JP2014010158A - 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014010158A JP2014010158A JP2012144212A JP2012144212A JP2014010158A JP 2014010158 A JP2014010158 A JP 2014010158A JP 2012144212 A JP2012144212 A JP 2012144212A JP 2012144212 A JP2012144212 A JP 2012144212A JP 2014010158 A JP2014010158 A JP 2014010158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- inorganic fine
- fine particles
- photosensitive member
- charge transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】表面被覆率50%以上300%以下でフェニルトリメトキシシランにより表面被覆された無機微粒子を含有することを特徴とする電子写真感光体により、上記の課題を解決する。
【選択図】なし
Description
次いで、形成された静電潜像に対して現像手段から現像剤を供給し、感光体の表面に現像剤の成分であるトナーと呼ばれる着色された粒子を付着させて静電潜像を現像し、トナー画像として顕像化する。
その後、形成されたトナー画像を、転写手段により感光体の表面から記録紙などの転写材上に転写し、さらに定着手段により定着させて、画像情報の画像を形成する。
このような感光体表面の残留トナーおよび付着紙粉などの異物は、形成される画像の品質に悪影響を及ぼすので、クリーニング装置によって除去される。
しかし、無機系感光体は多くの欠点を有することから、感光体に用いられる光導電性材料の開発が進み、従来から用いられている無機系光導電性材料に代えて、有機系光導電性材料、すなわち有機光導電体(Organic Photoconductor:OPC)が多用されるようになっている。
また、有機系感光体は、感光層を浸漬塗布法に代表される容易かつ安価な方法で形成することが可能であるという利点も有する。
有機系感光体の性能は、電荷発生機能と電荷輸送機能とを別々の物質にそれぞれ分担させた機能分離型感光体の開発によって著しく改善されている。
機能分離型感光体は、結着剤である結着樹脂(「バインダ樹脂」ともいう)中に電荷発生機能を担う電荷発生物質が分散された電荷発生層と結着樹脂中に電荷輸送機能を担う電荷輸送物質が分散された電荷輸送層とが積層された積層型感光層を備えた積層型感光体と、結着樹脂中に電荷発生物質と電荷輸送物質とが分散された単層型の感光層を備えた単層型感光体とに大別される。
また、高画質化が進む中で、トナーは不定形のものから、乳化重合法や懸濁重合法などで製造される球形トナーが用いられる傾向にある。
その原因としては、特に、高速複写機では熱が奪われ易く、定着オフセットが重大な問題点に挙げられ、これを解決するためにトナーのガラス転移点(Tg)を下げる傾向があり、それに伴いトナーの感光体ドラムへの融着(フィルミング)が早期に発生し易くなると考えられる。
すなわち、電荷輸送層材料にポリテトラフルオロエチレン粒子と疎水性シリカを添加することによりポリテトラフルオロエチレン粒子凝集物を形成することを特徴とする安定な電荷輸送層材料分散物を提供できること、およびそれを用いて製造された電荷輸送層が低い摩耗速度を有することが報告されている(特許文献1)。
電子写真感光体に添加される無機微粒子は、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂などの結着樹脂に分散させた後に、感光体の表面層や保護層として成膜される。
また、フッ素樹脂粒子の添加量が多いと、バインダ樹脂との密着性が低いために、クリーニングブレードの当接圧を高くした場合に、表面層からフッ素樹脂粒子が脱落して塗布膜欠陥となるという問題もある。
この対策として電子写真感光体の表面層に添加する無機粒子の表面を、表面処理剤により疎水化する方法が提案されている(特許文献4)が、この場合疎水化度、疎水化度分布値および数平均一次粒径により表面処理した無機粒子を規定している。
この状態は 疎水化度では適切にその範囲を規定することができない
5〜20重量%含有されている、前記の電子写真感光体が提供される。
また、無機微粒子が0.25〜1.0μmの平均粒径を有することにより、上記の優れた効果がさらに発揮される。
本発明による感光体は、その最表面層に特定の無機微粒子を含有することを特徴とする。
好ましくは、無機微粒子はシリカ粒子、酸化チタン粒子またはアルミナ粒子である。
なかでも、最も安価であり、酸およびアルカリによる腐食に強く化学的に安定であり、さらに低誘電率であること等を考慮すれば、シリカを主成分とする無機微粒子を採用することが望ましい。
また、シランカップリング剤としては、フェニルトリメトキシシランが用いられる。
具体的には、ダイナシラン(登録商標)9165(エボニック社製)、KBM−103(信越シリコーン社製)およびZ−6124(東レダウコーニング社製)等を用いることができる。
