JP2001267578A - 薄膜半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
薄膜半導体装置及びその製造方法Info
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- Liquid Crystal (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄膜半導体装置の製造用及び製品用に適した
基板を提供する。 【解決手段】 先ず、準備工程で、薄膜トランジスタ3
を形成するプロセスに耐え得る特性を有する製造用基板
20及び薄膜トランジスタ3を直接搭載するに適した特
性を有する製品用基板1を準備する。次に接着工程を行
ない、製品用基板1を裏から支持するために製造用基板
20を製品用基板1に接着する。続いて形成工程を行な
い、製造用基板20によって補強された状態で製品用基
板1の表面に少なくとも薄膜トランジスタ3を形成す
る。最後に、分離工程を行ない、使用済みとなった製造
用基板20を製品用基板1から分離する。
基板を提供する。 【解決手段】 先ず、準備工程で、薄膜トランジスタ3
を形成するプロセスに耐え得る特性を有する製造用基板
20及び薄膜トランジスタ3を直接搭載するに適した特
性を有する製品用基板1を準備する。次に接着工程を行
ない、製品用基板1を裏から支持するために製造用基板
20を製品用基板1に接着する。続いて形成工程を行な
い、製造用基板20によって補強された状態で製品用基
板1の表面に少なくとも薄膜トランジスタ3を形成す
る。最後に、分離工程を行ない、使用済みとなった製造
用基板20を製品用基板1から分離する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜半導体装置及び
その製造方法に関する。より詳しくは、薄膜トランジス
タを集積形成する基板の構成に関する。
その製造方法に関する。より詳しくは、薄膜トランジス
タを集積形成する基板の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄膜半導体装置はガラスなどか
らなる絶縁基板上に薄膜トランジスタを集積形成したも
のである。薄膜トランジスタを形成する為には、CVD
(化学気相成長)、洗浄、熱処理などの工程を経なけれ
ばならない。異なった工程を順次行なっていく為、基板
を各プロセスのステージ間で搬送する必要がある。基板
に反りなどの変形があるとロボットを用いた自動搬送が
できなくなってしまう。この為、薄膜半導体装置用の基
板としては、薄膜トランジスタの形成温度に耐え得る耐
熱性が必要である。又、運搬時に反り変形などが生じな
い様に規定以上の厚みが必要である。
らなる絶縁基板上に薄膜トランジスタを集積形成したも
のである。薄膜トランジスタを形成する為には、CVD
(化学気相成長)、洗浄、熱処理などの工程を経なけれ
ばならない。異なった工程を順次行なっていく為、基板
を各プロセスのステージ間で搬送する必要がある。基板
に反りなどの変形があるとロボットを用いた自動搬送が
できなくなってしまう。この為、薄膜半導体装置用の基
板としては、薄膜トランジスタの形成温度に耐え得る耐
熱性が必要である。又、運搬時に反り変形などが生じな
い様に規定以上の厚みが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、薄膜半導体装置
を部品に使った製品としては、例えばアクティブマトリ
クス型の液晶ディスプレイが挙げられる。液晶ディスプ
レイを携帯用機器に用いる場合には、薄膜半導体装置と
して軽量で且つ破損しにくい構成が要求される。この
為、基板に要求される製造条件と製品条件とが一致しな
い場合が多く、製品に対して市場からの不満があった。
前述した様に、耐熱性等の製造条件から見ると、基板は
ガラスを用いることが適している。しかし、製品条件と
して見ると、ガラス基板は重く割れ易いという欠点があ
る。パームトップコンピュータや携帯電話器などの携帯
用電子機器に使用する液晶ディスプレイでは、可能な限
り安価で、軽く且つ多少の変形にも耐え、落としても割
れにくい材質が望ましい。現実には、ガラス基板は重
く、変形に弱く、且つ落下による破壊の恐れがある。つ
まり、製造条件から来る制約と製品に要求される好まし
い特性との間に溝があり、これら双方の条件や特性を満
足させることは困難であり、解決すべき課題となってい
る。
を部品に使った製品としては、例えばアクティブマトリ
クス型の液晶ディスプレイが挙げられる。液晶ディスプ
レイを携帯用機器に用いる場合には、薄膜半導体装置と
して軽量で且つ破損しにくい構成が要求される。この
為、基板に要求される製造条件と製品条件とが一致しな
い場合が多く、製品に対して市場からの不満があった。
前述した様に、耐熱性等の製造条件から見ると、基板は
ガラスを用いることが適している。しかし、製品条件と
して見ると、ガラス基板は重く割れ易いという欠点があ
る。パームトップコンピュータや携帯電話器などの携帯
用電子機器に使用する液晶ディスプレイでは、可能な限
り安価で、軽く且つ多少の変形にも耐え、落としても割
れにくい材質が望ましい。現実には、ガラス基板は重
く、変形に弱く、且つ落下による破壊の恐れがある。つ
まり、製造条件から来る制約と製品に要求される好まし
い特性との間に溝があり、これら双方の条件や特性を満
足させることは困難であり、解決すべき課題となってい
る。
【0004】従来から、この課題を解決する為に種々の
方策が提案されている。例えば、薄膜トランジスタのプ
ロセス温度を可能な限り下げて、プラスチック基板を用
いる試みが成されている。しかし、プラスチック基板は
ガラス基板に比べ変形が大きく、現在のところ満足のい
く製品は得られていない(N.D.Young,eta
l.,Euro Display’96 Diges
t,555,1996)。又、仮の基板に一旦薄膜トラ
ンジスタを形成した後、これを別の基板に転写する対策
も提案されており、例えば特開平11−243209号
