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JP2001281892A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001281892A
JP2001281892A JP2000089445A JP2000089445A JP2001281892A JP 2001281892 A JP2001281892 A JP 2001281892A JP 2000089445 A JP2000089445 A JP 2000089445A JP 2000089445 A JP2000089445 A JP 2000089445A JP 2001281892 A JP2001281892 A JP 2001281892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
image
forming apparatus
surface layer
photosensitive member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000089445A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000089445A priority Critical patent/JP2001281892A/ja
Publication of JP2001281892A publication Critical patent/JP2001281892A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質を目的とする画像形成装置
においても、画質低下、感度劣化の少ない感光体を用い
た画像安定性に優れた画像形成方法及び装置を提供する
こと。 【解決手段】 電子写真感光体に少なくとも帯
電、露光、現像、転写、クリーニングの各プロセスを繰
り返して画像を形成し、かつ前記電子写真感光体表面層
の摩耗量が感光体10万回転あたり、0.6〜3.0μ
mである画像形成装置であって、前記電子写真感光体の
表面層中に環状エーテル系化合物が1000〜1000
0ppm含有されていることを特徴とする画像形成装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
レーザービームプリンター及び普通紙FAX等の、電子
写真応用分野に広く用いることができる画像形成装置に
関し、詳しくは高画質かつ長期間使用しても画質の劣化
しない画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体用の光導電性素材
として、Se、CdS、ZnO等の無機材料が用いられ
てきたが、感度、熱安定性、毒性等の問題を持つことか
ら、近年では有機光導電性材料を用いた電子写真感光体
の開発が盛んに行なわれており、多くの複写機およびプ
リンターにおいては、有機光導電性材料を用いた電子写
真感光体が搭載されるに到っている。
【0003】さらに近年は、コスト面、カートリッジの
長寿命化といった動きからきわめて高い耐久性を要求さ
れている。電子写真感光体の耐久性を決める因子には、
大きく分けて静電的なものと機械的なものが挙げられる
が、機械的特性向上に対しては特に耐摩耗性の向上とい
う観点から広く研究がなされている。一般に有機感光体
は導電性支持体上に必要に応じて接着層を介して、電荷
発生層及び電荷輸送層を積層して構成されるが、それら
を構成する主たる材料が全て有機化合物であるためセレ
ンやアモルファスシリコン等の無機感光体に比べ膜強度
が弱い。その結果経時での使用において、現像部や残留
トナーを除去するためのクリーニング等の工程において
摩耗が発生し、長期にわたる使用に問題を有していた。
【0004】このような問題に対して、感光体の最表面
層となる電荷輸送層の結着樹脂として、電子写真特性、
機械的強度等の観点からポリカーボネート樹脂が好まれ
て使用され、さらにポリカーボネート樹脂に対して、フ
ェニレン環間の炭素にフッ素を有する置換基の導入(特
開昭63−65444号公報)、フェニレン環へのアル
キル基、ハロゲン原子の置換(特開昭62−14826
3号公報)、あるいは両フェニレン環にフェニル基を、
またはシクロヘキシル基を置換したモノマーの共重合体
(特開平1−269942号公報、特開平1−2699
43号公報)、シロキサン共重合体(特開平6−191
50号公報)、フッ素樹脂粉体の添加(特開昭63−6
5451号公報)等が提案され、さらにクリーニング工
程の改良等でかなりの長寿命化を達成している。
【0005】しかしながら反面、摩耗の少ない状態で
は、表面層の有機化合物はオゾン等の放電活性種により
酸化され吸湿性となり易い上、紙粉等の異物が付着した
ときには特に感光層の表面抵抗が低下し画像が滲んだ
り、ひどい場合は、画像が流れる現象が生ずることがあ
った。
【0006】逆にこれを解決するために、クリーニング
ブレードの圧接力を強くして有機感光体表面の摩耗速度
を大きくし前述の付着物を除くということも考えられる
が、摩耗速度が大きくなると長期間使用による感光体の
特性劣化が大きくなり、その結果できあがりの画像の劣
化を引き起こす。
【0007】一方、コンピュータの出力機器としてレー
ザービームプリンターやLEDプリンターが広く普及し
それにしたがって高画質化の要求も高まってきている。
高画質化の方法としては、種々考えられるが中でもトナ
ーの小粒径化や露光密度を上げることが盛んに行なわれ
ている。
【0008】しかしながら、特に露光スポット径を小さ
くして露光密度を上げた場合は、感光体の表面が劣化し
た際に画像ニジミ等の不良が生じ易く、画像形成方法に
対応した感光体が得られていないのが現状である。ま
た、感光体の高耐久化に対応して摩耗を低減した場合に
おいても、感光体表面が劣化または付着物がつきやす
く、画像ニジミ等の不良が生じ易く、画像形成方法に対
応した感光体が得られていないのが現状である。
【0009】特開平5−119488号公報には、感光
層にキノキザリン化合物を添加することで画像ボケを低
減することが記載されているが、効果は小さく満足でき
るものではない。
【0010】特開平6−332216号公報等には、表
面層にフッ素樹脂粉体を添加することが示されている
が、コスト面で不利であり、かつフッ素樹脂粉体の分散
等生産技術的にも課題が多い。
【0011】特開平8−286407号公報には、スポ
ット径80μm以下でデジタル露光する画像形成装置に
おいて、表面層に特定粒径と特定の抵抗を有する無機微
粒子を含有することで画像ボケを抑制しているが、無機
微粒子添加による初期からの画像のあれ(解像度が未添
加のときより劣る)は避けがたく問題である。
【0012】特開平8−272197号公報には、露光
スポット面積と感光層の厚さの積が20000μm3
下である画像形成装置が開示されているが、高画質を追
求するのみで耐久性については問題がある。
【0013】特開平10−254291号公報には表面
層が樹脂を含有し、かつ表面層の摩耗量が感光体10万
回転あたり0.1〜1.0μmである画像形成方法によ
