JP2001236597A - 車両位置通報装置および車両位置通報システム - Google Patents
車両位置通報装置および車両位置通報システムInfo
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Abstract
を通報できる車両位置通報装置およびそれを用いた車両
位置通報システムを提供する。 【解決手段】 制御回路5は、自動車電話機3により問
い合わせ信号を受信すると、問い合わせ信号に含まれて
いる時間Tを抽出し、以降時間T毎に、GPS受信装置
4から入力した位置情報を含む応答信号を自動車電話機
3により通信網に対し送信する。また、制御回路5は、
問い合わせ信号を受信するとリレースイッチ14の常開
側の接点(c−a)間をオン状態とする。電源監視回路
12は、車載バッテリー9が電気的に取り外されている
ことを検出すると、リレースイッチ13の常開側の接点
(c−a)間をオン状態として、補助バッテリー11か
ら電源供給を行う。
Description
両位置を通報する車両位置通報装置およびこの車両位置
通報装置を用いた車両位置通報システムに関する。
が盗難に遭った場合あるいは事件の犯人が車両を用いて
逃走している場合などの緊急時においては、その車両の
現在位置を知ることによって事件の早期解決を図ること
ができる。特開平7−170346号公報には、車両の
移動を検出する移動検出手段と、車両に加わる衝撃を検
出する衝撃検出手段と、これら検出手段が移動や衝撃を
検出した際にGPS受信機で受信した位置情報を自動通
報する無線伝送手段とを備えた車両事故盗難通報装置が
開示されている。
定を行った後に盗難などによって車両が移動された場合
または運転開始の移動後に事故が発生した場合に、盗難
発生情報や事故発生情報を前記位置情報とともに通報先
の電話機に自動発信するように構成されている。
は、移動禁止設定が行われた後の移動でなければ通報動
作しないため、例えば乗員が車両から離れる際に移動禁
止設定をし忘れた場合には、盗難により車両が移動され
た場合であっても位置情報が通報されないという不具合
があった。
や衝撃が検出されると通報先の電話機に対して一方的に
自動通報を行うので、通報先では常時その通報に備え待
機する必要があった。また、乗員が誤って移動禁止設定
をして車両を移動させた場合にも自動通報が行われるの
で、誤報の虞もあった。
で、その目的は、車両に搭載され当該車両の捜索依頼が
あった場合など必要に応じて確実に車両位置を通報する
ことができる車両位置通報装置、およびこの車両位置通
報装置を用いた車両位置通報システムを提供することに
ある。
ために請求項1に記載した手段を採用できる。この手段
によれば、車両に搭載された車両位置通報装置は、通信
網が送信した問い合わせ信号を無線通信手段により受信
すると、その受信を条件として車両の位置を示す位置情
報を応答信号に含めて通信網に対し送信する。これによ
り、通信網は、車両位置の問い合わせ依頼を受けた場合
など必要に応じて、車両位置通報装置から車両の位置情
報を得ることができる。
車両の乗員が行うべき操作がないため、乗員の操作忘れ
により位置通報が行われないといったことがなく、通信
網側にあっては確実に車両の位置を知ることができる。
さらに、車両側から通信網側に一方的に位置情報が送信
されてくる構成とは異なり、通信網側が主導して車両位
置の取得を行うことができ、車両位置の管理や車両の追
跡を行い易いという利点がある。また、通信網は、車両
の状態(例えば停止中、移動中)にかかわらず車両位置
を知ることができる。
合、通信網は盗難に遭った者や警察からの通報などに応
じて問い合わせ信号を送信することにより盗難車の追跡
を行うことができ、盗難事件の早期解決を図ることがで
きる。
が送信した問い合わせ信号が車両に搭載された車両位置
通報装置により一旦受信されれば、それ以降その車両位
置通報装置から通信網に対し所定の時間間隔で応答信号
が送信されてくるので、通信網は問い合わせ信号を繰り
返し送信することなく車両の追跡を行うことができる。
また、通信網と車両位置通報装置との間の信号の流れが
簡単化される。
は、問い合わせ信号に時間情報を設定することにより、
車両位置通報装置から通信網に対して送信される応答信
号の時間間隔を制御することができる。
御手段は、問い合わせ信号を受信した場合に、位置検出
手段、無線通信手段および応答制御手段に対して車載電
源から車両用メインスイッチを介さずに直接電源を供給
するように通電モードを切り替えるので、問い合わせ信
号を受信した後に車両用メインスイッチがオフされた場
合においても、車両位置通報装置は引き続き通信網に対