公報に開示されている。しかしながら、この方法は転写
工程が複雑であり生産性に問題がある。又、薄膜トラン
ジスタを形成する時に用いる仮基板と、製品として薄膜
トランジスタを搭載する基板が異なる為、応力などの問
題で薄膜トランジスタの特性変動が生じ易い。
方策が提案されている。例えば、薄膜トランジスタのプ
ロセス温度を可能な限り下げて、プラスチック基板を用
いる試みが成されている。しかし、プラスチック基板は
ガラス基板に比べ変形が大きく、現在のところ満足のい
く製品は得られていない(N.D.Young,eta
l.,Euro Display’96 Diges
t,555,1996)。又、仮の基板に一旦薄膜トラ
ンジスタを形成した後、これを別の基板に転写する対策
も提案されており、例えば特開平11−243209号
公報に開示されている。しかしながら、この方法は転写
工程が複雑であり生産性に問題がある。又、薄膜トラン
ジスタを形成する時に用いる仮基板と、製品として薄膜
トランジスタを搭載する基板が異なる為、応力などの問
題で薄膜トランジスタの特性変動が生じ易い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題を解決する為に以下の手段を講じた。即ち、本発明
は、薄膜半導体装置を製造する為に、薄膜トランジスタ
を形成するプロセスに耐え得る特性を有する製造用基板
及び薄膜トランジスタを直接搭載するに適した特性を有
する製品用基板を準備する準備工程と、該製品用基板を
裏から支持するために該製造用基板を該製品用基板に接
着する接着工程と、該製造用基板によって補強された状
態で該製品用基板の表面に少なくとも薄膜トランジスタ
を形成する形成工程と、使用済みとなった該製造用基板
を該製品用基板から分離する分離工程とを行なう。好ま
しくは、前記準備工程は、無機材料からなる製造用基板
と有機材料からなる製品用基板を準備する。場合によっ
ては、前記形成工程は、有機材料からなる製品用基板の
表面に防湿性の膜を形成した後、その上に薄膜トランジ
スタを形成する。又、前記接着工程は、剥離可能な状態
で塗布された接着剤を用いて該製造用基板を該製品用基
板に接着する。
題を解決する為に以下の手段を講じた。即ち、本発明
は、薄膜半導体装置を製造する為に、薄膜トランジスタ
を形成するプロセスに耐え得る特性を有する製造用基板
及び薄膜トランジスタを直接搭載するに適した特性を有
する製品用基板を準備する準備工程と、該製品用基板を
裏から支持するために該製造用基板を該製品用基板に接
着する接着工程と、該製造用基板によって補強された状
態で該製品用基板の表面に少なくとも薄膜トランジスタ
を形成する形成工程と、使用済みとなった該製造用基板
を該製品用基板から分離する分離工程とを行なう。好ま
しくは、前記準備工程は、無機材料からなる製造用基板
と有機材料からなる製品用基板を準備する。場合によっ
ては、前記形成工程は、有機材料からなる製品用基板の
表面に防湿性の膜を形成した後、その上に薄膜トランジ
スタを形成する。又、前記接着工程は、剥離可能な状態
で塗布された接着剤を用いて該製造用基板を該製品用基
板に接着する。
【0006】又本発明は、液晶表示装置を製造する為
に、薄膜トランジスタを形成するプロセスに耐え得る特
性を有する製造用基板及び薄膜トランジスタを直接搭載
するに適した特性を有する製品用基板を準備する準備工
程と、該製品用基板を裏から支持するために該製造用基
板を該製品用基板に接着する接着工程と、該製造用基板
によって補強された状態で該製品用基板の表面に薄膜ト
ランジスタ及び画素電極を形成する形成工程と、使用済
みとなった該製造用基板を該製品用基板から分離する分
離工程と、該分離工程の前又は後で、あらかじめ対向電
極が形成された対向基板を所定の間隙で該画素電極が形
成された製品用基板に接合し且つ該間隙に液晶を注入す
る組立工程とを行なう。
に、薄膜トランジスタを形成するプロセスに耐え得る特
性を有する製造用基板及び薄膜トランジスタを直接搭載
するに適した特性を有する製品用基板を準備する準備工
程と、該製品用基板を裏から支持するために該製造用基
板を該製品用基板に接着する接着工程と、該製造用基板
によって補強された状態で該製品用基板の表面に薄膜ト
ランジスタ及び画素電極を形成する形成工程と、使用済
みとなった該製造用基板を該製品用基板から分離する分
離工程と、該分離工程の前又は後で、あらかじめ対向電
極が形成された対向基板を所定の間隙で該画素電極が形
成された製品用基板に接合し且つ該間隙に液晶を注入す
る組立工程とを行なう。
【0007】更に本発明は、エレクトロルミネッセンス
表示装置を製造する為に、薄膜トランジスタを形成する
プロセスに耐え得る特性を有する製造用基板及び薄膜ト
ランジスタを直接搭載するに適した特性を有する製品用
基板を準備する準備工程と、該製品用基板を裏から支持
するために該製造用基板を該製品用基板に接着する接着
工程と、該製造用基板によって補強された状態で該製品
用基板の表面に薄膜トランジスタ及びエレクトロルミネ
ッセンス素子を形成する形成工程と、使用済みとなった
該製造用基板を該製品用基板から分離する分離工程とを
行なう。
表示装置を製造する為に、薄膜トランジスタを形成する
プロセスに耐え得る特性を有する製造用基板及び薄膜ト
ランジスタを直接搭載するに適した特性を有する製品用
基板を準備する準備工程と、該製品用基板を裏から支持
するために該製造用基板を該製品用基板に接着する接着
工程と、該製造用基板によって補強された状態で該製品
用基板の表面に薄膜トランジスタ及びエレクトロルミネ
ッセンス素子を形成する形成工程と、使用済みとなった
該製造用基板を該製品用基板から分離する分離工程とを
行なう。
【0008】本発明によれば、薄膜トランジスタを形成
する前の準備段階で、予めプラスチックなどからなる製
品用基板にガラスなどからなる製造用基板を貼り合わ
せ、補強しておく。しかる後に、プラスチックなどから
なる製品用基板の上に薄膜トランジスタを集積形成す
る。この際、プラスチックなどからなる製品用基板はガ
