[go: up one dir, main page]

JP2001253378A - 自転車用チェーンケースおよびそれを備えた自転車 - Google Patents

自転車用チェーンケースおよびそれを備えた自転車

Info

Publication number
JP2001253378A
JP2001253378A JP2000066009A JP2000066009A JP2001253378A JP 2001253378 A JP2001253378 A JP 2001253378A JP 2000066009 A JP2000066009 A JP 2000066009A JP 2000066009 A JP2000066009 A JP 2000066009A JP 2001253378 A JP2001253378 A JP 2001253378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover body
hole
outer cover
bicycle
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000066009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4567137B2 (ja
Inventor
Yuji Fukuoka
裕二 福岡
Naoki Obita
直樹 帯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000066009A priority Critical patent/JP4567137B2/ja
Publication of JP2001253378A publication Critical patent/JP2001253378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4567137B2 publication Critical patent/JP4567137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け作業性が容易で、しかもデザインの
自由度の高いチェーンケースを備えた自転車を提供す
る。 【解決手段】 チェーンケース30は、クランク軸22
が挿通する貫通孔47を有し、ドライブスプロケット2
1および少なくともドライブスプロケットに係合してい
る部分のチェーン20を覆う、自転車の基体フレームに
固定される内側カバー体31と、前部33が内側カバー
体31に装着されるとともに後部34がチェーンステー
15に沿って延在する外側カバー体32とからなる。外
側カバー体32は、後部34がチェーンステー15から
斜め上方に傾斜した第1位置と、後部34がチェーンス
テー15に沿って延在する第2位置とにわたって回動自
在に内側カバー体31に装着されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車に関し、特
に自転車のチェーンを覆うチェーンケースの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】人力による駆動力をモータによる駆動力
によって補うようにした電動補助自転車が各種、提供さ
れているが、この種の電動補助自転車に限らず一般の自
転車においても、チェーンケースとしては、一体成形品
が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のチェー
ンケースは長尺であり、そのため、チェーンケースを車
体フレームに取付ける際、作業性が悪く、特に、狭い場
所での取付け作業が困難であった。また、チェーンケー
スは、デザインの自由度が小さかった。
【0004】本発明は、上記課題を解決すべく、取付け
作業性が容易で、しかもデザインの自由度の高いチェー
ンケースを備えた自転車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る自転車は、クランク軸が挿通する貫通孔を
有し、ドライブスプロケットおよび少なくとも前記ドラ
イブスプロケットに係合している部分のチェーンを覆
う、自転車の基体フレームに固定される内側カバー体
と、前部が前記内側カバー体に装着されるとともに、後
部がチェーンステーに沿って延在する外側カバー体と、
からなるチェーンケースを備えている。
【0006】上記構成により、異なる材質や色彩等の内
側カバー体と外側カバー体を組合わせることにより、デ
ザインの自由度を従来よりも大きくすることができる。
【0007】また、チェーンケースが2つの部材から構
成されるため、従来のチェーンケースに比べて長さが短
くなり、従って、狭い場所においてもチェーンケースの
取付作業が容易となる。
【0008】また、チェーンケースの一部が破損した場
合に、従来ではチェーンケース全体を破棄する必要があ
るが、本発明では内側カバー体及び外側カバー体の一方
