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JP2001268890A - 電力変換システム - Google Patents

電力変換システム

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Publication number
JP2001268890A
JP2001268890A JP2000079252A JP2000079252A JP2001268890A JP 2001268890 A JP2001268890 A JP 2001268890A JP 2000079252 A JP2000079252 A JP 2000079252A JP 2000079252 A JP2000079252 A JP 2000079252A JP 2001268890 A JP2001268890 A JP 2001268890A
Authority
JP
Japan
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common mode
power
line
return line
ground
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000079252A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ayano
秀樹 綾野
Akira Mishima
彰 三島
Kunihiko Fuji
邦彦 富士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000079252A priority Critical patent/JP2001268890A/ja
Publication of JP2001268890A publication Critical patent/JP2001268890A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コモンモード電流によって発生する放射ノイズ
等の影響を抑制できる電力変換装置を提供できる。さら
に、スイッチング周波数を高くすることが可能であるた
め、モータから発生する可聴帯域の磁気音を抑制でき
る。また、モータ端子に発生する過電圧を抑制でき、寿
命低下を防ぐことができる。 【解決手段】電力変換装置の出力電力線と第1のコモン
モード電流還流線、及び、入力電力線と第2のコモンモ
ード電流還流線とを、それぞれ同一の磁気コアに巻回
し、第1のコモンモード電流還流線の両端を前記電力変
換装置の接地部位と負荷の接地部位とに接続し、第2の
コモンモード電流還流線の両端を前記電力変換装置の接
地部位と前記電力変換装置の電源の接地部位とに接続し
てコモンモード電流による高周波ノイズの影響を抑制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力変換システム
に関わり、特に半導体スイッチング素子のスイッチング
周波数の高周波化に起因して流れる高周波電流を低減す
る技術,モータ磁気音を低減させる技術、および、モー
タ端子に発生する過電圧を抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電力変換装置を構成する半導体スイッチ
ング素子として、IGBT等の高速スイッチング可能な
素子が普及し、さらに高速スイッチング化が図られてい
る。このような高速スイッチングに起因して、電力変換
装置の負荷や電源と大地間の浮遊容量を介して接地回路
に高周波電流が流れることが知られている。この高周波
電流は、三相又は単相の電力変換装置の各入出力線に共
通に流れることからコモンモード電流とも称されてい
る。
【0003】そして、電力変換装置の大容量化及びスイ
ッチング周波数の高速化に伴ってコモンモード電流が増
大し、これによる電磁誘導によって周辺機器に放射ノイ
ズの影響が及ぶとともに、伝導ノイズの影響を周辺機器
に及ぼすという課題がある。
【0004】このようなコモンモード電流による高周波
ノイズの影響を抑制するため、従来、電圧形インバータ
の出力回路に、コモンモード電流を減衰させるコモンモ
ードチョークを設けることが行われていた。すなわち、