ラスなどからなる製造用基板で裏打ちされているので、
全体としてロボット搬送に耐え得る剛性を備えている。
しかる後、薄膜トランジスタの製造プロセスを完了した
時点で、使用済みとなった製造用基板を製品用基板から
切り離す。最終的に、薄膜トランジスタは薄く軽量の製
品用基板のみで支持されることになる。プラスチック基
板を用いたアクティブマトリクス型の液晶ディスプレイ
などは携帯用機器への応用に好適である。
する前の準備段階で、予めプラスチックなどからなる製
品用基板にガラスなどからなる製造用基板を貼り合わ
せ、補強しておく。しかる後に、プラスチックなどから
なる製品用基板の上に薄膜トランジスタを集積形成す
る。この際、プラスチックなどからなる製品用基板はガ
ラスなどからなる製造用基板で裏打ちされているので、
全体としてロボット搬送に耐え得る剛性を備えている。
しかる後、薄膜トランジスタの製造プロセスを完了した
時点で、使用済みとなった製造用基板を製品用基板から
切り離す。最終的に、薄膜トランジスタは薄く軽量の製
品用基板のみで支持されることになる。プラスチック基
板を用いたアクティブマトリクス型の液晶ディスプレイ
などは携帯用機器への応用に好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る薄膜半導
体装置の製造方法を示す模式的な工程図の一例である。
まず、(A)に示す様に、薄膜トランジスタを形成する
プロセスに耐え得る特性を有する製造用基板20及び薄
膜トランジスタを直接搭載するに適した特性を有する製
品用基板1を準備する。この準備工程では、例えばガラ
スなどの無機材料からなる製造用基板20とプラスチッ
クなどの有機材料からなる製品用基板1を準備する。本
実施形態では、製造用基板20として無アルカリガラス
を使用する。無アルカリガラスの耐熱性は500℃程度
である。製造用基板20の厚みは、例えば0.7mmが
標準的である。0.5mmまで薄型化しても、製造プロ
セス上特に問題はない。尚、本実施形態では無アルカリ
ガラスを用いているが、これに代えてステンレススチー
ルなどの金属板、プラスチック板、石英などを用いるこ
ともできる。一方、製品用基板1としては、薄膜トラン
ジスタのプロセス温度に耐える程度の耐熱性が必要であ
り、製造用基板20よりも薄くて軽いことが条件とな
る。本実施形態では、プラスチック材料を用いており、
その厚みは0.1mmから0.5mm程度である。特
に、耐熱性に優れたポリエーテルスルホン樹脂(PE
S)、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アートン樹脂
などが用いられる。ポリエーテルスルホン樹脂はその耐
熱性が250℃程度に達する。尚、製品用基板1に用い
るプラスチックフィルムは単層でもよく、場合によって
は積層ラミネート構造であってもよい。特に透過型のデ
ィスプレイではなく反射型のディスプレイに用いる場合
には、プラスチックに代えて金属板を用いることもでき
る。但し、金属板を使う時には、表面は絶縁状態になっ
ている必要がある。例えば、アルミニウムの板を製品用
基板1に用いる場合は、予めその表面を酸化してアルミ
ナで被覆しておくことが必要である。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る薄膜半導
体装置の製造方法を示す模式的な工程図の一例である。
まず、(A)に示す様に、薄膜トランジスタを形成する
プロセスに耐え得る特性を有する製造用基板20及び薄
膜トランジスタを直接搭載するに適した特性を有する製
品用基板1を準備する。この準備工程では、例えばガラ
スなどの無機材料からなる製造用基板20とプラスチッ
クなどの有機材料からなる製品用基板1を準備する。本
実施形態では、製造用基板20として無アルカリガラス
を使用する。無アルカリガラスの耐熱性は500℃程度
である。製造用基板20の厚みは、例えば0.7mmが
標準的である。0.5mmまで薄型化しても、製造プロ
セス上特に問題はない。尚、本実施形態では無アルカリ
ガラスを用いているが、これに代えてステンレススチー
ルなどの金属板、プラスチック板、石英などを用いるこ
ともできる。一方、製品用基板1としては、薄膜トラン
ジスタのプロセス温度に耐える程度の耐熱性が必要であ
り、製造用基板20よりも薄くて軽いことが条件とな
る。本実施形態では、プラスチック材料を用いており、
その厚みは0.1mmから0.5mm程度である。特
に、耐熱性に優れたポリエーテルスルホン樹脂(PE
S)、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アートン樹脂
などが用いられる。ポリエーテルスルホン樹脂はその耐
熱性が250℃程度に達する。尚、製品用基板1に用い
るプラスチックフィルムは単層でもよく、場合によって
は積層ラミネート構造であってもよい。特に透過型のデ
ィスプレイではなく反射型のディスプレイに用いる場合
には、プラスチックに代えて金属板を用いることもでき
る。但し、金属板を使う時には、表面は絶縁状態になっ
ている必要がある。例えば、アルミニウムの板を製品用
基板1に用いる場合は、予めその表面を酸化してアルミ
ナで被覆しておくことが必要である。
【0010】引き続き(A)に示す様に、製品用基板1
を裏から支持する為に製造用基板20を製品用基板1に
接着する。この接着工程は、例えば剥離可能な状態で塗
布された接着剤21を用いて製造用基板20を製品用基
板1に接着する。本実施形態では、接着剤21として耐
熱性の樹脂を塗布する。この樹脂は薄膜トランジスタ形
成時の熱に耐え得る必要がある為、ポリイミド系、シリ
コン系又はテフロン(登録商標)系の樹脂を用いる。但
し、薄膜トランジスタのプロセス温度を下げることによ
り、種々の接着剤を用いることが可能である。塗布は、
液状の材料をスピンコートや印刷などの方法で行なう。
これに代えて、フィルム状の接着剤を一方の基板の表面
に貼り合わせ、熱で溶かして塗布するなどの方法があ
る。この接着剤21は、有機材料に限られることはな
く、シリコンやゲルマニウム更には金属(鉛、アルミニ