ここで表面被覆率とは、シランカップリング剤が無機微粒子の表面を覆っている面積の比率を表わすが、その算出方法は後述する。
なお、表面被覆率が100%ではなく50%でも十分である理由は明らかではないが、表面被覆率が50%であっても本発明の嵩高いフェニル基の立体的な障害および該基の疎水性により、電気特性に影響を与える水分子がシリカ表面に2次元的に水の膜を形成できなくなるためと推定している。
粒子成分の平均一次粒径(「平均粒径」ともいう)は、最表面層の光透過性および耐摩耗性の観点から0.25〜0.5μmがさらに好ましい。
また、本発明による電子写真感光体は、前記無機微粒子が、バインダ樹脂に対して
5〜20重量%含有されていることを特徴とする。
図1は、本発明の感光体の要部の構成を示す模式断面図であり、この感光体1は、導電性支持体11上に、電荷発生物質を含有する電荷発生層12と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層13と、表面保護層16とがこの順で積層された積層型感光体である。
電荷発生層12と電荷輸送層13とを合わせて感光層(積層型感光層)14という。
電荷発生層12と電荷輸送層13とは、導電性支持体11に対して逆順に積層されていてもよいが、図1の積層順が好ましい。
導電性支持体は、感光体の電極としての役割を果たすとともに、他の各層の支持部材としても機能する。
導電性支持体の構成材料は、当該分野で用いられる材料であれば特に限定されない。
導電性支持体の表面には、必要に応じて、画質に影響のない範囲内で、陽極酸化皮膜処理、薬品、熱水などによる表面処理、着色処理、表面を粗面化するなどの乱反射処理が施されていてもよい。
電荷発生層は、光を吸収することにより電荷を発生する電荷発生能を有する電荷発生物質を主成分とし、結着樹脂および必要に応じて公知の添加剤を含有する。ここで、主成分とは、その成分がその主たる機能を発現できる量を含有することを意味する。
具体的には、モノアゾ系顔料、ビスアゾ系顔料およびトリスアゾ系顔料などのアゾ系顔料、インジゴおよびチオインジゴなどのインジゴ系顔料、ペリレンイミドおよびペリレン酸無水物などのペリレン系顔料、アントラキノンおよびピレンキノンなどの多環キノン系顔料、金属フタロシアニンおよび無金属フタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、スクアリリウム色素、ピリリウム塩類およびチオピリリウム塩類、トリフェニルメタン系色素などの有機光導電性材料、ならびにセレンおよび非晶質シリコンなどの無機光導電性材料などが挙げられる。これらの電荷発生物質は1種を単独でまたは2種以上を組合せて使用することができる。
で示されるオキソチタニウムフタロシアニン化合物は、高い電荷発生効率と高い電荷注入効率とを有する電荷発生物質であり、光を吸収することにより多量の電荷を発生すると共に、発生した電荷をその内部に蓄積することなく、電荷輸送層に含有される電荷輸送物質に効率よく注入し、感光層表面に円滑に輸送することができるので、特に好ましい。
比率W1/W2が10/100未満では、感光体の感度が低下することがある。
また、比率W1/W2が99/100を超えると、電荷発生層の膜強度が低下するだけでなく、電荷発生物質の分散性が低下して粗大粒子が増大することがある。そのため、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷が減少し、画像欠陥、特に白地にトナーが付着し微小な黒点が形成される黒ぽちと呼ばれる画像のかぶりが多くなることがある。
本発明において用いられる電荷発生物質は、他の増感染料と併用してもよい。
増感染料は、電荷発生物質100重量部に対して、好ましくは10重量部以下、より好ましくは0.5〜2.0重量部の割合で用いられる。
レベリング剤および可塑剤は、成膜性、可撓性または表面平滑性を向上させる。
レベリング剤としては、例えば、シリコーンオイルのようなシリコーン系レベリング剤、フッ素樹脂系レベリング剤などが挙げられる。
乾式法としては、例えば、電荷発生材料を導電性支持体の表面に真空蒸着する方法が挙げられる。
湿式法としては、例えば、電荷発生物質、結着樹脂および公知の添加剤を適当な有機溶剤に溶解または分散して電荷発生層用塗布液を調製し、この塗布液を導電性支持体上または後述する中間層を設ける場合には中間層上に塗布し、次いで乾燥して有機溶剤を除去する方法が挙げられる。
粉砕処理は、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライタ、振動ミル、超音波分散機などの一般的な粉砕機を用いて行うことができる。
これらの塗布方法の中でも、浸漬塗布法は、塗布液を満たした塗工槽に基体を浸漬した後、一定速度または逐次変化する速度で引上げることによって基体の表面上に層を形成する方法であり、比較的簡単で、生産性および原価の点で優れている。したがって、浸漬塗布法は、感光体を製造する場合に多く利用されている。なお、浸漬塗布法に用いる装置には、塗布液の分散性を安定させるために、超音波発生装置に代表される塗布液分散装置を設けてもよい。
電荷発生層の膜厚が0.05μm未満では、光吸収の効率が低下し、感光体の感度が低下するおそれがある。一方、電荷発生層の膜厚が5μmを超えると、電荷発生層内部での電荷移動が感光層表面の電荷を消去する過程の律速段階となり感光体の感度が低下するおそれがある。