り画像ボケ、流れを防止する技術が開示されているが、
注入帯電という特定の帯電時のみで効果を持つものであ
り、一般的ではない。
【0014】特開平11−95461号公報には特定の
ヒンダードアミン/ヒンダードフェノール化合物を感光
層に添加することで画像ボケを低減する技術が開示され
ているが、空回し試験2000回程度の耐久性を評価し
ているのみであり、耐久性について満足できるものでは
ない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点を解決することにある。したがって、本発
明の目的は、高画質を目的とする画像形成装置において
も、画質低下、感度劣化の少ない感光体を用いた画像安
定性に優れた画像形成方法及び装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の、
(1)「電子写真感光体に少なくとも帯電、露光、現
像、転写、クリーニングの各プロセスを繰り返して画像
を形成し、かつ前記電子写真感光体表面層の摩耗量が感
光体10万回転あたり、0.6〜3.0μmである画像
形成装置であって、前記電子写真感光体の表面層中に環
状エーテル系化合物が1000〜10000ppm含有
されていることを特徴とする画像形成装置」、(2)
「前記電子写真感光体表面層の摩耗量が感光体10万回
転あたり、0.6〜2.0μmであることを特徴とする
前記第(1)項に記載の画像形成装置」、(3)「電子
写真感光体に少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリ
ーニングの各プロセスを繰り返して画像を形成し、かつ
前記露光手段がスポット径80μm以下のデジタル像露
光である画像形成装置であって、前記電子写真感光体の
表面層中に環状エーテル系化合物が1000〜1000
0ppm含有されていることを特徴とする画像形成装
置」、(4)「前記露光手段がスポット径60μm以下
のデジタル像露光手段であることを特徴とする前記第
(3)項記載の画像形成装置」、(5)「前記露光手段
がスポット径40μm以下のデジタル像露光手段である
ことを特徴とする前記第(3)項記載の画像形成装
置」、(6)「前記環状エーテル系化合物がテトラヒド
ロフラン、ジオキソランであることを特徴とする前記第
(1)項乃至前記第(5)項の何れか1に記載の画像形
成装置」、(7)「前記電子写真感光体の表面層を形成
するバインダーとしてポリカーボネート構造単位を有す
る樹脂を用いていることを特徴とする前記第(1)項乃
至前記第(6)項の何れか1に記載の画像形成装置」、
(8)「前記電子写真感光体の表面層に電荷輸送物質が
含有され、前記電荷輸送物質が下記一般式(I)に示す
化合物であることを特徴とする前記第(1)項乃至前記
第(7)項の何れか1に記載の画像形成装置。
【0017】
【化2】 (式中、Ar1、Ar2は置換又は無置換のアリール基、
置換又は無置換の複素環基を表わし、R5、R6、R7
水素原子、置換又は無置換のアルキル基、置換又は無置
換のアルコキシ基、置換又は無置換アリール基、置換又
は無置換の複素環基を表わすが、R6、R7は互いに結合
して環を形成してもよい。Ar5は置換又は無置換のア
リーレン基を表わし、pは0又は1を表わす。)」、
(9)「前記電子写真感光体の表面層に酸化防止剤とし
てヒンダードフェノール化合物、有機燐化合物、有機イ
オウ化合物の何れか1種類以上含有することを特徴とす
る前記第(1)項乃至前記第(8)項の何れか1に記載
の画像形成装置」により達成される。
【0018】また上記課題は、本発明の、(10)「少
なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニングの各プ
ロセスの10万回の繰返しあたり、表面層の摩耗量が
0.6〜3.0μmであり、前記表面層中に環状エーテ
ル系化合物が1000〜10000ppm含有されてい
ることを特徴とする電子写真感光体」、(11)「前記
表面層の摩耗量が感光体10万回の繰返しあたり、0.
6〜2.0μmであることを特徴とする前記第(10)
項に記載の電子写真感光体」、(12)「少なくとも帯
電、露光、現像、転写、クリーニングの各プロセスの繰
返しにより画像形成される際に使用され、かつ前記露光
手段がスポット径80μm以下のデジタル像露光手段で
ある電子写真感光体であって、前記の表面層中に環状エ
ーテル系化合物が1000〜10000ppm含有され
ていることを特徴とする電子写真感光体」、(13)
「前記露光手段がスポット径60μm以下のデジタル像
露光であることを特徴とする前記第(12)項記載の電
子写真感光体」、(14)「前記露光手段がスポット径
40μm以下のデジタル像露光であることを特徴とする
前記第(12)項記載の電子写真感光体」、(15)
「前記環状エーテル系化合物がテトラヒドロフラン、ジ
オキソランであることを特徴とする前記第(10)項乃
至前記第(14)項の何れか1に記載の電子写真感光
体」、(16)「前記電子写真感光体の表面層を形成す
るバインダーとしてポリカーボネート構造単位を有する
樹脂を用いていることを特徴とする前記第(10)項乃
至前記第(15)項の何れか1に記載の電子写真感光
体」、(17)「前記電子写真感光体の表面層に電荷輸
送物質が含有され、前記電荷輸送物質が下記一般式
(I)に示す化合物であることを特徴とする前記第(1
0)項乃至前記第(16)項の何れか1に記載の電子写
真感光体。
【0019】
【化3】 (式中、Ar1、Ar2は置換又は無置換のアリール基、
置換又は無置換の複素環基を表わし、R5、R6、R7
水素原子、置換又は無置換のアルキル基、置換又は無置
換のアルコキシ基、置換又は無置換アリール基、置換又
は無置換の複素環基を表わすが、R6、R7は互いに結合
して環を形成してもよい。Ar5は置換又は無置換のア
リーレン基を表わし、pは0又は1を表わす。)」、
(18)「前記表面層に酸化防止剤としてヒンダードフ
ェノール化合物、有機燐化合物、有機イオウ化合物の何
れか1種類以上含有することを特徴とする前記第(1
0)項乃至前記第(17)項の何れか1に記載の電子写
真感光体」により達成される。
【0020】更に上記課題は、本発明の、(19)「少
なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニングの各プ
ロセスを繰り返して画像を形成し、かつ前記電子写真感
光体表面層の摩耗量が感光体10万回転あたり、0.6
〜3.0μmである画像形成方法であって、前記電子写
真感光体が前記第(10)項乃至(18)項のいずれか
1に記載の画像形成方法」、(20)「電子写真感光体
に少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニングの
各プロセスを繰り返して画像を形成し、かつ前記露光手
段がスポット径80μm以下のデジタル像露光である画
像形成方法であって、前記電子写真感光体が前記第(1
0)項乃至(18)項のいずれか1に記載の画像形成方
法」により達成される。
【0021】すなわち、本発明は、電子写真感光体に少
なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニングの各プ