が破損した場合、その一方のみを交換すればよく、修理
コストの低減を図ることができる。
【0009】なお、本発明は、電動補助自転車に限ら
ず、電動でない通常の自転車にも適用することがてき
る。
【0010】また、本発明は、前記外側カバー体は、後
部がチェーンステーから斜め上方に傾斜した第1位置
と、後部が前記チェーンステーに沿って延在する第2位
置とにわたって回動自在に前記内側カバー体に装着され
ていてもよい。このような構成であれば、取付寸法に余
裕があるため、寸法のばらつきを吸収することができ
る。更に、サイズの異なる自転車においても、対応する
ことが可能となる。
【0011】また、本発明は、外側カバー体の内側面に
係止突起を形成し、内側カバー体に係止突起が挿通する
円弧状係止孔を形成するようにしてもよい。このように
すれば、外側カバー体を回動自在に構成することができ
る。
【0012】また、係止孔は貫通孔の周囲に複数形成さ
れ、外側カバー体の前側部はクランク軸が挿通する挿通
孔を有し、挿通孔の周囲に複数の係止孔に対応して複数
の係止突起が形成されている場合もある。
【0013】また、内側カバー体には取付孔が形成され
ており、取付孔の形成位置は外側カバー体が前記第2位
置に回動したとき外側カバー体によって取付孔が覆われ
る位置としてもよい。これにより、取付孔が外部に露出
されないため、美観が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施の形態によって本発
明が限定されない。
【0015】(実施の形態)図1は本発明に係る自転車
の全体構成を示す側面図であり、図2はドライブスプロ
ケット付近の分解斜視図である。本実施の形態は、本発
明を電動補助自転車に適用した例である。先ず、電動補
助自転車の概略構成を説明する。車体フレーム10にモ
ータなどを有する補助動力ユニットが搭載されている。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ11、ダウンチュー
ブ12、シートチューブ13、シートステー14、およ
びチェーンステー15を一体に組み立てて構成される。
ダウンチューブ12の下端部、シートチューブ13の下
端部そしてチェーンステー15の前端部は連結され、そ
の連結された部分には補助動力ユニットを収納したボッ
クス状のケーシング16が取り付けられている。
【0016】進行方向に向かってケーシング16の右側
(以下、「右側」と略す)の外側面に近接して、チェー
ン20に係合するドライブスプロケット21がクランク
軸22に取り付けられている。クランク軸22の両端部
には、ペダル23を備えたクランク24が取り付けられ
ている。また、ケーシング16の右側の外側面付近に
は、補助動力ユニットからの駆動力が伝達される補助動
力スプロケット25及びチェーン20に一定の張力を付
与するためのアイドラスプロケット26が配置されてい
る。後輪27を回転自在に軸支する後ハブ軸(図示せ
ず)には、小径のホイールスプロケット28が取り付け
られている。このホイールスプロケット28、ドライブ
スプロケット21、補助動力スプロケット25及びアイ
ドラスプロケット26には、チェーン20が巻掛けられ
ており、ドライブスプロケット21からの駆動力及び補
助動力スプロケット25からの補助駆動力がホイールス
プロケット28に伝達され、後輪27が回転駆動され
る。
【0017】進行方向に向かってドライブスプロケット
21の右側には、チェーン20の一部を覆うチェーンケ
ース30が配設されている。チェーンケース30は、ケ
ーシング16に固定される合成樹脂製の内側カバー体3
1と、水平軸回りに回動自在に内側カバー体31に装着
される合成樹脂製の外側カバー体32とから構成されて
いる。
【0018】図3は内側カバー体31の平面面図であ
り、図4は図3の矢符A側から見た側面図であり、図5
は図3のB−B矢視断面図であり、図6は図3のC−C
矢視断面図であり、図7は外側カバー体32の平面面図
であり、図8は外側カバー体32の裏側から見た斜視図
であり、図9は図7のD−D矢視断面図である。これら
の図3〜図9、及び図2を参照して、チェーンケース3
0の具体的構造を説明する。外側カバー体32は、内側
カバー体31に装着される前部33と、前部33に連な
りチェーンステー15の上方側でチェーンステー15に
沿って後方に延在する長手状の後部34とを有する。こ
の後部34は上側のチェーン20を覆う役割も有してい
る。前部33には、クランク軸22が挿通する円形状の
挿通孔35が形成されている。前部33の進行方向に向
かって左側面(内側カバー体31に対向する側の面であ
り、前部33の内側面に相当する)には、挿通孔35と
同心のリング状凸部36が形成されている。この凸部3
6には、周方向に等間隔をあけて複数(本実施の形態で
は3個)の係止突起37が形成されている。係止突起3
7の断面はL字状であって、軸部37aと、この軸部3
7aの端部から挿通孔35の中心側に向いて延びる挟持
部37bとからなる。後部34の後端部には挿通孔39