ウム、モリブデン、ニッケル、錫など)でもよい。これ
らの材料を用いた場合は、スパッタ法などで一方の基板
に成膜し、レーザ照射などで溶かしながら他方の基板と
接着することになる。尚、製品用基板1としてアルミニ
ウムの板を採用した場合は、特に接着剤21を用いなく
ても、アルミニウムからなる製品用基板1とガラスから
なる製造用基板20を直接レーザなどの光エネルギーを
使って接合することも可能である。
を裏から支持する為に製造用基板20を製品用基板1に
接着する。この接着工程は、例えば剥離可能な状態で塗
布された接着剤21を用いて製造用基板20を製品用基
板1に接着する。本実施形態では、接着剤21として耐
熱性の樹脂を塗布する。この樹脂は薄膜トランジスタ形
成時の熱に耐え得る必要がある為、ポリイミド系、シリ
コン系又はテフロン(登録商標)系の樹脂を用いる。但
し、薄膜トランジスタのプロセス温度を下げることによ
り、種々の接着剤を用いることが可能である。塗布は、
液状の材料をスピンコートや印刷などの方法で行なう。
これに代えて、フィルム状の接着剤を一方の基板の表面
に貼り合わせ、熱で溶かして塗布するなどの方法があ
る。この接着剤21は、有機材料に限られることはな
く、シリコンやゲルマニウム更には金属(鉛、アルミニ
ウム、モリブデン、ニッケル、錫など)でもよい。これ
らの材料を用いた場合は、スパッタ法などで一方の基板
に成膜し、レーザ照射などで溶かしながら他方の基板と
接着することになる。尚、製品用基板1としてアルミニ
ウムの板を採用した場合は、特に接着剤21を用いなく
ても、アルミニウムからなる製品用基板1とガラスから
なる製造用基板20を直接レーザなどの光エネルギーを
使って接合することも可能である。
【0011】続いて(B)に示す様に、製造用基板20
によって補強された状態で製品用基板1の表面に薄膜ト
ランジスタ3などの薄膜デバイスを集積形成する。具体
的には、まずタンタルやモリブデンなどの金属をスパッ
タ法などで成膜した後、等方性のドライエッチングでパ
タニングし、ゲート電極5に加工する。続いて、例えば
プラズマCVD法(PE−CVD法)でSiO2 を例え
ば100〜200nmの厚みで堆積し、ゲート電極5を
被覆するゲート絶縁膜4とする。更にその上に、非晶質
シリコンを例えば20〜60nmの厚みで堆積して半導
体薄膜2を設ける。同一の成膜チャンバで真空を破らず
に絶縁膜4及び半導体薄膜2を連続成長させることがで
きる。この後、例えば波長308nmのXeClエキシ
マレーザ光を極短時間照射して半導体薄膜2の結晶化を
図る。レーザ光のエネルギーによって非晶質シリコンが
溶融し、固まる時に多結晶シリコンとなる。レーザ光の
照射時間は極めて短い為、製品用基板1にダメージを与
えることはない。この後、半導体薄膜2の上にレジスト
を塗布し、遮光性を有するゲート電極5をマスクとして
裏面露光を行なうことにより、セルフアライメントでゲ
ート電極5に整合したマスクを得ることができる。ここ
で、このマスクを介してイオンドーピング法により不純
物(例えば燐)を比較的低濃度で半導体薄膜2に注入す
る。更に、マスクとその周辺を別のフォトレジストで被
覆した後、比較的高濃度で不純物(例えば燐)をイオン
ドーピング法により半導体薄膜2に注入する。これによ
り、ソース領域S及びドレイン領域Dが形成される。
又、ゲート電極5の直上には予め閾値調整用のP型不純
物(例えばボロン)が注入されたチャネル領域Chが残
される。チャネル領域Chとソース領域S及びドレイン
領域Dとの間には燐などのN型不純物が比較的低濃度で
注入されたLDD領域が残される。この後、不要になっ
たフォトレジストは除去される。イオンドーピング法は
プラズマ状態のイオンを一気に電界加速して半導体薄膜
2にドーピングするものであり、短時間で処理できる。
続いて、ドーピングされた原子を活性化する為に再度レ
ーザ光を照射する。結晶化と同一方法であるが、結晶を
大きくする必要がない為弱いエネルギーで十分である。
この後、配線間の絶縁の為に例えばSiO2 を堆積して
層間膜9とする。この層間膜9にコンタクトホールを開
口した後、金属アルミニウムなどをスパッタで堆積し、
所定の形状にパタニングして配線10に加工する。以
下、アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ用の薄膜
半導体装置を製造する場合には、必要に応じて保護膜1
2や画素電極14を形成する。更には、予め対向電極が
形成された対向基板を所定の間隙で、画素電極14が形
成された製品用基板1に接合し、且つ間隙に液晶を注入
する組立工程を行なう。一方、アクティブマトリクス型
の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイにこの薄
膜半導体装置を用いる場合には、画素電極14の上に予
め有機エレクトロルミネッセンス素子を形成しておく。
によって補強された状態で製品用基板1の表面に薄膜ト
ランジスタ3などの薄膜デバイスを集積形成する。具体
的には、まずタンタルやモリブデンなどの金属をスパッ
タ法などで成膜した後、等方性のドライエッチングでパ
タニングし、ゲート電極5に加工する。続いて、例えば
プラズマCVD法(PE−CVD法)でSiO2 を例え
ば100〜200nmの厚みで堆積し、ゲート電極5を
被覆するゲート絶縁膜4とする。更にその上に、非晶質
シリコンを例えば20〜60nmの厚みで堆積して半導
体薄膜2を設ける。同一の成膜チャンバで真空を破らず
に絶縁膜4及び半導体薄膜2を連続成長させることがで
きる。この後、例えば波長308nmのXeClエキシ
マレーザ光を極短時間照射して半導体薄膜2の結晶化を
図る。レーザ光のエネルギーによって非晶質シリコンが
溶融し、固まる時に多結晶シリコンとなる。レーザ光の
照射時間は極めて短い為、製品用基板1にダメージを与
えることはない。この後、半導体薄膜2の上にレジスト
を塗布し、遮光性を有するゲート電極5をマスクとして
裏面露光を行なうことにより、セルフアライメントでゲ