して応答信号を送信することができる。
搭載された車両位置通報装置が一旦問い合わせ信号を受
信した後は、その車両が車両用メインスイッチがオフさ
れた状態で放置されたり他の輸送機関により別の場所に
移動された場合であっても、通信網は車両位置通報装置
からの応答信号を受信し続けることができ、これにより
盗難車両(逃走車両)の発見が容易となる。
段は、無線通信手段が問い合わせ信号を受信した場合に
車両の駆動源を動作停止させるので、通信網から問い合
わせ信号を送信することにより例えば盗難車両(逃走車
両)の逃走を阻止することができる。
視手段により車載電源が電気的に取り外された状態が検
出されると、位置検出手段、無線通信手段および応答制
御手段に対して補助電源から電源が供給されるので、例
えば盗難車両において車載電源のケーブルが切断された
ような場合であっても、車両位置通報装置は問い合わせ
信号に応じて応答信号を送信し続けることができる。
出手段をGPS受信装置により構成したので、車両位置
通報装置は、位置情報として正確な車両位置を通信網に
対し送信することができる。これにより、通信網側にお
いて、正確な車両位置を知ることができる。
信手段を自動車電話機により構成したので、無線通信手
段が応答信号を送信している場合を除き、この自動車電
話機により通常の発着信や通話が可能となり、車両の乗
員にとっての利便性が向上する。
搭載された車両位置通報装置に対して通信網が問い合わ
せ信号を送信すると、それに応じて車両位置通報装置は
通信網に対して車両の位置情報を含む応答信号を送信す
る。通信網は、この応答信号を受信して位置情報を取り
出すことにより、車両位置通報装置を搭載した車両の位
置を確実に得ることができる。この場合、通信網は、必
要に応じて問い合わせ信号を送信し車両の位置を得るこ
とができるので、車両位置の管理や車両の追跡を行い易
い。
網は、受信した応答信号に含まれる位置情報を所定の端
末装置(例えば警察、保険会社、盗難に遭った者などが
有する電話機)に対して送信するので、盗難事件にあっ
ては盗難車両の早期発見が可能となる。
て図面を参照しながら説明する。図2は、車両位置通報
システムの概略的な構成を示したもので、図1は、その
車両位置通報システムにおいて車両1(ここでは自動
車)に搭載された車両位置通報装置の電気的構成を概略
的に示したものである。
動車電話機3、GPS受信装置4、制御回路5および電
源切替部6から構成されている。このうちPDC方式の
自動車電話機3(本発明でいう無線通信手段に相当)
は、通信網7(図2参照)との間で、接続制御などに必
要となる制御信号および音声などの情報信号を送受信す
るようになっている。
難された場合などにおいて通信網7から車両位置通報装
置2に送信されてくる問い合わせ信号と、これに応じて
車両位置通報装置2から通信網7に対して送信する応答
信号とが含まれている。そして、自動車電話機3は、応
答信号を送信していない状態においては、通信網7を介
して他の電話機との間で通常通りの発着信や通話を行う
ことができるようになっている。
手段に相当)は、図2に示すように同時に少なくとも4
つのGPS衛星8a、8b、8c、8dから送信されて
いる測位電波を受信して演算することにより、受信位置
すなわち車両1の現在位置(緯度、経度、高度)を取得
することができるようになっている。この得られた位置
情報は、制御回路5に対して出力される。なお、ここで
は車両位置通報装置2に対して専用のGPS受信装置4
を設けたが、車両1に搭載されたナビゲーション装置
(図示せず)が有するGPS受信装置から位置情報を得
るように構成しても良い。
切替制御手段に相当)は、マイクロコンピュータを主体
として構成され、RAM、ROM、タイマなどを備えて
いる。そして、制御回路5は、予めROMに書き込まれ
た制御プログラムに従って、後述する位置通報制御や電
源供給制御を実行するようになっている。
3、GPS受信装置4および制御回路5の動作に必要な
電源の供給経路を切り替える回路で、補助バッテリー1
1、電源監視回路12およびリレースイッチ13、14
を備えて構成されている。
子9pと負側端子9nは、それぞれ接続ケーブルを介し
てイグニッションスイッチ10(本発明でいう車両用メ
インスイッチに相当)と車体アース(以下、アースと称
す)に接続されている。
えば車両盗難時に車載バッテリー9が取り外されたよう
な場合に、車載バッテリー9に代わって自動車電話機
3、GPS受信装置4および制御回路5に電源を供給す
るためのものである。
手段、補助電源制御手段に相当)は、車載バッテリー9
または補助バッテリー11を電源として動作し、車載バ
ッテリー9の正側端子9pとイグニッションスイッチ1
0とを接続するケーブルの電位を入力し、それに基づい
て車載バッテリー9が電気的に取り外されているかどう
かを検出するようになっている。
常閉接点13bおよび可動接点13cを備え、電源監視
回路12から出力される制御信号によって常開側の接点
(c−a)間がオンする状態と常閉側の接点(c−b)
間がオンする状態とが切り替えられるようになってい
る。ここで、常開接点13aは、補助バッテリー11の
正側端子に接続され、可動接点13cは、自動車電話機
3、GPS受信装置4および制御回路5の電源端子に接
続されている。
段に相当)は、常開接点14a、常閉接点14bおよび
可動接点14cを備え、制御回路5から出力される制御
信号によって常開側の接点(c−a)間がオンする状態
と常閉側の接点(c−b)間がオンする状態とが切り替
えられるようになっている。そして、可動接点14c
は、前記リレースイッチ13の常閉接点13bに接続さ
れ、常開接点14aおよび常閉接点14bは、それぞれ
車載バッテリー9の正側端子9pおよびイグニッション
スイッチ10のACC(アクセサリ)接点に接続されて
いる。
セル毎に基地局7aが設けられており、車両1に搭載さ
れた自動車電話機3は、当該車両1が位置するセルの基
地局7aとの間で無線により制御信号や情報信号を送受
信するようになっている。また、通信網7には、センタ
ー、警察、車両1の所有者の自宅などにそれぞれ設置さ
れた電話機15、16、17(本発明でいう端末装置に
相当)が接続されている。
本実施形態の作用について図3および図4も参照しなが
ら説明する。図3は、車両1の盗難が発生しその所有者
が警察に対し通報した時点以降における車両位置通報装
置2、通信網7、センターに設置された電話機15およ
び警察に設置された電話機16の各間の通信フローを示
した図である。
話機16によりセンターの電話機15に対して発信し、
車両1の位置を定期的に通報するように依頼する。依頼
を受けたセンターは、電話機15から通信網7(具体的
には通信網7に設置された交換局、制御局など)に対し
て発信し、車両1に搭載された車両位置通報装置2に対
し問い合わせ信号を送信するように依頼する。その結
果、通信網7は、基地局7aを介して、車両位置通報装
置2の自動車電話機3に対して問い合わせ信号を送信す
る。
斉呼出しチャネル)を用いて通信網7からユーザに対し
て一斉送信されるページング(Paging)メッセージに付
加されている。この問い合わせ信号には、車両位置通報
装置2から通信網7に送信される応答信号の周期を設定
するための時間Tが含まれている。
装置2は、以下のように動作する。まず、図1におい
て、問い合わせ信号を受信する前(すなわち盗難に遭う
前および盗難発生時から問い合わせ信号を受信する前)
にあっては、制御回路5はリレースイッチ14の常閉側
の接点(c−b)間をオン状態としている。
ー9の正側端子9pや負側端子9nが取り外されている
かどうかを常に監視しており、車載バッテリー9が正規
に接続されている場合にはリレースイッチ13の常閉側
の接点(c−b)間をオン状態としている。
外されていない場合においては、キーシリンダー(図示
せず)に挿入したキーをACC位置またはIG(イグニ
ッション)位置にまで回動した状態とすることで、車載
バッテリー9からイグニッションスイッチ10、リレー
スイッチ14の接点(c−b)間、リレースイッチ13
の接点(c−b)間を介して、自動車電話機3、GPS
受信装置4および制御回路5に電源が供給されるように
なる(第1の通電モード)。
ー9が電気的に取り外されている場合においては、電源
監視回路12はリレースイッチ13の常開側の接点(c
−a)間をオン状態とするので、車載バッテリー9に代
わり補助バッテリー11から自動車電話機3、GPS受
信装置4および制御回路5に電源が供給されるようにな
る。
置通報制御および電源供給制御の処理内容を示すフロー
チャートである。この処理は、キーシリンダーに挿入さ
れたキーがIG位置にある状態(つまり車両1のエンジ
ンがかけられた状態)またはACC位置にある状態、あ
るいは車載バッテリー9が電気的に取り外された状態
(つまり補助バッテリー11から電源が供給されている
状態)においてスタートする。
車電話機3が通信網7から問い合わせ信号を受信したか
どうかを判断する。この判断処理は、問い合わせ信号を
受信した(YES)と判断するまでの間繰り返し実行さ
れる。そして、問い合わせ信号を受信したと判断した制
御回路5はステップS2に移行し、この問い合わせ信号
に含めて送られてきた時間Tを得る。さらに、制御回路
5は、ステップS3においてリレースイッチ14の常開