が形成されており、この挿通孔39をネジ40が挿通し
チェーンステー15に取り付けられた固定金具(図示せ
ず)に螺合して、後部34が固定される。
【0019】内側カバー体31は、略円形状の本体部4
5と、後方側に突き出た突出部46とからなる。本体部
45は主としてドライブスプロケット21を覆い、突出
部46は主として補助動力スプロケット25及びアイド
ラスプロケット26を覆っている。本体部45のほぼ中
央部には円形状の貫通孔47が形成され、この貫通孔4
7及び外側カバー体32の挿通孔35をクランク軸22
が挿通している。本体部45の進行方向に向かって右側
面(外側カバー体32に対向する側の面)で貫通孔47
の周縁部には、外側カバー体32に向けて突出したリン
グ状の凸部48が形成されており、この凸部48の外側
円周部分には、ケーシング16側に凹んだ凹部49が形
成されている。凹部49には、外側カバー体32の係止
突起37が係止される係止孔50が形成されている。係
止孔50は、貫通孔47と同心の仮想円に沿って延びる
円弧状に形成されている。この係止孔50は、係止突起
37に対応して貫通孔47と同心の仮想円周上で周方向
に等間隔を開けて複数個(本実施の形態では3個)形成
されている。係止孔50は、第1係止孔部分50aと、
第1係止孔部分50aに連なり第1係止孔部分50aよ
りも孔幅が狭い第2係止孔部分50bとからなる。第1
係止孔部分50aは、係止突起37の挟持部37bが挿
通可能な孔幅を有している。一方、第2係止孔部分50
bは、係止突起37の軸部37aは挿通可能であるが挟
持部37bは挿通不可能な孔幅を有している。従って、
係止突起37が第1係止孔部分50aに挿入された後、
外側カバー体32の回動によって係止突起37の軸部3
7aが第2係止孔部分50bに移動することにより、挟
持部37bが第2係止孔部分50bの周縁部と当接して
係止されることになる。このように、外側カバー体32
は、後部34がチェーンステー15から斜め上方に傾斜
した第1位置と、後部34がチェーンステーに沿って延
在する水平な第2位置とにわたって回動自在となってい
る。
【0020】また、内側カバー体31にはケーシング1
6側に突出したボス60(図2、図4参照)が形成され
ており、このボス60には軸方向に延びる取付孔61が
形成されている。取付孔61の一端は内側カバー体側3
1に開口している。この取付孔61は、外側カバー体3
2が第2位置に回動したとき外側カバー体32によって
覆われるような位置に形成されている。
【0021】次いで、上記構成のチェーンケース30を
車体フレームに固定する方法について説明する。先ず、
内側カバー体31をケーシング16に固定する。具体的
には、貫通孔47にクランク軸22を挿通させるととも
に、ボス60をケーシング16に形成されている取付穴
70(図2参照)に対応させるように、内側カバー体3
1をケーシング16の外側に配置する。次いで、ケーシ
ング16に予め固定されている固定金具71(図2参
照)の取付孔72を内側カバー体31の側面に形成され
ている取付孔73(図3参照)に対応させ、ネジにより
固定する。これとともに、ボス61の取付孔62内にタ
ッピングネジを挿入し、このタッピングネジを締め付け
る。これにより、内側カバー体31がケーシング16に
固定される。
【0022】次いで、外側カバー体32を内側カバー体
31に装着する。具体的には、図10(a)に示すよう
に、係止突起37を第1係止孔部分50aに挿入する。
このとき、外側カバー体32は、図11の実線で示すよ
うに後部34が斜め上方に傾いた状態である。この状態
が第1位置である。次いで、外側カバー体32を図11
の仮想線で示す第2位置まで回動させる。このとき、係
止突起37の軸部37aが第1係止孔部分50aから第
2係止孔部分50bに移動する。これにより、図10
(a)に示すように、係止突起37の挟持部37bが第
2係止孔部分50bの周辺部に当接し、外側カバー体3
2が内側カバー体31に係止された状態となる。このよ
うな状態で、外側カバー体の後端部をチェーンステー1
5に固定することにより、外側カバー体32が第2位置
で固定されることになる。こうして、チェーンケース3
0を車体フレームに固定することができる。
【0023】なお、電動でない通常の自転車において
も、上記と同様な固定金具を用いて車体フレームに直接
固定することができる。
【0024】(1)上記実施の形態では、電動補助自転
車について説明したが、本発明は電動補助自転車に限ら
ず、電動でない自転車にも適用することができる。
【0025】(2)上記実施の形態では、内側カバー体
31及び外側カバー体32はいずれも合成樹脂製であっ
たが、内側カバー体31及び外側カバー体32の両者あ
るいは一方を金属製としてもよい。
【0026】(3)上記実施の形態では、ボス60は内
側カバー体31に形成されていたが、ケーシング16に
形成するようにしてもよい。
【0027】(4)上記実施の形態では、係止突起37
は挿通孔35の中心側に向いていたが、これとは逆の外