コモンモードチョークは、インバータの出力の3相電力
線を同一の磁気コアに巻回して形成される。このコモン
モードチョークは、U相,V相,W相に流れる主電流に
ついては低インピーダンスであるが、零相成分に相当す
るコモンモード電流に対しては高インピーダンスのイン
ダクタンスとして機能し、コモンモード電流のピーク値
を抑制することができる。
【0005】一方、特開平10−136654号公報に記載され
た従来技術によれば、零相電流検出器によってコモンモ
ード電流を検出し、半導体素子を使用した電流補償用電
流源によってコモンモード電流をインバータに直接帰還
させることにより、接地回路に流れるコモンモード電流
を低減することが行われている。
【0006】また、特開平5−22985号公報に記載された
ノイズ防止装置は、インバータ装置等の制御装置のアー
ス端子とモータ等の負荷装置のアース端子をアースリー
ド線等の導体で直接接続し、インバータ側に還流するコ
モンモード電流と接地回路側へ流出するコモンモード電
流の比率を変えることにより、ノイズを低減させること
が提案されている。
【0007】また、特開平11−122953号公報に記載され
たn相(nは自然数)の交流電圧を出力する電圧形イン
バータでは、(n+1)個の巻線を有する零相トランス
のn個の巻線を介して電力を供給するとともに、n相交
流出力端子に接続されたコンデンサの中性点を零相トラ
ンスの残りの1個の巻線を介してインバータの直流側に
接続し、接地回路をバイパスさせるコモンモード電流回
路を形成することにより、接地回路に流れるコモンモー
ド電流を低減してノイズを低減することが提案されてい
る。
【0008】さらに、特開平11−346478号公報に記載さ
れた電圧形インバータでは、(n+1)個の巻線を有す
る零相トランスのn個の巻線を介して電力を供給すると
ともに、零相トランスの残りの1個の巻線をインバータ
の直流入力側の等分圧点または一方の電位点と負荷の接
地点との間にしている。この構成により、接地回路に流
れるコモンモード電流を低減してノイズを低減すること
が提案されている。
【0009】また、コモンモードノイズを低減するため
に、一般にスイッチング周波数を数百Hz〜2kHzと
低くし、スイッチング回数を減らす方法が取られてい
る。この方法は変換機の能力を十分に活かせないばかり
か、負荷に取り付けるモータから発生する可聴帯域の磁
気音を増大させる。現行では、モータ磁気音の抑制法と
して、高価な防音対策が施されている。
【0010】また、インバータにIGBTに代表される
高速スイッチング素子を使用する場合には、電圧の立ち
上がり速度が速いため、スイッチング周波数を高くする
ことができ、出力波形のひずみを小さくする事ができ
る。しかし、電圧の立ち上がり速度が速い場合には、負
荷で使用するモータの端子で過電圧が発生し、モータ寿
命を低下させる恐れがある。これを防ぐために、電圧の
立ち上がりを遅くする制御が用いられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術にお
いて、コモンモードチョークによる場合は、コモンモー
ドチョークのインダクタンスを、インバータと負荷(モ
ータ)との間の電力線インダクタンスや接地部分のイン
ダクタンスに対して十分に大きなものにしなければ効果
がない。その結果、インバータから負荷に至る電力線が
長い場合には、コモンモードチョークの容量及び大きさ
が増大してコストが増加するという課題がある。
【0012】また、零相電流検出器を用いてコモンモー
ド電流を検出し、電流補償用電流源からコモンモード電
流をインバータに帰還させる場合、零相電流検出器を高
速,高精度なものとする必要がある。また、電流補償用
電流源に使用する半導体素子も高速,大容量のものを使
用しなければ、十分な効果を得ることができない。
【0013】また、インバータ装置と負荷装置のアース
端子を導体で直接接続し、接地回路側へ流出するコモン
モード電流を低減する場合であっても、インバータ装置
と負荷装置のアース端子を接続するコモンモード電流還
流線のインピーダンスを、接地回路のインピーダンスよ
りも十分に小さくしなければ、コモンモード電流が少な
からず接地回路を介して流れるため放射ノイズが発生す
る。特に、接地回路部分のインピーダンスが小さい場合