ート電極5に整合したマスクを得ることができる。ここ
で、このマスクを介してイオンドーピング法により不純
物(例えば燐)を比較的低濃度で半導体薄膜2に注入す
る。更に、マスクとその周辺を別のフォトレジストで被
覆した後、比較的高濃度で不純物(例えば燐)をイオン
ドーピング法により半導体薄膜2に注入する。これによ
り、ソース領域S及びドレイン領域Dが形成される。
又、ゲート電極5の直上には予め閾値調整用のP型不純
物(例えばボロン)が注入されたチャネル領域Chが残
される。チャネル領域Chとソース領域S及びドレイン
領域Dとの間には燐などのN型不純物が比較的低濃度で
注入されたLDD領域が残される。この後、不要になっ
たフォトレジストは除去される。イオンドーピング法は
プラズマ状態のイオンを一気に電界加速して半導体薄膜
2にドーピングするものであり、短時間で処理できる。
続いて、ドーピングされた原子を活性化する為に再度レ
ーザ光を照射する。結晶化と同一方法であるが、結晶を
大きくする必要がない為弱いエネルギーで十分である。
この後、配線間の絶縁の為に例えばSiO2 を堆積して
層間膜9とする。この層間膜9にコンタクトホールを開
口した後、金属アルミニウムなどをスパッタで堆積し、
所定の形状にパタニングして配線10に加工する。以
下、アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ用の薄膜
半導体装置を製造する場合には、必要に応じて保護膜1
2や画素電極14を形成する。更には、予め対向電極が
形成された対向基板を所定の間隙で、画素電極14が形
成された製品用基板1に接合し、且つ間隙に液晶を注入
する組立工程を行なう。一方、アクティブマトリクス型
の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイにこの薄
膜半導体装置を用いる場合には、画素電極14の上に予
め有機エレクトロルミネッセンス素子を形成しておく。
【0012】最後に図2に示す様に、使用済みとなった
製造用基板20を製品用基板1から分離する分離工程を
行なう。具体的には、製造用基板20と製品用基板1の
間に介在する接着剤を溶剤中において溶解することによ
り、両基板の分離が可能になる。用いる溶剤は接着剤の
材質によって異なる。一般に、この接着剤の層は非常に
薄く溶剤が浸入するまで時間がかかる。そこで、超音波
やレーザ光などのエネルギーを用いて、接着剤の溶解を
促進することが効果的である。尚、先の接着工程で、接
着剤を基板の全面に均一に塗布する必要はない。むし
ろ、離散的に接着剤を塗布することで、溶剤を用いた溶
解が容易になる。この様にして、最終的な製品にはプラ
スチックなどからなる製品用基板1のみが残される為、
軽量で薄型のディスプレイなどが実現できる。尚、液晶
ディスプレイを作成する場合は、前述した組立工程を製
造用基板20の分離後に行なってもよい。
製造用基板20を製品用基板1から分離する分離工程を
行なう。具体的には、製造用基板20と製品用基板1の
間に介在する接着剤を溶剤中において溶解することによ
り、両基板の分離が可能になる。用いる溶剤は接着剤の
材質によって異なる。一般に、この接着剤の層は非常に
薄く溶剤が浸入するまで時間がかかる。そこで、超音波
やレーザ光などのエネルギーを用いて、接着剤の溶解を
促進することが効果的である。尚、先の接着工程で、接
着剤を基板の全面に均一に塗布する必要はない。むし
ろ、離散的に接着剤を塗布することで、溶剤を用いた溶
解が容易になる。この様にして、最終的な製品にはプラ
スチックなどからなる製品用基板1のみが残される為、
軽量で薄型のディスプレイなどが実現できる。尚、液晶
ディスプレイを作成する場合は、前述した組立工程を製
造用基板20の分離後に行なってもよい。
【0013】上述した実施形態は、基板1の上にボトム
ゲート構造の薄膜トランジスタを形成した。これに代え
て、トップゲート構造の薄膜トランジスタを集積形成す
ることもできる。この実施形態を図3に示す。尚、理解
を容易にする為、図1及び図2に示した先の実施形態と
対応する部分には対応する参照番号を付してある。図示
する様に、トップゲート構造の薄膜トランジスタは、多
結晶シリコンなどからなる半導体薄膜2の上にゲート絶
縁膜4を介してゲート電極5が形成されている。尚、本
実施形態では、製品用基板1と薄膜トランジスタとの間
に予め防湿性のバッファ膜30が形成されている。この
バッファ膜30はCVD又はスパッタ法で成膜されたシ
リコン酸化膜或いはシリコン窒化膜から成り、製品用基
板1を通過する水分の遮断を行なうと共に、基板からの
不純物の侵入を抑制する。製品用基板1としてプラスチ
ックを用いた場合には、特に防湿対策としてバッファ膜
を形成することが好ましい場合がある。
ゲート構造の薄膜トランジスタを形成した。これに代え
て、トップゲート構造の薄膜トランジスタを集積形成す
ることもできる。この実施形態を図3に示す。尚、理解
を容易にする為、図1及び図2に示した先の実施形態と
対応する部分には対応する参照番号を付してある。図示
する様に、トップゲート構造の薄膜トランジスタは、多
結晶シリコンなどからなる半導体薄膜2の上にゲート絶
縁膜4を介してゲート電極5が形成されている。尚、本
実施形態では、製品用基板1と薄膜トランジスタとの間
に予め防湿性のバッファ膜30が形成されている。この
バッファ膜30はCVD又はスパッタ法で成膜されたシ
リコン酸化膜或いはシリコン窒化膜から成り、製品用基
板1を通過する水分の遮断を行なうと共に、基板からの
不純物の侵入を抑制する。製品用基板1としてプラスチ
ックを用いた場合には、特に防湿対策としてバッファ膜
を形成することが好ましい場合がある。
【0014】図4は、本発明に係る薄膜半導体装置を駆
動基板として組み立てられたアクティブマトリクス型液
晶表示装置の一例を示す模式的な斜視図である。この液
晶表示装置は製品用基板1と対向基板60との間に液晶
50を保持したパネル構造となっている。製品用基板1
には画素アレイ部と周辺回路部とが上記と同様の薄膜ト
ランジスタにより集積形成されている。周辺回路部は垂
直走査回路41と水平走査回路42とに分かれている。
又、製品用基板1の上端側には外部接続用の端子電極4
7も形成されている。各端子電極47は配線48を介し
て垂直走査回路41及び水平走査回路42に接続してい
る。画素アレイ部には互いに交差するゲート配線43と
信号配線10が形成されている。ゲート配線43は垂直
走査回路41に接続し、信号配線10は水平走査回路4
2に接続している。両配線43,10の交差部には画素
電極14とこれを駆動する薄膜トランジスタ3とが形成
されている。一方、対向基板60の内表面には図示しな
いが対向電極が形成されている。製品用基板1としてプ
ラスチックを用い、対向基板60として同じくプラスチ
ック材料を用いれば、極めて軽量で破損に強いパネルが
得られる。
動基板として組み立てられたアクティブマトリクス型液
晶表示装置の一例を示す模式的な斜視図である。この液
晶表示装置は製品用基板1と対向基板60との間に液晶
50を保持したパネル構造となっている。製品用基板1
には画素アレイ部と周辺回路部とが上記と同様の薄膜ト
ランジスタにより集積形成されている。周辺回路部は垂
直走査回路41と水平走査回路42とに分かれている。
又、製品用基板1の上端側には外部接続用の端子電極4
7も形成されている。各端子電極47は配線48を介し
て垂直走査回路41及び水平走査回路42に接続してい
る。画素アレイ部には互いに交差するゲート配線43と
信号配線10が形成されている。ゲート配線43は垂直
走査回路41に接続し、信号配線10は水平走査回路4
2に接続している。両配線43,10の交差部には画素
電極14とこれを駆動する薄膜トランジスタ3とが形成
されている。一方、対向基板60の内表面には図示しな
いが対向電極が形成されている。製品用基板1としてプ
ラスチックを用い、対向基板60として同じくプラスチ
ック材料を用いれば、極めて軽量で破損に強いパネルが
得られる。
【0015】図5は、本発明に係る薄膜半導体装置を駆
動基板として組み立てられたアクティブマトリクス型の
エレクトロルミネッセンス表示装置を示す模式的な部分
断面図である。本実施形態は、画素として有機エレクト
ロルミネッセンス素子OLEDを用いている。OLED
は陽極A、有機層110及び陰極Kを順に重ねたもので
ある。陽極Aは画素毎に分離しており、例えばクロムか
らなり基本的に光反射性である。陰極Kは画素間で共通
接続されており、例えば金属層111と透明導電層11
2の積層構造であり、基本的に光透過性である。係る構
成を有するOLEDの陽極A/陰極K間に順方向の電圧
(10V程度)を印加すると、電子や正孔などのキャリ
アの注入が起こり、発光が観測される。OLEDの動作
は、陽極Aから注入された正孔と陰極Kから注入された
電子により形成された励起子による発光と考えられる。
動基板として組み立てられたアクティブマトリクス型の
エレクトロルミネッセンス表示装置を示す模式的な部分
断面図である。本実施形態は、画素として有機エレクト
ロルミネッセンス素子OLEDを用いている。OLED
は陽極A、有機層110及び陰極Kを順に重ねたもので
ある。陽極Aは画素毎に分離しており、例えばクロムか
らなり基本的に光反射性である。陰極Kは画素間で共通
接続されており、例えば金属層111と透明導電層11
2の積層構造であり、基本的に光透過性である。係る構
成を有するOLEDの陽極A/陰極K間に順方向の電圧
(10V程度)を印加すると、電子や正孔などのキャリ
アの注入が起こり、発光が観測される。OLEDの動作
は、陽極Aから注入された正孔と陰極Kから注入された
電子により形成された励起子による発光と考えられる。
【0016】一方、OLEDを駆動する薄膜トランジス
タ3は、プラスチックなどからなる製品用基板1の上に
形成されたゲート電極5と、その上に重ねられたゲート
絶縁膜4と、このゲート絶縁膜4を介してゲート電極5
の上方に重ねられた半導体薄膜2とからなる。この半導
体薄膜2は例えばレーザアニールにより結晶化されたシ
リコン薄膜からなる。薄膜トランジスタ3はOLEDに
供給される電流の通路となるソース領域S、チャネル領
域Ch及びドレイン領域Dを備えている。チャネル領域
Chは丁度ゲート電極5の直上に位置する。このボトム
ゲート構造を有する薄膜トランジスタ3は層間膜9によ
り被覆されており、その上には配線10が形成されてい
る。これらの上には別の層間膜11を介して前述したO
LEDが成膜されている。このOLEDの陽極Aは配線
10を介して薄膜トランジスタ3に電気接続されてい
る。
タ3は、プラスチックなどからなる製品用基板1の上に
形成されたゲート電極5と、その上に重ねられたゲート
絶縁膜4と、このゲート絶縁膜4を介してゲート電極5
の上方に重ねられた半導体薄膜2とからなる。この半導
体薄膜2は例えばレーザアニールにより結晶化されたシ
リコン薄膜からなる。薄膜トランジスタ3はOLEDに
供給される電流の通路となるソース領域S、チャネル領
域Ch及びドレイン領域Dを備えている。チャネル領域
Chは丁度ゲート電極5の直上に位置する。このボトム
ゲート構造を有する薄膜トランジスタ3は層間膜9によ
り被覆されており、その上には配線10が形成されてい
る。これらの上には別の層間膜11を介して前述したO
LEDが成膜されている。このOLEDの陽極Aは配線
10を介して薄膜トランジスタ3に電気接続されてい
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
薄膜トランジスタを形成するプロセスに耐え得る特性を
有する製造用基板及び薄膜トランジスタを直接搭載する
に適した特性を有する製品用基板を用い、製品用基板を
裏から支持する為に製造用基板を製品用基板に接着し、
製造用基板によって補強された状態で製品用基板の表面
に少なくとも薄膜トランジスタを形成し、且つ使用済み
となった製造用基板を製品用基板から切り離した構造と
している。製造段階では、接着により補強された基板の
上に薄膜トランジスタを集積形成するので、基板のハン
ドリングなどが容易となり、プロセスの安定化に寄与で