側に向いていてもよい。また、係止突起37はL字状に
限らず、T字状であってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0029】(1)内側カバー体及び外側カバー体は、
従来のチェーンケースに比べて小さい。従って、チェー
ンケースの取付作業が容易となる。また、搬送段階にお
いても、小さい箱に多くの部品(内側カバー体及び外側
カバー体)を詰め込むことができ、搬送費の低減を図る
ことができる。
【0030】(2)材質、色彩、形状の異なる複数種の
内側カバー体と外側カバー体とを準備しておけば、それ
らを適宜選択して組合わせることにより、デザインの自
由度を従来よりも高くとることができる。
【0031】(3)自転車のサイズが異なる場合、外側
カバー体のみ変えるだけでよく、内側カバー体は共用す
ることができる。また、外側カバー体が内側カバー体に
回動自在に装着されているため、外側カバー体の固定状
態を若干傾斜した状態にすれば、固定金具の変更程度で
外側カバー体についても共用することが可能となる。
【0032】(4)チェーンケースの一部が破損した場
合、従来ではチェーンケース全体を交換する必要がある
が、本発明では内側カバー体及び外側カバー体の一方が
破損した場合、その一方のみを交換すればよく、コスト
の低減を図ることができる。
【0033】(5)内側カバー体に取付孔があっても、
外側カバー体で覆い隠すことができる。従って、取付孔
が外部に露出することがなく、外観美が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自転車の全体構成を示す側面図で
ある。
【図2】ドライブスプロケット付近の分解斜視図であ
る。
【図3】内側カバー体31の平面面図である。
【図4】図3の矢符A側から見た側面図である。
【図5】図3のB−B矢視断面図である。
【図6】図3のC−C矢視断面図である。
【図7】外側カバー体32の平面面図である。
【図8】外側カバー体32の裏側から見た斜視図であ
る。
【図9】図7のD−D矢視断面図である。
【図10】係止突起37が係止孔50にはまり込んでい
る状態を示す断面図である。
【図11】外側カバー体32の回動状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
20: チェーン 21: ドライブスプロケット 22: クランク軸 30: チェーンケース 31: 内側カバー体 32: 外側カバー体 37: 係止突起 37a: 係止突起の軸部 37b: 係止突起の挟持部 50: 係止孔 50a: 第1係止孔部分 50b: 第2係止孔部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月17日(2000.4.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 自転車用チェーンケースおよ
びそれを備えた自転車
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用チェーン
ケースおよびそれを備えた自転車に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】本発明は、上記課題を解決すべく、取付け
作業性が容易で、しかもデザインの自由度の高い自転車
チェーンケースおよびそれを備えた自転車を提供する
ことを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る自転車用チェーンケースは、クランク軸が
挿通する貫通孔を有し、自転車の基体フレームに固定さ
れ、ドライブスプロケットおよび少なくとも前記ドライ
ブスプロケットに係合している部分のチェーンを覆う内
側カバー体と、前部が前記内側カバー体に装着されると
ともに、後部がチェーンステーに沿って延在する外側カ
バー体とからなる。また、このような自転車用チェーン
ケースを備えた自転車もまた、本発明の趣旨に含まれ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図3は内側カバー体31の平面図であり、
図4は図3の矢符A側から見た側面図であり、図5は図
3のB−B矢視断面図であり、図6は図3のC−C矢視
断面図であり、図7は外側カバー体32の平面図であ
り、図8は外側カバー体32の裏側から見た斜視図であ
り、図9は図7のD−D矢視断面図である。これらの図
3〜図9、及び図2を参照して、チェーンケース30の
具体的構造を説明する。外側カバー体32は、内側カバ
ー体31に装着される前部33と、前部33に連なりチ
ェーンステー15の上方側でチェーンステー15に沿っ
て後方に延在する長手状の後部34とを有する。この後
部34は上側のチェーン20を覆う役割も有している。
前部33には、クランク軸22が挿通する円形状の挿通
孔35が形成されている。前部33の進行方向に向かっ
て左側面(内側カバー体31に対向する側の面であり、