本発明による電荷輸送層は、フェニルトリメトキシシランにより表面被覆された表面被覆率50%以上300%以下を有する無機微粒子を含有できる。
しかしながら、電荷輸送層13に表面保護層16が形成され、当該表面保護層が、無機微粒子を含む場合には、電荷輸送層13は無機微粒子を含むこともできるし、含まなくてもよい。
電荷輸送物質としては、当該技術分野で用いられるホール輸送物質および電子輸送物質を用いることができる。
これらの電荷輸送物質は、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
ポリカーボネート以外の樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などのビニル重合体樹脂およびこれらを構成する繰り返し単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂、ならびにポリエステル樹脂、ポリエステルカーボネート樹脂、ポリスルホン樹脂、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリアミド樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、フェノール樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂およびこれらの樹脂を部分的に架橋した熱硬化性樹脂が挙げられる。これらの樹脂は、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
比率W3/W4が200/100を超えると、膜強度が著しく低下し、画像欠陥が生じることがある。
また、比率W3/W4が30/100未満では、塗布液の粘度が増大して塗布速度が低下し、生産性が著しく悪くなるおそれがある。
例えば、酸化防止剤の含有量は、電荷輸送物質100重量部当たり0.1〜50重量部であるのが好ましい。
酸化防止剤の含有量が0.1重量部未満では、塗布液の安定性の向上および感光体の耐久性の向上に充分な効果を得ることができないことがある。一方、酸化防止剤の含有量が50重量部を超えると、感光体特性に悪影響を及ぼすことがある。
有機溶剤としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびモノクロルベンゼンなどの芳香族炭化水素、ジクロロメタンおよびジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素、テトラヒドロフラン、ジオキサンおよびジメトキシメチルエーテルなどのエーテル類、ならびにN,N−ジメチルホルムアミドなどの非プロトン性極性溶媒などが挙げられる。これらの溶剤は、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの溶媒は、1種が単独で使用されてもよく、また2種以上が混合されて使用されてもよい。また前記の溶媒に、必要に応じてアルコール類、アセトニトリルまたはメチルエチルケトンなどの溶媒をさらに加えて使用することもできる。これらの溶剤の中でも、地球環境に対する配慮から、非ハロゲン系有機溶剤が好適に用いられる。
本発明の無機微粒子の詳細については前述のとおりである。
無機微粒子は、少なくとも有機溶剤と共に、アトライター、サンドミル、振動ミル、超音波などの公知の方法を用いて分散処理することができが、強い衝撃を与えると無機微粒子の表面を覆うシランカップリング剤が遊離し、不純物として電荷のトラップとなって電気特性に悪影響を及ぼすことになるため、衝撃の緩い分散方法が好ましい。
無機微粒子成分の重量が最表面層の1重量%未満であると、耐摩耗性が充分に得られず、感光体の寿命が短くなるおそれがある。一方、無機微粒子成分の重量が最表面層の10重量%を超えると、露光時に照射される光が感光層で散乱され易くなり、解像度が低下するおそれがある。
電荷輸送層は特に限定されないが、好ましくは5〜40μmであり、より好ましくは10〜30μmである。
電荷輸送層の膜厚が5μm未満では、帯電保持能が低下することがある。一方、電荷輸送層の膜厚が40μmを超えると、感光体1の解像度が低下することがある。
表面保護層16は、感光体の耐久性を向上させる機能を有し、無機微粒子およびバインダ樹脂を含むが、さらに電荷輸送物質を含有させるか、あるいは電荷輸送能をもつバインダ樹脂を用いることができる。
電荷輸送物質は、積層型感光層に含まれるものと同様の電荷輸送物質の1種または2種以上を使用できる。
表面保護層16は、例えば、適当な有機溶剤に電荷輸送物質およびバインダ樹脂のモノマー成分を溶解または分散させて表面保護層形成用塗布液を調製し、この表面保護層形成用塗布液を積層型感光層7の表面に塗布し、熱硬化、光硬化等によって形成できる。ここで用いられる有機溶剤としては、感光層2の形成に用いられる有機溶剤と同様のものを使用できる。
バインダ樹脂に対する本発明の無機微粒子の使用量が5重量%未満であると、無機微粒子による耐摩耗性がきわめて小さいことがある。
熱硬化性樹脂の場合には、熱硬化の条件は140℃〜160℃が好ましい。
140℃より低温であると熱硬化が不十分となりやすく、160℃より高温であると電荷輸送物質の劣化を引き起こすからである。