には、ノイズ低減効果が極めて小さい。
【0014】また、n相の交流出力端子に接続されたコ
ンデンサの中性点をn+1相の零相トランスの1つの巻
線を介してインバータの直流側に接続して、コモンモー
ド電流回路を形成した従来の方法によれば、インバータ
のスイッチング時に、コンデンサに突入電流が流れる恐
れがある。これを防止するために、インバータとコンデ
ンサの間にインダクタンスを挿入する必要があり、装置
の大型化等、コストの上昇を招くという課題がある。ま
た、コンデンサをインバータ端に接続し、零相トランス
を零相電圧除去の目的で使用していることから、零相ト
ランスの励磁インダクタンスを配線等のインダクタンス
よりもはるかに大きくする必要があり、装置の大型化
等、コストの上昇は免れない。
【0015】また、(n+1)個の巻線を有する零相ト
ランスのn個の巻線を介して電力を供給するとともに、
零相トランスの残りの1個の巻線をインバータの直流入
力側の等分圧点または一方の電位点と負荷の接地点との
間にして、接地回路に流れるコモンモード電流を低減し
てノイズを低減する方法によれば、直流入力側の接続点
と負荷側の接続点の電位が等しくないため、零相トラン
スに過電流が流れ、破損をもたらす恐れがある。これを
防ぐためには、交流電源部分にトランスを接続し電気的
に絶縁をする必要があるが、この場合には装置の大型化
等、コストの上昇は免れない。さらに、交流電源電圧か
ら直流電圧に変換する整流部分に、スイッチング動作を
する順変換コンバータを使用する場合には、順変換コン
バータから交流電源に流れるコモンモード電流を抑制す
ることができない。このため、スイッチング周波数を数
百Hz〜数kHzと低くし、スイッチング回数を減らし
コモンモードノイズを低減する方法が取られるが、この
方法は変換機の能力を十分に生かせない上、負荷に取り
付けるモータから発生する可聴帯域の磁気音を増大させ
る。
【0016】また、インバータの立ち上がりを緩やかに
する方法は、モータ端子で発生する過電圧の抑制には効
果があるが、損失が大きくなるため、素子の発熱が課題
になる。
【0017】本発明は、簡単な構成でコモンモード電流
による高周波ノイズの影響を抑制すること、可聴帯域の
モータ磁気音を低減すること、または、モータ端子に発
生する過電圧を抑制することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、次の手段
により解決することができる。
【0019】まず、半導体スイッチ素子をスイッチング
制御して電力を変換すると、スイッチング周波数に応じ
た高周波電流が発生し、電力変換装置と大地間の浮遊容
量及び負荷と大地間の浮遊容量を介して、電力線と大地
とからなる接地回路のループに高周波電流が流れる。こ
の高周波電流は、電力変換装置の出力の相数に応じた本
数の電力線に共通に流れることからコモンモード電流と
称され、周辺機器に放射ノイズや伝導ノイズ等の高周波
による影響を及ぼすおそれがある。
【0020】そこで、本発明は、電力変換装置の出力電
力線と第1のコモンモード電流還流線及び入力電力線と
第2のコモンモード電流還流線とをそれぞれ同一の磁気
コアに巻回し、第1のコモンモード電流還流線の両端を
前記電力変換装置の接地部位と負荷の接地部位とに接続
し、第2のコモンモード電流還流線の両端を前記電力変
換装置の接地部位と前記電力変換装置の電源の接地部位
とに接続してなる高周波ノイズ影響抑制手段を備えた電
力変換システムにより、コモンモード電流による高周波
ノイズ影響を抑制することができる。
【0021】また、第一のコモンモード電流還流線を負
荷の接地部位に接続する構成に代えて、磁気コアと電力
変換装置の負荷との間の出力電力線にそれぞれコンデン
サの一端を接続し、該コンデンサの他端を共通に接続
し、前記コモンモード電流還流線の負荷の接地部位に接
続する一端を前記コンデンサの接地部位に接続した構
成、および、第二のコモンモード電流還流線を電源側の
接地部位に接続する構成に代えて、磁気コアと電力変換
装置の電源との間の入力電力線にそれぞれコンデンサの
一端を接続し、該コンデンサの他端を共通に接続し、前
記コモンモード電流還流線の負荷の接地部位に接続する
一端を前記コンデンサの接地部位に接続した構成によ
り、ノイズを抑制することができる。
【0022】すなわち、本発明は、基本的に、電力変換
装置の接地端子又は電源側の接地部位と、負荷・電源の
接地端子あるいは主電流にはほとんど影響なくコモンモ
ード電流を引出せる点をコモンモード電流還流線で直接
接続し、そのコモンモード電流還流線を介してコモンモ
ード電流を電力変換装置に還流する還流ループを形成す
る。しかし、この場合、コモンモード電流還流線からな
る還流ループのインピーダンスに対して、接地回路の還
流ループのインピーダンスが小さいと、接地回路ループ
にコモンモード電流の大部分が流れ、これによる高周波
ノイズの影響が残る。この点、本発明は、電力線とコモ
ンモード電流還流線とを同一の磁気コアに巻回すること
により、コモンモード電流還流線の還流ループよりも接
地回路の還流ループのインピーダンスを高くしたことを
特徴とする。つまり、磁気コアに巻回された電力線とコ
モンモード電流還流線に流れるコモンモード電流は互い
に逆向きであることから、磁束がキャンセルし合い、電
力線とコモンモード電流還流線とから形成される還流ル
ープのインピーダンスを十分に小さくすることができ
る。これに対し、電力線と接地回路から形成される接地
回路ループの場合は、磁気コアに巻回されている電力線
の自己インダクタンスにより、接地回路ループのインピ
ーダンスが高くなる。その結果、接地回路ループに流れ
るコモンモード電流を十分に小さくすることができ、接
地回路に流れるコモンモード電流による高周波ノイズの
影響を抑制することができる。
【0023】ここで、磁気コアに電力線を巻回する狙い
は、コモンモード電流のピーク値を抑制したり、コモン
モード電圧を除去することではなく、コモンモード電流
還流線にコモンモード電流を流すことにある。したがっ
て、従来よりはるかに小さなインダクタンスで放射ノイ
ズを抑制できる。また、コモンモード電流還流線には、
コモンモード電流のみが流れ、主電流は流れないため、
電力線よりも径の小さい導体で良い。
【0024】また、上記のコモンモード電流還流線は、
電力線に沿わせて配設することが好ましい。これによれ
ば、電力線に流れるコモンモード電流と、コモンモード
電流還流線に流れるコモンモード電流は向きが逆である
から、コモンモード電流により生ずる磁束が打ち消し合
うので、電力線とコモンモード電流還流線からなる還流
ループから放射されるノイズを低減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0026】図1は本発明の第一の実施例であり、1は
三相交流電源、2は順変換コンバータ21とインバータ
22で構成される電力変換装置、31,32はそれぞ
れ、負荷側,電源側のPGコイル(Power line and Grou
nd line coil)、41,42は三相電力線、5はモー
タ、6はモータ接地線、61は電力変換装置2の接地
線、62は交流電源1の接地線、71,72はコモンモ
ード電流還流線である。
【0027】モータ接地線6によってモータ5の筐体は
電位を持たなくなる。電力変換装置2の負荷側に着目し
た場合、コモンモード電流が還流する経路として、コモ
ンモード電流還流線71通る経路Aと、モータ接地線6
からグランドを通る経路Bが考えられる。経路Bを通る
コモンモード電流が電磁波発生し、周辺機器に影響を与
える可能性がある。
【0028】しかし、経路Bに流れるコモンモード電流
成分についてみると、PGコイル31を一方向に通るか
ら、PGコイル31はインダクタンスとして作用し、高
インピーダンスとなる。一方、経路Aに流れるコモンモ
ード電流成分についてみると、電力線4を流れるコモン
モード電流に対してPGコイル31を逆方向に通るか
ら、PGコイル31では磁束が相殺されるため、PGコ
イル31はインダクタンスとして作用しないので、低イ
ンピーダンスになる。その結果、コモンモード電流はイ
ンピーダンスの低い経路Aを流れることになる。さら
に、電力線4とコモンモード電流還流線71を近接させ
て配設すると、コモンモード電流による電力線4の磁界
はコモンモード電流還流線71の磁界と相殺されるか
ら、電力線4からの放射ノイズを抑制できる。
【0029】電力変換装置2の電源側に着目した場合と
同様に、電源側のPGコイル32は、交流電源1を通る
経路では高インピーダンスとなるが、コモンモード電流
還流線72を通る経路では低インピーダンスとなる。こ
のため、交流電源1に流れるコモンモード電流を抑制で
きる。なお、負荷側を流れるコモンモード電流は、イン
バータ22のスイッチングによって流れるものであり、
電源側を流れるコモンモード電流は、順変換コンバータ
21のスイッチングによって流れるものである。
【0030】PGコイル31,32は、従来のコモンモ
ードチョークよりも少ないコア数で、接地回路に流入す
るコモンモード電流を低減できる。また、接地線6を使
用せず、モータ5を直接大地に接地した場合でも同様の
効果が得られる。さらに、コモンモード電流還流線7
1,72に流れる電流は、主電流に比べてはるかに小さ
いため、線の径は小さいものでよい。
【0031】ここで、本発明の特徴に係るPGコイルに
ついて、図2に示した拡大図を用いて説明する。図示の
ように、PGコイルは、リング状のPGコイルのコア3
31に電力線4とコモンモード電流還流線77とを共通
に巻回して構成される。図2の例では、PGコイルのコ
ア331にそぞれ同じ方向に、同数(図では、1回)巻
回したものを示す。なお、主電流が大きい場合には、電
力線4の径が大きくなり、図2のようにPGコイルのコ
ア331に巻き付けることが困難になる。その場合は、
図3に示すように、電力線4とコモンモード電流還流線
77をPGコイルのコア331に貫通させる構成でもよ
い。つまり、図3の例は、大電流が流れる装置について
極めて有効である。
【0032】図4は本発明の第二の実施例であり、10
はコンデンサである。電力変換装置2とモータ5の距離
が離れている場合には、モータ接地線6と電力変換装置
2の接地線61との間に電位差が生じる恐れがあり、そ
れが直流電圧であるならば、PGコイル31の特性を劣
化させる恐れがある。コンデンサ10を挿入することに
より、PGコイル31の特性劣化を防止することができ
る。電力変換装置2の電源側についても、コンデンサ1
1によって同様な効果が得られる。また、コンデンサ1
0,コンデンサ11の代わりに抵抗等によるインピーダ
ンスを使用しても同様の効果が得られる。
【0033】図5は本発明の第三の実施例であり、9
1,92は、それぞれ、負荷側,電源側のコモンモード
電流引出部である。負荷側のコモンモード電流引出部9
1は、負荷側のPGコイル31とモータ5の間に取り付
け、電源側のコモンモード電流引出部92は、電源側の
PGコイル32と交流電源1の間に取り付ける。
【0034】この構成により、第一の実施例と同様な効
果が得られる上、例えば負荷側に着目した場合、モータ
5を通るコモンモード電流を低減できるので、モータ5
への影響を抑制できる。電源側をみた場合でも同様であ
る。
【0035】また、この構成によって、インバータが発
生する高周波の成分はコモンモード電流引出部のコンデ
ンサに吸収される。このため、モータに印加する電圧の
立ち上がりが緩やかになり、モータの端子部には過電圧
は発生しない。これにより、モータの寿命低下を抑制で
きる。
【0036】図6は本発明の第四の実施例であり、コモ
ンモード電流引出部91の中性点と接地線6をコモンモ
ード電流還流線73で短絡した例である。この構成によ
り、接地線6に流れるコモンモード電流の大部分がコモ
ンモード電流還流線73を流れ、グランドに漏洩するコ
モンモード電流の低減効果が更に大きくなる。この構成
は電源1とコモンモード電流引出部92の中性点の間に
おいても同様な効果がある。
【0037】図7は本発明の第五の実施例であり、コモ
ンモード電流引出部91の中性点と接地線6をコンデン
サ10で短絡した例である。この構成により、第三の実
施例と同様の効果が得られる上、PGコイル31の直流
偏磁も抑制できる。この構成は電源1とコモンモード電
流引出部92の中性点の間においても同様な効果があ
る。また、コンデンサ10の代わりに抵抗等によるイン
ピーダンスを使用しても同様の効果が得られる。
【0038】図8は本発明の第六の実施例であり、電力
線41と2本のコモンモード電流還流線71,74を同
一のコイルに巻いたPGコイル33と、電力線42と2
本のコモンモード電流還流線72,75を同一のコイル
に巻いたPGコイル34を使用している。コモンモード
電流還流線74の両端は、接地線6と接地線61に接続
している。また、コモンモード電流還流線75の両端
は、接地線61と接地線62に接続している。この構成
により、第四の実施例と同様の効果が得られる。
【0039】図9は本発明の第七の実施例であり、第六
の実施例の構成を一点接地となるように構成している。
この構成により、グランドに漏洩するコモンモード電流
の抑制効果が更に大きくなる。
【0040】上述した各実施形態では、電力変換装置2
の両側にPGコイルを接続した方法を記述している。こ
れは、電力変換装置2が順変換コンバータ21とインバ
ータ22のスイッチングを伴う装置から構成されている
ためである。したがって、いずれか一方の装置を使用す
る場合には、PGコイルは電力変換装置2の片側に接続
することにより、グランドに漏洩するコモンモード電流
を抑制できる。また、本発明を三相の電力変換システム
に適用した例について説明したが、単相インバータ等の
電力変換装置に適用しても同様の効果を奏することがで
きる。また、電源1については、接地系のものを示した
が、非接地系ものにも適用できる。さらに、電源1がト
ランスとして電力を供給するものであっても適用でき
る。このように、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を変更しない範囲内で様々変形
して実施できることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、コモンモード電流によ
って発生する放射ノイズ等の影響を抑制できる電力変換
装置を含む電力変換システムを提供できる。さらに、ス
イッチング周波数を高くすることが可能であるため、モ
ータから発生する可聴帯域の磁気音を抑制できる。ま
た、モータ端子に発生する過電圧を抑制でき、寿命低下
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す電力変換システム
の構成図である。
【図2】本発明の特徴に係わるPGコイルの一例を示す
図である。
【図3】本発明の特徴に係わるPGコイルの一例を示す
図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示す電力変換システム
の回路図である。
【図5】本発明の第三の実施例を示す電力変換システム
の回路図である。
【図6】本発明の第四の実施例を示す電力変換システム
の回路図である。
【図7】本発明の第五の実施例を示す電力変換システム
の回路図である。
【図8】本発明の第六の実施例を示す電力変換システム
の回路図である。
【図9】本発明の第七の実施例を示す電力変換システム
の回路図である。
【符号の説明】
1…三相交流電源、2…電力変換装置、21…順変換コ
ンバータ、22…インバータ、31,32…PGコイ
ル、4,41,42…電力線、5…モータ、6,61,
62…接地線、10,11…コンデンサ、71,72,
73,74,75,77…コモンモード電流還流線、9
1,92…コモンモード電流引出部、331…PGコイ
ルのコア。
フロントページの続き (72)発明者 富士 邦彦 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器グループ内 Fターム(参考) 5H007 AA01 AA06 BB06 CA01 CB04 CB05 CC09 CC12 CC23 HA02 5H740 BA11 BB05 BB09 BB10 NN02 NN17 NN18 PP03 PP10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力変換装置の出力電力線と第一のコモン
    モード電流還流線、および、入力線と第二のコモンモー
    ド還流線とを、それぞれ同一の磁気コアに巻回し、第一
    のコモンモード還流線の両端を前記電力変換装置の接地
    部位と負荷の接地部位とに接続し、第二のコモンモード
    還流線の両端を前記電力変換装置の接地部位と前記電力
    変換装置の電源の接地部位とに接続してなる電力変換シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、磁気コアに巻回した第
    一のコモンモード還流線の一端を負荷の接地部位に、他
    端をインピーダンスを挟んで前記電力変換装置の接地部
    位に接続した構成、 あるいは、 第一のコモンモード還流線の一端をインピーダンスを挟