前部33の内側面に相当する)には、挿通孔35と同心
のリング状凸部36が形成されている。この凸部36に
は、周方向に等間隔をあけて複数(本実施の形態では3
個)の係止突起37が形成されている。係止突起37の
断面はL字状であって、軸部37aと、この軸部37a
の端部から挿通孔35の中心側に向いて延びる挟持部3
7bとからなる。後部34の後端部には挿通孔39が形
成されており、この挿通孔39をネジ40が挿通しチェ
ーンステー15に取り付けられた固定金具(図示せず)
に螺合して、後部34が固定される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】内側カバー体31の平面図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】外側カバー体32の平面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸が挿通する貫通孔を有し、ド
    ライブスプロケットおよび少なくとも前記ドライブスプ
    ロケットに係合している部分のチェーンを覆う、自転車
    の基体フレームに固定される内側カバー体と、 前部が前記内側カバー体に装着されるとともに、後部が
    チェーンステーに沿って延在する外側カバー体と、 からなるチェーンケースを備えた自転車。
  2. 【請求項2】 前記外側カバー体は、前記後部が前記チ
    ェーンステーから斜め上方に傾斜した第1位置と、前記
    後部が前記チェーンステーに沿って延在する第2位置と
    にわたって回動自在に前記内側カバー体に装着されてい
    る請求項1記載の自転車。
  3. 【請求項3】 前記外側カバー体の前部の内側面には、
    軸部と前記軸部の先端に設けられる挟持部とを有する係
    止突起が形成されており、前記内側カバー体には、前記
    挟持部が挿通可能な孔幅を有する第1係止孔部分と、第
    1係止孔部分に連なり前記軸部は挿通可能であるが挟持
    部は挿通不可能な孔幅を有する第2係止孔部分とからな
    る円弧状の係止孔が形成されており、 前記第1位置では前記係止突起が前記第1係止孔部分に
    位置し、前記第2位置では前記係止突起が前記第2係止
    孔部分に位置して、前記係止突起の挟持部が前記第2係
    止孔部分に係止される請求項2記載の自転車。
  4. 【請求項4】 前記係止孔は前記貫通孔の周囲に複数形
    成され、前記外側カバー体の前部は前記クランク軸が挿
    通する挿通孔を有し、前記挿通孔の周囲に前記複数の係
    止孔に対応して複数の係止突起が形成されている請求項
    3記載の自転車。
  5. 【請求項5】 前記内側カバー体には取付孔が形成され
    ており、前記取付孔の形成位置は外側カバー体が前記第
    2位置に回動したとき前記外側カバー体によって取付孔
    が覆われる位置である請求項2記載の自転車。
JP2000066009A 2000-03-10 2000-03-10 自転車用チェーンケースおよびそれを備えた自転車 Expired - Fee Related JP4567137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066009A JP4567137B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 自転車用チェーンケースおよびそれを備えた自転車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066009A JP4567137B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 自転車用チェーンケースおよびそれを備えた自転車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001253378A true JP2001253378A (ja) 2001-09-18
JP4567137B2 JP4567137B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=18585446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066009A Expired - Fee Related JP4567137B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 自転車用チェーンケースおよびそれを備えた自転車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4567137B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169957A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Panasonic Corp チェーンケースおよび電動自転車