表面保護層16の膜厚は特に制限されないが、0.5〜10μmが好ましく、1〜5μmが特に好ましい。表面保護層5の膜厚が0.5μm未満では、感光体表面の耐擦過性が劣り、耐久性が不十分になるおそれがあり、逆に10μmを超えると、感光体の解像度が低下するおそれがある。
図2は、本発明の感光体の要部の構成を示す模式断面図であり、この感光体2は、導電性基体11上に、中間層15と、電荷発生物質を含有する電荷発生層12と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層13とがこの順で積層された感光層(積層型感光層)14とがこの順で積層されてなり、中間層以外は図1と同様である。
中間層は、導電性支持体から感光層への電荷の注入を防止する機能を有する。すなわち、感光層の帯電性の低下が抑制され、露光によって消去されるべき部分以外の表面電荷の減少が抑えられ、かぶりなどの画像欠陥の発生が防止される。特に、反転現像プロセスによる画像形成の際に、白地部分にトナーからなる微小な黒点が形成される黒ポチと呼ばれる画像かぶりが発生するのが防止される。
また、導電性支持体の表面を被覆する下引き層は、導電性支持体の表面の欠陥である凹凸の度合を軽減して表面を均一化し、感光層の成膜性を高め、導電性支持体と感光層との密着性(接着性)を向上させることができる。
中間層は、例えば、樹脂材料を適当な溶剤に溶解させて中間層用塗布液を調製し、この塗布液を導電性支持体の表面に塗布し、乾燥により有機溶剤を除去することによって形成できる。
その他の工程およびその条件は、電荷発生層の形成に準ずる。
金属酸化物粒子は、下引き層の体積抵抗値を容易に調節でき、積層型感光層への電荷の注入をさらに抑制できると共に、各種環境下において感光体の電気特性を維持できる。
金属酸化物粒子としては、例えば、酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化スズなどが挙げられ、その平均粒子径は0.02〜0.5μmの範囲であることが好ましい。
また、樹脂材料の含有量をG、金属酸化物粒子の含有量をHとするとき、両者の重量比率(G/H)は、1/99〜90/10が好ましく、5/95〜70/30が特に好ましい。
下引き層の膜厚が0.01μm未満では、下引き層として実質的に機能しなくなり、導電性支持体の欠陥を被覆して均一な表面性を得ることができず、導電性支持体からの感光層への電荷の注入を防止することができなくなるおそれがあり、中間層の膜厚が20μmを超えると、均一な中間層を形成し難く、また感光体の感度も低下するおそれがある。
なお、導電性支持体の構成材料がアルミニウムの場合には、アルマイトを含む層(アルマイト層)を形成し、中間層とすることができる。
図3は、本発明の感光体の要部の構成を示す模式断面図であり、この感光体3は、導電性支持体11上に、電荷発生層12と電荷輸送層13と、表面保護層16とがこの順で積層されてなり、感光層は図1と同様である。図4はさらに中間層15を設けた感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
表面保護層として最表面層だけに本発明の無機微粒子を含有させることにより無機微粒子による電気特性、画像特性への影響を避けつつ、耐摩耗性を向上させることができる。
本発明の画像形成装置は、本発明の感光体と、感光体を帯電させる帯電手段と、帯電された感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、露光によって形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、現像によって形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、転写されたトナー像を記録媒材上に定着して画像を形成する定着手段を少なくとも備えたことを特徴とする
図5は、本発明の画像形成装置の要部の構成を示す模式側面図である。
画像形成装置であるレーザプリンタ30は、感光体1、半導体レーザ31、回転多面鏡32、結像レンズ34、ミラー35、帯電手段であるコロナ帯電器36、現像手段である現像器37、転写紙カセット38、給紙ローラ39、レジストローラ40、転写手段である転写帯電器41、分離帯電器42、搬送ベルト43、定着器44、排紙トレイ45およびクリーニング手段であるクリーナ46を含んで構成される。なお、半導体レーザ31、回転多面鏡32、結像レンズ34およびミラー35は、露光手段49を構成する。
また、コロナ帯電器36は、レーザビーム33の結像点よりも感光体1の回転方向上流側に設けられ、感光体1の表面を均一に帯電させる。したがって、レーザビーム33が、均一に帯電された感光体1表面を露光することになり、レーザビーム33によって露光された部位の帯電量と露光されなかった部位の帯電量とに差異が生じて前記の静電潜像が形成される。
実施例および比較例では次の各成分を使用した。以下の説明ではこれらの各成分を商品名で記載する。
商品名:SO−E1、アドマテックス社製 平均粒径250nm
商品名:SO−E3、アドマテックス社製 平均粒径1μm
商品名:TS−610、キャボット社製 平均粒径17nm
商品名:KBM103、信越シリコーン社製 フェニルトリメトキシシラン
商品名:KBM22、信越シリコーン社製 ジエチルジメトキシシラン
〔酸化チタン〕
商品名:CR−EL、石原産業社製、平均粒径 250nm
商品名:TTO−MI−1、石原産業株式会社製
Al2O3およびZrO2で表面処理された樹枝状ルチル型酸化チタン(チタン成分85%)、
商品名:AA−03、住友化学社製 平均粒径 300nm
アルコール可溶性ナイロン樹脂
商品名:アミランCM8000、東レ株式会社製
商品名:エスレック(S-LEC)BM−2、積水化学工業株式会社製
ポリカーボネート樹脂
商品名:Z−400、三菱瓦斯化学株式会社製
商品名:Z−800、三菱瓦斯化学株式会社製
商品名:イルガノックス(Irganox)1010、BASF社製
例えば、無機微粒子を処理容器に収容し、攪拌しながらシランカップリング剤を噴霧して反応させる。この反応により、無機微粒子の表面に表面処理層が形成される。
トリアルコキシシラン構造を有するシランカップリング剤1分子の3つの酸素原子が全て無機微粒子の表面に結合した場合に、各酸素原子と該無機微粒子表面とのそれぞれの結合点間距離を平均5.476×10-10mとすると、シランカップリング剤1分子の該無機微粒子表面の被覆面積は下図のように13×10-20m2となる。
表面被覆率=シランカップリング剤の添加量(g)×最小被覆面積(m2/g)/(無機微粒子の比表面積(m2/g)×無機微粒子の重量(g))
で計算できる。
具体的には、本発明に使用するフェニルトリメトキシシランであれば分子量198.3なので、最小被覆面積は、6.02×1023×13×10-20/198.3(m2/g)となる。
なお、実際の表面被覆率は、濾過とともに添加したシランカップリング剤の一部が除去されるため、回収された濾液量と、仕込んだシランカップリング剤の濃度からフィラー表面に処理されたシランカップリング剤量を確認することもできる。
製造例1
無機微粒子S−1の製造
10wt%含水エタノール溶液100重量部に、無機微粒子としてシリカ微粒子(SO−E1、アドマテックス社製:粒径300nm)10重量部を添加し、φ3mmのZrO2ビーズ200重量部を添加してボールミルにて3時間攪拌し、スラリーを作った。次に、シランカップリング剤としてフェニルトリメトキシシラン(MBM103、信越シリコーン社製:分子量198.29)1重量部を添加し、10分間、常温で攪拌、濾過し、表面処理されたフィラーを取り出した、得られた粉をシャーレに展開し、120℃30分乾燥した。さらに、得られた粉をIPA中に攪拌し、濾過後に上記と同条件で乾燥して被覆率100%の無機粒子S−1 20gを得た。
無機微粒子S−2の製造
製造例1においてフェニルトリメトキシシラン0.5重量部を添加した以外は、製造例1と同様にして実施し、被覆率50%の無機粒子S−2 22gを得た。
無機微粒子S−3の製造
製造例1においてフェニルトリメトキシシラン3重量部を添加した以外は、製造例1と同様にして実施し、被覆率300%の無機粒子S−3 25gを得た。
無機微粒子S−4の製造
シリカ微粒子としてSO−E1の代わりに比表面積は3.6m2/gを有するSO−E3(アドマテックス社製 粒径1000nm)10重量部を用い、フェニルトリメトキシシラン(MBM103 信越シリコーン社製)0.2重量部添加した以外は、製造例1と同様にして実施し、被覆率100%の無機微粒子S−4 22gを得た。
無機微粒子T−1の製造
20wt%含水エタノール100重量部を用い、無機微粒子として比表面積6.8m2/gを有する酸化チタン微粒子(CR−EL、石原産業社製:粒径250nm)10重量部を用い、フェニルトリメトキシシラン(MBM103 信越シリコーン社製)0.4重量部添加した以外は、製造例1と同様にして、無機微粒子T−1 30gを得た。
無機微粒子A−1の製造
40wt%含水エタノール100重量部を用い、無機微粒子として、比表面積3.9m2/g(中央値)を有するアルミナ微粒子(AA−04、住友化学社製:粒径400nm)10重量を用い、フェニルトリメトキシシラン(MBM103 信越シリコーン社製)0.2重量部添加した以外は、製造例1と同様にして、無機微粒子A−1 25gを得た。
無機微粒子S−5の製造
フェニルトリメトキシシラン4重量部を用い、乾燥条件を150℃で1時間とした以外は製造例1と同様にして、被覆率400%の無機微粒子S−524gを得た。
無機微粒子S−6の製造
シランカップリング剤としてジメチルジメトキシシラン(KBM22、信越シリコーン社製:分子量120.22)0.6重量部を添加したこと以外は製造例1と同様にして、被覆率100%の無機微粒子S−6 21gを得た。
酸化チタン(TTO−MI−1)60g、アルコール可溶性ナイロン樹脂(CM−8000)60gおよびメタノール1200gを1,3−ジオキソラン800gに加え、ペイントシェイカにて10時間分散処理して中間層用塗布液を調製した。
得られた中間層用塗布液を、浸漬塗布法により、直径30mm、長さ340mmのアルミニウム製円筒状支持体上に塗布し、自然乾燥して膜厚0.9μmの中間層を形成した。
得られた電荷発生層用塗布液を、浸漬塗布法により、先に設けた中間層上に塗布し、自然乾燥して膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子S−2とすること以外は実施例1と同様にして、実施例2の感光体を得た。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子S−3とすること以外は実施例1と同様にして、実施例3の感光体を得た。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子S−4とすること以外は実施例1と同様にして、実施例4の感光体を得た。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子T−1とすること以外は実施例1と同様にして、実施例5の感光体を得た。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子A−1とすること以外は実施例1と同様にして、実施例6の感光体を得た。
実施例1の電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1を添加しなかった以外は実施例1と同様にして、電荷輸送層の塗布を行った。次に、この上に、実施例1の無機微粒子S−1を含有する電荷輸送層用塗布液をスプレー塗布により塗布し5μmの表面保護層を形成し実施例7の感光体を得た。
実施例1の感光体の作製において中間層を設けなかった以外は、実施例1と同様にして実施例8の感光体を作製した。評価結果は帯電性がやや下がるものの実使用上問題となるレベルではなかった。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1の量を7gとした以外は実施例1と同様にして、実施例9の感光体を得た。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1の量を28gとした以外は実施例1と同様にして、実施例10の感光体を得た。
実施例1の電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1を添加しなかった以外は実施例1と同様にして、電荷輸送層の塗布を行い比較例1の感光体を得た。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子S−5とすること以外は実施例1と同様にして、比較例2の感光体を得た。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子S−6とすること以外は実施例1と同様にして、比較例3の感光体を得た。
評価結果はVLが高く画像にかぶりが生じた。
無機微粒子としてシリカ微粒子SO−E1(アドマテックス社製 粒径300nm)を未処理にまま用い、これを無機微粒子S−7とした。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子S−7とすること以外は実施例1と同様にして、比較例4の感光体を得た。
無機微粒子としてシリカ微粒子TS−610(キャボット社製 粒径17nm)をそのまま用い、これを無機微粒子S−8とした。
電荷輸送層用塗布液の調製において、無機微粒子S−1に替えて無機微粒子S−8とすること以外は実施例1と同様にして、比較例5の感光体を得た。
評価結果は画像に微小な黒点が多数発生した。
実施例1〜10および比較例1〜5の感光体の各構成成分およびそれらの比率を表1に示す。
実施例1〜10および比較例1〜5で得られた各感光体について、以下のようにして電気特性、耐刷性および画像を評価し、それらの結果に基づいて総合評価をした。
画像形成工程における感光体の表面電位を測定できるように表面電位計(トレック・ジャパン株式会社製、型番:MODEL344)の測定プローブを、現像器の代わりに現像部位に組み込んだ市販のデジタル複写機(シャープ株式会社製、型式:MX−M450)に感光体を搭載した。
得られた結果を表2に示す。
G(good):良好 ΔVL 60V未満
NB(not bad):やや不良 ΔVL 60V以上80V未満
B(bad):不良 ΔVL 80V以上
上記の市販のデジタル複写機(シャープ株式会社製、型式:MX−M450)に感光体を搭載した。ウレタンゴム製のクリーニング器のクリーニングブレードにおける感光体に当接する圧力(当接圧、クリーニングブレード圧)を初期線圧で0.5N/cmに調整し、N/N環境下で所定のパターンのテスト画像(ISO 19752に規定された文字テストチャート)を記録紙10万枚形成した。
得られた結果を表2に示す。
G(good):削れ量d<0.8μm/100k回転
NB(not bad):0.8μm/100k回転≦削れ量d<1.0μm/100k回転
B(bad):1.0μm/100k回転≦削れ量d
使用後、通常の現像条件で画像評価を行い、ハーフトーン画像における画像欠陥の有無を評価し、次の判定基準により分類した。
得られた結果を表2に示す。
G(good):目視にてハーフトーン画像にキズ濃度ムラがなく、良好な画像
NB(not bad):目視にてハーフトーン画像にキズ濃度ムラあるが、実使用上問題のないレベル
B(bad):目視にてハーフトーン画像にキズ濃度ムラあり、実使用上問題となるレベル
電気特性、耐刷性および画像欠陥の評価結果に基づいて、次の判定基準により分類した。
得られた結果を表2に示す。
VG (very good):3項目すべてGである
G (good):3項目がGあるいはNBで、Bがない
B (bad):1つ以上Bを有する
(1)実施例1〜10の感光体では、繰り返し使用後も良好な画像特性を有する。
(2)比較例2、3、5では残留電位の上昇が大きく、使用後の画像は画像濃度やや低下していた。
(3)比較例4の感光体では、繰り返し使用後に、画像流れが発生した。これは、シリカ粒子に水分が吸着したことによるものと考えられる。
11 導電性支持体(導電性基体)
12 電荷発生層
13 電荷輸送層
14、14’ 感光層
15 中間層(下引き層)
16 表面保護層
30 画像形成装置(レーザプリンタ)
31 半導体レーザ
32 回転多面鏡
34 結像レンズ
35 ミラー
36 コロナ帯電器
37 現像器
38 転写紙カセット
39 給紙ローラ
40 レジストローラ
41 転写帯電器
42 分離帯電器
43 搬送ベルト
44 定着器
45 排紙トレイ
46 クリーナ
47 矢符
48 記録媒体(転写紙)
49 露光手段
Claims (8)
- 表面被覆率50%以上300%以下でフェニルトリメトキシシランにより表面被覆された無機微粒子を含有することを特徴とする電子写真感光体。
- 前記電子写真感光体が、導電性支持体上に電荷発生層、電荷輸送層および任意の表面保護層がこの順で積層された積層型感光体であり、少なくともその最表面層としての表面保護層または電荷輸送層が、フェニルトリメトキシシランにより表面被覆され、表面被覆率50%以上300%以下を有する無機微粒子を含有する、請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記無機微粒子が、少なくともシリカ粒子、酸化チタン粒子またはアルミナ粒子である請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記無機微粒子が、電荷輸送層、表面保護層または電荷輸送層と表面保護層との2層に含まれる請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
- 前記無機微粒子が、平均粒径0.25〜1.0μmを有する請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
- 前記無機微粒子が、前記最表面層が含むバインダ樹脂に対して5〜20重量%含有されている、請求項1〜5のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
- 前記導電性支持体と前記電荷発生層との間に、さらに中間層が設けられている請求項1〜6のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜7のいずれか1つに記載の電子写真感光体と、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、帯電された前記電子写真感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、露光によって形成された前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、現像によって形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、転写された前記トナー像を前記記録媒材上に定着して画像を形成する定着手段を少なくとも備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012144212A JP2014010158A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012144212A JP2014010158A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014010158A true JP2014010158A (ja) | 2014-01-20 |
Family
ID=50106955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012144212A Pending JP2014010158A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014010158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016218212A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0962159A (ja) * | 1995-08-24 | 1997-03-07 | Konica Corp | 電子写真画像形成方法及びその装置 |
JP2005298818A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-27 | Xerox Corp | 疎水性金属酸化物ナノ粒子の製造プロセス |
JP2005301285A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Xerox Corp | 光導電性画像形成部材 |
JP2010181565A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2010249911A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Seiko Epson Corp | トナー、トナーの製造方法およびそれを用いた画像形成装置 |