    んで負荷の接地部位に、他端を前記電力変換装置の接地
    部位に接続した構成を特徴とする電力変換システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、磁気コアに巻回した第
    二のコモンモード還流線の一端を前記電力変換装置の電
    源の接地部位に、他端をインピーダンスを挟んで前記電
    力変換装置の接地部位に接続した構成、 あるいは、 第二のコモンモード還流線の一端をインピーダンスを挟
    んで前記電力変換装置の電源の接地部位に、他端を前記
    電力変換装置の接地部位に接続した構成を特徴とする電
    力変換システム。
  4. 【請求項4】請求項1,請求項2,請求項3において、
    コモンモード電力線を巻回した磁気コアのうち、入力線
    側、或いは、出力線側のいずれか一方の磁気コアを用い
    た電力変換システム。
  5. 【請求項5】電力変換装置の出力電力線と第一のコモン
    モード電流還流線とを第一の磁気コアに巻回し、入力電
    力線と第二のコモンモード還流線とを第二の磁気コアに
    巻回し、第一の磁気コアと前記電力変換装置の負荷との
    間の前期出力電力線にそれぞれコンデンサの一端を接続
    し、該コンデンサの他端を共通に接続して第一のコモン
    モード引出部を形成し、第二の磁気コアと前記電力変換
    装置の電源との間の前期入力電力線にそれぞれコンデン
    サの一端を接続し、該コンデンサの他端を共通に接続し
    て第二のコモンモード引出部を形成し、第一のコモンモ
    ード還流線の両端を前記電力変換装置の接地部位と前記
    第一のコモンモード引出手段の共通接続点とに接続し、
    第二のコモンモード還流線の両端を前記電力変換装置の
    接地部位と前記第二のコモンモード引出手段の共通接続
    点とに接続してなる電力変換システム。
  6. 【請求項6】請求項5において、第一のコモンモード引
    出手段の共通接続点と負荷の接地部位とを第一の短絡線
    で接続した構成、あるいは、第二のコモンモード引出手
    段の共通接続点と電源の接地部位とを第二の短絡線で接
    続した構成、あるいは、前記第一の短絡線と前記第二の
    短絡線とを共に使用した構成を特徴とした電力変換シス
    テム。
  7. 【請求項7】請求項6において、第一の短絡線の代わり
    に第一のインピーダンス,第二の短絡線の代わりに第二
    のインピーダンス使用した構成を特徴とした電力変換シ
    ステム。
  8. 【請求項8】電力変換装置の出力電力線と第一のコモン
    モード電流還流線と第三のコモンモード電流還流線とを
    第一の磁気コアに巻回し、入力電力線と第二のコモンモ
    ード還流線と第四のコモンモード電流還流線とを第二の
    磁気コアに巻回し、第一の磁気コアと前記電力変換装置
    の負荷との間の前期出力電力線にそれぞれコンデンサの
    一端を接続し、該コンデンサの他端を共通に接続して第
    一のコモンモード引出部を形成し、第二の磁気コアと前
    記電力変換装置の電源との間の前期入力電力線にそれぞ
    れコンデンサの一端を接続し、該コンデンサの他端を共
    通に接続して第二のコモンモード引出部を形成し、第一
    のコモンモード還流線の両端を前記電力変換装置の接地
    部位と前記第一のコモンモード引出手段の共通接続点と
    に接続し、第二のコモンモード還流線の両端を前記電力
    変換装置の接地部位と前記第二のコモンモード引出手段
    の共通接続点とに接続し、第三のコモンモード還流線の
    両端を前記電力変換装置の接地部位と負荷の接地部位と
    に接続し、第四のコモンモード還流線の両端を前記電力
    変換装置の接地部位と前記電力変換装置の電源の接地部
    位とに接続してなる電力変換システム。
  9. 【請求項9】請求項8において、負荷の接地部位と両端
    を前記電力変換装置の接地部位と電源の接地部位とを共
    通にし、一点接地系にしたことを特徴とする電力変換シ
    ステム。
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