JP2013256248A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鞍乗型車両のスプロケットカバー
WO2014133404A1 (en) * 2013-02-27 2014-09-04 Miranda & Irmão, Lda. Sprocket cover

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3033614U (ja) * 1996-07-16 1997-01-28 株式会社西金工業 自転車のチェーンカバー
JPH1067364A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 O G K Giken Kk 自転車用チェーンケースの取付部の構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3033614U (ja) * 1996-07-16 1997-01-28 株式会社西金工業 自転車のチェーンカバー
JPH1067364A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 O G K Giken Kk 自転車用チェーンケースの取付部の構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169957A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Panasonic Corp チェーンケースおよび電動自転車
JP2013256248A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鞍乗型車両のスプロケットカバー
WO2014133404A1 (en) * 2013-02-27 2014-09-04 Miranda & Irmão, Lda. Sprocket cover
US10124849B2 (en) 2013-02-27 2018-11-13 Miranda & Irmao, Lda. Sprocket cover

Also Published As

Publication number Publication date
JP4567137B2 (ja) 2010-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230106924A1 (en) Motor unit for use in electric bicycles, and electric bicycle
JP3842024B2 (ja) ハンドルスイッチの取付構造
US6938516B2 (en) Bicycle crank axle bolt
US7258041B2 (en) Bicycle crank assembly
JP2986454B2 (ja) 自転車用プーリ、シフト制御装置及びクランプ装置
US20100301711A1 (en) Bicycle generator hub
JP7626343B2 (ja) 人力駆動車用のドライブユニットおよび人力駆動車
JP4233546B2 (ja) ダイナモ付きボトムブラケット構造
JP3974386B2 (ja) 電動駆動装置の減速ギヤ機構
US20220348286A1 (en) Rear sprocket assembly and lock device
US6435726B1 (en) Bottom bracket assembly for bicycles
JP2001253378A (ja) 自転車用チェーンケースおよびそれを備えた自転車
TWI283217B (en) Bicycle crank cover assembly
JP5604328B2 (ja) 鞍乗り型車両のスクリーン取付構造
JP2024149551A (ja) 人力駆動車用のドライブユニット
JP3678864B2 (ja) モータの軸受構造
US20240383566A1 (en) Hub motor
JP2003164095A (ja) 電動駆動装置の筐体構造
JP2003163476A (ja) 電動駆動装置の放熱構造
JP2899215B2 (ja) 減速ギヤ付モータ
JPH0840530A (ja) コンベアローラーの軸ブッシュ
JP5372642B2 (ja) モールドモータ及びこれを搭載した電動車両
JP2576087Y2 (ja) エンコーダ構造
JP2001080558A (ja) 自転車用ハブダイナモ
JP4236547B2 (ja) 自動2輪車のヘッドライト取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4567137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees