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JP2001291858A - 固体撮像素子及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像素子及びその製造方法

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Publication number
JP2001291858A
JP2001291858A JP2000102412A JP2000102412A JP2001291858A JP 2001291858 A JP2001291858 A JP 2001291858A JP 2000102412 A JP2000102412 A JP 2000102412A JP 2000102412 A JP2000102412 A JP 2000102412A JP 2001291858 A JP2001291858 A JP 2001291858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor substrate
epitaxial layer
state imaging
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000102412A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Abe
秀司 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000102412A priority Critical patent/JP2001291858A/ja
Priority to US09/826,144 priority patent/US6599772B2/en
Priority to KR1020010017880A priority patent/KR100734159B1/ko
Publication of JP2001291858A publication Critical patent/JP2001291858A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/10Integrated devices
    • H10F39/12Image sensors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/10Integrated devices
    • H10F39/12Image sensors
    • H10F39/15Charge-coupled device [CCD] image sensors
    • H10F39/158Charge-coupled device [CCD] image sensors having arrangements for blooming suppression
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10F39/15Charge-coupled device [CCD] image sensors
    • H10F39/151Geometry or disposition of pixel elements, address lines or gate electrodes
    • H10F39/1515Optical shielding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/914Doping
    • Y10S438/916Autodoping control or utilization

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  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度の向上と画素の縮小化を共に実現するこ
とができる固体撮像素子及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 第1導電型半導体領域21が半導体基体
2の内部のオーバーフローバリア領域3より上方に少な
くとも半導体基体2内を含んで形成され、半導体基体2
上のエピタキシャル層4内の受光センサ部5の第1導電
型半導体領域21に対応する位置に電荷蓄積領域6が形
成されて成る固体撮像素子1を構成する。また、半導体
基体2の内部にオーバーフローバリア領域3を、表面に
第1導電型半導体領域21をそれぞれ形成し、半導体基
体2上にエピタキシャル層3を形成し、エピタキシャル
層3の表面側の第1導電型半導体領域21に対応する位
置に電荷蓄積領域6を形成して固体撮像素子1を製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCCD固体
撮像素子等において、縦型オーバーフロードレイン方式
を採用した固体撮像素子及びその製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子として、受光センサ部での
余剰の電荷を基板側に排出するようにした、いわゆる縦
型オーバーフロードレイン方式の固体撮像素子が知られ
ている。このような縦型オーバーフロードレイン方式の
固体撮像素子において、受光センサ部の電荷収集領域を
深く形成するようにして、近赤外線領域にも感度を有す
るようにした固体撮像素子が提案されている。
【0003】このような近赤外線領域にも感度を有する
ようにしたCCD固体撮像素子の概略構成図(断面図)
を図11に示す。このCCD固体撮像素子51は、第1
導電型、例えばn型のシリコンからなる半導体基板52
にオーバーフローバリア領域となる第2導電型、即ちp
型の第1の半導体ウエル領域53が形成され、この第1
のp型半導体ウエル領域53が形成された半導体基板5
2上に例えばp--領域、ノンドープ領域、n--領域等の
比抵抗の高い高抵抗領域54が形成される。
【0004】この高抵抗領域54の表面にマトリックス
配列の各受光センサ部55を構成するための、n+ 半導
体領域56及びこの上のp+ 正電荷蓄積領域57が形成
される。このp+ 正電荷蓄積領域57は、界面準位によ
る暗電流の発生を抑える。n + 半導体領域56は、いわ
ゆる電荷蓄積領域となる。n+ 半導体領域56下の高抵
抗領域54には、n+ 半導体領域56から第1のp型半
導体ウエル領域、いわゆるオーバーフローバリア領域5
3に達する電荷収集領域となる、高抵抗領域よりは濃度
の濃いn- 半導体領域70が形成される。受光センサ部
55の光電変換が行われる領域は、n+ 半導体領域56
と、これから基板下方向へ向かって伸びる空乏層のうち
オーバーフローバリア領域53の手前のn- 半導体領域
70からなる。
【0005】高抵抗領域54の各受光センサ部列の一側
に対応する位置に、読み出しゲート部58を挟んで垂直
転送レジスタ59のn型埋め込み転送チャネル領域60
が形成される。この埋め込み転送チャネル領域60の周
りを囲むように第2のp型半導体ウエル領域61が形成
される。さらに、受光センサ部55を含む各画素を区画
するp型のチャネルストップ領域62が形成される。
【0006】埋め込み転送チャネル領域60、チャネル
ストップ領域62及び読み出しゲート部58上に、ゲー
ト絶縁膜64を介して、例えば多結晶シリコンからなる
転送電極65が形成され、埋め込み転送チャネル領域6
0、ゲート絶縁膜64及び転送電極65によりCCD構
造の垂直転送レジスタ59が構成される。
【0007】転送電極65上を被覆する層間絶縁膜66
を介して受光センサ部55の開口を除く他部全面に、例
えばAlによる遮光膜67が形成される。この遮光膜6
7の開口部を介して受光センサ部55に光が入射され、
また遮光膜67によって受光センサ部55以外への光の
入射が遮断される。
【0008】さらに図示しないが、平坦化膜や色フィル
タ、オンチップレンズ等が形成されてCCD固体撮像素
子51が形成される。
【0009】そして、上述の構造において、より長波長
の光に対する感度を向上させる方法として、例えば特開
平9−331058号に開示されているように、オーバ
ーフローバリア領域を深い位置に形成するために、図1
1の高抵抗領域54として、第1のp型ウエル領域53
の上層に低濃度のシリコンエピタキシャル膜を厚く成長
させることにより電荷収集領域70を深く拡げる方法が
提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、表面から深い
位置で光電変換された電子を受光センサ部55の表面に
導くためには、受光センサ部55のフォトダイオードを
構成するn+ 半導体領域56とオーバーフローバリアを
構成するp型半導体ウエル領域53との間の空乏層内に
おいて表面側に向かって電位が傾斜していることが必要
である。従来はこれを電荷収集領域70を低濃度領域
(n- )とすることで実現していた。
【0011】また、垂直転送レジスタ59を構成する第
2のp型半導体ウエル領域61の下方の半導体領域54
Bでは、さらに下方の第1のp型半導体ウエル領域53
と電位的に連続して受光センサ部55とは逆の傾斜が形
成されることにより、電子が基板52の方向に流れるプ
ロファイルとなっている。
【0012】そのため、画素サイズが小さくなると、低
濃度領域即ち電荷収集領域70は上述の半導体領域54
Bからの3次元的な電位変調を受け、これによりオーバ
ーフローバリアが容易に表面側に移動してしまう。その
結果、長波長側に感度がなくなる現象が生じている。
【0013】この現象を抑制するためには、受光センサ
部55のn+ 半導体領域56をさらに第1のp型半導体
ウエル領域53に近づけて形成する必要がある。そのた
めには、高エネルギーのイオン注入が必要となる。
【0014】しかしながら、現状では、3.2MeV以
上のエネルギーで注入できる装置が存在していない。従
って、最大でもP(リン)を3.2MeVのエネルギー
で注入した場合で、プロジェクションレンジ(打ち込み
飛程距離)RpはRp=2.6μm+ΔRp0.3μm
となり、合計約3μmの深さまでしかn+ 半導体領域5
6を形成することができない。このため、画素をこれ以
上小さくすることが困難であった。
【0015】上述した問題の解決のために、本発明にお
いては、感度の向上と画素の縮小化を共に実現すること
ができる固体撮像素子及びその製造方法を提供するもの
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子
は、半導体基体の内部にオーバーフローバリア領域が形
成され、この半導体基体上にエピタキシャル層が形成さ
れ、オーバーフローバリア領域より上方に電荷収集領域
を拡げるための第1導電型半導体領域が少なくとも半導
体基体内を含んで形成され、エピタキシャル層の第1導
電型半導体領域に対応する位置に受光センサ部の電荷蓄
積領域が形成されて成るものである。
【0017】本発明の固体撮像素子の製造方法は、半導
体基体の内部にオーバーフローバリア領域を形成し、こ
の半導体基体の表面に第1導電型半導体領域を形成する
工程と、半導体基体上にエピタキシャル層を形成する工
程と、このエピタキシャル層の表面側の第1導電型半導
体領域に対応する位置に第1導電型の電荷蓄積領域を形
成する工程とを有するものである。
【0018】上述の本発明の固体撮像素子の構成によれ
ば、第1導電型半導体領域がオーバーフローバリア領域
より上方に形成されていることにより、この第1導電型
半導体領域によって電荷収集領域をオーバーフローバリ
ア領域付近まで拡げることが可能になる。この第1導電
型半導体領域は、少なくとも半導体基体内を含んで形成
されているので、半導体基体上に形成されるエピタキシ
ャル層の厚さに係わらず、半導体基体の内部に形成され
たオーバーフローバリア領域付近の深い位置まで電荷収
集領域を拡げることができる。そして、受光センサ部の
電荷蓄積領域が第1導電型半導体領域に対応した位置に
形成されているため、深い電荷収集領域を利用して光電
変換した電荷を受光センサ部に蓄積することができる。
【0019】上述の本発明製法によれば、半導体基体の
表面に第1導電型半導体領域を形成する工程と、半導体
基体上にエピタキシャル層を形成する工程を有すること
により、エピタキシャル層の厚さに応じた深い位置に第
1導電型半導体領域を形成することができ、深い位置ま
で拡がった電荷収集領域を構成することができる。そし
て、エピタキシャル層の表面側の第1導電型半導体領域
に対応する位置に第1導電型の電荷蓄積領域を形成する
ことにより、深い電荷収集領域上に電荷蓄積領域を形成
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、半導体基体の内部にオ
ーバーフローバリア領域が形成され、半導体基体上にエ
ピタキシャル層が形成され、オーバーフローバリア領域
より上方に電荷収集領域を拡げるための第1導電型半導
体領域が少なくとも半導体基体内を含んで形成され、エ
ピタキシャル層の第1導電型半導体領域に対応する位置
に受光センサ部の電荷蓄積領域が形成されて成る固体撮
像素子である。
【0021】また本発明は、上記固体撮像素子におい
て、半導体基体は半導体基板と半導体基板上のエピタキ
シャル層とから成る構成とする。
【0022】本発明は、半導体基体の内部にオーバーフ
ローバリア領域を形成し、半導体基体の表面に第1導電
型半導体領域を形成する工程と、半導体基体上にエピタ
キシャル層を形成する工程と、エピタキシャル層の表面
側の第1導電型半導体領域に対応する位置に第1導電型
の電荷蓄積領域を形成する工程とを有する固体撮像素子
の製造方法である。
【0023】図1は本発明の一実施の形態として、CC
D固体撮像素子の概略構成図(断面図)を示す。このC
CD固体撮像素子1は、第1導電型、例えばn型のシリ
コンからなる半導体基板2の深い位置にオーバーフロー
バリア領域となる第2導電型、即ちp型の第1の半導体
ウエル領域3が形成されている。また、この半導体基板
2上に例えばp--領域、ノンドープ領域、n--領域等の
比抵抗の高い高抵抗領域を構成するエピタキシャル層4
が形成されている。
【0024】このエピタキシャル層4の表面に、マトリ
ックス配列の各受光センサ部5を構成するための、第1
導電型のn+ 半導体領域6及びこの上のp+ 正電荷蓄積
領域7が形成される。このp+ 正電荷蓄積領域7は、界
面準位による暗電流の発生を抑える。n+ 半導体領域6
は、いわゆる電荷蓄積領域となる。
【0025】n+ 半導体領域6下のエピタキシャル層4
内には、n+ 半導体領域6から第1のp型半導体ウエル
領域、いわゆるオーバーフローバリア領域3に達する電
荷収集領域となる、エピタキシャル層4よりは濃度の高
いn- 半導体領域20が形成される。
【0026】エピタキシャル層4の各受光センサ部列の
一側に対応する位置に、読み出しゲート部8を挟んで垂
直転送レジスタ9のn型の埋め込み転送チャネル領域1
0が形成される。この埋め込み転送チャネル領域10の
周りを囲むように第2のp型半導体ウエル領域11が形
成される。さらに、受光センサ部5を含む各画素を区画
するp型のチャネルストップ領域12が形成される。
【0027】埋め込み転送チャネル領域10、チャネル
ストップ領域12及び読み出しゲート部8上に、ゲート
絶縁膜14を介して、例えば多結晶シリコンからなる転
送電極15が形成され、埋め込み転送チャネル領域1
0、ゲート絶縁膜14及び転送電極15によりCCD構
造の垂直転送レジスタ9が構成される。転送電極15上
を被覆する層間絶縁膜16を介して受光センサ部5の開
口を除く他部全面に、例えばAlによる遮光膜17が形
成される。
【0028】さらに図示しないが、平坦化膜、色フィル
タやオンチップレンズ等が形成されて、CCD固体撮像
素子1が構成される。
【0029】本実施の形態においては、特に、受光セン
サ部5の電荷蓄積領域となるn+ 半導体領域6より深
く、かつオーバーフローバリア領域となる第1のp型半
導体ウエル領域3の上方のn- 半導体領域20内の位置
に新たにn型半導体領域21を形成する。n型半導体領
域21は、半導体基板2内を含んで形成され、半導体基
板2上のエピタキシャル層4に跨って形成されている。
【0030】n型半導体領域21の濃度は、受光センサ
部5のn+ 半導体領域6より薄く、例えばn+ 半導体領
域6の少なくとも半分以下の濃度で、かつn- 半導体領
域20の濃度より大きい濃度にする。この理由は、電荷
蓄積される領域を従来と同じn+ 半導体領域6の位置に
しないと電荷の読み出しができないので、ポテンシャル
プロファイルがn型半導体領域21からn+ 半導体領域
6に向かって緩やかに上昇するような濃度設定にするた
めである。
【0031】受光センサ部5の光電変換する領域は、n
+ 半導体領域6と、これから基板下方向へ向かって伸び
る空乏層のうちオーバーフローバリア領域3の手前のn
- 半導体領域20、n型半導体領域21からなる。
【0032】本実施の形態によれば、n型半導体領域2
1がオーバーフローバリア領域3より上方に形成されて
いることにより、このn型半導体領域21によって電荷
収集領域13をオーバーフローバリア領域3付近まで拡
げることが可能になる。
【0033】また、このn型半導体領域21は、半導体
基板2内を含んで形成されているので、半導体基板2上
に形成されるエピタキシャル層4の厚さに係わらず、半
導体基板2の内部に形成されたオーバーフローバリア領
域3付近の深い位置まで電荷収集領域13を拡げること
ができる。
【0034】そして、受光センサ部5の電荷蓄積領域と
なるn+ 半導体領域6が第1導電型半導体領域に対応し
た位置に形成されているため、深い電荷収集領域13を
利用して光電変換した電荷を受光センサ部5に蓄積する
ことができる。従って、従来は捨てていた電荷を集める
ことができ、感度を向上することができる。
【0035】また、エピタキシャル層4が厚くなるほど
n型半導体領域21が深く形成されるため、これにより
電荷収集領域13を深く拡げて感度を向上させることが
できると共に、より波長の長い光に対して感度を有する
ようになる。
【0036】例えばn型半導体領域21をゲート絶縁膜
14とエピタキシャル層4の界面から4〜5μmの深さ
に形成すると、可視光線(波長400nm〜700n
m)に対する感度が向上する。また、例えばエピタキシ
ャル層4の厚さを10μm程度にすれば、オーバーフロ
ーバリアが10μm以上の深さになるため、近赤外線に
対して感度を有するようになる。エピタキシャル層4の
厚さや濃度、p型半導体ウエル領域3及びn型半導体領
域21の深さや濃度を設定することにより、所望の特性
を有するCCD固体撮像素子1を形成することができ
る。
【0037】さらに、n型半導体領域21により、受光
センサ部5のn+ 半導体領域6を深く形成しなくても、
電荷収集領域13を深くしてオーバーフローバリアも深
くすることができる。このため、画素サイズが小さくな
った場合にオーバーフローバリアの位置が表面側に移動
することが抑制される。従って、CCD固体撮像素子1
の画素の縮小化をも図ることができる。
【0038】上述の本実施の形態のCCD固体撮像素子
1は、次のようにして製造することができる。まず、図
2Aに示すように、例えばn型のシリコンから成る半導
体基板2を用意する。
【0039】次に、図2Bに示すように、半導体基板2
の内部に例えばB(ボロン)をイオン注入することによ
り、オーバーフローバリア領域となるp型半導体ウエル
領域3を形成する。また、p型半導体ウエル領域3より
上方の半導体基板2の表面付近に、例えばAs(砒素)
又はP(リン)をイオン注入することにより、n型半導
体領域21を形成する。このn型半導体領域21は、後
に受光センサ部5となる部分に対応して形成する。
【0040】このとき、p型半導体ウエル領域3とn型
半導体領域21のイオン注入の順序はどちらが先であっ
ても構わない。
【0041】続いて、図2Cに示すように、半導体基板
2上に低濃度のシリコンエピタキシャル成長を行って、
エピタキシャル層4を例えば10μmの厚さに成膜す
る。
【0042】このエピタキシャル成長の際の成膜温度を
低温にすることにより、より良好な不純物プロファイル
が形成されるため、成膜温度を1100℃以下とするこ
とが望ましい。より好ましくは成膜温度を1050℃以
下とする。
【0043】ところで、エピタキシャル成長は一般に高
温で行われることが多いため、その熱処理による第1の
p型半導体ウエル領域3のB(ボロン)の拡散及びn型
半導体領域21のAs(砒素)又はP(リン)の拡散が
起きて、n型半導体領域21がエピタキシャル層4にも
跨るように拡散する。そこで、n型半導体領域21が拡
散した後でも第1のp型半導体ウエル領域3よりも浅い
位置になるように、第1のp型半導体ウエル領域3は深
く形成しておくことが必要である。
【0044】この後は、エピタキシャル層4内にイオン
注入により受光センサ部5や垂直転送レジスタ9などを
構成する半導体領域を形成し、またエピタキシャル層4
の上方にゲート絶縁膜14、転送電極15や遮光膜17
等を順次形成する。ここで、受光センサ部5を構成する
+ 半導体領域(電荷蓄積領域)6及びp + 正電荷蓄積
領域7は、エピタキシャル4層の表面側のn型半導体領
域21に対応する位置に形成する。以後の工程は通常と
同様であるので、説明を省略する。
【0045】このようにして、図1に示したCCD固体
撮像素子1を製造することができる。半導体基板2の表
面にn型半導体領域21を形成し、半導体基板2上にエ
ピタキシャル層4を形成する工程を有することにより、
エピタキシャル層4の厚さに応じた深い位置にn型半導
体領域21を形成することができ、深い位置まで拡がっ
た電荷収集領域13を構成することができる。
【0046】そして、エピタキシャル層4の表面側のn
型半導体領域21に対応する位置に電荷蓄積領域となる
+ 半導体領域6を形成することにより、深い電荷収集
領域13上に電荷蓄積領域を形成することができる。
【0047】尚、エピタキシャル層4の成膜温度をさら
に低温とした場合には、n型半導体領域21が拡散して
も半導体基板2内に留まるようになる。従って、この場
合には、図3に断面図を示すようなCCD固体撮像素子
25が形成される。
【0048】続いて、本発明の他の実施の形態について
説明する。本実施の形態は、半導体基体を半導体基板と
その上に形成されたエピタキシャル層から構成し、この
半導体基体に電荷収集領域を拡げるn型領域を形成した
場合である。図4は、本発明の他の実施の形態のCCD
固体撮像素子の概略構成図(断面図)を示す。このCC
D固体撮像素子31は、半導体基板2上に第1のエピタ
キシャル層32が形成されて成る半導体基体33の内部
にオーバーフローバリア領域となるp型半導体ウエル領
域3が形成されている。尚、このp型半導体ウエル領域
3は、実際には半導体基板2の表面付近に形成されてい
る(図5参照)。
【0049】また、半導体基体33上には第2のエピタ
キシャル層34が形成されている。この第2のエピタキ
シャル層34内には、受光センサ部5を構成するn+
導体領域6及びp+ 正電荷蓄積領域7や、垂直転送レジ
スタ9を構成する埋め込みチャネル領域10及び第2の
p型半導体ウエル領域11が形成されている。
【0050】そして、受光センサ部5のn+ 半導体領域
6の下には、半導体基体33の第1のエピタキシャル層
32とその上の第2のエピタキシャル層34とに跨るよ
うにn型半導体領域21が形成されている。このn型半
導体領域21は、オーバーフローバリアとなるp型半導
体ウエル領域3より上方に形成されている。
【0051】その他の構成は、図1のCCD固体撮像素
子1と同様であるので、同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0052】本実施の形態のCCD固体撮像素子31に
よれば、受光センサ部5の電荷蓄積領域となるn+ 半導
体領域6下に半導体基体33の第1のエピタキシャル層
32とその上の第2のエピタキシャル層34とに跨るよ
うにn型半導体領域21が形成されていることにより、
先の実施の形態のCCD固体撮像素子1と同様に電荷収
集領域13を半導体基体33まで深く拡げることができ
る。従って、従来は捨てていた深い位置で光電変換され
た電荷を、電荷蓄積領域に蓄積することができるため、
感度を向上させることができる。さらに、CCD固体撮
像素子31の画素の縮小化を図ることも可能になる。
【0053】本実施の形態のCCD固体撮像素子31
は、次のようにして製造することができる。まず、図5
Aに示すように、例えばn型のシリコンから成る半導体
基板2を用意する。次に、図5Bに示すように、半導体
基板2の表面付近に、例えばB(ボロン)をイオン注入
することにより、オーバーフローバリア領域となるp型
半導体ウエル領域3を形成する。
【0054】続いて、図5Cに示すように、半導体基板
2上に第1のエピタキシャル層32を成膜する。これに
より、半導体基板2と第1のエピタキシャル層32から
成り、内部にp型半導体ウエル領域3が形成された半導
体基体33が構成される。
【0055】次に、図6Dに示すように、半導体基体3
3の表面付近即ち第1のエピタキシャル層32の表面付
近に、例えばP(リン)をイオン注入することにより、
n型半導体領域21を形成する。
【0056】さらに、図6Eに示すように、半導体基体
33上に第2のエピタキシャル層34を成膜する。この
とき、n型半導体領域21が第2のエピタキシャル層3
4にも跨るように拡散する。但し、第2のエピタキシャ
ル層34の成膜温度を低くした場合には、n型半導体領
域21が拡散しても半導体基体33内に留まる。
【0057】この後は、第2のエピタキシャル層34に
イオン注入により受光センサ部5や垂直転送レジスタ9
などを構成する領域を形成し、また第2のエピタキシャ
ル層34の上方に転送電極15や遮光膜17等を形成す
ることにより、図4に示したCCD固体撮像素子31を
製造することができる。
【0058】続いて、本発明のさらに他の実施の形態に
ついて説明する。本実施の形態も、半導体基体を半導体
基板とその上に形成されたエピタキシャル層から構成
し、この半導体基体に電荷収集領域を拡げるn型領域を
形成した場合であるが、図4のCCD固体撮像素子31
とはオーバーフローバリア領域をエピタキシャル層内に
形成している点で異なっている。
【0059】図7は、本発明のさらに他の実施の形態の
CCD固体撮像素子の概略構成図(断面図)を示す。こ
のCCD固体撮像素子41は、半導体基板2上に第1の
エピタキシャル層42が形成されて成る半導体基体43
の内部にオーバーフローバリア領域となるp型半導体ウ
エル領域3が形成されている。このp型半導体ウエル領
域3は、第1のエピタキシャル層42の内部に形成され
ている。
【0060】また、半導体基体43上には第2のエピタ
キシャル層44が形成されている。この第2のエピタキ
シャル層44内には、受光センサ部5を構成するn+
導体領域6及びp+ 正電荷蓄積領域7や、垂直転送レジ
スタ9を構成する埋め込みチャネル領域10及び第2の
p型半導体ウエル領域11が形成されている。
【0061】そして、受光センサ部5のn+ 半導体領域
6の下には、半導体基体43の第1のエピタキシャル層
42とその上の第2のエピタキシャル層44とに跨るよ
うにn型半導体領域21が形成されている。このn型半
導体領域21は、オーバーフローバリアとなるp型半導
体ウエル領域3より上方に形成されている。
【0062】その他の構成は、図1のCCD固体撮像素
子1と同様であるので、同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0063】本実施の形態のCCD固体撮像素子41に
よれば、受光センサ部5の電荷蓄積領域となるn+ 半導
体領域6下に半導体基体43の第1のエピタキシャル層
42とその上の第2のエピタキシャル層44とに跨るよ
うにn型半導体領域21が形成されていることにより、
先の実施の形態のCCD固体撮像素子1,31と同様に
電荷収集領域13を半導体基体43まで深く拡げること
ができる。従って、従来は捨てていた深い位置で光電変
換された電荷を、電荷蓄積領域に蓄積することができる
ため、感度を向上させることができる。さらに、CCD
固体撮像素子41の画素の縮小化を図ることも可能にな
る。
【0064】本実施の形態のCCD固体撮像素子41
は、次のようにして製造することができる。まず、図8
Aに示すように、例えばn型のシリコンから成る半導体
基板2を用意する。次に、図8Bに示すように、n型の
半導体基板2上に、n型の低濃度の第1のエピタキシャ
ル層42を形成する。これにより、半導体基板2と第1
のエピタキシャル層42から成る半導体基体43が構成
される。
【0065】続いて、図9Cに示すように、第1のエピ
タキシャル層42の内部にオーバーフローバリア領域と
なるp型半導体ウエル領域3を形成し、また半導体基体
43の表面付近即ち第1のエピタキシャル層42の表面
付近にn型半導体領域21を形成する。
【0066】さらに、図9Dに示すように、半導体基体
43上に第2のエピタキシャル層44を成膜する。この
とき、n型半導体領域21が第2のエピタキシャル層4
4にも跨るように拡散する。但し、第2のエピタキシャ
ル層44の成膜温度を低くした場合には、n型半導体領
域21が拡散しても半導体基体43内に留まる。
【0067】この後は、第2のエピタキシャル層44に
イオン注入により受光センサ部5や垂直転送レジスタ9
などを構成する領域を形成し、また第2のエピタキシャ
ル層44の上方に転送電極15や遮光膜17等を形成す
ることにより、図7に示したCCD固体撮像素子41を
製造することができる。
【0068】上述の各実施の形態においては、受光セン
サ部5のフォトダイオード下に深いn型半導体領域21
を形成して電荷収集領域20を拡げることができた。し
かし、その一方で画素が小さくなると、垂直転送方向の
画素間では電位障壁が低下する。その点の改善を図る方
法を次に示す。
【0069】図10は、図1のCCD固体撮像素子1に
チャネルストップ領域を形成した場合を示す断面図であ
る。この図は画素の垂直転送方向の断面を示している。
画素間となる領域に、例えばB(ボロン)をイオン注入
することによりp型不純物領域が形成されて、チャネル
ストップ領域12の下にp型の第2のチャネルストップ
領域22が形成されている。この第2のチャネルストッ
プ領域22は、受光センサ部5の電荷蓄積領域6下に形
成されたn型半導体領域21とほぼ同じ深さ即ち半導体
基板2とエピタキシャル層4に跨る深さに形成されてい
る。
【0070】この第2のチャネルストップ領域22は、
n型半導体領域21と同様に低濃度エピタキシャル層4
の成膜の前に半導体基板2にイオン注入することにより
形成しておくことで容易に形成することが可能である。
【0071】尚、第2のチャネルストップ領域22の深
さは、n型半導体領域21と多少異なっていても構わな
い。例えば図1のCCD固体撮像素子1に対しては、第
2のチャネルストップ領域22を半導体基板2のみに形
成したり、エピタキシャル層4のみに形成したりするこ
とも可能である。
【0072】また、オーバーフローバリア領域3とn型
半導体領域21と第2のチャネルストップ領域22の3
つの領域のイオン注入は、特に順序は限定されず、いず
れもエピタキシャル層4の成膜前に行えばよい。
【0073】本実施の形態によれば、画素間のチャネル
ストップ領域12の下に第2のチャネルストップ領域2
2が形成されていることにより、画素間に充分な高さの
電位障壁を形成して、各画素を確実に分離することがで
きる。従って、隣接する画素への電荷の漏れ込みや電荷
の混合等を抑制することができる。
【0074】また、図3に示したCCD固体撮像素子2
5、図4に示したCCD固体撮像素子31、図7に示し
たCCD固体撮像素子41についても、同様に画素間の
チャネルストップ領域12の下に第2のチャネルストッ
プ領域22を形成して、画素を確実に分離することがで
きる。
【0075】上述の各実施の形態では、受光センサ部5
として、p+ 正電荷蓄積領域7を有するHAD(Hole A
ccumulation Diode )センサを構成したが、その他、例
えばp+ 正電荷蓄積領域7を有しないn+ 半導体領域
6、n- 半導体領域10及び第1のp型半導体ウエル領
域3によるフォトダイオードで構成した場合にも本発明
を適用することができる。
【0076】上述の各実施の形態は、いずれも本発明を
CCD固体撮像素子に適用した場合であったが、本発明
はその他の構成の固体撮像素子にも適用することができ
る。例えばMOS型の固体撮像素子に本発明を適用した
場合には、半導体基体の内部にオーバーフローバリア領
域となる第2導電型の半導体ウエル領域を形成して縦型
オーバーフロードレイン構造を形成し、半導体基体上に
エピタキシャル層を成膜し、さらに半導体基体の受光セ
ンサ部に対応する位置に第1導電型の半導体領域を形成
することにより、同様に電荷収集領域をオーバーフロー
バリア領域付近の深い位置まで拡張することができる。
【0077】本発明は、上述の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他
様々な構成が取り得る。
【0078】
【発明の効果】上述の本発明によれば、第1導電型半導
体領域によって電荷収集領域をオーバーフローバリア領
域付近まで拡げることが可能になる。これにより、深い
電荷収集領域を利用して光電変換した電荷を受光センサ
部に蓄積することができるため、従来は捨てていた電荷
を集めることができ、感度を向上することができる。
【0079】また、エピタキシャル層が厚くなるほど第
1導電型半導体領域が深く形成されて電荷収集領域が拡
がるため、より波長の長い光に対して感度を有するよう
になる。即ち長波長側の光の感度向上と可視光の感度の
向上を図ることが可能になる。
【0080】さらに、受光センサ部の第1導電型半導体
領域を深く形成しなくても、電荷収集領域を深くするこ
とができるため、画素サイズが小さくなった場合にオー
バーフローバリアの位置が表面側に移動することが抑制
される。従って、本発明により、固体撮像素子の感度の
向上と画素の縮小化を共に実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のCCD固体撮像素子の
概略構成図(断面図)である。
【図2】A〜C 図1のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図3】図1のCCD固体撮像素子を変形した形態の概
略構成図(断面図)である。
【図4】本発明の他の実施の形態のCCD固体撮像素子
の概略構成図(断面図)である。
【図5】A〜C 図4のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図6】D、E 図4のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態のCCD固体撮
像素子の概略構成図(断面図)である。
【図8】A、B 図7のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図9】C、D 図7のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図10】図1のCCD固体撮像素子に第2のチャネル
ストップ領域を形成した場合を示す断面図である。
【図11】従来のCCD固体撮像素子の概略構成図(断
面図)である。
【符号の説明】
1,25,31,41 CCD固体撮像素子、2 半導
体基板、3 第1のp型半導体ウエル領域、4 エピタ
キシャル層、5 受光センサ部、6 n+ 半導体領域、
7 p+ 正電荷蓄積領域、8 読み出しゲート部、9
垂直転送レジスタ、10 埋め込みチャネル領域、11
第2のp型半導体ウエル領域、12 チャネルストッ
プ領域、13 電荷収集領域、14 ゲート絶縁膜、1
5 転送電極、17 遮光膜、20 n- 半導体領域、
21 n型半導体領域、22 第2のチャネルストップ
領域、32,42 第1のエピタキシャル層、33,4
3半導体基体、34,44 第2のエピタキシャル層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体の内部にオーバーフローバリ
    ア領域が形成され、 上記半導体基体上にエピタキシャル層が形成され、 上記オーバーフローバリア領域より上方に、電荷収集領
    域を拡げるための第1導電型半導体領域が、少なくとも
    上記半導体基体内を含んで形成され、 上記エピタキシャル層の上記第1導電型半導体領域に対
    応する位置に、受光センサ部の電荷蓄積領域が形成され
    て成ることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 上記半導体基体は、半導体基板及び該半
    導体基板上のエピタキシャル層から成ることを特徴とす
    る請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 半導体基体の内部にオーバーフローバリ
    ア領域を形成し、該半導体基体の表面に第1導電型半導
    体領域を形成する工程と、 上記半導体基体上にエピタキシャル層を形成する工程
    と、 上記エピタキシャル層の表面側の上記第1導電型半導体
    領域に対応する位置に第1導電型の電荷蓄積領域を形成
    する工程とを有することを特徴とする固体撮像素子の製
    造方法。
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