きる。一方、製品が完成した段階では、使用済みとなっ
た製造用基板を切り離す為、製品自体は軽量且つ薄型化
される。又、切り離された製造用基板は再度薄膜トラン
ジスタ製造プロセスに投入でき、資源のリサイクルが可
能になる。
薄膜トランジスタを形成するプロセスに耐え得る特性を
有する製造用基板及び薄膜トランジスタを直接搭載する
に適した特性を有する製品用基板を用い、製品用基板を
裏から支持する為に製造用基板を製品用基板に接着し、
製造用基板によって補強された状態で製品用基板の表面
に少なくとも薄膜トランジスタを形成し、且つ使用済み
となった製造用基板を製品用基板から切り離した構造と
している。製造段階では、接着により補強された基板の
上に薄膜トランジスタを集積形成するので、基板のハン
ドリングなどが容易となり、プロセスの安定化に寄与で
きる。一方、製品が完成した段階では、使用済みとなっ
た製造用基板を切り離す為、製品自体は軽量且つ薄型化
される。又、切り離された製造用基板は再度薄膜トラン
ジスタ製造プロセスに投入でき、資源のリサイクルが可
能になる。
【図1】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法を示す
工程図である。
工程図である。
【図2】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法を示す
工程図である。
工程図である。
【図3】本発明に係る薄膜半導体装置の他の実施形態を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図4】本発明に係る液晶表示装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明に係るエレクトロルミネッセンス表示装
置を示す模式的な断面図である。
置を示す模式的な断面図である。
1・・・製品用基板、2・・・半導体薄膜、3・・・薄
膜トランジスタ、4・・・ゲート絶縁膜、5・・・ゲー
ト電極、14・・・画素電極、20・・・製造用基板、
21・・・接着剤
膜トランジスタ、4・・・ゲート絶縁膜、5・・・ゲー
ト電極、14・・・画素電極、20・・・製造用基板、
21・・・接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 627Z Fターム(参考) 2H092 JA26 KA05 MA05 MA07 MA30 MA42 NA18 NA25 PA01 5C094 AA15 AA43 BA03 BA27 BA43 CA19 DA12 DA13 DB04 EA04 EB10 FA02 FB01 FB02 FB15 GB10 5F110 AA16 AA30 BB02 CC02 DD01 DD12 EE04 EE44 FF02 FF30 GG02 GG13 GG25 GG45 HJ01 HJ12 HJ18 HJ23 HL03 HL23 HM15 NN02 NN23 PP03 PP04 QQ12 QQ17 QQ30
Claims (21)
- 【請求項1】 薄膜トランジスタを形成するプロセスに
耐え得る特性を有する製造用基板及び薄膜トランジスタ
を直接搭載するに適した特性を有する製品用基板を準備
する準備工程と、 該製品用基板を裏から支持するために該製造用基板を該
製品用基板に接着する接着工程と、 該製造用基板によって補強された状態で該製品用基板の
表面に少なくとも薄膜トランジスタを形成する形成工程
と、 使用済みとなった該製造用基板を該製品用基板から分離
する分離工程とを行う薄膜半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記準備工程は、無機材料からなる製造
用基板と有機材料からなる製品用基板を準備する請求項
1記載の薄膜半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記形成工程は、有機材料からなる製品
用基板の表面に防湿性の膜を形成した後、その上に薄膜
トランジスタを形成する請求項2記載の薄膜半導体装置
の製造方法。 - 【請求項4】 前記接着工程は、剥離可能な状態で塗布
された接着剤を用いて該製造用基板を該製品用基板に接
着する請求項1記載の薄膜半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 薄膜トランジスタを形成するプロセスに
耐え得る特性を有す る製造用基板及び薄膜トランジスタを直接搭載するに適
した特性を有する製品用基板を準備する準備工程と、 該製品用基板を裏から支持するために該製造用基板を該
製品用基板に接着する接着工程と、 該製造用基板によって補強された状態で該製品用基板の
表面に薄膜トランジス タ及び画素電極を形成する形成工程と、 使用済みとなった該製造用基板を該製品用基板から分離
する分離工程と、 該分離工程の前又は後で、あらかじめ対向電極が形成さ
れた対向基板を所定の間隙で該画素電極が形成された製
品用基板に接合し、且つ該間隙に液晶を注入する組立工
程とを行う液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記準備工程は、無機材料からなる製造
用基板と有機材料からなる製品用基板を準備する請求項
5記載の液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記形成工程は、有機材料からなる製品
用基板の表面に防湿性の膜を形成した後、その上に薄膜
トランジスタを形成する請求項6記載の液晶表示装置の
製造方法。 - 【請求項8】 前記接着工程は、剥離可能な状態で塗布
された接着剤を用いて該製造用基板を該製品用基板に接
着する請求項5記載の液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項9】 薄膜トランジスタを形成するプロセスに
耐え得る特性を有する製造用基板及び薄膜トランジスタ
を直接搭載するに適した特性を有する製品用基板を準備
する準備工程と、 該製品用基板を裏から支持するために該製造用基板を該