ロセスを繰り返して画像を形成し、かつ前記電子写真感
光体表面層の摩耗量が感光体10万回転あたり、0.6
〜3.0μmである画像形成技術であって、前記電子写
真感光体の表面層中に環状エーテル系化合物が1000
〜10000ppm含有されていることを特徴とする画
像形成技術に関するものである。さらに本発明は、電子
写真感光体に少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリ
ーニングの各プロセスを繰り返して画像を形成し、かつ
前記露光手段がスポット径80μm以下のデジタル像露
光である画像形成技術であって、前記電子写真感光体の
表面層中に環状エーテル系化合物が1000〜1000
0ppm含有されていることを特徴とする画像形成技術
に関するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成技術、画
像形成装置及び画像形成方法を図面をもって説明する
が、これは代表例であり本発明をこれに限定するもので
はない。図1は、画像形成装置の説明図であって、
(1)はその外周に静電潜像を担持できる電子写真感光
体(感光体ドラムまたは感光体ベルト)、(2)は上記
感光体(1)の外周に対向して配置した上記感光体
(1)の外周を帯電せしめるための帯電装置、(3)は
同じく像露光(4)によって感光体(1)上に形成され
た静電潜像を現像してトナー像とするための現像装置、
(5)は同じく感光体(1)上のトナー像を転写材
(6)上に静電的に一括転写するための転写ローラ等の
転写装置、(8)は感光体(1)上に残存しているトナ
ーを除去するためのクリーニング装置を示す。
【0023】本発明における帯電装置はワイヤに高電圧
を印加することにより生じるコロナ放電を利用して電子
写真感光体を帯電するコロナ帯電装置、及び電子写真感
光体に接触配置されたローラー、ブレード及びブラシ等
に電圧を印加することにより電子写真感光体を帯電する
接触帯電装置等いずれのものでもよく、特に制限されな
い。
【0024】本発明に用いられる露光方法は、光をドッ
ト状に照射することによって感光体上に静電潜像を形成
するものである。その光源は特に制限されるものではな
いが、より小さなスポット面積をより容易に得ることが
できるという点でレーザー光及びLED光であることが
好ましい。
【0025】図2に光の強度分布、スポット径の関係を
示す。光スポットは一般的には図2に示すように主走査
スポット径(ab)と副走査スポット径(cd)を有す
る楕円形の形状を有しており、スポット径とは、露光の
強度分布を示したときに最大強度の13.5%になる露
光強度の幅を示す。なお、本発明におけるスポット径は
主走査方向の大きさとする。
【0026】このデジタル露光のスポット径は本発明に
あるように80μm以下にすることが望ましく、スポッ
ト径が80μmよりも大きい場合には静電潜像の露光密
度が低いため画像ボケ、トナーチリ等の画像不良を生じ
にくいが、反面画像が荒く高画質化することが難しくな
る。特にプリンターでは露光密度の差が画像に顕著に現
れる。逆に、スポット径が80μm以下の場合、高画質
化できる反面、感光体表面状態の影響を受け易く表面抵
抗が低下したとき等に画像ボケ等の画像不良が発生し易
い。露光スポット径については高画質化の動きにあわせ
て今後、より小さくなる方向にあり、この場合高画質化
に反するように画像ボケ等の画像不良がより発生しやす
くなる。
【0027】本発明に示される露光スポット径はレンズ
の絞り等をかえることで調整した。また、本発明におけ
る現像装置も特に制限されないが、用いられるトナーの
粒径は重量平均粒径で2〜10μmであることが好まし
い。
【0028】本発明における転写装置及びクリーニング
装置も特に制限されるものではないが、転写装置に用い
られる転写部材(12)としては、帯電部材(1)と同
じ構成のものが使用できる。転写装置として用いる転写
部材(12)には、400V〜2000Vの直流電圧を
印加するのが好ましい。
【0029】電子写真装置として、上述の電子写真感光
体や現像装置などの構成要素のうち、複数のものを装置
ユニットとして一体に結合して構成し、このユニットを
装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、
図3に示すように、少なくとも電子写真感光体(1)、
帯電装置(2)及び現像装置(3)及びクリーニング装
置(8)を容器(10)に納めて電子写真装置ユニット
とし、着脱自在の構成にしてもよい。なお、図3では、
(13)は定着手段である。本発明の摩耗量は、クリー
ニング時のブレード圧または感光体表面層の処方を変更
することで変化させた。
【0030】以下、本発明の電子写真感光体を図面に沿
って説明する。図4は、本発明の電子写真感光体の構成
例を示す断面図であり、導電性支持体(14)上に少な
くとも電荷発生層(15)と表面層である電荷輸送層
(16)を積層した構成をとっている。
【0031】図5は本発明の別の構成例を示す断面図で
あり、導電性支持体(14)と電荷発生層(15)の間
に中間層(17)が設けられている。
【0032】導電性支持体(14)としては、体積抵抗
1010Ω・cm以下の導電性を示すもの、例えば、アル
ミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、
白金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属
酸化物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム
状もしくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、
あるいは、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケ
ル、ステンレスなどの板およびそれらを、押し出し、引
き抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研磨な
どの表面処理した管などを使用することができる。ま
た、特開昭52−36016号公報に開示されたエンド
レスニッケルベルト、エンドレスステンレスベルトも導
電性支持体(14)として用いることができる。
【0033】この他、上記支持体上に導電性粉体を適当
な結着樹脂に分散して塗工したものも、本発明の導電性
支持体(14)として用いることができる。この導電性
粉体としては、カーボンブラック、アセチレンブラッ
ク、また、アルミニウム、ニッケル、鉄、ニクロム、
銅、亜鉛、銀などの金属粉、あるいは導電性酸化チタ
ン、導電性酸化スズ、ITOなどの金属酸化物粉などが
挙げられる。また、同時に用いられる結着樹脂には、ポ
リスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン
酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリアリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリ
カーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース
樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、
ポリビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、
アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミ
ン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹
脂などの熱可塑性、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂が
挙げられる。このような導電性層は、これらの導電性粉
体と結着樹脂を適当な溶剤、例えば、テトラヒドロフラ
ン、ジクロロメタン、2−ブタノン、トルエンなどに分
散して塗布することにより設けることができる。
【0034】さらに、適当な円筒基体上にポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリエチレン、塩化ゴム、テフロン
(登録商標)などの素材に前記導電性粉体を含有させた
熱収縮チューブによって導電性層を設けてなるものも、
本発明の導電性支持体(14)として良好に用いること
ができる。
【0035】電荷発生層(15)は、少なくとも電荷発
生物質が結着樹脂中に分散されて形成されている。した
がって、電荷発生層(15)はこれら成分を適当な溶剤
中にボールミル、アトライター、サンドミル、超音波な
どを用いて分散し、これを導電性支持体(14)あるい
は中間層(17)上に塗布し、乾燥することにより形成
される。
【0036】電荷発生層(15)に用いられる電荷発生
物質としては、チタニルフタロシアニン、バナジルフタ
ロシアニン、銅フタロシアニン、ヒドロキシガリウムフ
タロシアニン、無金属フタロシアニン等のフタロシアニ
ン系顔料、モノアゾ顔料、ビスアゾ顔料、非対称ジスア
ゾ顔料、トリスアゾ顔料、テトラアゾ顔料等のアゾ顔
料、ピロロピロール顔料、アントラキノン顔料、ペリレ
ン顔料、多環キノン顔料、インジゴ顔料、スクエアリウ
ム顔料、Se合金、その他公知の材料を用いることがで
きる。
【0037】電荷発生層(15)に用いられる結着樹脂
としては、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、
ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アク
リル樹脂、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、
ポリスチレン、ポリ−ビニルカルバゾール、ポリアクリ
ルアミド、ポリビニルブチラール、ポリビニルベンザー
ル、ポリエステル、フェノキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリビ
ニルピリジン、セルロース系樹脂、カゼイン、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン等を用いることが
できる。
【0038】結着樹脂の量は、電荷発生物質100重量
部に対し10〜500重量部、好ましくは25〜300
重量部が適当である。また、電荷発生層の膜厚は0.0
1〜5μm、好ましくは0.1〜2μmである。
【0039】ここで用いられる溶剤としては、イソプロ
パノール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルセル
ソルブ、酢酸エチル、酢酸メチル、ジクロロメタン、ジ
クロロエタン、モノクロロベンゼン、シクロヘキサン、
トルエン、キシレン、リグロイン等が挙げられる。
【0040】塗布液の塗工法としては、浸漬塗工法、ス
プレーコート、ビードコート、ノズルコート、スピナー
コート、リングコート等の方法を用いることができる。
【0041】電荷輸送層(16)は、電荷輸送物質およ
び結着樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを電
荷発生層上に塗布、乾燥することにより形成できる。ま
た、必要により可塑剤、レベリング剤、酸化防止剤等を
添加することもできる。
【0042】電荷輸送物質には、正孔輸送物質と電子輸
送物質とがある。電子輸送物質としては、例えばクロル
アニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラ
シアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フ
ルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フル
オレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、
2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−
トリニトロ−4H−インデノ[1,2−b]チオフェン
−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェ
ン−5,5−ジオキサイド、ベンゾキノン誘導体等の電
子受容性物質が挙げられる。
【0043】正孔輸送物質としては、ポリ−N−ビニル
カルバゾールおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリ
ルエチルグルタメートおよびその誘導体、ピレン−ホル
ムアルデヒド縮合物、およびその誘導体、ポリビニルピ
レン、ポリビニルフェナントレン、ポリシラン、オキサ
ゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール
誘導体、モノアリールアミン誘導体、ジアリールアミン
誘導体、トリアリールアミン誘導体、スチルベン誘導
体、α−フェニルスチルベン誘導体、ベンジジン誘導
体、ジアリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導
体、9−スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導
体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒドラゾン誘導体、イン
デン誘導体、ブタジエン誘導体、ピレン誘導体、ビスス
チルベン誘導体、エナミン誘導体、その他ポリマー化さ
れた正孔輸送物質等公知の材料が挙げられる。
【0044】電荷輸送物質としては、以上示したものが
使用できるが、好ましくは本発明請求項に示すように前
記一般式(I)に示すトリフェニルアミン化合物を用い
ることがよい。この理由はこの化合物が移動度が大きく
高感度であり、また光により化合物自体が劣化すること
が少ないこと等が挙げられる。
【0045】一般式(I)に分類される化合物の具体例
を以下に示すが、本発明はこれら化合物に限定されるも
のではない。
【0046】
【化4】 (式中、Ar1、Ar2は置換又は無置換のアリール基、
置換又は無置換の複素環基を表わし、R5、R6、R7
水素原子、置換又は無置換のアルキル基、置換又は無置
換のアルコキシ基、置換又は無置換アリール基、置換又
は無置換の複素環基を表わすが、R6、R7は互いに結合
して環を形成してもよい。Ar5は置換又は無置換のア
リーレン基を表わし、pは0又は1を表わす。)
【0047】p=0の具体例を以下に示す。
【0048】
【表1−1】
【0049】
【表1−2】
【0050】
【表1−3】
【0051】
【表1−4】
【0052】
【表1−5】
【0053】
【表1−6】
【0054】
【表1−7】
【0055】p=1の具体例を以下に示す。
【0056】
【表1−8】
【0057】電荷輸送層に用いられる結着樹脂として
は、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリアリレート、フェノキシ樹脂、ポ
リカーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロー
ス樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾー
ル、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッ
ド樹脂、特開平5−158250号公報、特開平6−5
1544号公報記載の各種ポリカーボネート共重合体等
の熱可塑性または熱硬化性樹脂が挙げられる。
【0058】この中でも本発明で示されるようにポリカ
ーボネート構造単位を有する樹脂を用いることが好まし
い。ポリカーボネート構造単位を有する樹脂は感光体表
面の膜強度が高くなり、繰り返し使用時の摩耗がきわめ
て小さくすることができる。また透明性も優れており光
の劣化もほとんどない。ポリカーボネート構造単位とし
ては下記一般式(II)、(III)で表わされるものが一
般的であり好適に用いられる。
【0059】
【化5】
【0060】
【化6】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5は水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ
基、又はアリール基であり、R1、R2、R3、R4、R5
それぞれ同じでも異なっていてもよく、置換基を有して
いてもよい。また、h、i、j、kは、1〜4の整数で
ある。また、h、i、j、kが2以上の場合はそれぞれ
の中で同じでもよく、異なっていてもよい。R4、R5
同時に水素原子であることはない。)
【0061】
【表2−1】
【0062】
【表2−2】
【0063】電荷輸送物質の量は結着樹脂100重量部
に対し、20〜300重量部、好ましくは40〜150
重量部が適当である。また、電荷輸送層の膜厚は5〜5
0μm程度とすることが好ましい。
【0064】ここで用いられる溶剤としては、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン、ジオキソラン、4−
メチルジオキソラン、フルフラール、ジメチルフラン、
ジメチルジオキサン、2−メチルテトラヒドロフラン、
トルエン、モノクロロベンゼン、ジクロロエタン、ジク
ロロメタン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、
アセトンなどが用いられるが、先に示されるように表面
層中に環状エーテル系化合物が含有される必要があり、
溶剤として環状エーテル系化合物を用いてもまた添加剤
的に環状エーテル系化合物を用いてもよい。環状エーテ
ル系化合物のなかでも特にテトラヒドロフラン、ジオキ
ソランを用いることが好ましい。
【0065】表面層中における環状エーテル系化合物の
含有量は、熱分解ガスクロマトグラフを用い、電子写真
感光体より剥離した表面層サンプルを所定の方法により
測定することで求めた。測定条件は以下のとおりであ
る。 ・装置 島津GC15Aガスクロマトグラフ 島津C−R4Aクロマトパック 日本分析工業JHP−3S ・熱分解温度 180℃ f358℃×12sec ・カラム 化学品検査協会 G−100 L=40mm I.D=1.2mm Film=2μm ・カラム温度 50℃〜270℃ ・Inj.温度 270℃ ・キャリアガス流量 He 25ml/min
【0066】環状エーテル系化合物を含有することで画
像ボケ等異常画像に対して効果がある理由は明らかでは
ないが、環状エーテル系化合物が酸化防止剤的な効果を
持ち、画像ボケを発生させると考えられる酸化性物質の
付着防止および分解の効果を持つこと、塩素系溶剤のよ
うに保存経時で表面層中での含有量が著しく変化すると
いったことがなく、経時で安定した効果を持続できるこ
と等が挙げられる。
【0067】本発明においては電荷輸送層(16)中に
レベリング剤、酸化防止剤を添加してもよい。レベリン
グ剤としては、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェ
ニルシリコーンオイルなどのシリコーンオイル類や、側
鎖にパーフルオロアルキル基を有するポリマーあるいは
オリゴマーが使用でき、その使用量は結着樹脂100重
量部に対して0〜1重量部が適当である。酸化防止剤と
しては、ヒンダードフェノール系化合物、硫黄系化合
物、燐系化合物、ヒンダードアミン系化合物、ピリジン
誘導体、ピペリジン誘導体、モルホリン誘導体等の酸化
防止剤を使用できるが好ましくは本発明にあるようにヒ
ンダードフェノール系化合物及び、硫黄系化合物または
燐系化合物が好ましい。本発明に用いることができる酸
化防止剤の代表例を以下に示す。
【0068】(イ)ヒンダードフェノール系化合物(t
はtertの略である);ビタミンE(トコフェロー
ル)、6−t−ブチル−3−メチルフェニール誘導体、
2,6−ジ−t−ブチル−P−クレゾール、2,6−ジ
−t−ブチル−フェノール、2,6−ジ−t−ブチル−
α−ジメチルアミノ−P−クレゾール、2,6−ジ−t
−ブチル−P−エチルフェノール、2,2’−メチレン
ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、
4,4’−ブチリデンビス(6−t−ブチル−m−クレ
ゾール)、4,4’−チオビス(6−t−ブチル−m−
クレゾール)、4,4−ジヒドロキシジフェニルシクロ
ヘキサン、ブチル化ヒドロキシアニソール、アルキル化
ビスフェノール、スチレン化フェノール、2,6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−
ブチル−4−エチルフェノール、n−オクタデシル−3
−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフ
ェニル)プロピネート、2,2’−メチレンビス(4−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオ
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニール)、4,
4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフ
ェノール)、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t
−ブチルフェノール)、ステアリル−β(3,5−ジ−
4−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、1,1,3−トリス(2−メチル−4ヒドロキシ−
5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5トリメチ
ル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4
ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス[メチレン
−3(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]メタン等。
【0069】(ロ)燐系化合物;アルキル化アリルホス
ファイト、トリス(モノ及び/又はジノニルフェニル)
ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライルビ
ス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ホ
スファイト、ジフェニルイソデシルホスファイト、トリ
ス(ノニルフェニル)ホスファイト亜リン酸ソーダ、ト
リス(ノニルフェニル)ホスファイト、2,2−メチレ
ンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)オクチルホ
スファイト、トリス(2,6−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ホスファイト、トリフェニルホスファイト等。
【0070】(ハ)イオウ系化合物
【0071】
【化7】
【0072】
【化8】
【0073】
【化9】
【0074】
【化10】
【0075】
【化11】
【0076】
【化12】
【0077】
【化13】
【0078】
【化14】
【0079】
【化15】
【0080】
【化16】
【0081】その使用量は結着樹脂100重量部に対し
て0〜5重量部程度が適当である。
【0082】また、中間層(17)にはモアレ防止、残
留電位の低減等のために酸化チタン、酸化アルミニウ
ム、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化錫、酸化インジウ
ム等の金属酸化物の微粉末顔料を加えてもよい。
【0083】さらに本発明の中間層(17)として、シ
ランカップリング剤、チタンカップリング剤、クロムカ
ップリング剤、チタニルキレート化合物、ジルコニウム
キレート化合物、チタニルアルコキシド化合物、有機チ
タニル化合物も用いることができる。
【0084】これらの中間層(17)は前述の感光層の
ごとく適当な溶媒、分散、塗工法を用いて形成すること
ができる。
【0085】このほか、本発明の中間層(17)には、
Al23を陽極酸化にて設けたものや、ポリパラキシリ
レン等の有機物やSiO2、SnO2、TiO2、IT
O、CeO2等の無機物を真空薄膜形成法にて設けたも
のも良好に使用できる。中間層(17)の膜厚は0〜1
0μmが適当である。
【0086】
【実施例】次に、本発明を実施例をあげて説明する。 <実施例1>まず、酸化チタン(CI−EL:石原産業
製)70重量部、アルキッド樹脂(ベッコライトM64
01−50−S(固形分50%):大日本インキ化学工
業製)15重量部、メラミン樹脂(スーパーベッカミン
L−121−60(固形分60%):大日本インキ化学
工業製)10重量部、メチルエチルケトン100重量部
からなる混合物をボールミルで72時間分散し、中間層
用塗工液を作成した。これを直径φ30mm、長さ34
0mmのアルミニウムドラム上に塗布し、130℃で2
0分間乾燥して、膜厚4.5μmの中間層を作成した。
【0087】次に、下記構造式(IV)に示すトリスアゾ
顔料6.0重量部を、ポリビニルブチラール(エスレッ
ク BM−1:積水化学製)2.4重量部をシクロヘキ
サノン150重量部に溶解した樹脂液に添加し、ボール
ミルにて72時間分散を行なった。分散終了後、シクロ
ヘキサノン210重量部を加え3時間分散を行ない、電
荷発生層用塗工液を作成した。これを前記中間層上に塗
布し、130℃10分間乾燥して膜厚0.20μmの電
荷発生層を作成した。
【0088】
【化17】
【0089】次に、下記構造式(V)で示される電荷輸
送物質6.5重量部、ポリカーボネート(Zタイプ:粘
度平均分子量5万)10重量部、シリコーンオイル(K
F−50:信越化学工業社製)0.002重量部をテト
ラヒドロフラン100重量部に溶解し、電荷輸送層用塗
工液を作成した。これを前記電荷発生層上に塗布し、1
30℃20分間乾燥して膜厚25μmの電荷輸送層を形
成し、実施例1の電子写真感光体を得た。なお、実施例
1の表面層である電荷輸送層中に含有されるテトラヒド
ロフランの含有量は5000ppmであった。
【0090】
【化18】
【0091】以上のようにして得られた電子写真感光体
を、クリーニングブレード圧接力を12N/mとしたデ
ジタル複写機であるイマジオMF2200((株)リコ
ー製)を用い、連続コピー3万枚による摩耗量の評価
と、画像ボケ及びその他異常画像について評価を行なっ
た。摩耗量の測定は、渦電流式膜厚測定機EDDY−5
60C(フィッシャースコープ社製)を用い、耐久性評
価前後において同一箇所の膜厚を測定することで、摩耗
量を求めた。実施例1においては感光体表面の摩耗量は
感光体10万回転あたり1.4μmであった。
【0092】異常画像については連続コピー3万枚時に
おける初期及び3万枚終了時における異常画像の有無に
ついて評価した。画像ボケについては初期及び3万枚ラ
ンニング後、NO2:5ppmの環境下で1000枚ラ
ンニングを行ない、評価を行なった。画像ボケについて
は5段階評価とし、ランク5:画像ボケ無し、ランク
4:5本/mmの細線判読不可、ランク3:4本/mm
の細線判読不可、ランク2:3本/mmの細線判読不
可、ランク1:2本/mmの細線判読不可とした。
【0093】<実施例2>実施例1において、クリーニ
ングブレード圧接力を10N/mとした以外は、実施例
1と同様にして実施例2の評価を行なった。このときの
感光体表面の摩耗量は感光体10万回転あたり0.7μ
mであった。
【0094】<比較例1>実施例1において、クリーニ
ングブレード圧接力を8N/mとした以外は、実施例1
と同様にして比較例1の評価を行なった。このときの感
光体表面の摩耗量は感光体10万回転あたり0.4μm
であった。
【0095】<実施例3>実施例1において、クリーニ
ングブレード圧接力は15N/mとした以外は、実施例
1と同様にして実施例3の評価を行なった。このときの
感光体表面の摩耗量は感光体10万回転あたり2.0μ
mであった。
【0096】<実施例4>実施例1において、クリーニ
ングブレード圧接力は18N/mとした以外は、実施例
1と同様にして実施例4の評価を行なった。このときの
感光体表面の摩耗量は感光体10万回転あたり2.8μ
mであった。
【0097】<比較例2>実施例1において、クリーニ
ングブレード圧接力は25N/mとした以外は、実施例
1と同様にして比較例2の評価を行なった。このときの
感光体表面の摩耗量は感光体10万回転あたり4.0μ
mであった。
【0098】<比較例3>実施例1において電荷輸送層
の乾燥条件を、140℃20分間とした以外は、実施例
1と同様にして比較例3の電子写真感光体の評価を行な
った。なお、表面層である電荷輸送層中に含有されるテ
トラヒドロフランの含有量は500ppmであった。
【0099】<実施例5>実施例1において電荷輸送層
の乾燥条件を、135℃20分間とした以外は、実施例
1と同様にして実施例5の電子写真感光体の評価を行な
った。なお、表面層である電荷輸送層中に含有されるテ
トラヒドロフランの含有量は2000ppmであった。
【0100】<実施例6>実施例1において電荷輸送層
の乾燥条件を、125℃20分間とした以外は、実施例
1と同様にして実施例6の電子写真感光体の評価を行な
った。なお、表面層である電荷輸送層中に含有されるテ
トラヒドロフランの含有量は8000ppmであった。
【0101】<比較例4>実施例1において電荷輸送層
の乾燥条件を、125℃15分間とした以外は、実施例
1と同様にして比較例4の電子写真感光体の評価を行な
った。なお、表面層である電荷輸送層中に含有されるテ
トラヒドロフランの含有量は12000ppmであっ
た。
【0102】<実施例7〜12、比較例5〜8>実施例
1〜6及び比較例1〜4の評価に用いた感光体の電荷輸
送層塗工溶媒をテトラヒドロフランからジオキソランに
変更した以外は、実施例1〜6及び比較例1〜4と同様
にして感光体を作成して、実施例7〜12、比較例5〜
8の評価を行なった。但し、摩耗量およびジオキソラン
の含有量はテトラヒドロフラン使用時と同じになるよう
に、乾燥条件、クリーニングブレード圧接力を調整し
た。
【0103】<比較例9>実施例1の評価に用いた感光
体の電荷輸送層塗工溶媒をテトラヒドロフランからジク
ロロメタンに変更した以外は、実施例1と同様にして感
光体を作成して、比較例9の評価を行なった。但し、摩
耗量およびジクロロメタンの含有量はテトラヒドロフラ
ン使用時と同じになるように、乾燥条件、クリーニング
ブレード圧接力を調整した。
【0104】<比較例10>実施例1の評価に用いた感
光体の電荷輸送層塗工溶媒をテトラヒドロフランからジ
クロロエタンに変更した以外は、実施例1と同様にして
感光体を作成して、比較例10の評価を行なった。但
し、摩耗量およびジクロロエタンの含有量はテトラヒド
ロフラン使用時と同じになるように、乾燥条件、クリー
ニングブレード圧接力を調整した。
【0105】<実施例13>実施例1における電荷輸送
層塗工液中に2,6−ジ−t−ブチル−P−クレゾール
を0.07重量部添加した以外は実施例1と同様にして
実施例13の感光体を作成、評価した。
【0106】<実施例14>実施例1における電荷輸送
層塗工液中にトリス(2,6−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ホスファイトを0.10重量部添加した以外は実施
例1と同様にして実施例14の感光体を作成、評価し
た。
【0107】<実施例15>実施例1における電荷輸送
層塗工液中に例示化合物No.(ハ−7)の有機イオウ
化合物を0.10重量部添加した以外は実施例1と同様
にして実施例15の感光体を作成、評価した。
【0108】評価結果を表3に示す。
【0109】
【表3】
【0110】<実施例16〜21、比較例11〜14>
実施例1〜6及び比較例1〜4の評価に用いた感光体の
電荷輸送層ポリカーボネートをZタイプのものからCタ
イプ(粘度平均分子量5万)のものに変更した以外は、
実施例1〜6及び比較例1〜4と同様にして感光体を作
成して、実施例16〜21、比較例11〜14の評価を
行なった。但し、摩耗量およびテトラヒドロフランの含
有量は実施例1〜6及び比較例1〜4と同じになるよう
に、乾燥条件、クリーニングブレード圧接力を調整し
た。
【0111】評価結果を表4に示す。
【0112】
【表4】
【0113】<実施例22>実施例1と同様にしてまず
電子写真感光体を作成した。この感光体を光学系にレン
ズを挿入する等して露光スポット系を55μmとしたデ
ジタル複写機であるIMAGIO MF2200
((株)リコー製)に装着し、連続コピー3万枚によ
る、画像ボケ及びその他異常画像について評価を行なっ
た。異常画像については連続コピー3万枚時における初
期及び3万枚終了時における異常画像の有無について評
価した。画像ボケについては初期及び3万枚ランニング
後、NO2:5ppmの環境下で1000枚ランニング
を行ない、評価を行なった。画像ボケについては5段階
評価とし、ランク5:画像ボケ無し、ランク4:5本/
mmの細線判読不可、ランク3:4本/mmの細線判読
不可、ランク2:3本/mmの細線判読不可、ランク
1:2本/mmの細線判読不可とした。
【0114】<実施例23〜26>実施例1と同様にし
てまず電子写真感光体を作成した。この感光体を光学系
にレンズを挿入する等して露光スポット系をそれぞれ3
5μm、45μm、65μm、75μmとしたデジタル
複写機であるIMAGIO MF2200((株)リコ
ー製)に装着し、画像ボケ及びその他異常画像について
実施例22と同様の評価を行なった。
【0115】<比較例15>実施例22において露光ス
ポット径を90μmとした以外は実施例22と同様にし
て比較例15の評価を行なった。
【0116】<実施例27>実施例5と同様にしてまず
電子写真感光体を作成した。(テトラヒドロフラン含有
量2000ppm)この電子写真感光体を露光スポット
系を55μmとしたデジタル複写機であるIMAGIO
MF2200((株)リコー製)に装着し、実施例1
8と同様にして、実施例27の評価を行なった。
【0117】<実施例28>実施例6と同様にしてまず
電子写真感光体を作成した。(テトラヒドロフラン含有
量8000ppm)この電子写真感光体を露光スポット
系を55μmとしたデジタル複写機であるIMAGIO
MF2200((株)リコー製)に装着し、実施例1
8と同様にして、実施例28の評価を行なった。
【0118】<比較例16>比較例3と同様にしてまず
電子写真感光体を作成した。(テトラヒドロフラン含有
量500ppm)この電子写真感光体を露光スポット系
を55μmとしたデジタル複写機であるIMAGIO
MF2200((株)リコー製)に装着し、実施例18
と同様にして、比較例16の評価を行なった。
【0119】<比較例17>比較例4と同様にしてまず
電子写真感光体を作成した。(テトラヒドロフラン含有
量12000ppm)この電子写真感光体を露光スポッ
ト系を55μmとしたデジタル複写機であるIMAGI
O MF2200((株)リコー製)に装着し、実施例
18と同様にして、比較例17の評価を行なった。
【0120】<実施例29>実施例22における電荷輸
送層塗工液中に2,6−ジ−t−ブチル−P−クレゾー
ルを0.07重量部添加した以外は実施例22と同様に
して実施例29の感光体を作成、評価した。
【0121】<実施例30>実施例22における電荷輸
送層塗工液中にトリス(2,6−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ホスファイトを0.10重量部添加した以外は実施
例22と同様にして実施例30の感光体を作成、評価し
た。
【0122】<実施例31>実施例22における電荷輸
送層塗工液中に例示化合物No.(ハ−7)の有機イオ
ウ化合物を0.10重量部添加した以外は実施例22と
同様にして実施例31の感光体を作成、評価した。
【0123】実施例22〜31及び比較例15〜17の
評価結果を表5に示す。
【0124】
【表5】
【0125】<実施例32〜38、比較例18〜20>
実施例22〜28及び比較例15〜17の評価に用いた
感光体の電荷輸送層塗工溶媒をテトラヒドロフランから
ジオキソランに変更した以外は、実施例22〜28及び
比較例15〜17と同様にして感光体を作成して、実施
例32〜38、比較例18〜20の評価を行なった。但
し、ジオキソランの含有量はテトラヒドロフラン使用時
と同じになるように、乾燥条件を調整した。
【0126】<比較例21>実施例22の評価に用いた
感光体の電荷輸送層塗工溶媒をテトラヒドロフランから
ジクロロメタンに変更した以外は、実施例22と同様に
して感光体を作成して、比較例21の評価を行なった。
但し、ジクロロメタンの含有量はテトラヒドロフラン使
用時と同じになるように、乾燥条件を調整した。
【0127】<比較例22>実施例22の評価に用いた
感光体の電荷輸送層塗工溶媒をテトラヒドロフランから
ジクロロエタンに変更した以外は、実施例22と同様に
して感光体を作成して、比較例22の評価を行なった。
但し、ジクロロエタンの含有量はテトラヒドロフラン使
用時と同じになるように、乾燥条件を調整した。
【0128】<実施例39〜45、比較例23〜25>
実施例22〜28及び比較例15〜17の評価に用いた
感光体の電荷輸送層ポリカーボネートをZタイプのもの
からCタイプ(粘度平均分子量5万)のものに変更した
以外は、実施例22〜28及び比較例15〜17と同様
にして感光体を作成して、実施例39〜45、比較例2
3〜25の評価を行なった。但し、テトラヒドロフラン
の含有量は実施例22〜28及び比較例15〜17と同
じになるように、乾燥条件を調整した。
【0129】評価結果を表6に示す。
【0130】
【表6】
【0131】
【発明の効果】以上詳細且つ具体的な説明から明らかな
ように、本発明により、高画質、高耐久を目的とする画
像形成装置(露光スポット径が小さい、感光体の摩耗が
少ない)においても、画質低下の少ない画像安定性に優
れた画像形成方法及び装置を提供できるというきわめて
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の説明図である。
【図2】光の強度分布、スポット径の関係を示す図であ
る。
【図3】本発明の電子写真装置の1例を示す図である。
【図4】本発明の電子写真感光体の構成例を示す断面図
である。
【図5】本発明の電子写真感光体の別の構成例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 電子写真感光体 2 帯電装置 3 現像装置 4 像露光 5 転写装置 6 転写材 8 クリーニング装置 10 容器 13 定着手段 14 導電性支持体 15 電荷発生層 16 電荷輸送層 17 中間層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体に少なくとも帯電、露
    光、現像、転写、クリーニングの各プロセスを繰り返し
    て画像を形成し、かつ前記電子写真感光体表面層の摩耗
    量が感光体10万回転あたり、0.6〜3.0μmであ
    る画像形成装置であって、前記電子写真感光体の表面層
    中に環状エーテル系化合物が1000〜10000pp
    m含有されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記電子写真感光体表面層の摩耗量が感
    光体10万回転あたり、0.6〜2.0μmであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 電子写真感光体に少なくとも帯電、露
    光、現像、転写、クリーニングの各プロセスを繰り返し
    て画像を形成し、かつ前記露光手段がスポット径80μ
    m以下のデジタル像露光である画像形成装置であって、
    前記電子写真感光体の表面層中に環状エーテル系化合物
    が1000〜10000ppm含有されていることを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記露光手段がスポット径60μm以下
    のデジタル像露光手段であることを特徴とする請求項3
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記露光手段がスポット径40μm以下
    のデジタル像露光手段であることを特徴とする請求項3
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記環状エーテル系化合物がテトラヒド
    ロフラン、ジオキソランであることを特徴とする請求項
    1乃至5の何れか1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記電子写真感光体の表面層を形成する
    バインダーとしてポリカーボネート構造単位を有する樹
    脂を用いていることを特徴とする請求項1乃至6の何れ
    か1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記電子写真感光体の表面層に電荷輸送
    物質が含有され、前記電荷輸送物質が下記一般式(I)
    に示す化合物であることを特徴とする請求項1乃至7の
    何れか1に記載の画像形成装置。 【化1】 (式中、Ar1、Ar2は置換又は無置換のアリール基、
    置換又は無置換の複素環基を表わし、R5、R6、R7
    水素原子、置換又は無置換のアルキル基、置換又は無置
    換のアルコキシ基、置換又は無置換アリール基、置換又
    は無置換の複素環基を表わすが、R6、R7は互いに結合
    して環を形成してもよい。Ar5は置換又は無置換のア
    リーレン基を表わし、pは0又は1を表わす。)
  9. 【請求項9】 前記電子写真感光体の表面層に酸化防止
    剤としてヒンダードフェノール化合物、有機燐化合物、
    有機イオウ化合物の何れか1種類以上含有することを特
    徴とする請求項1乃至8の何れか1に記載の画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7267914B2 (en) 2001-12-06 2007-09-11 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoconductor, process cartridge, image forming apparatus and image forming method
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