で比較的ゆっくりと順次定着されて
から排紙トレイ11に排出される。3枚分の画像の二次
転写および定着が終了すると、クリーナ38を元の位置
に復帰させて中間転写ベルト12のクリーニングを行う
とともに、中間転写ベルト12および定着ユニット50
を通常システム速度に増速して、4枚目以降の画像形成
を1〜3枚目までと同様にして行う。
れば、用紙Sが厚紙やOHPシートである場合に、複数
枚の用紙Sに対応する複数枚分の画像を中間転写ベルト
12上に二次転写することなく順次形成し、最後の画像
を形成した後に中間転写ベルト12を空回転させながら
その移動速度を減速し、その減速した速度で複数枚分の
画像を複数の用紙Sに順次転写した後、画像が転写され
た複数の用紙Sについて前記減速した速度で順次定着を
行うようにしたので、1枚の画像形成ごとに中間転写ベ
ルト12の空回転による減速とその後の増速とを繰り返
す必要がなく、これにより中間転写ベルト12の空回転
に伴う時間的ロスを小さくすることができ、生産性の低
下を抑えることができる。また、中間転写ベルト12を
減速した状態で画像の二次転写を行うので、中間転写1
2上での画像間隔L2および用紙Sの給紙間隔を通常の
普通紙の場合よりも狭くすることができ、これによって
も生産性の低下を抑えることができる。
2の空回転時に一旦増速したのち所定速度まで減速する
ようにしてもよい。これにより、空回転による時間的ロ
スが少しでも小さくなり、生産性の低下を抑制する効果
がある。
2の空回転時にシステム速度を減速して厚紙やOHPシ
ートへの画像定着を良好に行うようにしたが、システム
速度を減速することなく定着ユニット50における定着
温度を普通紙の場合よりも高温にする制御を行ってもよ
い。この場合、定着温度を所定温度まで上昇させるのに
中間転写ベルト12の約1周分の空回転の時間では足り
ない場合には、所定温度に達するまで中間転写ベルト1
2の空回転を継続してもよい。一方、外部装置からのプ
リント指示が厚紙やOHPシートによるものであるため
に定着温度を上昇させたが、実際に給紙された用氏Sが
普通紙であることを紙厚センサ54で検知した場合に
は、本実施形態の場合と同様に中間転写ベルト12上に
複数枚の画像を連続形成して空回転させ、この空回転中
に定着ユニット50のヒータを一旦オフして定着温度を
通常温度まで低下させるように制御してもよい。さら
に、これらの定着温度を変更する制御と、本実施形態で
説明したシステム速度を減速する制御とを組み合わせて
行ってもよい。
ルト12上に形成された画像に対して、給紙ローラ44
のスリップ等が原因で二次転写領域36への給紙が遅れ
て間に合わない場合の制御について説明する。なお、こ
の場合の用紙Sは主として普通紙であるが、例えば厚紙
やOHPシートなどの他の種類の記録媒体であってもよ
い。
信号により中間転写ベルト12上での画像形成開始のタ
イミングを把握でき、このタイミングと給紙センサ52
による用紙Sの先端検知のタイミングとを比較すること
によって中間転写ベルト12上の画像先端の二次転写に
給紙が間に合わないと判断できる。
せ、給紙途中の用紙Sをユーザが手で除去するととも
に、中間転写ベルト12上に既に形成されている画像は
クリーナ38で掻き取られて廃トナーになっていた。こ
れに対し、本実施形態のプリンタ10では、給紙が間に
合わないと判断されると、上述したのとほぼ同様の制御
を行う。すなわち、図3に示すように、二次転写ローラ
34およびクリーナ38を中間転写ベルト12から退避
させ、最初の画像I1に続いて2枚分の画像I2,I3
を二次転写することなく連続して順次形成する。なお、
その間、用紙Sは二次転写領域36に供給されることな
く、タイミングローラ対48の位置で待機している。
ベルト12を約1周分だけ空回転させる。ただし、この
空回転時には速度を減速させることなく、通常のシステ
ム速度で回転させるか、または、空回転による時間的ロ
スをできるだけ少なくするために一旦増速させてから通
常システム速度に戻す。また、定着ユニット50も通常
の定着速度のままである。そして、この空回転の間に二
次転写ローラ34を元の位置に復帰させ、タイミングロ
ーラ対48を駆動して3枚の用紙Sを二次転写領域36
に順次供給することにより、画像I1,I2,I3が3
枚の用紙Sに順次二次転写される。その後、画像が転写
された3枚の用紙Sは、定着ユニット50で画像定着さ
れたのち、排紙トレイ11に排出される。
れた画像が用紙Sに順次二次転写されるという通常のプ
リント動作で行われるが、制御部70において給紙が間
に合わないと判断されたときには、上述したような制御
を再度行うことになる。
は、二次転写に給紙が間に合わない場合でも、装置を停
止させることなく画像形成動作を継続できるので生産性
の低下を防止できるとともに、トナーの無駄を省くこと
ができる。
間転写ベルト12上に3枚の画像を並べて形成するもの
として説明したが、中間転写ベルト12の長さや画像間
距離を変えることによって2枚の画像または4枚以上の
画像を形成できるようにしてもよい。
としたが、例えばドラムなどの他の形状のものであって
もよい。
って説明したが、本発明は複写機、ファクシミリ、これ
らとプリンタの複合機などの他の画像形成装置にも適用
できる。
状態を示す図。
の空回転のタイミングを示すタイミングチャート、
(b)は従来例における中間転写ベルトの空回転のタイ
ミングを示すタイミングチャート。
体)、20Y,20M,20C,20K…作像ユニット
(作像手段)、34…二次転写ローラ(転写手段)、5
0…定着ユニット(定着手段)、70…制御部(制御手
段)。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転可能な中間転写体と、 前記中間転写体に沿って配置され、この中間転写体上に
複数色の画像を形成する複数の作像手段と、 前記中間転写体上に形成された画像を記録媒体に転写す
る転写手段と、 この転写手段により画像が転写された記録媒体にその画
像を定着せしめる定着手段と、 複数枚の記録媒体に対応する複数枚分の画像を前記中間
転写体上に記録媒体に転写することなく順次形成し、最
後の画像を形成した後に前記中間転写体を空回転させた
後、形成された順に前記複数枚分の画像を複数の記録媒
体に順次転写するように制御する制御手段と、を備えた
画像形成装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記記録媒体が厚紙や
OHPシートである場合、前記空回転の際に前記中間転
写体および前記定着手段の速度を減速し、その減速した
速度で転写および定着を行うように制御することを特徴
とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記作像手段による前
記中間転写体上への画像形成に対して前記転写手段への
記録媒体の供給が間に合わない場合に、前記制御を行う
ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記中間転写体は、空回転時に一旦増速
することを特徴とする請求項2または3の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125804A JP2001305830A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125804A JP2001305830A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001305830A true JP2001305830A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18635691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125804A Pending JP2001305830A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001305830A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107797A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-05-08 | Canon Inc | 画像形成装置およびその制御方法 |
JP2016075756A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125804A patent/JP2001305830A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107797A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-05-08 | Canon Inc | 画像形成装置およびその制御方法 |
JP2016075756A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8060003B2 (en) | Image forming apparatus wherein a setting unit sets an interval of image formation according to a size of a recording medium | |
JP4942151B2 (ja) | 画像形成システム及び画像形成装置 | |
JP4374736B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US6522843B2 (en) | Image forming apparatus capable of judging whether it is appropriate to form an image on a sheet and controlling the image formation accordingly | |
JP3361715B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5954595B2 (ja) | 用紙搬送装置および画像形成装置 | |
JP4232324B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US10520873B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP2008122935A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001305830A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012113202A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002023454A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002023453A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11311931A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2002014553A (ja) | 画像形成装置 | |
US7310487B2 (en) | Image forming apparatus with controlled timing of contact of cleaning blade against intermediate transfer member | |
JP2005084307A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004020616A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006221005A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3989156B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002006645A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4211302B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010091802A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001356547A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1152803A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050614 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051130 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20051130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080415 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090310 |