製品用基板に接着する接着工程と、 該製造用基板によって補強された状態で該製品用基板の
表面に薄膜トランジスタ及びエレクトロルミネッセンス
素子を形成する形成工程と、 使用済みとなった該製造用基板を該製品用基板から分離
する分離工程とを行うエレクトロルミネッセンス表示装
置の製造方法。 - 【請求項10】 前記準備工程は、無機材料からなる製
造用基板と有機材料からなる製品用基板を準備する請求
項9記載のエレクトロルミネッセンス表示装置の製造方
法。 - 【請求項11】 前記形成工程は、有機材料からなる製
品用基板の表面に防湿性の膜を形成した後、その上に薄
膜トランジスタ及びエレクトロルミネッセンス素子を形
成する請求項10記載のエレクトロルミネッセンス表示
装置の製造方法。 - 【請求項12】 前記接着工程は、剥離可能な状態で塗
布された接着剤を用いて該製造用基板を該製品用基板に
接着する請求項9記載のエレクトロルミネッセンス表示
装置の製造方法。 - 【請求項13】 薄膜トランジスタを形成するプロセス
に耐え得る特性を有する製造用基板及び薄膜トランジス
タを直接搭載するに適した特性を有する製品用基板を用
い、該製品用基板を裏から支持するために該製造用基板
を該製品用基板に接着し、該製造用基板によって補強さ
れた状態で該製品用基板の表面に少なくとも薄膜トラン
ジスタを形成し、且つ使用済みとなった該製造用基板を
該製品用基板から切り離した構造を有する薄膜半導体装
置。 - 【請求項14】 無機材料からなる製造用基板と有機材
料からなる製品用基板を用いた請求項13記載の薄膜半
導体装置。 - 【請求項15】 有機材料からなる製品用基板の表面に
防湿性の膜を形成した後、その上に薄膜トランジスタを
形成した請求項14記載の薄膜半導体装置。 - 【請求項16】 薄膜トランジスタを形成するプロセス
に耐え得る特性を有する製造用基板及び薄膜トランジス
タを直接搭載するに適した特性を有する製品用基板を用
い、該製品用基板を裏から支持するために該製造用基板
を該製品用基板に接着し、該製造用基板によって補強さ
れた状態で該製品用基板の表面に薄膜トランジスタ及び
画素電極を形成し、あらかじめ対向電極が形成された対
向基板を所定の間隙で該画素電極が形成された製品用基
板に接合し、且つ該間隙に液晶を保持すると共に、使用
済みとなった該製造用基板を該製品用基板から切り離し
た構造を有する液晶表示装置。 - 【請求項17】 無機材料からなる製造用基板と有機材
料からなる製品用基板を用いる請求項16記載の液晶表
示装置。 - 【請求項18】 有機材料からなる製品用基板の表面に
防湿性の膜を形成した後、その上に薄膜トランジスタを
形成する請求項17記載の液晶表示装置。 - 【請求項19】 薄膜トランジスタを形成するプロセス
に耐え得る特性を有する製造用基板及び薄膜トランジス
タを直接搭載するに適した特性を有する製品用基板を用
い、該製品用基板を裏から支持するために該製造用基板
を該製品用基板に接着し、該製造用基板によって補強さ
れた状態で該製品用基板の表面に薄膜トランジスタ及び
エレクトロルミネッセンス素子を形成すると共に、使用
済みとなった該製造用基板を該製品用基板から切り離し
た構造を有するエレクトロルミネッセンス表示装置。 - 【請求項20】 無機材料からなる製造用基板と有機材
料からなる製品用基板を用いる請求項19記載のエレク
トロルミネッセンス表示装置。 - 【請求項21】 有機材料からなる製品用基板の表面に
防湿性の膜を形成した後、その上に薄膜トランジスタ及
びエレクトロルミネッセンス素子を形成した請求項20
記載のエレクトロルミネッセンス表示装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000075755A JP2001267578A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 薄膜半導体装置及びその製造方法 |
TW090101984A TW486826B (en) | 2000-03-17 | 2001-02-01 | Thin film semiconductor device and manufacturing method thereof |
KR1020010012703A KR100709305B1 (ko) | 2000-03-17 | 2001-03-12 | 박막 반도체 장치 및 그 제조 방법 |
US09/808,957 US6943369B2 (en) | 2000-03-17 | 2001-03-16 | Substrate for integrating and forming a thin film semiconductor device thereon |
US10/259,454 US6815240B2 (en) | 2000-03-17 | 2002-09-30 | Thin film semiconductor device and manufacturing method thereof |
US10/642,131 US6821803B2 (en) | 2000-03-17 | 2003-08-18 | Method of manufacturing an electroluminescence display device |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000075755A JP2001267578A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 薄膜半導体装置及びその製造方法 |
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---|---|
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---|---|---|---|
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