-
2012
- 2012-06-27 JP JP2012144212A patent/JP2014010158A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0962159A (ja) * | 1995-08-24 | 1997-03-07 | Konica Corp | 電子写真画像形成方法及びその装置 |
JP2005298818A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-27 | Xerox Corp | 疎水性金属酸化物ナノ粒子の製造プロセス |
JP2005301285A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Xerox Corp | 光導電性画像形成部材 |
JP2010181565A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2010249911A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Seiko Epson Corp | トナー、トナーの製造方法およびそれを用いた画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016218212A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4809465B2 (ja) | 電子写真感光体およびそれを搭載した画像形成装置 | |
JP2009042564A (ja) | 積層型電子写真感光体およびそれを備えた電子写真装置 | |
JP6333629B2 (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP4617369B2 (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2013257416A (ja) | 電子写真感光体、それを備えた画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP4648909B2 (ja) | 電子写真感光体及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP6426490B2 (ja) | 電子写真感光体の製造方法 | |
JP2008165156A (ja) | 電子写真感光体およびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2008191488A (ja) | 電子写真装置 | |
JP5719886B2 (ja) | 電子写真感光体及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2012027257A (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP4411232B2 (ja) | 電子写真感光体の製造方法 | |
JP5718413B2 (ja) | 電子写真感光体及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2011150247A (ja) | 電子写真感光体の評価方法、それを満足する電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2014010158A (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2008176056A (ja) | 電子写真感光体、塗布液及び画像形成装置 | |
JP2006251487A5 (ja) | ||
JP4778914B2 (ja) | 電子写真感光体及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2013109298A (ja) | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP4819705B2 (ja) | 電子写真感光体及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2010250174A (ja) | 電子写真感光体およびそれを用いた画像形成装置 | |
JP2015230406A (ja) | 電子写真感光体及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4402610B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2015114348A (ja) | 電荷輸送層形成用塗布液、それを用いた電子写真感光体および画像形成装置 | |
JP2016053634A (ja) | 電子写真感光体、その製造検査方法および電子写真感光体を備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160325 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160823 |