側の接点(c−a)間をオン状態とする電源供給制御を
実行する。
9からリレースイッチ14の接点(c−a)間、リレー
スイッチ13の接点(c−b)間を介して、自動車電話
機3、GPS受信装置4および制御回路5に電源が供給
されるようになる(第2の通電モード)。その結果、こ
れ以降キーシリンダーにおけるキーの抜差状態や回動位
置にかかわらず車両位置通報装置2が動作するようにな
る。
から車両1の位置情報を入力し(ステップS4)、その
位置情報を含めた応答信号を自動車電話機3により通信
網7に送信する(ステップS5)。この応答信号は、例
えばオペレータ固有情報として送信することが考えられ
る。このように、問い合わせ信号およびそれに対する応
答信号の送受信は、CCH(制御チャネル)を用いて行
われるとともにTCH(情報チャネル)の起動や呼設定
は行われないので、自動車電話機3から着信音(リンガ
ー音)が鳴ることはない。
いてタイマに時間Tをセットしてスタートさせ、ステッ
プS7においてそのタイマがタイムアウトしたかどうか
を判断する。この判断処理は、タイムアウトした(YE
S)と判断するまでの間繰り返し実行される。そして、
制御回路5は、タイムアウトしたと判断するとステップ
S4の処理に戻る。
装置2は、通信網7からの問い合わせ信号に応じて通信
網7に対し最初の応答信号を送信した後は、時間T毎に
定期的に車両1の位置情報を含む応答信号を通信網7に
対し自動送信する。通信網7は、応答信号から車両1の
位置情報を抽出し、その位置情報をセンターの電話機1
5に対して送信する。そして、センターは、その位置情
報を受信する度に電話機15から警察の電話機16に対
して発信し、盗難車両1の現在の位置情報を通報する。
車両位置通報装置2は、自動車電話機3、車両1の位置
情報を得るGPS受信装置4および制御回路5を備えて
構成され、通信網7から送信された問い合わせ信号を受
信したことを条件として、それ以降通信網7に対して位
置情報を含む応答信号を送信するので、通信網7ではそ
の応答信号に基づいて車両1の位置情報を得ることがで
きる。
遭って警察から位置通報依頼を受けた場合などにおい
て、通信網7に対し車両1を対象とする問い合わせ依頼
を行うことにより、通報依頼のあった車両1のみを対象
として位置情報を得ることができる。その結果、特定車
両の位置管理や特定車両の追跡を行い易くなる。
信号を受信したことに応じて自動的に応答信号を送信す
るので、乗員による事前の操作や設定が不要となり、操
作忘れや操作ミスにより応答信号が送信されないといっ
た事態がなくなる。従って、通信網7(あるいはセンタ
ーや警察)は、車両1の位置通報を確実に得ることがで
きる。
合わせ信号を受信した後は通信網7に対して定期的に応
答信号を送信するので、通信網7は、問い合わせ信号を
繰り返し送信することなく車両1の最新の位置情報を得
ることができる。これにより、センターや警察は車両1
の追跡を行い易くなる。また、この送信周期は、通信網
7が問い合わせ信号において設定することができるの
で、車両の位置管理や追跡が一層容易となる。
報装置2は、車載バッテリー9からイグニッションスイ
ッチ10を介して電源供給される第1の通電モードに替
えて、車載バッテリー9からリレースイッチ14、13
を介して直接電源供給される第2の通電モードを設定す
るので、それ以降車両1の状態(キーの抜差状態や回動
位置)にかかわらず車両位置通報装置2が動作し続ける
ようになる。これにより、盗難に遭った車両1の発見が
一層容易となる。
ような場合であっても、車両位置通報装置2は、補助バ
ッテリー11から電源供給されて動作を維持するように
なっているので、例えば問い合わせ信号を受信する前に
車載バッテリー9が取り外されても、その後問い合わせ
信号を受信し応答信号を送信することができる。
形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変
形または拡張が可能である。車両位置通報装置が搭載さ
れる車両は、エンジンを搭載した自動車に限られず電気
自動車であっても良く、また二輪車(オートバイ、自転
車)であっても良い。さらに、鉄道車両であっても良
い。
れず、例えば車速センサからの信号、地磁気センサやジ
ャイロ等の方位センサからの信号および地図データベー
スに基づいて車両位置を検出する手段であっても良い。
ず、問い合わせ信号の受信動作および応答信号の送信動
作のみが可能なように構成された無線装置であっても良
い。車両位置通報装置2は、問い合わせ信号を受信する
毎に応答信号を送信するようにしても良い。また、一旦
問い合わせ信号を受信すると、所定時間T毎に所定回数
にわたって応答信号の送信動作を行うようにしても良
い。
車速情報、移動方向を示す情報、燃料の残量情報、バッ
テリーの残容量情報、自動車電話機3の発着信情報(例
えば発信先の電話番号および着信時における発信者番
号)などを含めても良い。
する度に、保険会社に設置された電話機に対して発信
し、盗難車両1の位置情報を通報するようにしても良
い。
受信した場合に車両1の駆動源(エンジンや車輪駆動用
モータ)を動作停止させる停止手段を備えても良い。こ
の場合、車両1が所定速度以下となった時に動作停止さ
せることが好ましい。これによれば、車両1が盗まれた
り犯人の逃走用車両として用いられた場合、その追跡が
容易となる。
概略的な電気的構成図
れた電話機および警察に設置された電話機の各間の通信
フローを示す図
報制御および電源供給制御の処理内容を示すフローチャ
ート
(無線通信手段)、4はGPS受信装置(位置検出手
段)、5は制御回路(応答制御手段、切替制御手段)、
7は通信網、9は車載バッテリー(車載電源)、10は
イグニッションスイッチ(車両用メインスイッチ)、1
1は補助バッテリー(補助電源)、12は電源監視回路
(電源監視手段、補助電源制御手段)、14はリレース
イッチ(切替手段)、15、16、17は電話機(端末
装置)である。
Claims (10)
- 【請求項1】 車両に搭載される車両位置通報装置にお
いて、 車両の位置を検出して位置情報を出力する位置検出手段
と、 通信網に対して無線により信号の送受信を行う無線通信
手段と、 この無線通信手段が前記通信網から送信された問い合わ
せ信号を受信したことを条件として、前記無線通信手段
により前記通信網に対して前記位置情報を含む応答信号
を送信する応答制御手段とを備えて構成されていること
を特徴とする車両位置通報装置。 - 【請求項2】 前記応答制御手段は、一旦前記問い合わ
せ信号を受信した後は所定の時間間隔で前記応答信号の
送信動作を実行することを特徴とする請求項1記載の車
両位置通報装置。 - 【請求項3】 前記所定の時間間隔は、受信した前記問
い合わせ信号に含まれる時間情報に基づいて設定される
ことを特徴とする請求項2記載の車両位置通報装置。 - 【請求項4】 前記位置検出手段、無線通信手段および
応答制御手段に対して車載電源から車両用メインスイッ
チを介して電源を供給する第1の通電モードと前記車載
電源から直接電源を供給する第2の通電モードとに切り
替えられる切替手段と、 前記無線通信手段が前記問い合わせ信号を受信した場合
に、前記切替手段を前記第1の通電モードから前記第2
の通電モードに切り替える切替制御手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の車両位
置通報装置。 - 【請求項5】 前記無線通信手段が前記問い合わせ信号
を受信した場合に、車両の駆動源を動作停止させる停止
手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れ
かに記載の車両位置通報装置。 - 【請求項6】 補助電源と、 前記車載電源が電気的に取り外された状態を検出する電
源監視手段と、 この電源監視手段が前記取り外された状態を検出した場
合に、前記位置検出手段、無線通信手段および応答制御
手段に対して前記補助電源から電源を供給するように制
御する補助電源制御手段とを備えたことを特徴とする請
求項1ないし5の何れかに記載の車両位置通報装置。 - 【請求項7】 前記位置検出手段は、GPS受信装置で
あることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載
の車両位置通報装置。 - 【請求項8】 前記無線通信手段は、自動車電話機であ
ることを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の
車両位置通報装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8の何れかに記載の車両
位置通報装置と、 この車両位置通報装置の無線通信手段に対して問い合わ
せ信号を送信することができるとともに、前記問い合わ
せ信号を送信したことに応じて前記無線通信手段から送
信される応答信号を受信することができる通信網とを備
えて構成されていることを特徴とする車両位置通報シス
テム。 - 【請求項10】 前記通信網は、受信した前記応答信号
に含まれる位置情報を所定の端末装置に対して送信する
ように構成されていることを特徴とする請求項9記載の
車両位置通報システム。
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